イージーソフトは5月11日、請求書発行から入金管理に至る業務を一元管理し、効率化を図ることが可能で、請求担当者の業務負荷の削減や、確実な入金管理を実現する新製品「eSeikyu(イーセイキュウ)」請求管理システムの提供を開始したと発表。同システムでは、請求担当者だけでなく窓口担当者も請求書入力ができ、ワンタッチで社印やロゴが入った紙ベースの請求書発行が可能。また、入金消込、会計ソフトへワンタッチで仕訳データ連携ができる自動仕訳、別売の旅費・経費精算システム「eKeihi」とのシームレスな連携といった機能を持つ。パッケージ(オンプレミス)版は、初期費用:65万円~、保守費用:年額7万2千円~での提供、クラウドサービス版は、初期費用:10万円~、月額費用:2万円~での提供となる(価格はすべて税抜)。
2015年05月12日ガイアックスは5月11日、障害・トラブル対応に特化した障害対応管理ツール「Reactio」正式版のリリースを発表した。トラブル発生時は、監視運用ツールのアラート通知を受け取った担当者が、手作業でインシデント作成や関係者への連絡をするのが一般的だが、同ツールでは新たにAPI連携を実装したことで、監視運用ツールのアラートから、インシデント作成および一斉通知による関係者への自動コールの連携が可能となった。同ツールは、事前にユーザー登録をしなくても、管理者からの招待メール、もしくは管理者が指定したドメインであれば利用することができる。緊急連絡時には、障害の内容や状況・対応方針などを記載し、一斉通知ボタンを押すだけで登録された関係者へ自動的に架電され、記載された内容が合成音声で読み上げられる。また、発生したトラブルごとに、プロジェクトの関係者とのグループチャットを開始することができ、トピック機能によって対応の種類ごとに分割することが可能。さらに、インシデントごとに、発生と完了時間、連絡タイミングや電話通知内容など、対応のためのやり取りのすべてが記録され、その履歴を確認することができる。同社によると、同ツールは今年1月の無料トライアル版提供開始以来、200名以上のエンジニアに利用されているという。Webサイトからメールアドレスを登録すれば、30日間無料で同ツールを利用することができる。無料お試し期間以降は、月額6,000円(税抜)から利用可能となっている。
2015年05月11日○狙われやすいソフトウェアの脆弱性前回 はIT資産管理におけるソフトウェア管理の位置付けについて説明するとともに、ソフトウェア管理の中でもアプリケーションの種類の管理と制御について紹介した。第五回目となる今回は、ソフトウェア管理における脆弱性の管理について詳しく解説することにしよう。まずソフトウェアの脆弱性管理の基本となるのが、OSやミドルウェア、アプリケーション、それにウイルス定義ファイル等を常に最新の状態にしておくことである。なぜその必要があるのかというと、ウイルスやサイバー攻撃の手法として圧倒的に多いのが、ソフトウェアの脆弱性を悪用したものだからだ。セキュリティベンダーなどにより一般に公開された脆弱性というのは、攻撃者にとって最も狙いやすいもの。だからこそ、脆弱性を解消するセキュリティパッチが配布されたらいち早く適用しなければならないのである。そして数あるソフトウェアのなかでも特に注意が必要なのが、JavaやAdobe Reader、Adobe Flash Playerといった基本的なソフトウェアとブラウザ類である。脆弱性というとまず思い浮かぶのはOSかもしれないが、実はOSの脆弱性については過去の数々の教訓から対策が進んだこともあり、以前ほどは狙われにくくなっていると言われている。とはいえ、アップデートを確実に実施する必要があることは言うまでもないが……。一方、JavaやAdobe Reader、Adobe Flash Playerなどの場合、大抵のPCにインストールされているにもかかわらず、OSほどには更新やパッチ適用が迅速に行われずセキュリティ対策が進んでいないのではないだろうか。そのため攻撃者側からも、攻撃成功率の高い"格好の標的"とみなされていると思われる。それゆえ、IT管理者としては、社内のユーザーに対して各自のクライアントPCに入っているソフトウェアのアップデートを必ず行うよう呼びかけることになるわけだが、実際のところすべての社員にそれを守らせるというのは非常に難しい。忙しい業務の最中、PCの画面に「いますぐ更新してください」というアラートが出現した際に、そのままキャンセルしてしまったという経験は誰にでもあるはずだ。さらに、ほとんどの社員がしっかりと決まりを守ったとしても、1人でも守らない社員がいれば、その人のPCがウイルスなどに感染して社内全体に拡がってしまうことになりかねない。「最低のセキュリティレベルが全体のセキュリティレベルを決める」というのは、セキュリティの基本中の基本なのだ。そうなってくると、IT管理者が社内のPCのパッチ適用状況を把握せねばならなくなる。しかし、すべてのPCを1台ずつ手作業で確認していたら途方もない時間と手間がかかってしまうことだろう。それに人手で確認する以上、うっかり見逃してしまうといったミスはどうしても避けられない。○社内のPCの脆弱性を自動的に把握するツールも登場そこで求められるのが、IT資産管理ツールである。IT資産管理ツールを使えば、社内のどのPCに何のソフトウェアのどのバージョンが入っているかといった情報を自動的に集約し、一覧として確認することができるようになるのだ。ニュースなどで深刻度の高い脆弱性が報告されていたら、対象となるソフトウェアを検索してバージョンを確認する。そこで脆弱性のあるバージョンのソフトウェアが使われていることが判明した場合には、最新のパッチ等が配布されているかを調べ、配布されていれば急遽、全社にアップデートを呼びかけるようにするのである。これだけでも、IT資産管理ツールを使わなかった頃の状況と比べ格段に全社のセキュリティレベルが向上するはずである。しかし昨今の脅威の動向を鑑みれば、IT資産管理ツールを活用する際にもう1つ気をつけておきたいことがある。前回も説明したように、企業のPC1台には平均して2000以上ものソフトウェアが存在していると言われている。それに伴い、脆弱性の有無を確認しなければならないソフトウェアの種類も日に日に増えているのだ。さらに、これに関連して、脆弱性が報告される頻度も高くなってきている。例えばIPA(情報処理推進機構)が発表している脆弱性対策情報を見れば、ほぼ毎日のように何らかのソフトウェアの脆弱性が警告されていることがわかるはずだ。これだけ煩雑な状況になってくると、IT資産管理ツールで情報を把握しつつも、ソフトウェアの脆弱性を自動的に発見して最新のパッチ適用を支援してくれるようなツールもまた欲しいところだ。既にそうしたソリューションは提供されており、クライアントの脆弱性を自動で検出するクラウドサービスを提供するクオリティソフトの「ISM CloudOne」が該当する。「ISM CloudOne」は、毎日更新される「セキュリティ辞書」にもとづいて、セキュリティパッチの未適用など脆弱性のある端末をリストアップし、レポートを生成する。またグローバル企業では海外の拠点ごとに異なるウイルス対策ソフトを使用しているケースが多いが、「セキュリティ辞書」は多数のウイルス対策ソフトに対応しており、しかも同一製品であっても検知エンジンのバージョンや言語の種類まで含めて脆弱性の自動診断が可能となっている。攻撃手法がますます複雑化、高度化していくなか、これからの企業のセキュリティのあり方を考えるならば、「ISM CloudOne」のようなIT資産管理ツールを選択することが最適解となると言っていいだろう。そして煩雑な作業から解放されたIT管理者には、より戦略的なIT活用にリソースを注いでもらいたい。今回は、ソフトウェア管理におけるソフトウェアの脆弱性管理について紹介した。次回は、ソフトウェアのライセンス管理の重要性について言及することとしたい。
2015年04月27日マネーフォワードは14日、同社が運営する個人向け自動家計簿・資産管理ツール「マネーフォワード」の利用者数が200万人を突破したと発表した。「マネーフォワード」は、2012年12月にサービスを開始。以来、ユーザーのフィードバックをもとに、サービス内容の改善および拡充を行っており、現在、1,800以上の金融機関サービスからの入出金や残高情報を一括取得し、家計簿を自動作成する資産管理・家計管理のWebサービスとして好評を得ているという。Web版のほか、Android・iPhoneアプリも展開。初期費用・基本機能は無料、プレミアム会員は月額500円。同社が実施したアンケート調査(2015年4月)によると、「マネーフォワード」を利用することで、平均月1万1,642円収支が改善し、さらに1年以上「マネーフォワード」を利用しているプレミアムユーザーについては、平均月2万223円収支が改善したという。同社は今後も、ユーザーの役に立つ便利な機能を拡充し、より簡単にお金の悩みを解決できるファイナンスサービスを目指していくとしている。
2015年04月15日○ソフトウェア管理が必要なワケ第二回、第三回では、PCに接続する外部メディアやPCの操作ログといった、どちらかと言うとハードウェア寄りのIT資産管理について説明してきた。しかし当然ながら、OSやアプリケーションなど企業内で使われているソフトウェア資産を適切に管理することもIT資産管理における重要なテーマである。そこで今回は、IT資産管理の中でもソフトウェア管理にフォーカスして解説したい。まずソフトウェア管理の基本となるのが、企業にとってリスクとなるソフトウェアの存在を発見し、その起動を制御することである。例えばファイル共有ソフトやメッセンジャーソフトなどが各社員の手で勝手に端末へインストールされてしまうと、情報漏えいリスクが増大することになる。これとは逆に、なくてはならないソフトウェアが正しくインストールされ、かつ適切に動作しているかを監視することも、ソフトウェア管理の大事な要素だ。例えばウイルス対策ソフトが許可なくアンインストールされていたり、動作を止められたりしていたとしたら、マルウェアに対して無防備な、極めて危険な状態となってしまう。実際、そうしたケースは多いと言われている。また、アプリケーションやOS自体は許可されているものだとしても、最新のセキュリティパッチが適用されていなかった場合にもやはり、脆弱性のリスクが生じてしまうことになる。ウイルス対策ソフトの定義ファイルについても同様で、最新の状態を保っておくことが欠かせない。このように、ソフトウェア管理では脆弱性を管理することも必要となるのである。さらに、コンプライアンス違反を防止するためのライセンス管理も、広義でのソフトウェア管理に含まれる。もしも企業内でライセンス違反のアプリケーションが使われていた場合には、違反金や賠償金が課されるなどして社会的信用の失墜にもつながりかねない。また、それぞれの機器に、どのようなソフトウェアがインストールされているかだけでなく、そのソフトウェアのバージョンやライセンス形態まで把握することで、無駄なソフトウェアの購入を未然に防ぎ、最適なタイミングで一括してライセンス更新を行うことも可能になる。○1台のPCには2000以上のアプリケーションが──どう管理すべきかソフトウェア管理における、ソフトウェアの種類の管理と起動制御、脆弱性の管理、それにライセンス管理は、それぞれ密接につながった関係にあるが、このうち脆弱性の管理とライセンス管理については次回以降に詳しく解説することにして、ここではソフトウェアの種類の管理と起動制御について説明することとしよう。ソフトウェア管理がハードウェアの管理と大きく異なるのが、管理対象となる”数”だ。企業のクライアントPC1台には平均して2000以上もの実行ファイル(EXEファイル)が存在していると言われている。つまり、500台のPCを使用している企業の場合、のべ100万にもおよぶ実行ファイルを管理しなければならないのである。ソフトウェアの数については、例えば、社内で使用を許可していたメールアプリケーションがバージョンアップによりチャット機能などが加わった場合に、企業によっては情報漏えい防止のため使用自体を禁止しなければならなくなる、というようなケースが発生することは想像に難くない。同じアプリケーションであっても、バージョンの変化で異なる挙動を行うケースまで想定すると、単にソフトウェア名称による管理というのは、いささか心許ないと言える。このように、ソフトウェア管理を徹底しようとした場合、従来の方法では工数が天井知らずに膨れ上がっていく可能性をはらむ。だからといって、誰がどのPCでどんなアプリケーションを使っているかすら把握できていなければ、とてもではないがアプリケーションの起動を一括して制御することなど不可能だ。そのため、実際的なソフトウェア管理を行うには、IT資産管理ツールが必須となる。IT資産管理ツールは、社内のネットワークに接続されたすべての機器のインベントリ情報を自動的に収集し、資産情報として一元管理できるが、PCにインストールされているアプリケーションについても、インベントリの収集が自動で行えるようになっている。通常、インベントリは日々更新されるため、勝手にインストールされたアプリケーションがあれば速やかに発見することが可能だ。そしてアプリケーションの制御機能によって、あらかじめ設定したアプリケーションは起動させないようにできるのである。こうした資産管理ツールの中には、クオリティソフト社の「QND Advance」のように、76000種以上を網羅した独自の「ソフトウェア辞書」を用いて、製品名、バージョン、エディション等、PCにインストールされた多種多様なソフトウェア情報の名寄せを行い、カテゴリー分けを支援するものもある。ただし、IT資産管理ツールを使って企業内のPCに存在するソフトウェアのインベントリが収集できたとしても、どのアプリケーションが危険なのかをいちいち判断して使用禁止の設定をするとなると、それなりの知識と工数が必要になる。また、管理者が危険なアプリケーションだと見抜けずに使用を許可してしまう恐れもある。そうした管理者の時間と知識を補うものとしては、先述の「QND Advance」が備える「グレイネットアプリケーション起動制御用アプリケーションDB」がある。これは、グレイネットアプリケーション(=情報流出のおそれがあるアプリケーション)をリストアップした辞書ファイルの中から、管理者が許可しないアプリケーションをまとめて指定することで、簡単に危険なアプリケーションの利用を禁止することができるものだ。辞書ファイルにはアプリケーションの種類とバージョンを含めて3000件を超える情報が収められており、クオリティソフト社により定期的に更新・提供がなされるため、常にプロの知見と最新の情報に基づいたアプリケーションコントロールが可能となる。また、同じアプリケーションであっても、社員によって、または部門によって使用可否を使い分ける運用も想定される。そのような際には、端末1台ごともしくは端末グループごとにアプリケーションの起動を制御できるIT資産管理ツールを選ぶようにしたい。今回は、ソフトウェア管理全般について、またその中でもアプリケーションの種類の管理と制御について紹介した。次回は、ソフトウェア管理における脆弱性の管理について詳しく解説する予定だ。
2015年04月13日○2人の管理者アカウントが存在する?前回、Administratorアカウントを有効にする手順を紹介したが、この時点でWindows 8.1には2人の管理者アカウントが存在することになる。なぜならWindows 8.1セットアップ時に作成したユーザーアカウントは、自動的にAdministratorsグループへ加わるからだ。また、セキュリティの観点からAdministratorアカウントを有効にする場合、自身のアカウントは標準ユーザー権限に降格させて構わないだろう。そこでグループの操作手順に取りかかる。○自身を「管理者」から「標準」に変更するもっとも簡単な方法は「ユーザーアカウント」から設定変更する方法だ。Windows 8.1におけるユーザーの種類(=グループ)は用途に応じて20種類以上存在するが、GUIからの設定では「標準(=Users)」「管理者(=administrators)」の2種類しか選択できないため、誤った操作も未然に防げる。アカウントの種類(グループ)の変更は、Windows 8.1からサインアウトしないと反映されないため、サインアウト操作を忘れずに行う。○自身をadministratorsグループから取り除く構造を理解しつつ操作したい場合は、「ローカルユーザーとグループ」の使用をおすすめしたい。基本的にはAdministratorsグループから自身のユーザーアカウントを取り除き、Usersグループに自身を追加するという方法だ。先の「ユーザーアカウント」で行った操作を手動で行うと、このような流れになる。こちらの操作方法でもWindows 8.1への再サインインが必要だ。ちなみに、Usersグループに自身のユーザーアカウントを登録し損ねると、Windows 8.1にサインインできないため、細心の注意を払ってほしい。○コマンドでAdministratorアカウントを有効にする最後にAdministratorアカウントを有効にするもう1つの方法として、管理者権限を持つコマンドプロンプトから「net user」コマンドを使ってみたい。「net user administrator {パスワード} /active:yes」と実行すれば、Administratorアカウントの有効化と、パスワード設定の両方が可能になる。○Administratorアカウントを無効にするAdministratorアカウントが不要になった場合は、必ず無効化設定を行うべきだ。ただし、Windows 8.1には、最低でも1ユーザー以上の管理者が必要となるため、前述した方法を参考に自身のユーザーアカウントをAdministratorグループに追加するか、アカウントの種類を「管理者」に変更してから下図に示す手順を実行する。阿久津良和(Cactus)
2015年03月29日ネオマーケティングは3月10日、企業で販売管理システムを導入する全国の22歳~65歳男女300人を対象に、「営業支援としての販売管理システムに関する導入」をテーマにした意識調査を実施し、その結果を発表した。同調査は2月20日~24日の間に、ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWebアンケート方式で実施。年商50億円以上の製造業・卸売業で、販売売上管理に関わるシステムを導入している企業に勤める、売上・販売管理に関わるシステムの担当者を対象に行ったものだ。これによると、従業員数が300人未満の企業の約38%は、勤務する企業でシステムに専任で携わる人数が1名以下だということが明らかとなった。また、「販売・売上管理に関わるシステムをどのような目的で使用しているか」に関して、全体で最も多かったのは「受注管理」で75.7%。従業員数別で見てみると、300人未満の企業では「売上・売掛管理(84.1%)」、1000~5000人未満の企業では「発注・仕入管理(74.4%)」と、従業員数によって使用目的が違うことが判明した。
2015年03月11日ワークポートは、20~40代の男女293名を対象に「転職希望者のホンネ調査」を実施した。調査期間は2月9日~14日。管理職へのキャリアアップ志向はあるか尋ねたところ、71%が「ある」と回答した。その理由として「仕事をする以上は上にいきたい」、「マネジメントする側に立ってみたい」といった出世志向のほか、「人を育てることが年上の人間の行うべきことと考えている」「培った経験を人材育成へ活かしたい」など後進を育てたいという声も寄せられた。「ない」と回答した人は29%。その理由について聞くと「仕事に拘束される時間が多くなり、ワーク・ライフ・バランスを保つのが難しくなりそう」といったプライベート重視したいという意見や、「大変そう」など責任を負いたくないという答えが挙げられた。
2015年02月23日Amazon.co.jp(Amazon)は2月16日、Amazonマーケットプレイスに出品する販売事業者向け出品管理ツールのモバイルアプリケーション「Amazon 出品」の提供を開始した。同アプリは、Google PlayとApple App Store、Amazon Appstoreからダウンロード可能となる。同社はこれまで、PCのみに対応する出品管理ツールとして「セラーセントラル」を提供してきた。今回のモバイル対応により、販売事業者は、スマートフォンなどで出品登録や在庫・出荷管理、顧客からの質問への対応などを行うことができる。
2015年02月18日「IT管理者自身の価値を高めるための製品を提供する」──そんなミッションを掲げて急成長を続けている企業がある。ネットワーク、サーバー、ストレージ、アプリケーション、仮想化などの統合管理ソフトウェアを展開するSolarWindsだ。ウォルマート・ストアーズでネットワークエンジニアを務めていた創業者が1999年に設立し、2009年にニューヨーク証券取引所に上場。設立から約15年、いまでは対前年比で25~35%超という驚異的な成長率を誇る。現在、ユーザー数は15万社以上におよび、従業員数はグローバルで1,500名だ。○時代にあったシステム管理製品を同社の知名度は、日本ではあまり高いとはいえないが、一部のユーザーが自ら利便性に気づき利用しはじめたことをきっかけに、日本市場での売上は前年比で2倍と驚異的な成長を遂げている。その勢いを加速させるように、今年2月3日には、日本法人ソーラーウインズ・ジャパンの設立を発表。国内市場でも高まる運用管理ニーズにこたえていく体制を整えた。成長の秘密はどこにあるのか。日本法人の代表で、アジアパシフィック担当上級副社長を務めるジョン F. リッツオ氏は「製品の最大の特徴は、ITのあらゆるパフォーマンスをシングルペインで管理できることだ。これにより、システムを横断的に視認・分析し、問題解決の工数を大幅に削減できる」と話す。一元的なコンソールによるITシステムの統合管理は、多くのベンダーが提供しているソリューションでもある。そうした競合他社との違いについて、リッツオ氏は、次のように説明する。「問題は、多くの統合パッケージ型の管理製品がありながら、それを使う管理者の業務が分離されたままだということだ。われわれはIT管理者を6つに分けて考えている。システム管理者、データベース管理者、ネットワーク管理者、ストレージ管理者、セキュリティ管理者、IT統合管理者だ。 今のIT環境というのは、それぞれの管理者が専門分野だけを管理していれば済むという状況にはない。仮想化やクラウドが普及して各領域の境界があいまいになりつつあるし、米国でもIT運用コストの削減圧力は厳しい。サーバー管理者がネットワークの障害切り分けを行ったり、ネットワーク管理者がストレージ管理を行ったりせざるを得なくなりつつある。われわれが支援し、解決したいのはそこだ。管理者が自分の専門外の領域でも管理できるような仕組みを提供する。その基盤として、Orion(オライオン)という共通機能を組み込んでいる」○運用管理の課題にこたえる「コンバージド・システムマネジメント」Orionとは、各製品の機能を連携させて一元的に運用できるようにするプラットフォームのことだ。SolarWindsの製品は、分野や用途に応じて20種類以上の製品が提供されており、必要に応じて必要な機能を追加できるモジュラー型の製品だ。管理者は、自分の専門領域の製品と、それ以外の必要な領域の製品をOrionの上でまとめ、データを連携させて使うことができる。「同じインタフェース、同じエクスペリエンスを提供することで、IT管理者は専門外の領域にスムーズに仕事を広げ、自分の付加価値を高めていくことができる」(リッツオ氏)昨今IT管理者の業務は、ますます多岐にわたるようになっており、従来のような縦割りのIT管理では、柔軟な対応が難しくなってきている。リッツオ氏とともに日本法人代表を務める、カントリーマネージャーの藤武琢也氏は、こんな調査結果を挙げる。米国の官公庁を対象に6時間以内にアプリに発生した問題をどこまで把握できるという調査をしたところ、「課題がどこに存在しているかを確認した」という回答が14.8%で、「根本原因がアプリの問題であると認識した」という回答が13.1%、さらに「問題を解決できた」という回答が8.6%にすぎなかった。つまり、1営業日内に課題を解決できた企業はほとんどいなかったのだ。「この問題は、実はITインフラの視認性の欠如と関連している。原因特定のためサーバー、ネットワーク、ストレージと個別に調査を行っており、それらの相関関係から事象の追跡をすることが困難だからだ。仮想化の普及した現在では、問題がそれぞれの領域の境界線上で起こっていることも多い。そこで、各領域を協業、集中して管理 できるITが求められるようになった。SolarWindsでは、これを、単なる統合システム管理ではなく、集約した管理データを相互に連携・結合して、問題分析・解決の効率性を向上させる、コンバージド・システムマネジメントと呼んでいる」(藤武氏)○IT管理者がみずからの付加価値を高める具体的な製品としては、次のようなラインアップを提供する。企業ネットワーク上に構成されたシステムの可容性とパフォーマンスを監視する「Network Performance Manager(NPM)」、Flowプロトコルによる取得データを解析し、特定の通信情報を把握できる「NetFlow Traffic Analyzer(NTA)」、ルータやスイッチのコンフィグレーションをGUI上であらゆる作業を可能にする「Network Configuration Manager(NCM)」、仮想環境を監視しリソースを有効に活用するための情報を提供する「Virtualization Manager (VMan)」、アプリケーションの状態とパフォーマンス、サーバハードウェアの状態の監視「Server & Application Monitor(SAM)」、SANとNASストレージのパフォーマンスをマルチベンダー対応で監視する「Storage Manager(STM)」。これらサーバー、仮想化環境、ネットワーク、ストレージといった機能をOrionに集約し、統合管理するわけだ。リッツオ氏は製品戦略として重視していることは4つあるという。「1つめは複数要素にまたがったトラブルについてもどこからでも対応が始められること、2つめは徹底した可視化で切れ目のない管理ができること、3つめは必要に応じてどんな課題にも対応できること、そして最後にユーザー同士が知識やノウハウを持ち寄って解決できること。こうした優れた製品によるコンバージド・システムマネジメントこそが、同社の成長の大きな要因になっている」○国内展開ではパートナー戦略を重視藤武氏は、国内展開については、パートナー戦略を強化すると話す。「日本法人設立発表にあわせて、リセラーパートナーネットワークを構築し、共同マーケティングやセールスインセンティブを実施していく。また、15万ユーザーが利用する技術コミュニティ『thwack(スワック)』を日本語でも展開し、テクニカルサポートもより強化していく」(藤武氏)コミュニティのthwackは、ユーザー同士の双方向のコミュニケーションを実現するためのWebサイトだ。 新設した日本語コミュニティでは、”どの”技術を”どこ”で探せばいいかというガイドを設けるなどして、日本人エンニジアを支援していくという。最後にリッツオ氏は「これからのエンジニアは1つの領域を見ているだけでは十分ではない。技術の境界線をまたいでいけるような人材が求められている。それを実現するためのツールとして、われわれの製品は評価を高めてきた。日本のIT管理者もわれわれの製品でみずからのバリューを高めていってほしい」と締めくくった。
2015年02月17日米Facebookは12日(現地時間)、利用者が死亡した後の追悼アカウントを管理する人物を指定できる機能を発表した。Facebookは利用者が亡くなった場合、家族や友人からの要求に応じて、利用者のFacebookアカウントを追悼アカウントに変更するが、追悼アカウントの管理人が指定されている場合、その人物は以下のようなことを行える。追悼タイムラインのトップに表示される投稿 (葬儀の通知、追悼メッセージの共有など)新しい友達リクエストへの対応プロフィール写真やカバー写真のアップデートまた利用者がFacebookで共有している写真、投稿、プロフィール情報のアーカイブをダウンロードする許可を、あらかじめ追悼アカウント管理人に与えておくことも可能。その他の設定は追悼アカウントに変更される前と同じ状態に凍結される。追悼アカウント管理者が故人の権限でアカウントにアクセスすることはできず、故人のプライベートメッセージにアクセスしたり、友達を削除することはできない。追悼アカウントとしてアカウントを残したくない場合は、アカウントを削除するようにリクエストすることも可能だ。
2015年02月13日ワイモバイルは1月20日、スマートフォンやタブレットを一元管理できる法人向けサービス「デバイスマネジメントサービス」を開始すると発表した。端末管理者の業務負担と、利用する社員自身が行う設定作業の手間を大幅に軽減し、セキュリティ対策の徹底化を図るとともに、組織ごとに必要な端末機能の統一化などを迅速に行うことで、業務の安全性と効率化を促進する。基本サービス利用料金は、1IDあたり月額500円で、オプションサービスが月額200円。3月31日までにサービス登録が完了したユーザーを対象に、申込みから3カ月間、利用料金が無料になるキャンペーンも実施する。
2015年01月21日Windows 8.1はユーザーアカウントの種類として、一般的な操作を行う「標準(アカウント)」と、システム全体を管理する「管理者(アカウント)」を用意している。この仕組みはWindows NT時代から備えていたが、違いが顕著になったのはWindows Vistaで導入された「UAC」(ユーザーアカウント制御)からだ。現在のWindows 8.1では、日頃は標準アカウントを使用し、場面に応じて管理者権限を付与するのが一般的になりつつある(意識することは少ないかもしれないが)。そこで今回は、管理者権限でアプリケーションを実行するTipsを紹介しよう。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○管理者権限が必要なケースとは標準/管理者の違いは以前の記事をご覧頂きたいが、マルウェアなどの不正侵入・設定変更を抑止するため、通常は標準アカウント権限でアプリケーションを実行している。これは使用中のユーザーアカウントがAdministratorsグループに参加していても同様だ(Administratorsグループ属するユーザーアカウントは管理者権限を持つ)。セキュリティの観点から見れば理にかなっているものの、古いデスクトップアプリを使用する場合、管理者権限を要する場面もいまだ存在する。UACを完全に無効化することも可能だが、するとWindowsストアアプリが正常に動作しなくなるなど、いくつかの問題が発生するのが現状だ。○スタート画面/アプリビューでの選択方法各デスクトップアプリを管理者権限で起動するには、主にコンテキスト(右クリック)メニューを利用する。スタート画面の場合はアプリケーションのタイルを右クリック/長押しすると、メニューに「管理者として実行」が現れる。こちらをクリック/タップすればよい。なお、アプリビューでも操作方法は同じだ。○タスクバーでの選択方法タスクバーにピン留めした(デスクトップアプリの)ボタンも、同様に右クリックから操作する。ただし、「Shift」キーの併用が必要だ。ボタンをそのまま右クリック/長押しすると通常のジャンプリストが現れるものの、そこで「Shift」キーを押しながらデスクトップアプリ名(画像では「電卓」)を右クリック/長押しすれば、さらにサブメニューが現れる。ここから「管理者として実行」をクリック/タップすればよい。デスクトップアプリが未起動・起動済みの場合によっても操作方法は異なり、起動済みの場合は前述したジャンプリストから操作する。だが、未起動時の場合は、そのままボタンを右クリック/長押しすれば直接コンテキストメニューが開くので、こちら方が簡単だ。○エクスプローラーからの選択方法エクスプローラーの場合、そのままコンテキストメニューから「管理者として実行」を選択するだけでよい。このメニュー項目が加わるのは実行形式ファイルに限られ、具体的には環境変数「PATHEXT」で定義済みの拡張子「.exe」「.com」「.bat」などだ。ただし、ショートカットファイル(拡張子「.lnk」)など一部の形式にも適用される。○タスクマネージャーを利用する以前の「ファイル名を指定して実行」には、管理者権限を付与する機能が備わっていたのだが、Windows 8.1はその機能は取り除かれている。「タスクマネージャー」から呼び出す「新しいタスクの作成」には、「このタスクに管理者特権を付与して作成します」がオプションとして用意されている。よって、管理者権限の付与は簡単だ。○常に管理者としてデスクトップアプリを実行する対象となるデスクトップアプリが常に管理者権限を要する場合、ショートカットファイルの設定情報を変更することをおすすめしたい。詳細プロパティダイアログにある「管理者として実行」を有効にすれば、メニューからの操作をスキップできる。また、古いデスクトップアプリであれば、「互換性」タブの「設定」セクションに並ぶ「管理者としてこのプログラムを実行する」を選択してもよい。阿久津良和(Cactus)
2015年01月18日JPCERT/CCは12月19日、Active Directoryのドメイン管理者アカウントの不正使用に関する注意喚起を行った。これは、複数の標的型攻撃の分析によって確認されたもので、長期間に渡って国内の会社組織のネットワークに侵入して潜伏、情報を盗み取られていた。これらの攻撃では、内部に侵入した攻撃者がActive Directoryのドメイン管理者アカウントの認証情報を不正取得し、横断的な攻撃活動を行っていたという。組織内で運用している管理者アカウントは、組織内システムに対して幅広いアクセスができるため、業務端末やサーバーへの侵入、組織内部におけるマルウェア感染の拡大、情報を盗み取るなど、多岐に渡って様々な行動が可能となる。現時点でJPCERT/CCが確認している事例では、組織内部に侵入した攻撃者による管理者アカウントの不正使用の検知は、ログの定期的な確認によってできたものが多数あったという。JPCERT/CCでは、こうした攻撃への対策として複数の対処例を挙げている。例えば、確認されている攻撃手法として「運用上必要のない管理者アカウントが攻撃活動に利用された」というものがある。そのため使用していないはずのアカウントが使用されていないか管理者がログオンすることのないユーザー端末やサーバー、ドメインコントローラーへのログオン・ログオン試行がないか管理者アカウントの運用を行うはずのない端末で管理者アカウントが使用されていないか本来利用しないはずの休日や業務時間から大きく離れた深夜・早朝などにアクセスがないか管理者アカウントが勝手に追加されていたり、ポリシーの変更、イベントログの削除といった、想定外の操作が行われていないかといった項目の確認を行うように呼びかけている。また、これらの確認に合わせて、不必要なアカウントの削除・管理見直しやアクセス制限、多要素認証、定期的なアカウント利用状況の確認も行うように合わせて発表している。
2014年12月19日Spire Research & Consulting(本社/シンガポール)は12月1日、インド、中国、マレーシアの3カ国の女性経営者および管理職についての調査を取りまとめ、その結果を発表した。○キャリアアップには勤務体制の多様性が必要同社は、ASEAN、アフリカ、中東、中南米など新興国市場に特化したリサーチを行っている。今回、インド、中国、マレーシアの各100名、合計300人を対象に調査を実施した。教務体制についてフレックスタイムや在宅勤務など働き方の多様性が必要であるか尋ねたところ、インドでは44%、マレーシアは55%、中国は46%が「そう思う」と回答した。3国共通で女性のキャリアアップには勤務体制の多様性が求めていることが分かる。各国の「ワークライフバランス」について聞くと「ワークライフバランスがとれていない」と答えた国は中国が85%と最も高く、マレーシアは43%、最も低かったのはインドで12%だった。職場における男女差別問題について尋ねると、中国では42%、インドは21%、マレーシアは35%が「感じる」と回答している。インドでは、男子校の卒業生で構成される「オールド・ボーイ・ネットワークの存在」で情報が女性を含めた外部に共有されないことが問題であるという人が38%みられた。○3カ国とも出産・育休後に同じ地位に復帰することを望む管理職についている女性のロールモデル(模範となる女性)について聞くと、インドでは51%、中国では23%もの女性たちが「ロールモデルがいない」と回答した。ロールモデルがいると答えた女性たちは女性ジャーナリストやすでに活躍している女性CEO、またマレーシアでは「母や姉」など身近にいる人を挙げている。各国の女性たちは現状の仕事環境をどのように改善したいか具体的に尋ねたところ、3国とも女性が出産・育休後に同じ地位に復帰することを求めていることがわかった(中国57%、インド63%、マレーシア47%)。インドでは「男女差別とハラスメント社内ホットラインの設立」を26%が求めており、実際に差別にあっている女性が多くいることを示唆している。
2014年12月02日Windowsを使っていると突然デスクトップが暗転し、そのまま確認を求められたり、管理者アカウントのパスワード入力を求められたりすることがある。Windowsは「標準(ユーザーアカウント)」と「管理者(アカウント)」という2種類を用いてOSの表層部分を管理している。今回はこのアカウントについて解説しよう。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○標準ユーザー/管理者の違いまずは下図をご覧頂きたい。Windows 8.1を新規インストールした際、最初に作成したユーザーアカウントだ。Windowsは1つ以上の管理者アカウントを必要とするため、他のユーザーアカウントが存在しない場合、「標準」を選択することはできない。上に並んだもう1つの図は、今回の記事用に作成したローカルアカウントだ。通常の操作方法で新たにユーザーを作成する場合、必ず標準(ユーザーアカウント)となる。通常は標準アカウントで大半の操作をまかなえるが、他のユーザーやセキュリティ設定、アプリケーションのインストール/アンインストールといった操作は管理者権限が必要だ。昔の感覚で言えば「そんなのは面倒」とも思う。ただ、昨今のマルウェアなどに代表されるオンラインバンキングの被害を思い出してほしい。マルウェアは侵入経路としてアプリケーションやWebブラウザー(またはそれらの脆弱性)を悪用している。だからこそ、普段はアプリケーションのインストールが許されていない標準(ユーザーアカウント)の使用が推奨されるのだ。○ユーザーアカウント制御一方で、アプリケーションの導入や整理、OSのメンテナンスを行うたびに、サインインするユーザーを変更するのは面倒である。そこでWindowsには、「ユーザーアカウント制御(以下、UAC)」という機能が加わった。Windows Vista時代に導入したUACは、標準ユーザーでWindowsにサインインしているときに、管理者のアクセス許可を一時的に得るための機能だ。ここで疑問を覚える読者もおられるだろう。「自分のアカウントは管理者なのに、UACダイアログが現れる」と。その理由は、Windows 8.1の既定値が、「アプリケーションがPCに変更を加えようとする際にUACダイアログを発する」という設定になっているからだ。これは前述したマルウェアの被害を最小限に防ぐため、通常はそのまま使用するべきだが、内容をよく理解したユーザーなら、以下の手順でUACダイアログのタイミングを変更できる。いずれにせよ、利便性とセキュリティ対策はトレードオフの関係にあるため、UACダイアログの表示タイミングを低下させると、セキュリティ面の問題が生じることは理解しておきたい。阿久津良和(Cactus)
2014年11月21日カスペルスキーは11月20日、ITセキュリティ管理の強化と効率化を実現するための新製品「Kaspersky Systems Management」を同日より発売開始すると発表した。価格は最小構成の10クライアントで12万4,700円(税別)。「Kaspersky Systems Management」は、管理対象のWindows端末のぜい弱性情報を収集し、パッチが必要な端末を特定し適用することで、管理者の負担やパッチ未適用のリスクを大幅に軽減することが可能。インベントリ情報、アプリケーションのリモートインストール、ソフトウェアのライセンス管理、OSイメージの作成/配信、デスクトップ共有などの機能もあり、システム管理者による円滑なITサポート業務を実現する。「ぜい弱性パッチ管理」では、Kaspersky Security Center上のOSやアプリケーションに関するぜい弱性データベースを随時更新し、管理対象のWindows端末をスキャンしてぜい弱性を検知。ぜい弱性を持つ端末とぜい弱性の内容をリスト化し、必要なパッチを適用することができる。「OSイメージの作成と配信」では、セキュリティパッチやアプリケーションをインストールしたOSイメージを作成し、配信することが可能。システム管理者はOSのマスターイメージをWindows端末へ展開することが可能なため、セットアップの作業時間を大幅に短縮できる。また、ユーザーは最新のセキュリティ対策が適用された端末で作業を開始することができる。そのほか、「リモートデスクトップ共有」や「IT資産管理」などの機能も備えている。なお、「Kaspersky Systems Management」の各機能は、カスペルスキー製品の一元管理ツールであるKaspersky Security Centerから操作することができる。
2014年11月20日日本損害保険協会は、防火に対する意識を深めてもらうことを目的に、歴代の全国統一防火標語の中から最も心に残った標語を決定する「あなたが審査員心に残る防火標語」を8月1日(金)から10月15日(水)まで同協会のホームページで実施した。このたびの第1回では317票が寄せられた。第1位となったのは40票を集めた、2014年度の防火標語の「もういいかい、火を消すまではまあだだよ」に決定した。この防火標語でポスターのモデルとなったのが優希美青さん。なお、第2位は獲得票数29票の2013年度の防火標語「その油断火から炎へ災いへ」で、このときの防火ポスターモデルは上野樹里さん。第3位は獲得票数20票の2007年度の防火標語「火は見てるあなたが離れるその時を」で、防火ポスターモデルは戸田恵梨香さん。全国統一防火標語は、耳にしたときに心地よいリズムをもつ標語や、文字での見せ方に工夫されている標語が多くの票を集めているという。なお、2015年度の全国統一防火標語は11月30日(日)まで募集しているので、このたびの投票結果を参考に、「心に残る」ような防火標語を応募してほしいとしている。
2014年11月13日NECは9月26日、サイバーセキュリティ事業の強化として、システム管理者の内部犯行による情報漏洩を防止する「内部犯行対策ソリューション」を発売した。同ソリューションの最大の特徴は、大量の顧客情報などを格納したデータベースに、従来以上に高度なセキュリティ対策を施す点。これにより、これまで「抑止」レベルにとどまっていたシステム管理者の内部犯行が「防止」レベルの対策まで可能になった。具体的には、オラクルのデータベース向けセキュリティ製品「Oracle Database Vault」やOracle Database Enterprise Editionの暗号化機能「Oracle Advanced Security」を活用することで、データベースの安全性を高める。同ソリューションは「管理者への権限集中を防ぐ」「管理者の不正行為を見抜く」「情報のコピー防止」「データを暗号化する」「教育」の5つの機能から構成され、「管理者への権限集中を防ぐ」と「データを暗号化する」に対応する「スタンダードモデル」とすべてに対応する「ハイエンドモデル」がある。価格は、「スタンダードモデル」が5,000万円から、ハイエンドモデルが8,000万円からとなっている。同ソリューションの提案・販売活動は、社会インフラに対応する高度なセキュリティノウハウとオラクル製品に関するノウハウの両方を有する専門要員30人が中核となって行う。
2014年09月26日社会での女性の活躍が叫ばれていますが、自分自身の働き方についてはどんな風に考えていますか。管理職になってバリバリ働きたい人もいる一方、あまり興味がないという人もいるかも。ただ、実際に管理職として働いている人とそうでない人では何か違いがあるのか、気になるところですよね。求人情報サイト、 リクナビNEXT が、女性ビジネスパーソンに対する調査の結果を見ると、30代と20代でのビジネスに関わる時間と費用の想像以上に顕著な変化がわかります。まず、勤務時間や残業時間に関しては、20代から30代にかけて増加する人が多かったものの、30代管理職と30代非管理職で差はないという結果が出ました。けれども、勤務時間以外で「社内の人との付き合いにかける時間」と「社外の人との付き合いにかける時間」においては、大きな差が見られました。「社内の人との付き合いにかける時間」は、30代管理職が週に2.88時間であるのに対し、30代非管理職は1.25時間、20代は1.73時間と1時間以上の違いが。「社外の人との付き合いにかける時間」も、倍近い差がつきました。社内外での人間関係は仕事をするうえで重要なことを感じている人もいるかも。そこに時間をかけて人脈を築けるかどうかが、30代からのキャリアアップに大きな影響を及ぼすのですね。次に、現在ビジネスに関わることでかけている費用をたずねたところ、ビジネススクールへの参加やビジネス書籍購入、社内の人との付き合いにかける費用、社外の人との付き合いにかける費用、いずれにおいても、30代管理職は、20代、30代非管理職を大きく引き離す結果となりました。特に、ビジネススクールへの参加費用については、30代管理職の9,900円に対し、30代非管理職は700円と約14倍の差がついており、20代非管理職も1,200円と、大きな差が生じています。もし20代に戻れるとしたら、今の自分のために最も時間をかけたいことをたずねたところ、30代管理職の24.0%が、「ビジネススキルをあげるためにビジネススクールへ参加する」と回答。他にも「社内の人との付き合いを深める」「ビジネススキルを上げるためにビジネス書を読む」「もっと仕事量を増やす」などの項目で30代非管理職より3ポイント以上の差がつきました。30代で管理職になった人は、20代からスキルアップをしておけばよかったと感じる人が多いようですね。今回のアンケートに回答した30代管理職のうち、52.0%が「仕事が楽しい」と答えているのに対し、「仕事が楽しい」と答えた30代非管理職は28.7%と管理職の約半分。仕事を楽しく続けたいなら、スキルアップをして、管理職をめざすのもひとつの方法なのかも。20代の頃は、なかなか30代のことはなかなか想像しにくいですよね。けれども、30代になって後悔しないように、そして可能性をより大きなものにしておくためにも、自分自身の働き方について改めて考えてみるのもよさそうです。・リクナビNEXT 公式サイト
2014年07月17日教学社は2012年3月5日から8月17日にかけて、2012年4月難関大学入学者142人を対象に、スケジュール管理ツールについてのアンケートを実施した。「勉強計画や日々のスケジュールをどのように管理していましたか?」と質問したところ、女性1位は「手帳(69.8%)」、2位が「記憶(25.6%)」、3位が「ノート(23.3%)」。男性1位は「手帳」「記憶」だった(同率32.3%)。いずれも携帯電話の割合は少なく、手帳でスケジュール管理している人が多いことが分かった。また、同社赤本ウェブサイト「受験生・保護者の方」ページでも、受験生を対象に「何でスケジュール管理する?」というアンケートを実施。調査は2010年12月21日から2012年11月17日にわたって行った。投票数は2,261で、ここでも「手帳」が60.7%で1位。「携帯電話・パソコン(17.2%)」「記憶する(14.7%)」「カレンダー(7.3%)」がそれに続いた。同社では毎年、難関大学入学者の合格体験記を集めており、合格者の多くが、時間の使い方や学習計画などの自己管理を重視しているという。「時間を意識的に管理する」「月単位で大まかな学習計画を立て、週単位や日単位で調整していく」などの声も寄せられており、手帳はそれらをうまく実践できるツールとして支持されているようだ。ここで指す難解大学とは、北海道大学・東北大学・筑波大学・千葉大学・お茶の水女子大学・東京大学・東京医科歯科大学・東京外国語大学・東京工業大学・一橋大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・大阪市立大学・神戸大学・広島大学・九州大学・青山学院大学・学習院大学・慶應義塾大学・国際基督教大学・上智大学・中央大学・法政大学・明治大学・立教大学・早稲田大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第17回では、オンライン口座管理サービス『みんなの口座管理』を取り上げます。「みんなの口座管理」は、銀行や証券会社といった複数の金融機関の口座情報などを、インターネット上の1つの画面で確認することができる口座管理サービスです。1つのIDとパスワードのみで、登録している金融機関すべてのサイトへログインすることが可能です。また、金融機関以外にポイントやマイル、公共料金、インターネットショッピングといったサイトも登録することにできます。登録サイト数は、銀行が25社、証券会社が18社、FX会社が14社、クレジットカード会社が18社、ポイントやインターネットショッピングなどの「その他」が31社の合計106社(2012年9月30日現在)。NTTドコモの「My docomo」や楽天市場の「my Rakuten」、確定拠出年金インターネットサービスの「JIS&T」なども登録が行えるようになっており、家計簿代わりに使用することも可能です。それでは、早速使用方法を見ていきましょう。「みんなの口座管理」は、セブン銀行が運営していますが、同行の口座を持っていない人でも無料で利用することができます。まず、新規ユーザー登録ページにて必要情報を入力して仮登録した後、メールによる認証を経て本登録を行います。本登録が終わると、「金融機関の追加」画面にて、使用中の「銀行」「証券」「FX」「クレジットカード」「その他」の情報(口座番号やパスワードなど)を登録します。登録した金融機関の情報は、「資産一覧」ページにて一覧で表示されるようになります。このページでは、それぞれの金融機関情報のほかに、すべての資産の合計概算を示す「資産合計概算(銀行・証券・FX-カード)」や、電子マネー情報を示す「資産合計概算(その他)」などをチェックすることができます。また、ページ上部には「みんなの口座管理」からの通知も表示されるようになっています。もちろん、登録内容の詳細を確認することも可能です。「資産明細」画面では、金融機関の口座残高やカード利用明細といった詳細情報の確認が行えます。このうち、証券やFXの「資産明細」画面では、「時価単価」など登録した金融資産の時価を一括で確認することができるので、非常に便利です。「銀行等の入出金明細一覧」画面では、登録した銀行や証券、FX、その他(電子マネー)の入出金明細をまとめて表示。表示項目は、「日付」「金融機関名」「店名(口座番号)」「取引種別」「引出金額」「預入金額」「取引内容」「備考」の8項目となっています。「証券等の売買履歴一覧」画面では、登録した証券およびFXの売買履歴の一覧をチェックすることができます。表示項目は、「約定日」「受渡日」「金融機関名」「店名」「取引種別」「銘柄名」「数量」「単価」「清算」「金額」「備考」の12項目です。「クレジットカード利用明細一覧」では、登録したクレジットカードの利用履歴を閲覧することが可能です。表示項目は、「利用日」「カード名」「名義人」「支払月」「取引種別」「利用店名」「利用金額」「支払回数」「備考」の10項目となります。いくつかの表示項目に関しては、表示順序を昇順、降順に並び替えることができます。また、登録した金融機関情報を更新したい場合は、各金融機関の「更新」ボタンをクリック、すべての金融機関の情報を最新にしたい時は、「全てを更新」ボタンをクリックすると、情報が更新されるようになっています。なお、それぞれの明細・履歴の表示期間は最大3カ月ですが、サイトによりそれ以下の場合があるので注意して下さい。「オートログイン」機能を使うと、「みんなの口座管理」に登録したログイン情報を使用して、対象の金融機関に自動的にログインすることができます。ただし、オートログインに対応していないサイトについては、「ログイン」ボタンをクリックすると金融機関のログイン画面が表示されるようになっており、そこで各金融機関のログイン情報を入力してログインする必要があります。さて、みなさんの中には、口座情報などの重要情報を登録することについて不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、「みんなの口座管理」では万全のセキュリティ対策を講じて、利用者の情報を守っています。登録の際には、SSLによる暗号化通信で個人情報を保護すると同時に、登録した情報は、複数のファイアーウォール(ハッカーからの不正アクセスを防止するための装置)によりガード。さらに、情報を格納するデータベースシステムは、セキュリティの堅牢なデータセンターに置かれ24時間365日監視されているため、安全に利用することができます。複数の金融機関情報をまとめて管理できる「みんなの口座管理」で、わずらわしいパスワード管理から解放されてみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日味の素は9月2日、管理栄養士を中心とした医療従事者150名を招き、東京都港区・青山で「栄養指導のための食事管理&試食体験セミナー」を開催。同セミナーのなかで、現場の管理栄養士・栄養士100名を対象にした「食事管理実態調査」を発表した。調査期間は7月13日から19日。「栄養相談の中で、対象者から求められることは何ですか?」と尋ねたところ、「我慢しない改善方法」が93%でトップだった。ついで、2位「ライフスタイルを変えない改善方法(75%)」、3位「満足感のある改善方法(65%)」、4位「費用のかからない改善方法(39.0%)」、5位「薬に頼らない改善方法(22.0%)」とつづく。栄養について相談してくる人の多くが、生活習慣を変えずに実践できる改善方法を求めていることがわかった。「糖尿病やその疑いのある方にカロリーコントロールを指導する際に役立つと思う、カロリーオフ製品はなんですか?」という質問では、1位「砂糖などの甘味料類(砂糖の代替となる低カロリー甘味料)(74%)」、2位「お菓子・デザート類(73%)」、3位「マヨネーズ・ドレッシング類(60%)」、4位「アルコール(ビール類)(47.0%)」、5位「清涼飲料(45.0%)」だった。「あなたは糖尿病やその疑いのある方に対して、低カロリー甘味料を栄養相談で案内、または使用したことはありますか?」という質問では、「案内、または使用したことがある」と答えた人が、86.0%にのぼった。同調査の結果から、「栄養相談の対象者は『我慢しない改善方法』を求めており、対象者の負担を少なくし、カロリーコントロールを実践していくには、カロリーオフ製品が大きな役割を果たすと見られる」と同社は分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第9回では、マネー情報の総合サイト、MSNマネーのオンラインサービス『My Money』を取り上げます。「My Money」は、銀行・証券・クレジットカードの残高を一覧できる残高照会サービスや、株価・投資信託・為替などを登録するポートフォリオ管理機能を利用できるオンラインサービスです。料金は無料ですが、一部機能を利用する場合は「Windows Live ID」の登録が必要となります。まずは、主な機能の1つ「残高照会(MoneyLook)」ツールについて見ていきましょう。同ツールは、複数の口座の情報一元管理(アカウント アグリゲーション)を行うサービスです。同ツールを利用することで、ユーザーが持っている銀行やクレジットカード会社、証券会社の口座残高や取引明細など、複数の口座情報をインターネット上で一括表示することができます。これにより、複数サイトのIDやパスワード管理が簡単に行えるようになるほか、登録した口座に自動でログインすることも可能になるという大変便利なツールなのです。対応金融機関およびサービスサイトは、業界トップクラスの700以上。もちろん公共料金の管理もできます。資産や負債の状況を一括管理することも可能です。例えば、複数の銀行口座を持っている場合、現在の収支を正確に把握するのは難しいものですよね。でも同ツールを使うと、収支をグラフ化して一目で確認が行えるようになるのです。また、まとめて管理することで、家計管理に費やす時間を減らすこともできます。さて、読者の皆さんの中には「口座情報を登録するのは心配…」と不安に感じている人もいるかと思いますが、同ツールはセキュリティ面にもしっかり配慮。金融機関のIDやパスワードといったログイン情報を、利用者自身のパソコンに暗号化して保存する方式を採用し、安全に利用することができます。なお、この暗号化し保存する役割を「ログイン管理マネージャー」という専用アプリケーションが果たしており、利用時にあらかじめパソコンにインストールする必要があります。次に、株式や為替などの管理を行う「ポートフォリオ」管理機能について紹介しましょう。同機能を利用すると、株式、為替、外貨、投資信託といった資産をまとめて管理することが可能になります。日本国内だけでなく、世界の株式、投資信託も網羅。通貨に関しては、日本円をはじめ、ユーロやスイスフランなど7種類に対応しています。また、同サイトのポートフォリオ管理機能は口座別に管理が行えるのが特徴。どの口座でどの金融商品を購入したか忘れてしまっても、すぐに確認することが可能です。さらに、登録時に購入日時を入力することで、今までの値動きをチェックすることもできます。使い方は、最初に「Windows Live ID」を登録します。登録後、ポートフォリオページ左上の「取引の追加」ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が表示されます。ここで株式などのコード、購入した日付、取引方法、数量などを入力します。なお、株式コードは「株式検索」からワンクリックで追加することもできます。こちらは後で説明します。口座情報は「口座の追加」ボタンから入力します。また、「設定の変更」ボタンからはポートフォリオの合計を計算する項目について設定が行えます。自分が所有していない金融商品の動きもチェックしたいという人には「ウォッチリスト」機能がお勧め。購入を考えている2つ以上の金融商品を並べて、実際の動きを見ながら検討することが可能です。また、ポートフォリオと並べて見ることもできるので、現在所有している資産に追加した際のシミュレーションも行えます。なお、こちらの機能も「Windows Live ID」の登録が必要となります。最後に「株価検索」について説明します。同機能では、世界12カ国の株価や企業情報を検索、閲覧することが可能です。使い方は、検索する株式またはファンド名を入力し、国と銘柄の種類を選択します。銘柄名を完全に入力する必要はなく、一部を入力するだけでも検索が行えます。検索ボタンをクリックすると、結果ページにジャンプし、このページから、「ポートフォリオ」「ウォッチリスト」への追加もできます。このほか「MSNマネー」では、経済ニュースやお金に関するコラム、ユーザーアンケートなど様々な情報を提供。パーソナルファイナンスに役立つ情報を収集することができるようになっています。資産を一括管理できる上、家計管理に費やす時間を節約できるMSNマネーの「My Money」は、まさにインターネット時代の資産管理に適したツールといえるでしょう。皆さんも「My Money」で資産を有効活用してみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日全国統一防火標語を募集日本損害保険協会は、17日より「全国統一防火標語」を募集している。1966年度から行っている防火標語の募集は今回で46回目で、防火意識の高揚や普及啓発を目的として行われる。10分に1件の火災発生09年1年間の火災発生件数は5万1124件で1日あたり約140件、10分に1件の割合で火災が発生している。08年と比べると1300件近く減少したものの、依然として高い水準にある。また、その4分の1が日常生活における不注意が原因の火災だ。防火意識の啓発・PRに同協会は、入賞作品を「全国統一防火標語」として、当協会作成の防火ポスターに使用し、全国の消防署をはじめとする公共機関等に掲示するほか、防火意識の啓発・PR等に使用する予定だ。
2010年09月21日