久しぶりの連載です。NYへ越してきてもうすぐ一年が経ちます。 歳を重ねるごとにあっという間感が強くなった42歳。ですがこの1年だけは違いました。長かった。やっとここまで来たというのが正直な気持ちです。 40代に入り、面白い様にやりたい仕事が舞い込み、やりたかった料理本も一年で2冊も出版し、一人になって5年で、大好きだった料理をやっと人前で「仕事」だと胸を張って言えるようになりました。部屋中がキッチンの様な我が家では撮影をしたり、連日の様にマイズキッチンを開催したり、週末には期間限定のレストランを銀座stockにてオープンし毎週テーマを決め、飽き性な自分のお尻を叩きいつもわくわくさせました。料理イベントには毎回たくさんのお客様も料理人も来てくれて最高に楽しかった。600人のケータリングをアシスタントと狭い家のキッチンでやりあげた時のたまらない快感。年の半分は海外の市場へ行きまくり、食べ歩き、知らない料理、食材、調理道具、その異国の空気そのものを持ち帰り再現し振る舞ったり。 この会社と、この人と仕事がしたいと思えばその会社から、その人から仕事の話が来た。当然収入も自然と増えていき、この仕事をやりはじめた時はどうやって食べて行こうか、家賃は払えるのだろうか…不安な時もありましたが電車に乗らずに1時間毎日歩いて新宿まで行った事だってありました。お皿洗いのバイトだってしました。自由になるとは覚悟と責任がついてくるのだと… それが毎朝好きな時間に起き、好きな仕事をして、好きな物を食べに行き、タクシーに乗り…年の飛行機の搭乗回数は70回を越していて忙し過ぎて靴下履いたままシャワーを浴びていたりエプロンしたまま飛行機のってしまったり遊びと仕事が一緒だったんだって… とことん仕事をし、とことん遊んで、とことん楽しかった。 でも、もうお腹いっぱいだったんです。 一旦その生活に区切りをつけ、去年の4月に渡米。2年の遠距離交際をしたパートナーとの結婚を選択しました。2人とももういい歳だし、一緒に暮らそう、そしてまた東京と行ったり来たりの生活をすれば良いんだ、と簡単に考えていました。 ですが憧れのゆっくりのんびりの生活は直ぐに飽きてしまい私は何をしているのだろうか…日本のみんなの楽しそうな姿、仕事振りを見ては私はこれで良いのだろうか、焦った時期もありました。仕事が、料理がしたかった、生きてるって感じなきゃ生きられない!ここNYで私らしく生きていくとは…悶々としていた夏のある日、いつもの様に自宅からスタジオへ向かう途中、薬局の前を通り過ぎ何故かハッとしました。引き返した店で私はレジの横に置いてあったチェリーパイと妊娠検査薬を手にしていました。そしてその足でスタジオのトイレへ行き… 1分後、私の人生は変わりました。その日は毎月の生理予定日、直感でした。 私は42歳、パートナーは55歳、正直子供は諦めていました。2人で楽しく生きて行こう、私達らしく…面と向かってそんな子供の話をしたことなんて無かったのです。最初は喜びより驚きと不安が先でした。 実は私は30代で二度の流産を経験していたから。一度目は痛みもなく成長が止まってしまう稽留流産。その頃の私は知識もなく妊娠したら産まれるのは当たり前の事だと思っていて病院で泣き崩れたのを覚えています。そして二度目はアメリカ。帰国前夜に少量の出血がありました。昔、メキシコで手に大怪我をしてロサンゼルスの病院に運ばれて手術をした経験がある私は、それがどんなに大変な事かわかっていました。観光ビザ、たらい回し、病院、先生、保険。。。その間にとにかく早急に帰国しその足で救急病院へ行こう。翌朝飛行機に乗りました、NYの空の上どんどんお腹が痛くなり激痛の中トイレへ駆け込んで凄い出血を見て私は覚悟しました、進行性の完全流産。 その時誓ったのです。私らしく、めいっぱい生きていこう…と。 あの日から色んな事があって巡り巡って、今NYでお腹に新しい命がいます。 42歳での自然妊娠の確率は5パーセント以下でそこから無事に産まれてくるのは半分の確率だと聞きました。そんな中、初期に二度も出血をして絶対安静、動けずにトイレに行くのもやっと、一日中ベッドで昔の事が頭に浮かんで不安にもなりました。 でもあの時と違っていたのは自分。歳を、経験を重ねた分、精神的にどっしりしていました。ここに命が来てくれたことだけでも奇跡で有難い。この子の生きようとする力を私が信じてあげなくてどうする? あんなに好きだったお酒もパタっと飲みたくなくなり、自分が食べたい物より食べさせたい物を食べとにかく体を冷やさないように無理をしないを心がけて…日付けが変わるたびに成長を感じ毎回健診では手に汗、目を閉じ祈り初めて心拍を聴いた時は涙しつわりが無いのに不安になり胸が張るのに安心しだんだん人の姿になっていくのにつれ自分が母になっていくのを感じ父親の自覚が無いとイライラしたり、この人と家族になったんだなぁとウルウルしたり出っ張ってきたお腹を眺めているとやっとここまで来たんだなぁと今、しみじみ思います。 もうすぐ臨月に入ります。母子一体の貴重な時も、もうすぐ終わりを迎えます。そしてこれからまたたくさんの事が待っていると思うと楽しみでありながら覚悟が必要です。でもやっとわかった気がするんです、こうやって私も母から出てきたんだ。母から愛されてきたんだって。そして姿はなくとも今もずっとずっと愛され見守られているのだと。そして私は母になるのだと。 久しぶりの連載、個人的な事でごめんなさい。でも伝えたかったのは適齢期は人それぞれで、私はそれが今だったんだ。 人生は何が起こるかわからない。だから面白い。 塩山 舞
2018年03月23日女優・橋本愛が、山内マリコ原作の映画『ここは退屈迎えに来て』にて主演を務めることが決定。また門脇麦と成田凌も出演していることが明らかになった。ストーリー何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく地元に戻った27歳の「私」(橋本愛)。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌で記事を書いているけれど、親からはフリーター同然の扱いで、何だか冴えない日々。高校時代に仲の良かった友だちと久々に会った勢いで「とにかく格好良くって、背が高くって、サッカー部のエースで、不良とも適度に仲がいい」憧れの椎名くん(成田凌)に連絡し、みんなで会いに行くことに。道中、「私」の中に椎名くんとの高校時代の忘れられない思い出が蘇る――。元彼「椎名」を忘れられない、東京に憧れと怖さを持ちながら地元を出ないまま暮らす「あたし」(門脇麦)。椎名がいなくなった途端に彼氏面してくる、椎名の取り巻きの中でも特に冴えない男と、断る方が面倒くさいから適当に遊んでいるけれど、心は彼といたときの青春の輝かしい記憶にいまもとらわれている。ここではないどこか――東京には「あるはずの」、自らの退屈を埋めてくれる何かを「椎名くん」に追い求めたその先には?「椎名くん」の大人になった姿とは…?橋本愛主演!!×門脇麦×成田凌ら新世代スター集結!原作は、『アズミ・ハルコは行方不明』の原作者・山内氏のデビュー作で、「R-18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説。紀伊国屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!」にもランクインし、「ファスト風土」小説としてネット上でも話題騒然となった。そんな小説を、今回『ストロボ・エッジ』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『ママレード・ボーイ』の廣木隆一が映画化。何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく戻ってきた主人公「私」を演じるのは、『告白』で脚光を浴び、『桐島、部活やめるってよ』で第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、その後、連続テレビ小説「あまちゃん」、『さよならドビュッシー』『渇き。』『美しい星』など話題作に出演する橋本愛。さらに、元彼「椎名」を忘れられない「あたし」を、『愛の渦』で体当たりの演技が注目を浴び、『オオカミ少女と黒王子』『二重生活』や、現在放送中のドラマ「トドメの接吻」ではヒロイン役で出演している若手実力派女優・門脇麦。また、高校時代みんなの憧れの存在だった「椎名くん」を、「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に出演し、今後も『ニワトリ★スター』『ラブ×ドック』の公開を控えるいま人気急上昇中の俳優・成田凌が演じる。キャスト&監督からコメント到着!そして今回、キャストや監督、原作者からコメントも到着!橋本愛(私役)原作を10代のときにお風呂で読んで、ああ好きだなあと思って好きな小説の映像化に関われたのはとても幸せなことでした。以前から廣木監督の現場にも興味があったので、ダブルで夢叶って嬉しかったです。田舎の景色や帰郷したときの思いとか、体が知ってることが多かったから地方出身で良かったと思いました。御縁の塊のような作品に携われて最高です。早く見たいです!門脇麦(あたし役)誰かに強く憧れて自分を認められなかったり、誰かに固執することでしか自分の存在意義を見いだせなかったり。歳を重ねるにつれて削がれていくであろう苦しくて退屈な時間もいつかは愛おしく感じられるのかな、そんな風に思える瑞々しい作品になるのではないかと思いました。廣木さん、そしてやっと橋本愛ちゃんとご一緒出来たことがとても嬉しいです。完成を観られるのを楽しみにしています。成田凌(椎名くん)一歩先にいるのか後ろにいるのか、存在したのかしなかったのか、どこか愛せるようで愛せない、椎名役を演じました。富山の地に力を借り、廣木監督をはじめスタッフや共演者の力を借り、美しい青春と草臥れた白秋の日々を過ごさせていただきました。美しい映像と混沌とした感情の中のどこかにあったであろう愛を探す人間たちの物語です。山内マリコ(原作)青春のすべてを注いだデビュー作が映画化されるなんて感無量です(しかもオール富山ロケ!)。出演者決定しました~と担当編集さんから聞き、その顔ぶれを見た日の喜びは忘れられません。橋本愛ちゃんと門脇麦さん、そしてななな、成田凌!?最高のキャスティングに震えました。本当に公開が待ち遠しいです。公開に合わせて写真集とか出してほしいです。廣木隆一(監督)ありふれた日本のどこかの風景の中、ありふれた会話。退屈きわまりない日常、でもそこにいる者たちにとってはとても特別で刺激的な時間が流れてる。いまを生きる事は決して楽しいことではないかも知れない。自分の人生がいま、どの辺なのかも。もがきながらハートを揺り動かしてくれるキャストと富山の町を走りぬけた映画です!!!!『ここは退屈迎えに来て』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日山崎賢人主演のタイムリープ“邪道”ラブストーリー「トドメの接吻(キス)」の第7話が2月18日放送。門脇麦演じる宰子の主人公・旺太郎に対する切なすぎる愛情に「泣けてきた」など感動の声が続出するとともに、今後の展開についての「推理合戦」も白熱している。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。孤高のホスト・堂島旺太郎(山崎さん)が、キスで時間を巻き戻せる佐藤宰子(門脇さん)と出会い、タイムリープを繰り返す本作。旺太郎が弟と幸せな家庭を失った12年前の海難事故の“真実”が録画された証拠テープを巡る争いで、前回旺太郎は亡くなってしまう。すでに死んだ相手とキスしてもタイムリープできない宰子が旺太郎を救うためにキスする相手は一体誰か!?先週の放送後「無難なところで春海あたりか」「長谷部がキス相手?」など“推理合戦”が白熱していたが、なんと相手はまさかの美尊(新木優子)。これには「え、ミコトさんとキス?」「す、すげぇな…今回」など驚きのツイートが一斉にSNS上を埋め尽くした。このキスで宰子は1週間前に戻り旺太郎を救うのだが、自分が死んだ時間軸があることを知らない旺太郎は「俺が死ぬわけがない」「お前を使い倒す」と宰子に冷たい態度。その“クズ”ぶりには「サイコちゃんまじ可哀想」「旺ちゃん命の恩人に何言うの!」「旺太郎は宰子が何を決心して何をしてくれたか知らないんだ…。ばかばかー」などの声が続出。旺太郎に対し「あなたを幸せにするための道具になる」と“想い”を告げる場面では「サイコ切ない…」「泣けてきたんだけど(´;ω;`)」など、その切なすぎる恋心に「宰子ほど一人の男に尽くした女性はいるだろうか」というツイートまで。そんな“クズ”ぶりが炸裂していた旺太郎だったが、美尊から「夢を見た」と自分が死んだもう1つの時間軸の出来事を聞かされ、宰子の想いに気付き、優しく宰子を抱きしめ…今回はハッピーエンドかと思いきや、そこに美尊が登場。タイムリープを夢だと思っていた美尊だがもはや隠しきれなさそうな雰囲気。さらに旺太郎に美尊を奪われた尊氏(新田真剣佑)に、春海一徳(菅田将暉)が接近、タイムリープの秘密を匂わせるという展開に。これまでも謎すぎる行動が様々な憶測を呼んできた春海。以前は旺太郎の弟の光太ではないかという予想が多かったが、ここに来て「サイコの初キス相手の同級生だったり?」「中学時代のさいこの彼氏だった説が濃厚」という声が急浮上。SNS上では春海の“正体”について今度は“推理合戦”が繰り広げられている。旺太郎、宰子、美尊、尊氏という“四角関係”がどうなっていくのか、そこに春海がどう絡んでいくのか。まだまだ予想を超えた展開が待っていそうな「ドメキス」から目が離せない!(笠緒)
2018年02月19日モデルの宮城舞(29)が15日、自身のツイッターとインスタグラムを更新し、かねてから交際していた一般男性と1日に結婚したことを報告。また、妊娠9カ月であることも発表した。宮城舞宮城は「この度、宮城舞は2月1日に以前からお付き合いしていた一般男性の方と入籍しましたことをご報告させていただきます」と報告し、「そして、母になります。ただ今妊娠9ヶ月です」と妊娠を発表。「本日発売の"たまごクラブ"で表紙を担当させて頂き、結婚・妊娠を発表させて頂くという記念になるとても有難いかたちでの報告となりました!!!」とつづった。そして、「30歳までに結婚、出産したいとずっと思い描いていたので30歳手前にしてそれが叶いとても幸せです」と喜びを伝え、「これからもモデルとしてはもちろんのこと、主婦として、ママとしても皆さまと繋がっていけたら嬉しいです。これからも宮城舞を応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
2018年02月15日山崎賢人主演、門脇麦、新田真剣佑、新木優子、佐野勇斗、菅田将暉ら豪華キャストが共演するタイムリープ“邪道”ラブストーリー「トドメの接吻(キス)」。2月11日放送の第6話はまさかの“衝撃ラスト”。ネットでは次回の展開について様々な声が飛び交っている。12年前の海難事故で弟を失い、父親が犯人の汚名を着せられた孤高のホスト・堂島旺太郎(山崎さん)が、キスで時間を巻き戻せる佐藤宰子(門脇さん)と出会ったことから、タイムリープを繰り返していく…という本作。旺太郎が狙う個人資産100億の令嬢・並樹美尊(新木さん)の、血のつながらない兄・並樹尊氏(新田さん)が海難事故の“真犯人”と判明、その証拠となるビデオテープを巡って旺太郎と尊氏のバトルが繰り広げられる展開となっている。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回のラストで証拠のテープを燃やした尊氏だが、旺太郎は長谷部(佐野さん)を脅し、長谷部の父親が持っているテープのコピーを持ってこさせようとするが、長谷部は謎の水死を遂げる。長谷部を死なせないためにタイムリープを繰り返す旺太郎だが長谷部を助けられない。当初自殺と思われた長谷部の死に不審を抱いた旺太郎。実は長谷部は尊氏の命を受けた布袋(宮沢氷魚)によって殺害されており、長谷部の殺害を止めようとした旺太郎は代わりに殴られ死んでしまう…というのが第6話の展開だった。今回は山崎さんの香港ロケシーンもあり、旺太郎が宰子に香港おみやげとして買ってきた「パンダのクッキー」がSNS上に話題に。「え?!!待って??!そのパンダのクッキー私も香港で買った!」「サクサクして美味しかったし中身のパンダ型クッキーも可愛かった」などの声がクッキーの画像と共にネット上にアップ。なかには「香港の空港で購入しました。未開封でした。ドラマのおかげで思い出しました」という人も。またおみやげを渡された際の宰子の表情に「宰子が振り返ったときのふわっくしゃっな顔の旺太郎が好き」という声も。宰子が旺太郎からキスを求められ「唇がガサガサなの」という場面では「ガサガサを気にしてるサイコかわいいな」「今ガサガサ…って言った麦さんがめちゃくちゃ可愛い」などの声が続出していた。毎回要所要所に登場する謎のストリートミュージシャン”春海一徳(菅田さん)。今回はドラマの主題歌「さよならエレジー」を弾き語りしており、「劇中で、さよならエレジー歌ってほしいって思ったら本当に歌ってくれた」「さよならエレジー弾き語ってる菅田くんが~良かったぁ」などのツイートも多数見受けられた。そして旺太郎の死というまさかの“衝撃ラスト”には「完全に死んでいるとタイムリープ出来ないんだな」「どうやってタイムリープして助けるの??」「宰子は誰とキスしループして旺太郎助けるのかなぁ」など様々な反応が。なかには「たぶん誰か別人とキスして戻るんだろうけど、そしたら秘密がバレるから、もしかして、菅田くんと…?とか考えて勝手にドキドキ」といった“キス相手”を予想する投稿も。ますます次回が楽しみになってきた「トドメの接吻」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2018年02月12日最旬女優であるのに、どこか儚げで寂しげ、映画『愛の渦』などで妖艶な体当たり演技を見せる一方、ヒロインを大らかに包み込む親友役も演じられる門脇麦。その彼女が、現在放送中のドラマ「トドメの接吻(キス)」では山崎賢人演じるホストを“キスで殺す”謎だらけの女性を怪演し、大きな注目を集めている。20代に人気実力派がひしめく中、個性的でナチュラルな女の子からミステリアスな怪女まで演じられる門脇さんは、唯一無二の若きカメレオン女優だ。■『愛の渦』『闇金ウシジマくん』から朝ドラ抜擢見た目は地味ながら“誰よりも性欲の強い女子大生”を演じた2014年公開の『愛の渦』は、あるマンションに集った見知らぬ男女による乱交パーティの一夜を描いた物語。松坂桃李主演『娼年』の三浦大輔監督が、同じく舞台で上演した自らの戯曲を映画化したもので、本編123分のうち“着衣時間”はわずか18分(つまり残りはハダカ)という衝撃さが話題となり、門脇さんとともにW主演した池松壮亮も一躍注目を浴びた。「頭のネジが2~3本飛んでた(笑)」と、当時の撮影について語っていた門脇さんは、大胆な濡れ場もこなしヒロインを熱演。三浦監督からダメ出しを受けた“あえぎ声”をカラオケBOXでひとり練習した、という逸話もあるほど。「撮影が終わった後、私も乱交パーティに参加していたかのような変な感じがありました」ともふり返る役ヘの没頭ぶりを見せた門脇さんの名が、多くの映画関係者、映画ファンに刻まれた1作となった。続いて出演したのが、山田孝之主演の人気シリーズ劇場版第2弾『闇金ウシジマくん Part2』だ。原作の「ヤンキーくん」編と「ホスト」編を基にした本作には、門脇さんをはじめ、全国区ブレイク直前の菅田将暉、窪田正孝、柳楽優弥らも出演していた。門脇さんは柳楽さん演じる日雇い労働者からストーカーされる一方、窪田さん演じるホストに入れあげて闇金に借金、風俗へと身を落としていく10代女性を演じ、才能豊かな面々の中でも存在感を見せた。しかも、続く主演“ヨガ”映画『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』ではブレイク前夜の坂口健太郎、ディーン・フジオカとも共演を果たしている。そして翌2015年には“闇社会”から一転、“朝の顔”へ。土屋太鳳、山崎さん、柳楽さん、葉山奨之、清水富美加(千眼美子)、浜辺美波ら若手俳優が多数出演した連続テレビ小説「まれ」で主人公・まれの親友・みのり役に抜擢された。落ち着いた包容力ある優しさで先走りがちなヒロインを時にいさめ、時に癒すブレーキ役となり、門脇さんの演技も好評を得た。■菅田将暉、福士蒼汰、神木隆之介、柳楽優弥…最旬イケメンを手玉にとる!?1992年生まれの門脇さんは、東出昌大、満島ひかり&真之介姉弟、安藤サクラなどが名を連ねる「ユニマテ」に所属。2011年にTVドラマ「美咲ナンバーワン !! 」でデビューして以来、現在まだ25歳とは思えぬほど、多彩な作品で印象的な活躍を見せてきた。2013年には、森川葵と女の子同士の恋愛を描いた『スク-ルガール・コンプレックス~放送部篇~』で映画デビュー。綾瀬はるか主演の大河ドラマ「八重の桜」にも出演し、太賀が演じた徳富健次郎(後の徳冨蘆花)と駆け落ちした姪・山本久栄役を務めていた。もっとも、「あの子は誰?」とまず注目を集めるきっかけとなったのは、バレリーナ“舞”役で竹野内豊と共演した東京ガスのCM「ガスの仮面」だろう。さながら「ガラスの仮面」か『ブラック・スワン』かという展開を見せた同CMで、門脇さんはクラシックバレエ歴12年の腕前を吹き替えなしで披露、ライバルを前に豹変し「やかましい!」と啖呵を切るひと幕もあった。その後、朝ドラ「まれ」以降も躍進は続き、北川景子主演ドラマ「探偵の探偵」では強烈な“ラスボス”を演じたり、映画『合葬』では柳楽さんと“元・許嫁”という関係で再共演したり、「劇団イキウメ」の舞台の映画化『太陽』では極寒&多忙なスケジュールの中でも共演の神木隆之介から「とんでもなく素晴らしかった」と絶賛される演技を見せた。ドラマ「お迎えデス。」では福士蒼汰とデビュー作以来の共演で、“幽霊”役にもなった。『あゝ、荒野』岸善幸監督の初映画作品で小池真理子の同名小説を原作にした『二重生活』(2016)では、待望の映画初主演。じっとりとした眼差しで長谷川博己演じる隣人を尾行する彼女の姿は衝撃を呼び、恋人役菅田さんとの濃厚な“朝イチ”シーンにも挑んだ。こうした体当たりの演技は、門脇さんが高い評価を集める理由の1つにほかならない。■「ドメキス」のキス女は彼女にしかできないハマリ役!昨年は主演作『世界は今日から君のもの』を含む6本もの映画、湊かなえ原作のドラマ「リバース」と立て続けに出演、カリスマシンガーソングライターを演じた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では感涙を誘う歌声も披露していた門脇さん。そして2018年早々から話題沸騰中なのが、山崎さん、菅田さんに新田真剣佑、佐野勇斗、志尊淳とイマ旬イケメンたちが勢揃いする「トドメの接吻」、通称「ドメキス」だ。富裕層の女性たちを食い物にする堂島旺太郎(山崎さん)のクズホストぶり、キスでタイムリープを繰り返す謎が謎呼ぶ展開に引き込まれる人が続出。「まれ」『オオカミ少女と黒王子』と共演作が多い山崎さんに何度も何度もキスをし、タイムリープを起こさせるミステリアスなキス女を演じる門脇さんへの関心も高まっている。前回、門脇さん演じるキス女の名前が“佐藤サイコ”であることは分かったが、本名ではないはずで、春海(菅田さん)が言うように、旺太郎を“助ける”ためにキスをしている可能性も捨てきれない。正体不明でありながら、ふとした表情に妖艶さと、あどけなさや孤独をも感じさせる“サイコ”は、まさに門脇さんにぴったりのハマリ役。これからどんな豹変ぶりを見せてくれるのか、期待していたい。(text:cinemacafe.net)
2018年01月21日2017年10月、大阪・舞洲にグランピング施設「グランキャンピング パームガーデン舞洲 by WBF」がオープンする。大阪駅から車で40分、季節によって変化するサンセットと海がゆっくりと見渡せる贅沢なロケーションが魅力の「パームガーデン舞洲」は、宿泊はもちろん、手ぶらでも気軽にキャンプ体験ができるグランピング施設。敷地内には、日帰りBBQ用のコーナー全144席と、宿泊用に快適性と機能性を兼ね揃えたキャンピングトレーラーのエアストリーム12台とトレーラーハウス18台を用意。中でもアメリカから直輸入したヴィンテージのエアストリームに宿泊できるのは大阪ではここだけで、流線型・シルバーメタリックのまるで宇宙船のような外観は、子供から大人まで盛り上がる事間違い無し。ヴィンテージとはいえ、内部の設備はシャワーやトイレ、エアコン、貸出WiFiなど充実しているので、子連れやキャンプ初心者、女性だけのグループでも安心して宿泊出来そうだ。日帰りのBBQコースは昼と夜の2部構成で、料金は1人4,400円(食材、器材、施設利用料込)。それぞれ焼き野菜のバーニャカウダ、季節野菜と茸のスキレット、US牛のステーキ、チョコレートマシュマロなど計7種のメニューが楽しめるほか、BBQコーナーの横には落ち着いた雰囲気のバーコーナーも用意されている。【施設情報】グランキャンピング パームガーデン舞洲 by WBFオープン予定日:2017年10月7日(土)所在地:大阪市此花区北港緑地2-3-57TEL:06-6465-4690施設:グランピング、バーベキューテラス、Barサービス:貸出Wi-Fi、駐車場64台、トイレ1か所(おむつ交換台あり)<日帰りBBQ>席数:144席(24ブロック×6名)時間:LUNCH BBQ 11:00~15:00/DINNER BBQ 16:30~20:30※冬季(12月~3月)休業価格:1人 4,400円(食材、器材、施設利用料込)メニュー:焼き野菜のバーニャカウダー/秋野菜と茸のスキレット/骨付き鶏もも肉のコンフィ/72時間熟成スペアリブ/US牛のサーロインステーキ/究極のじゃがバター/焼きマシュマロ※その他、ソーセージやアヒージョ等追加メニューあり※季節や状況によって変更になる場合あり<宿泊:全30室>■エアストリーム12台(定員2~3名)価格:1泊13,400円~(BBQ・朝食付き)※2名利用時の1名料金広さ:12.8~22.94m2設備:エアコン・テレビ・コンセント・シャワー・バスアメニティ・トイレ・ウッドデッキ・BBQグリル・冷蔵庫・寝具一式・ベッド■トレーラー18台(2名用4台・8名用14台)価格:1泊15,900円~(BBQ・朝食付き)※2名利用時の1名料金広さ:31.87~46.34m2設備:エアコン・テレビ・コンセント・バスタブ付きバスルーム・バスアメニティ・シャワートイレ・寝具一式・ベッド・ウッドデッキ・BBQグリル・キッチン・冷蔵庫・包丁・電子レンジ・まな板・コーヒーメーカー
2017年09月15日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介と、女優の門脇麦が12日、東京・ルミネ有楽町で行われた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)公開記念 「ナミヤ雑貨店」開店セレモニーに登場した。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。原作に合わせて、来場者のお悩みに回答することになった山田と門脇。「気になる人がいるんですけど、今の関係を崩したくなくて、どうしたら告白の勇気が出ますか」と、3年友達でいる男性に告白するか悩む女性からの質問に、山田は「割と”ガチ”きたぞ」と居住まいを正す。恋の相談を受けることは「なくはない」と語る山田は、「告白してみなきゃわかんないじゃないですか。崩れるかもうまくいくかもやってみなきゃわからない」と真剣に回答し、「恋って止められるものじゃないと思うんで」と名言。会場から笑いがあがると「『何を語ってるんだ』って。真面目に(相談を)受けてるんです僕は」とつっこみつつ、「人間の構造上そうなってるんですよ! きっと!」と主張した。その語調の激しさに門脇も思わず笑みを漏らすと、山田は「笑うな!」と笑顔でツッコミ。「一歩踏み出すことが大事なのかな。それで崩れるような人間関係じゃないですよ、3年間って」とアドバイスすると、門脇も「うん、めっちゃいいこと言いますね」と納得していた。さらに門脇が「恋の気持ちを捨てるというのも一つの選択だし、行ってみるのも選択だと思うし、何年か後の自分を想像した時に、後悔しない方を選んでほしいと思います」とまとめると、山田も「これです。これです、答えは」と満足げに頷いていた。
2017年09月12日女優・門脇麦(25)が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(9月23日公開)のシンガーソングライター・セリ役として主題歌「REBORN」のPV(セリver.)に出演し、歌声を披露。すでにYouTubeで公開されていたが、そこでのダンスが即興だったことが8日、明らかになった。東野圭吾の同名小説を原作に、Hey! Say! JUMP・山田涼介が主演を務める同作。3人の青年が一夜を明かすために空き家に逃げ込み、そこがかつて悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だったことを知る。シャッターの郵便口から落ちてきた手紙は32年前に書かれた悩み。3人は戸惑いながらも当時の店主に代わって返事を書く。物語が進むにつれて次第に雑貨店の秘密が明らかになり、最後の手紙を受け取った時に彼らの運命が動き出す。セリは主人公の敦也(山田涼介)たちと同じ施設に育ち、手紙の返事によって人生が大きく変わり、後に国民的なシンガーソングライターになる役どころ。門脇は、PV撮影時のことを「監督から最初に髪をピンクにするよと言われ、冗談かなと思いました。PV撮影をするよと言われた時も、冗談だと思ってました」と振り返り、「しかも前日に急に『踊ってよ!』と言われて、それも冗談かなー?なんて思ってたのですが……実際にやることになってました(笑)」と即興ダンスの経緯を明かす。ミュージカルの経験はあったが、シンガーソングライター役は初めて。役の説得力を持たせるために、日夜ボイストレーニングに励んで本番を迎えたという。門脇は、「歌手の役は初めてでしたが、髪の毛をピンク色にして『REBORN』を歌っていると、自然と役になりきれました。作品に合うとてもすてきな歌だなと思いましたが、音をつかめるようになるまでは本当に難しかったですね」と正直に語る。山下達郎が歌う書き下ろし主題歌「REBORN」は、門脇の役作りにも好影響をもたらしたようだ。KADOKAWAの二宮直彦プロデューサーは、「撮影前日に監督がいきなり"踊ってみて"と提案して実現したんですよ(笑)。それにしても、あの時の門脇さんは大変だったと思います……」とコメント。PV撮影が行われたのは、美しい夕日スポットで知られる大分・真玉海岸。2月の寒風吹きすさぶ中、門脇は薄手のワンピースに裸足という姿で世界観に没入したが、撮影を終えた時の唇は真っ青になっていたという。なお、門脇は9月19日放送のNHK『うたコン』(毎週火曜19:30~)で同曲をテレビ初歌唱する予定となっている。(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2017年09月08日ある島を舞台に、心に傷を負った人間の回復の物語を描く、ベルギー・フランス・カナダの合作映画『KOKORO』。國村隼を始め、安藤政信、門脇麦らが出演することでも話題の本作から、この度予告映像とポスタービジュアルが公開された。今回到着した予告映像の前半では、セザール賞常連女優、イザベル・カレ演じる主人公アリスが、日本を訪れるきっかけとなった経緯が描かれる。崖で國村さん演じるもう一人の主人公・ダイスケから、「飛び降りる?一緒に来る?」と問われるシーンからスタートする本映像、そこでは島に住む人々も登場し、國村さん、安藤さん、門脇さんらによる英語セリフのシーンも展開。また後半では、アリスとの関係性を意味深に垣間見せるドキッとするシーンも盛り込まれている。あわせて、アリスとダイスケのビジュアルに、舞台となった島の風光明媚な景色がコラボされたポスタービジュアルも公開。この風景は、心に傷を負った人々が訪れる“死に場所”ともいえる崖となっており、「生きる」というテーマを描く本作にふさわしい、ビジュアルに仕上がっている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年09月04日元アイドリング!!!のリーダーで歌手の遠藤舞(29)が30日、ストリーミングサイト「FRESH!」の生放送内で、年内の活動をもって芸能界を引退することを発表した。遠藤は「30歳を目前にし、新たにやりたいことが見つかり、このような結論に至りました」と説明。ファンからは「寂しい」「泣ける」などと引退を惜しむ声があがった。今後、秋に自身初で最後となるアルバムを発売し、12月にはラストライブを都内で開催することも発表。年内の活動を通して「ファン皆様と思い出づくりができたら」と話した。8月31日からは名曲「さよならの向こう側」のカヴァー楽曲も配信が開始される。遠藤は、アイドリング!!!のメンバー(3号)として2006年から2014年まで活動。その後ソロとなり、シングル4枚をリリース。ほかにも舞台やラジオパーソナリティなどの活動を行ってきた。■遠藤舞コメント応援してくださっている皆様へ「FRESH!」の生放送にてお伝えした通り、私遠藤舞は、年内の活動をもちまして芸能界を引退させていただく事になりました。30歳を目前にし、自分の将来について改めて考えたところ、新たにやりたいことが見つかり、このような結論に至りました。今年の10月末で芸能生活も丸11年となります。これだけ長い間活動を続けられたのも、関係者の皆様、一緒に活動した仲間、そして応援してくださったファンの皆様のお陰です。引退するまでの約4カ月間、この芸能生活の中で出会った全ての方に恩返しをしながら、ファンの皆様と思い出づくりが出来たらいいなと思います。発売予定のアルバム、年末のライブは11年間の集大成として、これまで私と関わってくださった方々と共に創り上げていけたら幸いです。残りの4カ月間も、どうぞよろしくお願いします。
2017年08月30日タレントの浅田舞が、舞台『煉獄に笑う』の公開ゲネプロに登場し、鈴木拡樹、崎山つばさ、前島亜美、中村誠治郎、浅田舞、吉野圭吾とともに取材に応じた。同作は唐々煙による人気作『曇天に笑う』の300年前を描いている。羽柴秀吉の命を受けて、300年に一度琵琶湖に蘇ると言われている大蛇につながる髑髏鬼灯の謎に挑む小姓・石田佐吉(鈴木)と、その謎の鍵を握る曇神社の当主である双子・曇芭恋(崎山)、曇阿国(前島)が戦いに巻き込まれていく。遊女かつ情報屋かつ陰陽師というキーパーソン・弓月を演じた浅田は、スケーターの身体能力を生かし何度も激しい殺陣を披露した。「2時間40分、有酸素運動をしているような盛りだくさんな舞台」と表し、「初挑戦となるんですけど、これまでに練習してきたことを全力で」と意気込んだ。浅田は腹筋もあらわになった妖艶な衣装に「腹筋出てますか? 良かったです」と安堵。「この1カ月間、丸1日運動に近いような稽古をしてきたので、だいぶシェイプアップできたかなと思います」と笑顔を見せた。主演の鈴木も「本当に堂々とされてましたし、一番最初にアクションシーンを見せていただいたときに回転が綺麗すぎて、『これがか!』と」と驚いた様子。「もともと表現者なので、役者ともまた違うアプローチで、華がある」と称賛した。妹の真央も観に来るかという質問については、「そうですね」と頷く浅田。「まだ今日は来ていないんですけど、ちょこちょこっときてくれるので、楽しんでもらえたらいいなと思っています」と語った。
2017年08月24日韓国映画『哭声/コクソン』で世界的にも注目を浴びた國村隼をはじめ、安藤政信、門脇麦らが出演したベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』が11月4日(土)より日本公開されることが決定した。本作は、ある島を舞台に描かれる、心に傷を負った人間の回復の物語。夫と思春期の子ども2人とフランスで暮らすアリスのもとに、長い間旅に出ていた弟ナタンが戻ってきた。ナタンは日本で生きる意欲を見つけたと幸せそうに語る。しかし、その数日後、彼は突然この世を去ってしまう。弟の死にショックを受けたアリスは、弟を変えた人々、そこにある何かに出会うため、ひとり日本を訪れる。ナタンの残した言葉を頼りに、その足跡をたどっていくアリス。そこで彼女は、海辺の村に住む元警察官ダイスケと出逢う。彼は飛び降り自殺をするために村の断崖を訪れる人々を、そっと思いとどまらせているのだった。求めすぎず、静かに傷をいやすことのできるその場所に、アリスはどこか安らぎを感じる。そしてダイスケをはじめ、ジロウ、ミドリ、ヒロミ、ハルキら、その村で出会った人々との交流が、静かにアリスの心に変化をもたらしてゆき…。最愛の弟を亡くし、失意のなかで日本を訪れたフランス人女性が行き着いたのは、投身自殺の名所と知られる崖のある静かな海辺の村。主人公のアリスを演じるのは、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』『きつねと私の12か月』などで知られるイザベル・カレ。もう1人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを演じるのは、 ナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』のみならず、日本でも圧倒的存在感を誇る國村さん。さらにアリスが出会う地元住人ジロウを、ドラマ「コード・ブルー」や映画『GONINサーガ』などで知られる安藤さん、好奇心旺盛な女子高生ヒロミを『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『二重生活』などの門脇麦さんが演じている。本作でメガホンをとったのは、ベルギーの女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。自身の祖母の経験に基づき、第二次世界大戦中にシベリアに追われたポーランド女性を描いた『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』(’10)で長編作監督としてデビュー。同作でロカルノ国際映画祭オフィシャルコンペティション正式出品、マラケシュ国際映画祭で審査員特別賞、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて監督賞に輝いている。『KOKORO』は11月4日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日7月15日公開の映画『世界は今日から君のもの』の完成披露上映会が5日、東京・台場のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、門脇麦、三浦貴大、比留川游、藤原さくら、尾崎将也監督が出席した。門脇麦主演の本作は、フジテレビ系『結婚できない男』やNHKの連続テレビ小説『梅ちゃん先生』など人気ドラマの脚本を手掛けている尾崎将也が、オリジナル脚本で自らメガフォンを執った作品。不器用で引っ込み思案のヒロイン・真実(門脇)の成長していく姿を描く。尾崎監督から、自身を主演にした前提で企画が始まったと明かされた門脇は「私をあてがっていただいた台本をいただいて、(ヒロインが)尾崎さんだなと思いました。後から"女版尾崎監督"を演じている気持ちになり、歩き方や姿勢も尾崎さんの言う通りにして、気づいたら尾崎さんみたいになり、日に日に尾崎さんに近づいていく不思議な現場でした」と回顧。劇中で演じた不器用で引っ込み思案の主人公・真実との共通点を「そこは違いますね。私は結構アウトドアで、外に出掛けたり山登りも好きですから。初めて会う人も最初は緊張しますが、自分のことをペラペラと喋ってマシンガントークしますから(笑)」と自身とは異なると強調しつつ、「尾崎さんが描くキャラクターって私のタイプの女の子で、可愛くて可愛くてしょうがないんです。だから守ってあげたい気持ちを持ち続けて演じました」と振り返った。その門脇が演じた主人公の真実は、劇中で自分の殻を破っていく。これにちなみ「閉じこもりがちな人にアドバイスは?」と助言を求められた門脇は「破っても破っても次の殻が出て来るので、殻を破れてないことにコンプレックスを感じないこと。そうすれば強くなれる気がします」と前向きな回答。一方の三浦は「せっかく殻っていうモノがあるので、取っといた方がいいと思います。逃げないとか後ろ向きにならないとか、そんなことは生活の中で必要ないので、殻は取っておいて欲しいです」と持論を展開すると、門脇から「本当に面白いですね。本当に大好き!」と褒められて照れ笑いを浮かべていた。映画『世界は今日から君のもの』は、7月15日より全国公開。
2017年07月06日上海歌舞団による舞劇「朱鷺」の世界観を垣間見ることができる動画が公開中だ。同作は2015年に全国30会場12万人を動員、今夏には再演が東京、名古屋、大阪で決定している。舞劇「朱鷺」チケット情報地上に舞い降りた朱鷺の精ジエと青年ジュンが1000年の年月の間、時空を越え、国境を越え、心を通わせる儚くも美しい愛の物語。メインダンサーの朱潔静(ジュ・ジエジン)と王佳俊(ワン・ジヤジュン)は、共に中国で映画・テレビドラマ、舞台、オペラなどの分野で活躍。「国家一級演員」の称号を持つダンサーだ。このふたりを擁する上海歌舞団は中国の伝統舞踊に、クラシックバレエやモダンダンスを取り入れて、多彩な踊りの要素を融合する独創性に富んだ舞台作品を創作。アメリカ、カナダをはじめ海外でも公演を重ね、世界的に評価されているカンパニーだ。公演は8月29日(火)・30日(水)東京・Bunkamura オーチャードホール、9月2日(土)・3日(日)愛知県芸術劇場 大ホール、9月6日(水)から10日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、9月13日(水)・14日(木)大阪・オリックス劇場にて。
2017年06月29日フィギュアスケーターでタレントの浅田舞とモデルでグラビアアイドルの馬場ふみかが8日、新宿・歌舞伎町に1年間限定でオープンする「週プレ酒場」オープンイベントに出席した。6月10日にオープンする「週プレ酒場」は、週刊誌『週刊プレイボーイ』(集英社)の創刊50周年の集大成として、週プレ編集部が完全プロデュースする公式酒場。50年の歴史を詰め込んだ店内空間でオリジナルメニューを提供するほか、人気グラビアアイドルがママを務める完全予約制のカウンターバー「週プレ酒BAR」などを展開する。6月5日発売の『週刊プレイボーイ』の表紙&グラビアを飾った浅田は、グアムで撮影した今回のテーマについて「大人セクシー」と説明。「2年半ぶりのグラビア撮影。2年半でいろんなお仕事をさせていただいて、ちょっと年齢的にも大人になったということで、大人セクシーな感じで頑張ってみました」と笑顔で話した。また、「撮影前の2カ月間くらいは、アイスショーの稽古と舞台の稽古で毎日筋トレをしていた状態だったので、筋肉がしっかりついていい具合に締まっていたかな」と自信。馬場が浅田の腹筋を触ると、「すごい! かたい! アスリートって感じですね」と驚き、浅田も"神の造形"ボディと評される馬場のくびれを確かめて、「わーすごい! これどうなってるんだろう? すごいですね。ずっと触っちゃう!」と大興奮だった。イベントには、倉持由香、菜乃花、青山ひかるも週プレ酒場オープンキャンペーンガールとして登場。ビキニ姿でイチオシメニュー「唐揚げ」を報道陣に振る舞った。
2017年06月08日連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で知られる人気脚本家の尾崎将也のオリジナルストーリーで、自らが監督も務める門脇麦主演作『世界は今日から君のもの』。この度、門脇さんが華麗な指さばきでコントローラーを操る本編映像の一部が初解禁された。小沼真実(門脇麦)は、高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔(マキタスポーツ)と母・美佳(YOU)は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎(三浦貴大)が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、主人公・小沼真実が新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい一歩を踏み出し、笑顔に向かって一歩、一歩前進していく姿を描いた物語。“引きこもり”という社会派なテーマを、ガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマとなっている。キャストには、主演の門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUが出演。また本作の主題歌は、若手注目シンガーソングライターの藤原さくらの代表曲のひとつ「1995」が起用されている。今回公開された映像では、真実が外の世界に踏み出しゲーム会社で働くワンシーンが明らかに。そこで注目なのが、門脇さんの華麗な指さばき。役作りのために習得したとは思えない熟練の域に達した指の動きは必見だ。さらに、映像の後半には真実の自宅の様子も。引きこもりの娘を必死に応援しようとする不器用な父と、近所に住む引きこもり男子を交えた、たわいのない会話…。この短いシーンには、引きこもりという問題を抱えた娘への父の気遣いと、知人の何気ない一言に敏感に反応する真実の様子が映し出され、外の世界と上手く付き合えない人たちと周囲の人たちとのリアルな現状が投影されている。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日女優の門脇麦が5日、東京・神田明神で行われた映画『こどもつかい』(6月17日公開)公開直前大ヒット祈願イベントに、滝沢秀明(タッキー&翼)、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、清水崇監督とともに登場した。同作は"こども"の霊を操り大人に呪いをかけるという男「こどもつかい」(滝沢)の謎を追うオリジナルのホラー作品。連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也を有岡、駿也の恋人でふとしたことからこどもに怨まれてしまう尚美を門脇が演じ、『呪怨』で知られる清水監督がメガホンをとった。ホラー映画では撮影中のトラブルやお祓いが話題になりがちだが、ホラーが苦手な門脇は、撮影中のノイズにも「普段もそういうことよくあるし、みんなの空気に流されてたまるかと思って、ただの機械トラブルだと思うようにしてました」と苦笑した。清水監督も「別にヤクザ映画でも、恋愛映画でも、『ピーチガール』でも、ヒット祈願と安全祈願、お祓いはするもんですから。ホラーだけじゃないんですけど、どうしてもホラーだと煽られる」と心境を吐露。「次またホラー映画だったら、キャスティングしづらくなるんですよ。宣伝になるけど営業妨害にもなる。ジャニーズさんにまたお仕事させていただきたいので、お願いします」と頭を下げた。とはいえ清水監督は、出演者を「怖がらせる」ことは心がけていたようで、ロケ地となった廃病院では有岡と門脇を連れて「廃墟ツアー」を決行。本当の廃墟だと示すために、特に行く必要がない場所にも2人を連れて行き、「この屋根が抜けてるの。有岡くん行ってごらん」等とけしかけていたという。しかし門脇は「その廃墟の怖さより、森に蜂の巣があって、そっちの方が怖いと監督が言っていて、ドキドキしました。(逆に)少し気が楽になりました」と振り返る。清水監督は「俺としては、演出だったんだけど」と驚き、「もちろん(蜂の巣は)スタッフが取り除いてるし、安全にしてるんだけど、怖がりな麦ちゃんが安心してきちゃったと思って」と裏側を明かした。清水監督が「今、なんか、がっかりです」と肩を落とすと、門脇は「意図が汲み取れず……」と申し訳なさそうにしていた。
2017年06月05日門脇麦が不器用な引きこもり女子から、新たな自分らしい1歩を踏み出していく主人公を熱演する『世界は今日から君のもの』。先日の予告編に引き続き、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUも登場する場面写真が一挙に解禁された。小沼真実(門脇麦)は、高校のころから5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父と母は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことから同じ会社に勤める矢部遼太郎が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれた真美。遼太郎へのほのかな恋心もあり、彼の役に立ちたいと思う真美だが、「自由に描く」ことが一番難しく…。本作は、人と接することが苦手で引きこもりになった主人公・小沼真実が、新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい1歩を踏み出していく物語。NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などを手がけてきた脚本家・尾崎将也が、門脇さんをイメージして描き、自ら監督も務めたオリジナルストーリーは、引きこもりという社会的テーマをガーリーな世界観で描写。門脇さんは、まるで『アメリ』のような、フワフワとしたところのある“ちょっと風変わりな女の子”を見事に体現する。今回解禁される場面写真では、主人公・真実の重要な周辺主要人物が全て明らかに!心配症な父親役を演じたマキタさん、離婚して家を出てしまった母親役のYOUさんに加え、真美の変化と成長のカギとなる役どころとなる遼太郎役の三浦さんと真実を居候させるスタイリスト・恵利香役の比留川さんの姿がお披露目。なぜ、真実はひきこもってしまったのか?彼らとの関わりのなかで、真実は自らの殻を打ち破ることができるのか?今回の場面写真から思いを巡らせてみて。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月16日門脇麦が不器用な引きこもり女子を熱演する、7月公開の映画『世界は今日から君のもの』。この度、本作の主題歌を若手注目シンガーソングライターの藤原さくらが担当することが決定。また、本作のポスタービジュアルと、主題歌入り予告編も到着した。小沼真実(門脇麦)は高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔(マキタスポーツ)と母・美佳(YOU)は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎(三浦貴大)が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で知られる人気脚本家の尾崎将也のオリジナルストーリーで、自らが監督も務めた映画。“引きこもり”という社会派なテーマをガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマだ。キャストには、主演の門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、三浦貴大、比留川游、マキタスポーツ、YOUが出演している。そして、本作の主題歌には、藤原さんの1stフルアルバムに収録されており、代表曲のひとつでもある「1995」が起用。藤原さんといえば、昨年放送された月9ドラマ「ラヴソング」でヒロインを務め、『3月のライオン』後編の主題歌や、自らもMCとして出演するBSフジ「ポンキッキーズ」エンディングテーマにも楽曲が起用される、注目のシンガーソングライターだ。同時に公開された予告映像では、不器用で引っ込み思案な女の子がゲームのバグ探しという地味なバイト生活から、ひょんなきっかけで大きな前進があるかもしれない予感と勝手な妄想をコミカルに描いている。また主題歌「1995」も流れ、明るいカントリー調のメロディと英語歌詞によるスモーキーな歌声が、まるで励ますかのようにヒロインの心に温かく寄り添っているようだ。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月30日元フィギュアスケート選手でタレントの浅田舞が11日、横浜市内で行われた出演舞台『サムライ・ロック・オーケストラ"AMAZING 八犬伝元"』の公開稽古後に取材に応じ、前日に現役引退を発表した妹・浅田真央について語った。舞は「本当にお疲れ様でしたという言葉、そして、ありがとうという気持ちを伝えたい」と思いを告白。「昨年、サムライ・ロック・オーケストラに初出演した時に見に来てくれたので、今回も来てくれると思います」と話した。公開稽古では、総合演出の池谷直樹が指導をする中、オープニング"誕生祭"のシーンとフープを使ったアクロバット"夜の森"のシーンの稽古の模様を公開。昨年の『マッスルミュージカル~ふしぎの国のアリス~』に続く出演となる舞は、初の悪役に挑戦。インラインスケートでの演技を披露した。また、今回が初のサムライ・ロック・オーケストラの出演となる、元宝塚歌劇団(2016 年2月退団、男役・煌月爽矢)の中原由貴も華麗なダンスを披露した。同舞台は、ディファ有明にて、4月28日・29日に上演する。(C)サムライ・ロック・オーケストラ
2017年04月11日フィギュアスケート女子の浅田真央が10日にブログで現役引退を発表したことを受け、姉の浅田舞が同日深夜、ツイッターでコメントを発表した。舞は「本当に彼女が引退する日がくるもんなんだと、今がその時なんだと、未だ私自身が信じる事が出来ていません」と心境を告白。「フィギュアを初めてから21年間、長年トップ選手として活躍し続けていた中には喜びも葛藤もあったのでしょうが、それらを含め、生活の全てをスケート中心で考えてきた事に、ただ脱帽です」と妹を称えた。続けて、「彼女の競技生活からは学ばせてもらう事ばかりでした」とコメント。「決断したばかりで次の目標を決める事は難しいと思いますが、今は自由な時間を楽しんでほしいと思います」と願い、「姉としても、ファンの1人としても、彼女の選手としての生活に心からお疲れ様。そして本当に多くの感動をありがとう」とつづった。
2017年04月11日『愛の渦』『オオカミ少女と黒王子』『二重生活』など様々なジャンルの作品に出演する女優・門脇麦が、7月15日(土)公開の映画『世界は今日から君のもの』で主演を務めることが決定。門脇さんは、不器用な引きこもり女子を熱演する。小沼真実は高校の頃から5年間引きこもりとなり、自分の部屋で好きな漫画やイラストをひたすら正確に模写することで現実逃避をしていた。父・英輔と母・美佳は離婚し、真実は父との2人暮らし。心配性の父のすすめでゲーム会社のバグ出しの仕事を始めるが、ひょんなことからそのゲーム会社に勤める矢部遼太郎が担当するゲームのイラストに手を加えたことで、真実の絵の才能が認められる。ある日、遼太郎から「自由に描いていいから」とゲームキャラクターのイラストを頼まれ、彼への仄かな恋心もあり遼太郎の役に立ちたいと描くことに向き合おうとするのだが…。本作は、人と接することが苦手で引きこもりになった主人公・小沼真実が、新しい人との出会いや社会との触れ合いを通して、少しずつ自分らしい一歩を踏み出していく物語。監督は、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や「お迎えデス。」「特命係長・只野仁」などのドラマや、映画『g@me.』『天国からのエール』を手掛ける人気脚本家の尾崎将也。本作は脚本も自ら手掛けたオリジナルストーリーで、『ランデブー!』に続く監督2作目となり、“引きこもり”という社会派なテーマを、ガーリーな世界感で描き、どこか愛おしく可愛い青春ドラマとなっている。本作の主演で映画やドラマ、舞台でも躍進を続ける女優、門脇さんが引きこもりになった小沼真実役を演じるほか、『進撃の巨人』シリーズや『怒り』『淵に立つ』の三浦貴大と、モデル・比留川游が主人公と関わっていく周辺人物を。そして、真実の父をマキタスポーツ、母役をYOUが扮する。『世界は今日から君のもの』は7月15日(土)より渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月23日スポーツキャスターでタレントの浅田舞が、28日(9:50~11:25)に放送される関西テレビのバラエティ番組『天国!? 地獄!? 雨上がり食楽部 京都グルメクイズツアー』(関西ローカル)に出演。彼氏と別れたことを告白し、理想の男性像を語る。この番組は、雨上がり決死隊が司会を務めるグルメバラエティ(レギュラーは毎週土曜18:30~)。今回は、「今年いろいろあった人」の代表として、元妻の浮気・出産で世間を騒がせたアンタッチャブルの柴田英嗣、格闘家に転身した把瑠都、そして浅田がゲストに登場する。浅田は「彼氏と別れました…」ということで、「いろいろあった人」の1人に。さらに、理想の男性を赤裸々に告白する。今回の放送では、絶品グルメが集まる古都・京都を舞台に、雨上がりチームとゲストチームで、「神戸牛パイ包み」「ビーフシチューとオリジナル豆腐」などの豪華料理をかけたクイズ対決を実施。ほかにも、柴田が浮気騒動の裏側を激白し、「なかなか勇気のいること!」という2017年の抱負を発表する。
2016年12月27日眼鏡市場は、窪田正孝と門脇麦を起用した、新TVCM「FREE FiT【MEN】篇」「FREE FiT【WOMEN】篇」を12月2日(金)より全国エリアで放送開始。またTVCMでも着用されているフリーフィットの新シリーズは12月2日(金)より全国の眼鏡市場にて発売開始する。CMストーリー・みどころ男性篇では窪田正孝、女性篇では門脇麦が演じる主人公を通じて、フリーフィットがアクティブな日常にフィットするフレームであることを伝える内容になっている。今回のTVCMでは通勤、サーフィンエクササイズなど計12シーンを撮影。それぞれのシーンで違った表情をみせる窪田正孝と門脇麦の演技はCMのみどころの1つとなっている。また、門脇さんが窪田さんをビンタするシーンと遊園地でジェットコースターに乗っているシーンは男性篇、女性篇とも描かれており、2本のCMを1つのストーリーとしても楽しめる。FREE FiT (フリーフィット)とは2010年12月の発売以来人気のある、FREE FiT (フリーフィット)は眼鏡市場人気NO.1のオリジナルフレーム。超弾性樹脂をフレームに採用し、日本人の顔にあわせた設計によって、驚きのかけごこちを実現。豊富な商品バリエーションで子供から大人まで幅広いお客様に好評。12月2日に発売される新シリーズでは、フロントにステンレススチールを採用し、よりスマートでスタイリッシュなデザインとなり、カジュアルシーンだけでなくビジネスシーンでも着用を楽しめる商品になっている。新シリーズラインナップFFT-1001<COLOR:BK・BR・GR・NV>FFT-1002<COLOR:BK・BR・DGR・NVM>FFT-1003<COLOR:BKM・GR・LGR・NVM>FFT-1004<COLOR:BK・BLU・BR・RE>FFT-1005<COLOR:BK・BR・PU・RE>FFT-1006<COLOR:BK・BR・LBR・RE>商品概要■商品名:FREE FiT (フリーフィット)■ラインナップ:メタルフレームタイプ 6型×各4色(全24バリエーション)■価格:30種類以上から選べるレンズ+フレーム一式 ¥16,200(税込)■発売日:12月2日(金)
2016年12月03日「舞スタイル」3号店がオープン株式会社京ろまんは、「着物を楽しむライフスタイル」をコンセプトとした着物ショップ「舞スタイル」の3号店を2016年11月1日にオープンした。場所は、奈良県奈良市にあるショッピングセンター「ならファミリー」。全館リニューアルされたばかりである。舞スタイルとは「舞スタイル」は、現代社会を美しく生き抜く女性を応援。女性1人1人のニーズに応え、「なりたい私」を実現するため、着物をツールとして働きかける、新感覚の着物ショップである。今回、3号店をオープンするにあたり、「立ち寄りやすく」「相談しやすく」「買いやすい」着物ショップを目指した。外出用のオシャレ着を始め、フォーマルな訪問着や振り袖、七五三の衣装など、幅広い年齢層のニーズに応える商品を取りそろえている。着物ライフを応援「舞スタイル」では、着物が初めての人でも安心して使えるよう、数々のサービスを実施している。【丸洗い・染み抜き・染め替えなどのサービス】を始め、【着物のコーディネート相談】や【着付け教室】の他、母親の振り袖や帯を活用した【ママ振りコーディネート】など、豊富なサービス内容が魅力的である。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社京ろまんのプレスリリース※京ろまんグループのHP
2016年11月11日『百円の恋』で「日本アカデミー賞」最優秀脚本賞を受賞した足立紳が、監督デビューを果たす『14(じゅうし)の夜』の公開がこのほど決定。併せて、門脇麦、光石研、濱田マリら実力派キャストが勢揃いしていることが明らかとなった。足立氏は、『百円の恋』でアカデミー賞のほかにも、「松田優作賞」グランプリ、「菊島隆三賞」を受賞。そして『お盆の弟』や、ドラマ「佐知とマユ」の脚本でも数々の賞を受賞するなど、いま最も注目の脚本家だ。「自分のことを大嫌いな人間が、いまの自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」と語る足立監督が作り出す本作は、1980年代の田舎町のレンタルショップが舞台に、AV女優・よくしまる今日子がサイン会にやってくるということでざわめき、やがて冒険に出る中学生男子たちの悶々とした思いを描く。情けなくも愛すべき“性春”を通じて成長していく少年たちの姿は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる…かも。今月末よりクランクイン予定の本作だが、撮影に先駆けて今回主要キャストも発表。主人公の中学生・タカシ役には、約750人のオーディションから主役の座を射止めたシンデレラボーイ・犬飼直紀が抜擢。その父親役には、足立監督脚本の『お盆の弟』にも出演している光石さん、母親役に「重版出来!」や『団地』など数々の作品に出演し、独特の魅力を放つ濱田さん、姉役に現在公開中の『二重生活』が話題を呼んでいる門脇さん、姉の婚約者に連続テレビ小説「ごちそうさん」の和田正人、さらには、タカシの幼なじみに「SUPER ☆GiRLS」の浅川梨奈 、同級生のヤンキー役にいま人気急上昇中の健太郎と、個性豊かな面々が集結。そのほか、駒木根隆介、内田慈、坂田聡、宇野祥平、ガダルカナル・タカらも出演する。今回実力派キャストが揃ったことについて監督は、「とても素敵なキャストの方々に出演して頂けて本当に光栄です!皆さんが勢揃いする場面はすげぇ楽しい場面になるかもしれないとすでにひとりでニヤニヤしています」と期待を寄せる。また「これで面白い映画にならなかったら誰が責任を取るのだろうかと考えると少し不安になるときもありますが、毎日のように新しい出会いのある監督業は(いまのところ)最高に楽しいです!」とコメントしている。豪華実力派俳優から期待の新星まで、様々なキャストが集結した本作。数々の賞を獲得した脚本家が、今度は監督としてどんな物語を作り出すのだろうか。『14の夜』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月14日先月より公開されている、門脇麦単独初主演作『二重生活』。この度、7月12日に新宿ピカデリーにて、大ヒット御礼トークイベントが行われ、門脇さんと岸善幸監督が登壇した。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。キャストには、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役の門脇さんを始め、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキーなど、豪華俳優陣が競演。いままでの日本映画にはない、新感覚の心理エンターテイメント映画となっている。この日のトークイベントには、主演の門脇さんと岸監督が登壇。監督はSNSなどで多数の感想が寄せられているのを見ているようで、「褒められると嬉しい、そして厳しい評価も真摯に受け止めて、励みにしていかないといけないと思いました。いずれの意見も、自分の糧にして進まねばという思いです」と謙虚な姿勢で御礼を述べていた。一方、門脇さんは両親と3人で劇場に観に行ったそうで、「お客さんもみんな集中してスクリーンに映る珠の尾行を目で追っていて、なんだか幸せでした」と語った。イベントの後半では、観客からのティーチインが行われ、様々な質問が飛び交っていた。「あまりにも演技が自然で、居酒屋でだんだんと酔っ払っているシーンなんて本当に酔っているのかと思いました」という感想に門脇さんは、「あれたしか朝の8時頃だったんですよね」と笑って解答。監督も「10テイク、カメラの動きなんかも調整すると13テイクくらい撮ったシーンだね」と撮影での様子も明かした。さらに、「尾行している感覚で見られておもしろい」という口コミについては、「視線を大切に作った映画です。麦ちゃんが観ている視線と、映画の情報を伝える、いわば説明のような視線。この2つの視線を1セットとして撮り進めました。同じ芝居、同じ動きを麦ちゃん以外のキャストにも記憶して何度も演じてもらって」と監督が撮影方法を語る。また、共演の長谷川さんなどから、岸監督はサディストだと言われたそうで、門脇さんは「人当たりがいいのに、ニコニコしつつ腹黒いところもちゃんとある。毒舌ですしね(笑)サディステックというか、1シーン1カットこだわりと愛情を持って撮っているのに、それを編集でばっさりカットする精神がすごい!」と監督についてコメントした。「尾行シーンでの役作りの苦労は?」という問いには、「ジッと見ていればいいので、楽しいんですよ」と話すも、「卓也との生活は初日と、その次の日の2日くらいで撮ったんですけど、自分の役が嫌な女にしか見えなくてもやもやして。でも、監督と何か明確な言葉で共有してしまうと逆に枠のようなものにはまってしまうようでそれも嫌で。1カット終わったあとの『OK』という言葉と、1日撮影が終わったあとの『大丈夫でした?』『うん、大丈夫』という確認の一言で、だんだんと役を理解して、積み上げていった感じです」と語り、言葉では共有しない信頼関係を築き上げていったようだ。『二重生活』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年07月13日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会を務め、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」の6月24日(金)放送回に女優の門脇麦が出演する。2011年に女優デビューした門脇さんは2013年『スクールガール・コンプレックス』で映画初主演を飾ると翌年公開された『愛の渦』でヌードを披露するなど体当たりでヒロインを熱演、大きな注目を集めた。その後2015年放送の連続テレビ小説「まれ」でヒロインの同級生役を演じたことでその知名度を大きく高め、最近では5月28日公開した『オオカミ少女と黒王子』、現在Netflixで配信中のドラマ「火花」でヒロインを務めるなど、いま最も成長著しい若手女優のひとりである。番組の司会の森川さんとは『スクールガール・コンプレックス』でW主演を務めて以来の共演となる門脇さん。門脇さんは仕事のこともプライベートも全て家族に筒抜けだといい、いまでも家族で温泉旅行に行き、貸切で家族風呂に入るほど家族との仲が良いのだとか。そんな門脇さんの意外なプライベートが明かされるトークをお楽しみに。門脇さんは初の映画単独主演作となる『二重生活』が6月25日(土)から新宿ピカデリーほか全国で公開となる。同作は『欲望』『無伴奏』などで知られる直木賞作家・小池真理子の同名小説を、数多くのTV番組で演出やプロデュースを手がけNHK「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど高い評価を受けた岸善幸が大胆な脚色で映画化。大学院の哲学科に通う珠(門脇さん)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。門脇さん、リリーさん、菅田さん、長谷川さんというそれぞれが独自の個性を放つ俳優たちがみせる世界は必見だ。「A-Studio」は6月24日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月24日6月25日公開の映画『二重生活』の完成披露試写会が14日、東京・新宿ピカデリーで行われ、門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、岸善幸監督、原作の小池真理子が出席した。直木賞作家・小池真理子の同名小説を、映像作家の岸善幸が映像化した本作。大学教授から見ず知らずの他人を尾行して哲学的尾行の実践を持ちかけられた大学院生の珠が、いつしか禁断の行為にはまっていく、というストーリーだ。リリー・フランキーが演じる大学教授にそそのかされて隣人の石坂(長谷川博己)を尾行する珠役の門脇は「クランクインしてから初日と2日目は恋人(菅田将暉)とのシーンを撮っていて、非常に悶々とした日々を送っていました」と振り返ると、恋人役の菅田から「悶々としてたんだ(笑)。俺のせい?」と茶化される場面も。すかさず「そうことじゃなくて!」と否定した門脇は「監督に『大丈夫でした?』と言う日々を過ごしていました。でも尾行になった瞬間から尾行に集中すればよかったし、尾行は見ているだけで頑張ることがなかったのですごく楽しかったです。長谷川さんと女性がイザコザを起こすんですけど、面白くて面白くてニヤニヤしながら見てました」と明かした。その門脇から尾行された長谷川は「役とはいえ、ずっと尾行されて嫌な気持ちでした(笑)。尾行されている気持ちを消して集中しなくてはいけなかったので変な感覚でした。監督も静かなサディストで、結構なものを要求されるんですが、『お任せします』と言ってくるんです。今までの役を作るのとは違う感覚になりました」と戸惑った様子だった。映画のタイトルでもある『二重生活』に引っ掛けて、『共演者の意外な一面は?』という質問に「門脇さんは、理性というか、色んなことを考えているイメージがあったんですけど、実際にお会いしたら動物的で意外でした」と語った菅田。対する門脇は「私は基本的に何も考えていないです」と菅田のコメントを肯定しながら、菅田について「最近はトリッキーな役や"わ~!"っていう役あ多いんですけど、テンション低い時はめっちゃテンション低いんですよ。それに寝るのが早くて、気づいたら撮影中でも寝ていましたね」と明かして観客を驚かせた。映画『二重生活』は、6月25日より全国公開。
2016年06月15日