「婚テロ 」という言葉、みなさんはご存知ですか?婚テロとは、FacebookやInstagramといったSNSに投稿された結婚式の写真などを見たことにより、イライラしたり嫉妬したりモヤモヤしたりと、ネガティブな気持ち にさせられてしまうことを指す言葉。投稿している本人は、幸せのおすそわけや単なる近況報告のつもりであっても、受け取る側の状況や気持ちによっては“婚テロ”となってしまうわけです。では、具体的にどのようなSNS投稿が婚テロになってしまうのでしょうか。友達や知人に嫌な思いをさせないよう、チェックしてみてくださいね。●(1)婚約指輪や結婚指輪の写真『幸せアピールがウザい。しかもわざとブランド物だってわかるようにしてる人にはさらにイラッとする』(27歳女性/販売)『二人で結婚指輪をはめて手を組んでる写真を見たとき、羨ましいのと同時に失恋したばかりの私は超憂鬱 な気持ちになりました』(25歳女性/編集)高価なブランドだと一層妬まれやすいということですね。つい嬉しくて投稿してしまいがちですが、気をつけた方が良さそうです。●(2)結婚式の写真『結婚式に呼んでくれた仲の良い友達とか親族とかの結婚式写真ならいいけど、微妙に親しい程度の友達とかだとイラッとする』(29歳女性/営業)『彼氏がなかなか結婚してくれない私にとっては焦りでしかない 』(33歳女性/事務)これくらいは許してあげようよと言いたいところですが、幸せの絶頂とも言える結婚式の写真は、羨ましいという感情を通り越して“妬み”に変わってしまうようです。●(3)ドレスの試着写真『ウェディングドレスを選びに行ったときの写真。ハッキリ言ってどうでもいい!試着した姿とか、他人に見せる必要なくない? 正直、ブスだとよけいに腹立つ』(26歳女性/コールセンター)なかなかご立腹の様子……。どんなドレスにしようかとワクワクする気持ちはわかりますが、身内以外にはあまり興味のないこと。新郎や家族だけに写真を送るというのが無難です。●(4)婚姻届関連の写真二人で婚姻届を役所に提出に行く姿の写真や、受理されたときの二人のツーショット写真、婚姻届自体の写真などもイラッとされてしまうそう。記念に写真として残しておきたい気持ちはわかりますが、わざわざSNSで公開する必要はないかもしれませんね……。●(5)結婚式場の下見写真『「今日はこんな式場を見に行ってきました」とか「やっぱ教会かな〜」とか投稿されるとモヤッとする。そんなの知りたくないしどっちでもいい 』(30歳女性/公務員)こちらもドレスの試着写真同様、他人にとってはどうでもいいことのようです。●(6)結婚式のタグ付けタグ付けされることによって、見たくない写真が表示されてしまい、憂鬱になったり鬱陶しいと感じたりする人も。Facebookなどにあるタグ付け機能は便利ですが、こういった弊害もあるんですね。●(7)ドレスのアイコンウェディングドレスなど花嫁衣装のアイコンにしたり、ドレスを着た自分の写真をアイコンにしたりする行為も、婚テロと見なされます。アイコンを目にするたびに不快な思いをする人もいるので、気をつけましょう。----------いかがでしたか?結婚が決まれば、その嬉しさをみんなに知ってほしいと思うのは自然なこと。しかし、ウェディングハイに陥って幸せアピールをしまくれば、それは“幸せ自慢 ”と捉えられてしまうことも多いものです。特に女性にとって結婚とはとてもデリケートな問題。「嫌ならSNSをやめればいい」「嫌なら自分もさっさと結婚すればいい」と言うのは簡単ですが、できないからこそ問題になり、苦しむ人がいるのです。だからといって気を使いすぎても疲れてしまいますし、幸せアピールもしたいですよね。そんなときは、リアルな友達とつながっているアカウントとは別のアカウントを作って楽しむのもアリ。お互いにストレスにならないよう、賢くSNSを利用していきましょう!●文章/パピマミ編集部
2016年09月18日3月22日にベルギーの首都ブリュッセルで発生した爆弾テロを受け、その現場となったブリュッセル空港は24日も閉鎖されている。成田=ブリュッセル線を運航しているANAは23日~31日まで同路線を運休し、予約者には「特典航空券」扱いとして無料での変更・払い戻しに対応している。ANAは2015年10月25日より、NH231(成田11:15発/ブリュッセル15:15着)とNH232(ブリュッセル20:50発/成田翌16:10着)の1日1便で同路線を就航。3クラスを備えたボーイング787-8を運用し、搭乗率は11月が約8割、12月が6割で、その他の欧州路線とほぼ同水準で推移していた。爆弾テロ当日の22日は、NH231の到着地をデュッセルドルフ変更し、翌日の23日~31日までは運休を決定した。今回の「特典航空券」については一般からの要望も受けて実施したもので、4月1日以降に関しては、3月28日の週に状況を見て検討するとしている。対象航空券は3月22日~31日までの成田=ブリュッセル発着、ANA便を含むANA国際航空券またはANA国際線特典航空券。なお、旅行会社での購入者は各旅行会社での対応を求めている。変更・払い戻しは手数料なしで受け付けているが、ANA便から他社便もしくは他社運航のANAコードシェア便への変更には対応していない。問い合わせの電話番号など、詳細はホームページを参照。
2016年03月24日チャーリー・シーンとウーピー・ゴールドバーグが『Nine Eleven』で共演することになった。911テロ事件が起きた日、ワールド・トレード・センターのエレベーターに閉じ込められた5人を描くアクションドラマだ。その他の情報80年代『プラトーン』や『ウォール街』などシリアスなドラマに出演したシーンだが、近年はもっぱら、『Two and a Half Man』『Anger Management』『Scary Movie 5』など、テレビでも映画でも、コメディを中心に出演してきている。ゴールドバーグの最近の作品は、『ミュータント・タートルズ』、クリス・ロック監督作『トップ・ファイブ』など。文:猿渡由紀
2016年03月08日JALは12月15日、2016年1月12日~2月29日まで成田=パリ線を運休することを発表した。11月13日にパリで発生した同時多発テロにより、フランス国内では非常事態宣言が発令されて以降もJALは運航を続けてきたがしてきたが、需要の大幅減に考慮して成田線の運休を決めた。運休する路線はJL415(15:05成田発/19:40パリ着)とJL416(21:20パリ発/翌17:05成田着)の1日1便。運休期間は1月12日~2月29日(1月20日、21日、22日、25日、2月11日、12日、14日を除く)で、3月以降については現状、未定となっている。該当便の予約者にはJALより順次連絡される。なお、羽田便は通常通り運航となり、希望者には羽田便への振り替えなどにも対応する。
2015年12月15日仕事柄、今回のテロ事件の映像をたくさん見ていると、あることに気がついた。それはIS(Islamic State)とアルカイダの違いだ。○絶句するISテロメンバーの親たちアルカイダは本部・支部が指令系統で動く中央集権的組織。資金力もあり、911のような大規模テロを綿密に計画して時間をかけ実行する。対して、ISは組織図が不明瞭で、地方分権的な集団だ。少人数のテロリストグループが無作為に各地に形成され、殺戮行為を繰り返す。標的も、サッカー場から街中のレストラン、そして民間ロシア機に至るまで、多様化している。ゆえに「次の標的」を特定しにくい。場合によっては、イスラム教徒を巻き込む可能性が高くても、無機質に実行に及ぶ。その点、アルカイダは、イスラム教徒に危害が及ぶ状況は避ける傾向があった。更に、ISは、少人数で無作為に動くので、国境警備の網をすり抜けやすい。そして、ISのテロリストは、両親が自慢の息子だったりする。家庭内で自分の部屋に引きこもり、ジハード思想に染まり、過激化してゆく過程で、家族でさえ気が付かない事例も少なくない。まさか、と絶句する母の顔が映った映像が忘れられない。息子は、親孝行な29歳だったという。家庭内の様子も、普通の中産階級の構えだ。アルカイダはというと、組織で動くので、犯行後に何らかの足跡を残す場合がある。ゆえに、アルカイダの摘発には警察機構の強化が有効だが、神出鬼没でモグラ叩きの様相を呈するIS掃討作戦には軍隊の助けが必要になる。最近は、アルカイダとISの間で、若者リクルート合戦が展開されている印象も強い。「テロリスト希望者求む」なんて洒落にもならないが、リクルート用のPRビデオを見ると、この世の楽園のごとき光景が広がるISの(自称)社会が、キレイに仕上がった映像に纏められている。貧困・差別にあえぐ若者の心に響くのだろう。今後も、この二つのテロ集団に、他のグループも混じり、テロのリクルート競争が激化してゆきそうだ。○なぜ起きた? トルコによるロシア機撃墜なお、今回のトルコによるロシア機撃墜は、ISとの関連もさることながら、両国独自の理由が背景にあるようだ。まず、現場の地形だが、トルコ領土がシリア領土に対して半島の如くつきだしている。その半島型の先端近くをロシア機が侵犯したか否かで両国の言い分が異なるわけだ。客観的に見ると、ロシア機が、その半島型の先端部を通過する時間は約17秒とされる。従って、判定も困難で、狙い撃ちもかなり難しい状況だったようだ。それでも、両国には譲れない事情があった。まずロシア側。現地近くの反政府勢力に多くの外国人傭兵が混じり、かなりの部分がコーカサス地方出身(特にチェチェン人)で占められている。チェチェン人といえば、ロシア支配に最後まで強硬に反抗したツワモノとして知られる。ロシア側から見れば、彼らをここで徹底的にたたき、かりにもロシア国内に異分子として侵入することがないように自衛措置を講じる必要があったのだろう。一方、トルコ人の同胞であるトルキスタン人が同地域に居住。トルコ側は、「いとこ」達を守る必要があったわけだ。結局、ロシア、トルコともに、今回の事件に限っては、ISの事は二の次。まずは、自国の利害優先で動いたといえる。思想的問題に民族問題、そして原油の利権などがからむことが、シリア情勢の読みを難しくしている。金も中東では相変わらず人気が高い。「無国籍通貨」として購入・保有されている。米国に対する憎しみが強いので、米ドルは持ちたがらず、敵国の通貨扱いだ。ユーロも未だ不安をかかえるので、金が選択される。シリア国内の惨状を見るにつけ、中東の人たちが実物の金に強い愛着を持つ気持ちも分かるような気がする。NYの投機筋がどれほど先物で金を売りまくっても、中東の人たちはここぞとばかり金を買い集める。金を買う余裕がない人たちは、銀を買う。銀は「貧者の金」と呼ばれ、中東でも根強い人気があるのだ。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月27日エッフェル塔、ルーブル美術館も一時閉鎖された。今回のパリ同時テロの標的に、「ソフト・ターゲット」と言われる街角のレストランなどが含まれたことで、完全に無差別攻撃への移行が明らかになったからだ。アルカイダでさえイスラム教徒が混じる可能性を考慮して避けていた標的まで狙われたことで、テロがエスカレートした感は否めない。犯行現場近くには、「外出禁止勧告」を無視して、多くのパリジャンが「We are not afraid(私たちは恐れない)」と、花束を持ち集まった。しかし、誰かがなにかの拍子に悲鳴をあげた瞬間に、集団心理の恐怖感が伝染して、パニック的に広場を逃げ回るという一幕もあった。トラウマはまだまだ残りそうだ。更に、シリア・パスポートを所持して、ギリシャから「難民」としてEU内に侵入したとされる容疑者の事例も重い。そもそも、ギリシャの難民受け入れ体制が脆弱だ。指紋をとっても書類に残るだけで、デジタル化されデータ・ベースとして中央保管されていない。かたちばかりの尋問で、シリア出身と認定されれば、「経済的移民」ではなく「戦闘地域からの難民」として受け入れられる。国境警備の公務員数も削減されている。かねてから、テロ分子が、この実質的抜け穴を悪用する可能性は危惧されてきた。今回の容疑者も、ギリシャ上陸後、数日でセルビアに入国が記録されていると現地では報道されている。しかも、ひとたびEU内に入れば、シェンゲン協定により、域内の自由な移動ができる。とはいえ、一部の東欧諸国は難民危機の中で国境に鉄条網を敷くなどの自衛措置を講じ、今回は、フランスが国境を閉鎖した。これは、域内移動の自由というEUの根幹を揺らがす事態だ。○人口の7%を占める、フランス国内のイスラム教徒また、ベルギー・コネクションの深い関わりが明らかになったが、ベルギー当局とフランス当局の間の情報共有が充分ではなかったことも徐々に明らかになりつつある。EUにはFBIにあたる組織がないのだ。当局の体制にも限界がある。イスラム過激派とみられる人物が域内に5000人はいると見られているが、そのひとりひとりを警備することは出来ず、優先順位をつけて対応せざるを得ない。今回、既に発表されたフランス国籍の容疑者は、逮捕歴もあり、指紋がコンサート・ホールに残されていたことで特定された。いっぽう、フランス国内のイスラム教徒は、人口の7%を占める規模だが、刑務所の服役囚総数では70%にのぼるとされる。貧困、失業、差別の中で、宗教的差別感が醸成されてきた。イスラム教教徒の女性が、頭からすっぽりかぶって全身を覆い隠す衣装の「ブルカ」を公共の場で着用することを禁じる法案も、様々な議論を呼んだが依然存在する。そして、フランス政府は、さっそくシリア国内でイスラム国主要拠点のラッカのテロリスト訓練施設などに対して報復的空爆を開始した。さすがに、報復合戦のエスカレートを米国・ロシアも懸念し始めたのか。トルコのG20会場からの画像では、オバマとプーチンが珍しく片隅で座って話し込む光景が見られる。シリア停戦に向かって話し合いは始まったが、アサドの処遇を巡る対応の差が埋められるか。双方とも譲れないレッドラインだけに、楽観はできない。○難民に混じり侵入するイスラム国イスラム国も成熟化してきた。リビアが、彼らにとって、「セーフ・ヘイブン(安全な港)」となり、イタリア経由での難民に混じる可能性も指摘されている。EU,そしてG20での断固とした共同対応が不可欠となっていることは間違いない。セーフ・ヘイブンという用語は、国際金融で、米国債や金(ゴールド)・円などの「安全資産」という意味で使われてきた。マーケットへの影響としては、安全資産へのマネー逃避が顕在化しそうだ。更に、米利上げ時期が来年に延期される可能性も出て来た。テロに敏感な米国の消費者への影響が、クリスマス商戦を控え、避けられないからだ。既に米国小売の企業業績は悪化。13日に発表された小売売上高は0.1%増で市場予測を下回り、さえない。個人消費はGDPの7割を占めるので、注目されている。最後に、いま、世界中の若者たちが、大きなショックを受けている。イスラム国は、思想(イデオロギー)という無形のルートで世界中に拡散する可能性をひめるので、他人事ではないからだ。イスラム教への偏見は、益々強まるだろう。残虐なテロ行為と宗教の自由との狭間で重い課題を突き付けられた。直ぐに答えが見つかるような問題ではない。最大の犠牲者を出したコンサート・ホールで、米国ロックバンド公演を見に来ていた父と子がテレビのインタビューに出ていた。10歳前後と思われる男の子に、「死体の上を歩くなんて、どういう気持ちだった」という無神経な質問。でも、冷静な口調で「それは、怖かったよ」と語っていた。しっかりした息子を信じているからこそテレビの取材にも応じたのだろう。息子の応答をじっと見つめる父の表情が印象的だった。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月25日13日(現地時間)、フランスのパリで発生した同時多発テロの犠牲者や被害を受けた人々に対して、セレブたちがSNS上で哀悼や連帯を表明している。ロック・コンサートが行なわれていたホール、サッカーの親善試合が開催されていたスタジアム、市内のレストランやカフェなど複数の場所で同時に爆発や銃撃が発生した同時多発テロで犠牲者は15日現在、129人に達し、負傷者は350人を超え、オランド大統領はフランス全土に非常事態を宣言した。ヒュー・ジャックマンはツイッターに「祈りと愛を、親愛なるパリの友人たちへ送ります」とツイートし、インスタグラムではフランス国旗の三色にライトアップされたシドニーのオペラハウスの画像をアップした。「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズは「パリにいる全ての人々のことを思っています」とツイートした。インスタグラムでは、ビヨンセは白い紙に「パリに祈りを(Praying For Paris)」と手書きした画像を、テイラー・スウィフトは以前にパリのポン・デ・ザールで撮った自身の後ろ姿の画像に「パリに祈りを。私たちの心は張り裂け、あなたたちと共にあります」と添えてアップした。デヴィッド・ベッカムはエッフェル塔と太陽が写った画像をアップ。「この美しい都市に日が昇り、私たちは亡くなった人たちと愛する人を亡くした家族の方々のことを思い出す。私たちの心は皆さんとともにあります。パリに祈りを」と言葉を添えた。エマ・ワトソンやカーラ・デルヴィーニュ、キム・カーダシアン、ファレル・ウィリアムズをはじめ、多くのセレブはインターネットで拡散したピースマークとエッフェル塔を合わせた画像に「Pray For Paris(パリに祈りを)」とハッシュタグをつけて投稿した。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月16日現地時間の11月13日22時頃にパリ中心部で起きた同時多発テロを受け、外務省は旅行者および滞在者に注意喚起を促すとともに、パリおよびフランス全土での現状を発表。各旅行会社はツアーなどの中止や無料キャンセルで対応している。現地の報道によると、パリ10区・11区(ビシャ通りのレストラン「rue Bichat(ル・プティ・カンボッジ)、フォンテーヌ・オ・ロワ通りのカフェ、ヴォルテール大通りの小劇場「Bataclan, Boulevard Voltaire(バタクラン)」、シャロンヌ通り、レピュブリック通り、ボーマルシャ通り)とパリ北部近郊の国立競技場において銃撃事件等が発生し、仏政府の発表によると少なくとも127人が死亡、多数が負傷したという。○各社、ツアー中止・無料キャンセルこうした状況を受け、JTBはルックJTBを通じた16日実施のフランスを含むツアーを中止しており、現在フランスを訪れている旅行者に対しては全員の安否確認がとれているという。17日~20日実施のツアーに関しては、希望者に対し無料キャンセルを受け付けている。H.I.S.は、17日実施分のフランスを含むツアーに関して無料キャンセルを受け付けている。現在フランスを訪れている旅行者に対しては全員安否の確認をとった後、現地では政府系施設の周辺を避けるなど安全に配慮した対応をしている。日本旅行は18日出発分までフランスを含むツアーは全て中止しており、19日以降に関しては現在、現地の状況も踏まえて検討中となっている。なお、現在フランスを訪れている旅行者に対しては全員の安否確認がとれているという。近畿日本ツーリストは16日実施分も含めてツアーの中止を検討中であり、20日出発分まではフランスを含むツアーに対して無料キャンセルを受け付けている。なお、現在フランスを訪れている旅行者に対しては全員の安否確認がとれているという。○パリ市内の観光施設等を閉鎖同事件に対しイスラム過激派ISIL(イラク・レバントのイスラム国)は犯行声明を発出し、フランスに対するさらなる攻撃を警告している。オランド仏大統領はフランス全土における緊急事態を宣言し、フランス外務省は国境(陸路、空港、鉄道、海上)におけるコントロールの強化を発表している。パリ警視庁の観光安全対策官は今般の連続テロ事件の発生を受け、11月14日より全ての観光名所を閉鎖し、住民・観光者に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。また同日、パリ市の施設(学校、美術館、図書館、体育館、プール、マルシェ)は全て閉鎖された。こうした状況を受け外務省は現在、フランスへ渡航・滞在者はテロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手を呼びかけている。特にイル・ド・フランス州へ渡航・滞在者は不要不急の外出は避け、事件現場周辺には近づかずテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場など不特定多数が集まる場所)は可能な限り避け、訪れる際には周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保を呼びかけている。また、海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えて、3カ月以上の滞在者は緊急事態に備え在留届の提出をうながしている。
2015年11月16日元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏ら各界の著名人が、原発テロを描いた映画『天空の蜂』(9月12日公開)に関してコメントを寄せた。同作は堤幸彦監督がメガホンを取り、俳優の江口洋介と本木雅弘が初共演する映画。作家・東野圭吾氏が1995年に発表した同名小説を原作に、原発テロ事件とその危機に立ち向かう人々の"8時間の攻防"が描かれる。映画の舞台は1995年8月8日の日本。最新鋭の巨大ヘリ「ビッグB」が一人の小学生を乗せたまま、福井県内の原子力発電所「新陽」の真上に静止する。遠隔操作によるハイジャックを実行した犯人は"天空の蜂"と名乗り、「日本全土の原発破棄」を要求。従わない場合は大量の爆発物を搭載したビッグBを原子炉に墜落させると予告する。原発の恩恵と危険性、翻弄されるマスコミ、人々の心理状態など、劇中で描かれるシーンの数々は現実とも重なり合う。2011年に発生した東日本大震災とその後を予見したような内容であるため公開前から注目を集め、試写室の連日の混雑ぶりにもそのことが表れている。一足早く作品を観た著名人から、その感想が届いた。堀江氏は、本作を「原発推進派は原発がゼロリスクでなく時には事故が起きることを正直に告白した上で有用性を主張すべきだし、反対派は感情論で何でも反対、どんな手段を用いても阻止すべき的な短絡的な動きをしてはならないよ、という戒めの映画」と説明。「その裏には感情を表に出さず黙々と働く、しかし時には非難を恐れて自分の意見を言わない卑怯な大衆が隠れている。言い訳を許さない映画」とも評している。「経済や強い力に依存する国民性や、そこに潜む『沈黙の怖さ』を、20年前に原子力の問題と絡めた物語をこの時代に映画化したことが画期的です」というのは音楽プロデューサーの小林武史氏。「フクシマ以前だからこそ、逆に伝わってくるエソラゴトの怖さは、人間を置き去りにして進みかねない科学や経済や政治の怖さでもあります。時代は懲りずに繰り返します。必見」と呼びかける。俳優陣からは「安易な臭いがしない映画である 安易な褒め言葉が似合わない映画である。 映画屋が作った、本物の映画である」(坂上忍)、「最後まで真相が分からず、ハラハラドキドキしました。親子・家族・同僚などさまざまな人間関係のなかで、いろいろな感情が切なかった」(福士蒼汰)、「壮大なテーマの中に激しいアクションシーンがあり、ハラハラしながらも親子の絆、同僚への信頼、大切な人への愛が描かれており、お互いへの思いが深まるすてきな作品です」(前田敦子)、「信じられないほど美しい緊張感と緊迫感。物語の幕が開いてすぐに、涙が止まらなくなり、後半は一時も目が離せない。いろいろなことがおかしい今の日本…たくさんのことが悲しい"今"に、観るべき…渾身の一作」(広末涼子)など。また、木下優樹菜が「手に汗握るだけではなく、体中から汗が湧き出るうえに涙無しでは見られないのでバスタオルを用意してください! フジモンには湯原(江口さん)と三島(本木さん)のように、仕事においても人生においても自分がこう!と思った信念を貫き通してほしいと思います!」、藤本美貴が「日本が直面している問題を描いた作品。今を生きる私たちにとって重要なテーマで、未来を作っていく子供たちにも伝えなければいけないと思いました。家族のために頑張っているお父さんたちをもっと応援したい気持ちになりました」とコメントを寄せるなど、ママタレントにも話題は広がっている。(C)2015「天空の蜂」製作委員会
2015年08月07日ジェイク・ギレンホールが『Stronger』への主演を検討しているようだ。2013年のボストン・マラソン爆弾テロ事件で両脚を失ったジェフ・ボーマンの体験を語るもの。ボーマンは、同名の体験記を昨年出版している。監督はデヴィッド・ゴードン・グリーン。その他の情報ボストン・マラソン爆弾テロ事件に関する映画は、ほかのところでもふたつ企画が進行している。ひとつはマーク・ウォールバーグがプロデュースと主演を兼ねる『Patriot’s Day』、もうひとつはダニエル・エスピノーサ監督の『Boston Strong』。ギレンホールは、現在北米公開中のボクシング映画『Southpaw』に主演。この秋には『エベレスト3D』が控え、9月のトロント映画祭のオープニング作品として上映される『Demolition』にも主演している。また、トム・フォード監督の次回作にも主演が決まっている。文:猿渡由紀
2015年07月30日フランスで現地7日に発生した銃撃事件を受け、同国内で11日に史上最大規模の反テロ集会が行われたが、その集会での表現の自由と反テロへの訴えはiPhoneというデバイスを通じて世界に広まりを見せている。フランスの地方紙Nice Matinは12日、iPhoneアプリ「Je suis Charlie」をApp Storeで公開した。「Je suis Cahrlie」のCharlieは銃撃事件の被害にあった新聞社「Charlie Hebdo」のCharlieであり、Je suisは英語の「I am」に相当する。「Je suis Cahrlie」では意味をなさないが、現在は表現の自由、そして反テロを訴えるスローガンとして使われている。同アプリでは、多くの機能が備わっているわけではない。アプリを起動すると、マップが起動し、そこには自分の現在置を示す、ペンを片手に持った吹き出しマークが出現する。そして、同アプリの存在をMessage、Email、Twitter、Facebookなどで拡散することができる。それだけのアプリだが、表現の自由、そして、反テロへの意思を表明できるようになっている。そしてもう一つだけ認識できるのが、賛同者の数である。同アプリは公開されてから間もないが、賛同者はすでに11万5000人を超えており、秒単位で増えていく様子がわかる。なお、英Independetによると、アプリ公開にあたり、Appleのティム・クックCEOに直にメールを送信、時間をあけずに返信が来たとし、緊急にアプリが公開された逸話を紹介している。Appleのアプリ審査の期間は公開されていないが、通常、1週間ほどかかるとされ、逸話が正しいとすると、Appleが異例の対応をとったことになる。
2015年01月13日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』と警察庁による7度目のコラボレーションとして、「テロ対策」を喚起するポスターが全国で掲出されることが決定した。これまでに「警察官採用キャンペーン」「自転車マナーアップキャンペーン」「シートベルト全席着用キャンペーン」「高速道路事故防止運動通行帯遵守」「歩行者反射素材着用警報発令」「エコドライブ作戦推進」と6度にわたって警視庁とコラボし、毎回衝撃的なビジュアルで注目を集めてきたが、今回は「この街をテロから守れ」というコピーのもとに「テロ対策」を呼びかける内容のポスターとなっている。本ポスターの背景には、5月1日より公開される長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』に登場する武装ヘリ「グレイゴースト」が怪しげに飛び、それを警棒で威嚇するイングラムと横一列にずらりと並んだ機動隊が鉄壁の守りを固めている。現在公開中の『第7章』、そして『首都決戦』で描かれるテロの脅威は決して絵空事ではなく、今の日本で起こりうるテロと警察の対峙をリアル志向で描いたポスターとなっている。ポスターは1月13日より、全国の都道府県で順次掲出される。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期 OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。現在、エピソード12「大いなる遺産」と「シリーズ総集編」で構成された『第7章』が公開中。5月1日からは、長編映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION –PATLABOR-」製作委員会
2015年01月13日ソニーがハッキングされ映画『The Interview』の公開が危ぶまれた事件、また現在大きな注目を集めるフランスの風刺週刊誌を巡るテロ事件と、ここ最近は立て続けに“表現の自由”を考えさせられる事件が起こっている。こうした流れを受けて、1月11日(現地時間)のゴールデン・グローブ賞(以下:GG賞)授賞式においても“表現の自由”が語られることになった。「US Weekly」によると、The Hollywood Foreign Press Association(ハリウッド外国人映画記者協会)のテオ・キングマ会長はスピーチの中で次のように述べたのだという。「今夜、我々は映画とTVの両方を称えます。あなた方の作品は感銘を与え、高揚させてくれました。また、美・希望・人間愛といったメッセージを与え、時には謙虚にさせてくれました。我々が何者なのかと我々が何者になれるかのギャップを強調することによってね」。「国際ジャーナリストとして、我々は芸術的表現の自由を知っています。表現の自由を抑圧しようとする人々に対し、共に団結し立ち上がりましょう。北朝鮮でもパリでも、どこであっても」。このスピーチに対し、女優のメリル・ストリープを筆頭に大勢のセレブから賛同の拍手が湧き上がったという。GG賞に出席したセレブたちは“表現する”ことに携わる機会の多い人々とあって、こうした問題は決して他人事ではないと感じているのだろう。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日昨年4月に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件を基にした映画を20世紀フォックスが製作することになった。ケイシー・シャーマンとデイブ・ウェッジが書いた書籍『Boston Strong』を映画化するもの。『ザ・ファイター』の脚本家、エリック・ジョンソンとポール・タマシーが昨年7月に映画化権を取得し、当初はケイシー・アフレックが主演とプロデューサーを兼任する予定だったが、話は止まったままで、アフレックが関わることはないという。監督には『デンジャラス・ラン』のダニエル・エスピノーザが興味を示しているが、これもまだ正式に決まってはいない。エスピノーザ監督は最近、スリラー映画『Child 44(原題)』を撮り終えたところ。出演はトム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパスら。文:猿渡由紀
2014年11月19日●言いたいことをすぐにパッと言えたら……WOWOWで10月19日からスタートする連続ドラマW『株価暴落』は、池井戸潤の小説が原作の金融サスペンス。爆破テロのターゲットにされた経営再建中の巨大スーパーを巡り、銀行員をはじめ、経営陣、警察などさまざまな人たちの思惑が激しくぶつかり合う。主人公である銀行マン・板東洋史を演じた織田裕二に話を聞いた。――まずは今回演じられたキャラクターについての感想をお聞かせ下さい。目的や信念に向かって真っすぐに進む主人公・板東の姿は、私たちが思い浮かべる織田さんのイメージとオーバーラップする部分が多々あるように感じられました。「台本に書かれた文字だけで見ると、確かにハッキリとした物言いは似てるかもしれないけど、板東の場合は『我慢』が先について来るんですよね。我慢して我慢して、これだけは相手に伝えないといけないから言っているのであって、自分とは全然違っているから…疲れるんです(笑)。そりゃ、言いたいことをすぐにパッと言えたら楽じゃないですか」――ということは、必然的に"耐える"演技が多かったということでしょうか。「僕が演じる板東は審査部の審査役という重要なポジションにいますが、高嶋政伸さん演じる企画部の副部長・二戸は板東の意見とは真っ向から対立している。相手の都合も分かり、自分の都合も考え、でも、ここだけは伝えないといけない、というところに来ていた板東はようやく発言するわけです。しかも、ストーリーは二つの部署の単なる意見の相違かと思っていたら、実はそうではなかったというところが面白いと思います」●描かれてるテーマは決して遠い世界の話ではない――縦に横にと、複雑に絡み合う登場人物の思惑と人間関係が、この作品の見どころの一つということですね。「組織ではよくあることですけど、板東は銀行のトップである頭取から、自分のしていることに対して『ダメだ』と言われるんです。『気持ちは分かるが、逆のことをしろ』と。当然、頭取命令ですから従わざるを得ないんですけど、頭取もはっきり『ダメ』とは言わないんですよ。『柔軟な対応を取れ』というように、言葉に含みがある。それは『もっといいアイデアがあるなら使わなくはない』とも受け取れる。ぶつかり合いつつも、相手の気分を害さずに、うまく事を進める…難しいですよね。そんな簡単にできるのならどうぞやって下さいと。でも、そういう上からの無茶ぶりって、よくありますよね(笑)」――ストーリー全体を見渡すと、単なる企業モノではないスケールの大きさと深さを感じました。「ひとつの会社が潰れれば、そこで働く人たちだけでなく、その家族にも大きな影響を及ぼすじゃないですか。ならば、間違っているんだけど会社を潰さないよう延命処置しよう、ガンの病巣を取り除く手術はせずに薬でごまかそう、とする。ちょっとそれはある意味、今の日本のやり方に似ているのかもしれない。良く言えばソフトランディングかもしれないけど、悪く言うと負の遺産をずるずると後輩たちに押しつけているのではないかと」――金融サスペンスの形をとりながら、現代日本の問題を浮き彫りにしているということでしょうか。「このドラマで描かれていることは、決して遠い世界の話ではないと思うんです。今の時代を生きる自分たちにも関係している、みんなが考えなければいけないことですよね。国民一人あたりの借金が約800万円と言われてますけど、実感がないじゃないですか。どんどん与党が変わって『ムダを排除した』といっても、結局どうなんだろう…? と。でも、他人事ではないんですよね」●「一人、ネクタイをゆるめている」という描写――自分のことだけでなく、他の人や身の回りの出来事について考えるきっかけになればいいと。「過去に作ってきた法律やルールが違うんじゃないかと、今、疑問に思い始めていますけど、実は僕らも同じことをしてしまっているのではないか、とも思うんです。そして後々、孫の代になって『おじいちゃん、おばあちゃんの世代はなんであんな法律を許したの?』と聞かれるかもしれない。その時、ただ『ごめんなさい』と謝るのか、それとも…。僕たちの身の回りには、ホントはもっと議論しなければいけない問題がたくさんあるように思うんです」――そういった状況を踏まえ、ドラマの中で板東という存在をどう見せていきたいと思いますか?「最近では会社員の方もあまり社員バッジをしないそうですが、板東はあえてバッジをしている。これは組織の中の歯車の息苦しさを象徴していますよね。あと、台本には『一人、ネクタイをゆるめている』という描写が多いんですが、それを見て、あ、彼は息苦しいんだなと。上司や融資先相手の外行きの顔が多く、息が詰まりそうな中、部下たちの前でネクタイをちょっとゆるめたりする。そんな彼がふっと気持ちを抜いた時、人間らしさというか素顔を少しでも見せることができれば。あとはひたすら我慢です(笑)」――余談ですが、ドラマファンとしては石橋凌さん、石黒賢さん、鶴田真由さんといった、かつて織田さんが共演された役者さんたちとの顔合わせには感慨深いものがあります。「気がつくと石橋さんとは20年くらい、石黒さん、鶴田さんとも長いお付き合いになりますよね。中でも、竜雷太さんに関しては、やっぱり『太陽にほえろ!』のゴリさんを見て育った世代ですから、僕も非常に感慨深かったです。それだけでなく、竜さんの芝居に対する姿勢にとても驚きました。あれだけの先輩にもかかわらず、あれほどのモチベーションや熱意で芝居に臨んでいるなんて。竜さんだけでしたからね、本番OK後、監督に『もう1回やらせて下さい』と申し出たのは。自分もああいうふうにいたいな、と思いました」出演はほかに高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、平山浩行、竜雷太、鶴田真由、板尾創路、石黒賢、石橋凌。連続ドラマW『株価暴落』は10月19日(22:00~)WOWOWプライムにてスタート。全5回(初回無料放送)。
2014年10月18日アメリカの4大ネットワークの1つであるFOXが、マサチューセッツ州ボストンにて2013年4月15日(現地時間)に発生した第117回ボストンマラソン爆弾テロ事件のTVシリーズ化へ動き出していると米エンタメ情報サイト「The Hollywood Reporter」など複数メディアが報じた。本プロジェクトは米「Boston Globe」紙の記者であるスコット・ヘルマンとジェナ・ラッセルの共著「Long Mile Home: Boston Under Attack, the City’s Courageous Recovery and the Epic Hunt for Justice」(原題)を原作として、多くのボストン市民の視点から、死者3名、負傷者282名を数えた未曾有の爆弾テロ事件をめぐっての悲しみ、恐怖、犯人逮捕の栄光を、事件当日から翌週にかけて追ったドキュメンタリーになるようだ。米「Boston Globe」紙は、同事件の報道で、ピューリッツアー賞を受賞している。『ザ・コンテンダー』(’00)や『ザ・クリミナル合衆国の陰謀』(’08)など、ポリティカル・サスペンスを得意とするロッド・ルーリーが、製作、監督、脚本を担当するとのこと。また、原作の著者2人がコンサルタンテーションを行うという。(text:Mieko Nakaarai)
2014年05月02日ミシェル・ウィリアムズが夫と最愛の息子を失う母親を演じ、ユアン・マクレガーが彼女の情事の相手という関係で共演すること話題作『ブローン・アパート』の予告編が到着した。情事の最中にテロ事件で夫と幼い息子を失った“若い母親”(ミシェル)。罪悪感と喪失感に苛まれる彼女だが、情事の相手で新聞記者のジャスパー(ユアン)により、事件に関して警察がひた隠しにしている驚くべき情報を知ってしまう…。単なるサスペンスムービーに留まらず、平穏な日々を突如として襲うテロの恐怖を描いた本作。テロが蔓延するこの時代に、“正義の味方”であるはずの警察は何故真実を隠そうとするのか?本作の製作に携わった時期は、ちょうど故ヒース・レジャーとの間に授かった子供の母親になったばかりだったというミシェル。母親になって全ての見方が変わったという彼女だが、その実生活での経験が役にどう反映されているのかにも注目したい。また、本作で音楽を担当しているのは、『LOVERS』、『ハンニバル・ライジング』でも映画音楽を手がけた梅林茂。彼が登場人物たちの“喪失”や“罪悪感”といった心情をどう奏でているのかも気になるところ。良き母親でありながらも抑えられない欲望、愛する家族を情事の最中に喪ったという罪悪感、そして喪失感など、様々な感情が複雑に絡み合う中、爆破事件の真実をきっかけに物語は急展開を見せる。母親、妻、恋人という異なる表情を見せるミシェルの演技は要チェック!『ブローン・アパート』は1月29日(土)より銀座シネパトスほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ブローン・アパート 2011年1月29日よりシネパトス銀座ほか全国にて順次公開© 2008 CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION/INCENDIARY LTD. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ユアン・マクレガー×ミシェル・ウィリアムズが“恋人”役で共演の最新作公開が決定
2010年12月17日