俳優の小池徹平が主演を務める、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』が上演されることが25日、明らかになった。同作は漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミックの舞台化作。2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初上演し、2018年には小池の新演出で男女版が上演された。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(小池徹平)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。2020年11月より、客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京にて開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止に。新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演されることになった。脚本・演出を小池修一郎が務め、16年には宝塚歌劇団 雪組が宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて浪漫活劇『るろうに剣心』を上演、18年には宝塚公演で成功を納めた早霧せいなが新橋演舞場・大阪松竹座にて再度緋村剣心を演じ話題となった。今作では、IHIステージアラウンド東京へ劇場を移し小池徹平主演により「京都編」が繰り広げられる。緋村剣心の後継者として人斬り役を担っていた志々雄真実役に黒羽麻璃央、幕府の御庭番衆の元御頭・四乃森蒼紫役に松下優也、志々雄一派の十本刀の一人で超神速で移動する縮地法の使い手・瀬田宗次郎役に加藤清史郎、元赤報隊準隊士で剣心の仲間・相楽左之助役に岐洲匠、志々雄一派の十本刀の一人で大鎖鎌の使い手・本条鎌足役に奥野壮、神谷活心流道場師範代で剣心をそばで支える・神谷薫役に井頭愛海、剣心が京都に向かう道中で出会うくノ一の少女・巻町操役に鈴木梨央、志々雄を慕い愛している駒形由美役に伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役に山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役に加藤和樹と、若手からベテランまで個性豊かな実力派キャストが集結。ほか、猪塚健太、郷本直也、松浦司、キャッチャー中澤、梶原颯、才川コージ、城妃美伶、阿部裕らが出演する。○脚本/演出:小池修一郎 コメント一昨年、コロナの猛威のもと上演を延期した『るろうに剣心 京都編』が、遂に上演の運びとなりました!新たに結集した豪華キャストに囲まれ、原画が動き出したような小池徹平剣心の魅力が炸裂します。師匠・比古清十郎の力を借り、剣心と仲間たちは、志々雄真実と十本刀、そして四乃森蒼紫との戦いに京都へ。多彩なキャラクターがズラリと並ぶ一大パノラマ剣劇となること必定です。血湧き肉躍る明治剣客活劇浪漫ミュージカル! 乞うご期待!○小池徹平 コメント『るろうに剣心』は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。個人的にもとても大好きな京都編なので楽しみです。緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんからお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。小池先生が、あの劇場をどう使ってどんな楽曲と共に皆さんの元に届けられるのか、今からワクワクしています。原作ファンのみなさんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。前回が中止になり、キャスト、スタッフの方々だけでなく、観劇を楽しみにしてくれていた方々全員がとても悔しい思いをしましたが、諦めずにいて本当に良かったなと思います。今回こそは、剣心として最後まで走り回れることを信じて、頑張りたいです。今このタイミングだからこそ、皆さんに楽しんで観てもらう事を考えながら励んでいき、僕自身、新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。○黒羽麻璃央 コメント自らを「極悪人」と言い切れるほどの志々雄真実の思想、思考、技量その存在に惹かれながら原作をずっと読み続けていました。一昨年残念ながら公演中止になってはしまいましたが、一度自分の心についた志々雄真実を演じられる喜びの火は消えずにずっと燃え続けておりました。この度、再び演じさせていただけるチャンスをいただけて本当に嬉しく思っております。自分自身が稽古期間から含めてどんな悪のカリスマ志々雄真実という人間を作り込めるのか、小池先生の演出のもと、どう京都編の世界が広がっていくのか役者としても1原作のファンとしても凄く楽しみです。この初夏、1番熱い演劇をお届けできるよう頑張ります。よろしくお願い致します!○加藤和樹 コメント子供の頃から大人になった今でも大好きな作品。そのミュージカルに出演できるなんて、昔の自分は想像もしていなかったことでしょう。IHIステージアラウンド東京は、個人的にとても思い入れのある劇場なので、今回やっと立つことができるのが本当に嬉しいです。演出の小池先生とは何作かご一緒させていただいていますが、小池先生があの空間でどのような演出をなさるのかとてもワクワクしています。きっと皆さんの想像を超えてくることでしょう。久々の殺陣、素敵な共演者の皆さんとの芝居を想像するとゾクゾクします。至高のエンターテイメントをどうぞご期待ください。○キャスト一覧緋村剣心:小池徹平志々雄真実:黒羽麻璃央四乃森蒼紫:松下優也瀬田宗次郎:加藤清史郎相楽左之助:岐洲匠本条鎌足:奥野壮神谷薫役:井頭愛海巻町操:鈴木梨央駒形由美:伶美うらら斎藤一:山口馬木也比古清十郎役:加藤和樹猪塚健太郷本直也松浦司キャッチャー中澤梶原颯才川コージ城妃美伶阿部裕藍実成浅川文也飯作雄太郎伊藤寛真鹿糠友和黒沼亮笹川慎一朗寒川祥吾鮫島拓馬柴原直樹清水錬楢原じゅんや西村聡彩花まり斎藤葉月七理ひなの杉浦小百合美翔かずき横関咲栄吉田繭(C)和月伸宏/集英社
2022年01月25日XiimoonとRejetが共同制作した和風伝奇アドベンチャーRPG『剣が刻』(以下、剣が刻)と、オトメイトが提供する女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『薄桜鬼 真改』のコラボが決定しました。開催期間2021年12月15日(水)メンテナンス後~12月29日(水)5時コラボキャラクターやイベント内容は、『剣が刻』公式Twitterと公式サイトで順次公開します!また、キャスト陣のボイスコメント公開や、コラボを記念しての抽選会を行う予定です。ぜひ『剣が刻』公式Twitterを確認してみてください。▼『薄桜鬼 真改』とは「薄桜鬼」はアイディアファクトリーが展開する女性向けゲームブランド「オトメイト」を代表する恋愛アドベンチャーゲームで、2008年に第1作目が発売されました。“新選組”をモチーフとしながらも鬼や吸血鬼などのファンタジー要素を巧みに組み込み、多くの女性ファンに支持され、1作目の発売から10年以上が経過した現在でもなお、シリーズを重ねております。その展開は日本国内に留まらず、海外にも広がっており、またゲームだけではなく、TVアニメや劇場版アニメ、舞台、ミュージカル、イベントなど多彩な展開でも注目を集めており、2015年にはシリーズの集大成とも言える「薄桜鬼 真改」の展開を開始、新たなる登場キャラクターも加わり、話題となりました。そして2021年、「薄桜鬼 真改 黎明録」が発表されるなど、今なお注目を集めております。▼「薄桜鬼」総合サイト ▼「薄桜鬼 真改」公式サイト ▼権利表記(C)IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY▼『剣が刻』とはXiimoonとRejetの共同制作による和風伝奇アドベンチャーRPG『剣が刻』が今年10月に2周年を迎えました。重厚なシナリオ、豊富なバトルステージ、多彩な育成システム、キャラクターとの交流システムなどやり込み要素が満載のアプリゲームです。『剣が刻』公式サイト : 『剣が刻』公式Twitter: <iOS> <Android> ▼物語「現世」と「常世」が相反し存在する「中津国」。現世の住人たちは、常世の住人マレビトの侵略により、戦乱や災禍に見舞われ危機に瀕していた。ある夏の日、主人公は刀神に導かれ中津国にタイムスリップしてしまう。自らがマレビトを封印する力「神降ろし」を持つことを知った主人公は、数多の心強い仲間と出会いを重ね、自らの宿命を知ることとなる……。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月02日マッツ・ミケルセンらデンマークが誇る名優たちが集結した『ライダーズ・オブ・ジャスティス』より、マッツ演じる最強軍人マークスの復讐に燃える姿を捉えた場面写真が解禁された。この度解禁されたのは、マッツ・ミケルセン演じる最強軍人マークスの復讐に燃える姿など、本作のただならぬ雰囲気が溢れ出す場面写真。マークスが悲痛な面持ちで娘と抱き合う姿や、理数系スペシャリストの3人と作戦会議をし、彼らに銃の打ち方を指導するシーンが切り取られている。マッツは自身が演じたマークスについて「彼は運命や神などのせいにすることなく誰かを責めることができます。彼の世界では、あらゆる現象には現実的な理由があり、それによって彼は対処することができます。暴力によって答えを得ようとするのです。それが彼のやり方です」と分析する。列車事故で妻を亡くし、くせ者だけど頭脳明晰な男たちを引き連れ、復讐に身を投じていくことになるマークス。偶然に導かれし男たちの正義の行方に期待が高まる場面写真となっている。『ライダーズ・オブ・ジャスティス』は2022年1月21日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライダーズ・オブ・ジャスティス 2022年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Zentropa Entertainments3 ApS & Zentropa Sweden AB.
2021年11月10日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の本編映像が29日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回解禁となったのは、土方がお雪(柴咲コウ)に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と胸の内を明かす土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、お雪の前では優しい表情を浮かべたり、最後にはキスを迫るもお雪に顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるお茶目な姿も映し出された。運命的な出会いを通して惹かれ合いながらも、時代の大きなうねりに次第に引き裂かれていく土方とお雪。2人の恋を誰よりも応援する沖田総司(山田涼介)を含めた3人の関係性を称賛する声も多いという。本シーンについて、メガホンを取った原田監督は、「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。原作では、架空の人物でありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である“お雪”について、監督自身思い入れも強いようで「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした。なので、彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」と解説している。(C) 2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月29日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、幕末にわずか6年だけ存在した「新選組」の志士たちの生き様を描いた国民的ベストセラーを岡田准一主演で映画化した『燃えよ剣』より、本編映像が届いた。約1年半の公開延期を経て、10月15日(金)より全国公開されている本作から今回解禁となったのは、岡田さん演じる土方が柴咲コウ演じるお雪に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ、倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と静かに胸の内を明かす土方。そんな“バラガキ”時代から変わらぬ土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、映像ではお雪に優しい表情を向けたり、キスを試みるも顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるというお茶目な姿も映し出されており、人間味に溢れた土方の魅力を改めて感じさせる。また本シーンについて、メガホンを取った原田眞人監督は、「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。そして原作では架空の人物でありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である“お雪”については、監督自身強い思い入れがあるようで、「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした。なので、彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」と説明している。『燃えよ剣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月29日公開中の映画『燃えよ剣』より、土方歳三(岡田准一)とお雪(柴咲コウ)のじれったい恋模様を映し出した新たな本編映像が公開された。監督・脚本:原田眞人×主演:岡田准一のタッグに加え、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら豪華俳優陣が集結。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』がついに映画化された。鬼の副長と呼ばれた土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む伝説となったかを描き出す。今回解禁となったのは、土方がお雪に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ、倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と静かに胸の内を明かす土方。そんな“バラガキ”時代から変わらぬ土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、お雪の前では優しい表情を浮かべたり、最後にはキスを迫るもお雪に顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるお茶目な姿も映し出されており、人間味に溢れた土方の魅力を改めて感じさせる。運命的な出会いを通して惹かれ合いながらも、時代の大きなうねりに次第に引き裂かれていく土方とお雪。本作鑑賞者からは、そんなふたりの切ない関係について「土方とお雪さんの大人の恋は、互いを思いやる心が美しく切ない」や「お雪と土方歳三の美しく切ない愛に感動...」、「土方とお雪の絡みに胸きゅんです」、「(土方の)強気な眼差しもお雪さんを見つめる優しい眼差しも素敵だった」など男女ともに共感のコメントがSNSで広がっている。また本映像冒頭に映る、土方とお雪の恋を誰よりも応援する沖田総司(山田涼介)を含めた3人の関係性を称賛する声も多い。本シーンについて、メガホンを取った原田監督は「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)、お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。原作では、架空の人物でありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である、お雪については監督自身思い入れも強いようで「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした」と語る。さらに「彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」とも解説。土方とお雪の恋の行方、そして現代に繋がる変革の世・幕末を生きる男女の“絆の物語”の結末をぜひスクリーンで確かめてほしい。『燃えよ剣』公開中
2021年10月29日●近藤勇役はストイックさと弱さをミックスドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)での喜多見医師に、映画『孤狼の血 LEVEL2』でのヤクザ・上林と、つい先ごろの役柄だけを見ても、まったく異なるキャラクターを生み出し、作品世界へと没入させる俳優・鈴木亮平。『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督が、『関ケ原』でも組んだ岡田准一を新選組の土方歳三として主演に迎えた時代劇映画『燃えよ剣』では、新選組局長・近藤勇を演じている。その風貌や醸し出すオーラに、当初から「間違いなくハマる!」と期待された鈴木の近藤役だが、強いだけのリーダーではなく、弱さを内に抱えた人間・近藤勇は、予想以上の求心力で引き付ける。本作で組織のリーダーを演じ、多くの映画やドラマで主演を張ることも多い鈴木。しかし昔は「人を引っ張っていく」ことを考えたこともなかったとか。そして「僕も『燃えよ剣』の近藤も、ダメな部分もさらけ出すことで相手に信用してもらって、神輿に乗せてもらうタイプ」と言い、「立場が人を作る。人が変わっていくのは、立場を与えられたときかな」と語った。○■積極的に隊士一人ひとりとコミュニケーション――キャスティングを聞いた時点で、「鈴木さんが近藤勇! ピッタリ!」と思った人は多いと思います。現場では、隊士に愛されるように努めていたと聞きました。土方さんが実務的なリーダーだとしたら、近藤は感情的なリーダーで、愛されないといけないなと思ったので、現場では積極的に隊士の一人ひとりとコミュニケーションを取るようにしていました。岡田さんはあえてでしょうが、少し距離を取るようにしていたので、自分はまとめる役割だと思いました。――積極的にコミュニケーションを取っていったというのは、普段からどの作品でもするわけではなく、近藤役だったからですか?そうですね。普段はそんなに。嫌いではないですが、エネルギーがいりますからね。当時はまだみんなで飲み会ができていた時期だったので、ホテルの部屋に集まって飲んだり、いつもより積極的に声をかけていました。――鈴木さん自身は、今回の人間・近藤勇のどこに惹かれましたか?武士のリーダーですから、そのストイックさはきちんと持たないと作品がぬるくなると思ったので、そこは押さえつつ、(原作者の)司馬遼太郎さん(遼のしんにょうは点2つ)の描く弱い近藤をミックスしていったと言いますか。自分なりにいろんな場所に行って、いろんな資料にあたって、自分の思う近藤さんを見つけていきましたが、それと、脚本のなかでの近藤を混ぜていって、今回の『燃えよ剣』での近藤にしていきました。土方さんが、ある種、超人のような完璧な人だとしたら、今回の近藤には弱さがあって人間味がある。僕は好きです。○■近藤の最後のシーンは“炭酸の抜けたジュース”――土方との最後のシーンに泣きました。あのような繊細なシーンの前には、集中する時間をかなり取るのでしょうか。いえ、あそこはすごくナチュラルに行くシーンだろうなと思ったので、それはなかったですね。全然気合いの入ったシーンではなく、むしろ気合いが抜けてしまった後、炭酸が抜けたジュースのような近藤なので。刀が使えなくなったときに、炭酸が抜けちゃったんですよね。そう僕は思っています。あの時点で、近藤はちょっと楽になれたんじゃないですかね。――そうですね。器じゃなかったんです。こういうと残酷ですけど、新選組を背負うことはできたけれど、政治の世界や、あまりにも移り変わっていく時代のなかで、変化していくほどの器用さがなかった。出が武士じゃないからこそ、武士としてのプライドを捨てられなかった。刀を振れなくなり、武士の象徴を無くしてまで、精神的にずっと突っ走るということは、土方ほどはできなかった。『燃えよ剣』のなかでは、そう描かれていますね。「京にいた俺は、俺じゃねえよ」と。きっと必死に近藤勇という人物であろうと、無理をしていたのでしょう。――しかし近藤さんでなければ、みなが付いてこなかったのも事実なんですよね。どの組織も、愛されるリーダーと、実務的にこなすリーダー、両方がいて初めてうまくいくのかなと。●周囲を引っ張る自分「意識したことはなかった」○■まずは自分自身が100%以上のものを目指す――鈴木さん自身が思うリーダーらしい人とはどんな人ですか?いろいろあっていいと思います。たとえば岡田さんは背中で見せていくタイプだと思います。ストイックに自分の姿を見せていく。僕みたいなタイプはそれには向いてない。やることはやるんだけど、ダメな部分も出てしまうから、そこをさらけ出すことで相手に信用してもらって、神輿に乗せてもらう。大きく分けてこの2つのタイプがいるかなと。『燃えよ剣』の近藤も僕も、あとのタイプかなと思います。――そうなんですか?自分が座長としていなきゃいけない現場では、少なくともみんながそこにいることを楽しめるものであって欲しいと思っています。楽しむというのは、笑っているといったことではなく、やりがいを感じて、その人その人の100%の力を引き出そうと思えるような現場ということ。そのためには、自分自身が100%以上のものを目指さないと、みんなが100%まで来てくれません。だから自分がまず頑張るというのがひとつ。あとはかっこつけないこと。かっこつけても絶対にボロが出るタイプなので。僕の場合、自分はこういう人間なんですということを始めから見せていくことが大事かなと思っています。――かつては気負っていたときもありましたか?もちろんあります。いろんな自分がいました。きちんとした面だけを見せようと、気負っていた時期もあるし、逆にあえて力を抜いていた時期もあります。どうしたら自分が一番いい仕事ができるのか、今も試行錯誤中です。○■キャリアを通じての大きな存在は『西郷どん』――キャリアを積み上げてきたなかで、ご自身にもっとも大きな影響を与えた作品、出会いを挙げるなら?すべての監督や作品、共演者から影響をもらっていますが、明らかに大きいのは大河ドラマ『西郷どん』です。ひとりの一生を演じるという大きなことをやれた。後半になってくると、ただそこにいるだけで、意識してお芝居をしなくても、その人でいられるんです。49歳の西郷さんを演じているとき、18歳のときから何を経験してきたか知っているし、撮影を通じて実際に経験してきている。だから座っているだけでその人でいられる。それは、どの役を演じるうえでも目指したいところですが、なかなか難しい。そうした感覚になれた唯一の作品です。そのあと、大きな影響を受けたのは、この『燃えよ剣』での原田監督です。原田監督の映画作りと、それを理解している岡田さんの作品への向き合い方というのは、その後の3年間、ずっと意識してお仕事しています。――原田監督の絵作りと、それを理解している岡田さん。原田監督の役者への芝居のつけ方が、僕にはショッキングだったんです。情緒的な画とか、セリフを言う間ではなく、ストーリーでぐいぐい進めていく。ハリウッド映画的なリズム感なんですね。時代に合っていると思いますし、そうした原田監督の映画作りをきちんと理解しているのが、唯一、岡田さんでした。岡田さんは、自分の芝居だけじゃなく、全体を見ている。ふたりの意識に、すごく感銘を受けました。○■人が変わるのは立場を与えられたとき――鈴木さん自身は、学生時代はどんなタイプでしたか?僕は割と反骨心があるんです。反組織的というか、権威みたいなものがあまり好きじゃない。だから、高校になっていいなと思える人と出会えるまでは、学校の先生にすごく苦手意識がありましたね。組織の上から何か教えようとしているような先生は苦手で。――今では、座長として組織を引っ張っていく立場になることも多いです。昔は周りを引っ張っていくといったことも、意識したことはなかったです。それを感じるようになったのは、この仕事をして、責任のある役をいただけるようになってから。だから、近藤にしてもそうですが、立場が人を作るというのは、まさにあると思います。人が変わっていくのは、立場を与えられたときかなと。――なるほど。そして、先ほどのお話のように、今でも常に試行錯誤しながら進まれているんですね。自分は未熟ですから。なんでうまくいかないんだろう、こうしたらうまくいくだろうかと、その繰り返しです。日々、反省ですよ。でも最近いいことを聞いたんです。人間って、1日5回はとんでもなくバカなことをする生き物らしいんです。それはもう、すると決まっていると。だから何か失敗してしまって、「ああ、やっちゃった」と凹みそうになったら、「でも5回は必ずなにかしちゃうんだから、まだ1回だからいいや」と乗り越えることにしています(笑)。■プロフィール鈴木亮平1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。2007年の『椿三十郎』で映画デビューを果たす。13年に主演を務めた『HK/変態仮面』で注目を浴びる。翌年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインの夫を演じ、18年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で、大河ドラマ初出演にして主人公・西郷隆盛を演じきった。今年は4月期にドラマ『レンアイ漫画家』、7月期に『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で主演を務めた。怪演が話題の映画『孤狼の血 LEVEL2』も公開中で、公開待機作『土竜の唄 FINAL』が控える。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年10月23日文豪・司馬遼太郎氏(遼のしんにょうは点2つ)が新選組副長・土方歳三の生涯を描いた歴史小説をベースに、原田眞人監督が『関ケ原』でも組んだ岡田准一を主演に据えて映画化した『燃えよ剣』。本作で、新選組の中でも最も剣が強かったと言われる沖田総司を任されたのが、Hey! Say! JUMPの山田涼介だ。岡田と原田監督の存在に緊張して現場入りし、「自分で頑張ったとか言うのは、好きじゃないけれど、今回はめっちゃ頑張った」と告白する山田に、クランクイン前に岡田から受けたプライベートレッスンで学んだことや、沖田を演じるうえで意識したことのほか、Hey! Say! JUMPの中で自身を新選組のメンバーに例えるなら? の質問では「僕はみんなに愛されたいとは思っていない。嫌われるリスクも背負わなきゃ、好きになってもらえないなと思う」との持論も明かした。○■沖田総司を委ねられて感じた「難しさと楽しさ」――本来は去年の5月に公開されるはずでした。やっと公開ですね。本当にやっと。これほどの大作が、日の目を浴びずにいたわけですから。どういう反応が返ってくるかなと不安もありますが、単純に映画として素晴らしい作品だと思うので、どうやって羽ばたいていくのか楽しみです。――現場に入る際に緊張されていたとのことですが、何に緊張を?岡田さんと原田監督の存在です。やはりお二人がいるだけで、現場が締まります。命のやりとりをしている作品なので、緊張感というのは常にあるんですけど、岡田さんと原田監督のやりとりを見ていると、さらに一気に緊張感が走ります。僕は知らなかったのですが、実は原田監督は台本通りじゃなくてもいい監督だったんです。自分から生まれるものを大切にしてくれる人でもあった。それを求められているのが分かったから、より緊張していたのかもしれません。アドリブを入れろとかそういうことではないんですが、動きひとつ、目の動かし方ひとつにしても、自由にやらせてくれるからこそ、沖田は僕に委ねられているんだという感じがすごくして、ドキドキしました。――原田監督のもとで、俳優として新たな面を引き出してもらったと感じた部分はありますか?どの作品も毎回違う役なので、新しい部分を引き出してもらえていると思っていますが、原田監督に関しては、すごく怖いし厳しい人だと思われていると思うんですけど、僕はすごく温かい方だと感じました。常に映画のことを考えて、役者のことを考えて発言している。怖いし厳しいし、緊張感もありましたけど、でも居心地がよかったです。すごく自由にやらせてもらえましたし、先ほどと重なりますが、委ねてもらえた感じがすごくあったので、だからこその難しさも感じながら、非常に楽しい時間でした。○■岡田准一のプライベートレッスンはレスリング――クランクイン前に、岡田さんからプライベートレッスンを受けたとか。山田さんから「教えてください」とお願いしたそうですね。まずその姿勢がすごいことだと岡田さんも話していました。岡田さんの連絡先も知りませんでしたが、同じ作品に出させてもらうなかで、超越した存在がいるのなら、その人に教わるのが一番いいと純粋に思いました。なのでお時間があればとお願いしました。――どんなレッスンだったのですか?そのときは刀を持たなかったんです。沖田の良さって、力強さではなく、大事になるのはスピード感だよねというお話をしていくうちに、じゃあスピード感を得るにはどうしたらいいんだろうねと考えて、レスリングを覚えようとなりました。一歩目の速さをすごく意識しました。それから刀を構えるその姿だけで強く見えなきゃいけないので、腰がちゃんと据わっていないといけない。本当の刀は重いのに、腰を落としてやっていない人が多いということで、そこを大切にしました。リアルな刀の重さも経験しましたし。家での素振りに使っていた刀は安かったというのもありますが、何度も折れるくらい、何本もずっと振っていました。――新選組のなかでも、沖田が一番強いわけですし。岡田さんより強く見えなきゃいけない(苦笑)。そこが一番苦しんだ部分でもあります。作品に映っている時間としては、そんなに殺陣のシーンがあったわけではありませんが、現場では長い時間やっていましたし、立ち姿だけで強いのが伝わるように、常に岡田さんに聞きながらやっていました。本当に優しくて、全部教えてくれました。――撮影現場での岡田さんに、改めてかっこいいと思った瞬間はありましたか?ずっとです。僕は正直、人に対して負けたくないとか、すげーなとか、あまり思わないタイプなんです。芝居のことは置いておいても、割となんでも器用にこなせちゃうタイプではあるので。ただ初めて、「あ、無理だ」と思った人でした(苦笑)。立ち振る舞い、考え方、人として俳優さんとして、すべてにおいて歴然の差を感じたというか。「この人には勝てないな」と思いました。――現場でもアドバイスはもらっていたのですか?毎日いただいてました。たとえば現場では、襖と襖の間から入る光を、カメラがこっちから撮っているから、顔のここから当てるとよく映るとか、そうした細かい部分もそうですし、現場での居方とか、ロケバスに乗る順番といった基本的なことから全部教えてもらいました。感謝しかないです。師匠です。岡田さんは、みんなが駆け込んでいく場所なんだというのがよく分かりました。――ちなみにHey! Say! JUMPのなかで、ご自身を新選組のメンバーに例えるなら誰だと思いますか?僕は土方じゃないですかね。常に自分が前に立っていなきゃいけないとの意識もありますし、嫌われてもいいから、危険な橋も渡らなきゃいけないと思っています。僕はみんなに愛されたいとは思ってないんです。嫌われるリスクも背負わなきゃ、好きになってももらえないなと思うので。リスクを背負いながら橋を渡っているという意味でいうと、土方さんかなと思います。○■「超無理」なダイエットで極限状態に――これまでに多くの役者さんが沖田総司を演じてきました。そのなかで今回の沖田を作るポイントはどこでしたか?まず誰もが抱く沖田総司像は大切にしようと思いました。剣の才能に長けていて、殺伐とした新選組の空気をガラっと変えられる、新選組の末っ子のような存在。局長と副長に物申せるのは、たぶん沖田しかいない。そうした唯一の存在だというのは意識しました。ポイントとしては、緩急を大事にしました。基本は笑顔なんだけど、スイッチが入ると一切笑顔を見せずに、何を考えているのかわからなくて、まるでロボットかのような勢いで人を殺す。普段の笑顔と、その冷徹さのギャップをちゃんとつけたいと意識しました。あと、僕は自分が童顔なことをあまりプラスに思ったことはなかったのですが、今回、童顔でよかったなと初めて思いました(笑)。――減量されたり、かなり大変な撮影だったと聞いています。報われたなと思ったシーンは?正直、自分では分からないのですが、岡田さんやキャストの方が、「沖田すごくよかったよ」と言ってくださって、そこで初めて報われた感じがありました。自分で頑張ったとか言うのは、好きじゃないんですけど、今回はめっちゃ頑張ったんです(笑)。超無理なダイエットもしましたし、本当にヤバイときもありました。かなり極限状態のなかでやっていたんだなと、振り返ると思います。『燃えよ剣』に入っていた時期は、本当にこのことしか考えられなかったんです。気持ちが沖田になっていました。岡田さんとも話したんですが、28歳の今の僕が沖田をやったら、この作品のようになるかと言ったら、果たしてどうなんだろうと思いますし、あのときの年齢だったからこそできた沖田だったのかなと思います。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年にHey! Say! JUMPのメンバーとしてCDデビューを果たす。15年には『暗殺教室』で映画初主演を飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年の『グラスホッパー』では日本映画批評家大賞新人賞を受賞し、さらに17年には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『鋼の錬金術師』に主演。キネマ旬報ベスト・テン新人賞を受賞するなど、歌手活動のみならず、俳優としても評価されている。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年10月21日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の場面写真が18日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。15日に公開されると、週末興行収入ランキングではNo.1の大ヒットスタートを記録した同作。今回、土方歳三(岡田准一)、沖田総司(山田涼介)がそれぞれが想い人と寄り添う新場面写真が公開された。土方はお雪(柴咲コウ)、沖田は糸里(阿部純子)とともに静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく映し出される。「新選組」としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。写真では、そんな彼らが決して戦場では見せることのない表情を浮かべており、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じさせる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させる。原作ではフィクションでありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」と原田監督が明かす“お雪”を演じた柴咲コウは、運命の出会いを果たした土方とお雪について、「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメント。土方を演じた岡田とは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と充実した撮影当時を振り返っている。そんな柴咲に対し、原田監督や岡田も「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)、「立ち姿もキレイで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田)とそれぞれ絶賛している。(C) 2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月19日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎の国民的ベストセラーを岡田准一主演で実写化した映画『燃えよ剣』より、新場面写真が解禁された。原作ファンをはじめ、各界著名人からの熱いコメントも多数寄せられている本作は、「岡田准一、最高!殺陣が物凄かった!圧巻!!」「山田涼介の沖田総司美しすぎる、、」「剣を手にした男たちの命を懸けたぶつかり合い、仲間同士の絆や愛、そしてスケールの大きさに鳥肌が止まらなかった」「池田屋に向かう隊士のシーンは圧巻、大スクリーンで見て欲しい!」と、SNSでも絶賛の嵐。週末興行収入ランキングでも、堂々の1位を獲得し大ヒットスタートを記録している。この度公開された場面写真には、土方(岡田准一)と沖田(山田涼介)の2人が、それぞれの想い人であるお雪(柴咲コウ)、糸里(阿部純子)とともに静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく写し出されている。「新選組」としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。写真はそんな彼らが決して戦場では見せることのない表情を切り取っており、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じさせる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させる。またフィクションでありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」の“お雪”を演じた柴咲コウは、運命の出会いを果たした土方とお雪について、「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメント。土方を演じた岡田さんとは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と撮影当時をふり返っている。そんな柴咲さんに対し、原田監督や岡田さんも「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)「立ち姿もキレイで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田さん)と絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語にも注目してほしい。『燃えよ剣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月19日公開中の映画『燃えよ剣』より、新たな場面写真が公開された。監督・脚本:原田眞人×主演:岡田准一のタッグに加え、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら豪華俳優陣が集結。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』がついに映画化された。鬼の副長と呼ばれた土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む伝説となったかを描き出す。週末興行収入ランキングでは堂々の1位スタートを記録しており、原作ファンをはじめ、各界著名人からの熱いコメントも多数寄せられている。公開された場面写真には、土方(岡田准一)と沖田(山田涼介)のふたりが、それぞれの想い人であるお雪(柴咲コウ)、糸里(阿部純子)とともに静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく写し出されている。「新選組」としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。彼らが決して戦場では見せることのない表情からは、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じることができる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させるだろう。フィクションでありながら「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」と原田監督が明かす“お雪”。彼女を演じた柴咲コウは、運命の出会いを果たした土方とお雪について「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメントしている。土方を演じた岡田とは、あまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と充実した撮影当時を振り返った。そんな柴咲に対し、原田監督と岡田は「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)「立ち姿もきれいで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田)とそれぞれ絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語にも注目してほしい。『燃えよ剣』現在公開中
2021年10月19日10月16日、17日の全国映画動員ランキングは、岡田准一が主演を務める『燃えよ剣』が初登場で首位に立った。本作は、司馬遼太郎による同名小説を、『関ヶ原』の原田眞人監督と岡田准一が再タッグを組み映画化した作品で、新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代を描く。共演は、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら。2週連続トップだった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は公開3週目はワンランクダウンの2位になった。公開2週目の『宇宙の法−エローヒム編−』、公開5週目の『マスカレード・ナイト』もそれぞれ先週からひとつ順位を下げた。新作ではそのほか、SFアクション大作『DUNE/デューン 砂の惑星』が初登場5位に入った。本作は、フランク・ハーバートによる小説を、『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した作品。地球外の惑星に移住した人類が宇宙帝国を築いた世界で、砂の惑星をめぐる攻防を映しだす。ティモシー・シャラメが主演を務めるほか、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザックらが出演している。続いて、2019年と2020年に放送されたTVドラマシリーズの最終章を描く『劇場版 ルパンの娘』が初登場6位にランクイン。代々続く泥棒一家のLの一族の娘と、代々警察を務める一家の息子の恋模様が、劇場版では海外を舞台に描かれる。監督は『翔んで埼玉』の武内英樹監督。深田恭子と瀬戸康史をはじめお馴染みのキャスト陣に、新しく観月ありさが参加した。13週に渡ってランク入りしてきた『竜とそばかすの姫』は、公開14週目で初めてTOP10から姿を消した。次週は『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』『CUBE 一度入ったら、最後』『グレタ ひとりぼっちの挑戦』『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』『ひらいて』『Gロン 僕のポンコツ・ボット』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『燃えよ剣』2位『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』3位『宇宙の法−エローヒム編−』4位『マスカレード・ナイト』5位『DUNE/デューン 砂の惑星』6位『劇場版 ルパンの娘』7位『護られなかった者たちへ』8位『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』9位『キャッシュトラック』10位『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』
2021年10月18日Hey! Say! JUMPの山田涼介(28)が事務所の先輩である岡田准一(40)の指導のもと、激しい殺陣やアクションに挑んだ作品が公開!激動の幕末をがむしゃらに生きた男たちの物語を描く映画『燃えよ剣』(10月15日公開)。本作で山田が演じているのは、天才剣士・沖田総司。沖田の剣の腕は新選組随一だったといわれているが、山田自身はどんな秀でた才能を持っているのだろうか。「正直、自分に才能があると感じたことはないですね。むしろ僕は、努力しないと何もできないほうなので。沖田は剣の才能はもちろん、自分をかわいがってくれた人の暗殺のような仕事も割り切ってできるところがすごい。そのプロ意識は尊敬できるんですけど、友達にはなりたくないですね(笑)」(山田・以下同)そう語る一方、撮影現場での山田は、劇中の沖田の天真爛漫さを彷彿とさせるような行動も。「スタッフさんのなかに、いつもユニークな帽子をかぶってるおじいちゃんがいて、たまにその帽子を奪ったりして遊んでました(笑)。『こら沖田!』なんて言いながら、楽しそうに笑ってくれていたのがうれしかったですね」そんなほのぼのエピソードとは裏腹に、業界でもとくに厳しいと有名な原田眞人監督が率いる現場には、常に緊張感が漂っていたという。「大先輩でさえも監督さんから叱咤激励を受けているのを見て震え上がりました……。現場の緊張感はものすごかったですけど、合間に雑談することもありましたよ。深夜の撮影中に火を囲んで待機していたとき、みんなで眠気をこらえていたら、(鈴木)亮平さんが『エロいことを話せば目が覚めるから!』と言いだしたんです(笑)。隊士たちと下ネタで盛り上がったのもいい思い出です!」
2021年10月16日司馬遼太郎の歴史小説を映画化した『燃えよ剣』の初日舞台挨拶が10月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。新選組副長・土方歳三役の主演・岡田准一をはじめ、土方と惹かれ合うお雪を演じる柴咲コウ、鈴木亮平(新選組局長の近藤勇役)、山田涼介(沖田総司役)、尾上右近(会津藩藩主・松平容保役)、伊藤英明(初代筆頭局長・芹沢鴨役)、原田眞人監督が登壇し、およそ1年半の公開延期を経た念願の初日に喜びを爆発させた。100%稼働となった客席を前に、岡田は「2時間半近い、疲れが残るくらい濃厚な映画を見ていただき、幸せです。初日というものは、僕らにとって大切なもの」と感謝の意。「本格的な時代劇がなかなか作りづらい時代ですが、こういう作品がヒットしてくれることを願い、(作品づくりに)臨んでおります」と作品への燃える思いを語っていた。『関ケ原』に続き、岡田とタッグを組んだ原田監督も「我々はこの光景を思い描きながら、大変な撮影を乗り越えて、走ってきた」と熱気あふれる会場の雰囲気に感激しきり。「この映画が40億、50億とパーンとヒットしたら、ここにいるみんなで『新選組血風録』をできるかもしれない。これからも新選組のみんなと付き合っていきたい」とこちらも熱い思いを明かしていた。「時代を追うな。夢を追え。」という映画のキャッチコピーにちなんで、「今の夢は?」と問われた岡田は、「日本産というか、日本から世界に売れるものをちゃんと作りたいという夢はずっと持っている」と回答。「若い頃から『MADE IN JAPAN』という歌を歌っていますし。野望の歌ですから(笑)」と解散が近づくV6の名曲を挙げ、ファンを喜ばせていた。同じ質問に鈴木は「バナナをお腹いっぱい食べたい」。また、今回が時代劇初挑戦となった山田が「夢や目標を持つのは得意じゃないです。そっちにしか向かわないような性格なので。あっ、でも、エマ・ワトソンに会いたいです」と明かす場面も。沖田総司を演じ「非常に難しい役どころでしたが、皆さんに支えていただき、演じ切ることができた」と振り返っていた。伊藤は「小学生のときに『敦煌』という映画を見て、西田敏行さんが甲冑を着て、馬に乗り暴れまわる姿を見て、あんな風になりたいと思っていた」と少年時代の夢を告白。今回、岡田と共演を果たし「すばらしい俳優さん。役者としての覚悟と誇りを見て、自分もこういう俳優になりたい、追いかけたいと思った」と“新たな夢”を話していた。取材・文・写真=内田涼『燃えよ剣』全国公開中
2021年10月15日俳優の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)のコラボビジュアルが13日に公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回、スポーツチーム、飲食、文具、ゲームまで幅広いジャンル11企業とのコラボが実現。土方歳三と同じく大志を抱く阪神タイガースの若手選手や中日ドラゴンズのドアラをはじめ、『刀剣乱舞-ONLINE-』、新選組をテーマにしたゲーム『恋愛幕末カレシ~時の彼方で花咲く恋~』とのタイアップ、『燃えよ剣』に因んで熱々なメニューや辛いメニューを絡めた飲食店のタイアップなど、多種多様な展開となっている。(※「恋愛幕末カレシ~時のかなたで花咲く恋」の第2弾コラボは10月16日~)(C) 2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月13日岡田准一が、幕末最強の剣客集団である新選組の副長・土方歳三を演じる映画『燃えよ剣』が公開を迎える。2017年の『関ヶ原』に続いて、原田眞人監督とのタッグで、国民的作家・司馬遼太郎(※遼のしんにょうは点2つ)の人気小説に挑んだ本作。「魅力的な、惚れるような男を作ることができたと思っています」――。公開を前に岡田はそう自信のほどを口にする当初は昨年の5月に公開されるはずだった本作だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公開延期が決定。当初より1年半近く遅れて、ようやく公開を迎える。もちろん、新規感染者が減少傾向にあるとはいえ、コロナ禍が収束したわけではない。そうした状況を踏まえつつ、慎重に言葉を選びつつ、岡田は本作が“いま”公開されることへの思いをこう語る。「まだ大変な時期ではあるけど、少しでも楽しいものを観て『いい日になったな』と思ってもらえる可能性があるのがエンタテインメントだと思いますし、そういう意味でも観てもらうことができたら嬉しいです。いま、公開されることが良いことなのかどうかはわかりませんが、それでも公開されるのであれば、それは“縁”であり、この作品の“運命”であり、なるべくしてこのタイミングになったんだろうなと。時代の変わり目を生きた男たち、時代の転換期を生き抜いた男たちの物語ですから、そういう部分を含めて、(いま公開される)縁があるのかなと思います」今回、主演というだけでなく、岡田自身が劇中の殺陣の構成も担当した。冒頭の喧嘩から芹沢鴨(伊藤英明)や人斬り以蔵(村上虹郎)との競り合い、池田屋事件など、激しくもリアリティにあふれる殺陣が随所に見られる。「原田監督はお芝居の延長上のアクションをやりたい方です。僕が最近、現代ものの映画でやったのは、アクションのためのセッティングをいくつも作ってアクションするというものでしたが、原田監督はお芝居とドキュメンタリーが混在しているものを撮影されたいので、殺陣に関しても、お芝居と同じように『頭から終わりまで通し(ワンカット)でやって』とおっしゃるんです。でも、さすがにそれは難しいので(苦笑)、『ここまででないと厳しいです』と僕からご提案させていただき、いくつかに区切りながら作っていきました」それを踏まえて、岡田が目指したのは観る者の意識に「自然に刷り込ませていくような殺陣」だった。「派手でカッコいいというよりも、見た目にはわからないけど、自然と(見ている者の意識に)刷り込まれていくような動き。冒頭の喧嘩のシーンだと、近藤(鈴木亮平)が最初に斬りかかってみんなが吹っ飛んでいき、そこに土方が斬りこみ、沖田(山田涼介)が脇を舞うかのように斬っていく――3人の“関係性”であのシーンが作られているんです。パッと見ただけではそういう構成はわからないかもしれませんが、会話がなくても会話しているような、潜在意識に刷り込んでいくようなアクションをベースに作っていきました」。「戦うことの儚さを知っている」岡田准一の考える“土方歳三”の魅力劇中の新選組の中では、土方は“鬼の副長”であり、局長・近藤勇という豪傑を立てつつ、鉄の組織を作っていくNo.2。一方で、現場では岡田が主演であり、先述のように殺陣を指導する立場でもあり、こうした現場における関係性が作品にも良い形で作用したという。「今回は、大河ドラマ(の主演)を経験している鈴木さんや柴咲(コウ)さんもいて、ただ演じるというだけでなく“現場を見る”人がいらっしゃいました。特に、鈴木さんは大河を終えた直後だったこともあって、現場に新選組の隊士たちがたくさんいる中で、“みんなを見る”という部分に関して『僕がやっときます!』と、みんなを食事に連れて行ったり、場を作るということをサポートしてくださいました。一方で、僕は殺陣を作っていたので、殺陣のシーンに関して、みんなが(シーンが終わって)僕が『OK』を出すかどうかを待つといった感じでした。土方という役としても恐れられているくらいがちょうどいい役だったので、そういう意味でも助けてもらったなと思います」過去には作品の中で、組織のNo.1の立場の役を演じたこともあるが、今回、No.2の立場を演じたことで感じたこと、考えさせられたことは?「どうでしょうねぇ…? No.1とNo.2の在り方や関係性という部分に関して言うと、No.1次第で変わるものなので、(こうあるべきと言うのは)難しいですけど…ただ現場で鈴木さんがそういう立場でいてくださって、横で沖田がニコニコ笑っていてくれて、その関係性がやりやすく、役作りの上でも助かったのは覚えています。鈴木さんは、今回、僕が主演ということもあるので、すごく現場で立ててくださいましたし、でも現場で互いを役名で呼び合える関係性を作れてもいたので、(役を離れての)本来の関係性もあるんですが、それを覆す現場の関係性というのも役者にはあったりするんですよね」これまでにも数多くの映画やドラマで新選組は題材となり、多くの俳優が土方を演じてきた。幕末の歴史の上では“敗者”でありながらも、いまなお深く愛される土方歳三だが、岡田准一が演じた土方の魅力はどこにあるのだろうか?「戦うことの儚さを知っているということかなと思います。僕自身、(格闘技を)教える資格を持っていますし、戦う男たちの気持ちを理解できる立場にいるのかなと。戦い続けて疲弊し、戦うことに悩んだり、葛藤を抱いたりしつつ、前に進もうとしている男たちだと思うし、ある種の覚悟をもって、自分で決断している男たちなんですよね。僕自身、ただ“希望”を抱えて進む男たちを演じる年齢でもない。その“深さ”というか、時代劇では常に戦うことの意味――戦うことの哀しさや疲弊を超えて、決断した男がそこにどう立っているのか? ということを考えています。特に土方は(原作のセリフで)『男の一生というものは、美しさを作るためのものだ』ということを言っている。その言葉を口にした男が、敗戦が濃厚な中で(最後まで戦うべく)函館まで行く。そういう人物をどう作っていくのか? もちろん、司馬さんが描きたかった土方像もありますし、土方に認められるような土方像にしなければという思いもありました。僕自身が感じる、土方の魅力を表現できる脚本でしたし、主演としてはすごくやりがいのある役でした。“主演”を描いてくれる作品であり、そこで魅力的な土方を演じたいという欲もありました。結果的に、原作のファンの方も土方のファンの方も認めてくださるような、魅力的な土方が作れたと思っています。もしこれがダメだったとしたら『もう僕にはやりようがないです』という気持ちですね(笑)。それくらい、魅力という面では思い切り詰め込んだ役柄です。絶対に部下になりたくはないけど(苦笑)、すごくカッコいい、惚れる男が作れたと思います」『燃えよ剣』10月15日(金)公開(C)2021「燃えよ剣」製作委員会取材・文:黒豆直樹
2021年10月13日アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)のオフショットが10日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。解禁されたオフショットには、新選組局長の近藤を中心に、副長の土方、一番隊組長の沖田をはじめ、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、土方と同じ副長を務める山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)ら新選組の主力メンバーがずらりと集結。彼らは、激動の時代の中でそれぞれの信念を絶やさずに戦い抜いた仲間であり、気の置けない仲間たちとの爽やかな笑顔がまぶしい1枚となっている。そんな新選組の中でも、とりわけ固い絆で結ばれていた土方・近藤・沖田の3人。彼らを演じた岡田准一、鈴木亮平、山田涼介も撮影現場では互いに深い信頼関係を築いていたようで、岡田は「鈴木さんも山田君も、それぞれが演じるキャラクター同士で生まれる化学反応みたいなものを一緒に探していけたのかなと思います」と振り返る。鈴木も「岡田さんほど映画作りのことを理解している俳優はいないんじゃないか。自分が一番がんばっている背中を見せて、引っ張っていく姿は相変わらず勉強になりました。山田君はとにかく役者に向いてますね。沖田の病気の役作りも本当にずっと自分でやってましたし、素晴らしかったです」と2人を絶賛する。山田も「鈴木さんは、現場でカメラが回る前からずっと新選組の士気をあげてくださっていて、岡田さんは黙々と隊士一人一人の殺陣をずっと現場で見てくださいました。だから近藤さんが新選組の士気を作って、土方さんがその土台を作っていく、というか、その作業が新選組そのものだ!と。お二人の姿勢がかっこよかったです」と、岡田と鈴木から多くの刺激を受けたことを振り返っている。こちらの写真は東京メトロ新宿駅の駅構内通路にて10月17日まで交通広告が掲出されている。(C)2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月11日ついに来週10月15日(金)に公開を迎える映画『燃えよ剣』より、新選組の熱い絆を感じるオフショットが到着した。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー小説を完全映画化した本作。今回公開されたオフショットは、鈴木亮平演じる新選組局長の近藤勇を中心に、岡田准一演じる副長・土方歳三、山田涼介演じる近藤が肩を組む一番隊組長の沖田総司をはじめ、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、土方と同じ副長を務める山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)ら新選組の主力メンバーが勢揃い。激動の時代の中、それぞれの信念を絶やさずに戦い抜いた仲間である彼ら。気の置けない仲間たちとの爽やかな笑顔がまぶしい今回のオフショット。いずれ時代に引き裂かれ別々の道を歩んでいくことになる彼らの未来に思いを馳せると、切なさが溢れるようだ。なおこの写真は、東京メトロ新宿駅の駅構内通路にて10月17日まで、交通広告が掲出されている。新選組の中でも、とりわけ固い絆で結ばれていたのは、土方、近藤、沖田の3人。彼らを演じた岡田さん、鈴木さん、山田さんも撮影現場では互いに深い信頼関係を築いていたようで、「鈴木さんも山田君も、それぞれが演じるキャラクター同士で生まれる化学反応みたいなものを一緒に探していけたのかなと思います」と岡田さん。鈴木さんも「岡田さんほど映画作りのことを理解している俳優はいないんじゃないか。自分が一番がんばっている背中を見せて、引っ張っていく姿は相変わらず勉強になりました。山田君はとにかく役者に向いてますね。沖田の病気の役作りも本当にずっと自分でやってましたし、素晴らしかったです」と絶賛。山田さんは「鈴木さんは、現場でカメラが回る前からずっと新選組の士気をあげてくださっていて、岡田さんは黙々と隊士一人一人の殺陣をずっと現場で見てくださいました。だから近藤さんが新選組の士気を作って、土方さんがその土台を作っていく、というか、その作業が新選組そのものだ!と。お二人の姿勢がかっこよかったです」と2人から多くの刺激を受けたという。『燃えよ剣』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月11日アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の本編映像が4日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回公開されたのは、新選組初代筆頭局長である芹沢鴨(伊藤英明)と、副長の土方による、一触即発の決闘シーン。尊王攘夷を掲げ、国家転覆を図っていた清川八郎(高嶋政宏)の暗殺を狙う芹沢と土方であったが、酒に酔った芹沢の暴走により、暗殺は失敗に。逃げた先で口論となった二人は、次第にお互いのプライドを懸けた“本気の喧嘩”へと発展していく。映像では、原田監督が「しらふなら土方、沖田がふたりがかりでも倒せない武門の人」と称する剣の達人である芹沢が土方を吹き飛ばすほどの豪快な一振りを見せる一方で、華麗な身のこなしと剣捌きで立ち向かう土方の姿が映し出される。原田監督の熱望により、岡田は本作で主演に加え、見せ場となる殺陣の構築・指導も兼任した。「ある程度テーマをもって構築していった」という殺陣について岡田は、「こだわりが詰まっている」と自信を見せる。“超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人”と原田監督からも絶賛される岡田のアクションには、芹沢を演じた伊藤も「殺陣については自分なりに準備したつもりだったんですが、岡田君の動きにはなかなかついていけずでした」と苦労を滲ませる。しかし、それぞれのキャラクターの特徴に合わせて殺陣を考案した岡田による丁寧な指導を受けた伊藤は「(岡田が)何十年という歳月をかけて習得したものをわかりやすく、芹沢鴨というキャラクターを織り交ぜつつ、殺陣をつけてくださって、本当に感謝しています」と述懐している。
2021年10月04日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、土方歳三を主人公に新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー小説の完全映画化『燃えよ剣』。この度、土方歳三と芹沢鴨による緊迫の決闘シーンの映像が到着した。江戸時代末期、黒船来航後の激動の幕末を舞台に、わずか6年だけ存在した「新選組」。その初代筆頭局長・芹沢を演じるのは伊藤英明。そして鬼の副長・土方を、岡田准一が演じている。尊王攘夷を掲げ、国家転覆を図っていた清河八郎(高嶋政宏)の暗殺を狙う2人だったが、酒に酔った芹沢の暴走により、暗殺は失敗。今回到着した映像では、逃げた先で口論となった2人が、次第にお互いのプライドを懸けた“本気の喧嘩”へと発展していく模様が映し出される。芹沢が土方を吹き飛ばすほどの豪快な一振りを見せる一方、華麗な身のこなしと剣捌きで立ち向かう土方。一進一退の熾烈な攻防戦の行方は…。『燃えよ剣』本編映像(アクション編)原田眞人監督の熱望により、主演に加え、見せ場となる殺陣の構築・指導も兼任した岡田さんは、殺陣について「こだわりが詰まっている」と自信を見せる。また、岡田さんのアクションには、伊藤さんも「殺陣については自分なりに準備したつもりだったんですが、岡田君の動きにはなかなかついていけずでした」と苦労した様子。しかし、それぞれのキャラクターの特徴に合わせて殺陣を考案した岡田さんによる丁寧な指導を受け、「(岡田さんが)何十年という歳月をかけて習得したものをわかりやすく、芹沢鴨というキャラクターを織り交ぜつつ、殺陣をつけてくださって、本当に感謝しています」と伊藤さん。そうして今作では、強者としての存在感を放つ、新たな芹沢が誕生した。『燃えよ剣』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月04日俳優の岡田准一がイメージキャラクターを務める大阪・ひらかたパークと主演映画『燃えよ剣』(10月15日公開)のコラボレーションポスターが30日、公開された。同コラボ企画は、これまで岡田の主演映画の公開に合わせて実施。今回で12作目となり、映画タイトルとビジュアルをパロディ化した「燃えよ剣先イカ」ポスターが完成した。岡田演じる土方歳三が持つ剣の先には熱く燃えるイカが刺さっており、それを同園のイメージキャラクター・岡田園長が真剣白刃取りポーズで受け止める様子をビジュアル化。同作のキャッチフレーズ「時代を追うな。夢を追え。」を「うわっ危な。箸を使え。」ともじっている。同ポスターは、ひらかたパークWEB特設ページ、京阪電車京阪線各駅の旅客案内ディスプレイに掲出される。
2021年09月30日10月15日(金)より公開となる映画『燃えよ剣』より、岡田准一演じる土方歳三の新場面写真がお披露目となった。監督・脚本:原田眞人×主演:岡田准一のタッグに加え、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら豪華俳優陣が集結。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』がついに映画化されることとなった。鬼の副長と呼ばれた土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む伝説(レジェンド)となったのか。そのすべてが今、スクリーンで明かされる。この度公開となった場面写真には、土方本人の現存する肖像写真と同じように、断髪・洋装で椅子に座り、土方になりきる岡田の姿が映し出される。「武士になる」という熱い夢を胸に、武州多摩の“バラガキ”から新選組副長の座まで上り詰めた土方だったが、時流は一気に倒幕へと傾き、激しい戦地では多くの同志を失うことに。しかし、そんな敗色濃厚な戦いの中でも、最後まで武士道を貫いた土方。刀を強く握りしめ、真直ぐ先を見つめるその表情からは、武士としての誇りと哀愁、そして圧倒的な貫禄を感じさせる。先日行われた本作の完成報告イベントにて、「歴代で一番カッコいい役柄をやらせてもらった」と喜びを語った岡田。土方歳三という人物像について、「一言では説明しきれない」と語る岡田は、広く知られているこの洋装姿の土方を演じるにあたり、「写真の雰囲気にどうやったら合わせていけるか、この顔にはどうやったらなっていけるのかというのは、役を作っていくうえですごく大事にしました」と述懐した。さらに、「僕らは演じる際に、『その役柄に愛されるかどうか』というのが最後のカギになるのですが、たまに役柄が振り向いてくれる時があって。撮影の最後の方は、いつも土方さんが微笑んでくれてる感じがしていました」と、確かな手ごたえを明かしている。そんな、まさに土方に“完全憑依”したといっても過言ではない、岡田が魅せる魂の熱演に、絶賛の声が続出。「泥臭くも人間味溢れ、心を鷲掴みにされるような歳三像」(土方愛<土方歳三子孫>)、「これはただの時代劇ではなく、世界に誇れる JIDAIGEKI」(コシノジュンコ)、「時代の流れに一喜一憂せず、筋を通して生きた土方歳三、カッコ良すぎです」(原晋)、「凄まじい戦闘シーンの熱量!緊張感!土方歳三の眼差し!興奮で全身の毛穴が開いた!」(ロバート 山本博)など、各界から興奮冷めやらぬコメントが多数寄せられている。<各界からのコメント>●内田樹(思想家・武道家)土方歳三は「中隊長レベルの天才」として日本史上に異彩を放った。戦闘集団はどうあるべきかについての洞察と、卓越した実戦成果において、近代日本の軍制史上でも、土方歳三は抜きん出ていた。箱館時代の土方は「この人の指揮に従えば、必ず勝てる」と兵士に信じさせるほどの神話的オーラをまとっていたという。まことに稀有の人と言う他ない。●大林素子(スポーツキャスター・女優)多摩出身の私、ヒーローは土方歳三様。好き過ぎて歴史を辿る旅は、20年になり、今は会津若松の観光大使、また会津に部屋を借り二地域移住しています。小説、文献など詳しい分、開始から泣きっぱなしで、映画が終わって欲しくないと、願っていた。圧倒的なスケールとキャストが役に愛と、命を吹き込み、あの時代が甦ったみたいで、凄い!素敵以外の言葉が、見つかりません!ご覧頂ければ、分かるはず。どこか片隅にでも出演したかったな。●加来耕三(歴史家・作家)映画『燃えよ剣』は、日本刀の発する火花で原作を超えた。監督は幕末を丹念に調べ、娯楽性を尊重しつつ、可能な限り史実を採ろうと苦闘している。その真摯さ、出演者の演技がここに、歴史に残る名作を誕生させた。●菊地明 (幕末史研究家〔新選組検定監修者〕)あの『燃えよ剣』の映画化ということで、どこまで原作の世界に迫ることができるのか、実は期待値は大きくはなかった。しかし、上映時間の148分、その迫力にすっかり魅入らされてしまった。●北村晴男(弁護士)日本にとって攘夷は正義か!それとも攘夷思想に取り憑かれた不逞浪士を斬る事が正義なのか!「もしその時代に生まれたなら、何を正義と考え、どう生きるのか」が問われている。●こがけん(お笑い芸人)土方歳三と名刀・和泉守兼定との出会いが必然だったように、この作品と岡田准一の出会いもまた、必然だったのだろう。殺陣を自ら構築し新しい土方像を更新した岡田准一の鬼気迫る演技はそれを証明するのに十分だ。時代に迎合しないバラガキ(ならず者)の人生は、熱く、愚直で片時も目が離せない。●コシノジュンコ(デザイナー)これはただの時代劇ではなく、世界に誇れる JIDAIGEKI。思わず息をのむ圧倒的な映像美とスペクタルなシーン、日本建築の美しさを生かしたロケーションも素晴らしい。日本のあけぼのに向かう男の意志と意地。これこそ男の美学。●佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)世界遺産や国宝クラスの建造物でロケしたという映像が圧倒的すぎる。司馬遼太郎の国民的な文学が、こんなにリアルな映像と演出で観られるなんて…ただ感無量です。「超大作」と呼ぶしかない。●シブサワ・コウ(コーエーテクモゲームス ゼネラルプロデューサー)すべての幕末ファン、歴史ファンに観ていただきたい作品。激動の時代を駆け抜けた、土方ら若者たちが生き生きと描かれており、「幕末を舞台にしたゲームをもう一度創りたい!」とクリエイター魂を大いに刺激されました。●関容子(エッセイスト)土方歳三は原田眞人監督がお若いころから注目されていた人物ですが、本作では、その青年期から新選組副長として立派なサムライへと成長する姿が魅力的に描かれており、大変感動しました。岡田准一さん演じる土方歳三は、特にその洋装姿が実際の土方に生き写しで、目を瞠るものがあります。音楽の使い方も印象的で、時代劇では使われることがほぼないであろう、ビゼーの「真珠採り」のメロディがとてもマッチしていました。松平容保、孝明帝を演じた、尾上右近さん、坂東巳之助さん(その怪演たるや!)も瞠目の出来。やはり時代劇に歌舞伎俳優はなくてはならない存在だと思いを新たにしました。●千住明(作曲家)才に秀で、時代に従い、時代に流され、やがて時代をリードし、時代を創る。それは忘れていた篤い想い。土方は今の日本人にとってリアルなレジェンドだ。●宋美玄(産婦人科医・医学博士)岡田くんの演技を通じ、新選組に対する見方が変わりました。類稀なる能力を持ちながら時代に翻弄された土方歳三の人生に、初めて共感することができました。●田原総一朗 (ジャーナリスト)久々に見ることが出来た力の籠った映画であった。歴史上でみれば、新選組は、いわば保守反動である。朝廷を担いで明治政府を開いた薩長の敵である。だが「バラガキ」であった土方歳三たちは、そこに誠を見出して生命を奉じるのである。この映画では、彼らの誠がよく理解できる。感動した。●野口みずき(アテネオリンピック 女子マラソン金メダリスト)激動の時代を真っ直ぐに信念を貫き通した剣士達に感動しました。土方歳三を演じる岡田准一さんの演技は圧巻でした!●羽根田卓也(東京オリンピック カヌー日本代表)何度となく原作を読み返し、土方歳三を好きになるきっかけとなった「燃えよ剣」。その実写版も冒頭からラストまであっという間の、会心の出来でした。一番の見どころは劇中の殺陣。これまで観た時代劇の中で最も迫力があり、土方と芹沢鴨が対峙するシーンでは、「幕末の斬り合いとはこうだったのではないか」と思わせるリアリティに驚愕しました。岡田准一さん演じる土方歳三は、“潔く、清々しい男”という自分の中の土方のイメージにぴったりでしたし、沖田総司の儚さを体現した山田涼介さんも素晴らしかったです。●原晋(青山学院大学 陸上競技部 長距離ブロック 監督)いつの世も人間社会では時代に翻弄されながら生きることが常である。『時代を追うな。夢を追え。』最後まで新選組の一員として戦う姿、男としての誇りを俳優岡田准一が熱演。時代の流れに一喜一憂せず、筋を通して生きた土方歳三、カッコ良すぎです。●土方愛 (土方歳三子孫)泥臭くも人間味溢れ、心を鷲掴みにされるような歳三像。岡田さん、魂込めて歳三さんを演じてくださりありがとう。●ぼる塾 田辺智加(お笑い芸人)日本史の教科書には新選組があまり詳しく載っていないのでこの作品はとても嬉しいです。『燃えよ剣』はずっと気になっていた作品なのでこうして映画で見れてとても嬉しいです。出演者がとても豪華でいいんですか?!と驚きました。この作品を通して新選組の信念、荒々しさ、儚さが伝わってきました。老若男女楽しめる作品です。●松吉真幸(北野天満宮 禰宜)鏡のような白刃で身を斬られる、想像を絶する痛みが想像できる剣戟の凄まじさ。全編に流れるビゼーの名曲が、夢を追って、せめぎあう時代と時代の淵へなだれ落ちてゆく烈丈夫どもの哀れを掻き立てる。武士もののふの義ではなく、バラガキの意地で弾幕の中へ飛び込んでゆく土方の最期は、遙かなる名作『ワイルドバンチ』に比肩する悲壮美であった。●柳家花緑(落語家)気が付けば148分。そんなあっという間にも、1年間続いたドラマを観終わったようにも感じた。ドキュメンタリーとも思わせる後味と余韻が心に染みる。信念と行動力は未来を創る。いつの時代もきっとそうなんだろうと土方歳三に思いを馳せる。燃える剣で心を鍛え、魂を燃やし尽くした人生に、生き切ることの大切さを教わった。●ロバート キャンベル (日本文学研究者)率直なストーリーラインと美しい場面構成、キレキレの編集で今回も原田監督に圧倒されました。田舎者で、とぼとぼ歩きから「武士道はこうあるべきだ」と真っ直ぐに言い切る岡田准一の演技は芯が通っている。侍になるにはハングリーな心と確かな腕が要る。●ロバート 山本博(お笑い芸人)凄まじい戦闘シーンの熱量!緊張感!土方歳三の眼差し!興奮で全身の毛穴が開いた!池田屋襲撃をこの目で目撃することが出来、感動しました!!『燃えよ剣』10月15日(金)より公開
2021年09月29日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)のメイキング写真が14日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。公開されたメイキング写真には、名匠・原田監督のもと緊迫した空気が漂う撮影現場で、真剣な表情を浮かべる岡田准一と山田涼介の姿がそれぞれ映し出されている。本作で、『関ヶ原』(17年)以来となる原田監督との再タッグを果たした岡田は、「いつか演じるかなと思っていた土方歳三さんという人物を原田監督が持ってきてくださって、こんなにもやりがいのある現場というか、戦う現場で、監督と一緒に作品作りができるというのは映画人にとってこれ以上ない幸せ」とコメント。厳しい現場でも「すごく濃厚でしたし、共演者の皆さんともうまく反応しあえて、膨らんでいった現場になったかなと思います」と、主演としての確かな手応えを明かした。対する原田監督も「岡田さんの芝居はつねに完璧」と絶大な信頼を寄せる中、本作では、見せ場となる殺陣の構築・指導についても、岡田に一任。「殺陣チームが、基本となる全体の流れを作り、そこからこの作品としての新選組の戦い方、キャラクターそれぞれのユニークさを岡田さんに考えてもらいました。ひとつひとつの殺陣のシーンが、ひとつひとつの芸術作品になるように作ってくれた。すごく作品に活きています」と自信を見せている。一方、剣技の天才・沖田総司を演じた山田涼介は、本作が原田組初参加。時代劇自体が初挑戦である中、撮影前には「錚々たる共演者の皆様の中でお芝居をさせていただくことに緊張する一方、武者震いしています」と語っていた山田だが、撮影中は「緊張感が途切れることなく、日々刺激的な毎日だった」と充実した日々を述懐する。初共演となった岡田に対しても、撮影前からコンタクトを取り殺陣の指導を自ら志願したという山田は、「ある日『今日殺陣やるから刀持ってきて』と言われて刀を持って行ったんですけど、『刀置いて』と言われて。『レスリングをやる』ってなって。正直『えっ、なんですか?』と。でもそのレスリングの姿勢が殺陣に通じるところがあり、実際に現場に行ってレスリングの姿勢で殺陣をやると、『あ、なるほどな』と思えることがありました。岡田君には、殺陣のやり方や姿勢、殺陣をやるにあたって何が一番大切なのかというのを教えてもらいました」と、岡田への感謝の気持ちを明かした。
2021年09月14日映画『燃えよ剣』(10月15日公開)の完成披露イベントが9日に都内で行われ、岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、伊藤英明、原田眞人監督が登場した。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。新撰組を演じての苦労を聞かれると、岡田は「メンバーが本当の隊士のようにチームワークが良くて、誰かが悩んでたら鈴木くんが食事に連れてくとか」と振り返り、鈴木は「局長ですから」とニヤリ。岡田は「新撰組が成り上がっていく中で、山田(涼介)くん演じる沖田はフラットでずっと変わらないということも心がけて距離を取ってくれたんだろうし、本当にその場にいる人たちのような空気感が現場でも作れていた。原田監督の"場作り"というのがすごくある現場で、助けられて演じることができました」と感謝した。原田監督が岡田について「弱く見せなきゃいけないところを苦労してた」と指摘すると、岡田は「最近すごい強いみたいなこと言ってるけど、そんなことないですよ」と苦笑し、鈴木は「強いですよ、岡田さん。我々みんな知ってますよ!」とツッコむ。岡田はアクションも付けていたが、山田涼介は「急遽決まった3人で手合わせをするというシーンがあって、岡田さんとたまたまサウナで一緒になったら、サウナで一生懸命考えられてたので、大変なんだなと思いました」と明かした。サウナでは裸で山田に「ちょっと手を貸して!」と言いながら動きを考えていたというが、岡田は「それも鈴木くんが悪いんですよ」と、鈴木が岡田&山田涼介のシーンを見て「俺もやりたい」と言ったことから生まれたシーンであることを説明。鈴木は「うらやましかったんですよ。土方と沖田がずっと仲良しそうで、じゃれ合うような組み手してるのを見て。結果、裸で考えることになったんですね」と苦笑する。そのシーンは予告映像にも採用されており、原田監督は「近藤局長からのそういう意見が出たら、採用しないわけにはいかない。3人の関係性があれで生きるなと思ったので好きなシーンです」と喜んでいた。最後に「最近一番熱く燃え上がったこと」を聞かれた岡田は、「今日ですね。W山田がそろった……」と答え、山田涼介&山田裕貴から「そこですか!?」と驚かれる。岡田は「2人はどういう感じで話してるの? 個人的には燃えてる」と発言し、山田裕貴が「ゲームの話とか……」、山田涼介が「裕貴くんとは呼んでます」と説明し、連絡先も交換していることがわかると、岡田は「聞けて良かったです」と満足そうにしていた。
2021年09月09日俳優の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)。同作の監督・脚本を務めた原田眞人氏が、「原田映画史上最高のバラエティに富んでいる」と語るキャスティングについての背景を明かした。同作では、要となる「新選組」の隊士に、豪華キャスト陣が集結。土方歳三役の岡田をはじめ、鈴木亮平(近藤勇)、山田涼介(沖田総司)、伊藤英明(芹沢鴨)ら錚々たる顔ぶれがそろい、さらに、NHK連続テレビ小説『スカーレット』出演で一躍ブレイクを果たした松下洸平(斎藤一)、お笑いコンビ・はんにゃの金田哲(藤堂平助)、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(山崎烝)らも出演する。「『燃えよ剣』を通して幕末を描くことが長年の望みだった」と原田監督。同作のきっかけは、岡田と初タッグを組んだ『関ヶ原』の撮影中からすでに生まれていたそうで、「次何やろう、土方だよね、という話になっていた」と、当時の岡田との思い出を振り返る。「岡田さんにとって土方歳三を演じることはライフワークでもあって、何年もかけて土方を演じるための準備をしてきました。岡田さんが土方を演じるいい年齢だったこと、僕のキャリア的にもいい時であったこと、タイミングが良かったというのはあります」と明かす。続く近藤勇役について原田監督は、「見た目が似ている人という点で最初にイメージしたのが鈴木亮平でした」「近藤の顔、雰囲気、体型……と重なった。『西郷どん』は関係ないです(笑)」と説明。撮影が始まってからも、鈴木とは演出に関して解釈の相違は一つもなかったと言い、「亮平の演じる近藤は、そこに居るだけで存在感があって本人も大らかに君臨している。細かい指導をする必要はまったくなかった」と、確かな手ごたえを感じたようだ。また、「新選組」の隊士の中でも一際人気の高い沖田総司役に山田を起用した経緯について、原田監督は「『グラス・ホッパー』を観たときに、いい役者だなぁと思っていて。ほかにも何作か観ましたが、どんな作品でもどんな役でも一生懸命にやる、それが素晴らしい。当時、僕のなかで沖田総司として一番観てみたいと思えたのが山田涼介でした」と回顧。山田演じる沖田が魅せる、キレのある殺陣にも感動したようで、「涼介の沖田総司を主役にしたスピンオフ作品を2度3度でも作りたいと思うほど、彼の沖田はそれほど魅力的。吐く息も沖田総司でしたから」と称賛を惜しまない。一方、そんな沖田を弟のようにかわいがるも、土方や近藤らとは敵対することになる初代筆頭局長・芹沢鴨を演じた伊藤英明については、「意外性のある大物俳優を使いたいという理由からのキャスティングでした」と原田監督。同作では、“酒を飲んだら手がつけられない”という粗暴な一面だけでなく、剣の達人であり学もあった芹沢の魅力がしっかりと描かれており、「この映画での芹沢鴨は、剣豪としての部分、知的な部分、その両方を表現したかった。伊藤さんは、自分でいろんなことを調べて準備して、これまでずっと無視されてきた芹沢鴨の知性の部分をうまく足してくれました」と話した。続く、新選組の副長助勤・斎藤一役には、『スカーレット』への出演で大きな注目を浴びた松下。「斎藤一のキャスティングで重要だったのは、左利きの俳優であること。左利きを強調したかったので、左利きの役者をリストアップして、さらに新鮮な役者という視点で松下洸平に託しました。端正な顔立ちであることも決め手のひとつです」と明かす。さらに、実力派俳優ぞろいの同作で、異彩を放つのがお笑いコンビ・はんにゃの金田、ウーマンラッシュアワーの村本の二人だ。「バラエティーショーか何かで金田哲が剣道の有段者(三段)であることは知っていました。殺陣もできていい顔もしている」という原田監督の言葉通り、新選組八番隊組長・藤堂平助役を演じた金田は、剣道の経験を活かし激しい殺陣アクションにも挑戦している。一方、“観察役”として情報収集に暗躍した新選組藩士・山崎烝役を演じた村本については、「この作品におけるワイルドカード」であると明かし、「あのマシンガントークと目が据わっている感じは、ほかの芸人とは違うものがあります。今回の『燃えよ剣』は時代劇ではあるけれど、喋り倒す役をやったらいいじゃないかと、山崎烝をオファーしました」と、村本の芸風を活かしたキャスティングの背景を語った。(C)2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年09月02日俳優の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)と人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボビジュアルが31日に公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。この度、土方歳三が主人公の本作の公開を記念し、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーションが実現した。コラボビジュアルで描かれているのは、激動の時代を「刀」とともに生き抜いた本作の主人公・土方歳三の愛刀「打刀 和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」と「脇差 堀川国広(ほりかわくにひろ)」の二振り。「刀剣男士 和泉守兼定」が凛々しく刀を構え、「刀剣男士 堀川国広」は新選組ファンのバイブルでもある司馬遼太郎の原作小説『燃えよ剣』を手に和泉守の後ろで微笑んでおり、持ち主であった土方歳三の映画『燃えよ剣』での活躍に期待が高まる。このコラボビジュアルは9月1日から10月17日まで、東京・日本橋のコレド室町施設内と周辺エリアで、映画『燃えよ剣』のポスターと共に掲出される。また「刀剣乱舞-ONLINE-」公式ショップ「刀剣乱舞万屋本舗」渋谷パルコ店と心斎橋パルコ店でも、B2ポスターを掲出予定。また日本橋では9月1日より「刀剣乱舞-ONLINE-」サービス開始六周年を記念した公式イベント『現世遠征 都結び』が開催される。コレド室町1・5階の日本橋三井ホールではアート展「灯結び展(あかりむすびてん)」を、コレド室町周辺では街歩き型ナゾトキ街歩きゲーム「迷刀物語からの脱出」を予定しており、ポスター掲出やイベントなど映画『燃えよ剣』と「刀剣乱舞-ONLINE-」の両方を楽しむことができる。(C)2015 EXNOA LLC/Nitroplus
2021年08月31日10月15日(金)より公開となる岡田准一主演の映画『燃えよ剣』。本作は司馬遼太郎の同名小説を原作に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた歴史スペクタルだが、この度、土方歳三が主人公である本作の公開を記念して、人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーションが実現した。舞台は、黒船が来航し開国を要求した江戸時代末期。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が深まりつつあった激動の時代だ。武州多摩の”バラガキ“だった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都へ向かう。やがて徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組が誕生。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率し、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる。土方はお雪(柴咲コウ)と運命的に出会い惹かれ合っていくが、次第に時流は倒幕へと傾いていく。そして、名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士(とうけんだんし)”と共に、歴史改変を目論む敵と戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」と夢のコラボが決定。土方の愛刀であった刀剣男士「和泉守兼定」と「堀川国広」が描かれた“コラボビジュアル”が公開となった。コラボビジュアルで描かれているのは、激動の時代を「刀」とともに生き抜いた本作の主人公・土方歳三の愛刀「打刀 和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)」と「脇差 堀川国広(ほりかわくにひろ)」の二振り。「刀剣男士 和泉守兼定」が凛々しく刀を構え、「刀剣男士 堀川国広」は新選組ファンのバイブルでもある司馬遼太郎の原作小説『燃えよ剣』を手に和泉守の後ろで微笑んでおり、持ち主であった土方歳三の映画『燃えよ剣』での活躍に期待が高まる。このコラボビジュアルは2021年9月1日(水)〜10月17日(日)の期間、東京都日本橋のコレド室町施設内と周辺エリアで、映画『燃えよ剣』のポスターとともに掲出を予定。また、「刀剣乱舞-ONLINE-」公式ショップ「刀剣乱舞万屋本舗」渋谷パルコ店と心斎橋パルコ店でも、B2ポスターを掲出予定。なお、日本橋では同日9月1日(水)より「刀剣乱舞-ONLINE-」サービス開始六周年を記念した公式イベント『現世遠征 都結び』が開催される。コレド室町1・5階の日本橋三井ホールではアート展「灯結び展(あかりむすびてん)」を、コレド室町周辺では街歩き型ナゾトキ街歩きゲーム「迷刀物語からの脱出(めいとうものがたりからのだっしゅつ)」を予定。日本橋で、ポスター掲出やイベントなど、映画『燃えよ剣』と「刀剣乱舞-ONLINE-」の両方を堪能してほしい。【イベント概要】「刀剣乱舞-ONLINE-」公式イベント『現世遠征 都結び』期間:2021年9月1日(水)〜10月17日(日)会場:日本橋三井ホール、コレド室町周辺映画『燃えよ剣』10月15日(金)より公開
2021年08月31日佐藤健主演、シリーズ最大の謎が遂に解き明かされる『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が10月20日(水)より先行ダウンロード販売。また、11月10日(水)よりデジタルレンタル、ブルーレイ・DVDリリースされることが決定した。なぜ剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?そして、なぜ妻を斬殺しなければならなかったのか?剣心の頬に刻まれた“十字傷”に秘められた真実が明かされる本作。『るろうに剣心』(興収30.1億円)、『るろうに剣心京都大火編』(興収52.2億円)、『るろうに剣心伝説の最期編』(興収43.5億円)、シリーズ3作品の累計の最終的な興行収入は125億円以上。『The Final』の観客動員数は308万人を上回り、興行収入も43億円を超えて本年度実写映画興収No.1を記録、『The Beginning』も観客動員数は176万人を超えて、興行収入も25億円と2部作あわせて70億円に迫る大ヒットとなっている。シリーズ史上最も衝撃的なアクションシーンが収められた『The Beginning』は、剣心が“逆刃刀”ではなく、真剣となる日本刀を巧みに扱いなから、人斬りとして敵を斬り殺す衝撃のシーンで幕を開ける。その様は、シリーズ史上最も衝撃的なアクションシーンといっても過言ではなく、“人斬り抜刀斎”としての剣心を目撃する。さらに、『The Final』と2か月連続でのリリース。また、ダウンロード販売専用「るろうに剣心5フィルム・コレクション」を発売。シリーズ全5作品の本編を収録したダウンロード販売専用商品も10月20日(水)より発売する。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』▽『るろうに剣心 最終章 The Beginning』デジタル商品情報10月20日(水) 先行ダウンロード販売開始11月10日(水) デジタルレンタル開始▽『るろうに剣心 最終章 The Beginning』Blu-ray&DVD商品情報11月10日(水)発売・豪華版[初回生産限定Blu-ray]税込:8,360円・豪華版[初回生産限定DVD]税込:6,270円・通常版[Blu-ray]税込:4,180円・通常版[DVD]税込:3,190円■Blu-rayセル ■DVDセル■Blu-rayレンタル ■DVDレンタル■『るろうに剣心パーフェクト』 Blu-ray BOX税込:31,020円数量限定生産デジタル…発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントレンタル…発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元: NBC ユニバーサル・エンターテイメントセル…発売・販売元:アミューズソフト(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年08月31日2021年上半期に大ヒットした映画といえば、上半期最大のヒット映画となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』をはじめ、劇場版シリーズ24作目にあたる『名探偵コナン 緋色の弾丸』、実写映画シリーズの10年の歴史に幕を閉じた最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』、そしていま大ヒット中の『東京リベンジャーズ』など、漫画・アニメを原作にしたものがずらり。そして、今秋には大人気小説を原作とした期待大の作品が軒並み公開!“秋の夜長”に相応しい、原作とセットで楽しめる邦画3作品を紹介する。潜入捜査官×ホテルマンの本格ミステリー『マスカレード・ナイト』9月17日公開ベストセラー作家・東野圭吾が描く「マスカレード」シリーズ(集英社刊)の最新作、「マスカレード・ナイト」が待望の映画化。累計発行部数450万部を突破し、屈指の人気を誇る同シリーズの劇場版第1作である『マスカレード・ホテル』(2019)は、興行収入46.4億円の大ヒットを記録した。木村拓哉演じる、破天荒な刑事・新田浩介と、長澤まさみ扮する真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美による“水と油”のバディが、一流ホテル「ホテル・コルテシア東京」を舞台に、今回はカウントダウン仮装パーティ「マスカレード・ナイト」の会場に届いた、1通の密告状から始まる難事件に挑む。史上初の女性総理&ファーストジェントルマン『総理の夫』9月23日公開第25回山本周五郎賞、第36回新田次郎文学賞など数々の受賞歴を持つ、ベストセラー作家・原田マハの小説「総理の夫 First Gentleman」を、中谷美紀と田中圭の共演で映画化。妻が日本初の女性総理になったことで、自身も史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまった鳥類学者の夫が、政界という未知の世界で奮闘する姿を描く。監督は、現在公開中の『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル~』でもメガホンを取った河合勇人。「新選組」と“鬼の副長・土方歳三”の知られざる戦い描く『燃えよ剣』10月15日公開歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、最強の剣客集団「新選組」の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた累計500万部を超えの国民的ベストセラー「燃えよ剣」が完全映画化。『関ヶ原』の名匠・原田眞人監督のもと、同作のスタッフが集結し、主演には日本の映画界に欠かせない俳優となった岡田准一。さらに柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明と、豪華俳優が集結。激動の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」。彼らは、いかにして歴史に名を刻む“伝説(レジェンド)”となったのか…。時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる“愛”と“戦い”が明かされるスペクタクル・エンターテインメント超大作。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会総理の夫 2021年9月23日より全国にて公開©2021「総理の夫」製作委員会マスカレード・ナイト 2021年9月17日より全国東宝系にて公開©2021東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会
2021年08月29日岡田准一が史上最強の剣客集団「新選組」副長・土方歳三を演じる映画『燃えよ剣』より、土方たちが新選組となり、“史上最強の剣客集団”に至る経緯をまとめた特別映像が公開された。江戸時代末期。黒船が来航し、開国か倒幕かに国中が揺れた激動の時代。武州多摩のバラガキだった土方は、「武士になる」という夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)らと共に京都へ向かう。時を同じくして、徳川慶喜(山田裕貴)の命により、松平容保(尾上右近)が京都の治安維持のため京都守護職に就任。剣術道場「試衛館」の同志である藤堂平助(金田哲)、永倉新八(谷田歩)、斎藤一(松下洸平)、山南敬助(安井順平)のほか、芹沢鴨(伊藤英明)も加わり、京都の市中を警備する「新選組」が発足した。今回到着した映像では、そんな発足から、局長・近藤を頂点とする“最強の剣客集団”として活躍する背景が、分かりやすくまとめられている。中でも、土方の顔つきの変化は注目ポイント。喧嘩に明け暮れていた田舎のバラガキ時代とは異なり、副長として見せる土方の表情と佇まいは、圧倒的な貫禄を感じさせる。また、近藤との緊迫したやりとりも必見。激動の幕末でわずか6年だけ存在した新選組。剣を手に命を燃やした男たちにドラマチックな運命が怒涛のように押し寄せ、本作のスケールの大きさが伝わってくる映像になっている。『燃えよ剣』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年08月18日