7月に劇場版の公開も迫る『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』で劇中に登場するチーム・RUDE BOYSの幹部、シオンを演じている永瀬匡が、6月4日(土)今夜放送のTBS系バラエティ「新チューボーですよ!」にゲスト出演する。同番組は堺正章、森星、「平成ノブシコブシ」の吉村崇の3人がゲストを迎え料理に挑戦するバラエティ番組。今回ゲストで登場する永瀬さんは2011年、ドラマ『桜蘭高校ホスト部』で俳優デビュー。2012年に映画『悪の教典』に出演すると2013年「仮面ライダーウィザード」で主人公の仁藤攻介を演じて若い女性を中心に大きな注目を浴び、同年の大河ドラマ「八重の桜」にも出演。その後も『好きっていいなよ。』や『天空の蜂』、ドラマでは「ナポレオンの村」「マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~」などに出演。ワイルドな雰囲気から「若手野獣系俳優」として着実にその人気を広げている。今回永瀬さんが挑むのは肉、卵、ご飯の最強タッグでおなじみのハワイの郷土料理「ロコモコ」。ロコモコを作りながら永瀬さんがデビューのきっかけや、仮面ライダーのオーディション秘話などを語ってくれる。ダンス歴なんと10年、体脂肪率4%という永瀬さん、ダンスの腕前を披露…のはずがまさかの“ロックスター誕生”!?「ロック歌手になりたい」という永瀬さんがみせるはじけっぷり”にスタジオが大盛り上がり。その様子も必見。また恋愛トークでは衝撃的すぎる恋愛遍歴に一同が騒然とする場面も。また番組レギュラーの森さんとは同い年ということもあり、友人を交えてディズニーランドに行くほど仲良しだとか。森さんに対する永瀬さんからの“強烈ダメ出し”もお見逃しなく。普段バラエティへの出演機会が少ない永瀬さんの、いろんな一面が見られる30分になりそうだ。永瀬さん出演の『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』は7月16日(土)から全国公開。同作は「EXILE」HIROの企画プロデュースのもと、ドラマ、漫画、ライブツアーなど様々なメディアコンテンツを展開する「HiGH&LOW」プロジェクトの劇場版となる。キャストには「EXILE」はもちろん「劇団EXILE」「三代目J Soul Brothers」「GENERATIONS」「E-girls」ら「EXILE TRIBE」のメンバーが総出演するほか、YOU、小泉今日子、「ゴールデンボンバー」、窪田正孝、林遣都、前田公輝ら豪華俳優陣が共演する。「新チューボーですよ!」は6月4日(土)23時30分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月04日フジテレビ夕方のニュース番組「みんなのニュース」が4月より全面リニューアルするにあたり、鈴木勝大、渡部秀、白石隼也、中尾明慶、永瀬匡らイケメン俳優たちが日替わりで登場することが分かった。毎週月曜日から金曜日の15時50分から19時まで放送されているニュース番組「みんなのニュース」。4月4日(月)からは、最初の1時間にあたる“第1部”が、「暮らし」をテーマに暮らしに役立つニュースやトレンド情報満載の「みんなのニュース Hop!」に生まれ変わる。そこに、新しいファミリー・“Hopper”として加入するのが、「仮面ライダー」シリーズや「スーパー戦隊」シリーズなどで子どもとママから支持を得る俳優や、俳優業と育児を両立する“イクメン”パパさん俳優など。彼らが日替わりで登場し、番組を爽やかに彩る。月曜は、映画・ドラマ・舞台などで活躍し、「特命戦隊ゴーバスターズ」で主演を務め、子どもから大人まで幅広い層の人気を得る若手イケメン俳優の鈴木さん。「何度か『みんなのニュース』の現場や打ち合わせ(会議)を見学させていただき、4月からの参加をいまから楽しみにしています」と、出演の喜びを寄せた。火曜は、「仮面ライダーオーズ/○○○」主演で一躍人気を博し、沢尻エリカ主演で話題を呼んだドラマ「大奥」や、映画『進撃の巨人』出演で注目を集める渡部さん。「役者という職業柄、プロモーション以外でこのような番組に出演できる機会がなかなかありません。せっかく頂いたこの機会で、社会のことをたくさん勉強するのと同時に、『みんなのニュース』の火曜夕方の顔になれるよう頑張ります!」とフレッシュなコメントを寄せた。水曜は、「仮面ライダーウィザード」で主演を務め、現在は「グッドモーニング・コール」の主演が話題を呼ぶ白石さん。「普段はお芝居の仕事しかしていないので、番組にどう影響を与えられるのか全く想像がつきませんが、とにかく楽しんでやれたらなと思います」と意気込みを語っている。木曜は、2000年放送「3年B組金八先生」で注目を浴び、その後「WATER BOYS2」「ROOKIES」など数々のドラマ・映画に出演、今年は長編小説「陽性」で小説家デビューも果たした1児のパパでもある中尾さん。「俳優としてでもタレントとしてでもなく、家庭を持つ1人の男として、自分の小さな脳みそをフル稼働させて、視聴者の皆様の生の声を少しでも代弁できたらうれしく思います。難しいことは苦手なので、身近な疑問を単刀直入にズバズバ聞いていきたいです」と話し、中尾さんならではの視点で番組に参加するよう。金曜は、「仮面ライダーウィザード」で仮面ライダービースト役に抜擢され、その後、「八重の桜」、「心がポキッとね」などに出演。映画『ズタボロ』では主演を務めた永瀬さん。「出ることが決まったときには“僕にできるのか?”という不安がありましたが、“分からないことは分からない!”と正直に番組に参加できればと思います!今回仲間入りさせていただくメンバーの中では、こう見えて最年少ですが、遠慮せずに斬り込んでいきますのでよろしくお願いします!!」と、意欲十分の様子。彼らがニュースへの素朴な疑問を視聴者に変わってぶつけるとともに、いま気になる「マイニュース」も披露するという。いまをときめくイケメンたちの“トレンド”にも注目が集まりそうだ。「みんなのニュース」は毎週月曜日から金曜日、15時50分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月25日日本アンガーマネジメント協会は3月19日、「イライラしない子育てシンポジウム」を開催。「五体不満足」の著者として知られる乙武洋匡さんが「子どもの個性を伸ばす子育て」をテーマに講演した。○「親の価値観を押し付けない」の真の意味子どもの個性を伸ばすためには、自分自身の価値観を押し付けないというのが非常に大切だと思っています。しかし、本当に心からそう思えているのか、覚悟があるのかと言われると、結構ゆれてしまう部分があるのではないでしょうか。例えば息子が成長して、どんな彼女を連れてくるのだろうと想像することがあると思うのですが、同性のパートナーを連れてくると想定をした人はいますか? そしてその事実を受け止められますか? この点が、本当に子どもの個性を伸ばす教育をしたいと思っているかどうかのボーダーラインだと思っています。また私には中学2年生の友人がいるのですが、彼は小学校卒業を待たずしてスペイン・バルセロナに旅立ちました。サッカー選手になるという夢をかなえるために、現地でホームステイをして武者修行をしているのです。これを許す親ってすごいと思いませんか。なぜなら多くの親が、夢がかなわなかった時につぶしがきくように「せめて高校を卒業してからにしてほしい」などと言うと思うからです。しかしそれは、親たちの「昔の価値観」ですよね。今は大学を卒業しても職が決まらない時代です。そう考えれば、異国の地でサバイバルをした経験を持ち、スペイン語が話せ、さまざまな国籍の人脈がある彼の方がよっぽど「つぶしがきく」と考えることもできるのです。もちろんいろいろ考えた結果、それでも高校進学はすべきと考える親がいてもかまわないと思います。しかし今までは親が盲目的に、「高校進学をしたほうが幸せになれる」と信じ込んではいなかったでしょうか。私には8歳の長男、5歳の次男、0歳の長女がいるのですが、わが家は「中卒でいい」と思っています。本人も夢や目標があり、「高校や大学に行く必要がある」ということならば、こちらも考えます。自分の能力や興味関心を考えて、どこに進むのがベストなのかは、本人が決めたらいい話です。親として「このような道を歩んでほしい」とか「こうでなければならない」というのを押し付けるつもりはありません。それが真の意味で、子どもたちの個性を伸ばしていくことにつながると思います。○しかるのは「目的」ではなく「手段」私は子どもをあまりしかりません。なぜならしかるというのは「目的」ではなく、「手段」だと思っているからです。子どもたちが望ましくない行動をした場合、それを改めてほしいというのが「目的」で、目的を達成するための違う手段があれば、しかる必要はないですよね。例えば長男がけんかをして次男を殴ってしまったとしたら、まずは長男を部屋に呼びます。そこで何があったのかを聞き、まずは「次男に嫌なことをされたので殴ってしまった」という長男の主張を受け止めます。次に、「自分の嫌だという気持ちを伝える方法はほかにないのかな」と問いかけると、子どもは答えをわかっているんですね、「殴るのはいけないことだ」と話してくれます。そして「いけないことをしたときは、どうしたらいいのかな」と聞けば、親がしからなくても、指示しなくても、子どもはちゃんと謝るのです。ただこれはあくまでも、私が父親であり、四六時中子どもと一緒にいる存在ではないからできることです。子どもと四六時中一緒にいるお母さんが、これを毎回やるのは難しいと思います。でも、そういうやり方もあるのだということを、頭の片隅においてもらって、大事な場面で意識をしてほしいのです。そうすれば子どもは、「自分の気持ちによりそってもらえた」と感じてくれるのではないでしょうか。
2016年03月24日映画『天空の蜂』主題歌である秦基博の新曲「Q&A」の発売を記念して9月9日(水)、秦さんと本作に自衛隊員役で出演している永瀬匡がトークイベントを行った。2人は先日、東京国際フォーラムで開催された『天空の蜂』のプレミアイベントで初めて顔を合わせたそうで、秦さんは永瀬さんの控室にも挨拶に足を運んだという。永瀬さんは「本当はこちらから行かなくてはいけないんですが…。テンパって『好きです』と言ってしまいました(苦笑)。カラオケで必ず歌うんです。『鱗(うろこ)』が大好きです」と語る。一方の秦さんは当日、江口洋介、本木雅弘ら錚々たる面々に囲まれての舞台挨拶への登壇をふり返り「一人だけ彫りの浅いヤツがいるな…と思われていたと思います(苦笑)」と自虐コメント。これに出演陣の中でもひときわ彫りの深い永瀬さんが反応し「よく外国人に間違われます。いま流行りの4Dです!」と語り、会場は爆笑に包まれた。映画で永瀬さんは、テロリストに乗っ取られた大型ヘリコプターに取り残された少年を救助すべく奮闘する自衛官を文字通り、体を張って熱演している。実際に上空で撮影されたシーンもあったと明かし、完成した作品を観て「完全にヒーローの役ですが(笑)、自分で見ても自分じゃない人が動いているように見えて、それは役者をやっていて初めての経験でした」と明かす。このコメントに関連し、自分にとってのヒーローは?と問われると秦さんは「松井秀喜です!少年野球をやってて、ちょうど小5くらいで松井が甲子園に出て、巨人に入ったので憧れの対象でした。ヤンキース時代はホームランを打つとメールが来るサービスに加入してました!」と熱く語り、意外な一面をのぞかせていた。また永瀬さんは秦さんに代わって(?)、ファンの前で「Q&A」のサビの高音部分を披露!永瀬さんの力強い歌声と、本人の前で歌える度胸に秦さんも「ハートが強い!」と絶賛。永瀬さんも「ハートは強いんですよ」と満足そうにうなずいていた。「Q&A」は発売中。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会
2015年09月09日ゲッツ板谷の自伝的小説を映画化した『ワルボロ』(2007年)の続編『ズタボロ』の初日舞台あいさつが、5月9日に新宿バルト9で開催。主演の永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、荒井敦史、南果歩、橋本一監督の7人が登壇した。『ズタボロ』は、立川を舞台に、高校生となった主人公・板谷コーイチ(永瀬匡)が、仲間との友情を取り戻そうとして、暴走族や不良集団、ヤクザなどとの抗争に巻き込まれていくという青春映画。バイレンスシーンが多いため、永瀬は「朝から観て、体調大丈夫ですか? ポスターを見ると、ゾンビ映画じゃないかと言われるんですが、ゾンビ映画じゃないです。観てもらえてうれしいです」とあいさつして笑いを誘った。南は「自分の体が傷んでも傷ついても、友達のために突き進むところにぐっときました」と見どころを語った後、演じたたくましい母親役について「子どもはみんなのもの。我が子だって特別視しないところがいい」と称えた。それを受け、堀井はシャワーを浴びるシーンで、南に裸体を見られ「お前のぞうさんを見るか」といった、恥ずかしい会話のやりとりをしたことを告白。永瀬が「笑いをこらえるが大変だった。『意外と大したことないじゃない』とか言ってた」と突っ込むと、堀井は大慌てで「やめろ!」と叫び、会場は大爆笑となった。明日10日が母の日なので、永瀬には秘密で、彼の母から息子に当てた手紙が代読された。手紙には、永瀬が小さい頃に体が弱かったことや、永瀬のやさしい素顔についてのエピソードのほか、「あなたの母でいさせてもらえることが誇りです」という熱い思いが込められていた。永瀬は照れ隠しなのか「素晴らしい」と言った後「こんな息子ですが、『ズタボロ』を機に、ネットニュースのトップになれるように頑張ります。食レポで『まずい』と言ったら、それだけが書かれてしまって。こんな息子ですが、よろしくお願いいたします」と会場にいる母親へ向けて語りかけた。さらに、母の日なので、食用のカーネーションをふりかけた"愛母ズタボロ弁当"が用意されたが、例によって永瀬は「本当にまずい」と口をゆがめて、素直な感想を口にしていた。
2015年05月10日映画『ズタボロ』の完成披露試写会が3日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一と橋本一監督が出席した。9日から全国公開する本作は、ゲッツ板谷の自伝的小説を実写化した青春群像劇。不良高校生のコーイチ(永瀬)は、喧嘩に明け暮れる日々の中で、少年から大人へと成長していく――というストーリーで、2007年に公開された映画『ワルボロ』の続編となっている。映画初主演を果たした永瀬は、堀井、成田と共に学ラン&傷メイクで登場。「コーイチに共感する部分があって、俺のままでいこうと。これまでで、1番お芝居をしなかった現場」と撮影を振り返りつつ、「自分のドッキリを見ているような気分。この生々しさ伝わらなかったら、役者を辞める勢いです」と自信たっぷり。そんな永瀬の恋人役を演じた清水は、「素晴らしかったです。主役の器の人なんだなと思った」と大絶賛していた。また、劇中でキスシーンに初挑戦した清水は、「犬のぬいぐるみ相手に家で練習したんですけど、あんまり意味無かった(笑)。永瀬さんがリードしてくれました」と照れ笑いを浮かべると、永瀬は、「本当は俺がリードしちゃいけなかったんだけど、子犬のように震えてたから」とニヤリ。橋本監督からは、「濃厚で長いキスを」という要求が入り、「本当に長かった! 1時間くらい永瀬さんとキスしてたと思う」と明かした清水は、「女として映画に出たのは初めて。これを機に、もっと男性に来てほしい」と大胆発言していた。
2015年05月04日5月9日(土)の公開に先立ち、映画『ズタボロ』の完成披露上映会が3日(日・祝)都内で行われ、永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一、橋本一監督が登壇した。主演の永瀬さんらが登場するも、何故か顔は傷だらけ。「これは木村(祐一)さんにやられたんです」と永瀬さんが暴露すると、「こんな役、親に怒られますよ。普段は湯豆腐みたいに温かい、柔らかい男です」と木村さんが会場の笑いを誘った。本作は『ワルボロ』の続編であり、人気作家・ゲッツ坂谷自身の不良高校時代が赤裸裸に描かれた熱い青春が描かれている。永瀬さん演じるコーイチの周りを固めるのは、朝ドラ「まれ」に出演中の清水さん、朝ドラ「マッサン」から大河ドラマ「花燃ゆ」へと異例の連続出演を果たした堀井さん、そして、小・中・高・大学と、空手日本一の経験を持ち、本作でも本格アクションを披露している成田さんといった日本映画の未来を担う若手俳優陣ばかりだ。「成田さんは、劇中で『鬼』と呼ばれているんですけど、アクションの練習中から音が違って、本物の鬼でした!」と永瀬さん、堀井さんがエピソードを話すと、「でも空手では鉄パイプを持ったり、階段からジャンプしたりすることがないですから、空手も活かされたんですが、学ぶことが多かったです」と真面目に回答。紅一点の清水さんにMCから、劇中のようなこんな男性はどうですか?との質問が投げかけられると、すかさず「こんな男子は絶対に嫌です!あ、でも成田さんはいい」と言われ、成田さんはタジタジだった。「今までで一番お芝居をしなかった作品です。嘘を演じたくなくて、全て自分自身に置き換えながら演技をしていったので、まさに俺だと思いました。これで伝わらなかったら、役者を辞める勢いです」と永瀬さんは本作への自信をみせた。「自分」という看板を背負って成長していく主人公になぞらえ、キャスト・監督がタイトル「ズタボロ」の文字が入った看板を背負い、アピール。ダンベルの重さに永瀬さんが歯を食いしばっていると、会場からは黄色い声援も飛ばされた。映画『ズタボロ』5月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月03日「携帯のアプリを見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。今回のゲストは、堂珍嘉邦さん。CHEMISTRYとしてデビューし、現在はソロ活動を行いながら、シンガーだけでなく映画や舞台等にも出演し、多岐に渡って活躍されています。気になるプライベートについて、お話をうかがいました。―――先日、広島東洋カープの始球式を務められていましたが、野球は昔からお好きなんですか? 堂珍:そうですね。僕は広島出身で、故郷に球団があると、やっぱり野球が身近になりますね。―――子供の頃に野球を観に行った思い出などは? 堂珍:家の畑で取れたメロンや瓜を食べやすく切ってタッパーに詰めて、夏休みにバックネット裏で親父と野球を観るっていうのが小学生の頃は毎年の恒例行事でした。当時は酔っぱらいの客が多くて、バックネットによじ登っちゃう人がいたり(笑)。テレビの『珍プレー好プレー』なんかでよくオンエアされてますよね? あれを実際に生で観ていました(笑)。―――お忙しい今では、球場に観に行くこともなかなかできないのではないかと思うのですが、試合はテレビやネットでチェックしているんですか?堂珍:やはり結果を楽しみにしているので、仕事がナイターの時間より早く終わりそうなのであればネットはチェックしないようにしています。でも仕事が遅くなってテレビ中継に間に合わないときはネットで試合速報を見ますね。―――実は今回、エキサイトでは、 ドコモの「スゴ得」 というプランをみなさんに紹介しています。定額で、魅力的なコンテンツが使い放題になりまして。スゴ得には『プロ野球TV』という公式戦の全試合を速報でご覧いただけるサイトがあるんですよ。堂珍:このサイト、選手名鑑もあるんですね。データが充実していて、すごくいいですね! 野球においてデータは本当に重要ですから。12球団の1軍選手を一通り、一日1回は目を通すので、その辺の解説の人より詳しい時期がありました(笑)。有望な若手の選手が入ると2軍の試合もチェックして、いつ1軍に入って来るんだ?って。 ―――監督目線ですね(笑)。堂珍:そういうふうに組み立てて、チームを考えてシュミレーションするのがすごく好きなんですよ。そういう野球ゲームも大好きだし。―――自分の理想のチームを想像するわけですね。堂珍:友達とは、この選手をトレードに出して、今のうちにあの選手を取っておいた方がいいんじゃないかって話をしたり。それで、「だよな! 俺とお前が監督やった方が絶対いいよな」って盛り上がったり(笑)。広島だと、高校の後輩だった投手の永川勝浩くんと仲が良かったり、最近は堂林翔太くん(内野手)が、僕がプレゼントした曲を入場曲に使ってくれているんです。先ほどお話に出た始球式はマツダスタジアムだったんですけど、何度か達川光男さんと実況解説もやらせてもらっていて。達川さんより僕の方がデータは詳しくて、「アンタよう知っとんのう!」とよく言われますね(笑)。だから、そういうデータを全部網羅しているこのサイトはいいですよね。野球の解説に近いトピックスが書いてあるのも嬉しいです。 あとは選手の怪我や手術の情報があるといいかも。野球ファンなら知っておきたいですもんね。ほかに日本人選手のメジャーでの活躍も知ることができるし、記者の方の記事も載っているから、それもすごく便利だと思います。―――想像以上のカープ愛で圧倒されていますが(笑)、野球がオフシーズンのときはどうされているんですか?堂珍:ゲームです! ゲームで恋しさを紛らわせています(笑)。『プロ野球スピリッツ』というゲームがあって、相当買うのを我慢していたんですけど、最近我慢しきれずに買っちゃいました。もともとはパワプロ(『実況パワフルプロ野球』)が好きだったんですよ。カーブとストレートとフォークぐらいしか球種の意味を分かっていなかった僕が『実況パワフルプロ野球』で初めて球の緩急とか変化球を知って、そこから野球にのめり込んだんです。―――実はパワプロもスゴ得にあるんですよ。ちょっと一緒にやってみましょう! 結構データが詳しく入っていて面白いですよ。堂珍:12球団には毎年、身体測定をやってもらって、各選手の肩の強さなどのデータを出してほしいですよね。こういうゲームの監修とかすごいやりたいですもん(笑)。伊集院光さんも詳しいんですよね。『パワプロ』はRIZEのメンバーの方やスチャダラパーのANIさんもすごく好きですよ。会っただけで、お互い話さなくても相手がパワプロを好きなのがわかる、みたいな(笑)。(『モバイル・パワフルプロ野球2014』を起動し、オープニングの音楽を耳にして)堂珍:あーっ、これこれ!(笑) ―――ゲームのBGMは当時と変わっていないですか?堂珍:変わっていない感じがしますね。―――ゲーム内容はどうですか?堂珍:2D感があって懐かしいですね。背景や作り込みは今のユーザーも満足する感じになっていると思います。―――では、野球以外のサイトもご紹介させていただきたいのですが、5月17日公開予定の映画『醒めながら見る夢』で初主演されていますが、スゴ得には『映画MovieWalker』という全国各地の映画館情報だけではなく、映画に出演された方への独自インタビューが載っているサイトもあるんですよ。堂珍:いいですね。昨年、その『醒めながら見る夢』の撮影で京都へ行った時に、空き日に映画館を調べて観に行ったんですけど、このサイトならすぐに探せますよね。土地勘のない場所ならなおさら便利ですね。―――どんな映画が好きなんですか?堂珍:SFが好きですね。わかりやすいのがよくて、ハッピーエンドの映画が好きなんですよね。ちっちゃい頃に観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なんか最高だったじゃないですか。やっぱりね、映画もライヴもハッピーエンドじゃないとダメですね。ほかには、アーティストが出ている映画も観ておきたいし、ジブリはもう永遠じゃないですか。―――『映画MovieWalker』は作品から上映している映画館を探すこともできるんですよ。堂珍:ツアーメンバーとコミュニケーションをとるためにみんなで盛り上がって観に行ったりしたので、次のライヴツアーで地方に行く時にはぜひこのサイトで映画を探して観に行ってみたいと思います! 野球とゲームがお好きな事は事前に伺っておりましたが、やはりその話題になるととても盛り上がりました。お会いするまではクールな印象を持っていましたが、とても熱くそして無邪気な方でした! 堂珍さん、ありがとうございました! 今回ご紹介したコンテンツも使い放題の 「スゴ得コンテンツ」 では、ドコモスマートフォンで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。更に初回お申し込みから月額使用量が31日間無料! 是非チェックしてみてくださいね。エキサイトでは「著名人にインタビューしました」というお題で特別シリーズを展開しています。他にも話題の著名人のとっておき情報を公開中! 特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト) ■堂珍嘉邦プロフィール1978年11月17日生まれ。広島県出身。2001年3月にCHEMISTRYとしてデビュー。ヴォーカルデュオの代名詞となり、CD総売上枚数1800万枚を誇る日本を代表するアーティストに。2012年、ソロミュージシャンとして活動を開始。2012年11月に自らの音楽性を“耽美エント(耽美+アンビエント)Rock”と命名し、両A面シングル『Shout / hummingbird』でソロデビューを果たす。2014年3月に最新『Bronze Caravan』をリリース。現在、今作を引っさげての全国ツアーを開催中。2009年には映画『真夏のオリオン』で俳優としてもデビュー、2011年には音楽劇『醒めながら見る夢』で主演を務めた。来る5月17日には初の主演映画『醒めながら見る夢』が公開予定。
2014年05月02日約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』をリリースするCHEMISTRYの堂珍嘉邦。ツアーを共に回ったバンドメンバーや海外のミュージシャンなど、多彩な音楽家との共同作業から生まれた本作は、ソロ以降の先鋭的な音作りをさらに推し進めた内容となった。ギターロックからエレクトロニカまで多彩な音楽的要素を吸収しつつ、その歌声には彼らしい艶かしさが宿っており、ポップミュージックとしても一級の輝きを放っている。堂珍嘉邦は今作をどんなコンセプトの元で作り上げたのか、その音楽観と創作プロセスをじっくりと聞いた。 ■約1年ぶりの2ndソロアルバム『Bronze Caravan』は、ギターロックやエレクトロニカ、その他にも様々な要素を取り入れつつ、バンド的な躍動感を感じさせる力作です。まず、どんな作品にしたいと考えて制作に入りましたか? 昨年1stアルバムをリリースして、ツアーを終えたところで、バンドとしての手応えを感じたんです。そこで、もう少しメンバーがステージで“炸裂している”姿が見たくなったというか、もっとそれぞれのポテンシャルを引き出したいと思うようになって。自分の曲にもいろんなアプローチがあると思うのですが、1stアルバム『OUT OF THE BOX』で“枠からはみ出た”自分が、2ndアルバム『Bronze Caravan』で“キャラバンでさらに遠くに引っ張っていく”という流れですね。■「メンバーのポテンシャルを引き出す」というテーマは、曲作りの段階から考えていたのでしょうか? そうですね。曲作りもメンバーと一緒にやったほうが早いじゃん、と思って。それに、メンバーのポテンシャルが炸裂するということは、もっと自分のよさを出さないといけない。やっぱり、メンバーがノッていれば、ボーカリストとしてもノれますしね。あとは歌詞の部分で、自分が伝えたいものをしっかり書こう、と考えました。■今作の歌詞はドキッとするようなフレーズ――辛辣な部分もあるし、ハッピーな部分もあって、感情の振り幅が広いと感じました。そのときに思ったこと、サウンドに呼ばれて書いたことが、結果として幅広いものになったんです。たぶん自分自身が、音楽も含めて多くのことにチャレンジしたいと考えているからでしょうね。ひとつに決めてしまうより、自分のいろんな面をまだまだ広げていきたい。おかずは色んなものがあって、少しずつ食べるほうが自分もうれしいんです。自分の過去の経験や夢に見た景色が明確にあるから、書けることはたくさんある。それは、自分の経験値だと思っています。■歌詞だけでなく、楽曲自体からも“幅広さ”は感じられます。ロマンチックな世界と、現実的な視点、総合力を使って音楽的に煮詰めていく部分がミックスされているように思いましたが、音作りのプロセスは? デモのときはとにかく想像力をふくらませて、アイデアを残していきました。まずは好き勝手にやって、気になる部分はあとで考えようと。そうして、ミックス段階では作業しながら、具体的にどうするかを話し合っていく……という流れでしたね。かなり音を重ねているので“コンプ感”が出ています。■84年にマンチェスターで結成され、90年前後に人気を博した4人組バンド“The Railway Children”のGary Newby(Vo,Gt)とも共作をしていますね。 制作作業はロンドンに行って、スタジオに2人で入って、実際に演奏しながらメロディを付けていったんですが、気さくな兄さんというか(笑)。向こうも向こうで、「弟というか、同級生と久しぶりにあったような気分だよ」と言ってくれました。僕も楽しかったし、彼も楽しんでくれていたみたいです。■The Smithの少し後に出てきたバンドで、かつてはとても美形でした(笑)。今はちょっとポッチャリしていますけど(笑)、人も曲も、すごく爽やかなんですよね。いつもはけっこう無口らしくて、シャイな感じはしました。実際の作業としては、Garyがコードを弾いてくれて、そこに自分がメロディをのせていく、という感じ。お互いに遠慮せず、ギタリストとボーカリストに徹して、アイデアを出し合って。僕も、途中で気に入らないコード進行があったら、「違うコードにしてくれ」と言いました。■そこで生まれたのが、5曲目の「Reminisce」と、最終曲として収録された「To the end for me」。最初に「Reminisce」を作ったのですが、曲が煮詰まってきたところで一度ストップして、「せっかくだからもう一曲」ということで作ったのが、「To the end for me」だったんです。いちから作ったらギターとボーカルだけで成立してしまって、あとからリズムやベースも入れてみたんですけど、結局は合わなくて。これまで、ギターとボーカルだけというのはやったことがなかったけれど、自分の好きなアーティストもやっているし、セミアコで弾き語る感じもすごく好きだったので、結果的にいい曲に仕上がったと思います。タイトルについては、デタラメ英語で歌っているときに出てきた、“トゥジエンフォミー”というのを文字に起こしてみたら、“終着地点に向かって”という意味になったので、ラストにピッタリだなと。■「To the end for me」はアルバムを締めくくる、憂いを帯びた楽曲ですね。ロンドンという環境が大きかったかもしれません。日本なら自分のことを知っている人がたくさんいて、街で指を差されることもありますが、ロンドンでは自分のことを知らない人だらけで、自分がポツンと浮き彫りになった感覚があったんです。そこで、自分が何をやるのか、ということが整理されて、一番シンプルなものが出てきたというか。それと、Garyと作業をしているとき、自分や日本の音楽シーンにはない、UKっぽいものを感じたんですよね。自分が聴いていた90年代の音楽と、日本の音楽に強い影響を受けてきた自分の音楽、そして、2001年にデビューしてからこれまでやってきた音楽と、色んなものが混ざって、出たひとつの答えがこの曲で。それがすごく繊細で物悲しげなものだったから、ギターとボーカルがすごくマッチしました。■一方で、3曲目の「Hey! Mr.」のように言葉遊びが全開の曲もあります。コーラスも含めて、ボーカリストとして要求されるものがかなり高い曲ですね。CHEMISTRYでのコーラスとはまた違って、ブリッジのところで“ぶっ壊れ気味のサラリーマンの聖歌隊”みたいなイメージで歌ってみたり、奇声を入れてみたり(笑)。歌詞も自分なりの曲がりくねった言葉で、皮肉も入っているし、マジメなものじゃないから、不思議とそういうものがハマるんです。■歌詞はキーワードを起点に、連想ゲーム的に作っていった感じですか? いや、むしろ即興で当てずっぽう状態でした(笑)。ライヴでやるときは、基本的にはCDの音源を忠実に再現しようとしています。■本当に色んな表情のあるアルバムですが、2曲目の「It's a new day」は堂珍さんのやさしい部分が出たメロディだと思います。あらためて出発をする、というのはそうとうな決意が必要で、その裏側にある切ない部分も、うまく表現できたと思います。ソロでの再出発、みたいなことはあまり深く意識していないけれど、そういうテーマがサウンドにうまくハマって。Sigur Rosというと少し違うかもしれませんが、北欧っぽさは意識しています。こういう曲が好きな若い男の子なんかが、ライヴに来てくれるとうれしいですね。■Sigur Rosもそうですが、ヨーロッパ的なギターサウンドは随所に出てきますね。タイトル曲「Caravan」についても聞かせてください。耽美なものは奥深く、気持ちいいし、落ち着きます。ただ、それに浸っていると、攻撃的になってみたり、皮肉を言ってみたりしたくもなるんですよね。「Caravan」は、この曲が突破できれば、僕のアルバムを好きになれるよ!という試金石のような1曲です。1曲目に持ってきたのは、はじめに大風呂敷を広げて、“やらかしたかった”から(笑)。そういう意味では「It's a new day」が1曲目だという考え方もできるので、曲間を短めにしてもらったりしています。■最初にハードルを高くして、リスナーに“かます”というのは面白い発想ですね。ツアーから2作目という流れで、堂珍さんの音楽がリスナーに届いているという手応えはありますか? そうですね。少しずつ、自分が持っているスケール感やイメージが伝わっていると思うし、ライヴの大歓声があって初めて得られる快感を目指したいなって。ライヴは一つ一つが大事で、もっと新しい人たちに聴いてもらいたい、という気持ちでやっています。■堂珍さんの表現衝動がどんどん高まっている、という印象を受けます。少しずつでも、表現していきたいと思います。そういう意味でも、1年に1枚のアルバムとツアーというペースはキープして、走り続けなきゃいけない。バンドとして全国を回るなかで、より“足跡を残す”という意識が高くなっているし、今回のツアーでまた大きく成長したいですね。いっぱいいっぱいな部分もありますが、ガッツで最高のライヴに仕上げます! (取材・文/神谷弘一[blueprint]、撮影/宮腰まみこ)■作品情報堂珍嘉邦 2nd Solo Album『Bronze Caravan』2014年3月5日リリース【初回限定盤】CD+DVD SLCL-002/¥3,800(消費税別) >>購入する 【通常盤】CD SLCL-003/¥3,000(消費税別) >>購入する ・堂珍嘉邦 オフィシャルサイト ・堂珍嘉邦 エキサイトミュージック撮り下ろし特集
2014年03月12日今年4月にソロ活動の始動を発表したCHEMISTRYの堂珍嘉邦が、ソロとして休止後初のワンマン・ライブ『堂珍嘉邦 A La Musique』を渋谷公会堂にて10月8日に開催した。この日は、1日限りのスペシャル・ライブとあって、全国から多くのファンが駆けつけた。堂珍にとってこの日は、ソロアーティストとしての新たな一歩となる記念すべきステージ。そのオープニングを飾ったのは、彼が自分にとってのロックの原点と語る、ザ・ビートルズの『Helter Skelter』。バンドを従えて歌う姿は、これまでの彼のイメージを覆すロック色あふれるアグレッシブなものだった。冒頭で「いろいろなタイプの曲を演ります」と語った通り、時にギターを時に鍵盤を奏でながら、様々な堂珍嘉邦の引き出しを見せてくれた。また、自らが作詞作曲を手掛けた『Shout』と『hummingbird』の制作秘話を語りながら、11月14日(水)にリリースされるソロデビュー作となるこの2曲を披露した。途中MCでは、今回のカバー曲としても選んだ『Rootless Tree』の意味に込められている「自分の根っこをしっかり生やしていきたい」という決意表明をし、新たなスタートの火蓋を切った。全20曲熱唱し終えた後も、会場からは大歓声が止まなかった。なお、このライブを写真に収めた「メモカぴあ」を実施中。
2012年10月10日