足利銀行は19日、「リテールセンター駒生(駒生出張所)」(栃木県宇都宮市)を移転のうえ名称を「宇都宮西支店」に変更し、2013年2月4日に営業を開始すると発表した。宇都宮西支店は55台分の駐車場を備え、太陽光発電設備やLED照明の設置、バリアフリーなど、人と環境に配慮した地上4階建新築ビルの1階部分で営業する。店内では、ゆったりとしたロビースペース、資産運用などの相談コーナー「スマイルデスク」、車椅子の人でも利用できるATM、休日も利用可能な全自動貸金庫などの設備を整えている。あわせてビルの2階部分には、現在、戸祭支店の2階にある「戸祭ローンセンター」を移転し、「宇都宮西ローンセンター」として営業を開始する。同行では、これからも顧客の視点に立ち、サービスの向上につとめていくとしている。所在地〒320-0857 宇都宮市鶴田1丁目7番5号主要設備ATMは5台。視覚障がい者対応、うち1台は車椅子対応全自動貸金庫は364個相談コーナーは5カ所セミナールームは70人程度収容可【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は現在、東京・西東京市に新たなデータセンターを建設しており、10月よりサービスを開始すると発表した。建設地は、武蔵野台地ほぼ中央に位置し、極めて強固な地盤で標高60m以上、海岸線から十分な距離があるため津波・高潮のリスクが少ない。また、都心からのアクセスがよいという利便性の高さも建設地として選ばれた大きな理由だという。耐震は、免震装置とオイルダンパーを組み合わせて地震動を低減する構造となっており、床耐荷重は1.5t/平方メートル。敷地面積は16,532平方メートルで、建物は地下1階~地上4階の5層構造。収容可能なラックスは1階が700ラック、2階が800ラック、3階が800ラックとなっている。電力や通信回線の引込は2系統あり、非常用自家発電設備は、負荷が最も高い状態で72時間稼働が可能な燃料を確保しているという。電源供給は、1ラックあたり平均6kVA、最大20kVA(定格値)だ。日本データセンター協会が定めるデータセンター ファシリティ スタンダードの基準では、建物、電気設備、空調設備、セキュリティのすべて項目でティア4となっている。そのほか、高効率熱源空調機器(冷凍機)の導入で、PUE値(データセンターの全体の消費電力をIT機器の消費電力を割ったもの)は1.4となっており、高い環境性能を有している。セキュリティ面では、ボディースキャナーやX線手荷物検査装置による持込・持出検査を実施。サーバ室入り口は生体認証付ローターゲートによる共連れ防止するほか、ICカード認証対応や生体認証など7段階のセキュリティを実装する。監視カメラシステムは最大で470台設置可能だという。var Eviry=Eviry||{};Eviry.Player||(Eviry.Player={});Eviry.Player.embedkey="EK1WXmCBNfsu9e9fnZ_E4UyMMQ6xJO3UQiq-PeR7TnpcN0GEyCydqJIwJjSwYKhH3EdxHjZmtJFQyv33vS3ofx7QQ..";キヤノンMJおよびキヤノンITSは、西東京データセンターを中核として活用し、グループのクラウドサービス基盤「SOLTAGE」やBPOサービスを強化することで、アウトソーシングサービス事業を拡大。キヤノンMJグループは、アウトソーシングサービスと保守サービスで構成されるストック型ITサービス事業全体で、2015年に約500億円の売上を目指す。
2012年04月19日赤西仁に内定の連続ドラマ「GTO」主役をジャニーズ事務所が降板申し入れジャニーズ事務所が、赤西仁(27)に内定していたフジテレビ系連続ドラマ「GTO」の主役降板を申し入れ、テレビ局との話し合いの結果、降板が決定した。ジャニーズ事務所の黒木メイサ(23)との結婚を事後報告した赤西に対してのペナルティーは、全国アリーナツアーを全面中止に次いで2度目の重い処分となった。「GTO」主演内定は赤西の内定していた「GTO」は反町隆史主演で大ヒットした1998年のリメーク版。内定は電撃結婚の前に決定していた。赤西には、アメリカ凱旋・全国アリーナツアーの会場キャンセル代など中止にかかる費用などを全額を負担させることも決っまており、現時点でスケジュールが完全白紙になった赤西にとっては大変な重荷になるだろう。アメリカ留学、KAT-TUN脱退、全米への挑戦と赤西の意思を尊重してきたジャニーズ事務所だったが、赤西の今回の結婚事後報告への怒りは止まらないようだ。黒木メイサのコメント黒木は15日、マスコミ各社にFAXで現在、妊娠4ヶ月である事をお詫びの言葉とともに報告。今は心身ともに安定し、夫婦で10月に生まれて来る新しい命に愛情を注いでいくと記している。元の記事を読む
2012年04月16日メイサとのデキ婚で世間を騒がす赤西仁先日、黒木メイサとのできちゃった結婚が報じられた、元KAT-TUNの赤西仁。(【速報】2月2日赤西仁と黒木メイサ電撃入籍!妊娠発覚?デキ婚?)結婚を事務所に事後報告するなど大きな問題となり、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長からも、「何らかのことを考えないと」と処分の可能性を示唆されていた。赤西仁にくだされた処分とはその「最初の処分」にあたるのが「ドラマGTOの続編の主役の降板させ、さらに代役を赤西とライバル関係にあたる亀梨和也にする」といわれている。さらに、噂ではジャニーズ内で「赤西との接近禁止令」が出ているそうだ。他のジャニーズメンバーが赤西の「悪影響」を受けないようにするための配慮なのだろうか。彼女もちで結婚をしたくても事務所の反対でできなかったメンバーが、「でき婚」ならありなのかと「色めき立っていた」ことも背景にあるようだ。批判をあびる赤西仁この通達に対して、山Pや錦戸など赤西軍団の主要メンバーは、事務所に逆らってまで赤西と仲良くするつもりはないという。ファンの気持ちだけでなく、事務所など自分たちの周りの人々までを無視して踏み切った結婚だっただけに、世間から批判の声は大きい。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月27日毛穴が黒ずむ、くすみが気になる…そんなお悩みを持つ女子に話題の洗顔コスメが「洗凛」だ。「洗凛」は、90%以上が天然国産美容成分(純国産馬油100%素地、サクラ、ツバキ、ホホバ、ヒアルロン酸など14種類)でできていて、約2カ月もの時間をかけて手作りされている石鹸。なんと、IKKOセレクトショップPINK by IKKOでも取り扱われていた実力派!まずは顔を濡らして「直ヌリ」。石鹸がオイルのようにぬるっと溶け出してメイクや油汚れをしっかりクレンジング。次はとろっとした泡で古い角質まで落とす「泡洗顔」。特に乾燥が気になる時は、泡をそのまま肌にのせておく「泡パック」。すすいだ後は驚くほど肌の潤いを実感できる。この3つが1つの石鹸でできる“多機能”が特徴で、使った人の満足度が高いため、愛用者やリピーターが続出し注目を集めている。初回購入は特典もあるので、まずはトライして「洗凛」の実力を実感してみて! 『凛』シリーズ14日間トライアルセット お問い合わせ:ナチュムラコスメティクス tel.0120-25-7260受付時間:9:00~18:00(土・日・祝・年末年始休) 公式サイト
2012年02月13日全米で活躍する赤西仁から嬉しいお知らせ2010年8月31日で人気ジャニーズアイドルグループ「KAT-TUN」を脱退した赤西仁(あかにしじん)。昨年11月にはついに全米デビューを果たし、今年公開予定の忠臣蔵をテーマにした映画「47 Ronin」ではハリウッドデビューも果たす。そんな彼のブログによると、シングル「Sun Burns Down」の発売を記念しておこなわれる全米ツアーのVIPチケットが「ファンビデオコンテスト」の勝者におくられるという。コンテストに応募して、赤西仁に会おう!このコンテストは、彼のシングルタイトルでもある“Sun Burns Down”(太陽が燃え落ちる)を色々な形で表現するビデオコンテストで、歌っても踊ってもよし、お笑いからアニメーションまで、形をとわずユニークで才能あふれる映像を募集する。審査員は、スキルと創造性、人気によってファイナリストとなるビデオを5つピックアップし、最終審査はファン投票によっておこなわれる。1月27日にスタートしたコンテスト、応募の締切は2月12日。投票は2月14日から2月20日までに行われ、勝者は2月21日に発表される。ファイナリストにはロサンゼルスかニューヨークのいずれかのコンサートペアチケット、そしてなんと勝者にはコンサートで「赤西仁に会えるVIPパッケージ」チケットが贈られるという。応募資格はアメリカとカナダに合法的に在住している人となり、日本のファンたちが参加できないのは残念だ。それでも、せっかくのチャンス、参加資格のある人はふるって応募しよう!(ルールや応募方法の詳細に関しては、赤西仁の公式ホームページから確認しよう!)編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年02月03日国民的作家・藤沢周平の短編小説を、東山紀之を主演に迎え映画化した『小川の辺』で、菊地凛子がヒロインを演じることが明らかになった。菊地さんが演じるのは、主人公・戌井朔之助の妹、田鶴。藩から上意討ちの命を受けた朔之助は、狙う相手・佐久間森衛の妻が、実の妹・田鶴であることにより、肉親の情愛と武士としての宿命の間で苦悩することになる。実は時代劇初挑戦の菊地さん。トレードマークの金髪を黒髪に変えて、9月19日(日)の千葉県で行われた撮影に挑んだ。作品について「この作品は、脚本がすごくいい。日本人に生まれたからには、ずっと時代劇に出演したいと思っていた。自分のキャリアの中に、この作品が刻まれることは、とてもうれしい」と意欲的な一面を見せつつ喜びを語った。キャスティングの理由について製作側からは「菊地凛子さんをキャスティングしたのは、目の力、ハリウッドも認めるその演技力はもちろんですが、一番の理由は、彼女ならば、本当に実の兄を討ちそうだ、ということにつきます。役を超えてリアリティが出せる人、そんな人は菊地凛子さんしかいません」と期待を寄せる声が。本格時代劇という新たな新境地に挑む菊地さん。掟を破ってまでも愛する人を守ろうとする役どころをどう演じるのか?『小川の辺』は2011年、初夏公開。■関連作品:小川の辺 2011年、初夏公開
2010年09月29日「次々と話題作に出演」という言い方はもちろん間違いではない…が、より正確に言うならば彼女が出ている作品とその役柄が、そして何より“菊地凛子”という存在が話題を呼ぶのである。11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開となる『ナイト・トーキョー・デイ』では、バルセロナ出身で日本でも高い人気を誇る女性監督イザベル・コイシェとタッグを組み、築地の魚河岸で働きつつ、殺し屋としての裏の顔を持つ女・リュウを演じている。世界的な監督が東京を舞台に紡ぎ出した本作で、菊地さんは何を考え、どのような刺激を受けたのか――?実業界のある大物の娘の自殺。父親はその悲劇の責任を彼女のスペイン人の夫に求め、リュウに彼の暗殺を依頼する。だが、こともあろうにリュウは自らのターゲットと知りつつも、そのスペイン人・ダビと恋に落ちてしまう――。“異邦人”コイシェ監督の目を通して、普段、我々が見慣れているはずの“トーキョー”はエキゾチックに、メランコニックに彩られ、全く違う表情を見せる。「イザベルならではの危険で美しい作品に仕上がったな、と思います。すごく野生的で繊細で、官能的で――。彼女は自分でカメラを覗き、演出もするという特殊な監督なんですが、そもそも脚本も、ト書きの説明に至るまで、すごく“詩的”でしたね。だからすごく美しいんですけど、決して説明的ではなくて、意味に関してはお客さんに投げちゃってる。東京の描写にしても、そこにあるのがリアリティである必要はなくて…。例えば、地下鉄の中を足の生えた木が歩くシーンであれ、女体盛りのシーンであれ、ラブホテルの描写にしろ、『実際の日本では…』とか『どうしてこうなるのか?』と言う人はいると思いますが、彼女の視線を通して描くからこそ成立するのが映画であり、そもそも映画自体が虚構みたいなもの。そのミステリアスな部分が面白いんだと思う」。では菊地さんの視線を通して“トーキョー”という街はどう映るのか?「私にとっては慣れ親しみ過ぎてて、すでに“自分の体の中に流れている”ような感覚だから、よく分からないというのが正直なところです。でも、今回の映画を観て感じたのは東京という街の“音”ですね。『MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO』というのがこの映画の原題だけど、首都高、商店街、渋谷の交差点とものすごい音にあふれた街なんだっていうことは改めて意識させられましたね」。「リスキーなチャレンジ」であり、「どこかでやらなくてはいけないと思っていた」と彼女が語るのが英語での演技。その難しさをこうふり返る。「どんなに感情を作ってもセリフに感情が伴わなければ台なしになる可能性もある。だから、感情や感受性だけで挑むのではなく、テクニックの部分も強く意識しましたね。イザベルには、英語で話すときに声が高くなりがちで、そこで弱さやかわいらしさが見える、と指摘されました。でもそれは今回の作品には要らないから、もっとローボイスで話してほしい、と。でも低い声だと発音しにくい単語もあって、そこばかり意識すると逆にセリフに感情が乗らなかったり…。それぞれの発音や流れに関してしっかりと定着させた上で、(感情を)開放すべきところは開く、というやり方で。これまで、少し英語を話す作品はありましたが、どこかでしっかりとやらないとまた避けてしまい、新しいことが入ってこなくなると思って臨みました」。最初に作品について彼女が言った「野生的」、「繊細」そして「官能的」という言葉はそのまま彼女が演じたリュウそのものである。どのようにキャラクターをつかんだのか?という質問に対し、コイシェ監督の現場でのスタイルを挙げてこう説明する。「彼女の現場はリハーサルは多くて3回。だから徐々に(気持ちを)作るという工程は取れないんですよ。だから、最初から持っていかなくちゃいけないんだけど、そうすると逆にストップが効かなくなることもあって、集中して入り過ぎて涙が止まらなくなってイザベルやスタッフに『凛子、これ映画だから』って言われてハッとなったり。変に酔っちゃうんですけど、それが彼女のテクニックなんじゃないかと思います。映像に関しては詩的なものを撮ろうとする人なのに、俳優に対してはすごく動物的なアプローチをさせる。ある意味、すごくバランス感覚を持った監督ですし、そういうやり方をする人はいままで会ったことがなかったです」。“動物的”という部分は、「菊地凛子」という女優へのアプローチとして最適の方法と言えるのでは?「そうかもしれない(笑)。多分、最初は直感で(役に)入っていくんですね。今回、暗殺者を演じるに当たって、自分ならどういう状況に至れば人を殺すか?とか考えたり、心理についての本を読んだりもしました。こういう取材で言葉で説明し、伝えることに手馴れてきたな、とも思いますが(笑)、でもやっぱり直感なんですよね。これ、説明するのは本当に難しいんですけど(苦笑)」。今回のコイシェ監督にアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バベル』)、トラン・アン・ユン(『ノルウェイの森』)など、世界的な監督と組んで、他の者には真似できないキャラクターを作り上げてきた菊地さん。彼女自身は「“海外の監督”とか“邦画”といった分け方は好きじゃない」と前置きした上で、今後についてはこんな言葉を。「どんな監督ともやってみたいですね。大事なのは監督が役者を信用して、挑戦させてくれること。メキシコ人にスペイン人、アメリカ人、フランス人とこれまで一緒にやってきて、いろんな国の文化を知れたというのもすごく面白かった。決して日本映画を無視しているわけではないので、お話があればやらせていただきたいですし、インド人とかイタリア人とかとも一緒に映画作ってみたいですね」。天衣無縫――。東京で、地球の裏側で、彼女が誰と一緒に何を作ろうがもはや驚くまい。確かなことは彼女が常に挑戦し続けるということである。■関連作品:ナイト・トーキョー・デイ 2010年9月11日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2009 MEDIAPRODUCCION, S.L. / VERSATIL CINEMA, S.L.ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』ポスタービジュアル解禁!『ノルウェイの森』にスタンディング・オベーション松山ケンイチ「確信」得た!『ノルウェイの森』に質問続出! 凛子、松山ケンイチと「楽屋にこもって話し合った」村上春樹原作の“逆輸入”短編映画でナスターシャ・キンスキーの娘がヌード披露今度の菊地凛子は殺し屋!『ナイト・トーキョー・デイ』試写会に5組10名様ご招待
2010年09月10日オスカー候補になったあの『バベル』への出演以降、菊地凛子の活躍は世界へ広がっている。ライアン・ジョンソン監督、エイドリアン・ブロディ共演の『The Brothers Bloom』、イザベル・コイシェ監督の『Map of the sounds of Tokyo』、マイケル・ハフストローム監督、渡辺謙共演の『Shanghai』、村上春樹のベストセラーを映画化するトラン・アン・ユン監督の『ノルウェイの森』──待機作のいずれも海外の監督との仕事だ。そして、国際女優として一歩、また一歩、前進していく彼女が新たに興味を示したのは、第77回アカデミー賞で脚本賞に輝いたアメリカ映画の名作『サイドウェイ』を日本人キャスト、外国人スタッフ、オール海外ロケで作った異色の日本映画である。「タフになるために作品を選んでいきたい」「海外だからという理由で作品を選んでいるわけではないんです。ただ、自分ができないなと思うものや、怖くてイヤだなと思うような演技に挑戦したい時期なんですよね。海外の作品は海外であるだけで大変な思いがあるから…タフになるために国内外問わずそういう作品を選んでいきたい。でも、個人的には日本食が好きなので、撮影が終わって美味しいものが食べられる日本が本当は一番いいんですけどね(笑)」と、穏やかな口調、やわらかな物腰で話すが、その志はかなり高い。今回の『サイドウェイズ』でももちろん挑戦はあった。彼女が演じるミナ・パーカーという役は、生まれも育ちもアメリカという設定。流暢な英語とたどたどしい日本語を会話に混ぜ込む演技は「すっごく大変でしたね」とふり返るが、そんな苦労を微塵も感じさせない演技はさすがだ。さらに、言葉だけでなく細かな動きも研究したのだという。「向こうの人の独特な動きがあるので、撮影現場にいたミナっぽい女性の動きを参考にしたり、ハーフの友達に『このセリフ言ってみて』と微妙なアクセントを聞いたりしました。難しい役柄ではあったけれど、ミナは前向きで明るい女の子。痛みや辛さがない分、楽しかったですね」。「大変だったけれど、楽しかった」と笑顔を見せる背景には、小日向文世、生瀬勝久、鈴木京香という実力ある俳優が共演陣に揃っていたこと、やり甲斐のある環境だったことも挙げられるだろう。「ほんとに。日本映画でこれだけ有名な俳優さんと仕事をするのは久々だったので、最初はちょっと緊張しましたけど、小日向さんが笑うとみんながフワ〜っとして心地いい気分になったり、生瀬さんは役柄通り英語もすぐに覚えて積極的に話していたし、京香さんはマイペースに生きている面倒見のいいお姉さんという感じで、すごくいい現場でした」。撮影は約1か月間カリフォルニアで行われ、「時間があるときはみんなでご飯を食べに行ったりしました」と、キャラクター同様に密な関係を築けたと語る。「毎日美味しいワインが飲めて、いい現場!」特に共演が多かった生瀬さんについては、彼のアドリブ力に「新鮮な気持ちになれた」と驚きを隠さない。「生瀬さんのアドリブはすごいんです。セリフは一緒なのに毎回動きとかちょっとしたことを変えてくる。『この人、すごいなぁ』って思っていました」。中でも笑えるのは、大介とミナの喧嘩シーンだ。「生瀬さんがお兄ちゃん的な優しい方だったので、遠慮なくブッていこうと思ってブッたら赤くなっちゃって。あっ、でも(打つ瞬間は)本当のフライパンじゃないですよ。あのシーンを本物のフライパンを使っていたら殺しかねないですからね(笑)」と、撮影時のエピソードを語ってくれた。「洋酒全般は何でも飲みますね」という菊地さん。今回の撮影を通してカリフォルニア・ワインの美味しさを知り「毎日美味しいワインが飲めて、いい現場でした!」と幸せな笑顔を見せる。そして、“菊地凛子”流の映画『サイドウェイズ』の見方をこう提案する。「この映画を観るとワインを飲みたくなると思うんです。だから、ワイン好きな人は夕方頃に映画を観て、その後に1本のワインを誰かと開ける…そういうのもひとつの見方かなって思います。あと、ナパ・バレーはワイナリー以外何もないところですけど、観たらナパに行きたくなる人、多いと思いますよ」。(text:Rie Shintani/photo:Hirarock/stylist:Yuta Kaji/hair & makeup:Yasushi Miyata)■関連作品:サイドウェイズ 2009年10月31日より全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation and Fuji Television Network, Inc.■関連記事:菊地凛子&鈴木京香、仲良くぶどう柄でペアルック?『サイドウェイズ』舞台挨拶菊地凛子、流暢な英語で「ワイン大好き」『サイドウェイズ』、本場ナパで大盛況舞台挨拶&生演奏付き!『サイドウェイズ』プレミア試写会に25組50名様ご招待ファッション小噺vol.112日本女優の美肌のヒミツはこれだった!
2009年10月14日