NTTドコモは、同社が販売するリストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」に新色としてピンクを追加し、3月13日より発売する。価格は税込み6912円。「ムーヴバンド2」は、は手首に装着することで、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間を計測できるリストバンド型の活動量計。計測したデータは無料の専用アプリ「WM(わたしムーヴ)アプリ」と連携させることでスマートフォンなどの端末に転送することができる。これまでカラーバリエーションは、ターコイズ、ブラウン、ブラックの3色のみだったが、新たにピンクが追加された。「ムーヴバンド2」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は、幅約20mm(バックル部約16mm)×厚さ約11mm/約17g。内蔵電池はLi-ion充電池で、充電方式は専用アダプタによるUSB充電、連続作動時間は約7日間となっている。IPX5に準拠した防水性能を備える。通信面では、NFC、Bluetooth 4.0に対応。連携できる端末の対応OSは、Android 4.1以降、iOS 7.0以降。なお、一部端末には対応していない。詳細な対応機種はコチラ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月24日タニタは2月19日、ファッションドール「Barbie(バービー)」とコラボレートした体組成計と歩数計、クッキングスケールを発表した。「タニタオンラインショップ」のみの販売で、それぞれ500台の限定販売だ。2月20日11時から3月23日14時まで先行予約を受け付け、3月24日から順次出荷する。直販価格は体組成計が12,500円、歩数計が3,500円、クッキングスケールが4,000円(いずれも税別)。税込8,100円以上の買い物をした先着300名には、バービーのロゴ入りオリジナル温湿度計をプレゼントする。○体組成計上面にバービーのポニーテール姿やハート形のスイッチボタンをあしらった体組成計。体重を50g単位で計測できるほか、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率を測定する。サイズはW316×D217×H27mm、重量は1.5kg。電源には単4形乾電池×4本を使用する。カラーはブラックとピンクの2色を用意し、各500台ずつ販売する。○歩数計バービーのポニーテール姿をあしらった歩数計。文字高19mmで視認性の高い液晶となっている。サイズはW72.5×D12×H35.5mm、電池を含む重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用する。○キッチンスケールパステル調のエメラルドグリーンを採用し、淡いパール塗装を施したキッチンスケール。強化ガラスを採用しており、さっと汚れを拭き取れる。脚はシリコンゴム製で、ボタンを押した時もすべりにくい。サイズはW122×D186×H31mm、重量は391g。最大計量は2,000gまで。電源には単4形乾電池×2本を使用する。(c)2015 Mattel.All Rights Reserved.
2015年02月19日ドリテックは、木目調デザインの体重計「BS-171」を発表した。カラーバリエーションはナチュラルウッドとダークウッドの2色。3月上旬より販売を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は税別3,480円。丸みのある木目調デザインの体重計。本体に乗ると自動的に電源が入り、測定を開始する。身体が安定してから3秒後に計測結果を固定するホールド機能付き。使用後は、自動的に電源が切れる。本体サイズは約W280×D245×H25mm、重さは約610g。表示単位は5~100kgまでが50g単位、100~150kgまでが100g単位。電源は単4形乾電池×2本。
2015年02月19日エー・アンド・デイは2月16日、Bluetooth接続に対応した血圧計「UA-651BLE」と体重計「UC-352BLE」、体温計「UT-201BLE」を発表した。いずれも発売は4月で、価格はオープン。推定市場価格は、血圧計と体重計が税別10,000円前後、体温計が税別7,000円前後だ。血圧計「UA-651BLE」と体重計「UC-352BLE」、体温計「UT-201BLE」はBluetooth Low Energyに対応。無料の専用アプリ「A&D Connect」を通じて測定データを記録でき、FacebookやTwitterなどのSNSで共有できるほか、Microsoft社の「HealthVault」やApple社の「HealthKit」といった健康管理サービスと連動できる。また、測定をリマインドするタイマー機能も搭載。いずれも、さまざまな健康・医療サービスをユーザーがシームレスに利用できることを目指して制定された「Continua(コンティニュア)」規格にも準拠している。○血圧計「UA-651BLE」UA-651BLEは、カフ(腕に巻くバンド部分)を巻いてボタンを押すだけで測定を開始する上腕測定タイプの血圧計。電源には単3形アルカリ乾電池×4本もしくはACアダプターを使用する。A&D Connectでスマートフォンからデータを閲覧できるほか、「CSV出力機能」「メール送信機能」も備え、医療機関などとデータを共有しやすい。○体重計「UC-352BLE」UC-352BLEは、乗るだけで測定を開始する体重計。電源には単3形アルカリ乾電池×4本を使用する。○体温計「UT-201BLE」UT-201BLEは、脇下測定タイプの体温計。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用する。
2015年02月17日サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」から、5種類のデータ計測とiPhone連携に対応したリストバンド型の活動量計「400-HLS005」が発売された。歩数、移動距離、消費カロリー、活動時間、睡眠時間(状態)を計測できる。販売価格は7,388円(税別)。直販サイトのサンワダイレクトのみでの限定発売。本体にはLEDディスプレイを搭載し、歩数、活動時間、消費カロリー、達成度の表示を順に切り替え可能。7日間の毎分記録と、30日間の日ごと記録が保存される。本体のコア部分は着脱式になっており、リストバンドとして手首に付けたり、付属のクリップケースに付け替えて衣装に付けたりできる。防水規格のIPX7も取得済みだ。また、iPhoneとBluetooth 4.0で接続し、iOS向けの無料専用アプリ「BluFit」を使うことによって、400-HLS005の計測データをiPhoneへ転送、管理できる。対応機種は、iPhone 6 / 6 Plus / 5s / 5 / 4s、iPod touch(第5世代)、対応OSはiOS 5.1以降。計測モードとして、通常測定モードのほか、WORK(活動記録)モード、SLEEP(睡眠状態記録)モードを搭載。WORKモードはトレーニングに適したモードで、詳細な活動記録を振り返りたい時に使用する。SLEEPモードでは睡眠の深さを3段階で測定でき、睡眠時間や質の把握に役立つ。本体サイズはW36×H10×D15mm、重量は6g(本体コアのみ)。電源は内蔵バッテリーで、フル充電からの連続使用日数は最大7日間となっている。
2015年02月09日オムロン ヘルスケアは1月27日、歩数だけでなく、階段上りや早歩き歩数を測定し、それらの測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで、簡単に管理することができる通信機能付きの活動量計「HJA-403C カロリスキャン」を発表した。1月30日より発売する。同製品は、気圧センサを搭載し、測定した気圧変動から上下の移動を認識する他、加速度センサが測定した身体活動の加速度信号から歩行とそれ以外の身体活動を認識する。これにより、平地での歩行と階段歩行を識別し、階段上りの歩数を測定する。さらに、加速度センサが4Mets以上の歩行を早歩きとして測定するため、通勤途中や日常生活でのちょっとした努力の成果が"階段上り歩数"、"早歩き歩数"として確認できる。また、Bluetooth/NFC通信機能を搭載する。測定したデータは、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」、およびスマートフォン用データ管理アプリ「からだグラフ」で簡単にデータ管理できる。「からだグラフ」では、従来の歩数、消費カロリーに加え、早歩き歩数、階段上り歩数がグラフで表示される。この他、4週間で減らしたい体重を設定すると、減量目標を達成するために必要な1日の目標活動カロリーが自動算出される。その目標活動カロリーを達成するために必要な活動時間を、階段上りならあと何分、早歩きならあと何分とわかりやすく表示するとともに、1日の活動カロリーの進捗状況を、インジケータで知らせてくれるので、達成度がひと目でわかる。そして、1日の目標活動カロリーを達成するとバンザイマーク、150%に達したら音符マークが表示されるので、モチベーションが高まるとしている。
2015年01月28日オムロン ヘルスケアは1月27日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続する活動量計「カロリスキャン HJA-403C」を発表した。発売は1月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HJA-403Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる活動量計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。加速度センサーと気圧センサーによって、「歩数」のほか「階段上り歩数」「早歩き歩数」も自動で識別して測定する。アプリではそれぞれの項目をグラフで閲覧可能だ。目標体重を設定すると、目標達成に必要な1日の目標活動カロリーを自動で算出。進捗状況を本体液晶部にインジケーターで表示し、達成度を逐一確認できる。サイズはW78×D12×H33mm、重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用し、最大で約3カ月の使用が可能だ(1日12時間装着した場合)。本体には最大14日分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、レッド、ブラック、グリーン。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。
2015年01月28日ジョウボーンは1月26日、活動量計「UP3」の発売を延期すると発表した。当初は1月の発売を予定していたが、製造工程の調整によって今春に変更した。詳細な発売時期が決定次第、改めて発表するとしている。UP3は、2014年11月26日にジョウボーンが発表した活動量計。心拍を測定するバイオインピーダンスセンサー、3軸加速度計、皮膚温および気温センサーからなる「マルチセンサー・プラットフォーム」を採用し、ユーザーの睡眠や運動をモニタリングする。希望小売価格は税込21,800円。
2015年01月26日オムロン ヘルスケアは1月26日、血圧データをBluetoothあるいはNFC(近距離無線通信)経由でスマートフォンに転送できる「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7280C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,800円前後だ。HEM-7280Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC経由で血圧データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる家庭用血圧計。別売の通信トレイ(HHX-IT4)を用いれば、USBケーブルでパソコンにデータを転送することも可能だ。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。測定を開始する際、カフ(腕に巻くバンド部分)が適切な強さで巻けているかどうかをチェックする機能も持つ。サイズはW115×D145×H86mm、電池を含まない重量は365g。バックライト付きのブラック液晶画面にデータを表示する。電源には単3形アルカリ乾電池×4個を使用し、最大約300回の血圧測定が可能だ。本体自体に2人分の血圧データを各100回の測定ぶん記録できる。カラーはダークネイビー。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリを利用するにはドコモ・ヘルスケアが提供する健康サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。また、オムロン ヘルスケアは同日「HEM-72870C」も発表した。上記HEM-7280の下位モデルに当たる血圧計で、本体自体には1人分の血圧データを100回測定ぶん記録できる。電池を含まない重量は330g。推定市場価格は税別13,800円前後だ。BluetoothやNFC対応など、その他の主な仕様はHEM-7280とほぼ共通。
2015年01月26日Misfitは7日(米国時間)、クリスタルガラスで飾られた丸型の防水ウェアラブル製品「Swarovski Shine」コレクションを発表した。「Swarovski Shine」は、スワロフスキー製カットクリスタルで作られる、ワイヤレスの活動/睡眠トラッカー。クリアタイプ「clear Swarovski Shine」と、紫タイプ「violet Swarovski Shine」の2種類をラインナップする。いずれも歩数や距離、消費カロリー、睡眠の質や長さのトラッキングが可能。紫色の「violet Swarovski Shine」では太陽光充電が行える。取得データはiOS/Android向けのアプリで管理。Swarovski Shineをはめ込める専用のペンダントやブレスレットなども用意される。8日時点での予約は米国のmisfit.comのみで受け付け、2015年春に米国、香港、中国の小売店およびSwarovski.comでも販売される。
2015年01月09日ウェアラブル製品などを手がけるMisfitは7日(米国時間)、スワロフスキーと提携し、クリスタルガラスに彩られた、丸型の防水ウェアラブル製品「Swarovski Shine」コレクションを発表した。今回発表された「Swarovski Shine」は、スワロフスキー製の丸型カットクリスタルでデザインされた、ワイヤレスの活動/睡眠トラッカー。透明な「clear Swarovski Shine」と、紫色の「violet Swarovski Shine」の2種類を揃え、歩数や距離、消費カロリー、睡眠の質や長さをトラッキングできる。紫色の「violet Swarovski Shine」では太陽光充電が行え、Misfitは「光にかざすだけで充電できる、世界初のワイヤレス活動/睡眠トラッカー」としている。活動管理はiOS/Android向けのアプリで行う。コレクションを担うアクセサリとして、Swarovski Shineをはめ込める専用のペンダントやブレスレットなども用意される。8日時点での予約は米国のmisfit.comのみで受け付ける。2015年春には、米国、香港、中国の小売店およびSwarovski.comでも販売される。価格はセット内容により異なるが、ポーチとリストバンド、ブレスレット、「clear Swarovski Shine」がセットになった場合で169.99ドル。
2015年01月08日データ通信量がスマートフォンではパケット定額制の料金プランを利用している人が多いだろうが、データ通信量を減らすことができれば、もっと安い料金プランに変更できるかもしれない。MakeTechEasierが「4 Ways to Reduce Mobile Data Usage on Android」という記事で、Androidスマートフォン上で通信データ量を減らす方法を紹介しているので、以下、そのポイントを見てみよう。○Webページを圧縮するAndroid向けのブラウザはたくさんあるが、そのほとんどはWebページがリクエストとするデータ量を減らす工夫を行っていないが、Opera Miniはそれをしているという。具体的には、Opera MiniではWebコンテンツのデータをサーバで圧縮したうえで、ブラウザに表示させるという処理をしている。ただ、Opera Miniでデータを圧縮すると、Webページのレイアウトが崩れるなど、意図されたとおりに表示されない場合もあるので、見栄えにこだわる人は注意が必要だ。ちなみに、Google Chromeもデータ圧縮機能をオプションとして提供している。デフォルトでは無効なので、利用したい場合は設定を変更する必要がある。データ圧縮機能を有効にするには、設定メニューの「帯域幅の管理」から「データ量の削減」を選べばよい。Googleによると、ブラウジング中のデータ使用量を最大50%減らせるという。○端末に送信される全データを圧縮するOpera miniやChromeといったブラウザのデータ圧縮機能は、他のアプリには適用されない。そこで、利用したいのが、「Onavo Extend」というアプリだ。このアプリは、すべての通信データを圧縮することができる。圧縮はいったんVPNで接続したサーバにWebページを送信してから行われ、ユーザーは特別な操作を行う必要がない。付属のウィジェットを利用すれば、ホームからデータの圧縮状況を監視することも可能だ。Operaも同様のことを「Opera Max」というツールで行っている。Opera Maxは欧米で先行して公開されていたが、日本でも今年11月から公開されたので、日本語表示で安心して使える。○端末でデータ使用量を管理するAndroid 5.0 Lollipopでは、一定期間に端末でアップロード/ダウンロードしたデータ量を管理することができる。例えば、端末上で、データの使用状況を表示したり、データの使用量の上限を設けてそれ以上利用しないようにしたりすることができる。もっとたくさんの機能を利用したい場合は、サードパーティのアプリを利用する手もある。Onavo Countは自分の端末のデータ使用量をチェックできるほか、特定のアプリのデータ使用量を他の人と比べることができる。データのアップロード/ダウンロードの量を減らすことができれば、端末での処理も当然速くなる。「最近、処理が遅くなってきた」と感じている場合は、今回紹介した方法を使ってみてもよいかもしれない。
2014年12月19日エムティーアイは17日、BluetoothでiPhoneと接続する体重体組成計「karadafit Scan(カラダフィットスキャン)」を発売した。価格はオープンで、推定市場価格は税込5,980円前後だ。karadafit Scanは、Bluetooth 4.0でiPhoneと接続し、無料の専用アプリ「カラダフィット」で測定データを記録・管理できる体重体組成計。体重・体脂肪率・体水分率・体筋肉率・骨量・基礎代謝・BMI値の7項目を測定できる。アプリでは各項目の数値のほか、体重の測定結果をグラフ化したものを閲覧可能だ。サイズはW26.5×D18.7×H2.3cm、重量は1.8kg。電源は単4形乾電池×3本。カラーはホワイト。2015年1月にはレッド、ブルー、イエロー、ベージュ、グレーを発売する。対応機種はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、対応OSはiOS 6.0以上。
2014年12月17日デザインファクトリーは12日、歩数や消費カロリーなどを記録する「My Way Fit」シリーズから、リストバンド型の活動量計「My Way Fit X-Band Plus」(BT006)と「My Way Fit X-Band」(BT009)を発売した。価格はオープンで、推定市場価格はBT006が税別8,980円前後、BT009が税別7,480円前後だ。BT006とBT009は、歩数・歩行距離・消費カロリー・活動時間・エクササイズ量を記録するリストバンド型の活動量計。Bluetooth 4.0でスマートフォンなどと接続し、無料の専用アプリ「My Way Fit」から計測したデータやグラフを確認できる。BT006はボタンを押すと表示が切り替わって計測データを確認できるほか、目標の達成率や時刻などを点灯して表示する。BT006はインジケーターライトを備え、目標の達成率を5段階で表示。いずれのモデルも目標を達成すると、バイブレーターアラームが作動してユーザーに知らせる。サイズはいずれもW19×D11×H235mm、対応する腕回りサイズは135mmから195mmまで。電源は内蔵バッテリーで、容量は850mAh。最大で7日間から10日間の使用が可能だ。USB端子に接続して充電し、約1時間30分でフル充電される。IPX8相当の防水性能を持つ。カラーはいずれもコスモブラック、アンバーレッドの2色。専用アプリ「My Way Fit」の対応OSは、iOS 5.1以上、Android 4.3以上となっている。
2014年12月12日ロームは12月11日、スマートフォンやウェアラブル機器、活動量計などに向けて、高度や高低差検出に利用できる気圧センサ「BM1383GLV」を開発したと発表した。近年、スマートフォンやウェアラブル機器などに向けて、GPSのような平面の位置検知から立体的な位置検知を可能にし、インドアナビ用の高度検出や活動量の高低差検出機能を付加するために、気圧センサの導入が始まっている。気圧センサには、用途が拡がるにつれて、より高精度な気圧検知・高度検出が要求されるようになっている。また、従来の気圧センサは低温時での気圧検出精度を追求することが難しいという課題があった。同製品は、高精度な検出用MEMSと低消費電力かつ高精度なA/Dコンバータ(ADC)を搭載し、業界最高クラスの相対高度精度±20cm(相対気圧精度±0.024hPa)を実現した。また、高低温まで網羅した独自の補正演算アルゴリズムによる温度補正をIC内部で行うことで、低温時にも高精度な気圧検出ができるようにした。これにより、外部のマイコンに温度補正機能を搭載する必要がなくなるため、設計負荷の削減にも貢献するとしている。この他、長年培ってきたセンサ開発のノウハウを駆使して、センシングブロックと演算ブロックを小型化し、温度補正機能内蔵の気圧センサとしては業界最小クラスの2.5mm×2.5mm×0.95mmサイズのパッケージを実現した。なお、サンプル価格は800円(税抜き)。11月よりサンプル出荷を開始しており、2015年4月から当面月産50万個体制で量産を開始する予定。生産拠点は、前工程がローム本社(京都市)、後工程がROHM Electronics Philippinesである。
2014年12月11日11月26日、米ジョウボーンは、活動量計「UP」シリーズの新製品「UP MOVE」と「UP3」の2モデルを日本国内で発売することを発表した。同日には記者会見も行われ、米ジョウボーンの国際パートナー・製品開発部門担当者のヨーゲン・ノルディン氏と、日本担当ゼネラルマネージャーの岩崎顕悟氏が出席し、戦略説明が行われた。○本当に毎日身に付けられるウェアラブルデバイスを目指すまずはノルディン氏により、現在のウェアラブルデバイス市場の分析が行われた。現在のウェアラブルデバイスは大きく分けて、(1)スマートウォッチ、(2)フィットネストラッカー、(3)アクティビティトラッカーという3カテゴリに分類される。このうち(1)スマートウォッチと(2)フィットネストラッカーは、単独で情報を表示できるぶん、サイズが大きくかさばり、バッテリー消費が大きいという共通の問題があることを挙げた。毎晩充電しなければならないことや、付けたまま寝られないため、睡眠のトラッキングが行えないことが課題であり、まだ真の意味でのウェアラブルではないと指摘した。これに対し、(3)のアクティビティトラッカーは、サイズが小さくファッショナブルで、消費電力も小さく、毎日一晩中でも着けていられるため、生活に入り込める真のウェアラブルデバイスだとする。ジョウボーンはこの分野にフォーカスしていることをアピールした。○データ分析で生活の質改善を提案続いて競合他社に対する同社の強みと、プラットフォームに関する説明が行われた。アクティビティトラッカー分野において、競合に対するジョウボーンの強みは、ユーザーに対する生活改善の提案だという。ジョウボーンは最初の製品「UP」を2011年に投入後、これまでに1兆7,000億歩、1億7,000万回ぶんの睡眠、そして1,800万の食材に関する活動ログを取得しており、このデータを解析してエンドユーザーの生活を改善するヒントをアプリ内の「Smart Coach」機能で通知している。社内でのリサーチでは、98%の社員がUPを使うことで、生活がより健康的に改善されたと回答しているという。外部機関の調査でも、81%のユーザーがUPを使うことで健康に配慮するようになったと回答したほか、全体的に競合製品よりも高い数字が出たと自信を見せた。また、同社はUPプラットフォームに対するAPIを公開しており、ジョウボーン製ハードウェアだけでなく、トラッキング機能を備え、歩数などの情報を収集できるスマートフォンやAndroid Wear、Pebbleなどのスマートウォッチ用にも門戸を開いている。現在UPプラットフォームを利用したアプリ・サービス(UP App)を開発するデベロッパーは約1500あり、日本のデベロッパーの参加を歓迎すると表明した。UP Appによってユーザーがアクティビティトラッキングを始めると、眠りの質や食事の栄養といった情報を知りたくなり、スマートフォンアプリでは物足りなくなってくる。そうしたユーザーに対して同社のUPシリーズを提供していくという戦略だ。○入門機とハイエンド機を同時に投入これらの分析を踏まえ、ジョウボーンはエントリーモデルの「UP MOVE」と、ハイエンドモデルの「UP3」の2機種を発表した。「UP MOVE」は歩数、運動量、消費カロリー、睡眠に関する情報記録するシンプルなアクティビティトラッカー。同社の「UP」シリーズはこれまでリストバンド型だったが、UP MOVEではコイン状のコンパクトな形状を採用し、クリップ型のケースが付属する。このクリップで洋服のポケットなどに取り付けて計測するほか、別売りのリストバンドを利用すれば従来と同様の使い方もできる。スマートフォンとの接続はBluetooth LEを使用。電池はボタン電池(CR2032)で、最長6カ月稼働する。発売は12月中旬からで、価格は6,480円(税込)。ハイエンドモデルの「UP3」は、心拍数センサー、3軸の加速度計、バイオインピーダンスセンサー(生体に電流を流し抵抗を測定するセンサー)、皮膚温/気温センサーと4つのセンサーを搭載しており、従来の「UP」シリーズよりも詳細な活動情報を取得できる。また、従来の「UP」シリーズが腕の太さに合わせて複数サイズ展開していたのに対し、UP3では腕時計のように巻きつけるタイプのバンドに変更。ユーザーが固定する金具の位置を調整できるようになり、1サイズで展開することになった。UP3は水深10mまでの防水仕様となっており、公式に水泳時のトラッキングもサポートする(消費カロリーのみ)。充電はUSB経由で行い、内蔵バッテリーでの稼働時間は最大1週間。価格は2万1,800円(税込)で、2015年1月から販売開始される。質疑応答では、これまでの「UP」シリーズは初期不良率の高さやサポート体制に対する不満が高かったことを指摘されると、過去2年間で蓄積したノウハウを集約して製造体制の見直しを行っており、UP MOVEやUP3では従来よりも不良率が下がるだろうと自信を見せた。またサポート体制の強化により、修理交換などの対応も早くなるだろうとしている。
2014年11月27日ジョウボーンは26日、活動量計「UP3(アップスリー)」を発表した。心拍を測定するバイオインピーダンスセンサーなどのセンサーで構成される「マルチセンサー・プラットフォーム」を採用。発売は2015年1月で、希望小売価格は税込21,800円となっている。UP3は、心拍を測定するバイオインピーダンスセンサー、3軸加速度計、皮膚温および気温センサーからなる「マルチセンサー・プラットフォーム」を採用した活動量計。バイオインピーダンスセンサーは、心臓の健康状態を知るために必要となる、安静時の心拍数を測定する。眠りの深浅など睡眠段階を識別して得たデータから、睡眠を改善するためのアドバイスを行う機能や、ユーザーがどんな運動をしているかを認識する機能も搭載。ランニング、クロストレーニング、テニスなど、認識できる運動は多岐にわたる。さらにユーザーの行動を学習して、認識しにくい運動も自動で分類できるようになる。スマートフォンとBluetooth Low Energyで接続し、ユーザーは専用アプリ「UP」から、アドバイスと課題を受け取ることが可能だ。UP3が取得したデータをもとに、与えられた課題の進捗状況を管理する「Smart Couch」機能によって、ユーザーの健康をサポートする。サイズはW12.2×D220×H9.3mm、重量は29g。バッテリー容量は38mAhで、約100分でフル充電される。パソコンやACアダプタ(別売)と付属のUSBケーブルで接続して充電する。最大で7日間の使用が可能だ。10m相当の防水性能を備える。カラーはブラックダイヤモンド、シルバークロス。「UP」アプリの対応端末はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、iPod touch 第5世代以上、iPad 第3世代以上、iPad mini、対応OSはiOS 7.0以上。およびAndroid 4.3以上を搭載した端末。
2014年11月26日ジョウボーンは26日、エントリーモデルに位置づけられる活動量計「UP MOVE(アップムーブ)」を発表した。クリップで衣服などに取り付けるタイプ。発売は12月中旬で、希望小売価格は税込6,480円となっている。UP MOVEは、歩数・距離・消費カロリーを測定するエントリーモデルの活動量計。スマートフォンとBluetooth Low Energyで接続し、無料の専用アプリ「UP」と連携してフィットネスや減量をサポートする。「UP」アプリでは、測定データを閲覧できるだけでなく、ユーザーに合わせたアドバイスなどを受け取ることが可能だ。UP MOVE本体を押すと、LEDが点灯し、目標の達成状況や時刻、前日夜の睡眠状況を確認できるようになっている。UP MOVEは、付属のクリップで衣服などに取り付けるタイプだが、別売のリストストラップを用いれば、腕時計型の活動量計としても使用可能だ。本体サイズは直径27.64×厚み9.75mm、本体重量は6.8g。電源にはコイン形電池(CR2032)を使用し、最大で6カ月間の使用が可能だ。日常生活での使用に耐えうる程度の生活防水性能を備える。カラー(本体×クリップ)はブラックバースト×ブラック、ブルーバースト×フォグ、グレープローズ×パープル、ルビーローズ×レッドパンチ、スレートローズ×イエロー。「UP」アプリの対応端末はiPhone 4S/5/5c/5s/6/6 Plus、iPod touch 第5世代以上、iPad 第3世代以上、iPad mini、対応OSはiOS 7.0以上。およびAndroid 4.3以上を搭載した端末。
2014年11月26日キーエンスは、製造業の「用途」から変位計や寸法測定器を選べる、Webサイト「変位計/寸法測定器の選び方サイト」を公開した。製造業の現場では、品質向上・生産性向上が年々厳しく求められ、精度の高い測定器が必要とされるケースが増加している。しかし、対象物や周囲環境、要求精度などの状況を計算した上で正しい測定器を選ぶには、多くの知識と経験が求められる。そのうえ万が一不適切な測定器を用いて製造された場合、要求精度を満たさないなど不良品が発生する可能性もあり、企業にとっては大きな負担となっている。「変位計/寸法測定器の選び方サイト」はこうしたニーズに応えるべく開設されたWebサイト。製造ラインでの用途・アプリケーションを選ぶだけで、適切な「変位計/寸法測定器」が初心者でもわかるように工夫がされている。公開された「変位計/寸法測定器の選び方」に掲載されている用途は、厚み/幅、高さ/段差、外径/内径、ストローク/位置決め、振れ/偏心、振動、反り/平坦度、2次元形状、3次元形状の9種類。キーエンスの直販技術営業に全国の現場から直接寄せられた声を基に制作されている。また、「誰でもわかる!正しい測定器の選び方」というPDFも無料でダウンロードが可能。なおキーエンスは、「世界直販体制」を敷いており、変位計/寸法測定器に関するソリューション提案においても「現場に根差した現実的な提案力」で評価されているという。同社は、「今後も、製造業の生産性・品質向上に大きく貢献する方針」としている。
2014年11月25日東芝は11月10日、活動量計、スマートウォッチ、ブレスレット型やメガネ型などの各種ウェアラブル端末向けのアプリケーションプロセッサ「TZ1000」シリーズとして、新たに「TZ1021MBG」を製品化したと発表した。同製品は、省電力通信規格であるBluetooth Low Energy(BLE)通信機能、加速度センサおよびフラッシュメモリを内蔵した「TZ1001MBG」から通信機能および加速度センサを外し、プロセッサ部分とフラッシュメモリのみを残すことで、小型・薄型パッケージを実現したという。また、演算処理として、DSPと浮動小数点演算ユニットをもつARM Cortex-M4Fを搭載しており、内蔵センサや外部センサから取り込んだ複数情報の統合的な処理(センサフュージョン)も可能なほか、高精度のADCも搭載しているため、脈波や心電などの微弱な生体信号を計測することも可能だという。なお同社では、すでに「TZ1001MBG」に角速度センサを追加した「TZ1031MBG」と、角速度センサと地磁気センサを追加した「TZ1011MBG」の開発を進めており、今後も「TZ1000シリーズ」のラインアップ拡充を目指すとしている。
2014年11月13日タニタは12日、女性向けの活動量計「カロリズムレディプラス」を発表した。ダイエットプランを自動作成する機能や、月経周期に合わせたダイエットチャンス期を知らせるモードなどを追加。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,000円前後だ。カロリズムレディプラスは、女性をメインターゲットに据えた活動量計。1日の総消費エネルギー量を計測・表示する機能を継承しつつ、女性向けの機能を充実させた。減量目標を入力すると、摂取カロリーと消費カロリーの目安を表示するだけでなく、活動レベルに合わせて目標値を1週間ごとに自動で調整し、無理のない減量をサポートするとしている。さらに「月経管理機能」を新しく搭載。月経日を入力することで自身の月経周期を把握できる。月経周期データは過去12回分まで記録可能だ。月経周期データを利用して、ダイエットに適した時期かどうかをホルモンバランスによって判別する「女性ダイエットモード」も搭載。摂取・消費カロリーの目標値を、ダイエットに適したダイエットチャンス期には高めに、適していないリラックス期には低めに設定する。サイズはW66.5×D13×H32mm、重量は22g(電池含む)。電源にはボタン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用し、電池寿命は6カ月。ドット柄のネックストラップが付属する。カラーはオレンジ×ヴァニラピンク、ヴァニラピンク×シェルピンク、ライラック×ホワイトの3色。
2014年11月12日オムロン ヘルスケアは10日、体重体組成計「HBF-220 カラダスキャン」を発表した。立ったままでも表示画面を確認しやすいよう、文字高を38mmに大きくした。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別5,980円前後だ。HBF-220は、同社の体重体組成計では最大となる文字高38mmで測定値を表示する製品。本体に乗った人を自動で判別する自動認識機能を搭載する。体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・骨格筋率・体年齢・基礎代謝・BMIの基本項目を測定するほか、前回測定した体重との差を表示する機能を追加した。サイズはW326×D256×H31mm、電池含む重量は1.8kg。使用する電池は単4形マンガン乾電池か単4形アルカリ乾電池で、約1年の使用が可能だ。カラーはホワイト、ピンク、ブラウン。
2014年11月10日日立製作所は、活動量計で計測した歩行などの身体活動のデータをクラウド上に蓄積して解析し、可視化することで、健康増進を支援する「健康増進サービス」を10月31日から販売開始する。同サービスは、支援スタッフ(サポーター)が自治体や企業が運営する地域住民向けの健康サロン(集会所など)で活用して、利用者の活動量計のデータを蓄積・解析・可視化し、その結果を地域住民に提供するとともに、結果に基づいた健康増進に役立つアドバイスを行うといった運用が想定されている。支援スタッフによる的確なフィードバックを実現するため、東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室室長の青栁幸利氏による身体活動と健康状態の相関に関する研究(中之条研究)の成果を活用し、活動量のデータと疾病との相関をグラフで表示し、具体的な数値指標を用いた活動量の目標管理を可能にする。また、利用者が単独で取り組むのではなく、支援スタッフと直接会話を行う形態にすることで、健康増進効果を高めるとともに、体調変化や認知症の兆候などの早期発見も期待できるという。同社は、スマート情報分野における製品・サービス群をIntelligent Operations(インテリジェント オペレーションズ)として体系化しており、そのラインアップの1つとして同サービスを提供する。価格は、100ユーザーライセンスで月額28万円から(税別)で、初期費用として、環境設定およびコンサルティング費用、活動量計およびデータ収集用PCの購入費用などが別途必要。
2014年10月29日セイコーエプソンは10月2日、腕に装着するだけで脈拍を計測し、運動強度やカロリー収支、睡眠やこころの状態を知ることができる活動量計として、PULSENSE「PS-500B」、および「PS-100」シリーズを発表した。11月6日より発売する。同製品は、加速度計測だけでなく、独自技術の高精度脈拍センサを搭載し、血中のヘモグロビンが光を吸収する性質を利用して、手首の血管にLED光を照射し、血流の変化により脈拍数を計測する。例えば、同じ距離を歩くにしても、坂道と平坦な道とでは体にかかる負荷が異なるが、体の動き(加速度)だけでなく、脈拍を通じて体の負荷を計測しているため、より正確に運動強度と消費カロリーを算出することができる。そして、脈拍と活動量から睡眠に入ったことを自動で検知するので、就寝前に睡眠モードへ切り替えることなく、睡眠時間や眠りの深い、浅いを可視化できる。さらに、運動量が少ないとき(非活動時)に脈拍が高ければエキサイト、低ければリラックスとして記録するので、1日の自身の状態を把握することにつながる。この他、脈拍の連続計測を約36時間としたことで、エクササイズから睡眠まで、1日の生活をしっかり記録する常時計測を実現している。また、PCやスマートフォンの専用アプリ「PULSENSE View」では、心拍ゾーンごとの活動時間やその日の歩数、移動距離、カロリー収支や睡眠、こころバランスを表示するので、一日の活動履歴を振り返ることができる。目標体重とダイエットペースを設定すれば、1日の脂肪燃焼ゾーンにおける活動目安時間や摂取・消費カロリー目安が提示される。そして、最も効率よく脂肪が燃焼するとされている脂肪燃焼ゾーンにおいて活動が行えているか、本体のLEDライトと振動で知らせてくれる。加えて、食事記録を入力すると摂取カロリーとして数値化されるので、脈拍計測ならではの正確な消費カロリーと合わせて1日のカロリー収支が表示されるため、無理のないウェイトコントロールをサポートする。この他、体重推移とカロリー収支から将来の体重推移予測をグラフ化したり、活動へのアドバイスメールを毎週受け取ることも可能となっている。なお、「PS-500B」は液晶表示タイプとなっている。「PS-100」シリーズはバンドタイプで、カラーバリエーションとともに、手首の太さに合わせたSとLの2サイズ、合計4機種がラインアップされている。
2014年10月03日エプソンは2日、腕に装着して脈拍を計測する活動量計「PLUSENSEシリーズ」2機種5モデルを発表した。11月6日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格(税別)は、液晶表示タイプで時計機能を備えた「PS-500B」が1万円台後半、バンドタイプの「PS-100シリーズ」が1万円台半ば。PLUSENSEシリーズは、高精度脈拍センサーと加速度計を搭載。脈拍センサーで体への負荷、加速度計で体の動きを計測することで、坂道などでも正確に運動強度と消費カロリーを算出できる。脈拍と活動量をもとに睡眠に入ったことも自動検知し、睡眠時間や眠りの深い/浅いも可視化する。また、運動量が少ない時に脈拍が高かければ「エキサイト」、低ければ「リラックス」として記録するなど、1日の状態を細かく把握できる。計測データは専用アプリ「PLUSENSE View」に転送して管理・分析。PLUSENSE本体では目的別に運動強度を5つの「心拍ゾーン」に置き換えて設定できるが、専用アプリでは心拍ゾーンごとの活動量や歩数、移動距離、カロリー収支、睡眠、心のバランスを表示可能だ。目標体重とダイエットペースを設定すれば、1日の活動目安時間や摂取・消費カロリー目安を提示してくれ、その目安に沿って活動できているかを本体のLEDと振動で告知する。食事記録を入力すると摂取カロリーとして数値化、脈拍計測による消費カロリーと合わせて1日のカロリー収支を表示する。専用アプリは、「PS-500B」はPCおよびスマートフォンで利用可能、「PS-100シリーズ」はスマートフォンのみの利用となる。なお、スマートフォンに電話やメールの着信があれば、振動やLEDで通知する機能も搭載した。主な仕様は、「PS-500B」本体の外形寸法はW35×D45×H14mm、重量44g、対象腕周り140~190mm。脈拍連続計測時間は約36時間、最大記録時間は480時間。リチウムイオン電池(75mAh)内蔵で充電時間は約3.5時間。3気圧防水。Bluetooth Smart搭載。システム条件は、スマートフォンがAndroid4.4以降、iOS7.1以降、PCはWindows Vista SP2/ 7 SP1/ 8/ 8.1。カラーはブラックのみ。充電クレードル付属。「PS-100シリーズ」は、手首の太さに合わせたS/Lの2サイズを用意、カラーはS/Lともにブラックとターコイズブルーの2色展開。本体の外形寸法はW22×D45×H12.5mm、重量はSサイズが30g、Lサイズが31g。対象腕周りはSサイズが135~160mm、Lサイズが150~210mm。脈拍連続計測時間は約36時間、最大記録時間は480時間。リチウムポリマー電池(40mAh)内蔵で充電時間は約2.5時間。3気圧防水。Bluetooth Smart搭載。スマートフォンのシステム条件は、Android4.4以降、iOS7.1以降。充電クレードル付属。
2014年10月02日(画像はイメージです Patrick Gruban)活動量計とは活動量計とは歩数だけではなく、階段の上り下りなど実際の運動量を測定し、自分の体がどれぐらいカロリーを消費しているかを計算して出してくれるものです。腕に巻くもの、歩数計のようにベルトに付けるものなどがあります。日本でもパナソニックなどの大手電機メーカー、オムロンやタニタなど医療用の測定器具を出している会社から発売されています。世界ではFitbit社のFlexが有名です。ソフトバンクはこのFlexと体組成計を組み合わせたソフトバンクヘルスケアというサービスを行っています。活動量計は、スマートフォンやコンピュータにデータを送付することで色々な形でデータを見る形式になっています。iOS8ではデベロッパー向けにHealthKitを発表して話題を集めています。テキサス大学の研究2014年9月16日テキサス大学医学部の研究者は現在発売中の活動量計とその解析用プログラムを収集して、使っている人のモチベーションにどのような影響を与えているかを検討し、その研究内容がJournal of Medical Internet Researchに掲載されたことを明らかにしました。(画像はプレスリリースより)その研究によると、いくつかの活動量計では、健康の維持のために必要なゴールというものを示しておらず、単に個人的な好みだけで用いているとのことです。今後は個人の活動量のデータが、疫学的な研究に利用されることによって、国民の健康に非常に役立つことになると結論づけています。【参考】・テキサス大学プレスリリース
2014年09月20日エレコムは2日、リストバンド型の活動量計「HCW-WAM01」シリーズを発表した。歩数や消費カロリーなどの活動量のほか、睡眠状態も計測して、専用アプリで管理できる。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,980円だ。HCW-WAM01シリーズは、歩数や消費カロリーなどの活動量だけでなく、睡眠の状態も測定してくれるリストバンド型活動量計。スマートフォンやタブレットとBluetoothで連携し、無料の専用アプリ「HELLO! 」で測定データを確認できる。アプリからはグラフ化された歩数、睡眠状態、消費カロリーなどを閲覧可能だ。Bluetoothのバージョンは4.0。対応機種はiOS 7.1/7.0を搭載したiPhone 4S/5/5c/5s、iPad Air、iPad(第3世代、第4世代)、iPad mini Retinaディスプレイ、iPad mini、iPod touch(第5世代)と、Android 4.4/4.3を搭載した端末。リストバンドを含まない本体のみのサイズはW38×D19×H9.5mm、リストバンド含む重量は22g。対応する手首周りは13.5~19cmとなっている。本体には最大7日分のデータを保存できる。microUSBから充電し、約2時間でフル充電の状態になる。フル充電から約5日間使用可能だ。IPX4相当の防水性能を持つ。カラーはブラック、ブルー、ピンクの3色。
2014年09月02日(画像はプレスリリースより)リストバンド型活動量計2014年8月11日、東芝は「運動量・睡眠・食事」を記録するリストバンド型活動量計を8月20日から発売することを発表した。この商品は加速度センサーを用いて「活動量」と「睡眠」を測定。データはBluetooth(R)を通じて、スマートフォン上の専用アプリに転送し、表示する方式だ。食事は専用アプリ上で写真として記録する。2週間の連続使用が可能専用アタッチメントによるUSB充電で、2週間の連続使用が可能になっている。これは東芝独自の信号処理技術により動作時の消費電力を最小限に抑えることによると発表されている。この商品単体での表示機能を省略したことも消費電力を抑えることに繋がっていると想定できる。旅行や出張先でも充電の心配はなくなっている。睡眠状態と活動状態に関しても独自のアルゴリズムを用いて自動的に切り替わり、簡単な操作でイベントの時間を記録することができる。この機能を用いて食事時間等を記録することが可能だ。バイブレーション機能も備えているので、ユーザーが設定した目標達成時やアラーム設定時刻をユーザーに通知することができる。製品仕様価格はオープン、カラーは4色(ブラック、ライトグレー、スモークピンク、ブルーグリーン)、仕様湿度範囲20%~90%(但し結露しない事)、重量は27g。8月11日からAmazon、Yahoo!ショッピングで予約受付を開始。【参考】・東芝プレスリリース
2014年08月14日デザインファクトリーは1日、歩数や消費カロリーなどを記録する「My Way Fit」シリーズを発表した。発売は4日。価格はオープンで、市場想定価格は「My Way Fit 歩数計 BT-001」が税別3,980円前後、「My Way Fit 活動量計 BT-005A」が税別6,980円前後となっている。「My Way Fit」シリーズは、歩数や消費カロリーなどを計測し、Bluetooth 4.0で連携したスマートフォンでデータや表を閲覧できるデバイスだ。本体をそのままポケットに入れたり、付属のシリコンカバーを使ってベルトなどに装着したりして身に付ける使い方。睡眠時には付属のアームベルトを用いて腕に装着する。記録したデータは、無料の専用アプリ「My Way Fit」で管理できる。BT-001では、歩数、距離、消費カロリー、平均速度、睡眠時間、半覚醒時間の記録を行える。BT-005Aでは、BT-001で計測できる項目に加え、活動時間やエクササイズ量、深い眠りの時間、浅い眠りの時間なども計測可能だ。サイズはBT-001がW30×D11.7×H42mmで、BT-005AがW26×D13×H52mm。充電は付属のUSBケーブルを用いて給電し、約1時間30分でフル充電される。フル充電の状態で7~10日間使用可能。クリップのカラーはチェリーピンク、アースブルー、リーフグリーンの3色を用意している。専用アプリ「My Way Fit」の対応OSは、iOS 5.1以上、Android 4.3以上となっている。
2014年07月02日オリンパスは4月16日、工場設備などのメンテナンス向けに超音波厚さ計のエントリー機種「27MG」を発表した。5月末から発売する。超音波厚さ計は、探触子という専用センサを用いて検査対象物の片側から超音波を入射し、反射波が戻ってくるまでの時間を基に、対象物の厚さを計測する。対象物を破壊・分解する必要がないため、メンテナンスや品質検査などの現場で広く使用されている。同製品は、工場設備などのメンテナンスで使用する腐食検査用の厚さ計であり、パイプやタンクなどの厚みを測定し、内部の腐食の進行度を検査する。エントリー機種としての高い機動性だけでなく、一般的なミドルクラスの厚さ計で採用されている感度調整機能も備えている。これにより、対象物の厚さや素材に応じて、より幅広い用途で使用できる。また、検査ごとに適正な測定値の範囲を設定し、値を超えた際に音と表示で知らせるアラーム機能も搭載している。さらに、高所や狭い現場にも持ち運びしやすい小型・軽量の筐体に、バックライト付きの大型ディスプレイを搭載し、測定値を明るく大きく表示する。また、防滴・防塵性能規格であるIP65相当の設計により、突然の雨や砂塵が舞うような検査現場においても安心して作業を進めることができる。この他、探触子の新製品として、コストパフォーマンスに優れた「D7910」も合わせて発売する。超音波厚さ計は、センサである探触子で対象物をなぞりながら検査を行うため、使用するにつれて探触子の表面が磨耗していく。消耗品である探触子の低価格化により、検査業務のコストダウンに寄与するとしている。
2014年04月17日