「佐藤と神木、逆じゃない?」人気漫画「バクマン。」の映画化および主人公のサイコーを佐藤健が、シュージンを神木隆之介が演じることが発表された際の、大多数の反応である。いや、ファンだけではない。当の佐藤さんも「最初に僕がサイコーで、シュージンを神木隆之介でと言われた時はびっくりした」というし、神木さんも「僕がメガネの方?『逆じゃないんですか?』と聞いた」という。人気漫画の実写化に関してその是非が問われるのは宿命であるし、人気キャラを誰が演じるのか?というキャスト論争ももはや日常茶飯事。だがメインキャスト2人が「逆じゃない?」というツッコミを受けつつ船出する作品もあまりない…。だが、佐藤さんも神木さんも、今では…いや、撮影の段階でこのキャスティングで間違いはないと自信と手応えを感じていた。改めて、佐藤健&神木隆之介が『バクマン。』キャスト論争について答えると共に、作品の魅力について語った!原作はあの「DEATH NOTE」の大場つぐみ×小畑健のコンビによる人気漫画で、まさに己の経験を元に自分たちの戦いの場である「週刊少年ジャンプ」を舞台にした本作。No.1の漫画家を目指すサイコー(作画担当)とシュージン(原作担当)が恋やライバルたちとの切磋琢磨の中で成長していくさまを描く。撮影開始前からの異例のキャスト論争に加え、佐藤さんは「まず、リュウ(=神木さん)とは5つも年が違うのに同級生ができるのか?いや、そもそも学生やれるのか?という不安もあった」という。それでも、原作、および映画の中での2人の関係性、そしてサイコーの内面について考えた時、最初に感じていた“違和感”はなくなっていた。「(逆という声は)ビジュアル的な部分なんですよね。でも、原作でも2人の関係性って、最初にシュージンがサイコーをマンガの世界に引き込むけど、サイコーに火がついた後は、どちらかというとサイコーが突っ走って、シュージンが後から追いかけていくという感じ。そういわれると、普段の僕とリュウの関係としてしっくりくるものがあったんです。(神木さんは)弟のように慕ってくれるところがすごくある。それから現場に入って、リュウのシュージンを見たら漫画そのまんまで、僕にはシュージンはできないなって思いました」。何より佐藤さん自身「本質的なところで、自分はサイコーだなと思った」という。「基本的にサイコーの気持ちが全て、自分と重ね合わせながら理解できましたね。だから、その気持ちに従って『作った』というよりも、自分が素直に感じたまんまでした。なかなか、サイコーたちのような状況に陥ることってないけど(笑)、もしそうなったら、僕もサイコーと同じ気持ちになると思う。好きな女の子から夢に向かって『頑張って』と言われたら燃えるし、自分がプライドを持って打ち込んでいることがあって、ライバル(=同年代の漫画家・新妻エイジ/染谷将太)がいて、そいつに『ヘタクソ』と言われたら、ものすごく悔しいだろうと思うでしょうから」。元々、原作の大ファンだったという神木さんも「台本を読んでみたら、ピッタリだなと感じました。僕そっくりというか、そのままのテンションで役作りをすることなしに演じられました」とうなずく。神木さんは、映画の中の原作と重なるシーンに関しては「いい意味で忠実に再現したいと思い、原作のページをコピーし台本に貼っていた」という。特に神木さんにとって「原作の中でもグッとくる大好きなシーン」であり、サイコーとシュージンの関係性や心情を表しているという点で、大切に演じたというのが、過労で倒れてしまったサイコーを見舞ったシュージンが病室を出て、涙を流すシーン。「シュージンは最初、自分は絵が描けないからと深く考えずに原作担当になったところもあったけど、いつしかサイコーの存在が支えになっていたと思うんです。まさに健くんが言ったように、最初に漫画家を目指すきっかけはシュージンが作ったけど、サイコーがどんどん前に出て、それを追いかけるようになって『よっしゃ、やるぞ!』となっていた矢先に、自分の先を走っていたサイコーが絵を描けなくなってしまったという悔しさ――。そこでサイコーのために泣けるくらい、大きい存在になっていた。2人で一つなんだと感じてもらえるシーンだと思います。初めてシュージンの心が折れた瞬間でもあるし、サイコーのために泣いているんだと感じてもらえたらと力を入れたシーンでもあります」。涙といえば、サイコーも劇中、あるシーンで涙を流す。実は台本上ではここでは涙を流すことにはなっておらず、演じる中で思いがけず、佐藤さんの目から涙がこぼれたという。大根監督はもう一度、涙を流さないバージョンを撮ったものの、編集の段階で結局、最初の“涙アリ”の方を使用することにしたという。佐藤さんは「あれはまあ、たまたま出ただけ(苦笑)。涙が出る、出ないはどっちでもいいんですけど…」と照れくさそうに語りつつ、のちにプロデューサーから聞かされたというこんなエピソードを明かしてくれた。「実は映画の“ピーク”を当初は別のシーンを想定していて、あのシーンをピークにする予定ではなかったそうです。でもああいう形になったので、結果的に後半のシーンの構成を最初の予定から変えたらしいです」。まさに、監督の頭の中の想像を超えた瞬間、いや漫画という二次元の世界で既に表現された物語を、生身の人間が演じることで新たなシーンとして塗り替えた瞬間といえるかもしれない。俳優の演技だけではない。「週刊少年ジャンプ」の歴史を紹介するオープニングでの映像や、本作ならではのエンドロール、2人が原稿を執筆するシーンでのプロジェクション・マッピングを映画に取り入れるという新たな試みが詰め込まれている。改めて佐藤さんは言う。「初めてこの映画のお話をうかがった時、大根さんが監督を務めるというのもそうですが『新しい映画を作りたい!』という気持ちがすごく強く見えたんです。台本にYouTubeのURLが書いてあったり、エンドロールの部分も台本上に『いままで見たことのないエンドロール』とあったり。誰もやったことないものを作りたいんだなっていうが伝わってきて、そういうところが一筋縄でいかないキャスティングにも表れていると思うし、すごく惹かれて『ぜひ出たい』って思いました。そういう精神は「バクマン。」という原作とものすごく相性がいいと思うんです。(同じ大場×小畑コンビの)『DEATH NOTE』もそうですが、それまでの『ジャンプ』になかった。革命的な作品だったと思うし、そういう精神をキャスト・スタッフ全員が持っていたし、完成した映画を見ても、すごく新しく魅力的な作品になっていると感じました」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年08月31日TBSテレビ日曜劇場にて放送され、瞬間最高視聴率18.2%を記録した佐藤健主演のドラマ「天皇の料理番」。この度、“ザテレビジョン第85回ドラマアカデミー賞”の受賞結果が現在発売中の雑誌「週刊ザテレビジョン」にて発表され、本作が最優秀作品賞、主演男優賞(佐藤健)を始めとした6部門に輝いたことが判明した。「JIN-仁-」「世界の中心で、愛をさけぶ」の制作陣が再集結し、大正・昭和時代に宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた直木賞作家・杉森久英の原作をTVドラマ化した本作。妻と家族と師と仲間に支えられ、夢を信じ、料理を愛しぬき、天皇の料理番まで上り詰めた男の生き様が涙と感動を呼ぶと同時に、役作りのために20キロの減量を行った鈴木亮平の役者魂も話題を呼んだ。そんな「天皇の料理番」が第85回ドラマアカデミー賞で6部門受賞という快挙を達成!最優秀作品賞、主演男優賞(佐藤健)、助演男優賞(鈴木亮平)、助演女優賞(黒木華)、脚本賞(森下佳子)、監督賞(平川雄一朗、岡本伸吾、中前勇児、山室大輔)の6冠受賞を果たした。今回の発表を受け、主演の佐藤さんは「この受賞の知らせを聞いたとき、本当に嬉しく思いました。今回は作品に獲らせていただいた賞だと思っています」と受賞の喜びを口にした。佐藤さんは続けて、「自分に賭けてくれたスタッフの方々、何より自分を信じて応援してくれるファンの方々、みなさんの存在が僕の原動力となりました。一流の料理人を演じるにあたり、半年間に及ぶ撮影の中でプレッシャーは常に感じていましたが、説得力を持たせるために料理練習など必死にやってきました。この経験を次につなげていかねばと思っています」と感謝の気持ちを語っている。「天皇の料理番」Blu-ray&DVDは11月27日(金)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日朝日新聞出版は8月20日、テニスプレーヤーの錦織圭選手の言葉とその背景に迫った書籍『ダウン・ザ・ライン 錦織 圭』を発売する。錦織圭選手は昨年の全米オープンで準優勝し、8月に発表された最新世界ランキングでは、自己最高タイの4位にランクインした。同書は、2008年のウィンブルドンから取材を行ってきた朝日新聞スポーツ部・稲垣康介記者が書き下ろした。8年間にわたる膨大な取材資料とともに、新たに錦織選手本人や、活躍を支える両親・スタッフなどに対して行った取材内容も含まれている。同書では、「恥ずかしくない生き方はしてきたつもりです」「この命 どう使う」といった、錦織選手がこれまで発してきた言葉の本当の意味と背景について解説している。中には、試合後の記者会見で注目を浴びた「勝てない相手も、もういない」、今年の全仏オープンでの「(ベスト8に)慣れました」など、マスコミをにぎわせた発言も入っている。そのほか、コーチ、スタッフとの信頼関係から生まれた言葉や、テニスを愛するゆえに発せられた言葉まで、錦織選手の言葉33の本当の意味と背景を収録。錦織選手の独占ロングインタビュー20ページ分も掲載した。全55点の貴重な写真も収めているため、写真集としても楽しめるとのこと。価格は1,500円(税別)。
2015年08月11日GAORAが運営するCSチャンネル「GAORA SPORTS」は9月、テニス・錦織圭選手がライバルについて語る特別番組「錦織圭 ライバル達を超え頂点へ」を放送する。同番組では、世界ランキング5位まで上り詰め、頂点を狙う錦織圭選手の単独インタビューを放送する。インタビューでは、圧倒的な強さの「N.ジョコビッチ」、憧れからライバルとなった「R.フェデラー」、堅実なテニスで攻める「A.マレー」、勝利まであと一歩のところまで追いつめた「R.ナダル」といった、頂点に登るために避けられない存在「BIG4」について錦織選手が語っている。さらに「D.フェレール」や「M.ラオニッチ」といったライバルについても話は及ぶ。インタビュアーは、GAORA SPORTSテニス解説者の佐藤武文氏。放送は、9月27日の22:00~23:00。9月28日の18:00~19:00、9月29日の23:00~深夜0:00(再放送)。
2015年07月29日ドラマ「天皇の料理番」の佐藤健、『日本のいちばん長い日』の松坂桃李のみならず、イメチェンでカンヌを沸かせた『岸辺の旅』の浅野忠信、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』黒ひげ役でフサフサ髪を丸刈りにしたヒュー・ジャックマンなど、最近何かと話題の“坊主頭”のイケメン俳優たち。そんな中、岡田将生を始め、染谷将太、成海璃子、松岡茉優ら日本映画界の次世代を担う若手俳優が一挙に集結する話題の映画『ストレーヤーズ・クロニクル』にも、1人、イケメン“坊主系男子”が登場する。特殊能力を持った岡田さん演じる昴(スバル)を慕う高校生・隆二を演じ、本作が映画初出演となる“末っ子・坊主系男子”の瀬戸利樹に迫った。1990年代始め、全く違う方法で生み出された2組の特殊能力をもつ子どもたち。彼らは成長し、やがて成人しようとしていたが、異常発達した能力の代償として、「破綻」と呼ばれる精神崩壊の“宿命”を抱えていた。希望を信じた1組は、自分たちの能力を未来のために使おうとし、絶望に満ちたもう1組は、未来を破壊することを決意する…。そんな本作で、主演の岡田さんは視覚、視神経、脳伝達速度が高度に発達した“未来が見える男”・昴を演じる。彼を慕って「チームスバル」を形成するのが、聴覚が異常に発達した沙耶役の成海さん、痛覚がまひした超腕力&無痛の男・亘役の白石隼也、人間スーパーコンピューターともいえる超記憶力少年・良介役の清水尋也、そして、通常の人間の視力では全く見えないほどの高速度移動が可能な隆二役の瀬戸さんだ。瀬戸さんは、二宮和也、有村架純、福士蒼汰、山崎賢人ら出演のドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」で連続ドラマ初出演を果たし、家入レオやSuzuのMusic Videoや単発ドラマに出演、本作が映画デビューとなる最注目の新鋭。彼が演じる隆二は、チームのマスコット的存在。能力を隠し、ごく普通の高校生として里親のもとで暮らしていたが、昴に再会。やがて彼とともに学(染谷さん)率いる「チームアゲハ」と“宿命”のバトルに巻き込まれていく役どころだ。無邪気でやんちゃな性格と、クシャッと笑う笑顔が、早くも女性たちの心を鷲掴みにしており、試写会後には「瀬戸くんカッコイイ!」という声が多数上がるほど。ちなみに、本作が映画初体験の瀬戸さんは、自分の撮影がない日も現場に足を運んでは見学する毎日を送り、時には雑用などのお手伝いをすることも。そんな彼をスタッフも可愛がり、現場ではすっかり愛されキャラに。4歳年下の清水さんとキャッキャと盛り上がり、岡田さんを始めとするキャストやスタッフをいつも和ませていたという。真のイケメン度合いが試される髪型ながら、どこか硬派な雰囲気がたまらない“坊主系男子”。これまでにも染谷さん、市原隼人、窪塚洋介、高良健吾、加瀬亮、安藤政信、伊勢谷友介なども披露してきているが、先輩たちに負けないくらい瀬戸さんの坊主も魅力的。まだ19歳という年齢で、あどけなさを残す顔立ちだからこそ、まさに甲子園球児のようなフレッシュさを醸し出している。本作でブレイクまちがいなしの“坊主系男子”に、ぜひ注目していて。『ストレイヤーズ・クロニクル』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストレイヤーズ・クロニクル 2015年6月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 本多孝好/集英社 (C) 2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
2015年06月18日エアウィーヴはこのほど、錦織圭選手が出演する新TV‐CM「錦織圭選手 IMGアカデミー」篇(15秒・30秒)のオンエアを開始した。IMGアカデミーとは、米フロリダ州にあるトップアスリートを養成する世界最大級のアカデミー。錦織選手も、13歳の時に同アカデミーに入校した。科学的プログラムで選手育成に取り組んでおり、これまでに錦織選手のほか、数々の世界的な選手を輩出している。同社が販売している「エアウィーヴ」は、素材の90%以上が空気という独自の構造を実現したマットレス。2011年2月にアカデミー学生寮の一部で、2013年9月からは学生寮の全室で導入が開始され、睡眠がパフォーマンスに及ぼす影響など、スポーツ科学の視点から睡眠研究を行っている。今回のCMでは、同アカデミーにおけるスタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所が実施する、エアウィーヴを使用した睡眠研究の様子を錦織選手が紹介している。同アカデミーでのCM撮影は、日本企業では初めてのことであるという。CMは「ここは僕、錦織圭が育ったIMGアカデミー」と語る錦織選手の映像から始まる。実際に学生寮のベッドに設置されているエアウィーヴや、アカデミーで学ぶアスリートたちの映像が流れ、「エアウィーヴはスタンフォード大学と目覚めた直後の運動能力を研究しています」と研究の紹介をしている。CMには、白いハチマキを締め、同アカデミーのコートの上でラリーをする錦織選手の映像も盛り込んだ。撮影はマイアミオープンの直後の日程となったが、錦織選手は疲れを見せず終始笑顔であったという。ウオーミングアップのラリーの球筋や音は鋭く、CMでは一流の妙技を間近で体感できるような仕上がりとなっている。
2015年06月15日DFSグループはこのほど、公式ウェブサイト「DFS.com」にて、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手の独占インタビュー「Tジャーナル」を公開した。DFS グループは、1960年に香港で創業したトラベルリテーラー。旅行者に世界中から選び抜いた700以上の一流ブランドを提供している。ネットワークは現在、3大陸・420カ所にわたり、18の主要国際空港、14の路面店であるギャラリア、および各提携先やリゾート地域にて店舗を展開している。同グループの公式ウェブサイトでは、旅をテーマに世界で活躍する著名人にインタビューする「Tジャーナル」を公開している。過去には歌手のBENIさん、中国人アーティストのイー・ゾーさん、音楽プロデューサーのキャロリーヌ・ドゥ・メグレさんがなどが登場し、旅に対する思いや発見などを語った。今回、同コンテンツに錦織選手が登場。「最近訪れた場所」「旅の必須アイテム」「ツアー中の旅の秘訣」などを語っている。旅行中のファッションやフライト中の過ごし方、初めての都市や国を訪れたときの行動など、プロテニスプレーヤーとして活躍する姿とは違う一面を知ることができる。
2015年06月05日現在放送中のTBS系ドラマ「天皇の料理番」では料理人に、今秋公開予定の『バクマン。』では漫画家を目指す高校生にと、役によって変幻自在に姿を変える俳優・佐藤健。このたび、カップヌードルのイメージキャラクターに就任し、『るろうに剣心』のスタッフと再タッグを組み、馬やロボット、戦隊ヒーロー(女装を含む1人5役)など様々な役に挑戦した新TVCMに出演。6月5日(金)より全国にて放送されることが分かった。今回の新TVCMでは、カップヌードルを食べたときの「ウマい!」というリアクションを、未だかつて見たことのない斬新な映像と、これ以上ないほど熱く、ホットな世界観で表現。カップヌードルを一口食べ、状況がめまぐるしく変化する摩訶不思議なストーリー展開で、佐藤さんは地球上のみならず、宇宙空間にまで飛び出し、巨大ロボットから、戦隊ヒーロー、馬、クルマ、ダイスミンチ(サイコロ状のミンチ肉)の惑星など、全17種類に次々と変身!「STAY HOT いいぞ、もっとやれ。」というメッセージを、インパクトたっぷりに表現している。『BECK ベック』や『カノジョは嘘を愛しすぎてる』などで若者から絶大な人気を誇る佐藤さんだが、その役作りに取り組む熱い姿勢、コミカルな役からアクションシーンまでこなす抜群の演技力が、愚直なまでに熱さを追求するカップヌードルの“顔”としてふさわしい、という理由で今回の起用が実現。「小さいときから観てきたカップヌードルのCMに、出ることが決まってとても嬉しかったです。今回はどんなCMになるんだろう?とワクワクしました」とCM出演を楽しみにしていたよう。収録現場ではカップヌードル史上最多シーン数となる30秒で35カットという絵コンテと真剣に向き合う姿が見られ、「地面から突き上げられて、体の中から力が湧いてくる」「決め顔でギュイーンと空を飛んでいく」などと監督が伝えるイメージを、自らの体ひとつで熱演。上下左右さまざまな角度から、大小5台の送風機で作り出される強風により、目を開けているのもやっとの状況や、不安定な足場やワイヤーで釣られた空中で何秒間もバランスを取るハードな演技も、持ち前の集中力と特技のブレイクダンスなどで培われた抜群の運動神経、そしてスタッフとのチームワークで見事に乗り切った。さらに、これまで映画『るろうに剣心』などで数々のワイヤーアクションを経験している佐藤さんは「空中でいろいろ動き回るなら衣装はもっと長い方が良い」「このシーンではこういう動きよりも、こういうポーズの方がカッコ良く見える」など、役者ならではの提案をする場面も。『るろうに剣心』でもコンビを組んだアクション監督の谷垣健治によるアクション指導の下、今回も数々のダイナミックなアクションシーンを創作した。“バカバカしいことを、とにかく熱く演じること”がテーマの本CMでは、佐藤さんが女装してピンクの戦隊ヒーローになる姿も披露。また、ロボットの合体や、馬になりきるシーンでは最先端CGが使われ、ダイスミンチ(サイコロ状のミンチ肉)の惑星はアナログな被り物で収録。佐藤さんも「ここはCGじゃなくて実写なのかよ(笑)」とツッコミを入れながらも、途中でわざとカメラ目線を送るなど、コミカルなアドリブで現場を笑いの渦に巻き込み、本CMのテーマを体現していたという。新TVCM「STAYHOT ウマい篇」(15秒、30秒)は、6月5日(金)から全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日どの舞台でもキラリと光る個性が魅力の大空祐飛が、ドイツのベストセラー作家フェルディナント・フォン・シーラッハの最新作(翻訳書名『禁忌』)を世界で初めて舞台化する『TABU』に挑む。刑事事件弁護士であるシーラッハのこれまでの作品は、本屋大賞に選ばれるなど日本でも人気が高く、大空も、まず原作の不思議な世界観に惹かれたと言う。「頭脳プレーと感覚的な世界が共存しているような、理数系と文系が融合された緻密さを感じます。今まで触れたことのない感覚ですね。そこが非常に魅力的で面白いなと思いました」。『TABU』タブー ~シーラッハ 禁忌より~ チケット情報大空が演じるソフィアは、写真家として成功するものの、若い娘を誘拐、殺害した容疑で逮捕される名家の御曹司セバスチャンの恋人。幼い頃に父を亡くし、母の愛も失ったセバスチャンにとって、ソフィアは特別な存在だ。彼女は彼を救うため、弁護士ビーグラーと共に真実を探し求める。「小説の文章から受ける印象では、ソフィアはとても魅力的です。モノクロ写真のように、暗いスタジオに光が射し込んで、そこに輪郭が溶け込んでいるような柔らかさと言うか、独特の美しさを持つ女性で、セバスチャンと同じフィルターを通して物を見て、彼を理解しようとします。自分がそうなれるかは置いておいて(笑)、演じるのはとても楽しみです」。セバスチャン役にはジャニーズJr.の真田佑馬、ビーグラーはベテラン橋爪功が演じる。ふたりとは初共演だが、配役の妙も楽しめそうだ。「異色ですよね(笑)。違う色同士が混ざってどんな色になるのかも面白いところだと思います。真田さんが、不思議な魅力を持ったセバスチャンという役をどのように作られるか。それによって、私も彼に共感し理解していくソフィアを作っていきたいですね。橋爪さんはシーラッハの『犯罪』と『罪悪』を朗読されたことがあって、原作の面白さも理解されているので心強いです」。カンパニーに溶け込むのに時間がかかるという大空にとって、演出家を含め、周囲とどんなコミュニケーションが取れるかも気になると言う。「演出の深作(健太)さんとも初めてですが、気さくな方でホッとしました。稽古では、相手の方を知っていくことでお芝居がスッと馴染んだりするので、緊張感も楽しみながら、うまくコミュニケーションを取りたいです」。公演は6月5日(金)から14日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、愛知、石川、兵庫、福岡、北海道、宮城を巡演。取材・文:原田順子
2015年06月02日俳優の佐藤健と神木隆之介が主演する映画『バクマン。』(10月3日公開)の特報映像が21日、公開された。公開された約30秒の映像は、神木演じる高木秋人(たかぎあきと)が、佐藤演じる真城最高(ましろもりたか)に「俺と組んで漫画家になってくれ」と持ちかけるところから始まる。さらに、最高が思い余ってヒロイン・亜豆(小松菜奈)にプロポーズするシーンなど、ファンにとっても印象深い場面を紹介。注目の創作シーンは、CGとアクションを使い大迫力で表現されており、東宝宣伝部も「今まで見たことがない」と自信をもつ。ナレーションは、『ONE PIECE』のルフィ役、『ドラゴンボール』のクリリン役など数多くのジャンプアニメに出演する声優の田中真弓がナレーションを務めている。本作は、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビによる同名コミックが原作。2008年より週刊少年ジャンプに連載され、連載開始と同時に一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した。高い画力がある最高とクラスメートの秀才で漫画原作家志望・秋人の高校生コンビが、漫画家を目指していく奮闘劇を描く。2人と『ジャンプ』連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強のライバルにして天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太、2人とよき友となる漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時。2人の才能を見抜くジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎といった実力派が脇を固め、『モテキ』(2011年)の大根仁監督がメガホンをとった。(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会
2015年05月21日末満健一の作・演出による二人芝居『Equal-イコール-』が7月2日(木)より赤坂RED/THEATERで上演される。Wキャストで出演する、4人の俳優、三上真史&辻本祐樹、牧田哲也&相馬圭祐からコメントが届いた。二人芝居『Equal-イコール-』チケット情報舞台は18世紀初頭、ヨーロッパの田舎町。病床のニコラと新米医師のテオは幼なじみだ。静かに友情を育むふたりだったが、やがてニコラに死期が迫る。テオは苦悩するニコラのために、失われた「錬金術」を蘇らせ「不老不死」を手に入れようとする…。■三上真史末満健一さんによる脚本演出、二人芝居、辻本祐樹くんとの共演。役を固定せず、二人が融和していくという、自分もこれまで演じたことのないカタチで、出演できることが光栄でありとても楽しみです。君は誰で、僕は誰なのか。錬金術は現代の技術にも通じるものだと思います。現代と重ね合わせていただくと、より深く感じられるものがあるのではないでしょうか。観ている皆さんをイコールの幻惑的錯綜の世界へと導けたらと思います。■辻本祐樹僕は昨年、三人芝居をやらせていただき、今年は二人芝居という事で、来年は一人芝居をするんじゃないかと、この流れにビクビクしております(笑)……まぁ、おふざけはここまでにして(笑)。三上君とは数年前から色々な形で共演させて頂いてきましたが、ガッツリ芝居をするのは初めてな気がします。三上君となら、この『Equal-イコール-』と言う作品を作り上げられると思います。どんな世界観ができるのか皆さんも楽しみにしていてください。■牧田哲也今回の『Equal-イコール-』という戯曲を読み終わったとき、早く立って稽古がしたいと強く思いました。この作品の本当の魅力は役者さんがその人物として生きて、組み立てられた時に初めて見えてくるものがたくさんあるだろうし、二人芝居で、例えばどんな役者さんとの組み合わせが面白いのか、これも可能性がたくさんあって、とにかく早く作ってその魅力を感じてみたい、見てみたいと思いました。今回は2バージョンあるということで、僕自身もこの2つにどんな違いが出るのか楽しみです。是非観に来て下さい。■相馬圭祐2人芝居は初めてで、とても楽しみです。今まで舞台では4人芝居の経験が2度あり、その度に役者としてとても刺激を受けてきました。また新たな挑戦ができることが単純に嬉しく、反面怖くもあります。ただその怖さも舞台における醍醐味だと思っているので、怖いことをきちんと怖いことだと捉え、逃げずにさらけ出していきます。毎度毎度1つの舞台を終える度、所謂『~ロス』といったような状態になるのですが、今回も大千秋楽を迎えた時に強烈な『Equalロス』を味わえるよう、味わうことができるよう、真摯に、しっかり作品を理解し、取り組んでいきたいと思っています。公演は7月2日(木)から8日(水)まで。なお、好評につき追加2公演が決定、5月23日(土)午前10時より発売。
2015年05月21日2008年より「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートして以来、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を、『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り実写化する『バクマン。』。この度、ファン待望の特報映像が解禁された。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤健、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木隆之介が演じる本作。ヒロイン・亜豆を『渇き。』の小松菜奈、新世代の天才マンガ家・新妻エイジを『寄生獣』の染谷将太が務めるほか、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲役に『新宿スワン』の山田孝之、ジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎と、豪華キャスト陣が集結している。今回到着した映像では、主演の佐藤さんと神木さんが漫画を描く姿が初披露!冒頭から軽快な音楽と共に、いままで見たこと無いCGやアクションを用いて2人がマンガを描く姿を表現している。またヒロインの小松さんが涙ぐむシーンや、染谷さんがインクまみれになりながら漫画を描く姿も公開。さらに、最高&秋人コンビの仲間(ライバル)の漫画家たち、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太(桐谷健太)、異色系漫画家・平丸一也(新井浩文)、遅咲き漫画家・中井巧朗(皆川猿時)らの姿も映し出され、個性豊かなキャラクターたちが勢ぞろいしている。本映像のナレーションは、「ワンピース」ルフィ役を始め、「ドラゴンボール」のクリリン役、「幽遊白書」のコエンマ役、「とっても!ラッキーマン」のラッキーマン役など、ジャンプアニメに縁の深い声優・田中真弓が担当!田中さんの力強い声で発せられるジャンプのモットー「友情、努力、勝利」という掛け声と、夢を追う主人公たちの爽快感溢れる姿が絶妙にマッチした本映像は、5月23日(土)より全国の劇場にて放映予定。『バクマン。』は、10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日佐藤健を主演に迎え、4月26日(日)よりスタートするTBSテレビの60周年特別企画ドラマ「天皇の料理番」。放送前日となる25日(土)に、堺正章がMCを務める人気料理バラエティー「新チューボーですよ!」に出演することが明らかとなった。ドラマは、田舎で暮らす主人公・秋山篤蔵(佐藤健)が、一口のカツレツとの出会いをきっかけに“日本一のコックになりたい!”と夢を抱き、天皇の料理番にまで上り詰めた生き様と、彼を支えた妻・俊子(黒木華)や兄・周太郎(鈴木亮平)たちの愛を描いた物語だ。佐藤さんがゲスト出演することとなった「新チューボーですよ!」でMCを務める堺さんは、1980年に放送された同名ドラマで主演を務めており、新旧「天皇の料理番」主演が共演を果たすこととなる。堺さんと佐藤さんはオムライスを作りながら、互いのドラマ撮影エピソードなどを語り合い、最終工程の卵包みではどちらが上手くできるかという対決も披露しているという。収録後、堺さんは佐藤さんについて「前よりも非常に大人の感覚になっていて、柔らかい部分は残っているけど芯が強くて男らしくなっていた」と絶賛。一方、佐藤さんは「収録前は緊張していたのですが、前回の出演時と同様に堺さんがすごく気を使ってくださって楽しく収録ができました」と感謝を口にし、「『応援しているよ。ドラマ見るよ!』と何度も言って頂いたので励みになりましたね。さらに頑張って撮影しようという気持ちになりました」と意気込んでいた。佐藤さんが出演する「新チューボーですよ!」は4月25日 (土)23時30分~放送。TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場「天皇の料理番』は4月26日(日)21時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日俳優の佐藤健と神木隆之介が主演を務める大根仁監督『バクマン。』(10月3日公開)のメインビジュアルが13日、公開された。『モテキ』(2011年)の大根監督がメガホンを取った本作。メインビジュアルは主演の2人にフィーチャーし、「描く。」「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが並ぶ。それぞれがかざしているイラストは、原作者・小畑健が今回のために描き下ろしたもので、役柄に合わせて佐藤はペン、神木は鉛筆を握る。また、背景の本棚にはこれまでの『ジャンプ』やコミックが並んでいる。原作は、『デスノート』の大場つぐみ×小畑健コンビによる同名コミック。2008年より週刊少年ジャンプに連載され、連載開始と同時に一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、全20巻で累計発行部数1,500万部超の大ヒットを記録した。高い画力がある真城最高(ましろもりたか)とクラスメイトの秀才で漫画原作家志望・高木秋人(たかぎあきと)の高校生コンビが、漫画家を目指していく奮闘劇を描き、最高役を佐藤、秋人役を神木が演じる。最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役には小松菜奈。2人と『ジャンプ』連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強のライバルにして天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太、2人とよき友となる漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役を皆川猿時。2人の才能を見抜くジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役にリリーフランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろう役に宮藤官九郎といった俳優陣が脇を固める。(C)2015 映画「バクマン。」製作委員会
2015年04月13日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日佐藤健が4月9日(木)、イメージキャラクターを務めるロッテのアイス「爽」の新CM発表会に、CM中とは打って変わった黒髪・短髪姿で出席した。「爽」は1999年に発売され、昨年リニューアルを果たし、それに伴い佐藤さんがイメージキャラクターに就任。今年も引き続きイメージキャラクターを務めており、銭湯で撮影された新CMに出演している。CM中と同じ浴衣に下駄姿で登場した佐藤さんだが、ひとつ違うのがヘアスタイル!CM中では前髪がまゆ毛に軽く掛かるくらいの長さだったが、この日は坊主頭からやや伸びたくらいのベリーショート。4月下旬より放送開始となる主演ドラマ「天皇の料理番」のために短く切ったものだが、あまりのイメージの変化に会場は驚きに包まれた。佐藤さんによると、これほどの短さは「中学の野球部以来」とのこと。周囲の反応に「これでも伸びたんです(笑)。いま、伸ばしてます」と語った。CMは銭湯で湯に浸かり、熱さを我慢する佐藤さんが、湯上がりに「爽」を食べるというもの。当然、撮影でも実際に湯に入ったが「だんだん、顔が赤くなってきて、まあまあ茹ってます(笑)」とふり返る。最初に寒空の下で浴衣姿で「爽」を食べるというシーンの撮影があったため、寒さを感じて「ちょっとぬるいくらいです。もうちょっと(温度を)上げてもらっていいですか?」と自らリクエストしたそうだが、撮影が続くにつれて本当にガマン大会のようになってしまったよう…。またCMでも使用されている「ババンババンバンバン~」でおなじみの名曲「いい湯だな。」のミュージックビデオ「爽だいい湯だな 2015」が製作され、WEBサイトで公開されており、全国の銭湯や温泉関係者、ネットなどで話題の著名人などが参加しているが、最後に「いい湯だな。」に欠かすことのできない加藤茶も出演!「嫁さん大事にな」という合いの手を入れており、続いて佐藤さんが“締め”に「風邪ひくなよ」と呼びかける。佐藤さんは加藤さんの出演について「そっくりさんと思われるかもしれないけど、本物です(笑)!」と強調した。また、この日はサプライズで「全国浴場組合」からのプレゼントとして、現在3名しかいない銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんの手による、富士山を背景に佐藤さんが「爽」を食べている銭湯絵が公開された。絵の中の「爽」の字の欠けた部分に佐藤さんが自ら筆を入れて完成!佐藤さんは「銭湯にこれがあったら『なんだ?』と思いそう」と笑いつつも思いがけないプレゼントを喜んでいた。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日3月25日夜(現地時間)、香港はマカオにて開催された「第9回アジアン・フィルム・アワード」(以下、AFA)で、「最優秀主演男優賞」にノミネートされた佐藤健が昨年大ヒットを記録した『るろうに剣心 伝説の最期編』を引っ提げて出席。初のレッドカーペットおよび授賞式に参加した。本作は、佐藤さんを主演に迎え、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載された和月伸宏の漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を実写映画した、人気シリーズの第3弾で、昨年公開された『るろうに剣心 京都大火編』と併せて公開された、2部作・完結編の後編にあたる作品だ。今年で第9回目を数えるAFAには、日本を始め中国や韓国、台湾、香港など8つの国と地域から43タイトルの作品がノミネート。この日のレッドカーペット会場には、スチール・ムービ合わせたメディア関係者300人、一般観客約1,000人が詰めかけた。現在、4月より放送予定の主演ドラマ「天皇の料理番」の役作りのため、『るろうに剣心』での長髪とは打って変わっての“坊主頭”での参加となった佐藤さんだが、レッドカーペットに降り立つと、フラッシュの嵐と大歓声を浴びていた。日本からは各賞に佐藤さんをはじめ、多数の候補者および候補作品がノミネートされ、受賞の行方が注目されていたが、「最優秀主演男優賞」は中国・香港の合作『薄氷の殺人』のリャオ・ファンが受賞し、佐藤さんが栄冠を手にすることは叶わなかった。惜しくも受賞を逃した佐藤さんだが、初めてのAFA授賞式への参加に「ノミネートされただけでも幸せです。こんな先輩方と肩を並べることができてとても光栄です」と晴れ晴れとした表情で語っていた。また、綾野剛・主演作『そこのみにて光輝く』で池脇千鶴が「最優秀助演女優賞」を、さらに中谷美紀が、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞した。『るろうに剣心京都大火編』、『るろうに剣心伝説の最期編』はブルーレイ&DVDにて発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2015年03月26日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日日清食品はこのほど、世界で活躍するテニス・錦織圭選手が今季使用するNEWモデルラケット100本をプレゼントするキャンペーンを開始した。錦織圭選手が2015年シーズンに使用するラケットは、"WILSON BURN95"。2月下旬発売予定となっているが、現在予約が殺到しているという。現在、同社ではこのラケットを100本プレゼントするキャンペーンを実施中。プレゼントする100本のうち、30本には錦織圭選手の直筆サインが入っている。今回、同キャンペーンのために、「ひよこちゃん」「どん兵衛くん」など、同社の公式キャラクター10体が、100本のラケットの試し打ちを実施した。その様子はキャンペーンページで動画として公開されている。その100本の試し打ち動画を見て、1~100番の中から欲しいラケットの番号を決める。使用しているラケットがサイン入りのものかどうかは、動画をよく見ないと分からない仕掛けになっているという。応募には対象商品のフタ止めシールが12枚必要。ハガキにフタ止めシールを貼り、欲しいラケットの番号を書いて応募すると、抽選で100名にラケットをプレゼントする。対象商品は、カップヌードルレギュラー群、カップヌードルビッグ群、カップヌードルキング群、カップヌードルライト群。キャンペーンは2月28日まで実施している(当日消印有効)。
2015年01月24日佐藤健を主演に迎えた大ヒットシリーズの完結編2部作で、興行収入計95.7億円超え、観客動員数743万人を突破し、日本映画界を席巻した『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』。このほど、1月21日(水)の『伝説の最期編』のBlu-ray&DVD、および映画3作品を全て収めた『るろうに剣心 コンプリートBlu-ray BOX』の発売に先駆け、先着購入者特典となるスペシャルディスクに収められた未公開映像がシネマカフェにて解禁。主人公・緋村剣心を演じる佐藤さんが壮絶なアクション稽古に励む姿や、撮影の裏側の一部が明らかとなった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、1999年に完結した和月伸宏による少年漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が原作となる本作。コミックは現在までに累計5,800万部を突破しており、佐藤さん主演の実写映画化3部作はいずれも大ヒットとなった。今回届いたのは、『るろうに剣心 伝説の最期編』または『るろうに剣心 コンプリートBlu-rayBOX』を、アミューズオンラインショップ「ASMART」にて購入した方の特典となるスペシャルディスク(DVD)に収められた映像の一部。稽古シーンでは、本作のアクション部と佐藤さんとの間で動きを試行錯誤し、形を作り上げていく舞台裏がとらえられ、剣心の華麗なアクションが誕生するまでに迫っている。また、『るろうに剣心 京都大火編』のラスト、満身創痍の剣心が砂浜に漂着したシーンの撮影中には、海波に襲われても動じない佐藤さんに思わぬ敵(?)となるカニが登場!役に没頭し、横たわっていた佐藤さんが、一瞬、素に戻ってカニと格闘する微笑ましい姿には注目だ。この映像以外にも、オフショットや今回初めて挑んだ乗馬シーン、12月の寒空の下で行われた水中のシーンなど、スペシャルディスクには各Blu-ray&DVDのメイキング映像にも収められていない初公開映像が満載となっている。『るろうに剣心 伝説の最期編』は1月21日(水)よりBlu-ray&DVDリリース、レンタル同時開始(※デジタルセル先行配信)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2015年01月09日NHK大河ドラマ「龍馬伝」や『るろうに剣心』シリーズで日本中を沸かせた、“侍男子”佐藤健。そんな彼が刀を包丁に持ち替え、2015年4月から放送されるTBSテレビ60周年特別企画ドラマ「天皇の料理番」で主演を務めることが発表された。本作は、大正・昭和時代の宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた、直木賞作家・杉森久英の同名ノンフィクション小説を原作として描く人間ドラマ。主人公は、何をやっても長続きしなかった片田舎の青年・秋山篤蔵。ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで、西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち上京。その後、当時の日本人としては珍しかったフランス・パリへと修行に赴き、差別・偏見と闘いながらも世界最高峰のオテル・リッツのシェフとなり、ついには26歳という若さにして宮内省大膳頭・皇室の台所を預かる“天皇の料理番”を勤め上げるまでに成長していく――。初めてのシェフ役に挑むことになる主演の佐藤さんは、すでに8月から実際の料理学校で料理修行を行い、料理人としての所作を勉強中。皿洗いや野菜切りなどの修行期間を経て、料理人として成長していく過程に合わせ、実際の調理シーンも本人が演じていくとのこと。さらに役作りのために『るろうに剣心』で見せた長髪をバッサリと切り、坊主頭に挑戦している。そんな気合い十分の佐藤さんをとりまく共演者たちも今回発表された。篤蔵と16歳で結婚し、彼の夢を誰よりも強く支える妻・俊子を演じるのは、黒木華。また、篤蔵が“料理人としての父”と慕う華族会館の料理長・宇佐美鎌市には、小林薫。その華族会館の下っ端コックとして共に苦労し、篤蔵が慕い頼る生涯の友・松井新太郎には桐谷健太。さらに、ひょんなことから篤蔵にカツレツを振る舞い、料理人へと導く軍隊のコック・田辺祐吉軍曹には伊藤英明。そのほかにも柄本佑、鈴木亮平、杉本哲太、武田鉄矢、芦名星、佐藤蛾次郎、高岡早紀、美保純、日野陽仁、大島さと子、加藤雅也、麻生祐未、と16名もの豪華な俳優たちが参加することとなる。撮影は12月中旬より開始。現存する明治から大正期の街並みの写真を基に当時の建物を甦らせ、セットでは再現できない街並みなどは国内各地の古き面影を残す地でロケを行う。さらに、主人公・篤蔵が修行のために訪れるフランス・パリでの撮影も敢行する予定だ。日曜劇場「天皇の料理番」は2015年4月よりTBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日自主制作した短編『フミコの告白』で注目を集め、『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューを果たした石田祐康監督が、YKKとスタジオコロリドのコラボレーション作品『FASTENIG DAYS』を完成させた。“ファスナー”を題材にしたアクション作品だ。その他の写真本作は近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守り、人の気持ちを“つないで”いく様を描いた短編作品。劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーが登場。現在、Youtubeで全編が無料公開されており、好評を集めている。石田監督は4人の仲間と短編『フミコの告白』を、次作『rain town』を自身を含む2人だけで制作した。しかし、現在はスタジオコロリドに籍を置き、数十人のスタッフを率いて制作にあたっている。「最初の頃はスタッフに自分の意図を伝えるのが大変でしたけど、今では自分ひとりではなしえない物量、アイデア、クオリティを求められるので、集団でやる意味を感じています。この作品に登場する“ファスニングマシン”のメカニックなアイデアや、アクションのアイデアも、別のスタッフが考えてくれたんです」。一方で石田監督は、規模は大きくなっても自身と“つながり”を持てるスタッフと作品づくりをしていきたいと考えているようだ。「これから少数精鋭で、共通理解をちゃんと得られる人たちと、“濃い”ものを作っていきたいですね。少数精鋭のスタッフが各々に“想い”を込められるような度量のある作品が濃くなると思います」。監督の“想い”は日本だけでなく、世界各地のファンにも伝わっている。石田監督はデビュー時から作品をネットにアップしており、観客は世界各国に存在するからだ。「感想は励みになりますね。海外の感想を日本語訳してくれているサイトを見つけて読んだりしていますし、海外からの反応は何よりもうれしいです。ネットに触れる以前から何かを描いて人に見せることが前提というか、人に見せてコメントをもらうことが楽しかったので、それが原動力になっていますね。それはアニメーションを作るようになってからも変わらなくて、笑ってくれたり、話のネタにしてくれたり、人にアクションを起こさせることが楽しいんです」。石田監督にとって作品づくりは“表現”だけではなく、その先の“コミュニケーション”も含んでいる。デジタル技術の進化によって少数でのアニメ制作が可能になり、ネットにアップすることで瞬時に世界中に作品を送り出し、観客とつながることができる現在、石田監督の作品は今後も多くの観客をつなぎ、そのネットワークを広げていくだろう。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年11月28日「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの最新傑作漫画を、佐藤健と神木隆之介を主演に迎えて実写化する『バクマン。』。小松菜奈、山田孝之、リリー・フランキーなど個性的な俳優陣が参加する本作から新たにキャストが発表。主人公の佐藤さん&神木さんの最強ライバル天才マンガ家・新妻エイジ役に、『神さまの言うとおり』や『寄生獣』など話題作に引っ張りだこの染谷将太が抜擢された。高い絵の才能を持つ真城最高(佐藤健)。巧みな物語を書く木秋人(神木隆之介)。クラスメイトの亜豆美保(小松菜奈)への恋心をきっかけに2人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部と若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして2人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。佐藤さん&神木さんを始め、最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人コンビの仲間の漫画家役として、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時が集結。さらにジャンプ編集部・服部哲役に山田孝之、編集長・佐々木役にリリーフランキー、最高の叔父に宮藤官九郎と豪華俳優陣が個性豊かなキャラクターを熱演する。そして新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役として出演が決まった染谷さんは、これまで数々の難役を演じてきたが、今回の役柄は相当研究した様子。「今回演じる新妻エイジというキャラクターは、掴みどころがなく突拍子もないところが魅力なんですけど、演じるのは本当に難しい役でした。原作のままの感じを残しつつも、エイジのセリフのニュアンスが割りと淡泊で、感情があるようでないような感じなので、猫背でひょこひょこ動いたりしたら面白いかなと思って、監督とも相談しながら新たに作っていった部分もありました」。また、演技についても「エイジの演技には、全体的にアクションが多いので本当に苦労しましたね。ペン入れのシーンでは、映画のために作った特殊なペンを途中で回しながら、擬音を発して、セリフも言わなければならなかったので、結構難しかったです。擬音はボイスパーカッションと言われましたけど(笑)。CGバトルシーンもあるんですけど、どうなっているのかがすごい楽しみです。人間ドラマは人間ドラマでしっかりとベースにあるんですけど、漫画を描く作業って一見地味だと思われているじゃないですか、それを逆手にとって映像として遊んでいる部分がどれだけ躍動感のあるものになっているのか、本当に作品の完成が楽しみです!」とコメント。染谷さんが演じる強烈なキャラクター・新妻エイジはどのように描かれていくのか。近年映画やドラマでの活躍が著しい若手実力派俳優陣が集結し繰り広げる「ジャンプ」連載をめぐる白熱の戦いに注目したい。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日アリエル・ドーフマンの心理サスペンス劇『死と乙女』が大空祐飛、風間杜夫の出演で、2015年3月19日(木)より、東京・シアタークリエで上演されることが決まった。作品はローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞に輝いたドーフマンの傑作戯曲で、1994年ロマン・ポランスキー監督により映画化もされている。チリの独裁政権崩壊後が舞台。かつて学生運動に加わり過酷な拷問を受けた女が、偶然にも自分を蹂躙した男と再会する。被害者と加害者、そして被害者の夫。シューベルトの名曲『死と乙女』をモチーフに、3人の男女が密室で火花の散るような葛藤を繰り広げる。演出は新進気鋭の谷賢一。公演は2015年3月19日(木)から28日(土)まで。チケットの一般発売は12月13日(土)より。
2014年11月04日ファスナーのトップメーカーYKKがブランディングショートアニメ『FASTENINGDAYS』を製作し、『フミコの告白』で注目を集める石田祐康が監督を、砂原良徳が音楽を、Perfumeがエンディングテーマを務めることが発表された。『FASTENINGDAYS』YKKは創業以来80年に渡ってファスナーや繊維テープなどの分野で世界をリードしているトップメーカー。世界各国でもYKKの製品は圧倒的な信頼を得ており、Fasten=“つなぐ”ことの大切さをさらに広めるために新作アニメーションを製作することになった。監督を務める石田は2009年に手がけた『フミコの告白』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど高い評価を集め、昨年には『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューも果たした人物。本作では近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守る姿を描いており、劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーがたくさん描かれる。ケイの声を白石涼子が、ヨージの声を大浦冬華が務め、Perfumeの『Hurly Burly』がエンディングテーマに起用される。作品は公式サイトとYoutubeで全編無料公開中で、英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語で全世界向けに公開されるほか、各国のYouTube上でコマーシャル映像として展開される予定。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年10月30日映画『るろうに剣心 伝説の最期編』の大ヒットを記念し、主演の佐藤健と大友啓史監督が9月23日(祝・火)に「伝説の御礼編」と銘打って都内劇場を回ったが、最後の新宿ピカデリーでの舞台挨拶ではサプライズで福山雅治からのメッセージも届き、会場は盛り上がりを見せた。幕末の動乱の世で“人斬り抜刀斎”と怖れられ、維新後は「不殺」を胸に新たな時代を生きる緋村剣心を描いた人気コミック原作の劇場版第3弾にして完結編。剣心の後を継いだ人斬り・志々雄との真の決着が描かれる。映画公開前に佐藤さんがキャンペーンで各地を回った際にも共演陣からサプライズでメッセージが届けられることはあったが、この日は、剣心の師匠・比古清十郎を演じた福山さんからの手紙が到着し、司会者が代読した。福山さんは、映画のヒットを祝福すると共に師匠と弟子という二度とないであろう関係性での共演が実現したことへの感慨や感傷、大河ドラマ「龍馬伝」に続いての仕事となった大友監督への感謝や労いの思いなどを長文にしたためた。比古と剣心のシーンで福山さんが佐藤さんの目を負傷させてしまったことがあったそうで、福山さんは手紙の中で改めて謝罪すると共に、佐藤さんの温かい対応への感謝、さらに、そのために佐藤さんの目が真っ赤に充血しているカットを大友監督が本編でも使用していることへの驚きも綴っている。佐藤さんは「まさかこんな長文のメッセージを…」と事務所の先輩でもある福山さんに感謝。目を負傷したということについても「僕らはケガをして当たり前のことをしていた」と語り、その上で、福山さんが細やかな気遣いを見せてくれたことを明かし「逆にこちらが温かいメールをいただいたんです」と恐縮気味に語る。大友監督は充血した眼の剣心のカットを迷わず本編でも使用したことについて「よかったんですよ!」とニヤリ。「撮影は不思議なもの。ネガティブなこともポジティブに取り込んで、面白さに繋げていける(笑)」と目を輝かせ、“鬼監督”の一面を垣間見せる。現時点で、『るろうに剣心』に関わる仕事はこの日の舞台挨拶が最後ということで、佐藤さんは「最後ですね、寂しいです」と正直な思いを吐露。改めて「個人的な話ですが、これまでの他の作品と比べても特別な作品になりました。一生のうちに出会えるか、出会えないかという作品。観客のみなさんにとってもそういう作品になってほしい。日本映画の歴史の中でも重要な意味を持つ映画になることを願っています」と最後まで力強く語り、会場は温かい拍手に包まれた。『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』はともに公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2014年09月24日●志々雄真実との幻のキスシーン秘話佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(公開中)で、駒形由美を演じた高橋メアリージュン。主人公・緋村剣心(佐藤)の宿敵である志々雄真実(藤原竜也)の愛人兼世話役で、原作でも人気のキャラクターだ。高橋はもともと原作のファン、中でも由美に心酔していたことから撮影中も"志々雄様LOVE"状態でなりきっていたという。モデル出身の高橋は、2012年のNHK連続テレビ小説『純と愛』で女優デビューを飾り、今年に入って本作を含む3本の映画に出演。女優としてこれからという時、昨年10月に医師から「潰瘍性大腸炎」の診断を受ける。難病に指定されているこの病気は、大腸の粘膜に潰瘍などができる炎症性疾患。下痢や血便があり、重症化すると体重は減り、発熱や貧血などを伴う。今では回復傾向にあるが、最も症状が悪化したのが本作の撮影中だった。「降板」もよぎったという高橋。点滴を打ちながら懸命に演じ切った今、「折れそうな心が由美によって救われたんです」と晴れやかな表情を見せる。数カ月前、高橋が言い残していた「命を懸けて演じました」。その言葉の裏には病気と闘いながら懸命に由美を演じ、そしてそれを支える人々の存在があった。――7月のプレミア試写会で「包帯ロスになった」とおっしゃっていましたが、具体的にどのような状態だったんですか?(駒形)由美は志々雄様をすごく深く愛しているので、私もそうなるように徹しました。本当に"志々雄様LOVE"だったので、撮影が終わった時に「私はこれから誰を愛せばいいんだろう…」と。そんな思いから、イベントでの"包帯ロス"という発言につながります(笑)。――ほとんどが藤原竜也さんとの共演シーン。確かにそうなるのも納得できます。藤原さんは普段、すごく気さくで優しいお兄さんなんですけど…ご本人も「不機嫌になる」とおっしゃっていましたが志々雄スーツを着ると、すごくおとなしくなるんです(笑)。本当に人形状態で、視線もどこかに行ってしまっている感じで。――なかでも印象深いシーンは?実は『伝説の最期編』でカットされてしまっているんですけど、キスシーンがあったんです。漫画とは違うシーンなんですが、台本には書いてないところで大友監督が「2人が愛し合っているところを見せたいからキスシーンを入れよう」と。キスシーンを経験したことがなかったんですが、ただのキスじゃなくてワインの口移し(笑)。本番スタートの直前に志々雄様から「いっぱい口に含んだ方がいいよ」って言われて。そのシーンを言われるがままやったんですが、いっぱい口に含みすぎて全然キスが終わらないんですよ(笑)。すごく濃厚なシーンになったんですけど…カットになってしまいました(笑)!残念ですけど、原作から志々雄様のファンだったので、その志々雄様とキスできたことはとても幸せなことです。監督いわく「そこを答えにしたくなかった」。ラストシーンで2人の本当の愛を見せられるから必要なかったんですね。あとは艶っぽくなりすぎたと。――そういえば以前、『闇金ウシジマくん Part2』でお話をうかがった時には、「駒形由美のことを好きすぎて演じることが難しい」とおっしゃっていましたね。いい女すぎるんです。男女どちらからも「理想」と思われるような美しさ。だからこそ、ハードルが高い。美しくなければならない。でも、色気も必要。説得力もないといけないし、重みも。この世にそんな人いるのかというくらい、皆さんにとっての理想の存在。それになりきることは難しいことですし、すごくプレッシャーでした。――漫画では詳細な人物背景が描かれていますが、映画ではあまり触れられていません。どのような役作りをして挑んだのでしょうか。花魁を演じる上で所作は何よりも大事と思いましたので、日本舞踊を2カ月ほど習いました。まずは着物の着こなし方からはじまり、次に歩き方、座り方、お辞儀の仕方。ただ、それらは町娘に近い動き。花魁はまたちょっと違うので、花魁用の所作を教えていただきました。少し、崩している感じとでもいうのでしょうか。私はタバコは吸わないんですけど、由美は煙管(きせる)を吸うので煙管を買って、自宅の換気扇の下で吸う練習をしました(笑)。あとは、火が怖くてもともとマッチがつけられなかったので、マッチをつける練習も。実際は使わなかったんですけどね。マッチを1本つけるたびに台所で消して、また1本つけて消して…女優って地味な作業だなと思いました(笑)。でも、そういう細かい作業がすごく楽しい。役柄にも少なからず影響する大切なことだと思います。●藤原竜也に病気を打ち明けなかった理由――以前のインタビューで今回の撮影の話になった時、「命を懸けた」とおっしゃっていました。そのまま聞き流してしまっていたのですが、撮影中はちょうど病気(潰瘍性大腸炎)の症状が悪化している頃だったそうですね。そうなんです。でも、由美に救われたんですよ。現場では何度もトイレに駆け込んで…。(佐藤)健くんは過酷な現場だったことに関して「無事に撮影を終えることができるのか心配だった」とおっしゃっていましたけど、私は個人的に最後までいけるのかと。一瞬、「降板」も頭をよぎったこともありました。心の底からやりたい役だから、そんな言葉浮かぶはずないんですが、それぐらい精神的にもやられてしまっていました。でも、「ここでやめたら演じる資格はない」「絶対負けない」と心に決めて。すると、自然と体調も少しずつよくなりました。だから、折れそうな心が由美によって救われたんです。――点滴を打つこともあったと聞きました。はい。おかゆを持って行っても、それすら食べることができなくて。栄養摂れなくてどんどん痩せてしまうので、点滴という方法しかありませんでした。着物だからあまり目立ちませんけど、今と比べると、本当にやせています。――昨年の10月頃に判明した潰瘍性大腸炎。高橋さんは昨年から今年にかけて出演作が急増しました。ようやく巡ってきたチャンスでその病名を言われた時、率直にどう思いましたか。すごくショックでした。まだまだこれからやっていきたいのに、できないかもしれないなと思って。すごくショックだったんですけど…由美と出会って乗り越えることができて「やれるんだ」という自信と安心が芽生えました。その後に『キカイダー REBOOT』のお話をいただいて、普通の生活ができないのにアクションなんてできるわけがないと思ってお断りしようとしていたんですが、由美をきっかけにどんどん体調がよくなって「やります」と決意しました。なによりも、諦めないことが大切なんだと思います。そして家族、事務所や関係者の方々…みなさん励ましてくださって。マネージャーさんも私のために、おかゆを作ってくださったり。病気のことは藤原さんには言ってなかったんですけど、健くんには言いました。健くんはいつもプラス思考で「絶対治るよ。大丈夫」と言ってくださって…。その言葉があったから、私も明るくいることができました。藤原さんに言わなかったのは…あまり心配をかけたくなかったというか。私は志々雄様にとっての由美でいたかった。原作の由美は病気ではありませんから。――そして、苦労の末に演じきったラストシーン。今振り返ってみて何を思いますか。私の中では撮影現場ではなかったですね。周囲の物音が聞こえなくなるくらい、「志々雄様を守りたい」という一心。そして、「志々雄様を失ってしまうかもしれない」という恐怖。カットがかかっても、しばらくしゃべることができなくなるような状態でした。しばらくして、今のは演技の世界だったんだと気づいてハッとして。お芝居をしようという気持ちは全然なくて、大切な人を守れるのは自分だけだという思い。ただそれだけでした。――駒形由美の最期は漫画にも描かれていますが、賛否両論があるそうです。高橋さんはどう思いますか。見方によっては悲劇かもしれませんが、私にとってはあれは幸せなんだと感じます。だから、演じるときも、幸せを感じるように心がけていました。そして、撮影を終わった時には「ありがとう」という言葉が浮かびました。――さて最後に。Twitterやブログ、テレビなどでも病気を公表されました。そうすることによって、気づいたことはありますか。公表することで、同じ病気の方々を励まそうと思っていたんですけど、逆に公表したことでいろんな方からメッセージをもらって。私が逆に励まされてしまいました(笑)。あとは公表したことの責任。だいぶ体調もよくなりましたけど、簡単に治る病気と誤解されてしまったら、今苦しんでいる人にも申し訳ないので、きちんと伝えていく責任感を強く持つようになりました。これからもいろんな作品に出させていただくのと並行して、病気のこともたくさんの人に伝えていけたらいいなと思います。■プロフィール高橋メアリージュン1987年11月8日生まれ。滋賀県出身。2004年からファッション誌『CanCam』(小学館)の専属モデルとして活躍。2012年に同誌を卒業し、同年のNHK連続テレビ小説『純と愛』の狩野マリヤ役に抜てきされ、女優デビュー。今年の入って、『闇金ウシジマくん Part2』、『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』、『キカイダー REBOOT』の3作の映画に出演した。
2014年09月14日俳優の佐藤健が10日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『るろうに剣心 京都大火編』(8月1日公開)の試写会イベントに出席した。主人公・緋村剣心の宿敵である藤原竜也演じる志々雄真実にも注目が集まっている本作。佐藤は志々雄を「最強の敵」と評価し、「見ていただければ分かるんですが、すごい怖いんですよ。全身包帯で」と迫力の風貌を説明しながら、「包帯をとったら…」と続ける。目と口には火傷の特殊メイクが施されているため、包帯を解いてしまうと当然、目と口以外の部分は健康的な肌。佐藤はその状態を「パンダみたいな」と表現し、「それはね、割とチャーミングなんですよね」と現場にいた者だけが知ることができる"志々雄真実の素顔"を暴露した。2012年夏に公開された実写映画第1弾の前作『るろうに剣心』は、興行収入30.1億円を超えるヒット。第2弾となる今作は、原作ファンの間で最も人気の高い「京都編」をベースに、「京都大火編」(8月1日公開)と「伝説の最期編」(9月13日公開)の2部作で描かれる。佐藤は「僕たちは前編と後編、2つで1つのつもりで撮影していました」と振り返り、「僕の中では前編の剣心は本気を出していないんですよ」と説明。「後編で"本気の剣心"があるので、アクションは後編に注目してほしい」とアピールし、「前編は余裕で戦っているところが多い。余裕感を出すのが難しかった」と苦労話も明かした。この日は「納涼」にちなんで、衣装は浴衣。イベントには神谷薫役の武井咲も出席し、2人そろって涼しげな装いで登場した。また、浴衣で参加した観客を対象に、佐藤と武井が自ら抽選。それぞれ1人ずつの当選者に、朝顔の鉢植えがプレゼントされた。
2014年07月11日佐藤健を再び主演に迎え、男女問わず幅広い世代からの人気を誇るジャパニーズコミックの金字塔を実写映画化した『るろうに剣心』。その続編として、この夏、2部作連続で公開される『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』から、前作に引き続いて武井咲が演じる、神谷薫のキャラクタービジュアルが公開となった。激動の幕末を生き抜いてきた伝説の人斬り、緋村剣心(佐藤健)。かつては人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の幕開けとともに、神谷薫(武井咲)ら仲間たちと穏やかな生活を送っていた。だが、ある日、政府から剣心の「影の人斬り役」を引き継いだ男、志々雄真実(藤原竜也)が京都で暗躍していると聞かされる。かつては剣心とほぼ互角の腕前だった志々雄は、野心政府に身体を焼かれたはずが、全身包帯の姿で蘇り、瀬田宗次郎(神木隆之介)らとともに日本制圧を目論んでいた。「頼みの綱はもうお前しかいない。お前が動かなければこの国は滅びる」と、最後の望みを託された剣心は、逃れられない運命を背負い、斬れない刀“逆刃刀”を手に、単身、京都へと向かう…。いよいよ劇場公開まで1か月となった本作。G.W.より劇場に配布された本チラシは、すぐにラックからなくなり、50万枚も増刷かけられるなど、続編への期待度は相当なものだ。今回解禁されたキャラクタービジュアルには、こちらをふり返るかのような武井さん扮する薫の切ない表情とともに、「もう、離れない」というキャッチコピーが。劇中では、日本を転覆させようと企む志々雄の出現により、佐藤さん演じる剣心は薫に別れを告げ、ひとり京都へと向かうのだが、薫もまた剣心を追って京都へ。このビジュアルからも、健気に剣心を慕う薫の女性らしさが見て取れる。果たして、薫は再び剣心と再会することはできるのか。薫の一途さが胸を打つ、こちらのビジュアルから、2人の激動の展開にも思いを巡らせてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年07月01日『るろうに剣心』といえば、佐藤健演じる主人公・緋村剣心の赤い着物姿に象徴されるように“赤いサムライ”というイメージだが、現在ブラジルで開催されているサッカーワールドカップでは、グループリーグ突破をかけた“サムライブルー”の勝負の一戦が近づいている。その決戦を前に、『るろうに剣心 京都大火編』から“最後まであきらない”「サムライ編」TVスポット映像が到着した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で90年代に高い人気を誇った人気漫画を、主演・佐藤健、『プラチナデータ』「龍馬伝」の監督・大友啓史で実写化した『るろうに剣心』の続編となる本作。今回、本作と『伝説の最期編』の2部作で描かれるシリーズは、原作ファンに最も人気の高い「京都篇」がベース。剣心(佐藤健)の後継者として暗殺稼業の“人斬り”となり、やがて剣心の最大の敵となる志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止するため、再び人斬りになる覚悟を胸に因縁の地・京都へと向かう剣心やヒロイン・薫(武井咲)たちを描く。今回到着したのは、“蒼きサムライたち”=サッカー日本代表のグループリーグ突破を賭けた一戦を前に日本中が盛り上がりを見せている中、各局にて21日(土)から放映中のTVスポット映像(※一部地域を除く)。「サムライたちよ戦え」という言葉から始まる映像は、大火の京都を背後にたたずむ宿敵・志々雄の姿や、剣心にも引けをとらない剣の腕を持つ四乃森蒼紫(伊勢谷友介)との壮絶バトルなどが描かれている。もちろん、「ONE OK ROCK」による書き下ろし主題歌「Mighty Long Fall」もさらにドラマチックに映像を盛り上げており、志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木隆之介)との一戦では剣心の持つ“逆刃刀”が折れてしまうシーンが、衝撃の余韻を残している。「本当のサムライは最後まで絶対にあきらめない」というセリフが、サッカー日本代表の “サムライ”だけでなく、幕末を生きた“赤いサムライ”とも重なる映像を、まずはこちらから見届けてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年06月23日