女優・市川由衣が映画『TOKYO TRIBE』(8月30日公開)で演じている"のりちゃん"の場面写真が29日、初公開された。本作は、俳優・鈴木亮平とラッパー・YOUNG DAISがダブル主演を務め、『地獄でなぜ悪い』などで知られる園子温監督がメガホンをとった作品。漫画家・井上三太の『TOKYO TRIBE2』を原作に、近未来の"トーキョー"でのストリートギャングたちの暴力と友情が描かれる。市川が演じるのは、ファミレス・ペニーズの看板娘のりちゃん。胸元を強調した露出度の高い服装で、アイドル的な存在であることを演出した。YOUNG DAIS演じる海(カイ)が属する「ムサシノSARU」は平和主義がモットーで、ペニーズはそんな彼らのたまり場で心のよりどころ。のりちゃんはスタッフとして働きながら、メラ(鈴木亮平)がリーダーを務める「ブクロWU-RONZ」と「ムサシノSARU」の対立が深まっていることを心配している。一方で海にほのかな恋心も。劇中では怒ったり、照れたりとさまざまな表情を見せながら、自分の胸の内をラップに乗せて披露する場面も。映画『海を感じる時』(9月13日公開)での大胆な演技も話題になっているが、本作では女優としての新たな魅力をうかがわせる。30日には都内で初日舞台あいさつが行われ、市川も登壇する予定。29日付のブログでは「お祭りの如く…沢山の方々が登壇しますよ(笑)」と告知しながら、「本編では、ラップも初挑戦しているので、是非ご覧下さいね」とアピールしている。
2014年08月29日女優の市川由衣と俳優の池松壮亮が25日、東京・テアトル新宿で行われた、映画『海を感じる時』の完成披露試写会に出席した。本作は、作家・中沢けいの処女作である同名小説を実写化した青春恋愛ドラマ。授業をさぼって新聞部の部室で暇つぶしをしていた恵美子(市川)は、先輩の洋(池松)にキスを迫られる。愛を知らずに育った恵美子は、洋に拒絶されながらも体を差し出すうちに、"女"として目覚めていく――というストーリーで、映画は9月13日から公開予定。約8年ぶりに単独主演を務めた市川は、「女優人生をかけて演じた作品なので、皆さんに見ていただけるのがうれしい。恵美子に惚れて挑んだので、感無量です」とあいさつ。「見たことがない自分がスクリーンにいました。池松さんをはじめ、色んな人に引き出してもらった」と語る市川は、エンディング曲『泣くかもしれない』を歌うMOTELが同曲を生演奏で披露すると、「いつも聴いていたので、感動しました」と涙を見せる場面も。また、イベントには原作者の中沢と安藤尋監督も出席し、中沢は1978年に発表した作品の実写化に「2人が生まれてくるのを待ってた」と市川、池松の演技を大絶賛した。そんな2人は、ヌード姿で濃厚なラブシーンにも挑んでおり、市川が「(恵美子役を)他の役者さんがやっているのを見たくないという気持ちもあって決意しました」と語ると、池松は「相当な覚悟があったと思うし、すごく良かった。良いニオイがしました」と市川との撮影を振り返ってにっこり。また、「池松さんはすごく魅力的だった。一緒に芝居をしていて惚れるな~と思う部分がたくさんあった。色っぽいし、寂しそうな目をしていたり」と明かした市川は、池松のことを"先生"と呼んでいたそうで、「(他作品でも)池松さんは前貼りをしていることが多いので、"前貼り先生"と呼ばせて頂いていました」と暴露し、池松は「結構、貼るのが早い(笑)。今日はつけてません!」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。
2014年08月26日市川由衣が大胆なベッドシーンに挑戦するなど公開前から話題の『海を感じる時』の完成披露試写会が8月25日(月)に開催。市川さんを始め、共演の池松壮亮、原作小説を手がけた中沢けい、安藤尋監督が舞台挨拶に登壇した。1978年、当時18歳の女子高生だった中沢さんが発表し「文学上の事件」と言われた「海を感じる時/水平線上にて」(講談社文芸文庫刊)を30年以上を経て映画化。充たされないままに高校時代の先輩である洋に体を差し出すヒロインの恵美子が、彼に必要とされたいと願い、寄り添いつつも反発し傷ついていくさまを繊細に描き出す。市川さんは、本作について「女優人生を懸けて挑んだ作品」と語り、完成にこぎつけたことに「感無量です」と充実感をにじませる。脚本を読んで「恵美子に惚れ込んだ」という市川さん。「最初に読んだ時はイタイ女だなと思い、女性としてそのイタさに共感しました。(ベッドシーンで)裸になるということで、悩む部分もありましたが、やらなかったら後悔する、ほかの役者がこの役をやっているのを見たくないという気持ちでした。いまやれることはやったと思います」と覚悟を覗かせる。市川さんと池松さんは初共演となった。池松さんは恵美子の気持ちに応えようとしないまま、それでも求めに応じて彼女を抱く洋という男について「みなさんにどう映るのか…?僕はすごく愛してますし、僕なんかよりずっと心がキレイで誠実な男だと思います」と評する。この言葉を受け、市川さんは池松さんについても「誠実です!」とニッコリ。「すごく魅力的でした。脚本を読んだとき、どうして恵美子はそこまで洋に惹かれたのか?と思いましたが、一緒に芝居をしていく中で『こりゃ惚れる!』と思うところがいっぱいありました(笑)。色っぽいし、寂しそうな眼をしてたり。あれは演技なのか…?」と称賛に次ぐ称賛。池松さんは慌てて「全然、寂しくないですよ!」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。さらに、ベッドシーンの撮影について市川さんは「(池松さんが)前貼り(※局部を隠すための小道具のシート)をされてて『前貼りセンセイ』と呼ばせていただいてました」と明かし、「今日は着けてないんですか(笑)?」と撮影中もよく交わしていたという冗談交じりの問答を再現。池松さんも「今日は着けてないです(笑)」と返し、会場は笑いに包まれたが、市川さんは「緊張しましたが、そういう会話で和みました」と笑顔で感謝の思いを口にしていた。『海を感じる時』は9月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海を感じる時 2014年9月13日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014「海を感じる時」製作委員会
2014年08月25日現役女子高生が書いたスキャンダラスな文学として、一躍話題を呼んだ中沢けいの小説を基に、市川由衣と池松壮亮を迎えて贈る映画『海を感じる時』。このたび、主演の市川さんがもがきながら少女から女へと変貌を遂げようとする様子が垣間見える予告編映像が公開された。恵美子(市川由衣)と洋(池松壮亮)。2人の出会いは高校の新聞部。授業をサボって部室にいた恵美子は、ある日、先輩の洋と顔を合わせる。突然、洋は恵美子にキスを迫るが、「決して君が好きな訳じゃない。ただ、キスがしてみたい」と彼は言う。衝動的に体をあずける恵美子だったが、あくまで洋は「女の人の体に興味があっただけ」で「君じゃなくてもよかった」と言い放つ。それでも愛を知らない恵美子は洋を求め、大切にされないと分かっていても会うたびに自ら体を差し出していく。恵美子は、そんな関係に寂しさを募らせながらも、次第に“女”として目覚めていく自分に気付いていく…。今回公開となった予告編は、恵美子演じる市川さんとその相手となる洋を演じる池松さんの満たされない心と、抑えきれない体に葛藤しながらも濃密に男女の愛を描いていく映像。市川さんは美しくも切ないラブシーンを披露するなど、大胆なシーンにも果敢に体現し、一途な想いながら葛藤する心の揺れを力強く演じる一方、池松さんは、恵美子を翻弄しながらも恵美子への想いを昇華させ、堂々たる演技で観る者を魅了する。本作で初共演となった2人だが、恵美子と洋の後戻りできない恋愛を見事に演じ切った。女と男、家族との繋がりを豊かな感性で描き、いまもなお高く評価されている原作。『blue』、『僕は妹に恋をする』を手がけた安藤尋監督の繊細な表現力と確かな演出力で、揺れ動く登場人物たちの心の機微に迫る。『海を感じる時』は9月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年05月29日女優・市川由衣にとって8年ぶりの単独主演となる映画『海を感じる時』(9月13日公開)の予告編が29日、公開された。同作は、作家・中沢けいが18歳の時に応募し、1978年第21回群像新人賞を受賞した同名小説を原作に、愛を知らない少女が一人の男性と出会い、大人の女性へと目覚めていく姿を周囲の人間関係と共に描く。"大人の女"へと変貌を遂げようとする主人公・恵美子を市川由衣、その相手役で恵美子の先輩・洋を池松壮亮が演じる。市川は、2006年の『サイレン ~FORBIDDEN SIREN~』以来、8年ぶりの単独主演に挑む。高校の新聞部で出会った恵美子と洋。ある日、部室で暇つぶしをしていた恵美子は、洋から「決して君が好きな訳じゃない。ただ、キスがしてみたい」と言われ、衝動的に体を預けてしまう。幼いころに父を亡くし、母の手で厳格に育てられた恵美子だったが、「女の人の体に興味があっただけ」と言い放つ洋を求め、会う度に自ら体を差し出していく。やがて月日は経ち、洋は進学のために上京。恵美子は洋の近くにいたい一心で東京の花屋で働きはじめる。今回公開された約2分間の映像では、その2人の独特な関係性が描かれている。冒頭、「ついてくるなって! 帰れって!」とつきまとう恵美子を拒絶する洋。それでも諦めない恵美子は、その場にへたり込み、「してくれなきゃ…帰れない!」と懇願する。場面が変わり、恵美子は「私、あなたに恨みなんて絶対に言わないわ。あなたが好きなんですもの」と下着姿で身をささげるが、後のシーンでは「知ってる? 私が他の男の人と寝ているの」と告白。洋は怒りに任せて恵美子の髪をわしづかみにするが、ラストは「充たされないのはこころ。」の文字と共に、裸で身を寄せ合う2人の姿を映している。(C)2014「海を感じる時」製作委員会
2014年05月29日市川由衣、古屋敬多(Lead)、橋本汰斗(D-BOYS)らが出演する舞台『恋する私のベーカリー』が12月に東京・シアターサンモールにて上演される。舞台『恋する私のベーカリー』のほかの写真物語は、天才パン職人の間宮黎司(古屋)を始め5人のイケメンたちが働くベーカリーで、記憶喪失の女の子、小早川花(市川)が働くことに。正体不明で非モテ系の花を待ち受けていたのは、イケメン達とのドタバタや胸キュンの日々。やがて、花の記憶が戻った時、運命の歯車は思いがけない方向へ動き始める。というミステリアス・ラブコメディ。市川、古屋、橋本のほかにも加藤和樹(舞台では映像のみ)や、今大人気の若手男性俳優らが脇をかためる。なお、この舞台は、続編をLaLaTVで放送し、アナザーストーリーをauケータイ「LISMOドラマ」で放送するという新しい試みに挑戦する。公演は12月17日(土)から25日(日)まで。チケットは10月22日(土)発売。
2011年10月03日