水中カメラマンの茂野優太(@yuta3822)さんは、素敵な海の写真をTwitterに投稿しています。きれいな海といえば、沖縄など南の地域を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、ご紹介する5万件以上の『いいね』が寄せられた写真の撮影地は、南とは真逆の北海道でした。「夏の北海道の本気がやばい」というコメントを添えて投稿された写真がこちらです!夏の北海道の本気がやばい。 pic.twitter.com/kPbUbf0BTp — 茂野 優太 海のカメラマン (@yuta3822) July 28, 2021 底まで透き通った海と、山や青空が見える絶景です!この写真は、北海道の西部にある積丹(しゃこたん)半島で船から撮ったものだそう。今にも海に飛び込みたくなりますね。投稿には、たくさんの人からコメントが寄せられています。・道民だけどこんなにキレイな海があるなんて知らなかった。・すごい!これが積丹ブルーか!行きたいな。・確かにヤバい!海底にある昆布は『北海道昆布』かな。また、「コロナ禍でなかったら行きたかった」「感染者が増え続ける今は行けないけど、落ち着いたら潜りに行きたい」といった声も上がっていました。コロナ禍では、さまざまなことが制限され楽しみを見つけることが難しいかもしれません。しかし、ネットを通して「ここに行ってみたい」と想像を膨らますことで楽しみは広がるでしょう。茂野さんの写真は、多くの人の心を豊かにしてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年08月02日我が家では、子どもを複数連れて、北は留萌から宗谷岬、南は函館や襟裳岬、西は小樽から積丹半島、東は富良野や十勝管内はもちろん知床・網走・釧路まで全道をくまなく網羅してきました。今回は北海道在住で、道内をくまなく回ってきた筆者が、“子どもと旅する、夏の北海道おすすめエリアベスト3”を紹介します。なお、どのエリアを回るにも、車(レンタカー)は必須。旅程は2日~3日で組むのがおすすめです。北海道の夏は短い!東京や大阪に住む方にはピンと来ないかもしれませんが、北海道の夏は6月から9月まで。この期間のみ夏遊びが楽しめます。一般的に行楽シーズンと言われるゴールデンウイークはまだ雪が解けきっていない地域も多く、やっと桜が咲き始める時期となります。はっきり言って、寒いし、まだ景色も寂しい時期。この時期からようやく冬季封鎖や冬季閉館が解除されます。そして、9月は早々に紅葉のシーズンに。なので、北海道ならではの気持ちのいい夏を味わおうと思ったら、7~8月ごろに照準を合わせるといいでしょう。広い北海道、どこを訪れる?北海道は本当に広いので、子ども連れで2、3泊くらいを考えるとエリアを絞らないととても回り切れません。今回は北海道の夏に、子どもと訪れるエリアとしておすすめのスポットをピックアップしました。ポイントは、1、遊べる場所が集中している2、子どもが身体を動かして遊べる(遊歩道や走れる場所がある)3、冬は行けない・冬にはおすすめしないという3点でセレクトしました。観光名所がギュッと詰まっている「富良野」北海道といえば富良野と言われるくらい有名なスポットですね。メジャーな分、激混みなイメージもあるかと思いますが、おすすめは早朝です!実は北海道、朝は明るくなるのが早いです。以前東京に住んでいた時と比べた私の体感では、最大で2時間近くズレがある感じでしょうか。そのため、朝早く行動し始めれば、観光名所もゆっくりと堪能できます。特にラベンダーの時期である初夏は最高で、無料で見学できる展望の良い場所も点在します。大きなラベンダー園も朝の8時台から開園していますよ!もちろん7月の3連休など、時期によっては混みますが、富良野自体は小さな街ですので、移動が少なく楽しめるのもポイントです。また、富良野にはベリー狩りなどの体験スポットも。ランチなどの予約を早めに入れておくと各スポットをゆっくりと楽しめるでしょう。原生林の散策ができる「知床5湖」北海道屈指の自然が残り、世界遺産にも登録された原生林の散策ができるのが、知床五湖です。原生林の中を存分に歩ける「地上遊歩道」はレクチャー(大人250円、小学生まで100円)を受け、約3kmの大ループと約1.6kmの小ループから選んだ方を散策できます。小ループであれば幼稚園児でも十分散策が可能です。ただし、「地上遊歩道」はヒグマの出没によって閉園されることも。「地上遊歩道」につながっている「高架木道」も往復約1.6kmと充実しており、こちらはレクチャーなしで、だれでも無料で自由に散策でき、ベビーカーや車いすでも楽しめます。どちらの遊歩道も4月の末より開放されます。原生林の中の散策という非日常の体験は、大人も子どもも楽しめ、五感で北海道の自然を満喫できるおすすめスポットです。知床は、女満別空港や中標津空港、もしくは釧路空港などから2時間以上もの時間がかかり、行くのが少し大変なイメージ。しかし、それぞれの空港からのルートにも見どころが多く、このエリアだけで十分に遊べます。たとえば、女満別空港方面からであれば、網走刑務所を中心とする網走観光がおすすめですし、中標津空港方面からであれば、少し迂回するルートになりますが、摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖と北海道が誇る湖が点在しています。実は、このエリアは北海道屈指の穴場の足湯が多いエリアでもあり、魅力的な温泉地が多くあります。温泉の湧く川や湖畔もあるんですよ。また、釧路空港方面からであれば、ノロッコ号をはじめとする釧路湿原観光など、子どもと一緒に楽しめる観光地がたくさん!知床五湖のみでなく、知床周辺エリアは北海道の大自然を満喫できるスポットと言えます。北海道のでっかさを体感できる「十勝平野」日本一の平野と言えば、関東平野ですが、平野としての広大さを見て、動いて実感しやすいのは十勝平野です。十勝平野には、千年の森や十勝ヒルズといった、広大なガーデンがいくつも点在します。子どもは庭園の散策だけでは退屈なんじゃないかと思う方もご心配なく。おいしいカフェやレストランの併設はもちろん、電気で動く乗り物「セグウェイ」やチーズ作り体験などのアクティビティも豊富です。おとぎの国に迷い込んだかのような「真鍋庭園」では、いろいろなテイストの庭が楽しめ、鯉などへエサやりや滝・展望台など随所に楽しめる要素が展開されています。北海道銘菓「六花亭」の提供する「六花の森」には美術館が点在し、ガーデンを見渡せるレストハウスではスイーツも堪能できます。そのほかのおすすめは、日本で唯一のばんえい競馬を見ることのできる「とかちむら」。ここには十勝ならではのグルメ&ショップが集結していて、「紫竹ガーデン」プロデュースのカフェもありますよ。また、ここで紹介した以外にも、十勝には広々とした大きな公園が多いので、ちょっと立ち寄りながらドライブを楽しんでくださいね。いかがでしたか?子どもと一緒に素敵な北海道の夏の思い出を作ってみてくださいね!<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年04月24日