2024年1月7日にロサンゼルスのホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催された「第81回ゴールデン・グローブ賞」授賞式に、女優のアメリカ・フェレーラ、ヘレン・ミレン、ナオミ・ワッツがハリー・ウィンストンのジュエリーを着用し登場しました。プレゼンターとして登場したアメリカ・フェレーラは、総計約29.52カラットの「シークレット・コンビネーション・ステートメント・ネックレス」をはじめ、約15.66カラットの「シャンデリア・イヤリング」と、約2.34カラットの「サンフラワー・リング」を着用しました。女優賞(ドラマシリーズ)にノミネートされたヘレン・ミレンは、総計約48カラットを超えるダイヤモンドをあしらった「リース・ネックレス」、耳元には約16.04カラットの「シャンデリア・イヤリング」を纏い登場。同じくプレゼンターとして登場したナオミ・ワッツもまた、約18.73カラットの「シークレット・コンビネーション・フープイヤリング」、そして約2.82カラットの「ピルエット・リング」を着用し、それぞれが燦然と煌めくダイヤモンドでレッドカーペットに華やぎを添えました。America Ferrera・シークレット・コンビネーション・ステートメント・ネックレス (Diamond 29.52 carats, set in platinum)・シャンデリア・イヤリング (Diamond approx. 15.66 carats, set in platinum)・サンフラワー・リング (Diamond approx. 2.34 carats, set in platinum)Helen Mirren・リース・ネックレス (Diamond 48.39 carats, set in platinum)・シャンデリア・イヤリング (Diamond 16.04 carats, set in platinum)Naomi Watts・シークレット・コンビネーション・フープイヤリング (Diamond 18.73 carats, set in platinum)・ピルエット・リング (Diamond 2.82 carats, set in platinum)【ハリー・ウィンストンとは】1932年に米国ニューヨークで創業したハリー・ウィンストンは、高級ジュエリーやハイエンドの腕時計製造の分野において先駆者的な存在です。創始者ハリー・ウィンストンは、ヨンカーやホープ・ダイヤモンドなど世界有数の宝石を収集することで「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されました。また、1944年に初めてレッドカーペットでハリウッド女優にダイヤモンド・ジュエリーを貸し出したことから、「スターたちのジュエラー」という名声も手に入れます。現在はニューヨーク五番街に本店を置き、ビバリーヒルズ、ロンドン、パリ、東京、香港、上海をはじめとする世界中の主要都市で直営サロンを運営しています。【読者お問い合わせ先】ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーションTEL:0120-346-376 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日第81回ゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。パンデミック収束し、劇場で大作映画が公開されるようになった2023年を象徴する作品に参加したスターやセレブたちがドレスアップし、レッドカーペットを華やかに飾った。映画のドラマ部門主演女優賞を受賞した『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンはヴァンレティノ(Valenntino)。白のストラップレスにたっぷりしたデザインの黒のオペラコート、ブルガリ(Bulgari)のジュエリーを合わせた。リリー・グラッドストーン Photo by Kevin MazurGetty Imagesミュージカル・コメディ部門主演女優賞のエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)は、立体的な花の刺繍をあしらったルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のカスタム。淡い色彩の繊細なビーズで覆われたプランジスタイル、フロントの深いスリットとトレーンが特徴。髪は自然に下ろし、ダイヤモンドのイヤリングを見せた。主演と製作を兼ねた『バービー』が今年開設された興行成績賞を受賞したマーゴット・ロビーはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Privé)のカスタムのドレスを着用。作品のテーマカラーであるホットピンクのシークインに同色のチュールのボアは、マテル社の「1977スーパースターバービー」のスタイルを再現したものだ。マーゴット・ロビー Photo by Earl Gibson IIIGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』原題)はロダルテ(Rodarte)ダークレッドのストラップレス。胸の部分は貝殻のデザインだ。TVでは、ドラマシリーズ部門女優賞のサラ・スヌーク(『メディア王~華麗なる一族~』)がプラバル・グルン(Prabal Gurung)のレースのバンドゥをあしらった黒のシースルー。ニール・レーン・クチュールのダイヤモンドのイヤリングを合わせた。コメディ・ミュージカル部門女優賞を受賞したアヨ・エデビリはプラダ(Prada)赤のストラップレス。足首が見える丈に長いトレーンがアクセント。アヨ・エデビリ Photo by Gilbert FloresGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Imagesリミテッド&アンソロジーシリーズ、TV映画部門女優賞のアリ・ウォン(『BEEF/ビーフ』)はディオール(Dior)のオートクチュールで白のストラップレス。トレードマークの大きなメガネにジュエリーはスワロフスキー(Swarovski)だ。助演女優賞を受賞したエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)はディオール(Dior)のシャンパンゴールドのシークインのドレス。自然に下ろしたブロンドの髪色とマッチしていた。今年はストラップレスやオフショルダーのデザインも人気。歌曲賞候補のデュア・リパ(『バービー』)はスキャパレレリ(Schiaparelli)。マーメイドラインのシルエットは演じた役への目配せになっていた。映画のドラマ部門女優賞にノミネートされた『Priscilla』(原題)のケイリー・スピーニー(ミュウミュウ/miumiu)、プレゼンターのミシェル・ヨーやアマンダ・サイフリッド、キャリー・マリガン、ジェニファー・アニストン、エル・ファニングら、多くのスターが好んで着用した。デュア・リパ Photo by Kevin MazurGetty Images個性を放ったのは、「What Was I Made For」(バービー)で歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ。イベントにドレスで登場することも増えたが、今回はウィリーチャバリア(Willy Chavarria)のオーバーサイズのブレザーにシャツとタイ、カーキのスカートにピンクのソックスというプレッピー・スタイル。ベラ・ラムジー(『The Last of Us』)はプラダのペールブルーのジャケットにグレーのパンツを合わせた。人気のカラーは赤で、プレゼンターで登場したフローレンス・ピューは花のアップリケにボリュームのあるスカートのスリップドレスを着用。ダックテイルにしたヘアスタイルで彼女らしい個性を強調した。他にもセレーナ・ゴメス(アルマーニ・プリヴェ)やジュリアン・ムーア(ボッテガヴェネタ/Bottega Veneta)、レイチェル・ブロズナハンなど多くのスターが赤をチョイスした。セレーナ・ゴメス&フローレンス・ピュー Photo by Michael KovacGetty Images for Moët & Chandonピンクをチョイスしたのはプレゼンターを務めたハンター・シェファーやヘイリー・スタインフェルド。どちらもプラダのドレスだ。さらに花モチーフというトレンドも取り込んだのはジェニファー・ロペス。ニコル+フェリシア・クチュール(Nicole + Felicia Couture)のペールピンクに大きなバラのモチーフというデザインをゴージャスに着こなした。映画のドラマ部門女優賞候補のグレタ・リー(『パスト・ライブス/再会』)はロエベ(Loewe)の淡いイエローのドレス。背面のデザインがエレガントだ。助演女優賞候補のロザムンド・パイク(『Saltburn』)はディオールのヴィンテージ・ドレス。黒のレースの花模様が全体に散りばめられたミディ丈で、フィリップトレイシー(Philip Treacy)のヘッドピースがアクセント。ロザムンド・パイク Photo by Kevin MazurGetty ImagesCMブレイク中に親友のセレナ・ゴメスを見つけて話し込んでいたテイラー・スウィフトはグリーンのシークインドレス。グッチ(Gucci)の特注で、細いショルダーストラップ、大きく開いた背中の3本の細いストラップが特徴。ジェリーはデビアス(DeBeers)のダイアモンド。最後に男性のファッションも。やはりCMブレイク中の様子をカメラに追われ続けたティモシー・シャラメはセリーヌ(Celine)の幾何学模様をあしらったシークイン・ジャケットが目を引いた。同色のシャツの胸をはだけ、カメラを気にすることなくカイリー・ジェンナーと仲睦まじい様子を見せていた。ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー Photo by Christopher PolkGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images映画のドラマ部門男優賞を受賞したキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)はサンローラン(Saint Laurent)のスーツ、助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)はディオール(Dior Men)。同男優賞候補のバリー・コーガン(『Saltburn』)はルイ・ヴィトンの赤のスーツ。上下の色のトーンやダミエ模様のサイズが異なる個性的なデザイン。同じく男優賞候補のアンドリュー・スコット(『異人たち』)はヴァレンティノ(Valentino)で全身ホワイトのスタイル。バリー・コーガン Photo by Amy SussmanGetty ImagesTVのドラマ部門男優賞候補のペドロ・パスカル(『The Last of Us』)はボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)の無数の白糸で模様を縫いつけた黒のシャツに黒のパンツ。転んで負傷した右腕を黒のアームホルダーで吊った姿はちょっと痛々しいながらもスタイリッシュに決まっていた。ペドロ・パスカル Photo by Tommaso BoddiGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(冨永由紀)
2024年01月08日第81回ゴールデン・グローブ賞の受賞者・受賞作品が発表され、『オッペンハイマー』が作品賞を含む5冠に輝いた。本作は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えたひとりの男の知られざる人生を、クリストファー・ノーラン監督がIMAX撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。ノーラン監督は監督賞にも選ばれたほか、キリアン・マーフィーがドラマ部門 主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞、そのほか作曲賞を受賞した。『オッペンハイマー』とともに多数ノミネートされていた『バービー』は楽曲賞と興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)の2冠に終わり、アメリカで同日に公開された大作の対決は『オッペンハイマー』に軍配が上がった。コメディー/ミュージカル部門の作品賞には『哀れなるものたち』が選出され、主演とプロデューサーを兼務したエマ・ストーンが主演女優賞も受賞した。本作は、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とストーンが再タッグを組んだファンタジー。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、胎児の脳を移植され死からよみがえった女性が、まだ見ぬ世界を知っていく冒険の旅を描く。『哀れなるものたち』 (C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.また、アニメ映画賞にノミネートされていた宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が、日本作品で初めて同部門を受賞した。アカデミー賞の前哨戦とも言われる同賞だけに今後の行方に期待が高まる。『君たちはどう生きるか』 (C)2023 Studio Ghibliそのほか、結果は以下の通り(★は受賞作品)。第81回ゴールデン・グローブ賞 受賞&ノミネート一覧<映画>【ドラマ部門 作品賞】★『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『Past Lives(原題)』『The Zone of Interest(原題)』『Anatomy of a Fall(英題)』【コメディー/ミュージカル部門 作品賞】★『哀れなるものたち』『AIR/エア』『バービー』『American Fiction(原題)』『The Holdovers(原題)』『May December(原題)』【監督賞】★クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』グレタ・ガーウィグ『バービー』セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』【ドラマ部門 主演男優賞】★キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』アンドリュー・スコット『異人たち』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』バリー・コーガン『Saltburn』ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【ドラマ部門 主演女優賞】★リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』アネット・ベニング『ナイアド~その決意は海を越える~』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』グレタ・リー『Past Lives(原題)』ケイリー・スピーニー『Priscilla(原題)』サンドラ・フラー『Anatomy of a Fall(英題)』【コメディー/ミュージカル部門 主演男優賞】★ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ニコラス・ケイジ『ドリーム・シナリオ(原題)』ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』マット・デイモン『AIR/エア』【コメディー/ミュージカル部門 主演女優賞】★エマ・ストーン『哀れなるものたち』アルマ・ポウスティ『枯れ葉』ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』ナタリー・ポートマン『May December(原題)』ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』マーゴット・ロビー『バービー』【助演男優賞】★ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』チャールズ・メルトン『May December(原題)』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』ライアン・ゴズリング『バービー』ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【助演女優賞】★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ジュリアン・ムーア『May December(原題)』ジョディ・フォスター『ナイアド~その決意は海を越える~』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』ロザムンド・パイク『Saltburn』【脚本賞】★ジュスティーヌ・トリエ(写真)&アルチュール・アラリ『落下の解剖学』エリック・ロス&マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』【作曲賞】★ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』久石譲『君たちはどう生きるか』ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』ミカ・レヴィ『The Zone of Interest(原題)』ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』【楽曲賞】★『バービー』「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』「Peaches」ジャック・ブラック他『She Came to Me(原題)』「Addicted to Romance」ブルース・スプリングスティーン、パティ・スキャルファ『バービー』「Dance the Night」デュア・リパ、マーク・ロンソン、キャロライン・アイリン『バービー』「I’m Just Ken」 ライアン・ゴズリング、マーク・ロンソン『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』「Road to Freedom」レニー・クラヴィッツ【アニメ映画賞】★『君たちはどう生きるか』『ウィッシュ』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『すずめの戸締まり』『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』【非英語作品賞】★『落下の解剖学』(フランス)『枯れ葉』(フィンランド)『雪山の絆』(スペイン)『Io Capitano(原題)』(イタリア)『Past Lives(原題)』(アメリカ)『The Zone of Interest(原題)』(イギリス)【興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)】★『バービー』『オッペンハイマー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』<ドラマ>【男優賞(ドラマシリーズ)】★キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」ドミニク・ウェスト「ザ・クラウン」ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」【男優賞(コメディ&ミュージカル)】★ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」ビル・ヘイダー「バリー」マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」【男優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】★スティーブン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち」サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」ジョン・ハム「FARGO/ファーゴ」デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves(原題)」マット・ボマー「Fellow Travelers(原題)」【女優賞(ドラマシリーズ)】★サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」エマ・ストーン「The Curse(原題)」ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」ヘレン・ミレン「1932」【女優賞(コメディ&ミュージカル)】★アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」エル・ファニング「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜」キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・イン・ビルディング」ナターシャ・リオン「Poker Face(原題)」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」女優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)★アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」エリザベス・オルセン「ラブ&デス」ジュノー・テンプル「FARGO/ファーゴ」ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」【助演男優賞】★マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」アレクサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」ジェームズ・マーズデン「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」【助演女優賞】★エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」ハンナ・エインビンデル「Hacks(原題)」メリル・ストリープ「マーダーズ・イン・ビルディング」【作品賞(ドラマシリーズ)】★「メディア王~華麗なる一族~」「1923」「ザ・クラウン」「ザ・ディプロマット」「THE LAST OF US」「ザ・モーニングショー」【作品賞(コメディ&ミュージカル)】★「一流シェフのファミリーレストラン」「アボット エレメンタリー」「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」「バリー」「マーダーズ・イン・ビルディング」【作品賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】★「BEEF/ビーフ ~逆上~」「すべての見えない光」「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」「FARGO/ファーゴ」「Fellow Travelers(原題)」「レッスン in ケミストリー」
2024年01月08日第81回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が1月7日(現地時間)に、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催。主催団体が変わり、ノミネートされている俳優・監督やプレゼンターたちが華やかに集い、ディナーショー形式で行われた授賞式では『オッペンハイマー』が映画部門・作品賞(ドラマ)ほか5部門で受賞。『バービー』は今回、大ヒット映画を対象にした新設の興行成績賞と歌曲賞の2冠となった。『オッペンハイマー』は監督賞をクリストファー・ノーランが6度目のノミネートで初受賞、主演男優賞(ドラマ)にキリアン・マーフィーが初受賞。『オッペンハイマー』キリアン演じるオッペンハイマーと対立するルイス・ストローズ役を演じたロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞に選ばれた。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で石油の発掘によって巨大な富を得たオセージ族の女性モーリー・カイルを演じたネイティブアメリカン出身のリリー・グラッドストーンが、初ノミネートで主演女優賞(ドラマ)を初受賞。客席からも歓声が上がった。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』また、エマ・ストーンが主演とプロデューサーも務めたヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』が作品賞&主演女優賞(ミュージカル/コメディ)を獲得。脚本賞はカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作である『落下の解剖学』のジュスティーヌ・トリエとアルチュール・アラリが、『オッペンハイマー』『バービー』『哀れなるものたち』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などを押さえての受賞、非英語映画賞と合わせて2冠となった。『落下の解剖学』なお、今回より2つの賞が新設。マーク・ハミルがプレゼンターを務めた映画部門・興行成績賞で初の栄冠を受けたのは、社会現象ともなり、最多9ノミネートを果たしていた『バービー』。一方、テレビ部門では最多9ノミネートとなっていた「メディア王~華麗なる一族~」が作品賞(ドラマ)など4冠。「一流シェフのファミリーレストラン」(ミュージカル/コメディ作品賞ほか)、「BEEF/ビーフ~逆上~」(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ作品賞ほか)が強さを見せた。テレビ部門の新設・スタンドアップコメディ賞には、過去のゴールデン・グローブ賞で司会を務めたこともあるリッキー・ジャーヴェイスが受賞。司会はフィリピン系アメリカ人のスタンダップコメディアン、ジョー・コイが初めて務めた。これまで授賞式をテレビ生中継していた放送局がNBCからCBSとなり、公式サイトやParamount+などを通じて生配信。同賞を主催してきたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は解体され、今回よりディック・クラーク・プロダクションのもと開催。投票権のあるメンバーは75か国・300人で構成された。主な受賞結果は以下のとおり映画部門作品賞(ドラマ)『オッペンハイマー』『オッペンハイマー』主演女優賞(ドラマ)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』主演男優賞(ドラマ)キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』作品賞(ミュージカル/コメディ)『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』主演女優賞(ミュージカル/コメディ)エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞(ミュージカル/コメディ)ポール・ジアマッティ『The Holdovers』(原題)監督賞クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』脚本賞ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『落下の解剖学』助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』(原題)助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『君たちはどう生きるか』非英語映画賞『落下の解剖学』(フランス)作曲賞ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』歌曲賞「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル『バービー』興行成績賞『バービー』テレビ部門作品賞(ドラマ)「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞(ドラマ)サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞(ドラマ)キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」作品賞(ミュージカル/コメディ)「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞(ミュージカル/コメディ)アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」主演男優賞(ミュージカル/コメディ)ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」「一流シェフのファミリーレストラン」作品賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)「BEEF/ビーフ~逆上~」Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ~逆上~」主演女優賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」主演男優賞(リミテッドシリーズ・アンソロジーシリーズ、テレビ映画)スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」助演女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」助演男優賞マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」スタンダップコメディ賞リッキー・ジャーヴェイス(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+オッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.落下の解剖学 2024年2月23日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開©2023 L.F.P. – Les Films Pelléas / Les Films de Pierre / France 2 Cinéma / Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2024年01月08日日本時間2024年1月8日、アメリカで『第81回ゴールデン・グローブ賞』の発表と授賞式が行われ、宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』がアニメ映画賞を受賞したことが分かりました。産経ニュースによると、日本のアニメが同賞を受賞するのは、今回が初とのことです。出典:スタジオジブリ『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた長編アニメ映画で、2023年7月14日に公開。公開日まで事前プロモーションを一切行わなかったことでも話題になりました。史上初の快挙に、ネット上では「おめでとうございます!」「すごい!」「また映画館で観たい」などの、喜びの声が上がっています。宮崎監督が手掛けたスタジオジブリ作品が再び世に出ることを、人々は待ち望んでいることでしょう。本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年01月08日12月11日(現地時間)、第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。2023年は全米映画脚本家・俳優組合のストライキにより、大作の公開延期や撮影中止などハリウッドが大いに振り回された一年だったが、同時に映画ファンは良い映画を観るためなら映画館にちゃんと足を運んでくれる、という事実を再確立した年でもあった。特にグレタ・ガーウィグ監督による『バービー』が好例だ。この夏、社会現象とも言える規模で爆発的な興行成績を納め、ゴールデン・グローブ賞コメディー/ミュージカル部門を含む9部門で最多ノミネートを果たした。本作は停滞していたハリウッド映画界を蘇らせた作品といっても過言ではない。バービーといえばアメリカ人なら誰でも知っている、いわばアメリカ版リカちゃん人形だ。人気俳優マーゴット・ロビーが主人公バービーを実写で演じた本作大ヒットの秘密は、ファミリー映画というよりは、むしろ大人に訴えかける意外なまでに奥の深いストーリー作りにある。『バービー』主人公バービーは、“バービーランド”で何の疑いもなく幸せな日々を送っていたが、ある事をきっかけに自分のアイデンティティーに疑問を抱き始め、自分探しの心の旅に出るというあらすじだ。映画のポスターを見ても分かるように、ピンクとブルーを主体に奇抜なネオンカラーを散りばめたプロダクション・デザインは映画公開前からソーシャルメディアで旋風を巻き起こした。そして、ゴールデン・グローブ賞8部門でノミネートされたのは、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』。本作は、第二次世界大戦中、ロスアラモス国立研究所の初代所長としてマンハッタン計画を主導した“原爆の父”ロバート・オッペンハイマーを描いた作品だが、『バービー』と同時期に公開された際、ある現象が注目を集めた。『オッペンハイマー』暗く重いテーマの『オッペンハイマー』を観て気落ちした観客が、気分直しにすぐ隣で上映されていた『バービー』を観に行くというパターンが生まれたのだ。この現象を文字って、"バーベンハイマー”なる造語まで流行した、というところまではいいのだが、これに便乗した心ないアメリカのファンが『バービー』公認ソーシャルメディアに、キノコ雲の前でバービーを抱っこしたオッペンハイマー博士を描いたファン・アート(一般ファンが描く作品を題材にしたイラスト)を投稿した。それに対して『バービー』ソーシャルメディア側も「思い出の夏になりそう!」などと、無神経な返答をしたことが問題に。映画の責任者であるワーナーブラザーズが謝罪文を発表した。いずれにしても、ここまでの社会現象まで引き起こした秀作『バービー』のマルチ受賞は必至とみられている。10月20日に全米で劇場公開されたマーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は約3時間半という長さから映画ファンに敬遠されて赤字興行を記録したが、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』と同様に7部門ノミネーションという栄誉に預かった。『君たちはどう生きるか』そして、今年注目のアニメーション部門では宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』と新海誠監督の『すずめの戸締まり』が日本勢ダブル・ノミネーションを達成し、日本国内ならびに米国アニメファンを大いに沸かせた。日本アニメの大躍進であり、その立ち位置をますますソリッドなものとした今回のノミネーションだが、とにかくアメリカは大きな国であることから、作品のCMが目に付かないことや、上映館数が少ないなどの点から、一般市民の作品認知度を見るとまだまだといった感はある。しかしこの状況は、作品が受賞をした時点で大きく変わる可能性があるため、その時の反響に期待したい。『すずめの戸締まり』ゴールデン・グローブ賞で今年から新たに設けられた興行成績賞も注目されており、テイラー・スウィフトのコンサート映画『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』などが有力視されている。このカテゴリーは、一般市民にも認知度が高い、話題の人気映画が候補に上がっていることから、受賞式中継の視聴率アップにも繋がること必至。こういった新しいカテゴリーには、クラーク・プロダクション側の授賞式PR戦略が伺える。歴代ゴールデン・グローブ賞を主催してきたハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)は、2021年に人種的多様性の欠如ならびに内部でのお金の流れが不透明であることが指摘され、2022年には批判が殺到した。HFPAが司るゴールデン・グローブ賞の先行きが案じられたが、根本的な改革を進め心機一転を試みている。これまで非営利団体扱いだった組織を解体、そして米国屈指のプロダクション会社であるディック・クラーク・プロダクションと金融持株会社エルドリッジ・インダストリーズに売却して営利団体となった。そして2024年放映より製作総指揮をディック・クラーク・プロダクションが主催することとなり、これまで100人前後しかいなかった投票権のあるメンバーを300人に増やした。これまで業界関係者たちから、「授賞式のパーティーは最高だが独断と偏見のお飾り映画賞」と揶揄されていたゴールデン・グローブ賞。2024年初春に披露される新装オープンの成果にそのメンツがかかっている。(Akemi Kozu Tosto/神津トスト明美)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年01月06日1月7日(現地時間)に行われる第81回ゴールデングローブ賞授賞式に向けて、プレゼンターが発表された。オプラ・ウィンフリー、アメリカ・フェレーラ、フローレンス・ピュー、ダニエル・カルーヤ、イッサ・レイ、シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、シム・リウの8名。今回の発表は第2弾であり、8名は3日に発表されたアマンダ・サイフリッド、アンジェラ・バセット、ミシェル・ヨー、ウィル・フェレル、「SUITS/スーツ」のコンビのガブリエル・マクト&パトリック・J・アダムスらに加わる。ゴールデングローブ賞のSNSによると、今後さらなるプレゼンターが発表予定だという。第81回ゴールデングローブ賞授賞式は、ロサンゼルスのビバリーヒルズにあるホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催される。司会はコメディアンで俳優のジョー・コイ。俳優としての最近の出演作には『ホーンテッドマンション』がある。今回の授賞式では、「ベスト・スタンダップコメディアン賞」と、興行的に大成功した映画から優秀な作品に贈られる「シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞」が新設されたことにも要注目。(賀来比呂美)
2024年01月05日株式会社K.グラヴィティ(代表:河本 慎一)は「NuuK!ローション」が「第5回セレクション賞 2023」において、最優秀賞の5つ星賞を受賞したことをお知らせいたします。株式会社オレコンが運営しEC@JAPAN協会(代表:山本 琢磨)が主催する「第5回セレクション賞 2023」は、優れた製品やサービスに賞が与えられるアワードコンテストであり、初の受賞。2023年12月25日に表彰状・トロフィーを授与いたしました。EC@JAPAN協会 公式サイト: セレクション賞バナー【「第5回セレクション賞 2023」について】セレクション賞は、以下5部門から優れた製品の受賞を決めるコンテストです。1. 品質(Quality)2. 接客(Customer Service)3. 配送(Delivery)4. アフターケア(Aftercare)5. スピード(Speed)株式会社K.グラヴィティが提供する「NuuK!ローション」は上記5つの部門全てで高く評価されました。本商品は発売から4年、様々な誌面にも掲載され、リピート率も高水準を保つ商品となっております。【受賞商品詳細】家族みんなで使えるフェイス&ボディローション。界面活性剤や合成香料、シリコンなど8つのフリー処方で体に優しいローションです。【商品概要】商品名: 「NuuK!ローション」価格 : 16,500円(税込み)詳細 : 商品画像【第5回セレクション賞 2023 5つ星賞 取得企業概要】社名 : 株式会社K.グラヴィティ本社 : 〒142-0062 東京都品川区小山5-16-5-201代表取締役: 河本 慎一URL : 「第5回セレクション賞 2023」は、EC@JAPAN協会が2019年から毎年度、優れた製品やサービスを選定し表彰するアワードコンテストです。品質(Quality)、接客(Customer Service)、配送(Delivery)、アフターケア(Aftercare)、スピード(Speed)の全5部門から、対応状況や改善率、成約率、顧客評価等を算出のうえ評価。各部門の獲得点数に合わせて部門賞、金賞、5つ星賞が贈呈されます。【調査実施団体概要】調査実施団体 : EC@JAPAN協会代表 : 山本 琢磨(ヤマモト タクマ)所在地 : 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー4Fメールアドレス: info@ecjapan.gr.jp URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月05日第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞、第81回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を含む6部門7ノミネートを果たした『哀れなるものたち』。この度、指原莉乃のナレーション入りスポット映像が完成、3本のスポットが解禁となった。本作は、死の淵から新たな人間として蘇り、目に映る全てのものに刺激を受けながら、自分の感情のまま自由に世界を旅するベラを描いた物語。そんな大胆な生き方を表現するため、同世代の女性から絶大な支持を受ける指原さんが映画の予告ナレーションに初挑戦した。まずは、「もし女性としての生き方を一から選べたら?好奇心のままに世界へ飛び出せたら?」という指原さんの問いかけから始まり、驚いたり怒ったり笑ったり飛び跳ねたり…!ベラを演じるエマ・ストーンが魅せる豊かな表情やセリフに合わせて、息ピッタリの掛け合いを披露し、「自由に生きるって最高じゃない?」という言葉とともに、ベラの生き方や感情の高ぶりをStory編2種で表現した。そして、エマ・ストーンと指原さんの掛け合いが楽しめるQuotes編1種。それぞれ映像の壮大さも相まって、ワクワク感を駆り立てるスポットに仕上がっている。★可愛い衣装、作り込まれた世界観に大興奮今回映画のナレーションに初挑戦した感想を指原さんに聞くと「エマ・ストーンさんの作中のセリフに重ねていく形で、掛け合いをさせていただいたんですけど、緊張しましたが嬉しかったです。光栄でした!」とエマへのリスペクトを込めつつ、初挑戦に臨んだ気持ちを明かした。また本作については「おしゃれで色鮮やかな世界観がとにかく最高ですよね。“ウーマンパワー”のような女性の力を表現してる作品もすごく好きなので、公開がとても楽しみです。エマ・ストーンさんがプロデューサーも担当されているので、女性目線で共感できる、自分に重ねてしまう部分もあるんじゃないのかなと思っています」と期待たっぷりのコメントを寄せた。本作の見どころの1つでもある、エマが着こなす衣装の数々については「めっちゃ可愛い!色合いも素敵!」と大興奮の様子で話し、「やっぱり世界観が強い作品って良いですよね。しっかり作られていればいるほど、中に入り込めます」と衣装はもちろん、美術、撮影背景、音楽など監督のこだわりがつまった作品の魅力を語った。『哀れなるものたち』は1月26日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年01月05日1月7日に開催される第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、受賞者とプレゼンターに配られる「おみやげバッグ」の中身が明らかになった。おみやげバッグの中身は35商品、総額は約50万ドル(約7113万円)で、「The Hollywood Reporter」によると「ハリウッドの主要な賞の授賞式で配られたギフトバッグのなかでも、史上最高額」だと考えられるという。ラグジュアリーなライフスタイルを提案する雑誌「Robb Report」がセレクトした。おみやげの例を挙げると、フォーシーズンズ、ザ・リッツ・カールトン、ロンドンのワン アルドウィッチといった一流ホテルでのステイ、通常5万ドル(約711万円)とされるインドネシアでの豪華ヨットのチャータークルーズなど。そのほかにはブラッド・ピットが立ち上げた高級スキンケアブランド「Le Domaine」の250ドル(約3万5500円)のクリーム、「Opie Way」の1500ドル(約21万3300円)のカスタムスニーカー、「Coomi x Muzo」の69000ドル(約981万円)のエメラルドのイヤリング(受賞者1人限定)などがある。最も高額な商品は「世界で最も高価」というブティック・ワイナリー「リベル・パテル」のワインで、6本セットで193500ドル(約2752万円)。こちらも受賞者1人に限定されている。(賀来比呂美)
2023年12月25日第96回アカデミー賞より国際長編映画賞、作曲賞、歌曲賞など10部門のショートリストが発表された。国際長編映画賞には、日本の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)、今年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した英国の『The Zone of Interest(原題)』やデンマークのマッツ・ミケルセン主演作『The Promised Land(英題)』などが候補入りした。作曲賞には久石譲が手掛けた『君たちはどう生きるか』や『バービー』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『オッペンハイマー』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マイ・エレメント』などが選ばれた。視覚効果賞には『ゴジラ-1.0』がショートリスト入りを果たした。同部門には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『哀れなるものたち』などが選出された。ショートリストからノミネート作品を決める投票は1月11日から16日に行われ、1月23日にノミネーションが発表される。最終投票は2月22日から27日に行われ、3月10日に開催のアカデミー賞授賞式で受賞作品・受賞者が発表される。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.PERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2023年12月22日カンヌ国際映画祭よりも長い歴史があり、国内で最も権威と実績を持つ映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が発表。日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品は、『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』となった。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ『怪物』が最多9部門ノミネート。『ゴジラ-1.0』次いで、貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた『せかいのおきく』が8部門ノミネート。『せかいのおきく』今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃った。受賞作・受賞者発表は2024年1月下旬となっている。第78回毎日映画コンクール主なノミネート作品(者)【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>『怪物』『ゴジラ-1.0』『せかいのおきく』『福田村事件』『ほかげ』<外国映画ベストワン賞>『EO イーオー』『イニシェリン島の精霊』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『TAR/ター』『フェイブルマンズ』『別れる決心』【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛『花腐し』稲垣吾郎『正欲』鈴木亮平『エゴイスト』藤竜也『高野豆腐店の春』横浜流星『春に散る』『エゴイスト』<女優主演賞>安藤サクラ『BAD LANDS バッド・ランズ』黒木華『せかいのおきく』菊地凜子『658km、陽子の旅』趣里『ほかげ』杉咲花『市子』『市子』<男優助演賞>磯村勇斗『月』宇崎竜童『BAD LANDS バッド・ランズ』加瀬亮『首』宮沢氷魚『エゴイスト』永山瑛太『福田村事件』『首』<女優助演賞>阿川佐和子『エゴイスト』安達祐実『春画先生』田中裕子『怪物』広瀬すず『キリエのうた』二階堂ふみ『月』『キリエのうた』<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ『さよなら ほやマン』池川侑希弥『雑魚どもよ、大志を抱け!』黒崎煌代『さよなら ほやマン』黒川想矢『怪物』塚尾桜雅『ほかげ』柊木陽太『怪物』『怪物』<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』石田夢実『遠いところ』サリngROCK『BAD LANDS バッド・ランズ』當真あみ『水は海に向かって流れる』東野絢香『正欲』山崎七海『渇水』『水は海に向かって流れる』【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也『月』是枝裕和『怪物』阪本順治『せかいのおきく』塚本晋也『ほかげ』森達也『福田村事件』山崎貴『ゴジラ-1.0』<脚本賞>足立紳、松本稔『雑魚どもよ、大志を抱け!』荒井晴彦、中野太『花腐し』佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦『福田村事件』阪本順治『せかいのおきく』坂元裕二『怪物』港岳彦『正欲』『正欲』<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞日本映画優秀賞外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞女優主演賞男優助演賞女優助演賞スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞脚本賞撮影賞美術賞音楽賞録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞大藤信郎賞▽TSUTAYADISCAS映画ファン賞▽田中絹代賞▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上(シネマカフェ編集部)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会福田村事件 2023年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開(c)「福田村事件」プロジェクト2023正欲 2023年11月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2021 朝井リョウ/新潮社ⓒ 2023「正欲」製作委員会怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会せかいのおきく 2023年4月28日より全国にて公開©2023 FANTASIAキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film BandBAD LANDSバッド・ランズ 2023年9月29日より全国にて公開©2023「BAD LANDS」製作委員会月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.ほかげ 2023年11月25日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER高野豆腐店の春 2023年8月18日より公開市子 2023年12月8日よりテアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2023 映画「市子」製作委員会
2023年12月21日カンヌ映画祭より歴史ある、国内で最も権威と実績の映画賞第78回毎日映画コンクール「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作5作品決定!!男優主演賞に、綾野剛、稲垣吾郎、鈴木亮平、藤竜也、横浜流星女優主演賞に、安藤サクラ、黒木華、菊地凜子、趣里、杉咲花「怪物」が、最多9部門ノミネート!「せかいのおきく」が、8部門ノミネート!この度、国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞「第78回毎日映画コンクール」の各賞のノミネート作品、ノミネート者が決まりました。「万引き家族」でカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールに輝いた是枝裕和監督が、「今一番リスペクトしている」と語る脚本家の坂元裕二と初タッグを組んだ「怪物」が最多9部門ノミネート。次いで貧しくもたくましく生きる長屋の住人たちを阪本順治監督がみずみずしく描いた「せかいのおきく」が8部門ノミネート。今年を代表する話題作、秀作、力作、優れた映画スタッフらが揃いました。受賞作(者)発表は来年1月下旬。是非、ご紹介のご検討をお願いいたします。第78回毎日映画コンクールノミネート作品(者)一覧【作品部門】<日本映画大賞、日本映画優秀賞>「怪物」「ゴジラ-1.0」「せかいのおきく」「福田村事件」「ほかげ」<外国映画ベストワン賞>「EO イーオー」「イニシェリン島の精霊」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「TAR/ター」「フェイブルマンズ」「別れる決心」【俳優部門】<男優主演賞>綾野剛「花腐し」 稲垣吾郎「正欲」 鈴木亮平「エゴイスト」藤竜也「高野豆腐店の春」 横浜流星「春に散る」<女優主演賞>安藤サクラ「BAD LANDS バッド・ランズ」 黒木華「せかいのおきく」 菊地凜子「658km、陽子の旅」趣里「ほかげ」 杉咲花「市子」<男優助演賞>磯村勇斗「月」 宇崎竜童「BAD LANDS バッド・ランズ」 加瀬亮「首」宮沢氷魚「エゴイスト」 永山瑛太「福田村事件」<女優助演賞>阿川佐和子「エゴイスト」 安達祐実「春画先生」 田中裕子「怪物」広瀬すず「キリエのうた」 二階堂ふみ「月」<スポニチグランプリ新人賞・男性>アフロ「さよなら ほやマン」 池川侑希弥「雑魚どもよ、大志を抱け!」 黒崎煌代「さよなら ほやマン」 黒川想矢「怪物」 塚尾桜雅「ほかげ」 柊木陽太「怪物」<スポニチグランプル新人賞・女性>アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」 石田夢実「遠いところ」 サリngROCK「BAD LANDS バッド・ランズ」 當真あみ「水は海に向かって流れる」 東野絢香「正欲」 山崎七海「渇水」【スタッフ部門】<監督賞>石井裕也「月」 是枝裕和「怪物」 阪本順治「せかいのおきく」 塚本晋也「ほかげ」 森達也「福田村事件」 山崎貴「ゴジラ-1.0」<脚本賞>足立紳、松本稔「雑魚どもよ、大志を抱け!」 荒井晴彦、中野太「花腐し」佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦「福田村事件」 阪本順治「せかいのおきく」 坂元裕二「怪物」 港岳彦「正欲」<撮影賞>笠松則通「せかいのおきく」 鎌苅洋一「月」 川上皓市、新家子美穂「花腐し」近藤龍人「怪物」 柴崎幸三「ゴジラ-1.0」 浜田毅「首」<美術賞>上條安里「ゴジラ-1.0」 瀬下幸治「首」 原田恭明「花腐し」原田満生「せかいのきおく」 三ツ松けいこ「怪物」<音楽賞>坂本龍一「怪物」 佐藤直紀「ゴジラ-1.0」 ジム・オルーク「658km、陽子の旅」小林武史「キリエのうた」 安川午朗「せかいのおきく」<録音賞>志満順一「せかいのおきく」 高須賀健吾「月」 竹内久史「ゴジラ-1.0」冨田和彦「怪物」 深田晃「花腐し」【ドキュメンタリー部門】<ドキュメンタリー映画賞>「「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち」 「キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―」「ケアを紡いで」 「劇場版 ナオト、いまもひとりっきり」 「国葬の日」 「絶唱浪曲ストーリー」 「チョコレートな人々」【アニメーション部門】<アニメーション映画賞、大藤信郎賞>「I stitch my skin to the ground」 「アリスとテレスのまぼろし工場」 「Our Pain」 「URAHARA ― TEASER」 「丘にいる ft.VX-β」 「オクトポリス ―プロローグ―」 「己踊り」 「君たちはどう生きるか」 「520」 「駒田蒸留所へようこそ」 「Sewing Love」 「ゾウのかたち」 「太陽が水を汲んでいる」 「月見ごこち」 「並んだLAND」 「ニンジンは待ってくれない」「HIDARI」 「火の鳥 エデンの花」 「BLUE GIANT」 「北極百貨店のコンシェルジュさん」 「マイスクール」 「Magnified City」 「みじめな奇蹟」 「Monk SEISHIN」 「屋根裏のラジャー」 「ユーフラジー=モンタージュ」「来世 ユニコーンの首筋後ろのホクロになりたい」 「La nuit des illusions(迷走の夜)」 「Return」(50音順)毎日映画コンクール概要毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考にかかわり、毎日映画コンクールはその歴史と伝統とともに、選考の厳正公明さによっても映画業界から高い評価を得ています。第75回から表彰式の開催地は都内へと戻り、目黒区の協力を得て「めぐろパーシモンホール」での開催を予定しています。今後も、一般にも開かれた映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。第78回毎日映画コンクール<対象作品>2023年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。なお、アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象です。<表彰>▽作品部門=日本映画大賞 日本映画優秀賞 外国映画ベストワン賞▽俳優部門=男優主演賞 女優主演賞 男優助演賞 女優助演賞 スポニチグランプリ新人賞▽スタッフ部門=監督賞 脚本賞 撮影賞 美術賞 音楽賞 録音賞▽ドキュメンタリー部門=ドキュメンタリー映画賞▽アニメーション部門=アニメーション映画賞 大藤信郎賞▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞 ▽田中絹代賞 ▽特別賞<発表>2024年1月下旬の毎日新聞、スポーツニッポン新聞紙上<表彰式>2024年2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区八雲1の1の1)主催 毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催 目黒区芸術文化振興財団特別後援 カルチュア・エンタテインメント、CCCMKホールディングス後援 経済産業省、文化庁、日本映画製作者連盟、映像文化製作者連盟、ユニジャパン、映像産業振興機構(VIPO)、目黒区協賛 映画演劇文化協会、えがお、集中出版、スマイルコミュニケーションズ、セーフティーステップ、東急グループ、東日印刷、ハナマルキ協力 エース、黒谷美術、芸游会、サッポロビール、下関市(山口県)、シモンズ、Base KOM<公式HP> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月21日一般社団法人 日本損害保険協会(会長:新納 啓介)は、第20回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の入選作品(入賞22作品・佳作60作品)を決定しました。全国の小学校、子ども会、児童館など、658団体から、8,904人が参加し、1,708作品が寄せられ、団体数については過去最多となりました。応募作品の傾向として、危険な場所や安全な場所を指摘するだけでなく、まち探検の目的を明確にしたうえで、実際に調査して発見した気付きや疑問をマップにまとめ、理解を深めている作品が多数あり、いずれも力作ばかりでした。また、マップの作成を通じて、街灯や避難場所への誘導看板の設置、ブロック塀の倒壊や溝にグレーチングが設置されていないことの危険性を指摘し、自治体などに改善を要望したことがわかる作品も多くあり、子どもたちの視点から、地域をより安心・安全なまちにしたいという熱意が強く感じられました。保護者や指導者からは、ぼうさい探検隊を実施したことで、「まち探検やインタビューを通じて得られた学びや体験によって、子どもたちの安全に対する意識の向上が感じられた」、「地域の安全を守るために何ができるのかを考えるきっかけになった」といった感想をいただきました。入賞22作品については、審査員の講評等を取りまとめた表彰動画を、2024年1月下旬に当協会ホームページで公表する予定です。※「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」とは子どもたちがまちを探検しながら、まちにある防災、防犯、交通安全に関係のある施設や設備を発見し、マップにまとめる実践的安全教育プログラムです。2004年から、毎年、マップコンクールを開催し、優れたマップを表彰しています。◆文部科学大臣賞 【愛媛県】愛媛県宇和島市立遊子小学校 「遊子のみんなの命を守り隊」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月20日2022年10月期に放送され大きな話題を呼んだ連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」が年末年始に一挙再放送されることが決定した。第60回ギャラクシー賞テレビ部門大賞、第49回放送文化基金賞ドラマ部門最優秀賞、2023年日本民間放送連盟賞番組部門(テレビドラマ)最優秀賞、東京ドラマアウォード2023連続ドラマ部門 優秀賞など、多数の賞を受賞し、話題を集めた本作。カンテレでは、再放送を求める声に応え、年末年始に全10話を一挙放送することが決定。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤さん)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件のえん罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那とともに行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一役として鈴木亮平が出演する。再放送決定について、カンテレ・坂口隆晴総合編成部長は「社会や組織の論理のなかで、多くの人が無自覚なまま、あるいは見て見ぬふりをするなかで、誰かを傷つけている。そんな歪みが様々な場所で噴出した一年だったように思います。このドラマは自分の価値を取り戻す“再生”の物語です。来年への希望を込めて、放送します。ぜひ、ご覧ください」と、コメントを寄せた。【放送日】12月31日(日)午前10時~11時15分(第1話)12月31日(日)正午~午後3時45分(第2話~第5話)2024年1月2日(火)正午~午後2時45分(第6話~第8話)2024年1月3日(水)正午~午後2時(第9話、第10話)(いずれも、関西ローカルで放送)「エルピス-希望、あるいは災い-」は12月31日(日)午前10時より関西テレビにて再放送。(シネマカフェ編集部)
2023年12月18日アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる、孤独を抱えながら生きる女と男の心優しいラブストーリー『枯れ葉』。第81回ゴールデングローブ賞のノミネーションがL.A.現地時間12月11日に発表され、非英語映画賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)に選出された本作から、大島依提亜デザインのオルタナティブポスターが解禁された。今年のカンヌ国際映画祭審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、アカデミー賞国際長編映画賞部門のフィンランド代表にも選出された本作。先日発表された、米タイム誌の「2023年の映画ベスト10」にてベスト1に選ばれたことでも注目を集めている。また本国フィンランドでは、動員20万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える動員数を記録、フランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。この度解禁されたオルタナティブポスターは、米クライテリオン社の小津安二郎『お茶漬の味』『お早よう』のブルーレイジャケットのイラストも担当したイラストレーターの木内達朗とデザイナーの大島依提亜のタッグ。赤いワンピースを着て佇むアンサ(アルマ・ポウスティ)をホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)と飼い犬が見つめる様子が収められている。イラストを手掛けた木内さんは、「カウリスマキ監督が大事にされている、家具や内装や服装などの色が最大限に生きるように照明と配色とを考えました」と製作意図を明かす。大島さんは、「木内さんから上がってきた絵は、とうぜんながら自分のちっぽけな脳みそで考えていた想像の絵を遥かに凌駕していて、ポスターのデザイン中もドキドキしてました」とそのイラストに刺激を受けたとコメントした。また、先日、初来日を果たしたアルマ・ポウスウティは、「なんて美しいポスター!とても気に入りました」と喜び、「アンサの部屋のタペストリーまで描かれているのが面白いですね(笑)丘に山羊がいるでしょ? フィンランド語で山羊は“カウリス(kauris)”、丘は“マキ(mäki)”、ふたつ合わせるとカウリスマキ。映画の美術さんが仕込んだジョークです」と思わぬエピソードも教えてくれた。本編に登場する犬は、アキ・カウリスマキ監督の飼い犬で“アルマ”という名前だったことが明かされており、アルマ・ポウスウティは「名前を聞いて運命を感じました。彼女はとても演技が上手な犬で、間をしっかりと理解して演技をするんです!」と共演の思い出を語っていた。なお、本ポスターは上映劇場限定で販売も予定されている。各界の著名人からのコメントも到着NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を務める足立紳は「カウリスマキ監督の作品を観たらいつも自己肯定感が爆上がりして活力がみなぎる」、『CUT』で知られるアミール・ナデリ監督は「アキ・カウリスマキの新作を観ることは、現在の世界の映画界ではめったにできない、真の宝物」と称賛。『あのこは貴族』の監督・岨手由貴子は「生活に困窮しながらも、アンサとホラッパの日常には音楽や衣服といった文化が存在する。そんなささやかで豊かな事実に、何度もハッとさせられた」(※フィガロジャポン2024年1月号より抜粋)、アニメーション作家の山村浩二は「カウリスマキの老練な『真の花』によって、私の心に花が開いた。世の中は少しも良くならないが、前向きに生きるしかない」とのコメントが寄せられている。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月13日2024年の映画賞レースの幕開けとなる第81回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月11日、ライブストリーミングにて発表。グレタ・ガーウィグ監督『バービー』が最多9部門、続いてクリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』が8部門にノミネートされた。本賞を主催していたハリウッド外国記者協会(HFPA:Hollywood Foreign Press Association)が多様性の欠如や倫理的問題を「ロサンゼルス・タイムズ」に指摘され、俳優やクリエイター、映画会社などが一斉にボイコット。昨年はMCのコメディアン、ジェロッド・カーマイケルが壇上で、黒人メンバーの不在についてジョークを交えて指摘したことも記憶に新しい。すっかり権威の落ちた感のあるゴールデン・グローブ賞だが、今回、組織が一新。ハリウッド外国記者協会は6月に解散し、賞に関する資産を買収した投資会社エルドリッジ・インダストリーズの子会社ディック・クラーク・プロダクションズが主催に。候補者と受賞者は75か国・300人のメンバーの投票によって選出され、候補作・候補者の顔ぶれは例年と比べると確かに印象が異なっている。また、新たに2つの賞も新設。映画部門では世界的支持を獲得し、最も収益が高い/あるいは最も視聴された映画を選出し、テレビ部門では最優秀スタンドアップコメディを選出する。これまでTV放映していたNBCの契約も終了となり、授賞式の模様は現地時間2024年1月7日、CBSで生中継、 Paramount+でストリーミング配信される予定。主なノミネートは以下のとおり。【映画部門】作品賞(ドラマ部門)『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『Past Lives』(原題)『The Zone of Interest』(原題)『Anatomy of a Fall』(原題)『オッペンハイマー』作品賞(ミュージカル・コメディ部門)『バービー』『哀れなるものたち』『American Fiction』(原題)『The Holdovers』(原題)『May December』(原題)『AIR/エア』『バービー』監督賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』グレタ・ガーウィグ『バービー』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』セリーヌ・ソン『Past Lives』脚本賞『バービー』『哀れなるものたち』『オッペンハイマー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『Past Lives』『Anatomy of a Fall』『マエストロ:その音楽と愛と』主演男優賞(ドラマ部門)ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』コールマン・ドミンゴ『Rustin』(原題)アンドリュー・スコット『異人たち』バリー・コーガン『Saltburn』『異人たち』主演女優賞(ドラマ部門)リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』サンドラ・ヒュラー『Anatomy of a Fall』アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』グレタ・リー『Past Lives』ケイリー・スピーニー『プリシラ』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ファンティジア・バリーノ『カラーパープル』ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと恋の手ほどき始めます』ナタリー・ポートマン『May December』アルマ・ポウスティ『枯れ葉』マーゴット・ロビー『バービー』エマ・ストーン『哀れなるものたち』『カラーパープル』主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ニコラス・ケイジ『Dream Scenario』(原題)ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』マット・デイモン『AIR/エア』ポール・ジアマッティ『The Holdovers』ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』ジェフリー・ライト『American Fiction』『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』ジュリアン・ムーア『May December』ロザムンド・パイク『Saltburn』ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』『ナイアド ~その決意は海を越える~』助演男優賞ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』ロバート・デニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ライアン・ゴズリング『バービー』チャールズ・メルトン『May December』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』『哀れなるものたち』アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『すずめの戸締まり』『ウィッシュ』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』非英語映画賞『Anatomy of a Fall』(フランス)『枯れ葉』(フィンランド)『Io Capitano』(イタリア)『Past Lives』(アメリカ)『雪山の絆』(スペイン)『The Zone of Interest』(イギリス)映画評価と興行成績(Cinematic and Box Office Achievement)『バービー』『オッペンハイマー』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3』『スーパーマリオ・ブラザーズ・ムービー』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE』『ティラー・スフィフト:THE ERAS TOUR』【テレビ部門】作品賞(ドラマ部門)「1923」「ザ・クラウン」「ザ・ディプロマット」「THE LAST OF US」「ザ・モーニングショー」「メディア王~華麗なる一族~」主演女優賞(ドラマ部門)ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」エマ・ストーン「The Curse」ヘレン・ミレン「1923」イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」主演男優賞(ドラマ部門)ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」ドミニク・ウエスト「ザ・クラウン」ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」作品賞(ミュージカル/コメディ部門)「アボット・エレメンタリー」「バリー」「一流シェフのファミリーレストラン」「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」「マーダーズ・オブ・ビルディング」「テッド・ラッソ」主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」エル・ファニング「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」ナターシャ・リオン「Poker Face」(原題)クインタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」セレーナ・ゴメス「マーダーズ・オブ・ビルディング」主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)ビル・ヘイダー「バリー」ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」マーティン・ショート「マーダーズ・オブ・ビルディング」スティーヴ・マーティン「マーダーズ・オブ・ビルディング」作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)「BEEF/ビーフ~逆上~」「レッスン in ケミストリー」「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」「すべての見えない光」「Fellow Travelers」(原題)「ファーゴ」主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)アリ・ウォン「BEEF/ビーフ~逆上~」ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」エリザベス・オルセン「ラブ&デス」ジュノー・テンプル「ファーゴ」レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves」(原題)ジョン・ハム「ファーゴ」マット・ボマー「Fellow Travelers」サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ~逆上~」ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ / 米国政治の失墜を招いた男たち」助演女優賞アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ」J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」メリル・ストリープ「マーダーズ・オブ・ビルディング」助演男優賞アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」アレキサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」ジェームズ・マースデン「ジューリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」スタンダップ・コメディ賞「エイミー・シューマーのアナタは緊急連絡先!」「クリス・ロックの勝手に激オコ」「リッキー・ジャーヴェイスのこれじゃ世も末」サラ・シルバーマン「Sarah Silverman:Someone You Love」トレヴァー・ノア「Where Was I」ワンダ・サイクス「私はエンタテイナー」(シネマカフェ編集部)■関連作品:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 6月16日(金)全国の映画館で公開© 2022 CTMG. © & ™ 2022 MARVEL. All Rights Reserved.哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+異人たち 2024年、公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ボーはおそれている 2024年2月16日より全国にて公開© 2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnikオッペンハイマー 2024年、全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2023年12月12日第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が発表された。今回の受賞者・団体は、『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳・ドラマトゥルクを務めた大川珠季、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』の翻訳を担当した關智子、『黄色い封筒』を上演した劇団青年座、パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』を上演した名取事務所。贈呈式は2024年1月15日(月) 13時より東京・あうるすぽっとで行われる。本賞は、2017年までの10年間、小田島個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に、実行委員の合議で選考している。第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体大川珠季■『火の顔』『アンティゴネ』作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト(原作:ソフォクレス)演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年4月8日(土)~4月16日(日)会場:吉祥寺シアター■『未婚の女』作:エーヴァルト・パルメツホーファー演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年10月18日(水) ~10月22日(日)会場:銕仙会能楽研修所關智子■『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』作:アリス・バーチ演出:生田みゆき翻訳:關智子上演期間:2023年9月21日(木)~9月29日(金)会場:文学座アトリエ劇団青年座■『黄色い封筒』作:イ・ヤング(李羊九)翻訳・ドラマトゥルク:石川樹里演出:須藤黄英上演期間:2023年7月5日(水) ~7月10日(月)会場:吉祥寺シアター名取事務所■パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』「Prisoners of the Occupation」東京版作:パレスチナ人政治囚、エイナット・ヴァイツマン「I, Dareen T. in Tokyo」作:ダーリーン・タートゥール、エイナット・ヴァイツマン翻訳・ドラマトゥルク:渡辺真帆演出:生田みゆき上演期間:2023年2月17日(金)~2月26日(日)会場:下北沢「劇」小劇場■現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:「慈善家-フィランスロピスト」小笠原響「屠殺人 ブッチャー」生田みゆき上演期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)会場:下北沢「劇」小劇場
2023年12月12日12月11日(日本時間)夜、アカデミー賞のゆくえを占う最大の前哨戦「第81回ゴールデン・グローブ賞」のノミネーションが発表され、スタジオジブリ製作・宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』(英題:The Boy and the Heron)と新海誠監督『すずめの戸締まり』(英題:Suzume)がアニメ映画賞 ノミネーション作品として選出されたことが明らかとなった。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。公開後、米津玄師による主題歌「地球儀」やボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、風吹ジュン、國村隼、小林薫らが参加していることが大きな話題となった。これまでニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で「最優秀アニメーション賞」を受賞している本作。前作『風立ちぬ』は第71回ゴールデン・グローブ賞に「非英語映画賞(外国語映画賞)」としてノミネートされ、惜しくも受賞を逃す結果となった。『すずめの戸締まり』は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。新海誠監督の最新作として2022年11月11日より全国公開され、87日間で観客動員数は1,000万人、国内興行収入は134億円を突破した。2023年2月には、世界三大映画祭のひとつ「ベルリン国際映画祭」の「コンペティション部門」へ正式出品された。アニメ映画賞部門にはこのほかに、『マイ・エレメント』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ウィッシュ』がノミネートされている。なお、「作曲賞」に久石譲がノミネートしており、『君たちはどう生きるか』は2部門のノミネートとなった。「ゴールデン・グローブ賞」結果発表&授賞式は、2024年1月7日(現地時間)に行われる。(シネマカフェ編集部)■関連作品:すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日12月10日(現地時間)、第49回ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。作品賞を受賞したのは、ジョナサン・グレイザー監督の『The Zone of Interest(原題)』。次点はクリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』だった。昨年は同賞を『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』と『TAR/ター』が受賞し、前者はアカデミー賞の作品賞にも輝いた。グレイザーは監督賞も受賞した。監督賞の次点は『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス。主演賞はサンドラ・ヒュラー(『The Zone of Interest』『Anatomy of a Fall』)とエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)、助演賞はレイチェル・マクアダムス(『Are You There, God? It’s Me, Margaret.』)とダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)。ロサンゼルス映画批評家協会賞は昨年より演技部門で性別による区分けを廃止している。アニメ映画賞には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が選ばれた。昨年は同賞を『ギレルモ・デルトロのピノッキオ』が受賞し、その後アカデミー賞で長編アニメ映画賞受賞を果たしている。今年の受賞者は、2024年1月13日に開催される同協会の晩餐会で表彰される。第96回アカデミー賞のノミネーションはその10日後に発表予定となっている。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月11日「可愛いベイビー」や「片想い」など数々の代表曲を持ち、1963年には歌手として初めてエランドール賞の新人賞を受賞。60年以上にわたって第一線に立ち続ける中尾ミエは、現在77歳。自身の喜寿を記念したライブ「中尾ミエ 77th birthday live No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜」を2024年2月9日から12日まで東京・有楽町のI’MASHOW(アイマショウ)にて開催します。中尾ミエからの動画メッセージ、そしてゲストからのコメントが到着デビュー曲「可愛いベイビー」から伝説の音楽番組「シャボン玉ホリデー」で披露した楽曲、また公演タイトルにもなっている2019年・2022年に出演したミュージカル『ピピン』の「No Time At All」など、自身の芸能生活の軌跡をたどるセットリストと、中尾が2015年~19年に主演・プロデュースを手掛けたかつてのスター(中尾ミエ)とデイサービスに集まってくる多彩な高齢者たちが繰り広げるコメディミュージカル『ザ・デイサービス・ショウ』からのナンバーの数々を尾藤イサオ、正司花江、モト冬樹、光枝明彦と共にお贈りします。尾藤イサオさんコメントミエさん「喜寿」本当におめでとうございます。ミエさんと知り合ってもう半世紀が経ちましたね!出会った頃、「喜寿」のお祝いにゲストで歌うなんて、想像もしていませんでした。でも、すごく嬉しく思います。久しぶりに「ディサービスショー」のメンバーともセッション出来、嬉しさ倍増です。僕も去年「傘寿」をむかえました。僕達の先輩でもある、花江師匠を見習って僕も元気で100歳まで、歌い続けるつもりです。ミエちゃん今度は僕の「百寿」のLIVEにゲストで歌って下さい!約束です。本当におめでとう。正司花江さんコメント50年以上前、お正月番組などでお会いしたミエさんはとても無愛想な人に見えていましたが…(笑)近頃は本当に面倒見がよく、おしゃれで素敵な歳の取り方をされたな〜、私も見習いたいな〜と思っています。そして今回、いつまでも若く頑張り続けるミエさんの号令によりデイサービスショーバンドが再集結!楽しみでなりません。今日も少し頑張ります。モト冬樹さんコメント中尾ミエさんとは二人でショーをさせていただいたり、2015から2019までミュージカル「デイサービスショー」でご一緒したりととても仲良くさせていただいています。77才というのに元気いっぱい、中尾ミエ節は衰えることを知りません。このたび喜寿のコンサートにまたまたご一緒できるということではりきっています。いつも仕事では一番年が上の私ですが先輩方に囲まれ楽しいショーになること請け合いです。若い方から年配の方まで間違いなく楽しんでいただけるので是非いらしてくださいね。光枝明彦さんコメント今回、Liveへのお誘いを頂き、86歳を迎える私も、グッと若返った気分で、張り切って参加させて頂きたいと思います。しかもデイサービスで、苦楽を共にした仲間の皆様とも、懐かしい再会を果たせるとの事。しかも、バンドまで復活させて下さるようで、ますますハイテンションの日々を迎えております。ご来場下さる皆様!やる気満々の、"昔の若者達"のロックバンドの再来を、どうぞご期待くださいませ。チケットの一般発売は、明日12月9日 (土) 午前10時から、キョードー東京、ぴあ、イープラス、ローソンチケット、楽天チケットにて販売開始。キョードー東京:電話:0570-550-799(土日祝10時〜18時/平日11時〜18時)2024年2月、有楽町でアイマショウ!イベント詳細 : 公演概要【公演名】中尾ミエ77th birthday live No Time At All〜人生もっともっと楽しまなくちゃ〜【公演日程】2024年2月9日 (金) 〜2月12日(月祝)合計5公演【会場】I’M A SHOW (アイマショウ)東京都有楽町2丁目5番地1号 有楽町マリオン(有楽町センタービル)別館7階【出演】中尾ミエ【ゲスト】尾藤イサオ、正司花江、モト冬樹、光枝明彦*尾藤イサオは、2/12のみ出演なし【作・音楽】山口健一郎歌唱曲:『可愛いベイビー』『片想い』『No Time At All あっという間に』ミュージカル『ザ・デイサービス・ショウ』より他【チケット料金(税込)】 全席指定 10,000円※入場時、別途ドリンク代600円をお支払い頂きます。※5歳未満入場不可 ※チケットはお一人様1枚必要です。販売先:キョードー東京 0570-550-799(オペレーター対応平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)イープラス チケットぴあ ローソンチケット 楽天チケット 【チケット一般発売日】2023年12月9 日(土)10:00AM【主催】ワタナベエンターテインメント/ キョードー東京【お問い合わせ】キョードー東京 0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月08日映画芸術科学アカデミーは、第96回アカデミー賞授賞式における長編アニメ映画賞、国際長編映画賞の選考対象作品を発表した。長編アニメ映画賞の選考対象となるのは33作品。日本からは宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、井上雄彦監督の『THE FIRST SLAM DUNK』、立川譲監督の『BLUE GIANT』、原恵一監督の『かがみの孤城』、新海誠監督の『すずめの戸締まり』が選出されている。任天堂とイルミネーションが共同製作し、今年世界中で大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も。ほかには、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『マイ・エレメント』『ウィッシュ』などの作品が挙がっている。ここから最終的に5本がノミネート作品として絞られ、受賞作品が決定する。長編アニメ映画賞に出品された作品は、作品賞を含むほかの部門のアカデミー賞候補になる可能性もある。昨年、長編アニメ映画賞の選考対象となったのは27作品で、受賞したのは『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』だった。国際長編映画賞の選考対象として発表されたのは、日本の『PERFECT DAYS』(ヴィム・ヴェンダース監督)を含む88作品。こちらはノミネート投票に進むことになる15作品のショートリストが、今月21日に発表予定だ。(賀来比呂美)■関連作品:THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film PartnersBLUE GIANT 2023年2月17日より全国にて公開©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会©2013 ⽯塚真⼀/⼩学館すずめの戸締まり 2022年11月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2022 「すずめの戸締まり」製作委員会かがみの孤城 2022年12月23日より公開©2022「かがみの孤城」製作委員会君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年12月08日英インディペンデント映画賞が発表された。作品賞に輝いたのは、山田太一の小説を映画化した『異人たち』。今作ではさらに、アンドリュー・ヘイが監督賞と脚本賞、ポール・メスカルが助演賞を受賞している。ただしメスカルは『How to Have Sex』のショーン・トーマスとタイでの受賞。主演賞は『How to Have Sex』のミア・マッケンナ=ブルース、ブレイクスルー演技賞は『ライ・レーン』のヴィヴィアン・オパラ、国際映画賞はフランスの『Anatomy of a Fall』だった。『異人たち』2024年春 日本公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2023年12月05日2006年にブロードウェイ初演、第61回トニー賞では全11部門でノミネートされ、うち8部門で受賞した傑作ミュージカル『春のめざめ』が東京・浅草九劇で12月3日(日)よりプレビュー公演、12月5日(火)より本公演が上演される。フランク・ヴェデキントの同名小説を原作にしたロックミュージカルで、日本では2009年に劇団四季が初演したが、今回は昨年上演され好評を博した奥山寛演出版。昨年同様、一般オーディションで選ばれたフレッシュな実力者たちをWEST/EASTの2チームに分け上演する。主人公メルヒオールを演じる有馬爽人(WEST)と東島京(EAST)に話を聞いた。現在有馬は23歳、東島は18歳。歌手に俳優にモデルにと多彩に活躍している有馬は今回が初ミュージカル。「自分にとっては新しいことを知るということが活力になっています。初ミュージカル、そして14歳の役ということで、どういう有馬爽人が出てくるのか。新しい自分に出会いたい」と意気込む。一方東島は、今年3月にはロンドンでミュージカルの舞台にも立った注目株。「ブロードウェイ版の音源を聴くと、とにかく曲がキャッチ―で耳に残り、どうしても出演したいと思いました」とオーディションに挑んだ理由を語った。物語は19世紀末のドイツを舞台に、性に対しての無知と大人たちの無理解が悲劇を引き起こしていく、思春期の少年少女たちの群像劇。「本当に繊細で美しいミュージカルです。登場人物一人一人に濃い人生があり、悩みが葛藤がある。生バンドが奏でる音楽の表現や照明、すべてが繊細です」と有馬。演じる上で大切にしているポイントは「メルヒオールはみんなから頼りにされている少年で、同性からも異性からも人気がある。僕は人見知りするタイプなのですが、この稽古場ではメルヒオールとして生きようと思い、一人一人とコミュニケーションをとることを大切にしています」(有馬)、「僕もこれまで辛いこともあったし、楽しいこともあった。そういった葛藤、目の奥にある叫びのようなパッションは大事にしたいです」(東島)とそれぞれ話した。「子どもたちの葛藤も生々しいのですが、そこにどう大人が関わってきているのかを見ていただけたら、原作である小説の出版から100年以上経っている今の時代に上演する意味も見えてくる。観て終わりではなく、4日くらい余韻に浸っていただけたら嬉しいです」と東島。公演は12月23日(土)まで同劇場にて。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2023年12月04日11月30日(現地時間)、第89回ニューヨーク映画批評家協会賞が発表された。作品賞は、マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、監督賞はクリストファー・ノーラン(『オッペンハイマー』)、主演女優賞はリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、主演男優賞はフランツ・ロゴフスキ(『パッセージ』)、助演女優賞はダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)、助演男優賞はチャールズ・メルトン(『May December』)、アニメ映画賞は宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が受賞した。「Variety」誌によると、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞を受賞した映画は、アカデミー賞の作品賞に候補入りすることがほとんどであり、2009年から今年まで候補入りを逃したのは『キャロル』と『ファースト・カウ』のみとのこと。スコセッシ監督がニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞を獲得したのは、『グッドフェローズ』『アイリッシュマン』に続く3度目。80年以上の歴史を誇る同賞で、ほかに作品賞を3度受賞した監督は、ハリウッド黄金期に活躍したウィリアム・ワイラーとフレッド・ジンネマンだけである。(賀来比呂美)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibliキラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+
2023年12月01日11月27日(現地時間)、第33回ゴッサム賞授賞式が開催された。A24の『Past Lives(原題)』が最高賞の作品賞を受賞した。同作はセリーヌ・ソンの長編監督デビュー作。韓国・ソウルの幼なじみの男女が、片方の家族がカナダに移住したことで疎遠になるも、20年以上の時を経て再会するという恋愛ドラマだ。セリーヌ・ソンの半自伝的な物語であり、セリーヌ・ソンは脚本も手掛けている。主演はグレタ・リー(「ザ・モーニングショー」ステラ役)、ユ・テオ(『めまい 窓越しの想い』)。今年1月、サンダンス映画祭にて世界初公開された。ゴッサム賞の作品賞を受賞したことに、映画ファンは「とても美しい映画」「作品賞にふさわしい」「オスカーの作品賞にもノミネートされますように」「今年、私を泣かせた唯一の映画」などの感想をXに寄せている。山田太一の小説「異人たちとの夏」をアンドリュー・ヘイ監督が映画化した『異人たち』は、脚本賞(アンドリュー・ヘイ)、国際長編映画賞、主演賞(アンドリュー・スコット)、助演賞(クレア・フォイ)の最多4ノミネートを果たしたものの、受賞ならず。脚本賞&国際長編映画賞は『Anatomy of a Fall』、主演賞はリリー・グラッドストーン(『The Unknown Country』)、助演賞はチャールズ・メルトン(『May December』)が受賞した。(賀来比呂美)
2023年11月29日国内映画賞のトップを飾る第48回報知映画賞の各賞が決定。『ヴィレッジ』『春に散る』の演技が評価された横浜流星が、昨年の助演男優賞に続いて主演男優賞を初受賞。また、主演女優賞は『レジェンド&バタフライ』『リボルバー・リリー』の演技が評価された綾瀬はるかが初受賞した。『リボルバー・リリー』報知映画賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。年末から年明けにかけて日本各地で開催される映画賞の中でも、先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めている。『月』作品賞・邦画部門は宮沢りえ主演、石井裕也監督による『月』が受賞し、同作に出演した磯村勇斗、二階堂ふみがそれぞれ助演男優賞、助演女優賞に選ばれ、3冠。監督賞は『ゴジラ-1.0』山崎貴監督が受賞した。第48回報知映画賞各賞作品賞・邦画部門『月』作品賞・海外部門『グランツーリスモ』アニメ作品賞『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』監督賞山崎貴『ゴジラ-1.0』主演男優賞横浜流星『ヴィレッジ』『春に散る』主演女優賞綾瀬はるか『レジェンド&バタフライ』『リボルバー・リリー』助演男優賞磯村勇斗『月』助演女優賞二階堂ふみ『月』新人賞アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』(シネマカフェ編集部)■関連作品:リボルバー・リリー 2023年8月11日より全国にて公開©2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズヴィレッジ(2023) 2023年4月21日より公開©︎2023「ヴィレッジ」製作委員会レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会春に散る 2023年8月25日より全国にて公開©2023映画『春に散る』製作委員会ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studiosキリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Bandグランツーリスモ 9月15日(金) 全国の映画館で公開月 2023年10月13日より新宿バルト9、ユーロスペースほか全国にて公開(C)2023『月』製作委員会ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年11月28日『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭3冠、第94回米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督による最新作『悪は存在しない』の凱旋JAPANプレミアがメインロケ地・広島で行われ、2024年4月26日(金)より日本公開されることが発表された。今年、第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞したことで、カンヌ映画祭、ベルリン映画祭の3大映画祭のグランドスラムを果たし、アカデミー賞を含めると黒澤明監督以来の快挙を成し遂げた濱口竜介。本作は、3年弱の短期間での活躍に世界で最も注目される監督の1人となった濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』以降の長編映画最新作品であり、現在、世界中の映画祭、映画館で上映されている話題作。ジャパンプレミアは広島国際映画祭2023にて開催された。国内で初の上映となり、満席となった会場には上映後の盛大な拍手の中、レッドカーペットを歩きながら、濱口監督、企画・音楽の石橋英子、出演の大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁らが舞台挨拶トークショーに登壇しティーチインを含んだ1時間のトークを行った。国内初のジャパンプレミアを終えた感想を聞かれると、濱口監督は「広島では自分の初期の作品から上映していただき、また『ドライブ・マイ・カー』のメインロケ地として石橋さんと出会い、素晴らしい仕事ができて、その続きとして『悪は存在しない』のジャパン・プレミアでまた広島に来られて本当に心から嬉しく思います」と応じる。企画・音楽担当の石橋さんは「『ドライブ・マイ・カー』の時は広島に来ることができなかったのでようやく来ることができたという気持ちでして、こうして広島の地で皆さんと作品を共有できて嬉しいです」と喜びを伝えた。キャストの大美賀さんは「いろんな映画祭を巡って映画を紹介していただく経験は初めてで、このような作品に関われて嬉しいです」と語り、大美賀と親子役を演じた西川さんは「こうやってマイクを持って大勢の前でお話することも初めてで、お弁当を食べたりしてすごく楽しいです」と元気いっぱいに回答。続いて小坂さんは「自分も広島で『ドライブ・マイ・カー』でスタッフとして参加していたので大変嬉しいです」と、渋谷さんは「初めて広島に来たのですがこんなに広い会場で大きな拍手で迎えていただいて、あたたかい雰囲気ですごく嬉しいです」と、それぞれに語った。『悪は存在しない』が生まれるきっかけを作った石橋さんは「海外のプロモーターの方から、映像と一緒にライブをやらないか?と言われた時、あまりピンとは来なかったんですが、映像と音楽がそれ自体面白くて独立したものが作れれば、ライブでも毎回演奏の計画とかを色々変えていくことができて飽きずに演奏していけるんじゃないかと思って、人柄もチャーミングで作品も大好きな濱口さんにお願いしました」とコメント。濱口監督は「お話をいただいて、初めは『どうしよう!』と思いました」と言いながらも、「ライブでの映像は結構抽象的な映像のイメージがあったので。その後石橋さんから『濱口さんのいつものやり方で』とおっしゃっていただき、そこから普通に脚本を書いて劇映画を作る、そうすれば自由に使える映像素材が得られると思い、『GIFT』というライブパフォーマンス用映像が完成しました」と話す。そして「ただ自分自身が役者さんのセリフの声を聞いてしまうと感動するところもあったので石橋さんに確認を取ってもう1本、『悪は存在しない』を作ることになりました」とふり返えると、「すごく嬉しかったですね。それこそ<GIFT>でした」と石橋さんも応じた。さらに、濱口監督は、「そしてもう一つ入り組んでいることを説明しますと、主演の大美賀さんは、元々スタッフとしてシナハン(脚本を執筆する際のロケハン)時の運転手をやってもらってたところ、そのうち『あら!いいじゃない!』という気持ちになりまして(オファーしました)」と言い、場内の笑いを誘った。大美賀さんは「こんなふうに映画祭を回るなんて全く想定していなかったんですが、濱口監督の元でそういう経験をするのはすごく大事だなと思って受けました」と答え、その返答を受けて濱口監督は「大美賀さんは来月に監督作が控えてますんで」とフォローした(大美賀均監督作品『義父養父』は12月15日より下北沢のK2にて公開)。撮影や映画本編で印象に残っていることに話が及ぶと、小坂さんは、映画の中の説明会のシーンをあげ、そのシーンを演じて以来、「テレビなどの記者会見で叩かれてる人を見ると、気になるようになった」と答え、同じく渋谷さんも説明会のシーンでの他の役者の切迫した演技や声のトーンなどを感心しながら、「幸せな時間を過ごせた」と明かした。また、濱口監督は小坂さんについて、『ドライブ・マイ・カー』の車両部スタッフをやっていた時からチェーホフが好きなドライバーと認識しており、印象に残っていたという。そんな小坂さんは、『悪は存在しない』に出演が決まり当初はサイレント映画だと知らされていたが、届いた台本で自身のパートで6ページもあったことに驚いたことも打ち明けた。最後に、企画者の石橋さんは「自分が企画させていただいた作品なんですが、私自身が他人ごとのように大好きな作品なので、こうやってあたたかい時間を過ごさせていただいてありがとうございました」と言い、濱口監督は「正直、完成した自分の作品を何度も見ることはあまりないんですが、この『悪は存在しない』は珍しく何度も見てます」と明かし、「本当に飽きがこない作品なので、皆様にもぜひ何度もご覧いただいていただけたら大変嬉しいです」と締めくくった。『悪は存在しない』は4月26日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、シモキターエキマエーシネマK2ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictive
2023年11月27日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。最優秀作品賞の是枝裕和監督『怪物』には黒川想矢と柊木陽太、足立紳監督『雑魚どもよ、大志を抱け!』には田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登も揃って登場。足立監督には、子供達から色紙が渡される。『怪物』是枝監督も「今、隣にいるこの二人の役者さんと出会えたことがこの作品にとって一番大きかったなと改めて思っております」としみじみ。黒川は「今このような舞台に立たせていただくことを想像してなかったので、この『怪物』に出演させていただけて感動してます」、柊木は「このような大きな反響をいただいて、素晴らしい作品に携わらせていただけたことがとて嬉しいです。これからいろんなことで悩んでいったりすると思うんですけど、この作品での経験を活かしてこれからもこのお仕事を続けていけたらなと思います」と思いを明かす。また是枝監督は「だいぶ撮影の現場でも最年長になることが増えてきたんですけども、珍しく大先輩が2人。阪本(順治)さんともご挨拶しましたけども、会うと緊張する方達がいるんですよ」と、授賞式ならではの後輩感を見せていた。この日は受賞者の他、『せかいのおきく』阪本順治監督、『エゴイスト』松永大司監督、『リバー、流れないでよ』藤谷理子、永野宗典も登場。特別賞の 『君たちはどう生きるか』からはスタジオジブリ執行役員 野中晋輔氏が登壇し、宮崎駿監督からの「歴史ある映画祭で特別賞をいただき大変光栄に思います。この映画の完成には構想から7年の時間がかかりました。僕もずいぶん歳をとって、長い時間仕事に集中することができなくなってるのに、映画を完成させて公開できたのは支えてくれた多くのスタッフと、キャストの皆さんのおかげだと思います。心から感謝申し上げます。映画はまだ上映されていますので、一人でも多くの人が映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです」というコメントを読み上げた。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月26日第15回TAMA映画賞の授賞式が26日に東京・パルテノン多摩にて行われ、受賞者が揃った。『658 km、陽子の旅』で最優秀女優賞を受賞した菊地は、ギラギラに輝くドレスで、会場内でも圧倒的存在感を発揮。「映画は完成してから観客の皆さんに手渡されますけど、心に残っていたのだと実感することができて、大変嬉しく思いますし、とても励みになりました」と受賞の喜びを表した。同作については、「ロードムービーなので最初から最後まで一つもかけることもなく彼女の1日をやってくわけですけど、一つ一つ進んでいくにあたって彼女が心を開いたり成長していったり自分を見直したりしていくんですが、そういった心の変化とか動きがあり、どうしたら彼女でいれるか考えて過ごしてやっていたと思います」と振り返る。今後については「とにかく丁寧に真摯に向き合っていければいいなと思っています。またこうして映画に巡り合うことを願って頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。○■受賞一覧■最優秀作品賞『怪物』(是枝裕和監督 及びスタッフ・キャスト一同)『雑魚どもよ、大志を抱け!』(足立紳監督 及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞宮崎駿監督及びスタッフ・キャスト一同(『君たちはどう生きるか』)上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画及びスタッフ・キャスト一同(『リバー、流れないでよ』)■最優秀男優賞佐藤浩市(『春に散る』『せかいのおきく』『仕掛け人・藤枝梅安 2』『大名倒産』『キングダム運命の炎』『ファミリア』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)鈴木亮平(『エゴイスト』『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』)■最優秀女優賞菊地凛子(『658 km、陽子の旅』)黒木華(『せかいのおきく』『ヴィレッジ』『映画 イチケイのカラス』『ほつれる』)■最優秀新進監督賞福永壮志監督(『山女』)金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)■最優秀新進男優賞目黒蓮(『わたしの幸せな結婚』『月の満ち欠け』)奥平大兼(『君は放課後インソムニア』『ヴィレッジ』『あつい胸さわぎ』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』)■最優秀新進女優賞山田杏奈(『山女』)高石あかり ※高ははしごだか(『ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー』『Single8』『セフレの品格 決意』『わたしの幸せな結婚』ほか)
2023年11月25日