京阪電気鉄道は5日、旧3000系特急車(現在は8000系30番台に改番)の引退を発表し、特設ウェブサイト「旧3000系特急車 -ラストランに向かって-」を開設した。旧3000系特急車は1971年にデビュー。車内冷房装置やカラーテレビ、世界初の一斉自動転換式クロスシートなど、当時の最先端のサービスを随所に導入した車両だった。「テレビカー」の愛称とともに、長きにわたり京阪電車のイメージリーダーとして親しまれてきた。後継の特急用車両8000系の登場後、1995年に大規模な更新工事を実施し、ダブルデッカー(2階建て車両)も導入して8000系と同等の車内設備に。中之島線が開業した2008年、「コンフォートサルーン」3000系の登場で車両番号を譲り、現在は8000系30番台として、1編成(8両編成)が活躍を続けている。京阪電気鉄道はこのほど発表した本年度の設備投資計画にて、8000系のリニューアルを引き続き進めることを発表しており、リニューアル後は車内に設置されたテレビも撤去される。旧3000系特急車はこのリニューアルの対象外とされてきたが、来年春の引退が決まったことで、戦後から続いた京阪特急伝統の「テレビカー」は姿を消すことになる。5日に開設された特設ウェブサイトでは、旧3000系特急車の運転予定時刻やイベント情報を掲載しており、随時コンテンツが追加される予定だ。夏休み期間には、同車両の引退を記念した各種イベントやグッズ販売も行われるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日ビー・エム・ダブリューは18日まで、東京・丸の内の「BMW Group Studio」(東京駅八重洲口より徒歩2分)にて、MINIが布袋寅泰氏とのコラボレーションで制作した「MINI Coupe」「MINI Roadster」を特別展示する。布袋氏のギターレプリカやさまざまなグッズもあわせて展示される。このコラボレーションモデルは、MINIの日本発売10周年と、布袋氏の50歳の節目をきっかけに実現したコラボ企画から誕生した。MINIは英国でデビッド・ボウイなどの一流アーティストとのコラボレーションを数多く行っている。2台のMINIはそれぞれ内外装に特別なカスタムを施した。「MINI Roadster」は布袋氏のトレードマーク、幾何学模様を施した「ギタリズムモデル」。一方、「MINI Coupe」は赤と黒のツートンカラーが鮮やかな「ブラックファイヤーモデル」となっている。今回の発表では、この2台のイメージビジュアルも初めて公開された。「ギタリズムモデル」はインテリアの隅々まで幾何学模様が施されており、そのカスタムはシフトノブのブーツにまでおよび、非常にこだわってつくられていることがうかがえる。「ブラックファイヤーモデル」は一見単純なカスタムに見えるが、実際には車内の丸いリングすべてに赤メッキが施されており、きわめて手間のかかるカスタムとなっている。両車は「BMW Group Studio」で特別展示された後、7月末のMINI宝塚での展示を皮切りに、MINI正規ディーラーで順次展示予定。詳細はMINIウェブサイトで発表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日ビー・エム・ダブリューは18日、MINIと布袋寅泰さんとのコラボレーションで製作された「MINI Roadster」「MINI Coupe」を日本武道館に特別展示した。MINIと布袋氏のコラボは、MINIの日本発売10周年であること、布袋さんの50歳という節目の年であることなどをきっかけに実現したもの。MINIは英国でアーティストとのコラボレーションを行っているが、日本人ミュージシャンとのコラボは今回が初となる。具体的なコラボレーションの内容として、布袋さんのライブへの協賛、コラボモデルの製作をすでに発表していた。MINIが協賛するライブは6月18~19日の2日間、日本武道館で開催されており、これに合わせて、「MINI Coupe」「MINI Roadster」のコラボモデルが日本武道館の屋外に特別展示されることに。「MINI Roadster」は、布袋氏のトレードマークである白黒の幾何学模様をモチーフにした「ギタリズムモデル」。MINIは丸みのあるボディ形状のため、幾何学模様を施すのには非常に苦労したという。一方、「MINI Coupe」は赤と黒のツートンカラーが鮮やかな「ブラックファイヤーモデル」となっており、車内の丸いリングすべてに赤メッキを施すため、熱をかけてていねいに取り外し、メッキ後に再び熱をかけて溶着するといった手間のかかる施行が行われたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日ビー・エム・ダブリューはこのほど、プレミアム・コンパクトカーのMINIに贅を尽くした最高級品質の装備を搭載した「MINI INSPIRED BY GOODWOOD」を発表した。車名の「GOODWOOD」はイギリスの地名で、ロールスロイス・モーターカーズの本社があることで有名。今回発表された特別仕様車の名前は、「ロールスロイスからインスピレーションを受けたMINI」という意味があり、贅を尽くした豪華さがその特徴となる。同車は「MINI Cooper S」をベースに、エクステリアにおいてはロールスロイス専用色のダイアモンド・ブラック・メタリックのボディに、専用サイドスカットルや17インチアロイホイールを装備する。インテリアはさらに豪華で、専用ドアシル、ロールスロイス・コーンシルク・ベージュのレザー・インテリア、ウォールナット・インレイのインテリア・サーフェスとドア・ハンドル、カシミアのヘッドライナーとサンバイザー、ディープ・ウール・フリース・フロア・マットなど、枚挙にいとまがない。その他、オートマチック・エア・コンディショナー、クルーズコントロール、MINI Visualブースト、マルチファンクション・スイッチ付き3スポーク・スポーツ・レザー・ステアリング・ホイールなども標準装備。価格は570万円で、全世界1,000台の限定発売。全国のMINI正規ディーラーで注文を受け付ける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月27日ニチバンは5月21日、テープの切り口がまっすぐで、持ち運びに便利な小巻サイズの「セロテープ直線美mini」3色を発売する。同社のセロテープ「直線美」シリーズは、凸凹の少ない新設計の刃を採用したことにより、テープの切り口がまっすぐ美しく切ることができるのが特長。スタイリッシュなデザインも好評だという。このほど発売した「セロテープ直線美mini」は、持ち運びにも便利な小巻サイズのテープに対応したカッターつきセロテープ。カラーは、白・黒とシリーズ初の赤の3色。縦置きもできる独自のデザインとなっている。同商品は、従来の小巻用テープの約2倍の長さの「セロテープ小巻ミドルサイズ(20m)」にも対応。凸凹の少ない「直線美」独自の刃を採用しているため、切断面にギザギザがなくきれいに貼ることができる。また、刃に凹凸が少ないため、刃に触れてもケガをしにくく、従来の刃と比べて少ない力で切断できるとのこと。セロテープ直線美miniは、全国の文具店、事務用品量販などで販売。価格は希望小売価格504円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日JR西日本はこのほど、特急「くろしお」用新型車両287系の追加投入を6月1日からと発表した。同車両を使用する「くろしお」は、現在の4往復から7往復に増やされる。京都・大阪から紀伊半島方面へ向かう特急列車は、今春のダイヤ改正で「くろしお」に名称を統一。381系と283系(オーシャンアロー車両)に加え、新型車両287系による運転も開始した。287系は現在、新大阪~白浜間の「くろしお」4往復に使用されているが、追加投入にともない、381系で運行中の「くろしお7・15・19号」「くろしお14・18・30号」も287系に。6月以降、「くろしお」の定期列車に使用される381系はパノラマ型グリーン車を連結した編成のみとなる。287系に置き換えられる381系には、記念撮影用に「パンダシート」が設置されている。JR西日本は287系追加投入とともに、「『パンダシート』は引き続きお楽しみいただけます」と発表しており、使用列車や運転開始の日程については決まり次第、告知するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月21日ビー・エム・ダブリューはこのほど、同社の展開するMINIブランドと、ミュージシャンの布袋寅泰氏とのコラボレーションを実施すると発表した。MINIの日本発売10周年、布袋氏の50歳と互いに節目の年に実現したこのコラボにより、ライブへの協賛、コラボレーションモデルの発売などを行う。今回のコラボは、1月から予約注文を開始した「New MINI Roadster(ミニ・ロードスター)」のドライビング・プレジャーやスポーティで冒険的な商品特性が、ロック界のカリスマである布袋氏と多くの共通項を持ち、ベストマッチであることから実現したという。MINIは過去にポール・ウェラーやデビッド・ボウイなどのUKロック歌手とコラボレーションしているが、日本人ロック・ミュージシャンとのコラボレーションは初めてとなる。具体的には、今年6月18~19日に日本武道館で開催されるライブ「布袋寅泰 GREATEST SUPER LIVE ”GUITAR × SYMPHONY” HOTEI with THE ORCHESTRA ~World Premiere~ Powered by MINI ROADSTER.」に特別協賛する。また、布袋氏のトレードマークである白黒の幾何学模様をモチーフにスペシャルデザインを施した「MINI Roadster」および「MINI Coupe(クーペ)」のコラボレーション・モデルを特別制作し、このライブで発表する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日カタログ通販ベルメゾンで大人気の、インテリア雑貨のオリジナルブランド『mini labo(ミニラボ)』の店鋪がこのたび、青山から代官山にお引っ越し! 新たに『mini labo l’atelier daikanyama(ミニラボ ラトリエ代官山)』として、3月20日にリニューアルオープンした。その内覧会で訪れたお店の様子をレポートします!ミニラボは、キャロリーヌとセリーヌの、2人のクリエイティブユニットによるブランド。彼女たちのパリのアパルトマンの一室をイメージして作ったという『ミニラボ ラトリエ代官山』は、外観からとても華やかでラブリーな印象。さらに中に入ると、内装にオーク材の床やアンティーク風の板壁を使用するなど、随所にこだわりが満載! ミニラボならではの花柄や、パリをおもわせるモチーフの可愛いアイテムがずらりと並び、ウキウキするような空間が広がっている。定番で人気のスーツケースや、春らしさいっぱいのバッグや小物類をはじめ、シューズや衣類、カーテン、寝具、キッチングッズなどなど、ライフスタイル全般を網羅するアイテムは、なんと500点にも及ぶ充実ぶり。大人が楽しめるのはもちろんのこと、マタニティー・ベビーアイテムから、子どものための衣類やグッズまで、バラエティ豊かに取りそろえているので、親子で出かけるのもおすすめ!店内のところどころにいる、ミニラボの人気キャラクター、くまのSIMON(シモン)くんのアイテムにもぜひ注目してほしい。さらに、カタログでは販売していない、一点もののハンドメイドの人形や、スクリーンプリントアートも間近で見られ、手に入れられるのも嬉しいところ。また、店内奥にある寝室のコーナーは、インテリアをコーディネートする際の参考にもなりそう。今回は残念ながら来日できなかったけれど、事前にmini laboのおふたりに、この新しいお店についてお話をうかがっていた。すると、「寝室のコーナーがとても居心地よくて気に入っています。ガラスで仕切られているのが、パリのアトリエ風。寝室コーナーはもちろんですが、全体的にもすごく素敵に仕上がっていると思います!」と話してくれた、キャロリーヌさんとセリーヌさん。さらに、こんなメッセージも!「『ミニラボ ラトリエ代官山』は、ミニラボのオブジェやキャラクターたちがたくさんで、まるで“東京のミニラボのお家”のようです。ご来店いただいた方々が、ミニラボの家に招かれたお友達のように、心地良い時間を過ごしていっていただければと思っています」本当に、おしゃれで、かわいくて、機能的なアイテムが揃っていて、眺めているだけでもハッピーな気持ちになってしまう。とにかくミニラボの魅力がぎゅっと詰まっているので、ぜひ体感してほしい!そして、今回の移転オープンを記念した店鋪限定のマグカップも2種類、数量限定で販売中。お見逃しなく!mini labo l’atelier daikanyama(ミニラボ ラトリエ代官山)住所:東京都渋谷区代官山町20番9号 アクシス209 代官山1F※代官山駅西口から徒歩約1分営業時間:11:00~20:00 取材/田辺香
2012年03月26日近畿日本ツーリストは14日、西武鉄道が運行する特急レッドアロー号を貸し切ってのお見合いイベント企画「~愛を探す列車の旅~ The 鉄コン! in 秩父」を発売した。同イベントでは、西武鉄道の池袋駅 - 西武秩父駅間に貸切列車を走らせて、列車内でお見合いを行う。東京の私鉄沿線を利用した初めての婚活イベントになるとのこと。参加者同士がより深く交流できるように、各号車を年齢や趣味で分け、さらに席替えやビンゴゲーム大会なども実施する予定。恋愛パワースポットである秩父神社の神主による特別祈祷、秩父市商工会議所とのタイアップイベントなども盛り込まれている。旅行代金は、往復の貸切特急列車乗車代、イベント参加費、昼食(ビュッフェ)1回など込みで男性が1万2,000円、女性は9,800円。参加資格は20歳~40歳代の独身男女で、同性2名での参加が必須となっている。募集人員は300名。5月11日17時締め切りだが、定員になり次第締切るとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月15日近畿日本鉄道は19日、名阪ノンストップ特急のラストランを記念し、最終運行列車(近鉄名古屋駅16時発、大阪難波駅18時発)にて記念特急券台紙「名阪ノンストップ特急ファイナル」を進呈する。名阪ノンストップ特急は大阪難波~近鉄名古屋間で運転。大阪市内の大阪上本町駅と鶴橋駅のみ停車し、鶴橋~近鉄名古屋間は全駅通過だった。同社の「アーバンライナーnext」(21020系)と「アーバンライナーplus」(21000系)を使用し、これまで平日15本、土休日16本運転されていた。今月20日のダイヤ変更で、三重県内の駅から大阪・名古屋方面への利便性向上を図るため、名阪特急はすべて津駅に停車することに。19日が名阪ノンストップ特急として最後の運転となる。これを記念し、最終運行列車の車内で利用者に進呈する記念特急券台紙では、「アーバンライナーnext」と「アーバンライナーplus」、近鉄の路線図をデザイン。「名阪ノンストップ特急の運行を、記念台紙とともに皆さまの思い出の1ページに残していただければ」と近鉄は発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日日本の寝台列車は1泊だけだけど、海外には2~3泊以上のクルーズトレインがいくつも走っている。映画『大陸横断超特急』はロサンゼルス発シカゴ行き、2泊3日の列車の旅を描いた作品だ。美女と出会い、食堂車やラウンジカーでのひとときを楽しむなど、アメリカの鉄道旅行気分をたっぷり味わえる。ただし、この映画の主人公みたいに、列車から落とされたり、銃撃戦に巻き込まれたり……、という”アトラクション”だけは勘弁だけど(笑)。主人公の編集者、ジョージ・コールドウェルは、妹の結婚式に向かうため、ロサンゼルス発シカゴ行きの寝台特急「シルバー・ストリーク」に乗る。最後尾の展望ラウンジで親しくなったセールスマンのボブ・スウィートに、列車の旅の魅力は美女を誘うことだとそそのかされるが、ジョージの旅の目的は「ゆっくり読書をしたいから」。そんな彼だが、偶然にも隣の部屋の美女、ヒリー・バーンズと親しくなる。恋に落ちたジョージ。ところが、ベッドから車窓を見ると、突然、男性の遺体が落ちていった。翌朝、秘密を知ったジョージは、悪人たちに列車から落とされてしまう。その後、農場の老婆と出会い、飛行機で追いかけることに。列車に戻れたジョージは、じつはFBIの捜査官だというボブから事件の手がかりを知らせられる。そのボブも殺されてしまい、悪人と戦うことになるジョージ。列車の屋根で自分を落とした男を倒すも、信号機に引っかかりまた落ちてしまう。今度は保安官事務所でパトカーを奪い、パトカーに乗っていた車泥棒のグローヴァー・マルドゥームと列車を追いかける。スポーツカーを強奪して、再び列車に戻ってきたジョージは、ヒリーを助けようとして悪人たちと銃撃戦になり、追い詰められてまたまた列車を脱出。川に落ちたところで警察に捕まってしまう。警部は真相を把握しており、悪人たちを捕えるため、列車に停止命令を出す。警察隊と悪人たちとの銃撃戦の中、ヒリーを助けるため列車に戻ったジョージとグローヴァー。しかし列車が動き出し、コントロール不能のまま、シカゴ駅へと暴走を始める……。DVD版では、ジョージの声を広川太一郎が担当しているが、独特の”広川節”は控えめ。むしろ渋い演技で、『宇宙戦艦ヤマト』の古代守風だ。ヒロインのヒリーの声は、『ヤッターマン』ドロンジョ役などでおなじみ小原乃梨子。ジョージが出会うとぼけた保安官は、こちらも『ヤッターマン』ドクロベー役などで知られる滝口順平が吹き替えている。ジョージに倒される悪の手下、リースを演じたのはリチャード・キールで、後に『007』シリーズの悪役ジョーズを演じた。列車内で殺人事件、銃撃戦、ラストシーンは列車が暴走して駅に突入。こんなシナリオでは、鉄道会社も撮影を許可しにくいだろう。全米で旅客列車を運行するアムトラック社も、同作への撮影協力を断ったといわれる。劇中に登場する列車名であり、映画の原題でもある「シルバー・ストリーク」も実在しない。「シルバー・ストリーク」の名は、客車の銀の縞模様から。鉄道車両メーカーのバッド社が開発したディーゼルカーの高速列車「パイオニア・ゼファー」をイメージしたといわれている。車体のロゴはアムトラックにそっくりな「AMRORD」だ。それでも劇中、実際に列車が走行するシーンがふんだんに登場する。撮影に協力した鉄道会社はカナダのCanadian Pacific Railway(カナダ太平洋鉄道)とのこと。機関車も客車も同社のものだけど、きっと当時のアメリカの列車と似たようなものだったのだろう。「シルバー・ストリーク」のルートは、「ロサンゼルスを出発、ネバダを走り抜け、コロラドロッキー山脈を越え、カンザスシティーへと突っ走り、ミズーリ、アシュランドは通過して、ミシシッピーを渡り、2日半でシカゴにつく」と劇中で紹介されている。この会話が登場するのは、最後尾の展望ラウンジバー、にぎやかな大人の社交場でのことだ。ジョージが乗る1等車は1人用個室で洗面所付き。ヒリーの個室は隣で、間の壁は取り外しでき、ツインルームとしても使える仕様に。ヒリーのボスが乗る車両はリビングルーム付きのスウィートで、ほかに日本の2段式A寝台にあたる中央通路式の寝台車もある。ジョージとヒリーが親しくなる食堂車はアラカルト方式で、コースのオーダーも可能。ほぼ全編にわたり豪華な列車の旅が見られる。「シルバー・ストリーク」は実在しないが、ロサンゼルスとシカゴを結ぶ列車は実在する。「サウスウェスト・チーフ」の名で現在も運行され、「シルバー・ストリーク」とほぼ同じダイヤで、約3,600kmを2泊3日で走る。しかも毎日出発だという。日本では夜行列車がどんどん廃止される中、自動車社会で自家用飛行機も普及するアメリカでは、いまだ長距離列車が残っている。うらやましい限りだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日3日、BMWの自動車ブランド『MINI』が、日本発売10周年を記念し、表参道周辺にてパレードイベント「MINI 10th Birthday Run」を行った。MINIが日本で発売されたのは、2002年の3月2日。BMW JAPANはこの日を「ミニの日」と名付けており、発売10周年を迎えた今年はMINIのオーナーたちへの感謝をこめて、愛車でパレードをしてもらおうと企画したものだ。先着で集まった320組の参加オーナーたちには、事前にMINIの生まれ故郷であるイギリスの国旗をあしらった旗が送付され、この日はその旗を車のアンテナ部分に立てたMINIが集結。家族連れ、カップル、友人同士といった参加者たちがいたが、その多くはそれぞれの愛車の屋根をオープンした状態で原宿~表参道~南青山~神宮前という1周約15分のコースをゆっくりと走行。午前11時。表参道周辺の一般道を、旗を立てたさまざまな車種、デザインのMINIが徐々に通り始める。10台に1台ほどだった台数は時間がたつに連れてどんどんと増していき、10分も経つ頃には原宿交差点から表参道交差点に至る道路は見渡す限りMINIだらけになった。沿道では「I love MINI!Happy Birthday!」と声を合わせて盛り上げるチアリーダーや、プラカードを持って待ち受ける“MINI応援隊”がイベントを盛り上げたほか、コース中には特殊なラッピングを施したMINIや、バンドを乗せて演奏しながら走る『MINI Convertible』も。オーナーたちは歩く人々に笑顔で手を振るなど、なかなか体験できない“パレード”を楽しんでいた模様だった。午後0時までのパレードの後、参加者たちはお台場へと場所を移し、211台のMINIで大きなロゴを作り航空写真を撮影。その後はアフターパーティーが開かれ、参加者たちは食事やパフォーマンスを楽しみながら、オーナー同士での交流を深めた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日京阪電気鉄道は6日、昨年秋の観光シーズンにも運転された「ノンストップ京阪特急」について、今春は24日より運転を開始し、愛称を「洛楽(らくらく)」とすることを発表した。同列車に使用されるのは、ダブルデッカー車(2階建て車両)や2人掛けシートを備え、行楽や観光にも適した8000系車両。大阪市内の淀屋橋駅を発車した後、京橋駅から京都市内の七条駅までノンストップで走行し、終点・出町柳駅まで1時間足らず。昨年秋の運行時には利用者から好評を得たという。京阪電鉄は今春の「ノンストップ京阪特急」運転に向け、ABC(朝日放送)のラジオ番組「ドッキリ! ハッキリ! 三代澤康司です」とのタイアップで愛称の募集を行った。応募総数約1,700通の中から、京都を表す言葉「洛」を使い、「京都への旅をラクラク楽しく」をイメージさせる愛称として、「洛楽」が採用された。「ノンストップ京阪特急『洛楽』」は24日以降、6月3日までのすべての土休日に2本運転。今春の運転初日(3月24日)には、淀屋橋駅にABCの三代澤康司アナウンサーが登場し、トークイベントが行われる。三代澤アナは同駅10時6分発の列車に「車掌」として乗務し、京橋~七条間走行中に車内イベントも実施するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日ビー・エム・ダブリューは2日、MINIの日本発売10周年を記念した特別仕様車、MINI ONE Crossover 10th Anniversary Edition「MINI Crossover Buckingham(バッキンガム)」を”MINIの日”(3月2日)に合わせて発売した。現行のMINIは2002年3月2日に日本で発売され、「プレミアム・コンパクト」という新たなセグメントを確立。当初は日本全国で62店舗だったショールームが現在は111店舗まで拡充するなど、大きな成功を収めている。日本での累計販売は12万台を超え、2011年には過去最高となる14350台を記録した。10周年を記念したこの特別仕様車は、昨年日本に導入されたMINI初の4ドアモデルであるCrossoverのエントリーグレード「MINI One Crossover」がベース。プレミアム感あふれる3色のボディカラーが用意され、それぞれにこのモデルだけの大胆なスポーツ・ストライプがあしらわれる。特別装備は、16インチ・オプション・アロイ・ホイール、上質なすわり心地の専用シート、ボディカラーに合わせサーフ・ブルーあるいはピュア・レッドとなる専用インテリアカラーラインなどが用意される。これらの装備が10周年を記念して10万円(アブソリュート・ブラックは5万5,000円高)に価格設定されている。エンジン、トランスミッションはベースモデルと同じ1.6リットルの直列4気筒、6速ATで価格は290万2,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日東武鉄道は4日より、特急スペーシアのリニューアル第3弾、サニーコーラルオレンジを基調とした編成の運転を開始した。東京スカイツリーライティングデザイン「雅」「粋」基調の編成も運転されており、全3タイプのリニューアル車両が出そろった。サニーコーラルオレンジは日光・鬼怒川方面観光列車の象徴色。リニューアル第3弾の編成はこのカラーをベースに、東武のグループロゴカラー「フューチャーブルー」のラインもあしらった。同編成がデビューした4日は、春日部発浅草行の特急「けごん2号」、浅草発東武日光行特急「けごん1号」などの列車に使用された。車内では「特急スペーシアリニューアル記念乗車証明書」や記念品がプレゼントされ、東武日光駅や鬼怒川温泉駅ではお出迎えイベントも行われたという。現在、東武鉄道ではスペーシアのリニューアル車両に「東京スカイツリータウン開業カウントダウンヘッドマーク」を掲出している。4日に運転されたサニーコーラルオレンジ基調の編成にも、「開業まで、あと79日」と掲げられた。このヘッドマークは5月22日の東京スカイツリータウンのグランドオープンまで、1日ごとにカウントダウンして表示されることになっている。なお、特急スペーシアに使用される100系車両(全9編成)は今後、3編成ずつ3タイプのカラーリングにリニューアルされる。「スペーシアきぬがわ」などに使用されるJR線との直通に対応した車両も、今後3タイプのカラーリングへの変更を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月05日JR東海は15日、代行バス輸送を実施している身延線内船~身延間(9.4km)の運転再開を3月17日と発表した。同日より特急「ワイドビューふじかわ」も運転を再開する。身延線は昨年9月に上陸した台風15号により、内船~甲斐大島間の盛土が崩壊するなど、計95カ所で被災。9月26日に身延~甲府間が、11月14日に西富士宮~内船間が運転再開したが、とくに被害の大きかった内船~身延間では、代行バス輸送が実施されている。身延線の全線運転再開については、昨年12月の時点で「3月末までに再開となる見通し」と発表されたが、復旧作業にめどが立ったことから、3月16日をもって代行バス輸送を終了。ダイヤ改正と同じ3月17日の始発から、所定ダイヤで運転を再開する。これにともない、現在は全列車運休となっている特急「ワイドビューふじかわ」も運転再開。静岡~甲府間を身延線経由で7往復運転する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月15日JR西日本は25日、和歌山駅と海南駅、白浜駅にて、「特急くろしお 新型車両287系展示会」を開催する。展示会では外観だけでなく車内も公開されるとのこと。特急「くろしお」に使用される287系では、京都・新大阪から南紀方面へ向かう現行特急列車でもなじみ深いオーシャングリーン色のラインを採用した。3月17日のダイヤ改正より、南紀方面の特急の列車名は「くろしお」に統一され、うち4往復が287系での運転に。7月までにさらに3往復追加され、計7往復が新型車両での運転となる。今月25日に開催される展示会では、和歌山駅5番のりば(展示時間10:00~10:40)、海南駅4番のりば(展示時間11:20~12:00)、白浜駅0番のりば(展示時間14:00~15:00)の3駅で新型車両を公開する。展示会に参加するには入場証が必要で、開催当日、各駅の改札前に設置された受付で配布される。入場証は各駅とも300枚限定で、なくなり次第、受付終了となる。なお、3月4日には特急「くろしお」新型車両287系の試乗会も実施し、和歌山~紀伊田辺間を往復する予定。参加するには往復はがきでの応募が必要で、2月12日の当日消印有効。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月09日西武鉄道は3月3日より、特急レッドアローの乗車に必要な特急券の発売駅を、これまでの21駅から45駅に拡大する。「定期券の払いもどし」取扱い駅も大幅に拡大される。同社は池袋線・西武秩父線で特急「ちちぶ」「むさし」を、新宿線で特急「小江戸」を運転。プロ野球シーズンには池袋~西武球場前間で臨時特急列車が運転されるほか、昨年12月には、「レッドアロークラシック」運行記念として、拝島線でも臨時特急列車が登場した。特急券の発売駅の拡大により、池袋線・西武秩父線のひばりヶ丘~西武秩父間、新宿線田無~本川越間の全駅で特急券の購入が可能に。また、拝島線の玉川上水駅と拝島駅でも特急券を購入できるようになる。各駅とも、駅窓口での発売時間は朝7時から夜8時まで。特急券自動発売機では最終の特急列車発車時刻まで特急券を販売している。また、「定期券の払いもどし」取扱い駅も、これまでの16駅から29駅に拡大。駅窓口での取扱い時間は朝7時から夜8時までとなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月08日mini(ミニ)2011年10月号【発売日】9月1日【特集】秋の大人★ボーイッシュ クールVS.アウトドア1)人気「ちょいアウター」ランキング102)男の子ブーツに夢中★この雑誌の付録をチェック!「アナザーエディション ブロックチェック柄トートBAG」キュートなトートバッグ★miniもすっぽり入っちゃう大きめのサイズで使いやすさバッチリです。カジュアルな雰囲気のブロックチェックが、秋のコーディネイトにばっちりマッチしそう!コラボブランド:アナザーエディションサイズ:高さ24×底幅31×底マチ10cm▼付録を写真でチェック出版社:宝島社ISBNコード:4910084211017情報提供元:ヤナダイ株式会社
2011年09月02日吉高由里子主演の新感覚ラブコメディ『婚前特急』のヒロイン・チエは、OLとしての仕事をそつなくこなす一方、プライベートでは恋愛を効率よく楽しむ“合理的女子”。そんな彼女は、さすがは合理的女子!とばかりに、自分のニーズに合った5人のカレとの刹那的な恋愛を楽しんでいる。では、チエがカレに求めるニーズは何なのかと言うと、1)安心、2)刺激、3)贅沢、4)新鮮さ、5)楽。例えば、仕事の愚痴を言いたいときは包容力のある1)のカレの元へ。また、何だかスカッとしたい気分のときは2)のカレとバイクをかっとばしまくり!そして、旅行に行きたいときはリッチな3)のカレとバカンスを計画。さらに、癒されたいときはかわいくてフレッシュな4)の年下カレとイチャイチャ、気取らずにラクしたいときはちょっとサエない5)のカレと家でゴロゴロ。バツイチだったり、既婚男性だったり、おデブさんだったり、相手に多少の難はあれど、その時々のニーズと自分の欲望に沿って恋愛のバランス生活を送っているのがチエなのだ。そんなチエの生き方には合理的女子を代表するカッコよさがあるけれど、自分だけをめいっぱい愛してくれる相手とあっさり結婚した親友に刺激され、チエの合理的思考がグラリ!たしかにバランスは上手く取ってきたつもりだけど、カレたちの中に自分をめいっぱい愛してくれてる人はいるの!?とモヤモヤし始める…。もしこれが従来の“恋愛映画”で起きた出来事だったら、ヒロインが落ち込み、女友達が慰め…という流れだけど、そんな展開には満足しないのが新感覚ラブコメディのヒロインであるチエの面白さ。今までどおり合理的に整理して解決しようとするものの、頭よりも体が先に動いてしまい、本能的な“大暴走”を始めてしまう。では、気になる大暴走の中身とは…?一見するとハチャメチャなチエの大暴走は愛らしさ満点な上、実は人間味にもあふれていて、女子だけでなく男子も共感できること必至!いま、結婚を迷っている人や恋愛でやきもきしている人は、めいっぱい愛してくれる本当の相手(愛)を求めるチエの大暴走とステキな結末を参考にしてみるのも面白いかも?特集「『婚前特急』“ほんとうの相手”は誰?」■関連作品:婚前特急 2011年4月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2011『婚前特急』フィルム・パートナーズ■関連記事:吉高由里子5人の男と付き合い祖母に叱られ、共演陣に恨み節も!『婚前特急』吉高由里子インタビュー 「がむしゃらに“人”を感じたい」5人の彼氏。“本当の相手”は?『婚前特急』マスコミ用プレスを5名様にプレゼント全速力で突っ走る痛快恋愛活劇!『婚前特急』試写会に20組40名様ご招待“魔性の女”吉高由里子の知られざる過去が明らかに?「生きることに欲深い」と告白!
2011年04月08日