お笑い芸人・明石家さんまが主演を務める、27日放送のフジテレビ系ドラマ『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(後9:00)に、俳優の味方良介が出演することが12日、決定した。『心はロンリー 気持ちは「・・・」』とは、さんまが主演を務め、三宅恵介氏をはじめとする『オレたちひょうきん族』(1981~1989年/フジテレビ系)の制作スタッフ、そして、後に『踊る大捜査線』シリーズ(1997年ほか/フジテレビ系)や『教場』シリーズ(2020年ほか/フジテレビ系)などの脚本を手がける君塚良一氏とタッグを組んで作り上げた、一大ギャグドラマ。シリアスな物語の中に、たくさんのナンセンスな笑いを散りばめた、遊び心満載の異色作として、84年から2003年にかけて、11本が制作されたヒットシリーズ。前作から21年ぶりに復活を遂げる最新第12作が、『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』。総合演出=三宅恵介、脚本=君塚良一、ギャグ考案=大岩賞介、藤沢めぐみ、杉本高文(明石家さんま)という盤石の制作陣で届ける。今回描かれるのは、さんま演じるベテラン刑事・轟木竜二を主人公に据えた人間ドラマ。定年を間近に控え、“最後の事件”に立ち向かう轟木と、その家族の物語が情感豊かにつづられていく。川口春奈は轟木の一人娘として登場する。味方が演じるのは、轟木の部下の刑事・腰越郁也(こしごえ・いくや)。轟木と同じ犬顔警察署刑事課2係に所属する郁也は、コミュニケーション能力や観察力に優れ、署内でも一目置かれている若手刑事だ。端正な外見と物腰柔らかな人柄でモテるが、仕事一筋の生真面目さがあだとなり、いつも恋人に愛想を尽かされ振られてしまう。ある日、犯人逮捕のため、和来が働くカフェに張り込むが、任務に集中するあまり、失礼な態度を取って和来を怒らせてしまう郁也。後日、謝罪のためにカフェを再訪したことをきっかけに、轟木の娘とは露知らず、和来と親交を深めていくことに。家族よりも事件優先、昔かたぎの刑事・轟木と、刑事の父親に対して愛憎相半ばする複雑な感情を抱き続ける和来、そんな親子をつなぐ重要な存在・郁也を、味方が丁寧に演じる。2011年、ミュージカルコンサート『恋するブロードウェイ♪』でデビューした味方は、2017年、舞台『熱海殺人事件NEW GENERATION』で、過去に風間杜夫、錦織一清、阿部寛らが演じてきた主人公・木村伝兵衛を史上最年少で演じ、2022年までに5回の公演で同役を務め、注目を集める。以降、数多くの舞台やミュージカル作品に出演する一方、2020年には『教場』(フジテレビ系)でテレビドラマ初出演を果たし、その後も、『妖怪シェアハウス』(2020年/テレビ朝日系)、『初恋の悪魔』(2022年/日本テレビ系)、『罠の戦争』(2023年/カンテレ・フジテレビ系)、『大奥』(2024年/フジテレビ系)といった話題作に立て続けに出演している。また、きょう12日よりスタートするフジテレビ春の新ドラマ『イップス』(毎週金曜後9:00)にも出演することが決定。本作で味方が演じるのは、バカリズム扮する刑事・森野徹を尊敬してやまない、機動捜査隊員の酒井純平(さかい・じゅんぺい)。本作の郁也とは対照的ともいえる、コミカルなキャラクターを熱演している。■味方良介――出演のオファーを受けたときの率直な心境。「作品を拝見したことがなかったので、過去作品を観て、独特な世界観に面食らいましたが、あの“明石家さんま”が作る世界なら、間違いなく面白いし、楽しいだろうと不安より期待が勝りました。しかも、さんまさんとバラエティーではなく、ドラマ作品で初めてご一緒するというのも貴重な経験なので、現場でお会いできる日が楽しみでした」――腰越郁也を演じるにあたり、意識したことは?「台本を読んだ時は読解が難しかったので、特にこれといった意識はなかったのですが、現場に入ってから、監督の求める演出や役、シーンの雰囲気、さんまさんの作り出す笑いを徐々に理解しながら、“腰越郁也”という人物が形成されました」――初共演となる明石家さんまの印象は?現場でのエピソードなど。「生まれた時からテレビ画面の中で爆笑をかっさらっている“お笑い怪獣”と共演できる恐怖とうれしさで、久しぶりに震え上がりました。元々バラエティーを見るのは好きで、『さんまのお笑い向上委員会』を毎週楽しく拝見していて、芸人さんへのリスペクトがあり、その中でも、場を掌握するさんまさんへの尊敬は計り知れません。故に、さんまさんとの初共演がドラマで良かったと安心しているところもありました。撮影初日に、結婚のお祝いで大きな花束を持ってきてくださり、まるで初対面とは思えない空気感での会話に、良い意味で戸惑いましたが、そのおかげで気負うことなく作品に入り込むことができました。カメラが回っていないところでも笑いを生み、奇跡を起こす、さんまさんは本当に“お笑い怪獣”でした」――約3年ぶりとなる川口春奈との共演について。現場でのエピソードなど。「3年ぶりとは思えないほど、あっさり共演がスタートしました。個人的に心地良い距離感にいてくれる川口さんと、むず痒(がゆ)いシーンを作り上げるのに勝手に苦労しました。初共演した作品は、重厚感の塊のような作品でしたので、今作で全く別の世界線に立てるのは楽しかったです」――ギャグも満載の本作。収録の際に大変だったこと、戸惑ったことは?「お芝居とお笑いの要素が絶妙に絡み合っていて、台本を読んだ限りでは、どう作り上げられるのか未知でした。現場でも、日常会話シーンのあちらこちらにお笑いが潜んでいて、リアクションを取らずに話を進めなくてはならず、序盤は戸惑いしかありませんでしたが、撮り進めるうちにすんなり状況を理解して、一つ一つを終えていく自分の成長にも驚きました」――視聴者へメッセージ。「2003年以来21年ぶりの最新作ということで、過去のシリーズをご覧になっている方はもちろん、今回初めて見るという方も楽しめる作品になっているはずです。登場人物だけでなく、身につけているもの、置かれているもの、全てにお笑いの要素が含まれていると言っても過言ではありません!お見逃しなく!もちろんお笑いだけではなく、家族愛もこの作品の大事なテーマになっているので、そのストーリーも見逃さないでいただけたらうれしいです」
2024年04月12日小芝風花主演で現在放送中の木曜劇場「大奥」に、小関裕太、味方良介がレギュラー出演することが分かった。本作は、愛をテーマにした「大奥」史上最も切なくて美しいラブストーリー。小芝さんが徳川家治との政略結婚を強いられる主人公・五十宮倫子を演じるほか、亀梨和也(徳川家治役)、西野七瀬(お品役)、森川葵(お知保役)、宮舘涼太(松平定信役)らが出演する。今回新たに出演が発表された小関さんが演じるのは、将軍や御台所へ料理を提供する大奥料理役人の葉山貞之助。ひょんなことからお品と出会う。台本を読み、「『大奥』らしい巧みなドロドロと、2024年版のすべてのキャラクターに感情移入してしまう脚本に感動しました」と話す小関さんは、「憎らしい人物でさえも、一人一人に物語があってつい全員を応援したくなってしまいます。私が演じる葉山貞之助もその一員で、幸せや困難が待ち受けています。特に大奥内での“禁じられた恋”や愛の美しさを楽しんでいただけるのではないでしょうか。ぜひご覧ください」とコメント。また、江戸市内で活動する発明家で本草学者の平賀源内を、味方さんが演じる。その類いまれなる能力で、食糧危機を乗り越える策を考える人物だ。味方さんは「平賀源内という歴史の奇才をこの年で演じられること、挑戦できること、役者冥利(みょうり)につきます。どのような展開になっていくのか今から楽しみです。どうぞご覧ください」とメッセージを寄せている。木曜劇場「大奥」は毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年01月25日現在YouTube登録者数41万人(2023年1月18日現在)を超える整形アイドル轟ちゃんは自身の整形内容等をYouTubeにて紹介し、整形の良い部分も悪い部分も嘘偽りなく全て正直に配信することから、容姿に対してコンプレックスを抱いている人たちや悩みを抱えている人から多くの支持があるチャンネルです。活動の幅はYouTubeだけでなく様々なメディアへの露出もある轟さんがこの度、医療痩身クリニック【ディオクリニック】で友人のRunaさんが3ヶ月間で-12.9キロのダイエットに成功された内容を紹介されました。■YouTubeの内容について 3ヶ月で-12.9キロの減量に成功今回ディオクリニックは轟さんの友人である「Runaさん」の3ヶ月間に及ぶ医療ダイエットを行い、-12.9キロの減量を達成することができました。ダイエット前のRunaさんはお気に入りの洋服を着られるようになることを目標に。淡いピンクのパンツとネットで一目ぼれをして購入したもののサイズが合わず一回も着ることが出来ていなかった白を基調としたワンピースは3ヶ月のダイエット後は余裕もあるほど素敵に着こなしていました。体重だけでなく見た目も各部位の数字から変化が一目瞭然3ヶ月前は全く履けなかったお気に入りのパンツネット購入後サイズが合わず一回も着れなかったワンピース様々な整形を自身が経験し、美に対してかなりストイックに追及している轟さんは自身のダイエットについて動画冒頭で話しており、1年かけて約10キロ落とした経験からたった3ヶ月で同様な結果になった今回の医療ダイエットについてかなりの驚きを見せていました。動画内でRunaさんはインフルエンサーとしてのお仕事では会食や食べるお仕事も多く、一般の方より食べていた印象があったということから、辛いことがないダイエット期間だったと振り返っていました。また担当医師からは今回の3ヶ月間で-12.9キロという結果に対して、ディオクリニックの平均の体重の減量幅と説明。改めて、医療ダイエットの凄さを轟さん、Runaさん共に実感されていました。■整形アイドル轟ちゃん配信先URL: ■ディオクリニックとは院内風景医療機関だけが扱うことを許された次世代の痩身技術を用いて、これまで困難であった大幅な減量や部分痩せを短期間で叶えることができる手術を必要としない医療ダイエットの専門クリニック。最新医療機器による施術、注射、薬、食事指導を組み合わせ、ダイエット効果が医学的に認められた世界水準のサービスを提供。太る原因は脂肪細胞の肥大化によるものですが、従来のダイエット方法である運動や食事制限では、脂肪細胞を小さくするに留まるため、ダイエットをやめるとリバウンドする可能性が大いにあります。その点、ディオクリニックの医療ダイエットは「脂肪細胞自体をなくす」ことで太る原因の根本にアプローチでき、リバウンドしにくい身体をつくることができます。ディオクリニックは開院後全国へと展開し医療痩身業界を索引してきております。■ディオクリニック概要2020年の11月に池袋に1号店の開院を皮切りに、関東には新宿、渋谷、上野、銀座に開院。また全国各エリアに店舗を開院しております。店舗詳細につきましては公式サイトをご覧ください。▼公式サイト ▼公式Instagram ▼公式YouTube ▼公式Twitter ▼公式TikTok 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月25日つかこうへいの代表作『熱海殺人事件』が今年も東京・紀伊國屋ホールで開幕した。それに先がけ囲み取材と公開ゲネプロが行われ、取材には木村伝兵衛部長刑事役の味方良介、水野朋子婦人警官役の今泉佑唯、犯人・大山金太郎役のダンスボーカルユニット「lol-エルオーエル-」佐藤友祐、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉役のお笑いコンビ「NON STYLE」石田明、演出の岡村俊一が登壇した。【チケット情報はこちら】1973年に書き下ろされ46年目となる今作は“LAST GENERATION 46”と銘打ち上演。大阪公演を終えて、演出の岡村は「長い歴史のある『熱海殺人事件』の中でも出色の出来栄えだと思っています。現時点で、この世代で考え得る最高のキャストです。皆さんビックリすると思います。私も大阪でビックリしましたから。傑作だと思いますのでぜひご期待ください」と絶賛。味方も「僕は『熱海殺人事件』が3度目になるのですが、この座組だったら、自分が3度目をやる意味、平成最後にこの作品をやる意味というものをちゃんと皆さんにお伝えできるんじゃないかなと思います」と意気込んだ。昨年欅坂46を卒業し、これが本格的な女優デビューとなる今泉は大阪公演を振り返り「稽古とお客様の前でお芝居するのは全く違って。あの稽古はなんだっただろう…」とポツリ。不安だったことを明かすと、佐藤にも「稽古中に“私、はずされるかもしれない”と言っていて」と暴露され大笑いとなったが、岡村が「今泉は人に観られると力が出る」と太鼓判。「皆さんと本番を迎えられてホッとしています」と語った。また、佐藤が「台本をもらったときは、自分にできるか不安で眠れない日が続きました。今でも不安はありますが、キャストの皆さん、スタッフの皆さんに常に支えられて、常に救われています。だからこそ絶対に全力でやる。それをこの作品で学びました」、石田が「毎公演違う物語になるくらい、誰が主役になるかわからないような仕上がりになってきました。そこを楽しんでもらえたらと思います」と話したことを受け岡村は「この作品は登場人物4人それぞれの人生のようなものを別々に描いていながら、ちゃんとその4人が支え合って2時間過ごすようにつくられている。だから誰かが力尽きそうになると誰かが支えるような不思議な構造を持っているんです。それで4人それぞれが力を持っていると、こんなにも競い合っておもしろくなるんだというのはぜひ観ていただきたい」と話した。その後の公開ゲネプロでは会見で語られた通り熱い公演をみせた、つかこうへい復活祭2019 VOL.1「熱海殺人事件 LAST GENERATION 46」。東京公演は4月21日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演中。取材・文:中川實穗
2019年04月09日脚本・池田純矢×演出・岡村俊一のオリジナル舞台「LADY OUT LAW!」が9月より上演される。主演の矢島舞美、味方良介、小野健斗に話を聞いた。【チケット情報はこちら】脚本は俳優でありながら作・演出としても活躍する池田の書き下ろし、演出はつかこうへい作品や舞台『あずみ』、少年隊ミュージカル『PLAYZONE』などを手掛けた岡村という、新たなタッグで生まれる本作。平和な宇宙ステーションに突如現れた半身が機械仕掛けの少女が、なぜ世界を破滅に導こうとするのかが描かれる。本作で主演を務める矢島は「すごく嬉しいです」と笑顔をみせ、「苦しくなるようなシーンもありますが、すごくいろんなことを考えさせられる作品で。もし自分が観たら“いろんなものを得られた”と嬉しさを感じるだろうなと思いました。皆さんにもそれをお届けしたいです」と意気込む。円形舞台を宇宙船に見立て、最新映像技術を駆使し、その中でハードなアクションを繰り広げる“映像宇宙アクション”。それについて味方は「未知ですよね。新しいものがつくれる予感がしているので楽しみです」と期待を寄せ、これまで3度タッグを組んでいる演出の岡村は「わからないところを逃さずに教えてくれる方です。それによって言葉(台詞)に嘘がなくなる。それは演劇をやるうえで大切なことだと思います」と印象を語る。小野が「味方と(鈴木)勝吾が出演して、純矢が脚本というのを聞いて、嬉しかったです」と言うように、小野・味方・鈴木・池田は以前ミュージカル『薄桜鬼』シリーズで共演したメンバー。そんな池田が手掛けた脚本に「池田純矢すげーな!と思いました。頭の中どうなってるんだ、と。面白かったです。普段の彼とかけ離れているので、池田純矢という人に興味が湧きましたね」と嬉しそうに語る。味方と小野は当時のお互いの印象について「(味方は)元気だな!と思ったんですけど(笑)、作品に対して想い、表現したいことに対してストイックなんですよ。それ、すごい尊敬しています」、「(小野は)器用さがすごいんですよ。なんでもすぐに覚えるし、芯も捉えているし。久しぶりの共演なので、僕も経験してきたものをぶつけたいです」アクションシーンも見どころだが、矢島は5年ぶりのアクション。「もともと身体を動かすのは好きなのですが、アクションは難しかった記憶がありますし、今回もしっかり体力をつけて挑みたいです。私が演じる役はカッコいい女性ですし、がんばります!」「観るたびに気付くことがある作品だと思うので、何度でも観ていただきたいです」(矢島)という本作は、9月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。チケットぴあでは7月29日(日)午後11時59分までプリセール先着先行を実施中。取材・文:中川實穗
2018年07月23日宝塚歌劇団雪組にて、18年ぶりにミュージカル・プレイ『凱旋門』が再演される。ドイツから亡命してきた外科医のラヴィック役で主演するのは、専科の男役スター、轟悠。2000年の初演でも雪組トップスターとして同役を演じた轟は、「18年の間に色んな役に挑戦させていただいたことで、リアルな感情をより幅広く表現することができるようになったと思います。気負いなく新たなラヴィック像を作り上げたいです」と語る。【チケット情報はこちら】本作はエリッヒ・マリア・レマルクの小説が原作。第2次世界大戦前夜のパリを舞台に、ラヴィックとジョアンの鮮烈な恋や、祖国を追われながら懸命に生きる人々の姿が描かれる。「初演時は宝塚らしくない作品とも言われ、『命の尊さや愛、友情などのテーマを、うまく表現できていないのかな』と自問自答することもありました」と打ち明ける。轟はこの作品で、文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞。「素晴らしい作品に出会えたと、舞台生活の中で誇らしく思います」。内外から再演の要望はあったが、「自分で望んだことは一度もなく、(再演の報には)驚きました。初演の映像は立ち稽古前に一回観ただけですが、その時も『ここで息を吸う?』など自分にダメ出しをしていました(苦笑)。初演時より緊迫した世界情勢の今、この作品に向かっていると、目に見えない思いやりや人の温もりの大切さを一層強く感じます」と話す。今回は雪組トップスターの望海風斗が、ラヴィックの親友ボリス・モロゾフを演じることで新曲が増え、新たな構成に。「作品的にさらに良い方向に変わっていると思います。ラヴィックとボリスは共鳴し合えるものがある間柄ですので、短い台詞のやり取りの中で、ふたりが通じ合っているところを感じていただけるよう、“間”を大事にしたいです。望海さんは宝塚歌劇の伝統をきっちりと身体の中に入れている男役だと感じますので、共演できるのは喜びです」と笑顔。また、今作は宝塚を代表する作曲家、寺田瀧雄の楽曲『いのち』など名曲に溢れている。寺田氏は初演の宝塚大劇場公演中に急逝し、轟にとって忘れられない舞台となった。「寺田先生には、宝塚音楽学校時代から様々な場面でお世話になりました。先生の宝塚への愛情も感じていましたので、ショックが大きかったです。でも舞台は続けなければいけない……。奥歯をかみしめるように歌った曲なので、今でもこみ上げてくるものがあります。天国にいらっしゃる寺田先生への感謝の気持ちも込めて、一回一回の舞台を大切に務められたらと思います」公演は6月8日(金)から7月9日(月)まで、兵庫・宝塚大劇場、7月27日(金)から9月2日(日)まで、東京・東京宝塚劇場にて。取材・文:小野寺亜紀
2018年05月31日『熱海殺人事件 CROSS OVER 45』が、2月17日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。それに先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われ、味方良介、木﨑ゆりあ、α-X’sの敦貴と匠海、NON STYLEの石田明が登壇した。【チケット情報はこちら】つかこうへいが1973年に文学座に書き下ろした代表作「熱海殺人事件」。その45周年上演となる本作は、演出を岡村俊一が手掛け、昨年はじめて木村伝兵衛部長刑事を演じた味方が引き続き同役を務めるほか、水野朋子婦人警官を木崎ゆりあ、犯人・大山金太郎をWキャストで敦貴と匠海(公開ゲネプロには匠海が出演)、富山から来た田舎の刑事・熊田留吉を石田という布陣で上演される。囲み取材で、味方は「45周年ということでかなり気合いが入っているとともに、稽古を通して、このメンツなら絶対に勝てるという確信があります。ぜひたくさんの人に観てもらい、『「熱海殺人事件」ってすげーな』『演劇っていいな』と思ってもらえるように精一杯やっていきます」と熱くコメント。木崎は「この作品に出会えてよかったと心から思っています。観に来てくださる方にもそう思ってもらえるように、しっかり届けられたら」と笑顔。Wキャストで出演する敦貴は「歴史ある作品に貢献できるよう全力でがんばります!」、匠海は「僕にしかできない大山金太郎をやろうと思っています!」と共に緊張を漂わせる。石田は「この中で私はダントツ年上で踏んできた場数も違うので、羽生(結弦)くんばりのノーミスで届けたいです。そのくらいの気持ちでみんなを引っ張っていけたら!」とキャスト達を笑わせる。稽古を振り返り、木崎が長台詞への苦労を明かすと、味方は「稽古開始当初は正直、『これ完成するのかな』と思ってましたけど、長台詞をきちんと使いこなして、意味を捉えながら発するパワーを感じて。稽古って裏切らないんだなと学びました」と語り、石田も「ここ1か月は(稽古後も)ずっと舞台の話をしていた。それがちゃんとカタチになってる」と自信をのぞかせた。公開ゲネプロでは、取材でも「これだけまっすぐな目をして台詞を言えるこの力は、なかなか見られない」(味方)、「『熱海殺人事件』の一番きれいなところを表現してるんじゃないか」(石田)と語られたように、若い木崎と匠海が全身全霊の体当たりで熱演。味方と石田の深く熱い芝居と絡み合い、このメンバーだからこそ浮かび上がる戯曲の魅力を見せつけた。「50年、100年とこの作品が続いていくように、僕らがつかさん、岡村さんの想いを背負って、最後の最後までたくさんの人に愛を届けられたら」(味方)という本作は、3月5日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演中。取材・文:中川實穗
2018年02月19日最新呼吸法も収録!ロングブレスダイエットに初の廉価版が登場株式会社宝島社から4月26日、「美木良介ロングブレスダイエット 完全ベスト版 DVD BOOK」が発売された。BS放送中の「美木良介ロングブレス講座」の放映内容から、美木良介本人がセレクトした完全ベスト版が、980円(税抜)で手に入る。聞いたことはあるけど、「ロングブレスダイエット」って何するの?簡単に言うと、3秒かけて鼻から息を吸い、ほっぺたを膨らませてから、10秒かけて口からゆっくり息を吐くという呼吸によって、インナーマッスルを鍛え、代謝を上げていくトレーニング。少し専門的に言うと、腹横筋や内腹斜筋に代表される「深層筋群」を強化することができ、自分の筋肉でコルセットを作ることになる。さらに全身の筋肉に働きかけていくので、血液やリンパの循環がよくなり、自律神経が活性化されるというわけだ。内容と期待できる効果メニューは「基本編」「腸腰筋編」「肩こり改善編」「腰痛改善編」「腹筋編」「ウエスト引き締め編」の6つで、トータル約60分。1つのトレーニングは3分からと短く、激しい運動もなく座ってできるものもあるため、誰にでも簡単に始められる。期待できる効果は、ウエストの引き締め、肩こりや腰痛の改善、脳の活性化から全身の脂肪燃焼までと幅広い。憧れのくびれや美脚だって手に入れられるかも?!時間に余裕のできる連休、ロングブレスダイエットに気軽に挑戦してみては?(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社宝島社プレスリリース
2016年04月28日WOWOWでは今年結成35周年を迎えた劇団☆新感線の舞台を12月25日と2016年1月2日に放送する。12月25日(金曜 20:00~)は橋本じゅん演じる剣轟天が活躍する『直撃! ドラゴンロック~轟天~』『直撃! ドラゴンロック2・轟天大逆転~九龍城のマムシ』『直撃! ドラゴンロック3・轟天対エイリアン』のシリーズ3作をWOWOWライブにて一挙放送。破天荒な変態キャラ・剣轟天が舞台狭しと暴れ回る爆笑アクション活劇を存分に味わえる、またとない機会となっている。2016年1月2日(土曜 20:00~)は今年上演された記念公演「劇団☆新感線35周年オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』」を同じくWOWOWライブにて放送。劇団の看板であり、圧倒的な存在感を放つ古田新太演じる石川五右衛門と剣轟天が時空を超えてぶつかり合う、まさに夢の舞台を松雪泰子、池田成志、賀来賢人といったゲストが盛り上げる。また、劇団を主宰するいのうえひでのりや古田新太、橋本じゅん、高田聖子らが作品や思い出話を語るミニ番組『祝35周年! 劇団☆新感線「五右衛門vs轟天」参上!!』も無料放送中。番組の中で古田は「40オーバーの劇団員たちの体がまだ動くここ2、3年のうちに、早くノンストップのバカロックミュージカルを作ってほしい。充分お客さんを納得させられるスキルをもってるスタッフとキャストがいるから」、橋本は「最近、お客さんに追いつかれすぎやなって思ってる。そういうのが癪にさわるので(笑)、こんなのしまっせ! って、びっくりさせていきたいなと思う」とそれぞれに意気込みを語っている。
2015年12月20日