まるでリゾート地にいるような“滝ビュー”が絶景滝が目の前で流れ、お日さまが差し込む店内は、大阪に居ながらまるでリゾート地にある別荘のリビングルームにいるかのような高級感。店内のインテリアは、全て天然素材を使用した、ウッディーな癒しの空間です。テラス席もあり、暖かな季節に人気のくつろぎスペースとして利用されています。買い物中、仕事中にでも立ち寄り易い立地で、多くの人に癒しを提供するカフェです。こだわりの有精卵を使用したヘルシー志向のスイーツ2013年4月26日に、グランフロント大阪のオープンと同時にスタートし、開店時から多くの人で溢れる大人気のカフェです。豊富なミネラルを含んだ自然な塩、平飼いの有精卵や全不粒粉を練り込んだヘルシー志向のパンケーキが一番の人気メニュー。フレッシュなフルーツをたっぷりと使った見た目も華やかなデザートは、女性の心を豊かに満たしてくれます。人気ナンバーワン! 「フレンチパンケーキ」人気ナンバーワンメニュー「フレンチパンケーキ」(ハーフ810円、レギュラー1,296円)は、卵の風味豊かなふんわり新食感パンケーキです。ふっくら焼き上げたパンケーキをオリジナルのアパレイユに漬け込み、再び焼き上げることでさらにふんわりとした食感に仕上げています。甘くてふわふわのフレンチトースト風のパンケーキは、営業中常に焼き続けられているほどの人気メニュー。これを目当てにしたお客さんが絶えないのも納得のクオリティの逸品です。プルプルたまごがたまらない「エッグベネディクト」有精卵を使用したプルプルポーチドエッグの「エッグベネディクト」(モーニング940円、ランチ1,620円)も大人気。大阪の中心で本格的なフレンチ料理を堪能できます。鹿児島産の茶美豚ベーコンとスモークサーモンに、有精卵を使用したポーチドエッグにかけられる自家製オランデーズソースの相性はバッチリ! たまごのプルプル感がたまりません。モーニングサービスは朝10時から11時30分まで。11時30分から14時までがランチタイムです。お得に食べられるモーニングの時間を利用して、贅沢な朝食を食べるためにでかけてみてはいかがですか?こだわりのスイーツと癒しの空間でくつろいで普段のカフェ利用はもちろん、女子会や記念日、二次会などのパーティーでの利用も可能です。特別な日に、カフェ自慢のデザートでお祝いするのもおすすめ。店内では他にも「クレープ スペシャリティー」(1,274円)や、「ショートケーキ ラ テラス風」(1,274円)などさまざまなデザートが楽しめます。ケーキショップも併設されているので、テイクアウトも可能です。友人や家族、または恋人と一緒に、美味しいデザートでくつろぎの時間を過ごしてみませんか?大阪駅から徒歩1分、梅田駅から徒歩3分。駅直結のグランフロント大阪のうめきた広場地下1階にあります。朝10時から夜10時まで営業しているので、仕事帰りでも利用しやすい立地です。大阪の中心でリゾート感を味わえるくつろぎ空間をぜひ利用してみてください。スポット情報スポット名:La Terrasse Cafe et dessert住所:大阪府大阪市北区大深町4-1 グランフロント大阪うめきた広場 B1F電話番号:06-6485-7788
2017年08月21日大迫力の滝を眺めながら絶品フレンチを「新横浜ラントラクト」のメインダイニングの窓から臨むのは、落差25メートルもある滝です。一面ガラス張りになった窓からは、まるで森の中にいるような感覚で滝を眺めることができます。フランス料理のおいしさを引き立てる特別な景色は、都会の喧騒を忘れるほどです。メインフロアは、レストランウエディングなどにも利用される、解放感溢れる空間になっています。社長の思いが詰まったオンリーワンの癒しスペースお店の中にある名物の滝は、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライドの落水荘を参考に作られています。設立メンバーがまず落水荘に赴き現地視察。図面もなかったため、メジャーを使い、ひとつひとつ寸法を測るという地道な作業を行ったエピソードも残っています。ビジネス街として発展し続ける新横浜ですが、だんだんと無機質になり自然を感じられる場所が減少しました。そこで、社長の岩岡氏が、街と自然の融合をテーマにオンリーワンの癒しの場を作ろうと立ち上がり作られたのが「新横浜ラントラクト」です。最高の食材で作られた料理の技が光る特別な日を演出するおすすめコースが「Propose(平日限定)」(4,800円)と「Menu Consail」(6,000円)。「Propose」は、アミューズが2皿、オードブル、本日の鮮魚料理または、本日のお肉料理、グランデセール、小菓子が楽しめるコースです。オードブルがもう一皿と、アヴァンデセール、コーヒーまたは紅茶がさらについたものが、「Menu Consail」となっています。素材本来の持ち味を生かすため、当日仕入れた最高の食材で調理。素材の旨みを最大限に引き出す調理法にこだわった、楽しさの後に爽やかな余韻を味わえるフレンチです。滝を臨むダイナミックな空間でガーデンウエディングお店では25mの高さから落ちる滝を目の前に、ガーデンウェディングを挙げることができます。結婚式では、フレンチシェフが素材の味を活かした料理でおもてなし。事前にシェフと打ち合わせをして、好きな食材や思い出の料理など、ふたりだけの特別メニューを提供します。シャンパンやフランスワイン、ドリンクのラインナップも充実しており、シンプルに美味しい結婚式を提案してくれるお店です。料理から空間まで特別な日を演出してくれるお店「新横浜ラントラクト」は、来店したすべての方の特別な思い出の残る一日となるよう、空間、料理など様々な面でお手伝い。今後の展開として、野菜を中心とした体に優しいフランス料理の提供を考えています。シェフの作り出す料理は、素材本来の味わいを活かし、素材の旨みを最大限に引き出す調理法。野菜を中心としたコースでは、さらに素材のよさを実感でき、今まで体験したことのない新しいフレンチに出会えるかもしれません。JR新横浜駅の北口から徒歩約5分、横浜市営地下鉄ブルーラインの横浜駅8番出口から徒歩で約1分の場所にあります。車で行く場合は、新横浜ラーメン博物館の駐車場を利用すると、利用金額に応じて割引サービスがあるのでお得に利用可能です。癒しの空間で、素材を活かしたフレンチを堪能してみて。スポット情報スポット名:新横浜ラントラクト住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-15-4 新横浜ラントラクト2階電話番号:050-5868-1744
2017年07月24日4月29日(土・祝)放送の「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」に、俳優の滝藤賢一が出演することがこのほど決定。すでに、菅田将暉主演の「カメレオン俳優」、遠藤憲一主演の「妻の記憶」が放送されることが発表されているが、これに続きショートショートのラインナップが明らかになった。いま最も忙しい俳優のひとり、滝藤さんが主演するのは、漫画家・江口寿史の短編ギャグ漫画「江口寿史の爆発ディナーショー」から、「しりとり家族」「しりとり家族ふたたび」をドラマ化。4月スタートの月9ドラマ「貴族探偵」で、運転手かつボディーガード・佐藤役を演じることでも話題となっている滝藤さんが今回演じるのは、どこにでもいそうなちょっとトホホな父親役だ。さらに妻役には、ドラマや映画、朗読劇など様々なジャンルで活躍する内山理名、娘役には「咲-Saki-」や『君の膵臓をたべたい』『亜人』などに出演するいま注目の若手女優・浜辺美波、息子役に中川翼が出演し、普通の4人家族が食卓で「しりとり」する様をひたすら描くという、シュールなコメディーながら心温まる作品となっている。そのほか、「赤」「ノック」が放送。お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが出演するショートショート「赤」は、新商品「宇宙一赤いトマトジュース」の発売イベントに呼ばれたカズレーザーさんが、赤だらけのイベント会場で突然、具合が悪くなってしまい…というストーリー。赤い衣装でお馴染みのカズレーザーさんならではの企画に、“本人役”で登場。そして相方・安藤なつも出演する。また「ノック」には、2014年度「第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ファイナリストで、「動物戦隊ジュウオウジャー」ジュウオウエレファント/タスク役の渡邉剣が参加する。「世にも奇妙な物語‘17春の特別編」は4月29日(土・祝)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月12日滝藤賢一が主演を務める、テレビ東京のスペシャルドラマ「ハノイ発夜行バス、南下してベトナム1800キロ縦断旅」が、2月26日(日)16時から放送される。このほど、滝藤さんの奮闘ぶりがよく分かる劇中写真とともに、本人からコメントが到着した。勤続17年のサラリーマン・鈴木広太(滝藤賢一)が、40歳にしてもらった10日間の有給休暇。家族で旅行しようと思ったら、妻は仕事、子どもはお稽古ごとで忙しい。「あなた1人でいってらっしゃい」「僕1人で大丈夫か…」。そこで出かけた初めての海外1人旅。ベトナムの首都ハノイからホーチミンまで、長距離バスと鉄道を使い1,800キロを縦断する。訪れた時期は旧正月“テト”。休みの少ないベトナムの人にとって家族と過ごせる一番幸せな時間。日本と違う金銭感覚に頭を抱え、ベトナム戦争の傷跡を知り、昔ながらの漁村で南シナ海の海の幸を食べる…。40男のサラリーマンがベトナムからもらったものとは…。ベトナムで暮らすリアルな人々が出演し、現在のベトナムをとらえる虚実ないまぜの不思議な本ドラマ。主演を務めるのは、堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」での熱演で一躍注目を浴び、『るろうに剣心』『テラフォーマーズ』と話題作に立て続けて出演、2017年は4月期フジテレビ月9ドラマ「貴族探偵」出演や岡田准一主演『関ヶ原』で豊臣秀吉を演じるなど、いまもっとも注目を集める実力派俳優・滝藤さんが、現地の人々を巻き込みながらリアルにベトナムを縦断する。「“ベトナム縦断?絶対やります!”」と「1秒で返事しました」という滝藤さん。「主役は無条件で受けさせていただく私ですが、ベトナムを縦断できるなんて…まるでご褒美をいただいた気分。仕事という意識が皆無な自分が恐ろしいです(笑) 危ない危ない…」と出演決定時をふり返る。「ベトナムならではのトラブルがありながらも(出演者のドタキャン、予定どおりに出発しない、到着しないなど)全てがいい方向に向くという奇跡の連続!最小限の人数で巡ったベトナム縦断は、とても素敵なチームで、ドラマかドキュメンタリーか、ただのプライベートな旅なのか錯覚するほどでした。楽し過ぎて未だに、ベトナムの余韻が抜けません」と語り、「今後も、主人公の鈴木公太が世界中を旅することを切に切に願っています!」と続編を希望するほど気に入った様子。プロデューサーを務めた瀧川治水(テレビ東京制作局制作番組部)は「素顔なのか、芝居なのか、わからない微妙な表現をしてくださる滝藤賢一さんの鈴木広太という40男の本音が全編にほとばしっています」と自信たっぷりにコメントを寄せている。「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン-ベトナム1800キロ縦断旅」は2月26日(日)16時~テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年02月26日紅葉が見頃の袋田の滝へ袋田の滝周辺では、まさに今が紅葉の見頃!山々が真っ赤に染まっていく様を、目の当たりにすることができます。ゆるやかな坂道を登りながら滝に向かう道には、お土産屋さんや甘味どころがぎっしり。小腹が減っていたら、囲炉裏で焼かれているみたらし団子やみそ田楽、鮎の塩焼きをかじりながらマイペースに滝へ向かうのも良さそうです。恋愛成就を叶えてくれるパワースポット袋田の滝は日本三名瀑のひとつで、頂上から流水が豪快に四段に分かれて落下するのが見物。ケタ違いの迫力を味わえます。以前から知る人ぞ知る、パワースポットとして有名だった『袋田の滝』。最近では素敵な出会いや、片思いの相手との恋愛成就を叶えてくれるパワーがあると、改めて話題になっているそう。好きな相手を思い描きながら自然のなかを旅するなんて、大人だけに許される醍醐味ではないでしょうか。夜には、幸せいっぱいの気分で東京に戻れるはずです。取材・文/小松田久美店舗情報店名:袋田観瀑施設管理事務所TEL・予約:0295-72-4036住所:茨城県久慈郡大子町袋田3-19営業時間:8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00)
2016年11月19日写真週刊誌で、芸能&事件班とグラビア班を取り仕切る副編集長にして、次の編集長の座を狙うライバル同士。吉田羊と滝藤賢一がこの役を演じると聞いただけで、よく知りもしない写真週刊誌の編集部の様子がなぜかリアルにイメージできてしまう。校了前の“戦場”と化した編集部で、大声を張り上げ、互いのやり方を認めずに丁々発止の激論をぶつけ合う。実は若いときからなぜか対抗意識を持っていて…そんな、時間を超えたドラマ性まで妙にリアリティをもって想像させてしまうのは、この2人の演技力の高さ、絶妙な存在感ゆえである。この数年、次々と話題の作品に出演して注目を浴び、いまや日本映画界に欠かせない引っ張りだこの人気俳優となったという点でも共通している2人が、映画『SCOOP!』および、お互いについて、知られざる、とっておきの特ダネも…?――普段は、パパラッチに狙われる側であるお二人が本作では狙う側の写真週刊誌の副編集長を演じられていますね。滝藤:僕なんて狙われたことないよ!――いやいや、きっと虎視眈々とパパラッチが狙ってますよ(笑)。滝藤:そうなの(笑)?吉田:演じてみて「こういう風に(スクープの撮影を)やっているのか!」と興味深かったですね。実際、本物の張り込みの現場の様子の映像なども見せていただいたんですけど「こんなに手の内を見せていいのかな?」となぜか心配までしつつ(笑)。――写真週刊誌に対してイメージは変わりましたか?吉田:最初は二階堂ふみちゃんが演じた野火と一緒で「こんな仕事…」とか思ってたんですけど、演じる中で「なにがなんでもスクープ撮ってやるぞ!」って気持ちになってくるし、世間の反応を見て「自分は世の役に立っているんだ」なんて正義感まで芽生えてくる。それが原動力であり、大義名分にさえなってくるんですよね。映画の撮影が終わる頃には、私自身の感覚がちょっとすり替わっているのに気づいて怖くなりましたね。――お金とか部数増加のためではなく…吉田:お金に関係なく、自分がやったことが世の中を動かしたり、世間をあっと言わせたりする快感や興奮があるんでしょうね。理解したくないけど、ちょっと理解をしてしまったり…(苦笑)。滝藤:そりゃ、撮られるよりも撮る側の方がいいですよね。吉田:世間の「知りたい」という欲って底知れないもので、どんなに撮っても「その次が見たい!」ってなるんですよね。滝藤:僕はそこまで図太くないから無理だなと思いました。本人を前に直撃したりなんてできない!繊細ですから(笑)。だから僕は、グラビア班でよかった…。――グラビアといえば、映画の中でも“袋とじ”グラビアが出てきますね。滝藤:夢があっていいのかなぁ…(笑)?僕は破らずに、こうやって(隙間からのぞくように)見ます。吉田:そこで袋とじを破るか?破らないかの差、一線を超えるかどうかの基準って何?好きなタレントかどうか?――さすが芸能・事件班担当の副編集長!切り込みますね(笑)。滝藤:いや、破ったら見たってわかっちゃうでしょ?跡を残したくないんですよ。奥さんに知られるのはいいけど、僕の楽屋に置いてあった週刊誌の袋とじが破れていたら「滝藤賢一が袋とじを見た」ってなるわけでしょ。吉田:滝藤さん的には見たい欲求はあるけど、周りにどう見られるかを意識して…(笑)?滝藤:そう。僕は他人に対する壁が高いというか、シャットアウトしようとする気持ちが強いんでしょうね。――週刊誌の繰り出す芸能ネタに熱狂する人々の気持ちは理解できますか? 「見たい人がいるから、撮る人がいる」という論理もありますが…。滝藤:欲求はあるでしょうね。ただ、僕は常に「逆を問う」ことを大事にしています。「こういうニュアンスで書かれているけど、本当なのか?もしかしたら逆だったり、都合よく切り取られたりしてるだけなんじゃないか?」と。全てを鵜呑みにするんじゃなくて。――もしご自分に関する記事が出たら、どう受け止めますか?滝藤:僕の記事ですか?もし真実ならば、しょうがないですよね。でもそうじゃないなら…反論したくなるなぁ。吉田:しますか?滝藤:しないでしょうね。反論したらしたで、それがまたニュースになって…。そうならないように努力するしかないのかな?だいたい、そんな努力する必要あるのかな?僕の場合、そんなこと意識したのは「半沢直樹」直後だけでしたよ。――いまでは、もしも何かあれば一斉に飛びつきますよ(笑)!滝藤:何かあればね。何もないもん。吉田:うまくやっているから(笑)?滝藤:違う(笑)!家族がいるし、仕事しかないから!結局、そこでリスクを冒してまで、仕事の運気を変えたくないんです。僕は自分のことが大好き人間だから(笑)。――今回、お二人が演じたのは、同じ雑誌内でライバル関係にある定子と馬場という副編集長でした。お互い、これまで共演経験も多くて互いをよく知っていらっしゃるとは思いますが…。吉田:実は、そんなに以前から何回も共演経験があるわけではないんですよね。しっかりとお芝居で絡めたのはこの映画とWOWOWの「コールドケース」くらい?ただ、もともと、舞台出身ということで、似たようなスタンスでこの世界を生きている仲間意識、同じニオイのする同族意識があるのかな?滝藤:嬉しいですね。僕は勝手に“ライバル”だと思っているから(笑)。吉田:そうなの?滝藤:同じようにずっとやってきて「なんで売れないんだ?」って思ってた。自分のことも、羊さんのことも。だから『HERO』で羊さんがガツンと来たときは「ほら来た!」って(笑)。僕だけでなく、周りで見てきた俳優さんはみんなそう思ってたと思いますよ。――お互いを「似ている」「同族」と思うのはどういった部分で…?吉田:何でしょうね…どこかで「自分は何かを成し遂げられるかもしれない」って根拠のない自信を持っているところ…ありません?滝藤:あります(笑)。あとは、ひたすら現場で腕を磨いてきたっていうところ。小さな役でもひとつひとつ、積み重ねてきた自負がある。一作一作が勝負なんです。映画『八日目の蝉』でも、羊さんはラストだけだったでしょ?でもあれ見て「やっぱりすげーな!」って思ったもん。吉田:そういえば「傍聴マニア」もありましたね!滝藤:検事と被告人の関係でしたね。吉田:この時点で、私の中では『クライマーズ・ハイ』の印象があったんですよね。滝藤さんといえば、出る作品ごとに存在感を示していて、しかもいい作品ばっかり出てる!この人みたいになりたいなって憧れていました。「傍聴マニア」で共演したとき、私のアドリブにこれ以上ないっていうくらいのベストな返しをしてくださって、これだけ柔軟で、対応力があるからこそ求められているんだなって肌で感じました。――お二人とも様々な作品に出てこられましたが、世間的な意味で“全国区”の知名度を得たのはこの数年ですね。お話を伺っていると、売れる以前と以降でやっていること自体は変わってないように思えますが、売れる・売れないの差はどこにあるんでしょうか?滝藤:(指でこちらを指しながら)運!そうじゃないかなぁ?だって、うまくても埋もれている人もいっぱいいますし。発見してもらえなければ、世間に出てこられない。努力はしていて当たり前だし、才能がある人なんてゴロゴロいる。あとは運とか巡り合わせじゃないかしら?吉田:タイミングとか巡り合わせはあるよね。滝藤:自分がタイミング合わずにお断りした役で、別の俳優さんが助演男優賞を獲ったこともありますし(苦笑)。いつ何があるかわからないから、常に準備をしておく――結局、一作ずつを大切にしていくしかないんですよ。全てをチャンスと思ってやっておかないと、誰が何を見てくれているかわからない。積み重ねがなければチャンスすら来ないですしね。(無名塾時代の恩師の)仲代達矢さんは「チャンスは人生で3度来る」っておっしゃっていました。――そんなお二人から見て、今回の主演の福山雅治さんの存在は…?滝藤:僕とは見てきた世界が全く違う。持って生まれたもの、運命もあるんだろうし…カッコいいですよ。こちらが真似のしようのないお芝居をされますよね。吉田:でも、いい意味で変わらない方ですよねオンもオフも。「俺は福山だから」ってところがないんですよ。今回、特にカッコ悪い役ですけど、そこでカッコよく見せようって意識や欲が全くないのがカッコいい。私が見てきた、第一線で走ってきた人たちに共通することでもあります。自分ならカッコよく見せようとしちゃう気がします(笑)。滝藤:福山さんは気さくに話しかけてくださるんですけど、こっちは緊張しますよ、どこかでやはり…。吉田:わかる!わかる(笑)!やっぱりみんな、福山雅治のファンなんだもん!――お二人の中で福山雅治といえば…吉田&滝藤:チイ兄ちゃん(「ひとつ屋根の下」)!滝藤:「何なら、店ごと買い占めるか」ってしびれましたよ!(※妹の小梅がキャバクラに乗り込んでのセリフ)。吉田:あった!あった(笑)!!テレビ見ながら叫んでました。滝藤:あの福山雅治さんと共演しているって…いまだに不思議な気分です(笑)。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年09月30日日本テレビ新人の佐藤真知子アナウンサーと滝菜月アナウンサーが22日、東京・汐留の同局本社で行われる夏イベント「超☆汐留パラダイス! -2016SUMMER-」(7月23日~8月28日)のキックオフイベントに登場。先輩・水卜麻美アナが主宰する"水ト会"への憧れを見せた。今回、佐藤アナと滝アナは、先輩の郡司恭子アナとともに、同イベントのアンバサダーに就任。夏休みの思い出を聞かれた佐藤アナは「ブロードウェイのミュージカル作品が日本にやってきたときに、駆けつけて見に行くのが、私の夏休みの過ごし方でした」と振り返り、周りの観客と立ち上がって盛り上がっていたことを明かした。一方の滝アナは「夏といえばカブトムシですね」と回答。18歳で上京したときに、アパートで大きなカブトムシを発見し、同居していた兄に「大きいから見て!」と呼びかけたが、「ゴキブリだよ」と言われたという。北海道出身でゴキブリは見たことがなく、思わずつかもうとしてしまった苦い思い出を告白した。そして、郡司アナにとっての夏は「食欲」だといい、昨年のナンバーワン料理は、水卜麻美アナ手作りのゴーヤチャンプルだったと発表。水卜アナの自宅で食し、「本当においしかった」と振り返り、佐藤アナが「行ってみたいです」と懇願するも、「まだ早いかな~?」と、簡単にはまたげない敷居であることを伺わせた。それでも郡司アナは「今後少しずつ、アナウンス部に慣れてきたら、水卜さん以下女性アナウンサーがみんな集まる"水卜会"があるので、そこで食べられるかもしれないね」と、チャンスを予告。新人アナたちは「頑張ります!」と、新たな目標に目を輝かせていた。このイベントには、目玉アトラクションである「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない汐留バスツアー」を告知するため、番組でおなじみのダウンタウン元マネージャー・藤原寛氏(よしもとクリエイティブ・エージェンシー副社長)も登場。「夏といえば?」の質問に「暑いです」と即答し、「暑いのは大の苦手ですので、とっちかというと冬の方が好きなんです」と、嫌いな季節であることを告白した。また、藤原氏は「こういう体型なんで、緊張もあって今でも汗だくになってます」と明かし、女子アナたちに「本当に汗が見えますね」と指摘されると、「モワッとしたのを、感じていただいていると思います」と、あらためて説明。芸人を呼びこむ際には、カンペをガン見して「おまえたち~ ちょっとこっちに来てくれるか~?」と、たどたどしく進行し、最後にはその場の流れで、罰であるお尻たたきの刑を受け、「思ったより痛いわ…」と力無く語っていた。同イベントは、8月28日まで開催。ほかにも、真夏に雪が楽しめる「涼しさ100ばい! それいけ!アンパンマン ひぇひぇスノーパーク」や、『世界の果てまでイッテQ!』の「スイカ&カブ祭りゲーム」、『笑点』のゲームコーナーなどが楽しめる。
2016年07月22日俳優の滝藤賢一が7月1日(金)公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の日本語版で、物語のカギを握る新キャラクター“タイム”の声を演じることが発表になった。その他の画像本作は『アリス・イン・ワンダーランド』のその後を描く作品で、アリスが親友マッドハッターの危機を救うために、再びワンダーランドに戻り、時間をさかのぼる冒険を繰り広げるが、時が正しく流れ、過去が改変されないように見張っている番人が“タイム”だ。「ついにハリウッドデビューか!と嬉しかったです。やっとこの日が来たかって(笑)」と喜ぶ滝藤は「ジョニー・デップやヘレナ・ボナム=カーターと共演している気持ちにさせていただける素敵な現場だったと思います。勘違いしてしまいそうでした(笑)」とコメントした。滝藤は徹底的に準備を重ねて現場に臨むことで知られているが、彼がワンダーランドの番人にして、どこかコミカルな面も持つ“タイム”の声をどう演じるのか気になるところだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月1日(金) 全国ロードショー
2016年06月24日一夜の乱交パーティの模様を描いた映画として注目を浴びる『愛の渦』の完成披露試写会が2月18日(火)に開催。主演の池松荘亮、門脇麦に滝藤賢一、柄本時生、三浦大輔監督らが作品の魅力を語った。三浦監督が舞台で上演した自らの戯曲を映画化。ただセックスだけを目的に集まった男女のむき出しの人間模様を描き出していく。123分の本編中、着衣時間はわずか18分という過激さが話題となっているが、池松さんは見どころを問われると「卑猥なことしか思い浮かばない!」と苦笑いしつつ、「女性陣の体じゃないでしょうか(笑)?」とストレートに語る。昨年のドラマ「半沢直樹」で人気が急上昇した滝藤さんは、開口一番「4月クールのドラマの主役が決まりました!だからなんだって…(笑)?」と映画と全く関係ないアピールで笑いを誘い、作品について「金メダルの羽生(結弦)くんのような美しさがあり、銅メダルのラージヒル日本チームのようにチームワークの良かった作品です。僕たちにとっては間違いなく金メダル」とソチ五輪にちなんだノリノリのコメント。これから映画を鑑賞する観客に「ムラムラすると思うけど、ここでヘンなコトするとヘンなコトになるので(笑)、家に帰ってから自分で処理してください!」と映画開始前から卑猥な言葉で会場を沸かせていた。柄本さんはまだ完成した映画を観ていないと前置きしつつ、「女の人たち(三津谷葉子&中村映里子)が裸で罵り合ってるのを予告編で見ました。バカみたいで笑えそう」と楽しそうに語っていた。ぽっちゃり体型の信江勇は見どころとして「男性キャストとスタッフを魅了した私のヌード!」と自信満々に語り喝采を浴びる。三浦監督は映画について「『テラスハウス』みたいな映画ですって言えと言われてるんですが…(苦笑)」と明かし、「過激な言われ方をしてますが、人が本質的に持ってる“スケベ心”を描いただけ。デートムービーと思ってます。ちょっとでもこの作品が爪跡を残すことができれば、面白いことになるなと思ってます」と観客の反応を心待ちにしていた。最後に、マイクを握った門脇さんは「撮影が終わった後、私も乱交パーティに参加していたかのような変な感じがありました。ドキュメンタリーのようにみんな、むき出しになっていき、乱交パーティを覗いたり、参加したりしているような気持ちで見られる面白さがあると思います」としっかりと作品の魅力を訴えた。『愛の渦』は3月1日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛の渦 2014年3月1日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014映画「愛の渦」製作委員会
2014年02月18日映画『バイロケーション』の完成披露試写会が14日、都内で行われ、キャストの水川あさみ、滝藤賢一、酒井若菜、浅利陽介と安里麻里監督が出席した。法条遥の同名小説が原作の同作は、"もう1人の自分"であるバイロケーションに命を狙われるサスペンス・ホラー作品。覚えのない偽札使用の容疑をかけられた桐村忍(水川)は、刑事の加納(滝藤)からバイロケーションの存在について聞かされる。突如現れ凶暴化していくバイロケーションに、忍たちは追い詰められていく――というストーリーで、映画はエンディングが異なる2作品("表"は18日~、"裏"は2月1日~)が全国公開される。オリジナルとバイロケーションの2役を演じた主演の水川は、「1人の役を演じ分けるので、私が私と対峙する時も、1人でやらなきゃいけない。複雑だったけど、貴重な体験でした」と初体験に刺激を受けた様子。また、狂気じみた役を熱演している滝藤は、「普段は3人の親なのでとても穏やかなんです」と釈明しつつ、「(狂気を)見るのも演じるのも好きなので、とても楽しくやらせてもらいました」と満足げに語った。イベントでは、「痩せすぎ!」と水川に突っ込まれた滝藤が、「病気じゃない。役づくりだから心配しないで!」と返して笑いを誘い、巨大なマイクに「ツボにはまっちゃった」と笑いが止まらない酒井につられて水川も爆笑するなど、和気あいあい。最後は、集まった観客の多数決で"表"と"裏"のどちらかを上映するという企画も行われ、「観終わった後の気分が全然違う。個人的には"表"が大好き」(安里監督)、「終わってもモヤッとする"表"が好き」(水川)というアピールによって、試写会では"表"が上映された。
2014年01月15日舞台『唐版 滝の白糸』が10月8日、東京・シアターコクーンで開幕。開幕にあたり、出演者の大空祐飛、窪田正孝、平幹二朗からメッセージが寄せられた。舞台『唐版 滝の白糸』チケット情報片心中の生き残り、水芸人のお甲。彼女の心中相手の弟・少年アリダ。ふたりはゴーストタウンと化した長屋で出会い、ふたつの孤独な魂を通わせ合う。抒情あふれる唐十郎の傑作戯曲を蜷川幸雄が13年ぶり4度目の演出に挑む舞台だ。お甲を演じるのは大空祐飛。今回が宝塚歌劇退団後、初の舞台出演。「生命そのもののような激しい女・お甲。彼女が自身を昇華して魅せる『奇跡の芸』で劇世界を染め上げられるよう、私のエネルギーを全てこの舞台に解放したい」。少年アリダを演じるのは窪田正孝。「冒頭では何者でもなかったアリダがお甲さんたちと出会い変化、成長していく。僕自身、作品を通してどこまで変化できるか、精一杯頑張りたい」。そして、過去を追い求める謎の男・銀メガネを平幹二朗が演じる。「前衛作品と対峙する機会が少ない僕にとって、この舞台は大いなる挑戦の場。台詞を「てにをは」まで正確に頭と身体に叩き込み、戯曲の求めるスピードとリズムで、まるで今生まれた言葉のように舞台上に再現する。原点に戻って取り込むしかない」とそれぞれ、意気込みを話している。公演は10月29日(火)まで東京・シアターコクーン、11月12日(火)から11月16日(土)まで大阪・シアターBRAVA!にて。チケット発売中。
2013年10月09日四季の変化によって雨期があり、また険しい山々が連なる日本には、「滝」が無数に存在する。その高低差もさまざまなら形状もバリエーションに富んでおり、1990年に環境省と林野庁が後援し「日本の滝百選」が選定された。南面に立山連峰を控える富山県でも、険しい山々がたくさんの滝を生み出した。中でも「称名滝」はこの100選に入り、水の落差350m、日本一を誇るという。先のジップラインで心地良い汗をかいた取材班、次なる目的地はこの「称名滝」。立山連峰を源流とし、弥陀ヶ原台地から一気に流れ落ちる絶景で知られる滝なのだ。ゆったりとうねる称名川に沿い、上流にある目的地を目指す。「途中、一枚岩で出来た岸壁があるんです。悪城の壁(あくしろのかべ)と呼ばれる絶壁なんですが、富山が誇る日本のグランドキャニオンというイメージですよ。お見逃しなく」という富山県観光課の方のアドバイスを頭に、徐々に険しくなっていく山道を、なれない運転のロケ車が進む。それはあまりにも突然だった。どこにでもある山間の川に沿った道を、大きな、そして広く、天まで届かんばかりの絶壁が遮ったのだ。それは、山に入ろうとする人たちを隔てるかのごとく、それこそ立山黒部アルペンルートの門番ともいわんばかりにそびえ立っていたのだ。眼前に広がるスケールのデカさ。ここは果たして日本なのか。かつてアメリカで見たグランドキャニオンとは、その風体こそ違っているが、スケールでは引けをとらないといってもいいだろう。下から見上げる取材班を、まるで押し潰さんといわんばかりに大地と一体化しているのだ。さらに圧巻なのは、岩肌にできた筋道から流れ落ちる水。それは、とくに川の一部が滝になったのではなく、岸壁の頂上部に溜まった雨水が作る水流なのだ。あたかも誇らしげに、その自然美の象徴ともいうべく眼下の称名川へと流れ落ちている。これぞ国内に残された秘境の入り口に他ならないのだ。この大自然が生み出した絶壁を右手に、ロケ車は山深い道を分け入っていく。吸い込まれるような緑色の深さに息を飲むしかない取材班。右下の称名川も、その様相を次第に変えていく。ゆったりとした流れから、次第に大きな岩が目につくようになっていくのだ。長い年月をかけて、深き山々から押し出されたのであろう巨大な岩。この大きな岩すら、ここまで押し流してきた水の力というのは、もはや人知を超えているとしかいえまい。やがて、「称名滝」の看板が掲げられた駐車場が見えてきて、ロケ車移動はそこまでとなった。ここからは目的地を目指し、川沿いの遊歩道を進むのだ。川を遡ること約20分。額には大粒の汗が浮かび上がる。間もなく取材班の眼前に、またもや突然、広大な自然の雄姿が現れた。そこには、ごう音とともに流れ落ちる巨大な滝の姿が。ドォォォっという雄たけびに、我々が掛け合う声はお互いに届かない。耳打ちするくらいそばまで行かなければ聞き取ることすらできないのだ。しかし、その割には水の筋が細い。落差が大きいだけに、このごう音がとどろくのだろうか。我々はもっとそばまで足を進めることにした。すると、そこには、あたかも文明の利器へ牙をむき出した自然神が鎮座していたのだ。近づく取材班を拒むように、滝壺からは突風が吹き続ける。手で口を覆わなければ、呼吸することもままならない激しさだ。「神域に近づくべからず」。あたかも「称名滝」が訴えるような大自然の怒れる雄叫び。水の落ちるごう音と生み出された突風を、そう感じずにはいられなかった。日本の滝百選に選ばれし「称名滝」。その姿は、広大な立山連峰だからこそ生み出すことのできた国内のどんな滝も及ばない圧巻の雄姿。それはまるで、古の時よりこの地を守り続けてきた、神の息吹のようだ。なお、写真では「称名滝」と同じ滝つぼの反対側に「ハンノキ滝」が見えている。今回は前日の大雨でわずかに現れていたが、豊水期(4月~6月)には落差500mの滝になるという。公式記録にならないのは渇水期があるからだ。日本の滝が同時に流れ落ちる様子は迫力満点だろう。●information富山観光情報の詳細はこちらから大人の遊び、33の富山旅。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月19日東海エリアのハイキング好きに大人気の「赤目四十八滝」。しかし他の地方の方々で、名前を聞いてすぐに場所が分かる人は少ないのでは?でも、「伊賀の忍者の里あたり」といえばピンとくる?そう、あの忍者の里・伊賀市のすぐ近く名張市に隣接しているのが、この絶景の滝スポット「赤目四十八滝」だ。古代には修験道の修行場として、そして中世以後は伊賀の忍者たちが山中深く修行したところとして有名な場所が、「赤目四十八滝」である。清らかな流れと深い森がつくる深山幽谷で、滝をつなぐ約4kmの回遊路は遊歩道となっている。桜に新緑、紅葉と、四季折々の鮮やかな風景の中で、滝の美しさを楽しむことができるのだ。めずらしく仕事がオフの平日昼間、友達を誘って3人でこの地を訪れてみた。ここにはB級グルメとして有名な伊賀牛の牛汁や、地元の食材をふんだんに使った「滝見弁当」などもある。ゆたかなローカル食も備えてあるが、到着した時刻は午後3時半……。食事モードというよりもおやつモードの女3人。目がくぎ付けになったのは、施設の入り口付近にある「上田屋」の、天然よもぎたっぷりの草餅(100円)である。これを嫌いな女子なんているのだろうか!天然のよもぎを摘んで蒸したという草餅は、大きさも手ごろ。笑顔で頬張りながら、いよいよ滝の待つ敷地内へと入っていく。滝に近づくにつれて、はっきりと分かるほど空気が澄んでくる。渓流が岩に当たってしぶきを散らす時、大量のマイナスイオンを発生しているという。深く呼吸すると、実に気持ちよい。ふと周囲を見渡すと、中高年のひとり客が滝の近くでぶらぶら散策したり、軽くストレッチ体操したりしている姿が。彼も筆者たちと同じく、町の騒がしさからちょっと離れて、自然に癒やされにきたのだろうか。ところで、ここは滝の名前も実に個性的。赤目四十八滝のうち、比較的大きな5つ滝は「赤目五瀑(あかめごばく)」と呼ばれている。それぞれの滝は、不動滝(ふどうだき)、干手滝(せんじゅだき)、布曵滝(ぬのびきだき)、荷担滝(にないだき)、琵琶滝と名が付いている。赤目五瀑以外にも、雨降滝(あめふりだき)や雛段滝(ひなだんだき)、いわくありげな骸骨滝(がいこつだき)、霊蛇滝(れいじゃだき)など、ちょっとオドロオドロしい名前の滝もあるのだ。滝の名前となっている「赤目」の由来は何か?古代の有名な修験道の開祖、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって修行していると、不動明王が赤い目の牛に乗ってここに現れたという伝説から来ているらしい。滝だけでなく、エリアには由緒ある寺社仏閣や修行の場所も多いので必見だ。入山口には天台宗の「延寿院(えんじゅいん)」がある。安置されている霊験あらたかな赤目不動尊は、目黒不動尊、目白不動尊と共に、日本不動三体仏のひとつに数えられているという。休日に街中のアロママッサージに数千円を払っていくのは、確かに簡単なリフレッシュ法だ。でも、もし少しでも時間があるなら、ぜひこの「赤目四十八滝」へ出掛けてほしい。ここは入場料300円だが、まるごと天然のぜいたくなアロマセラピー空間といえるだろう。「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」と、数々のセレクションにも名を連ねる赤目四十八滝は、滝の全てを楽しんでも往復3時間程度。その間、目で確認できるだけで滝壷を含めて23瀑もの滝を楽しむことができる。心身ともにリフレッシュできること、間違いなしである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日滝が好きだ。滝を見ると修行がしたくなる。滝には霊的ななにかを感じる……。そんな滝好きなら絶対に、そうでなくてもかなりおすすめなのが冬のナイアガラである。今年はもう春になってしまったが、次の冬はぜひナイアガラを旅行先に選んでもらいたい。その魅力をここでは紹介する。世界三大瀑布の1つにも数えられるナイアガラの滝はカナダ東部のオンタリオ州とアメリカ合衆国の境目に位置し、4つの湖から水が流れ込むため北米最大の水量を誇る。高さはそれほどではないが、とにかく広い! 水の勢いもすさまじく、年々数cmずつ浸食を続けているといい、そのうち(といってもあと2万年以上かかるそうだが)上流のエリー湖を飲み込んでしまうのでは、と懸念されるほどである。そんなオンタリオ州観光の顔、ナイアガラの滝は言うまでもなく大人気スポット。だが、冬場は寒いうえに滝つぼ間近まで行ける観光船「霧の乙女号」が運休となるため、観光客はまばらだ。逆にこれは、滝をじっくり心行くまで楽しむ大チャンスである。冬場にしか見られない幻想的な景色もあるといい、完全防寒の重装備をして出かけてみた。ナイアガラに着いたのは夕刻。滝の真ん前に位置する「シェラトン オン ザ フォールズ」にチェックインし、暖かい部屋の窓から滝の写真を撮りまくる。夜間は22時までライトアップされるので、真っ暗になっても滝を見放題だ。窓を閉めてもかすかに滝の轟が聞こえ、滝づくしの明日に備えて滝パワーが注がれるようである。そして翌朝。まずは滝について詳しく学べるナイアガラIMAXシアターへ。巨大かつ鮮明なスクリーンで見る滝が壮観だが、それだけではなく、滝の歴史や言い伝えを再現。発見されてから現代に至るまでの滝の変遷を知るのだが、これがなかなかおもしろい。樽の中に入って滝つぼに落ちて生還できるかどうか実験した教師アニー・テイラーの話など、手に汗握るリアルな話に夢中。毎朝10時の放映回は日本語、それ以外の回はヘッドセットで日本語訳を聞くことができるので安心だ。シアターの外には小さなミュージアムもあり、こちらにはアニーに続けと滝つぼダイブに挑戦した猛者たちの”乗り物”が展示されている。アニーのオーク樽以外はすべてホンモノだそうで、かなり頑丈そうなものでもボコボコにへこんでいる様子から、滝つぼに落ちたらどれだけの衝撃があるかがうかがえる。現在は滝つぼダイブをした者は永久国外追放となるそうなので、これ以上この記録は増えないはずだ。お次はナイアガラファリーへ。入口でスタッフに「はい」とレインコートを渡される。霧の乙女号に乗船するとき、しぶきがかかってずぶ濡れになるため簡易レインコートを渡されるが、それと同じようなものである。「屋内アクティビティなのになぜ? 」と思いつつもとりあえず着用。滝の成り立ちを紹介した子ども向けアニメを鑑賞したあと、隣の部屋に移動する。こちらは360度の円形シアターに立って映像を鑑賞する、といったこれまたリアルで迫力満点のアクティビティ。小舟に乗って川の流れに翻弄される体験を、サバ~ッと水が思いっきりかかるところまでリアルに再現。「レインコート、サンキュー」と思うことは請け合いだ。こうしたアクティビティも冬場はとても空いており、待つことなくスムースに入れるのがうれしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日アンジェリーナ・ジョリーがパートナーのブラッド・ピットの誕生日に、敷地内に滝のある土地をプレゼントしたという。先月18日はブラッドの48回目の誕生日。アンジーはカリフォルニア州の人里離れた場所にあるその土地が昨年売りに出されたとき、すぐに彼のために購入したという。建築マニアのブラッドが、敬愛するフランク・ロイド・ライトが1935年に造った邸宅に似た家を建てられるように、と考えてのプレゼントらしい。20世紀を代表する建築家であるフランク・ロイド・ライトがペンシルヴァニア州に建てた邸宅には滝がすぐそばにある。「New York Post」紙によると、ブラッドとアンジェリーナは2006年にそこを訪問したこともあり、関係者は「ブラッドは滝の水音が聞こえる家を自分で設計して住みたいと以前から考えていました。様々な自然を採り入れたコンセプトにしたいそうです」と同紙に語っている。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)■関連記事:ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、コスタリカに新居購入を計画中アンジェリーナ・ジョリー、初監督作のプロットをめぐりクロアチア人記者に訴えられるブラッド&アンジェリーナ、マリブの自宅を売却へブランジェリーナ、『ハリポタ』に夢中の子供たちと列車チャーターの旅アンジェリーナ・ジョリー、ボスニアの映画祭で表彰され、温かい拍手に感激の涙
2012年01月04日