ジェシー・アイゼンバーグが、長年交際している恋人のアナ・ストラウトさんとの間に子供を授かったことがわかった。ジェシーとアナさんは2002年から2012年まで10年間交際したが、一度破局。ジェシーは『嗤う分身』(14)で共演したミア・ワシコウスカ2013年から2年間交際していたが、昨年12月にアナさんと復縁したという。「E! News」によると、出産予定日などは明らかになっていない。ジェシーは5月27日から8月13日まで、ロンドンで自作の戯曲「The Spoils」(原題)の舞台公演で主演を務めたが、その直前までインディアナ州ブルーミントンにあるDV被害者のシェルターで、4か月間ボランティア活動をしていた。この施設のエグゼクティブ・ディレクターがアナさんの母親で、ジェシーはインディアナ大学と共同でキャンペーンを行い、50万ドルの資金調達にも協力したという。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月13日ジェシー・アイゼンバーグ、イザベル・ユペールら豪華キャストが、鬼才ラース・フォン・トリアーの遺伝子を受け継ぐ甥、ヨアキム・トリアー監督のもとに集結した映画『母の残像』。11月26日(土)からの日本公開を前に、詩的な映像美が心をかき乱す予告編映像が解禁となった。著名な戦争写真家だった母イザベルの突然の死から3年後、彼女の回顧展が開催されることになり、その準備のため、長男のジョナが父ジーンと引きこもりがちな弟コンラッドが暮らす実家に戻ってくる。イザベルの死には事故なのか、自殺なのか、不可解な部分が多くあり、当時まだ幼かったコンラッドにその真相は隠されていた。久しぶりに集まった彼らは、写真展の準備の過程でイザベルへのそれぞれの思いを語るなか、知られざる母の一面や秘密に戸惑い、悩む。しかし、結果的に、妻であり、母であるイザベルの本当の姿が彼らの中で共有されるにつれ、その死を徐々に受け入れて、家族の絆を取り戻していくかに見えたが…。監督を務めたヨアキム・トリアーは、『ニンフォマニアック』や『メランコリア』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などで世界的に知られるデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの甥。長編デビュー作『リプライズ』(’06)でノルウェーアカデミー賞にあたるアマンダ賞にて3部門受賞、続く『オスロ、8月31日』(’11)はカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品されたほか、世界各国の映画祭で絶賛された。今回、長編3作目にして初めての英語作品となる本作は、『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサー陣が製作を担当。先の第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、2016年アマンダ賞では監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞したほか、いま世界中から注目を集めている。このたび解禁となった予告編映像は、戦争写真家だったイザベル・リード(イザベル・ユペール)の死から幕を開ける。夫ジーン(ガブリエル・バーン)と2人の息子、ジョナ(ジェシー・アイゼンバーグ)とコンラッド(デヴィン・ドルイド)。それぞれにとっての、妻としての姿、母親としての姿、そして女性写真家としての姿が、彼らの記憶と現在の想いとともに映し出されていく。心がザワつく映像のラスト、イザベルの正面を向く姿とともに“誰も知らない、もう一人のあなた”と締めくくられる本予告編。家族1人1人にとっての、彼女の本当の姿とは、いったい…?この冬、みずみずしい感受性と繊細かつ豊かな映画的表現を駆使して産み出された深遠な人間ドラマに、酔いしれてみて。『母の残像』は11月26日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月04日ジャニーズJr.内のグループ・SixTONES(ストーンズ)のジェシー、松村北斗、田中樹が3日、主演映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(9月3日公開)の初日舞台挨拶に、共演の小西成弥、前田航基、根本和政監督とともに出席した。同作は、自分は普通の人間だと思いながらも、実は国家を揺るがす超能力の持ち主である高校生・太田(ジェシー)が、親友の林(松村)、松永(田中)とともに、世界を巡る事件に巻き込まれていくという青春ムービー。沖縄でロケが行われたが、撮影中は大雨に降られたという。特に走るシーンが多かった田中は「ビッチョビチョだったよね」としみじみ。田中は観客に向かって、「ビッチョビチョの樹が1回は映るので、楽しみにしてください」とアピールしたが、ジェシーは「その中で僕は、ホテルでメダルゲームやってたんですけど」と雨のシーンに参加していなかったことを明かした。また、松村は田中ほど走るシーンがなく、「まあ、ちょっとハアハアしたくらいですね」と振り返っていた。撮影中はその場その場でアイディアを盛り込むことも多く、松村は「枝があって、葉っぱはあとでつける感じ」と詩的に表現。しかし会場がすぐに反応できなかったため、メンバーから「お前、今日調子悪いな!」とつっこまれ、松村自ら「見切り発車だった」と反省する場面も。また、作中では高校1年生を演じる5人。唯一の現役高校生である前田は、会場の学生に向かって、高校生活を楽しむには「彼女をつくらない」と意外なアドバイスを送った。前田が「リア充はねたまれる。まあ彼女作らないというか作れないみたいなところあるんですけど……」と苦笑すると、松村が「やめろよ! 自暴自棄になるなよ」とフォロー。一方小西は「文化祭とかイベントを積極的に楽しむとか、修学旅行にちゃんと行くとか」と真面目に語りかけた。最後に、ジェシーが得意の一発ギャグを披露。田中にむかって「じゃあお前が好きな俺の一発芸やってやるよ」と「どんぐりころころ コロンビアについちゃった」というギャグを行ったが、田中は「俺、それじゃないやつが好きだわ」とバッサリ斬り捨てた。ジェシーはさらに新作の「はじめまして! 私、いわし、たわし、ゴシゴシ」というギャグを初公開し、松村に「一発芸でもなんでもないじゃん!」とつっこまれていた。
2016年09月03日ジャニーズJr.内のグループ・SixTONES(ストーンズ)のジェシー、松村北斗、田中樹が15日、主演映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(9月3日公開)の完成披露試写会および囲み取材に、共演の小西成弥、前田航基、根本和政監督とともに出席した。同作は、自分は普通の人間だと思いながらも、実は国家を揺るがす超能力の持ち主である高校生・太田(ジェシー)が、親友の林(松村)、松永(田中)とともに、世界を巡る事件に巻き込まれていくという青春ムービー。出演者たちは作中の学ラン姿で登場。現役高校生は前田1人だったが、田中は「まだいけるでしょ」、松村も「DK(男子高校生)感めっちゃあるでしょ」と余裕を見せた。ジェシーが「DKって何? ドンキーコング?」とぼけたものの、松村は「俺、一生学ランいけるつもりだよ。永遠の爆モテDKで行くよ!」と宣言し、共演者からも「似合う!」と称賛の声が飛んだ。また撮影で敢行された沖縄ロケでは、ジェシー&松村&田中、小西&前田が同室となり、小西は「ジェシーくんがこっちの部屋に来て踊ってくれた」とエピソードを披露。さらに小西が「音楽をいきなりかけて全力で踊り出すんですよ。めちゃくちゃうまいんだけど、すごいな~くらいしか(感想が)ない」と本音を明かすと、「ごめん! (同室の)北斗が本しか読まないからそっち行ったのよ」と言い訳をしていた。今回が観客に向けた初披露となるが、ジェシーは「お客さんがどこで笑うのか、笑って欲しいところでシーンとなってたら最悪だよね『うわ! 恥ず!』みたいな」と反応を気にし、公開後「この5人で(映画館に)行こうよ」と提案。共演者同士、仲の良い様子を見せた。
2016年08月15日ジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシー、松村北斗、田中樹が映画初主演を果たす『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』。この度、9月の公開を前に、公式HPにて待望の特報映像解禁された。海のない栃木県でサーフィン部に入っている、平凡で若干イケてない高校生・太田。しかし、彼が何事もなく普通の毎日を過ごすこと=世界の平和が保たれるという、摩訶不思議な力を持った超重要人物だった。親友のスーパー頭脳と身体能力を持った林、松永をはじめ、彼の通う高校の教師らが日本政府から国家機密として受けていた使命は、秘密裏に彼を守ることだった。そんな太田が、心の均衡が保てない出来事、つまり恋に落ちてしまった! その壮大な力を巡り、NSA(米国家安全保障局)やテロリスト までもが絡む、大事件が繰り広げられていく!果して太田の初恋の行方は? そして世界の平和は、保たれることが出来るのか――?本作を手掛けたのは、「アンフェア」シリーズなどのテレビドラマを数多く手掛ける根本和政監督。キャストには、「バカフライエフェクト」という世界平和を揺るがす驚異的な能力がありながら、自分自身は全くそのことに気づいていない、いかにも天然な高校生・太田和毅役をジェシーさん、和毅の幼なじみで天才だが、少し自信家ぶりが鼻につくイケメン・林秀太役を松村さん、同じく和毅の幼なじみで、頭が良くてズバ抜けた身体能力も兼ね備える松永英男役を田中さんが演じる。そのほか、太田が恋に落ちる才色兼備のヒロイン・三井清美役の竹富聖花や、小西成弥、前田航基、美山加恋ら若手俳優たち、そして船越英一郎、要潤、西村和彦、ブラザートムら実力派俳優陣も集結し、個性豊かなキャラクターを好演する。このほど解禁されたのは、ジェシーさん扮するごく平凡な高校生・太田の“秘密”が明らかになる特報映像。なんと彼は、世界を揺るがす特殊能力の持ち主!世界の均衡を保つため、太田の身の安全は常に監視されているが、本人は全く気付いていない様子…。海のない栃木県でサーフィン部の仲間たちと部活動に明け暮れる姿が、なんとも楽しげで微笑ましい。しかも主演の3人が、世界を救うというスケールの大きな展開が待っているようだが…。青春やSFなど、あらゆるジャンルを全部載せした驚異の青春フルスロットルエンタテイメントがさく裂する本作。まずは本特報からその様子を味わってみて。『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』は9月3日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月20日ジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシー、松村北斗、田中樹の映画初主演作となる『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』が、9月3日(土)より全国にて公開されることが決定した。海のない栃木県でサーフィン部に入っている、平凡で若干イケてない高校生・太田。しかし、彼が何事もなく普通の毎日を過ごすこと=世界の平和が保たれるという、摩訶不思議な力を持った超重要人物だった。親友のスーパー頭脳と身体能力を持った林、松永をはじめ、彼の通う高校の教師らが日本政府から国家機密として受けていた使命は、秘密裏に彼を守ることだった。そんな太田が、心の均衡が保てない出来事、つまり恋に落ちてしまった!その壮大な力を巡り、NSA(米国家安全保障局)やテロリストまでもが絡む、大事件が繰り広げられていく。果して太田の初恋の行方は?そして世界の平和は、保たれることが出来るのか?昨年初夏、栃木県、沖縄県を舞台に撮影された本作。「アンフェア」シリーズなどのテレビドラマを数多く手掛ける根本和政監督による映画デビュー作であり、青春グラフィティなのに、最初からSF映画というくくりの大風呂敷を広げたかと思いきや、小ネタやギャグをジャブのように連打し続け、予想外のトラップやオチまでも用意されており、最後は感動が待ち受ける…という一瞬たりとも予断を許さない、ジェットコースター的なストーリーが展開される。“バカフライエフェクト”という世界平和を揺るがす驚異的な能力がありながら、自分自身は全くそのことに気づいていない、いかにも天然な主人公・太田和毅役を演じるのは、ジャニーズの新時代を担うジャニーズJr.内グループ「SixTONES(ストーンズ)」のジェシーさん。初めての映画主演にプレッシャーを感じたそうだが、「素晴らしいキャストの方々とお芝居をさせていただき、楽しんで撮影に臨むことができました。観て下さるお客様にも沢山笑ってもらえるようバニラボーイチームが一丸となってつくりあげた作品なので是非楽しみにしてください!」と自信を覗かせた。和毅の幼なじみで、天才だが少し自信家ぶりが鼻につくイケメン・林秀太役には、松村さん。撮影時はかなり緊張したと明かし「なかなかうまくいかなかったことが多かったことを覚えています。そんな不安の中で完成した作品を見て驚きました。面白いです。これは老若男女全ての皆様に楽しんでいただける作品になったと思います」とコメント。そして、同じく和毅の幼馴染みで、頭が良くてズバ抜けた身体能力も兼ね備えた松永英男役を演じたのは田中さん。「動きや口調などアドリブでやらせていただいたシーンがあるので、そこが最大の見せ場です!」と見どころを語った。また、脇を固める俳優陣も豪華な顔ぶれ!太田が恋に落ちる才色兼備のヒロイン三井清美役に、『暗殺教室~卒業編~』中村莉桜役や『脳漿炸裂ガール』では主演を務める竹富聖花。そのほか、小西成弥、前田航基、美山加恋、山崎萌香ら若手実力派俳優たちが“丘サーフィン部”に集結。さらに、モデル出身の北川弘美と高橋ユウが大人のフェロモンを振りまき、船越英一郎、要潤、西村和彦、姜暢雄、ブラザートムら実力派俳優もキャスティング。それぞれに濃すぎるキャラを炸裂させている。栃木が舞台なのに、そのスケールは世界規模!青春、恋愛、友情、スポ根、コメディ、SF、いろんなジャンルを欲張りに全部のせした感動のSF(青春フルスロットル)エンターテインメント作に期待したい。『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』は9月3日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日2016年6月24日に全米公開が予定されている映画『インデペンデンス・デイ』の続編に、新人俳優のジェシー・アッシャーの出演が决定した。海外ドラマ『サバイバーズ・リモース』に出演したことで注目を集めているジェシーは、ウィル・スミスが前作で演じたスティーヴン・ヒラー大尉の息子役で出演するという。ザ・ハリウッド・リポーターによれば、ウィル・スミスの出演など詳細の多くはまだ明かされていないものの、リアム・ヘムズワースが続編の中で重要な役を演じることやジェフ・ゴールドブラムの続投が决定。1996年の第一作でメガホンを取ったローランド・エメリッヒが再び監督を務め、今年5月に撮影がスタートするとみられている。脚本はカーター・ブランチャードが手がけ、エメリッヒ監督は、ディーン・デヴリン、ハラルド・クローサーらとともにプロデュースも担う予定。第一作の中でエンジニアのデイヴィッド・レヴィンソンを演じたジェフは、続編に出演することをとても楽しみにしているようで「製作チームが僕に続編のことを話してくれたんだ。それから僕が出演することを話すと彼らはとてもワクワクしていた。僕は不安ながらも、早く脚本が見たいと思っているんだ。まだ何も読んでいないからね。彼らは今それに一生懸命取り組んでいるんだと思うよ」と昨年、あるインタビューの中で話していた。(C)BANG Media International
2015年03月05日才女なセレブ、ラシダ・ジョーンズが主演を務める『セレステ∞ジェシー』。アメリカでたった4館の公開から、全米女性たちの熱い共感が口コミで広がり、586館にまで拡大公開された本作の日本公開を前に、日本でも続々と女性から共感コメントが届いている。『セレステ∞ジェシー』は、自分のライフ・スタイルに自信をもって生きてきた女性が、突然のつまずきにもがく様子をリアルに描いた、ちょっぴりほろ苦い“オトナ女子”のラブストーリー。脚本も担当したラシダ自身の体験を基に、日々を頑張って生きる女性の恋愛問題を等身大にユーモラスに映し出し、 “あるある”と思わず頷いてしまうシーンが満載だ。学生時代に知り合って結婚したセレステとジェシー。会社を経営し、仕事のキャリアもバリバリ順調な妻・セレステと、毎日をマイペースに過ごす売れないアーティストの夫・ジェシーは、友達のように仲の良い夫婦。2人はいつまでもこの楽しい親友関係を続けるために、30歳を機に離婚を決意するが、事態は思わぬ方向へ…。本作をいち早く観た人気コミック「ホタルノヒカリ」の原作者、漫画家・ひうらさとるは「怒涛の20代を駆け抜け、やっと“ナチュラル”になれたと思い込んでるアラサーのみなさんに贈る、人生棚卸し物語!セレステがもがくどん底の先に見える輝きを一緒に泣き笑いしながら見つけて下さい」と大絶賛。また、ジェシーのような「草食男子」という言葉の生みの親でコラムニストの深澤真紀は、「“自分らしくて”“正しくて”“輝いていること”、そんなものに夢中になって自分を見失ってしまうセレステ。でも“本当の自分”なんかよりも大事なものがあるのだ」と、自分に課したルールに縛られ、どんどん深みにハマっていくセレステを分析する。さらに、「セレステの、チャーミングかつ豪快な荒れっぷりが、いい!」(安彦麻理絵さん/漫画家)、「空回りエネルギーがスクリーンからほとばしって共感&涙しました」(辛酸なめ子さん/漫画家・コラムニスト)、とそんなセレステの姿に熱い共感を贈る女性たち。「恋愛で見つけ結婚で育んだ大切なもの、それをあえて手放すことで人は原点回帰の新しい自分に出会うことができるんですね。素敵!」と岡野あつこさん(夫婦問題研究家/「あなたもぜったい!幸せなカップルになれる」著者)が語るように、いままでの自分を全て手放したからこそ、気づけることもあるはず。昨年、大ヒットした映画『しあわせのパン』の監督・三島有紀子は、「自分で決めたくせにボロボロになるときって勝手だけど…ある。そんなとき、この映画を見直そう。…キュートだなあ。痛いなあ。うまいなあ」と、あまりの共感の深さで思わず感嘆の吐息を洩らすほどの仕上がりになっているようだ。ちょっぴり“痛い”セレステに、思わず自分を重ねてしまう超リアル・ラブストーリー。この映画に泣けるか、笑えるかで、あなたのライフ・スタイルが試されているかも?『セレステ∞ジェシー』は5月25日(土)より渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セレステ∞ジェシー 2013年5月25日より渋谷シネクイントほか全国にて公開(C) C & J Forever, LLC All rights reserved.
2013年05月15日5億人を超えるユーザーを持つ巨大SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)“Facebook”を作った青年マーク・ザッカーバーグを演じたことで、俳優ジェシー・アイゼンバーグの名は広く世界に知れ渡った。現在27歳のその若き俳優はいったいどんな人物なのか──。お世辞にも美男子とは言えないが、『ハンティング・パーティ』(’07)、『アドベンチャーランドへようこそ』(’09)、『ゾンビランド』(’09)などに出演し、着実にキャリアを積み上げてきた実力ある俳優のひとりだ。そして、デヴィッド・フィンチャー監督のもと『ソーシャル・ネットワーク』でその実力が露わになった。「マークには最初から同情しなかった」「多分、僕を含めたすべての俳優が、この手の映画に出ることを待ち望んでいると思うんだ。ハリウッドはこういう映画をいつも作っているわけではないからね。ただ、映画会社としては、建物が燃え上がったりする映画の方が興行収入はいいわけで…。ちょうど3週間前に(この取材は2010年の10月下旬に行った)その手のタイプの映画の撮影を終えたばかりなんだ(笑)。銃で撃った弾がタンクにあたって、爆破して、セットが燃え上がるという撮影をね」。丁寧に言葉を選びながら本音をサラりと語る。そんな姿勢からも彼が飾らない俳優であることが伝わってくる。好青年だ。しかし、彼が演じるマークは、アイデアを盗用されたと主張するウィンクルボス兄弟と“Facebook”の創業時の共同経営者エドゥアルドに裁判を起こされてしまうような、いわゆるコミュニケーション下手な人間。たいていの映画の主人公は、観客が共感できるキャラクターであることが多いが、アイゼンバーグが演じたマークは、どんな人間なのか、何を求めているのか、つかめそうでつかめない。演じる本人も「最初からマークに同情はしなかった」と明かす。「マークはものすごく利己主義的で欲張りに映っているかもしれないけれど、同時に現実的であると僕は思っていて。観客のなかにはマークよりも彼に対抗する人たちの気持ちの方が理解できるという人もいる。でも、結局のところ、どちらにも同情はできないと思うんだ…」。共感しにくいからこそ知りたいという興味が湧き、ゆえに緊張感を持ったままエンディングを迎える。それがこの映画の醍醐味でもある。「脚本を読んですごく面白いと思ったのは、キャラクターそれぞれに言い分があるのに、それぞれが合意していないことだね。1人の観点でその人の言い分を聞くと、なるほど、そうかもしれないな…と合意できるけれど、全体を通してみるとみんなそれぞれ違うことを言っている。そこが面白いと思った」。見どころは練りに練られた会話劇にあるという。そして、ジェシーにとっては、そんな緻密に計算された膨大なセリフを操ることは苦労ではなく、むしろ快楽だったと声を弾ませる。「実はあれだけセリフが詰まっている映画でホッとしているんだ。映画によっては1シーンに2行ぐらいしかセリフがないこともあるからね。たとえば、燃え上がる建物から逃げながら話す言葉がほんの2〜3言で、おまけにそのセリフが幼稚だったりすると、僕自身が頭の悪い男に見えてしまうだろう(笑)。でも、今回の作品は現実性にあふれ、感情の込められるセリフが詰まっていたんだ!」と、『ソーシャル・ネットワーク』がいかに知的な映画であるかを強調する。200テイクに隠された演技のヒントもちろん、その知的な言葉を操るジェシーもまた知的であり、彼が“できる”俳優であることは、5分以上ある冒頭の長セリフで明らかになるだろう。しかしながら、フィンチャー監督は1つのシーンに対し200テイクも撮っている。尋常ではない数字だが、そこにも演じるヒントが隠されていた。「何百回もテイクを繰り返していくうちに、この動きがこのキャラクターの人間性を示すためには最適なんじゃないか…って思えるようになるんだ。グラスを手に持って向きを変える、そんなちょっとしたしぐさにも、その人が持っている本質的なものを表現することができるんだよ」。SNSという現代的なツールを使いながら友情と裏切り、富と権力、名誉と階級──古典的なテーマで人間が描いていくわけだが、そのなかで特に痛感するのは、マークが代弁する“孤独さ”だ。5億人とつながっていても満たされない孤独、その真実に驚かされ、同時に自分にとって何が大切なのかを考えさせられる。演じるジェシー自身は、映画が投げかける問いにどんな答えを出したのか?「なかにはマークを悪い人間だと言う人もいるかもしれない。ただ、彼にとってエドゥアルドは友だちとしてはいいかもしれないけれど、クリエイティブさにおいては劣っていたんだ。というのは、友だちが大切な人もいれば、自分が創造したものが大切な人もいるわけで、人はそれぞれ価値観が異なる生き物。ウィンクルボス兄弟にとっては成功がすべてで、自分たちがやってもいないことに対して報酬をくれと言うし、マークにとっては仕事が一番大事なわけで…。それはある意味、賞賛すべきこと。大事にしているものは人それぞれ違うからね。大切なのは、相手が大事にしているものを重要視することなんじゃないかと思うんだ。たとえ自分の優先順位と違ったとしてもね」。(text:Rie Shintani)■関連作品:ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】マライアのベイビーは双子?ガガ&E・ジョンがコラボジョニーが主演賞Wノミネート!オスカー前哨戦のゴールデン・グローブ賞候補が発表【ハリウッドより愛をこめて】新スパイダーマン撮影開始!豪華共演陣も続々決定「Facebook」誕生の裏側『ソーシャル・ネットワーク』特別試写会に20組40名様ご招待TIFFクロージングにハズレなし?『ザ・タウン』“監督”ベン・アフレックに称賛の声
2011年01月07日長期間の浮気がばれて、妻・サンドラ・ブロックが家を出てしまったジェシー・ジェームズがリハビリ施設に入所したことが明らかになった。40歳になるジェシーの決断について、代理人は「彼自身、彼の家族、そして結婚生活を救うためには、いまが大切な時期だと理解したのです」とPeople誌に語った。代理人はジェシーの入った施設の詳細については「(ジェシー)個人の問題を解決するため」と、何のリハビリを目的にしたものかは明らかにしていない。だが、サンドラがオスカー主演女優賞受賞した直後に明るみに出た、タトゥー・モデルの女性による不倫暴露記事に続き、2人、3人、そしてついに4人目の不倫相手が登場してきて、どこかのゴルフプレイヤーの不倫騒動と似た様相を呈してきたことから、ジェシーもまたセックス依存症ではないかとささやかれている。浮気発覚直後に家を出たサンドラには復縁の意思はなく、可愛がっていたジェシーの連れ子たちと別れるのに一抹の寂しさをにじませながらも、彼女にとって実子ではない子供たちの親権について争うことも考えていないようだ。次々と不倫相手が名乗り出る中、「今回の事件で責められるべきなのは自分だけ。本当に愚かな行動をして、サンドラや子供たちに苦しみや悲しみを与えてしまった。彼らが僕の愚行を許してくれるのを待つのみです」と謝罪コメントを出したジェシー。サンドラのいなくなった家から子供たちを学校に送り届けると、その足で施設にチェックインした。(text:Yuki Tominaga)写真は先月のオスカー授賞式直後、事件発覚前。サンドラとジェシーの連れ子たち。© Fame Pictures/AFLO■関連作品:しあわせの隠れ場所 2010年2月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 ALCON FILM FUND, LLC ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:オスカー女優のジンクス?K・ウィンスレットに続き、サンドラ・ブロックも夫と別居アカデミー賞総括!時代を切り拓く女たちの美しき勝利【アカデミー賞】ファッションチェック!〜シルバー編〜【アカデミー賞】サンドラ・ブロックに主演女優賞史上初ラジー賞と同時受賞オスカー前夜発表のラジー賞で主演女優賞受賞のサンドラ・ブロック、授賞式に堂々出席
2010年04月01日