パレスホテル東京が、舘鼻則孝とコラボレーションしたアフタヌーンティーを開催。2016年10月10日(月・祝)から10月31日(月)まで期間限定で提供する。静かな秋の夜長になかなか昇らない月を横になって待つ「寝待月 -MOONRISE-」がテーマで、舘鼻則孝にとっては、初となるフードメニューのディレクション。夜空を表現したナイトブルー、そして光と影で月をメニューに表現している。アフターヌーンティーでは、三段重をカクテルと一緒に提供。舘鼻らしい独特な色彩のスイーツを薄墨色のサブレで覆って月の光を輝かせた「光のお重」や、満月をダークチョコレートで表した「影のお重」はそれそれ儚く美しい月をイメージしている。それらに加えて、クロワッサンサンドウィッチやサーモンの手毬寿司が入る食事の「お重」が加わる。秋らしく巨峰のリキュールを使用したカクテルは、澄み切った夜空と満月を表現。まろやかで優しい味わいだという。「ザ パレス ラウンジ」ではアフターヌーンティー&カクテル、メイン バー「ロイヤル バー」ではカクテルを展開する。 今回のコラボレーションは、「美しい国の、美しい一日がある。」というコンセプトを掲げるパレスホテル東京と、日本が古来から培ってきた精神性を用い独創的な作品を発表してきた舘鼻則孝。それぞれがその世界観に共鳴し実現した。【開催概要】「アフタヌーンティー ~MOONRISE~」提供場所:1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」料金:1名 4,800 円/カクテル又はシャンパン付き 6,600 円(税込・サービス料別)提供期間:2016年10月10日(月・祝)~10月31日(月)※13:00~16:30 ※土曜日・日曜日・祝日は14:00より提供※平日13:00~15:00のご来店にて、アフタヌーンティーセットを利用の場合に限り席の予約可能。問合せ・予約:03-3211-5309「カクテル ~MOONRISE~」 提供場所:1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」1F メイン バー「ロイヤル バー」料金:2,000円(税込・サービス料別) 提供期間:2016年10月10日(月・祝)~10月31日(月)問合せ・予約:「ザ パレス ラウンジ」 03-3211-5309「ロイヤル バー」 03-3211-5318
2016年10月04日TBSで9月26日、21時からの月曜名作劇場にて、舘ひろし主演の『天下御免トラック野郎 銀ちゃんの事件街道!』を放送することが2日、わかった。舘が演じるのは、平成のトラック野郎・竜崎銀之助、通称"銀ちゃん"。大手の下請けの、さらに下請けの個人事業主として、デコレーションされた長距離トラック"デコトラ"を走らせ、ほかのドライバーが嫌がる面倒な荷物を厄介な条件下で日本全国に運んでいる。銀之助のモットーは「交通ルールを守って、時間厳守で確実に荷物を届ける」。一見ダンディだが、中身は情に厚く涙もろい男で、ハンドルを握ると"とても優しくて慎重な紳士"になる。そして、渋い容姿と立ち居振る舞いから女性にもて、銀之助自身もほれっぽい大の女好きだが、なぜか恋愛対象の女性と2人きりという状況に耐えられないという欠点がある。物語は、ミステリーをはじめ、アクション、温泉・ご当地グルメなどの旅情、笑いあり涙ありの人情話、さらに、助手席に乗り込んで来るマドンナとの恋愛など、盛りだくさん。銀之助の仲間でもある運転手には、友近、星田英利、そのほか、中村静香、齋藤めぐみ、田中健、高杉亘、川野太郎、金児憲史、矢野浩二、未唯mieらが出演する。舘は、「今回の企画は『トラック野郎』をやるかやらないかで始まり、本を書いていただきました。本があがり、これだったら謎の男の方が面白いかなとか、どんなデコトラにするか・・・やるんだったらアメリカンコミックっぽいデコトラが楽しいかな・・・とか、それなりに僕も考えながら作品ができあがりました」と完成までの経緯を説明。そして、演じる銀之助について、「女が苦手な女好き(笑)。スカジャンにサングラスとちょっと不良っぽい感じで、あれ? 昔に戻っちゃった、みたいな・・・。自分を省みると、わりと似ているような気がしました」と共感も示し、「舘ひろしがトラック野郎? でも意外だから面白いと思っていただける作品になったらうれしいです」と話している。(C)TBS
2016年09月03日大正元年に建築され、国登録有形文化財にも指定されている大磯迎賓舘にて「ゆかた de イタリアン ’16」が2016年8月26日(金)に開催される。浴衣がドレスコードの「ゆかた de イタリアン ’16」は美味しい料理と音楽、そして夏らしい花火を特別な空間で味わうことの出来る大人のための夏イベント。海を臨むダイニングでは、本場ナポリの味が楽しめる窯焼きピッツァや香ばしいグリル料理、そして夏ならではの地元食材をイタリアンにアレンジした料理の数々が用意される。また、同日には平塚花火大会も開催され、約3,000発の花火をゆったりと鑑賞できる。歴史的洋館で優雅に花火を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】ゆかた de イタリアン ’16日時:2016年8月26日(金) 18:00開場 / 18:30開会※雨天決行※平塚花火大会 同日19:00〜20:00 約3,000発会費:1人 8,000円 / 未成年 6,000円(料飲税サ込)ドレスコード:ゆかた歓迎会場:大磯迎賓舘住所:神奈川県中郡大磯町大磯1007TEL:03-3359-5830※イベント申し込みは大磯迎賓舘公式ホームページより可能。
2016年07月14日舘鼻則孝による文楽公演「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge / Nomadic Nights」が、3月23日、24日にフランスにあるカルティエ現代美術財団で開催される。300年以上の歴史を誇る日本の伝統芸能である文楽は、三業(太夫、三味線、人形遣い)で成り立つ三位一体の人形劇。ユネスコ無形文化遺産にも登録された日本の重要無形文化財となっている。今回開催される公演では、遊女の履く下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」の作り手として世界的に知られる、日本人現代美術家の舘鼻則孝が舞台監督を担当。文楽人形遣いの名手である三世桐竹勘十郎をはじめとした同公演のためだけに結成された特別な一座で、3人の遊女が織りなす短編3幕を上演する。なお、舘鼻は舞台美術や衣装も担当しており、日本の伝統工芸士とともに緻密に作り上げられた舞台や衣装、小道具なども注目の舞台となっている。【イベント情報】「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge / Nomadic Nights」会場:カルティエ現代美術財団住所:261 Boulevard Raspail, 75014 Paris, France会期:3月23日、24日時間:19:45~20:30
2016年03月11日NHKBSプレミアムの連続ドラマ「クロスロード」の第1話完成試写会が2月16日(水)都内で行われ、主演の舘ひろし、共演の神田正輝、北乃きいが出席。北乃さんは舘さんから「世間は君に注目しているんだ!」と太鼓判を押され、恐縮しきりだった。ドラマは、25年前にとある事件を捜査した警察官の尾関辰郎(舘さん)と、その捜査過程をすっぱ抜いた新聞記者の板垣公平(神田さん)。そんな男2人が、時のすう勢と年齢によって最前線を離れ、時を経て再び対峙していく姿を描く。北乃さんはベテラン勢との共演を「緊張するし、いまも圧が凄い」と表しながら「舘さんとのシーン撮影がまだなくて、今後あるかどうかも分からないけれど、ぜひ」と期待すると、当の舘さんは「ないです」とイタズラっぽく即答。北乃さんを「え!?ないんですか?」と慌てさせつつ「俺は言っちゃいけない事を言うからねぇ~」とダンディな笑みを浮かべていた。また北乃さんが「舘さんや神田さんがいない撮影の日でも、お二人のお名前が出る。スタッフさんに愛されていると感じる」と舘さんを見つめると、舘さんは「見つめないでよ、愛されていると勘違いしちゃうから」と切り返し、北乃さんを赤面させていた。さらに写真撮影の時間になると、舘さんは「彼女を真ん中にしよう」と提案。恐縮しきりで辞退する北乃さんに舘さんは「世間は君に注目しているんだ!」といい、これに神田さんも「望遠レンズで君の事しか撮ってないよ」と乗っかり、“石原軍団”パワーで北乃さんをタジタジにしていた。NHKBSプレミアム「クロスロード」は、2月25日(木)21時スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日『さらば あぶない刑事』の大ヒット御礼舞台挨拶が2月10日(水)、東京・新宿バルト9で行われ、主演の舘ひろしと柴田恭兵、村川透監督が登壇。ファンからの質問に応える形で、シリーズ30年間の“舞台裏”を明かした。女性ファンから「いままでで一番の“あぶない”出来事は?」と質問された舘さんは、「セリフが4行以上あったこと」と告白。一方、柴田さんは「舘さんが現場に女性を連れてきたことがあって…」と暴露し、ファンは大盛り上がり!当の舘さんはサングラス越しに照れ笑いを見せていた。それでも舘さん&柴田さんの“あぶ刑事”コンビにとって、この日が最後の舞台挨拶だけに、普段はダンディ&セクシーな二人もしんみりモード。舘さんが「この作品で柴田恭兵という俳優に出会えて、刺激を受けたのはもちろん、ファンの皆さんに出会えたのはとても幸せ」と語れば、柴田さんは「シリーズが終わって、ユージを演じられない以上に、タカと会えないのがさみしい。まあ、舘さんとは会えますけど(笑)」とシリーズ完結に思いをはせた。約10年ぶりに製作された劇場版の新作にして、シリーズ最終章にあたる本作。定年退職を5日後に控えたタカ(舘さん)&ユージ(柴田さん)が、凶悪な中南米マフィアとの戦いに身を投じる。1月30日(土)に全国公開された本作は現在までに、観客動員60万人を突破。早くも前作『まだまだ あぶない刑事』(’05)の動員・興収を上回るハイペースでヒットを記録している。歴代6作品の総興収は82億円。ファイナル作の大ヒットを受けて、シリーズ累計興収100億円突破の可能性も出ており、「本当に皆さんのおかげです。ありがとう!」(舘さん)、「幅広い世代の皆さんに育てていただいた」(柴田さん)と感謝を新たに。村川監督は「スタッフを代表し、お礼を申し上げます」と挨拶していた。『さらば あぶない刑事』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日映画『さらば あぶない刑事』の初日舞台あいさつが30日、都内で行われ、キャストの舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、菜々緒、木の実ナナ、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗と村川透監督が出席した。全国公開中の本作は、1986年にスタートしたテレビドラマ『あぶない刑事』シリーズの完結版。定年退職まであとわずかになった横浜港署捜査課刑事コンビのタカ(舘)とユージ(柴田)。中南米マフィアと横浜中の犯罪組織を巻き込んだ、刑事人生最後の戦いに挑む――というアクションストーリーだ。劇中のタカとユージさながらサングラス姿で登場した舘と柴田は、観客の大歓声に満面の笑み。テレビドラマ放送開始から30年、「タカとユージは若かったでしょうか?」と笑いを誘った柴田は、「舘さんじゃなかったら、タカとユージは出来なかった。懐の深い舘さんと出会えて良かった」と感無量。一方の舘も、「『あぶない刑事』は、僕の代表作の1つ。柴田恭兵という俳優との出会いでした。"恭サマ"にたくさん影響を受けました」と感謝した。そんな2人の横で、仲村は、「今心の中で舘さんの『泣かないで』が流れてます。自分にとって宝物でもある作品が終わるのは、寂しいけど楽しんで頂けたら」と感慨深げ。木の実も、「舘さんと柴田さんを見てると、泣けてきちゃって……」と瞳を潤ませると、舘は、「泣かないで~♪」と歌ってノリノリ。ファンからのメッセージボードがお披露目され、「泣きそうです」と感激する柴田にも、すかさず、「泣かないで~♪」と肩を抱いて笑いを誘っていた。舞台あいさつ最後は、30年ものの1986年製シャンパンで乾杯する一幕も。サングラスを外した柴田は、「『あぶない刑事』ファンに支えられて、これまでやってこれた。長い間、ありがとう。これで最後です」とファンに呼び掛け、「でも、アンコールの声が聞こえたら……、夢で会いましょう」と名残惜しそうにあいさつ。舘も、「この作品に出会えて良かった。みなさんが支えてくれたおかげ。心から感謝申し上げたい。どうもありがとう!」と大きく手を振ってイベントを締めくくった。
2016年01月31日1986年開始の大人気刑事ドラマのフィナーレとなる『さらば あぶない刑事』が1月30日(土)に公開を迎え、主演の舘ひろしと柴田恭兵をはじめ、浅野温子、仲村トオル、木の実ナナらシリーズを彩った面々が一堂に会し、ファンに別れを告げた。この日、舘さん、柴田さんらは物語の舞台でもある横浜を皮切りに新宿で舞台挨拶を行い、そしてこの銀座に到着したが、劇場前には多くのファンが詰めかけ、身動きが取れないほどに。キャスト陣を乗せたバスが到着すると、歓声と拍手に包まれた。舞台挨拶でも、登壇陣は劇場後方から客席の間の通路を歩いて壇上に上がったが、ここでも割れんばかりの歓声がわき起こる。舞台挨拶にはシリーズからのメンバーのベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、今回の劇場版ゲストの菜々緒、そして村川透監督も登壇。舘さんは、30年分の感謝の気持ちを「Thank you!」とシンプルに口にし、柴田さんは「謝謝」とおどける。浅野さんは「(舘さんと柴田さんの)2人が歩いてくるのを見て『大人になったなぁ』と思いました。昔なら、1時間くらいファンサービスして動かなかったでしょうけど、時間を考えられるようになったんだなぁと。それを見ただけで感無量です!」としみじみ。仲村さんも「寂しさと感動で泣きそうです。いま、僕の心の中で舘さんが僕のためだけに『泣かないで』を歌ってます」と語り、笑いを誘ったが、木の実さんは既にステージに上がった段階で号泣。「泣けてきちゃった。本当に感謝しかないです。一生忘れないです」と涙ながら語ったが、ここで舘さんが本当に「泣かないで~♪」と低い歌声を響かせ、会場は笑いと拍手に包まれた。改めて「あぶない刑事」とは何だったのか?と問われると舘さんは「柴田恭兵という俳優との出会いだったと思います。恭さまと出会えて、いっぱい影響を受けて、その後の作品ができるようになったと思います」と30年もの間、タッグを組んできた相棒への感謝を口にする。柴田さんも「舘さんに会えてよかったです。大下ユージは舘さんから生まれました」とうなずいた。最後に柴田さんは「本当に感謝しています」とファンへの思いを口にし「これで最後です…でも、アンコールの声が聞こえたら…」とシリーズ完結への寂しさをにじませつつ「夢で逢いましょう!」とユージらしくセクシーにキメて、この日一番の拍手の中、キャスト陣は再びファンの間を通って退場した。『さらば あぶない刑事』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月30日舘ひろしと柴田恭兵がバディを組み、“タカ”と“ユージ”の愛称で親しまれてきた伝説的刑事ドラマシリーズ「あぶない刑事」。その完結編となる劇場版『さらば あぶない刑事』の公開を記念して、1月21日(木)にナニワの街の象徴、道頓堀にて、公開直前プレミアイベントを実施。主演を務める舘さん、柴田さんが船に乗って4,000人を超えるファンの前に登場した。女性に優しく悪を許さぬタカことダンディー鷹山、弱いものを見れば放っておけない正義漢ユージことセクシー大下が横浜を舞台に、犯罪を追い、暴れまくり、軽妙なトークと激しいアクションで繰り広げる伝説のシリーズ「あぶデカ」。今回10年ぶりの来阪となった舘さんと柴田さん。“あぶ刑事”仕様に装飾された全長18mのスタイリッシュな船に乗りファンの前に登場すると割れんばかりの歓声が沸き起こり、「こんにちは!大阪イェーイ!」と舘さんが叫ぶと柴田さんも「ダンディー鷹山イェーイ!」と叫び、それに続くように「セクシー大下イェーイ!」(舘さん)、「あぶ刑事ベイビー!イェーイ!」「10年ぶりだぜイェーイ!」(柴田さん)と寒さを吹き飛ばすかのようなハイテンションでスタート。“あぶない刑事”さながらにサングラスをかけた4,000人ファンたちを前に「本当に異様ですね」と圧倒された舘さんだったが「30年やってきて、もっとやりたい事もあったけど、本当にやり切った感じがしています!」とスッキリとした表情で心情を明かすと、柴田さんも「素晴らしい映画が出来ました。是非、観て下さい」と想いを語った。定年の設定とは言え、劇中では舘さんのバイクアクションから柴田さんの全力疾走など様々なアクションが登場するが、難しい所、気合を入れた所はと問われると、舘さんは「あんまり無いです。普通です」とバッサリ。「10年ぶりに(バイク)乗ったんですけど、5、6回で(感覚が)戻ってきました」と言ったのに対し、柴田さんは「実は(舘さんのバイク)補助輪が付いてるんですよ。CGで消してるんです(笑)」と暴露!?仕返しと言わんばかりに舘さんは「今日は恭サマが道頓堀の水の上を走ります!(笑)」と言うと、柴田さんが走るフリを見せ、ファンを沸かせた。最後にメッセージを求められた舘さんは「メッセージはありません(笑)。とにかく観て下さい!」と語り、柴田さんも「1度観るよりも、2度観た方が面白い」と話し声援止まぬ中、会場を後にした。『さらばあぶない刑事』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日1月30日公開の映画『さらば あぶない刑事』のレッドカーペット&完成披露舞台挨拶が12日、東京・新宿の歌舞伎町で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀、村川透監督が出席した。本作は、1986年のテレビドラマ放映開始から30年、2005年の劇場版から11年、長年愛され続けてきた『あぶない刑事』のシリーズ最後となる作品。1月30日の公開を前に、総勢12人の『あぶ刑事』ファミリーが新宿・歌舞伎町に勢揃いし、歌舞伎町のど真ん中に敷かれたレッドカーペットを練り歩いた。レッドカーペットインベント後には舞台あいさつが行われ、本作の脚本作りにも携わったという舘ひろしは「長谷部安春監督が作った最初の『あぶデカ』に原点回帰したいと思い、今回は映画を作る前にミーティングをしました。僕としては原点に戻った出来という気もしましたが、温子が(ストーリー展開と関係なく)どわっと入ってきて私としては予想外でしたね」と笑わせると、名指しされた浅野は「私なりに演技を一生懸命真面目にやっていたらブルドーザーみたいなこと言われて失礼だと思うわ!」とお冠だったが、「きっと皆さんに楽しんでいただけるものになっていると思います」と作品の出来には自信。舘とこれまでタッグを組んできた柴田も「70過ぎたら言い訳もできたり舘さんが台詞を覚えられなくてもしょうがないと思いますけど、この歳でやれました。舘さんも台詞を喋れたし、僕も走れたし、すごく楽しかったです。本当にいい作品だと思っています」と胸を張った。本作で『あぶデカ』シリーズは最後を迎えるが、仲村が「皆さんが応援していただけると奇跡が起きるのかなと思っています」と期待感を漂わせば、菜々緒も「私自身も終わって欲しくないという気持ちですし、皆さんのお力添えがあれば終わらない気がします」と観客にアピール。最後に舘が「本当に手前味噌ですが、いい作品が出来たと思っております。これに携わってくれた俳優さん、そしてスタッフの皆さん、ここにいる皆さんに心から感謝したいと思います」と感謝の言葉を口にし、観客から花束を渡されて笑顔で会場を後にした。映画『さらば あぶない刑事』は、1月30日より全国公開。
2016年01月13日『さらば あぶない刑事』完成披露試写会が1月12日(火)に開催され、歌舞伎町でのレッドカーペットに続き、舘ひろしに柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀に村川透監督が舞台挨拶に登壇した。1986年のTVシリーズ誕生から30年を数え、6本目の劇場版にして完結編となる本作。鷹とユージの横浜港署の破天荒コンビがついに定年退職を迎えるまでの最後の5日間を描く。大歓声に迎えられ、舘さんも柴田さんも感激の面持ち。柴田さんは「みなさんのいっぱいの思いで、この映画を作ることができました」とファンへの感謝を口にする。さらに「本当は70歳を超えてからやろうと思ってたんです。それなら舘さんがセリフを覚えてなくても言い訳できるから(笑)。でもこの歳でやれて、舘さんもセリフ言えたし、僕もなんとか走れて、本当に楽しかったです」と笑顔で振り返った。舘さんも「寒い中、お越しくださってありがとうございます」と詰めかけたファンに優しく微笑む。完成した映画について「10年ぶりの映画ということで、原点回帰しようと、脚本段階から携わらせていただきました。港署のみんなが集まるとすごいエネルギーがありました」と振り返るが、一方で「オンコ(=浅野さん)だけは、(物語の流れと関係なく)ドワッと入ってきて(笑)、予想外でした」と述懐!これを受けて浅野さんは「原点って何?私なりに真面目にやってたのに、私だけブルドーザーのように全部なぎ倒して帰ったように言われて、失礼しちゃうわ!」とおかんむり。変わらぬやり取りに会場からは温かい笑いが起きる。続いてコメントを求められた仲村さんは「最近、この順番でコメントを求められて話しづらい!」と肩をすくめつつ、自身の前に課長のイスに座っていた故・中条静夫さんについて言及。「撮影中は意識しなかったけど、完成した映画を見て、(自身が演じた)町田透から中条さんのニオイを感じた」としみじみ。と、ここでもいい話で終わるかと思いきや“先輩”柴田さんから「おれは感じなかったけど!」と厳しいツッコミが入り、「あ、自分に甘すぎですか…?」と苦笑い。それでもファンに向けて「中条さんもちゃんといらっしゃいます!」と予告。自身、TVシリーズ開始時は20歳だったが「30年後に同じ役を演じている可能性は考えてなかったです。これまでも“ラスト”と言われるのは何度かあったけど(笑)、今度こそ、最後ということで寂しく、切ないです。みなさんの応援で、もしかして奇跡が起こったりするのではないかと期待しています」とさらなる続編への期待と意欲を口にし、会場は熱い拍手に包まれた。長谷部さんは、感激のあまり声を詰まらせながら「30年間、最高のスタッフとキャストと一緒に仕事ができました」と語る。長谷部さんの父は、TVシリーズおよび、劇場版1作目のメガホンを握った故・長谷部安春監督だが「父もちょっと悔しがりながら喜んでるんじゃないかと思います」と語った。最後の挨拶で、柴田さんは「絶対にヒットする自信があります!」と大見得を切りつつ「でも、万が一があるので(笑)」とユージそのままの口調で口コミでの映画のアピールを呼びかけ、最後まで笑いを誘う。退場間際には観客のひとりが大きな花束を持って舞台に駆け寄ると、舘さんは「ありがとう」と笑顔で受け取った。『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日約10年ぶりとなるシリーズ最新作『さらば あぶない刑事』の完成披露イベントが1月12日に、東京・新宿の“日本一あぶない街!?”歌舞伎町で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルらおなじみの『あぶデカ』メンバーが勢ぞろい。約50メートルのレッドカーペットが敷かれた歌舞伎町セントラルロードには、当選倍率20倍を勝ち抜いた幸運なファン1000人が駆けつけ、寒さを吹き飛ばす声援を送っていた。『さらば あぶない刑事』完成披露イベントその他の写真1986年のドラマ放送以来、根強い人気を誇る『あぶない刑事』の劇場版第7作にして、完結編。定年退職まであと5日と迫った横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山敏樹(舘)&ユージこと大下勇次(柴田)が、凶悪な中南米マフィアとの戦いに立ち向かう。大声援を浴びた舘は「寒いなか、皆さんの暖かい気持ちが胸にしみます。どうも、ありがとう」と感謝の意。「今回の映画は、すごく面白いです。『原点に戻った作品をつくりたい』という気持ちがうまく映像化できた。ぜひ楽しんで」と自信をこめてアピールした。“相方”の柴田も「胸を張れる映画になった。1度より2度、2度より3度楽しめるので、何度でも映画館に足を運んでもらえれば」と誇らしげ。名コンビを見守り続けた浅野は「ぜひ、ロングランになるよう、お力を貸してください」とファンに呼びかけた。また、仲村は「一緒にカラオケに行った先輩がなかなかマイクを話さず、僕は30年間、横でタンバリンを鳴らしていた。今回も一生懸命鳴らしています(笑)。『あぶデカ』ファンとしては、さみしい気持ちもあります」とシリーズ完結に感慨しきりだった。この日のイベントにはベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀、村川透監督が出席した。『さらば あぶない刑事』1月30日(土)から全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年01月12日伝説的刑事ドラマシリーズの完結編となる『さらば あぶない刑事』の完成披露試写会が1月12日(火)に開催。主演の舘ひろし、柴田恭兵におなじみの浅野温子、仲村トオルらキャスト陣が新宿・歌舞伎町に敷かれたレッドカーペットを歩き、千人のファンの歓声を浴びた。1986年にTVシリーズがスタートした「あぶない刑事」の6本目の劇場版にして完結編。定年退職を5日後に控えた鷹とユージの最後の事件を描く。この日は、都内で初雪を観測するなど、この冬一番の冷え込みとなったが、TOHOシネマズ新宿前に敷かれたレッドカーペット脇には早朝から熱烈なファンが並び、最終的に1千人もの人々が詰めかけた。登壇陣は次々と車でレッドカーペットに乗り付ける。最初に姿を現したのは、劇場版ゲスト出演者の菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀。続いて、シリーズのレギュラー人であるベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、そしてTV版からメガホンを握ってきた村川透監督が登場し、会場は徐々にヒートアップしていく。最後に、白塗りのベンツから舘さん、柴田さん、浅野さん、仲村さんという“レジェンド”が降り立つと、会場の熱気は最高潮に達した。舘さんと柴田さんはサングラスにスーツでキメて、軽やかにレッドカーペット上を歩き回り、ファンの歓声に応える。会場のあちこちから「鷹さ~ん!」「ユージ!」といった歓声が飛び交う。壇上に上がった舘さんは「本当に今日は、寒い中ありがとうございます。みなさんの温かい気持ちが胸にしみました。どうもありがとう」と挨拶。柴田さんは「みんなに応えられる映画ができました」と完結編に自信をのぞかせる。浅野さんは、満面の笑みでカーペットを駆け回っていたが「朝早くからいらしてくださったという方もいると聞いて、嬉しくて歩きながら申し訳ないような気持ちでした」と感激を口にする。仲村さんは「これで『さらば』と言われると僕もファンとして寂しいけど、出演者としては、先輩とカラオケに行ったらずっと先輩がマイクを離さずに閉店を迎えたような気持ち(笑)。僕は30年間、ずっとタンバリンを叩いていたようなもので、今回の映画でも一生懸命、タンバリンを叩いてます!」と語り、会場は笑いと歓声に包まれた。『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日画家の田中千智の個展「田中千智展」が、16年1月29日から2月7日まで東京・渋谷にあるBunkamura1階のギャラリーにて開催される。田中千智は、国内外での多数の展覧会を行う他、小説の表紙や挿絵、舞台や映画のイメージビジュアルなどを手掛ける、近年目覚ましい活躍を見せる画家。果てのない夜や燐光の森、淡くゆらぐ雪の丘、置き去りにされた情景など、黒と白の鮮烈なコントラストによって独自の死生観が描き出された作品は、見る者にセンチメンタルな物語を想起させる。Bunkamuraで開催する2回目の個展となる同展では、未発表の新作を中心に多数の油彩原画を展示・販売。今最も注目される画家のうちのひとりである田中が持つ引力をたっぷりと体感出来る個展となっている。【イベント情報】「田中千智展」会場:Bunkamura Box Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura 1F メインロビーフロア会期:16年1月29日~2月7日時間:10:00~19:30(最終日は17:00まで)入場無料
2016年01月06日テレビドラマ放送開始から30年、そして2005年の劇場版最新作から10年。社会現象を起こし、ドラマと映画史上において“伝説”を作った舘ひろしと柴田恭兵主演で贈る「あぶデカ」。今月ついに『さらばあぶない刑事』として本当のラストを迎える本シリーズから、2016年最初の新年の挨拶映像が到着した。定年を目前にしたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、かつて2人が壊滅した銀星会の残党を追って、危険ドラッグ・覚せい剤・拳銃の取引がされるブラックマーケットを2人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題。そんな2人の前に現れたのは、世界の闇市場を暴力で牛耳り縄張りを広げる中南米マフィア。このままでは横浜が犯罪都市にされてしまう。史上最強の敵を前に、命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。キャストには、定年退職を5日後に控えたタカとユージ役の舘さんと柴田さんのほかに、浅野温子、仲村トオルを始めとするレギュラー陣が総出演! さらにゲストとして、吉川晃司、菜々緒が参加し、スクリーンを華々しく彩る。今回解禁された映像では、ポスターをバックに、ダンディー鷹山こと舘さんとセクシー大下こと柴田さんが新年のご挨拶。公開を迎える新年を祝うと共に、舘さんが「2016年、僕たちはついに“定年退職”を迎えます。」と話し、柴田さんが「今年で“ドンパチ”は卒業です」と宣言!さらには舘さんが「蛍の光」を熱唱し、ラストには柴田さんが「劇場で観ないと俺たちに撃たれちまうぜ!」と言い放ち、まさに「あぶデカ」節満載の映像に仕上がっている。公開まであとわずかとなった本作。大スクリーンで2人を見ることができるのも今回がラスト!最後までこの2人から目が離せない。『さらばあぶない刑事』は1月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月01日舘鼻則孝の作品は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ、数々の美術館に永久収蔵されている。自然が描く光景が、時空を越えてなおそこにあるように、舘鼻の作品には凛とした佇まいがあり、どこまでも本質的な美を追求しているように思える。舘鼻の美意識はどのように構築されたのか。そして今年30歳を迎えた舘鼻が考える「人間が生きる目的」とは?ー東京藝術大学在学中は、日本美術を学ばれた舘鼻さんですが、なぜ、日本美術を選んだのでしょうか?高校生の頃、ファッションデザイナーになりたいと思い、ヨーロッパに留学してファッションを学ぼうと考えました。でもその時に、洋服はヨーロッパのものだなと感じたんです。というのも、ヨーロッパの学生達にとってファッションを学ぶことは、自国の文化を学んでいることになるんですよね。でも、僕にとっては異国の文化を学ぶことになる。そのような環境では、自分が彼らに勝てる訳がないと思い、自分にしか出来ない事は何かを徹底的に考えました。その時に、日本にも和装というファッションがあるじゃないか、と気がついたんです。そこで、和装文化や伝統技法を深く学べる東京藝術大学で、友禅などの伝統工芸や日本美術を学ぶことを選びました。ー自然が残る鎌倉・源氏山のふもとで育ったと伺いました。ご自身が育った環境は、クリエイションにどのように影響していますか?自然に近い環境で育ったことに影響を受けていると思います。ファッションは独学で、大学でも美術の勉強をしていたので、自然界の動物や植物から多くを学びました。芸術の世界では、自然界の中に綺麗な形があって、その本質を捉えることができるかが問われます。表面的な美しさではなく、物事の本質を捉えるということが重要です。つまり、客観的に物事を判断する能力が問われる。自然の中で暮らすということは、自然の中から“本質的な美”を自分で見つけていく力が養われるということ。自然に囲まれた環境で育ったことで、感覚的に物の善し悪しを推し量ることを教わりましたね。ー西洋美術と東洋美術では、空間の捉え方や自然との距離感がだいぶ異なりますね。洋服のパターンの立体感と、和装の持つ平面性にも相反するものがあるように感じますか?すごく簡単に言うとですが、西洋美術は空間的な物事の把握の仕方。一方、東洋美術は様式的に物事を捉えます。その違いは、環境に由来する点が大きいと考えています。例えば、ヨーロッパは空気が乾いていて、光が綺麗。だから、物に光があたった時に、しっかりとそのシルエットが見えます。でも、日本は湿気が多く、光が乱反射してしまうので、シルエットがじんわりしていますよね。東洋では、光と影のコントラストが強く見えることはないので、それが結果的に平面的に物事を捉えるということにつながり、様式化された美を創造したと言ってもおかしくないと思います。ーレディー・ガガが履いたことで一躍有名になったシューズも立体的なプロダクトですよね。東京藝大では、友禅など日本文化を学んでいた舘鼻さんが、そこから立体的な作品に飛躍していく時に、何があったのでしょうか?確かに藝大で勉強したのは、日本の古典的な様式ですが、それは要素として必要だっただけで、クリエイションにおいて、日本の古典的な表現をしたかった訳ではありませんでした。現代の日本人は和装ではなく洋装で暮らしていますし、自分は新しいことをしたかったので、作品を言葉にするならば現代的でなくてはいけなかった。作品になった時に、現代の日本の暮らしにあったカタチである必要があったわけです。ー古典的な技法を使いながらも、現代の美意識や暮らしにあった形を追求した作品だということですか?結局、古典的な日本と現代の日本がコラボレーションしているのが、僕の作品だと思っています。要するに、古典的な日本はそのままに、西洋文化が入ってきた文明開化以降の日本で育った文化と融合させる。言い換えれば、西洋と東洋のコラボレーションとも言えると思います。自分が海外で評価される理由は、作品の中に西洋と東洋が要素として共存しているからです。ー今日の撮影で用意して頂いた下駄とシューズもまさに西洋と東洋の対比、そして融合が表現されているということでしょうか?この(花魁が履くような高下駄を連想させる)下駄の作品は二次曲面だけで構成されています。一方、この(踵が地面につかない構築的な)ヒールレスシューズには二次曲面がなく、三次曲面しかありません。三次曲面で構築されたシューズは、下駄とは作品を作るにあたってイメージした時代が違います。下駄の作品が日本古来の文化が息づく江戸時代までであるならば、ヒールの作品は、西洋文化が入ってきて立体的な美しさが追求されてきた時代のものというイメージです。この二つの作品には、ギリシャ彫刻のように立体的な美を捉えたものと、日本的な様式化された平面的な美の違いが込められています。だから、この二つは両方作らないと作品として成立しないんです。ー今後やっていきたい活動はありますか?大学生の頃は「自分が一番になりたい」という気持ちもありました。でも、今はチームで動くことが好きで、みんなで共有していくことを大切にしています。僕はまだ若いかもしれないけど、技術や知恵、そして文化を伝承していく仕組み=プラットフォームを作っていきたいと思っています。ケーススタディをわかりやすいパッケージにして残していくことの方が、すごく大事なことだと思っています。伊勢神宮の式年遷宮も、まさに技術と文化の継承の仕組みですよね。ーデジタルテクノロジーが発展し、デジタル化が進むからこそ、チームの必要性を感じる時代だということでしょうか?カリスマ性を持ってブランドを導いていくデザイナーになる選択肢もあったかもしれない。でも、それは自分が死んだ後、終わってしまう気がして、僕のブランドでは、チームであることをアピールすることにしています。技術が高いとか、作品がかっこいいとかは当たり前で、そこのレベルはクリア上で仕事しているつもりです。だから、そういったことはもうどうでもよくて、もっとこれからどういう働き方をして、後世に繋げていくかということの方が大事な気がします。ー(舘鼻さんの)後世に繋げていくことが大事という思いは、なぜ強くなったのでしょうか?僕の靴を初めて履いてくれたのはレディー・ガガさんでしたが、はじめて靴を買ってくれたのは美術館でした。だから、キャリアのかなり早い段階で、自分の作品が美術館に収蔵されて後世まで残ることが決まっていた。自分が物を生み出すことに責任が生じるからこそ、どういう動き方をして、何を生みだすべきかを深く考えるようになりました。それまでのエゴイスティックな作品と決別し、技術や発想を共有すること、継いでいくことが大切だという思いが大きくなりましたね。美術館は人類の文化を保管する場所。戦争や武力抗争時でも、美術館や博物館は攻撃してはいけないと決まっている(※1)ように、人類共通の目的として、作り上げてきたものを共有するということは大切なことなんです。人間が生きる目的は共有することですから。※1武力紛争の際の文化財保護条約前編、テックとアルチザンが織りなす美は日本の職人技なしでは生まれない--アーティスト舘鼻則孝1/2に戻る。【舘鼻則孝プロフィール】85年、東京に生まれ、鎌倉で育つ。15歳より独学で洋服や靴の制作を開始。06年、東京藝術大学に入学し染織を専攻。10年、卒業と同時に自身のメゾン「NORITAKA TATEHANA」を設立しコレクションを発表。15秋冬のイリス・ヴァン・ペルヘンでは3Dプリンタを使ったシューズを担当。14年12月から15年1月にかけて、渋谷ヒカリエで初の個展「舘鼻則孝展」を行った。レディー・ガガやダフネ・ギネスが作品を愛用するなど、ファッション界からもアート界からも注目を集めている。
2015年12月17日3Dプリントを採用した舘鼻のヒールレスシューズが、寒空に突き刺さる氷河のようランウェイのモデルの足元を彩る。15秋冬パリコレクションで、最先端テクノロジーをファッションに昇華させるデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンが選んだのが舘鼻則孝のヒールレスシューズだ。舘鼻が語る、日本の職人技と最先端テクノロジーの融合とは?ー15秋冬のパリコレクションではイリス・ヴァン・へルペンのランウェイシューズを担当されました。3Dプリンティングを採用した構築的なデザインは、現代から、未来を感じる要素を組み込んだ作品でした。あれは日本で作られたものですか?僕が担当したイリスの靴は、3Dプリントだけは今回のスポンサーであるカリフォルニアの3Dシステム社で行ったのですが、他はすべて日本で制作しました。きっと、あのシューズは日本でなくては作れなかったと思います。日本人には手仕事が得意な職人的な文化がある。まだまだ発展途中の技術を使いながらも、いいものを作れるというのは、日本の職人の技があってのことだと制作を通じて感じました。ー3Dプリンティングを使った作品作りはどうでしたか?イリスとのコラボ以前から、いつも同じチームで3Dプリントを採用した作品を製作してきました。最初は3Dプリントで作品を作るのは、データを入稿したら出来上がってくるみたいに、簡単だというイメージでした。でも、実際やりはじめたら、モデリングでも、プリント工程でも問題が山積みで…。例えば、3Dプリンタの性能まだ低いので、積層の線が出てしまって、その線を職人さんが磨くには高度な技術が必要だったり。だから、3Dプリントにはコンビニエンスなイメージがありますが、実はものすごく手間と労力がかかっているんです。ーそれでも3Dプリントを使った作品づくりを続けるのは、どんな理由からでしょうか?今の3Dプリントは、コストも高いのですが、作れないカタチを生み出したりとか、制作時間を短縮したりという工業化だと考えています。工業化されたものを芸術に使うという矛盾はありますが、3Dプリントを芸術の域に昇華させるためには3Dプリンタのマシンがあればいい訳ではなくて、プリントするデータをモデリングする職人や、コンピューターというツールを使いこなせることが必要だということに気づいたからです。それは、昔の人が漆を塗る刷毛を使いこなすのと全く同じことだと思います。ーだからこそ、日本で制作する意味があるということでしょうか?そうですね。日本にいろんな分野の技術者がいるということが、上手くいく秘訣だと思います。日本というのは、古くから各地のお殿様がパトロンになって技術を発展させてきた職人の国。手仕事で色んな物が作れる国なんです。昔は、そのツールが刷毛であったり、絵の具の筆だったりしたけれど、それが時代を経てコンピューターやソフトウエアに変わった。だけど、日本人が得意とする手仕事は今も残っていて、それを活かせたからこそ、僕たちの作品が作れた訳です。だから、これを海外の人がやるのは難しいと思います。ーなんだか逆説的で面白いですね。新しいテクノロジーを取り入れたからこそ、モデリングをする新しい職人と、磨きを極めた昔ながらの職人の技、その両方が必要になってくるんですね。スタジオに置いてあった一面に文様が切り抜かれたステンレス素材の大きなパネルは、何に使うんでしょうか?あれはエンボスの型押しに使います。文様部分は、富山の工房がレーザーカットで切っています。富山県高岡市は、小学校にある二宮金次郎像がベストセラーというくらい、金属の加工が優れた鋳物の街です。こういったツールを持っているのは、型押しのパートを外注せず、僕らが手仕事で作品を作っているからなんですよね。板金を加工してもらった後は、自分達の工房で手作業でレザーに型押ししていく。だから、僕らは通常の型押しには使用しないような独自の型を発注しているんです。ー高岡の鋳物のような伝統的な技術と、舘鼻さんチームのクリエイティビティ、さらにはレーザーカッターのようなテクノロジーがあって成立する作品ということでしょうか?これまで色んな作品を作ってきましたが、最終的には人の手でフィニッシュするというのが面白いですよね。靴だったら、僕が最後の仕上げをしますし、金属の作品でも最後は職人が手仕事で磨いていきます。そういう磨きという作業は、抑揚がある工程なのでなかなか数値化できない。だから、数値をベースに機械に任せることが難しい。だから、人の手は絶対必要で、人の手がものづくりにおいて、なくなることはないだろうと思います。ー取材で様々な土地を訪ねるのですが、高齢の方も多く、この素晴らしい技術の未来を考える時があります。舘鼻さんは、日本の文化や技術の行く先を考えることはありますか。職人さんは、技術者なんですよね。つまり、技術者は僕らみたいな発信者ではないということなんです。それは、問題ではなくて、根本的な事実。職人はこれまで、自分たちがどのブランドのどのアイテムのパーツを作っているのかを知らずに働いている時代がありました。問屋が間に入っていたから、職人は受注を受けたパーツを納品することが仕事だったんです。ただ、そのままでは自分達は発信者でなく、注文をこなしているだけという思いになってしまう。さらには、誰かが仕事を持ってきてくれない限り、仕事にありつけなくなってしまうんです。僕はそういった職人さんたちも自分のチームに引き込んで、彼らのことも発信したいと考えています。彼らにアーティストになれということではなくて、お客さんや鑑賞者にそういう仕事があるということを知ってもらうだけでも違うと思います。作品にそれだけの人が関わっているということを知ってもらいたいし、その技術がどういった地域で行われているか伝えたいと思っています。どういう環境で、どうしてその場所でなくてはいけないのかという必然性を知ってもらいたい。例えば、鋳物の街・富山は、立山連峰の積雪による水源が豊富で水がきれいな土地です。そういう理由が技術にはあって、そういうところに日本らしさが隠れている気がするんです。ー日本の職人たちは与えられた環境の中で、ベストな解答を出すのが得意だと?地の利を活かしたクリエイションが得意だと思います。未来がどうなるかは正直分からないんですけど、僕の作品を作ってくれているおじいちゃんも70歳を超えていて、跡継ぎがいなくて。もし、このおじいちゃんがいなくなったら、この作品は作れないな…と思う時もあります。後編、昔はエゴイスティックだった。でも今は、文化を継承するプラットフォームを作りたい--アーティスト舘鼻則孝2/2に続く。
2015年12月17日9日、都内にある旧細川伯爵邸和敬塾でアーティスト舘鼻則孝による1日限りの展覧会「舘鼻則孝:面目と続行」が開催された。会場では新作であり、舘鼻が着想から3年の時を経て創作した座禅を組む黄金色の骸骨『Trace of Continuing History』(2015)をはじめ、新作、未発表作を含む約30作品が来場者を迎えた。今回、初披露となる強烈な存在感を備えた座禅する骸骨は、舘鼻自身の骨格をCTスキャンするところからはじまり、そのデータを3Dでモデリング。さらに、3Dプリントした樹脂の型を原型に、真鍮で鋳造したもの。舘鼻は「この作品は、2011年の東日本大震災で感じた死への恐怖を拭い去るための装置ともいえる。自分の死の姿を見いだすための想像は、翻って生む行為に近かった」と作品を前に語った。東京藝術大学に在籍中、花魁文化を学んでいた舘鼻。これまで彼が手掛けた作品には、花魁の高下駄を想起させるヒールレスシューズ、2メートル以上ある彫刻作品になった花魁のかんざしなどがある。同展覧会で初披露された『Theory of the Elements,(2015)』には、電子タバコ「プルーム」が納められている。同アイテムを目にした舘鼻は「これは、現代における花魁の煙管(きせる)のようだ」と感じたという。高下駄、かんざしに続き、「花魁のアイコニックなアイテムの最後のピースを埋めるような作業だった」と語る本作品では、現代の技術に触発されて古から伝わる技術を新たな視座から構築する。舘鼻が本展覧会で披露した作品は、どれも時空間を越えていくような生命力を備えているようだ。過去から現代、そして未来へと時が流れているとしたとしても、彼の作品の前にすると、そのどれもが一時に束ねられたような不思議な感覚になる。「見えるもの以上に大切なものは何かを問い、目に見えないものを信じる力を表現した」という舘鼻の言葉を反芻し、深く納得した展覧会であった。
2015年12月14日シリーズ最終作『さらば あぶない刑事』の公開を控える舘ひろしのブルーノート東京でのライブに、サプライズゲストとして浅野温子が出演。館さんの歌手デビュー40周年を祝福した。1986年のテレビドラマ放映開始から30年、2005年の劇場版最新作から10年を経て、本作で復活を遂げるとともにラストを迎える「あぶデカ」シリーズ。舘さん&柴田恭兵のコンビをはじめ、浅野さんや仲村トオルといったレギュラー陣が総出演し、ゲストに吉川晃司や菜々緒が参加し、シリーズ最終作を彩る。「あぶデカ」シリーズでタカこと鷹山敏樹を務めてきた舘さんは、今年で歌手デビュー40周年のアニバーサリーイヤーを迎え、全レーベルの垣根を越えた自身初のオールタイムベストアルバム「ANTHOLOGY ~40th ANNIVERSARY BEST ALBUM~」を先日リリース。その発売を記念し、JAZZの殿堂・ブルーノート東京にて、「舘ひろし "JUST ONE NIGHT"-デビュー40 周年記念スペシャルライブ- 」と題した1夜限りのスペシャル・ライブが実施された。超満員となった2回の公演では、観客から「舘さ~ん」「かっこいい」「タカー」と呼び声が上がるほどの盛り上がりをみせた。そしてサプライズゲストとして浅野さんが登場すると、会場はさらにヒートアップ。「オンコー」「カオルー」と呼び声が上がり、舘さんは『さらば あぶない刑事』のエンディングテーマ「冷たい太陽」を浅野さんの前で熱唱した。ライブMCでは、浅野さんは「たっちゃんにいつも『うるさい』『いい女をやれ』『いい女の服を着ろ』と言われ、今日は声のトーンを低くして、こんなセクシーなドレスにしてみました。 たっちゃんが、ちゃんと歌詞を間違えないで、格好良くできるのかなと思ったけど、格好良かったね。いつも言いますが、無駄にスタイルいいでしょ。でも本当無駄なんです。いろんな意味で、現役感バリバリで(笑) 」と、「あぶデカ」でのタカと浅野さん演じるカオルさながらの“あぶない”トークが披露されたライブを終えて館さんは「ファンの皆さんの温かさを感じたステージで、幸せ者だなって思いました。もう65歳だし、曲によっては体力的に辛かったけれども楽しかったです。オンコが来てくれると、力強いし心強いね。どんなときでも。オンコは素敵だよ。何十年もやってますけど、恭さまとトオルとオンコと俺の4人が並ぶととすごいパワーを感じるんですよ」と、改めて浅野さんをはじめ「あぶデカ」への愛を述べた。最後に館さんは、「面白いです。手応えを感じてます。後悔はさせません!!」と本作をアピールした。『さらばあぶない刑事』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日舘ひろしと柴田恭兵を主演に迎え、ドラマや映画史上において“伝説”を作り、社会現象をも巻き起こした「あぶデカ」。来年1月、ついに本当のラストを迎える『さらばあぶない刑事』の前売り券の発売を記念して、主演2人が演じるタカとユージのスペシャルコメントが解禁された。本作は、1986年のテレビドラマ放送開始から30年、2005年の劇場版最新作から10年。社会現象をも巻き起こし、日本中から愛され続けてきた「あぶない刑事」シリーズの完結編。定年を目前にしたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、かつて2人が壊滅した銀星会の残党を追って、危険ドラッグ・覚せい剤・拳銃の取引がされるブラックマーケットを2人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題。そんな2人の前に現れたのは、世界の闇市場を暴力で牛耳り縄張りを広げる中南米マフィア。このままでは横浜が犯罪都市にされてしまう。史上最強の敵を前に、命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。また今回、舘さん、柴田さん、浅野温子、仲村トオルを始めとするシリーズレギュラー陣総出演という奇跡をも観ることができる本作。さらに、ゲストとして、吉川晃司、菜々緒らも参加し、これまでの「あぶデカ」に加え、華々しくスクリーンを彩るキャスト陣が集結している。今回解禁された映像は、主演の舘さんと柴田さんが演じるタカとユージのコメント映像。シリーズを見ていた人なら思わず懐かしいと思ってしまう“歴代劇場版復刻チラシ”が映る映像から始まる。復刻チラシを見て舘さんは「懐かしい」柴田さんは「どの映画も全部同じような感じ」と笑ってコメント。印象に残っているチラシを聞かれると舘さんは『もっともあぶない刑事』を指し「おねがい。タイホして。あのコピーがすきだったなあ」と語る一方、柴田さんは「全部同じだと思ってます。全部楽しかったです」と歴代のビジュアルについてコメント。また、思い出に残っているシーンを問われると、「どの作品も舘さんのハーレーだけです。使い回しで良かったんじゃないかな」とシリーズを振り返り、思わず笑いを誘ってしまう劇中さながらのやり取りが垣間見えるそんな映像となっている。タカとユージのコンビを見ることができるのも本作が最後。ぜひ大スクリーンで2人の“最後の5日間”を目撃してみて。そして、10月31日(土)より本作の前売り券が発売開始となる。今回の前売り特典には、「さらばクリアファイル」に加え、「歴代劇場版復刻チラシ」もついており、シリーズ最後にふさわしい垂涎の豪華特典となっている。『さらばあぶない刑事』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月30日来年1月30日(土)に公開を控える、“刑事=バディ”物の原点にして頂点となるシリーズの完結編『さらば あぶない刑事』。本作で主演を務める舘ひろしが、デビュー40周年となる今年、レーベルの垣根を越えた初のオールタイム・ベストアルバムを発売することが決定。さらに、本作の公開に併せて「冷たい太陽 Final Version」を新たに収録、あの伝説的エンディングテーマがスクリーンに蘇ることも分かった。連続ドラマの放送開始より30年、劇場版としては2005年以来、10年ぶりにタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)の名コンビがスクリーンに還ってくる本作。定年を間近に控えるタカとユージは、このまま退職か? それとも殉職か? 刑事生活最後の5日間をめぐるドラマが、迫力のアクションと共に繰り広げられる。仲村トオル、浅野温子らおなじみのメンバーに加え、吉川晃司、菜々緒といったゲストも華やかに登場、子どもから大人まで幅広いファン層を持った「あぶデカ」シリーズがついに完結を迎える。さらに、デビュー40周年のアニバーサリーイヤーを迎えた舘さんは、歌手としての足跡を辿る歴史的集大成ベスト・アルバム「ANTHOLOGY ~40th ANNIVERSARY BEST ALBUM~」が12月9日(水)に発売されることになった。1975年のロックバンド「クールス」時代のデビュー曲「紫のハイウェー」からソロ作品「朝まで踊ろう」、初CD化となるシングル「ベイビー・ドール」など、当時の楽曲から厳選なる選曲を舘さん自らが行い、大ヒット曲「泣かないで」、石原裕次郎の没後25年を記念したカバーしたアルバム「HIROSHI TACHI sings YUJIRO」から「嵐を呼ぶ男」など、全35曲を収録。そして、「あぶデカ」シリーズには欠かすことのできない、舘さんの歌うエンディングテーマ「冷たい太陽」が新たに「Final Version」として収められ、これで見納めとなる“タカ”&“ユージ”の名コンビとともにスクリーンでも復活する。また、“TVあぶない刑事オープニングテーマ用”「She’s So Good」のDemo Versionも新たに見つかり、ボーナストラックとして収録される。今回、ジャケット写真も発表されたが、約40年前にソロ第一弾として発表したシングル「朝まで踊ろう」のジャケットと同じポージングで新たに撮りおろし。当時の舘さんがまるでタイムスリップしたかのようでもあり、スタイリッシュで大人の色気が漂う写真となっている。なお、アルバム発売を記念して12月13日(日)には「舘ひろし"JUST ONE NIGHT"-デビュー40周年記念スペシャルライブ-」と題した一夜限りのライブも決定。「さらばあぶない刑事」サウンド・トラックも12月9日(水)より発売される。<舘ひろしコメント>気がつけば私もデビューして40年という歳月が過ぎたそうです。私自身はあまりピンとこないのですが…。その節目に今までの音楽活動をアルバムにまとめてみないかとお話を頂戴し、私が所属した数社に跨るレコード会社の垣根を乗り越えた初のアルバムをリリースすることになりました。自分で懐かしい音を聴きながらの選曲です。自ら選曲しその時代時代の自分の曲を聴き返しますと、その時代その時代で支えてくださった多くの方々がいらしたのを実感します。もちろん今このアルバムを手にとってくださった皆様もそのお一人です。心より感謝します。『さらば あぶない刑事』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などで知られる、田島隆による司法書士漫画の新シリーズを田中圭主演で映画化する『劇場版 びったれ!!!』。このほど、田中さん始め、ライバル弁護士役の山本耕史や黒幕の実父役・竹中直人らも登場する、待望の予告編映像が公開となった。本作は、「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努(田中圭)が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた伊武は、いまでは極道から足を洗い、司法書士となって亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質にとられてしまう…。テレビドラマ放送時にも好評を博し、満を持して映画化となった本作。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などを手がけてきた田島隆による同名漫画が原作となるだけに、1つ1つのエピソードがとにかくリアル。今回の劇場版も、田島さん自身初のオリジナル脚本を共同執筆し、全面監修した。予告編映像では、さまざまな困難に直面する伊武(田中さん) 、それを支える杉山(森さん)が登場。田中さんは、元・極道の姿からメガネ男子のシングルファーザー、そして司法書士と見事に演じ分けている。さらに、法律家でありながら「法は人間を救ってなんかくれない」と宣戦布告をするライバル弁護士・霧浦(山本さん)、そして裏から操る伊武の実の父・制覇 (竹中さん)が、伊武の前に立ちはだかる。かりんや杉山、善良な市井の人々を守るため、義理と人情の“たんかを切る”田中さん演じる伊武の姿を、まずは予告編から確かめてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日ドラマ放映から30年、さらに最後の映画から10年となる舘ひろし&柴田恭兵主演の“刑事=バディ”物の原点にして頂点「あぶない刑事」シリーズの劇場版最新作『さらば あぶない刑事 』。このたび本作のポスタービジュアルが解禁になると共に、公開日が2016年1月30日(土)に決定したことが明らかとなった。減らず口をたたきながら、クールに洒落たコートの襟を立てる二人。横浜の街は多少姿を変えたが、港署のタカとユージは今も犯罪者にとって最悪の刑事だ。 タカとユージにとって最後の事件は暴力団銀星会の残党を叩いたのが発端。背後に最強の敵の影が。二人の命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。舘さんと柴田さん、仲村トオル、浅野温子らレギュラー共演陣に加え、舘さん演じるタカの恋人役で菜々緒の出演も決定した本作。そしてこの度、モノクロ写真が印象的なクールなポスタービジュアルが解禁となった。本ポスターのアートディレクターにはトヨタ「ReBORN」、サントリー「GREEN DA・KA・RA」シリーズを手がけた佐野研二郎、カメラマンに雑誌「SWITCH」5月号の“ジャズタモリ”特集を撮影した巨匠・操上和美、コピーライターに『STAND BY ME ドラえもん』の「いっしょに、ドラ泣きしません?」、「アースミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」の「あした、なに着て生きていく?」などの名コピーを手がけてきた児島令子という一流のアーティストが集結!クランクアップ直後となる5月28日に撮影が行われ、現場の熱気そのままにタカとユージがスタジオに登場。操上さんの切るシャッター音に呼応するかのように2人のテンションもあがり、モニターに写真が上がってくるたび、現場スタッフからは「カッコイイ…」と声が漏れるほど。キャストもスタッフもノリに乗ったセッションで完成したのはアップと全身の2種ポスターは、今週末から劇場に掲出されるという。来年の1月は熱すぎる冬を迎えることになりそうだ。『さらば あぶない刑事』は2016年1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日舘ひろしと柴田恭兵の刑事コンビでおなじみの人気シリーズ『あぶない刑事』が、約10年ぶりに劇場公開作品『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』(2016年正月公開予定)として復活することが2日、都内で行われた「2015年東映ラインナップ発表会」で発表された。『あぶない刑事』は、1986年に日本テレビ系のテレビドラマとして誕生した刑事物語。横浜を舞台に、港警察署捜査課の"タカ"こと鷹山敏樹(舘ひろし)、"ユージ"こと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍をコメディタッチで描いている。1987年に劇場版第1作となる『あぶない刑事』が公開された後、1988年に『またまたあぶない刑事』、1989年に『もっともあぶない刑事』、1996年に『あぶない刑事リターンズ』、1998年に『あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE』、2005年に『まだまだあぶない刑事』とこれまで6作の劇場版が公開された。シリーズを通して広域暴力団「銀星会」との抗争も描いてきたが、最新作ではタカとユージが最後の事件としてその銀星会の残党を叩いたことで、背後に"最強の敵"の影が浮かび上がる。果たして2人は、「夢見る優雅な年金生活」を無事に送ることができるのか。おなじみの仲村トオル演じる町田透、浅野温子演じる真山薫も登場。劇場版の3作目と4作目のコンビ、村川透監督と脚本・柏原寛司が再びタッグを組む。この日の発表に際し、主演の2人からコメントが寄せられた。舘は「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け"オトナ"になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです」と早くも公開が待ち遠しい様子。「私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大奮闘する最後のあぶない刑事を是非ご高覧ください」と呼びかけ、「足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」とアピールした。一方の柴田は「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です」と断言し、「これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります」とシリーズを支えたファンにメッセージ。「いつもどおりジョークも添えてスクリーンで派手なお別れパーティーを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」と冗談を交えて劇場への来場を呼びかけた。そのほか、出演者や主題歌についてなどの詳しい情報は明かされなかったが、当日配られた資料にはタカとユージのこんなやりとりが掲載されていた。大下「俺たちがバケーションを楽しんでる間に港署も変わっちまったらしいな」 鷹山「薫は?」 大下「結婚するみたいよ」 鷹山「え!? 相手はもしかして愚かな動物か?」 大下「トオルのこと? あいつは県警本部にゴマすって出世一筋」 鷹山「ハマもまた悪党どもがのさばってるってよ」 大下「最高だぜ、復帰のタイミングとしちゃ」 鷹山「休み明けのデカの恐ろしさを見せてやるか、たっぷりとな」「東映ラインナップ発表会」は、東映がその年に配給する作品を発表する目的で、毎年この時期に行われている。今年は『悼む人』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『王妃の館』『海難1890』『幕が上がる』など20作品。多田憲之社長は冒頭のあいさつで、今年のテーマを「娯楽度1000%」と掲げた上で、『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』について「大変な大人なエンターテイメントになるのでは」と期待を寄せていた。■2015年の東映配給作品(公開予定順)1.『悼む人』2月14日公開2.『花とアリス殺人事件』2月20日公開(※)3.『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日公開4.『幕が上がる』2月28日公開(※)5.『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』3月14日公開6.『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』3月21日公開7.『ドラゴンボールZ 復活の「F」』4月18日公開8.『王妃の館』4月25日公開9.『ズタボロ』5月9日公開10.『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』5月23日公開11.『おかあさんの木』6月6日公開12.『白魔女学園 オワリトハジマリ』6月13日公開(※)13.『アリのままでいたい』夏公開予定14.『劇場版 仮面ライダードライブ(仮)』『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE(仮)』夏公開予定15.『ガールズ・ステップ』秋公開予定16.『映画Go!プリンセスプリキュア(仮)』秋公開予定17.『起終点駅 ターミナル』秋公開予定18.『海難1890』12月公開予定19.『仮面ライダー×仮面ライダーMOVIE大戦2016(仮)』冬公開予定20.『さらば あぶない刑事―long good-bye―』2016年正月公開予定※配給協力作品およびODS作品
2015年02月03日舘ひろし&柴田恭兵主演の人気刑事ドラマ「あぶない刑事」シリーズの10年ぶりとなる新作にして、完結編となる『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』の製作が2月2日(月)に開催された東映のラインナップ発表会で明らかになった。「あぶない刑事」は1986年にTVシリーズがスタートし、その後も「もっとあぶない刑事」(’88~’89)が放送されているのに加え、1998年にはスペシャルドラマとして「あぶない刑事フォーエヴァー」も放送。劇場版もTV放送直後の1987年の第1作から計6作が製作されており、もっとも最近では2005年に『まだまだあぶない刑事』が公開されている。横浜を舞台に港署の“タカ”こと鷹山敏樹と“ユージ”こと大下勇次の破天荒な刑事コンビが暴れ回る姿を描き高い支持を集め、舘さんと柴田さんに加え、仲村トオル、浅野温子らレギュラー共演陣も人気を誇った。今回の最新作は誕生から30年目の2016年公開予定で、実に10年ぶりの新作となる。現時点で、配布された資料により明らかになっているのは、2人にとって最後の事件となるのは、暴力団「銀星会」の残党を叩いたことに端を発し、タカとユージは「銀星会」の裏にいる最強の敵との対決を余儀なくされるということ。第1シーズンから演出陣に名を連ねており、劇場版3作目『もっともあぶない刑事』、4作目『あぶない刑事リターンズ』でもメガホンを握った村川透が監督を務め、同じく第1シーズンから劇場版に至るまでずっと、本シリーズの脚本を担ってきた柏原寛司が本作でも脚本を執筆している。撮影はこれからだが、今回の発表に際し、舘さんと柴田さんからコメントも到着。<以下、コメント全文>■舘ひろし「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け“オトナ”になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです。私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大興奮する最後のあぶない刑事を是非ご高覧下さい。足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」■柴田恭兵「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です。これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります。いつもどおりジョークを添えてスクリーンで派手なお別れパーティを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」舘さんは今年の3月の誕生日で65歳、柴田さんは8月で64歳を迎える。2人合わせて130歳に届こうかという2人が最後の「あぶ刑事」でどんな走りとアクションを見せてくれるのか?期待が高まる。『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』は2016年正月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日東京都・渋谷の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、レディー・ガガの専属シューメイカーとして知られる舘鼻則孝の個展を開催する。開催期間は12月17日~2015年1月12日まで、開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、舘鼻則孝のアーティストとしてのさまざまな側面をみせるべく、いくつかの美術館に収蔵され、彼のアイコンとも言えるヒールレスシューズのほか、かんざしをモチーフとしたオブジェなど、十数点を展示する。今回の個展に際して舘鼻は、「『ヒールレスシューズ』と称される私の大学卒業制作は、海外のファッション業界で注目されたところから始まりました。しかし、それは花魁の履く高下駄から着想を得たものなんです。日本の伝統的な染色技法である友禅染を学んだ大学時代には、古典に倣って着物や下駄の制作をしました。日本的な様式化された平面的な芸術と、西洋的な身体研究に基づく空間的な芸術は、相対する価値観のように感じられますが、それらが共存しているのが現代の日本でもあります。戦後の日本、西洋文化が流入してきた現代だからこそ共有できる価値観が、日本の文化価値を再構築する可能性を秘めているのではないでしょうか」と語っている。なお、舘鼻則孝は1985年生まれのアーティスト。2006年に東京藝術大学美術学部工芸科に入学、染織を専攻。2010年、大学卒業時に制作した底の厚い靴(ヒールレスシューズ)がレディー・ガガのスタイリストの目に留まり、専属シューメイカーとなったことで脚光を浴びる。近年は、「Future Beauty」(2012年、東京都現代美術館ほか)、「イメージメーカー展」(2014年、21_21 DESIGN SIGHT)などの展覧会に参加するなど、積極的にアートの領域に踏み込みながら、作品の発表を行なっている。
2014年12月01日渋谷ヒカリエ8階のアートギャラリーで、アーティスト舘鼻則孝の個展が開催される。期間は12月17日から1月12日まで。舘鼻則孝は東京藝術大学を卒業するとともに、レディー・ガガの専属シューメイカーとなったことで一躍注目を集めたデザイナー。花魁の高下駄にインスピレーションを得たという厚底靴は、後に“ヒールレスシューズ”と呼ばれ、ブランド「NORITAKA TATEHANA」を代表する作品となった。最近ではアーティスティックな作品を数多く発表しており、14年には世界で活躍するクリエイターによる幻想的で斬新な作品を集めた展覧会「イメージメーカー展」にも参加している。今回の展覧会にはヴァレリー・スティールが館長を務めるニューヨーク州立ファッション工科大学美術館、メトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、京都服飾文化研究財団といった各地の美術館に収蔵された舘鼻則孝の作品が集結。ヒールレスシューズをはじめ、かんざしをモチーフとするオブジェなど、舘鼻の作品が十数点展示される。【イベント情報】舘鼻則孝 展会場:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1会期:12月17日から1月12日時間:11:00から20:00料金:無料
2014年11月26日(画像はプレスリリースより)田中道子!炭酸美容液のイメージキャラクターとして登場!銀座・イマージュ化粧品は「ミスワールド2013」で日本グランプリ受賞者『田中道子』さんを、炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラのイメージキャラクターに起用した。この美容液はアットコスメの口コミ ランキングで見事1位になった、新しい感覚の炭酸美容液。炭酸の濃厚な泡による血行の育成効果により、体内から輝く美しい素肌へと導いてくれるアイテムだ。近年アンチエイジングが人気の中で、炭酸コスメによるケアは、現在熱い視線をあびている美容方法の一つであるという。また『田中道子』さんが採用された理由の一つは、炭酸が持っている“炭酸と美肌の強さ”のイメージと、『田中道子』さんの健康的な美しい素肌と、世界クラスのすばらしいスタイルがピッタリとマッチしたからだという。田中道子さんについて1989年生まれで静岡県出身。「ミスワールド2013」で日本グランプリを受賞した。特技はスポーツやピアノ、ダンスなど。さらに小学館の「美的」および「GINGER」(出版社:幻冬舎)のレギュラーモデルや、「2011ミス ユニバース ジャパン」で第3位を受賞している。またタレントとして、今後を期待されている。【参考】・株式会社アーク プレスリリース (PR TIMES)・銀座・イマージュ化粧品・炭酸美容液 D.スプラッシュ・ラベッラ・田中道子オフィシャルブログ
2014年10月15日「ナイキ(NIKE)」のエア・ジョーダンや「リーボック(Reebok)」ポンプ・フューリーなどのプロジェクトに関わり、「世界のスニーカーカルチャーに影響を及ぼした50人」にも選出されたシューズディレクターの北舘洋一郎と、レディー・ガガも愛用するシューズブランド「ノリタカタテハナ(NORITAKA TAKEHANA)」のアーティスト舘鼻則孝の2人が手掛けるスニーカーブランド「ザ・ドウターズ(THE DAUGHTERS)」の直営店でもあり、ライフスタイルグッズも取り扱うセレクトショップ「ティー・シックス・エム(T6M)」が東京・恵比寿にオープンした。住所は東京都渋谷区恵比寿南1-20-3。“BREATH TO COMFORTABLE LIFE(自分にとって心地よい息づかい)”をコンセプトに、シューズや洋服、雑貨を始め、食品やインテリアなど、衣食住にまつわるアイテムを取り扱う。シューズは13SSにスタートしたザ・ドウターズをメインに、洋服はコムデギャルソン社のメンズブランド「ガンリュウ(GANRYU)」や、ニューヨーク発のスノーボードウエアブランド「イサオラ(ISAORA)」などをラインアップ。今後はウィメンズアイテムも取りそろえていく予定。他にも、オランダのオーガニックスープや、イタリアのオリーブオイル、「ザ・テイストメイカーズ・アンド・コー(The Tastemakers & Co.)」のソックスなども並ぶ。店内に併設されたアートスペース「ポケット」のキュレーションは舘鼻が担当。3ヶ月ごとに、彼がセレクトしたアーティストの作品を展示・販売する。現在は、「ザ・ドウターズ」のイラストレーションを手掛けた山崎義太郎と加藤ノブアキによるアートポスターを展示。すべてポケットのためにデザインされたもので、50枚限定のシリアルナンバー入り。全8種類で、価格は1万8,900円。「日本では、アート作品に対してお金を払うという感覚があまりないので、この場所からアートに触れ、親しんで欲しい」と同店を運営するザシックスマン有限会社営業部部長の壹岐文寛氏。壹岐氏は「アパレルにフォーカスする時期があったり、食にフォーカスする時期があったり、期間を決めて扱う商品を変えていく事で、お客様にさまざまな提案をしていきたい」と話す。
2013年11月27日世界のセレブに愛されるシューズデザイナー・舘鼻則孝(NORITAKA TATEHANA)が、シューズディレクター・北舘洋一郎と共に、新たにスニーカーブランド「ザ・ドウターズ(THE DAUGHTERS)」を7月31日にローンチする。デビュー時に展開されるのは、メンズ「アクター(ACTOR)」(4万1,790円)とウィメンズ「スターリング(STARRING)」(4万9,140円)の2型。日本の伝統技法であるオーガニック藍染めを施したインディゴレザーと、野球の公式球に使用されているベースボールレザーなどを使用。表面はレーザーを使用してデニムのようなデザインが施されている。新ブランドは、現在伊勢丹新宿店2階で開催されているポップアップショップで同日より発売される。また、8月3日と10日の14時から17時には、 舘鼻本人が来店しオーダーを受ける。北舘は、エア・ジョーダン、ポンプ・フューリーなどのプロジェクトに携わり、「世界のスニーカーカルチャーに影響を及ぼした50人」に選出されたシューズディレクター。大学時代より『ナンバー(Number)』『チェックメイト(Checkmate)』などでファッションとスポーツの執筆に携わり、その後、マイケル・ジョーダンを取材するためにシカゴへ移住。スポーツジャーナリストとして活動をスタートさせる。帰国後、1997年に「ザ・シックスマン(The 6th Man)」を創業し、数々のセレクトショップやブランドを開業。2000年にはナイキ(NIKE)とコラボレーションし「エア・ジョーダン1 Millennium model」をデザイン。2001年にはリーボック(Reebok)とのコラボレーションブランド「ジーアールユーヴィ(gruv)」を開始。その他に、ニューバランス(New Balance)や、漫画家・井上雄彦作『リアル(Real)』とのコラボシューズを発表している。
2013年07月31日