京都の料理旅館・南禅寺参道 菊水に、新たなスイート仕様の客室「スパスイート(SPA SUITE)」が2023年6月8日(木)に誕生。5月19日(金)より予約受付を開始する。南禅寺参道 菊水に「スパスイート」誕生南禅寺参道 菊水は、元呉服商の「寺村助右衛門」の別荘として建てられたことに始まる料理旅館。京都・南禅寺のすぐそばに位置し、「食」と「とき」を愉しむ非日常な体験を提供している。館内にある庭園は、近代庭園の先駆者といわれる庭師・七代目小川治兵衛、通称「植治」による作品だ。そんな歴史ある料理旅館・南禅寺参道 菊水に、新客室「スパスイート」が誕生。「ゆ処」と「ね処」の2つの空間からなるスイート仕様の客室だ。大浴場・壺風呂・ミストサウナが付いた「ゆ処」「ゆ処」は、寝湯やテレビを備えた大浴場、半露天の壺風呂、完全プライベートのミストサウナを備えた贅沢なスパエリア。壺風呂では、借景庭園を眺めながらの入浴も楽しめる。畳張りの和室「ね処」「ね処」は、畳張りの和室内にソファとベッドを配した癒しの空間。いぐさの香りを楽しみながら寝転んだり、座ったりして、入浴前後の時間をゆっくりと過ごせる。広々とした窓から、蹴上インクラインの木々を眺めることができるのも嬉しいポイント。春には、咲き乱れる桜の花を部屋にいながら鑑賞できる。なお「スパスイート」は、内装からインテリア・小物、スパ内で利用できる美容グッズ、化粧品、アメニティ、ドリンク類に至るまでプライベートエステティックサロン・座禅荘NAGARAが監修している。【詳細】南禅寺参道 菊水「スパスイート」予約受付開始日:2023年5月19日(金)~宿泊可能日:2023年6月8日(木)~住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町31チェックイン:15:00~チェックアウト:~12:00【問い合わせ先】TEL:075-771-4101
2023年05月22日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の公開記念舞台挨拶が7日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、白石和彌監督が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。殺人鬼役となった阿部だが、役作りについて聞かれると「普通の人ですからね。あの本当に普通に演じました。普通の人に見えるように。普通ってなんですか?」と自問自答。「この人は殺してないだろうなと思われるような。『晴れ、ときどき殺人』みたいな、そんな感じでした」と表し、岡田は「名言ですね」と讃える。また作品タイトルにちなみ自身のハマっているものを「〇〇にいたる病」と表現するコーナーでは、「爪が顔にいたる病」と掲げた阿部。作中で演じた榛村が爪に執着していたことから「撮影が終わってからも爪を見るようになって、爪を見てると、爪が顔に見えてくる。左手の薬指の爪を見てると、天海祐希さんに見えてくる」と珍発言で会場はざわつく。「本当に?」と訝しがる岡田に、阿部が爪を見せるも「いやあ……」と戸惑いの空気に。阿部は自分の爪に「ねえ、天海さん?」と話しかけていた。
2022年05月07日映画『死刑にいたる病』(5月6日公開)の完成披露試写会が12日に都内で行われ、阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典、中山美穂、宮﨑優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、音尾琢真、白石和彌が登場した。櫛木理宇の同名小説を白石和彌監督が映画化した同作。理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元に、ある日稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)から1通の手紙が届く。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」という榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。W主演となった2人だが、阿部は岡田について「ギャップしか感じないです。そろそろ俺に対してタメ口になるでしょう? 友達みたいな。LINE交換して、『友達になりましょうよ』と言われたので」と明かす。対する岡田は「大先輩なのは重々承知ですけど、友達になってくださいと言ったら、それは無視されました。阿部さんからの返事はなかったです」と抗議。阿部は「既読はしましたよ」と苦笑していた。岡田は同作についての見どころを求められると「映画の内容というよりも、せっかくこういう機会をいただけたので伝えたいなと思ったのが、今回は撮影部、照明部、メイク部といろんな部署に学生のインターンが入った作品でして。最後の面会シーン、本当にこの作品の1番のキモとなる部分を、チーフのカメラマンさんがインターンの子に『回してみろ』と任せたんです。それを見て僕、すごいなと思って」と"白石組"を振り返る。さらに岡田は「すごく人生の教訓になった。こんな人格の方々と一緒にできたということが、お芝居というよりも、僕の生き方として『こういうふうにやっていくべきなんだよ』と教えられた気がして1番印象に残ってることで。これからもこの作品で出会えたそういうことを、この身に宿して生きていきたいなと思いました」と客席に語りかけた。退場時には岡田が看板に躓き、転びそうになるハプニングも。持ち前の体幹で転倒は避けたものの、白石監督が岡田の肩を叩き、阿部が指差すなど登壇者陣も驚いたようだった。
2022年04月12日櫛木理宇の同名小説を、岡田健史×阿部サダヲW主演で映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』より、強烈なインパクトを与える本ポスターならびに本予告が解禁された。『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』など数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督による最新作。この度解禁された本予告では、「ある大学生の元に届いた1通の手紙」というナレーションと共に不穏なBGMが流れ、大学生・雅也(岡田健史)の元に届いた手紙が映し出される。さらに「筧井雅也様、君に頼みたいことがあってこの手紙を書きました」「久しぶりだね。まーくん」という24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村(阿部サダヲ)の声が流れる。周囲の人々の証言によって明らかになる、異様な犯行からは想像もし得ぬ人当たりの良さで出会う者を次々と魅了してきた榛村の姿。そんな彼が冤罪を主張する事件の真相に迫るために奔走するうち、雅也の中で何かが変わり始める。さらに調査を進めていく中で浮かびあがる謎の人物、土砂降りの雨の中を引きずられていく女性の叫び声、そして榛村の「こっち側に来たら、もう戻れないよ」という意味深な言葉で締めくくられる。併せて解禁された本ポスターでは、二面性を象徴するような榛村のアップが強烈なインパクトを与える。その下には、ずぶ濡れになった雅也の姿があり、不思議な魅力を放つ榛村と事件の真相に翻弄されていく雅也の様子が見てとれ、この事件の底知れぬ不穏さが窺えるビジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月6日より全国にて公開©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年03月16日白石和彌監督が手掛ける、驚愕のサイコサスペンス映画『死刑にいたる病』より、本編映像初公開となる、阿部サダヲと岡田健史が拘置所で対峙する特報映像が到着した。阿部さんと岡田さん、W主演の2人が演じるのは、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村と、榛村から届いた1通の冤罪証明依頼に挑む大学生・雅也。今回到着した映像では、清潔感のある佇まいや穏やかな口ぶりだが、ただならぬ狂気を垣間見せる榛村と、彼の話を食い入るように聞く雅也、2人の緊迫感溢れる拘置所でのシーンが映し出される。そして雅也は、彼が冤罪だと主張する事件の真相に迫るため、ずぶ濡れになりながら奔走していく。水に浮かぶ血の付いた爪、土砂降りの雨の中、血まみれで何者かに足を引きずられながら悲痛な叫び声をあげる女性と、不穏なシーンも登場している。『死刑にいたる病』特報映像『死刑にいたる病』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年5月、全国にて公開予定©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
2022年01月06日阿部サダヲ×岡田健史W主演の白石和彌監督作『死刑にいたる病』より、ティザービジュアルが解禁となった。注目の作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化した本作。監督は、2013年度賞レースを席巻した、史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』で注目を集め、恋愛ミステリーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』や、警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描いた『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得し高い支持を得ている、白石和彌監督。阿部サダヲが24人を殺した連続殺人鬼・榛村を演じ、榛村に依頼され事件の真相に挑むことになる青年を岡田健史が演じる。この度解禁となった本作のティザービジュアルでは、二分割されたデザインの上部に、虚ろな表情を浮かべながら法廷に立つ阿部さん演じる連続殺人鬼・榛村の姿が写し出され、下部には、榛村の冤罪証明に挑む岡田さん演じる雅也が写っており、雅也の背後には榛村に狙われた少年少女たちの写真が張り出された衝撃的なビジュアルとなっている。「連続殺人鬼からの依頼は、たった1件の冤罪証明だった」と書かれたキャッチコピーからは謎めく展開を予感させる。2人が見つめるその眼差しの先にどのような結末が待ち受けているのか…。本作への期待が高まるティザービジュアルとなっている。『死刑にいたる病』は2022年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:死刑にいたる病 2022年全国にて公開予定
2021年12月23日累計発行部数110万部を突破した、2019年の本屋大賞受賞のベストセラー小説の映画化『そして、バトンは渡された』。この度、永野芽郁、田中圭、岡田健史らキャスト陣の仲の良さが光るメイキング映像がシネマカフェに到着した。今回のメイキング映像は“早瀬くん編”と題され、岡田さん演じる天才ピアニストの早瀬にフォーカスをあてている。岡田さんが永野さん演じる優子の血の繋がらない父・森宮さん役の田中さんと、撮影の合間に仲良くキャッチボールする姿からスタートする本映像。本作では、ピアノ経験ゼロの状態から半年にも及ぶ練習の末、クールな天才ピアニストを見事に演じきっている岡田さんは、実は甲子園にも出場するほどの強豪校出身で筋金入りの元野球少年。今回のキャッチボールの中でも、ふいにカーブを混ぜる場面も。続いて、本作でも重要な意味合いを持つ、卒業式で優子が「旅立ちの日に」をピアノ演奏するシーンに変わり、そこで岡田さんがカメラマンに扮し、永野さんを撮影したメイキング映像も流れる。永野さんはお茶目に決めポーズをしたり、「岡田カメラの調子はいかがですか?」などと聞いたり、実際に同い年という共通点から仲を深めていった2人のリラックスした姿が垣間見える。『そして、バトンは渡された』メイキング映像・早瀬くん編『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年10月30日永野芽郁、田中圭、石原さとみが出演する映画『そして、バトンは渡された』より、今作でピアノに初挑戦した、永野さんと共演の岡田健史のメイキング映像が到着した。本作のストーリーで大きな役割を担うのが“ピアノ”。永野さん演じる主人公・優子は、卒業式の合唱で伴奏を引き受けてしまい、ピアノを猛特訓する。そして、岡田さん演じる、優子が恋心を抱く同級生・早瀬くんは、将来はピアニストの道に進むよう母から強く期待されているキャラクター。また2人は、ピアノという共通点をきっかけに、少しずつ惹かれあっていく。実際にピアノを演奏するシーンもあるということで、ピアノ初挑戦となる2人は、クランクインの前から練習を重ねてきた。ピアノ講師のもと、3か月前からレッスンを受けた永野さんは、「ひたすら復習して、朝起きて予習を繰り返し」と練習の様子を明かし、一方、半年前から練習していたという岡田さんがピアノを弾く姿も。岡田さんは撮影を通して、ピアノの演奏がどんどん好きになっていたと話す様子からも、真摯にピアノの練習に向き合ってきた様が受け取れる。さらに、本作でも重要な場面となる、名曲「旅立ちの日に」の伴奏を披露する卒業式のシーンも登場。最初は少し緊張した様子を見せるも、見事に演じきり、これまで積み重ねてきた練習の成果を遺憾なく発揮。そんなシーンの撮影を終え、「ピアノの演奏は、今回の作品の中で一番挑戦が必要なところだったので、記憶に残るシーンになったと思います」と永野さん。ぜひ、大スクリーンで体感して欲しいシーンとなっている。『そして、バトンは渡された』メイキング映像“ピアノ編”『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年09月25日阿部サダヲと岡田健史が『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督のもとで共演、注目の作家・櫛木理宇の最高傑作と呼ばれた小説を映画化した『死刑にいたる病』が、2022年に公開されることが決定した。理想とは違う大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也に、ある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――。日本史上類をみない数の若者を殺した連続殺人鬼・榛村を演じるのは、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公の田畑政治役を熱演し、白石監督とは『彼女がその名を知らない鳥たち』以来のタッグとなる阿部サダヲ。そして収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る雅也には、ドラマ「中学聖日記」で衝撃のデビューを果たして以来、「MIU404」や大河ドラマ「青天を衝け」、『望み』など話題作への出演が続く注目の若手俳優・岡田健史。原作者の櫛木理宇といえば、2012年に学園ホラー「ホーンテッド・キャンパス」で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞してデビュー。同年、少女たちのダークな物語「赤と白」(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞。本作の原作は初版「チェインドッグ」のタイトルで発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。脚本は『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などを手掛けた脚本家・高田亮が、白石監督と初タッグを組んでいる。阿部サダヲコメント俳優をやっていて、「1度は手を出してみたい役」を頂けたので楽しんで演じました。白石組、白石監督の想像を超えるアイデア、どう仕上がって来るのか非常に楽しみです。岡田健史くんとのシーンは相当痺れました。岡田健史コメントこんなにも濃密な時間を過ごし、“人”に恵まれ、公開を待っててくださる方々に向けて、伝えたいことが豊富な作品に巡り逢えたという実感に、自分でも驚いています。きっと、今作品で交じり合えた方々との時間は、いつまでも自分の身体に宿り続けることでしょう。勝手ながら一若者として、この方々の魂を受け継いでいきたいと思いました。さて、僕の役柄ですが、筧井雅也という、どこにでもいる男性です。“どこにでもいそう”、なのです。故に、この日本において誰にでも起こりうる機微を雅也は持っています。作品中に過激な表現も含まれてますが、今作品は雅也と同年代の方々にも是非観て頂きたいです。人は人に怯え、傷つけ、傷つけられて、抱きしめられて、救われてるということ。それはつまり何なんだろうと、思春期に考える時間が欲しかったと自分自身がそう感じるからです。公開をお楽しみに。もう少しの間だけお待ちください。白石和彌監督コメント僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願いしました。阿部さんと岡田さんの邂逅も運命を感じる大きな事件でした。映画を観た後どんな感情が残るのか、僕もとても楽しみです。完成まであと少し。スクリーンでお会いできる日をお待ち下さい。櫛木理宇コメント映画化のお話をいただいたときにまず「やった!」と思い、次に監督が白石和彌さんだとお聞きした瞬間「やった!!!」と感嘆符が三倍になりました。わたしの原作を監督が、このキャストの皆さんが、どう料理してくださったのか想像するだけで胸が高鳴ります。映画館の大スクリーンで拝見できる日を心待ちにしております。『死刑にいたる病』は2022年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月24日梅雨前線が関東地方にかかるなか、珍しく晴れた昼前。大勢のスタッフが見守るなか、濃紺のスーツに身を包み、居酒屋からさっそうと現れたのは岡田健史(22)だ。6月中旬のこの日、関東近郊の繁華街では、ある映画の撮影が行われていた。「人気ミステリー小説の実写化作品で、岡田さん初の主演映画となります」(映画関係者)実はこの映画、昨年春に製作が発表されながら出演者などの詳細はいまだに発表されていない。なぜなら、本作が“いわくつき”の作品だからだ。「当初、伊藤健太郎さん(23)が主演を務める予定だったんです。しかし、昨年10月に伊藤さんがひき逃げ事件を起こしたことで、出演も白紙に。急きょ、代役を探すなか、白羽の矢が立ったのが岡田さんでした。今月からようやくクランクインできることになったそうです」(前出・映画関係者)共演するベテラン俳優と談笑しながら次の撮影場所に移動するなど、満喫した様子の岡田。しかし、休憩中にふと一人になると、思いつめたような表情で虚空を見つめる姿も――。それもそのはず。先日、本誌が報じた事務所との“独立裁判”の渦中にまだいるからだ。「岡田さんは今年3月に生活していた事務所の寮から退去し、契約解除を求めて裁判所に仮処分を申し立てています。当初は5月に結論が出る予定でしたが、両者の主張が真っ向から対立し、未だに結論が出ていないようです」(芸能関係者)果たして、岡田が迎える結末はいかに――。
2021年06月22日先月、本誌は岡田健史(22)が所属事務所のスウィートパワーに契約解除を求めて裁判所に仮処分を申し立てていると報じたばかり。その際、5月中には仮処分の結論が出ることも報じたが、裁判が“泥沼化”しているというのだ。岡田を古くから知る芸能関係者は言う。「岡田さんは1~2年ほど前から事務所の仕事選びに不信感を抱くようになりました。昨年にドラマの仕事を急きょ入れられたことも、役作りに時間をかけたい岡田さんとしては納得がいかなかったそうです。また、事務所の社員の入れ替わりが激しく、昨年には岡田さんの担当マネージャーを含め、何人ものスタッフが退職しています。そのことに違和感を覚えた岡田さんは、次第に社長への疑念を強めていきました。そして今年3月に生活していた事務所の寮を飛び出し、裁判を起こすことに。事務所は5年契約が満了する’23年春までの在籍を求めていますが、岡田さんの一日でも早く辞めたい気持ちは変わらぬまま。主張が真っ向から対立しており、裁判が長期化しています」そして“独立裁判”が膠着するなか、岡田からは“怒りの新主張”が飛び出したという。「岡田さんは裁判のなかで、契約解除後に、芸名である“岡田健史”ではなく、自身の本名で活動する意向を強く示しているそうです。そして、それについて事務所が関与しないことも求めているといいます」(前出・芸能関係者)事務所退所後に、ブルゾンちえみから本名での活動に移行した藤原史織(30)のようなケースはあるものの、独立裁判で争点ではない本名での活動を主張する例はあまり聞いたことがない。それほどまでに岡田が芸名から離れたい理由は、どうやらその“由来”にあるようだ。「堀北真希さん(32)や桐谷美玲さん(31)らを発掘したスウィートパワーは業界屈指のスカウト力で知られる事務所。そして、中学1年のときから5年かけて口説き落としたのが岡田さんなんです。そんな彼に自分の名字をつけるほど強い期待を寄せていたのが、事務所の岡田社長でした。しかし、昨年から岡田さんが事務所へ強く不満を持つようになるなか、今年3月に『週刊文春』で岡田社長の所属タレントへのセクハラや社員へのモラハラが報じられたことが決定打になったようです。岡田さんは事務所を退所し、社長からもらった芸名から本名に改名することが、いちから出直す“証し”になると考えているのでしょう」(前出・芸能関係者)岡田の“改名表明”について事務所に確認すると、次の回答が。■「本名で活動していく意思を示しているのは事実」「岡田が芸名ではなく、本名で活動していく意思を示していることは事実です」岡田が“名付け親”にたたきつけた怒りの最後通牒――。しかし、芸能界の訴訟事案に詳しい唐澤貴洋弁護士は、本名に戻すこと自体は問題ないとするものの、その“リスク”を指摘する。「イメージというのは芸能人にとって重要です。トラブルによってスポンサーからも敬遠される傾向があり、名前を変えてもテレビに出続けるのは難しくなる可能性があります」契約解除に関しても岡田の望む結果になる見込みは薄いという。「一方的な契約解除はちゃんとした理由がなければできません。嫌気がさしたとか、金銭的な不満があるというだけでは解除は難しいのが実情です。新しい事務所が金銭的に補填するようなことがあれば、契約期間が短くなるかもしれませんが……」岡田はかつてインタビューで自身の“引き際”について、こう語っている。《演じることが好きになって今の俳優活動が始まっているので、極端な話、芝居に情熱を注げなくなったら、この業界から潔くサヨナラすればいい。だから、いつでも普通の生活に戻れるように、生きているつもりです》(『日経エンタテインメント!』’19年9月号)前出の芸能関係者は言う。「伊藤健太郎さん(23)の代役として出演する映画も、憧れの演技派俳優と共演できることもあって、岡田さんは全力で撮影に取り組んでいます。今後も彼が、今までどおり俳優活動を続けられることを願うばかりです」裁判を経て岡田が本名に改名し、“普通の俳優生活”を取り戻すことができる日はくるのか――。
2021年06月22日玉木宏主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「桜の塔」の6話が5月20日放送。岡田健史演じる富樫の“変化”に「わっるい感じになってる」「面構えが良くなってきた」などの反応が集まるとともに、漣と同期たちの友情にも「癒し」などの感想が集まっている。妻の父でもある尊敬する上司が自らの父親の敵だった上條漣を玉木さんが演じ、漣の幼なじみで捜査一課刑事の水樹爽を広末涼子が演じる本作。かつて不正を隠蔽するため漣の父に自死を強要した警視庁刑事部長・千堂大善に椎名桔平。漣と結婚した大善の娘、優愛に仲里依紗。大善と権力闘争を繰り広げる「東大派」警務部長・吉永晴樹に光石研。「薩摩派」警備部長・権藤秀夫に吉田鋼太郎。漣の同期でこちらも出世争いをしていた新垣広海に馬場徹。警察に復帰した漣の同期、馳道忠に渡辺大知。若手キャリア刑事の富樫遊馬に岡田健史。漣の父と同僚だった刈谷銀次郎に橋本じゅん。漣を子ども時代から知る高級クラブママ・小宮志歩に高岡早紀といった顔ぶれも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父の死の秘密を突き止めるため悪に染まってまで権力の階段を駆け上がってきた漣だが、千堂が父に自死を強要したことを知り“クーデター”を計るも失敗。その後、優愛と結婚して5年が経過、漣は警視庁刑事部捜査二課の課長となり、千堂は副総監となり「外様派」は一大派閥「千堂派」となっていた。漣は国会議員・加森沙代里(中田有紀)の受託収賄罪の証拠をつかむが、千堂から立件許可が下りない。さらに加森議員の立件に必要なデータが消えてしまう…というのが今回のストーリー。「加森議員の収賄の証拠が消えた」という漣の言葉に「本当ですか!?」と驚いた顔を見せる富樫だが、漣は富樫を疑う。5年を経てオールバック姿になり、立ち振る舞いも堂々としたものとなった富樫に「富樫、ずいぶん偉そうにしているな。」「わっるい感じになってるなー」「面構えが良くなってきたよねえ~:といった反応とともに、証拠隠滅には「富樫か!??富樫のなのか?」「証拠が消えた…富樫くんがやったの???」など驚きの声が上がる。一方、漣は加森逮捕を強行。新垣、馳も合流、権藤が後見人となって千堂に対し「改革派」の立ち上げを宣言する…というラストに「同期の3人が一緒に派閥つくるくらいずっと仲良しなのが唯一の癒し」「きゃー!同期派閥なんか。青いけどちょっといいやん」「同期組何だかんだ仲良いの良いよねえ」と、同期の絆が続いていることを喜ぶ声とともに、「後見についてくれるのね、権藤さ~ん!」「きたー!権藤さんがバックなのね」といった反応も集まっている。(笠緒)
2021年05月20日警視庁を舞台に、その頂点である警視総監の座をめぐる出世バトルと壮絶な人間ドラマを描く『桜の塔』。岡田健史さんは、玉木宏さん扮する主人公の上條漣に認められ、思いがけず組織内の権力闘争に巻き込まれていく富樫遊馬(あすま)を演じている。「初めて台本を読んだ時に感じたのは派閥争いはどこにでもあるんだろうなということ。警察官といえど同じ人間。根っから正義感に溢れた人ばかりではないよなと思いました」腹に一物を抱え、野望の階段を駆け上がろうとするキャラクターが多い中、富樫は警察大学校でトップの成績を誇ったキャリア組にもかかわらず、捜査一課を希望した変わり者。「自分の信念を貫こうとする富樫の想いには、すごく共感できる部分がありました。でも僕自身は、そういうことをすごく重たく考えがちというか、どこか質量が重たく見えてしまうようなところがあるんですけど、富樫はすごくあっけらかんとしていて、アウトプットの仕方は全然違うタイプ。そんな富樫の軽妙さがこれから物語が進むうちになくなっていくのか、それとも磨きがかかっていくのかが、今後の展開の気になるところではあります」一方で富樫は、広末涼子さん演じる捜査一課の上司・水樹爽に想いを寄せる役どころでもある。「作品の中で“純粋な恋心”は唯一の僕のパートなので、爽に対する想いは一つの課題として、切なく見せるのか、淡く見せるのか、ちゃんと考えて演じていかないとなと思っています。でも、今まで途中で恋心が芽生える役がほとんどだったので、こんなふうに最初から誰かを想っている設定というのがすごく新鮮。本筋は人間のドロドロや怖い部分を描いている作品だからこそ、富樫はほっとする休憩所のような存在になれればいいなと思っています」緊迫感が漂うドラマの内容とは正反対に、撮影現場もまた「ほっとできる空間」なのだそう。「ムードメーカーは広末さん。なんでそんなに元気なんだろうと思うくらいエネルギーに満ちたパワフルな方。いろいろな想いに溢れていて、それをみんなに共有しようとしてくださるんです。でも一回、長い説明セリフの本番を前に僕が集中してる時も、『これさ…』って話しかけられてセリフが飛びそうになりました。ギリ保てましたけど(笑)。ってこれ、苦情になってます?違いますよ!(笑)本当に広末さんのおかげで現場の雰囲気がすごく柔らかくなっていますし、みんな癒されています」『桜の塔』幼少期のある出来事を機に、権力を渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木)は、どんな汚い仕事もためらいなく遂行し、野望の階段を駆け上がっていく…。出演/玉木宏、広末涼子、岡田健史ほか。テレビ朝日系にて毎週木曜21時~放送中。おかだ・けんし1999年5月12日生まれ、福岡県出身。NHK大河ドラマ『青天を衝け』(総合・毎週日曜20:00~)に尾高平九郎役で出演中。シャツ¥132,000パンツ¥49,500(共にスタジオ ニコルソン/キーロ TEL:03・3710・9696)シューズ¥72,600(パラブーツ/パラブーツ青山店 TEL:03・5766・6688)※『anan』2021年5月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・宮本盛満インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2021年05月17日玉木宏主演の異色警察ドラマ「桜の塔」のスピンオフドラマ「桜の塔アナザーストーリー」が、岡田健史を主演に迎え、本日5月6日(木)より動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」にて独占配信されることになった。「桜の塔」は、あらゆる手段を駆使して“野望の階段”を駆け上がっていくキャリア組の警察官・上條漣(玉木さん)を中心に、警視庁の頂点である警視総監の座をめぐる激しい出世バトルが描かれる。今回のスピンオフは、岡田さん演じる警視庁捜査一課の刑事・富樫遊馬をフィーチャーした物語。岡田さん演じる刑事・富樫遊馬、そして彼が所属することになった捜査一課水樹班(広末涼子、長谷川朝晴、駒木根隆介ら)の知られざる物語をエピソード0を含めて展開。玉木さんはじめ、地上波本編のレギュラーメンバーも続々出演する。キャリア組でありながら自ら志願して捜査一課刑事となった富樫は、上司である捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)に恋心を抱く一方、その熱意と有能ぶりを漣に認められ、まるで興味のなかった組織内の権力闘争に思いがけず巻き込まれていく“ダークホース的存在”。「桜の塔アナザーストーリー」では、そんな富樫の人間性や、知られざる一面を浮き彫りにする。第1話では捜査一課着任初日の様子を通し、富樫のまっすぐな志と変わり者ぶり(!?)を描写。そして、水樹班に激震が走った地上波本編第3話の後日譚となる第2話では、爽の実家である中華料理店でチャーハンの大食いにチャレンジする富樫の姿を描きながら、水樹班と爽に対する彼の想いを鮮明に紡いでいく。岡田さんは、「もともと地上波の本編で富樫を演じるにあたり、自分自身である程度『“太陽”らしさを存分に表出していいキャラクターなのだ』と考え、作戦を練っていたのですが、スピンオフの台本を読んで、やはり富樫は“太陽”なのだと思いました。強いて新たな発見を挙げるのであれば、“実直さ”ですかね。また、富樫の魅力については“頑固なところ”だと、改めて感じています」と、キャラクターを自己分析。「撮影は本編よりもハードです。観てもらえないと、これは報われないです。富樫を中心とした構成のアナザーストーリーですが、轟(駒木根隆介)さんや鉄朗(小松和重)さん、爽、そして漣にまつわる本編の物語を面白く観るためのヒントがたくさん散りばめられています」とアピールした。「桜の塔アナザーストーリー」は第1話=5月6日(木)、第2話=5月13日(木)、第3話=5月20日(木)より21時54分~TELASAにて独占配信(全3話)。木曜ドラマ「桜の塔」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月06日永野芽郁と田中圭が血の繋がらない親子を演じる映画『そして、バトンは渡された』に、新たに岡田健史、大森南朋、市村正親、稲垣来泉の出演が決定。本作初映像となる特報も公開された。血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生・森宮優子(永野さん)の同級生で淡い恋心を抱く存在、天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている早瀬賢人を、「MIU404」『新解釈・三國志』など次々と話題作に出演する岡田さん。「私の家政夫ナギサさん」の出演が記憶に新しい大森さん、舞台や数々の映画で独特の存在感を放つ市村さんは、魔性の女性・梨花(石原さとみ)に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく。そして、梨花の娘で泣き虫・みぃたん役には、「砂の塔~知りすぎた隣人」「TWO WEEKS」の稲垣さんに決定。合わせて到着した本作初となる映像では、森宮さん(田中さん)と優子が料理をしたり、優子のピアノの伴奏に合わせて森宮さんが歌ったりするシーンから始まり、もうひとつの物語である、梨花とみぃたんのシーンも登場。いずれも血の繋がらない父と娘、血の繋がらない母と娘ながらも、血の繋がりを超えた親子の姿が描かれるが、後半、「実はあなたに伝えておかなければいけない事があります」という梨花の言葉で一気に物語が動き出す。ほかにも、梨花と夫婦を演じる市村さんをはじめ、今回発表されたキャストたちの姿も映し出されている。また映画は、原作とは違ったオリジナルの展開も予定されており、原作ファンもそうでない人も楽しめる作品になっている。そして永野さんは、本作で初めてピアノを弾きながらの演技に挑戦。「次いつ練習に行けるかな、という前向きな気持ちでピアノと接することができたので、この作品でピアノと出会えて良かったです」と感想を語り、そんな永野さんのピアノ演奏を見ていた田中さんは、「ピアノを弾いている永野芽郁はオーラを発していました」と明かしている。キャストコメント岡田健史天才ピアニスト役ということで、彼にしかわからない欲望や悩みがあり、映画のなかではその悩みを解消していくことが描かれています。実は早瀬の要素の中に自分と近いものが発見できたのですが、それは“浮遊している”所です。少し変わったキャラクターですが、早瀬から生きる手がかりを得ることができました。永野さんとは同い年で初めての共演でしたが、彼女が先をいってくれればいってくれるほど、必死に追いかけながら芝居をするのが刺激的でした。同い年の方との共演は少ないので、とても恵まれた現場でした。ピアノも今回初めて挑戦しまして、クランクイン前から約4か月間ピアノの先生に習い、おかげでピアノはとても好きになりましたが、圧倒的に難しかったです。仕上がりがどのようになっているのか僕自身も楽しみです。大森南朋前田哲監督の作品に久しぶりに参加出来て嬉しかったです。脚本を読んだ時に、僕も騙されたので、そういう面白みが映像に出てくると思うと、一映画ファンとしても楽しみです。色々なエピソードが綴られているので、テンポの良い作品になるなと思うのですが、現場ではじっくりと芝居をしていたので、どういう仕上がりになるか。監督の手腕がすごく楽しみです。石原さとみさんは素敵な方です。あの石原さとみさん、に翻弄される役どころでしたので、光栄です。また、来泉ちゃんは本当にいい子でした。監督の演出で、急にさっきと違う演技を本番でやってきて、監督から『大森さん、大丈夫でしょ?』と言われて『大丈夫ですよ』と返していましたが、内心はドキドキしていました。市村正親非常に穏やかで落ち着いた日々の中、泉ヶ原を演じさせて頂きました。私が演じた泉ヶ原は、非常に紳士でね、早くに妻を亡くし、子供は外国に行ったっきり、大きな家で家政婦と2人で暮らしている中、梨花さんやみぃたんに出会い、彼の人生にも変化が訪れます。石原さとみちゃんは以前から面識があり、色んな作品で見ていて、いい女優さんだなと。初めて会った時とは違って、年齢を重ねられて、目の奥にある深みというかな、悲しみ、温かさ、色んな物を表現出来る女優さんに成長されたんだなと感じました。『そして、バトンは渡された』は10月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
2021年04月16日俳優の岡田健史と、元新体操日本代表でタレントの畠山愛理が出演する「ザバスforWomanMILKPROTEIN」の新テレビCM『ジムの中心でもったいないを叫ぶ』篇(30秒・15秒)が、8日から全国で放送される。新CMでは、普段から「ザバス MILK PROTEIN」を愛飲し、女性からの注目度も高い岡田健史と、女性が憧れるような“キレイに引き締まった”しなやかなカラダの持ち主である畠山愛理を起用。2人は初共演となる。新CMは、「キレイは、鍛えられる。」がコンセプト。運動していても、プロテインを飲んでいる女性が半分以下(まだ少ない)という“もったいない”事実を、岡田と畠山のダイナミックかつ悲劇的な演技で表現している。岡田のアドリブも含めたユニークな演技や表情の変化と、畠山の美しいパフォーマンスが見どころだ。岡田は、白のポロシャツに黒パンツという衣装でトレーナー役を演じた。岡田が商品を持って、カメラの画角の下から登場するソロシーンの撮影では、テイクが重なるごとに「じゃん!」「ドドン!」「ババン!」など掛け声のバリエーションをアドリブで追加し、何度も爽やかな笑顔でフレームイン。また、運動する女性たちを見守る最後のシーンでは、壁から可愛らしくひょっこり覗くような遊び心も時折見せて、現場を和ませていた。撮影後のインタビューで、岡田は「僕は前回に引き続き新CMに出演させていただいているので、『ザバス MILK PROTEIN』が輝くにはどうしたらいいのかという考えのもと、いろいろなアドリブを入れることで、見てくださる方々にとって素敵な印象が残るのではないかと僕なりに考えながら意見を出させてもらいました」とコメント。春から新しく始めたことを聞かれると、「ひとつのやりたいことはピアノだったのですが、既に着手し始めています」と明かし、「まだ克服できていない苦手なことは水泳です。時間があれば水泳に取り組んでいきたいと思っています」と語った。岡田は、2019年6月に1st写真集『鼓動』の発売を記念して取材会を行った際、今後挑戦したいこととして「ピアノ」を挙げ、「学生時代の男友達にピアノを弾ける友達がいて、かっこいいと思って、そんな動機なんですけどピアノをやりたいやりたいってずっと思っています」と話していた。
2021年04月06日岡田健史が、玉木宏主演のテレビ朝日新木曜ドラマ「桜の塔」に出演することが決定。「最終話まで、全力を尽くします!」という意気込みのコメントも到着した。警視庁を舞台に、その頂点=警視総監の座を巡って激しい出世バトルを描いていく本作。「中学聖日記」で鮮烈な俳優デビューを飾り、今後の活躍が期待される若手俳優の岡田さんが今回演じるのは、物語においてやがてダークホースともいうべき存在となっていく捜査一課の若手刑事・富樫遊馬。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』、「MIU404」に続く3度目の刑事役となった今回は、キャリア組にもかかわらず、自ら志願して捜査一課刑事となり、上司の水樹爽(広末涼子)に恋心を抱く一方、その熱意と有能ぶりを漣(玉木さん)に認められ、まるで興味のなかった組織内の権力闘争に思いがけず巻き込まれていく人物を演じる。刑事役が続く岡田さんは「オファーをいただいた瞬間、『昨年出演させていただいた「MIU404」での刑事役を僕自身も世間も引きずってしまうんだろうなぁ…。そういう状況に対し、僕はどうすればいいのかなぁ』と思い、今回は『どう差別化して演じるか』が課題だと感じました。刑事役も今回で3回目ということもあり、逆にまったく新しい役に挑むよりも難しいと思っています」と身を引き締め、「今回はベテランの大先輩方に囲まれてお芝居をする環境。僕自身の思わぬ引き出しを開けてくださるんじゃないかと楽しみにしています。錚々たる方々と共演させていただけることを本当に光栄に思っています」と大きな期待を寄せる。そして「ふたを開けてみないと、僕自身もどうなるか分からない。だからこそ本当に楽しみです。最終話まで、全力を尽くします!その結果をぜひご覧ください。どんな評価も受け入れる覚悟です」とコメントしている。木曜ドラマ「桜の塔」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月10日菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」で菅野さん演じる主人公の娘役を演じる浜辺美波と、その大学の同級生を演じる岡田健史がアメーバオフィシャルブログで“コミケ”オフショットを公開した。本ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野さん)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺さん)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するラブストーリー。空と同じ大学に通う入野光を岡田さんが演じている。1月21日、ウチカレスタッフが「浜辺美波さん&岡田健史さんのコミケショット」と題してブログを更新、「コミケでの2人のオフショット」と1月20日放送の第2話で披露したアニメキャラ「EDENS ZERO」の主人公シキ・グランベルさながらに黒髪のウィッグを被った浜辺さんと、前髪をセンター分けしたウィッグを被り眼鏡をかけた岡田さんのオフショットを公開。このお宝ショットにスタッフは「楽しそうに撮影してる2人でした」とコメントし、ハッシュタグには「#コスプレした空と変装した光」「#ジャンプのテッペン目指す」なども添えられている。この投稿にファンからは「最高すぎる!」「似合ってますw」「衝撃的な変装コスプレ」「どんな格好しても可愛さもカッコよさも溢れるぞ!」「ほんとお宝ショット」「さぞかし楽しい現場だったでしょうね」「ほかのコミケショットあったらみたい」などの声が寄せられ、反響を呼んでいる。「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第3話は1月27日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年01月23日「MIU404」での好演が記憶に新しい若手俳優の岡田健史が、「ABEMA」初となるオリジナルドキュメンタリー番組「MILLENNIAL/ミレニアル」の記念すべき初回を飾ることが分かった。新番組「MILLENNIAL/ミレニアル」は、その名の通り“ミレニアル世代”の視聴者に向けて、“ミレニアル世代”の多様な生き様や価値観を追いかけて届ける“ミレニアル世代”に特化したドキュメンタリー番組。そんな番組の初回に登場するのは、ドキュメンタリー作品初出演の岡田さん。有村架純主演の「中学聖日記」で鮮烈なデビューを果たし、九重役を演じた「MIU404」、主演を務めた「いとしのニーナ」などが話題に。今後は「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」や大河ドラマ「青天を衝け」、『新解釈・三國志』、『奥様は、取り扱い注意』などが放送・公開を控えており、これからの活躍に目が離せない。今回の配信では、岡田さんにとって“第2の故郷”である長崎県の母校にて撮影する様子や、自身のキャリア史上初となる役どころへの挑戦など、これまでメディアで見せることがなかった一面に迫る。岡田さんは「僕自身も今作品を観て密着時と“自分自身”がどれだけ変わっているのかを楽しみながら、皆様と一緒に見届けられたら幸いです」と思いを語り、「役者の『岡田健史』ではない一人間の『岡田健史』を公開するのは正直お恥ずかしい限りですが、是非ご覧ください」と呼びかけている。ほかにも、12月17日からの配信では、歌手やモデルなどマルチに活動するYOSHI。12月24日からの配信では、ロシアの名門バレエ団「マリインスキー・バレエ」に在籍し、数々の演目の主役に抜擢されるなど世界的に注目を集めるバレエダンサーの永久メイが登場。また来年は、クリエイターのkemio、雑誌「Popteen」専属モデル・莉子が出演する。出演者コメント<岡田健史>皆様、お初にお目にかかります岡田健史です。この度、自身初となる密着をABEMA様より発信することとなりました。僕も勿論のこと、生命を持つ生き物は常に変化し流動していくもの。1秒たりとも同じ瞬間は無い中で、不安定でも周りと共存し、その中で信念を持つことが“生きる”ということだと今回の密着で学ばされました。僕自身も今作品を観て密着時と“自分自身”がどれだけ変わっているのかを楽しみながら、皆様と一緒に見届けられたら幸いです。役者の『岡田健史』ではない一人間の『岡田健史』を公開するのは正直お恥ずかしい限りですが、是非ご覧ください。<YOSHI>俺はこの地球に暮らす70億分の1人の人間だ。人はみんなそれぞれ違うし、人が俺をどう見るかもそれぞれ違う。俺は1人なのに1人じゃなくて、小さかったり大きかったり、AだったりBだったりする。しかも、俺自身も変化し続けてるんだから、ジレンマや怒りも沢山ある。だからこそいつも自分に問いかける、俺の本質は何かって。そうすると思うんだ、一瞬一瞬を燃やし尽くせって。一度きりの人生、生まれて死ぬまでを精一杯生きろ!<永久メイ>今の私だから表現できるものがあるはずと信じ、ジュリエットを今年3月マリインスキー劇場で踊りました。原作を読み込み、先生と話して、レッスンして・・・ジュリエットに没頭した日々でした。映像に残してもらえて嬉しい気持ちと、リアル過ぎるのではないか、と不安も少しあります。でもこれが私。これからもこんな風に役や踊りを深めていきたい、と思っています。3歳からずっとバレエに夢中だった気がします。もちろん今も。ロシア・サンクトペテルブルグから 永久メイ<kemio>とても久しぶりに日本に帰国する!去年はありがたいことにお仕事で25、6回ほど日本とアメリカを往復したので今年はコロナの影響も有ってほとんどの時間をアメリカで過ごした。家族や友達そしてzoomじゃなくてやっと対面して皆さんとお仕事ができるのが嬉しくて泡吹いて倒れそう!いえーい!kemio<莉子>今回、錚々たる出演者の方々と一緒に起用していただくことになり、嬉しい気持ちと同時に、私でいいのかと不安も大きかったです。でも、小学生の頃から今の仕事をさせていただき、お仕事に対する姿や気持ちをきちんと皆さんにお見せする機会があまり無かったので、進路や将来に悩んでいる同世代の皆さんに何か伝えることができたらいいなと思っています。私自身にとっても女優業はまだ新しく挑戦しているところなので、この番組を通して、更に真っ直ぐ力強く成長したいと思っています。莉子「MILLENNIAL/ミレニアル」は12月10日(木)21時~3週連続毎週木曜ABEMA SPECIALチャンネルにて配信。※kemioと莉子の密着回は2021年以降配信予定(cinemacafe.net)
2020年12月01日菅野美穂と浜辺美波が親子を演じる2021年1月スタートとなる新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」に、新たに岡田健史の出演が決定。浜辺さん演じる娘と同じ大学に通う、チャラめの大学生を演じる。岡田さんが演じる大学生・入野光(いりの・ひかる)は、陽キャで頭もよく、パーフェクトな存在。恋愛では本命の相手はおらず、実は隠された一面を持ち、そのことで浜辺さん演じる空と不思議な関係になる…という役柄。光を演じることについて岡田さんは「自分の本質を隠しながら生きている人間って、今の時代たくさんいるだろうなと感じました。きっと光もその中の1人ですし、そんな光と重なる部分が自分にもあると思いました」とコメント。“本気の恋愛は面倒くさい”と思っている役柄には「同感」と断言しつつ、「でも、その面倒なモノに没頭し、救われ、振り回され、傷つき傷つけて、そんな恋愛を崇高な現象だと僕は捉えています。光は岡田と違うのか否かは、作品をご覧になって頂くとわかるか思います」と気になる発言も。また、空は筋金入りの漫画オタクという設定だが、「僕も、絵を描くことや木彫り、掃除などの分野についてはある種のオタク」と告白。「同じ“オタク”、もしくは理解し合える人に出会うことがどんなに幸せなことか、この頃痛感します」と語った。岡田さんの起用について日本テレビ情報・制作局プロデューサーの小田玲奈は、「センセーショナルなデビュー以降も、一つ一つの作品に真摯に挑み実力をあげてきた岡田さんが、これまでの誠実なイメージとは真逆なキャラの光をどう演じるのか、とても楽しみです」と語っている。新水曜ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は2021年1月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年11月06日堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が“家族”を演じる『望み』。この度、堤さんと岡田さん演じる父子のやり取りが緊張感漂う本編映像が解禁となった。今回解禁になったのは、石川家のひとり息子・規士(岡田さん)の部屋からナイフが見つかったことから、父子が話し合っている様子を捉えたシーン。母・貴代美(石田さん)は規士の部屋を掃除している最中にゴミ箱から切り出しナイフの空き箱を見つける。しかし、見覚えのないナイフの空き箱に心配性の貴代美は慌て、父・一登(堤さん)に相談をする。工作用のナイフだと思いながらも、規士の反抗的な態度に不安を抱いていた一登は、規士の部屋にナイフを探しに行く。学校から帰宅した規士に「何に使うんだ」と問い詰めるが、「色々だよ」とはぐらかされてしまう。顔のアザとは関係はないと規士は言うが、なにかに巻き込まれているのではないかと疑い深くなっていく一登だったが…。公開後、家族それぞれの“望み”が交錯する本作には「両親にも子どもたちにも共感ができる」「観終わった後に家族と会いたくなる」などの声が続々と寄せられている。『望み』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月13日映画『望み』(10月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、堤幸彦監督が登場した。同作は雫井脩介原作による同名小説の実写化作で、堤幸彦が監督を務める。一級建築士の石川一登(堤真一)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田ゆり子)や子供たちと幸せな毎日を送っていたが、日常は、ある日突然一変する。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者なのか。最後の挨拶で、岡田は「僕はどこまでいっても子供目線の立場でしかないんですけど、そんな僕でもすごく家族のありがたみを感じた作品になっています」と紹介。さらに「コロナ禍(か)、ですし」と強調すると、客席からもあたたかな笑いが溢れる。実は岡田は1日にゲスト出演したテレビ番組で「コロナうず」と発言してしまい、Twitterでは「コロナうず」がトレンド入り、「間違いもかわいい」と話題になっていた。今回は「コロナ禍」とわざと強調することにより、お茶目にこの間違いを回収。「皆様、きっとこの作品を見た後は帰った後にご家族のことを考える時間が出てくると思います。作品を見た後は、愛情をご家族のみなさんに届けてあげてください」とメッセージを送った。撮影前には、家族役としての交流を深めるため、堤の提案で食事に行ったという4人。堤は「若い岡田くんなんかが『こいつ大したことない、普通のおっさんや』と思わせる方がいいじゃないですか」と語る。岡田は「お酒も入っていましたし、堤さんがずっとお話されていて、それを僕と石田さんと堤監督はほとんど聴いているみたいな形ではあった」と振り返りつつ、「その姿を見て僕は、『親父になる人はこの人だった』という情報がひたすら入ってきました。その横で石田さんが本当にいい奥さんのように頷いて、石田さんは裏表なくてずっとこういう感じでいてくださるので、『おふくろと親父はこういう風なんだ』と思っていました」とイメージをふくらませていたようだった。
2020年10月09日「中学聖日記」の黒岩役で、俳優デビューを果たした岡田健史。同作で、担任教師の聖(ひじり)に恋をした黒岩の純粋さ、彼が「聖ちゃん…」と呼ぶ切ない声、熱を帯びた眼差しに、視聴者は強烈なノックダウンをくらったものだ。あれから2年――イノセントな雰囲気と色っぽさが入り混じった顔つきは、年月を経て、凛々しく精悍な印象へと変化した。現場から現場へと渡り歩いた俳優としての経験が、岡田さんを一回りも二回りも大きくしたのだろう。走り続けた2年間「どんな作品においても、誰よりも語れる自信がある」デビュー以降、休む間もなく駆け抜けてきた岡田さん。主演作5本に加え、数々の映画やドラマ、CMなどに出演し続け、コツコツ俳優としての研鑽を積んだ。「ひとつ、ひとつの仕事に惜しみなく、すべてを投じています。どんな作品においても、誰よりも語れる自信があるんです。語れることこそが、全力投球してきた証拠だと思っていて。2年前と今で、仕事の熱量はまったく変わっていませんし、むしろ高まっています」。熱量が高まってきた背景には、ある変化があったと、岡田さんは続ける。「2年前と大きく違うのは、“作り手側の意図を理解し始めた”こと、ですかね。僕ができている、できていないは別にして、やるべきことが明確に見えてきたというのがあります。デビュー当時は、ただひたすら役の心情ばかりを考えていたんですけど、今はそれよりもやりたいこと、やるべきことが限りなく広がってきました」。インタビューにおいても、一言、一言、気持ちを込めながら言葉をしっかりと伝える。意志の強い瞳の輝きは、どんな小さな物事も捉えて離さない、何でも吸収する、そんな鋭さまで放っている。「去年の夏に、自我と自分の意識を切り離す作業を、役作りでやってみたんです。伝えたいこと・やるべきことは何だろうと考えて、それに自分をちゃんと持っていくようにし始めてから、意図してやることの強さと重要さ、偉大さを感じました。それは、どんな作品においても」。堤幸彦監督との初タッグ『望み』でキーマンを熱演万全を期し、岡田さんが新たに挑戦した役どころは、『SPEC』シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』などを手掛けた人気映画監督・堤幸彦による最新作『望み』の石川規士役だ。規士は、ケガによりサッカー選手になる夢を諦めた高校生。両親に対して斜に構えた態度をとり、夜遊びをするようになったある晩、規士の友人が殺害され、彼は被害者疑惑から加害者へと、嫌疑をかけられるようになる。生きていたら殺人犯、被害者であれば帰らぬ人の可能性、家族の“望み”が物語の中で揺れ動き続ける。作品における最重要人物を任された岡田さん。オファーを受けたときは、「原作を読んで、読者をこんなにも翻弄する作品があったのかと衝撃を受けました。規士役のオファーはすごくうれしかったですし“ぜひやりたいです”と返答させていただきました」と興奮気味に話す。タッグを組んだ堤監督とは初顔合わせ。衣装合わせの段階から、お互いに規士のイメージは合っており、本番中もほとんど演出を受けなかったと、岡田さんは説明する。堤監督から受けた唯一のオーダーは、「反抗期を存分に出してほしい」だった。岡田さんは、戸惑った。「僕、反抗期がなかったんですよ。最初、本を読んだときに反抗期という単語も出てこなくて、監督に言われて初めて“ああ、反抗期なのか…!”と理解しました。具体的に反抗期をどう演じたかは…、冒頭、家族4人が食卓を囲んでいるシーンがありますよね。父親(堤真一)に話しかけられているけど、僕は反応しない。そうすると、父親は反抗をしていると捉えるだろうな、と。反応をなくすこと=人として生きていないと、僕は思うんです」。「人として生きていない」というフレーズについて、かみ砕いて説明しようと、「例えば…」と岡田さんはニコッとこちらを見つめた。「今日、インタビューをしてくださっているのに、僕が目も合わさずに、ずっと下を向きながら話していたら“こいつ、大丈夫か?”と思いますよね(笑)?生命はちゃんと保てているけど、人間として生きられていない。そういう規士を僕は作りたかったんです」。尊敬する両親の教えを受けて「いつか、自分の子どもたちにも…」それにしても「反抗期がない」とは、岡田さん自身は、どんな青春時代を過ごしていたのだろうか?「両親が素敵なふたりだったんです。たとえ怒られても“ふざけんな、このやろう”とはまったく思わず、“僕が悪いです、ごめんなさい”と謝っていました。けど、僕の家は、周りに比べると厳格なほうだったので、みんなは携帯を持っているのに僕だけ持てなかったり、お小遣いも少なかったりして、当時は嫌でした。でも、携帯を持っている人間がいいとか、お金がなければダメかと言われたら、違うじゃないですか。“21になった僕が気づくために、そうしたんだよ”って、今、そう言われているような気がするんです」。「本当に、この両親のもとに生まれてよかったな、と心の底から思っています。僕を子ども扱いせず、人間として見てくれて、自分で考えるという力を大切にしてくれたから」と、よどみなく両親への深い感謝と愛情の言葉を繰り返す岡田さん。あふれ出る思いは前へ、先へと送られる。「僕も両親以上のことを、いつか、自分の子どもたちにやってあげたい。…実は、親父からも“俺たちがした以上のことを、お前の子どもたちにやってあげろ。それが最大の、俺たちへの恩返しだぞ”とも言われていて。親父、かっこいいなあって(笑)」。両親からの教えは、岡田さんのベースとしてしっかりと根を生やし、冒頭の「どんな作品にも全力」というエピソードにもつながる。「“無理はしていいけど無茶はするな、絶対手を抜くな。全力であれ”と言われていました。やることをやって失敗するならそうだし、成功すればラッキーじゃん、と。子どもの頃から運動にしても、勉強にしても、努力して得た成功体験があるから、努力することを惜しまないでいられるのかもしれません」と、躍進の裏にある確固たる思いを明かした。最後は、「また2年後に、成長したと思われるように頑張ります!」と言い残し、爽やかに去って行った岡田さん。健やかに、真っすぐに進む姿が眩しい。(text:赤山恭子/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月08日日本を代表する名優・堤真一と、家族キャストに石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が集結した映画『望み』。この度、森山直太朗が書き下ろした本作の主題歌「落日」のShortVer.を使用し、堤幸彦監督監修の特別映像が解禁になった。堤監督が制作を手掛け、自ら監修した映像では、あたたかい光の中で幸せそうな石川家の様子が一変、規士(岡田健史)の不穏な雰囲気を漂わせる姿と切り出しナイフの映像が映される。そのまま行方が分からなくなる規士と残された家族たち。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのか、世間からの誹謗中傷や飛び交う憶測に感情を揺さぶられながらも一登(堤真一)、貴代美(石田ゆり子)、雅(清原果耶)、家族それぞれの“望み”が交差する様子が主題歌と共に描かれる。森山さんの透明感ある歌声と合わせて、岡田さん演じる規士の幼少期の頃の写真や、家族旅行での記念写真など石川家のあたたかい思い出が切り取られるさまや、登場人物が葛藤を繰り広げる様子が胸を打つ本映像。さらに、この特別映像では、舞台となる石川家をドローンで撮影したカットや、予告編では見ることのなかった今回初めて登場する本編カットもふんだんに盛り込まれ、より映画の世界観も堪能できる仕上がりとなっている。「なんの変哲も無い景色や家族の心の機微を歌に閉じ込めた」と楽曲への思いを語る楽曲の歌詞の世界観と映画の世界が見事にリンク、堤監督は「一言では語れないストーリーの余韻を完璧に表現し、映像化できない映像を視ることができると思います」とコメントを寄せている。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月03日ドラマ「MIU404」で鮮烈な成長を見せた岡田健史が、主演・堤真一、石田ゆり子、清原果耶らと刺激的でサスペンスフルな演技合戦を繰り広げる映画『望み』。この度、そんな岡田さんにフォーカスした場面写真が解禁となった。本作では、堤さん演じる建築家の父・石川一登と石田さん演じる母・貴代美の長男・規士を演じた岡田さん。高校では人気者だった規士は、怪我でサッカー選手になる夢を閉ざされ、次第に夜遊びをするように。そんな規士が姿を消したその日、彼の友人が殺害される。家族想いの心優しい少年に、いったい何があったのか――。今回解禁された写真では、規士がサッカーに真剣に打ち込む姿が披露され、また別の写真では、顔には殴られた痕があり、問題を抱えているような表情からは事件の前兆を予感させる。実際には高校時代は野球部でキャッチャーとして活躍していた岡田さんが演じる、サッカー少年の姿も本作の見逃せないポイントだ。「MIU404」はじめ、『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『新解釈・三國志』など、次々と話題作に起用され、“いま観客が最も観たい逸材”といえる岡田さんに対し、堤幸彦監督は「16~18歳の男の子の心理そのものをひじょうに的確に演じてくれました。親と対立しているからといって、心底拗ねてやさぐれているわけではなく、親が考える以上に他者に対する優しさや未来に対しての確信をもっている。そういう複雑なキャラをこの若さで演じきるとは今後が楽しみな俳優です」と大絶賛。岡田さんは純粋だが芯の強さを感じさせる眼差しで、少年の心の複雑な深淵を演じ切っている。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年09月10日堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が“家族”を演じ、「検察側の罪人」雫井脩介のベストセラー小説を堤幸彦監督が映画化した『望み』。この度、堤さんも絶賛を贈る本作の主題歌、森山直太朗の「落日」が紡ぐ本予告映像と、本ビジュアルが解禁となった。解禁された本予告映像は、主人公・石川一登(堤真一)と高校生の息子・規士(岡田健史)の家庭での不穏なやり取りから始まる。幸せだった家族は、規士の失踪とその同級生の死をきっかけに生活が一変。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのか――。連日自宅に押し寄せる報道陣と世間から向けられる激しい批判に憔悴していく石川家の家族たち。息子の帰りを待つ母・貴代美(石田ゆり子)に近づくのは週刊誌の記者・内藤(松田翔太)。彼は規士の周りを取材していく中で、規士を加害者と推測する。息子の潔白を信じる一登、たとえ殺人犯であっても息子が生きて帰ってくることを願う貴代美、将来の不安に怯える雅(清原果耶)。それぞれの望みが交錯していく中で、堤さん、石田さんの慟哭や切なる叫びなど、いまだかつて誰も見たことのない表情と共に、森山直太朗が本作のために書き下ろした主題歌『落日』が心に響く予告映像。また、主演の堤さんは、この主題歌について「どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。この家族が最後に見つけた『望み』を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います」とコメントを寄せた。解禁された本ビジュアルは、「愛する息子は、殺人犯か、被害者か。それとも――」というコピーと共に、石川家4人それぞれの望みを抱えた表情が映し出されたもの。併せて解禁された場面写真には、石川家4人の姿のほかに、岡田さん演じる鍵を握る息子・規士の思い悩む表情をはじめ、報道陣に囲まれる一登、記者の内藤、貴代美の手を取り優しく寄り添う貴代美の母・織田扶美子(市毛良枝)の様子も収められている。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年08月27日俳優の岡田健史(おかだ・けんし)さんが、2020年8月11日にドラマ『MIU404』(TBS系)の公式インスタグラムに登場。エプロン姿のオフショットを披露し、話題になっています。岡田健史のエプロン姿に「結婚したい!」 View this post on Instagram 「なに食べたい?」 と言ってくれてるような一枚✨ 8話は、九重くんが料理男子に! どんな機捜うどんが出てくるのか?? ご期待くださいませませ #MIU404 #岡田健史 #tbs #金曜ドラマ #第8話は8月14日よる10時 A post shared by 【公式】金ドラ『MIU404』7話 8月7日夜10時! (@miu404_tbs) on Aug 11, 2020 at 4:12am PDTシャツの上にエプロンを着用している岡田健史さんは、まさに料理男子!はにかんだ表情がとても魅力的ですね。投稿を見たファンは「やばい…」「かっこよすぎるでしょ」と悶絶。この姿は同作の8話で見られるということで「楽しみ!」「見逃せない」といったコメントも寄せています。・料理男子、キター!!8話に期待しちゃう!!・健史くんが作ってくれるんだったら、なんでも食べたい。ぜひ夫になって…。・やばい!!かっこいい!破壊力がありすぎ…。俳優の綾野剛さんと星野源さんがW主演を務める同作で、岡田健史さんは警視庁の機動捜査隊に所属する警部補・九重世人を演じています。ドラマの展開とともに、岡田健史さんの演技にも注目ですね!岡田健史はインスタを中学聖日記終了後に開始!有村架純のインスタにも登場![文・構成/grape編集部]
2020年08月13日岡田健史と南沙良がW主演を務めるショートドラマ「これっきりサマー」が8月、NHKで放送決定。名手・木皿泉が、高校生男女の“これっきり”の夏を描く。夏の甲子園大会が中止になり、町中から同情されている高校球児の薫(岡田健史)。うんざりしているところに、ロックが大好きな同級生・香(南沙良)が現れる。香もまた、夏フェスが中止になってがっかりしていた。会話を交わしはじめたふたりだが、常にソーシャルディスタンスを保ち、マスクに阻まれている。やがて、それぞれにかける相手の本当の思いに気がついた薫と香は――。夏の甲子園への出場と夏フェスへの参加、それぞれかけがえのない青春の1ページを奪われてしまった2人の高校生が出会い、不器用に近づいていくふたりを描く本作。「中学聖日記」が大きな注目を集め、現在放送中の「MIU404」の九重役もいま話題の岡田さんが演じるのは、高校球児・藤井薫。「2020年の全高校野球児の姿を具現化できるように、自分の記憶、そして今、目の前で起きている事実を拾って精一杯演じきりました」と出演した感想を語った岡田さんは、「この作品が2020年という時代を胸に刻み、後世に語り継がれるひとつの原動力となる作品になりますように」と願う。一方、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『無限ファンデーション』などに出演する南さんは、ロックが大好きな水守香を演じる。「実際にマスクを着用し距離感を守りながら臨むお芝居は初めてでしたので新鮮に感じました」と撮影をふり返り、「こういう時だからこそ、ご覧になった方が、少しでも明るく晴れやかな気持ちになってくだされば、と思います」とコメントしている。またこの2人のほかにも、一木美貴子、村上ショージが出演している。大阪発ショートドラマ「これっきりサマー」は8月、NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月04日人情時代劇×妖怪ファンタジー×バディドラマ「大江戸もののけ物語」より、岡田健史や本郷奏多、森川葵ら、さらに妖怪と思われるキャラクターも写し出されたメインビジュアルが到着した。本作は、知の巨匠・荒俣宏の妖怪監修のもと、漫画家・井上淳哉の手による妖怪デザインで、馴染みの妖怪から新しい妖怪までが登場する幅広い世代が楽しめる新しいスタイルの時代劇。すでに発表されている岡田さんや本郷さん、山田杏奈、森川葵、青山美郷、平尾菜々花らに加え、新たに石丸謙二郎、石井正則、高田翔、宮本裕子、酒向芳、池内万作、藤本隆宏、甲本雅裕の出演も決定。語り(ナレーション)は美輪明宏が担当することも明らかになった。そのほかエンディング曲は、つるの剛士と平尾さん(お雛役)によるオリジナル楽曲「大江戸もののけ音頭」に決定した。「大江戸もののけ物語」は7月17日より毎週金曜日20時~BSプレミアムにて放送(連続5回)。(cinemacafe.net)
2020年06月08日大泉洋を主演にムロツヨシや橋本さとし、高橋努らが出演する『新解釈・三國志』。この度、「呉」の孫権役として今年、話題作出演が相次ぐ岡田健史が福田雄一作品に初参加、周瑜役に賀来賢人ほか、矢本悠馬、半海一晃の出演も明らかになった。「三國志」の「蜀」の武将・劉備玄徳を福田監督と初タッグの大泉さんが演じ、“チーム蜀”の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、さらには“チーム暴”の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗が演じることが次々と解禁されてきた本作。今回明らかになった、知略に優れた武将で数々の戦いを指揮し勝利を収め、「呉」の建国者・孫権を支え続けた人物として知られている天下の最高司令官・周瑜を演じるのは、コメディからシリアス演技、さらにはアクションまでこなす実力派俳優・賀来賢人。ムロさん演じる蜀の天才軍師・諸葛亮孔明との策略の読み合いは、まさにシーソーゲーム!天才軍師vs天下の最高司令官、どちらに軍配が上がるのか、要注目。賀来さんは、「あまりふざけないで、かなり真摯に役と向き合い、洗練された演技、存在感を見せることが出来たんじゃないかと思っています。正直、この作品で仕事が増えそうな気もしています。欲を言うと、増えて欲しいです。更に欲を言うと、CMにも繋がって欲しいです」と慎ましく(?)コメント。また、若くして呉の君主として立ち、呉を建国した真面目で英明な君主である江東の覇者・孫権を演じるは、ドラマ「中学聖日記」以降も瑞々しい演技で観る人の心を掴み、活躍の場を広げる若手俳優・岡田健史。福田組初参戦となる本作で、どんな演技を披露するのか、福田組の常連である賀来さんと共に「呉」を導く!「初めての福田組は楽し過ぎました」という岡田さんは、「まさに伝説!と称される福田組に参加できたことは、心の底から自慢したいです! 福田組の皆様、至極ふざけています。本当にふざけている福田組に洗礼を受けました」とふり返る。そして、呉に仕える老将であり、豪快な物腰で若者たちに負けじと、常に最前線で活躍し、人生経験を元に導いていく最前線の宿将・黄蓋を演じるのは、「今日から俺は!!」でもお馴染み、高い演技力で幅広い役柄を見事に演じ分ける矢本悠馬。「今のところ、今作の黄蓋が私の俳優人生で最高齢の役でございます」と矢本さん。「童顔とよく言われる私におじいちゃんを演らすあたり、すでに今までの三國志の概念を覆す福田監督、福田組ならではの自由度! 期待度! 間違いなしであります。私が福田監督に『特におじいちゃんに寄せた芝居ってしなくていいんですよね?』と質問したところ福田監督は「全然しなくていい。いつもの矢本で』と答えてくださりました」と、“老将”の役作りについて告白。さらに、漢王朝の復興が第一とされていた時代に、天下二分の計を唱えた軍師であり、面倒見がいい性格で、かの有名な「赤壁の戦い」では周瑜の補佐を務めた魯粛を演じるのは、幅広い演技で、数々のドラマや映画に出演するバイプレイヤー・半海一晃。「僕は呉の国の軍師です。けっこう偉いよ。だって魏‐呉‐蜀で『三國志』だから。ちなみに蜀の国の軍師がムロクン演じる諸葛孔明です、ビックネームね」と語る半海さんは、「そこそこ順調に撮影を重ねてさぁ今日はいよいよ最終日だぁ、よし頑張ろう!とそこへ呉の国の王様役という超イケメン登場だっ。『えっ!賀来クン王様じゃないの?』『なに言ってンすか。僕将軍ッすよ』『えーっオレずっと賀来クン王様だと思ってたよ…』」といったやりとりがあったことを明かしている。これで“チーム呉”が勢揃いし、劉備(大泉さん)率いる蜀と同じく、群雄割拠の覇権争いに身を投じていく。『新解釈・三國志』は12月11日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新解釈・三國志 2020年12月11日より全国東宝系にて公開Ⓒ2020「新解釈・三國志」製作委員会
2020年06月03日