『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズのキャラクターデザインを手がけたコンセプトアーティスト・田島光二氏による「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」のキービジュアルが7日、公開された。2016年2月25日から29日まで開催される本映画祭は、1990年に第1回を開催。以降、25年にわたり"参加して楽しい映画祭"の理念のもと、映画の普遍的な魅力を伝えることをコンセプトに北海道・夕張市で多くの映画スタッフやファンを集めてきた。発表されたキービジュアルは、2016年度の映画祭に向けて、描き下ろされた1枚。田島氏は『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のほか、『ハンガー・ゲーム2』(13年)や『GODZILLA ゴジラ』 (14年)といったハリウッド超大作から、『寄生獣』シリーズにも関わるなど多様な活躍の場を持つコンセプトアーティストとして知られている。田島氏によると、同映画祭のマスコットキャラクター・シネガーが中央に大きく描かれた本ビジュアルは、シューパロ湖にかかっていた三弦橋(旧森林鉄道の鉄橋橋で、昨年3月のダムの試験湛水開始によって水没)と凍ったダム湖の過去の写真を見た際に、最初に湧いたイメージをイラストにしたもので、「一瞬でも『おっ』と思ってもらえたらうれしい」と話している。なお、これまでメイン会場だったゆうばり市民会館は、老朽化により閉館。新たな会場の移設を余儀なくされており、財政破綻前にメイン会場として機能し多くのスタッフやキャストが登壇してきたゆうばり文化・スポーツセンターを復活させることが計画されている。これに際して、「ゆうばり映画祭サポーターズクラブ」が設立。センター再生のほか、映画業界と地域創生をリードし続けるための礎の構築、映画祭を通した若手作家の輩出を目指した組織作りに取り組む。
2015年12月07日吉永小百合が主演を務めた映画『ふしぎな岬の物語』の舞台あいさつが15日、千葉・USシネマ木更津で開催され、女優人生で初めて映画の企画を手がけた吉永小百合と成島出監督、スペシャルゲストとして実在の喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」の店主・玉木節子さんが登壇した。同映画は、作家・森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』が原作。モチーフとなった喫茶店「音楽と珈琲の店 岬」が実在する千葉県明鐘岬を中心に、館山ファミリーパークや和田浦漁港、大多喜町・大多喜駅、上総中野駅、勝浦漁港、千葉市ブルーフィールドなどでロケーションを敢行。舞台あいさつが行われたUSシネマ木更津は、「音楽と珈琲の店 岬」から最も近い映画館となる。舞台あいさつでは撮影時のエピソードや交流の様子はもちろん、同作品を生み出した「音楽と珈琲の店 岬」の魅力についてもトークが繰り広げられた。玉木さんが同店で提供しているコーヒーを吉永と成島監督にプレゼントする場面もあり、優しさとコーヒーの香りに包まれたイベントとなった。吉永は「色々な意味で千葉との繋がりができて嬉しいです」と話し、「コーヒーの淹れ方をマスターして毎日淹れていて、今朝も淹れてきましたが、淹れる時に、心の底から『おいしくなあれ』と願うとおいしくなるものですね。節子さんとは、お会いした時からずーっと友達だったという感じがしました」と続けた。成島監督は千葉県の茂原に15年以上住んでいることから、外房で映画が撮れた喜びを表した。「撮影中は、吉永さんの淹れるコーヒーを飲み、撮影終わりは節子さんの淹れたコーヒーを夕日を見ながら飲むという幸せな生活をしていました。吉永さんがこの映画に入る前に『旅人の心のオアシスになればいいね』とおっしゃっていたんですが、まさに岬の喫茶店は今そういう風になっていて嬉しいですね」とコメント。玉木さんは「今も岬に来る方は『小百合さんはどこに座られたの?』とあらゆるところに座られるの。岬は小百合さんの匂いでいっぱいです」と反響エピソードを明かし、「今もお客さまと話すとき、海を見ている時、コーヒーを淹れている時、常に小百合さんが寄り添っているような気持ちを感じて生きています。小百合さんが中に入っちゃったような! 双子の気持ちがよくわかりましたね」と語った。(C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
2014年10月16日「ぴあ」調査による2014年10月10日、11日のぴあ映画初日満足度ランキングは、吉永小百合が初めて企画も手がけた主演作『ふしぎな岬の物語』がトップに輝いた。2位に劇場版“プリキュア”シリーズ最新作『映画ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』が、3位に実話を映画化した感動ドラマ『ザ・テノール 真実の物語』が入った。その他の画像1位の『ふしぎな岬の物語』は、実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を映画化した作品。岬に立つ小さなカフェを舞台に、そこに集う人々の温かくも切ない人間模様が描かれる。出口調査では「人と人との交流を描いた作品で心がほっこりした」「吉永小百合さんの演技がすごくよかった。特にみんなを励ます場面は胸にジーンと響いた」「忘れかけている日本人の心を思い出させてくれる良い映画だった」「ほのぼのとした作品で、心が洗われるよう。現代人はギシギシしているので、この映画のように平和になってほしいと思った」などのコメントが寄せられ、10代から80代までの観客から支持を集めた。2位の『映画ハピネスチャージプリキュア!…』は、2月からテレビ朝日系列で放映されている『ハピネスチャージプリキュア!』の劇場版。観客からは「キュアフォーチュンがかわいくって楽しかった!」(4歳)、「キュアラブリーがかわいかった!」(4歳)、「最後は泣いちゃったけれど、ミラクルライトで応援するのが楽しかった。ふなっしーが出てくるのもおもしろかった」(6歳)など、子どもたちから大人気。一方、大人からは「友だちを大切にするなど、道徳心を伝えているところがいい」「今まで出てくることのなかった男の子のキャラクターや、ふなっしーなど外部からのキャラの登場があって、チャレンジ精神あふれる作品になっていた」などの声が寄せられた。(本ランキングは、10月10日(金)、11日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月14日吉永小百合が初めて企画も手がけた主演作『ふしぎな岬の物語』の公開を記念して、キャストと監督による初日舞台あいさつが10月11日(土)に丸の内TOEIで開催される。その他の写真本作は、千葉県に実在する喫茶店をモチーフにした森沢明夫の小説『虹の岬の喫茶店』を映画化するもの。岬に立つ小さなカフェを舞台に、そこに集う人々の温かくも切ない人間模様が描かれる。吉永小百合がカフェ店主に扮し、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶ら実力派俳優が脇を固める。メガホンを執るのは『八日目の蝉』の成島出監督。初日舞台あいさつは、丸の内TOEIで2回行われ、吉永、竹内、笑福亭鶴瓶、春風亭昇太、成島監督が登壇する。チケットは、10月4日(土)午前10時より一般発売が開始される。『ふしぎな岬の物語』10月11日(土)会場:丸の内TOEI9:20の回上映後/13:00の回上映前登壇者(予定):吉永小百合/竹内結子/笑福亭鶴瓶/春風亭昇太(9:20の回のみ登壇)/成島出監督料金:大人2000円、大学・高校生1700円、3才~中学生1200円、シニア1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円チケット発売:10月4日(土)10:00AMより
2014年10月02日