Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第1話。陣痛が始まり、産院に到着しました。でも子宮口はまだ3センチ……! 院内で陣痛に耐えている間、あいさんを精神的に苦しめたものとは? 入院中10何時間、ずっと尿漏れで恥ずかしい思いをしていたのですが、経産婦の友だちに話しても「私はそんなことなかったなー」という子ばかり。肝心の陣痛は進まないし、なんとも恥ずかしい体験でした……。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月03日「陣痛」「出産」というと、とにかく「痛い」というイメージが強いですよね。私も出産前に散々インターネットで出産の痛みについて調べていましたが、実際の私の出産はそんな予想を超えてしまうものでした。私の出産エピソードをご紹介します。 陣痛までの経緯私の出産は破水からスタートしたので、このあとに陣痛が来るんだという心構えはできており、おなかの張りの間隔が次第に短くなる感覚もよくわかりました。 ところが、「今日は生まれなさそうですね」と助産師さんに言われ、まだまだ生まれないのかと落ち込みました。そんな状況で眠れるはずもなく、ずっと本を読んで過ごしていました。出産に対して不安はありましたが、病院にいたことで安心感はとても大きかったことを覚えています。 まさかの「痛くない」陣痛体験その日、21時になった時点で破水してから7時間が経過していました。本を読んでいるときに便意をもよおしてトイレへ。ところが、出ません……。この流れを繰り返し、10回以上トイレに行っていました。そんなときに、気が付いたのです。これは便意ではなく「陣痛だ」ということに。 その後、陣痛室に移動し、この「トイレに行きたい」という感覚とずっと戦っていました。私が感じた陣痛は「痛い」ではなく「トイレに行きたい」だったのです。 気が付いたら分娩台への移動、出産へ 私の陣痛は「うんちが出そう」という感覚しかなく、波が来るたびにおしりをテニスボールで押していました。その後、痛くなるのかと思いきや、そのまま分娩台に移動。10分で出産となりました。 自分でも本当に初産かと疑うスピードで、出産までの4時間の間、「痛い」という感覚がなく終わってしまいました。初めて「痛い」と思ったのが、会陰切開による傷です。「鼻からスイカ」の体験もできずにあっという間に終わった出産でした。 陣痛・出産までの経緯は十人十色。マニュアル通りにいくようなものではありません。どんな出産でもきっと自分の人生の中でも特別な時間になりますよ。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:imasaku著者:今井さくら一児(女の子)の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月03日これから出産を迎える妊婦さんを不安にはさせたくないですが、私にとって陣痛は間違いなく「人生で経験した強烈な痛み」ダントツ1位です。とにかく痛い!恥も外聞も理性も、すべて吹っ飛びました。そんな第一子出産時のリアルな感情をお伝えします。 陣痛ってとにかく痛い!陣痛の痛みに比べたら、ほかのどんな痛みも虫刺されのようなものかもしれません。「スイカを鼻の穴から出すくらいの痛み」「万力で締めあげられるような痛み」など、陣痛をたとえる話がいろいろありますが、どれも当てはまらないと感じました。たとえようもなく、とにかくもう確実に痛いです。 ただ、陣痛さえ乗り越えれば、実際に産むときは、正直そこまで痛くありませんでした。あくまで個人的な感想ですが、出産の正念場は陣痛といきみ逃しにあり! です。 ふと思った……出産やめて家に帰りたい!陣痛が始まって8時間くらい経ったころ、「あー疲れちゃった……。出産をやめて家に帰りたい」と思ってしまいました。そしてすぐ、「出産だけは途中でやーめた! ができないんだ」と思い至り、気が遠くなったことを覚えています。 いつ終わるとも知れない、波のようにやってきては去っていく強烈な痛みは、昨日のことのようにありありと思い出すことができます。陣痛の痛みは忘れる、とよく言われますが、私がしつこい性格なのか、忘れることができません。 パパの手の甲には今でも爪あとが……! 私は陣痛から出産までの18時間半、痛みと疲労で食事はおろか水一滴すら口にできませんでした。“ペットボトルに装着できるストローがあると便利”と聞いていましたが、私の場合はまったく出番がありませんでした。 ようやく生まれた待望の第一子でしたが、産声を聞いた瞬間に思ったことは「はーやっと終わった……」ということでした。そして、陣痛の長丁場で、手を握って励ましてくれたパパの手の甲には、今でも私の爪あとが残っています。 パパは夫婦喧嘩をしたときに、手の甲の傷を見ると気持ちが鎮まるそうです。出産は強烈な痛み伴いますが、新しい家族の誕生とともに、家族に分かち難い強い絆を結んでくれるのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:伊川遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2019年10月27日私は初めての出産をドイツで経験しました。しかも妊娠32週の健診で切迫早産気味と言われ、出産予定日よりも早く生まれるかもしれないとのこと。しかし待てど暮らせどその気配はなく、しっかり出産予定日に生まれてきてくれました。ただ、息子が生まれる3時間前まで、私は陣痛がよくわからなかったのです。そんな私の陣痛&出産体験をお伝えします。 お? もしやこれが陣痛か?出産予定日前日の午前5時30分、パッと目が覚めると「おお? これが陣痛かもしれない?」と全然自信はありませんでしたが、なんとなく違和感を覚えたのです。ですが、出産予定日の2週間くらい前から「来た! これが陣痛だ!」とドキドキしていると、1時間後にはその感覚がなくなるという「生まれる生まれる詐欺」を繰り返していたので、その日も「やっぱり違うかも」と思っていました。 病院に行くと陣痛の波が消えてしまった出産予定日前日だったので、一応病院に行ってみようと思って午前10時30分に病院に向かい、陣痛かどうか助産師さんにチェックしてもらいました。「いい感じで来ているわね」と言われたのですが、思っていたような痛みではなかったので実感がありませんでした。その時点で子宮口は3cm。しかし13時、16時、19時とチェックすればするほど陣痛の波は消えていき、「あぁ、やっぱりこれも前駆陣痛だったのだな」とがっかり……。 陣痛の痛みがだんだん強くなり…19時のチェックのときに浣腸をしてもらい、陣痛に効くといわれるオイルをおなかに塗ってもらいました。それから陣痛を促すハーブティーを飲んで、22時のチェックに行くと、先ほどよりも少し陣痛の波が強くなっているではないですか!しかし、この時点でも痛みは大したことありませんでした。子宮口は7cm開いていましたが、余裕で助産師さんや夫と会話できていました。するとその1時間後、「え?」と思っているうちに、体の中からワナワナとジェットコースターに乗っている感覚になっていったのです。 陣痛促進剤からの会陰切開これが本当の陣痛かと思っていると、子宮口は9cmに。私の場合は痛くて叫ぶこともできず、ひたすら体の中のジェットコースターのような感覚と戦いました。子宮口が全開になると息子の頭はサラッと出て来て、「もっといきんで!」と助産師さんに何度も言われていきみましたが、1回の陣痛が短かったので陣痛促進剤を打ち、会陰切開をすることに。そして無事に息子が誕生したのですが、時間は午前1時をまわっていました。 本当に痛くてたまらなかったのは23時から午前1時までのたった2時間でしたが、なにせ未体験の陣痛。私の場合は痛いというより「怖い」という気持ちのほうが強かったです。でも頑張ったその後には、宇宙一かわいいわが子に出会えました! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:鈴木陽一児の母。ドイツでの子育てに奮闘しながら、海外での子育て・海外旅行・恋愛・結婚などのジャンルで執筆中。
2019年10月09日初めての妊娠で一番恐怖を抱いていたのは“陣痛”でした。経験したことのない痛みだからこそ怖い。でも、痛みのとらえ方は人によって違うことに気付きました。その違いは何だったのか。今回は、私が陣痛を経験して感じたことをお伝えします。 誰しも出産は不安がつきもの初めての出産はもちろん、何人産んでも出産は不安がつきものだと思います。それは未来のことは誰も予想がつかないから。だから不安になって当たり前ですよね。 私は初めての出産で恐怖を抱いていたのが“陣痛”です。パニック状態に陥った妊婦さんを子どものころに見たことがあり、恐怖というイメージしかありませんでした。想像をしただけで、私は痛みに耐えられるんだろうか……。そんな心配ばかりしていました。 私が意識した陣痛への心構え出産予定日が近付くにつれ、不安は大きくなる一方。でも私はある心構えをしました。弱気になっても仕方がない。ママになるためには乗り切らなければならない。そして、「自然に身を任せる」ということです。 もう1つ忘れてはならないのがママより赤ちゃんのほうが苦しいということ。細くて真っ暗な産道を一生懸命降りてきます。苦しいのは自分だけではないんです。 これくらいの痛みはまだまだ!どんな痛みでも「痛い」と思えば思うほど痛さは増します。実際に陣痛がきて私が意識したのは「これくらいの痛みはまだまだ!」という気持ちでした。これくらいでへこたれてはいけないと言い聞かせていると、痛みに対して強くなれた気がします。 ただ私の場合は、自宅で我慢しすぎてしまい、産院へ到着したときは即分娩台でした。我慢のし過ぎにも注意したいですね! 痛みに対して恐怖を抱くのではなく、これくらいの痛みはまだまだ! と思うようにする。心構えだけでずいぶん気持ちが違うことを感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2019年09月20日はじめまして!はなうさと申します。この度ウーマンエキサイトさんで連載をさせていただくことになりました。第1回目は長男くん出産のときの陣痛についてのお話です。■破水後、ついに始まった陣痛!長男くんの出産は陣痛の前に自宅で破水しました。 病院に着いて私は内診をしている間に旦那が入院手続きをしてくれて、そのまま入院となりました。ちょうど夕食時間で入院食をいただき、その後18時頃に待っていたかのように陣痛が始まりました。出産前から「陣痛きたらすぐに産む」という目標を掲げていた私。初産の平均時間は8時間と言われていますがこの時私は「今日中に産むには6時間か」と具体的に目標を立てていました。褒められると上がる性分なのでこの時点でかなり気持ち的にも盛り上がっていました。助産師さんが部屋を出入りする中、徐々に痛み出します。診てもらうと一気に子宮口の開きは7cmに到着。お産が急に進み助産師さんたちもバタバタしはじめました。「これは今日中に産まれるかもよ」と助産師さんからも言われ一瞬笑みがこぼれましたがとにかく痛い! さっきまでの余裕が段々と無くなっていきました。あれ?私これから母ではなく鬼か何かになるのかな?そんな疑問が湧きはじめます。テニスボールをすごい力で押してくれている旦那は私以上に汗だくでした。これを思い出しながら描いている今…改めて旦那と一緒に頑張った出産だったなと思いました。でも、陣痛の真っ最中の私の脳内はとにかく凶暴でした。堪え難い痛みを感じ続けると人って色々な感情が身体中を駆け巡るのだな…というのが出産の感想です。長男くんを産み落とした瞬間、嘘のように痛みが消えて世界が明るくなりました。そして目の前に赤ちゃんが。ずっと会いたかった長男くんの誕生です。この日の日記には「今までの人生で、間違いなく1番頑張った日」と書きました。そして産まれたのは22時半。分娩時間は4時間でした。根拠のない話ですが「陣痛が始まったらすぐに会いたい。早く出ておいで」とお腹に語りかけていたので長男くんにその想いが伝わったのかなと思ってます。
2019年09月15日私は出産を3回経験しています。「そこそこ陣痛も出産も慣れているのでは?」と思われてしまいそうですが、私の場合は陣痛の様子がそれぞれ違っていました。「この痛みは……陣痛だ!」と断言できないと思っています。それは何故か? 実際に体験した陣痛から出産までの話と、そのときの家族の行動などをご紹介します。 トイレだと思っていた痛みが陣痛だった!初めての出産。出産予定日を3日超過しても陣痛が来ず、健診で子宮口に刺激を加えられて帰路に就きました。その夜、夫の夕食を準備している途中で突然用を足したくなり、トイレできばりますが、なぜか出ないのです。トイレへ何往復かしていると夫が帰宅。私の異様な行動に夫が気づき、慌ててタクシーで病院に向かい、分娩室に運ばれました。そのときすでに子宮口がほぼ10cmで、先生のかけ声数回で出産しました。時間にして1時間程度だと思います。トイレと思っていた痛みがまさか陣痛だとは思いませんでした。 いつもと違う胎動を感じてソワソワ…月日は流れ、私は2人目を妊娠。前回と同じ病院で妊婦健診をしていました。初産がスピード出産だったこともあり、「次の出産の際は、上の子も居るので陣痛が来たら即連絡ね!」と注意を受けていました。そのため陣痛? と感じたときは、その都度病院に駆け込みましたが、間違うこと3回……。出産予定日を5日超過して訪れた病院で、休みだった夫に付き添われ陣痛誘発剤を投与しました。徐々に子宮口が開いていきましたが、同時におなかなのかお尻なのかわからない痛みに耐え、約12時間で出産できました。 3回目の妊娠でやっと陣痛の痛みを実感初回、2回目の経験を経て、3回目の妊娠。引っ越しして、総合病院で出産予定でした。陣痛が来た際は入院手続きを済ませ、陣痛室に入室と言われていました。妊娠39週1日の日、家事中におなかの痛みを感じ、午前10時過ぎに念のため病院へ。診察で子宮口は3cmと言われました。しかし、赤ちゃんを包む膜がパンパンで破水すればお産が進むと診断され、病院で経過観察に。「夕方には出産」という先生の予想でしたが、昼前に出産したのでした。 はっきり陣痛だとわかれば、間隔をチェックして病院に向かえます。しかし、私のように出産間近の陣痛もわからない妊婦もいるのです。3回の出産を経て、少しでもおかしいなと感じたときは、自分自身とおなかの子どものためにも病院へ連絡することが大切だと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:佐藤ひより3児の母。毎日やんちゃな姉妹に振り回されている。時短家事や育児の体験談などを中心に執筆中。
2019年09月14日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。長かった夏休みも終わり、涼しくなってきましたね〜!過ごしやすくなって嬉しいです。さて、今日は私の第一子出産体験記を描こうと思います。■家族不在中に突然破水!!私は妊娠8ヶ月まで東京で働き、出産するために実家の宮崎へ一人で帰省しました。父も母も仕事をしていたので、日中は誰にも干渉されることなく、昼すぎまでベッドの上でダラダラ過ごす妊婦生活。出産当日も、昼すぎまでベットに横になり「笑って◯いとも!」を見ていました。夜勤明けの父が家にいてくれたので助かりました〜。でも父には用事があったらしく…私を病院へ送り届けるとすぐどこかへ消えて行きました。母にも「破水した!」と電話したんですが「仕事だから行けない!頑張ってね!」と言われました。先生に「初産でしょ?? 誰も立ち会わないの? えっ、いいの?」と、とても心配されました(笑)■痛みがない!もしや楽して出産できる!?陣痛促進剤を使うと陣痛の痛みが増すと聞いたことがあったので、正直怖かったのですが、先生の指示に従いました。促進剤を入れてから少しずつお腹が張るような痛みを感じるようになりました。が、まだまだ全然痛くなくて…「子宮口5cm以上も開いているというのに全然痛くないって…これはもしかして…私このまま楽して産めるかも!!!」なーんて思っていました。実際2回目の内診では、子宮口が7cmも開いているというのにあまり痛くなくて、小躍りで分娩室まで行きました。…が、しかーーーーーーし!やっぱり出産はそんなに甘くない!■象に踏みつけられるような激痛急に激痛がズドーーーーーーンと!ものすごい勢いで私を襲ってきました!もう痛くて痛くて痛くて!急に激痛が始まったので心の準備もできぬまま「痛くて息が…息の仕方がわからないどうしよう」とパニックになりかけました。私が出産した病院では「ソフロロジー式分娩法」を採用していたので、事前にソフロロジー講座を受ける必要がありました。※「ソフロロジー式分娩法」とは、リラックスした状態で出産を行うことを目的とした分娩法。ソフロロジー式のエクササイズやイメージトレーニングをすることで、陣痛の痛みを前向きにとらえ、出産に対する不安や恐怖を減らせるともいわれています。その為、呼吸法や生まれる時の赤ちゃんの状況、出産のイメージトレーニングなどを丁寧に教えてもらっていたのでパニックに陥らず冷静に出産に挑むことができたと思います。生まれてすぐ、カンガルーケアをするために娘が私の胸元へ運ばれてきました。その時感じた赤ちゃんの「心地よい温かさと重み」を今でもよく覚えています。この幸せな感覚はきっとずっと忘れない。一方で陣痛の痛みは実はもうよく覚えていないんです…(とにかく痛かった!という曖昧な記憶だけ)産んですぐは「こんな痛いの無理!もう産みたくない!」とか思っていたんですけど、しばらくすると痛みのことは忘れちゃって…「二人目欲しい…赤ちゃん産みたい…」と考えている自分がいました。これから出産される方、不安と恐怖でいっぱいだと思いますが…大丈夫!赤ちゃんも頑張っていると思えば頑張れる…きっと!!金銭的に余裕があれば「無痛分娩」も検討してみるといいと思います! 痛かろうが痛くなかろうが「母性」はちゃんと芽生えます!だって赤ちゃんはかわいい!!人それぞれ、自分に合った出産方法で赤ちゃんを迎えるのが一番だと思います。
2019年09月11日現在、3人の子育てをしている私は3度の出産を経験していますが、そのなかでも一番バタバタしたのが1人目の出産時です。初めての出産で右も左もわからなかった私が、前駆陣痛だと思っていた痛みは実は陣痛でさらには自宅で破水……。慌てふためきバタバタし、他にちょっとしたハプニングもあった出産体験談を紹介します。 近日中に出産と言われる予定日前日1人目の出産は里帰り出産をせず、夫と2人で臨む初めての出産でした。出産予定日前日の健診では、助産師さんに「明日か明後日あたりには生まれるかもね」と言われていましたが、このまま陣痛が来なければ翌週の健診で入院の日にちを決めると言われて帰りました。 しかし、帰ってからというものの、なんだかおなかがズキズキ痛い……。赤ちゃんが出てくるように刺激もされたし、そのせいかな〜とのんきに考えながら家事をして、いつものように過ごしていました。 前駆陣痛かと思っていたら破水!昼間から続いている不規則なおなかのズキズキはなかなか治まらず、夫が帰ってきた20時ごろになってからようやく痛みの間隔の時間を計り始めました。 けれど痛みの間隔はバラバラで痛みがひどくなるわけでもないので、前駆陣痛かなと様子を見ていました。それから2時間後、布団でゴロゴロしていたところ、おなかから「プチッ」という音とともに水が流れる感じがあり、確認をしたら下着がびしょびしょになっていました。 ここでようやく前駆陣痛だと思っていた痛みは陣痛だったことに気付き、あたふたと病院に向かいました。 いざ出産というときに夫が消える病院に着いてから約2時間陣痛と戦い、分娩台に向かったのですが、陣痛が弱くなり陣痛促進剤を使うことになりました。そこから約2時間陣痛促進剤が効いてくるのを待っていたのですが、途中で立ち会っていた夫が飲み物を飲んでくると病室に戻っていきました。 それから約30分後。遂に出産というときに夫がいない! 助産師さんが呼びに行ってくれて、無事立ち会い出産となったのです。実は、血がダメな夫は私の点滴を刺すときに出た血を見て病室で倒れかけていたようです。 最初から最後までバタバタしていた出産は、私にとっても夫にとっても忘れられない強烈な思い出です。ちなみに血が苦手な夫は下の子2人の出産にも立ち会いましたが、倒れることはなく今では立派なイクメンパパに進化しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:佐藤祐子二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2019年09月05日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 出産するときに一番の妊婦さんの気がかりは陣痛ではないでしょうか。初産婦さんは、どんな痛み? どれくらい痛いの? と経験したこともないことに対して不安になったり、経産婦さんはまたあのときの痛みを体験すると思うとお産が怖くなるということもあるでしょう。陣痛中に家族にサポートしてもらうとラクになるコツを知っておいて、お産に備えられるといいですね。 陣痛って? いきみ逃しって必要なの?陣痛とは、出産のときに起こる子宮収縮のことです。赤ちゃんが出口を目指して降りてくるとともに、子宮が収縮して赤ちゃんが生まれてくるのを助けます。子宮の収縮に伴い痛みがありますが、痛みの程度は人によってさまざまです。一般的には、最初は生理痛のような軽い痛みから始まり、徐々に強くなってきて、おなかを下したときのような痛みがずっと続くとイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。*いきみ逃がしの大切さ赤ちゃんが生まれてくるときが近づいてくると、赤ちゃんが出てくる出口と肛門が近いのでお通じをしたいようないきみたい感じが出てきます。赤ちゃんが降りてきていて、子宮口も全開大していればいきんでも大丈夫ですが、そうでなければ早い時期からいきんでしまうと、赤ちゃんが通ってくる産道である腟や会陰部が裂傷を起こすこともあります。そのため、赤ちゃんが産道を通ってくるときはいきみ逃しが大事になってくるのです。 ■陣痛をラクにするために旦那さんにお願いしたいことはこの3つ!1)腰のマッサージをしてもらう陣痛の痛みのタイミングに合わせて、ママは呼吸法をおこないましょう。しっかり吐くことで余分な力が抜けて痛みも和らぎ、いきみ逃しにもつながります。そして、その呼吸法に合わせて、腰からお尻にかけて痛みが強いところを旦那さんにさすってもらったり、指の腹で押してもらいましょう。陣痛の経過とともに痛みの位置は変わってきます。さすってもらったり、押してもらうと気持ちのいいところを旦那さんに伝えましょう。付き添ってくれている助産師さんがマッサージの仕方を教えてくれるので安心してくださいね。2)手やテニスボールで肛門を圧迫してもらういきみたい感じが出てきたら手やテニスボールを使って肛門付近を圧迫してもらいましょう。テニスボールの上に座っても自分の心地よい場所を圧迫できますよ。お産のときにテニスボールがとても役に立ったというママたちは多いです。お産に向けて準備しておくといいかもしれませんね。3)手を握ってもらう陣痛の痛みのときやいきみを逃すときに、余分な力が入りやすくなります。旦那さんの手を握ることでいきみを逃すことにもつながったり、励ましにもなります。また、旦那さんに手を握ってもらうと痛みを感じているなかでも安心できますね。 お産直後はこれを旦那さんにやってもらうとラクになる!お産直後はホルモンの影響でママは興奮状態ですが、陣痛による疲労や分娩時の出血により貧血にもなりやすいです。なるべく横になって過ごせるように旦那さんやご家族に飲食の介助をしてもらったり、側にいて労ってもらいましょう。また、お産直後の面会は短時間にしてもらい、ママが休めるように配慮してもらいましょう。特に旦那さんのご家族には気をつかうと思うので、事前に旦那さんに伝えておくといいかもしれませんね。 お産はママと赤ちゃんの初めての共同作業です。痛みの先に赤ちゃんと会える幸せな瞬間が待っています。そして、お産は家族みんなで赤ちゃんを迎える幸せな瞬間でもあります。旦那さんや家族みんなにサポートしてもらいながらみんなでお産を楽しめるといいなと思います。ご家族に見守られて赤ちゃんが生まれてくる瞬間はとても幸せですよ。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年08月31日初めての妊娠・出産で何もわからず、SNSで先輩ママたちの出産体験談などを読んでいましたが、いざ自分に陣痛を体験してみると想像とはまったく違うものでした。しかし、先輩ママさんたちのアドバイスを聞いていたおかげでできたこともありました。陣痛から出産までの私の体験をお伝えします。 いつもと違ったおなかの痛み臨月に入ったあたりから、夜中の2時ごろに起きてトイレに行くのが日課になっていました。その日は夫が4時に家を出ないといけない日だったので、起きてソファで横になっているとおなかのあたりに違和感を覚えたのです。そのときは軽い生理痛のような痛さで、「もしかしたら今日生まれるのかな〜」と考えるほど余裕がありました。4時前から痛みの間隔を計り始めたのですが、このときはまだ6〜15分とバラバラ。まだ痛みに余裕がありましたが、家を出る夫に「もしかしたら、今日生まれるかもしれないよ」と伝えておきました。 弱いおなかの張りから陣痛へそこまで痛さを感じないときにシャワーを浴びて入院準備をし、腹ごしらえにとアイスクリームを食べておきました。これらは、先輩ママの出産エピソードを読んでいたからできたことで、シミュレーション通りでした。7時ごろに病院に電話をかけると、「初産なのでおなかの張りが5分間隔になって、ごはんが食べられなくなるほど痛くなったら来てくださいね」とのことでした。 いよいよ病院へ向かい、ついに出産!10時を過ぎると、一気に5〜7分間隔の陣痛が始まりました。10時40分過ぎに病院に電話をし、向かうことに。車は上下に揺れ、陣痛が来るととても苦しく、ジェットコースターに乗っているようでした。病院に着いたときには子宮口はすでに6cm開いており、しばらくして分娩台に移動して1時間ほどで赤ちゃんが生まれました。 出産体験エピソードは参考程度にしかならないかもしれませんが、してよかったこと・すべきことなどはとても役に立ちました。私の場合ですが、家から出発直前まで「まだ食べられるな」などと考えていました。早く行き過ぎても帰らされる場合があると聞いたことがあったので、ギリギリまで耐えていましたが、陣痛中の車移動はとてもつらかったです。次回は少し余裕を持って移動したいと思っています。 著者:やすだ おと一女の母。妊娠・出産・子育てに関する体験談や、自身の海外留学、旅行についての記事を中心に執筆。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月10日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師の高杉絵理さんからメッセージです。 愛おしいわが子に会えるのは楽しみだけど、陣痛は怖い……出産を経験したママたちから聞く話はどれも陣痛が痛かった、辛かったことばかり。未経験のことに対する不安やお産を経験しているからこそ不安になる気持ち、妊婦さんなら誰しも抱く気持ちです。出産が近づいてくると楽しみな気持ちより不安な気持ちが募ることもあります。 ここでは、わが子との共同作業であるお産を楽しめるように少しでも陣痛をラクに過ごせる方法をお話します。 陣痛は初産で平均12時間!初産婦の分娩時間は平均で12時間です。もちろんそれよりも短い方もいれば、30時間以上かかるほど長い方もいます。陣痛の始まりは誰にも予測できません。一般的には10分ごとの規則的な痛みのあるおなかの張りがくれば陣痛の開始とされています。 最初は生理痛くらいの痛みのある規則的なお腹の張りからはじまり、それが少しずつ強くなり、間隔も短くなってくると本当の陣痛になっていきます。そして、その1回1回の陣痛によって、赤ちゃんが少しずつ下に降りてきて、ホルモンが分泌されることにより子宮口が開いて、赤ちゃんが通ってくる産道も赤ちゃんが通りやすいように柔らかくなってきます。そうやって赤ちゃんもママの体も少しずつ準備されながら、お産は進んでいくのです。 陣痛をラクに過ごすための基本の過ごし方陣痛のときは少しでもリラックスして過ごすのが安産への近道です。自宅や病院で自分が一番楽な体勢や楽な環境で過ごせるといいですね。また、安心できるご主人や家族の存在があると不安も軽減できます。 ほかにも、不安を軽減させるために、好きな音楽やアロマをたくのもいいかもしれません。また、陣痛中、熟睡はできないかもしれませんが、少しウトウトするだけでも体が休まり、疲労度が変わってきますよ。 痛みが強いときはマッサージや指圧が効果的!痛みが強いときは次のような方法で痛みや不快感が軽減できます。 ①マッサージや指圧をしてもらうお産が進行してくると、腰痛やお尻が押される感じが出てきます。助産師さんに教えてもらいながら腰のマッサージをご家族にしてもらいましょう。陣痛がくるタイミングで呼吸法に合わせてマッサージしてもらったり、痛みの強い箇所をピンポイントに指圧してもらったりすると随分楽になります。 ②肛門を圧迫する赤ちゃんが降りてくると赤ちゃんが出てくる場所と肛門は近いのでお通じのような、お尻が押されて気持ち悪いような感覚になってきます。そのようなときは、助産師さんに圧迫の仕方を教えてもらいながら、手やテニスボールを使って肛門をご家族または助産師さんに圧迫してもらいましょう。 ③温める温めると痛みが和らぐこともあります。病院によっては温めるものを貸してくれる場合もありますが、自分でもカイロを持参すると役に立つかもしれません。 まとめ出産が近づいてくると、赤ちゃんに会えるのは楽しみだけど、お産を迎えるのが怖いという気持ちになるのはとてもよくわかります。事前にお産のイメージトレーニングをしておくといいですね。そして、いよいよお産が始まったら、こう思ってはいかがでしょうか。『ママが辛いときは赤ちゃんが頑張っているとき。どんなに辛くても必ず赤ちゃんと会える幸せな瞬間が待っている』と。1人じゃありません。この2人でのお産の時間も楽しめるといいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月27日初めての出産、切迫早産で自宅安静の日々を経てやっと訪れた予定日。しかし、それから数日過ぎても陣痛が訪れないので、ついに陣痛促進剤の使用が決定! 思いがけない事が気になった私の出産話を聞いてください。 予定日+6日で促進剤決定切迫早産で約1カ月間自宅安静をしていましたが、予定日に近づいてもう大丈夫! ……となったのになかなか陣痛が来ない……。歩いても階段を昇降しても少し張るだけのおなかに、妊娠41週0日での誘発分娩が決まりました。 入院の流れを説明された後は「いよいよこの日に生まれるのか、日にちが前もってわかるなんて不思議!」くらいの気持ちでした。 陣痛促進剤投与当日、朝9:00ごろから陣痛促進剤の点滴を打ち始めました。まずは少ない量から徐々に増やしていくようで、テレビを見ながら夫と助産師さんと談笑しながら何ともなく午前中が過ぎていきました。 昼食を食べて薬の量が増えていっても特におなかに痛みはなかったので、夫は昼食を摂りに一旦外へ出ていきました。午後1時を過ぎたころ、なんだか便意を感じて1回目のトイレに行かせてもらったところ、ゆるめの便が……。産院着でおなかが冷えたのかな? と思いながらまた分娩室に戻りました。 いよいよ陣痛が! この痛みは何?その後、徐々におなかの張りが強くなっていき、助産師さんも「これで陣痛が乗ればいいですね!」と小まめに確認してくれました。それでも便意は続き、2回、3回とトイレに立たせてもらう状態の私に、「促進剤で少し緩くなっているのかもね」と助産師さんが声をかけてくれました。外出していた夫が午後2時ごろ戻ったときには、おなかの痛みが陣痛なのか腹痛なのか、とうとう区別がつかなくなっていました。 このころ、かなり陣痛は強くなっていたようで、もうトイレには立たせてもらえなかったのですが、相変わらず便意を感じていた私は、「ここで漏らすのは絶対に嫌だ!」と、ただただそれだけを考えていました。 出産は便意との闘いいよいよ喋れないくらい陣痛が強くなってきたときも、助産師さんからは「まだいきんではダメ! 逃してね」と言われていましたが、私にとってはいきんだら便が出てしまうという感覚だったので、必死にこらえていました。しかし、「もういいよ! いきんで!」の合図でおなかに力を入れるときには、痛みが最高潮で便意がどうとか考える余裕もなく、早くこの痛みをどうにかしたい! という一心でいきみました。陣痛の合間に、ずっと気になっていた便意を伝えると、「あぁ、ちょっと出てるね。でも大丈夫! このままいきんで!」と回答がありました。もうろうとしている頭ではもう恥ずかしいという感情は湧きませんでした。直後に破水し羊水も一気に出たので、もうとにかく全部出してやる! といきみ続け、無事に出産することができました。 私は陣痛の痛みについて聞かれると、「おなかをこわしたときの痛み × 数十倍」と答えます。今でもあの分娩室で、必死に便意と戦った記憶は鮮明に覚えています。産院のみなさんは、おそらく慣れていらっしゃるでしょうからそこまで気にする事はないのかもしれませんが、願わくば次の出産時には、便意と直結しない陣痛を感じたいです。著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年07月12日入院の準備はしていたけれど、まさか夫もいない、実家は新幹線を乗り継いで5時間の距離、2歳になりたての子どもを抱えている早朝に陣痛が来てしまうとは予想していませんでした。ひとりでどのように陣痛・出産を乗り切ったのか、筆者の体験談をご紹介します。 早めのお産に備えて生活長女を妊娠37週で出産したため、次の子も早くなるのではないかと予想をし、出産予定日の2カ月前には入院準備をしていました。時はちょうどお正月。夫は年末から離島へ出張に出ていて、1週間後に戻る予定でした。 夫のいないときに陣痛が来ませんようにと祈りながら、人混みを避け、帰省もせず、あまり体を動かさないように長女とおとなしく過ごしていました。 深夜に腹痛、早朝におしるしなんとか3日の夜になり、実家の母と電話で5日に来てもらう約束をして就寝。夜中2時くらいに腹痛で起き、おなかを下して朝まで何回かトイレに行くことを繰り返し、あまり眠れずにいたところ、5時におしるしが……。このとき妊娠36週1日。頻回にトイレに行っていたので、最初はおしるしなのかわからなかったのですが、下した痛みではない、定期的に締めつける痛みを感じて陣痛だと確信しました。 すぐに母、夫、産院、タクシーに連絡。しかしここで問題が生じます。産院は分娩に子どもの立ち会いNGのため、長女を連れて行くことができません。筆者はこのまま入院となるため長女をどうしたらいいのか、大パニックに。 長女の預け先をどうする?!悩んでいるうちに陣痛はどんどん痛みを増してきて、間隔も短くなってきていたので、迷惑をかけるけれど勇気を出して、一時保育で利用している保育所に4日早朝から一時預かりしてほしいとお願いしました。そして園までの送りを同じマンションのママ友だちにお願いし、筆者は単身タクシーで産院へ。 妊娠36週1日はその産院で扱えるギリギリの週数で、あやうく大きな病院に転院するところでした。経産婦だったのでスムーズにお産は進み、昼前には出産。長女のお迎えには朝一で新幹線に飛び乗った母が駆けつけてくれ、安心して入院することができました。一方の夫は遠方過ぎて帰宅ができず、翌日赤ちゃんと初対面というドタバタな出産になりました。 入院準備だけはしっかりとしていましたが、お正月という非日常だったため、長女と2人きりのときに陣痛が来るとは想定していなかった筆者。長女をどうするか、自分はどう産院にいくかなどのシミュレーションが足りていなかったと思います。ですがこの出産の際、保育所もタクシーの運転手さんも、ママ友も、ひとりで出産に向かう筆者を励まして子どものフォローや応援をしてくれたので、痛みや怖さよりも、頑張らなきゃ! という気持ちで出産に臨めたことは心強かったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年07月07日陣痛や出産に対して “痛くて怖い” というイメージがある人もいるのではないでしょうか。筆者も初めての出産予定日が近くにつれてドキドキしたのを覚えています。今回は、私の初めての陣痛体験を紹介します。 生まれる気配がない……「初産は出産予定日を過ぎることが多い」と周りから言われていましたが、筆者の初産も同様でした。予定日になっても子宮口が硬く、1cmほどしか開いておらず……。 ウォーキングをしたりスクワットをしたりしても子宮口は柔らかくならず、診察の際に先生にグリグリされても一向に開く気配がありません。このままでは正期産の時期を過ぎてしまうかもしれないということで、妊娠40週5日に入院し、陣痛促進剤を使って出産することになりました。 出産予定日4日後に訪れた定期的な痛みそして出産予定日から3日後、ようやくおなかが張る回数も頻繁になりましたが、間隔が開くこともありました。そして出産予定日を4日過ぎた日の朝。何となくおなかが張る間隔が定期的になり始めました。 その痛みが陣痛なのかどうかよくわからなかったのですが、まずは病院に電話をしました。助産師さんと話をしたところ、まだすぐに出産にはならないだろうとのことでしたが、もともと翌日に入院予定だったこと、また夜は夫が仕事で不在になることからそのまま入院することになりました。 1日かけてゆっくり開いた子宮口入院してからお産が進むように階段を上り下りしたせいか、夕方の診察時には子宮口が3cmくらいまで開いていました。このまま順調に開けば陣痛促進剤を使わずに出産できるかもしれないということで、出産に備えて夕食をしっかり食べて就寝することに。 夜間も痛みの波を感じつつ朝を迎えてトイレに行くと、今まで感じたことのない激しい痛みと衝撃をおなかに感じ、しばらく動けなくなったのです。その後の診察で子宮口が8cmまで開いていたため、陣痛促進剤を使うことなく約3時間後に出産となりました。 もう少し陣痛から出産までがスムーズにいくと思っていましたが、子宮口が開くまでに時間がかかり、想像していたよりも長い陣痛となりました。それでも元気に赤ちゃんが生まれてきてくれてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月02日計画無痛分娩での出産を予定しており「子宮口が開いていないからまだまだですね、入院は1週間後かな」と産院の先生に言われ、呑気に構えていたら突然夜中に本格的な陣痛が来ました。「これは陣痛?」と産院に電話するまでの葛藤や、産院に到着してから出産までの過程をご紹介します。 これは陣痛? 違う? 産院に電話するか悩む妊娠38週あたりから前駆陣痛と呼ばれる不規則なおなかの張りがよくあったため、夜中に痛みが来た際も前駆陣痛だろうと考えていたのですが、いつもより痛みが強い気がしました。陣痛アプリで痛みを計測していたら「10分おきになりました」のメッセージ。何かの間違いだろうと思っていたら、次はは「5分おきになりました」のメッセージが。 「産院に連絡する目安は、10分切ったらだったよな。でも前駆陣痛かもしれないし、電話して違っていたら恥ずかしい」。そんな葛藤を抱え、夜中リビングで産院の電話番号を見つめ考えこむこと20分。やはり痛いと思い、意を決して電話してみました。 意を決して産院に電話する産院に電話すると、「入院の準備をしてすぐ来てください」と言われました。妊娠40週目前の健診で「まだまだですね」と言われていたため呑気に構え、ほぼ準備をしていなかった私はパンツやパジャマ、タオル数枚など必要最低限の物を急いでバックにつめました。準備をしていなかった私でしたが、陣痛タクシーには登録しており、そこへ夫に連絡してもらって産院へ向かうことに。 車内でも陣痛の波に襲われましたが、タクシーから降りるときに運転手さんから「元気な赤ちゃんを産んでください」とうれしい一言をもらい、痛みをこらえながらもほっこりしながら院内へ。受付を済ませ、車いすに乗せられて診察へ向かいました。 入院、そして出産先生から「あ、これかなり我慢しました? 結構子宮口が開いていますよ」と言われました。「我慢しましたよ。これが陣痛であると決心がつかなかったもので……」と心のなかでつぶやき、そのまま入院することに。 その後、麻酔を担当する先生が出勤して来るまで6時間ほど陣痛に耐えていました。やっと先生が来て、無痛分娩で無事出産! もっと我慢していたら、産院に行けず自宅出産になっていたのではと思うと、ちょっと怖くなりました。 陣痛って、いつどんなふうに起こるのだろうととにかく不安でした。陣痛ではないかもしれない…と電話するのを悩んだり、過剰に心配したり、電話することを躊躇する必要はないんだと思います。時の流れに、そして産院のみなさまにまかせておけばゴール(出産)にたどり着けると実感しました。著者:綾家 莉佑子0歳一女の母。現在は育休中。自身の妊娠・出産・育児に関する体験談を中心に執筆中。趣味はプロレス観戦。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩)
2019年05月17日初めての出産は、妊娠36週に入ってから里帰りをした私。初産は出産予定日より遅くなることも多いと周りから聞いていたので、まだ先の話だな~と思いながら日中は散歩したり、本を読んだり、のんびり過ごしていました。しかし、里帰りして10日後にその時はやってきたのです……。 初産で里帰り出産初めての出産でわからない事だらけ、不安も大きかったので、妊娠36週に入ってから里帰りをしました。久しぶりに母とのんびりお昼ごはんを食べたり、母が仕事のときは近所を散歩したりと、出産前の和やかな日々を楽しんでいました。初産なので、出産はまだ先だろうと思っていたのです。 しかしその10日後に!その日、母は仕事で夕飯のおかずづくりはわたしが担当でした。夕方に両親が帰ってきて、みんなで夕食をとったあとにお皿を洗っていると、チョロチョロ……と何かが出て下着が濡れた感覚がありました。 トイレに行ってみると、無色透明の水分が出ており、「尿漏れかな?」と思ってまたキッチンに戻りました。しかし、その後もまたチョロチョロ……。明らかに尿漏れとは違う生温かい水分だったので、病院に向かったところ、やはり破水と診断され、妊娠37週でそのまま入院することになりました。 破水したけど、陣痛が来ない……破水すると自然と陣痛が来ると思っていましたが、痛くもかゆくもない状態。抗生剤を点滴しながらの入院生活で、時間が経つのがものすごく遅く感じました。「破水した」と連絡を受けてすっ飛んできたパパも、拍子抜けした様子。世間はちょうど土日祝日の3連休で、破水が少量だったこともあり、そのまま陣痛が来るのを待っていたのですが、何の変化もない状況でした。 そこで連休明けの平日に、陣痛促進剤を投与して産むことになったのです。そして、ちょうど妊娠38週で無事出産。陣痛促進剤を打ち、8時間かかっての出産でした。出産予定日より2週間早い誕生でしたが、赤ちゃんは3,000gを超えており、とても元気でした。 予定日より2週間以上も早く、破水から始まるといういずれも予想をしていなかった初産になりました。出産は本当に人それぞれ、いろいろなドラマがあるんだなと思ったできごとでした。何はともあれ、無事元気に生まれてきてくれてよかったです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年05月04日3人の子どもを出産し、それぞれ異なる陣痛を経験しました。私は2人目が5年ぶり、3人目が7年ぶりと、それぞれ出産の間隔が空いていたせいもあるのかも知れません。ですが、やはり出産というのは毎回異なるものなのだと実感しました。 朝起きたらおなかがキューっと第一子のときの陣痛は、妊娠40週の朝に始まりました。前日まで何ともなかったのですが、朝起きると下したような痛みを感じました。「まさか?」と思っていると、徐々にキューっとおなかがしめつけられるような痛みに変わっていきました。 午前中は痛みが来るのが20分間隔になったり、10分間隔になったりと不規則でした。また、痛みも我慢できる程度でしたが夕方になると、10分ごと規則的に来るようになり、同時に会話もできないほどに。そのまま陣痛の間隔が狭くなり、夕方6時に病院へ行き、夜8時に出産となりました。 前駆陣痛が2週間もダラダラと第一子の出産から、5年ぶりの出産となった第二子の出産。第二子のときの陣痛は、妊娠38週の夜に始まりました。妊娠36週に入ると、毎晩のように前駆陣痛がありました。妊娠時から切迫早産の診断を受けていたため、おなかが張りやすいこともあったのかも知れません。 夜になると弱いおなかの張りがあり、20分間隔から15分間隔になるものの、眠気とともに遠のいてしまう日々が2週間も続きました。毎日の前駆陣痛がさすがに嫌になり、妊娠38週の夜に「今日産む!」と宣言し、前駆陣痛が始まった夜10時のタイミングでスクワットを開始して、夜中2時に本格的な陣痛に変わり病院へ。そのまま陣痛が進み、朝5時半に出産となりました。 前駆陣痛、微弱陣痛からの本格的な陣痛へ第二子の出産から、さらに7年空いた第三子の出産。第三子のときの陣痛は、妊娠39週の夜中に始まりました。2、3日前から夜に前駆陣痛があり、15分間隔にまでなるものの、遠のいてしまい朝を迎えていました。 そして出産当日の午前0時過ぎ、また前駆陣痛かと思っていたら、おなかの張りが10分間隔まで狭まり、「これは!」と思い病院へ連絡。病院へ着くとすぐ陣痛室へ入り、助産師さんたちがお産の準備をしてくれていました。ところが5分間隔にまでなったものの、張りが弱くなってしまい、一旦病室へ戻ることに。ベッドで弱い陣痛を感じながらもウトウトしていると、朝7時ごろに陣痛が強まりだしました。再度陣痛室へ移動し、そのまま出産となりました。 「出産は毎回違う」と耳にしたことがありましたが、実際に自分が経験してみて、本当にそうなのだと感じました。一度経験しているから……と思っていましたが、始まり方、痛みの感じ方、陣痛の時間など、すべてが異なっていたので驚きました。経産婦だと陣痛の痛みを知っているため、2回目、3回目の陣痛、出産には恐怖がありました。でも反対に、お産の流れや痛みへの覚悟があるため、心強い部分もありました。これから第四子の出産を控えていますが、また頑張りたいです。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年04月26日こんにちは! 助産師のREIKOです。お産のときの痛みといえば、「陣痛」を真っ先に思い浮べる方も多いのではないでしょうか? しかし、お産のときには陣痛以外の痛みもあるんです。そこで今回は、お産のときの「痛み」についてお話ししたいと思います。 まずは陣痛についておさらい!陣痛は、赤ちゃんがママの産道を通って生まれてくる「経腟分娩」に欠かせない要素の1つです。陣痛というのは自分の意思とは関係なく、繰り返し起こる子宮の収縮のことをいいます。陣痛は起こる時期によって、呼び方が変わります。 妊娠陣痛妊娠中に起こる不規則な弱いおなかの張りで、痛くないことが多いです。妊娠後期になるとよくみられます。 前駆陣痛出産が近付くころに生じる、不規則で軽い痛みを伴うことの多いおなかの張りです。もしかして陣痛!? と思われる方も多々いらっしゃいますが、おなかの張りの間隔が不規則であること、途中でなくなってしまうことが特徴です。 分娩陣痛俗にいう「本陣痛」のことですが、本陣痛というのは医学用語ではありません。分娩陣痛は、1時間に6回以上、あるいは10分おきに来る規則的なおなかの張りをいいます。お産が進むにつれ、間隔も痛みの強さも増していきます。 後陣痛出産後に起きる子宮収縮で、妊娠前の子宮に戻そうとする役割をしています。 陣痛以外の痛みって!?陣痛の痛みは、下腹部から腰の辺りが痛くなることが多く、陣痛が収まるとなくなります。しかし、陣痛以外にも子宮口が開くときの痛み、産道や会陰が圧迫されたり、伸びたりする痛みが生じます。これらの痛みをひっくるめて、「産痛(さんつう)」といいます。 痛みの感じ方というのは、人それぞれで、産痛を自覚しない方も、最初から痛みを訴える方もいらっしゃいます。産痛は、最初は下腹部から腰のあたり、そして下腹部から下半身、最後は会陰の周辺と痛む場所が移動していきます。これも、お産が順調に進んでいるかの判断材料となるんですよ。 その痛み、どうにかならないの?お産のときに、なるべく痛い思いをしたくないという方がほとんどなのではないでしょうか? 先ほどお話ししたように、痛みの感じ方は人それぞれ。でも、痛みを和らげることができたらいいですよね。 やはり、お産に対する不安や恐怖心が強いと、痛みが増すといわれています。まずはリラックス! ママが安心できる環境づくりが大切です。そのほかにも、薬剤を使う方法、呼吸法やマッサージ、痛みのある部分を温めるなど、痛みを和らげる方法はたくさんあります。 次回は、産痛を和らげる具体的な方法について、お話ししたいと思います。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月26日出産間近の妊婦さんが突然おなかの痛みを訴え、病院へ……。テレビドラマなどでよく見る出産のシーンですが、実際はそうでもありません。妊娠後期になると自然とおなかが張るようになり、本陣痛が来る前に前駆陣痛が起こります。特に初産婦さんにとっては陣痛がどのようなものかわからないうえ、「前駆陣痛」と「陣痛」って陣痛にも種類があるの?と思うかもしれません。いざというときに慌てないためにも、今回は前駆陣痛について解説したいと思います。 前駆陣痛とは?陣痛との違いは?前駆陣痛とはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは、前駆陣痛と陣痛との違いをお話しします。 ●前駆陣痛前駆陣痛は、妊娠後期に起こる不規則な子宮収縮で、お産の始まりに先駆けて起こる陣痛です。痛みの強さ、長さ、間隔が不規則で、痛みの感じ方には個人差があります。 【前駆陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛み・おなかの張りの強弱が不規則で一定しない・下腹部が突っ張ったような感覚・おなかを触ると固く張っているがすぐにやわらかくなる・圧迫感や不快感がある・腰痛・姿勢を変えることで痛みが治まる・全く症状がない人もいるなど 前駆陣痛は、お産の前兆として起こる不規則な子宮収縮です。前駆陣痛が起こらず本陣痛が来る場合もありますし、前駆陣痛が起きる時期もさまざまです。臨月に入ってからの前駆陣痛は、経過を見ていてもよいですが、妊娠37週未満での痛みを伴うおなかの張りは切迫早産の症状でもあるので、早めにかかりつけ医を受診しましょう。 ●陣痛「陣痛」というのは、「分娩陣痛」といわれるもので、1時間に6回以上、陣痛周期(おなかの張りはじめから次のおなかの張りはじめまでの時間)が10分以内の規則的な子宮収縮のことを指します。陣痛が起こることで子宮の入り口が柔らかくなり、子宮口が開いて、おなかの中の赤ちゃんが下降し、最終的に外の世界に押し出されます。 【本陣痛の特徴】・生理痛や下痢の時の症状に似た感じの痛みが徐々に強くなっていく・おなかの張りの強弱が規則的で間隔が徐々に短くなっていく・安静にしていても収まらないなど 陣痛も最初は前駆陣痛と症状が同じなので、判断がつかないことがあると思います。しかし、陣痛の場合は、徐々に痛みが強くなり、痛みの間隔が短くなります。陣痛間隔を計って記録しておきましょう。陣痛間隔をカウントできる無料のアプリもあるようなので、そちらを活用してもよいですね。 初産婦の場合は、陣痛の間隔が10分おき、経産婦の場合はおなかの張りが15分おきになったら産院に電話連絡するように言われることが多いです。そのときの様子で、産院より、もう少し自宅で様子を見ましょうとか、すぐに来院してくださいなど、その後の対応について指示が出るので、慌てないように準備をしておきましょう。 前駆陣痛が来たらどうする?前駆陣痛から陣痛が始まるまでの期間は個人差があります。前駆陣痛はしばらく安静にすると痛みがなくなりますが、忘れた頃に痛みが起こることもあります。前駆陣痛が来ると、陣痛になるのではないかと、時計とにらめっこ状態になることもあるでしょう。 夜間に前駆陣痛が来ると気になって寝付けず、睡眠不足になってしまうことも。前駆陣痛の段階で体力を消耗してしまうと、陣痛が来たときに微弱陣痛になってお産が長引いてしまう恐れもあります。休めるようであれば睡眠を優先し、お昼寝するなどして睡眠不足にならないようにしていきましょう。 また、痛みで食欲が低下し、食事の量が減ってしまうこともあります。こちらも睡眠同様、本番でエネルギー不足にならないよう、好きな食べ物や軽食、栄養補給ゼリーや水分などを摂取するようにしましょう。 音楽を聴いたり心と身体もリラックスするアロマを使用し、香りで気分を変えることもひとつの方法です。アロマセラピーを活用している産院もありますから、妊娠中のおすすめのアロマなど相談しておくのもよいでしょう。 まとめ前駆陣痛は、陣痛が始まる前の準備運動のようなものです。また、前駆陣痛が起こらず陣痛が来る人もいますので、自分の体の変化を日頃からチェックして記録する習慣を身につけることも必要です。 臨月に入ったら、入院準備をしっかりして、外出の際は、母子手帳、診察券、健康保健証、携帯電話、連絡先のメモなどを持ち歩くようにしましょう。前駆陣痛か本陣痛か判断に迷うときは、かかりつけ医に相談し、指示を仰ぎましょう。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー(通常分娩) 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2019年04月25日はじめまして。このたび連載させていただくことになりました、ちょっ子と申します。これからよろしくお願いいたします!私は現在7歳の息子を育てていますが、今回はその息子を出産した時のことを振り返ってみたいと思います。その日は早朝におしるしがあり、それから夜中にかけて少しずつ少しずつ痛み(陣痛)が強まり、間隔も短くなっていきました。ガマン強い方だと自負していた私でしたが人生で初めて経験する激痛に、さすがに余裕ではいられませんでした。「鼻からスイカ」、「腰を金属バットで思い切り殴られる」など陣痛に関する色々な例えは聞いたことがありましたが私の場合は体の中から爆発が起こったような感覚…。次の痛みの波が来るのが怖くて怖くてたまらず、おかしくなってしまいそうでした。こうして友人のアドバイス通り、イキむまではとにかく呼吸をすることに集中したおかげかパニックになったりわめいたりすることはなく、どうにか痛みに耐えぬき…息子との対面を果たしたのでした。宇宙が見えるほどの苦しみでしたが助産師さんが言うには私の様子は冷静に見えたそうで、「まるで2~3人産んだ人の落ち着きだ」と褒めていただきました。しかしそのせい(?)で、もっと叫んだりわめいたりするものだと思っていた夫からはこう言われてしまい、出産早々イラっとしたところまでがセットで私の出産時の思い出です!
2019年01月03日こんにちは。私はこいしさんといいます。現在4歳差の姉妹を育てている主婦です。私は出産を2度経験しましたが、初めての出産時には、分からないことが多すぎて不安に思うこともありました。とくに疑問だったのが、「これが陣痛!って本当に分かるんかな?」ということでした。2度目になると、やはり1度目よりもうまく立ち回れることも多かったように思います。今回は、そんな私の2度の陣痛体験について振り返ってみたいと思います。■初めての出産人生で初めての陣痛は、出産した日の前日に少しずつ始まりました。実際に陣痛がきたときは、「なんかおなかの調子悪いなぁ」ぐらいに思っていました。「これ、陣痛だ!」と分かったのは、痛みの波が定期的にやってくることに気づいたときでした。私が陣痛をそれ以外のものに例えるとしたら、「すっっっっっっっごく重い生理痛」です。突き刺すような痛み、というよりは芯からズシーーーンと重くなるような痛みです。ピーク時には、本当にただ耐えるので精一杯なほどでした。私は微弱陣痛が続いていたので、丸1日入院してから出産になりました。出産の最中も陣痛が弱まったりしたので、私は体質的に陣痛がつきにくいのかもしれません。微弱陣痛とはいえ、「陣痛を強くするために歩いて!」と言われながら陣痛に耐えたあの時間(丸1日)はとてもつらかったです…。■2人目の出産陣痛がどんなものか分かっている分、初産のときとは違った恐怖を感じていました。「早く産みたい」と思う反面、「またあの痛みに耐えんといけんのか…」という気持ちもありました。1人目の出産のとき、1日入院をしてとてもしんどかった思い出があるので、私は病院に着いてからも休まず部屋中を歩き回ったり、スクワットをしながら過ごしていました。動けば動くほど、陣痛の痛みがだんだん下の方に下がり、「赤ちゃんが子宮口近くまでおりたな」という感覚が分かりました。陣痛が怖くて動けなかった初めての出産のときと比べると、結果的に4分の1ほどの時間で出産になりました。■スムーズな出産を迎えるために「陣痛は待っていても来るけど、長引くとめっちゃつらい」というのが陣痛が弱め体質の私が学んだことです。みなさんも、陣痛を強めるために、病院内でも動いてくださいと指示されることがあると思います。最初は「え!? 今この状況で!? 正気!? 」と思っていましたが(すいません)、2度の陣痛経験をした私は当時のアドバイスが私にとっては正しかったなと思います。陣痛中はつらいけど、その時間を短くするためにも、できる範囲でよく動いて早く強い陣痛をこさせたほうがいい!というのが私の考えです。とはいえ、どのような陣痛をへて出産をするのか、というのは本当に人それぞれです。ただ一つ言えるのは、「産後の爽快感&赤ちゃんのかわいさはすごい!」ということです。これから出産を控えているみなさん、ただただ応援しています!少しでもこの記事がマタママさんの参考になればうれしいです!
2018年11月13日こんにちは、けえこです。今回は、3人の子どもたちの陣痛・出産エピソードをご紹介します。陣痛時間が3兄弟の性格と、不思議とリンクしているような…!?3人目で女の子ということも陣痛が短い理由だとは思うのですが、やっぱり産まれてくる時から要領がいいのかな!? なんて思ってしまいました(笑)長男は68時間。本当に辛かった… ご飯も食べられないし、眠れない。2人目を産むのが恐怖なくらい辛かったんですが、次男の時はすんなりと生まれました。そして長女は1時間半。母子手帳にも「早い!」と助産師さんからの一言が書かれてます。あまりの早さに結局旦那も母も誰も間に合わなかった楽しい思い出です。
2018年10月04日「陣痛」と一口に言いますが、なんのためにあるかご存知ですか? 今回は陣痛についてと出産がどうやって進んでいくかと一緒に考えていきましょう。■陣痛とは、子宮の筋肉の収縮陣痛とは、自分ではコントロールできない子宮の筋肉の収縮で、痛みのある陣痛発作と、収縮がおさまる陣痛間欠を繰り返す状態のことです。痛みがずっと続くわけではなく、「あいたたた……」と痛みが波のように押し寄せては、すーっとひいてしばらく平気な時があり、またしばらくすると波のように痛みが押し寄せる、というのを繰り返します。さてこの陣痛、なんのためにあるのでしょう。それは、「出産を進めるため」に欠かせないものだからです。少し詳しく解説していきましょう。■お産のはじまり~分娩第1期~さて、いよいよお産が近づいてくると、陣痛が周期的にやってくるようになります。陣痛の周期が10分以内、もしくは1時間に6回以上の陣痛がやってくるようになったらお産の始まりです。始まりの頃は、まだ痛みもあまり強くなく、陣痛発作も長くありません。下腹や腰が痛いと感じますが、我慢ができる程度です。長さも20〜30秒程度。しかし、徐々に陣痛発作の時間が長くなり(60秒程度)、陣痛間欠も短く(2分程度)なってきます。この時期の陣痛の働きで、赤ちゃんが出て来る子宮頸管はしっかりと伸ばされ、子宮口が徐々に開いていきます。赤ちゃんがいよいよ出て来るための準備が進むのです。ちなみに、私が一番辛かったのがこの第1期の終わり頃。赤ちゃんが下に降りて来る刺激で、勝手にいきみそうになる反射が起きるのです。「い、いきみたい……!」このいきみ逃しが本当に辛かったのです。しかし、赤ちゃんの出口になる子宮口がしっかり開かないと、いかにいきんでも赤ちゃんは出てこれません。助産師さんや先生が「いきんでいいよ」と言ってくれるまで、いきむのはできる限り我慢です。しかし我慢しようにも勝手にいきみそうになるのです……! うう、本当にきつかった……。この分娩第1期は初産婦さんで12時間程度、経産婦さんで6時間程度です(個人差がありますよ)。■いきんで赤ちゃんを産むよ~分娩第2期~さあ、子宮口が全開大したら、分娩台に移動していよいよ赤ちゃんを産みます!(経産婦さんの場合は、もう少し準備をします)ここまでくると、陣痛もさらに強く長くなります。この子宮収縮はなんのためにあるのでしょうか? それは赤ちゃんを外に出してあげるためです。しかし、陣痛だけでは赤ちゃんは出てきません、お母さんのいきみ(怒責)による「腹圧」も必要になってきます。最初はどういきんでいいかわからないかもしれません、陣痛の波と一緒にいきみ、力をどちらにかければいいか、助産師さんの声をきいてください。大丈夫、やっているうちにできます。呼吸法の練習も、ママさん学級などで教わると思いますので、前もって練習してみてくださいね。吐くことに意識を向けてあげてください。この分娩第2期は、初産婦さんで1〜2時間程度、経産婦さんで30分~1時間程度かかります。さあ、いよいよ赤ちゃんとご対面です!■赤ちゃんを産んでも終わりじゃないよ~分娩第3期~おめでとうございます、赤ちゃんが無事に産まれました!しかし、まだ終わりではありません。まだ子宮の中には胎盤や臍帯(へそのお)などが残されています。陣痛もまだ終わりません。子宮が収縮する事で、これらの胎盤などを出すのです(とはいえ、分娩2期の陣痛とは比べ物にならない弱い陣痛ですので、余裕のある方も多いと思います)。後産、という言い方もしますね。これが終われば、お産は終了です。お疲れ様でした…!分娩第3期は20〜30分程度かかります。後陣痛の話出産が終わった後も、不規則に産褥期にお腹の張りや痛みを感じることがあるでしょう。これは後陣痛と呼ばれます。これは、出産後の出血を止めたり、赤ちゃんを入れるために伸びた子宮を戻すためにあります。一般に、経産婦さんの方が強い傾向があります。■まとめ陣痛と一口に言いますが、実は出産のためにとても重要な働きをしていることがおわかりいただけたでしょうか。痛い、きつい、もういやだ!どんどん余裕がなくなるかもしれませんが、ちょっと今回の話を思い出してもらえたら、「今このあたりだから、ゴールはあの辺だ……!」と思えるかもしれません。私も分娩第1期で、分娩室のベッドで一人唸りながら、どれだけ「もう、もう子宮口全開大してるんじゃないの……?! 誰か、内診に来て……!」と念じたことか……。いや、念じるだけじゃなくて、我慢できずにナースコール押しちゃいましたけどね…。ゴールは必ずあります。あなたが元気な赤ちゃんと会えることを、心からお祈りしています!■まんがで読む! みんなの出産特集>> この記事の著者■相川晴(HAL)内科医。研修中にうつ病を発症し、数年間の療養生活を経て復帰。病気の間支えてくれた医師の男性と結婚。某地方都市で夫、4歳の娘と暮らす。自身の出産・育児の日々をもとに、医学的なエビデンスを交えて女性の健康・育児情報などをブログやTwitter、連載コラムで発信中 ◆参考サイト・ 杉野 法広. 研修医のための必須知識C.産科疾患の診断・治療・管理16.正常経腟分娩の管理,日本産婦人科学会雑誌, 2004, vol 56, no. 6, p112-118 ・ 杉野 法広. 研修コーナーD.産科疾患の診断・治療・管理 3.分娩の生理・産褥の生理, 日本産婦人科学会雑誌, 2007, vol 59, no. 10,p637-638
2018年09月24日今日は、私の陣痛出産体験をお話したいと思います。予定日よりも2週間以上も前に、軽いお腹の痛みを感じました。ただ初産だったので、どれくらいの痛みが陣痛なのかわからず、ただ横になり痛みに耐えていました。その時、足に流れる温かい『なにか』を感じたのです。まさかの破水でした。まだ子宮口が開いていなかったのですが、破水していたため、そのまま入院となりました。夜勤をいきなり交代してもらうのは難しく、この時に1人で産む覚悟をしました。病院についてから痛みがかなり増し内側から誰かに(例えるならキックボクサー)軽い蹴りを何度も入れられているような、今まで感じたことのない痛み。変な呼吸とポーズで、痛みを逃がすのが精いっぱいでした。背中をさすってくれる誰かもいない。この時、本当に家族を頼らなかったことを後悔しました。2時間くらい陣痛に耐えた時、夜勤だったはずの夫が病院に戻ってきました。職場で私の出産の話をしたら「早く奥さんの所に行って!」と勤務を交代してくれた方がいたのです…。職場の方々には本当に感謝しかありません。病院に着いて7時間くらいで分娩室に移動しました。そこからがまた長く、なかなか子宮口が開かずに苦労しました。痛みで記憶が定かではないのですが、「痛い」と叫んでいた気がします。(キックボクサーの蹴りも本気でした。笑)そしてとうとう・・・生まれてきてくれてありがとう!!とか、出産って奇跡!!という感動的な感情より「出てくるの遅いよぅ!!」という気持ちが強かったです(笑)出産に関しては「痛くないよ!」と嘘は言えませんが、どうやったら自分の痛みを紛らわせれるかなどイメトレするのは大事かと思います。あと、付添人って必要です。(痛みで罵倒する可能性もあるので、気心知れた人で!)出産を控えている妊婦さん、全力で応援していますので頑張ってくださいね!
2018年08月07日こんにちは。荻並トシコです。今回は陣痛にまつわるお話!!ということで、出産前に話を戻してお伝えします。私の周りでは、陣痛が長かった!! という意見が多かったこともあり、出産前の私にとっての陣痛は「長く苦しむ苦行」というイメージでした。妊婦の私は、近いうちにくるであろう陣痛の長い苦しみに耐えなければと、漠然とした不安を抱えて過ごしていました。でも、実際に来た陣痛はちょっと違ったんです!! 1人目も2人目も、陣痛が来た!! と思ってから2〜3時間で産まれる、非常にスピーディーな展開でした。しかも、じわじわ痛くなるというよりは、いきなりガツン!! と痛みの渦に巻き込まれるような感じ、待ったなしの状況でした。ジェットコースターでいったら、坂を登る加速を行わず、いきなり急加速するドドンパ※みたいなジャンルですね。しかも乗るタイミングが選べない!!え、あ、今か、と思ったら、もうお産は止まらない!!1人目は朝、破水して慌てて産院に行き、その2時間後にはもう産まれていたという…心がついていかないまま母になりました。ある程度、予定日が近づく頃には覚悟を決めつつもいざその時は、ちょっと自分の思うタイミングと違っていて、あぁ…人類は自分の出産タイミングを自分でコントロールできるようには進化しなかったのかしら…と思います。(あ、でも計画分娩とかはあるか)まあでもジワジワ苦しむ長いお産だとしたら、短期集中型で集中力が長く続かない私にはつらかっただろうからバーッと一気に産み終わって、これはこれで自分に合ったお産だったのかもしれません。ちなみに母(私を含めて4人姉妹の母)4人目の時は1時間かからなかったらしいですよ。お産が早いのは…遺伝?※富士急ハイランドにある、世界No.1の加速力を誇る ジェットコースター =========================================本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。=========================================
2018年08月07日子どもと一緒にドラマを見てたら出産シーンがありました。「陣痛って痛い…?」と質問されました。とにかく痛かった思い出しかない…。子どもを4人産んだので陣痛は4回経験済みです。その中で一番痛かったのはというと…1回目(長男)は普通分娩、陣痛時間も長くめっちゃ痛かった。2回目(長女)は無痛分娩、麻酔入れたら無敵!3回目(次男)は普通分娩、病院の方針でアロマの力を借りた(香りをつけたガーゼを胸元につけられた)けど、それで痛みが減ったのかはよくわからず…痛かった!4回目(次女)は無痛分娩のはずが…! なんと麻酔が効かず痛すぎた…!次女のときは、なぜか麻酔が効かず(長女を産んだ病院とは別でした)凄く痛かったです…。夜は右足の感覚がまったくなくなり、怖かったです。翌朝には元に戻ったのでよかったのですが、当然担当のお医者さんにも状況を訴えたのですが、あいまいな返事しかもらえなく原因はわかりませんでした…(はっきり覚えてないのですが)。4回出産しての感想としては…長男と次女のときがとにかく痛かったです!!次男のときは不思議と冷静でした。もしかしてアロマが効いてたのかな?やはり問題なかった無痛分娩の長女のときが一番ラクでした~。陣痛と出産は「痛かった!!」ですが…ともかく全員無事で生まれたので良かったです!
2018年08月04日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です!■出産を経験したからこそ、陣痛が怖い!私、この間、夢を見たんです。夢の中で、自分の本当の気持ちを知ってしまったんです。夢の中の私はなぜかいきなり妊娠していて、それも4人目。気づいた時には既に臨月というありえない状況の中で、私がどう思ったのかというと…。「またあの出産の痛みを経験しなくちゃいけないの!? 勘弁してよぉぉ!!」でした。これ、かなりリアリティのある正直な気持ちだと思いました。(そこで目が覚めてしまったのでその後どうなったのかは知りません。無事産めたのかな…私)陣痛は産めば忘れるっていう話をよく聞きますが、いいえ、私は忘れませんよ!かわいいわが子とご対面したって、かわいいわが子がすくすくと育ったって、それとこれとは話が別!あの出産の痛みを忘れてなるものかぁぁ!!(熱弁)個人的な意見なのですが、出産を経験したからこそ陣痛が怖いっていう気持ちを抱えてる経産婦さん、 一定数存在するんじゃないかな? と思うんです。■日本の妊婦さんは「陣痛が怖い」となかなか言えないもちろん初産の時にも、未知のものに挑戦するわけですから怖いなと思う気持ちもありましたけれど、私の場合3回目が一番怖かったです。でも「陣痛が怖い」って真面目な日本の妊婦さんはなかなか口にしないんですよね。なんていうか、そんなこと言っちゃ悪いような気がしてくるんです。「陣痛は赤ちゃんが狭い産道を通って一生懸命生まれてこようとしているサイン。」「ママも痛いけど、一番頑張ってるのは赤ちゃんなんだよ。」って教えられるので、陣痛が怖いとか言ったら「いいお母さんじゃない」って思われるかな? って思っちゃうんです。しかも、3回目ともなると一気に、 ベテラン扱いになります。ますます言いづらくなります。検診で先生や看護師さんと話す機会はありますが、陣痛が怖いと打ち明けたところでこのままずっとおなかに入れておくわけにもいかないし、産むしかないのだから、言ったところでどうしようもないんですよね。言ってもしょうがないのだったら黙っておこうっていう気になり、一度も相談したことはありませんでした。(ちなみに住んでいる地域に無痛分娩を受けれる施設が皆無でした)経験者のママたちに話しても「もう忘れた」とか「おぼえてない」とかで、あんまり共感を得られず、結局どうしたかというと…。残るターゲットは夫!!■夫に出産が怖いと泣きつくも… 夫に怖い怖いとすがりつく~~!!!外では平気な顔して、家の中では怖がりまくっていました。夫はひたすら「そんなこと言われてもどうしようもできない」の一言でしたが。(正論)えぇそうです。私が熱望した三人目ですが、それでもやっぱり陣痛が怖かったです。■いざ、助産院へ破水したときには、まだ痛くもかゆくもなかったのですが、今からとうとう産むのかと思うと、ガクガクガクガク体が震えて、歯もガチガチいうほど震えながら、助産院に向かったのでした。そして、いざ山場を迎えた時には、「あぁ~~! これこれ~~! この痛みぃぃぃ!!!!」と数年前に味わったことのある痛みを再経験して、ひたすら乗り切るのでした。おぎゃー。はてさて、さんざん怖がらせるようなことを言いましたが、こんなに超~~痛みに弱い私でも産めましたので大丈夫です!(なにが?)これから出産を控えているみなさま! あのヘタレのちゅいママでさえ産めたんですよ!「あいつで産めたんだから私にできないはずはない!」とパワーに変えて、どうかご無事にご出産できますように! フレーフレー!!!
2017年08月24日こんにちは、ママライターのましゅままです。妊娠末期になると意識し始める“前駆陣痛”。少しでも張りが出たりおなかの痛みを感じたりすると、「これって前駆陣痛!?」と疑ってしまいますよね。特に本陣痛を経験したことのない初産婦さんは、 前駆陣痛がどんな特徴のある痛みなのか気になるところ。経産婦さんも、前回のお産の本陣痛の痛みが強烈すぎて前駆陣痛の痛みを忘れてしまっていることもあります。今回は、前駆陣痛がどんな痛みか先輩ママにインタビューしてみました。●(1)生理痛の重い感じ『ちょっと強めの張りと一緒に、生理痛のちょっと重たい感じというか、便秘のときの痛みのような、という感じです。おなかがキューっと痛むたびにほんとの陣痛はこなんなの比べものにならないほど痛いんだろうなと思っていたら、ほんとにそうでした!』(30代/女の子ママ)前駆陣痛は生理痛の延長や便秘時の痛みに似ている と感じるママは多いようです。しかし、やはり本陣痛は“生理痛の延長”どころの痛みではないので、本陣痛との違いはわかりやすいですね。●(2)何かしていれば忘れてしまうような痛み『あれ?痛いかな?痛くないのかな……?というような曖昧な痛みでした。何かほかのことをしていれば忘れてしまう程度。本陣痛は、明らかに質の違う痛みがどんどん襲ってくるので、それまでの前駆陣痛は生ぬるく感じてしまいます……』(20代/男の子ママ)前駆陣痛らしき痛みが始まっているけど、何かに夢中になれば忘れてしまう程度の痛み。特に上のお子さんがいると、お世話をしているあいだに遠のいてしまっている ことが多いよう。●(3)間隔もバラバラで気づけば寝てしまう『本陣痛と違って、間隔もバラバラで、痛みも強かったり弱かったりバラバラです。一人目は興奮して前駆陣痛でも目が冴えてしまっていましたが、二人目のときは何か痛いな~と思いながらも、この程度なら前駆陣痛だなと思い直し、いつの間にか寝ちゃってました』(30代/男の子、女の子ママ)どんどん強くなっていく一方の本陣痛に比べ、前駆陣痛は強さも弱さもバラバラで、間隔もさだまらないのが特徴。気にしないでいれば、いつのまにか寝てしまっていることも……。●(4)前駆陣痛で汗をかいたりもがいたりする。だが陣痛は軽く感じた『前駆陣痛は我慢できるような痛みだよーと言われていましたが、私は全然違いました。痛みが始まると汗をかいたりもがいたりするほど痛く、それが39週ごろから10日ほど続き、満足に眠れない日々が続きました。眠れたと思ったらまた痛みで起きる……の繰り返しで、必死に痛みを紛らわす毎日。しかし、10日間前駆陣痛の痛みに悩まされたおかげか、本陣痛はとても軽く感じましたよ!』(30代/男の子ママ)「前駆陣痛は軽い痛み」という方が多い中、本陣痛のように痛む方もいます 。それが何日も続くとなると大変ですね……!しかし、前駆陣痛で繰り返し強い痛みに慣れておけば、いざ本陣痛が来ても痛みで気が動転することがなくなる!と思えば、心が楽になります。----------いかがでしたか?全体的に、前駆陣痛は痛みを忘れてしまう程度で、痛い時間や痛みの間隔もバラバラという意見が多かったです。しかし中には前駆陣痛がもがくほど痛かったり、逆に前駆陣痛はほとんどなかったり、という方もいます。筆者の場合は、本陣痛でも前駆陣痛のように間隔もバラバラ、痛みも我慢できるような痛みのまま分娩台に上がりました。予想がつかないのがお産です。正期産の時期に前駆陣痛が始まったら、なるべく安静にして、少しでもいつもと違う!と思えば産婦人科に電話をしましょうね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年05月01日予定日が近づいた妊婦さんのなかには、病院から「陣痛間隔が〇分になったら連絡してくださいね」といわれている方も多いでしょう。でも、いざ陣痛がきたときにちゃんと時間が計れるのか不安ですよね。そんな妊婦さんにおすすめなのが「陣痛アプリ」です。最近はスマホで使える無料の陣痛アプリがいろいろありますが、今回はそのなかから5つをご紹介します!そもそも陣痛アプリとは?陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。それぞれにメリットやデメリットがあるので、次からは具体的に人気のアプリをチェックしてみましょう!おすすめ陣痛アプリ1:『陣痛きたかも』陣痛がきたら「陣痛きたかも」ボタンにタッチ、おさまったら「おさまったかも」ボタンにタッチするだけのシンプルな操作で、陣痛間隔を自動で計測・記録してくれます。「きたかも」ボタンが大きいので押しやすく、ボタンとログ(記録)が1つの画面になっているから見やすいのもグッド。全体にピンク色のかわいらしい雰囲気です。緊急連絡先の登録&発信機能や、先輩ママや妊婦さんどうしで交流・相談できる「相談ひろば」、体験談コーナーなど、コンテンツも充実していて便利と口コミで人気です。ただし、アプリ起動時などに広告がポップアップされます。陣痛がきたから急いでボタンを押そうとしたのに、広告をタップしてしまって「イラッ!」となるかもしれません。▼陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ- >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ2:『陣痛時計』陣痛間隔を計るという機能に特化した、シンプルさが最大のポイントです。広告のポップアップなどもなく起動と動作がスムーズなので、「陣痛がきた!」と思ったらアプリを起動するワンアクションだけですぐに計測できます。計測ボタンとログが1つの画面になっていて見やすく、データをメールで添付して送ることもできます。また、陣痛間隔の計りかたを「前の陣痛の始まりから」もしくは「前の陣痛が終わったときから」の2パターンから選べることも特徴です。デザインがそっけない印象なこと、連絡先登録などの機能がないことはデメリットですが、「シンプルな機能さえあればいい」という妊婦さんたちから口コミで高評価を得ています。▼陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ3:『妊娠・Sprout』胎児についてのアドバイザーとしてアメリカで信頼されている「Med ART Studios」が開発した、妊娠・出産情報アプリの日本版です。日本でもたくさんの妊婦さんが利用しています。陣痛カウンターだけでなく、妊娠中の体重記録や胎動カウンター、医師からのアドバイスなど機能が充実していて、妊娠初期から長く付き合えるようになっています。なかでも口コミで人気なのが、胎児のリアルなイメージ画像。妊娠週数によって変化していくので、お腹の赤ちゃんが今どんな状態なのか、妊婦さんやご家族がイメージしやすいと好評です。画面には広告もなくシンプルで見やすいですが、陣痛カウンターを表示するにはトップ画面からいくつか操作が必要です。▼妊娠 ・Sprout >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ4:『たまひよの胎動・陣痛カウンター』人気の妊娠情報誌『たまごクラブ』による胎動・陣痛計測アプリです。カウント中にキャラクターの『たまちゃん』がかわいい声でつぶやいてくれて、癒し系のBGMが流れることが最大の特徴。産院の連絡先を登録でき、陣痛が事前に設定した間隔になると自動的に産院の連絡先を表示してくれる機能もあります。ただし、ポップアップの広告が出てくるのはちょっとうるさく感じるかもしれません。また、BGMなど機能が複雑なためか、動作が重いという口コミも多く挙げられています。▼たまひよの胎動・陣痛カウンター【たまカウンタ】 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ5:『陣痛ナビ』助産師の川田町子先生監修の陣痛カウンター&出産情報アプリ。助産師からのアドバイスや、安産お守りを購入して待ち受け画面にできる機能など、妊婦さんの気持ちをケアする姿勢が特徴です。陣痛が事前に設定した間隔になると、病院へ連絡するようアラートしてくれる機能もあります。カウント用のスタート・ストップボタンは大きくて押しやすいものの、ログが別画面なので、陣痛間隔がパッと見て把握できないというデメリットがあります。広告も出てくるので、画面は少しごちゃごちゃした印象です。▼無料 陣痛ナビ ~助産師のアドバイス付き~ >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ6:『陣痛/お腹の張りカウンター』スタート・ストップボタンを押すだけで陣痛とお腹の張りを計測してくれるラクラク操作。記録するのを忘れても、後から追加、編集、削除できるから安心です。日付ごとに「回数」、「平均陣痛間隔」、「平均継続時間」を表示し、さらに折れ線グラフで過去の記録も一目で把握できるようになっています。ステータスバーにアイコンを常駐できるので、痛くなったらすぐに起動させて使用できるのも魅力。▼陣痛/お腹の張りカウンター >>Google Playストアからダウンロード おすすめ陣痛アプリ7:『胎動〜陣痛時計』水彩画風のやわらかなタッチのデザインが目を引く陣痛アプリ。陣痛が始まった時と終わった時それぞれボタン押すだけで、「開始日時」、「陣痛間隔」、「継続時間」を自動的にリスト化してくれます。さらに赤ちゃんが10回動くまでに何分かかったかを時間を計ってくれる「胎動計測機能」もついているので、事細かに赤ちゃんの様子を記録できます。妊婦生活の癒しにもなるかわいいデザインをお探しの方にはおすすめのアプリです。▼胎動〜陣痛時計 >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ8:『陣痛ログ』その名の通り、陣痛の記録をとるのに特化したシンプルなアプリ。開始・停止ボタンをタップするだけで、陣痛日時や持続時間、陣痛間隔を記録してくれます。痛みごとのメモも入力できるので、痛みの強さなど陣痛ごとの状況を残しておくことも可能。記録したデータは、データ出力してメール送付できるので、家族への状況連絡にも便利です。また陣痛の間隔があらかじめ設定していた時間よりも短くなると赤字表記されるアラート機能も。余計な機能やデザインのないシンプルに使えるアプリをお探しの方にぴったりです。▼陣痛ログ >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ9:『陣痛・胎動カウンター』陣痛と胎動、それぞれを計測できるアプリ。陣痛が始まったら『きたかも!』ボタンを、おさまれば『おさまったかも…』ボタンをタップするだけで、陣痛間隔を計測してくれるシンプル設計。陣痛履歴を確認すれば、「陣痛開始時刻」、「持続時間」、「陣痛間隔」を表示できるので、病院に連絡した際もスムーズに状況を伝えることができます。また事前に連絡先を複数登録しておけば、いざという時はワンタッチで電話がつながる設定です。▼陣痛・胎動カウンター >>iTunes - App Storeからダウンロード おすすめ陣痛アプリ10:『妊娠・出産アプリBabyプラス』日本産科婦人科学会によって監修された本アプリは、胎動カウンター、陣痛カウンターのみならず妊娠中の体の変化や症状、妊娠中の食事管理、出産育児一時金といった出産にまつわるお金についての情報もまとめられており、妊婦さん向けの便利な機能が全てそろっています。そのなかのコンテンツの一つである陣痛カウンターは、『陣痛がきたかも』ボタンと『おさまったかも』ボタンをタップするだけで、自動的に「陣痛日時」、「陣痛間隔」、「持続時間」をわかりやすくリスト化してくれます。▼妊娠・出産アプリBabyプラス >>Google Playストアからダウンロード >>iTunes - App Storeからダウンロード いざ陣痛がくる前にいろいろ試しておこうこのように、陣痛アプリにはそれぞれ特徴があります。ほとんどのアプリが今回ご紹介したように無料なので、いざ陣痛がくる前に、いくつか気になるものをダウンロードして試してみてもいいでしょう。自分に合ったアプリを選んでくださいね。
2017年04月28日