2020年1月に発生し、世界中を騒がせている新型コロナウイルス。日本ではマスクの在庫不足が続き、3月時点でも解決していません。マスクを求め、ドラッグストアには朝から長蛇の列ができることもあります。一時は買い占めや高額転売が相次ぎ、マスクの供給不足は問題視されています。岡山県総社市の『デニムマスク』が話題にそんな中、立ち上がったのは岡山県の総社(そうじゃ)市。総社市が企画し、『総社デニムマスク』を生み出しました。デニム生地で作られたこのマスクは、総社市内の障がい福祉施設で製作されています。総社市と障がい者が共に作る総社デニムマスク。ロゴマークができました。今朝は10分で瞬間完売しご迷惑をおかけし申し訳ございません。明日も総社市役所で10時から販売しますが買えなかった方には以後優先する予約券をお渡しします。今後は全国販売予約制を考えます。 pic.twitter.com/Rur3p9Prd1 — 岡山県総社市長片岡聡一 (@souichikataoka) March 26, 2020 『総社デニムマスク』は総社市役所で販売をしていましたが、購入希望者が多いため予約受付を開始。2日現在、総社市のウェブサイトにはWEB予約フォームが設置されており、全国から注文することができます。総社市が障がい者と共に作る総社デニムマスク。今日から全国発売します。どうぞお買い上げください。ご注文方法は以下の通りです。どうぞ宜しくお願いします。 pic.twitter.com/maIOWVjE76 — 岡山県総社市長片岡聡一 (@souichikataoka) April 1, 2020 『総社デニムマスク』の1日の製作数は70~80個程度とのこと。そのため用意ができ次第、順次発送予定されるそうです。総社市の片岡市長がTwitterに投稿すると、素晴らしい取り組みに多くの人から反響が上がりました。・素晴らしい取り組み!マスク不足で困っている親のために購入しました。・障がい者の方たちのお仕事支援にもなるなんて!一石二鳥ですね。・オシャレなマスクですね!製作に携わる人たちにお礼を申し上げます。マスクのない人を助けるだけでなく、障がい者雇用を支援した総社市の取り組み。想いの詰まった手作りマスクは、きっと多くの人を安心させてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年04月02日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行が収まらない2020年3月、日本のマスク不足は依然として続いています。そんな中、家電メーカーのSHARPがマスクの生産に乗り出し話題となりました。シャープもマスク生産に参戦!「さすがです」「目の付け所がやっぱりシャープ」と称賛の声同月31日には、ある企業が日本国内でマスクを大量生産することを発表して注目を集めています。アイリスオーヤマが中国だけでなく日本国内でもマスクを生産生活用品の企画や製造、販売などをおこなっている『アイリスオーヤマ』が、日本政府からの要請に応じ、日本国内にマスクの生産設備を導入することをウェブサイト上で発表。すでに中国の工場を24時間体制で稼働しているところ、さらに日本国内でもマスクを生産。新たに6千万枚のマスクを生産できる体制を整えるそうです。当社は、世界的な新型コロナウイルスの感染症問題の長期化に伴い、マスクの入手が困難な状況が続いていることから、このたび、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産をおこなうことを決定しました。当社は、これまで中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産し、8千万枚/月を日本国内に供給してきました。しかし、国内では海外生産のリスク増加により、マスクの品不足が長期化しています。今回、日本国内の生産設備導入により、6千万枚/月のマスクを新たに生産でき、日本国内へ1億4千万枚/月を供給できる体制になります。これまで中国1カ国に依存していた生産体制を分散し、リードタイムを約2週間短縮できるため、安定供給の体制を構築します。アイリスオーヤマーより引用設備投資金額は約10億円。中国で生産したものと日本国内で生産したものを併せて、1月で1億4千枚のマスクを供給できるようになるとのことです。アイリスオーヤマの心強い発表に歓喜する人が続出。ネット上には「買えない不安を少しでも軽くしてほしいです!」「これで接客業や医療現場にマスクが行き渡りますように」「家電でもいつもお世話になっています。とてもありがたいです」などの声が相次いでいます。大役を任され引き受けた企業。従業員たちは、日本はもちろん世界のために全身全霊を尽くしてくれていることでしょう。コロナウイルスとの長期戦となる中、戦ってくれている人たちへの感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年03月31日不倫している女性の中には、こともあろうに不倫男を「最高の相手」だと称賛する人もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな女性たちのLINEを3つご紹介します。文・並木まき1:普通のことをしていても賞賛の嵐「不倫していたころ、やたら僕のことを褒めるLINEをしてくれる女の子が相手で、毎日とても気分が良かったですね。たとえば、前夜に遅くまで飲み会をし、翌朝起きて仕事に向かうという連絡を彼女に入れると『すごい!! えらい! あんな遅くまで飲んでいたのに、ちゃんと起きて仕事に行くなんて、やっぱり仕事デキる男は違うよね』って感じで、普通のことをしても大げさに褒めてくれるんです。一方の妻は、飲み会に行くたびに文句ばかり。不倫相手からの賞賛が毎日楽しみで仕方なかったですね」(46歳男性/SE)社会人として当たり前のことをしているだけで、賞賛してもらえる……となれば、気分よく感じてしまう男性も多いかもしれません。妻の態度とのコントラストが余計に、そう感じさせているのでしょうね。2:エッチのテクが最高!「今、不倫の関係にある相手の女性は、年下の僕のことをいつも褒めてくれるんです。特に、エッチをした日の帰り道は、その日のエッチについて俺のテクを賞賛してくれるメッセージが次々と届きます。正直、これまでエッチを褒められたことはあまりないので、彼女から『テクニシャン』『最高なの』『イッちゃった……』などと言ってもらうと、本気で嬉しいですし、自信がつきますね。もっと彼女に褒めてもらいたいので、デートの日は、いつも気合いが入っています!」(43歳男性/飲食)ダイレクトに、エッチのテクニックをLINEで褒める不倫女性もいるようです。意外と気にしている男性が多いと言われるテーマだけに、面と向かって褒められると嬉しくなってしまう人もいるのでしょう。3:くたびれて見えるのにイケメン!?「親しい男友達が、若い女の子と不倫中です。飲み会で会うたびに『こんなこと言われちゃったよ〜』ってニヤニヤしながらLINEを見せ、ノロケを聞かされています。そこには『××さんってイケメンだし、ちょい悪オヤジって感じで素敵ですよね』『××さんみたいな素晴らしい男性に愛されて、私は世界一の幸せ者です』などと書かれているんです。でもその男友達、私から見るとスーツもヨレヨレで髪もボサボサの、ただの“疲れた人”。恋は盲目と聞くけれど、あんな人をそこまで褒めるなんて、ある意味貴重な存在だな……と感心しました」(45歳女性/マスコミ)好きになった男性のことは、3割増しでかっこよく思えてしまう女性も多いもの。しかし、ヨレヨレの疲れた人がイケメンに見えてくるとは……。不倫中の女性には、相手の男性に対して積極的に褒めるLINEを送っている人もいる模様。こんなふうに、手放しで大げさに褒めてくれるLINEが嬉しくて、不倫にハマってしまう男性もいるのかもしれません。© gpointstudio / Shutterstock© Supawadee56 / Shutterstock
2019年10月31日グラビアアイドルの川崎あやが25日、ツイッターを通じ、2020年3月で芸能界を引退することを発表した。グラビア界の同業者からは、これまでの活動への称賛と激励の声が続々と寄せられている。レースクイーンから本格的にグラビア活動をスタートさせた2015年に「プロが選ぶアイドルDVD賞2015」でウエスト賞を、翌年には「ミスFLASH2016」で豊田瀬里奈らとともにグランプリに選ばれるなど、グラドルとして活躍してきた川崎。「今まで応援してくださった皆さまへ」と題した文書をアップし、「2020年3月芸能界を『引退』します」と報告し、「いきなりで驚かせてしまってごめんなさい。今日皆さんに『引退します』と発表する事が苦しくて申し訳なくてずっと思い悩んでいました」と正直な思いをつづった。引退を考え始めたのは「1年くらい前」で、「何度ももうそろそろダメかもってなりながら、それでもファンの方の応援でなんとか今日まで続けてこられたと思います」と回顧。「実はこの引退は、5月にした2ヶ月間の休養前に既に決めていて、あの5月からの休養は私の中で一区切りつけて復帰後の引退までの9ヶ月間を全力で駆け抜ける為に必要な休養期間でした」と経緯を明かした。「グラビアアイドルとして活動していきたいと自分で考えてはいても、事務所に所属させていただいている以上、グラビアだけをしていく事は難しく、また事務所の一番の先輩として後輩たちみんなの見本であるようにと少しずつ『自分』というものを変化させていかなければならない葛藤もありつつ、仕事の幅広げたくない自分の活動の限界を感じながら一人悩んだ一年間でした」川崎にとってグラビアアイドルとは、「通過点ではなく、始めた時からそこが目標でゴールでした」。芸能界ではグラビアを経て、女優やバラエティタレントに進出していくことが多い中、その選択肢はなかったという。「私は変わらずいつものように全力で頑張っていきます。引退していく身で、これはきっとわがままなお願いですが、その隣には応援してくださるファンの皆さんにいて欲しいです」と切実な思いを記す川崎。ファンに向けて、「皆さんと5年な間歩んできた『川崎あや』が最後まで目標とする『グラビアアイドル』として活動していけるよう、変わらずの応援をよろしくお願いします」と呼び掛けている。この投稿に対して、グラビア仲間からは、「グラビアを売れるための手段ではなく、目標として全力で取り組むあやちゃんが大好きだよ!残りの期間、悔いのないように頑張ってね!」(倉持由香)、「事務所の先輩はもちろん、あやちゃんからも沢山勉強することも、刺激を受けることも沢山ありました」(水沢柚乃)、「あやたん 衝撃がでかすぎる 本当にお疲れ様 あと少し、走り切ってね」(金子智美)、「常に全力で、いつも美しいあやさんが大好きです!!ずっと尊敬していたあやさんにTwitterフォローして頂いた日のこと、今でもよく覚えてるくらい本当に嬉しかったです。寂しいですが、引退の日まで応援し続けます!!」(朝比奈祐未)など激励のメッセージが続々と寄せられている。
2019年07月25日●『BADBOYS』阿部進之介に惚れる企画・主演の阿部進之介、ヒロインを清原果耶が演じた映画『デイアンドナイト』が1月26日に公開され、ツイッターでは早くも称賛の声が多数書き込まれている。「ぴあ映画初日満足度ランキング」では『そらのレストラン』、『愛唄-約束のナクヒト-』、『十二人の死にたい子どもたち』を抑えての堂々の2位(91.2pt)。邦画実写作品ではトップとなり、そのほか各レビューサイトでも概ね高評価を得ている(「Filmarks」3.8、「映画.com」3.7、「Yahoo!映画」3.8、「映画ランド」3.9)。阿部演じる主人公・明石幸次は、鬱屈した日々を過ごしていた。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、実家の外壁には誹謗中傷の落書きをされる始末。残された母、妹との関係性も破綻しかける中、正義と犯罪を共存させる児童養護施設オーナー・北村健一(安藤政信)に魅せられ、やがては父の無念を晴らすべく、復讐心にかられていく。善と悪はどこからくるのか――ご覧の通り、『デイアンドナイト』は非常に重いテーマを題材としているため、決して気楽に観られるものではない。しかし、日常で目を背けがちな“何か”と対峙した時、独特の高揚感に包まれるはずだ。阿部と飲み屋で盛り上がったことがきっかけで、本作でメガホンをとることになった藤井道人監督。自主映画を多数手がけてきた中、伊坂幸太郎原作の『オー! ファーザー』で華々しく商業映画デビューを飾るも、監督人生においては大きな転機になったという。漫画や小説をもとに実写化される「原作モノ」が全盛の中、オリジナル映画に果敢に挑んだ人々を取材する連載「オリジナル映画の担い手たち」。なぜオリジナルである必要があるのか。その答えにこそ、藤井道人の熱情が込められていた。○■「これから何をやっていけば」不遇の時代を経て――構想、脚本を経ての約5年。決して短い時間ではありません。そうですね。すぐにお金が集まるオジリナル映画は、ほぼありません。実は今、新しい作品を撮っています。これもオリジナルですが、ある程度脚本が出来上がった段階で入らせてもらったので、ここまでの長い期間ではありませんでした。2018年12月7日に公開された『青の帰り道』という作品もオリジナルで、3~4年かかっています。毎年、「今年もクランクインできなかったな……」という作品がいくつもあるので、やっぱりオリジナルを映画にするのは相当大変なことなんだと思います。書籍化するとか、主演を先に決めてしまうとか、ハードルをくぐる方法はありますが、自分たちが納得するまで(脚)本を作る機会は、少なくないのが現状です。――主演に加えて企画を担ったのが阿部進之介さんです。一緒にお酒を飲んでいる時に、物語の種が生まれたそうですね。阿部さんが僕の自主映画を観に来てくださったのが、知り合うきっかけでした。『BADBOYS』(11)という不良漫画が大好きで、その段野という役を阿部さんが演じて一気に好きになっちゃって(笑)。段野って、最高のボスキャラでめっちゃ強いんですよ! 『クローズZERO II』にも出演した阿部さんも30歳を越えて「自分のやりたい表現」に行き詰まってきたみたいで、当時自分はまだ25~26歳ぐらいで、「自分がこれから何をやっていけば商業映画を撮ることができるのか」とか、そんなことすら分かってなかった時期でした。だから、最初は「自主映画を一緒につくろうよ」「題材は何でもいい」みたいなノリでした。――そこに山田孝之さんが加わるわけですね。そうですね。3~4カ月後でした。プロデューサーに興味を持ち始めた頃だったみたいで、その後、脚本の小寺(和久)さん、プロデューサーとしてand pictures代表の伊藤(主税)さんが加わって、基本的にはこの5名で月1回ぐらいのペースで集まっていました。最終的に脚本が固まったのは、2017年5月。その年の11月にクランクインすることは決まっていたので、相当焦りもあったと思います。それまでの3年間の紆余曲折は何だったんだというぐらいのスピード感で(笑)。ロケ地の候補は他にもあったのですが、地域の方々と密接に映画が撮れるということで秋田に決まりました。――風力発電の風車群が、物語の象徴的な存在として描かれています。監督の実体験がもととなっているそうですね。4年前ぐらいのお正月だったと思います。生きづらさを感じている時に、妻の実家に帰郷したことがありました。そこで風車を目の当たりにして、眺めていると2011年以降の日本も含めて、いろいろなことを象徴しているように感じたんです。●山田孝之プロデューサーは「宇宙人」――確かに、日常ではあまり目にすることがないものですよね。話せる範囲で構わないのですが、「生きづらさ」という閉塞感につながる出来事があったんですか?若手で映画監督になるという道筋が見えてなかったんです。26歳の時、伊坂幸太郎さん原作の『オー!ファーザー』で商業映画デビューしました。僕にとっては人生の転機となった作品です。現場では一番年下。役者さんたちにもすごく助けていただいたのですが、自分の実力不足というか、それまで培ってきたことが役に立たなくて、とても悔しい思いをしました。しばらくは商業映画から距離をとって、もう一度インディーズから勉強しなおそう。「生きづらさ」を感じたのは、ちょうどその頃でした。――阿部進之介さんとの出会いも、監督にとっては大きな転機となりました。どのような方ですか?すごく真面目な人です(笑)。クランクインするまで何度もぶつかりましたが、不器用な一面も魅力というか。何事も一生懸命考えてくださるし、人間的にすごく真っ直ぐ。阿部さんが5つぐらい年上なので、最初は気を使っていましたが、距離が縮まると兄弟喧嘩みたいになることもあって(笑)。これまでもご一緒することはありましたが、「主演と監督」という立場でここまで本音をさらけ出したのは今回が初めてでした。役者としては、感覚に頼らないというか。しっかりと相手の言葉を聞く方なので、お芝居がすごく繊細で嘘をつかない。そういう部分もご一緒して楽しかったです。○■「すばらしいプロデューサーもっと増えれば…」――山田孝之さんとの面識はあったんですか?全くありませんでした。最初、阿部さんから「山田孝之って知ってる?」と聞かれて、知らないわけないと(笑)。「映画を一緒にやりたいみたいなんだけど、呼んでいい?」と。役者で出たいということか? それってすごくラッキーパンチじゃん! と期待してしまったのですが(笑)、プロデュースとして加わっていただいて、すごくありがたかったです。ご一緒させていただいて、めちゃくちゃ勉強になりました。――どんな方なんですか?宇宙人です(笑)。――宇宙人!?背負っているリュックが重いというか。常にいろいろなことを考えてくださっていました。山田さんがいなかったら、この映画は完成しなかったと思います。プロデューサーに徹していただきましたが、役者の演技を見て「芝居してえ!」と震えていらっしゃるのが印象的でした(笑)。かといって演出について口を出すこともなく、現場でずっと温かく見守ってくださいました。日本にこんなすばらしいプロデューサーがもっと増えればいいなと思います(笑)。――なるほど。詳しく聞きたくなります(笑)。監督がいれば映画を作ることはできますが、プロデューサーがいないと、映画を世の中に伝えることはできません。僕の中ではプロデューサーはパートナーです。映画を世の中にどのように届けるのか。それはもちろん一緒に考えるのですが、プロデューサーによるところが大きいと思います。――山田さんはプロデューサー、そしてパートナーとして、具体的にどのような点がすばらしかったんですか?段取りにこだわらないというか、型にはめて物事を進めようとしないんです。どれだけ忙しくても会議に参加して、段取りっぽく進むと「何でそうなったんでしたっけ?」と立ち止って、「素人だからわからないんですけど、ちょっとおかしくないですか?」と意見を言う。ルーティーンがない分、常に新鮮な視点で作品と向き合われていたように思います。●山田孝之が撮影セット内で泣いたワケ――何よりも特殊というか、山田さんしかできなかったと思いますが、脚本開発で主人公以外を演じながらセリフを決めていったこと。そこも映像で見てみたいです(笑)。本当にゾッとしますよ(笑)。すごい空間でした。そのやり方は山田さんのアイデアで、「自分が全部芝居をしてみて判断したい」と。山田さんが演じはじめると、ドキドキするんです。このセリフ、後で相談しようかな……そう思っているような部分で必ず止まるんですよ。そういう部分も見破られていたので、本当にすごい方だと思いました。ラストシーンを撮影最終日に撮ったんですが、前日の夜11時ぐらいに山田さんと2人でセットに入ったんです。僕が「台本と違う芝居にしたい」と言ったら、山田さんが「一緒に考えよう」と応じてくださって。山田さんがセットに入って座った瞬間に……役の気持ちになって泣いてるんです。カメラも回ってないのに……本当にビックリしました。と同時に、自分の凡庸さが恥ずかしくなって。あらためて、すごい方なんだということが分かりました。山田さんには、「感情移入」という言葉がないんでしょうね。○■作品のゴールは「あの時代はこうだったんだ」――これだけの時間をかけて撮り終えて、あらためて「オリジナル映画」に対する印象、思いに変化はありますか?『オー! ファーザー』以外、すべてオリジナル作品なんですが、いつも通りの大変さでした。漫画を題材にすることは時に必要ではあると思いますが、「今の時代に自分たちが作る意味」をきちんと考えて、世の中に出したいなと。漫画や小説は、その時期に必要だったから世に出たと思うんです。その点、オリジナルはすごく鮮度が高い。「今の時代に残したいもの」を表現することが可能なんです。僕は、「今の社会における人間」を撮りたい。30年後に観た時に、「あの時代はこうだったんだ」と伝わる作品。『デイアンドナイト』は、実在するニュースも参考にしています。時代が変わっても色あせない作品を撮り続けたいと思いながら……困ったことに、最近は何も思い浮かばないんですよね(笑)。――それは大変ですね(笑)。『デイアンドナイト』でやりきったと。そうですね。『デイアンドナイト』と『青の帰り道』で、自分の中の膿みたいなものが出てしまって。そこをどう蓄積していくのか。今後の課題だと思います。――作品のメインテーマである「善と悪」や「二面性」。2019年になぜそれを人々に届けたいと思ったんですか?たぶん、日常的に感じていたんだと思います。2011年以降、「自分たちがどう生きるか」ということに対して、僕と近い世代の20~30代は「言葉を失う」「黙る」ということを選んだ世代だとすごく感じるんですよね。事なかれ主義というか。無関心でいることの正しさみたいなものが世の中に蔓延しているからこそ、翻弄される明石を描きたかった。それに対して、今の時代の人がどのような反応を示すのか。決して、強烈なエンターテインメントを撮りたかったわけじゃないんです。――さて、そろそろお時間です。苦労の末に完成した『デイアンドナイト』。この作品が教えてくれたことは何ですか?1から100まですべてやりきった映画は、今回が初めてだったと思います。長い旅をしていただけのような気もしますが、これがはじまりという印象もあって。善と悪はどこからやってくるのか。善と悪はどこにあるわけでもなくて。果たして自分は、身近にいる人のことだけでもきちんと見ているのか。映画を撮っていて自分が実感したことです。■プロフィール藤井道人東京都出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学在学中より、数本の長編映画の助監督を経てフリーランスディレクターとして活動開始。現在は映画監督、脚本家をはじめ、様々な映像作品を手がける。主な監督作は『オー!ファーザー』(14)、『幻肢』(14)、『7s/セブンス』(15)、『TANIZAKI TRIBUTE「悪魔」』(18)、『青の帰り道』(18)など。2019年には『新聞記者』が公開される予定となっている。
2019年02月02日ライアン・ゴスリングの粋な行動が「イイ人すぎる」として称賛を浴びている。カナダ・トロントのカフェ「グラインダー・コーヒー」が、9月3日から10日間、ツイッターの力を借りてライアンの誘致キャンペーンを行っていた。同期間にはトロント国際映画祭が行われており、カナダ出身のライアンも出席するために“里帰り”しており、「その足でぜひカフェに」と誘ったのだった。同カフェではライアンの全身写真を使ったパネルを制作し、そのパネルとスタッフやお客さんとの2ショット写真を掲載するなどして、ライアンに「来て!」とアピール。「Uberの半額は出すから…」というウィットの利いたコメントや、映画祭の会場からカフェまでは車で「たった18分」と経路を色付けした地図を載せたり、「もしかして、迷子になっちゃったのかしら?」など、心配するそぶりを見せながらプッシュしたりと、あの手この手を使ってライアンに呼び掛けていた。そしてキャンペーン9日目。ついにライアンがカフェにやってきた。ツイッターにオーナーとハグしている“ホンモノ”のライアンの姿が!「実現した。キャンペーンがうまくいったわ。ライアンが来てくれたの。なんて礼儀正しく、育ちの良いカナディアン・ボーイでしょう。映画祭の合間に私たちに会いに来てくれた彼に感謝。イドリス・エルバ、あなたは負けね」とオーナーは喜びを爆発させるとともに、イドリスへの恨み節も!?実は昨年、このカフェではイドリスにもこのようなお願いをしたものの、叶わなかったのだ。(Hiromi Kaku)
2018年09月13日映画『シン・ゴジラ』が12日、テレビ朝日系で地上波初放送され、放送時のCMを挟むタイミングに賞賛の声があがっている。同作は、『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本と総監督を担当、『のぼうの城』『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督と特技監督を務め、300人を超えるキャストが集結。興行収入82.5億円を記録して、2016年の実写邦画ランキング第1位に輝き、日本アカデミー賞で7つの最優秀賞を受賞した。地上波放送では作中にCMが多く挟まれるため、タイミングによっては集中力を分断してしまいかねないが、同作は冒頭の約20分をCMなしで放送。さらにその後もちょうど展開のとぎれるタイミングでCMを挟んでいったために、Twitterでは「絶妙すぎる」「配慮がすごい」「作品を愛しているのが伝わってきた」「テレビ朝日の本気を感じた」と賞賛の声が相次いだ。一方で、改めて他作品の地上波放送のCMのタイミングや、昨今のテロップ入り視聴者参加型企画の安易さに疑問の声も。「なぜこの配慮を洋画でもやってくれないのか」「dボタン連打企画やTwitter連動企画にならなくてよかった」と語る人が相次いだ。
2017年11月13日女優の稲森いずみ(45)が16日、自身のブログを更新。隠し撮りされたという撮影の合間に台本を読んでる私的な姿を公開し、ファンから称賛の声が寄せられている。俳優の浅野忠信(43)と神木隆之介(24)が凸凹刑事コンビを演じるフジテレビ系ドラマ『刑事ゆがみ』(毎週木曜22:00~)に、刑事の菅能理香役で出演している稲森。「撮影中~」と題して更新されたブログでは「刑事ゆがみ、今日も撮影中です合間に台本読んでたら撮られたっ!!!!!!撮影行ってきます」と黒スーツ姿で椅子に座りながら台本を読んでいる姿を公開した。ファンからは「知的ですね、いずみちゃん!!!」「そういう真剣に台本を読んでる稲森さんが大好き大好き大好き」「不意に撮られた写真も絵になりますね」「ステキ~」「綺麗」「真剣な眼差し素敵」「カメラを意識してないときもとっても綺麗」「知的で、かっこよく、大人の女性のような真剣な眼差し……惚れてしまいました」「隠し撮りされてるのにお美しい…(笑)」と称賛の声が続々。また、「それにしても、撮ったのは誰なんだろう?」「撮ってくれた誰がさん!Thanks」「写真を撮ったのはマネージャーさんかなー??」と隠し撮りした人が気になるという声も寄せられている。
2017年10月17日女優の観月ありさ(40)が3日、自身のインスタグラムとブログを同時に更新。長かった前髪を役作りのためにパッツンにした動画を公開し、ファンから称賛の声が上がっている。4月23日スタートのフジテレビ系ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(毎週日曜21:00~)に主演することが発表された観月ありさ。名家のお嬢様にして3度の飯より「骨」が好き、骨格標本を組み立てる標本士という職業の九条櫻子を演じる。インスタグラムでは「てな訳で!!!役作りの為。前髪ぱっつんしました!髪色も黒くして!櫻子さんヘアー完成!!!」というコメントを添えて、黒髪にし前髪を切る瞬間を撮影した動画を公開。「#櫻子さんヘアー」「#役作り」「#久しぶりの前髪」「#何だか新鮮」とハッシュタグを添えて、連ドラへの意気込みと前髪パッツンへの感想をつづった。この動画に、「お似合いです」「可愛いねぇ。ただちょっとくらい笑ったら」「めっちゃクールですね!櫻子さんもクールな印象なのでピッタリ」「前髪から出てくる顔が、美人すぎ」「前髪パッツンも似合う」「切った後の目線にドキっとしました」「かわいいね」「綺麗」という称賛の声や、「ドラマ楽しみにしています!撮影頑張って下さいね!」「ドラマ楽しみ」といった期待の声が寄せられている。
2017年03月04日俳優のヴィン・ディーゼル(47)が、不仲説が浮上中のドウェイン・ジョンソン(44)を称賛するコメントを発表した。先日ドウェインが『ワイルド・スピード8』の共演者を「プロらしくない」と批判した一件で、その対象として噂されているヴィンはフェイスブックに投稿した動画の中で、ドウェインが同シリーズに輝きをもたらしたとして「俺たちが『ワイルド・スピード MEGA MAX』からドウェイン・ジョンソンに参加してもらうことになったのは君たちファンのおかげなんだ」「ジャン・ケリーという女の子が『あなたたち2人がスクリーン上で一緒に働く姿を見たいわ』って言ってね。だからもともとはトミー・リー・ジョーンズのために書かれていた役をドウェインに渡したら、彼がそれを見事に輝かせてくれたのさ」と語った。一方でドウェインは先日、同作の「家族」としてスコット・イーストウッドやタイリース・ギブソンなど数々の共演者を名指して称賛したが、その中にヴィンの名は含まれていなかった。「力強く終えて次に向かうよ。『ワイルド・スピード8』の撮影が正式に終了。そのビジョンと出来栄えを監督のF・ゲイリー・グレイに感謝。いつも素晴らしいパートナーでいてくれるユニバーサルにも感謝。そして全ての共演者たちの日々の努力に感謝」「すべての『ワイルド・スピード』の家族を誇りに思う」とドウェインは投稿していた。ことの発端となった投稿でドウェインは、シャーリーズ・セロンやジョーダナ・ブリュースター、ミシェル・ロドリゲスら女性陣をたたえた一方で、男性陣は「別の話」だと非難していた。(C)BANG Media International
2016年08月24日トヨタがスウェーデンで放送開始したラジオCMを称賛するツイートが、Twitter上に世界中から寄せられている。同ラジオCMは、運転中のiPhone操作の防止を目的としたもので、放送されるとiPhoneの通信機能が制限される仕組みになっている。同ラジオCMでは、iPhoneの音声認識機能「Siri」を利用。ラジオから「Hey Siri. Please turn airplane mode on.(Siri、機内モードをオンにして)」と流れ、車内のiPhoneが機内モードに設定される。これにより、iPhoneの通信機能が遮断され、メールなどの操作ができなくなってしまう。運転中のiPhone操作の防止を目的としており、スウェーデンでは、朝と夕のラッシュ時に放送されている。Twitter上では、このCMに対し「面白い」「アイデアが最高」「素晴らしい」「事故防止につながる」「効果が出るといいなあ」など世界中から、称賛するツイートが寄せられている。日本国内での放送についてトヨタマーケティングジャパンに問い合わせたところ「日本国内での放送は予定していない」とのことだった。
2015年07月14日