パレスホテル東京とアーティスト・舘鼻則孝がコラボレーション。“お花見”をテーマにしたインスタレーションを展開するほか、期間限定スイーツとカクテルを販売する。期間は2018年3月26日(月)から4月23日(月)まで。パレスホテル東京×舘鼻則孝アーティストの舘鼻則孝は、レディー・ガガが愛用する「ヒールレスシューズ」で知られ、日本の伝統美を世界に向けて発信し続けているアーティストだ。パレスホテル東京とは、これまでもコラボレーションしており、2016年には「寝待月 –MOONRISE-」をテーマにしたアフタヌーンティー&カクテルを販売。2017年には「七夕の祈り –PRAYERS-」をテーマに、インスタレーションの展示やグラススイーツの販売を行った。第3弾は“お花見”がテーマかざぐるまで桜の木を表現第3弾となる今回のテーマは、春の風物詩ともいえる“お花見”だ。パレスホテル東京のロビーに展開されるインスタレーション「Pink Petals」。春の季語でもある“かざぐるま”を花びらに見立てた直径1.2mの作品となっている。風に揺れるかざぐるまの花々は、まるで桜の木が風に揺れているよう。桜の花を閉じ込めたデザート&ドーナツ型スイーツインスタレーションと連動したスイーツも展開される。1階のロビーラウンジ・ザ パレス ラウンジでは、桜の花を閉じ込めたピンク色のジュレと桜風味のレアチーズケーキに、桜のアイスクリームと白玉をのせた“桜づくし”のデザートが登場。プレートには、かざぐるまを模したチョコレートやゆりねを桜のリキュールで色づけした花びらがあしらわれている。また、B1階のペストリーショップ・スイーツ&デリでは、上記のデザートをドーナツ型のミニスイーツとして作ったものが販売される。ジュレの中に桜の花が透けて見え、トップには可憐なかざぐるまモチーフが飾られている。桜色のカクテルも1階のメイン バー・ロイヤル バーでは、満開の桜が美しく散る様子を表現した桜色のカクテルも。マスカットを彷彿とさせる華やかなエルダーフラワーリキュールをベースに、シトロンウォッカ、グレープフルーツをミックスした。春を感じさせる爽やかな柑橘系の味わいとなってる。シューズをカスタムオーダーできる特別宿泊プランも舘鼻則孝の代表作であるヒールレスシューズをカスタムオーダーすることができる特別宿泊プランを、1室限定にて販売。桜色のクリスタルストーンをあしらったアーティスティックなシューズを、自分のサイズでオーダーできる。また、特別プランでは、シューズの他に期間限定スイーツ&カクテル「Pink Petals」もプレゼント。スペシャル感に溢れたプランとなっている。【詳細】HANAMI SPRING FESTIVAL -Pink Petals-開催期間:2018年3月26日(月)~4月23日(月)場所:パレスホテル東京住所:東京都千代田区丸の内1-1-1展開内容:インスタレーション、ヒールレスシューズ展示、スイーツ、カクテル、ヒールレスシューズのカスタムオーダー体験付き特別宿泊プラン■スペシャルスイーツ「Pink Petals」場所:1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」提供時間:10:00~23:00(L.O.)メニュー/料金:・「Pink Petals」スペシャルスイーツ 1,600円+税・スイーツ&カクテルセット 3,300円+税(サービス料別)予約・問い合わせTEL:03-3211-5309■「Pink Petals」ミニスイーツ場所:B1F ペストリーショップ「スイーツ&デリ」提供時間:10:00~20:00メニュー/料金:「Pink Petals」ミニスイーツ 900円+税予約・問い合わせTEL:03-3211-5315■カクテル「Pink Petals」場所:1F メイン バー「ロイヤル バー」/ 1F ロビーラウンジ「ザ パレス ラウンジ」料金:2,000円+税(サービス料別)問い合わせ・予約:「ロイヤル バー」03-3211-5318/「ザ パレス ラウンジ」03-3211-5309■特別宿泊プラン「Pink Petals」 ※1室限定提供期間:2018年3月26日(月)~4月23日(月)予約・問い合わせTEL:03-3211-5218部屋タイプ:エグゼクティブスイート~ (和田倉噴水公園側 75平方メートル)価格:2名 1室 2,000,000円~(消費税・サービス料・宿泊税別)内容:舘鼻則孝のヒールレスシューズ1足をカスタムオーダーできる。NORITAKA TATEHANA アトリエ(東京・南青山)にて、サイズを採寸した後制作。また、「ザ パレス ラウンジ」にて期間限定スペシャルスイーツ&カクテル「Pink Petals」もプレゼント。※予約は宿泊日の14日前まで。
2018年02月25日役の切り替えから、アドリブまで!人気俳優たちの柔軟な思考の源とは?今回は窪田正孝さんに自身の思考について語っていただきました。苦しみ、もがいた時間が自分の糧になると思う。以前に比べ、演じる役に引きずられることが少なくなったという窪田正孝さん。「場数を踏ませていただいたこともありますが、日常に役の影響が出てしまうのが怖く、気持ちが楽になれる方法を考え始めたことがきっかけです。先輩の役者さんを見ていると、それぞれに切り替えや、仕事での不安との向き合い方を持っていて、僕の場合は現実逃避でした。映画を観たり、ドライブをすることが大切な時間です」映画『犬猿』で演じる“クソ真面目”な性格の金山和成役には、自分を重ねるところもあったそう。「自分を理性で抑える現代の男の子という感じには共感できたし、本能のままに生きる正反対の性格を持つ兄に憧れる気持ちも、わかります。つい慎重になりがちですが、人生は一度きり。やりたいことを、人目を気にせずできればいいですよね。たとえ失敗して苦しんだり、もがく結果になっても、そういう時間が後で糧になるのかなと。それに、僕にも役と同様、兄弟がいますが、ぶつかっても一緒にいられる、人という“家”があるのはいいことです。その相手は親や友人など人それぞれでしょうが、考えや本音を話すことで思考がまとまると、自分自身を理解でき、人として成長できると思っています」窪田さんの思考に影響を与えたもの【邦画を観ていると、俳優としての考え方や心が揺さぶられます】「最近は、『百円の恋』や『君の名は。』など、邦画に触れる機会が多いです。仕事から気持ちを切り替えるために観ますが、“こういう役をやってみたい”とヒントになったり、心を揺さぶられるなど、役者としての自分について考える刺激やきっかけに」。DVD『百円の恋』¥3,800発売元:東映ビデオ販売元:東映くぼた・まさたか1988年8月6日生まれ。2月10日公開の映画『犬猿』では、凶暴な兄の卓司(新井浩文)に振り回される真面目な弟の金山和成を演じる。ドラマ『アンナチュラル』(TBS)に出演中。カットソー¥42,000上に羽織ったカットソー¥42,000パンツ¥62,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03・5463・1500)※『anan』2018年2月14日号より。スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・糟谷美紀(by anan編集部)
2018年02月10日KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターが共同制作する舞台『バリーターク』の制作発表が2月7日に行なわれ、出演の草なぎ剛、松尾諭、小林勝也と演出の白井晃が会見に登場した。舞台『バリーターク』チケット情報本作は、アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイで、2014年7月に初演され、日本での上演は今回が初めて。物語は、“バリーターク”という村の話を語り続けるふたりの男と、彼らの奇妙な生活に第3人の男が関与して……というストーリーで、人生とは何かを考えさせられる大人のファンタジーだ。戯曲を読んだ草なぎは「とても難しかったですけれど、普遍的な“生”や“死”が描かれているんだなと、感覚的に感じました。今まで自分がやったことのない舞台ですが、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思います」と意欲をみせた。その難解さに松尾も「一読目はちんぷんかんぷんで、2回目に読んだらもっと分からなくなって、3回目はまだ読んでないです」と笑わせつつ「個人的には難解な作風は好きなので、観る側と演じる側とで余白を埋めていけるんじゃないかと、そこが楽しみです」と語った。文学座の小林は「長い俳優人生の中で、いろいろと難解で変わっている作品に出会いましたが、その中でも最高位です」とベテラン俳優でさえも作品の手強さを感じているようだ。演出を手掛ける白井は「作者のエンダ・ウォルシュは、同じアイルランド出身のベケットやマクドナーの系譜を踏んでいます。アイルランドという土壌が作る不思議な感覚がこの作品の中にありまして、“なぜ我々は生きているのか”とか、生まれた“生”は一体どこへ行くのか、ということを感じさせてくれる、滑稽でもあり詩情あふれる作品だと思っています」と本作の魅力を語る。また、出演する3人については、企画の段階で最初に思い浮かべた「理想のイメージキャスト」であると明かした。3年ぶりの舞台となる草なぎは、白井の演出を経験したことのある稲垣吾郎からアドバイスがあったかと問われると、「吾郎さんはこの舞台をやること自体知らないので、みなさんのニュースや僕もツイートするので、それで知ると思います」と笑わせた。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督でもある白井は、「公共劇場同士が最初の段階から組んで制作することは、今までなかったケース。世田谷パブリックシアターで様々な作品を上演してきた経験もありましたので、私が橋渡し役となり、共同制作することでより多くの観客との出会いを広げていきたい」と新しい取組みへの意義を語った。公演は4月14日(土)から5月6日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、5月12日(土)から6月3日(日)まで東京・シアタートラムにて上演後、兵庫を巡演。神奈川・東京公演のチケットは3月4日(日)より発売開始。
2018年02月08日1月11日、「櫻井・有吉THE夜会」(TBSテレビ系)に俳優の窪田正孝(29)が出演。休日に3時間半かけて趣味の洗車をする場面を披露した。このときの窪田の洗車に向ける情熱が“異常”だとネットで話題に上っている。 “芸能界一の洗車マニア”を自称する窪田。俳優になる前は自動車整備士になるのが夢だったという。そのため、高校生のころから5年間ガソリンスタンドでアルバイトし、洗車を担当させてもらっていたのだとか。 今回は番組が窪田のために、汚れた四輪駆動車を用意。こだわりの洗車用セットを持参した窪田は、大喜びで車のもとへ向かった。そして「あんたちょっと大きいな」と車に笑顔で話しかけながら、タイヤの洗浄を開始。ボディに移っても「うわっはー」「よしよしよし」と語りかけ、2時間かけて外側の水洗いを行った。 続けて「繊維が細かくて綺麗に吸い取れる」という自前の吸水タオルで、水滴を拭いていく。車のエンブレムも、綿棒を使ってピカピカに。車内に掃除機をかけ終わったところで、30分が経過。 さらに、「まだやるんですか?」と帰りたそうにしているスタッフを尻目に、仕上げに入る。ツヤだしや劣化防止のため、1時間かけてタイヤを専用のワックスで磨き上げた。全ての作業が完了したところで、実はこの車の所有者だった芸人の鈴木拓(42)が登場。鈴木は見違えるように綺麗になった愛車に、驚きを隠せない様子だった。 ツイッターでは、この放送を見ていた洗車用品の製造会社「ソフト99コーポレーション」が「窪田さんがまさかまさか弊社のカーシャンプーを…」と喜びの投稿。窪田がまず車の足回りから洗い始めた点に注目し、「足回りの泥汚れなど、せっかく綺麗になったボディに飛び散ることもあるので、足回りがひどく汚れている時は先に洗うのがベスト」と感嘆しながら解説。専門家から見ても窪田の“洗車愛”は本物だったようだ。 もし俳優デビューしていなければ、今頃どこかで“イケメンすぎる整備士”として名を馳せていたのかも?
2018年01月12日12月8日発売の「FRIDAY」(講談社)で、女優の水川あさみ(34)と俳優の窪田正孝(29)が同棲中であることを報じた。 2人は7月クールの連ドラ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)で共演。共演者同士で食事に行くうちに仲良くなり、秋ごろから交際&同棲をスタートさせたという。 もともと水川が住んでいたマンションの家賃40万円は窪田が支払い、窪田の愛車でドライブデートとしているとのこと。すでに“夫婦”のような生活を送っているようだ。 「水川さんは若いころからかなり結婚願望が強く、交際は結婚が前提。交際相手ができるととにかく相手に尽くし、仕事よりも恋愛優先になってしまいます。今回はまさに水川さんの望む形で恋愛をスタートさせたようです」(テレビ局関係者) 水川といえばかつて俳優の小出恵介(33)と交際。14年秋には大東駿介(31)との交際が発覚。大東とはゴールイン寸前と言われていたが、窪田との交際前に破局していたようだ。 「小出さんのときも大東さんのときも、水川さんは結婚について具体的に話し合っていたようです。しかし2人とも役者としてステップアップを目指していたので、ゴールインとはなりませんでした。2度の“挫折”を経験した彼女は、仕事に打ち込むべく独立して個人事務所を設立しています。今回は同棲していることからも手ごたえがありそうですが、窪田さんは売れっ子。最後まで気が抜けない状況でしょう」(前出・テレビ局関係者) 果たして、水川の思い通りにことが運ぶのだろうか。
2017年12月08日中川晃教のコンサート「I Sing~time to come~」が開催される。中川が歌に真正面から向き合うべく13年からシリーズ化している「I Sing」だが、今回は中川の誕生日イブと誕生日当日である11月4日(土)・5日(日)に行う特別なものとなる。【チケット情報はこちら】「『I Sing』シリーズを始めたのは、様々な活動をする中、今の自分の歌というものを実感し、より多くの人達に届けたいと考えたから。歌うことは僕にとって生きることに繋がるので、このシリーズでは、炎のように燃え上がったり収束したり、あるいは呼吸したりといった、瞬間瞬間を生きる感覚を、ステージ上からお客様に届けてきました。勿論、それはどのコンサートも当てはまることですが、『I Sing』を始めたことでシンガーとしての自分を今一度自覚することができたので、いわば僕の原点なんです」今回の“time to come”という副題には、シンガーソングライターとして16年、俳優として15年という歳月を経てたどり着いた中川の“今”が表されている。「僕は01年にシンガーソングライターとしてデビューし、02年にミュージカルデビューしました。当初、ミュージカルはエンタテインメントの中では万人に受ける世界ではないということで、音楽業界の人に反対もされたんです。でも僕は初めてミュージカルを観た時、音楽でここまで物語や感情を表現できるんだ、と感動したし、実際にやっていくうち、そこには色々な方法論や背景や物語があることを知りました。ミュージカルは僕が好きなブラックミュージックやポップスと無関係ではなく、例えばマイケル・ジャクソンだってフレッド・アステアから影響を受けているし、近年ではミュージカルにもフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズを描いた『ジャージー・ボーイズ』やキャロル・キングの半生を扱った『ビューティフル』など、ポップスが主役の作品も増えてきている。だから、かつては自分の中に二つの道があるように感じて悩んでいた音楽とミュージカルも、今では切っても切り離せないものになっています。そうした中で培ってきた声を、音楽を、センスを、表現したいですね」セットリストは、これまでのコンサートで発表してきた楽曲をまとめて昨年リリースした『decade』と新曲とで構成。中川のこれまでと今、そして未来を味わえるプログラムになりそうだ。そして、このコンサート中に、中川は35歳を迎える。「誕生日とその前日にコンサートを行うのは初めてなんです。母によれば、4日に陣痛が始まり、5日の2時頃に病院へ行き、その数時間後に僕が生まれました。だからどちらの日も、僕にとっては生まれるまでの時間。この2日間に『decade』と新曲とを、新たなミュージシャンと編成による今の音で、皆様に届けていく。僕自身もやっていて特別な感情が湧き起こるでしょうし、この日、この瞬間でなければ味わえないコンサートになると思います」公演は東京・新国立劇場中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年11月02日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーコンプレックス」。白馬の王子様を待ち続ける「シンデレラコンプレックス」、理想ばかり高い「モテない美女」「友達どまり」、恋愛と向き合えない「恋愛ニート」、本命になれない恋ばかりの「セカンド」など。男子100人アンケートでは57%が「アラサーコンプレックス」について「アリ」と回答。男女の性差はないのかも?一方、土田さんの意見は…。気持ちを切らさず、今すぐ一歩踏み出しましょうこれまで、この連載でたくさん取り上げてきたアラサーだからこそのコンプレックスや悩みは、誰もが持っていると思います。年齢的にも、そこから目をそらしたくなる気持ちも、分からなくはないですよ。でも、アラサーにはタイムリミットが近づいていることも事実。きっとどこかに、自分にぴったりな男性がいるはず…という「シンデレラコンプレックス」のような、悠長にタラレバを想像している場合ではないんです。恋愛に興味のない「恋愛ニート」や二番手ばかりの恋愛をしている「セカンド」は、自分に対する言い訳でしかない。もっと先のことを見据えた時に、一歩踏み出せるかどうかだと思うんですよ。本気で恋愛や結婚をしたいなら、立ち止まっていてはダメ。ダイエットを始めるのと同じで「明日からやろう」と思っている人って、明日もやらないんですよ。スピード重視、今すぐ実行しないと手遅れになってしまいますからね。30 代、年齢的にはいちばんいい時期だと思うので、気持ちを切らさずに恋愛モードを続けてみてください!つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数※『anan』2017年10月18日号より。文・神保亜紀子 (C)marcogarrincha(by anan編集部)
2017年10月15日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「自分バンザイ」。「自分バンザイ」とは、モテると勘違いしている「自称モテ子」、自分を見てほしい願望が強い「かまってちゃん」や「意識高い系」、自己チューな「察してちゃん」など、自分が大好きで自意識過剰な女性たちのこと。そんな「自分バンザイ」な女性たちに対する土田さんの意見は?変化を受け入れ、自分自身を見つめ直して20代は、若さという武器があるゆえ、誰しもある程度はチヤホヤされてきたと思うんです。それがアラサーあたりで、誘いが少なくなってきたり、今までとはちょっと違う扱いをされるようになったかな…といった変化を感じるようになる。変化を受け入れ、いかに自分自身を見つめ直すことができるかどうかがキモ。自分が他人からどう思われているかを、一歩引いたところから見て考えることが、大事だと思うんですよね。逆に、「意識高い系」「かまってちゃん」「察してちゃん」のような、自意識が強く、自分の扱われ方の変化に気づけない人は、ただの面倒くさい人と括られてしまう。“自分”を抑えて協調性を養っていくのが、アラサーであり大人だと思うんです。過去と現在のデータをしっかり見比べて戦術を練り直せば、今までとは違うタイプの男性との恋愛も期待できそうじゃないですか。結婚相手を探しているなら、長子同士、中間子同士、末っ子同士だと離婚率が低いらしいですよ。気になる男性ができたら、まずはきょうだい構成を聞いてみては(笑)。つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年10月11日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年10月09日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが今週のテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「コレジャナイ感」。事前に男子100人へ「『彼じゃないかも?』と思いながら付き合う女性はアリですか?」というアンケートをとったところ、アリ46%、ナシ54%という結果に。目に見える形で害がないからか、意外にも男は寛大。100%理想の人と出会うこと自体あり得ない、という現実を見据えた結果か。さて、土田さんのご意見は?20代のうちならしょうがない。社会に出ていろんな人に出会っていく中で、だんだんと自分の価値観で人を見るようになっていく。その経験から、相手のどこを重要視するかが見えてくるんですから。若い時に「優しい男性がいい」と思っていた価値観って、求めていたのは自分に対しての優しさでしょう。でも、年を取っていくにつれて、自分から、子どもや自分の親に対しての優しさが大事だと思うようになってくる。そうやって、相手に求めるものが精選されてくるんだと思うんです。自分にとって100点満点の相手なんて、この世にはいませんよ。しっくりこなくて当たり前なんです。むしろ、ひとつでもいいところを見つけて、そこから加点していってあげる。アナタ自身も100点ではないことを忘れてはダメ。お互いに、こんな私を受け入れてくれてありがとう、という気持ちがあるカップルは、素敵だと思うんですけどね。“コレジャナイ”を長く続けていると、いざという時、逆に相手にされなくなってしまうかも。今の関係をスパッと断ち切る勇気も大事ですよ。つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年10月4日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月30日昨年主演したミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で数々の演劇賞を獲得した中川晃教。彼のコンサート『中川晃教コンサート2017 ~Seasons of love~』が9月14日、愛知・中日劇場で開幕した。もともとシンガー・ソングライターである中川だが、今回は“LIVE ACT”と銘打ち、シアトリカルな演出を盛り込んだ、今までにないステージを披露。その模様をレポートする。チケット情報はこちら今回のステージでは和風な要素も取り入れたいと語っていた中川の言葉通り、佐藤和哉によるキリリとした篠笛の音と、真っ赤な衣裳を身に着けた杉浦ゆらのダンスで幻想的に誘うプロローグ。日本人なら誰もが知る『かごめかごめ』から、ライブではお馴染みの『CHINA GIRL』へ。聴き慣れたナンバーも、佐藤の篠笛の音が効果的に挟み込まれることで新鮮に聴こえ、中川の美しい歌声もいつもにも増して情感豊かだ。続いてこちらもチャレンジングな試みである朗読とのコラボレーション。大人のメルヘンといった風な寺山修司の短編を、中川と若手歌手・伊礼亮が語っていく。少し切ない男女の恋を描く「お月さまの瓶詰」という物語の後には、“月”というワードから始まる『I Have Nothing』を歌う……といったように、中川の音楽の世界と寺山修司の世界が絡み合い、なんだか海の底に深く沈んでいくかのような、もしくは宇宙空間を漂うような、どこか別の世界へトリップでもしたかのような不思議な感覚に陥る。時に暗くも感じる中川の大人の声と、伊礼の若々しいピュアな声、ふたりの対比も心地よい。朗読と音楽のコラボを4本続けたあと、MCでは、今回のチャレンジについて「表現には終わりがない」「自分の曲で何かドラマ…表現を作っていけたらいいなと思っています」と語り、常に中川が口にしている「オリジナルミュージカルを作る」という目標と、この“LIVE ACT”が地続きであることを匂わせた。またこの中日劇場のステージにはデビュー作『モーツァルト!』でも立った思い出も語り、懐かしい劇中曲『僕こそミュージック』を披露。ほか、最新出演作『ビューティフル』から『On Broadway』『Walking In The Rain』、また中川の新たな代表作となった『ジャージー・ボーイズ』より『君の瞳に恋してる』『愛はまぼろし』などを立て続けに熱唱する。しっとりした前半とはうって変わって後半は中川のオリジナル曲、そしてミュージカルナンバーを織り交ぜたヒットメドレーとなり、客席も大盛り上がり。アンコールでは中川の“名古屋愛”を歌う即興曲まで飛び出した。そしてラストは、デビュー曲『I Will Get Your Kiss』。幻想的なムードで始まった“LIVE ACT”、最後は中川の透明な歌声が劇場いっぱいに広がり、客席とステージが一体となり、愛と笑顔に包まれた。コンサートはこのあと9月24日(日)に大阪・新歌舞伎座、10月1日(日)に東京・明治座にて開催される。
2017年09月22日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「稼ぐ女」。男は仕事、女は家庭、という考え方に囚われず、結婚後も出産後も外でバリバリ働いて稼ぎ、夫に家事を任せて自分が家計を支える「大黒柱女子」という生き方を選ぶ女子。男子100人へのアンケートでは「アリ」が68%。共働きが珍しくない現代において、稼ぐ女が増加傾向なのは当然。女性に面倒を見てもらうことに抵抗がなければ、主夫も増えそう。土田晃之さんも全然「アリ」なようです!夫向きな人のために選択肢を与えてあげて全然アリ!今からでも奥さんが稼いでくれるなら、僕は専業主夫になりますよ。一度だけ、4人目の子どもが生まれるときに1か月間の育児休暇を取ったことがあるんです。洗濯しながら子どもたち3人のお弁当を作って、その後に掃除。初日はバタバタして大変だったけど、1週間もすれば、段取りも覚えてくる。10 時には全部終わって、子どもたちが学校から帰宅するまで完全フリーの時間もできる。すごく楽しかったんです。1か月だけでなく、毎日がこれの繰り返しで終わりがないと考えたら、もっと大変なんでしょうけど。僕の場合は、基本的には家事が好きでキレイ好き、ときているから、きっと主夫向きなんです。ずぼらな人には務まらないかも、とは思いました。つまり、家事の方が性に合う男って、意外といると思うんです。ただどうしても「男が稼ぐもの」「家族を養うもの」という感覚がある以上、男にとって結婚はプレッシャーでしかない。女性に選択肢があるように、男が堂々と主夫を選べるような世の中になってもいいのでは?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年9月13日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月08日今年は読売演劇大賞最優秀男優賞と菊田一夫演劇賞という、ふたつの権威ある演劇のタイトルを受賞した中川晃教。いまや日本ミュージカル界に欠かせない存在になっている彼だが、元はといえばシンガー・ソングライターとしてデビューし、今も自身の音楽を届けるコンサートは精力的に行っている。その切り口も、バンドスタイルやオーケストラとのコラボなど多様だが、この秋に行うのは『中川晃教コンサート2017 ~Seasons of love~』とタイトルを冠したLIVE ACT。新たな試みに挑む中川に、話を訊いた。チケットはこちら名古屋は中日劇場、大阪は新歌舞伎座、そして東京は明治座。いわゆる演劇の劇場を会場にするところが興味深い。「明治座でコンサートをやりませんか、というお話を頂いたことが始まりです。明治座さんといえば、日本の芸能・芸事を作ってきた場所。そこでコンサートをやるということが新鮮ですよね」と中川。明治座という場所については「まず、厳かで緊張感のあるイメージ。歴史も由緒もあるところで、そこに立つのはひとつのステータスです。でも古臭さは感じないんです。伝統芸能から幅広いエンタテインメントまで、その時代ごとのニーズに応えている。今回、僕に声をかけていただいたというのも、新しい何かに可能性を感じ、それを届けたいと考えているんだと感じます」と語り、「あの空間でどんなことが出来るだろうとワクワクしました!」と楽しそうに話す。その内容は、やはり“この会場ならではのもの”を考えているようで「通常の、立って盛り上がるライブとは違う、シアトリカルなものを考えています」。和風な要素も取り入れるそうで「オープニングはダンスと篠笛、そこにシンセサイザーが絡んで“和”の世界を表現し、さらに朗読と僕の音楽がコラボするシークエンスもちょっとお見せしようかと」。今までの中川のコンサートとも違う新たな世界が広がりそうだが、「もちろんミュージカルの楽曲もやります! 実在のボーカルグループ「ザ・フォー・シーズンズ」を描いた『ジャージー・ボーイズ』という作品で、今回ふたつの賞を頂きましたが、音楽でデビューした僕がミュージシャンの役で演劇の賞を頂いたことに不思議な縁を感じています。ですのでその『ジャージー・ボーイズ』から2曲、そして今出演している舞台『ビューティフル』からも2曲歌いたいなと思っています」。ちなみにタイトルの『Seasons of love』の意味は……? 「先ほどの“和の要素”とも絡みますが、日本人だからこそ感じる四季の楽しみ方が、芸事の世界には息づいていると思うんです。なので、全部観終わったあとにきっと、このタイトルを感じて頂けるものになるんじゃないかな。あとは今しか出来ないものを見せたいという気持ちを込めて「旬・今・時期」という意味のSeason。それからもちろん、ザ・フォー・シーズンズにもかかってます! あれ、そこ、気付きませんでした(笑)?」。東京公演は10月1日(日)に明治座にて開催。チケットは8月27日(日)に一般発売開始する。
2017年08月21日ヒールレスシューズ、2017 © NORITAKA TATEHANA, 2017アーティスト舘鼻則孝は、8月12日〜20日までの期間、表参道ヒルズのスペース オーにて「舘鼻則孝 リ・シンク展」を開催します。作家史上最大規模となる本展では、最新作品とともに、代表作であるレディー・ガガが愛用するヒールレスシューズや、そのインスピレーションソースとなった花魁の浮世絵や写真等も作家所蔵品として公開します。ご来場の皆様は本展覧会を通し、舘鼻自らが自身のルーツを「RETHINK」し、ヒールレスシューズを始めとする作品が誕生するまでに至ったプロセスを、日本文化の過去と現在を往来しながら体験できる展覧会構成となっています。また、会場にはTORAYA CAFÉ・AN STANDとのコラボレーションによる「茶屋」が特設され、本イベント限定の特別メニューをお楽しみいただけます。■「舘鼻則孝 リ・シンク展」 開催概要【期間】 2017年8月12日(土)~8月20日(日) 11時00分~19時00分(8月20日(日)のみ16時00分まで)【会場】 表参道ヒルズ本館B3F スペース オー(東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号)【提供メニュー】・リ・シンク展限定あんペーストかき氷・リ・シンク展限定あんボーロ※ご来場の方に無料でご提供します。※かき氷、あんボーロの数には限りがございますので、なくなり次第終了となります。※事前の連絡がないまま内容が変更になる場合がございます。【主催】 株式会社ノリタカタテハナ【協賛】 日本たばこ産業株式会社【協力】TORAYA CAFÉ・AN STAND / 太田記念美術館■舘鼻則孝(たてはなのりたか)プロフィール1985年、東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で幼少期から手でものをつくることを覚える。東京藝術大学では絵画や彫刻を学び、後年は染織を専攻する。遊女に関する文化研究とともに日本の伝統的な染色技法である友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。近年はアーティストとして、国内外の展覧会へ参加している。2015年12月に和敬塾本館で開催した「舘鼻則孝:面目と続行」展では、JT(日本たばこ産業株式会社)の「Rethink」の考えに共鳴し、日本各地の伝統工芸士とともに制作した現代的な煙管作品「Theory of the Elements」を発表した。 2016年3月には、仏カルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台を初監督「TATEHANA BUNRAKU / The Love Suicides on the Bridge」を公演した。作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。(お問い合わせ先)「舘鼻則孝:リ・シンク」展事務局TEL 03-6380-9911(平日10:00~18:00)
2017年08月09日2017年8月12日(土)~8月20日(日)の期間、表参道ヒルズ・スペース オーにて、アーティスト舘鼻則孝の最大規模となる個展「舘鼻則孝 リ・シンク展」が開催されます。日本文化の過去と現在を往来しながら、舘鼻作品が誕生するに至ったプロセスを体験できる展覧会で、「あの」シューズが生まれた秘密に迫りましょう。アーティスト舘鼻則孝とは展覧会「舘鼻則孝:カメリア・フィールズ」、2017Courtesy of KOSAKU KANECHIKA Photo by GION舘鼻則孝と聞けば、レディー・ガガが愛用するヒールレスシューズがぱっと思いうかぶ、という方は多いのではないでしょうか。舘鼻則孝は1985年東京生まれ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で、幼少期から手でものをつくることに親しんできました。東京藝術大学で絵画や彫刻を学び、のちに染織を専攻。遊女に関する文化研究とともに日本の伝統的な染織技法、友禅染を用いた着物や下駄の制作をおこないました。ヒールレスシューズ、2014© NORITAKA TATEHANA, 2017ヒールレスシューズ、2017© NORITAKA TATEHANA, 20172015年12月に和敬塾本館で開催した「舘鼻則孝:面目と続行」展では、JT(日本たばこ産業株式会社)の「Rethink」の考えに共鳴し、日本各地の伝統工芸士とともに制作した現代的な煙管作品「Theory of the Elements」を発表しました。舘鼻の作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されています。●TORAYA CAFÉ・ AN STANDとコラボした「茶屋」が登場舘鼻則孝 リ・シンク展限定かき氷個展会場にはTORAYA CAFÉ・AN STANDとのコラボレーションによる「茶屋」が特設され、本イベント限定の特別メニューを楽しめるとのこと。こちらもお見逃しなく。展覧会概要名称:舘鼻則孝 リ・シンク展会期:2017年8月12日(土)~8月20日(日) 11時00分~19時00分(8月20日(日)のみ16時00分まで)会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー所在地:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号提供メニュー:・リ・シンク展限定あんペーストかき氷・リ・シンク展限定あんボーロ※来場の方に無料で提供。写真はイメージです。※数には限りがあります。無くなり次第終了となります。
2017年08月06日俳優の窪田正孝が、映画『犬猿』(2018年2月公開)に主演することが4日、わかった。同作は、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『ヒメアノ~ル』などで知られる????田恵輔監督のオリジナル作。印刷会社に勤める真面目な弟・金山和成(窪田)&乱暴者でトラブルメーカーの兄・卓司(新井浩文)の兄弟と、見た目は悪いけど頭がよく勤勉な姉・幾野由利亜(江上敬子/ニッチェ)&要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹・幾野真子(筧美和子)の、”W犬猿ペア”の兄VS弟、姉VS妹のドラマを描く。「久々のオリジナル作品」という吉田監督は、「数年間、溜め込んだアイデアを全て放出し、やりたい事をやりつくしました。お陰様で今は抜け殻です……」と心境を吐露し、「妬み嫉みの行く先に見える、愛の形はどんなもんか見てやって下さい」とアピールした。また、刑務所帰りの兄役を演じる新井は「窪田君とうちが兄弟にみえるのか。それだけが心配です」とコメント。また、江上は「何故私にお声をかけて下さったのか謎でしたが、台本の自分の役名の下に、『太っていて容姿が醜い女性』と、ご丁寧にキャラクター説明がされてあり、納得した反面、もうちょいオブラートに包んだ言い方はできないものかと憤慨しました」とオファー時の心境を振り返った。しかし江上は、脚本を読んで「自分の役である由利亜に感情移入をしてしまい、引くぐらい泣いてしまった」と語り、「コントの演技で培った顔芸は封印し、(のつもりですが……)女優になった私の演技をぜひ見ていただきたいです」と自信を見せる。一方の筧も、江上と同じく「不思議なほどに自分と役とが重なる感覚がありました」と明かし、「こんなにも素敵な映画で大切な役を任せて頂けたこと、憧れの監督や役者さんとご一緒させて頂けること、すべてチャンスだと思って役と一緒に自分も成長していく気持ちで一生懸命やらせて頂きました」と撮影を振り返った。○窪田正孝コメント????田恵輔監督のオリジナル脚本のもと、今回初参加させていただきました。兄弟姉妹を題材にした作品で共感できる箇所が沢山あると感じていました。????田監督の演出はとても魅力的で日常に起こり得る、心情の静かなトーンやダークな色合いを引き出してもらい、気付けばご本人の人柄に惹かれていました。芝居の話や普段の会話をしていく中で、いつの間にか心の中の本音を見られている気がして怖くもありゾクゾクもしていました。役に寄り添ってもらったり、時に突き離されたり、どこか摑みどころのない方だからこそ沢山話をして監督と演者の感覚を近づけたいと努めていました。人間って何なんだろう。なんで兄弟なんだろう。なんで家族なんだろう。なんであの人は…。誰しも色んな場面で不公平と思う瞬間が沢山あるかと思います。見え隠れする心情がこの犬猿という映画につまっていると思います。今回参加させていただき大変光栄でしたし、貴重な経験をさせていただきました。(C)2018『犬猿』製作委員会
2017年08月04日アーティスト舘鼻則孝の作品を展示する展覧会「舘鼻則孝 リ・シンク展」が、2017年8月12日(土)から8月20日(日)まで東京・表参道ヒルズのB3Fスペースオーにて開催される。舘鼻則孝は、遊女に関する文化研究や、友禅染による着物の制作などを行っているアーティスト。国内外の展覧会へ参加しており、作品はニューヨークのメトロポリタン美術館や、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館といった著名な美術館に永久収蔵されている。「舘鼻則孝 リ・シンク展」は作家史上最大規模となる展覧会。レディー・ガガが愛用していることでも知られるヒールレスシューズをはじめとする、舘鼻の作品が展示される。また、そのインスピレーション源となった、花魁の浮世絵や写真など作家本人が所蔵する資料も公開。日本文化の過去と現在のクリエーションの間を行き来できるような展示構成となっている。さらに、会場にはトラヤカフェの「トラヤカフェ・あんスタンド」とコラボレーションした茶屋が特設され、本展覧会限定の特別メニューが来場者に無料で提供される。メニューには、「トラヤカフェ・あんスタンド」でも人気の「あんペーストかき氷」や、外はザクッと中はしっとり食感の「あんボーロ」が、「舘鼻則孝 リ・シンク展」限定バージョンとなって登場する。【詳細】「舘鼻則孝 リ・シンク展」期間:2017年8月12日(土)~8月20日(日)時間:11:00~19:00 ※8月20日(日)のみ16:00まで。会場:表参道ヒルズ本館B3F スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号■「トラヤカフェ・あんスタンド」のコラボレーション茶屋メニュー:・リ・シンク展限定あんペーストかき氷・リ・シンク展限定あんボーロ※来場者に無料で提供。内容が変更になる場合がある。
2017年07月29日窪田正孝ファンの方々、おまたせしました! 待望の窪田くん主演の連ドラ『僕たちがやりました』が7月18日(フジテレビ/毎週火曜22時~)よりスタート。さらに、彼が主演を務める人気コミックの実写化作品『東京喰種 トーキョーグール』も7月29日(土)に公開されます。この2作で共通しているのは、ごく普通の学生生活を送っていた平凡な青年が、ある日突然、ものすごい逆境に突き落とされるという“巻き込まれ型”の主人公だという点です。守備範囲が広い役者、窪田正孝の魅力をがっつりおさえます。■美しい顔をゆがめ、葛藤する姿に萌え!窪田正孝は、本当に役柄の守備範囲が広い。お茶の間の人気を獲得したNHKの朝ドラ『花子とアン』の朝市などのいちずな青年役から、ドラマ版『デスノート』の夜神月(やがみらいと)の追い詰められた白進の演技、『MARS~ただ、君を愛してる~』の桐島牧生などの狂気に走る役。また、キレキレのアクションも見事にこなしてきました。藤原竜也主演ドラマ『リバース』の最終回では、同じ湊かなえ作品として放送された『Nのために』の成瀬慎司役として登場したときは、ネットでも騒然となり話題に。いずれの役どころでも胸がキュンとなるのは、人懐っこい笑顔はもちろんのこと、とんでもない負荷が与えられたときに見せる苦渋の表情です。美しい顔をゆがめ、葛藤する姿が、萌えポイント。『僕たちがやりました』と『東京喰種 トーキョーグール』は、そんな窪田くんの魅力をがっつりおさえた作品です。■「もう許してあげて!」の負の連鎖『僕たちがやりました』『僕たちがやりました』は、金城宗幸原作の人気コミックのドラマ化作品。窪田くんが演じるのは、平凡な草食系の高校生・増渕トビオ役ですが、実年齢28歳とは思えないほど、制服がしっくりとなじんでいます。ある日、トビオたちは、ヤンキー高校の不良グループに仲間をボコボコにされた腹いせに、ちょっとしたイタズラの復しゅう計画を立てます。ところがその決行日、とんでもない事態に! ヤンキー高校で大爆発が起こり、トビオたちは“爆破事件の容疑者”となってしまいます。そこそこ平凡だったトビオの人生が一変し、罪悪感にさいなまれながらの逃亡生活がスタート。刑事や教師の追跡や、不良たちの報復、仲間割れ、大好きなあの子との別れなど「もう許してあげて!」といわんばかりの負の連鎖で、トビオはどんどん追い詰められていきます。でもその疲へい感がにじみ出た窪田くんの表情がなんともたまりません。■「心中、お察し申し上げます」の苦悩に。『東京喰種 トーキョーグール』『東京喰種 トーキョーグール』は石田スイの人気コミックの実写版映画で、人の命を奪い、肉をくらって生き続ける“喰種”(グール)と人間の戦いを描く衝撃作です。窪田くんが演じたのは、これまたごく普通のどこにでもいるような大学生・カネキこと金木研(かねきけん)役。ところが喰種に襲われて瀕死(ひんし)状態となり、その喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまいます!『僕たちがやりました』と同じく、平凡だった人生は激変し、自分が喰種化したことに苦悩していきます。ちなみに喰種化したカネキのビジュアルは、喰種特有の“赫子(かぐね)”という殺傷能力のある捕食器官が生え、とってもクール。とはいえ、吸血鬼のように血を吸うだけではなく、人をバクバクむさぼるわけで、もう「心中、お察し申し上げます」という感じでしょうか…。いずれにしても、両作とも窪田正孝の俳優力と、予断をゆるさないスリリングかつエキサイティングなストーリー展開にうなる快作となっております。また、8月にはもう1本、窪田正孝が出演する映画シリーズ第2弾『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(8月19日公開)も待機中。この夏は、窪田ファンなら狂喜乱舞しそうな“窪田正孝祭り”となりそうです。『東京喰種 トーキョーグール』出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 桜田ひより 蒼井優 大泉洋監督:萩原健太郎原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載 2017年7月29日 全国ロードショー公式サイト: tokyoghoul.jp
2017年07月15日坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する連載「あなたがいいならそれでいいけど」。今回のテーマは「男と女のルール」です。“ゲス不倫”なるスキャンダルが横行する中、関係を当事者が暴露するケースも。不倫や浮気は褒められたものではないが、それでも最低限のルールは必要?土田さんの見解は?***当人同士が良ければいい。それがルールになる男と女の間にルールがあるとしたら、浮気、不倫は良くないものという大前提はあると思います。世間的にもいまは完全NGですからね。それでも、不倫をする人は絶えないですよね。たとえば、女性側からすれば、相手の男性に奥さんがいてもいいと思っていたけど、時が経つにつれて、その関係性だけでは物足りなくなってくることなんて、よく聞く話。だいたい男が弱みを握られて不倫をバラされるパターンが多いように見えるけど、どちらかが悪いだの、かわいそうだの、ルール違反だのって、誰も決め付けられないはずなんです。男と女。恋人なり、夫婦なりということですけど、二人の間には二人にしか分からない、いろんな形があって、いろんな問題を抱えていますよね。そこについて、本来なら第三者がとやかく言う話じゃないと思うんですよ。相手の立場になって考えてみたら、一方を責めるようなことは言えないはずだから。たとえ、浮気をしたって、不倫をしたって、当人同士が良ければいいんです。それがルールじゃないですか?つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数。※『anan』2017年7月19日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年07月13日俳優・窪田正孝主演の映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の新ビジュアルが4日、公開された。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。今回公開された新ビジュアルでは、オールキャスト総勢14人が集合。喰種の特徴である、目が赤く変貌した「赫眼(カクガン)」状態で、身元を隠すためにマスクをつけた主人公・カネキを背景に、豪華キャスト陣が並んだ。中心には、戦闘服に身を包んだカネキの姿。さらに喫茶店「あんていく」で働く喰種の女子高生・トーカ(清水富美加)やカネキの運命を大きく変える喰種・リゼ(蒼井優)、喰種の少女ヒナミ(桜田ひより)、「あんていく」の芳村(村井國夫)、古間円児(浜野謙太)、入見カヤ(佐々木希)、喰種の西尾錦(白石隼也)、笛口リョーコ(相田翔子)、四方(栁俊太郎)、ウタ(坂東巳之助)が並ぶ。さらに人間側として、喰種を敵対視するCCG捜査官の亜門(鈴木伸之)と真戸(大泉洋)、そしてカネキの唯一の親友・ヒデ(小笠原海)と、総勢14人のメインキャストが揃った。
2017年07月04日俳優・窪田正孝主演の映画『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)の新ビジュアルが29日、公開された。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種の臓器を移植されたことで、喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田正孝)が戦いの中で自分自身と向き合っていく。今回公開されたのは、カネキとトーカ(清水富美加)が「赫子(カグネ)」を発動させた姿。赫子とは、喰種の捕食器官で、戦いの際には強力な武器としても使用される。喰種によってタイプがさまざまに分かれており、カネキの赫子は腰の辺りに出現する触手のような「鱗赫(りんかく)」。そして、トーカの赫子は肩の辺りに出現する羽のような「羽赫(うかく)」となっている。この独特な赫子を表現するため、同作では最新のVFX技術とキャスト陣の演技を融合。キャラクターは目が赤く変貌する「赫眼(カクガン)」状態で、激しいアクションを繰り広げる。
2017年06月29日KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督・白井晃が贈る近代戯曲シリーズ。最新作には、イギリスの女性作家、ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』を原作とした戯曲が選ばれた。主人公のオーランドーを演じるのは多部未華子だ。時代や国境、性別をも超えながら生きていくオーランドーという不可思議な存在に何を見出し、その世界をどう構築していくか。互いに“いつか一緒に”と望んでいたというふたりだからこそ、できることがありそうだ。【チケット情報はこちら】多部が白井と仕事してみたいと思ったのには、白井演出の数々の作品に出演している山本耕史が関わっている。「6年くらい前に出会ったときから山本さんにはずっと『絶対に白井さんと一緒にやったほうがいい』と言われていて。昨日も『稽古時間は長いけど学べることが多いから』というメールが来ました(笑)」と多部は打ち明ける。それに対して「最近は短くなった」と苦笑しながらも、「でも、稽古をやっただけいいものになります」と断言して舞台づくりへの情熱を覗かせる白井もまた、多部とのセッションを望んでいたという。「これは僕が勝手に思っていることですが、多部さんは自分が内包しているものを役に照らし合わせて演じている印象があるんですね。どういう人物かと考えてデコラティブに作っていくのではなく。だから役の中に多部さんが見える。そこがいいなと思っていました」それだけに今回も、オーランドーという主人公に多部がシンクロすることで生まれてくるものに、白井は期待を寄せている。「これは実に演劇的な仕掛けのある戯曲で、オーランドーが出会う様々な人を、小日向文世さんをはじめとするおじさん俳優たちが(笑)、演じ分けていくことになるんですけど。その“いかにも芝居です”というアンチリアリズムな構図の中で、人を愛するってどういうことなんだろう、人が生きる衝動って何なんだろうと、オーランドーが考えたり葛藤したりしていくことが多部さんの中にも起こって、最終的には人物が生身のリアルなものとして見えてくるのではないかと思ってるんです。時代も国も、男とか女とかも通り越して、私は私、今ここに生きている私が愛おしいと思えてくるような。そんなことを僕は多部さんの中に見ているのかもしれません」。多部は、男でもあり女でもあり、16世紀から21世紀にわたって生きているオーランドーを「どう捉えていいのかまだわからない」と正直に言う。が、「とはいえ同じ人間だから、何か自分の思いをリンクさせられるはず」と力強い。演劇ならではの“嘘”が“真実”を見せてくれるに違いない。舞台『オーランドー』は9月23日(土)から10月9日(月)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールで、10月26日(木)から29日(日)まで、東京・新国立劇場中劇場で上演。なお、一般発売に先がけてプレイガイド最速先行いち早プレリザーブを実施。受付は5月29日(月)午前11時より。取材・文:大内弓子◆衣裳協力(多部未華子)PERMANENT MODERNSretsisJILLSTUARTGUSUCUMA
2017年05月26日俳優・窪田正孝主演の映画『東京喰種トーキョーグール』(7月29日公開)特報が13日、公開された。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)が自分自身と向き合っていく。特報では、すでにビジュアルが公開されていた主人公のカネキ、ヒロインのトーカ(清水富美加)に加え、CCG(Commission of Counter Ghoul)本局所属の一等捜査官亜門(鈴木伸之)、理知的で清楚な印象のリゼ(蒼井優)、ベテラン喰種捜査官・真戸(大泉洋)といった人気キャラクターのビジュアルを初公開。前半は彼らが人間らしい生活を送る姿が映し出されるが、後半はそれぞれの憎悪が渦巻き、激しいバトルシーンが展開される。喰種に対抗するために開発された武器“クインケ”を手に持った真戸は、普段の大泉からは想像がつかない白髪姿で緊迫したオーラを見せる。さらにラストには、人間を捕食するための喰種特有の殺傷能力のある武器“赫子(かぐね)”が出現した状態のカネキの姿が現れる。また、喫茶店「あんていく」のマスター・芳村功善の、劇中台詞「きみは人間と喰種、二つの世界に居場所をもてる、ただ一人の存在なんだ」が挿入されているが、キャストは今後発表される予定だ。(C)2017「東京喰種」製作委員会
2017年04月13日村井良大、中川晃教らが出演するミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』が4月より東京・シアタークリエほかで上演される。原作はチャールズ・M・シュルツのコミック『ピーナッツ』。誰もが知る人気キャラ、チャーリー・ブラウンやスヌーピーたちが歌いダンスする楽しい作品だが、あなどるなかれ、れっきとしたブロードウェイ産ミュージカルで、しかも今年で誕生から50年という由緒ある作品だ。開幕を約1か月後に控えた3月6日には、“顔寄せ”と呼ばれるキャスト・スタッフが一堂に会する場がもたれ、作品は本格始動。その模様をレポートする。チケット情報はコチラかつて坂本九や小堺一機、市村正親といった名優たちも出演したことのある作品だが、日本では16年ぶりの上演。演出を手掛ける小林香は「コメディ・ミュージカルであり、ずっとニコニコが続く。春爛漫の4月にぴったり」とその魅力を語る。同時に「子ども向けミュージカルなのではと誤解されることが多いのですが、この作品は、かつて子どもだったことのある大人が、大人になった今も忘れたくないと思っているものを、子どもの目を通して伝えているミュージカル。大人になればなるほど、この作品の良さがわかる。子どもも楽しめて、大人も楽しめる作品というのは難しい。手ごわいですが、みんなで一丸となって、心して立ち向かっていきましょう」とカンパニーにはっぱをかけた。小林が「キャストは6人。少人数ですが、才能豊かな、可能性に溢れる皆さんが集まった」と自信を見せる注目のメンバーは、チャーリー・ブラウンに村井良大、ルーシーに高垣彩陽、サリーに田野優花(AKB48)、ライナスに古田一紀、シュローダーに東山光明、そしてスヌーピーに中川晃教。主役の村井は「本当に素敵な作品なので、この6人で力を合わせて、素敵な舞台にしましょう」と意気込みを。また先ごろ、第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞したばかりの中川は「この作品のお話を最初に頂いたとき、真っ先に「あのスヌーピーだよね!?絶対やる!」と言いました。そして集まったこの6人の顔を見て、最高のものが生まれる予感しかありません」と話した。中川の言葉どおり、顔寄せ後に引き続き行われた稽古では、おなじみのキャラクターの可愛らしい日常の喜びや悩みを、キャスト陣が生き生きとした表情で紡ぎ出していく。まだ稽古初期段階で、動きのついていない状態であり、もちろん衣裳もつけていない。だがだんだんと村井の顔がチャーリー・ブラウンの困り顔に、中川の顔がスヌーピーの得意げな顔に見えてくる。ミュージカル界きっての美声・中川の本気の「ワン!」も飛び出した。すでに稽古場は笑顔がたえないハピネスな空間だったが、ここからさらに稽古を重ね、4月には幸せの花束のような作品が登場するのだろう。期待して待とう。公演は4月9日(日)から25日(火)まで東京・シアタークリエにて。その後、福岡、大阪、愛知でも上演される。チケットは発売中。なおチケットぴあ演劇専門サイト「げきぴあ」では本作の稽古場レポートを随時更新予定。
2017年03月14日WOWOWの連続ドラマ「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」の完成披露試写会が3月8日(水)に開催され、主演の窪田正孝をはじめ、小澤征悦、萩原聖人、平山秀幸監督が舞台挨拶に登壇した。窪田さんが新人刑務官を演じ、閉ざされた刑務所内の知られざる世界を描き出す本作。死んだ父と同じ刑務官の職に就いた良太が剛腕と噂の法務省出身のエリートや清濁併せ呑む一面を持つたたき上げの先輩、受刑者ながら絶大な権力を誇る暴力団組長らクセ者たちに囲まれ、やがて刑務所のあり方に疑問を抱き始めるが…。窪田さんは、セットとはいえ精密に再現された牢獄での撮影について「独特の雰囲気が流れていた」と述懐。「一度、独房の中に入ったら、閉められてしまって出られなくなったことがありました。入ると内側はドアノブがないので、出られないんです。『こういう感覚なのか!』と思いました。鉄格子も本物で、重さがありました」とふり返る。良太の先輩刑務官でたたき上げの秋山を演じた萩原さんは「ムシムシした空気のなかで、男しかいなくて、しかも牢獄ですからね。気が滅入りそうだなと思ったんですが、そこは平山ワールドに素直に溶け込み、ストレスを感じることもなかったです」と語る。そして、劇中の剛腕かつ冷徹なキャリア官僚・名久井の雰囲気を全く感じさせない爆笑トークを引っ張ったのは小澤さん。真面目な雰囲気や作品の持つシリアスなムードに耐えられなくなったのか、現場の様子について、いきなり「窪田くんのセクハラがすごかった!」と告白。さらに窪田さんの印象をついて「初夏のリス」と謎めいたたとえで表現。「真っ直ぐな男で。『やっと夏がキター!うれしい!』ってのを内に秘めたリスです」「でもとにかくストイック」など、不規則発言連発で場を乱す。窪田さんが、現場の芝居のやり取りについて「男同士、肌で感じることが多かった」と極めて真剣に語るも、先の小澤さんの“セクハラ”発言のせいで、妙な誤解を生むことに…。小澤さんは「セクハラはないです(苦笑)。俺も(窪田さんの発言を)聞いててマズいな…と思ってました。みなさん、忘れてください!」と場を盛り上げようと口にしたひと言に後悔しきりだった。ちなみに、窪田さんについては萩原さんからも「とにかくストイック。めんどくさいなって思うくらい(笑)。普通のこと話してても、基本、最後は役の話になる」と役への真摯な姿勢に対する称賛が贈られたが、30歳以上年の離れた平山監督からは窪田さんについて「宇宙人」という声も…。窪田さんは「セクハラに初夏のリス、ストイックの次は、宇宙人?」と困惑しつつも、自身へのミステリアスな評価に「光栄です」と笑顔を見せていた。窪田さんは本作について「気づいたら、善悪の区別ができなくなる」と正義や善悪といった価値観が見方によって入れ替わっていく面白さを説き「実生活に置き替えられる部分もあり、大切なものについて気づかせてくれる」とその魅力を語っていた。連続ドラマW「ヒトヤノトゲ~獄の棘~」は3月19日(日)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日アーティストの舘鼻則孝による個展「CAMELLIA FIELDS」が3月11日から4月28日まで、東京・品川のギャラリーKOSAKU KANECHIKAで開催される。展覧会名に冠された「カメリア フィールズ」は、今回新作として展示される大型インスタレーション。手彩色された鋳物製の椿を3メートルもの広さに敷き詰めた圧巻の作品は、舘鼻が育った鎌倉の風景から着想を得ており、日本独特の美学や生死観を表現している。これまで発表された代表作の中には、花魁の高下駄をモチーフに友禅染で絵付けを施した「フローティングワールドシリーズ」や、遊女のかんざしをモニュメンタルな彫刻で表現した「ヘアピンシリーズ」など、古来より培われてきた日本の伝統工芸に前衛的な解釈を加えた作品が多く存在する。そんな彼の創作活動の原点とも言える“工芸的な手仕事”によって完成した絵画の新作も初公開される予定。舘鼻は近年、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでおり、2016年3月にはパリのカルティエ現代美術財団にて人形浄瑠璃文楽の舞台「TATEHANA BUNRAKU : The Love Suicides on the Bridge」を初監督。独創的な作品群はニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。【展覧会情報】舘鼻則孝展「CAMELLIA FIELDS」会場:KOSAKU KANECHIKA住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 5F会期:3月11日~4月28日時間:11:00~18:00(火・水・木・土)、11:00~20:00(金)休廊日:日曜、月曜、祝日入場無料
2017年02月27日俳優の窪田正孝が、初のオフィシャルカレンダーを発売することが10日、わかった。発売日は3月25日。窪田は3月スタートのWOWOWドラマ『ヒトヤノトゲ~獄の棘~』、4月スタートのNHK総合ドラマ『4号警備』に主演し、夏には主演映画『東京喰種』公開も控えている。撮影を手掛けるのは、Mr.Childrenなど人気アーティストのジャケット撮影やテレビCMを手掛ける写真家・齋藤陽道。約6年前に撮影で出会い、意気投合した2人が窪田たっての希望でタッグを組み、月ごとに全く違ったシチュエーションで撮影を行った。クールなカット、猫と遊ぶ笑顔や寝顔、アンニュイな表情などを存分に切り取ったほか、浴衣、メガネ、タンクトップ、スーツ姿など様々なレアショット満載の内容となっている。カレンダーはポスタータイプ(税抜2,500円)と卓上タイプ(税抜2,000円)の全2種で、それぞれのカレンダーに使用されている写真はすべて異なるカットとなる。また、購入者特典として、窪田の直筆サイン入りチェキが24名に当たる。カレンダー撮影の合間に撮り下ろしたチェキで、各タイプ12名ずつが当選となる。撮影中の様子を収めたティザーメイキング映像も公開された。販売取り扱いはSTARDUST SHOPPERS、ローソン店頭 Loppi、ローチケHMV、7 ネットショッピング、TSUTAYA オンラインショッピング。卓上カレンダーのみ、楽天ブックスでも取り扱う。
2017年02月10日窪田正孝が連続ドラマW初主演を務める「連続ドラマW ヒトヤノトゲ~獄の棘~」。この度、60秒予告映像とキャラクター・バージョン予告が同時公開された。「鍵のない牢がある」という北関東刑務所に足を踏み入れた新人刑務官・武島良太(窪田正孝)。そこで目にしたのは、受刑者のいじめの黙認、所内での賭博など正義とは程遠い刑務官の姿だった。ある日、剛腕で法務省出身の名久井惣一(小澤征悦)が看守長として着任する。一方、副看守長・岩本康隆(池田成志)が管轄する工場では、受刑者ながら力を持つ暴力団組長・神宮是清(泉谷しげる)に良太が手荒い歓迎を受けていた。“刑務所の闇”に翻弄される良太は、名久井と対照的な現場出身の先輩・秋村繁晴(萩原聖人)に助言されるが、秋村の不可解な行動に困惑する。あらゆる思惑が交錯する所内。名久井は良太に腐敗した刑務所を一掃しようと“ある指示”をする。さらに、神宮が良太に近づき、刑務官であった父の死について何か知っているかのようなことをほのめかす。父にいったい何が?“誰も知らない閉ざされた世界”ともいえる刑務所にある正義、真実とは――。本作は、2009年に「雪冤」で第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞し作家デビューした、大門剛明の小説「獄の棘」のドラマ化。刑務所を舞台に、閉ざされた世界が抱える“闇”に迫る社会派サスペンスだ。主演の窪田さんが、腐敗した刑務官やひと癖もふた癖もある受刑者と対峙しながらも、成長していく新人刑務官役を演じるほか、共演には小澤征悦、泉谷しげる、池田成志、萩原聖人ら実力派俳優陣が集結。また監督は、『愛を乞うひと』『エヴェレスト 神々の山嶺』の平山秀幸、『誰も守ってくれない』の鈴木智が脚本を担当している。今回公開されたのは、60秒の通常予告編と窪田さん演じる武島良太をクローズアップしたキャラクター・バージョン予告映像。映像では、嫌っていた父と同じ刑務官になる良太が腐敗した刑務官や、ひと癖もふた癖もある受刑者と対峙する様子が描かれてる。なお、今回のキャラクター・バージョン予告は第1弾となっており、登場人物を5名フィーチャリングし、3週連続でWEBとSNS限定(番組公式インスタグラムにて先行配信)で今後公開予定となっている。日曜オリジナルドラマ 「連続ドラマW ヒトヤノトゲ~獄の棘~」は3月19日(日)より毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送(全6話)。※第1話無料放送(cinemacafe.net)
2017年02月01日俳優・窪田正孝が16日、東京・丸の内ビルディングで行われた「BOSS LATE BASE」くちどけショコラ新発売 BOSS LATTE×WIRED CAFE SPECIAL CAFE発表会に登場した。オフィス街である丸の内に「大人な感じ」と緊張した様子を見せた窪田は、「実は甘党」と意外な一面を見せた。特に夏に食べるアイスが好きで「気づいたら、映画見ながら30本食べてたりとか」と明かし、「多分、引くと思います」と苦笑した。バレンタインデーの思い出を聞かれた窪田は、小学校6年生の時のほろ苦いエピソードを披露。6年間好きだった女子が、自分のことを好きらしいという噂を聞いた窪田は、バレンタインデーに期待をかけていたが、その女子が自分の仲の良い男子にチョコを渡している場面を目撃してしまったという。窪田は「子供ながらに、ああほろ苦いな、なんて思いました。人生って儚いんだなって」としみじみと思い出を振り返っていた。また窪田はバリスタのような佇まいで、「ボス ラテベース くちどけショコラ」を試作。ラテベース1:牛乳3の割合と説明を受けながら作っていたが、「これくらいですか!」と自信満々に見せたラテベースの量が明らかに多かったため、会場からは笑いが起こった。窪田は「あれ? 完全に失敗しましたね……。サントリーさん、すいませんでした」と謝りながら再度挑戦し、「飲めるスイーツ。おいしいです」と感想を述べていた。
2017年01月16日お笑いタレントの土田晃之(44)が16日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。年内で解散するアイドルグループ・SMAPの紅白出場を熱望した。土田は「年末の最後の大きな歌のイベントは紅白。そこで5人そろっている姿を見たい」と希望。「木村(拓哉)くんと中居(正広)くんは同じ年なのでずっと見ている。こんな国民的アイドルっていない。アイドルって寿命短いのに、40過ぎても一緒にやってるなんて考えられない」と語り、「このまま終わるのはやっぱ嫌なので、最後に見たいです」と逆転出演を願った。また、SMAPの大ファンでコンサートにも何度も行っているというグラビアアイドルでタレントの橋本マナミも「生で5人の勇士の姿を見たい」と切望。さらに、「一ファンとしては、そこで解散を撤回してほしい」と発言すると、土田が「それはないです」と冷静にツッコんだ。11月24日に行われた「第67回紅白歌合戦」出場発表記者会見では、出場者一覧にSMAPの名前はなかったが、同局制作部エンターテインメント番組部チーフ・プロデューサーの矢島良氏は「引き続きお願いを続けたい」「気持ちとしては最後の最後まで」と交渉を続けると話していた。
2016年12月16日俳優・窪田正孝の主演映画『東京喰種トーキョーグール』(2017年夏公開)のイメージビジュアルが13日、公開された。同作は、石田スイによる同名コミックの実写化。これまでTVアニメ化、舞台化、ゲーム化など、さまざまなメディアミックスが展開され話題を呼んできた。物語の舞台は、食人の怪人"喰種(グール)"が潜む東京。ある喰種に襲われたことで、半喰種と化してしまった大学生・金木研(カネキ/窪田)が自分自身と向き合っていく。今回公開されたビジュアルでは、金木が喰種の象徴であるマスクを身につける姿が明らかに。劇中のマスクは、レディ・ガガやKISSなどのステージ衣装を手がけるCHRISTIAN DADAの森川マサノリが手がけた。「原作からのファンだった」という森川は「劇中で使用したマスクや衣装は、監督と一緒に原作のイメージから膨らませて映画オリジナルに仕上げました」と製作経緯を明かす。そして「東京喰種ファンの方々に気に入ってもらえるとうれしいです」とメッセージを送った。17日・18日に幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2017」にて、撮影中に着用した実際のマスクを展示する予定。さらに、18日には約2分間のスペシャル映像を上映する。(C)2017「東京喰種」製作委員会
2016年12月13日