元SMAPの稲垣吾郎が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出され22日、都内で行われた授賞式に出席。受賞の喜びを語るとともに、今後の活動や新たにスタートさせたSNSなどについて語った。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同コミュニティ「新しい地図」を立ち上げた元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がそろって、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した。稲垣は「このような素敵な名誉ある賞を与えてくださり、ありがとうございます。本当にうれしく思っています」と喜び、「"新しい地図"というコミュニティをスタートさせ、情熱はいっぱいなんですけど、まだこれといって功績を残しているわけではないのに、このように素晴らしい賞をいただいて大変恐縮に思っています」とコメント。「『GQ MEN OF THE YEAR』に恥じぬよう、一人のエンターテイナーとして前進し続けていきたい」と力強く宣言した。また、「『GQ JAPAN』もそうですし、鈴木編集長のファンでもあった」と明かし、「今回撮影のときも編集長と趣味の話などさせていただいて楽しい時間だった」とうれしそうに報告。「スタートしたばっかりなのに、僕らの情熱みたいなものを理解してくださって、そこに賞を与えてくださって本当にうれしい。本当にこれからなので、力を合わせて頑張っていきたい」と決意を新たにし、草なぎ、香取との映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年春公開)について、「映画は見るのもファンですし、俳優としてやるのも大好きなので、撮影を非常に楽しみに待っています」と期待に胸を膨らませた。さらに、「SNSを今まで僕らはやってなかったので、今楽しくてしょうがない段階」とSNSに触れ、「本当に楽しくて、こんなにも世界中の人たちとつながりあうことができるんだなと、すごく新鮮な気持ち」とコメント。「もっと僕らの武器にして活用し、今までやってきたアナログなことも大切にしながら、さらに前進していけたら」と話した。なお、稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次も受賞し、授賞式に出席した。
2017年11月22日元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、今年最も輝いた男性を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2017」に選出された。「GQ MEN OF THE YEAR」は生き方、仕事、スタイルにおいて、男性向けファッション・カルチャー誌『GQ JAPAN』読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞。12回目となる今回、9月にジャニーズ事務所から独立し、共同ファンサイト「新しい地図」を開設して新たな一歩を踏み出した稲垣、草なぎ、香取が受賞。3人は、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)や、新たにスタートさせたSNSなどで注目を集めている。稲垣、草なぎ、香取のほか、俳優・Filmmaker・モノクロ写真家の斎藤工、棋士の佐藤天彦、レーシングドライバーの佐藤琢磨、RADWIMPS・illionの野田洋次郎、俳優の長谷川博己、お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が選ばれた。
2017年11月22日元SMAPの香取慎吾と草なぎ剛が、19日に放送されたbayfmのラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(毎週日曜19:00~)で、稲垣吾郎のブログについて話した。3人は、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)をきっかけにSNSを開始。ツイッターのほか、稲垣はブログ、草なぎはYouTube、香取はインスタグラムを始めた。この日のラジオでは、「どうもインスタグラマーです」(香取)、「どうもユーチューバ―です」(草なぎ)とあいさつし、声をそろえて「2人あわせてバズってます」とアピール。収録中にも、ギターを弾いている草なぎを香取が撮影してSNSにアップした。そして、お互いのSNSをチェックしているという話になり、香取が「吾郎ちゃんの"ブロガー稲垣"のブログおもしろいわ。稲垣吾郎のブログ見てください」と稲垣のブログを絶賛。「この人やっぱこういう生活なんだなって。友達のヒロくんが本当に毎日のように来てたんだと思って」と驚いたという。草なぎも「ヒロくんめちゃくちゃ料理うまくない? ヒロくんの料理食べたいよ。スモークチキンとかさ、すごいんだよね」と興味深々で、「いいのが、『今日は食べられません』みたいな。ウケない? 『スモークチキン作ってます』っていって、最後『今日は食べられません』って。今日は何食べてるんだよと思って。ツッコミどころがたくさんある」と笑った。また、草なぎは「『夜は長い』っていうつぶやきがとても良くて。作家っぽい」と稲垣の表現が気に入っている様子。香取も「言葉が僕らにはない感じ。吾郎ちゃんって一番SNSから遠いと思う。すごい考えて文章書いてるんだろうなって。ちゃんとしてるんだよ」と言い、「俺とかつよぽんとか適当じゃん。あなたのは適当だよ」と草なぎの適当さを指摘していた。
2017年11月20日元SMAPの稲垣吾郎が19日、自身のツイッターを更新。インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)で共演した元メンバーでオートレーサーの森且行からメールが届いたことを報告した。この日は17時より、『72時間ホンネテレビ』の名シーンを振り返る7.2時間のスペシャル番組『72時間ホンネテレビ未公開シーン&トレンド入りの瞬間7.2時間で全部みせますSP』を配信。3人は視聴しながらツイッターでつぶやき、そちらも注目を集めている。1996年にグループを脱退した森と21年ぶりに共演した感動的なシーンが流れると、3人は森についてツイート。稲垣は「実はね。森君からメール来たんだよ。嬉しいよね」と明かし、香取と草なぎが「なにぃー吾郎ちゃん!森くんからメール!なんて?!だって会いたいもん」「まじか!ゴロさん!」と食いついた。稲垣は「ホンネロスだって。。皆んな一緒だねまた会いたいなってさ。。」と内容を説明。「森君、、メールのなかで『吾郎ちゃん』はなく『ゴロちゃん』って書いてた」と補足した。
2017年11月19日元SMAPの稲垣五郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が16日夜から17日朝にかけて、それぞれ自身のSNSを通してAbemaTVを運営するサイバーエージェントの藤田晋社長と「72時間ホンネテレビ」のお疲れ様会を開催したと報告した。 香取はインスタグラムで稲垣、草なぎ、藤田社長と4人で乾杯をしているショットとともに「藤田社長とお疲れ様会!ありがとうございます!これからも、よろしくお願いします!」と投稿。 さらに、Twitterには「吾郎ちゃん家に携帯忘れて悔しがってる。家に帰ったら写真うpするって!うpしたくてウズウズしてる吾郎ちゃんをインスタのストーリーにうpe!」と稲垣が携帯を忘れてしまったことを明かし、続けて「藤田社長がまた楽しい事しよう!と仰って下さいました!慎吾初ビールを飲まなかった夜 ごちごち御馳走様でした!!」と報告した。 草なぎも自身のTwittterにヴィンテージワインのラベル写真とともに「@はい!こいつ凄し!私、分からんけど。吾郎さん興奮! 慎吾ビール飲まず人生で、初めてワインだけの夜だってよーー」とし、続けて手にもった大きなトリュフの写真とともに「#はい!コイツもヤバシ!トリフ!? トリュフ!? どっちでもいいか。 #新しい地図N AKAMA。72時間ホンネテレビ、僕としては 最高でした。藤田社長。ごちそうさまでした。 #それと慎吾とゴロさんは今日もカッコイイ!でした。お休みなさい。」と綴った。 稲垣は携帯を忘れてしまったということで17日午前中に「お疲れ様会」と題したブログを更新。「72時間ホンネテレビでは大変お世話になった藤田社長に素敵な会を開いて頂きました。」と報告し、4名の写真とワインボトルが並んだ写真をアップ。 「ワイン愛好家の僕としては皆さんとお話しながらも心はワインに釘付け(ここだけの話)」とし、「普段あまりワインを飲まないという香取君が“僕このワイン好きだなーワインってこんなに美味しいんだねー”って。嬉しい一言頂きました(涙)」と普段ビール派の香取の発言に感動したという。 また、「草なぎさんは“このヴィンテージ感がたまらないねー”とエチケットではなくボトルの口にろう付けされた部分を激写笑」と〝ワイン愛好家目線〟での2人の様子を紹介。さらに、「藤田社長と僕は同じ歳。この年齢になって同学年の方と出会えると、なんだか再会のようにも感じられ、、照れ臭くとも嬉しいものです。」とし藤田社長に対して親近感が湧いていることを伝えた。 これに対しファンは「3人の楽しんでいる姿が見れて幸せ~」「素敵な笑顔!写真見ればどれだけ楽しかった会なのか分かる!」「本当にお疲れ様でした!」「慎吾くんがビール飲まずワイン美味しいだなんて!」「3人でこれからも楽しいことたくさんやってください!」「藤田社長、どうぞこれからも3人をよろしくお願いします」などの反応を見せている。
2017年11月17日元SMAPの稲垣吾郎と香取慎吾が17日、それぞれ自身のツイッターを更新。人気アニメ『サザエさん』のテーマ曲の替え歌を披露し、話題を呼んでいる。まず稲垣が、オープニングテーマ「サザエさん」の替え歌を披露。「携帯忘れて愉快なゴロウさん。みんなが笑ってる しんつよも笑ってるルルルルルル 今日も良い天気」その約2時間後に、今度は香取がエンディングテーマ「サザエさん一家」の替え歌を披露。「アメブロゴロウのぞいたら昨日の笑顔あふれてた今日も楽しい.今日も楽しいS~N~S~ほ~らほ~ら.みんながいいね!す~る~ゴロウさん.ゴロウさんゴロウさ~んは愉快だな~~」2人の替え歌リレーに、「しんごろの仲良し替え歌大会!!!ほっこりするわぁ」「上手い!座布団3枚」「慎吾くんもサザエさん(エンディング)の替え歌とっても可愛い」「吾郎ちゃんのオープニングに対し、エンディングで攻めてきた慎吾wさすがですっ」「サザエさん返し~最高でーす!!」などと絶賛の声が上がっている。
2017年11月17日元SMAPの稲垣吾郎が17日、自身のブログを更新し、インターネットテレビ局・AbemaTVを運営するサイバーエージェントの藤田晋社長との"お疲れ様会"を報告した。稲垣は「お疲れ様会」と題してブログを更新し、「72時間ホンネテレビでは大変お世話になった藤田社長に素敵な会を開いて頂きました」と報告。「軽井沢でのオープニングからラストの72曲メドレー~エンディングまでのお話を一つ一つ振り返りながら。一瞬にしてあの時間に引き戻してくれた笑いの絶えない楽しい夜でした」と振り返り、藤田社長、草なぎ剛、香取慎吾との4ショット写真を公開した。そして、「素晴らしい奇跡のワイン達と共に!」とワインの写真もアップし、「ワイン愛好家の僕としては皆さんとお話しながらも心はワインに釘付け(ここだけの話)」とコメント。「普段あまりワインを飲まないという香取君が『僕このワイン好きだなー ワインってこんなに美味しいんだねー』って。嬉しい一言頂きました(涙)」「草なぎさんは『このヴィンテージ感がたまらないねー』とエチケットではなくボトルの口にろう付けされた部分を激写 笑」と香取と草なぎがワインを楽しんでいた様子をつづった。また、「実は、藤田社長と僕は同じ歳」と明かし、「この年齢になって同学年の方と出会えると、なんだか再会のようにも感じられ、、照れ臭くとも嬉しいものです。同い年ってだけで勝手に親近感湧かせて頂いております。(すみません、大社長に向かって)」と藤田社長への思いを遠慮気味に告白。「香取君の描いた別荘の絵を早く見に行きたいんですと仰っていた藤田社長の笑顔が印象的でした」と続け、「最高の夜をありがとうございました」と締めくくった。
2017年11月17日元SMAPの稲垣吾郎が14日、自身のツイッターを更新。「皆さんと24時間繋がっている」とつぶやき、ファンから感激の声が上がっている。稲垣は「おはようございます」とあいさつし、「香取君は夢の中 。そして僕は夢から覚める」とコメント。「こうして皆さんと24時間繋がっている」とSNSのつながりを実感している様子で、「良い一日を!」と呼びかけた。この投稿に、「朝から元気になれるお言葉ありがとうございます!」「ゴロちゃんと繋がってるって思えたら今日も一日がんばれそう!!」「朝から嬉しいお言葉 感激です」「ホンネテレビが終わっても24時間繋がっている幸せ噛みしめる朝です」「吾郎ちゃん朝から泣かさないでぇ」などと感激の声が寄せられている。稲垣は、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』(11月2日~5日)をきっかけに、草なぎ剛、香取慎吾とともにSNSを始動。ツイッターとブログをスタートさせ、番組終了後も継続している。
2017年11月14日10月24日、稲垣吾郎(43)が人気ワイドショー番組「5時に夢中」(TOKYO MX)に出演したことでネットが沸いている。 9月22日に公式ファンサイト「新しい地図」を開設した稲垣だが、この日は独立後初のテレビ生出演。放送4時間前のアナウンスに加えて癖のあることで知られる番組への出演とあって、番組サイトにアクセスが集中。サーバーがダウンするほどのパニックとなった。 番組中でも「出演にビックリした?」というアンケートに、6万ポイントもの反応が。普段は3,000程度の票数とのことで、まさにネットが沸いたかたちだ。 ヒゲをたくわえ登場した稲垣に、テレビの前の視聴者も「大人の色気たっぷり!」と歓喜。電話越しでの視聴者お悩み相談でも「夫に魅力を感じない」「韓流に夢中になってしまう」という主婦からの相談に、「現実とのギャップがあるから夢を見ることができる」と回答。さらに「僕らも夢の世界を売る商売」「韓流だけでなく、僕らもよろしくお願いします」とさりげなく存在をアピールしていた。 そんな稲垣について、Twitter上では《ゴローちゃんの色気が増してた》《稲垣吾郎ってハンパじゃない美形だな》《貴族の様な吾郎さん》《吾郎さんの対応力の高さと素敵なコメント力》《上品。知的。ユーモアのセンス抜群》と絶賛する声が続出。浅草キッドの水道橋博士(55)も《稲垣吾郎という存在の不思議さに唸る》とツイートするなど、改めて評価する声が上がっていた。 ワインや映画に関するマニアックなほどの知識量に加えて、紳士的だが茶目っけもある稲垣。そこに大人の色気が加わった「新しい」彼に、これからも目が離せない。
2017年10月25日元「SMAP」のメンバー稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が連名で「新しい地図」という名のサイトを、9月22日(金)に立ち上げたようだ。中居正広、木村拓哉、稲垣さん、草なぎさん、香取さんの5人(結成当時は6人)で構成されていた「SMAP」。2016年いっぱいで同グループは解散。また、稲垣さん、草なぎさん、香取さんの3人は2017年9月上旬にジャニーズ事務所を退社。今後の動向に注目が集まっていた。そんな中、「新しい地図」というサイトがオープン。TOPには稲垣さん、草なぎさん、香取さんの名前が並び、「新しい地図は皆さんと一緒につくる集いの場所です!その地図は、まだ、真っ白です。皆で面白いこと、為になること感動すること、その他いっぱいいっぱい、その地図に入れていきましょう!」と本サイトについて説明がされている。「新しい地図」は10月16日(月)より始動するようで、最新情報などが随時更新されていくという。また「新しい地図NAKAMA」に入会すると会報誌や動画の閲覧、チケット先行予約販売や会員限定イベントへの参加ができたり各種特典などがもらえるという。あわせて、本サイトのFacebook、Instagram、Twitter、LINE、YouTube、微博(weibo)が同時に開設。さらにYouTubeには50秒の映像が公開されており、第2弾配信が10月16日(月)に行われると予告されている。これを受けSNS上では早くもファンが思い思いのコメントを投稿。「待ってました!」「嬉しすぎて眠れない」「入会したっ!既にナマカがたくさんっ!」「そうきたか!!うん、うん、いいよ!!いいよ!!」と喜ぶ声や、本サイトに中居さんや木村さんの名前が集うことを期待する声も見受けられた。さらに、サイトビジュアルになっている東西南北を意味する“NEWS”に、地図“MAP”を足して、“NEWSMAP=NEW SMAP”という意味ではないかと多数考察が展開されている。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日カリスマ脚本家・野島伸司によるHuluオリジナル連続ドラマ「雨が降ると君は優しい」で、佐々木希がセックス依存症の女性を演じる。ピュアなイメージのある彼女にとって、大きな、大きなチャレンジだ。なぜ衝撃的な題材に飛び込む勇気が持てたのか聞いてみると、「野島さんの脚本が素晴らしかった」と佐々木さん。一方の野島さんも、ヒロインを佐々木さんに託せたことに“運命”すら感じていた。本作は、心から愛し合いながらも、“妻のセックス依存症”という究極の試練を与えられた新婚夫婦・信夫(玉山鉄二)と彩(佐々木さん)の苦悩を描く悲劇的な純愛ドラマ。「高校教師」などタブーを打ち破るような作品から、人間の苦しみやそのなかでも愛することの美しさを描いてきた野島さん。彼が「本当に描きたかったもの」と熱を込めるのが本作だ。企画が本格的に始動するまで3年もの歳月を要したというが、野島さんは「コンプライアンス的に、地上波では難しいテーマなので。時間がかかってしまった」と打ち明ける。「『お蔵入りか?』と思ったことが3回くらいありました。アルコールもそうだし、“依存”というテーマがもうNGなんです。実際に苦しんでいる人たちがいるのに、地上波だとそういうものはやらないでと言われてしまう」。「僕はNG作家になってきている」と苦笑いを見せる野島さん。地上波では難しいものも、可能にするのが動画配信サービスだ。本作もHuluとタッグを組むことにより、追い風に乗った。「Huluでなければ描けなかった。そういう時代なので、いつまでも地上波でと言っていても仕方がない。世界的にはペイチャンネルなどの方がブレイクするものが作られてきています。僕としては良いソフトが残ればいいと思っているので、どこの媒体であれ、ソフトを残せる場所があってよかったなと思っています」と描きたいものをぶつけられる場所を得た喜びを語る。その熱意を聞いた佐々木さんは「この作品と役に出会えて本当にうれしい」と微笑む。役を受け取ったときには「戸惑いはありました」と言うが、「彩という女性が愛おしくてたまらなかった。守ってあげたい、なんとかしてあげたいと思った」と愛情を感じたそう。「依存症を抱えた役ですので、大きなチャレンジになるとは思いました。でもそれと同時に、やりがいも感じて。とにかくこの夫婦がどうなっていくのか見届けたかった」。野島さんの脚本に魅了され、一歩を踏み出した。佐々木さんのイメージを覆す役となるが、野島さんは「ぴったりだと思った」とにっこり。「当初から、彩のキャスティングが一番難しいとは思っていて。自分のやっていることに罪悪感を感じ過ぎても暗くなってしまうし、だからといって開き直っても感じが悪い(笑)。チャーミングさも持ち合わせなければいけないし、その絶妙なバランスがものすごく難しい」というように、彩という女性は病気と愛する人の間で悩み、もがく難役だ。しかし運命的な出会いが、佐々木さんと彩を結びつけた。「佐々木さんとは、とある会で初めて会って。立ち姿を見たときに、この感じだ!と思ったんです。ようやくHuluがこの企画をやってくれるということで、ちょうどキャスティングの段階に進んでいるときだったんです」と野島さんは、佐々木さんを一目見てビビビときたのだとか。佐々木さんは「そんなに挙動不審でしたか?」と笑いながら、「あまりにすごい方々ばかりが集まっていて。ドキドキしていたんです。そんななか、『希ちゃん、野島さんだよ』と紹介していただき、あの野島さんですか!?と驚いてしまって。緊張もしているし、なんだかふわふわとしてしまって。私、変な感じだったと思います」と瞳を輝かせながらふり返る。理想的ヒロインと相思相愛、奇跡的な巡り合いを果たした。撮影がスタートし、その抜擢は確信へと変わる。野島さんは「撮影が始まったら、その破壊力はすごいですよ。イメージがジャストフィットだと思った以上に、クリエイティブに役に寄り添っている。ものすごく頭のいい子だと思いました」と太鼓判。「うれしい!」と笑顔を弾けさせる佐々木さんは、「やっぱりとても難しい役。信夫といるときとクリニックにいるときはまったく別の顔を見せる。感情も不安定で、激しい。病気についてもいろいろ調べました」と作品にのめり込んでいる。セックス依存症という題材を通して、一体どんな愛が浮かび上がるのか?野島さんは「一途な愛」だと話す。佐々木さんも「玉山さんとも『もし自分の相手がそうだったら、それを背負えるのか?』という話をしていて。最後まで愛し抜く力や精神が、私にはあるのか?できるのか?と考えてしまいました」と愛について熟考するきかっけともなったそう。野島さんは「ラブストーリーというのは、『ふたりをハッピーにしない枷を作る』というのが、物語を作る上での基本。その枷として、考えうる最高難度のものを作った」と着想のきっかけを吐露し、「現実でも、自分をすごく好きになってくれた彼女が、別れたらすぐに次を見つけてしまったりする(笑)。あれはなんだったんだろうと思うことがあるけれど、本作のヒロインはそうではなくて。信夫に捨てられたら、ほかの男を見つけるという回路はない。別れてしまえば苦しまないで済むのに、別れられない。二人にとって、依存ってなんだろう?ということを描きたいと思っていました」と“描きたかった愛”について語る。野島さんの話を聞くにつれ、「野島さん作品は、のぞいてはいけない世界をのぞいているようなドキドキ感がある」と女優魂に火がついている様子の佐々木さん。女優・佐々木希が野島伸司のもと、新たな扉を開く――。「覚悟を持って、最後まで頑張ります!」と意気込むその笑顔は驚くほど輝き、彼女自身がその扉の向こうを楽しみにしているよう。描かれる愛の行く末とともに、佐々木さんの新境地に胸が高鳴る。(text:Orie Narita/photo:Nahoko Suzuki)
2017年09月14日「高校教師」「家なき子」を始め、数多くの衝撃作を生み出してきた野島伸司が脚本を手掛けるHuluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」が、「Hulu」にて今秋配信されることが決定。また、玉山鉄二と佐々木希が夫婦役で出演。妻が不特定多数の男と体の関係を持ってしまう“心の病”だと知ったとき、夫は妻をそれでも愛しぬくことができるのか…!?“セックス依存症”を題材に、悲劇的純愛ドラマを描いていく。本ドラマは、野島さんが「本当に描きたいドラマ」を形にするべく、3年の歳月をかけて丁寧に紡ぎ出した作品。題材として選んだのは、“男女の間に横たわる究極のカセ”…地上波作品では描くことが極めて困難な「セックス依存症」。その呼称と症状から好奇の目で見られがちだが、実は「性嗜好障害」という病気の一つで、患者ひとりの力では到底抗えない深刻な心のエラー。本作では、心から愛し合いながらも“妻のセックス依存症”という究極の試練を与えられた新婚夫婦を中心に、“心の闇を抱えた男女らの愛と憎しみが交錯する群像劇”を描写する。そんな本作で主人公・立木信夫を演じるのは、「薔薇のない花屋」以来、2度目の野島作品参加となる玉山さん。連続テレビ小説「マッサン」では、ストレートな夫婦の純愛を演じ切り、世の喝采を浴びた彼だが、今作では一途に愛する妻がセックス依存症だと知り、計り知れない苦悩にさいなまれていく夫を演じる。そして、信夫の妻・立木彩を野島作品初参加となる佐々木さんが熱演。今年4月に結婚し新妻となった佐々木さんが、本作でも新婚の妻を演じるのだが、しかし、彼女は心の底から夫を愛しながらも、不特定多数の男に抱かれずにはいられないセックス依存症という役どころ。なぜか眩しく晴れた日には抗えない衝動を覚えて、見知らぬ男と肉体関係を持ってしまう彩。夫にはその事実をひた隠しにしてきたが、ある出来事からその秘密が夫の知るところとなり、激しい苦悩と呵責にさいなまれていく…。初め台本を読んだときには、深く理解することができなかったと話す玉山さんだが、「このドラマは昔のフランス映画のように、“観る人によって感じ方が違う愛の表現”を織り込んだ作品。僕が間違った方向に捉えていたらどうしよう…と、クランクインするまでは毎日が恐怖でした。ですが、実際に信夫を体に入れ、先入観やセオリーといった雑念をそぎ落としながら演じていくと、徐々にベースと方向性が見えてきました」とコメント。また、恋愛モノはあまりやったことがないと言い、「女優さんとずっと目を合わせることに気恥ずかしさを感じる部分もありますが(笑)いまは何よりも“信夫として抱く感情”を大事にしながら撮影に臨んでいます。役者としての居心地はすごくいいです!」と話している。また佐々木さんは、「登場人物それぞれが、周囲の人たちも含めてのちのち点と点がつながっていきますし、ビックリするような展開の連続です」とドラマについて明かし、自身も台本を読みながら早く次が読みたくて仕方なかったほど、惹き込まれてしまったと語る。役柄については、「性嗜好障害を患っていますが、夫のノブちゃんを心の底から愛している女性。自分ではどうしようもない分、ものすごい罪悪感に苛まれ、自分自身を嫌いになる瞬間もあるからこそ、ノブちゃんの前では“いい妻”であろうとします。私にはそんな彩が純粋で儚い女性に思えて、愛おしくなりました。だからこそ彩を演じていると、日々つらい気持ちになります」と話すも、「このような女性を演じるのは初めてなので『すごい挑戦だな』とやりがいを感じますし、女優として新しい扉が開けている気もしています。というのも、撮影中は泣かなくてもいい場面で泣けてきたり、ノブちゃんと眠るシーンで心から安心して、本当に寝そうになってしまったり…(笑)、すごく優しい玉山さんに引っ張っていただいているおかげもあって、自分でも『こんな感情になるんだ!』という新発見がたくさんあります」と新境地を切り拓いているようだ。Huluオリジナル「雨が降ると君は優しい」は今秋、「Hulu」にて配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2017年07月20日「高校教師」「未成年」など現代社会を独自の視点で鋭く切り取り、数多くのヒットドラマを生み出してきた野島伸司が脚本を務める「パパ活」が、6月26日(月)よりdTVとFODにて配信。主演に渡部篤郎、飯豊まりえを迎え、いま話題の現代の新たな男女関係をテーマに“スキャンダラス”なラブストーリーを描く。ごく普通の女子大生・杏里(20歳)は、母親に恋人ができたことがきっかけで家から追い出されてしまう。交際中の彼氏にも見放されて、ネットカフェを転々としながら大学に通う日々を送っていたが、あるとき、友人から「パパ活」の存在を聞く。最初は消極的な杏里だったが、生活費を稼ぐために登録したパパ活サイトを通じて航(45歳)という男性と出会い、その日は彼が契約するマンションの1室で1人で眠ることに。数日ぶりの眠りに安堵した杏里だったが、翌朝、思わぬ形で航と再会。杏里は、航を取り巻く隠された真実に直面していく――。dTVとフジテレビるタッグを組んだオリジナルドラマは、本作が第2弾。第1弾として、主演に山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)を迎えて男女6人の恋模様を描いた王道ラブストーリー「Love or Not」をdTVとフジテレビが運営するFODで同時配信し、ユーザーからの支持を得た。今回は、社会派ドラマの名匠として知られる野島氏が、カラダの関係はなく、デートをするだけ、金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味する“パパ活”という現代の新たな男女関係を中心に、人間の本質をリアルに表現。ストーリーが進むにつれて視聴者の想像を超える展開が待ち受ける、スキャンダラスなラブストーリーを生み出した。主演を務めるのは、「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 犯罪症候群」をはじめ、高い演技力でさまざまな難役を演じてきた実力派俳優・渡部さんと、映画『暗黒女子』で自身初の映画主演を果たすなど、いま最も注目を集める若手女優の飯豊さん。それぞれ、“パパ活”を通じて知り合い、隠されていた真実に直面しながら衝撃的な運命へと導かれる45歳大学講師と、ごく普通の20歳の女子大生を演じる。さらに、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」で一躍注目を集めたネクストブレイク俳優・健太郎をはじめ、実力派俳優の霧島れいか、橋本さとしら多彩なキャストが集結。本作の主題歌は、新人ながらカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」主題歌(オープニング曲)に大抜擢され、注目を集めるシンガー・Beverly(ビバリー)の「Unchain my heart」に決定。妖しげなバイオリンによるイントロと、切ない歌声が本作の世界観を彩る。野島氏は、“パパ活”について「援助交際を綺麗事で包んだとも言われていますが、現代世相の1つです。背景には、授業料、奨学金が払えない貧困女子という、社会問題と繋がっているようです」と鋭く分析。「物語はフィクションであり、入り口のモチーフとして使い、中年男性との想像も出来ない恋物語に移行します。ヒロインと同じように進むかどうかの選択肢は多義に渡ります。自分に置き換えて視聴して楽しんで貰えたらと思います。なお、くれぐれも、サイトへの登録は自己責任ですが(笑)」と語り、一筋縄ではいかなそうなヒロインの恋に言及する。また、「自分には似ていない人物を演じることは、大変貴重な経験」と語るのは、渡部さん。「わからないことなど、色々な方向からその人間を考える時間もとても貴重でした。野島伸司さんの脚本に参加させていただくのは初めてで、50歳手前で参加させてもらえたことも、また1つ勉強になりました」と真摯にふり返りながら、本作を「心に傷を負った人たちの精一杯生きようとする、愛の作品」と語っている。「自分の父親と同い年くらいの相手」に恋をする飯豊さんは、「パパ活を超えた2人の関係の先にみえるものはなんなのか。年の差の恋愛を不朽の名作をうみだしている野島さんがまた違う形で書かれたこと、愛の形や人との繋がりの深さ、それを同年代の方たちにも感じ取っていただきたいです」と力を込めてコメント。「大人の男性にしかできないようなオシャレな胸キュンシーンもあります」というだけに、期待が高まる。dTV×FOD共同製作ドラマ「パパ活」は6月26日(月)深夜0時よりdTV&FODにて第1話配信スタート、毎週月曜0時配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2017年05月22日12日夜、稲垣吾郎(43)がDJを務めるラジオ番組『編集長稲垣吾郎』が放送された。番組終了後『#編集長稲垣吾郎』がSNSのトレンドワード1位となった。これは、この日のリクエスト曲がSMAPの曲だったことや『スマスマ』の思い出エピソードが流れたことから、ファンの喜びが大きかったためとみられる。 番組は“女子力の高い”稲垣吾郎が架空の女性誌の編集長となり、さまざまなトレンドを取り上げるというもの。この日のトレンド内容は「移動映画館」についてだった。 番組内で稲垣は「バイトをしてみたいと思たことはないし、あまりできないと思う。」とし「前に番組の企画でレジ打ちのバイトをしたじゃないですか。でも、全然できなくて。」など思い出を語った。また、この日のリスナーからのリクエスト曲はSMAPの『TAKE OFF』だった。 SNSでは「番組のレジ打ちってスマスマのビストロ手売り企画かな??」「スマスマの話してるー!!」「TAKE OFF久しぶりに聴けて嬉しかった!」また、4月から放送時間が変更になったためか「聞き逃した…」「うそー信じられない!今日だった…」との悲しみの声も多く見られた。
2017年04月13日SMAPの中居正広が司会を務めるフジテレビ系単発番組『たまっチ!』(30日8:30~9:50)に、長嶋茂雄・王貞治・高橋由伸という新旧巨人監督が共演を果たすことが18日、明らかになった。中居は、9連覇を達成した長嶋・王の"ON時代"や、長嶋監督(当時)のもとで高橋現監督が選手として活躍していた時代など、その頃に選手としてどのような心境だったのかなどを質問。さらに、"二刀流"大谷翔平選手の話題では、長嶋氏が「今度会ったら169、170キロを目指せと言いますよ」とメッセージを送った。また、来シーズンで2年目を迎える高橋監督について、長嶋氏「来年はまってろよ!て感じがあるよ」、王氏も「思い切って爆発するくらいにやってほしい」とエール。高橋監督は「補強していただいた選手たちでどう戦うかはまだこれからですが、うまく使っていけたら。お2人みたいな選手がいてくれたらいいのですが」と来期への決意を語る。中居は、この夢の共演を目の当たりにして「(3人には)もっとテレビに出ていただきたい! こうやって長嶋さん王さん由伸監督の言葉を聞きたい人がたくさんいますので」と、満面で要望していた。聞き手は、中居のほか、元木大介と宮澤智アナウンサー。スタジオには、徳光和夫、篠塚和典、佐藤隆太をゲストに迎える。なお、SMAPは31日の『NHK紅白歌合戦』に出場するか、現時点では未定となっているが、出演しない場合、年内で解散するSMAPのメンバーとしてのテレビ出演は、これが最後となる可能性がある。
2016年12月18日年内で解散するアイドルグループ・SMAPの稲垣吾郎がパーソナリティを務める文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)の後番組のタイトルが『編集長 稲垣吾郎』に決定した。きょう15日放送の同番組内で発表された。新番組は来年1月5日にスタート。30分繰り上がり、21時開始となる。稲垣は番組のエンディングで「タイトルが変わって新しい感じにはしていきたいのですが、今までの番組の感じも引き継いでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」などと語った。新番組は、映画・読書・ワイン・ゴルフ・音楽と多様な趣味を持ち、料理や美容への造詣も深く、自らも"女子力が高い"と公言する稲垣が、ラジオで「女性誌の編集長」となり、さまざまなトレンドを取り上げながら、自身の近況を交えつつトークを繰り広げるという内容。リスナーには、全国に散らばる「雑誌記者」や「ライター」として、周囲で話題になっていることや、興味があることを吾郎編集長に伝えて(投稿して)もらう。また、公式サイトで新番組のコーナーも発表された。『編集長 稲垣吾郎』の各コーナー【GORO’s Column】吾郎編集長が短いメッセージや、季節感のあるお便りを紹介するコーナー【GORO’s Search】番組のメインコーナー。毎週、リスナーや吾郎編集長が気になるテーマについて編集会議さながら、じっくりと取り上げる。時にはそのテーマに詳しい専門家を招き、吾郎編集長が独自の視点で探っていく【GORO’s Break Time】編集会議からの休憩時間。リクエストを受けた曲をリスナーのエピソードや想いとともに聞く【GORO’s Essay】吾郎編集長の仕事の話や、プライベートの話、リスナーからの質問など、吾郎編集長が近況報告していくコーナー【GORO’s Music Library】吾郎編集長が好きなアーティストや、共演したことのあるアーティストの曲について、吾郎さんのコメントを交えながら紹介するコーナー
2016年12月15日10月26日から1週間、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区では「瀬戸内国際芸術祭」と三越伊勢丹によるコラボレーションエキシビションが開催され、会期中の10月27日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏と、ベネッセアートサイト直島や瀬戸内国際芸術祭でも多く作品を残す現代美術家の大竹伸朗氏によるトークイベントが行われた。●2009年の作品、直島銭湯「I湯」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:2009年に直島の宮浦港のすぐ傍にオープンした銭湯です。その2年前に福武さんから「銭湯に興味はあるか?」と連絡をいただき、自分が子どもの頃、友だちと銭湯に入り浸っていた思い出があったのでお引き受けしました。以前は駐車場だった場所に、昔から島にあったように見える銭湯を新しく作り、外観だけではなく湯船の中にも作品を埋め込み、タイルやカランのパーツなどもすべてオリジナルで作りました。観光客はもちろん島の人たちも使う銭湯で、直島町の観光協会が運営を委託されています。僕が子どもの頃の銭湯は、地元の人たちの情報交換の場所で、そういう馴染みのある“寄合の地”を作りたいと思い制作しました。大竹伸朗直島銭湯「I湯」(2009)写真:渡邉修●直島銭湯「I湯」の男湯と女湯の境にある象のオブジェや、家プロジェクトの「はいしゃ」の中にある自由の女神像はどこから見つけてきたのでしょうか。大竹:象のオブジェは北海道の定山渓の秘宝館入口にあった物です。直島銭湯「I湯」の制作から遡ること12年前、当時の僕は、敷居が高くておしゃれな現代アート界が毛嫌いする場所、恥だと思うような場所をテーマにして作品を作っていました。当時ベネッセの前身である福武書店から出ていた月刊誌「海燕」から日本をテーマに連載の依頼を受けました。その連載では、そういう現代アート界が見向きもしない、潰れたゴルフ場や廃墟になったラブホテルなどをテーマにすることにし、取材中にその象のオブジェに出会いました。それを見た瞬間にひと目惚れし、いつか手に入れたいと思いました。銭湯を作るからには象は絶対に必要だ、という想いが制作当初からありました。同じく直島にある「はいしゃ」《舌上夢/ボッコン覗》という作品は、かつては歯医者さんだった場所を利用して新たな空間を作り、その中の一部に女神像「女神の自由」を置きました。あの女神像は、地方の国道沿いに忽然と現れる「自由の女神」像とか「サモトラケのニケ」像が以前から不思議で、なぜ日本人はあれを建てるのかなと気になっていたところから始まっています。元は貸しビデオ店の看板か何かに使われていた物でしたが、ある時、急に廃品になると連絡が入り手に入れました。手に入れたもののなかなか出番がなくて、10年くらい作業場脇に放置していましたが、ようやく「はいしゃ」の中に納めることが出来ました。他にも街中に立っているボーリング場の巨大なピンや謎の鉄柱や煙突とかを見るとほしくなるものがあります。昔の建物は、磨りガラス1枚でも今と全然違う。お宝は街のいたるところにあるのに、それを見ようとする価値観がない。新たに物を作らなくたって、解体したビルから持ってきた物だけでも作品は十分に作れると思います。家プロジェクト「はいしゃ」 大竹伸朗 " 舌上夢/ボッコン覗 "写真:鈴木研一●ファッション業界にも大竹さんのファンは多いですが、「ニューシャネル」のTシャツのデザインはどのようにして作られたのでしょうか。大竹:あれは、もともと展覧会に来てくださった方に配るために10分くらいでデザインしたTシャツです。「ニューシャネル」は宇和島にあったスナック名から取ったものです(笑)。日本語のTシャツはダサい、という価値観があったので、逆にダサいTシャツを作ろうと思いました。そんな思いつきのような逆の発想が、無責任に作った物が受け入れられた、という感じですね。美術のプロの人たちが嫌悪感を抱くようなところを突き進めば未知の新しさに行き着くことがあります。欧米で流行っている物を追いかけるより、日本のローカルにある物の中に新たな価値観を見出すことが重要なのです。それには長く時間がかかりますが。●美術館の中ではなく、島でアートを見ることについてどう思われますか?大竹:美術館の中にしか美術作品はないという価値観はもう古いと思っています。街中の煙突とか既にそこにあるものの中にも重要な物はたくさんあるのです。やっぱり日本は、アートに対してマニュアル的な意識が強いので、色々な視点が生まれて来るといいですね。北川:たとえば瀬戸芸を観に島へ行くとしても、パックツアーではなくてマニュアルのない“素”の状態で、海の香りや波の音に触れ、感覚の赴くまま、次に行く場所を決めたらいいと思うのです。僕のおすすめは、女木島にある依田洋一朗さんの「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」というインスタレーション作品。これはマンハッタンの古い映画館を手作りで再現した物なのですが、36席しかない小さな劇場の中で昔の映画を見ること自体が、すごく独特の体験になるはず。ぜひ足を運んで、実物を観て欲しいです。※「シップヤードワークス」(ベネッセハウスミュージアム)、家プロジェクト「はいしゃ」、直島銭湯「I湯」(以上直島)、「針工場」(豊島)は常設展示されています。休館情報等は下記でご確認ください。※「女根/めこん」、「ISLAND THEATRE MEGI」(いずれも女木島)については、芸術祭終了後(2016年11月7日以降)の開館は未定です。下記でご確認ください。前編「北川フラム×大竹伸朗、“瀬戸芸”を通じ出会った両氏の“現代アート界”に対する率直な想い」へ戻る。
2016年11月15日伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区では10月26日から1週間、「瀬戸内国際芸術祭」と三越伊勢丹によるコラボレーションエキシビションが開催され、会期中の10月27日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏と、ベネッセアートサイト直島や瀬戸内国際芸術祭でも多く作品を残す現代美術家の大竹伸朗氏によるトークイベントが行われた。会場では、両氏が瀬戸内国際芸術祭の魅力について語り、大竹氏は過去の出展作品の制作秘話を披露。“瀬戸芸”を通じて付き合いが始まった両氏が“現代アート界”に対する率直な想いを打ち明け、和やかながらも熱い一面が垣間見えた時間となった。現代美術家の大竹伸朗氏と瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏●瀬戸内国際芸術祭のテーマ、「海の復権」について教えて下さい。北川:まず、日本全体は海に囲まれていて、他の国とは環境が違うということです。イギリスも島国ですが、日本はさらに暖流と寒流がぶつかるせいで、雨が多く、土が多い。そのおかげで日本の文化は、雨と土と親しむ中から生まれ育まれました。それこそが極東の島国、日本の文化的な面白さ、豊かさだと思うのです。大陸を渡って日本へやってきた民族が、それぞれ辿り着いたところに港を作り、さらに川を伝って文化が作られていく。瀬戸内海もそんなふうに穏やかな海とともに文化が発達してきた土地で、もともとは自由な海、自在な島だったのです。ところが、だんだん文明が発達するにつれて、製錬所が出来て島が荒れ、産業廃棄物が投棄され“隔離された島”のイメージが定着。人口がどんどん減ってしまった。そういう状況はとても残念だし、島の人にとっても展望がなかったのです。直島では福武總一郎氏によりベネッセハウスが建てられ、アートで島を復興させようという動きが生まれ、瀬戸芸を始めるきっかけになりました。私が直島へ初めて来たのは1998年頃、大竹さんの「シップヤードワークス」がすでにありました。●90年代初頭に宇和島へ移住し、アーティスト活動を続けていた大竹伸朗氏。瀬戸内海との出合いには、どのような経緯があったのでしょうか。大竹:今となっては現代アートの本拠地として認知されている直島ですが、僕が初めて直島に足を踏み入れたのは、直島にベネッセハウスが出来た直後でした。宇和島までベネッセの人たちが会いに来て下さって、直島へ出来たばかりの美術館を見に来て欲しいと言われました。正直「島にある美術施設」と聞いてもあまり期待していませんでした。でも、いざ直島へ行ってみたら、美術館は安藤忠雄さんの設計で、僕が高校生の頃に画集でしか見たことのなかったような作品がたくさんありました。ものすごい衝撃を受けましたね。本当に“見たことがない場所だ”と思いました。その後、野外彫刻展(Open Air ’94 Out of Bounds-海景のなかの現代美術展)に声をかけていただき、作品を作るようになりました●最初の作品、直島のビーチに設置された作品「シップヤードワークス」について教えてください。大竹:1990年の東京での個展「シップヤードワークス」展のために宇和島の造船所にあった廃材である船型を使って製作したシップヤードワークスシリーズです。船尾の木型から抜いたものにたくさんの穴を開けたり、船底を立てたり、また船の先端部分等も直島のビーチに設置しました。最初のうちは、漁師さんから漁船が座礁して壊れていると通報が入ったりしたこともありました。当時の島は、手押し車のおばあさんたちが、日向ぼっこしながらおしゃべりする姿がどこでも見られるようなのんびりしたところでした。2001年開催のグループ展「スタンダード」展には「落合商店」という作品を出品しました。それは廃業した雑貨店内にアート作品を同居させた作品だったのですが、3ヶ月の展覧会中、1万人余りの来場があり当時としてはそれは大成功の数字でした。そして数年後には年間20万人もの人たちが現代アートを見に来るようになったのです。ここ数年では、海外の旅行雑誌でも日本で行きたいところベスト20に直島が入るほどになりました。この状況の変化にはびっくりしています。●2016年の新作、豊島の「針工場」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:豊島にある廃業したメリヤス針製造工場跡地に作品を作って欲しいと、福武總一郎氏から依頼があったのがきっかけです。それは針工場跡地の中央に宇和島の造船所に30年くらい放置されていた全長約17mの船の木型を置いた作品です。漁船を作る時は船と同寸の木型を作るのですが、船が出来た後は巨大な不要物ですから、造船所内で巨大なゴミ箱としてずっと放置されていたのです。それを作品化して運びました。僕が東京から宇和島へ移住した時、最初に興味を持ったのは造船所の不要物で、造船所に落ちている物は東京にはない物ばかりだったので、これまでにもそれらでたくさんの立体作品を作ってきました。この「針工場」は、夜になると木型内に設置した明かりが床に漏れるようになっています。大竹伸朗「針工場」写真:宮脇慎太郎●2013年の作品、女木島の「女根/めこん」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:女木島に唯一ある小学校の中庭を使って作った作品です。ここは過疎の島で休校中の小学校です。最初に女木島に来た時に「植物がワイルドで元気だな」という印象を受けたので、「植物の生命力」とそれを象徴する“根”をテーマに作りました。この赤く立っている物は、宇和島の海岸に流れ着いたブイで、ブイの内側をくり抜いて、女木島に生えていた大きなヤシの木を花瓶のように差したのです。作品を作る際には、学校が休校中のため中庭にあった水道や電気系統用の建物をいじることが出来ず、鉄板で周りを囲ってからタイルを貼り付けたり、ネオン管を大量に取り付けました。南国の植物園のような雰囲気を意識した作品になっています。女根/めこん写真:渡邉修後編「北川フラム×大竹伸朗、銭湯やラブホテル...日本の“ローカル”に見い出す新たな価値観」へ続く。
2016年11月15日SMAPの中居正広が、11日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『中居正広のミになる図書館』(毎週火曜23:15~24:15)で、稲垣吾郎のキスシーンの映像を見て「気持ち悪い」と言い放った。今回、高岡早紀、高橋克実らがゲスト出演し、舞台の裏話を告白。キスシーンの話題になると、清水俊輔アナウンサーが「高岡早紀さんがキスシーンを繰り広げている舞台のVTRがあります。お相手は稲垣吾郎さん」と映像を紹介した。中居は「見たくないなーそれ」と嫌がり、「ちょっと待って待って、いいよそれ。オンエアで見るわ」と抵抗。「早紀ちゃんがキスするのはプロとしてやってるんだろうなって思うけど、稲垣本気だもん」と話して笑いを誘った。そして、舞台『No.9―不滅の旋律―』での稲垣と高岡の濃厚なキスシーンが流れると、中居は「あーやだー」「何やってるの、稲垣さん」「うわわわ…」「気持ち悪い」などと突っ込みを連発。「申し訳ないけど、アニマルチャンネル見ている感じ。稲垣さんのキスとか気持ち悪い」とバッサリ斬るも、「でも稲垣さん基本的にキス好きだから」と笑っていた。
2016年10月12日SMAPの稲垣吾郎が10月8日、都内で行われた出演作『少女』の初日舞台あいさつに登壇。今年8月、大みそかでのグループ解散を発表して以来、初めての公の場に立ち、「人が生きていくなかで、少なからず抱えている闇にそっと寄り添ってくれるような素敵な作品。僕自身、大好きな作品なので、気に入っていただければ2回、3回と劇場に足を運んでいただければ。そのとき、僕らはもういません、この場には(笑)」とジョークを交え、作品をアピールした。『少女』舞台あいさつ その他の写真転校生の何気ない一言をきっかけに、「他人が死ぬ瞬間を見たい」衝動に駆られた17歳の少女2人が衝撃的な事件を巻き起こす。舞台挨拶には稲垣をはじめ、主演・本田翼、山本美月、共演する佐藤玲、児嶋一哉、三島有紀子監督、原作者の湊かなえ(『告白』『白ゆき姫殺人事件』)が登壇した。稲垣演じる高雄孝夫は、ある事件をきっかけに心に傷を負った役どころで「現場ではしゃべりかけにくかった・・・」(本田)、「何テイクも撮ったシーンに付き合っていただき、ありがとうございました」(山本)。また、三島監督が「稲垣さんは、私が近づくと一歩後ずさる方なので、孝夫もそのようなキャラクターにした」と明かすと、稲垣は「パーソナルスペースは必要ですから」と“らしい”発言で、ファンの歓声を浴びていた。また、映画が描く“心の闇”に話題が及ぶと、本田は「休日に食事もせず、家で18時間ずっとゲームをしていた」と驚きの告白。稲垣は「基本、部屋は闇ですね。キャンドルと間接照明があるくらい。暗いのが好きで、占いの館って言われます(笑)」と話し、再び客席を沸かせていた。『少女』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年10月08日2016年8月18日の夜、SMAPの稲垣吾郎さんがパーソナリティを務める文化放送の番組『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』にて、SMAP解散についてのコメントをしました。番組冒頭にて稲垣さんは、『すでに報道で皆さんご存知だと思いますが、SMAPは解散という形を取らせていただくことになりました。ファンの皆さんには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません』と、解散について改めて自身の口から報告し、ファンに謝罪。『私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので、『STOP THE SMAP』も引き続きよろしくお願いいたします』と続けました。番組の本編では、メンバーについての微笑ましいエピソードを披露した稲垣さん。解散に至った経緯については触れませんでしたが、8月14日の解散発表から初となるメンバーの言及には、大きな注目が集まりました。●ネット上では「読まされた感一杯」「本音が言えずかわいそう」と同情の声多数稲垣さんのラジオを聞いたファンからはネット上で、『本当はもっと言いたいことがあるんだろうけど、言えないことがいっぱいなんだろうな』『言葉足らずに感じるけど、言えないことが多いんだと思う。吾郎ちゃん、ありがとう』『自分の意見は事務所に止められてるとしか思えない。かわいそうに』『言いたいことが言えないのはつらいだろうな…』『本音は言えなかったんだと思いますが、声のトーンで気持ちは伝わりました』『ラジオの本編ではメンバーの話を楽しそうにしてたし、不仲での解散じゃないと思う』『解散はつらいけど、ちゃんと吾郎ちゃんの口から聞けてよかった』『これは本当のこと言うの事務所から止められてるね。他の4人の今後のコメントも同じようなものになりそう』『読まされた感一杯だった。せつない』『メンバーそれぞれの話をしてたし、不仲じゃないんじゃないかな…って思った』『吾郎ちゃんから改めて「解散」って言葉を聞いて、現実なんだなって痛感した』『今はこれだけしか言えないんだろうね。かわいそう』『吾郎ちゃんは一番中立みたいな立場っぽいから、切ないだろうな。これからも応援します』など、稲垣さんを思いやるコメントが多数あがっていました。今回のラジオでは、解散発表時に公開されたメンバーそれぞれのコメント以上の情報は得られませんでしたが、ファンは稲垣さんの声にならない声を受け止めたようでした。メンバーに謝罪させる前に事務所側の謝罪を求める声もあり、ファンはまだまだ複雑な心境のようです。SMAPの解散は年末。それまでまだ時間があるので、せめてファンが納得できる方向に進んでくれるといいですね。(文/パピマミ編集部)
2016年08月19日年内での解散を発表したSMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)に出演。解散について言及してからスタートしたこの日は、SMAPメンバーをはじめ、ジャニーズの先輩後輩の名前を多く出してトークを展開した。稲垣は、草なぎ剛が店で偶然遭遇したKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔にビンテージジーンズを買わせたエピソードや、香取慎吾がエスカルゴをときどき食べているという話題を紹介。中居正広はトマト、木村拓哉はおにぎり、香取はアイス最中の食べ方にこだわりがあるというメンバーの食の話にもなり、自身については「昔はトウモロコシをきれいに食べていたけど、雑に食べた方がおいしい」と語った。また、「吾郎君」と「吾郎ちゃん」という呼び方の世代的な境目についてリスナーから聞かれると、先輩後輩の名前をあげながら返答。「後輩は吾郎君。キンキやイノッチも吾郎君。もっと下だと吾郎さん。最近知り合った人だと年上でも同世代でも稲垣さんとか吾郎さん」などと話し、KinKi KidsやTOKIO、V6、東山紀之、近藤真彦の名前を出した。その中で、「嵐のメンバーはあまり密にしゃべるメンバーがいなかったし共演も少なかったけど、二宮君はたまにスタジオとかで会うとすごい人懐っこい」と嵐の二宮和也とのエピソードも披露。2人ともドラマをやっていたときによくスタジオで会っていたそうで、「『センパ~イ、センパ~イ』って言ってました。『ナメてんのかな』と思いながらあしらっていましたけど、おもしろいですよね二宮君のあの感じ。甘え上手なんですよね」と語った。稲垣のトークに、ツイッター上では「吾郎さんのラジオ、メンバーの話満載!どこが不仲??」「吾郎さんSMAPの解散を望んでない。中居くん、木村くん、剛くん、慎吾ちゃんの話を楽しそうにしてくれた」「こんなの聴いてたら到底解散なんて思えない!!」「解散なんてウソだ。こんなにもSMAP愛にあふれたラジオ」と、解散が信じられないという声が多数。また、「ジャニーズの名前をたくさん出してくれてありがとう」「嵐のお名前挙げてくれた!!ありがとう」と感謝のコメントも上がっている。この日は冒頭で、解散についてあらためて報告し、「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪。「私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2016年08月19日年内で解散することを発表したSMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)に出演。個人で出演するTBS系『ゴロウ・デラックス』への思いを語った。リスナーから、『ゴロウ・デラックス』で漫画家さいとう・たかを氏のアトリエを訪れ、さいとう氏のモデルガンについて興味津々に語っていたときの感想を聞かれた稲垣は、「僕も昔からモデルガンとか好きだったので懐かしいなと思いながら…おもしろかったですね」とコメント。「子供のころに戻ってしまうというか、ちょっと無邪気な自分がいた」と話した。そして、「『ゴロウ・デラックス』をやっていると、漫画家の先生の家にお伺いすることとか、最近ロケも多いのですごいおもしろい」と番組への思いを話し出し、「アトリエとか漫画を作られる工程とかっていうのは今まで見たことなかったですし、本当に別世界のお仕事なので、『ゴロウ・デラックス』はやっていてすごく勉強になりますね。いろんなものに触れる機会が多くて」と語った。さらに、「『ゴロウ・デラックス』も長寿番組にもなってきたので、これからもずっと続けていきたいなと思いますし、自分の楽しみの一つでもありますね」と長く番組を継続していきたいという思いを明かした。この日は冒頭で、SMAPの解散についてあらためて報告し、「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪。「私、稲垣吾郎はこれから頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と呼びかけた。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは初めて。
2016年08月18日SMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)で、解散という決断に至ったことをリスナーに謝罪した。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは初めて。稲垣は番組冒頭で、「すでに報道でみなさんご存じだとは思いますが、SMAPは解散という形をとらせていただくことになりました」と報告。「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪し、「私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と決意を語った。SMAPは14日未明、今年12月31日をもって解散することを電撃発表。『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』のこの日の収録分は解散発表前に収録されていたというが、急きょ冒頭にメッセージが差し込まれる形となった。
2016年08月18日SMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)で、解散についてコメントすることがわかった。同局が17日、公式ツイッターで発表した。ツイッターでは「明日18日(木)21時30分からの『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』は、この度のSMAPの解散発表を受けまして、番組冒頭で、本人からリスナーの皆さんへのメッセージを放送いたします」と発表。「野球中継により番組の放送開始時間が遅れる可能性がございます」と伝えている。
2016年08月17日SMAPの稲垣吾郎が、23日(22:00~22:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『「SMAP×SMAP」プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~』のMCを担当することが16日、明らかになった。この番組は、"自分の猫が世界一"と思って疑わない芸能人たちが、愛猫のベストショットVTRを撮影し、そこから「芸能人キングオブザキャット」を決めていくというもの。稲垣は20歳くらいから15年ほど猫を飼っていたという猫好きで、「(この番組の放送後)他の(SMAPの)メンバーのリアクションが怖いですね」と言いながら、猫への思いを大いに語っていく。スタジオに登場する猫好きゲストは、大杉漣、指原莉乃、佐藤健、大地真央、つるの剛士、室井滋。7匹も飼っているという大地は、それぞれの個性的な名前を紹介するほか、佐藤は自身が生まれてから実家を出るまで、ずっと飼っていたことを告白。元犬派だったという大杉はある映画での猫との運命の出会いを明かし、昨秋から飼い始めたばかりの指原も猫愛を語る。5匹飼っている室井は自分を起こしてくれる様子を撮影し、つるのも自身が撮影した映像で「芸能人キングオブザキャット」に参戦。ほかにも清水ミチコがものまねをすると寄ってくる猫を紹介し、MCの田中裕二や指原がかわいさに太鼓判を押すダレノガレ明美の猫も登場するなど、女優、俳優、芸人、アイドル各ジャンルからエントリーされる。また、スタジオには、CMで人気の「春馬くん」、映画で大ブレークした「あなごちゃん」といったタレント猫も登場。稲垣チームと田中チームに分かれ、カリスマ猫カメラマン・岩合光昭氏の指導のもと、写真撮影大会が行われる。
2016年05月16日現代美術家の大竹伸朗が、15年から連続刊行しているカタログシリーズ『SO X TN』から新たに2タイトルを発売。あわせてこれまでのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売し、5月15日から6月26日まで東京・渋谷のNADiff a /p/a/r/tでこれを記念した展覧会「SO X TN: #1」を開催する。『SO X TN』は、大竹伸朗の展覧会やフェアなどのプロジェクトが行われる度に、東京・東麻布のギャラリー・Take Ninagawaが販売してきたカタログシリーズ。08年に開催された一番最初の展覧会である3部シリーズ『貼、貼貼、貼貼貼』を除くすべての個展プロジェクトが収録されている。5月には、これまでの4種に、新たに『時憶』と『網膜』の2タイトルが加わり、計6タイトルのカタログがラインアップ。これらのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売される。なお、見返し部分には大竹伸朗手書きの限定ナンバー入り。今回開催される展示会では、この『SO X TN: #1』の豊富なバリエーションの中から約100点を展示販売。絵画でもあり、彫刻でもある、重厚、膜厚な大竹伸朗ならではのユニークなピースの数々が展開される。5月15日の18時30分から20時までは、トークイベント「大竹伸朗を囲む初夏の夕べ」も開催。5月14日から6月30日までは、Take Ninagawaにて展覧会『時憶』も同時開催される。また、『SO X TN: #1』の購入者には、慶応義塾大学アート・センター企画のShow-Case Project No.3として大竹伸朗が個展を開催した際に制作された、他で手に入らない未販売のカタログ『時憶 / フィードバック』をプレゼント。デザインは同カタログシリーズと同様、Edit.35の小関学が手掛けた。【展覧会情報】「SO X TN: #1」会場:NADiff a /p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4期間:5月15日~6月26日定休日:月曜日【書籍情報】『SO X TN: #1』著者:大竹伸朗310×240×40発刊:2016年価格:3万5,000円
2016年05月01日SMAPの稲垣吾郎が、本田翼&山本美月主演の映画『少女』(10月8日公開)に出演することが28日、わかった。原作は『告白』『Nのために』『白ゆき姫殺人事件』など次々と話題作を発表する湊かなえの同名小説で、2009年の発売以来累計発行部数は100万部を超えている。『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』の三島有紀子監督がメガホンを取り、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望に囚われた2人の女子高生の姿を描く。稲垣は、過去に女子高生との間に起こった事件から深いトラウマを抱えた、老人ホームのスタッフ・高雄孝夫を演じる。バラバラに動いていた物語をひとつにまとめるキーパーソンとなるが、寡黙で口数が少なく、繊細な役どころだ。『告白』『夜行観覧車』といった湊かなえ作品を愛読し、「作家としてとても尊敬しています」話す稲垣は「これまで、こういった作風の映画に参加した経験があまりなかったので、自分にとっても新しいチャレンジだと思っています」と心境を語った。過去にトラウマを抱えた孝夫という役については、「台本には書いてない彼のバックボーンを監督と一緒に話しながら作り上げました」と明かす。そして「この映画は見る側が『考える』ことが出来る作品だと思います。『こうだ』という説明的な物ではなく見た人が自由な感性で、受け止めることが出来るということは、映画にとってとても大事なことだと思います」と、映画についての持論を展開した。(C)2016「少女」製作委員会
2016年04月28日「SMAP」の香取慎吾と稲垣吾郎が、2人そろって「anan」1978号の表紙に登場。「観るといい映画」と題された特集にて、映画について語り合った貴重な対談が掲載されていることが分かった。また本誌では、事務所の後輩にあたる玉森裕太の主演作『レインツリーの国』をはじめ、いま注目の映画を多数紹介。香取さんといえば、絶賛公開中の三谷幸喜脚本・監督最新作『ギャラクシー街道』にて主人公、ハンバーガー店主・ノアを熱演。ヒロイン役の綾瀬はるかを筆頭に小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行ら豪華俳優陣との共演で話題を呼んでいる。そして稲垣さんは、「anan」の映画評連載「シネマナビ!」にて毎週映画を紹介。そんな“映画”に縁深い2人を迎え今回の「映画」特集が実現した。実は1年前、同じ映画特集では「SMAP」5人で表紙に登場。今回は香取さんと稲垣さんというコンビに、5人で撮影したときの圧倒的な存在感とも、1人のときの雰囲気とも違う、2人ならではの世界観で撮影は行われたそうだ。そして、本誌内では「観るといい映画」と題し洋画・邦画あわせて全39本の映画を紹介。香取さんと稲垣さんの事務所の後輩にあたる「Kis-My-Ft2」玉森裕太の主演作『レインツリーの国』や、そして、「NEWS」加藤シゲアキの原作を初主演となる「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を迎えて実写化する『ピンクとグレー』など、2人と縁深い作品がズラリ。生田斗真と「Hey! Say! JUMP」山田涼介が共演する『グラスホッパー』では、先輩後輩の対談も掲載されているという。そのほか、西島秀俊主演、ビートたけしとの競演が注目の的の『劇場版 MOZU』、元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した田中圭主演作『劇場版 びったれ!!!』など今後公開の注目邦画が目白押し。さらに、世界中から熱い視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も16ページに渡って掲載。ファン必見の保存版となりそうだ。「anan」1978号は11月4日(水)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日7月7日(火)夜9時から始まるドラマ「HEAT」の制作発表が24日(水)都内で行われ、主演のAKIRA、栗山千明、田中圭、稲垣吾郎が消防団による敬礼の中、登場した。本作は、ドラマ史上初、消防団員のヒーローを演じることでも注目を集め、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力のもと撮影が行われている本格派だ。消防団のリーダー的存在となる女性団員役を演じる栗山さんは、実際に消防団の実技訓練も受けたそうだ。「消防団員ってかっこいいな、と思って貰えたら嬉しい」と話した。主演は、稲垣さん演じる日比野が社長を務める不動産会社で、エリートビジネスマンとして働くAKIRAさん演じる池上タツヤ。街を買収するため素性を隠して消防団に入団。「自分の利益第一」だった男が、消防団員との関わり、成長していく物語となっている。今回が初の社長役となる稲垣さんは、「半同居人のヒロくんが社長なので、日々、役作りの参考にしています」と暴露。さらに「ヒロくんは、普段は常に自分のことよりも会社のことを考えているんですが、プライベートでは、僕が癒してあげています。今日も待っていると思う」と話し、記者を驚かせた。とはいえ、本作では心が読めない不気味さもある社長を演じているため、「ヒロくんとはタイプが違うんですけどね」とヒロくんの人柄の良さも紹介した。普段の顔ではない役に変身をするという役にちなみ、「別の何かに変身をするなら何になりたいですか?」という質問に対し、田中さんは「僕はものすごく弱いので、強い男になりたい。いつかは誰かのヒーローになりたい」と願望を話した。AKIRAさんは、なんと「ゆるキャラに入って子どもから人気者になりたい。特にふなっしーに入りたい!普段のふなっしーとは違う動きをしたい」と答えると、稲垣さんは「EXILEに入りたいです。機敏なダンスに憧れるんですよね。割れた腹筋とか。とはいっても僕上半身脱ぐのはNGなんで」と、ここでも会場の笑いを誘った。「EXILEで脱がなくても大丈夫ですか?」と稲垣さんに尋ねられたAKIRAさんは「2秒で入れます。なんなら、メンディをどけてでも!」というと「メンディがSMAPにくるんですか!?だったらメンディじゃないほうがいいな。AKIRAさんと1日交換はどうですか?」と、SMAPとEXILEのトレードの可能性をにおわせた。ドラマの中でも熱く戦うAKIRAさんの姿に「もし娘がいたら、こういう方と結婚させたいな」と稲垣さんが大絶賛。恐縮しっぱなしのAKIRAさんだったが、最後に「スーパーヒーロのヒューマンドラマではなく、等身大の物語でもあるので、是非いろんな方に見てもらいたい」と見どころを話した。「HEAT」は7月7日(火)より関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日