ライトエアはこのほど、同社が開発した空気清浄の技術「イオンフロー」の機能として、空気中のウイルスの感染力を低下させる効果があることが証明されたと発表した。同社は11月17日、東京都港区のスウェーデン大使館にて記者会見を開催。その研究成果について説明した。○イオンの力でインフルエンザウイルスなどを除去同社が開発した「イオンフロー」は、毎秒数十億ものマイナスイオンを放出することで、空気をきれいにする空気清浄の技術。同技術の特徴は、空気中に浮遊している粉じんやカビなどの粒子にマイナスの電荷を与えて「イオン化」することだ。"プラス"の電荷を帯びた清浄機の収集板に、"マイナス"の電荷を帯び「イオン化」された微粒子が吸い寄せられる仕組みになっていて、結果的として有害な微粒子を取り除くことができる。同社代表取締役社長のロジャー・ソヤ氏は、「花粉やバクテリアに限らず、PM2.5やインフルエンザウイルス、ノロウイルスなどのナノ粒子(大きさが0.1マイクロメートル以下の微粒子)も除去できる」とアピール。0.007~0.1マイクロメートルのナノ粒子は99.93%以上取り除くことができるという。○「除去」するだけでなく「感染力」も低下させるインフルエンザをはじめとしたウイルスを取り除くことができるという同技術。さらに今回、「ウイルスの感染力を低下させる効果がある」ことが証明されたという。スウェーデンのカロリンスカ研究所などが行った研究では、同技術を使って「イオン化」させたウイルスの感染力を調査。研究の結果、空気中に浮遊するウイルスの感染力が97%以上低下することがわかった。加えて、インフルエンザウイルスに感染したモルモット4匹を入れたゲージAと、感染していないモルモット4匹を入れたゲージBを24時間横に並べて置き、ウイルスの感染力を確かめる研究も実施。2つのゲージの間に「イオンフロー」の技術を搭載した空気清浄機(作動中)を置かなかった場合では、Bゲージのモルモット3匹が感染した一方で、同空気清浄機(作動中)を置いた場合ではBゲージのモルモットが1匹も感染しなかった。これらの成果は、世界的に権威があるとされているオンライン科学誌「Nature Scientific Reports」にて発表されたとのこと。説明にあたった同社のジュリアン・リー氏は、「ウイルスの感染力を低下させる効果があるということを実証データで示せる空気清浄の技術は、世界でも『イオンフロー』のみだ」と強調した。同技術を搭載した空気清浄機「ライトエア イオンフロー50」は、商品のサイズによって価格が異なり、3万7,000円(税込)から購入が可能。有害な微粒子を集める収集版には水洗いが可能な金属製の部品を使っているため、フィルター交換の必要がない商品となっている。インフルエンザの流行期が近づくこの季節、予防対策の1つとして取り入れてみてもいいかもしれない。
2015年11月18日シャープは11月5日、空気清浄適用床面積~65畳の大空間向けプラズマクラスター空気清浄機「FP-140EX」を発表した。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別165,000円前後だ。FP-140EXは、CADR(※)において「タバコの煙」「ホコリ」「花粉」の全項目で最高値を取得しつつ、最大運転音55dB以下を実現した空気清浄機。空気清浄の適用床面積は~65畳で、シャープは家庭のリビングだけでなく、飲食店やオフィスなどでの使用も想定している。※:クリーンエア供給率。米国家電協会が定めた指標で、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す。数値が高いほど部屋の空気を浄化するスピードが速い。ファンとモーターをそれぞれ2基ずつ搭載したことで、毎分14立方mの大風量を実現。これによって、大空間の空気清浄が可能になった。また、2基ずつのファンとモーターを採用したことで、ファンの回転数を抑えながらも風量をアップし、最大運転音の低減も実現している。強運転時の最大運転音は55dB、静音運転時は26dBだ。ファンには、摩擦抵抗が少ないトンボの羽根形状を応用したネイチャーファンを採用。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上捕らえられる静電HEPAフィルターを2枚備え、CADR各項目で最高値を獲得した。プレフィルターにたまったホコリを自動で掃除する「プレフィルター自動掃除」機能を持つ。プレフィルターが上下に動き、お掃除ブラシがフィルター表面のホコリをかき取って、ダストボックス内へ回収する仕組みだ。使用環境によって異なるが、ダストボックス内のゴミは約6カ月間に1度捨てればよい。プレフィルターの目の細かさは従来モデルに比べて約1/5で、内部へホコリが侵入しにくくなった。操作は天面のタッチパネルで行う。運転停止時は電源ボタンと時刻のみを表示し、運転開始時にその他の操作ボタンが浮かび上がる。0.5μmの微小な粒子まで検知する「高感度ホコリセンサー」と「ニオイセンサー」を備え、「ニオイ」「ホコリ」「PM2.5」の3項目で空気の汚れ具合を判定。測定結果によって自動で風量を調節する機能も持つ。サイズはW549×D327×H818mm、重量は約21kg。8畳の空気清浄にかかる時間は5分。消費電力は7.7~123W。CADR値はタバコの煙で450cfm以上、ホコリで400cfm以上、花粉で450cfm以上。
2015年11月05日●ブルーエア初、クラウド連携製品セールス・オンデマンドは10月16日、スウェーデンの空気清浄機専業メーカーであるブルーエアの空気清浄機「Blueair Sense+(ブルーエア センス プラス)」(以下、Sense+)と室内の空気をモニタリングする「Blueair Aware(ブルーエア アウェア)」(以下、Aware)を国内発売すると発表し、同日より予約受付を開始した。発売は12月9日。直販価格(税別)はSense+が54,500円、Awareが25,000円。なお、発売前に予約した場合はいずれも5%オフになる。○Blueair Sense+Sense+は、Wi-Fi機能を搭載した空気清浄機。家庭内のWi-Fi環境に接続し、クラウド経由でスマートフォンアプリ「Blueair Friend(ブルーエア フレンド)」と連携する。アプリからはSense+の運転速度や電源ランプの調整、スケジュール設定などの操作が可能だ。後述するAwareが測定したデータをもとに、自動制御を行うオートモードも備える。外観デザインは前モデルの「Blueair Sense」とほとんど変わらないが、ファンを改良したことによって、推奨フロア面積が~14平方m(8畳)から、~18平方m(11畳)へ拡大。CADR値(※)は、タバコの煙が120、ホコリが140、花粉が150といずれの項目でも20%以上アップした。※:クリーンエア供給率。米国家電協会が定めた指標で、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す。数値が高いほど部屋の空気を浄化するスピードが速い。独自の「HEPA Silent テクノロジー」を引き続き採用。HEPA Silentテクノロジーとは、フィルターをマイナスに帯電してゴミを吸着する方式のこと。目の大きさが異なる3層を組み合わせた「3ステップ HEPASilentフィルター」は、目詰まりしにくく、風量を維持できる。サイズはW470×D170×H492mm、重量は約11kg。定格消費電力は36W。運転音はスピード1で32dB、スピード2で43dB、スピード3で53dB。カラーはPolar White、Warm Gray、Leaf Green、Midnight Blue、Ruby Red、Graphite Blackの6色。○Blueair AwareAwareは、室内の空気環境をリアルタイムで観測するエアーモニター。PM2.5やVOC(揮発性有機化合物)などの微粒子、ニオイ、温度、湿度を計測する。空気の汚れ具合は本体前面のライトで表示。汚れている場合はオレンジ、キレイな場合は青のライトが点灯し、さらに、点灯するバーの長さによってそれぞれ3段階、計6段階で空気の状態を知らせる。Wi-Fiにも対応しており、クラウド経由でスマートフォン向けアプリ「Blueair Friend」からデータを確認できる。Blueair Friendでは、日ごと、週ごと、月ごとに計測結果をグラフ化して閲覧可能だ。Awareで観測した空気の状態をふまえて、前述のSense+を自動運転できる。サイズはW80×D80×H194mm、重量は350g。消費電力は0.7W。○Blueair FriendBlueair Friendは、Wi-Fi機能を搭載したブルーエア製品と連動するスマートフォン向けアプリ。先述したとおり、Awareが観測したデータを蓄積していくだけでなく、世界各国の空気環境の情報を集めて提供する機能も持つ。対応OSはiOS 8.0以上。Android版も近日リリースされる予定だ。日本語版についても近日中に提供開始する。ダウンロードは無料。次ページでは、スウェーデン大使館にて開催されたローンチイベントの様子をレポートする。●スウェーデン大使館でイベント○空気の状態を可視化する10月16日には、東京都内にあるスウェーデン大使館でローンチイベントが行われた。17日と18日に同じくスウェーデン大使館で開催される「SWEDEN KIDS WEEK 2015」にもブルーエアを出展する。イベントには、ブルーエア アジア・セールス・ダイレクターのヨナス・ホルスト氏のほか、セールス・オンデマンド 代表取締役社長 室崎肇氏、セールス・オンデマンド 執行役員 第二事業本部長 小野寺英幸氏が登壇。新製品の詳細な説明や、日本市場での今後の展開などが明かされた。ブルーエアは1996年にスウェーデンにて設立。「人は誰でも、きれいな空気を吸う権利がある。」という思いのもと、空気清浄機を作り続けており、現在は60カ国以上で展開している。空気清浄機はその性質上、どうしても効果が目に見えにくい。ブルーエアのヨナス・ホルスト氏は、「本当に空気がキレイになっているのか? という疑問を、IoT(Internet of Things、モノのインターネット化)で解決できる」と説明した。前ページでも書いたとおり、今回発表された新製品群のキーワードはクラウド連携だ。Wi-Fi機能を搭載したAware、スマートフォンアプリのBlueair Friendを使えば、空気の状態を可視化できるうえ、空気が汚ければSense+でキレイにできる。ユーザーの居場所にかかわらず、空気の状態をチェック・空気清浄でき、「東京にいながら、香港の自宅の空気をチェックできる」(ヨナス氏)とアピールした。○空気清浄機は「買い増し」需要があるセールス・オンデマンドの小野寺英幸氏は、日本市場における空気清浄機の動向をふまえ、「各世帯への普及率は約44%だが、空気清浄機を導入して効果を感じたら、リビングだけでなく寝室、子ども部屋と空気清浄機を"買い増し"する人が増えている。他の家電は"買い替え"であるのに対し、買い増しはめずらしい現象だ。さらに、ブルーエアを購入した人のうち、60%が買い替えもしくは買い増しをしてくれている。今後はこの層にもっとアピールしていきたい」という。販売チャネルは、当初は直販のみ。その後に家電量販店といった店舗への展開も検討していくが、タッチポイントを増やすなどして、丁寧なガイダンスができる状態で販売していきたいとした。
2015年10月16日●フィルターの掃除までおまかせ日立アプライアンスは、報道関係者向けに新製品説明会を開催。冬に需要が高まるという空気清浄機と掃除機を取り上げ、10月24日に発売予定の加湿空気清浄機「自動おそうじ クリエア EP-LVG110」(以下、EP-LVG110)、9月に発売された紙パック式掃除機「かるパック CV-PC500」(以下、CV-PC500)を紹介した。○フィルターが勝手にキレイ?説明会では、日立アプライアンス 商品計画本部 主任 湧廣修氏が登壇し、製品の開発背景やデモを交えた説明を行った。湧廣氏いわく、日立アプライアンスの空気清浄機購入者を対象に調査を行ったところ、不満点として「本体の大きさ」がトップ、「お手入れの面倒さ」が次点で挙げられたという。「普段お手入れする場所」を尋ねたところ、66%以上が「プレフィルター」と答えた。そこで、新製品となるEP-LVG110は、国内の家庭用加湿空気清浄機としては業界初となる「自動おそうじ機能」を搭載した(日立アプライアンス調べ)。自動おそうじ機能を実現したのは、本体裏面のカバーに配置された「自動おそうじユニット」。ユニットには洋服のホコリなどを除去するエチケットブラシと同じ素材の起毛生地が埋め込まれている。この起毛ブラシが、プレフィルターに沿って上下に動くことで、表面のホコリを取り除く仕組みだ。集めるだけではなく、除去したゴミを自動でダストボックスへ運ぶ。ユーザーが行う手入れは、目安として年に1回ほど、ダストボックス内のゴミを捨てるだけ。おそうじユニットは簡単に取り外せ、まるごと水洗いすることも可能だ。●フィルターは10年交換いらず○10年間交換不要な高性能フィルター空気清浄機能にとって重要なフィルターは、前述のプレフィルターと、「アレルオフ微細じんHEPAフィルター」、「洗える脱臭フィルター」の3枚構成。外気にさらされるせいで一番汚れやすいプレフィルターは、ステンレス製で汚れが落ちやすく、水洗いも可能だ。アレルオフ微細じんHEPAフィルターは浮遊ウイルスや細菌、花粉やダニのフンといったアレル物質をキャッチして活動を抑制。0.1~2.5μmの粒子を99%、0.3μm以上の粒子を99.97%以上キャッチできる。屏風状に折りたたんだ状態で収納されているが、広げると長さは約9.96mもあり、広い表面積を利用して微粒子を捕まえる。さらに、表面積を広げたことで、約10年間、フィルター交換が不要になった。洗える脱臭フィルターは、活性炭の微細孔にニオイ成分を吸着し、ペット臭やたばこ臭、排水口のニオイなどを低減するというもの。ニオイ成分が吸着するため、フィルターにニオイが残ることもあるが、気になったときに水洗いすれば、こちらも約10年間交換する必要がないそうだ。○48畳の部屋で使える強力パワーEP-LVG110のもう一つの特徴が、適用床面積48畳というパワフルさ。空気を両サイドから吸い込む「ワイドスピード集じん」を採用しており、8畳の部屋なら約6分で清浄可能。これは、家庭用の加湿空気清浄機においては業界最高水準のパワーだという(2015年10月24日の発売時において。日立アプライアンス調べ)。汚れやすいパーツにはステンレス素材を使用した「ステンレス・クリーン システム」を引き続き採用。空気吹き出し口やフラップ、プレフィルターはステンレス製で、菌が接触しても、ステンレスに含まれる金属イオンにより菌を抑制するという。気流を作り出すファンは樹脂製ではあるものの、銀イオンを練りこむことで抗菌効果を持たせた。本体表面にはガラスパネルを採用。樹脂製のパネルでは落ちにくい汚れも、ガラス製ならばサッと拭くだけで簡単に落ちる。操作ボタンは凹凸のないタッチパネル式で、こちらも拭き取りやすく、デザイン性が高い。説明会で紹介されたのは、適用床面積48畳のEP-LVG110だが、会場には適用床面積42畳のEP-LVG90と適用床面積32畳のEP-LVG70も展示。さらに、除湿機能を搭載した適用床面積31畳のEP-LV1000と、加湿機能を搭載しない適用床面積15畳のパーソナルモデルEP-LZ30も展示されていた。●紙パックは排気がにおう?○「かるパック」のプレミアムモデル空気清浄機に続いて、9月に発売済みの紙パック式掃除機「CV-PC500」についても説明された。CV-PC500は重量が2.3kg(本体のみ)と軽量でありながら、吸込仕事率が360Wと強力なのが特徴。さらに、運転音が51~57dB(目安として、普通の会話が60dBとされる)と比較的静かで、「耳障りに感じやすい」といわれる高い音を出さないよう開発されている。紙パック式は一度ゴミの中を通った空気が排出される仕組みのため「排気がにおう」と思われがちだ。しかし、CV-PC500は「ナノテク高捕じんプレミアム衛生フィルター」や「高集じんフィルター」「アレルオフフィルター」といった複数のフィルターを採用。吸い込んだゴミを99.999%逃さないため、排気臭も抑制できるという。会場では製品に大量のスモークを吸わせる実験も行われたが、CV-PC500の排気口からは、まったく煙が漏れることがなかった。
2015年10月08日ダイソンは10月6日、空気清浄機とファンヒーター、扇風機の3機能を持った「Dyson Pure Hot + Cool(ダイソン ピュア ホット アンド クール) 空気清浄機能付ファンヒーター」(以下、Pure Hot + Cool)を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別68,800円前後だ。Pure Hot + Coolは、空気清浄機とファンヒーター、扇風機の1台3役を果たしつつ、サイズはW222×D222×H632mmとコンパクトな製品。ダイソンが4月に発売した「Dyson Pure Cool(ダイソン ピュア クール) 空気清浄機能付ファン」と同様、PM2.5だけでなくPM0.1レベルの超微小粒子状物質も99.95%捕らえられる「Dyson 360°グラスHEPAフィルター」を採用した。Dyson 360°グラスHEPAフィルターは0.95平方mのマイクログラスファイバーを333回折った高密度なもの。この高密度なフィルターへ、空気を勢いよく通すのではなく、あえて気流のスピードを抑えることで、微細な物質もキャッチする。フィルターでキレイにした空気は、「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」で遠くまで送り出す。「ジェットフォーカステクノロジー」を搭載しており、集中的に送風する「フォーカスモード」と広範囲に送風する「ワイドモード」を備える。夏は扇風機として、冬はファンヒーターとしても使用可能だ。サイズはW222×D222×H632mm、重量は3.79kg。暖房の適用床面積(断熱材あり/なし)は、コンクリート住宅で8畳/4.5畳、木造住宅で6畳/3畳。空気清浄能力の適用床面積は30分で8畳、60分で23畳。1日12時間使用した場合のフィルター交換目安は約1年。消費電力は涼風モードが最小5.4W、最大26W、温風モードが1,200W。カラーはホワイト/シルバーとアイアン/ブルーの2色。
2015年10月06日日立アプライアンスは9月30日、プレフィルターに付着したホコリを自動で掃除する機能を搭載した加湿空気清浄機「自動おそうじ クリエア EP-LVG110」(以下、EP-LVG110)を発表した。発売は10月24日で、価格はオープン。推定市場価格は税別85,000円前後。EP-LVG110は「自動おそうじ」機能を新たに搭載する加湿空気清浄機。自動おそうじ機能とは、本体背面に配置された「自動おそうじユニット」が、プレフィルターに沿って上下に動き、ブラシでホコリを取り除くというものだ。取り除いたホコリは、自動おそうじユニット内の抗菌ダストボックスに集められる。ダストボックス内のゴミを捨てる目安は、約1年に1回(約12畳の部屋で使用し、月に約0.2gのホコリが集められた場合)。自動おそうじユニットのダストボックスとブラシは取り外して水洗いできる。従来モデル「EP-KVG900」と同様、集じん方式として、本体背面側方から空気を吸い込み、本体上方からキレイな空気を吹き出す「ワイドスピード集じん」を採用。EP-LVG110ではファンモーターをさらに高効率化し、風量は約2割アップした毎分11立方mを実現した。8畳の部屋なら約6分で清浄可能だ。ホコリやスギ花粉といった微細な粒子をキャッチする「アレルオフ微細じんHEPAフィルター」や、水洗いして繰り返し使える「洗える脱臭フィルター」を搭載。そのほか、プレフィルターやフラップ、吹き出し口にステンレスを使用した「ステンレス・クリーン システム」を採用する。前面は強化処理を施したガラスパネル製で、操作部は触ると表示される静電式タッチパネルとなっている。サイズはW360×D291×H673mm、重量は13.7kg。適用床面積は空気清浄時で48畳まで。カラーはブラウンとシャンパンの2色。日立アプライアンスは同日、加湿空気清浄機として、適用床面積(空気清浄時)が42畳までの「EP-LVG90」、自動おそうじ機能を省略した適用床面積32畳までの「EP-LVG70」、加湿機能を持たない空気清浄機として、適用床面積15畳までの「EP-LZ30」と、除湿・加湿空気清浄機として、適用床面積31畳までの「EP-LV1000」も発表。発売は10月24日で、推定市場価格はEP-LVG90が75,000円前後、EP-LVG70が60,000円前後、EP-LZ30が14,000円前後、EP-LV1000が100,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年09月30日ダイキン工業は、9月16日に発売されたコンパクトな加湿空気清浄機「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55S」の説明会を開催した。新型の加湿ストリーマ空気清浄機は、従来の形状とは異なるスリムタワー型を採用し、設置面積が小さくなっているのが特徴だ。説明会では、構造のちがいや大きさ、運転音など、旧モデル「MCK55R」との比較が行われた。○加湿機能付き空気清浄機の需要は増加傾向はじめに、ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 住宅用事業担当課長 谷内邦治氏が、市場動向や製品開発の経緯について説明した。ダイキン工業は2008年に加湿機能付きの空気清浄機を初めて発売し、2009年には加湿空気清浄機の需要を大きく伸ばした。その後、花粉の大飛散やPM2.5が話題になり、2012年度は空気清浄機が300万台に迫る爆発的な売れ行きを記録。2013年以降、空気清浄機市場は縮小傾向にあったが、加湿機能を持たない空気清浄機から加湿空気清浄機への買い替えや買い増し需要は拡大傾向にある。特に求められているのは、リビングなどの広い空間向けより、寝室や子供部屋で使用するコンパクトな加湿空気清浄機だ。小さな空間で使用する際のニーズに応えるべく、省スペースでも置けるようなコンパクトな加湿空気清浄機を開発するに至った。○スリム化することで、部品もゼロから作り直し空気清浄機に対する1番のニーズは「しっかり集じんする」という基本性能だ。ただ、基本性能を追求すると本体が大型化し、コンパクトにしようとすると運転音が大きくなるといった、相反する技術的課題も。難しいながらも、MCK55Sでは旧モデルの集じん性能を維持しながら、コンパクト・静音の実現を目指した。特に6畳、8畳、10畳といった比較的狭い部屋に設置するには、設置スペースを小さくすることが求められるため、部品から構造に至るまで、ゼロから見直している。大きく変わったのは、部品の配列。旧モデルのMCK55Rは、前から奥に向かって部品を横に配列している。ダイキン工業に限らず他のメーカーも同じような構造を採用しており、スタンダードともいえる方式だ。しかし、この方式では、性能を維持しながら静音を実現しようとすると、本体が大型化するという欠点がある。そこで、改めて構造を見直し、MCK55Sは下から上に部品を積み上げる縦方向の方式を採用した。下から送風ファン、集じんフィルター、脱臭フィルター、加湿ユニットの順で、上部に手入れが必要な部品を集約している。その結果、旧モデルと比べると容積は約85%となり、設置面積も30%縮小、人が感じる運転音(SONE)は30%低減している。旧モデルのMCK55Sは幅が374mm、奥行きが280mmだったが、MCK55Sは幅と奥行きともに270mm。底面が正方形のすっきりしたタワー型に生まれ変わった。スリムになっても従来通りの高い空気清浄性能を維持している。独自の除菌・脱臭技術「ストリーマ」と、イオンの力で部屋に染み付いたニオイや菌を除去する技術「アクティブプラズマイオン」のダブル方式を採用しており、0.1~2.5μmの粒子を99%除去できる。さらに、吸い込み口と吹き出し口の距離が離れたことにより、吸い込みの風と吹き出しの風がぶつかってはね返ることがなく、効率よく吸引できるようになった。吸い込み領域も約20%アップし、より広い範囲のホコリを吸引できるようになったという。○手入れのしやすさも大幅に改善定期的な掃除が必要なプレフィルターを本体側面に配置したことで、フィルターを取り外すことなく、付着したホコリを直接掃除機で吸い取れるようになっている。ユーザーは掃除機の吸込口をMCK55Sの本体側面に当てるだけと、掃除の負担は軽減した。加湿用の給水タンクを本体上部に配置することで、ラクな姿勢で取り出せるようになった。しゃがむ必要がなく、立ったまま取り出せる。また、給水タンクの背の高さが旧モデルより110mm低い190mmになったことで、浅い洗面台でも給水しやすくなった。背が低くなったことで奥まで手が届きやすく、洗いやすいというメリットもある。さらに、有害物質を酸化分解するストリーマユニットは、これまで定期的なメンテナンスが必要だったが、放電部の構造を見直すことで、メンテナンス不要になった。○子どもがいても安心して使える細かい配慮小さな子どもがいる家庭では、いろいろなアクシデントを想定しておかなければならない。予想外のいたずらをする場合があるからだ。空気清浄機で多いのは、子どもが送風口にモノを入れてしまうこと。異物落下を防止するネットがあるものの、鉛筆などが入ってしまったときは、外に出せない場合がある。爪楊枝のような細長いモノは、簡単にネットを通って入ってしまい、送風口近くにある高速回転する送風ファンに当たって故障することも。MCK55Sなら上から何か異物が入ったとしても、そこにあるのは高速回転するファンではなく、ゆっくりと回る加湿ファンなので、ぶつかったとしても危険性はない。すぐに異物を取り除くことができる、今までにない構造だ。これは、子供がいる家庭にとってはうれしい改善と言えるだろう。重いモーターやファンを下に配置することにより、重心をできるだけ下げているため、子どもがぶつかってしまっても、倒れにくい。もし心配であれば、安定性を高める「置台」も別売で用意されている。小さな子どもがいる家庭なら、こういったオプションを利用するとさらに安心して使えそうだ。
2015年09月18日象印マホービンは9月1日、空気清浄機「PA-XA24」を発表した。発売は10月11日で、価格はオープン。推定市場価格は税別40,000円前後だ。PA-XA24は、短時間で一気に集じん・脱臭できる「パワーターボコース」を搭載した空気清浄機。パワーターボコースでは、フロントパネルが自動で上に開き、「強」運転時よりも約40%アップした風量で空気を清浄する。PA-XA24の適用床面積の目安は~24畳だが、パワーターボコース使用時は適用床面積34畳相当のパワーで動作する。「ニオイ&ホコリのダブルセンサー」によって、空気が浄化されたと判断すると、自動的にフロントパネルが閉まり、以前に設定していたモードに切り替える。0.3μmの微粒子を99.97%除去できる「10年交換不要HEPAフィルター」を採用。また、二層の脱臭フィルター「10年交換不要ナノテク脱臭ダブルフィルター」は、ペットやタバコ、生ゴミなどのニオイを効率よく脱臭するという。自動運転時のコースは「花粉自動モード」「エコ自動モード」「おまかせモード」の3つ。また、最大3時間の切タイマーも搭載している。本体サイズはW38×D23×H48cm、本体重量は7.5kg。8畳を清浄する時間の目安は「強」運転時で12分。
2015年09月01日●空気清浄機を「何となく欲しい」人がターゲットシャープは8月6日、空気清浄機の2015年モデル発表会を開催した。いずれの新製品も発売は9月以降。発表会では、デザイン性と省スペースに主眼を置いた新シリーズ「S-style(エス-スタイル)」などがお披露目された。○薄くてシンプルな見た目の「S-style」今回発表された新製品で目玉となるのがS-styleシリーズ。シャープが行った調査によると、空気清浄機の非保有者のうち、54.8%が「購入したい」あるいは「機会があれば購入したい」と答えている。しかし、すでに空気清浄機を持っている人が花粉・ニオイ対策として、あるいは結婚・出産などのライフステージの変化を機として、明確な動機を持って購入しているのに対し、非保有者は「何となく欲しい」と思っている人が多いとわかった。そこで今回、そうした「何となく欲しい」と思っている人に対して訴求するべく、デザイン・スタイルを重視した新シリーズを投入。空気清浄機の「FP-FX2」と加湿器の「HV-EX30」を発売する。いずれも単機能の製品だが、薄型の省スペース設計、シンプルでスタイリッシュなデザインが共通している。まずは空気清浄機のFP-FX2。適用床面積の目安は約6畳で、本体サイズはW43×D9.8×H44.4cm。適用床面積が約13畳の「FP-FX2」(2014年発売)と比較して奥行がおよそ1/2となっている。この薄型化を実現できたのは、送風ファンをスリム化したおかげ。従来ファンが幅6cmだったのに対して、新型では幅2cmと1/3になっている。薄型化したものの、トンボの羽根を模した形状のファンによって、スリムながらも送風効率を高めることに成功した。正方形に近いスクエアな見た目も特徴的だ。本体はホワイトがベースだが、部分的にシースルーとなっており、内部の構造を外から見ることができる。また、空気の汚れ度合をセンサーによって検知し、吹き出し口から付近の「きれいモニター」が光って知らせるなど、空気の状態を目で見て確認できるようになっている。加湿器のHV-EX30は、加湿適用床面積の目安がプレハブ洋室で8畳まで、木造和室で5畳まで。本体サイズはW34.5×D20.7×H34.7cmと、これまた正方形に近いデザインだ。FP-FX2と同様、デザイン性を重視。給水用のタンクがシースルーで内側がほのかに見えるだけでなく、水面を柔らかい光で照らし、水が減る様子を確認できる。本体前面が7色に光り、室内の湿度やタンクの水切れなどを表現する。●性能重視の空気清浄機新モデルも○パワフルショットで生乾きのニオイも消臭デザイン性を重視したS-styleの登場により、従来の空気清浄機における新モデルは性能・機能を重視したラインナップと位置付けられる。高濃度プラズマクラスター25000を搭載した、適用床面積16畳~26畳の大型モデルは「KI-WF」シリーズと「KI-FX」シリーズの2シリーズ。前者は、クラウド経由でスマートフォンと連携し、外出先から遠隔操作などを行える「ともだち家電」に対応するフラッグシップモデルで、後者はともだち家電に対応していない。ともだち家電以外の機能については共通だ。KI-WFシリーズとKI-FXシリーズの新機能は、窓を閉めたまま掃除機がけを行うことを想定した「掃除アシスト運転」、日本気象協会のデータをもとに雑菌が繁殖しやすい環境かどうかを知らせる「雑菌予測モニター」だ。なお、掃除アシスト運転とは、掃除機がけをした際に舞い上がったホコリをすばやく吸じんできるというもの。冷暖房運転中や花粉が気になる時期、窓を閉め切ったままの掃除機がけをサポートする。また、従来モデル「KI-EX」シリーズから継承する「パワフルショット運転」では、部屋干し衣類の生乾き臭や、30~40代特有の体臭を消臭できると、新たに実証されたという。これはKI-EXシリーズのモニター調査にて、部屋干し臭や体臭の対策にも活用されていることが分かったために、検証を行った。○子ども部屋、寝室向けモデルスタンダードモデルにあたる「KC-F」シリーズは、プラズマクラスター7000を搭載した、適用床面積11畳~17畳の製品群。最も小型の「KC-F40」(適用床面積は11畳)は子ども部屋向け、「KC-F70」(同17畳)、「KC-F50」(同13畳)は寝室向け、と用途に応じて細分化された。子ども部屋向けのKC-F40には「学習タイム運転」を搭載。部屋を十分に加湿した後、自動で25dB以下の静かな運転に切り替える。寝室向けのKC-F70とKC-F50には「静か寝運転」を搭載。部屋の照度を検知し、消灯後は15dBの静音運転に切り替える。静か寝運転中は、空気が乾燥した時でも運転音を20dBに抑えて加湿を行う。
2015年08月07日シャープは8月6日、プラズマクラスター空気清浄機の新モデルとして、「KI-WF」シリーズを発表した。発売は9月30日。価格はオープンで、推定市場価格は適用床面積が約26畳の「KI-WF100」が120,000円前後、約21畳の「KI-WF75」が88,000円前後だ(いずれも税別)。KI-WFシリーズは、従来モデル「KI-EX」シリーズと同様、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出することで、ニオイや雑菌などを除去できる「パワフルショット運転」機能を搭載する加湿空気清浄機。料理やペット、タバコのニオイだけでなく、部屋干しした際の生乾き臭、30~40代特有の体臭を消臭できると新たに実証したという。窓を閉めた状態で掃除機がけするシーンを想定した「掃除アシスト運転」を新たに搭載。掃除機がけをして舞い上がったホコリの落下を抑えつつ、スピード循環気流によってすばやく吸じんする。日本気象協会「tenki.jp」が提供する「雑菌指数」に基づいた「雑菌予測モニター」機能を持つ。雑菌予測モニターとは、雑菌の繁殖しやすい温度・湿度を光の色の変化で知らせるというものだ。ユーザーをサポートするクラウドサービス「ともだち家電」にも対応。外出先からスマートフォン上で部屋の空気の状態を確認できたり、空気清浄機を遠隔操作できたりする。スマートフォンで録音した家族への伝言メッセージなどを、空気清浄機で再生できる「家族メッセージ機能」を新しく搭載した。シャープは同日、ともだち家電機能を省略した「KI-FX」シリーズ、スタンダードモデルの「KC-F」シリーズも発表した。発売は9月4日。価格はオープンで、推定市場価格は、KI-FXシリーズで適用床面積約26畳の「KI-FX100」が110,000円前後、約21畳の「KI-FX75」が78,000円前後、約16畳の「KI-FX55」が68,000円前後、KC-Fシリーズで適用床面積約17畳の「KC-F70」が58,000円前後、約13畳の「KC-F50」が48,000円前後、約11畳の「KC-F40」が40,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年08月06日シャープは8月6日、シンプル&スマートがデザインコンセプトの「S-style(エス-スタイル)」シリーズから、プラズマクラスター空気清浄機「FP-FX2」とプラズマクラスター加湿器「HV-EX30」を発表した。発売はFP-FX2が9月19日、HV-EX30が10月20日。価格はオープンで、推定市場価格はFP-FX2が45,000円前後、HV-EX30が30,000円前後だ(いずれも税別)。S-styleシリーズは、「上質な空気のカタチ」をコンセプトにした新たな製品群。FP-FX2は、前面部に透明度の高いパネルを採用し、送風ファンの動きが透けて見える空気清浄機。空気の汚れ具合をセンサーでモニタリングし、空気がキレイになったら吹き出し口の「きれいモニター」が光って知らせる。送風ファンには、トンボの羽根の形状を応用し、送風効率を高めた薄型「ネイチャーファン」を採用した。「高感度ホコリセンサー」によって微細なゴミを検知し、PM2.5などの目安濃度を色で知らせる「PM2.5モニター」機能も持つ。0.3μm以上の微細なゴミを99.97%以上集じんし、ニオイも低減できる「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」を搭載する。HV-EX30はタンクの水量や部屋の湿度、運転状態を7色のイルミネーションで表現する気化式の加湿器。1時間に最大300mlの加湿性能を持つ。水タンク容量は約2.4Lだ。サイズと重量はFP-FX2がW430×D98×H444mm/4.9kg、HV-EX30がW345×D207×H347mm/3.5kg。消費電力はFP-FX2が2.4~12W、HV-EX30が3.5~8W。
2015年08月06日パナソニックは8月5日、加湿空気清浄機の新製品として、適用床面積が40畳までの「F-VXL90」と31畳までの「F-VXL70」を発表した。発売は9月15日。価格はオープンで、推定市場価格はF-VXL90が91,000円前後、F-VXL70が67,000円前後だ(いずれも税別)。パナソニックによれば、花粉やハウスダストといった大きくて重い粒子は落下速度が速いにもかかわらず、空気清浄機は床に落ちた汚れを吸引できない。汚れは人が動くたびに舞い上がっては再び落下するという動きを繰り返しており、床上30cm付近には花粉やハウスダストがたまりがちだ。そこで、F-VXL90とF-VXL70では、床上30cmを強力吸引する新形状の「メガキャッチフォルム」を採用。本体前面は空気の流れを作りやすい曲線形状、下部吸い込み口は大きく開口している。また、花粉の吸引に特化した「花粉撃退モード」も搭載。ルーバーから前方30度に吹き出す強い風で「花粉撃退気流」を作り出し、下部吸い込み口から吸引する。従来モデル「F-VXK90」と比較すると、約2倍の花粉吸引スピードを実現した(約6畳のスペースにおいて)。1時間に1回、風量を強めた運転を5分間行い、花粉などを見つけやすくする機能も持つ。約0.3μmの微細な粒子まで検知できる「高感度ハウスダストセンサー」を搭載。これによって、2.5μm以下の粒子の量をモニタリングする「PM2.5解析プログラム」の精度が向上した。PM2.5の質量濃度が高い時は本体正面のサインで知らせ、風量を高めて吸引する。F-VXL90は、突起部を含むサイズがW398×D309×H640mm、重さが約11.8kg。加湿用のタンク容量が約4L。F-VXL70は、突起部を含むサイズがW398×D279×H640mm、重さが約10.2kgで、加湿用タンク容量が約3.2L。パナソニックは同日、花粉撃退モードを搭載した「F-VXL55」も発表した。適用床面積は25畳まで。推定市場価格は税別53,000円前後。サイズはW360×D230×H560mm、重さは約8.3kg、加湿用タンク容量は約2.3L。
2015年08月05日ダイキン工業は8月4日、「加湿ストリーマ空気清浄機」の新製品として、デザインを一新した「MCK55S」と「MCK40S」を発表した。発売は9月16日。価格はオープンで、推定市場価格はMCK55Sが58,000円前後、MCK40Sが53,000円前後だ(いずれも税別)。MCK55SとMCK40Sは、スリムタワー型を採用した加湿機能付きの空気清浄機。集じん性能を維持しつつ、小型化と運転音の低減を図ったモデルだ。送風ファンや集じんフィルター、加湿ユニットなどの部品の形状や内部構造を見直したことでスリムタワー型を実現。設置面積は従来の構造に比べて約30%縮小した。また、運転音の原因となる送風ファンを本体最下部に、その上に集じんフィルターを配置したことで、人が感じる運転音(SONE)の大きさを約30%低減したとする。これまで本体前面に配置されていたプレフィルターを、本体側面に設置。これにより、前面のパネルを開けずに、プレフィルターに付着したホコリを掃除機で直接吸い取れるようになった。MCK55SとMCK40SともにサイズはW270×D270×H700mm、重量は9.5kg。最大風量はMCK55Sが1分間に5.5立方メートル、MCK40Sが1分間に4立方メートル。空気清浄時の適用畳数はMCK55Sが25畳(41平方メートル)、MCK40Sが19畳(31平方メートル)。加湿時(プレハブ)の適用畳数はMCK55Sが14畳(23平方メートル)、MCK40Sが11畳(18平方メートル)。8畳を清浄するのにかかる時間は目安として、MCK55Sが11分、MCK40Sが15分。カラーはMCK55Sがホワイト、ディープブラウン、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルー、MCK40Sがホワイト。また、ダイキン工業は同日、リビングなどに適した「MCK70S」も発表した。最大風量は1分間に7立方メートル。適用畳数は空気清浄時で31畳(51平方メートル)、加湿時(プレハブ)で18畳(29平方メートル)。サイズはW395×D287×H620mm、重量は12.5kg。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年08月04日東京工業大学で建築環境工学、空気環境を研究する鍵直樹准教授を訪ねて、花粉や粉じんなど様々な室内のホコリ対策についてお話を伺いました。睡眠中は、きれいな空気を吸って、睡眠の質を上げたいものです。換気や睡眠家電としても利用できる空気清浄機の正しい使い方についても伺いました。室内に舞う様々なホコリQ:室内に舞うホコリには、どのようなものがあるのでしょうか?鍵先生:室内には、繊維の糸くずや、花粉、ハウスダスト、ダニの死骸や糞、カビの胞子などが舞っています。しかしそれがまんべんなく室内の空気にただよっているわけではありません。ホコリは静かにしていれば重力により、やがて床に落下します。たとえば、花粉、ペットの毛やダニの死骸などはホコリとしては大きく、大きさは50ミクロン程度で、2メートルの高さから床にまで落下するのに27秒で到達します。カビの胞子や菌などは15ミクロンほどとすると、5分程かかります。1ミクロン以下のバクテリアや小さな菌などになると、16時間もかかります。これらは計算上の風や人の影響のない静かな空間での値ですが、実際のホコリは、エアコンの吹き出し空気や人の行動などによって、落下する途中で舞いあげられ、上昇したりします。こうして、室内の空気といっしょにいつも動いている状態です。空気の新鮮度には、年齢がある。Q:部屋のなかで新鮮な空気の入れ替わる指標は、どのように捉えればいいのですか?鍵先生:空気の入れ替わりの指標として,「換気回数」というのがあります。これは部屋の空気が新鮮な外気に対して1時間あたりにどの程度入れ替わったかを示す値です。また、空間でも入れ替わりの良いところと悪いところがあります。この空間場所毎を表す指標として、「空気齢」という概念があります。空気齢は、その空間での「換気の効率」を示す指標です。例えば新鮮な空気が入る部屋の給気口の近くは、新鮮な“若い”空気ですが、遠くなればなるほど“歳を取った”空気になります。給気口からその位置に空気が到達する時間を空気の年齢にちなみ「空気齢」と呼び,小さな値が新鮮な空気で,歳を取るとその空気のいる時間が長くなるので年齢が高くなり、汚れた空気がその場所に存在することを示します。換気がいいか?空気清浄機がいいか?Q:そうすると空気を新鮮に保つには、頻繁に窓などを開けて、こまめに換気をすれば良いのでしょうか?鍵先生:いいえ、実際は過度な換気は、良くありません。なぜなら、外の空気は汚れている場合が多いからです。例えば,春先においては外には花粉が浮遊していますし,今話題のPM2.5やその他のホコリなど,外気も室内より汚染されている場合には,室内に入れてしまうことになります。また掃除の際に、外気を取り入れると、床の上に積もっているホコリを掃除機などで吸引するより先に、舞いあげてしまうので掃除の効率が悪くなることもあるようです。Q:室内の空気をクリーンに保つには、換気よりも、空気清浄機の方が良さそうですね。鍵先生:両方を上手に使うことが良いと思います。最低限の換気は必要です。なぜならば,空気清浄機は全ての汚染物質を除去することはできないからです。しかし過度な換気は,冷房や暖房をしている空気を外に逃がしてしまうので,省エネにはならなくなってしまいます。また、空気清浄機は、なるべく人の近くにおいたほうが、その人が先ほどの「空気齢」の概念からすると、“若い”新鮮な空気が吸えることになります。床上30センチの空気Q:たとえばパナソニックやダイキンの空気清浄機は、床上30センチの空気を清浄にすることをアピールしています。どうして床上30センチの空気をきれいにする必要があるのでしょうか。鍵先生:赤ん坊がはいはいしたり、よちよち歩きしたりするとき、頭の高さがだいたい床上30センチです。また、床上近くの方がホコリの量は相対的に多いことはあります。それを狙ってアピールしているのかもしれません。しかし,先ほども申しましたように居住者の行動で常に空気は混ぜられているので、必ずしもそうとも言えません。Q:空気清浄機以外にこの床上30センチの空気を清浄に保つ方法はありますか?鍵先生:堆積したホコリには掃除をこまめにすること、室内にホコリを持ち込まないことです。たとえば外出先から帰宅したときには、特に花粉のシーズンなどは玄関で服に付着したホコリを払い落としてから室内に入るなどの工夫が必要です。掃除機をかけることそのものが床のホコリを舞いあがらせることにつながりますから、水をしぼったぞうきんなどで床を拭いてから掃除機をかけるなどの工夫が必要だそうです。鍵先生:何よりも床の上に積もったホコリを舞いあげてしまうのは、室内で生活する人間の行為なのです。床の上を歩くことなどでホコリを舞いあげてしまうのです。床に堆積していた花粉、ハウスダスト、ダニの死骸や糞などは再び舞いあがっては床に落ち、また人間が床の上を歩くことで舞いあがりを繰り返します。まずは床の上にホコリをためないことです。睡眠時の空気を新鮮にQ:睡眠と空気の関係は、どうなっているのでしょうか?鍵先生:寝室に足を踏み入れることで、やはり床上に落下していたホコリは舞い上がります。さらにベッドであっても、布団であっても、掛け布団などの寝具を動かしますよね。このときに寝具に堆積していたホコリはやはり舞いあがるのです。すると就寝しようとする時間帯や眠りについた時に空間中のそのホコリが浮遊しているので、汚れた空気を吸い続けることにはなります。Q:眠るときの空気はきれいであって欲しいものです。鍵先生:花粉症などのアレルギーを引き起こす可能性のある花粉とダニの死骸や糞は、起きていても,寝ていても,常に呼吸をすることによって取り込む危険性はあります。そのような意味では,睡眠をさまたげるとも言えます。睡眠時の空気もクリーンに保ったほうがいいでしょう。
2015年07月09日アイリスオーヤマは5月28日、ペット用家電「Design for Pets」シリーズを発表した。第1弾製品として、空気清浄機3モデルとスティック型掃除機を6月下旬に発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はPM2.5 対応空気清浄機「PMAC-100S」が16,800円前後、PM2.5 対応空気清浄機モニター付の~17畳タイプ「PMMS-AC100」が19,800円前後、~25畳タイプ「PMMS-DC100」が26,800円前後、スティック型掃除機「ICP-SLDC1」が19,800円前後だ(いずれも税別)。Design for Petsシリーズは、「ペットと共に暮らす人が快適な生活を送ることができる」をコンセプトとした生活家電ブランド。シリーズ全体で、白をベースに赤の差し色を入れた統一のデザインを採用している。○PM2.5 対応空気清浄機 / PM2.5 対応空気清浄機モニター付PM2.5 対応空気清浄機「PMAC-100S」とPM2.5 対応空気清浄機モニター付「PMMS-AC100」と「PMMS-DC100」の2モデルは、「抜け毛用使い捨てフィルター」と脱臭効果のある「特殊加工活性炭フィルター」を搭載し、一般的な家庭用空気清浄機よりも、抜け毛や消臭効果に特化した。PM2.5 対応空気清浄機モニター付の2モデルは、PM2.5濃度とハウスダスト濃度をセンサーで検知し、空気の汚れ具合を数値で表示する機能も持つ。空気の汚れの推移を分・時・日単位でグラフ表示でき、時間経過による汚れの増減で空気清浄機の効果を視覚化できるのが特徴だ。さらに、モニター付タイプは、部屋のニオイが気になった際に急速脱臭が可能な「ペットモード」を搭載。ペットモード使用時、17畳の部屋なら、約11分で空気をキレイにできる。サイズと重量はPMAC-100SがW405×D162×H480mm / 4.4kg、PMMS-AC100がW400×D164×H536mm / 5.5kg、PMMS-DC100がW400×D201×H586mm / 5.6kg。○ペット用超軽量スティッククリーナーICP-SLDC1は、総重量約1.4kgと軽量な紙パック式のスティック型掃除機。ヘッドとハンディ用ノズルに、エチケットブラシの素材を使用した「超吸引毛取りヘッド」を採用しており、じゅうたんやソファなどにへばり付いた抜け毛を吸引できる。掃除モードには「自動モード」を搭載。センサーがゴミの量を感知し、汚れが多い時は強運転、少ない時は弱運転に自動で切り替えるため、不要なバッテリー消費を抑えられる。自動モードでは、最大約30分の連続使用が可能だ。サイズはW215×D140×H953mm、ダストカップ容量は0.35L。
2015年05月28日ダイキン工業は5月15日、2014年10月に告知したルームエアコン室内機と家庭用空気清浄機のリコール対象製品を拡大すると発表した。送風用ファンモーターから発煙・発火するおそれがある。対象製品のユーザーには無料で点検、修理を行う。このたび追加された機種は、2006年から2007年にかけて製造されたルームエアコンと、2006年に製造された空気清浄機「光クリエール」。機種名と品番はルームエアコンが製品下面、空気清浄機が製品側面または背面に表示されている。対象製品の使用者には無償で点検と修理を行う。ルームエアコンはファンモーターを点検したうえで、過大電流を遮断するための保護装置(ヒューズ)を取り付ける。空気清浄機は製品をいったん預かり、ファンモーターの点検、保護装置の取り付けを行う。問い合わせは同社のWebページ、またはフリーダイヤルにて受け付ける。対象機種や無償点検の申し込み方法など詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年05月15日ダイソンは3月17日、同社初となる空気清浄機能付きファン「Dyson Pure Cool」を発表した。2009年に発売された"羽根のない扇風機"に搭載される「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」を応用した製品の第3弾となる。本稿では、同日に開催された新製品発表会の様子をレポートする。新製品発表会には、微生物学者であり、ダイソンのシニアパフォーマンスエンジニアであるトビー・サヴィル氏と、ダイソンのシニア デザインエンジニアでエアマルチプライアーテクノロジーを用いた製品開発に携わっているオラ・パピエルコゥスカ氏の2名が登壇した。○毎日吸い込んでいる空気の中には……冒頭、サヴィル氏は新製品開発の背景を説明。「私たちは毎日1万リットルの空気を鼻や口、そして肺を通じて体内に取り入れている。その中には超微小粒子状物質、いわゆる"PM"が含まれている。PMは固体と液体が複雑に混ざり合ったもので、ディーゼルの排気ガスやタバコの煙、有害な有機化学合成物などもPMの一種だ。これらを体内に取り込むことで健康に大きな害をもたらす危険性がある」と述べた。PM10より大きな物質は鼻の粘膜や繊毛がとらえ、くしゃみや咳を通じて体外に排出されるが、PM10より小さい物質は肺に取り込まれた後、気嚢(きのう)に蓄積され、そこから血流に入っていくという。物質が小さければ小さいほど体に取り込まれやすいわけだが、ダイソンでは一般的に知られているPM2.5よりさらに小さいPM0.1に着目し、このたびの新製品を開発したと説明する。PM0.1レベルの物質は肺を通じて血流に入り込み、体全体に循環して気管支炎や喘息を引き起こすおそれがある。「もっとも影響を受けてしまうのは、免疫や呼吸器の機能が衰えている老人や、それらが未発達の子どもたちだ」とサヴィル氏は指摘する。日本人の多くを悩ませている花粉は比較的大きな粒子となるが、「ダイソンは常に既存の技術に疑問を投げかけている」と、既存製品の性能は完璧ではないとサヴィル氏は説明。「既存の空気清浄機は勢いよく空気をフィルターに送り込んでいるため、PM物質がフィルターを通過して部屋の中へ再放出されている。つまり、既存の空気清浄機は"ただそこに置かれている"だけだ」とした。○PM0.1を99.95%除去できるフィルターを開発せよサヴィル氏の説明を受けて、パピエルコゥスカ氏は「こうした既存の空気清浄機の性能にフラストレーションを覚えたジェームズ(ダイソンの創業者)は、より高性能なフィルターの開発をダイソンのエンジニアたちに命じた。そうして生まれたのがPM0.1レベルの物質を99.95%除去できる空気清浄機であるDyson Pure Coolだ」と新製品をアピールした。PM0.1レベルの物質を99.95%除去するために開発したのが、円筒状の「360°グラスHEPAフィルター」である。1.1平方mのマイクログラスファイバーを254層のプリーツ状に加工したものを、Dyson Pure Cool本体の台座に搭載し、全方向から空気を取り込めるようにした。「ダイソンのフィルターは密度が非常に高いのが特徴。だからこそPM0.1という超微小な物質をとらえることができる。日本国内におけるベストセラー空気清浄機TOP10のモデルと、Dyson Pure CoolのPM0.1放出率を比較した結果、Dyson Pure Coolは放出率が非常に低かった。しかし、多いものでは24%以上も放出されてしまっている」とパピエルコゥスカ氏は胸を張る。高密度なフィルターの性能に加えて、取り込む気流をあえて制御することで、PM0.1をフィルター通過させないことに成功した。フィルターはプラスティック製のカバーと一体になっており、使い捨てタイプだ。パピエルコゥスカ氏は「フィルター交換は60秒どころか、30秒以内で行える」とアピールしていた。フィルターの交換目安は1日12時間の使用で約1年間だ。交換用フィルターの価格は税別6,000円。なお、フィルター内部には脱臭のために顆粒状活性炭層も設けている。
2015年03月18日三菱電機は2月10日、充電台に空気清浄機能を搭載したコードレススティッククリーナー「iNSTICK HC-VXE20P」を発表した。価格はオープンで、推定市場価格は70,000円(税別)。発売は3月1日を予定している。本稿では製品発表会の様子をレポートする。○充電台には"空気清浄機"の役割もiNSTICKの大きな特徴は、充電台に搭載されたPM2.5にも対応する空気清浄機能。HEPAフィルターによって、花粉もしっかりキャッチする。8畳の部屋を約51分でキレイにする空気清浄能力を持つ。掃除性能では、風速毎秒60mの高速旋回流でゴミと空気を遠心分離する三菱電機独自のサイクロン技術により、コードレスながら吸引力が約99%持続する。たまったゴミが風でかく拌されるのを抑制し、掃除中に気になる排気のにおいも約73%低減している。スティック型として床の掃除ができるほか、ハンディ型の掃除機としてテーブルの上なども掃除できる。専用アタッチメントの毛ブラシも装備しており、サッシなど狭い隙間のゴミもかき取る。また、掃除動作に応じてパワーを自動でコントロールし、節電する「スマートSTOP」機能を搭載。ダストボックスは凹凸がないシンプルな構造で、分解も簡単だ。丸洗いが可能なので、手入れもしやすい。○"目立ちすぎない"スティッククリーナーiNSTICKは、部屋のインテリアに調和するデザインとカラーで、コンセプトは"お部屋に出しておく"新しい掃除スタイル。クリーナー本体と充電台を一体化させた円柱状のフォルムが特徴だ。リビングや玄関など生活の場に、積極的に置けるデザインを目指して設計されたという。いつでも手に取れる場所に置くことで、ゴミが気になったらすぐ掃除に取り掛かれるのもメリットの一つだ。○ユニークな"空気清浄機付き"スティッククリーナー三菱電機が行ったアンケートによると、掃除機を使いたくない理由の1位が「掃除機を出し入れするのが面倒」という結果だった。そこで、部屋に出しておけるデザインにこだわり、充電している間も空気をきれいにできる「空気清浄機能付きスティッククリーナー」を企画したという。三菱電機ホーム機器 代表取締役社長 田代正登氏は「曜日や回数を決めて掃除をする人が多かったが、最近は散らかったり汚れたりした時に掃除をするスタイルが広まってきた。使いたい時にいつでも使える空気清浄機付きのスティッククリーナーは、他社にはない新しいジャンルの製品だ」と自信を見せた。
2015年02月10日三菱電機は2月10日、スティック型のコードレスサイクロン式掃除機「iNSTICK HC-VXE20P」(インスティック)を発表した。発売は3月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別70,000円前後だ。iNSTICKは、インテリアに調和するデザインを採用したスティック型掃除機。掃除機本体と充電台が一体となるような円柱状のフォルムでデザイン性が高いため、リビングなどに出したままにしておけるとする。充電台にはHEPAフィルターが設けられており、空気清浄機能も持つ。充電台の空気清浄機能は、掃除中に舞い上がったゴミを吸引するため掃除中は強運転で稼働し、掃除終了後は自動で弱運転に切り替える。風速毎秒60mでゴミと空気を分ける独自のサイクロン技術によって、吸引力が99%以上持続する。パイプを付け替えることで、スティック型とハンディ型の2通りで使用可能だ。3軸加速度センサーにより、掃除動作を検知して自動でパワーをコントロールする「スマートSTOP」機能を搭載する。サイズと重量は、掃除機本体がW226×D195×H1,053mm/2.1kg、充電台セット時がW250×D252×H1,087mm/4.7kg。ダスト容量は0.4L。約2時間でフル充電され、標準モードで約20分、強モードで約10分の連続運転が可能だ。カラーはシャンパンゴールド。
2015年02月10日ジャパネットたかたは2月2日、「アプリダウンロードキャンペーン」を開始した。期間中にスマートフォン用アプリ「ジャパネットたかた」をダウンロードし、クイズに正解した人の中から抽選で10人にシャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機「KC-D40-W」をプレゼントする。アプリのダウンロードは無料だ。同キャンペーンは、2月27日18時までに「ジャパネットたかた」アプリをダウンロードし、キーワードの穴埋めクイズに正解した人が対象となる。新規でダウンロードした人だけでなく、もともとアプリをダウンロードしていた人も応募可能だ。キーワードクイズは「○にふさわしい字を回答するというもので、ジャパネットたかたのコーポレートサイトにヒントがある。「ジャパネットたかた」アプリは、専門チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」を24時間いつでも視聴できるほか、「ジャパネットチャンネルDX」を放送中のテレビ画面にスマートフォンなどをかざして紹介中の商品を購入できる「買い物カメラ」などユニークな機能を搭載。また、チラシやカタログにスマートフォンのカメラをかざすと、商品説明の動画が再生される。視聴者参加型のインターネット生放送「WEBスタ!」を受信して、数量限定商品や特別価格の商品を放送中に購入予約することも可能だ。アプリの対応OSはiOS 5.0以上、Android 2.3以上。
2015年02月02日ネオマーケティングはこのほど、「足のニオイに関する調査」の結果を発表した。同調査は、2014年9月25日~29日、足のニオイを気にしている20~39歳の女性会社員2,000人を対象に、インターネットで実施したもの。「自身の足のニオイがどれくらい気になるか」を聞いたところ、「まあまあ気になる」と回答した人が45.0%で最も多かった。「とても気になる」と回答した人との合計は72.3%となり、7割以上の人が足のニオイを気にしていることが判明した。「とても気になる」「まあまあ気になる」と回答した人の合計を年代で比較してみても、どの年代も足のニオイを気にしている人が7割を超える結果となっている。次に「足のニオイが気になるシーン」を聞いたところ、「家で履物を脱いだ時」が73.2%で最多となった。次いで「飲み会などで靴を脱いだ時」(55.5%)「職場の自分の席にいる時」(30.8%)が上位にあがった。続いて、「足のニオイで失敗した経験があるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人が31.1%を占めた。具体的には、「彼に、『もうちょっと気をつかって』と言われた。(29歳女性)」、「当時かわいがっていたハムスターが散歩中に近くによってきたが一瞬フリーズして逃げていったことがトラウマ。(25歳女性)」、「友人の家に上がった瞬間、玄関にあった空気清浄機のセンサーが反応した。気まずかった。(38歳女性)」などの声が寄せられた。また、働く女性はストッキングを履く機会も多いことから、その頻度を聞いたところ、ストッキングを履く女性は69.7%を占めた。その中でも最も多かったのは「週5~6回程度」(29.1%)だった。そこで、「足のニオイ対策として行っているもの」を聞いたところ、「制汗・消臭用のスプレーを使う」が34.6%で最多となった。次いで「こまめに靴下を履き替える」(17.8%)「制汗・消臭用のクリームを使う」(16.1%)があがった。また、「特になし」と回答した人は全体で29.3%にとどまり、約7割の人は何らかの対策を行っていることがわかった。さらに「制汗・消臭用のスプレー」と「制汗・消臭用のクリーム」を使用している人に、「足のニオイ対策をいつ行っているか」を聞いた。「朝、家を出る前に行っている」が、スプレー使用者は50.9%、クリーム使用者は65.4%と、ともに最も多い結果となった。また両タイプを比較すると、スプレータイプは「会社などのトイレ」「会社にいる時」など、すぐにニオイの対処をしたい時に使用している人が多いことがわかった。一方でクリームタイプは「朝、家を出る前」「入浴後」「寝る前」「入浴時」に使用している人が多い傾向となっている。
2015年01月26日ユニットコムは16日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、USB給電のコンパクトなミニ空気清浄機「G138 USB AIR PURIFIER」を発売した。ライトグリーン、ブルー、イエローの3色を用意し、価格は1,707円。回転するスクリューがタンク内の水を攪拌(かくはん)し、ホコリやチリが水に溶け込み、空気をきれいにする(清浄性能は12平方メートル)。使用ごとに、新しい水の入れ替えが必要だ。本体のスイッチを入れると内蔵LEDが光るほか、市販のアロマオイルをタンク内の水に入れることで、光と香りを同時に楽しめる。本体サイズは直径80×85mm、重量は110g。USB給電ケーブルは約100cm。
2014年12月18日ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」は2015年1月6日より、花粉症対策として「ブルーエア空気清浄機」を設置する。2015年のスギ・ヒノキ花粉シーズンの花粉飛散量は、北~東日本ほど多く、関東では平年(2008~2014年平均)の110~150%と非常に多くの花粉が飛散する予想だという。また、室内に入った花粉は浮遊しながら落下し、割れた中から0.5~1マイクロメートルアレル物質を拡散させるため、室内に舞い込む花粉を床に落ちるまでに効率よくかつ速く除去することが大事とのこと。仮眠スペースを設ける同店では、花粉症がピークとなる2月から4月は、世界基準No.1(※)の「ブルーエア空気清浄機」を仮眠ルームとカフェスペースに常設することを決定。花粉を気にせずにゆっくり休める空間を提供するという。※米国家電製品協会(AHAM)が定める「CADR」の全項目で最高値を取得。設置する商品は、一般的な空気清浄機と比べ2.5倍のハイスピード清浄と、空気中に漂う0.1マイクロメートルの物質を99.97%除去する高い性能をもつブルーエアシリーズの「ブルーエア センス」「ブルーエア 650E」「ブルーエアミニ 空気清浄機」。
2014年12月11日カンキョーは8日、タービュランス空気清浄機の新モデル「TB202」と「TB502」を発表した。発売は12月25日。価格はオープンで、推定市場価格はTB202が税込29,800円前後、TB502が税込88,800円前後だ。タービュランス空気清浄機とは、ファンとフィルターの役目を同時に果たすカンキョー独自の空気清浄エンジン「HRF(ハイブリッド・ロータリーフィルター)」を搭載した空気清浄機。回転するファンに高圧放電をすることで「ロータリーイオン」を発生させる。ロータリーイオンによってアレル物質を分解・除去することが可能だ。HRFは0.1μmから2.5μmの大きさの粒子「PM2.5」にも対応する。このたびの新モデルでは、HRFの回転数が約20%アップした。HRFはファンと一体になっているため、フィルター交換時に汚れたファンもまるごと交換できる。HRF交換の目安は1年から3年程度。内部構造がシンプルで凹凸が少ないため、定期的な掃除も簡単に行える。また、花粉専用のHRF、ウイルス専用のHRFを用意し、ユーザーはニーズに合わせてカスタマイズ可能だ。購入時にはTB202に花粉専用のHRF、TB502にウイルス専用のHRFが標準装備されている。サイズと重量は、いずれもW502×D117×H434mm/5kg。適用畳数は202が25畳まで、502が27畳まで。502は5分間に限って出力を最大化させる「急速5分モード」を搭載。カラーは202が白、502がチタンシルバー。交換用HRFは、花粉専用のものを税込6,480円、ウイルス専用のものを税込10,800円で用意する。
2014年12月09日●まずは空気清浄機のトレンドをチェック空気の乾燥やウイルスの蔓延、花粉・PM2.5の飛散などが気になるこの時期。家電量販店でも、その対策として空気清浄機を買い求める人が目立つ。売り場に設けられた専用コーナーには、今年も新商品からスタンダードな製品まで各社の商品が並んでいる。家電量販店の担当者によると、今年の空気清浄機のトレンドは、昨年に引き続いてやはり"PM2.5対策"を謳った商品だそうだ。PM2.5は自動車や工場の排ガスなどに起因する直径2.5マイクロメートル以下の極めて小さな大気汚染物質で、肺などに吸い込んでしまうと深刻な健康被害を及ぼすとされている。ここ数年、このPM2.5が"環境基準値"と呼ばれる、1立方メートルあたり35マイクログラムを超える日が増え、気象庁などが注意喚起を行うようになってから、人々の間で関心が高まっている。花粉の飛来と同じで、特に冬から春にかけては偏西風の影響で、日本全土に広がりやすいという。こうした状況の中、各社がこのPM2.5対策を謳った空気清浄機を市場に送り込んでいる。空気清浄機で言う、PM2.5対応というのは主にフィルターの性能が基準となっている場合が多い。現在、主流となっているのは"HEPAフィルター"と呼ばれるもので、工業製品規格上「0.3マイクロメートルの粒子を99.97%以上捕集できる」というのがその定義。PM2.5はその範囲に含まれるため、PM2.5対応と謳うことができるのだ。さて、このPM2.5対策を考えると、空気清浄機で最も重要となるのが"空気清浄能力"だろう。空気清浄能力をメインに製品を選ぶのであれば、マイナビニュースの別稿「寒い季節を"キレイな空気"で乗り越える! - 空気清浄機の選び方について考えた」で紹介している通り、"加湿空気清浄機"や"除加湿空気清浄機"といった多機能型ではなく、空気清浄機能に特化したシンプルな製品を選ぶのがおすすめだ。加えて、日々の手入れの手軽さも重要。工業規格で認められた性能でも、当然ながら使用し続けるにつれて下がっていくもの。また、メーカーが推奨する方法で適切なメンテナンスを行わなければスペック通りの性能は維持できない。通常、一般的な空気清浄機では、フィルターのお手入れは2週間から1カ月に1回というのが標準的だが、このお手入れを怠ると、フィルターはホコリや微粒子によって目詰まりしてしまい、見る見るうちに空気清浄能力が低下してしまう。さらに、加湿機能を兼ね備えた機種では、加湿フィルターなどの内部の部品がカビや雑菌の温床となりやすく、最悪の場合、浄化したはずの空気に混ざって、空気中に再放出されるという危険性もあるのだ。本稿で紹介する「ブルーエア450E」は、この"空気清浄能力"と"手入れの手軽さ"という2つのニーズを満たす製品だ。ブルーエアは、スウェーデンに本社を置く空気清浄メーカー。加湿機能などを搭載した多機能型の空気清浄機が占める日本市場では、少々異端児に映るが、世界的にはその実力を認められたトップメーカーで、米国家電製品協会(AHAM)が定める"CADR(Clean Air Delivery Rate/クリーンエア供給率)"と呼ばれる世界基準でナンバーワンの実績を誇る。日本では、病院など医療や福祉機関で設置されていることが多いことからも、空気清浄機としての信頼性が高いイメージだ。家電量販店の販売員の話でも「ブルーエアは"空気清浄力"を求めるユーザーに人気。コンパクトな製品も出てきており、一般家庭の選択肢としても注目されている」とのこと。とはいえ、量販店の売り場に並んでいても、はっきり言って他の製品よりもひと回りは大きく、設置場所の観点から躊躇してしまう人も多いかもしれない。筆者もはじめはそういう印象を抱いていた。「確かに性能は高そうだし、見た目もスタイリッシュだけど、自宅のリビングには大きすぎる」と思って、長年選択肢から外していた。ところが、実際に約14畳の自宅のLDKに設置してみたところ、以前使用していた国内メーカーの機種に比べて邪魔くさいという印象はなかった。シンプルで表面にゴチャゴチャとした装飾がないフラットなデザインのせいか、壁と一体化してインテリアとしてなじんでさほど自己主張せず、それまで抱いていた印象は一変した。しかし、加湿機能などを備えた多機能型でもなく空気清浄機能に注力した特化型の製品なのに、なぜこれほどまでに大型なのだろうか? という疑問は、使用し始めてしばらくして解消された。それは圧倒的な風量だ。●ブルーエア450Eの実力をチェック!!ブルーエア450Eには、本体(右側面上部)にダストセンサーとニオイセンサーの2つのセンサーを備える。このセンサーもなかなかのもので、本体から2~3メートル離れた場所でバタバタと動いたり、異臭が放たれても、瞬時に反応するほどの感度の高さだ。センサーが空気の汚れを検知すると風量がアップする。しばらくの間は風の音が気になるが1分ほどですぐに静かになる。平常時は本体に耳をそばだててみないと稼動しているかわからないほどの静音だ。このように、空気の汚れを感知すると、内部のファンが激しく稼動する。一気に空気を大量に吸込み、とにかく汚れた空気が広がるのを阻止しようと働くのだ。1週間ほど経過した後には、外側のスチールパネルの穴にホコリが大量に付着しており、内部に入り込めない粒子の大きな浮遊物はここに溜まり、空気を強力に吸い込んでいる形跡だと感じられる。続いて、メンテナンス性に言及しよう。前述のとおり必要なのは、24時間の稼動を一日とカウントすれば、6カ月に1回のフィルター交換のみ。それ以外は、外側に付着したホコリを床掃除やテーブルなど他の家具や家電製品と同様に行う以外は一切必要なしだ。フィルターの交換も、側面の扉を開けてボックス型のフィルターを引き出すように取り出し、新しいものに入れ替えるだけ。使用済みのフィルターは普通ごみとして捨てればよい。基本的にはこの作業を半年に1回行うだけだ。ちなみに、ブルーエアで採用されている技術は"HEPASilentテクノロジー"と呼ばれる独自のもの。大風量のファンにより強力に吸い込まれた空気中の汚染物質はまずは"イオナイザー"と呼ばれる部品で帯電させられる。これにより、プラスに帯電されたその奥にある"3ステップHEPASilentフィルター"と呼ばれる使い捨てのフィルター効率的に吸着される。この不織紙のフィルターは、目の粗さが排気側に行くにつれ細かくなっていく3層の構造を持ち、強力な風で吸い込まれた微粒子がそれらを通ってろ過されていき、最終的にキレイな空気だけが反対側の排気口に吐き出される仕組みとなっている。フィルターを取り外す際に中を開けて驚くのは、拍子抜けするほどシンプルな内部の構造だ。フィルターを外した奥にブリキ缶のようなファンが見える以外は、目立つものは特にない。しかし、ここでもうひとつ気付いたのは、世界で認められる空気清浄能力はこのシンプルな構造ゆえということだ。というのも、空気を浄化するのに必要な空気の通り道を確保するには、間に余計な障害物がないことが重要。それを思うと、複雑な構造やギミックというのはどう考えてもその阻害要因である。中を見るとわかるが、本製品では吸気口から排気口まで送風路が一直線だ。ブルーエアは無駄なく空気清浄能力を発揮させることを優先したゆえのこの大きさや形状と言えるのかもしれない。このシンプルさこそが高い空気清浄能力の秘密とも言えるだろう。構造、機能以外の部分もシンプルだ。天面に操作パネルを備えるが、ボタンは、電源、タイマーと風量調節のみ。表示項目も、風量と検知したホコリ、ニオイレベルと、フィルター交換の残り日数の4つだけだ。これに加えて、電源のオン/オフとタイマー、風量調整ができるリモコンが付属する。キッチンを併設するリビングで煙やニオイが発生する調理の際に、遠くから事前に強運転させておいたりするのに便利だ。ここまでブルーエア450Eの特長を紹介してきた。使い捨てのフィルターというとランニングコストがかかり、他社に比べて割高に感じる人もいるかもしれない。しかし、言い換えれば手入れしなくても半年間は性能を維持できるということだ。また、掃除機などで手入れできるフィルターを備えた他社製品もあるが、こちらは手入れが面倒なだけでなく、手入れの際に付着した汚染物質を再度空気中にばら撒いてしまう可能性も伴う。それを考えると、多少割高でもより確実で面倒のない製品を選ぶというのも考え方のひとつだ。"空気"という、目に見えない空間のお掃除を担う空気清浄機。せっかく購入するのだから、間違いのない製品を選択したい。本稿で紹介したブルーエア450Eは、安心度、信頼度が高い質実剛健な製品と言えるだろう。
2014年12月04日アイリスオーヤマは27日、空気の汚れ具合を数値・グラフ化して表示する「PM2.5対応空気清浄機 PM2.5ウォッチャー」を発表した。発売は12月8日。価格はオープンで、参考価格は17畳用が税別30,000円前後、25畳用が税別35,000円前後だ。PM2.5ウォッチャーは、数値とグラフで空気の汚れ具合を可視化する空気清浄機。高感度センサーを搭載し、PM2.5やハウスダストなどを検知する。グラフでは分・時・日単位でPM2.5やハウスダストの濃度を確認可能。空気の汚れ具合の変化がモニターに表示されることで、空気清浄機を使用した効果を実感できるとしている。毛などを吸着するプレフィルター、ニオイを除去する活性炭フィルター、0.3μmの微粒子を99.97%以上除去するHEPAフィルターの計3枚のフィルターを搭載。また、ターボモードでは、8畳の部屋を約9分で清浄する(25畳用の場合)。サイズと重量は、17畳用がW400×D164×H536mm/5.5kg、25畳用はW400×D201×H586mm/5.6kg。いずれの機種もイオン発生装置を搭載している。
2014年11月27日人付き合いの上では「空気を読むこと」は必須事項と思ってはいませんか?相手が何をしたら喜ぶのか、何をしたくないかなどの空気を読み取れないと、些細なことで喧嘩になることもありますから、いわばKY(死語?)と言われるようなワガママタイプの人は恋愛でも苦労をする・・・と思いきや、必ずしもそうではないのだとか。自称ワガママ!と言い切れる人たちを対象に、喧嘩が少なく恋愛が楽しめるワケを聞いてみました。■1.素で付き合える「いい子ぶったり、物分かりのいい子のふりを最初からしないから、私の性格を理解してくれる人と付き合えるの。だから彼と一緒にいて疲れることがない!」(20歳/学生)よくあるのが「彼に合わせてしまって、一緒にいると疲れる」というような素でいられないことついての悩み。ワガママ女子からすると「したいようにすればいいのに!なんで我慢して合わせたりするの?」と感じるのだとか。演技をせずに自分らしく付き合うためには最初が肝心。「自分らしい自分」を好きになってくれた人となら、当たり前のように自分らしく付き合えるというわけです。■2.したいこと、したくないことがはっきり「自己主張が激しいからケンカになりやすそうって言われるけど、したいこと・したくないことをはっきり言わないから喧嘩になるんだよ。だいたいの喧嘩のときって、男女どっちかが『何がしたいのかわからない』『何が言いたいのか分からない』『(相手が)なんで怒ってるのか分かんない』とかって言うじゃん?」(22歳/美容系)確かに相手の気持ちがわからないことがきっかけで起こる喧嘩は多いですよね。でもしたいこと・したくないことをハッキリさせておけば、些細な食い違いを未然に防ぐこともできます。自己主張が必ずしも喧嘩を生むわけではないのです。■3.溜め込まないのでケンカが小さい「イライラしたこととか、気に食わなかったことはすぐに相手に言うから、いつもちょっとした喧嘩はしても、別れるまでに至る喧嘩はないよ。喧嘩の芽は早いうちに摘み取れば万事解決!」(19歳/学生)カップルでお互いが気持ちを我慢したりせずにぶつけあえば、小さな衝突は頻発するでしょうが、大規模な戦争は起きにくいのだとか。小競り合いが頻発するくらいで済むならマシですよね?特に女子は我慢して我慢して、些細なきっかけでドカンと爆発することがありますから、小出しにして吐き出してみては?■4.違う意見も認める「ワガママな人は「自分はワガママだ」って自覚してるぶん、人が違う意見を持つのを当たり前だって思ってるんじゃないかな?だから、意見が合わなくても「仕方ないね。今回は○○に合わせる。次は私に合わせてね」って解決できちゃう。」(20歳/専門学校)「あなたはあなた、私は私」という切り分けた考え方ができると、恋愛は案外スムーズに進むこともあります。他人なのに同じ考え方を押し付けるから問題が起きるんですもんね。ワガママな人は許容範囲が狭そう・・・なんて思われがちですが、逆に懐は広いのかもしれません。■おわりにいかがでしかた?ワガママ同士だと意見の対立は増えそうですが「何を考えているのか分からない」のほうが厄介ではありませんか?気を使いすぎて疲弊している人は、ワガママカップル達の奔放さを見習うと気が楽になるかもしれません!(松宮詩織/ハウコレ)
2014年11月09日PM2.5や花粉の除去、風邪やインフルエンザ対策として話題に上がる空気清浄機。しかし、キレイにする対象が"空気"と目に見えないものであるため「何を選べばいいのかわからない!」という人も多いのではなかろうか。本稿では、健康をサポートしてくれる「空気清浄機」の2014年モデルをまとめて一挙に紹介する。以下、各製品の見出しが詳細記事へのリンクとなっている(発表日順に掲載)。○部屋の隅まで風を届ける - パナソニック「F-VXK90」F-VXK90は、部屋中に漂うPM2.5の濃度を見極めて風量・気流を切り替えながら運転する「PM2.5解析プログラム」を搭載した加湿空気清浄機。吹き出し口には2枚のルーバーを備え、家具などの障害物にも負けず部屋の隅まで風を届ける。発売日:2014年9月1日発売時の市場価格(税別):80,000円前後フィルター:加湿フィルターPM2.5対応:○PM2.5の微粒子にすばやく反応 - ダイキン「MCK70R」ダイキン工業の空気清浄機は、集じん力が持続しやすい電気集じん方式を採用している。さらにフィルターに付着した有害物質に「ストリーマ照射」を行い、酸化分解する機能も搭載。2014年モデルのMCK70Rは、「高感度ホコリセンサー」によって微小粒子にすばやく反応する加湿空気清浄機だ。発売日:2014年9月9日発売時の市場価格(税別):60,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○プラズマクラスターイオンをピンポイント放出 - シャープ「KI-EXシリーズ」KI-EXシリーズは、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出できる「パワフルショット運転」機能を搭載した加湿空気清浄機。シャープ独自の音声ガイド機能「ココロエンジン」も備えており、部屋の空気の状態を教えてくれる。発売日:2014年9月20日から順次発売時の市場価格(税別):68,000円~110,000円前後(モデルによって異なる)フィルター:抗菌・防カビ後ろパネル、ガスもと~る脱臭フィルター、静電HEPAフィルターPM2.5対応:○デザインを一新してスタイリッシュに - 日立「クリエア EP-KVG900」日立アプライアンスのEP-KVG900は、前面に強化処理ガラスのパネルを採用し、デザイン性にもこだわった加湿空気清浄機。操作部はタッチパネルになっている。吸気面積の拡大や新モーターの採用などによって8畳を7分で清浄する空気清浄能力を持つ。発売日:2014年10月4日発売時の市場価格(税別):65,000円前後フィルター:アレルオフ微細じんHEPAフィルターPM2.5対応:○好みの湿度にお部屋をキープ - ダイキン「クリアフォースZ MCZ70R-W」MCZ70R-Wは、除湿と加湿を自動で切り替えて湿度をコントロールする「しつどセレクト運転」を搭載した除加湿空気清浄機の最上位機種だ。集じん力が持続しやすい電気集じん方式で、花粉やPM2.5などの微粒子も除去してくれる。発売日:2014年10月2日発売時の市場価格(税別):140,000円前後フィルター:高性能フィルター(静電フィルター)PM2.5対応:○空気清浄能力に特化 - 「ブルーエア ニオイフィルターモデル」ブルーエアは、独自の「3ステップHEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」によって、ハイスピードで空気清浄・脱臭を行う空気清浄機。加湿機能などは搭載しておらず、空気清浄に特化した設計だ。ニオイフィルターモデルでは、5分で92%のニオイを除去できる。発売日:2014年9月18日発売時の市場価格(税別):55,000円~81,000円前後(適用畳数によって異なる)フィルター:3ステップHEPASilentフィルターPM2.5対応:○バルミューダ「AirEngine」のテクノロジー搭載 - 良品計画「MJ-AP1」MJ-AP1は、三層構造の「360°集塵脱臭フィルター」や垂直方向に循環器流を生み出す「デュアルカウンターファン」など、バルミューダの空気清浄機「AirEngine」のテクノロジーを搭載した空気清浄機。良品計画が企画とデザインを、バルミューダが技術設計と開発を担当した。発売日:2014年秋発売時の市場価格(税込):39,000円フィルター:360°集塵脱臭フィルターPM2.5対応:○世界基準「CADR」で認められた実力 - カドー「AP-C700S」AP-C700Sは、高性能3層フィルターによって空気をろ過する空気清浄機。光触媒でフィルターをセルフクリーニングする「フォトクレアシステム」を採用しており、フィルターの長寿命化を実現している。発売日:2014年10月28日発売時の市場価格(税別):111,000円前後フィルター:光ブルー活性炭フィルター、銀イオン抗菌HEPAフィルター、特殊活性炭フィルターPM2.5対応:
2014年11月08日カドーは28日、「cado」ブランドから、空気清浄機「AP-C700S」と「AP-C700D」を発売した。空気清浄機の世界基準「CADR(クリーンエア供給率)」の世界最高値を獲得している。価格は「AP-C700S」が税別111,000円、「AP-C700D」が税別92,407円となっている。AP-C700SとAP-C700Dは、光触媒でフィルターをセルフクリーニングする「フォトクレアシステム」を採用した空気清浄機。「光ブルー活性炭フィルター」「銀イオン抗菌HEPAフィルター」「特殊活性炭フィルター」の3種からなる高性能3層フィルターによって空気をろ過する。AHAM(米国家電製品協会)による空気清浄機の集じん性能を測定する世界基準「CADR(クリーンエア供給率)」において、世界最高値を獲得。CADRは、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す指標で、数値が高いほどより速く空気をキレイにする。いずれも、サイズと重量がW423×D297×H714mm/18kg、適用畳数が62畳。AP-C700Sは、PM2.5の濃度をモニタリングする「PM2.5 インジケーター」を搭載する。カラーは、AP-C700Sがヘアライン加工を施したステンレスブラック、AP-C700Dはブラックとホワイトをラインナップする。
2014年10月30日バルミューダは10月24日、空気清浄機「AirEngine(エアエンジン)」の限定カラーモデルとして「シャンパンゴールド」を発売した。バルミューダオンラインストアにて数量限定で販売される。直販価格は48,200円(税別)。AirEngineは、二重構造羽根の扇風機「GreenFan」シリーズで高い評価を得ているバルミューダの空気清浄機。独自の「Wファン構造」により、従来の空気清浄機では難しかった部屋を隔てた吸引能力が実現されており、高い集塵性能と除菌、脱臭性能を有している。レギュラーモデルではブラックとグレーのみの2色展開だったが、今回、限定カラーとしてシャンパンゴールドが発表された。パッケージには本体のほか、360°酵素フィルター、専用ACアダプター、取扱説明書が付属する。
2014年10月24日