観世流緑泉会(代表:津村禮次郎)主催、津村紀三子没後50年メモリアル「緑泉会別会」が2024年6月1日(土)に国立能楽堂(東京都 渋谷区 千駄ヶ谷 4-18-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公演ホームページ 緑泉会ホームページ 女流能楽師の草分け的存在津村紀三子師没後50年特別公演近代能楽史における「女性能楽師の先駆者の一人」とされ、演能団体 観世流緑泉会の創設者でもあった津村紀三子師没後50年にあたる本年、緑泉会は【-津村紀三子没後50年メモリアル-緑泉会 別会】と題して特別公演を行います。今日、多くの女性が能楽師として活躍なさる時代となりましたのも、津村紀三子師をはじめとする様々な方々のご尽力によるものと思います。皆様のご来場を心よりお待ち致しております。【番組】仕舞『賀茂』筒井陽子、『松風』新井麻衣子、『玉之段』墨 敬子能『姨捨』津村禮次郎狂言『鐘の音』野村万作仕舞『隅田川』観世喜之、『船辨慶』観世喜正能『安宅 -勧進帳・酌掛-』坂 真太郎ほか※開場は、開演の45分前です。公演概要観世流緑泉会津村紀三子没後50年メモリアル『緑泉会別会』公演日:2024年6月1日 (土)開場:11時45分/開演:12時30分会場:国立能楽堂(東京都 渋谷区 千駄ヶ谷 4-18-1)■チケット料金S席:一般12,000円A席:一般10,000円B席:一般8,000円C席(GB):一般5,000円/学生3,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月25日毎日新聞出版株式会社から発売した、津村記久子・著『水車小屋のネネ』が4月10日(水)発表の2024年本屋大賞にて、第2位になりましたことをお知らせいたします。【作品紹介】『水車小屋のネネ』(津村記久子:著)『水車小屋のネネ』(「本屋大賞第2位」帯つき書影)「家出ようと思うんだけど、一緒に来る?」身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた理沙と律。ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司……人々が織りなす希望と再生の物語。2023年「本の雑誌」が選ぶ上半期ベスト1位、第59回「谷崎潤一郎」賞受賞、「キノベス!2024」第3位。【書誌情報】発売日 :2023年3月2日定価 :1,980円(税込)判型 :四六判並製 496ページイラスト:北澤平祐 【著者プロフィール】津村記久子(つむら きくこ)著者近影1978年大阪市生まれ。2005年「マンイーター」(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、19年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞、20年「給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)」(ポリー・バートン訳)でPEN /ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。近著に『サキの忘れ物』『つまらない住宅地のすべての家』『現代生活独習ノート』『やりなおし世界文学』『うどん陣営の受難』などがある。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月10日毎日新聞出版株式会社(代表取締役社長:小島明日奈)は、芥川賞作家・津村記久子さんの長編小説『水車小屋のネネ』を、2023年3月2日に発売いたします。本書は毎日新聞夕刊で話題となった連載小説の書籍化です。『水車小屋のネネ』書影誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ身勝手な親から逃れ、姉妹で生きることに決めた18歳の理佐と8歳の律。二人がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥・ネネ。ネネのいる水車小屋で番人として働き始める青年・聡。水車小屋に現れた中学生・研司……ネネに見守られ、助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説です。【発売前から全国の書店員さんから共感の声が続々と寄せられています!】■いつまでもこの町で、この人たちの暮らしを見ていたい。思いやりの体温が伝播していく様はとても癒やされました。久しぶりに「あぁ、読み終わりたくないな」と思えた作品でした。(紀伊國屋書店仙台店 齊藤一弥さん)■どうしようもないほどに激しく心が震えました。「とにかく読んで!」と叫びたい。心を鷲掴みにされる名作です!(MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店 関咲蘭さん)■2人を支えてくれた人たちが本当にあたたかくて、10年後の未来では支えられてきた自分たちが、また別の誰かを支えることが恩送りのように伝わっていくのが感動的でした!(紀伊國屋書店京橋店 坂上麻季さん)■姉妹2人が40年にわたり過ごしてきた心の軌跡をたどる日だまりにように温かい家族小説。優しい人と人とのつながりに心がほっこりとした気持ちで包まれました。(紀伊國屋書店福岡本店 宗岡敦子さん)■どうでもいいとあきらめていた人生が、人とのつながりで一緒に生きたいと思える。あぁ、なんて素敵なんだ。この物語に包まれて人っていいな、人って温かいなと心の底からぽかぽかした。愛しい物語に出会わせてもらってありがとう。この物語が大好きだ。(ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理さん)■優しくされた人は、優しさを忘れないし、他者へも優しくなれる。優しさのお裾分け本!(未来屋書店入間店 佐々木知香子さん)■人が生きていくということ。まさに人生を描いた物語でした。(ダイハン書房本店 山ノ上純さん)【目次】第一話 一九八一年第二話 一九九一年第三話 ニ〇〇一年第四話 ニ〇一一年エピローグ ニ〇ニ一年【書誌情報】書名 :『水車小屋のネネ』著者 :津村記久子定価 :1,980円(税込)発行 :毎日新聞出版判型 :四六判並製、488頁ISBN :978-4-620-10862-9発売日:2023年3月2日装画 :北澤平祐 【著者プロフィール】津村記久子(つむら・きくこ)1978年大阪市生まれ。2005年『マンイーター』(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、2009年『ポトスライムの舟』で芥川賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、2013年『給水塔と亀』で川端康成文学賞、2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、2017年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、2019年『ディス・イズ・ザ・デイ』 でサッカー本大賞、2020年『給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)』(ポリー・バートン訳)でPEN/ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。近著に『サキの忘れ物』『つまらない住宅地のすべての家』『現代生活独習ノート』『やりなおし世界文学』などがある。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月02日デザイナーの津村耕祐は10月29日、神田で行われる「TRANS ARTS TOKYO 2016」でオリジナル山車と巫女衣装を発表する。津村は昨年、「ビルを着る」というコンセプトで参加した。同イベントは2012年より行われているアートイベントで今年が5回目。今年は10月15日から30日まで東京都心北東部の谷根千、湯島、本郷、上野、神保町、秋葉原、神田など半径2キロで様々な会場で、多数のアーティストが参加して行われている。今回、津村耕祐が参加するのは五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】で、神田錦町の五十通り周辺で行われる。自らがデザインしたオリジナル山車「夢夢(ゆめゆめ)神社」とオリジナル巫女衣装に、神主役として津村本人も参加する。お賽銭は同プロジェクトを通じて被災地に寄付される。同イベントには他に若林拓哉&つばめ舎建築設計が参加する。夢夢神社の四方に下がっている新旧取り混ぜた鈴を鳴らして未来に夢を送る。山車に乗って移動する現代のノマド通信装置が、土曜日の夕方、神田錦町の五十通り周辺を巡る。津村耕佑は三宅一生の下、主にパリコレクションに関わり、1994年「究極の家は服である」という考えを具体化した都市型サバイバルウエアーFINAL HOMEを考案。1982年装苑賞受賞、1992年現代日本美術展準大賞受賞、1994年毎日ファッション大賞新人賞を受賞している。【イベント情報】「TRANS ART TOKYO 2016」五十一八クリエイティブ・プロジェクト【アーティスト山車】会場:東京都千代田区神田錦町五十通り周辺会期:10月29日時間:16:00~18:00(予定)※荒天中止、雨天決行入場無料
2016年10月27日ソニー創業者・盛田昭夫の長女である岡田直子による展示販売会「Co-founder of SONY The Morita Family’s Private Collection」が、3月25日よりパスザバトン京都祇園店にて開催される。両親の他界をきっかけに、今までは当たり前に存在していた身の回りの品々に改めて思いを馳せるようになってたという岡田直子。今回行われる展示販売会では、国際的なゲストを自宅に招待することが大好きだった盛田夫妻がその“おもてなし”に使用していた品々や、能をこよなく愛した先々代の舞扇など、家族の歴史や思い出の詰まった品々がそろえられる。その他、海外で集めた自身のコレクションも出品する。【イベント情報】「Co-founder of SONY The Morita Family’s Private Collection」会場:パスザバトン京都祇園店住所:京都市東山区末吉町77-6会期:3月25日~※販売状況によるため終了日は未定)営業時間:月~土 11:00~20:00、日祝 11:00~19:00
2016年03月14日TBSの4月期の番組改編に関する記者発表会が3月10日(火)に行われ、3月30日(月)より開始の「はやドキ!」で朝4時台の情報番組に参入することを発表した。会見には編成局長の津村昭夫氏、編成部長・伊佐野英樹氏が出席した。昭和30年4月1日の放送開始から数えて、今年は開局60周年にあたり、「60」のロゴと「未来へつなぐ、From TBS」というキャッチコピーも新たに発表された。今回の改編で特に注目を集めるのがニュースおよび、情報番組。現在、TBSでは早朝の情報番組として5:00から「はやチャン!」そして5:30より「あさチャン!」を放送しているが、3月30日(月)より「あさチャン!」をリニューアルしセットや構成、演出を一新。この「あさチャン!」よりもさらに早い朝4:00~5:30の生放送番組としてニュース、天気予報にスポーツ、エンタメ情報などを伝える「はやドキ!」がスタートする。すでに他局では朝4:00台のニュース情報番組は放送中であり「遅ればせながら」(伊佐野部長)の参戦となる。理由として伊佐野部長は、社員の「残業禁止」を打ち出す企業が増えたことで、それを補うために早朝から出社する人々やいわゆる“朝活”に勤しむ人々が増加したことを挙げる。これまで、高齢層しか早朝のTVを見ないというイメージがあったが、マーケティングにより、早朝からTVを見る人々が増加しているという結果が見られ、他局にならって参戦することを決めたと説明する。さらに「あさチャン!」(5:30~8:00)に続く8:00からの番組として、すでに報じられているように現在放送中の「いっぷく!」の後釜として「白熱ライブ ビビット」(8:00~9:55)がスタートする。「いっぷく!」がニュースに加えて生活情報を伝える番組だったのに対し、こちらの新番組は芸能ニュースなどを含む情報バラエティの色合いが濃くなっている。「いっぷく!」に続いて国分太一(TOKIO)がMCを務めるのに加え、“相棒”には女優の真矢ミキを抜擢。この他、ヒロミ、千原ジュニアらが曜日ごとのコメンテーターを務める。また、午後帯では現在、ドラマの再放送枠となっている「ひるおび」(11:00~13:52)の後の時間帯で、生放送の情報バラエティ「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」(13:55~14:53)がスタート。こちらは現在、名古屋のローカル番組として好評を得ている同番組をTBSでも放送するという形になり、大久保佳代子、林修、松本明子、山口もえ、黒田知永子らが曜日コメンテーターを務める。昨今、各種の記者会見などが午後2時過ぎに開催されることが増えており、その時間帯に生番組の枠を持ちたいというのが、この時間帯に情報バラエティを置く大きな理由だという。朝の「いっぷく!」終了に伴い、「いっぷく!」で紹介していた様々な生活情報をこの「ゴゴスマ」で補うことになるという。現在、この時間帯は裏番組で「情報ライブ ミヤネ屋」(13:55~15:50/読売テレビ)が人気を集めており、TBSのドラマ再放送は視聴率3%ほどを推移しており、「ゴゴスマ」の目標の視聴率として伊佐野部長はまずは「5%を超える」ことを掲げた。(text:cinemacafe.net)
2015年03月10日デザイナー津村耕佑によるセミナー「モードとテキスタイルファッションとは逸脱の美学である」が11月20日、東京国際フォーラムで開催された。「JFWジャパンクリエーション2014(JFW JAPAN CREATION 2014)」の「JFW-JC FORUM」で行われたもの。「テキスタイルは服の素材であると共に、空間を構成するマテリアルである」という考えの下、ファッションとテキスタイルについて、検証した。セミナーで津村は、ファッションの過去と現在について、モッズコート、アランセーター、ダッフルコート、トレンチコート、ミリタリールックなどを例に「ファッションはもともと貴族のものだった。しかし、若い人がファッションをリードするようになり、塹壕(ざんごう)に入るためのトレンチがファッションになるなど、本来の機能や意味とは別の文脈を持つものになった。最近ではコスプレとコレクションの境界線がなくなっている。スマートフォンなどのITツールを使ったコミュニケーションやゲームがファッションが持っていたつまらない日常を楽しくするという役割を果たし、着飾ることよりも楽しい時代になっている。また、パンクファッションは特別なスキルはいらない、誰でも表現できることを示したが、ここ数年、アートでもアーティストが構図を決め、自分の内面を表現するというやり方ではない自動変換のようなものもあるし、3Dプリンターによって誰でも服を作ることができるような時代も、そう遠くないだろう」と分析する。「ファッションデザイナーも環境とファッションの関係性を考えるべきだ。ファイナルホームを作った翌年の阪神淡路大震災や東日本大震災などをきっかけに、服の機能だけでなく、ファッションは人を元気にするものであり、たとえ非常時でも華やかな服、心の支えになるようなものが必要であると感じた。服を着たいというのは気分や暖かさ、情報を着たいということでもある。着ていないような軽い服だけではなく、着ることで身体を鍛える重い服があってもいい」など独自の考えを紹介した。また、「おむつのデザインを依頼され、高齢者用に内部構造が「おむつ」のようになっているボクサートランクスを作ったが、その時には若い人達用に紙のタンクトップとTシャツを作成した。若い頃から紙を着てもらうという長期的な取り組みによって、紙のパンツを穿くことに抵抗がなくなれば良いと思っている」という話や、プチプチ(R)でできたパズルパーツを使ったワークショップ、10月にウズベキスタンのタシケントで開催されたショーの様子などを交えて、同ブランドの活動を紹介。その上で、「プロダクトデザインは問題を解決するものであり、流通も含めて、完成されていなければいけない。だが、ファッションは芸術でもあり、完成していないことも魅力になる。テキスタイルを服の素材だけと捉える必要はない。場面を変えることで生き返ることもできるし、時代やプレゼンテーションによって10倍、100倍価値のあるものに変化する。固定観念にとらわれないようにする訓練も必要だ」などと話した。
2013年11月25日