育休家事レッスン最後となる今回は、“家の中の紙類”について考えてみます。「紙類を制するものは、家事を制す」と言いたくなるほどに、紙類整理には頭を悩ませてきました。■書類は、とにかく! 扉のある棚に紙類を棚や机の上に出しておくと、とたんに乱雑感が漂うもの。とにかく! というマストな勢いで、届いた書類は扉のある棚に突っ込む。ただそれだけでも、“リビングの美観”という意味ではかなり効果がある。とにかく! の前に選別される書類もある。つまりは、扉の中に入れず、秒殺される書類である。例をあげると、「保健だより」「給食のこんだて」「市からの催し物のお知らせ」などだ。「保健だより」は太文字にザッと目を通して、“引き”がなければ捨てる、「給食のこんだて」も、即捨てだ。「夕食メニューは給食を考慮して(被らないように)決める」というご家庭も多いけれど、私は絶対に見ない。その日に自分が作りたい料理を作るというスタンスなので、「今日、昼もカレーだったのに、夜も??」的な抗議を受けることもあるけれど、きっと変わらない自信がある。(どんだけ、自分勝手!?)「市からの催し物のお知らせ」もじっくり読めば楽しいかもしれないが、「後で読もう」ととっておいて後から読んだためしがない。縁のある催しは友人からお誘いがあるので、そちらにお任せすることにして(どんだけ、人任せ!?)、基本、即捨てだ。書類とスッキリ付き合うには、潔さが大切。「後でゆっくり読もう」程度の書類は、即捨てくらいの覚悟が必要だと思うのだ。■後でゆっくり見る書類とは? では、扉の中に突っ込まれる書類とは何なのか? と言えば、「処理が必要な書類」だ。返事をしたり、スケジュールの転記など「一手間」が必要な書類は、扉の中に突っ込んでおく。これらも、ある意味、「後でゆっくり読もう」の一種だとは思うが、こちらは絶対にやらなければならない作業があるのだから仕方ない。長らく、この「後でゆっくり」の頃合いがつかめず、「扉の中に放置」→「提出(返事)期限切れ」という失態を犯し続けてきた。もう、いやとなるほど、たんまり!!!(←何の自慢にもなりません)そんな失敗を繰り返した結果、今は、わりとこまめに扉の中を整理する「勇気」がでてきた。そう、勇気! コレ、「習慣」というより「勇気」だということが、最近わかってきた。なぜなら、新たな仕事が増えるのがわかっていて書類を読まなければならないのは、どう考えたってダルい。それに立ち向かえるのは、「習慣」というよりも、もはや「勇気」だと思うのだ。■書類はできるだけ小分けにしておくこの「勇気」を支えているのは、「書類の行き先(ファイル)が決まっている」という安心感だ。書類を突っ込む棚具体的に言おう。我が家の場合は、「書類を突っ込む棚」の上に、「書類を立てておく棚」というのがある。たとえば小学校のプリント(学校に持たせるものが書いてある学年だよりなど)は、「小学校」というバインダーに挟む。サッカーの練習日程表は「サッカー」というバインダーに挟む。ここが書類の終着点である。書類を立てておく棚終着点に到着した書類は、保持必要期間が過ぎたら速やかに捨てていく。バインダーとまで細かく仕分けしてあるので、捨てる選別に手間取ることはない。「処理が必要な書類」は、一件ごとにクリアファイルに入れて、立てておいておく。クリアファイルに入れることで、一件、一件ごとが“自立した存在”となる。「処理すべき書類は、8件だ」と把握でき、処理の目処もイメージしやすい。よって「整理しなきゃいけない書類の山」よりも心理的な負担は軽い。こんなふうに、書類は「できるだけ小分け」にすることがポイントである。「時間がある時にゆっくり整理しよう」なんて思っていたら、そんな時間は永遠に訪れない。第一、共働き生活の中で、そういう時間を作ろうと思うこと自体が、ものすごく高いハードルなのだ。「できるところまで小分けしておく」というのは、紙類を制する鉄則だと思う。みなさま、育休家事シリーズの長らくのご愛読、誠にありがとうございました。
2014年05月17日障子紙は日に当たるとどんどん黄ばんでいきますよね。真っ白な状態にしておきたいのは山々ですが、張りかえるのは手間も時間もかかるもの。実は、家の中にあるもので、黄ばみをとって白くする方法があるんですよ。Q.障子紙の黄ばみをとって、真っ白にしてくれるものは?A.消しゴムB.大根C.歯磨き粉(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答B.大根解説障子の黄ばみをとりたいときは、大根おろしのしぼり汁をぬりましょう。あとは風通しをよくして乾かすだけで、見違えるように白くなりますよ。これは、大根にふくまれるジアスターゼという成分が、障子紙に含まれるリグニンという成分に反応しておこるもの。ジアスターゼは大根の根っこに多く含まれるそうなので、根っこを使うといいかもしれませんね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月19日今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。Q:西洋料理でナプキンをひざの上に広げるタイミングで正しいのはどれでしょうか?A:乾杯が終わり、前菜が運ばれてくる頃B:着席すると同時C:着席して、ドリンクが運ばれてくる頃(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:C:着席して、ドリンクが運ばれてくる頃解説:着席して、ドリンクや料理が運ばれてくる頃がナプキンを広げるタイミングです【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日見本市主催会社のリードエグジビションジャパンは、4日から6日にかけて、あらゆる文具・紙製品、オフィス用品が一堂に出展するアジア最大の展示会「国際文具・紙製品展-ISOT-」を東京ビッグサイトにて開催した。シャーペンや付箋、ノート、消しゴム、ハサミ、クリップなど、日常で使う文房具を初め、ありとあらゆるオフィス用品の最先端のトレンドを、それぞれの出展社が公開。海外からの来場者も多く、会場は大いに賑わいを見せた。紙製品の開発と販売を行うイトマン社は、美しい日本の風景などをプリントしたティッシュボックスやトイレットペーパーを公開した。今回のイチオシは、日本の秋をイメージしたデザイン性の高いティッシュボックス。ティッシュの色は淡い桜色で、高級感のある製品となっている。インテリアとして飾り、目で楽しむことができるので、プレゼントとして贈ることもできそうだ。シール・ラベル専門の印刷会社である大阪シーリング印刷は、かわいらしい動物のコースターシールを展示。職場で紙コップを使用すると、倒してしまったり、他の職員のコップと間違えてしまうといったトラブルがつきもの。同製品はそうしたお悩みを解決するために開発された。コースターにはシールがついており、紙コップを固定することが可能。また、クマ、パンダ、タヌキ、トラ、カエル、白クマなどの種類があるため、他のコップと混同することがなくなるという。価格は6枚入りで315円。印刷事業などを営む興和紡は、3Dのグリーティングカードを公開。カードに奥行きを持たせ、内部に紙を重ねることによって立体感を演出している。イチオシは、光るクリスマスカード。右上の小さなボタンを押すと、「きよしこの夜」や「もろびとこぞりて」、「We wish you a merry christmas」などの3曲の音楽とともに、カードに内臓されたLEDライトが美しく点滅する。価格は1,470円から。看板・サイン・POPの制作と販売を行うランスロットグラフィックデザインは、3Dの立体ポップを展示した。POPとは、商品の写真や価格、キャッチコピーなどが書かれた紙の広告媒体。POPは通常平面であるが、そこに立体感を加えることによって、よりエンターテインメント性の高い、ボリュームのある広告を演出できる。イベントでは、まるで壁にハンバーガーが埋め込まれているかのようなPOPと、冷たい生ビールの濃厚な泡に立体感を出したPOPなどが展示された。商品のパッケージやディスプレーを初め、個人で年賀状などのハガキを注文することも可能とのこと。庵治石(あじいし)を使った新商品の開発を行うダイテツAZIS事業部は、スタイリッシュなメガネかけを公開した。庵治石とは、さまざまな記念碑や灯篭などに使用されている火成岩の一種。優美な光沢を持ち、風化・変質に強いといった特徴を持つ。同社は、高松産の庵治石を使ったメガネかけ、時計かけを展示。落ち着いたグレーで統一されており、近未来的な形状となっている。厳選されたパーツを、一つ一つハンドメイドで作成するという。価格はメガネかけが80,000円、時計かけが75,000円(税抜き)。雑貨やステーショナリー商品のデザインと生産を行うクイントデザインは、アンティーク風なノートケースを展示。溶かした蝋を塗りこんだ紙であるロウ引き紙を使用。一つ一つの製品にそれぞれ異なる切手とスタンプの模様が入っており、使えば使うほどレトロな味がでてくる製品となっている。ノートケースの中に薄地の木綿生地を貼り合わせることによって、製品の強度を上げているという。価格は1,995円から。ノベルティ・プレミアム商品などの製作を行うブイ・アイ・ピーは、使えば使うほどきれいになるマイクロファイバーミラーを公開した。柔らかなマイクロファイバーの生地を鏡の表面にはめ込み、スライドさせて鏡を使用する度に表面の指紋や汚れをふき取るというもの。かわいらしいビスケットの形をしており、ピンクやグリーン、ベージュなど、豊富なカラーを取りそろえている。また、イベントでは日本最大の文具アワード「日本文具大賞」の表彰式が開かれた。機能部門のグランプリを受賞したのは、事務用品などの企画と販売を行うアピカ社の「Premium C.D. NOTEBOOK」。同製品には、「ペンを選ぶように、紙も’書き心地’で選んでほしい」をコンセプトに開発されたクリーム上質紙が使用されており、どんなペンで書いても、シルクのような滑らかな書き心地を提供する。同社は、「日常の文具であるノートだからこそ、良質なものを使っていただきたい」と語った。価格はA4判で1,575円。デザイン部門のグランプリを受賞したのは、手帳や文具の販売を行うマークス社の「デイリー・プランナー’エディット’」。1日1ページの手帳で、毎日のスケジュールを管理するのに最適な仕様となっている。ブルーやオレンジなど、カラーバリエーションも豊富。サイズはB6とコンパクトなので、持ち運びにも便利な商品となっている。価格は3,360円。展示されていた商品は、全国の直営販売店などで購入可能。面白いアイデア商品や、便利な文房具をぜひとも楽しんでみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日