俳優の玉木宏が2012年に放送されるNHK大河ドラマ「平清盛」で、松山ケンイチ演じる主人公・清盛の“永遠のライバル”である源義朝役を演じることが分かった。5月11日(月)、東京・渋谷区のNHK放送センター敷地内で行われたキャスト発表会見で発表されたもので、玉木さんをはじめ、中井貴一(平忠盛)、小日向文世(源為義)、藤木直人(西行)、ARATA(崇徳天皇)、阿部サダヲ(信西)、大東俊介(平家盛)といった放送50周年の節目を迎える記念作にふさわしい豪華なキャスティングも明らかになり、松山さんも「日本を代表する役者さんが勢ぞろいした。清盛として魂ごとぶつかりたい」と興奮を隠せない様子だった。いまから900年前、王家と貴族が対立し、混迷を極めた平安末期。本当の親を知らぬまま、武士の新興勢力・平氏のもとで育てられた少年が、義父・忠盛と共に海賊退治を行い、一人前のサムライに鍛え上げられる。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれた平清盛に、新たな視点でスポットをあてる。玉木さんは「放送50周年の節目に出演できて、嬉しく思います。松山さんとは、ずっと共演してみたいと楽しみにしていたので、2人の関係性をどう演技でお見せするか楽しみ」と早くもライバル心がメラメラ燃え上がっている様子。迎え撃つ松山さんも「義朝はライバルだが、学ぶことも多い存在。そんな“持ちつ持たれつ”の関係や2人の絆を演じることができれば」と共演が待ちきれないようだ。また、清盛の義父・平忠盛を演じる中井さんは、昨年も松山さんと親子役を演じたばかり。「松山くんから『大河の話が来ている』と相談されて。僕が『武田信玄』(1988年放送の大河ドラマ)に主演したのが25歳のとき。いま、松山君は26歳だけど、当時の僕とは比べ物にならない感性で芝居をしているから『迷うことない。いい勉強になるよ』って」と“父”として背中を押したのだとか。これに対し、松山さんも「尊敬する貴一さんが言うなら間違いないなって。それに、また親子役ということでこれほど心強いことはないです」と“親子愛”の健在ぶりをアピールした。「いま、エンターテイメントの必要性が改めて考え直されるときだと思う。それだけに、特別なものになるように頑張りたい。自信はあります」と松山さん。大河主演という大役、豪華キャスト陣の援軍を得ただけに、その言葉にも力強さが増して聞こえた。今年8月からクランクイン。京都、広島(瀬戸内 厳島神社)、兵庫(神戸)、神奈川(鎌倉)などが舞台地となる。「平清盛」は2012年、NHKにて放送。■関連作品:ワイルド7 2012年新春、公開マイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会■関連記事:『ワイルド7』男心をくすぐる瑛太らのアジトに潜入!アクションの一端も明らかに瑛太、深キョンを乗せてバイク疾走も“ドS”監督から「もっと出せ」と非情命令逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感監督×長塚圭史×山内圭哉が語る『マイ・バック・ページ』試写会に80組160名様ご招待“先輩”妻夫木が松ケンにダメ出し!奥田民生はマイペース舞台挨拶
2011年05月11日先日公開を迎え、堂々の初登場1位を獲得した魅惑の歴史絵巻『大奥』。美しき男の園“大奥”を彩るキャスト陣の中から、佐々木蔵之介、玉木宏、阿部サダヲの3人の、5分を超えるインタビュー映像が到着!3人とも劇中衣裳で登場し、役柄や作品についてたっぷりと語ってくれた。よしながふみの人気漫画を原作に、二宮和也、柴咲コウをはじめ豪華キャスト陣が集結し、公開前から話題を呼んでいた本作。公開3日間で40万人を動員し、興行収入4.7億円というヒットスタートとなったが、その後の平日も6日(水)のレディースデイに全国で前日比247%の観客動員を記録したのをはじめ、女性を中心に幅広い年齢層の観客が劇場に足を運んでおり、今後どこまで数字を伸ばすか期待が集まる。シネマカフェの映画体験型サイト「シネマライブ!」では、大奥の“美しき男”No.1を決めるキャラクター選挙を公開前から実施!先日、その結果が発表されたが、今回の動画はこちらの選挙開催を記念して到着したもの。大奥の総取締役・藤波を演じた佐々木さんは、本作に登場する男たちを「それぞれに“生きがい”を求めて生きてきた」と説明。玉木さん演じる松島との“ラブシーン”が話題を呼んでいるが、佐々木さんは「満足してます…いや、物足りないですね(笑)!もうちょっと攻めていっても…」とユーモアたっぷりに語っている。その玉木さんは自身の役柄について「二宮くん演じる水野に対して、イイ人でありたいんだけれど、一方で秘めた野望も持っている」とニヤリ。大奥の古参で、原作ファンの間でも人気の高い杉下を演じた阿部さんは、やはりこの原作と実写版のバランスをいかに取るかで苦労した様子。さらに、三つ指を突いて水野を迎えるシーンでは「おめでとうございます」と言うべきところで思わぬセリフを口走ったそうで…。さらに、3人には「もし、男女逆転の世界になったら男女どちらに生まれたいか?」と質問。「男」と答えた佐々木さんは何をしたいのかを問われ、なぜか「豆腐屋?」。同じく「男」と答えた玉木さんの表情は、劇中の計算高き松島そのもの?その思惑は…。そして、トリを務める阿部さんの答えは――?映画『大奥』は全国にて公開中。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYおよびシネマライブ!にてご覧いただけます。MOVIE GALLERY『大奥』“美しき男”キャラクター投票■関連作品:大奥 (2010) 2010年10月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 男女逆転「大奥」製作委員会■関連記事:『大奥』キャラ投票ジャニーズコンビが演じた水野&鶴岡がワンツーフィニッシュ二宮和也、佐々木蔵之介の理想の男性像は「玉木宏」『大奥』佐々木蔵之介インタビュー玉木宏との“ラブシーン”の自己採点は…?二宮、柴咲の将軍役衣裳の印象は「布団のような着物」ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位
2010年10月08日映画『大奥』(金子文紀監督)の公開記念舞台挨拶が10月2日(土)、東京・千代田区の丸の内ピカデリー1で行われ、主演の二宮和也(嵐)、共演の柴咲コウ、玉木宏らが出席した。漫画家よしながふみの人気同名漫画を原作に、男女の役割が逆転し1人の女将軍に美男3,000人が仕える女人禁制の江戸城“大奥”の世界を描く物語で、二宮さんが貧乏旗本の息子から大奥入りし、御中臈に出世して八代将軍・吉宗(柴咲さん)の寵愛を得る水野を演じた。前日1日(金)の映画の日に305スクリーンで公開され、観客動員17万人を記録する好スタートを切った。大奥内でも群を抜く聡明さと美貌を兼ね備えた松島を演じた玉木さんは「初日から(佐々木)蔵之介さんとのラブシーンを撮影して、こんなハードなシーンから入っていかなくても…と思いましたが、蔵之介さんがリードしてくれて楽しくできました」とご満悦の様子。大奥総取締・藤波役の蔵之介さんは「前日に監督が一人二役でト書きにないようなことまでやってくれて、俺と玉ちゃんはそれを見せられたので、それなりに準備はあった」と苦笑い。「気持ちは通じていたと思います」と“相思相愛”を強調する玉木さんの言葉に「(監督から)カットがかからなかったら、もっといっていたと思う。幸せな役で一生の思い出として残していきたい」と悪ノリモードに切り替わった。その後も、司会者からの理想の男性像を聞く質問に、蔵之介さんが「玉木さん。映画の中ではあそこまでですが、俺の中ではまだ終わっていない気がする」。玉木さんも「蔵之介さん。(ラブシーンの)続きがやれたらいいですね」と見つめ合う始末。二宮さんも「玉木さんですね、男から見て美しいなって人って生きていてそういないんですけど。正直、蔵さんと一緒に寝ているシーンでは、蔵さんが卑猥にしか見えなかった」。満場の女性ファンの笑いを誘った。一方、同じ質問に柴咲さんは、中村蒼が演じた垣添の名を上げ「ピュアで一途で真っ直ぐでいい。自分が男でも女でもそんな子になりたいし、相手が男でも女でもそんな子がいたら」。堀北真希が答える場面で二宮さんは身を乗り出してアピール。だが「大勢の中でも動じることなく堂々とみんなをまとめていた監督です!」の回答に「今年1番のアピールをしたのに…」とガックリしていた。『大奥』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)『大奥』佐々木蔵之介インタビュー『大奥』“美しき男”キャラクター投票■関連作品:大奥 (2010) 2010年10月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 男女逆転「大奥」製作委員会■関連記事:『大奥』佐々木蔵之介インタビュー玉木宏との“ラブシーン”の自己採点は…?二宮、柴咲の将軍役衣裳の印象は「布団のような着物」ちょんまげが似合う俳優ランキングは大混戦!大沢たかおが錦戸亮を抑え1位シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第7回)映画で見てみたいカップルと言えば?柴崎コウ×二宮和也共演、話題の時代劇『大奥』クリアファイルを5名様プレゼント
2010年10月02日嵐の二宮和也と柴咲コウを主演に迎え、よしながふみの同名漫画を映画化した歴史絵巻『大奥』に、堀北真希、大倉忠義(関ジャニ∞)、玉木宏、阿部サダヲの4人が出演することが発表された。本作は、謎の疫病により男性の人口が激減した江戸時代、男女の役割が逆転し、一人の女将軍に三千人の美男が仕えるという世界を舞台に、人々の野望や愛憎を映し出した歴史絵巻。ひと筋縄ではいかない大奥において士道を追い求め、剣の腕と才覚でのし上がっていく主人公の旗本・水野祐之進を二宮さんが、男勝りの八代“女”将軍・吉宗を柴咲さんが演じることが昨年末に発表されていた。そして今回新たに発表されたキャスト4名の役どころを順にご紹介!NHK大河ドラマ「篤姫」で和宮を演じて以来の時代劇出演となる堀北さんが今回演じるのは、水野と幼なじみで、名門薬問屋の娘・お信(写真左上)。水野とは両想いながら、貧乏旗本と名門薬問屋という身分違いのかなわぬ恋に身を焦がし、思い悩む。堀北さんは「誰も思いつかないような面白い設定のこの作品に出演することが決まり、わくわくしています。また、役者として尊敬している二宮くんと共演させていだだけるということで、大変嬉しく思います。男性ばかりの大奥がどんな華やかさを醸し出すのか楽しみです。私は好きな人を大奥に送り出す役どころですが、幼なじみ同士の、お互い素直になれない恋のゆくえを楽しみにしてほしいです」とクランクインをかなり楽しみにしている様子。堀北さんと同じく「篤姫」での坂本龍馬役以来の時代劇出演となる本作で、大奥のエリート集団“御中臈(おちゅうろう)”にあって、飛びぬけた美貌と聡明さで将軍の寵愛と出世を狙う松島(同右上)を演じるのは玉木さん。上司にあたる大奥総取締役の藤波や部下の鶴岡(後述)とも体の関係を持つ策略家という役どころに挑む。玉木さんは「厳しい時代に生まれ、その中でそれぞれが自分らしく生き抜くための術…。フィクションでありながら、僕が演じる松島を含め、登場人物ひとりひとりの気持ちに共感することが出来ました。原作と同じく、いまの世の中に向けて、大切なことがたくさん詰まった 作品になるよう、大奥の一員、松島をしっかり演じたいと思います」と役への共感と撮影に向けた意気込みを語っている。そして意外にも(?)哀愁漂う二枚目男・杉下(同右下)を演じるのが阿部さん。杉下は、大奥に入って10年になる古参であり、貧しい御家人の家の出ということもあって、ある種の諦観を抱きつつも、大奥に一生を捧げる決意を持っている。新入りの水野に大奥での作法や、生き方を教える男という役どころで、これまでとはひと味違う阿部さんが見られそう。「杉下、かっこいいですっ!」と興奮気味の阿部さん。TV、映画での本格時代劇出演は初めてとなるが「江戸時代に近い体型を活かして頑張ります!」と気合い十分。そして、注目はこの人!映画初出演となる大倉さんが演じるのは剣の達人・鶴岡(同左下)。大奥の道場No.1の腕前を持ちながら水野との試合で敗北を喫し、さらに恋慕する上司・松島(玉木さん)に捨てられたことで乱心し、水野に決闘を挑むという美しくも誇り高き男。「初めて二宮さんと共演することになり、とても楽しみにしています。また、現場ではいろいろと勉強させてもらいたいです。豪華な共演者の方々の中で、自分の色を出せるように頑張ります」とコメントを寄せてくれた。水野と鶴岡の鬼気迫る決闘シーンに加え、愛憎がうごめくドロドロの人間ドラマをどのように表現するのか?撮影開始前から想像するだけでも期待に胸が熱くなる!二宮さん、柴咲さん、堀北さん、玉木さん、阿部さん、大倉さんと、ズラリと並んだ豪華な顔ぶれにただ驚くばかりだが、今後、このメンバーに負けない豪華な共演陣が新たに発表される予定とか…。『木更津キャッツアイ』シリーズを成功に導いた磯山晶プロデューサーと、『雨あがる』で日本アカデミー賞を総なめにした荒木美也子プロデューサーのタッグだからこそ実現可能なこの豪華歴史絵巻。完成作がどのような輝きを放つのか、いまから待ち遠しい!『大奥』は今後、4月のクランクインに向けて準備が進められ、10月1日(金)より全国にて公開。■関連作品:大奥 (2010) 2010年10月1日より全国にて公開© 男女逆転「大奥」製作委員会■関連記事:二宮和也&柴咲コウでよしながふみの人気漫画「大奥」映画化女将軍に美男子三千人!
2010年02月16日