“ドラキュラ”の起源を描くアクション・エンターテイメント超大作『ドラキュラZERO』が今週末、日本公開になる。本作は壮大なスケールで描かれるアクション大作だが、主人公ヴラドは実在の人物をモデルにしている。誰もが知るあの“ドラキュラ”のモデルになったとされるヴラド・ドラキュラだ。その他の写真ヴラド・ドラキュラは1431年にトランシルヴァニア(現在のルーマニアの中部・北西部にあたる)で、キリスト教騎士団の秘密組織であるドラゴン騎士団の一員ヴラド2世の子として生まれた。彼らはイスラム教を信仰するオスマン帝国と敵対しており、ヴラド3世も父の跡を継いで国を守るために戦った。彼は人を串刺しにして数日間、放置する拷問・処刑によってオスマン帝国から恐れられ、“残虐な君主”だと思われてきたが、近年では全力で祖国を守った英雄であるという評価も多い。ちなみに彼は“串刺し公”や“悪魔公”などの異名をもつが、日本では残虐な性格から彼を“西洋の織田信長”と称する人もいるという。映画は、そんなヴラド公をモデルに、彼が祖国と愛する妻子を守るために闇の勢力と契約を交わして“愛する者を守る力”を手に入れて、戦い姿が描かれる。百人力の強さと、獣たちを支配する力を得るが、悪にその身を捧げた彼は果たして“英雄”なのか? それともただの“悪”なのか?ヴラドを演じているのは、『タイタンの戦い』、『ワイルド・スピードEURO MISSION』などで注目を集めるルーク・エヴァンス。精悍なルックスと鍛え上げた身体、そして繊細な演技で“誰もが知らなかったヴラド・ドラキュラ”を演じており、ヴラドの歴史や、ドラキュラ伝説になじみのある人も、新たな解釈として映画を楽しむことができるのではないだろうか。『ドラキュラZERO』10月31日(金) 全国ロードショー
2014年10月28日タレントのローラがドラキュラに変身する、映画『ドラキュラZERO』(10月31日公開)のCM映像WEB特別版とメイキング映像が23日、公開された。本作は、15世紀に実在した一国の君主であり"ドラキュラ"の起源とされた男、ヴラド・ドラキュラの物語で、これまでのドラキュラのイメージを一新する作品。このたび公開された映像では、映画のテーマであるイメージチェンジをコンセプトに、穏やかな表情を見せていたローラが悪に染まるドラキュラに変身する。WEB特別版は、23日よりテレビで放送されるCMのフルバージョンで、WEB限定の映像となっている。映像の中でローラは、"カワイイ"から"セクシー&スタイリッシュ"なドラキュラへイメージチェンジ。はじめは、月が照らし、静かに風が流れる中、穏やかな表情でコウモリをなでているが、次の場面に切り替わると、黒いベールをまとったまったく異なるイメージのローラが現れる。そして、「愛だけでは、守りきれない。だから、悪を選んだ」という言葉と共にコウモリが翼を広げると、ヴラドのように、ローラもドラキュラに変身する。メイキング映像の中でローラは、「ドラキュラのメイクはしてみたいなと思ってたからすっごい楽しみ。みんなを怖がらせよう!」と初のドラキュラメイクにノリノリで、変身が完了すると「この映画を見てからだと、やったーって感じ。主人公の仲間になったって感じでいい気分!」と大満足。撮影も、「カメラをにらむようにやるんだけど、CMではやったことない感じだったからいい気分」とドラキュラになりきって楽しんだようだ。(C)Universal Pictures
2014年10月23日『タイタンの戦い』『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンスを主演に迎えたアクション・エンターテイメント『ドラキュラZERO』。TVスポットも開始され、公開日に近づき話題を呼んでいる中、本作のイメージキャラクターを務めるローラが出演する新CM映像が到着。普段の明るく元気なイメージを一新し、大人っぽくセクシーなドラキュラとなったコラボCMのWEB限定映像と、撮影メイキング映像が解禁となった。21世紀の今日まで恐怖と共に語られるドラキュラの起源となったヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)の驚愕の英雄伝説に迫る本作。15世紀、横暴なオスマン帝国の侵略から民衆、愛する妻と息子を守るため、闇の力との契約を交わしたヴラド。彼は、恐るべき悪と化しても、英雄でいられるのか…。「ドラキュラが持つ恐ろしいイメージから一変させる」という本作のテーマに合わせ、新たに発表された映像では、穏やかな表情でコウモリをなでる“カワイイ”ローラさんが一転、「愛だけでは、守りきれない。だから、悪を選んだ。」という言葉を合図に悪に身を染めた“セクシーでスタイリッシュ”なドラキュラ姿に変身。愛する者を苦渋の選択で悪の力で守ろうとするヴラドの姿を、愛らしい姿から一変して悪に染まるローラさんが見事に表現している。メイキング映像では、「CMではやったことがない」という鋭い眼差しを披露、クールなメイクや衣装に身を包んだ新たな一面や、撮影の合間の自然体な姿も伺える。“ローラ節”を存分にかましたインタビューでは、ドラキュラについて「十字架の館にいて、血を吸う怖いイメージ」と語っていたものの、主人公・ヴラドの心情や最新VFXの壮大なスケールで描かれるアクションシーンを体験してそのイメージが変わったと、ドラキュラに扮することも楽しんだそう。ローラさんが初めて見せたセクシードラキュラを、まずはこちらからご覧あれ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドラキュラZERO 2014年10月31日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月23日バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、武内直子原作の人気アニメ『美少女戦士セーラームーン』より、 『フィギュアーツZERO セーラージュピター』の予約受付がスタートしている。「フィギュアーツZERO」は、集めやすい価格とサイズの新スタンダードフィギュアシリーズ。無可動フィギュアならではの造形・彩色にこだわり、『美少女戦士セーラームーン』『ドラゴンボールZ』『ONE PIECE』『キングダム』『黒子のバスケ』といった大ヒット作品の人気キャラクターを数多くフィギュア化。幅広いラインナップで展開されている。『フィギュアーツZERO セーラージュピター』は同シリーズ5人目の立体化となり、これで5人のセーラー戦士が勢ぞろい。コスチュームは、パール塗装とシャドウを施して質感を高めている。特徴的なポニーテールは細かく造形され、髪や稲妻エフェクト、台座等にクリアパーツが使用。固定ポーズならではの緩やか造形で、「セーラージュピター」の決定版と言える仕上がりに。商品価格は9,504円(税込)で、予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年3月を予定している。なお、現在「プレミアムバンダイ」では、2015年2月発送予定『フィギュアーツZERO セーラーマーズ』(9,504円/税込)も予約受付中。(C)武内直子・PNP・東映アニメーション
2014年10月22日先日ロンドンで開催されたワールド・プレミアに素敵な笑顔で登場し、ファンを沸かせたルーク・エヴァンス主演の最新作『ドラキュラZERO』。全米でも初登場2位と好スタートを切り、日本公開が近づき期待が高まる中、3種類のTVスポット映像が到着した。世にあふれるドラキュラ物語のモデルとなった実在の男、ヴラド・ドラキュラ(ルーク・エヴァンス)。15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を襲った横暴な大国オスマン帝国の侵略から、家族と国を守るために、自らを犠牲にして“悪の力”を得た彼は、その力と引き換えに耐えがたい代償を払うことになっても、“英雄”であり続け、愛する者を守れるのか――。ブラム・ストーカーの古典小説「ドラキュラ」のモデルとされたヴラドが、いかにして21世紀の今日に至るまで恐怖と共に語り継がれる存在になったのか、本作ではこれまで描かれることがなかった驚愕の伝説を描き出していく。今回、その本作のTVスポット映像が3種類解禁。まず「アクション編」では、最新VFXで描かれたスタイリッシュで壮大なアクションシーンが存分に映し出され、短い映像でも見る者を引きつける。「ストーリー編」では、いままでのドラキュラのイメージを一新させるようなヴラドが抱える苦悩や葛藤を描き、ひとり戦い続けるドラマ性も本作の見どころだと分かる。そして、30秒の映像の最後で見せるヴラドが流したひと筋の涙が、ドラキュラに対しての大きく変えていく…。「悪は、悪で、倒す」という言葉通り、自らをも犠牲にしたダークヒーローの誕生を感じさせる本作。“悪”となった“英雄”の伝説の原点を描く物語を、まずはこの映像から覗いてみて。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日10月14日(火)、都内で新作歌舞伎「六本木歌舞伎」の製作発表が行なわれ、出演する市川海老蔵、中村獅童、脚本を務める宮藤官九郎、演出を務める三池崇史らが出席した。同作は2015年2月3日(火)より東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演。元禄時代を舞台に、中村獅童扮する宇宙人の悪の親玉と、市川海老蔵扮する正義の味方の対決を描く作品。今作を製作する事になった経緯について海老蔵は「今年の1月に獅童さんと歌舞伎をする機会があったのですが、その控え室で「こんな事をしたい、あんな事をしたい」と話していて、3時間後にはやる事が決まっていました。そこから獅童さんが官九郎さんに、私が三池さんにそれぞれ電話をして、3日後には決まったという奇跡的な舞台です」と説明。内容については、生前勘三郎から海老蔵が言われていた「成田屋の家の芸は荒事なんだから、宮藤さんのような若い人と組んで、最後は地球を投げるくらいの事をして欲しい」という言葉がベースになっていると明かした。また、歌舞伎が上演されるのは今作が初めてというEX THEATER ROPPONGIを会場に決めた理由について、獅童は「歌舞伎を上演した事がない劇場を探していた所、夜中にこの劇場をテレビで見て、すぐ決めました。実は、この劇場が出来る前、ここには僕も海老蔵くんも通っていた稽古場があったんです」と場所との縁について語った。獅童が「後から大人計画の社長から怒られました(笑)」と明かすほど、ハードスケジュールの中、脚本を務める宮藤官九郎。海老蔵が言われた事と同じ構想を生前勘三郎から聞かされており、オファーを受けてすぐにOKしたとのこと。今作で歌舞伎は3作目だが「1作目の『大江戸りびんぐでっど』でオールド歌舞伎ファンから反発を受け(笑)、2作目のコクーン歌舞伎で、ファンの方から「そんな悪い奴じゃない」と認知された所での今作なんですが(笑)、伝統という事を意識しすぎて、萎縮しないようにしたい」と意気込みを語った。今作が歌舞伎の演出初挑戦の三池崇史は「歌舞伎って本当に面白いんです。ただ歌舞伎を定期的に観に行こうという習慣が周りを見ても中々ない。なので歌舞伎をもっと多くの人に見ていただきたいし、今作を見に来た方を失望させないようにしたい。そのために第一に、歌舞伎役者って凄い、って事をテーマに演出してみたいと思います。期待していただいて結構です・・・と言って自分にプレッシャーをかける事にします(笑)」とコメント。海老蔵は「最近「結婚したら丸くなった」とよく言われるのですが、もっと皆さんに「あいつ何をやるんだ」って注目を集めないといけない。そういう意味で、私も獅童さんもまだまだ甘っちょろい自分に活を入れないといけない、という想いから動き出した作品です。伝統と言うのは改革と革新。伝統は伝統で守るべきですが、改革と革新の連続が伝統であると思っています」と同作へ強い意欲を見せた。
2014年10月14日“ドラキュラ”の起源を描くアクション・エンターテイメント超大作『ドラキュラZERO』の予告編が公開された。本作で主人公ヴラドは大きな代償を支払わなければならないにも関わらず、“悪の力”を手にする。愛する者を守るためだ。『ドラキュラZERO』予告編本作は、誰もが知る伝説のキャラクター“ドラキュラ”のモデルになったトランシルヴァニアの領主ヴラド公が主人公。このほど公開された予告編では、彼が強大な闇の勢力に接触する場面から始まる。彼は、自国がオスマン帝国の脅威にさらされ、愛する妻と子、そして民を守るために闇の勢力と契約を交わして“愛する者を守る力”を手に入れる。英雄だったヴラドは百人力の強さと、獣たちを支配する力を得るが、悪にその身を捧げた彼は果たして“英雄”のままでいられるのだろうか?映像には主演のルーク・エヴァンスが精悍な表情を見せる場面や、闇の力を得て不敵な表情を見せるシーン、さらに愛する者を想って静かに涙を流す場面が登場。自己を犠牲にしても誰かを守りたいと願う男の複雑な心境を見事に表現している。そのほか、画面いっぱいに広がったオスマン帝国の軍勢をコウモリの大群が殲滅する場面や、息つまるソードバトルも登場。壮大なスケールで、これまで語られなかったドラキュラの秘話が描かれるようだ。『ドラキュラZERO』10月31日(金) 全国ロードショー
2014年10月07日15世紀に実在した“ドラキュラ”の起源となる男を描いた『ドラキュラZERO』から、新たな予告映像が解禁。いままで公開されてきた映像とは、またひと味異なり、ルーク・エヴァンス演じるヴラド・ドラキュラの愛と葛藤が克明に描かれていることが分かった。15世紀半ばにトランシルヴァニア地方を治め、人々に愛されていた君主ヴラド・ドラキュラが、愛する家族と国を守るために自らを犠牲にしてまで得た悪の力。恐るべき悪と化してもなお、彼は英雄でいることができるのか――。本作は、今日に至るまで、常に恐怖と共に語られるドラキュラに隠された“英雄伝説”をスタイリッシュに描いたアクション・エンターテイメント。今回解禁された予告映像では、いままで発表されてきたものよりも、いっそう主人公・ヴラドの心情に近づくことができる。オスマン帝国侵略という国家存亡の危機から救うため決断したヴラドが、神妙な面持ちで闇の中へ進むシーンから映像は始まっている。闇に身を捧げたヴラドの赤く染まる目は、まさに“ドラキュラ”を連想させる姿だが、ラストにはヴラドが涙を流し、私たちが知っている“ドラキュラ”のイメージを根底から払拭させるような展開に。“ドラキュラ”が国の存亡をかけて闘う姿の裏には、国家の大黒柱としての苦悩や、愛する者からも恐れられるもどかしさが見え隠れしている。また、今回使用されている楽曲「Everybody Wants To Rule The World」を歌うのは、史上最年少17歳でグラミー賞「最優秀楽曲賞」を受賞したニュージーランド出身のLorde(ロード)。日本でも注目されている彼女の歌声が、最新VFXを駆使したアクションシーンをより壮大に、またどこか寂しく感じさせ、世界観に深みを生みだしている。見る者をより一層、その世界に引き込む映像を、まずはここからご覧あれ。『ドラキュラZERO』は10月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日出演俳優がご当地に到着したことを船でお披露目する、歌舞伎独特の伝統行事「船乗り込み」が5月29日に福岡市の中心部を流れる博多川で開催され、「六月博多座大歌舞伎」に出演する坂田藤十郎、市川染五郎、片岡愛之助らが顔を揃えた。『六月博多座大歌舞伎』 チケット情報江戸時代に始まったと言われている「船乗り込み」だが、現在では大阪と福岡だけで実施。福岡では博多座開場の1999年から行われており、今年で15回目。初夏の風物詩としてすっかりお馴染みの光景だ。今年は晴天にめぐまれ、沿道は約3万人という多くの見物客で賑わった。「六月博多座大歌舞伎」に出演の俳優13名と、公募で選ばれた市民約20名らが、キャナルシティ博多横の清流公園から手こぎ船10隻に分乗。色とりどりの幟をはためかせながら小舟がゆるやかに進みだすと、橋の上や沿道から紙吹雪がまかれ、詰めかけた見物客から大きな歓声が沸いた。鐘や太鼓、笛のお囃子が響く中、熱心なファンは船を追いかけ、お目当ての俳優が現れると「山城屋っ!」「高砂屋っ!」など屋号で声援と拍手をおくり、俳優は和やかな笑顔で手を振り応えていた。途中、船上で口上が述べられ、博多リバレインまでの約800メートルの道のりを終えた。下船後、博多座の隣にあるリバレインで行われた式典で、坂田藤十郎は「今日も温かい拍手を頂いて有難い。博多座に来ると歌舞伎役者になってよかったな、と本当に思う。千穐楽まで大入り満員が続きますように」と挨拶。母親が福岡市出身の市川染五郎は「私の身体には博多の血が半分流れています。第2の故郷と思っている特別の場所・博多に、もっともっと歌舞伎が根付くように頑張りたい」、5年ぶりの博多座出演となる片岡愛之助は「昼夜ともに大きな役を演じさせて頂いてます。夜の部では本物の水を使った演目もあります。ぜひ劇場でご覧ください」とそれぞれ意気込みを語り、歌舞伎開催前のイベントを華やかに彩った。「六月博多座大歌舞伎」は6月26日(木)まで博多座で開催。チケットは発売中。
2014年06月04日オリジナルイラスト入りの認め印を販売するネットショップ「個性まるだしハンコ おすもん」はこのほど、歌舞伎をモチーフにした「隈取認印」シリーズの製造販売を開始した。○押すたびに見得を切りたくなる!?、「隈取」モチーフの認め印日本の伝統芸能、歌舞伎では「隈取(くまどり)」と呼ばれる独特の化粧法を用いて、役柄によって異なるキャラクターの個性を強調する。同商品は、この隈取をあしらい、名前と組み合わせてハンコにしたものとなる。ラインナップは全部で3種類。「隈取1認印」は、「暫(しばらく)」という演目の筋隈。「隈取2認印」は、「三番叟(さんばそう)」という演目の一本隈。「隈取3認印」は、「鳴神(なるかみ)」という演目の二本隈となる。邪気を払う縁起物として、プレゼントにも向くという。価格は、各2,350円(送料別)。印面の直径は10ミリの認め印サイズ。なお、朱肉不要のネーム印のため、印鑑登録や銀行印としては使用できない。
2014年04月30日2013年6月11日(火)に、【「テンピュール®Zero-G」無重力の日イベント】が都内にて開催されました。会場には、ゲストとして同日に誕生日を迎えられた山口もえさんと、睡眠医学に詳しい早稲田大学スポーツ科学学術院助教の有竹清夏先生による「睡眠」をテーマにしたトークが行われました。また、会場内にはテンピュール社が打ち出す「無重力睡眠」体験で新型Zero-G 400をはじめ、Zero-G シリーズの体験コーナーが設けられていました。年々増加する睡眠障害テンピュール・ジャパンの吉永寛子セールス/マーケティングマネージャーによると、日本人の5人に1人は正常な睡眠を取れていないとのこと。(厚生労働省の調査/平成19年)また、海外においてもアメリカでは睡眠障害を抱える人が4千万人を越えるとされています。(フィスカル・タイムズ調べ)このような背景から、良質な睡眠への意識が高まりつつあります。無重力睡眠がもたらす効果とは?人間の体に対して圧力が掛からずにストレスを感じない状態というのは、母親のおなかにいる胎児の状態に近いとされています。また、スペースシャトル乗組員5人が協力した研究によると、地上では「平均いびき時間」が睡眠時間の16.5%を占めていたのに対し、宇宙空間の睡眠では0.5%にまで激減したというデータもあります。(『American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine誌8月号より』)これをベッドの上で体感できるのが「テンピュール®Zero-Gベッドシステム」なのです。元々、ロケット打ち上げ時の強烈な重力を緩和するために開発されたテンピュール製マットレスと、内蔵されたモーターによる角度設定(頭部約15度&脚部約38度)で、体に掛かる負荷を限りなくゼロに近づける「Zero-Gポジション」との融合によって極上の睡眠が実現されます。スマホ連携も可能!様々なグレードアップもポイント!以前よりもさらに静音に徹したモーターを採用することで、睡眠を妨げない静かな動きを実現しており、待機電力もほぼゼロに近づけています。さらに、Zero-Gシリーズの上位モデルであれば、オプションでBluetooth通信アダプターを利用してスマホやタブレット端末上からリクライニングなどの「ベッド操作」が可能になります。このように、拡大していく市場の中で、Zero-Gシリーズは「極上の睡眠+α」の挑戦をし、新たな市場を開拓していくことでしょう。参考:Zero-Gシリーズ元の記事を読む
2013年06月14日「梨園」とは歌舞伎の世界を表す言葉ですが、普通の人間にその中はどうなっているのかよく分かりません。この「梨園」で輝く歌舞伎役者さんについていろいろご紹介します。■歌舞伎役者の給料ってどこから出るの?歌舞伎役者の皆さんの給料はどこから出ているのでしょうか。例えば、芸能事務所に属して、一般のサラリーマンのように月給制や年俸制のような人を除けば、基本的には「自由業」です。ですから、仕事その都度のギャラを集積したものが収入になります。有名な役者さんであれば、舞台興行の出演代、諸手当、またお弟子さんたちからのお稽古代などが主な収入源。ほかにCM出演代、講演代金など副次収入も多いでしょう。どのくらいの金額になるかは不明ですが、手がかりはあります。2004年度分までは「高額納税者公示制度」というシステムがありました。今から9年前のデータになりますが……。市川海老蔵さん納税額:4,970万円推定の年収額:1億4,100万円松本幸四郎さん納税額:4,101万円推定の年収額:1億1,800万円坂東玉三郎さん納税額:2,848万円推定の年収額:8,400万円以上が「歌舞伎役者」におけるトップ3でした。■そもそも「屋号」って何!?歌舞伎役者には「屋号」がつきものです。舞台の役者に「成田屋っ!」とか「音羽屋っ!」とか声がかかります。あれがその役者の「屋号」です。そもそも「屋号」が付くようになったのは江戸時代までさかのぼります。そもそも歌舞伎役者は身分上は大変に低いものとされていました。芸事でいかに人気があっても社会的な地位はとても低いものだったのです。簡単にいえば「無職」とされていたわけです。江戸時代、無職の者は家を構えてはならないという慣習がありました。そのため歌舞伎役者は人気もあってお金があるのに、家も持てない状況でした。しかし社会的地位が向上するにつれ、役者の中から商売を始めて店を構える人が登場します(なにせ人気役者はお金を持っていたので)。「商売をしていますので家を出しますよ」という一種のカバーストーリーでもありました。そのうち、我も我もと誰もが商店を出すようになります。「スター」と「小商い」が切り離せないのは昔も今も同じです(笑)。やがて役者の間で、お互いの名前を呼ぶのに、役者名ではなくこの商店の名前を使うようになります。「音羽屋さんよぅ」なんて感じですね。これが一般に伝わって歌舞伎役者を呼ぶ際の「役者屋号」になりました。ただし、役者屋号がすべて商店の名前から採られているわけではありません。自分が信仰している寺社の名称から採ったものもありますし、由来が分からなくなってしまっているものなどもあって、さまざまなのです。ちなみに歌舞伎役者を名字や名跡で呼ぶのは失礼に当たります。屋号を使って「成田屋さんはどう思われますか?」などのように使います。■有名な役者屋号役者屋号で有名なものを挙げてみましょう。●成田屋(なりたや)歌舞伎役者の屋号は、そもそもこの「成田屋」から始まったといわれます。先日他界された市川團十郎さん、市川海老蔵さん、いわゆる「市川宗家」が成田屋です。●中村屋(なかむらや)先日、亡くなられた中村勘三郎(五代目中村勘九郎)さんの屋号です。江戸三座と呼ばれた歌舞伎座「中村座」が由来です。●澤瀉屋(おもだかや)俳優の香川照之さんが九代目「市川中車」(ちゅうしゃ)を名乗っていますが、澤瀉屋はこの市川家の屋号です。おもだかは薬草の名前です。初代市川猿之助の生家が薬屋で、おもだかを扱っていたのでそこから採ったとのこと。●高麗屋(こうらいや)松本幸四郎さん、市川染五郎さんはこの「高麗屋」。初代松本幸四郎さんが丁稚奉公をしていた商家から採ったそうです。●萬屋(よろずや)映画の大スターであった中村錦之助さんの小川家が独立して1971年にできた屋号。中村錦之助さんはこれで「萬屋錦之介」になったわけです。中村獅童さんはこの萬屋一門です。ほかにも、『鬼平犯科帳』の鬼平役で有名な中村吉右衛門さんの「播磨屋」(はりまや)、坂東玉三郎さんの「大和屋」などが有名です。ちなみに、歌舞伎の舞台でかかる掛け声は専門の人がやっています。間違っても自分もやってやろうと思わないようにしてください(笑)。■歌舞伎役者になる方法はあるのか?歌舞伎役者の家に生まれないと歌舞伎役者になれないのでしょうか。一応、道は二つあることになっています。●歌舞伎役者の下に弟子入りする●「伝統芸能伝承者養成所」へ入学する「弟子入り」の場合は、歌舞伎役者の下に師事して修業を積み、舞台に上がれるようチャンスをうかがうわけです。「伝統芸能伝承者養成所」は、独立行政法人「日本芸術文化振興会」が運営しています。歌舞伎俳優の研修生募集では「中学校卒業以上23歳までの男子」が対象です。研修生にうまくなれたら3年間さまざまな授業を受けます。研修後は舞台に立てるように指導してもらえるようです。このコースは1970年(昭和45年)に開催され、現在までに研修出身者90人が歌舞伎の舞台で活躍しているそうです。(高橋モータース@dcp)⇒独立行政法人「日本芸術文化振興会」の研修生に関するページ
2013年03月28日ワコールは4月中旬より、同社のチェーンストア向けブランド「ウイング」より、Cutie(キューティー)「ヒロインメイクブラ」とファッションモデルの滝沢カレンがコラボレーション企画した商品を発売する。同商品は、ファッションモデルならではの着こなし方やおしゃれな感性をもつ滝沢カレンさんと、企画段階からアウターコーディネイトまで共同で開発。着けごこちのよさに加え、ブラジャーをファッションの一部として取り込むことで夏の着こなしを楽しめるデザインにもこだわったという。また、首のうしろでリボン結びすることでバックスタイルをかわいく見せる”ホルターネック”、ストラップを外して着用しても、程よいホールド力できれいなシルエットを保つ”チューブトップ”、通常どおりのストラップを付けた”ストラップ付き”と、アウターに合わせて1枚で3つのスタイルを楽しめる、これからの季節に向いた商品となっているとのこと。サイズはA~D。カラーは、IV(アイボリー)、BL(ブラック) 、BE(ベージュ)で、サイズによって取り扱いカラーが異なる。希望小売価格はA・Bが3,990円、C・Dは4,305円。4月中旬よりワコールウェブストアにて先行発売、5月中旬より店頭にて順次発売となる。その他、詳細は「滝沢カレン×『ヒロインメイクブラ』」Webサイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月21日歌舞伎俳優の市川海老蔵が来年1月の『新春浅草歌舞伎』に14年ぶりに出演することが発表された。海老蔵は第1部で『寿曽我対面』の工藤祐経、初役で挑む『幡随長兵衛』の幡随院長兵衛、第2部で『毛谷村』の杣斧右衛門、『口上』、『勧進帳』の武蔵坊弁慶と全ての演目に出演する。海老蔵に現在の心境を訊いた。「浅草は若い俳優たちがやるフレッシュなお祭りであって欲しい」という思いもあり、はじめは出演を辞退したそう。だが「幡随院長兵衛はいつかはやる役。父(市川團十郎)が元気なうちに習っておきたいですから、それは今がチャンスだと思う」と前向きに答える。それでも侠客の元祖と言われ、度量の大きさをみせる長兵衛役については「気合を入れないとね。恥をかいてでも今やって、(いつかは)出てきただけで『ああ、やっぱり成田屋(海老蔵の屋号)の長兵衛だな』と思わせたい」と胸のうちを明かした。弁慶は1999年1月に同じ浅草歌舞伎で初めて演じた。「(初役の時は)すごかったんですよ、精神的に。そいういう思いに浸りながらできるのは感慨深いなと。まさかまた浅草でやらせてもらえるとは思わなかったので、一から考え直し、作り直して再構築しようと思っています」と語る。相手役の富樫は「ずっと前から一緒にやりたかった」という片岡愛之助が勤める。『口上』は「三が日なのでにらむ方向も視野に入れてます。基本は仕初式(しぞめしき)でしょうね」と話す。その来年は浅草のあと2月、3月に團十郎と一緒に『オセロー』に出演、4月以降も12月までスケジュールがぎっしり詰まっている。来年の抱負を訊くと「無事に生き延びる」ときっぱり。「(浅草歌舞伎は)『勧進帳』で締めくくれるということで、何か見つかるんじゃないか。休むよりかは出続けて(何かを)見つけたい、そして次に進もうかと」。公演は2013年1月2日(水)から27日(日)まで東京・浅草公会堂で上演。チケットは11月24日(土)より一般発売開始。
2012年10月23日11月に全国を巡演する『松竹大歌舞伎』秋季公演の製作発表会見が7月30日行われ、出演の中村橋之助と片岡孝太郎、中村児太郎が登壇した。『松竹大歌舞伎』チケット情報演目は、歌舞伎の魅力を分かりやすく、親しみやすく案内する『歌舞伎のみかた』、豪傑とうたわれた弁慶の生涯でただ一度の涙と恋を描いた『弁慶上使』、娘の姿に初々しさと華やかさが溢れる、長唄の名作舞踊『手習子』を上演する。会見で橋之助は「巡業はお芝居はもちろんのこと、その土地土地で美味しいもの、美味しいお酒をいただくのも楽しみのひとつですが、今回は(甥の)児太郎も一緒なので、あまり羽目は外せませんね(笑)。『弁慶上使』は子供のころから大好きな作品。弁慶の大らかさを出していきたい」とコメントした。また、児太郎が演じる『手習子』の衣裳については「父の(故七代目・中村)芝翫が考えて作ったもの。父も一緒について来てくれるんじゃないかという気がします」と感慨深げだった。今回、被災地を訪れることに関しては「精魂込めたお芝居を見ていただいて少しでも温かい気持ちになっていただくことが、僕たちにできること。今後もできる限り歌舞伎の興行を被災地で実現できればと思います」と意気込みを語った。『弁慶上使』でおわさを初役で演じる孝太郎は「女方のほとんどは芝翫のおじさまに教えていただきましたし、それを支えてくださったのが橋之助さんです。女方の次の世代の後輩の児太郎さんとご一緒するので責任を持って一緒に頑張りたいです。おわさは、自分の子供が斬られてしまうというところで、昔の恋人と再会する、つらい、悲しい、うれしい……といっぺんにいろいろな感情表現をしなければならない役。その複雑なところをお客さんに自然に見てもらえるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。公演は11月1日(木)から25日(日)まで、全国18都道府県、20都市をまわる。
2012年07月31日歌舞伎俳優の・中村勘九郎、中村七之助、中村獅童が出演する「渋谷・コクーン歌舞伎第十三弾『天日坊(てんにちぼう)』」の公開稽古が6月14日、東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンで行われた。コクーン歌舞伎『天日坊』チケット情報本作は、河竹黙阿弥が1854年に書いた『天日坊』をもとに、人気脚本家の宮藤官九郎が新たに脚本を執筆。それを串田和美の演出・美術により、実に150年ぶりに現在の歌舞伎として上演するもの。物語はふとした野心から将軍・源頼朝の落胤になりすました法策=後の天日坊(勘九郎)を軸に展開。悪事を重ねながら鎌倉を目指す法策は、旅の途中で出会った盗賊・地雷太郎(獅童)とその妻・お六(七之助)から思いもよらぬ自分の運命を知ることになる。宮藤の書いたセリフには「マジかよ」などの現代語と黙阿弥の七五調が混在し、その状態をさらにセリフでつっこんだりと、飽きさせない工夫が随所にある。また黙阿弥お得意の因果話に加え、化け猫退治や東海道への旅など盛りだくさんの要素をわかりやすくまとめている。串田の美術は整ったものではなく、手作り感を生かしたようなセット。衣裳やかつらは今までの歌舞伎で見慣れたものとはひと味違うデザインで面白い。音楽は歌舞伎で使う下座音楽は使わず、全編トランペットとエレキギター、ベースを使用。トランペットの音色と法策の心情がシンクロするような場面もあり、従来の歌舞伎では見られない新しい演出効果になっていた。この日の稽古前には会見も行われ、勘九郎、七之助、獅童と串田が登壇。勘九郎は「父(勘三郎)が18年前にコクーン歌舞伎を始めた時は“勘九郎”でしたから、その名でここに立てることはプレッシャーもあり、誇りに思っています」と挨拶。弟の七之助も「うちの父が『面白い!出来てるじゃん』って言ってました」と父・勘三郎も驚いたことを明かした。これを受け串田も「稽古場でやけに笑う人がいるな~、誰だよ」と勘三郎が様子を見に来たときのエピソードを披露。また、獅童は「僕は盛り上げ役ですから」と謙遜しながらも「七之助さんと毎日一緒にご飯を食べて、恋愛や芝居の悩みを相談してます。人生ってのは楽しいですよ」と話し、場を和ませていた。東京公演は同所にて6月15日(金)から7月7日(土)まで上演される。その後、「信州・まつもと大歌舞伎『天日坊(てんにちぼう)』として長野・まつもと市民芸術館主ホールにて7月12日(木)から18日(水)まで開催。チケットはいずれも発売中。
2012年06月15日人間国宝で歌舞伎俳優の坂田藤十郎が5月30日、都内で会見を行い、今夏上演される近松座30周年記念『松竹大歌舞伎近松座公演』への意気込みを語った。『松竹大歌舞伎近松座公演』チケット情報昨年、東日本大震災の影響でやむなく中止となったが、今年は震災の影響のあった岩手や福島も回り、改めて開催されることになった。会見で藤十郎は「昨年は震災が起こり、巡業に伺うことができませんでした。今年、また同じメンバーでやらないと言ってもらえたのでぜひ伺いたい。震災に遭われた方に少しでもわれわれの歌舞伎を見てもらい、喜んでいただきたい」と語った。上方を代表する近松門左衛門の作品の上演を目的に、近松座を立ち上げてから今年で30年。当初は自主公演のような形ではじめたという。「江戸歌舞伎と上方歌舞伎、この両方が隆盛にならないといけないと思い、はじめました。上方の役者を先祖に持つ私としては、近松の作品だけを取り上げて、とにかく上方歌舞伎を一生懸命やるんだという気持ちで取り組みました」と当時を振り返る。出演は、藤十郎のほか、中村翫雀、中村扇雀、中村亀鶴、中村壱太郎、中村虎之介と一門の役者が揃う。「30年前の第一回公演『心中天網島』の時は血縁(の役者)は誰も出ていなかったけれど、今回は上方歌舞伎の血の流れている役者が大勢出ていることに、深いものを感じます」と感慨もひとしおの様子。「平成24年度(社)全国公立文化施設協会主催・中央コース『松竹大歌舞伎近松座公演』は6月30日(土)から7月31日(火)まで東京、兵庫ほか各地を回る。また、演目は30周年を記念し、『お目見得御挨拶』『夕霧名残の正月』『曽根崎心中』を上演する。
2012年06月01日歌舞伎俳優の市川染五郎が東京・新橋演舞場『五月花形歌舞伎』で『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』の源為朝を初役で演じる。祖父・初代松本白鸚、父・松本幸四郎も演じた役に挑む染五郎が現在の心境を語った。市川染五郎関連のチケット情報1969年に初演された本作は、曲亭馬琴原作の伝奇物語をもとに三島由紀夫が書いた創作歌舞伎。三島は小説以外にも『地獄変』や『鰯売恋曳網(いわしうりこいのひきあみ)』などの歌舞伎を創り、一連の作品は“三島歌舞伎”と呼ばれている。初演時は演出も三島が買って出るなど渾身の力を注ぎ、壮大な物語を幻想的でロマン溢れる歌舞伎に仕立て上げた。物語は忠誠を貫く英雄、源為朝の活躍を描いたもの。「上の巻」「中の巻」「下の巻」からなり、伊豆、四国、九州、琉球(現在の沖縄)と様々な地で繰り広げられるスケールの大きな芝居で、上演時間は休憩を入れて5時間近い。染五郎は「祖父が三島さんと創り上げた作品で、細部にわたってこだわりがあります。SF的でどこか古怪な感じもします。三島さんを筆頭に、(創作した)一座の熱を感じますね。そういうものを全て再現できれば」と意欲を語る。脚本も初演時のものを変えずに上演するそうだ。「あえて変えないでと思っているのは、この作品に対する取り組み方のひとつのテーマだと思っています。もしも変えるのであれば、初演時と同じ苦労をすべきじゃないかと。練り上げたものを通らないと変えることは出来ないです」。見どころについては「スペクタクルというよりはパンクですかね。絵に描いたようなヒーローの活躍や、役者がどれだけ輝いているか」を楽しんでと話す。今月は同じ新橋演舞場で『仮名手本忠臣蔵』の大役、大星由良之助役にも挑んでいる。「これが出来なきゃ意味が無い、高麗屋としてもとても大事な役です」。梨園の名家に生まれ、年齢とともに重責を担っていく立場になった今、歌舞伎俳優としての決意が垣間見えた。今後やってみたいことについては意外な答え。「究極は自分が書いたものを人に演じてもらって、自分は客席で観たいです」。来年は40歳を迎える。「ちょうど新しい歌舞伎座が完成する年なので、ハッキリとした目標が定められます。今年一年、来年に照準を合わせて頑張ります」。公演は新橋演舞場にて、5月1日(火)から25日(金)まで夜の部で上演する。チケットは発売中。
2012年04月18日大阪松竹座「二月花形歌舞伎」の製作発表が1月17日都内で行われ、出演者の市川染五郎、片岡愛之助、中村獅童が出席した。「二月花形歌舞伎」の公演情報次代の歌舞伎を担う人気花形役者による、古典の名作から新作歌舞伎まで、多彩な演目を揃える今回の舞台。3人は口々に本公演にかける意気込みを熱く語った。染五郎「今回の公演は四演目ございますが、全てに愛之助さん、獅童さんと共に出演いたします。昼の部はほぼ新作、夜の部は古典の名作、上演が途絶えていた作品と、かなりアグレッシブな作品の気がいたします。アグレッシブなエネルギーに乗っかりまして、それをパワーアップさせて、舞台上で暴れることが出来ればと思っています。『大當り伏見の富くじ』は、十年以上前からこの作品がやりたいと思っておりまして、それがやっと実現することにすごく興奮を覚えております。“歌舞伎でやったことのないことをやる、やったことのあるものはあえてやらない”ということを目標に徹底した喜劇を作りたいと思っています。2月は話題の舞台が多いですけれども、どこよりも目立つ公演を目指したいと思います」愛之助「一つ目の『慶安の狼』では野中小弥太というお役ですけども、獅童さん演じる丸橋忠弥とその時代を生き抜いていく二人の青春群像劇で、熱く演じたいと思います。『富くじ』では、傳七という侠客を、かっこよく演じたいと思います。そして夜の部の『すし屋』の権太は浅草で勤めさせて頂いて二度目でございますが、二度目というのは怖いものでございまして、うちの伯父の仁左衛門に手取り足取り教わりました。初心に返って勤めたいと思います。そして『研辰』は、初役の九市郎でございます。二月は染五郎さんが仰ったように、話題の舞台がたくさん開いておりますので負けないように、また外の寒さにも負けないように熱い舞台を繰り広げたいと思いますので、どうぞ千秋楽までよろしくお願いいたします」獅童「昼の部はまず、新国劇の作品であった丸橋忠弥を勤めさせて頂きます。『富くじ』は黒住平馬という役を勤めますが、どうやら禿げてる人で、カツラをかぶっている人という…途中でかつらがとれたり、とんでもない芝居になりそうです(笑)。大阪ですので、笑いにも厳しいですし、関西の芝居ですので、気をひきしめて劇場の皆様に楽しんでいただける芝居になれば、と思っています。『すし屋』では梶原平三をやらせて頂きますが、これは三度目でございます。『研辰』も皆で色々と相談しながら、野田版とは違った魅力の作品になればなと思います。こういった普段やらない演目ですとか、歴史上に残るといった公演で大役を勤めさせて頂くのは嬉しいことで、ゼロから作り上げていくということは大変な反面、喜びもありますし、わくわくする気持ちもあります。エネルギーと熱意と情熱とで、良い芝居を作りたいと思います」同世代の3人とあって、終始笑顔の絶えない会見。カメラマンの求めに応じ、照れながらもポーズを決め互いにツッコみあう様子に、3人の息の合った姿が垣間見えた。公演は2月2日(木)から26日(日)まで。
2012年01月20日東京・帝国劇場の開場101年目が元日より『新春滝沢革命』で華やかに開幕。1月3日、同劇場にて座長の滝沢秀明が、弟役の中山優馬(NYC)と共に記者発表を行った。この日の開演中、舞台機構にトラブルがあり、安全確認のため12分間の中断を余儀なくされたが、無事再開。カーテンコールでは滝沢が観客に向けて、中断の理由と謝罪の挨拶を。中山は、ハプニング時の滝沢に対し、「やはり頼りになります。どうしたらいいかとみんなが滝沢くんのことを見ていたと思います」と、滝沢座長の、その存在の頼もしさを述べた。『新春滝沢革命』チケット情報物語は、紀伊国熊野が舞台。紀伊を治める長老(錦織一清)一族は、海の王妃(紫吹淳)との争いに敗れ、紀伊の海を奪われる。しかし時は経ち、成長した長老の息子ヒデアキ(滝沢)は弟ユウマ(中山)をはじめとする仲間を率いて、奪われた海を取り戻すべく王妃軍に立ち向かう。ステージ上には巨大な船や白鯨が登場し、フライング、殺陣、ダンスで力強く進むスペクタルアドベンチャー。今回新たに、その登場人物の心情、物語の世界観を音とダンスで表現するシーンが追加された。滝沢自身が作曲した15分強に及ぶ組曲で、静寂、激動、再会、逃避、情熱の5要素をドラマティックに展開している。『新春滝沢革命』と言えば、初演より年々スケールアップしている水の演出にも目を奪われる。ウォーターピクチャーは水で絵や文字を描き、水のスクリーンのように幻想的。物語終盤の大決戦シーンに登場する本物の滝は、時折鉄砲水のようにも暴れ出し、スペクタルそのもの。今年は帝劇地下のプールから水を吸い上げるホースが倍増、プール自体も1台増設し、毎分30トンの放水量が実現。日本演劇史上最大級の水の演出となっている。滝沢は「僕から“今回は(水量を)もっとすごいことにしたい”とスタッフにお願いしたら、じゃあやってやる、と(笑)。ホントに水の量が去年とは全然違いますし、滝の角度とかいろんなことを計算して作ってくれました。すごいですよ!これは帝国劇場でしかできないこと。やってて気持ちいいですね」と話していた。「ギネス世界記録2012年度版」にて、“最も多くのSHOWをプロデュースした人物”に輝いたジャニー喜多川が、受賞後初めて世に放ったこの作品。公演は1月29日(日)まで。チケットは発売中。(文・堀江純子)
2012年01月04日おなじみの味を美味しくヘルシーに☆カルピスが「ビタミンカルピスZERO」(500mlペットボトル入り飲料)を10月11日から新発売することが分かった。おなじみの味が美味しくヘルシーに楽しめそうだ。近年のゼロ飲料志向、ゼロ食品志向に伴い、同社でも2003年には「アミノカルピスZERO」を発売して好評を得たとのこと。今回はそれに続く商品として、開発されたそうだ。カロリー、糖分、脂肪分ゼロでビタミン類は補給!カルピスならではのさわやかで甘酸っぱい美味しさはそのままに、カロリーだけでなく、糖分、脂肪分もすべてゼロ。カロリーなどを気にする人でも、気軽に摂取できる。余分なこれらはカットしつつ、一方で欲しい成分はギュッと配合。元気をサポートしてくれるビタミンB1、B6、ナイアシンを中心とした3種のビタミンに、ミネラル(ナトリウム、カリウム)、さらにはローヤルゼリーまで!すべての人に嬉しい現代型カルピスとなった。カルピスらしいさわやかな白に青のドット柄をベースに、赤い大きなゼロをあしらったパッケージも印象的。発売されたら、ぜひ手に取ってみたい。元の記事を読む
2011年10月05日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、「七月大歌舞伎」にて舞台復帰することが松竹より発表され、主演映画の三池崇史監督作『一命』が10月公開予定であることも明らかになった。昨年12月以降、舞台出演を見合わせてきた海老蔵さん。父親の市川團十郎は、先日、5月に上演される「團菊祭五月大歌舞伎」の会見に尾上菊五郎と共に出席した際、海老蔵さんの復帰について「まだ白紙だが、みなさんと模索したい」と語っていたが、7月の新橋演舞場での公演での復帰が正式に決まった。映画『一命』は、『十三人の刺客』の三池監督による初の3D時代劇で、滝口康彦の「異聞浪人記」が原作。1962年には映画『切腹』として仲代達矢を主演に迎え映画化された。貧しくも、愛する人と共に、武家社会にひとり立ち向かった侍の生き様を描く本作。また、海老蔵さんにとっては2006年の『出口のない海』以来となる映画主演。鬼才・三池崇史とのコラボレーションで、どのように“飛び出す”のか注目だ。『一命』は2011年10月公開。© Natsuki Sakai/AFLO■関連作品:十三人の刺客 2010年9月25日より全国東宝系にて公開© 2010「十三人の刺客」製作委員会一命 2011年10月、公開■関連記事:第3回映画館大賞は『告白』!本屋大賞を受賞した原作に続き映画化作品も快挙第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」毎日映画コンクールタキシードの稲垣吾郎に大歓声!三池監督は銀色ジャケットで登場日本アカデミー賞優秀作品を一挙上映!好きな作品を観られる鑑賞券を5組10名様プレゼント
2011年04月11日