NECは9月4日、顔検出/顔照合ソフトウェア開発キットである「NeoFace」に顔認証アルゴリズムを搭載し、新バージョンとして販売開始した。なお、同アルゴリズムは米国標準技術研究所(NIST)による顔認証技術ベンチマーク・テスト(FRVT2013)で第1位を獲得し、世界最高レベルにあると同社はいう。新製品は、真正面ではないやや横向きの顔画像や解像度が低い画像、照明が暗い場所など、厳しい撮像環境での認証精度の改善や、大規模データベースでの照合速度の向上など、性能を大幅に強化したとのこと。同製品は、ベンチマーク・テスト第2位のアルゴリズムと比べて1/8のエラー数、ベンチマーク・テスト参加の全アルゴリズムの中で最高速、従来のバージョンと比べて1対Nの認証精度が28%向上、同じく1対1の認証エラー率を2/3低減といった特長を持つ。同製品の利用により、官公庁から地方公共団体、民間企業まで、大小多様なシステムに、出入国管理や本人確認といった幅広い用途で顔認証を容易に組み込むことができ、利便性とセキュリティ性の向上を実現するとしている。
2015年09月07日米Nok Nok Labs Inc.(NNL)はこのほど、日本に拠点を開設すると発表した。これまで米国から行ってきたサポートを日本から提供する。同社は生体認証などを利用したオンライン認証技術の標準化団体「FIDO Alliance」の創設メンバー6社の中の1社。FIDO Allianceはパスワードではなく、公開鍵暗号と生体認証などの技術を利用し、サーバを介して認証を行う新方式を推進している。参加企業は順調に増え、マイクロソフトやGoogle、PCメーカー、スマートフォンメーカー、決済ソリューションを提供するPayPal、アリババの支払いソリューションを担当する支付宝といったサービスプロバイダー、NTTドコモなどの携帯キャリアを含め、全世界で210社以上が参加している。NNLはFIDO Allianceの技術を活用しビジネスを展開。「パスワードに比べ強固な認証技術であり、これを採用した企業にとってはブランドロイヤリティの向上、エンドユーザーとのエンゲージメント確立、ユーザー当たりの収益拡大の実現といったメリットを生む」(NNL 社長兼CEO フィリップ・ダンケルバーガー氏)と、そのメリットをアピールする。日本の拠点はNNLのビジネス・デベロップメント担当ディレクターの宮園 充氏が担当する。すでにNNLのソリューションを採用しているNTTドコモなど既存顧客へのサポートを拡充するとともに、まだ顧客になっていない日本企業へのアピールを行う計画だ。FIDO Allianceが提供する認証技術は、すでに提供されているスマートフォンなどデバイスが持っている技術を活用。指紋認証センサーをはじめ、カメラ、Trusted Execution Environment(TEE)など、デバイスに搭載されている機能を活用できる。ユーザーは事前に自分の端末をレジストレーションしておけば、デバイスが持っている指紋認証などの認証技術を使って、アプリケーション用の秘密鍵を取り出すことができる。端末と認証サーバのやりとりにはFIDOが制定した標準化されたプロトコルを利用し、サーバに対する認証でデバイスが秘密鍵を用いて認証する。現在主流となっているパスワードを使った認証方式に比べ、機密性が高いことから、「これまでにない強固な認証技術となると考え、アライアンスとして公開することとした。すでに提供されているデバイスの認証技術を活用することから低コストで実現可能で、ユーザー側の使い勝手もよい。ECサイトなどのサービスを提供する事業者にとっては、ユーザー当たりの収益拡大につながるものとなる」とダンケルバーガー氏はアピールする。NNLはFIDOのプロトコルを採用し、デバイス側にはアプリケーションを開発するSDKの提供、認証デバイスを開発するオーセンティケーター向けSDKの提供を行う。サービス事業者が利用する認証サーバ向けには、ポリシー、ルールに準じた認証サーバを提供する。認証技術を製品として提供するだけでなく、スマートフォンを開発するメーカー、認証用デバイスを開発しているメーカーに対しては、OEM形式で技術を提供するビジネスも行っている。「より簡単で、公開鍵暗号による高いセキュリティ、統一されたインフラによる複雑さの解消といった点が理解されれば、FIDOに対応したデバイスが大きく広まっていくだろう。2017年までには何十億台ものデバイスが出回る見込みだ」(ダンケルバーガー氏)また、AppleのiPhone、iPadなどはAppleがFIDOに参加していないものの、利用されている指紋認証センサーを活用すれば、対応アプリケーションの開発は可能となっている。もちろん、Apple製品以外のスマートフォン、タブレットも同様にサポート可能なものが多数存在する。「対応できるのは指紋認証だけに限らない。生体認証以外の認証方式に対応することも可能で、現在は登場していない、将来出現する新技術にも対応できることがNNLの強みとなる」(NNL ビジネス・デベロップメント担当ディレクター 宮園充氏)日本の拠点では、以前からリクエストがあった米国本社からではない、日本からのサポートを行う。「以前から数社のサポートを米国で行っていた。しかし、NTTドコモのように同じタイムゾーンでサポートをしてくれないかとの要望もあって、今回、日本に拠点を開設する。今後、サポートを強化していくことで、日本向けデザイン要件などもヒアリングし、製品に反映させていきたい」(ダンケルバーガー氏)
2015年09月05日ドスパラは、指紋認証で解錠するタイプの南京錠「DN-13083」を、同社直営の「上海問屋」限定で2日に販売開始した。価格は税込11,999円。解錠を指紋認証のみにしたことで、一般的な南京錠で起こりうる鍵の紛失や盗難といった問題を解決し、高いセキュリティ性を保持しながら手軽に解錠できるようになっている。シャックル(南京錠のUの字型になっている部分)は直径8mmあり、物理的な安心感もあるとする。指紋は10人まで登録でき、多人数での共用も可能。本体サイズはW64×D2.8×H128mmで、重量は約470g。電源は単4形乾電池×2本。
2015年09月03日ASUSTeK Computerは1日、同社の液晶ディスプレイがテュフ ラインランドのブルーライト低減機能の認証(26機種)と、フリッカーフリー機能の認証(28機種)を取得したことを発表した。テュフ ラインランドは、ドイツに本拠地を置く第三者認証機関。工業製品の安全試験や認証、マネジメントシステムの監査や認証などを行っている。今回の認証はテュフ ラインランドが開発したブルーライトの強度と波長、および画面上におけるフリッカー試験の技術基準に基づく。ブルーライト低減機能については、26機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000044278)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイでは、ブルーライトを4段階で調整可能。Level 1はWebブラウジングに適した設定で、色変化を最低限に抑えてブルーライトを20%カットする。Level 2は写真やビデオの鑑賞に適した設定で、ブルーライトを30%減らす。Level 3は長時間の読み書きに適し、ブルーライトを50%減らしている。Level 4は薄暗い環境下での使用でもっとも効果的に表示を行える設定となり、ブルーライトを70%カットする。対象機種は以下の通り。一方のフリッカーフリー機能については、28機種がテュフ ラインランド認証(証明書ID:0000043082)を取得。ASUS製の液晶ディスプレイが持つフリッカーフリー機能は、動的にバックライトを調整し、フリッカーが現れやすい低輝度時でもフリッカーの発生を防止。これにより眼精疲労や肩こり、頭痛などの症状を和らげ、長時間の作業でも快適に使用できるとしている。対象機種は以下の通り。
2015年09月01日K2Dは8月28日、シンガポールのSTAMPが保有するデジタル認証システム「STAMP」を活用した事業の開始を目的として、同社との間で合弁契約を締結したと発表した。合弁会社のStamp Technologies Japanで「STAMP」に関する日本国内における独占販売契約およびライセンス契約を締結している。「STAMP」では、スタンプカードやポイントカードの機能をスマートフォンやタブレットなどのデジタル端末上で実現する。サービス提供店舗などに設置された専用機器とスマートフォンが直接タッチするという簡単な操作で、ポイント取得と蓄積が可能になる。すでにタイなどでは、「Citi Bank」「Esso」「SINGHA」といった企業に導入実績があり、主にスマートフォン向けのスタンプカードの代替として、現在までに35万人にSTAMPアプリがダウンロードされ、100万件以上のトランザクションを達成しているという。「STAMP」の導入により、多面的な顧客情報の管理や、管理データに基づいたプロモーションやクーポン戦略が可能となる。また、ユニークIDとOTP(ワンタイムパスワード)を組み合わせた独自の電子指紋生成技術による、安全で確実な本人認証を実現しており、今後、ポイントカードシステムとしてだけでなく、決済システムとの連携などのサービス展開も見込むとしている。
2015年08月31日プラスワン・マーケティングは、MVNOサービス「FREETEL SIM」の通信品質を保持するための活動として「回線増速マラソン」を19日より開始した。「FREETEL SIM」は7月15日より開始した通信サービス。データ通信利用量によって、支払額が自動変動し、不足した場合の買い足しやプラン変更が不要となる。同社によると、主要販売先となるヨドバシカメラで、SIMシェアナンバー1を達成したことを受け、今後、ユーザーの増加が予測されることから、毎月投資を行い、データ通信の快適さを保持していくとしている。そのための活動として「回線増速マラソン」を本日よりスタートさせた。現時点において、1年以上は毎月増速する予定としている。今回の活動において、「FREETEL SIM」はMVNOとして独自の回線運用(L2接続)を行っており、回線増速を含めた帯域調整や通信制御など同社が自由に行えるとしている。
2015年08月19日日本電気(NEC)は6日、顔認証によるPCログオンや、ログイン中の利用者の常時監視が可能なPC用セキュリティソフト「NeoFace Monitor」を強化した「NeoFace Monitor V2」を発表した。販売は8月20日を予定している。「NeoFace Monitor V2」は、NECの顔認証エンジンをベースにしたセキュリティソフト。カメラに顔を向けるだけで行える顔認証と、重要情報の運用管理に便利な常時監視機能により、セキュリティを高めている。V2では、認証に失敗した人物の顔画像記録をログとして残すことができ、非登録ユーザーであったのか、単なる認証ミスであったのかといった理由が確認できる。また、NECの統合型PCセキュリティソフト「InfoCage PCセキュリティ」とも連携でき、ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限なども行なえる。このほか、顔画像の登録やユーザー情報の変更といった、これまでは管理者のみに与えられていた権限を、一部他ユーザーに委譲することも可能。こうした作業負荷の分散で、大規模ソリューションでの柔軟な運用が可能となっている。同社は「NeoFace Monitor V2」で官公庁や企業の情報セキュリティをさらに強化し、情報社会における安全なビジネス環境の構築に貢献したいとのこと。価格は税別でクライアント用が15,000円、認証サーバ用が150,000円、AD(Active Directory)サーバ用が150,000円(いずれも税別)。
2015年08月10日日本電気(NEC)は8月6日、世界一の認証精度を持つという顔認証エンジンをベースに、顔認証によるPCログオンやログオン中の利用者の常時監視を可能とするPCセキュリティ・ソフトウェア「NeoFace Monitor(ネオフェイス・モニター)」を強化し、「NeoFace Monitor V2」として販売開始した。価格は、クライアント用が1万5,000円(税別)、認証サーバ用及びAD(Active Directory)サーバ用がいずれも15万円(同)。出荷開始はいずれも8月20日。新製品は、認証に失敗した人物の顔画像記録や、同社の統合型PCセキュリティ・ソフトウェアである「InfoCage(インフォケイジ) PCセキュリティ」との連携機能などを強化した。これらにより、マイナンバーを始めとする重要情報の漏洩対策が求められる環境に対応するとしている。なお、InfoCage PCセキュリティとの連携機能は9月に出荷開始の予定。同製品は、ログオン時・ロック解除時・常時監視中に認証NGとなった顔画像をログとして保存するため、不正利用の抑止が期待できるという。また、認証NGのログが残っている場合、登録ユーザーが横を向いているなどの理由で認証できなかったのか、未登録ユーザーが不正利用を試みたのか、またその時どのような人物が不正利用を試みたかを、写真で目視確認できる。ディスクの暗号化や周辺機器の利用制限など、幅広いセキュリティ機能を持つというInfoCage PCセキュリティと組み合わせた利用が可能。高度なセキュリティを実現しつつ、InfoCage PCセキュリティが標準搭載するパスワード認証をNeoFace Monitor V2の顔認証と連携させ、シングル・サインオンを実現することで利便性を向上するとしている。顔画像の登録やユーザー情報の変更など、これまで管理者だけが可能だった作業の一部を権限委譲できる。一部の管理者に集中していた作業負荷を分散することで、大規模ユーザーでの運用時のメンテナンス負担を軽減し、柔軟な運用を実現するとのこと。
2015年08月07日外出時、季節を問わず気になる紫外線。太陽がさんさんと降り注ぐ夏は、特に念入りにUVケアをしておきたいところです。UVケアの基準といえば「SPF」が有名ですが、そこにいま、新しい基準が出てきているのをご存じですか?あなたの服にもついているかも、世界基準の紫外線カット基準「UPF」とは?ここ最近、肌に直接塗るタイプの日焼け止めだけでなく、服自体が「UVカット」になっているものを店頭で見かけるようになりました。ユニクロやしまむらといった大手アパレルメーカーでも、「UVカット」とうたう洋服が並んでいます。さて、こうしたUVカットの洋服のタグをよく見ると、「UPF」という表示があることに気づいていましたか?このUPFとは(Ultraviolet Protection Factor)の略で、衣類をはじめとした繊維製品に対する紫外線遮蔽の基準値です。紫外線対策の先進国であるオーストラリアやニュージーランドでおもに使われています。日焼け止めでも見かける「SPF」のように、数字が大きくなるほど紫外線カットの力が大きく、UPF1につき20分間、太陽の下にいても日焼けを防いでくれます。最高値は「UPF50+」。これは20分×50=1000分間(約16時間)、太陽の下にいても日焼けしないことを意味します。もちろん、実際に16時間も太陽に当たることはほぼないので、丸1日紫外線から肌を守ってくれて安心、という意味で捉えましょう。日焼けを防ぐためにせっかく重ね着しても、こういった基準をクリアしていない衣類を重ねるだけでは、結局日焼けしてしまうことになりかねません。衣類のUVケア基準「UPF」を、ぜひチェックしてください。参考: デサントUPF解説ページ スポーツショップで買える、おしゃれな日焼け対策ママファッションUPF基準を備えたファッションアイテムは、実はスポーツショップが充実しているそう。たとえば、顔や腕、脚はしっかりカバーしていても、手の甲や、首、足の甲などは意外と盲点になりやすいもの。加えてそれらの部位は、日焼け止めをしっかり塗っていたとしても、汗をかいたり水に触れたりして、日焼け止めが取れやすいところでもあります。そうした盲点のUVケアをカバーするアイテムが並んでいるのが、スポーツショップ。首を日焼けから守ってくれたり、長袖で指サックがついていて、自然と手の甲を守ってくれたりするパーカーやラッシュガード。最近は、スポーツアイテムでも、機能性とかわいさを兼ね備えたデザインのものが多く出ているのです。特におすすめなのが、アリーナなどの水着メーカーから出ている製品です。水に濡れても乾きやすく、汗をかいてもサラサラでいられます。海に行く時も着替え不要で、荷物が少なくなるのもうれしいところ。上半身のみならず、下半身のUVケアアイテムもあります。水着や短パンのままという方も多いですが、美肌が命のモデルさんや女優さんのインスタグラムなどを見ると、皆さんUPF対策された水陸両用のトレンカを着用していて、脚全体にもしっかり日焼け止め対策を行っているようです。これは、腰回りや足をあまり出したくないママにもおすすめですね。アリーナ UNDER THE SUNシリーズ 。太陽に16時間当たっても日焼けしないUPF50+で濡れてもすぐ乾く、水陸両用のパーカーやTシャツ。普段使いもできるおしゃれな「UPF素材」のパーカーやショートパンツ、Tシャツ、トレンカなどが多数発売されているこの夏、お出かけの前やアウトドアグッズを見るついでに、スポーツショップを覗いてみてはいかがでしょうか。取材協力: 株式会社デサント 初出時は「UPF1につき10分間、太陽の下にいても日焼けを防いでくれます」と記載しておりましたが、正しくは「UPF1につき20分間」でした。そのため、「UPF50+」で紫外線を防ぐ時間も「20分×50=1000分間(約16時間)」に訂正しております。(8月10日 10時40分)
2015年08月07日セコムは、新しい指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を8月から発売すると発表した。「セサモIDf」は、従来の生体認証装置に比べ小型で、機器自体が防水となっているため、屋外ボックスなどが必要なく、屋内外問わず設置が可能。カードリーダー内蔵によりカードと静脈認証を組み合わせた入退室管理が可能となる。登録は6000人(1人につき両指)。また、セコムのセキュリティシステムとの連携のほか、出退勤管理にも対応しており、インターネットを利用して「セコムあんしん勤怠管理サービス」との連携も可能。同社では、データセンターでの入退室管理やマイナンバーを扱う区画での利用も想定している。
2015年08月05日LINEは4日、「LINE」アプリにおいて、友人になりすまし電話番号やSMS認証番号を聞き出す行為が発生しているとして、ユーザーに注意を呼びかけている。悪用するためのLINEアカウントの作成を目的としたもので、昨年、発生した電子マネーの購入を持ちかけるものとは異なっている。今回報告されたケースでは、友人になりすましたLINEを含むSNS・メッセンジャーアカウントから、「携帯番号を教えて。LINEの確認メッセージを認証して」といった旨の電話番号をたずねるメッセージが届くという。次に「4桁のPINコードが届いたら送って」など、「〇〇が届いたらその情報を教えて」というやりとりが続いていく。仮に、PINコードを教えてしまうと、犯人はこれを悪用して新しいLINEアカウントを作成したり、別のLINEアカウントにログインできるようになる一方で、ユーザーが今まで使っていたアカウントが使えなくなる。なお、こうした場合、LINEの利用はできなくなるが、ユーザーのLINEアカウントが他人に操作されることはない。また、事前にメールアドレス・パスワードの登録、Facebook認証のいずれかをしていれば、再度「LINEユーザーログイン」をすることでアカウントと一部の情報を引き続き利用できる。同社は、犯人の目的について、詐欺行為などに悪用するLINEアカウントを作成するため、ユーザーから電話番号や認証番号を聞き出していると説明している。また、電話番号やLINEから届く認証番号は、銀行口座や暗証番号、PCやメールのアドレスと同様、他人には教えていけない重要な情報だとし、家族や友人などの親しい人から、個人情報などを聞かれても教えてはいけないと、注意を呼びかけている。
2015年08月05日さくらインターネットは7月30日、SSLサーバ証明書のラインアップを拡充し、年額1500円から利用できるドメイン認証SSL「ラピッドSSL」を提供開始した。「ラピッドSSL」はシマンテックグループのジオトラストが発行するドメイン認証SSL証明書。1枚で複数のサーバに利用できるうえ、サーバ台数の制限もない。有効期間は1年・2年・3年の3パターンから選ぶことができ、最長で3年間は更新が必要なく、支払いや更新作業の手間も軽減できる。「さくらのレンタルサーバ」「さくらのマネージドサーバ」などレンタルサーバサービスのコントロールパネルからの申し込みであれば、入金確認後、数分で証明書を発行し、認証に必要なファイルは自動でアップロードされるうえ、証明書もサーバに自動でインストールされるため、複雑な作業なしにセキュアな環境をすぐ手に入れられる。対象サービスは、レンタルサーバサービス、VPSサービス、専用サーバサービス、クラウドサービス、ハウジングサービスとなっている。同社は9月30日正午まで、「ラピッドSSL 今だけ1年間分無料キャンペーン」を実施。同社サービスの利用者を対象に、ラピッドSSL1年分の料金(1500円)を値引きして提供するキャンペーンを実施する。
2015年07月31日楽天証券はこのたび、8月上旬にiPhone向け株アプリ「iSPEED」の国内株式版において、「Touch ID」を活用した指紋認証によるログイン機能を導入することを発表した。また、先物・OP、FX版の「iSPEED」や、iPad向け「iSPEED」にも順次対応していくとしている。「iSPEED」は、移動中や外出先でも快適に取引できるよう、スマートフォンやタブレット端末に特化したトレーディングアプリケーションで、国内株式やFX、先物・OPの取引はもちろん、チャート、四季報を含めた豊富なニュースをリアルタイムで閲覧できるという。楽天証券では、国内株式で38.3%、先物・オプションで56.1%、FXで66.1%の顧客がすでにスマートフォンから注文するなど、スマートフォン経由の注文が増加しているという。このたびの指紋認証機能の導入により、「iSPEED」の起動時に指紋認証によるロック解除が利用できる。さらに、自動ログイン設定を組み合わせれば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、ログインが可能となり、正確かつスピーディに本人認証ができ、より安全に利用することが可能になるとしている。今後も継続的に「iSPEED」の機能追加・改善を行い、投資家の利便性向上に努めていくとしている。
2015年07月30日三井住友銀行はこのたび、個人の顧客向けインターネットバンキングであるSMBCダイレクトの認証ツールについて、従来のワンタイムパスワード「パスワードカード」に加え、同機能を有するスマートフォンアプリ(Android・iPhone)「パスワードカード(スマホアプリ版)」を8月19日より提供開始すると発表した。また、旧来の暗証カードによるSMBCダイレクトのインターネットでの認証を2016年度上期目途に停止するとしている。○パスワードカード(スマホアプリ版)の概要パスワードカードの持ち運びが不便であるという顧客の要望に応え、スマートフォンアプリにて、パスワードカードと同じ機能が利用できる「パスワードカード(スマホアプリ版)」(以下同アプリ)の提供を開始する。申込方法・利用方法○インターネットでの暗証カード認証の停止昨今、銀行を装った不審なメールや偽画面で顧客の暗証番号等の情報を盗みとり、不正送金を行う犯罪が発生している。SMBCダイレクトはセキュリティ強化のため、旧来の認証方式である暗証カードについて、2016年度上期を目途にインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を停止するという。パスワードカードでは取引できないテレホンバンキングなどの一部サービスについては、2016年度上期以降も暗証カード取引を継続するとしている。引き続きインターネットバンキング・モバイルバンキングでの振込などの取引を利用するために、「パスワードカード(スマホアプリ版)」または「パスワードカード」への切替を必ず実施するようにとしている。三井住友銀行では、今後も顧客のさまざまなニーズに応え、きめ細かなサービスを提供するとともに、スマートフォンによる取引への対応を一層強化していくとしている。
2015年07月22日大垣共立銀行は21日、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンを開始した。○抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントこのたびの、手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンは、「手のひら認証ATM『ピピット』(OKB大垣共立銀行が2012年9月、全国で初めて開始したというキャッシュカードや通帳がなくても、手のひらだけで取引(引出し、預入れ、振込、残高照会)できるATMサービス)」の利用に必要となる生体情報(手のひら静脈情報)の登録者数が30万人を突破したことを記念して実施するものだという。10月31日までの期間中にピピットで手のひら認証により「引出し・預入れ・振込」のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼントする。OKB大垣共立銀行はこれからも、より多くの顧客に平時の利便性と災害時の安心と安全を届けるため、ピピットの普及に努めていくとしている。○手のひら認証登録30万人突破記念キャンペーンの概要期間:7月21日(火)~10月31日(土)対象者:個人の顧客対象取引:手のひら認証ATM「ピピット」での手のひら認証による「引出し」「預入れ」「振込」内容:抽選でギフトカード3,000円分をプレゼント(キャンペーン期間中に対象取引のいずれかを利用した人の中から抽選で200名にギフトカード3,000円分をプレゼント)
2015年07月21日リンクスインターナショナルはこのほど、Antec製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「EarthWatts Series」シリーズ3モデルを発表した。650Wモデル「EA650G」、550Wモデル「EA550G」、450Wモデル「EA450G」をそろえ、いずれも18日に発売する。店頭予想価格は、「EA550G」が税別11,980円前後、「EA550G」が税別10,480円前後、EA450Gが税別8,980円前後。電源ユニット内部の冷却としてアルミニウム製ヒートシンクと、120mmのダブルボールベアリングファンを備える。また、電源内部の温度変化に応じて、回転数を制御するファンコントロール機能や、サーマルマネージャを搭載し、ファンの回転数を動的に変化することで、静音性を高めた。本体サイズはW150×D140×H86mm。「EA650G」の各DC出力は、+3.3Vが25A、+5Vが25A、+12が50A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA550G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が42A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。「EA450G」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が34A、-12Vが0.5A、+5Vsbが3A。コネクタ数は、メイン24/20ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×5、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。
2015年07月13日じぶん銀行はこのたび、6月14日よりAndroidスマートフォン向けにサービスを開始した「スマホ認証サービス」を、7月1日よりiPhoneスマートフォンでも申込みできるようになったと発表した(手数料無料)。○セキュリティ対策として必須のスマホ認証サービススマホ認証サービスは、インターネットバンキングの不正送金被害の増加を踏まえ、より安全に利用するために、振込などの取引の際に、キャッシュカードに代わり、じぶん銀行スマートフォンアプリを「鍵」として使用するサービスだという。セキュリティ対策として利用してほしいという。○パソコン+スマホの2経路確認で不正送金を抑止できるパソコン、スマートフォンからの取引内容(振込など)を、登録したじぶん銀行スマートフォンアプリへ知らせることができる。アプリから確認後、振込を実行する。スマートフォンアプリで確認してから振込を実施する。パソコン+スマホの2経路で確認することで、不正送金を抑止できるという。また、顧客によるスマートフォンアプリでの承認操作が一定時間内に行われない場合は、不正取引と判断し自動的にキャンセルする。ワンタイムパスワードをメールで通知する認証方法は、パソコンがウイルス感染させられた場合にワンタイムパスワードが詐取されて、「なりすまし」取引が成功してしまう事例がある。 スマホ認証サービスを利用すると、パソコンとスマートフォンアプリに、認証経路をわけることで、セキュリティをより高めることができるとしている。じぶん銀行は顧客の利便性向上のため、一層のサービス拡充に努めていくとしている。
2015年07月03日楽天銀行は6月30日より、銀行が提供するアプリとしては国内初という、指紋認証によるログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入したと発表した。○iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証この指紋認証によるログイン機能を使えば、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインが可能。これまでのようにログインパスワードを入力する必要がないため、簡単・便利にログインできるとしている。iOS8以上、iPhone5S以降の機種でのみ利用でき、Androidには対応していない。指紋認証はスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」へのログインにのみ対応しており、振込などの取引の際は暗証番号の入力が別途必要。ログインパスワード入力によるログインも引き続き利用できる。指紋認証によるログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行は今後も顧客の利便性向上を目指し、さらなるサービスや機能の拡充に努めていくとしている。
2015年07月01日有名シェフも使用しているという非加熱、非精製、無濾過の高品質なはちみつブランド「ビーローカル」が日本初上陸。8月からオンラインショップ「リリコチ」で先行発売され、その後、順次店舗も含めて展開していく。クラフトフードのトレンド発信の地であるアメリカ・オレゴン州のポートランド。11年に創業した「ビーローカル」のポリシーは、“健康的で、透明性があり、ユニークで美味しいはちみつだけを生産、セレクトすること”。その土地ごとの個性をとじこめた非加熱、非精製、無濾過の高品質なはちみつを提供している。自社生産のハチミツに加え、アメリカ国内で同ブランドと同じ思いを持ってはちみつを生産する養蜂家から仕入たハチミツも展開。これらの高品質なハチミツは、ポートランドの人気レストランメニューや有名シェフにも使用されている。蜂が探し回る食糧の違いにより、収穫された土地ごとに他とは全く異なる味わいや風味を持つハチミツ。「プレイスベースドハニー(PLACE-BASED HONEYS)」(244g 2,880円)では、巣からそのまま無濾過で瓶詰めをしたハチミツを展開している。そのうち「オレゴンズウィラメットバレー(Oregon’s Willamette Valley)」は、オレゴン名産のワイン用のぶどう畑、ホップ畑、ベリー畑が広がるオレゴン州北部の山あいに設置された巣箱から獲れたもの。「ポートランドファームランド(Portland Farmland)」は、ポートランドの緑豊かな田園地帯に置かれた巣箱から採取したものだ。1種類の花のエッセンスを忠実に再現したのが「シングルヴァライタルハニー(SINGLE VARIETAL HONEYS)」(244g 2,880円)。オレゴンの高原砂漠で収穫された蕎麦の花由来の「オレゴンバックウィート(Oregon Buckwheat)」は、ビタミンやミネラルを豊富に含み、香ばしい土のような香りと深い糖蜜のようなコクのある味わいが楽しめる。マイルドなチーズや、塩気、辛みのきいたプレート、バターベースのソースなどとの相性が抜群だ。ハチミツと木の持つ独自の香りが見事にブレンドされた“桁外れのハチミツ”「スモークドハニー(SMOKED HONEYS)」(244g 3,800円)は、ポートランドのレストラン「スモークハウス21/スモークハウスタバーン」のシェフ、BJ・スミスがそれぞれのハチミツに最適な木をセレクトして丁寧にコールドスモークして創り上げた。バターたっぷりの焼きたてのビスケットやブレッドに合う「ホワイトオークスモークド(White Oak Smoked)」と、チェリー、スモーク、レザーとタバコの風味が混ざりあった深い香りとコクが魅力の「チェリーウッドスモークド(Cherry Wood Smoked)」の2種類で展開される。
2015年06月27日早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構 グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所は6月22日、「測定評価と分析を通じたソフトウェア製品品質の実態定量化および総合的品質評価枠組みの確立」をテーマとした研究に着手したことを発表した。これは、市販されているソフトウェア製品の品質を調査し定量化を図るとともに、品質評価の指標策定を図るもので、その成果は異なる品質間(内部品質/外部品質/利用時の品質)の関係を総合的に実証したベンチマークとなる予定。このベンチマークは、同大学によると世界初のものだという。国際規格ISO/IEC25051に基づくソフトウェア製品の第三者品質認証制度である「PSQ認証」を運営しているコンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が、同研究の企画・実施、および研究成果の周知に協力し、早稲田大学と共同で、日本のソフトウェア製品開発企業における製品の効率的かつ効果的な品質向上と確保を目指す。同研究の調査機関は2015年6月1日から2017年2月14日。ソフトウェア、システムの利用におけるビジネスのすべてのレベルにおいて、国際規格ISO/IEC 25010規定の品質モデルに基づき、国際規格ISO/IEC 25022および25023における測定法を具体化させて品質測定法をまとめる。この調査研究結果は、情報処理推進機構(IPA)または早稲田大学を通じて一般公開される予定だ。また、CSAJにおいては、早稲田大の許可のもと、同調査結果をWebサイトやセミナーなどを通じて会員企業に広く周知し、一層の普及を図り、ソフトウェア産業全体の品質向上に寄与する考えだ。あわせて、同調査研究によって成果として得られた品質測定評価の枠組みを、CSAJが運営する「PSQ認証制度」における製品評価に組み入れることで、継続して適用およびデータ収集を通じた分析を行うとしている。
2015年06月23日東芝は6月19日、トランジスタの絶縁膜欠陥に起因する「ランダムテレグラフノイズ(RTN)」を利用した新たなチップ個体認証技術を開発したと発表した。同技術は、RTNの複製困難性、固有性や電気ストレスに対する安定性に着目し、電子回路を構成する個々のデバイスのばらつきを、チップ固有のID「チップ指紋」として利用することで、暗号・認証を実現するセキュリティ技術「PUF」に応用したもの。また、短時間でRTNを検出するアルゴリズムを新たに考案し、100万回以上利用しても「チップ指紋」を識別できることを確認したという。同社は今後、同技術の早期実用化に向けて、さらに信頼性と性能を高めたPUFセキュリティシステムの研究開発に取り組んでいくとしている。
2015年06月22日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS PLUTINUM認証を取得した電源ユニット「Toughpower Grand Platinum(Fully Modular)」シリーズを発表した。850W / 1,050W / 1,200Wの3モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、850Wが25,980円前後、1,050Wが27,980円前後、1,200Wが31,980円前後。○ToughPower Grand 850W Pllatinum「ToughPower Grand 850W Pllatinum」は、80PLUS PLUTINUM認証を取得している定格出力850Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様で、アイドル時の消費電力をゼロに近づける「Intel C6 ステート」に対応する。ケーブル類は必要な分だけを挿し込むプラグイン方式を採用。冷却ファンには140mm×1基を内蔵する。日本製105度コンデンサを採用するほか、過電圧 / 低電圧 / 過負荷 / 過電流 / 短絡などの保護回路搭載で、信頼性も高くシステムの安定性に優れる。主な仕様は、定格出力が850W、最大出力が1,020W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが70A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×6、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1050W Pllatinum「ToughPower Grand 1050W Pllatinum」は、定格出力1,050Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,050W、最大出力が1,260W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが87A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。○ToughPower Grand 1200W Pllatinum「ToughPower Grand 1200W Pllatinum」は、定格出力1,200Wのモデル。基本仕様は「ToughPower Grand 850W Pllatinum」とほぼ共通。主な仕様は、定格出力が1,200W、最大出力が1,440W、各DC出力が+3.3Vが25A、+5Vが22A、+12Vが100A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×8、SATA電源コネクタ×12、ペリフェラルコネクタ×8、FDDコネクタ×2。本体サイズはW150×D180×H86mm。
2015年06月18日アスクは18日、Thermaltake製の電源ユニットとして、80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット「TR2 GOLD」シリーズを発表した。450W / 500W / 600W / 700Wの4モデルを用意。6月25日より発売する。店頭予想価格(税別)は、450Wが8,980円、500Wが9,980円、600Wが10,980円、700Wが11,980円。○TR2 450W GOLD「TR2 450W GOLD」は、80PLUS GOLD認証を取得している定格出力450Wの電源ユニット。+12Vはハイエンドグラフィックスカードの使用を踏まえたシングルレーン仕様。小型のPCケースにも収納できるよう、奥行きが140mmとコンパクトになっている。冷却用に120mmファンを1基搭載。安全規格はCE / UL / CUL / FCC / TUV / GOSTに対応。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが37.5A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。○TR2 500W GOLD「TR2 500W GOLD」は、定格出力500Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12Vが41.7A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 600W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力600Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが50A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。○TR2 700W GOLD「TR2 600W GOLD」は、定格出力700Wのモデル。基本仕様は「TR2 450W GOLD」とほぼ共通。主な仕様は、各DC出力が+3.3Vが22A、+5Vが22A、+12Vが58.4A、-12Vが0.3A、+5Vsbが3.0A。コネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。
2015年06月18日富士通と富士通フロンテックは6月16日、法人向けの非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサ」のラインアップとして、直接USBポートに接続できるポータブルセンサを追加し、9月下旬より販売すると発表した。同製品は62mm×33mm×15.5mmの小型サイズで、USBポートに直接接続する形で利用し、手のひらを上部にかざすことで認証を行う。具体的には、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を瞬時に選び出して自動的に照合することで認証が行われる。また、すでにPalmSecure-SLセンサのマウスタイプセンサやスタンダードセンサを利用している場合、同製品との併用が可能であり、運用に即した使い分けもできるという。なお、希望小売価格は1万7500円(税別)としている。
2015年06月18日じぶん銀行は6月15日、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において、インターネットバンキングによる不正送金被害を防止するための新しい認証サービス「スマホ認証サービス(スマホ認証)」の提供を開始したと発表した。同社によると、「トランザクション認証機能」を、銀行取引用のスマートフォンアプリに組み込んだ認証サービスの提供は邦銀初。「トランザクション認証機能」とは、顧客が入力した取引内容を含んだワンタイムのパスワードを生成して認証するもので、送金先を書き換えるなどの不正が行われた場合に検知できる、最も強固なセキュリティ対策の一つ。また、「スマホ認証」は、振り込みなどの重要な取引の際に利用し、取引確定前に、同行アプリに表示された取引内容を顧客が確認し、承認した取引だけを実行するもの。これにより、第三者のなりすましによる不正アクセスや、インターネットバンキングの不正送金指示で見られるマン・イン・ザ・ブラウザ攻撃による取引内容の改ざんによる被害を防止できる。パソコンからだけでなく、同行アプリからの取引でも利用が可能で、パソコンからの取引の場合は、スマートフォンが取引内容を確認する機器となるため、スマートフォンとパソコンの2経路認証となると同時に、ログイン認証(記憶暗証番号)とトランザクション認証による2要素認証にもなるため、より高いセキュリティを実現。同行アプリからの取引は、パスワードカードなどの専用認証機器の必要がないうえ、高い安全性を確保しながら別のアプリを立上げる手間もなく、1つのアプリで取引内容の入力から認証まで完結できる。なお「スマホ認証」は、同行のインターネットバンキングから申し込み、24時間対応の自動応答電話による本人確認の後、すぐに利用開始できる。Androidスマートフォン向けには6月14日より提供を開始し、iPhone向けには近日中にサービスを提供する予定。アプリは無料で提供される。
2015年06月16日富士通と富士通フロンテックは、法人向けの非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサー」に、直接USBポートに接続できるポータブルセンサーを追加し、9月下旬より販売すると発表した。この製品はPCログオン専用小型センサー「PalmSecure-SLセンサー」のラインナップと同一のセンサーで、ケーブルをなくし端末と直結させることで、タブレットPCなどでの利便性を向上させた。幅62mm、奥行き33mm、高さ15.5mmと、手のひらにおさまるサイズで、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を瞬時に選び出して自動的に照合する機能を搭載。これにより、手のひらを固定させるためのガイド装置が不要で、センサーの上に手をかざす動作で、認証が可能だという。価格(税別)は17,500円で9月下旬に提供開始予定。
2015年06月16日富士通は16日、法人向け非接触型手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure-SLセンサー」の新ラインナップとして、直接USBポートに接続できるポータブルセンサーを発表した。手のひらを本体上にかざすことで、静脈認証が行える小型センサー。2012年8月に発表されたPCログオン専用小型センサー「PalmSecure-SLセンサー」の新製品で、従来展開してきたマウスタイプセンサー、スタンダードセンサーの2製品と異なり、ケーブルを省きUSB直挿しとすることで利便性を高めた。本体は幅62mm、奥行き33mmと手のひらサイズで携帯しやすく、タブレットなどのモバイル端末での使用に最適という。静脈認証では、手のひらを高速で連続撮影し、その中から認証に最適な画像を選び出して自動的に照合する機能を搭載。これにより、手のひらを固定させるためのガイド装置が不要となり、自然な動作での利用が可能になる。提供開始時期は9月下旬で、法人向けに発売。価格は税別17,500円。
2015年06月16日じぶん銀行は14日、「じぶん銀行スマートフォンアプリ」において、インターネットバンキングによる不正送金被害を防ぐAndroid向け「スマホ認証サービス」の提供を開始した。料金は無料。iPhone向けは近日中に開始する。同サービスは、邦銀では初という「トランザクション認証機能」を銀行取引用のスマートフォンアプリに組み込んだもの。同機能は、利用者が入力した取引内容を含んだワンタイムパスワードを生成して認証するもので、送金先を書き換えるなどの不正が行われた場合に検知できる。取引確定前に、同行アプリに表示された取引内容を利用者が確認し、利用者が承認した取引だけを実行することで、不正送金被害を防止する。パソコンおよび同行アプリからの取引に対応。パソコンからの取引の場合、スマートフォンとパソコンの2経路認証となると同時に、ログイン認証とトランザクション認証による2要素認証にもなるため、セキュリティが向上する。専用認証機器を使うことなく1つのアプリで完結。アプリ上で取引内容を確認して承認することで、取引内容を含むワンタイムパスワードがアプリ内で連携されて認証されるため、ワンタイムパスワードを入力せずに安全な取引が行える。申込みは同行インターネットバンキングまで。24時間対応の自動応答電話による本人確認後、すぐに利用できる。
2015年06月15日○マイクロソフトのセキュリティ製品でAsk Toolbarがマルウェア判定されるようにマイクロソフトは6月9日の公式ブログにて、セキュリティ評価基準の変更を伝えた。ユーザーが予期せぬ動作を行うツールバーを利用したマルウェアからの対策を強化したため、Windows Defenderなどのスキャン結果において、一例として「Ask Toolbar」の関連ファイルがマルウェア「BrowserModifier:Win32/AskToolbarNotifier」として検出されるようになった。Ask Toolbarは独自の検索エンジンを使用した検索ツールバーで、検索プロバイダーの変更を行う。この動作がマイクロソフトの新しいセキュリティ評価基準に抵触するため、マルウェアとして判定されてしまう。マイクロソフトのブログでは、Ask Toolbarが単体でセキュリティ上の問題となる動作を行う報告はないとしているが、マルウェア検知ウィンドウが表示されることで、不安を感じるかもしれない。現在、Ask Toolbarをインストールしている環境において、Windows Defenderなどでフルスキャンを実行すると「潜在的な脅威」が発見される。今後もAsk Toolbarを使い続けるときは詳細を表示し、推奨される操作で「許可」を選択すればよい(Ask Toolbarのみが該当している場合)。逆にAsk Toolbarを今後使用しないなら、アンインストールするとよいだろう。Ask.comはAsk Toolbarの削除ツールを提供している。○Ask Toolbarを使わないユーザーはJAVAの設定も見直しをAsk Toolbarはオラクルが提供しているJAVAのインストーラーに同梱されているため、JAVAと同時にインストールするユーザーが多い。プログラム同梱の是非はともかく、JAVAを現在インストールしていて、アップデート時に再度Ask Toolbarのインストール可否画面を出したくない場合は、JAVAの設定を変更すればよい。Windows 7ユーザーは「スタートボタン」-「すべてのプログラム」-「JAVA」-「JAVAの構成」と順にクリックする。あるいは、「スタートボタン」-「コントロールパネル」-「プログラム」-「JAVA」と操作する。Windows 8.1ユーザーは、Windowsキー+Xキーで開くメニューから「コントロールパネル」をクリックし、コントロールパネルで「プログラム」-「JAVA」とクリック。これでJAVAコントロール・パネルが表示される。そして、Javaコントロール・パネルの「詳細タブ」をクリックし、設定画面の一番下に表示されている「Javaのインストールまたは更新時にスポンサのオファーを表示しない」にチェックを入れて、OKボタンを押す。これで次回以降、Javaのバージョンアップ時にスポンサであるAsk Toolbarをすすめる表示およびインストールは行われなくなる。
2015年06月12日たっぷり1週間分株式会社宝島ワンダーネットは6月2日、オリジナルコスメブランド「プラクトオーガニックス」にて、夏こそ美容オイルによる集中うるおいケアの必要性を提唱し、「オールスキン リファイニングオイル」のミニボトルを6月1日(月)より先着1,000名にプレゼントすると発表した。プラクトオーガニック オールスキン リファイニングオイルは、ホホバ種子油、アボカド油、ヒマワリ種子油等をベースに全てオーガニック認証を受けた植物オイルや植物エキスによって作られている。エイジングケアでもっとも重要なうるおい・ハリ・ツヤ・弾力を与える植物オイル14種類を贅沢に使い、美容オイル特有の油膜感を抑えたさらりと軽いつけ心地で、日頃のスキンケアにも取り入れやすい。オイル美容を提唱夏は蒸し暑く、肌がべたつきがちになるが、この原因は肌の水分と油分のバランスが崩れていることにある。同社は美容オイルを使ったケアによって、効果的に肌のうるおいを保ち、水分と油分のバランスを整えることができるという事実を広く伝えていくため、サンプルプレゼントを実施することとなった。通販サイト「ナチュラン」内のキャンペーンページから応募でき、先着1,000名にたっぷり1週間分、3.5mlのサンプルミニボトルをプレゼントする。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社宝島ワンダーネットプレスリリース・通販サイト「ナチュラン」キャンペーンページ
2015年06月07日