『かもめ食堂』、『めがね』など、その独特の世界観が支持を集める荻上直子監督の最新作『トイレット』の公開がこのほど発表された。海外で自分のオリジナル脚本で作品を作りたいという荻上監督の熱意のもと、昨年9月からカナダのトロントで撮影され、仕上げに至るまで全て、トロントで行われた本作。「人生は退屈の繰り返しに耐え忍ぶことだと思う」と信じて生きてきたプラモデルオタクの青年に、引きこもりピアニストの兄、そしてエアギターで自らのスピリットを表現しようとする大学生の妹という、それぞれバラバラでマイペースに生きている3兄妹が、母親の死をきっかけに、生前母親が日本から呼んだ“謎のばーちゃん”と交流し、少しずつ心の扉を開いていく姿が描き出される。荻上監督は「1994年から6年間、ロサンゼルスに滞在し、映画製作を勉強していました。映画の面白さを教えてくれ、映画を作りたくて作りたくてしょうがない気持ちにさせてくれたのは、ハリウッド映画ではなく、おかしくて上質な当時のアメリカン・インディペンデント映画でした。『ウエルカム・ドールハウス』、『ゴースト・ワールド』、『アメリカン・スプレンダー』など、多くの作品に刺激を受けました。それらは私の原点であり、いつか必ず北米で映画を作りたいとずっと願っていました。構想から約5年、昨年9月からトロントで撮影をした『トイレット』は、私がどうしてもどうしても作りたかった映画です」とのコメントを寄せ、本作に懸けた熱い思い入れを明かしてくれた。気になるキャストだが、物語のカギを握る人物であり、トイレから出ると必ずため息をつくという“謎のばーちゃん”を演じるのは、過去の全ての荻上作品に出演している監督の“ミューズ”もたいまさこ。個性豊かな3兄妹には、トロントでのオーディションにより若手俳優アレックス・ハウス、デイヴィッド・レンドル、タチアナ・マズラニーが選ばれた。さらに、『西の魔女が死んだ』のサチ・パーカーも監督の熱いオファーを受け、これまた“謎の”女性として出演している。スタッフは日本側から『かもめ食堂』、『めがね』に引き続き、フードスタイリストとして活躍する飯島奈美、衣裳の堀越絹衣が参加しているほか、現地カナダの若手スタッフを登用している。ちなみに、スチール撮影には『イースタン・プロミス』のデイビッド・クローネンバーグ監督の娘、ケイトリン・クローネンバーグが参加している。謎のばーちゃんが家族の絆を教えてくれる!『トイレット』は今夏、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:トイレット 2010年夏、新宿ピカデリー、銀座テアトルシネマ、シネクイントほか全国にて公開© “トイレット”フィルムパートナーズ
2010年02月18日子どものころ、見るのもイヤだった野菜たち。味覚や食生活の変化によって、大人になってから食べられるようになった野菜がある一方、大人になってもどうしても嫌いな野菜もあるはず。20代を中心とした男性265名に「大人になっても苦手な野菜がありますか」というアンケートをとり、「ある」と回答した143名について集計しました。Q.大人になっても苦手な野菜【男性編】1位セロリ15.1%2位コリアンダー(パクチー)9.8%3位ゴーヤ7.5%4位カリフラワー6.4%5位トマト6%●味がイヤ派セロリ:・独特の“えぐみ”に耐えられない(24歳/建築/実習)・おいしくない(27歳/自動車関連/エンジニア)コリアンダー:・生で口にしたとき、独特の風味が口中に広がって嫌いになった(23歳/学校/教育系)・香草系は何度食べても好きになれない(31歳以上/情報/財務)ゴーヤ:・やはり、苦い(24歳/ソフトウェア/SE)・とにかく苦い!(24歳/金融/営業)カリフラワー:・口に入れたときの味とかにおいがイヤ(24歳/機械/設計)トマト:・トマトの酸味や食感がどうしても好きになれないのに、子どものときに先生に無理やり食べさせられた(23歳/電気/設計)●におい・食感がイヤ派セロリ:・香りがダメ(25歳/コンサルティング/経営・コンサルタント)・においが苦手(28歳/化学/営業)コリアンダー:・タイに行ったら、すべてがコリアンダーのにおいで最悪だった(29歳/その他/営業)・香りが強いので苦手(26歳/金融/営業)カリフラワー:・食感が苦手(24歳/食品/研究開発)トマト:・種が苦手(22歳/その他)・あの食感と味が苦手(23歳/広告/営業)●見るのもイヤ派セロリ:・昔からあの苦みが嫌い。食べる価値がない(25歳/無職)コリアンダー:・料理に大量に入っていて、見るのもイヤになった(25歳/IT/SE)ゴーヤ:・まずいのに親にいやいや食わされた記憶から、今も苦手(23歳/化学/営業)カリフラワー:・ブロッコリーがあるのに食べる理由がない(24歳/小売/販売)トマト:・物心付いたときから嫌いだった。これからも克服する見込みはない(24歳/自動車関連/財務)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月17日マクロビオティックや野菜を使ったケーキが流行しているように、最近の女性は野菜が大好き。「昔はあれだけ嫌いだったのに……」と言う人も多いのではないでしょうか。そこで、20代を中心とした女性754名を対象に、「子どものころは食べられなかったが、大人になって食べられるようになった野菜はありますか」というアンケートをとり、「ある」と回答した619名について集計しました。Q.大人になって食べられるようになった野菜【女性編】1位ゴーヤ21.8%2位ナス14.2%3位ミョウガ11.9%4位セロリ11.7%5位ピーマン11.5%●味覚の変化で克服派ゴーヤ:・苦味を美味しく感じるようになった(23歳/広告/マーケティング)ミョウガ:・独特のクセにヤミツキになった(26歳/精密機器/営業)セロリ:・青臭いから嫌いだったのですが、実は意外と食べられるということに気づいた(27歳/その他/その他)・クセのあるにおいが大人になったら好きになった(24歳/精密機器/研究開発)ピーマン:・苦さをそこまで感じなくなった(27歳/化学/秘書・アシスタント)・いつの間にか食べられるようになっていた。昔はあれほど嫌いだったのに(23歳/卸/販売)●調理法で克服派ゴーヤ:・沖縄で食べたゴーヤチャンプルーが美味しかったから(26歳/ソフトウェア/SE)・そもそも子供のころに食べたことがなかったが、天ぷらだと苦味が気にならず美味しく食べられた(24歳/食品/その他)ナス:・居酒屋で焼きナスを食べたら想像以上に美味しかったので(29歳/ホテル/サービス)・天ぷらで食べたら美味しかったから(24歳/IT/SE)・子どものころにナスの煮物が苦手でずっと食べなかったけれど、大人になってから焼きナスを食べてみたら意外にいけた(22歳/金融/販売)ミョウガ:・お酒を飲むようになり、つまみとして出てきたことがきっかけ(26歳/証券/サービス)・冷奴に乗せて食べたら美味しかったから(24歳/医療/その他)セロリ:・バーでセロリスティックを食べたら、意外と美味しかったから(23歳/金融/サービス)ピーマン:・そのままでは食べづらいけど、お肉などと一緒に食べると美味しいということが分かった(23/印刷/人事)●美容と健康のために派ゴーヤ:苦いだけで美味しさが分からなかったけど、「美肌に良い」と言われて食べてみたところ、ほろ苦さが美味しく感じられた(24歳/金融/金融系専門職)ミョウガ:・TV番組でミョウガの魅力について取り上げていて、関心を持ったから(26歳/団体/財務)セロリ:・留学中にとにかく野菜が不足していて何でもいいから食べたくなった(25歳/機械/その他)ピーマン:・健康のためにと思ったら嫌いではなくなった(22歳/金融/事務)●その他キュウリ、里芋、玉ねぎ、大根、トマト、ナス、にんじん、ピーマン:・今の彼氏と付き合うようになって、偏食を怒られるようになったため(25歳/不動産/総務)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月04日「野菜も残さず食べなさい!」と母親から叱られて、泣きながら口を動かしていた記憶はありませんか?しかし大人になってから、野菜の美味しさや栄養価を改めて実感している人も多いはず。20代を中心とした男性265名を対象に「子どものころは食べられなかったが、大人になって食べられるようになった野菜はありますか」というアンケートをとり、「ある」と回答した159名について集計しました。Q.大人になって食べられるようになった野菜【男性編】1位ゴーヤ14.3%2位ナス7.9%3位ピーマン7.5%4位オクラ6%5位アスパラガス5.3%5位シイタケ5.3%5位春菊5.3%5位セロリ5.3%5位トマト5.3%●味覚の変化で克服派ゴーヤ:・苦味が気にならなくなった(24歳/金融/販売)・苦味の奥深さを感じられるようになった(27歳/化学研究開発)ナス:・職場の上司に付き合って焼きナスを嫌々食べていたら、いつのまにか慣れた(25歳/無職/無職)・お酒を飲むようになって、ナスの漬物をおいしく感じるようになった(26歳/金融/営業)ピーマン:・「ピーマンは大人になるにつれて苦味に慣れてきて食べられるようになる」とテレビで解説しているのを聞いて、「ふぅん、そんなものか」と思って食べてみたのがきっかけ(24歳/自動車関連/財務)●調理法で克服派ゴーヤ:・沖縄で本場のゴーヤチャンプルを食べたのがきっかけ(24歳/不動産/技術系)ナス:・田楽ナスを食べて美味しかったのがきっかけ(27歳/精密機器/営業)ビーマン:・ピーマンの肉詰めを食べて美味しかったのがきっかけ(26歳/団体/サービス)アスパラ:・マヨネーズをつけて食べたら美味しかったから(29歳/通信/総務)シイタケ:・天ぷらで食べたら、風味があって美味しかった(25歳/医薬品/研究開発)春菊:・鍋をつつく機会が増え、食べられるようになった(28歳/自動車関連/営業)セロリ:・漬物がおいしかった(29歳/IT/SE)トマト:・冷やしラーメンに入っていて、食べてみたらおいしかった(31歳以上/IT/システム)●気持ちで克服派オクラ:・見た目が嫌だったが、友達につられて食べたら思いのほか美味しかった(25歳/卸/総務)・体にいいと自分に言い聞かせて食べてみたら、意外に食べられた(29歳/その他/営業)アスパラガス:・野菜嫌いは子どもっぽいと思ったから(24歳/小売/販売)シイタケ:・健康を考え始めたから(24歳/土木/設計)春菊:・体によいと知ったから(22歳/運輸/サービス)セロリ派:・「大人になっても嫌いな食べ物があるのは恥ずかしい」という観念がそうさせた(25歳/紙パルプ/営業)トマト:・美味しいトマトを食べたことがきっかけ(29歳/食品/企画開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月04日