12月から放送スタートする吉田羊主演連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」のエピソードとゲスト第1弾として、江口洋介、緒形直人、井之脇海らが発表された。新シーズン第1話「鼓動:前編」は、とあるビルから小児性犯罪の前科者が突き落とされるという事件が発生し、石川百合(吉田さん)らが事件を調べていると、現場に残された携帯電話に、9年前、自分の息子を殺害した罪で逮捕され服役を終えた日向秀樹から着信が入る。すると、百合たちに事件の冤罪を訴え、さらなる小児性犯罪者の殺害を予告する。そして百合たちは、9年前の事件を洗い直すことに。殺された秀樹の息子・大樹は、臓器移植法改正後心臓移植で命を救われ、奇跡の子として世間で注目された子どもであった――というあらすじ。そんな息子を殺した罪で逮捕されるが、無実を訴え復讐に燃える父・日向秀樹役には、「天使にリクエストを~人生最後の願い~」が放送を控える江口洋介。妻・桜役には戸田菜穂。息子・大樹に心臓を臓器提供し、ドナーとなった諸星光の父・要司役を緒形直人。母・朱里役を山本未來。大樹の殺害事件の捜査線上に浮かび上がる牛久明良役に、「義母と娘のブルース」「教場」の井之脇海。明良の父・昌和役に横田栄司。母・緑役に黒沢あすかが決定した。また、百合の相棒・高木信次郎(永山絢斗)の兄で、過去に大きな傷を背負ってしまった光太郎役を渡辺大。シーズン2で大きな印象を残した刑事部長・井内利夫(利重剛)も登場する。キャストコメント江口洋介これまでのシリーズを見させてもらったのですが、スタイリッシュで横浜の空気が匂いたつような映像や、サスペンスやアクションなどのスリリングさが魅力的な作品だったので、参加してみたいなと思っていました。テーマが子供の虐待や性犯罪、さらに「心臓移植」という要素も入ってきている。この前後編だけじゃ足りないぞというぐらい、伝えるべきことがたくさんあって、最初はどうしたものか、悩みました。でも今まで何度も出演してきたWOWOWということもあって、やはり地上波じゃできないもうひとつ深いところを狙っているんだろうなと感じ、出演を決めました。シーズン3なのでチームワークもできていて、それぞれの役割がしっかりあって、おそらくゲストは全員気持ち良く演じさせていただいているチームなんじゃないかなと。それがこの作品が成功している要因だと思いました。色々なことを考えながら演じさせてもらいました。本当に仕上がりが楽しみです。緒形直人とても良い脚本だったので、素敵な作品になればいいなと心から思います。そして皆様にとっても印象的な作品になればいいなと思い、撮影に臨みました。なんて言ったらいいのか、胸をえぐられるような、葬られてはいけないような内容で。脚本として良く練られていましたし、それに引っ張られるようにやっていた感覚です。シーズン3のスタートとなる、この1、2話で最初にグッと掴まなければいけないと思いますが、それぐらい力があるような内容になったと思います。ぜひこの回を見ていただけたら、そのあとはずーっと最後まで続けて見ていただけると思います。気合が入った作品でもありますし、出来上がりを楽しみにしています。戸田菜穂今回演じた桜は、壮絶な過去を抱えながら、なんとか生きている女性だったので、私も演じていて息苦しくなるような苦しい思いでした。現場は緊張感がみなぎり、大変集中力が高まりました。監督のお優しい眼差しが印象的でした。桜が、最後暗闇から抜け出せるか、いかに生きる術を見つけていくか、是非皆様にご覧頂きたいです。井之脇海母がアメリカ版オリジナルの「コールドケース」が大好きで、僕も学生の頃に実家でよく見ていました。「日本版にいつか参加したい」と思っていたので、夢が叶ってとても幸せです。完成を楽しみにしています。僕が演じた牛久明良は、少しひねくれた性格の持ち主で、心の奥には優しい一面も持っていることを忘れないよう演じました。吉田羊さん演じる百合と対峙するシーンでは、明良のその二面性がグチャグチャになります。僕も演じていて、今までにない心の揺れを感じました。そのシーンにぜひ注目して見ていただきたいです。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年09月15日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が7日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。イベントではファンからの質問にキャストが答えるコーナーも。今後のゲストの希望について聞かれると、江口が「ハリウッドスターとか。モーガン・フリーマン」と答え、キャスト陣は「渋い!」と爆笑する。小日向は「レディー・ガガとか? 親日だから出てくれるかもしれない」と期待し、東出・関水は「(レオナルド・)ディカプリオ」と豪華な希望に。長澤が「ロバート・デ・ニーロじゃない?」と小手に振ると、小手は「ぼくがちょっと被っちゃうかな」とボケていた。また江口演じる赤星が、長澤演じるダー子に惚れてるのか? という質問には、江口が「愛しすぎて憎むことはある。憎しみからの愛情、曲がった恋愛感情を持っている感じじゃないですかね」と分析。その様子に小日向は「今日、饒舌だなあ。飲んできてるんじゃない?」と疑念を向け、小手が「盛り上げようと頑張ってくださってるのに!」とたしなめる。一方長澤も、「(愛情は)感じてると思いますよ。ダー子の方もすごく愛情を注いでると思いますしね。こっちからアピールした、みたいなところはあるかもしれないですね」とニヤリ。江口は「切っても切れない」と2人の縁を表しつつ、次回作での赤星の被害額について「興行収入は超えたいですね」と希望し、長澤からも「饒舌だなあ、今日」とつっこまれていた。
2020年09月07日『半沢直樹』(TBS系)で半沢の前に立ち塞がる国土交通大臣・白井亜希子役を熱演している江口のりこ(40)。兵庫県明石市で生まれた彼女は兄2人と双子の姉、そして妹と両親の7人家族の中で育った。「父親は金融業を営んでいました。県営住宅に住んでいましたが、手狭になり小学校入学前に加古川市に転居。小4時に姫路で新築の家を建てたとき、彼女は『ようやく自分の四畳半部屋が持てた!』とうれしそうに話していたそうです。中学校では姉妹で陸上部に所属し、姫路地区では800m走の部で3年間連続2位の記録を持っていました」(地元の知人)江口はかつてインタビューで、家族についてこう語っている。「大家族だったので、母からは『自分のことは自分でやりなさい』と言われていました。だから学校で雑巾を持ってくるように言われると自分で縫って持っていってた」(『週刊現代』’18年3月17日)そんな母の教育方針ゆえ、早くから自立心が芽生えて、18歳で上京した江口だが――。「実はそんな彼女を育てあげた母・街子さんも、数年前から上京してきているんです。江口さんの父親が亡くなった約15年前、将来に不安を感じた街子さんは、友人に連れられて地元の占い師のもとに行ったそうです。その日を境に彼女は手相や西洋占星術、タロット占いを猛勉強。勤めていた会社も辞め、後半生は占い師になると決めたといいます」と語るのは、占術関係者。「現在、街子さんは都内に自分の占いカフェを持つほどの人気です。都心にある占い師育成スクールでは講師も務めているんですよ」人気女優の娘と人気占い師の母。意外なつながりだが、双方とも母娘であると明かしてはいない。江口はかつてインタビューで、母親についてこう語っていた。「『この前のドラマ観たよ』と連絡をもらったことは一度もありません。そもそも東京に行くと言った時も『あっそう』という感じでした」(『婦人公論』’19年7月23日)8月20日、娘の最近の活躍ぶりをどう思うか、本誌は都心の占いスクールから出てきた母親に直撃したが、「違います、違います」と語るばかりで、記者と一切、目を合わせることはなかった。「江口さんは公に母親の話をすることはほとんどありませんが、不仲というわけではなく、家族同士で必要以上に干渉しないだけ。実際、今でも江口さんの誕生日にはお母さんがケーキを買ってきてお祝いすることも……」(舞台関係者)“自分の夢は自分でかなえる”、それが江口家の家族方針なのだろう。「女性自身」2020年9月8日号 掲載
2020年08月25日当初予定されていた4月10日の公開を延期していた松雪泰子主演映画『甘いお酒でうがい』の新公開日が9月25日(金)に決定。松雪さんと共演の黒木華、清水尋也からコメントも到着した。本作は、お笑い芸人シソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクター“川嶋佳子”がもし日記を書いたら…と執筆した同名小説が原作。そのエピソードの中から、『勝手にふるえてろ』の大九明子監督とじろうさんが選りすぐったものを、じろうさん自身が脚本を手掛け映画化。40代独身OL川嶋佳子のちょっぴり後ろ向きだけどポジティブな517日の物語が描かれる。主人公の40代独身OL・川嶋佳子を演じた松雪さんは、今回新たに公開日が決定し、「私達にとって大切な作品を皆様にお届けできる日がいよいよやってきます」と心境を明かし、「とてもクリアーで、優しく温かな気持ちになれる本作。大変な日常が続いていますが、本作で表現されているのは、人の温もり、日常に散りばめられているささやかな喜びや幸せ。人と人との繋り、コミュニケーションの大切さ、愛や友情。繋がりが分断されつつある今、スクリーンを通して本作に触れる事で、皆様の日常に穏やかな愛がもたらされる事を願います」とコメント。佳子にとって何気ない変わらない日常の中で、一番幸せな時間を一緒に過ごせる後輩の同僚・若林ちゃん役の黒木さんは「撮影から一年半たち、やっと皆さんに見ていただけるのだなと嬉しさがこみ上げています。佳子さんの生活の中のささやかな感動や、若林ちゃんの明るさが、皆さんの生活にささやかな幸せと、温かな時間を届けられたら幸いです」と喜ぶ。また、佳子の生活に大きな変化をもたらす岡本くんを演じた清水さんは「無事、皆様にお届け出来る事が決まり、楽しみな気持ちとホッとした気持ちで胸が一杯です。劇場での鑑賞には、まだ不安な気持ちが残る方もいらっしゃるかと思いますが、充分な予防対策の上、出来るだけ多くの方に足を運んで頂ければ嬉しいなと思っています」とメッセージを寄せている。さらに、公開中の「3時のヒロイン」がナレーションを務める予告編が少しバージョンアップして登場。福田麻貴、ゆめっち、かなでのそれぞれのバージョンをミックスし3人共演の予告編に仕上げた。『甘いお酒でうがい』は9月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:甘いお酒でうがい 2020年9月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2019 吉本興業
2020年08月04日エドウインは、漫画家/イラストレーターの江口寿史さんが描き下ろしした「#ジーパン女子」の新作Tシャツをマスクとセットでチャリティー販売します。このチャリティーTシャツは、6月に好評をいただいた「寄付付きCOOLデニムマスク」とセットで販売され、売上のうち1セットにつき500円を新型コロナウイルスの最前線で闘う医療従事者の皆様への支援活動を展開する特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン様へ全額寄付させていただきます。■エドウイン #ジーパン女子 チャリティーTシャツSNSなどで話題の「#ジーパン女子」。今回のチャリティーのために江口寿史さんが特別に描き下ろしした最新作イラストをプリント。Tシャツは全部で4色展開。セットになるマスクの色は選べません。価格:4,500円+税(売上のうち500円を寄付)発売予定日:2020年7月16日より販売店舗:エドウイン公式オンラインショップ「#ジーパン女子」とは女の子の“かわいい”が引き立つメンズジーンズ。父親のだって、彼氏のだって、かわいく着ちゃうのがイマドキのオシャレ女子。オーバーサイズでゆるく穿いたり、ロールアップしてみたり…。自分だけの穿き方で、ガーリーにもメンズライクにもなれる自由なジーパン。自由におしゃれを楽しむ女子をテーマにしたイラストを江口寿史さんが描き下ろし。エドウイン公式オンラインショップ | ピースウィンズ・ジャパン | 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月14日俳優の江口洋介(52)が4月19日に、Facebook上で弾き語り動画を公開。《天気がいい日曜日この曲を選びました!!皆んな元気にしてる?stay home and enjoy!》と呼びかけた。披露した楽曲は、95年3月にリリースされたシングル『It’s Fine Today』のカップリングに収録された『天気雨』。江口の歌声に、《癒されました》や《元気を貰いました!》という声が広がっている。90年代に、「東京ラブストーリー」や「ひとつ屋根の下シリーズ」(ともにフジテレビ系)といったドラマで視聴者を魅了した江口。近年では18年「ヘッドハンター」(テレビ東京系)で主演を務め、映画「るろうに剣心」や「コンフィデンスマンJP」といった話題作にも出演。ベテラン俳優として活躍し続けている。いっぽうで、江口は88年に歌手としてもデビュー。98年のシングル『フェアリィ・テイル』以降、音楽活動を休止していたが’16年に再開。今年1月28日には、著名なミュージシャンをバンドメンバーに率いてライブを開催した。そんな江口は、音楽に対して特別な思いを抱いているようだ。「俳優業に専念するため、音楽活動を休止した江口さんですが、活動再開にあたっては“手作り感”にこだわったそうです。プロモーターなどに頼らず、自らライブハウスの手配や機材の搬入などを行っていたといいます。さらにライブでは、毎回新曲を披露するほどの熱心ぶり。江口さんにとって音楽は、『自分を自由に解き放てるもの』として欠かせない存在のようです」(音楽関係者)新型コロナウイルスでの“STAY HOME”をきっかけに、江口の音楽活動がより本格化するかも!?
2020年04月20日4月10日公開の映画『甘いお酒でうがい』の大ヒット祈願イベントが24日、都内で行われ、松雪泰子、黒木華、清水尋也が出席した。お笑いコンビ・シソンヌのじろうが長年演じてきた40代独身女性の日常を描いた同名小説を、『勝手にふるえてろ』(2017年公開)の大九明子監督が映画化した本作。派遣社員として働く40代独身女性の川嶋佳子(松雪泰子)と彼女を取り巻く何気ない日常を優しく繊細なタッチで描く。主演の松雪は、本作への出演オファー時を振り返り、「作品にじっくりと向かいたいと思った時にこんな素敵な作品を監督からオファーをいただけたので、是非にと思いました」と快諾したといい、じろうが書き記した原作について「じろうさんの言葉が美しくて、なんて素敵でユーモアがあって可愛らしんだろうと思いました。読むだけでストーリーに没頭するし、読んだら優しい気持ちになれました」と絶賛。主人公の川嶋佳子を演じて「脚本と動画のコントを見ましたが、全然違っていてびっくりしました(笑)。じろうさんにライブを生で観たいとお伝えしたら、『作品とは違う世界なので』とおっしゃったので、まっさらな気持ちでいいのかなと思いながら演じました」と自然体で演じたという。松雪が演じる佳子とは対称的にハツラツとした同僚の若林ちゃんを演じた黒木は、オファーを受ける前から原作を知っていたそうで「若林ちゃんは天使と言われるぐらいの子だから自分で大丈夫かな? と思いましたが、松雪さんとは何度かご一緒させていただいているので、佳子さんと松雪さんを明るくさせられたらいいなと思いながら演じました」と明かしつつ、「自分が読んで好きな作品だったのでどうしようかな? というのもありましたが、やって良かったと思いましたね」と語った。佳子の生活に変化をもたらすふた回り年下の相手役・岡本くんを演じた清水は「お相手が松雪さんと聞いて『おっ?』となりました。一気に緊張が走りましたね。僕からしたらテレビや映画で見たことがある人という感じだったので」としつつ、「恋愛に年齢は関係ないですから」とコメントすると、隣にいた松雪は照れ笑い。松雪は「すごくナチュラルでしたよ。現場ではリラックスしてすごく楽しくさせていただきました。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしていた。映画『甘いお酒でうがい』は、4月10日より全国公開。
2020年03月25日映画『甘いお酒でうがい』が、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ 渋⾕、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。主演は松雪泰子、監督は『美⼈が婚活してみたら』の⼤九明⼦が務める。当初、2020年4月10日(金)の公開を予定していたが、公開延期が決定。シソンヌじろうのお笑いネタ“⼥性キャラ”がスクリーンに︕原作は、2014年に第7回キングオブコントで王者に輝いたお笑い芸⼈「シソンヌじろう」のじろうによる同名小説。彼がお笑いネタの中で長年演じてきた女性キャラクター“川嶋佳⼦”がもし日記を書いたら…?とイメージを膨らまして執筆した物語は、じろう本人も「⾃分の中の⼥性が勝⼿に書いている」と公⾔するほど、世の女性が共感するエピソードばかり。そんなじろうが脚本としても参加する映画の中では、大丸監督と共に原作から選りすぐった物語が映像化される。<ストーリー>ベテラン派遣社員として働く40代独⾝OLの川嶋佳⼦は、毎⽇⽇記をつけていた。撤去された⾃転⾞との再会を喜んだり、変化を追い求めて逆⽅向の電⾞に乗ったり、踏切の向こう側に思いを馳せたり、亡き⺟の⾯影を追い求めたり…。そんな佳⼦の⼀番の幸せは会社の同僚である若林ちゃんと過ごす時間。そんな佳⼦に、ある変化が訪れる。それは、ふた回り年下の岡本くんとの恋の始まりだった―。キャスト物語を彩るキャスト勢にも注目。40代独⾝OLの主人公・川嶋佳⼦を、ベテラン女優・松雪泰⼦が演じるほか、佳子にとっての癒しの存在である同僚・“若林ちゃん”を黒木華、そして佳子の生活に変化をもたらすことになる岡本君を清水尋也がそれぞれ担当する。日常の“小さな喜び”を映し出す解禁となった予告編の中には、川嶋佳⼦が日記に綴った、1年5カ月の日常が映し出されている。「上ったことのない歩道橋の上から⾒る景⾊は、⾒たことのない景⾊だった」「⺟親の後ろ姿に似た⼈の後ろに並ぶのが好き」など、彼⼥が書き留めるのは、誰でも⾒覚えのある⼈⽣の悲哀と⽇常に散りばめられた⼩さな喜びだ。ちょっぴり後ろ向きだけれどポジティブに⽣きる川嶋佳⼦の物語は、優しい映像美と共に、観る⼈の⼼に束の間の平穏をもたらしてくれるはず。作品詳細『甘いお酒でうがい』公開日:2020年4月10日(金) テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋⾕、シネ・リーブル池袋ほか、全国ロードショー※当初、2020年4月10日(金)の公開を予定していたが公開延期が決定。出演:松雪泰⼦、⿊⽊華、清⽔尋也ほか監督︓⼤九明⼦脚本︓じろう(シソンヌ)原作︓川嶋佳⼦(シソンヌじろう)『⽢いお酒でうがい』(KADOKAWA 刊)製作・配給︓吉本興業<公開延期に伴うチケットのキャンセルや払い戻しに関して>購入窓口へ直接問い合わせ。購入した前売券(ムビチケオンライン券等)は、延期後の公開日から使用可能。
2020年03月16日松雪泰子主演、黒木華を共演に迎えた川嶋佳子(シソンヌじろう)原作映画『甘いお酒でうがい』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。本作は、お笑い芸人シソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきたキャラクター“川嶋佳子”がもし日記を書いたら…と執筆した同名小説から、大九明子監督とじろうさんが選りすぐったエピソードを映像化。今回到着した予告編は、松雪さん演じる40代独身のOL、川嶋佳子の日記に綴った日常が映し出される。「上ったことのない歩道橋の上から見る景色は、見たことのない景色だった」、「母親の後ろ姿に似た人の後ろに並ぶのが好き」といった、人生の悲哀と日常に散りばめられた小さな喜びが切り取られている。そして、黒木さん演じる同僚・若林ちゃんとの楽しそうなカラオケシーン、清水尋也演じるふた回り年下の岡本くんとの出会い、そして変化――穏やかな優しい映像美が続いていく。なお、予告編のナレーションを務めたのは「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」で3代目チャンピオンの栄冠に輝いた「3時のヒロイン」。今回3人それぞれの予告編が作られ、それぞれ魅力的な予告編に仕上がっている。「私もお酒が好きで、日記も書いているので、共感するところがいっぱい」と話す福田麻貴は、「私が佳子です!(笑) 女性は皆、自分の中に川嶋佳子が生きています。皆、川嶋佳子を持っていると思います」と女性は共感できる作品だとコメント。ゆめっちとかなでも「『わかる!わかる!』というところがいっぱいあって、感情移入できました」(ゆめっちさん)、「スクリーンの中にいる川嶋佳子さん、観ている人も川嶋佳子さん、私も川嶋佳子さん、皆が川嶋佳子さんです。好きな人と観て欲しい映画です」(かなでさん)とコメントしている。さらに同時に到着したポスタービジュアルは、岡本くんに対する自分の気持ちに揺らぐ佳子が、以前住んでいた街を訪れ、昔を懐かしむことで平静を保とうする姿が切り取られている。『甘いお酒でうがい』は4月10日(金)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:甘いお酒でうがい 2020年4月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019 吉本興業
2020年03月13日エドウイン(EDWIN)は、漫画家・イラストレーターの江口寿史とコラボレーションした限定Tシャツを、2020年3月11日(水)に、全国のエドウインショップ、ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD relume)各店などにて発売する。限定Tシャツには、江口寿史による描き下ろしの「ジーパン女子」をプリント。オーバーサイズのデニムジャケットを着た「Boyfriend style」や、ブーツカットデニムの「Afternoon class」など、様々なシチュエーションの「ジーパン女子」を描いた全7柄を用意する。“おしゃれな女子達がエドウインのジーパンを自分らしく穿きこなす”がコンセプトのエドウインのコンテンツ「ジーパン女子」と連動したデザインになっている。【詳細】エドウイン×江口寿史 Tシャツ発売日:2020年3月11日(水)※オンラインショップでは先行予約受付。取扱店舗:全国のエドウインショップ、ジャーナルスタンダード レリューム各店、エドウイン 公式オンラインショップ、ジャーナルスタンダード レリューム公式オンラインショップ価格:各4,400円(税込)サイズ:M/L/XL【問い合わせ先】エドウイン・カスタマーサービスTEL:0120-008-503
2020年03月08日江口洋介が、主演・佐藤健×大友啓史監督で贈るシリーズ完結編『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』に斎藤一役で続投していることが分かった。シリーズ1作目から登場する斎藤。江口さんは今回2作連続公開となる『The Final』『The Beginning』両作への出演となり、『るろうに剣心』シリーズ全作品への参加となる。斎藤は、元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に幕末の動乱を生き抜き、明治という新しい時代を迎え警官となり「悪・即・斬」の正義を信念に持つ男。剣心との因縁が残るまま新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。そして出演発表と併せて斎藤を捉えた場面写真も到着。これは、新田真剣佑演じるシリーズ最恐の敵・縁を列車の中で探索するシーン。すでに敵を捉えているかのような斎藤の鋭い眼光と、くわえ煙草、刀に手をやる姿からは、ただ事ではない雰囲気が感じられる。「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です」と本作への出演について明かした江口さんは、「今回は撮影に半年以上掛かり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しましたが、撮影したこの画が全て繋がっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました(笑)」「これだけ大人数のスタッフとスケールの大きいセット、大規模な撮影を体験し、改めて『るろうに剣心』という作品の凄さを感じました。スタッフの熱量と意気込みに、こちらも奮い立つという感じでした」と撮影をふり返った。また2作品の撮影については「かなりエネルギーを使いました。それは『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、セリフの言い回しやトーンも変わってきます」と説明し、「幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する様は見所です。その振り幅は、2作品を続けて観ると相当な見応えがあると思います」とコメントしている。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』は7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続公開。(cinemacafe.net)
2020年02月18日俳優の江口洋介が、佐藤健主演の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2020年7月3日、8月7日公開)で斎藤一役を続投することが18日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。斎藤は元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に幕末の動乱を生き抜き、明治という新しい時代を迎え警官となり「悪・即・斬」の正義を信念に持つ男。剣心との因縁が残るまま新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。18日が斎藤の生誕日であることから、シリーズ1作目から出演する江口の続投が発表された。江口は斎藤一という役を演じ続けてきたことについて「同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です。その反面、今まで作り上げてきたキャラクターだからこそ逃れられないですし、自由にはできないところが大変でもありましたね。特に、今回は撮影に半年以上掛かり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しましたが、撮影したこの画が全て繋がっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました(笑)」と振り返る。「これだけ大人数のスタッフとスケールの大きいセット、大規模な撮影を体験し、改めて『るろうに剣心』という作品の凄さを感じました。スタッフの熱量と意気込みに、こちらも奮い立つという感じでした」と、現場の熱に改めて圧倒された様子を見せた。また『The Final』『The Beginning』それぞれの撮影については「かなりエネルギーを使いました。それは『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、セリフの言い回しやトーンも変わってきます。幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する様は見所です。その振り幅は、2作品を続けて観ると相当な見応えがあると思います」と語った。さらに斎藤の場面写真も公開。上海マフィアの頭目であるシリーズ最恐の敵・縁(新田真剣佑)を列車の中で探索するシーンで、くわえ煙草で刀に手をしながら、鋭い眼光を見せる。志々雄との死闘を終え、平和が訪れるはずだった彼らに再び脅威が訪れる予感を感じさせる写真となっている。撮影は、2019年5月まで約7カ月以上に渡り、現在本編編集中。21日には本編の特報映像が初解禁となる予定だ。
2020年02月18日女優の松雪泰子が21日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で行われた那覇国際通りレッドカーペットに登場した。お笑いコンビ・シソンヌのじろうが長年コントで演じてきた“川嶋佳子”が日記を書いたなら…と描かれた小説を映画化した『甘いお酒でうがい』で主演を務める松雪は、ノースリーブの赤いドレスで登場。共演の清水尋也、大九明子監督とともにカーペットを歩いた。国際通りでのレッドカーペットは今回が初参加。「楽しんでいます」と笑顔を見せ、衣装について「大九監督が赤がお好きということで、監督のために赤にしました」と説明。日帰りで短い沖縄滞在になるようだが、「このあと、ソーキそばを食べに行きます」と話した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。11回目となる今年は、「化けろ! やりたいこと全部やろう」をキャッチコピーとし、4月18日~21日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットには、上映作品のキャスト・スタッフや、イベント出演者、同映画祭関係者が登場した。
2019年04月21日女優・松雪泰子が、悲哀とおかしみ溢れる40代独身女性役で主演し、新境地を魅せる映画『甘いお酒でうがい』が、2020年に公開決定。共演には黒木華と清水尋也を迎えることも分かった。とある会社で派遣社員として働く40代独身女性・川嶋佳子は、毎日日記をつけていた。撤去された自転車との再会を喜んだり、変化を求めて逆方向の電車に乗ったり、踏切の向こう側に想いを馳せたり、亡き母の面影を追い求めたり…。佳子の唯一の幸せは、会社の同僚である年下の若林ちゃんと過ごす時間。そんな佳子に小さな変化が訪れる。それは、ふた周り年下の岡本くんとの恋の始まりだった…。本作は、お笑い芸人「シソンヌ」じろうの同名小説を、『勝手にふるえてろ』『美人が婚活してみたら』の大九明子が監督し、じろうさん自身の脚本で映画化するもの。じろうさんが長年コントで演じてきた架空の中年OL・川嶋佳子。“その川嶋佳子が日記を書いたなら…”という着想から描かれた小説が、この「甘いお酒でうがい」。そんな主人公・川嶋佳子を演じるのは、連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインの母役も記憶に新しい松雪泰子。40代独身女性の悲哀とおかしみを含んだ何気ない日常の姿を演じ、女優として新たな一面を披露。撮影を終え、松雪さんは「とても複雑でちょっと残念で、後ろ向きだけどポジティブで、本当に魅力的な女性」と演じたキャラクターについて明かし、「じろうさんの独特な視点と大九監督のリズムが合わさった“佳子ワールド”を楽しんでもらえたら」とコメントしている。また共演には、佳子の会社の後輩“若林ちゃん”を、『小さいおうち』『日日是好日』「獣になれない私たち」などに出演、数々の女優賞にも輝く実力派女優の黒木華。佳子が好意を寄せる二周り年下の男の子“岡本くん”を、『ちはやふる』シリーズ、「インベスターZ」の清水尋也が演じる。なお、本作は第11回沖縄国際映画祭にて特別上映も決定している。『甘いお酒でうがい』は2020年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月03日毎週金曜フジテレビ系で放送されている「ダウンタウンなう」の人気企画「本音でハシゴ酒」。2月15日(金)の放送に歌手で俳優のGACKTと女優の江口のりこがゲスト出演。前回に続き両国のお店をハシゴしながらGACKTさんがベールに包まれた“禁断”私生活をぶっちゃける。「ダウンタウン」の浜田雅功と松本人志、俳優・タレントの坂上忍の3人が豪華ゲストたちとお酒を飲みながら本音で語り合う「本音でハシゴ酒」。“焼き鳥1本50円、飲み放題1時間880円”という本企画史上最もリーズナブルなお店で、GACKTさんが飲み慣れないという白桃サワー片手に禁断私生活トークを展開。日本から海外までGACKTさんがこれまで暮らした歴代の超豪邸画像が公開、そんな豪邸にまつわる数々の逸話などのほか、1700平米を誇るマレーシア豪邸の写真に一同驚愕。そして「この子のためなら死ねる」と思ったほど好きだった元カノの話題に「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」でのダウンタウンとのエピソードなど、ミステリアスなGACKTさんのイメージが変わる本音トークは必見。そして江口さんのトークでは「仕事の9割はやりたくない」という親友・「カラテカ」矢部太郎からのタレコミが明かされると、今回の「ダウンタウンなう」も「出たくなかった」と正直に認めその理由を語る。さらに舞台で共演した際、真木よう子に激怒されたというエピソードを披露。すると真木さん本人から「事実無根」という反論と共に仕返し(!?)に江口さん元カレについてのタレコミが…名バイプレーヤーの素顔もお楽しみに。今夜のゲスト、GACKTさんが主演の映画『翔んで埼玉』が2月22日(金)より全国にて公開となる。原作の「埼玉が東京に虐げられる」という埼玉を徹底的にディスったストーリーに、“埼玉の対抗組織・千葉”や“高みの見物・神奈川”“秘境・群馬”ほか茨城、栃木など関東圏一帯を巻き込んだ大スペクタクルを加えスケールアップして映像化。GACKTさんとともに二階堂ふみもW主演、島崎遥香、成田凌、間宮祥太朗、加藤諒ら注目のキャストに伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、中尾彬、武田久美子、竹中直人、京本政樹らも加わり重厚なキャストが揃った。「ダウンタウンなう」は2月15日(金)21時55分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月15日2018年(第36回)毎日ファッション大賞の表彰式が11月22日、都内で行われ、トーガ(TOGA)のデザイナー古田泰子が大賞を受賞した。このアワードは、2009年に続く2度目の大賞受賞となるもの。表彰式で、古田は「東京でコレクションを発表してすぐに新人賞・資生堂奨励賞を頂き、パリに発表の場を移して大賞を頂きました。そして、創設20周年をむかえた今回、2回目の大賞。節目節目で評価していただき、大変嬉しく思っています」と喜びを語った。また、新人賞・資生堂奨励賞はアキコアオキの青木明子、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はアートディレクターの中條正義がそれぞれ受賞した。話題賞はゾゾの「ゾゾスーツ」に決まった。青木は「服を装うと言うことは、ただ服を着ることではなく、新しい時代を創りだしていく文化的な価値があることだと信じて活動してきました。今回の受賞をきっかけに更に精進していきたい」と挨拶。中條は「40年間、花椿という雑誌のアートディレクターとしてお手伝いしたことに対するものかなと思っています」と語った。ゾゾの伊藤正裕は「イメージは体温計のように一家に1本あって、身体を図り、服を買ってもらうということだった。もっと計測を簡単にする、更に精度を上げるなど、どんどん進化させていきたいし、計測した後に身体にぴったりあう服も用意しているので試してほしい」などと話した。また、表彰式の後に行われたパーティーでは、アキコアオキの2019年春夏コレクションを中心にしたファッションショーも行われた。
2018年11月25日5月12日(土)より公開となる『孤狼の血』からこの度、役所広司、松坂桃李、江口洋介の個別新ビジュアルが解禁された。今回公開されたのは、所轄署の刑事である、大上章吾役の役所さん、日岡秀一役の松坂さん。そして暴力団の尾谷組と加古村組の若頭、一之瀬役の江口さんがモノクロで印象的に配置された写真に。「“血湧き肉踊る”映画」というコピーが表すように、怒号や銃声などが飛び交い、荒々しさが際立つ本作だが、いままでとは違ってシックな印象。それぞれのキャラクターが内に秘めた静かな想いを表現し、男の色気が薫り立つビジュアルだ。なお、このビジュアルを使用したポスターが東京メトロ東京・新宿・恵比寿・有楽町・六本木・虎ノ門ほか全23駅で順次掲出される。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年04月29日4月16日からスタートする江口洋介(50)主演のテレビ東京系ドラマ「ヘッドハンター」。その主題歌をフィリピン出身の歌手・Beverly(23)が歌うと、一部スポーツ紙が報じた。 転職をテーマに、江口演じるヘッドハンターらが繰り広げる人間ドラマを描くこの作品。Beverlyが24歳の誕生日を迎える6月20日、2枚目のアルバム「24」が発売。そこに収録されるバラード曲「Baby don’t cry〜神様に触れる唇〜」が主題歌となるという。 「職場という名の“戦場”で日々戦う人々に向けて癒やしとなる曲を届けたいとの思いから、Beverlyさんに白羽の矢が立ちました。ただ今の若い人にはなじみがないと思われますが、江口さんは90年代には歌手としても活躍していました。当時は、江口さんにオファーだけすれば主演も主題歌もバッチリ合わせてくれた。そのため今も根強く“歌手復帰”の待望論が聞こえてきます」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 江口は90年代初め、「東京ラブストーリー」や「愛という名のもとに」などに出演。黄金時代を築いたフジテレビのトレンディドラマの常連だった。 そのいっぽうでブレーク前の88年にはシングル「ガラスのバレイ」で歌手デビュー。映画「七人のおたく」のイメージソング「恋をした夜は」、フジテレビ系ドラマ「陽のあたる場所」(94年)の主題歌「愛は愛で」がヒットしていた。 「98年までシングル11枚、アルバム12枚を発売。シンガーソングライターとして精力的に音楽活動をこなしていました。しかし『役者と音楽を続けてきたけれど、1つのことを極めたい』と音楽活動を休止。とはいえ、音楽活動での“引退”を宣言したわけではありません。そろそろ活動再開してもいいタイミングだと思うのですが……」(音楽業界関係者) 江口が再び歌手としてマイクの前に立つ日が待たれる。
2018年03月30日「私もイメルダと同じく、家族の中でリーダーです(笑)。わりとはっきりした性格なので、頼られてしまうんでしょうね」 そう語るのは、女優の松雪泰子(45)。先日、米国アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞の2部門を受賞した映画『リメンバー・ミー』(3月16日公開)。主人公の少年ミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダの日本版声優を担当した松雪はディズニー/ピクサー作品初参加。劇中では歌声も披露している。 「音楽が本当に素晴らしい作品です。ただ独特な節回しなので、歌うのはとても難しくて。何度もレクチャーしてもらって練習したんです」(松雪・以下同) イメルダは、ある悲しいできごとをきっかけに、家族に代々“音楽禁止”のルールを課してきた。松雪家にはルールは? 「わが家にはあまりルールがないんですけど、子育ての中では『嘘をつかないこと』っていうのを言い聞かせてきたかな。でも絶対ついてるなって思うときもありますけど。あえて追求せずに『へえー』って感じで聞き流すと、『バレてる?』ってはっとするみたい(笑)」 一人息子は春から高校3年生。そろそろ受験勉強も本格化してくるころだ。 「最近は私も彼も忙しいから、なかなかゆっくり話す時間がとれなくて。なるべく一緒に食事をとるように心がけてはいるんですけどね。あとは車で一緒に出かけて、運転しながら話をしたりとか。毎日お弁当を作っているので、翌日のスケジュールだけは必ず報告し合うようにしています。『母ちゃん明日早いけど、お弁当と朝ごはん作って置いておくから、ちゃんと食べて出かけてね』って。あ、私自分のこと“母ちゃん”って呼んでるんですよ」 現在は4月スタートのNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の撮影真っ最中。その多忙さのなか、毎日てきぱきと家事や子育てをこなす松雪自身の姿は、仕事をしながら一人娘を育てたイメルダさながら! 「お弁当を作ってあげられるのもこの1年が最後なので。『母ちゃんの弁当おいしかったな』って思い出に残ってくれたらうれしいなって」 女優業と“母ちゃん”業。両立しながらも、変わらぬ美しさを保っている秘訣は? 「40代に入って体の調子が変わってきていると感じるので、どうすると健やかに過ごせるかは日々研究しています。クリニックにも行ってますし、定期的に運動したり、しっかり睡眠をとったり。お酒はすっかりやめましたね。二日酔いの地獄のような苦しみがもう耐えられなくて(笑)。昔はそれが楽しかったんですけど、子どもができてからは規則正しい生活になりました。早起きしてやらなきゃいけないことが、たくさんありますから」 そんな子育ても、あと少しで一段落。 「来年からは家事を分担しようって息子と約束してるんです。これから社会に出ていくわけだから、君も練習したほうがいいよって。私が楽をしたいからでもあるんですけどね(笑)」
2018年03月18日4月スタートの長澤まさみ主演新月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。この度、本作に江口洋介、内村光良、吉瀬美智子の3人がゲスト出演することが明らかになった。本作は、脚本家・古沢良太が描き出す“コンゲーム”を題材にしたオリジナル作品。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤さん)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が毎回様々業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。■江口洋介、15年ぶりの月9出演!今回ゲスト出演が決定した3人が演じるのは、そんな詐欺のターゲット。まず第1話のゲストは、2003年放送の「東京ラブ・シネマ」以来、15年ぶりの月9出演となる江口洋介。本作では、私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長・赤星栄介役で出演。表向きは慈善団体の高潔な紳士を装いながら、裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男だ。江口さんは、「“日本のゴッドファーザー”ということで役を作っていくうちに、このドラマの大きなテーマでもある、危険な香りのする“金と欲望の男”ができ上がりました。一度見始めたら止まらないジェットコースターのようなドラマで、“金と欲望”というテーマにしても、何歩も先を進んでいて、見てくれた人がどういう風に反応してくれるかが楽しみです」とコメント。これまでも共演経験のある長澤さんについては、「最初に会ったときは、すごく物静かな子だなと思いましたが、彼女がどんどん成長していく過程も見ていましたし、今回もとても楽しみにしていました。このドラマは彼女の持っているちょっと“飛んでる”部分がすごく出ていると思います」と話している。■内村光良、長澤まさみと「いい思い出を作ることが出来ました(笑)」また2話以降では、内村光良が出演。昨年の「紅白歌合戦」での司会も記憶に新しく、今回スペシャルドラマ「一瞬の風になれ」以来10年ぶりのフジテレビドラマ出演となる内村さんが演じるのは、自治体に町おこしプロジェクトを持ちかけ安く土地を購入しながら、業者と結託してはすぐに転売し、私腹を肥やす悪徳コンサルタント。内村さんは、「久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければと思います。悪人が最後はやられちゃう爽快感があります」とアピールし、ドラマでは初の共演となる長澤さんについては「いい思い出を作ることが出来ました(笑)いっしょにお芝居ができて良かったです。もう最初から圧倒的なオーラと華のある人で、今回、間近で見られて良かったです(笑)瞬時の(芝居の)スイッチの入れ方が、やっぱりすごいなと。特にコメディーなので、早口でまくし立てるところとか大変だったと思うし、あのパワーの入れ方が、“おお、すげえな”と、改めて圧倒されました」と共演した感想を述べている。■吉瀬美智子、「“ドSキャラ”タイプの役は初めて」そして、吉瀬美智子も2話以降に登場。「オトナ女子」「セシルのもくろみ」などフジテレビの連続ドラマには欠かせない存在となり、4月スタートの「シグナル 長期未解決事件捜査班」にも出演が決定している吉瀬さんは、収賄、談合、地上げ…あらゆる手を使ってこの国の観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女社長を演じる。吉瀬さんは、「こういったいわゆる“ドSキャラ”タイプの役は初めてで、振り切れる演技が出来るので、演じていても楽しかったです。今回は大胆に自分をさらけ出すというか、怒り狂ったりもしますし、躊躇せずに楽しく演じさせていただきました。衣装もかなり派手ですし、絶対に普段の私は着ないであろう柄のものをあえて選んで着てみました。いままでに見たことのないような作品になると思っています」とこれまでの吉瀬さんとはまた違った一面が見られそう。さらに、長澤さんについては、「本当に面白いお芝居をされる方でした。撮影の最初は、笑いそうになってしまいました(笑)それでいて素の感じはすごくかわいいし、とても雰囲気が良い方なので共演していてすごく楽しかったです」と印象を明かしている。「コンフィデンスマンJP」は4月9日(月)より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(初回30分拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2018年03月12日日テレの人気バラエティ2本が合体した「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007」が2月12日(月)今夜オンエア。俳優の斎藤工、女優の天海祐希、江口のりこら豪華ゲストを迎え2時間にわたり、トークに企画にと盛り上がる。スペシャルコメンテーターを今田耕司が、司会を羽鳥慎一が担当する「深イイ話」パートは「いいところのお嬢様は本当に幸せなのか?SP」と題してお届け。斎藤さんのほか「チュートリアル」の徳井義実と福田充徳、朝比奈彩、井森美幸、後藤輝基、滝沢カレンらもゲスト出演し、女優・野際陽子の一人娘である真瀬樹里の告白や天才バイオリニスト・千住真理子の超せっかちな時短&超高額バイオリン生活を紹介するほか、体重100キロ超の美女芸人も登場、その驚きの食生活に密着する。斎藤さんは現在長編初監督を務めた映画『blank13』が現在公開中。高橋一生、松岡茉優、リリー・フランキー、佐藤二朗らのほか斎藤さんも出演、13年前に突然失踪した余命3か月の父と再会した息子、だが父はこの世を去り、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードから、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…という物語が繰り広げられる。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当する「しゃべくり」パートには天海さん、江口さんがゲスト出演。天海さんは50歳となったいまの私生活をトークするほかスタジオで熱唱。さらにネクストブレイク芸人も登場、爆笑ネタを披露する。また個性派女優として数々の作品に出演する江口さんは風呂、トイレ無しアパートで暮らしたという衝撃の下積み時代を明かすほか、超人気俳優とのキスシーン秘話なども披露。「しゃべくり」パートのゲスト、天海さんが主演するSPドラマ「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」は2月23日(金)21時~読売テレビ・日本テレビ系で放送予定。天海さんが天才数学者の夫を支え続けた妻を演じ、佐々木蔵之介がその天才数学者に扮するほか、生瀬勝久、立川談春、笹野高史、寺田農、渡辺哲、内場勝則、萬田久子、泉ピン子ら豪華俳優陣が脇をかためる。また江口さんが出演しているドラマ「anone」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。広瀬すずが主演、「Mother」「Woman」の坂元裕二が脚本を手がける本作。江口さんは田中裕子演じる法律事務所職員の娘で、家出しシングルマザーとして子どもを育てている青島玲を演じている。「人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体SP」は2月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月12日フードスタイリストとして活躍する江口恵子さん。料理教室の講師や吉祥寺のカフェ&デリ『ORIDO(オリド)』のオーナーでもあり、多忙な毎日を過ごしています。プライベートでは、中1の長女、小4の長男、小1の次女の3人のお子さんのママ。食べることや料理を通して江口さんが子どもたちに伝えていることとは? お話を伺いました。【江口恵子さん プロフィール】フードスタイリスト。雑誌や広告へのレシピ提供、スタイリングなどを幅広く手がける。ケータリング、ナチュラルフードカフェ&デリ、料理教室を柱とした、『ナチュラルフードクッキング』を主催。東京・吉祥寺でカフェ&デリ『ORIDO』を営む。著書に『子どもといっしょに 季節の食しごと&保存食』(マイナビ)、『普段使いの器は5つでじゅうぶん』(ジービー)ほか。HP: お店: instagram: @orido.kichi Facebook: @orido.life 料理が「子どもの自立と成長」を促してくれる「食べることへの興味は3人とも共通して持っています。赤ちゃんの頃から、私が楽しそうに料理したり食べたりするのをずっと見てきたからかもしれないですね。子どもって親のマネをしたがるでしょう。料理や食事の意味を知るより前に、ママがやっているアレは絶対楽しいことに違いない! って思っていたのかもしれません」そう楽しそうに話す江口さん。3人のお子さんはみんなマイ包丁を持っていて、料理も得意。長女のはなちゃんや長男の太一くんは、パスタや出し巻き卵も作れるそうです。「私は子どものやりたいことにダメ出しをすることはあまりなくて、たとえば卵を焼きたいといったら『いいよ』と作らせます。最初のうちは教えたり近くで見ていたりと大変ですが、早いうちからやらせると後がすごくラクですよ。私はよく『ここでかけた時間や労力は投資だから』っていってたんですけど、中1の長女に関してはもう投資分を回収できていると思っています(笑)」食べることに関して、子どもが自分の面倒を自分でみられるようになると、親もラクだし、子ども自身の自由度もあがるといいます。「以前、長女に『お弁当作ろうか?』と聞いたら、『自分でパスタを作って食べるからいらない』っていわれたことがあるんです。自分で作れるからそのときの気分で自分が食べたいものを食べられる。それは本人にとってもハッピーなことだなと思うんです」「食べるもの」を選ぶことは、「人生」を選ぶこと江口さんが大人になってよく思うのは「人生は選択の連続」だということ。「私自身、失敗を恐れないようにしていますし、子どもたちにも失敗は失敗じゃないと教えています。ただ、大なり小なり何かを選ぶことは一生ついてまわるから、選ぶ力を子どもたちにも身に付けてもらいたいですね。私は食べるものを選ぶことは人生の選択にもリンクしていると思っています。受け身じゃなくて、いま自分が何を食べたいか、いまの自分の体に何が必要なのかを考えながら、食べるものを選んでいける人って人生も絶対チョイスできると思うんです。でも、それを言葉で教えるのって難しいじゃないですか。だから子育てでは意識的に子どもが選ぶ機会をつくってきました」具体的には、たとえば朝食のときスープとミルクティーのどちらを飲みたいか聞くようにしたり、小さい頃は毎日おやつを2~3種類用意してその中から選ばせたり…。おもに食にまつわるシーンの中で、小さな選択を用意することを心がけてきたそうです。その甲斐あって、いまでは子どもたちが「ママ、どうしたらいい?」と聞いてくることはほとんどないのだとか。「逆に私の言いなりにもならないから面倒なこともありますが、自分で決める力が付いていると、親としてはなんだか安心できます。もちろんそのときの選択が正しいかどうかはわかりませんが、私にだってわからないときもあるし、自分で決められるだけでOKだと思っています」料理は「自己表現」のためのツール江口さんにとって料理は仕事でもありますが、家族のために作る料理はまた別の意味があるそうです。「私は忙しくても料理は苦にならなくて、逆にごはんを作らないほうがストレスになっちゃうんです。家族にごはんを作ることで、仕事モードからおうちモードにスイッチできるんですよね。仕事をしているので四六時中子どもに目を向けたり構ったりしてはいられないから、ごはんを作って食べさせることだけはちゃんとやっておきたいんです。『昨日、咳をしていたかられんこんを食べさせよう』とか、子どもの健康管理が一番しやすいのも “食べるもの” だと思っています。それから私にとって料理は『自己表現のためのツール』でもありますね。料理を通して子どもの自立を促したり、選択の練習をさせたりしていますが、自己表現の相手は我が子に限りません。たとえば料理教室の若い生徒さんに『人生は自分で選べるからガマンしなくていいのよ』ということを伝えたいとき、それをそのままいうより、『味付けは好きにしていいよ』という料理の説明と合わせて話したほうが納得してもらえるんです」「おうちパスタ」は野菜をたっぷり使ってヘルシーにこんなふうに、食べることも作ることも大好きな江口家の子どもたちの間で、ベスト3に入る人気メニューのひとつがパスタ。「今日のごはん何?」と聞かれて「パスタ」と答えると、「わーっ!」と歓声があがるほど。また、忙しい江口さんにとってもパスタは重宝する時短メニュー。乾燥パスタとトマトの水煮缶は欠かさず常備しているそうです。「パスタを作るときはできるだけ野菜をたくさん使って、具だくさんに仕上げます。うまみも出ますし、一皿でも栄養が摂れるので。長女はバレエのレッスンで帰りが遅いときも多いので、夕食のパスタは野菜を増やして麺を少なめにするなどカロリーを下げる工夫もしています」バレエに本気で取り組む長女はなちゃん。すらりとしたスタイルを維持するためにも、食事管理はとても重要。その点パスタは、同等カロリーのお米と比べるとたんぱく質や食物繊維・鉄分も豊富。バランスのとれた食生活として世界的に知られる地中海式食事法のベースにもなっています。「昔、イタリア料理の先生に、 バリラ のパスタはアルデンテの状態が長く続くと教えてもらってから、バリラのパスタが好きです。ロングパスタはもちろん、ショートパスタもよく使いますよ。子どもも食べやすいし、茹でるときも鍋にザッと入れられて気軽な感じだし、盛り付けもラク。味が絡みやすく、時間が経ってもおいしいのでお弁当にもおすすめです」「バリラ」は140年の歴史を持つイタリアNo.1パスタブランド。こだわりのデュラム小麦と独自の製造方法により、誰もがおいしいアルデンテに仕上げられるのだそう。ロングパスタ、ショートパスタのほか、パスタソース(計4種)も人気。パスタソースは化学調味料・着色料・保存料が無添加、保存期間は未開封状態で1.5年以上と、忙しいママたちにおすすめのストック食材。家庭で作るソースと同じ過程で煮込んで作られているため、トマトから煮込む手間を省くことができます。 「バリラ」の魅力はこちら >> ちなみに江口家の食卓のこだわりは、火を通した野菜料理と生の野菜料理の両方を並べること。サラダなどで生野菜の酵素も摂りつつ、具だくさんの味噌汁なども用意して、バランスが偏らないようにしているそうです。パパはパスタが趣味、日曜の夜はパパのパスタが定番実は江口家では「パスタ=パパの味」というイメージも強いそう。「週末は私が仕事のことも多いので、日曜日の夕食はだいたい夫がパスタを作ってくれるんです。子どもたちのリクエストを聞きながら、何種類も作って順番に出してくれるんですよ。おいしいのでつい食べ過ぎちゃいます」江口家のパパは、パスタ料理を作るのが趣味。数年前、たまたま図書館で借りたパスタのレシピ本をきっかけに、パスタを作るおもしろさに目覚めたそうで、得意なのはトマトソースとカルボナーラ。とくにトマトソースは数年かけて納得する味にたどり着いた自信作だとか。家族5人が食卓にそろうのは週に1回あるかないか。そんな大切な家族のだんらんの中心にあるのがパパのパスタという江口家では、子どもたちがパパからパスタの作り方を習うことも。パスタは親子のコミュニケーションツールとしても一役買っているようです。家族みんなが揃って、賑やかにあつあつのパスタを囲むというその光景は、まさにイタリア人家族のしあわせの象徴そのもの。江口家の仲の良さが伺えます。家族の愛がさらに深まる!バレンタインにおすすめの「ハレの日パスタ」レシピそんなパスタ好きパパとのバレンタインごはんは、やっぱりパスタ! 江口さんが考案する、日常的なパスタとはひと味違うバレンタインにおすすめのハレの日パスタのレシピをご紹介します。「具材たっぷりシーフードトマトパスタ」(調理時間:約25分)今回使うのは、 「バリラ」 のかわいいリボン型のショートパスタ “ファルファレ” 。家族の結びつきや愛情をイメージさせるリボンは、バレンタインごはんにぴったり。殻付きのえびやあさりをプラスすることで、見た目もぐっと華やかになり、ハレの日感が高まります。魚介は白ワインで蒸し煮にしてトマトソースと合わせることで、固くならず風味もアップ。えびは殻付きのまま炒めるとうまみが出ます。材料はスーパーで気軽に買えるものだけなので、当日でも準備できますよ!【材料】(3~4人前)・ 「バリラ」ファルファレ ……250~300g(トマトソース) ・玉ねぎ……100g・人参……50g・セロリ……30g・トマトの水煮缶(ダイスカット)……450g※さらに時短!⇒ 「バリラ」のバジルのトマトソース を代用してもOK・えび……8尾・いか……1杯・あさり……1パック・にんにく……1かけ・白ワイン……50cc・オリーブオイル……大さじ2・塩……小さじ1/2・イタリアンパセリのみじん切り……適宜【作り方】1)野菜はみじん切りに。えびは殻を残し脚だけを取り除き、背わたをとる。いかは内蔵を取り除き輪切りにする。あさりは砂抜きをする。【これで時短!】5分でできるあさりの砂抜き50℃のお湯に入れ、スプーンや菜箸でかき混ぜ、砂が出たら2~3回お湯を替える。2)鍋にオリーブオイル大さじ1を入れて熱し、1)の野菜をしんなりするまでじっくりと炒める。トマトの水煮缶と塩小さじ1/2を加えて、中火で7~8分煮込む。3)フライパンに、みじん切りにしたにんにくとオリーブオイル大さじ1を入れて火にかける。香りが出てきたら、えび、いかを加えて強火で軽く炒め、さらにあさりを加えてさっと炒めたら、ワインを回しかけて、蓋をしてあさりの口が開くまで強火で蒸し煮にする。4)あさりの口が開いたら、2) のトマトソースに加えて中火でひと煮立ちさせる。5)ファルファレを塩(分量外)を入れたお湯で茹でる。茹であがったら水分をしっかり切って 3)の鍋に加えてソースを絡ませてお皿に盛る。上からイタリアンパセリのみじん切りを散らす。【さらに時短!】「バリラ」のバジルのトマトソースを活用「パスタソースを作る時間もない! というときは無添加が嬉しい 「バリラ」のバジルトマトソ―ス で代用してもOK。 1)2)の工程がないのでさらに時短で仕上がりますよ」(江口さん)江口さん自身はこれまであまりバレンタインに特別なことはしてこなかったそうですが、「娘と一緒にバレンタインごはんを作るのは、すごくいいですね」とにっこり。「バリラ」のリボン型のパスタ “ファルファレ” なら、パパ大好き! という気持ちや日頃の感謝がより伝わりそう。みなさんもハレの日パスタを囲みながら愛情あふれるバレンタインを家族で過ごしてみませんか。 「バリラ」商品とその他のレシピはこちら! 「バリラ」Facebookページはこちら! [PR] バリラジャパン 取材・文/古屋江美子 撮影/林ひろし
2018年02月09日俳優の藤木直人と女優の松雪泰子が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の日本語吹き替え声優を務めることが11日、明らかになった。ともにディズニー/ピクサー声優初挑戦。藤木は、主人公ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪は、家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を演じる。日本時間8日に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞した同作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。主人公は、 音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会うスケルトンのヘクター。そして、タイトルにもなっている曲"リメンバー・ミー"が本作のストーリーの重要なカギを握る。藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険する重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと永遠に家族に忘れられてしまう、という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べる。また、松雪が演じるイメルダは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じたミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。藤木は「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、うれしい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。さらに家族がテーマの本作ということもあり、アフレコ時には「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました」と家族思いのエピソードを明かした。松雪は本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。カラフルな色彩が全編通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と家族への思いも語った。なお、主人公ミゲル役は、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得し、歌とダンスの才能を開花させている13歳の石橋陽彩(いしばしひいろ)が担当。ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、劇団☆新感線出身の俳優橋本さとしが決定した。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年01月12日藤木直人と松雪泰子が、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優として参加することが明らかになった。■藤木直人、主人公の相棒“ガイコツ”役!藤木さんが声をあてるのは、主人公のミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するガイコツのヘクター。日の出までに元の世界へ帰らないと、永遠に家族に忘れられてしまうという最大のピンチに立たされたミゲルに、手を差し伸べる重要なキャラクターだ。またお調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも家族に会いたいという切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えている。アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に」今回ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木さんは、「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。本作について「色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子どもが見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました」と話し、自身の子どもと一緒に観たいという藤木さん。“家族”がテーマの本作ということで、アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。■松雪泰子が演じるのは、主人公のひいひいおばあちゃん一方、松雪さんが演じるのは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から家族に音楽を禁じた、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。楽曲に要注目! 「聴いているだけで胸を打たれました」藤木さん同様、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪さんは、本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子どものころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります」と語る松雪さんは、「一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子どもたちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、いま自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と思いを明かしている。■藤木さん&松雪さんは歌唱シーンも!ディズニー担当者は、「藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」、「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と2人の起用理由を語っており、歌唱シーンもあると明かしている。さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、「劇団☆新感線」出身の俳優・橋本さとしに決定。ミゲルが好きな名曲「リメンバー・ミー」を生前に遺した伝説の国民的ミュージシャンを演じる。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月12日男性声優のみで構成された「TVガイドVOICE STARS」のvol.4が12月8日(金)に発売されることが決定。今回の表紙は、江口拓也、木村良平、代永翼の3人からなる音楽ユニット「Trignal(トリグナル)」が飾ることが決定し、彼らの先行ビジュアルが到着した。これまで計3冊が発売されている「TVガイドVOICE STARS」。表紙には、第1弾の梶裕貴をはじめ、宮野真守、蒼井翔太といずれも大人気の声優が飾り、また声優専門の編集部ではないからこそ、既存の声優誌とは一線を画したエッジの効いたその内容が業界内外を騒がせていた。そして今回、最新号「TVガイドVOICE STARS vol.4」の情報が一部解禁!表紙を飾る「Trignal」は、「俺物語!!」「虹色デイズ」の江口さん、「東のエデン」「坂道のアポロン」の木村さん、「Free!」「曇天に笑う」の代永さんからなるユニット。入野自由や神谷浩史らも所属する男性声優によるエンターテインメントレーベル「Kiramune(キラミューン)」に所属し、2012年にアーティストデビューを果たした。そんな彼らは今年デビューからちょうど5周年を迎え、12月20日(水)には待望の2ndフルアルバムを発売。本誌では、40ページにわたって彼らを大特集。今回到着した先行カットでは、揃いのライダースジャケットに身を包んだ彼らの姿が。実に大人っぽく、スタイリッシュなグラビアが期待できそう。また、本日11月9日(木)に発売された「TVガイドPERSON vol.63」では、別カットが掲載されており、こちらも超クールな3ショットとなっている。全40ページの詳しい内容は未定だが、綴じ込み付録は「Trignal」の超ワイド両面ピンナップ。さらにアニメ専門店・アニメイトの限定特典としてA4サイズの「Trignal」クリアファイル、amazon限定特典は4種類の「Trignal」オリジナル生写真セットが付いてくるという。「TVガイドVOICE STARS vol.4」は12月8日(金)発売(一部地域は発売日が異なります)。(cinemacafe.net)
2017年11月09日●映像と舞台の決定的な違いIHIステージアラウンド東京で、『髑髏城の七人 Season鳥』を観劇した時のこと。客席が360度ぐるぐると回転する中で、ある一人に釘付けになった。女優・松雪泰子(44)。映画『フラガール』(06)をはじめ記憶に残る作品はいくつもあるが、板の上で歌い、舞い踊る姿に心を奪われた。果てしない余韻へと引き込む力とは、一体何なのか。11月4日から上演される舞台『この熱き私の激情』。コールガールから小説家へと転身し、地位と名誉を手に入れながら36歳という若さで死を選んだネリー・アルカンの内面を、松雪をはじめ、6人の女優と1人のダンサーで表現するという意欲作だ。感情ごとに部屋が設けられ、松雪は死と向き合う「影の部屋の女」を演じる。インタビュー連載「役者の岐路」の第2回。演じることの楽しさを13年前の初舞台で知った松雪は、一人の女性の死を「心の闇」と対話しながら演じようとしている。○生のセッションで相手の呼吸を感じる――先日、『髑髏城の七人 Season鳥』を観て来ました。舞台機構を体感する目的だったのですが、気づいたら松雪さん演じる極楽太夫の姿を追っていました。うれしいです。ありがとうございます。『髑髏城の七人』は、すごく思い入れのある作品です。同じ演目を違うキャストでやっていくプロジェクトですから、「色」を変えていかなくてはいけない。私は2つ目の演目だったのですが、全員が「違うものを見せよう」という意気込みでした。何度も共演しているカンパニーだったので稽古場からすごくアットホームで、お互いダメ出ししながら、助け合いながら精度を上げていきました。私は、みなさんが自由にできるように常にストーリーをキープし、話を戻す役目でした。――そして、目玉は客席を360度囲むステージ。場面転換ごとに客席が回転して、味わったことのない臨場感でした。確かに機構が特殊なので、裏は大変でした(笑)。ただ、チームとしてすごくまとまっていて、前のシーンから届くエネルギーを感じることができて、そのテンションを落とさないように心掛けました。「昨日はここまでいったので、今日はもっと!」みたいに重ねていく日々でした。――それでも観客の反応は日によって違うものですか?やっぱり、その日に生まれるものが違ったりもしますので。もちろん常に100%のスタンスで臨みますが、全員で作っているものですから、流れや呼吸によって違いもあって。舞台では、日々違うものが生まれています。――計算できないところも魅力だと。その日によって生み出されるエネルギー、テンション、質。すべてが違います。「こういうのを試してみよう」みたいに新しいアイデアも加わると、さらに変化して面白くなる。昨日までとは違うものが目の前に現れると、「さて、これをどうやってキャッチしようか」と。半間や一間の違いのレベルでみんな稽古を重ねているので、その瞬間、瞬間が勝負です。一拍ずらしてきたということはこっちの方がいいかなとか、そういう「生」のセッションの中で相手の呼吸を感じながら演じるのは演劇ならではです。予測がつかない場面に遭遇すると、すごく盛り上がります。――よく聞かれると思うのですが、映画やドラマとの決定的な違いはそこですか?綿密に積み上げて稽古していって、しっかりと全員で共有して、クオリティをコントロールするのが演劇は可能です。映像の場合だと、そのシーンによっての「瞬発力の表現」が重要になりますし、監督の世界観の中で俳優は表現します。そこからのプラスアルファは俳優の感性によるものだと思いますが、映像は監督のもの。演劇の場合、幕が開いて本番がはじまったら、俳優たちの手にゆだねる領域になるというか。もちろん演出家と作り上げていくものですが、いざ演じる瞬間は、舞台上にいる私たちのエネルギーがわりと中心になっているような気がします。○死を選択する気持ちに身を捧げる――観客の立場でも、舞台は感動を共有する独特の雰囲気があると感じます。さて、今回出演される舞台『この熱き私の激情』は、ネリー・アルカンの内面を7人で演じ分ける内容です。これもまた異質な作品ですね。すごくアーティスティックです。ネリーさんがお書きになった原作をもとに、そこから抜粋した言葉をコラージュして戯曲化しています。彼女がどのように存在して、その中で女性として受けた苦しみだったり、痛みだったり、怒りだったり、描かれるのはそういった彼女の闇の部分です。著書は複数冊あって、唯一日本語に訳されている『ピュタン(原題:Putain)』のみ読みました。彼女の内面で起きている苦悩が非常に繊細な言葉で書かれていて、胸の奥に深く突き刺さります。高級コールガール時代の赤裸々な話も書いてあって、エキセントリックかつ衝撃的な内容です。なんと言うか……彼女の内面を一言で表すと「混乱」しています。読み進めていくと、その思考の中に引きずり込まれるような感覚。苦しくなって、途中で読めなくなるほどでした。そのぐらいエネルギーが溢れていて。だからこそ苦悩が立体的にダイレクトに伝わってくるんですが、それをコラージュしたものが今回の舞台になります。●板に立つモチベーションとは?――コールガールから小説家に転身。世間的に認められる存在になりますが、デビュー間もなく36歳という若さで死を選びました。体を売る仕事をしていたことから、男性から下に見られる場面に度々直面します。作家としてすごく才能があったけれども、そういう側面よりも娼婦だったことの方で世間から注目され、傷ついたネリーさんは死に向かっていってしまいます。――出演者にはそれぞれの部屋があって、松雪さんは死の魅力を向き合う「影の部屋」。人生の終着点を担う、重要なパートです。そうですね。死を選択する最後の瞬間。苦悩の中でなぜその道を選んでいくのかを表現しています。――ネリーさんの死生観を理解できますか?苦悩していることについては、とても理解できます。というのも、幼少期に受けたトラウマとか、親から言われたこととか、自分にとってはもう忘れてしまっているような領域ですが、それによって物事の見方が制限されるのはとてもつらいことなんじゃないかなと。自分という人間が限定され、そこにとらわれる苦しみです。でも……だいたいの人はそういうものを消化しながら生きていますよね? 彼女もそれを理解しているんですが、うまく処理できなくなります。憎悪を抱きながら愛されたいとも思っていて、そういう矛盾と飽和してしまった思考のループに飲み込まれてしまって抜け出せなくなります。それって苦しいことなんですよね。出口が見つからないならば、自分で終わらせよう。そう読み取りました。――「影の部屋」を担うのは、精神的にもかなり大変そうですね。とても苦しいです。分析していく作業で、彼女の生きている苦悩、自分の中の闇が反応してくるのもあって。自分の中にあるものも浮き上がってくる。必然的に、生きるということとか、自分の中にある闇の部分の苦悩にも向き合わざるをえない感覚になったりして。――聞いているだけで苦しくなります(笑)。そうですよね(笑)。本当に苦悩の中に引きずり込まれそうなことが何度もあって、その上でセリフも突き刺さってくる。それほどセリフが強烈なので。でも、身をもって体験することで、痛みが解放されるような感覚にもなっていて。彼女はそれを超えられずに死を選択してしまったけども、死を選ぶ瞬間を客観視している彼女の人格も表現しています。ただ、舞台上で演じて自分がどうなるのか。それはまだ未知の領域です。○舞台と出会って知る濃密な時間――ミレーヌ・マッケイ主演の映画『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で』のキャッチコピー「生み出した分身たちに、本当の私が蝕まれていく」が印象的でした。どのような仕事でも、世間や周りから求められていることと自分が求めていることの間に溝を感じる時があると思います。私もあります。自分と周りが好きなものは必ずしも一致しません。自分の感性を中心に考える作品も好きですし、誰もが楽しめるエンターテイメントの作品も大好き。バランスが大事なのかな。――芝居に軸足があるからこそ、許容できるということですか?最終的にはみなさんに観てもらって楽しんでもらうことが一番大事なことだったりするから、私はそれを表現としてシェアしていく役割なので。もちろん、そこで何か面白いクリエーションができると思えるものを常にやっていたいという願望もありますが、難しいところですね。20代の頃はずっと映像の世界にいたので、演劇の機会をいただいてからは本当に変わったのかもしれません(2004年『夜叉ヶ池』で舞台デビュー)。演じることがもっと楽しくなりました。こういうことを言うと、映像で純粋に芝居をしてないのかと思われるかもしれませんが、決してそうではなくて。もっと密度が濃いといいますか、時間を掛けてクリエーションできるのが演劇です。――仕事としてのモチベーションは舞台で演じること、それによっての観客の反応を感じること。そのどちらですか?もちろん演じることです。お客さんの反応も大事な事ですが、それだけに固執するというわけでもありません。演じるわれわれがしっかりと咀嚼して体現することが劇場内でバイブレーションとしてお客さんの感情なり、何か深いところに響くような表現をしていたい。それによって楽しんでもらえたり、感動してもらえたり。一緒の空間で人生を共有して、それがみなさんの豊かな時間になったらいいなと思っています。衣装協力:ドレス/Hanae Mori manuscrit(ハナエ モリ マニュスクリ)/\450,000ピアス/NAGI NAKAJIMA(ナギ ナカジマ)/\45,000バングル/NAGI NAKAJIMA(ナギ ナカジマ)/\100,000リング/NAGI NAKAJIMA(ナギ ナカジマ)/\500,000シューズ/cuerpo(クエルポ)■プロフィール松雪泰子1972年11月28日生まれ。佐賀県出身。O型。TBS系ドラマ『熱血新入社員宣言』(91)、映画『パテオ』(92)で映像デビュー。2006年に映画『フラガール』で第30回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞を受賞、2008年に『デトロイト・メタル・シティ』と『容疑者Xの献身』で同・優秀助演女優賞を受賞し、女優としての地位を確立。以降も数多くのドラマ、映画、舞台に出演。12月1日に『鋼の錬金術師』の公開を控えている。
2017年11月01日女優の松雪泰子、小島聖、初音映莉子らが2日、都内で行われた「Discover Nelly Arcan-ネリーを探して-」プロジェクト発表会見に出席した。「Discover Nelly Arcan-ネリーを探して-」は、カナダ建国150周年にあたる記念すべき今年に、パルコがカナダ・ケベック州生まれの女性作家ネリー・アルカンをフォーカスしたプロジェクト。9月には彼女のデビュー作となった『ピュタン』が発売、映画『ネリー・アルカン 愛と孤独の淵で』を10月21日から公開され、舞台『この熱き私の激情』が11月4~19日に東京・天王洲 銀河劇場で公演される。この日行われた発表会見には、『この熱き私の激情』に出演する松雪泰子らが登場。松雪は「ここに並んでいる皆さんと素晴らしいプロジェクトに参加できてうれしく思っています」と同舞台の参加に笑顔。同舞台は現在稽古中で、実際に稽古で感じた手応えについて「非常に集中力が必要な作品だと思います」と難しさを感じながらも「ここにいらっしゃる皆さんといい作品になるようにしっかりと稽古をして、素晴らしいものをお届けしたいと思います」と意欲を見せた。ネリー・アルカンという女性は、2001年に出版社へ原稿を送り、2週間で出版が決まって作家デビュー。一躍有名作家の仲間入りを果たし、その美貌にも注目を集めたが、2009年9月、36歳で自ら命を絶つなど壮絶な人生を送った。そんな彼女の世界観について松雪は「彼女の持つ言葉はすごく深くて、突き刺さってくるモノが多いんです。死を選びましたが、本当はそうじゃない理想の世界で生きたかったという思いが痛いほど伝わってきて、崇高な光の中に存在する混沌みたいなイメージが湧きます」とコメント。また、ネリー・アルカンの小説『キスだけはやめて』を読んだ一般客の「ネリーには強いコンプレックスがあると感じた。皆さんのコンプレックスは?」という質問に松雪は「ものすごくたくさん寝ないとダメなんです。短く寝ても元気で動けると良いなとたくさん充電しないとダメなんです」と笑い、小島は「考えだしたらキリがないんですが、ストレートヘアーに憧れますね」と回答していた。
2017年10月03日今回の「やさしいママのひみつ」は、インテリア&フードスタイリストとして活躍しながら、吉祥寺でカフェ&デリ『ORIDO(オリド)』を営む江口恵子さん。3人のお子さんのママです。江口恵子さん娘さん:はなちゃん(13歳)、照ちゃん(7歳) 息子さん:太一くん(10歳)インテリア&フードスタイリスト。雑誌や広告へのレシピ提供、スタイリングなどを幅広く手がける。ケータリング、予約制カフェ、料理教室を柱とした、『ナチュラルフードクッキング』を主催。東京・吉祥寺でカフェ&デリ『ORIDO』を営む。著書に『子どもといっしょに 季節の食しごと&保存食』(マイナビ)、『普段使いの器は5つでじゅうぶん』(ジービー)ほか。 、 instagram: orido.kichi 、Facebook: @orido.life 3人の子育てと仕事。どちらも笑顔で楽しむため、江口さんが辿り着いた方法とは? お話をたっぷり伺いました。■子育てと仕事の両立に必要な “段取り”まずは、江口さんの1日のスケジュールを見てみましょう。6:00〜6:30 : 起床。洗濯、朝ごはんの準備をしつつ、メールのチェック6:30〜7:00 : 子どもたち起床。掃除など、家事を済ませる8:00 : 太一くん、照ちゃんが小学校へ。一緒に仕事へ出かける14:30 : 太一くん帰宅18:00 : 照ちゃんが学童から帰宅19:30 : 家族4人で夕食。子どもたちの宿題を見る21:00 : はなちゃん帰宅。夕食21:00〜21:30 : 子どもたち就寝。残った仕事をする24:00 : 就寝さまざまな仕事をこなす江口さん。ほぼ毎日、経営する店『ORIDO』に顔を出し、オープンの準備をしてからスタッフに任せ、撮影やケータリングなど、ほかの仕事にとりかかるといいます。お子さんがいなくても十分に忙しいですが、時間を作るために必要なのは、“段取り”だといいます。「体質的に徹夜はできないから、平日の午前中にどれだけ仕事を終わらせられるのかがポイント。午後になると、どうしてもペースダウンしてしまうから、手当たり次第手をつけるのではなく、“今日はこれとこれのここまでを、午前中に絶対終わらせる”と決めて、そのための段取りを組みます。時間が本当に限られているので、そのなかでやらなくてはいけないことをちゃんとやるために行き着いた方法。とりあえず目につくものからやっていた時期もあったし、何も考えないで来た順番にこなしていくこともありました。でも、それでは仕事が回らないし、ずっと急かされている感覚が抜けなくて。できなかったり忘れて、自己嫌悪に陥ったり、ミスも多くて、とにかく気持ちに余裕がなかったんです」最近では、お子さんたちより遅く帰宅することも多く、長男の太一くんと次女の照ちゃんには、留守番してもらっている間、2人でできることはしてもらうようにしているそう。「お風呂は入ってもらっています。その後夕食なので、洗濯物も増えてしまうのですが、何もしないで待っているよりは、その後の段取りもスムーズにいきますよね」長女のはなちゃんは、小学校2年生から始めたバレエに夢中。朝早く家を出て、夜も遅いため、夕食ははなちゃん以外の4人で食べることが多いのだそう。「毎日レッスンに行っていて、友達と遊ぶよりバレエ。本当に楽しいことを見つけたんですね。『いいからやりなさい』じゃなくて、自分で選択してもらう。それでもやると言ったことは踏ん張ることができることを、長女から教えてもらいました」 ■子どもの力を伸ばしてくれる料理江口さんは、インテリアスタイリストを目指して上京。スタイリストのアシスタントを経て独立しました。「食べることも作ることもずっと好きだったので、絶対に両方やる人になろうと、アシスタントの頃から思っていました。インテリアスタイリストの師匠に相談したら、『単に料理が上手なだけだと、仕事にはならない』と、フードコーディネーターの方を紹介してくれて、途中から両方のアシスタントをしていました。今は料理家さんがスタイリングを手がけることも多いですが、当時は完全に分かれていたんですね」今は主にフードスタイリスト、料理家として活躍する傍ら、9年前に世田谷で料理教室と完全予約制のカフェをスタート。2年前には吉祥寺に移転して、旬の野菜をたっぷり使ったデリやスイーツの店『ORIDO』をオープンしました。さらに今年4月からは、子ども向けの料理教室もスタートさせた江口さん。料理は、子育てにも役に立つといいます。「料理を通して、段取り力や自主性が身につくと思っています。失敗しても、料理はリカバリーしやすく、失敗が失敗で終わらないんですよね。後でリカバリーすれば何とかなるというのが、自然と身につくんです。『なんでそんなことしたの?』ではなく、『じゃあ次はどうする?』と聞くと、子ども自身も考えることができます。子どもは大人が思っているよりも何でもできるから、どんどんやらせた方がいいですね」 そんな江口家では、長女のはなちゃんが希望して以来、3歳の誕生日のプレゼントは包丁と決まっています。今では、子どもたちはお腹が空いたら、自分で作れるくらい、料理上手なのだそう。「長女には『お弁当を作ろうか?』と聞いたら、『食べたいもの食べるからいい』って言われたことも(笑)。サイズと形状は子ども用だけど、ちゃんと切れるものを選びます。包丁は切れないものを使うと、力が必要になって、変な持ち方になり、怪我にも繋がります。包丁は、最初にちゃんと使いこなせるようになるまでを教えこむ必要があります。まずはテーブルナイフから練習。本当の包丁を持たせたら、二人羽織で、後ろから手を持って切らせて、少しずつできることを増やしてあげます。最後、自分一人で持たせ始めてからは、口も手も出さないで見守り、でも何かあったらすぐに手が出せる状態でいます。それを続けると、見ていなくても使えるようになります。でも、何事もそうだと思っていて、口も手も出さないけど、何かあったときにすぐに手が出せる状態で見守るのが親の役割だと思うんです」■江口さん流、子育てメソッド次々と、子育て術が飛び出す江口さん。そのほかに教えていただいた、子育てで大切にしていることをいくつかご紹介します。▼子ども扱いはしない「何かがほしいと言われたら、まず『なんで?』と聞くんです。自分の持っている情報と知っている言葉を駆使してプレゼンさせて、理屈はおかしくても、筋が一本通っていたら私はOKを出しますね(笑)。うちではむやみに駄目出しをしないです。それがダメなときも、なぜかをちゃんと説明します。だから、したいと思ったことはとりあえず言ってみようと思えるのでしょうか。大人になると我慢しなきゃいけないことも増えるし、自分のしたいことを相手に伝える力は、持っていて損はないなと思います。普段から『これがダメなら、こうしたら大丈夫』という考え方ができると、不測の事態が起きても、自分で持っている情報のなかで最善を尽くせるんです。それは、『なぜならば』が自分の中でちゃんと考えられているからかなと思います」▼子どもが求めるまで、見守りながら待つ「包丁の使い方のプロセスと一緒で、ギリギリまで待つと決める。手も出したいし、口も出したいし、自分でやったほうが早いと思うけど、とにかく待つ。こちらがやってしまうと、子どもに考える時間を与えられないので、何もできなくなってしまうし、その方がお互いにストレスがないんですよ。子どもの自主性を信じてあげる。子どもの持って生まれた能力って、かなわない。だから何もしないで置いておくが、一番能力を発揮するような気がしていて。ギリギリまで待ってあげて、子どもが欲したときに言うと効き目があります」▼「個」として認める「習い事は、自分がやりたいと言ったことしかやらせていません。やりたいかどうかわからない時にやっていると、好きに気付く前に終わってしまうこともあるかなと思うんです。子どもの本気度を見抜いてあげることが大切ですね。個として認めている分、普通のお母さんなら言わないような手厳しいことを言うこともあります。長女にはいつも、『本当に一生懸命やったあなたに比例して、ママはサポートするけど、思いが中途半端ならママのサポートも中途半端になります。お金も出しません』と言っていますね(笑)」▼「負担の大きい無理」はしない「どうしても一緒にいる時間は少ないのですが、全部を見ることができない分、押さえなくてはいけない部分は、時間を作って向き合うようにしています。学校の行事は、全部は参加できないので、最低限は行くけれど、それ以外は行かないと割り切って決めることも大事。ちょっとの無理はするけれど、自分を追い詰めるような無理はしないんです。ちゃんと学校の行事に参加するような、いいお母さんになることが私にとって大事なことではなく、子どもにとってちゃんと必要なことができているかが重要。“自分の力で生きていける子に育て上げること” が私の子育てだと思っていると、人から見られる、いいお母さん像が気にならなくなりました。必要じゃないところを手放している分、『今悩んでいるかな?』とか、子どもにとって大事な瞬間をキャッチできる余裕ができるんです」■身体に負担をかけないおやつ作りにかつてマクロビオティックの勉強をしていて、ストイックに食と向き合っていたという江口さん。今でも白砂糖は使わず、メープルシロップや米飴を使ってお菓子作りをしていますが、羅漢果を使った『ラカントS』が気になっていたのだとか。「マクロビオティックでは糖質、砂糖を使わないので、羅漢果からエキスを抽出するというやり方が出てくるんです。でも、自分ではそこまではできないと思っていたので、ずっと気になっていました。甘いものは元々好きで、いくらでも食べられちゃうから、糖質の質には気をつけています。砂糖を使ったものを食べると、血糖値が急に上がるので、眠くなるんですよね」早速『ラカントS』を使ってみた感想は?「口どけがよく、口の中に入れた瞬間、シューっと溶けるのが特徴ですね。砂糖じゃないから化学反応がなく、カラメルやふんわりさせることはできないけれど、配分を変えれば作ることができそうです。独自の風味があるので、ナッツやきな粉など、ちょっと香りのあるもの、香ばしいものと合わせると相性がいいですね。分量は比率のコツさえつかめれば、お菓子も作りやすいと思います。素朴な味に仕上がりますね」「バレエをやっているので、甘いものは食べたいけど太ってはいけない長女にぴったり。アーモンドなどのナッツにからめれば、カロリーが低く、でもちゃんと満足度の高いおやつになりそうです。スポーツをやっているお子さんは特に、身体にいかに負担をかけず、良い状態を作るかというのは大切。子ども料理教室をやっていると、食べることが大事だと痛感しているし、逆に言うとそれだけきちんとしていれば、子どもは勝手に育つと思っています。『ラカントS』は身体に負担なく、お子さんも安心して食べられるのでいいですね」■完璧なお母さんは目指さないお子さんたちの成長に合わせて、ライフスタイルが変わるごとに、やり方を見直すという江口さん。「特に小学校に入ると、お稽古ごとなども増え、時間軸がどんどん変わり、どうしても同じやり方では回らなくなってきます。でも“どうしたらいいの?”と思う度に、新しい方法を見つけるチャンスだと思うんですよ。これまでのやり方を見直して、変えるところは変え、足りていないところを探します。“わー”となるのですが、言い続けても改善されないので、その後の切り替えは早いですね。原因を見つけ、私がやっていたら回らなくなるとおもったら、手放すしかない。担当を子どもにふったりします。うちの子たちは、変化については素直に受け入れてくれるので、昨日までやっていなかったことをやれと言ったら、やってくれます」「自分が誰よりもせっかちだから、イライラしないために、“急がば回れ”のやり方も大切。小さいときは、『早くしなさい!』となりがちで、どうしても『大人の段取りなら十分に間に合う時間』で動いちゃうでしょう? そこを30分前に出るくらいの気持ちで行くと、子どもの突発的な行動にも余裕を持って接することができる。荷物は全部、前の日に準備しておいて、ギリギリで何を言いだしても『ああどうぞ』と言える状況を確保する。それは子どものためというより、イライラしたくない自分のためなんです。そうは言っても、親の都合に合わせなきゃいけないときもありますが、8割子どもの都合に寄り添っていると、2割の無理は聞いてくれるものなんですよ」心にゆとりを持ち、子どもたちに向き合うことが、江口さんが笑顔で入るための秘訣。「月に1回の料理教室をやっていて、生徒さんから『先生と子どもの距離感を見ていると、こういう子育てならしたいと思った』と言われたのは、ちょっといいことをしたかなと思いましたね。子育てと仕事、実は必死にやっていたりするんだけど、それを見た誰かに対して、何かを渡せているのであればよかったかな。子育ては、自分の至らない部分も浮き彫りにするけれど、かっこつけていたらできない。かっこ悪い自分も、情けない自分も、できていない自分も、ちゃんと認めてあげると、絡まった糸がするするとほどけていくように、もっとシンプルになります。10あるうちの9が大変。そのうちの1回、『やったー!』と思えることがあるから頑張れる。だから大変な事も含めて、子育てって面白いなと思います」最後に、『ラカントS』ときな粉を混ぜただけでできる、とても簡単な白玉だんごの作り方を教えていただきました。■江口さんちの「白玉だんご」の作り方●きな粉がけ白玉だんご<作りやすい分量>・白玉粉 100g・絹ごし豆腐 100g・きな粉 30g・ラカント 10g・塩 ひとつまみ1、材料を混ぜてよく練り、丸める。2、沸騰した湯に1を入れ、浮き上がってきたら、氷水にとって冷ます。3、きな粉とラカント、塩を混ぜる。4、2のだんごに3をかける。取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年08月21日役所広司を主演に、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストをそろえ、柚月裕子によるベストセラー小説を映画化する『孤狼の血』。2018年春公開に向け、広島県呉市にて撮影中の本作の製作現場から、キャスト陣のコメントが到着した。物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾(役所広司)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。4月17日よりクランクインした本作は、物語同様、広島・呉市を舞台に昭和63年当時を彷彿とさせる町並みの中で絶賛撮影中。撮影場所には多くのギャラリーが押し寄せており、いまから大きな注目を集めている。本作にあたり、呉弁を勉強したという主人公・大上章吾を演じる主演の役所さんは、「非常に苦労しています、アクセントが1つズレただけで関西弁のようになってしまう」と、その難しさをコメント。「撮影スタッフさんの中に呉出身の方がいたりするので、確認しながら表現できるように努めています」と、役への作りこみに対する熱い思いを語った。また、今回の撮影現場となった、呉市にある夜景で有名な灰ヶ峰について、「呉の街が一望できる非常に素敵な場所」と語ってくれたのは、抗争を繰り広げる暴力団の1つ「尾谷組」の若頭・一之瀬守孝を演じる江口さん。「呉に住んでいらっしゃる街の方たちから、毎日応援の声をいただくので、本当に街を上げて映画『孤狼の血』を応援してくださってくれているというのが伝わってきます。絶対にいい映画にします」と、応援を背に作品にかける思いを語る。役所さんや、江口さんとの共演について、大上の部下・日岡秀一を演じる松坂さんは、「毎日勉強の日々です!」とひと言。「今回、役所さん、江口さんという偉大な先輩方と共演できたことは、またとないチャンスなので、吸収できるものを出来る限り吸収して、これからもっと学んでいきたいです」と、胸の内を熱く明かしてくれた。そんな撮影現場は、“仁義なき戦い”が繰り広げられる劇中とは一転、キャスト陣、製作陣たちから笑顔があふれ、とても和やかな雰囲気で撮影が行われている様子。しかし、いざ本番が始まると、ピリッとした緊張感が走る。ほどよい緊張感が保たれたまま、カットがかかると和む現場は、キャスト陣含む全員が一丸となって本作を良いものに仕上げようという気持ちが伝わってくる。若手から大御所まで、贅沢ともいえる豪華キャストで、“警察小説×『仁義なき戦い』”といわれた原作を、『日本で一番悪い奴ら』『凶悪』白石和彌監督が描く本作。本作の完成が、待ち遠しい。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月08日松雪泰子が一人二役で、橋本愛、成海璃子の“母親”役を演じる『古都』。松雪さんといえば、かっこいい、儚い、色っぽい、上品。見る人によってまるで異なるイメージを持つが、そんな相反する言葉がどれもしっくり当てはまる魅力を持つ女優。本作では、自身初の一人二役に挑んだ松雪さんの、また新たな一面が堪能できるという。川端康成の不朽の名作を現代版にアレンジし、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。監督を務めるのは、高校卒業後に渡米し、ハリウッドで8年映画作りを学び、アレハンドロ・G・イニャリトゥの『バベル』などの現場に参加した経験を持つYuki Saito。ドラマ「昼のセント酒」や数々の短編映画、CMなどで高い評価を得てきたが、本作が商業長編映画デビューとなる。松雪さんが一人二役で演じるのは、夫・竜介(伊原剛志)と共に京都室町に先祖代々続く「佐田呉服店」を継ぎ、室町で穏やかな暮らしを守り続ける千重子と、京都のはずれの北山杉の里で夫と林業を営む苗子という双子の姉妹。繊細で思慮深い千重子と、おおらかでチャーミングな苗子を完璧に演じ分けた松雪さんは、今回、脚本作りから積極的に参加。役作りに関しても明確なヴィジョンを持っていた。幼いころから日本舞踊を習っており、着物に対する造詣も深かったという。Saito監督は、松雪さんから母親の気持ちも含め、教えられることばかりで「千重子、苗子の本人と打ち合わせをしているみたいでした」とコメントを寄せる。さらに、一人二役に関しても、千重子が使う“室町言葉”と、苗子が使う“北山弁”というニュアンスの違う「京言葉」を徹底して学び、千重子から苗子に変わった際には、現場に入った瞬間から放つオーラまでもが明らかに違っていたという。松雪さんは、本作の撮影に参加する前に着付け、茶道、京言葉、京料理の稽古を約1カ月にわたり重ねて、この役に挑んだ。特に呉服屋で伝統を守り続ける千重子を演じるにあたり、着付けやさまざまな所作を学んだという。松雪さんは「着用した着物もすばらしく、帯や着物一つ一つに込められた意味を、着付けの先生にお尋ねして、学んだことも多かったですね。美しい所作を求められる映画でしたので、現場で集中し、意識して臨んでいました」と語る。作品ごとにまったく違う表情を見せる松雪さんだが、本作はまた1つ、一流の演技者であることを裏づける作品となったようだ。『古都』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:古都 2016年12月3日より全国にて公開(C) 川端康成記念會/古都プロジェクト
2016年12月04日