兵庫県神戸市東灘区及び灘区は酒造業が集積する日本一の酒どころだ。ここ灘の酒造メーカー、酒造組合、集客観光施設などが連携して、「2012灘の酒蔵探訪」を9月29日(土)から11月25日(日)まで開催する。イベントのひとつ「灘の酒蔵スタンプラリー」では、指定された10カ所のポイントのうち3カ所のスタンプを集めて応募すると、ホテル宿泊券、各酒造会社より清酒・食事券、市内観光施設の招待券など、288名に抽選で当たる。スタンプポイントは、浜福鶴吟醸工房、櫻正宗記念館、菊正宗酒造記念館、白鶴酒造資料館、泉勇之介商店、神戸酒心館、こうべ甲南武庫の郷、沢の鶴資料館、灘浜ガーデンバーデン、灘浜サイエンススクエア。また、普段入ることのできない酒蔵開放や試飲会などのイベントも用意されている。酒蔵開放の日程は酒蔵ごとに異なる。白鶴酒造資料館は10月6日(土)と7日(日)で、各日とも10時00分~15時30分。事前申し込みは不要。「福寿」の神戸酒心館は9月29日(土)~11月11日(日)までの土・日に14時00分から開放。事前申し込みが必要で、各日20名限定。「灘泉」の泉勇之介商店は、9月29日(土)~11月24日(土)の土曜日、各日10時00分~16時00分に開放。事前に申し込みが必要。都合により見学ができない場合もある。菊正宗酒造記念館は、10月13日(土)と10月20日(土)の2日間、各日とも10時15分~、14時00分~の2回開催。事前に申し込みが必要で、各回20名限定。「櫻宴」の櫻正宗記念館は、11月3日(土)10時00分~16時00分開放。事前申し込みは不要。屋外イベントと同時開催のため、雨天中止となる。さらに、9月29日(土)~11月25日(日)の土曜・日曜・祝日には、酒蔵地域を巡る期間限定バスも運行する。ルートは阪神御影南口→JR六甲道(乗車のみ)→阪神大石(乗車のみ)→沢の鶴資料館→灘浜ガーデンバーデン→こうべ甲南武庫の郷→神戸酒心館→白鶴酒造資料館→菊正宗酒造記念館→櫻正宗記念館・櫻宴→浜福鶴吟醸工房→JR住吉駅前(降車のみ)→阪急御影(降車のみ)→阪神御影南口。運行本数は1日6便。阪神御影南口発(9時30分、10時41分、11時52分、14時10分、15時20分)。最終便はこうべ甲南武庫の郷発になる(17時00分)。料金は、大人・子どもともに1回乗車100円、1日乗車券200円。なお、酒蔵開放の事前申込先などは神戸市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日自動車道でありながら、サイクリングコースとしても人気が高い安芸灘とびしま海道としまなみ海道が10月1日からフェリー航路で結ばれる。安芸灘とびしま海道とは、広島県呉市から下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島、岡村島、大崎上島を連絡する安芸灘諸島連絡架橋の通称。しまなみ海道とは、広島県尾道市から向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島などを経て愛媛県今治市に至る西瀬戸自動車道の通称だ。フェリーの航路は関前岡村島の岡村港から大三島の宗方港を経て大崎上島の木江に至るルート。これまでも宗方港から木江を結ぶルートはあったが、新たに岡村港と宗方港をつなぐ航路が加わることで、しまなみ海道と安芸灘とびしま海道が結ばれた。しまなみ海道、安芸灘とびしま海道ともに、海の上を自転車で走る事のできる珍しいサイクリングコースとして人気が高い。しまなみ海道の来島海峡大橋は、人気アニメ「サザエさん」のオープニングでサザエさんが自転車で渡る姿が紹介されるほど。しまなみ海道は自動車道ではあるが、歩行車、自転車、原動機付き自転車の専用道路も併設されている。また、サイクリングコースとしての設備も充実しており、尾道から今治までのルートには自由に乗り捨てが可能なレンタサイクルのターミナルが10カ所もある。安芸灘とびしま海道のサイクリングコースは、アップダウンが少なく比較的フラットで、交通量、信号も少ない初心者でも走りやすいコース。サイクリングコース周辺には、ゆたか海の駅とびしま館(大崎下島)、県民の浜(上蒲刈島)、であいの館(上蒲刈島)、海駅三之関(下蒲刈島)などのサイクルステーションもあり、簡単な工具や空気入れの貸し出しを行っている。なお、追加料金を支払えば、フェリーに自転車を持ち込むことも出来る。運行会社は大三島ブルーライン。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日日本酒類販売は、本格芋焼酎の蔵元8社との共同企画により、「荒濾過焼酎」8商品を、8月23日より全国発売する。同企画に参加した蔵元8社「大口酒造」「小正醸造」「さつま無双」「田崎酒造」「種子島酒造」「日當山醸造」「吹上酒造」「山元酒造」は、それぞれ本格芋焼酎を代表する銘柄を製造していることで知られる。「荒濾過」は、このメーカー8社の協力のもと、酒販店・飲食店などを通じ、一般の消費者に、より幅広い本格焼酎の世界を楽しんでもらうために企画された。「荒濾過」は、本格焼酎の個性・各蔵元の個性そのままを味わってもらうため、濾過を最小限に抑えた商品。濾過技術が確立されていなかった時代は、多くの焼酎が、いわゆる“荒濾過”の状態で市販されており、その香味は洗練こそされてはいないものの、味わい深く、どこか素朴さの漂うものだったという。「荒濾過」ではそんな、昔懐かしい焼酎の味わいを再現した。うまみ成分がぎっしりと含まれており、オンザロック・水割りでも十分に個性を感じ取れる。さらに荒濾過焼酎を楽しむには、お湯割りがお勧めとのこと。同社は、「一般的なレギュラー商品ではなかなか味わえない、荒削りでありながらもしっかりと芯のある香味を楽しんでほしい」と話す。■「荒濾過焼酎」8商品ラインアップ 1.「荒濾過黒伊佐錦芋」(大口酒造) 2.「荒濾過小鶴くろ芋」(小正醸造) 3.「荒濾過黒さつま無双芋」(さつま無双) 4.「荒濾過黒七夕芋」(田崎酒造) 5.「荒濾過種子島金兵衛芋」(種子島酒造) 6.「荒濾過日當山芋」(日當山醸造) 7.「荒濾過吹上黒麹芋」(吹上焼酎) 8.「荒濾過さつま黒五代芋」(山元酒造) ※各商品・容量900ml、アルコール度数25%、998円(税込み) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日