アスクは23日、Thermaltake製電源ユニットの新モデルとして、80PLUS BRONZE認証を取得した「TR2 Bronze」シリーズを発表した。450W / 500W / 600Wのモデルを用意。24日に発売し、店頭予想価格(税別)は、450Wが5,800円前後、500Wが7,400円前後、600Wが8,000円前後。奥行き140mmのコンパクトな筐体で、本体に120mmの冷却ファンを備える。回転数は最大1,500rpmだが、負荷に応じて回転数を制御する。ケーブル管理に優れた長めのケーブルを備え、小型ケースだけでなくフルタワーケースにも対応する。450Wモデル「TR2/450W」の各DC出力は+3.3Vが16A、+5Vが15A、+12が34A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×1、SATA電源コネクタ×4、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。500Wモデル「TR2/500W」の各DC出力は+3.3Vが18A、+5Vが16A、+12が38A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。600Wモデル「TR2/600W」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12が46A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数はメイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2015年01月23日日立ソリューションズは1月20日、「統合認証・アクセス管理ソリューション」において、指静脈認証装置「静紋J300(静紋)」と「SRGateクライアントエージェント(SRGateCA)」が、米VMwareの提供するデスクトップ仮想化ソリューション「VMware Horizon(with View)」上で動作することを検証し、「セキュア端末 認証強化ソリューション」として1月21日より提供開始することを発表した。これにより、従来のWindows系OSを搭載したシンクライアント端末だけでなく、非Windows系のシンクライアント端末においても指静脈認証による本人確認が可能に。複数のアプリケーションを一度の認証で利用することができるため、利便性の向上を実現したという。なお、導入価格は、「指静脈認証管理システム(静紋)」が1台あたり2万8000円(税別)、「認証管理システム AUthentiGate J300クライアントライセンス」が1ライセンスあたり2万円(税別)、「シングルサインオンソフトウェア SRGateクライアントエージェント」が100ユーザーあたり70万円(税別)となる。
2015年01月20日角川アスキー総合研究所は若年層を対象に東海4県においてスマートフォン回線の満足度調査を実施し、その結果を1月7日に公開した。同調査によると通話品質、通信品質、エリア展開などすべての項目でNTTドコモがトップとなった。調査方法はインターネットを活用したアンケートによるもので、サンプル数は1,107件。対象は愛知県、静岡県、岐阜県、三重県(東海4県)に在住の15歳から34歳までの男女。結果は以下の通り。○ドコモ利用者の7割が満足まず同調査では通話品質、通信品質、エリア展開についての総合的な満足度について尋ねた。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの3キャリア別の満足度では、ドコモがトップとなった。「満足」と回答を得た割合はドコモが32.5%、auが25.1%、ソフトバンクが22.0%。これに「やや満足」を加えた割合はドコモが71.3%、auが63.5%、ソフトバンクが55.9%となり、ドコモが7割を超える利用者に支持されていることが分かった。続いて、東海4県の県ごとに「満足」「やや満足」について集計したところ、ほぼ全ての県でドコモが首位となった。職業別で「満足」「やや満足」を集計した結果でも、おおむねドコモ、au、ソフトバンクの順となっている。このほか、通信の用途別に通信品質の満足度を集計。結果は「SNSなどのコミュニケーション関連」や「Webサイトの検索・閲覧」など6項目すべてで、ドコモの満足度が高かった。ただし、「やや満足」を含めて集計では、「地図・ナビ」「写真や動画などのダウンロード、アップロード」の2項目でauがドコモを上回っている。さらに場所ごとの通信品質、通話品質の満足度についても調査。結果はすべてでドコモがトップだった。調査対象は自宅内、職場、学校、コンビニ/スーパーマーケットなど、ショッピングセンター/デパートなど、地下鉄、電車(地下以外)、レジャー施設の8カ所。***今回の調査では、通話品質、通信品質、エリア展開、総合のすべての項目でドコモがトップだった。県別、職業別、場所別などで集計した場合においてもドコモの満足度は高く、15歳から34歳までの男女に幅広く支持されていることが分かった。「やや満足」より「満足」の割合が高いのがドコモの特長で、同調査では、「なんとなくではなく明確に、若年層はドコモ回線に満足していると思われる」としている。
2015年01月07日森永製菓は1月27日、国際フェアトレード認証を得たチョコレート「森永チョコレート<1チョコ for1スマイル>」を発売する。同社は2008年、「森永ミルクチョコレート」の90周年に合わせ「1チョコ for1スマイルキャンペーン」を開始した。国際NGOの協力を得て、対象商品1個につき1円をカカオ生産国における子どもたちの教育支援、およびカカオ農家の自立支援に充てる活動を行っている。これまでの支援の総額は1億4,662万円にものぼる。今回、同キャンペーンを通じて支援してきた支援地区(ガーナ:アシャンティ州)で収穫された、フェアトレードカカオ由来のカカオマスを100%使用したフェアトレード認証チョコレートを発売する。昨年、日本のナショナルブランドメーカーとして初めて国際フェアトレード認証商品を期間限定で発売したが、通年販売を望む声が多く寄せられていたことから、今回の販売に至った。パッケージは、国際フェアトレード認証ラベルを貼付するとともに、支援地区の子どもの笑顔の写真を全面に配置した。参考小売価格は160円(税別)。
2015年01月07日セコムは、防犯カメラで撮影された画像を用いて、自然に歩いている人物の認証を可能とした「ウォークスルー顔認証システム」の販売を開始した。最初にの契約先として、NTTビジネスソリューションズが運営する沖縄のデータセンター「宜野座IDC」に導入したという。従来の顔認証システムでは、使用する防犯カメラに正対、静止することが必要だったが、セコムが開発した「ウォークスルー顔認証システム」は、認証のために一時停止することなく、歩いている人物を認証することが可能。独自に開発した画像処理技術を使い、事前に撮影した2次元の顔画像から立体画像を復元してデータベースに登録し、1枚の顔写真から、その人物の立体顔形状を推定することで、顔の向きの変化に対応する。標準的な構成で毎分約30人の歩行者の認証が可能だという。さらに、出入管理システムなどのセキュリティシステムと組み合わせることにより、通行者の認証だけでなく、「誰が・いつ・どこに入室または退室したか」の記録や管理まで行うことができ、よりハイグレードなセキュリティを実現するという。
2014年12月26日バイドゥは、12月15日付で情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際認証規格である「ISO27001」を同社提供プロダクト「Simeji」及び「Baidu IME」で取得したと発表した。「ISO27001」を認証取得したことで、同社が提供する「Simeji」「Baidu IME」の各種情報資産におけるマネジメントが国際標準規格に適合したものであると第三者機関に認められた。バイドゥは今後も、サービスを安心して利用できるよう、情報セキュリティ対策に取り組み、さらなる信頼性の向上に努める。
2014年12月22日化粧水やオールインワンゲルなど株式会社ドウシシャは、低価格で高品質な化粧品ブランド「プラチナレーベル」を、2014年12月10日に発売開始した。乾燥や美白、肌荒れなど、肌の悩み別に使用できるラインナップ展開となっている「プラチナレーベル」。価格が安いだけでなく、高品質。気軽に使用できるのが特徴だ。それぞれの商品の特徴は今回販売された「プラチナレーベル薬用うるおい化粧水」は、べたつかず、うるおうコンディショニング効果が高い化粧水だ。ローズの香りがする。「プラチナレーベル薬用美白化粧水」は、ローズの香りで、美白成分プラセンタエキスが配合されている。「プラチナレーベルクレンジングウォーター」は、ダブル洗顔不要のふき取りクレンジングローション。まつ毛エクステ使用時でも使え、使用後もつっぱらない。「プラチナレーベル 4D形状再現オールインワンゲル」と「プラチナレーベル オールインワンゲル」は、1本でスキンケアが完了するので、忙しい人にも使いやすい。「プラチナレーベルハトムギ化粧水」は、たっぷりサイズで、顔だけでなく全身の保湿に使える。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ドウシシャのプレスリリース(PR TIMES)
2014年12月20日©ASEAN-Japan Centre世界遺産を深く知るなら「登録基準」で見よう世界遺産を訪れるということは、ときに旅をドラマチックなものにしてくれます。到着するまでのドキドキ感、いざ目の当たりにした時の充実感、そしてそこに流れる空気を肌で感じてしみじみとその遺産に思い巡らす・・・しかし、そんな感動も束の間、気がついたら写真を撮ることに必死になって、写真を撮ることがメインになっている・・・そんな経験はありませんか?思い出を写真に残すことも大切ですが、せっかく訪れたなら時空を超えて遺産を旅してみませんか。そのために、その土地や歴史、建物のことを事前に学んでおくのも旅の重要なウォーミングアップ。今回は、そのスターターとも言うべく世界遺産の基本情報をお届けします。世界遺産には、3つの分類がある一口に世界遺産と言っても、その種類は3つに分かれます。1)文化遺産人類が生み出した素晴らしい建造物や遺跡、また自然環境に順応しながら人類がつくり上げた文化的景観など。ジョージタウン(マレーシア・ペナン島)上段のグエン朝の王宮(ベトナム、フエの歴史的建造物群)もそれに当たります。2)自然遺産地球の歴史や動植物の進化を伝える自然環境や景観などを指します。©yoko hondaハ・ロン湾(ベトナム北東部)3)複合遺産文化遺産と自然遺産、両方の価値を有しているものになります。※2014年12月現在、東南アジアにはありません。世界遺産を証明する10項目の登録基準誰が見ても同じように素晴らしいと感じる価値である「顕著な普遍的価値」を有している世界遺産ですが、これを証明するものとして「10項目の登録基準」が定められています。世界遺産に登録されるには、最低でもこの基準の1つ以上にあてはまることが条件となります。訪れる世界遺産が、どの分類に属していて、登録基準は10項目の内、どの項目に当てはまっているものなのか?を事前に知っておくことが、あなたを旅通にさせてくれるでしょう。「顕著な普遍的価値」を証明する10の登録基準登録基準① : 「人間がつくった傑作」人間がつくり上げた素晴らしい傑作である遺産に認められる。登録基準② : 「文化交流」さまざまな国や地域の間で文化交流が行われてきたことを示す遺産に認められる。交易路や文化・文明の接する場所などにある遺産など登録基準③ : 「文明の証拠」文明や特徴的な時代が存在していたことを証明する遺産に認められる。登録基準④ : 「建築技術」建築技術や科学技術の発展を伝える遺産に認められる。登録基準⑤ : 「伝統的集落」それぞれの文化や気候風土に合った伝統的集落が残っている遺産に認められる。登録基準⑥ : 「出来事や宗教、芸術」歴史上の重要な出来事や宗教、芸術などと関係する遺産に認められる。登録基準⑦ : 「自然の景観美」美しい自然景観や独特な自然現象が見られる遺産に認められる。登録基準⑧ : 「地球の歴史」地球の歴史を伝える遺産に認められる。登録基準⑨ : 「固有の生態系」それぞれの環境に合った動植物の進化の過程や固有の生態系を示す遺産に認められる。ガラパゴス諸島など。登録基準⑩ : 「絶滅危惧種」絶滅危惧種が生息する地域や生物多様性を示す遺産に認められる。(参考文献:『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』より)「世界遺産を決める」世界遺産委員会世界遺産リストに記載する遺産は、一年に一度開催される「世界遺産委員会」で審議され、決定します。21ヵ国からなる世界遺産委員会は、専門機関の事前審査をもとに、各国から推薦された遺産について話し合い、「1)登録」「2)情報照会」「3)登録延期」「4)不登録」の4つのいずれかの決定をします。1)の場合、無事に世界遺産登録となります。2)と3)の場合、翌年以降に再挑戦となりますが、4)の場合は、世界遺産になることはできません。
2014年12月13日NECとNEC情報システムズはこのたび、アーティストのファンクラブ運営管理業務やチケッティング業務などを行うテイパーズに、顔認証技術を利用した本人確認システムを提供すると発表した。同システムは、NECの顔認証エンジン「NeoFace」とカメラ機能を搭載するタブレット端末で構成するもの。同システムをテイパーズのチケット発券システムと組み合わせて利用することで、「チケット転売を防止」や「さまざまなイベント規模への対応」「目視に比べ確認時間を最大30%短縮」「来場者の負担軽減」などを実現する。テイパーズは、12月下旬にさいたまスーパーアリーナにて開催されるももいろクローバーZのコンサートなどにて同システムを導入する予定だという。NECとNEC情報システムズは今後、他業種の企業との協業を通じ、勤怠・出欠管理などへの本人確認システムの適用を推進していく考えだ。
2014年12月09日エレコムは9日、DisplayPort 1.2a正規認証済みのDisplayPortケーブル2シリーズを発表した。PCなどと接続できるフルサイズのCAC-DP12シリーズと、miniDisplayPort対応のCAC-DPM12シリーズの2種類で、価格は税別3,700円から。DisplayPort 1.2a規格は、3,840×2,160/60pの伝送をサポートし、最大21.6Gbps(理論値)の伝送速度が可能。マルチストリーム機能や著作権保護技術DPCP/HDCPにも対応する。2シリーズともに、本体に金メッキピンと外部ノイズの干渉を低減する3重シールドケーブルを採用している。○CAC-DP12シリーズDisplayPort(オス)-DisplayPort(オス)コネクタを備えた、フルサイズのCAC-DP12シリーズは、5種類を用意。価格とラインナップは、1.0mのCAC-DP1210BKが4,600円、1.5mのCAC-DP1215BKが5,310円、2.0mのCAC-DP1220BKが税別5,840円、3.0mのCAC-DP1230BKが税別6,730円、5.0mのCAC-DP1250BKが税別8,340円(いずれも税別)。○CAC-DPM12シリーズminiDisplayPort(オス)-DisplayPort(オス)コネクタを備えた、CAC-DPM12シリーズは3種類を用意。価格とラインナップは、1.0mのCAC-DPM1210BKが3,700円、1.5mのCAC-DPM1215BKが4,240円、2.0mのCAC-DPM1220BKが4,600円(いずれも税別)。
2014年12月09日ディラックは8日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、80PLUS BRONZE認証の600Wモデル「SST-ST60F-PB」と、700Wモデル「SST-ST70F-PB」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は「SST-ST60F-PB」が12,500円前後、「SST-ST70F-PB」が14,800円前後。○SST-ST60F-PB「SST-ST60F-PB」の最大出力は600Wで、フルプラグイン方式を採用。ケーブルはフラットケーブル仕様になっている。+12Vはシングルレーン仕様で、搭載ファンは140mm×1基。ブルーLEDで発光する。保護機能は、Active PFC / OCP / OPP / OVP / OTP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12V1が46A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm、重量は約2.0kg。○SST-ST70F-PB「SST-ST70F-PB」は最大出力が700Wのモデル。各DC出力は+3.3Vが22A、+5Vが18A、+12V1が54A。そのほかの仕様は「SST-ST60F-PB」とほぼ共通。
2014年12月09日日立製作所は12月8日、歩きながら指をかざすだけで正確な本人確認ができるウォークスルー型指静脈認証技術を開発したと発表した。現在、空港の入国管理などでは指紋認証や顔認証を用いた本人確認の認証方式が導入されているが、立ち止まって認証を行う必要があるため、人が集中すると混雑するという課題があった。一方、立ち止まらずに本人確認をする認証方式では、高い認証精度を得にくいという課題があった。そこで今回、独自に開発した生体認証方式である指静脈認証技術をさらに進化させ、さまざまな位置や向きでかざした指の静脈を瞬時に検知する技術を開発した。これにより、多くの人が集まる大型施設でも、歩きながら指をかざすだけのスムーズで正確な本人確認を実現するとしている。具体的には、指の検出範囲を手全体が収まるほどの大きな空間に拡張し、その空間内であれば、かざした指の数や位置、向きが変化しても瞬時に指静脈パターンを検知できるようにした。これにより、ユーザーは指のかざし方に気を使うことなく、素早くゲートの通過ができるようになるという。また、かざした指の位置と向きに合わせて、静脈観察用の光を自動制御により最適な位置から照射することで、鮮明な静脈パターンを撮影する技術を開発した。さらに、各指の静脈パターンを組み合わせて用いることで、1本の指だけの照合に比べて認証精度をさらに高めたとしている。
2014年12月09日2014年12月から、投資信託の「トータルリターン通知制度」がスタートします。「トータルリターン通知制度」とは、分配金が支払われた額だけ基準価額が下がることを認識されていないお客様がまだまだ多いことや、最近では、分配金の額だけでファンドが選ばれる傾向もあることなどから、お客様が投資した投資信託の元本の増減と分配金の受け取り額を合計した損益(「トータルリターン」)を把握できるように通知する制度のことです。金融機関から発行される書面などに「トータルリターン」が掲載され、投資信託購入後の損益が一目で分かるようになります。この制度は、原則、2014年12月1日以降、お客様が新たに買い付ける投資信託に適用されます。そこで今回は、「トータルリターン」について、押えていただきたいと思います。お客様にとって、ファンドの基準価額の動きはとても気になるものです。実際、基準価額が購入時よりも上がっていれば、利益が出ていると実感しやすいと思いますし、逆に購入時よりも基準価額が下がっていると、損をしていると感じるのではないでしょうか。しかし、購入時よりも基準価額が下がっているからといって、必ずしも損をしているとは限りません。なぜなら、基準価額と投資期間中に支払われた分配金を合計すると利益が出ている場合があるからです。つまり、ファンドの運用成果は、「トータルリターン」で見る必要があります。「トータルリターン」とは、ある一定の期間で「はじまりの基準価額」と「おわりの基準価額」の差額に、それまでに受け取った「分配金の合計」を足したもので、ファンド全体としてどれくらいのプラスになったか、マイナスになったか、など運用成果を測るものです。具体的な例をあげて見ていきましょう。例えば、毎月分配型のAファンドを、基準価額が10,000円の時に購入し、1年後、基準価額が9,000円に下がったとします。この場合、基準価額だけで見ると9,000円-10,000円で1,000円の損が出ているように見えます。しかし、ここで見落としてはいけないのが分配金の存在です。Aファンドは、毎月100円の分配金を出していたとすると、1年間に1,200円の分配金を払い出していることになります。この場合、お客様の1年後の投資成果は9,000円-10,000円+1,200円で、200円の利益が出ていると考えられます。この考え方がファンドの「トータルリーターン」です。(※原則、分配金の累計は税引き後で計上されます。)これからは基準価額の動きだけではなく、分配金も考慮したお客様の"真の利益"である「トータルリターン」に注目して投資されてはいかがでしょうか。(2014年11月28日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、コールセンターに寄せられたお客さまの素朴な疑問に、毎回漫画入りでわかりやすく回答する「こよみ」からの転載です。→「こよみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが投資信託の仕組みについてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2014年11月28日NECは、インドのホテルグループLemon Tree Hotels(レモンツリーホテルズ)に、顔認証技術を利用した顔認証ソリューションを納入したと発表した。このソリューションは、ニューデリー エアロシティにあるインディラ・ガンディー国際空港近くのホテル「Lemon Tree Premier, Delhi Airport」に顧客の安全確保やサービス向上のために納入したもので、カメラ映像に映った顧客を警察から提供された犯罪者データベースと顔認証を用いてリアルタイムに照合するとともに、ホテルのVIP宿泊客リストと照合し、顧客のニーズにあったサービスを提供するという。
2014年11月27日STMicroelectronicsは11月13日、スマートメータ用SoC「STCOMET」がG3-PLCの新プロトコルの認証を取得し、エコシステムが強化されたと発表した。「STCOMET」は、2014年9月にG3-PLC Allianceが発表した新しいG3-PLC認証プログラムを完了した。また、現在稼働中の400万台以上のスマートメータに適用されているPRIME Allianceが策定した最新のPLC規格 PRIME 1.4の相互接続性試験にも合格している。さらに、PRIME 1.3.6の認証取得に加え、S-FSK IEC61 334-5-1、METERS AND MORE、IEEE 1901.2 PLC規格にも対応している。このうち、PRIME Allianceが2014年5月に発表したPRIMEプロトコルの最新バージョンである1.4には、電気的ノイズの多い環境下でも信頼性の高い通信を可能にする新しいロバストモードなど、複数のアップデートが含まれている。「STCOMET」は、相互接続性試験に合格した最初のチップセットで、既存インフラとの互換性を維持しながら、新しい機器での最新技術の活用を可能にしている。そして、G3-PLCは、周波数スペクトルの効率的な使用とノイズの多いチャネル条件下での高いノイズ耐性を実現するスマートグリッド用通信プロトコルである。G3-PLC認証プログラムを完了した「STCOMET」を使用することで、相互接続可能な高性能製品の開発が可能になる。また、STは現在使用されている主要プロトコル規格のPRIME 1.4/1.3.6、G3-PLC、METERS AND MORE、IEEE 1901.2などを対象としたプロジェクトを迅速に開始できる充実した開発エコシステムを有していることを強みとしている。この開発エコシステムでは、プロトコルスタック、リファレンス設計、単相・三相メータ向けのプロトタイプ作成用ハードウェア、電力計測管理ソフトウェアやソフトウェア統合用サポートドライバなどの各種ツールが提供される。この他、「STCOMET」は、プログラムが可能なのに加え、ファームウェアのアップグレードに対応しており、さまざまな市場・分野で使用され、異なるPLC規格に準拠する製品に同一設計を適用することができる。加えて、ARM Cortex-M4をベースとした最先端のアプリケーション処理サブシステム、高精度なメータ用フロントエンド、プログラム格納用の内蔵フラッシュメモリとRAM、プライバシー保護とアンチハッキング保護を実現する専用セキュリティエンジンを高度に集積している。そして、PLCモジュールは、プログラム可能なDSPモデム、包括的な送受信フロントエンド、p-p出力が28Vのパワーアンプで構成されている。最大500kHzまで拡張された帯域幅には、北米で使用されるFCC周波数帯域と日本で使用されるARIB周波数帯域が含まれている。さらに、遠隔操作による設定が可能なため、事業者の長期運用コストを最小化するとしている。なお、パッケージは20mm×20mm×1mmサイズのTQFP176。現在、特定顧客向けに提供中。
2014年11月14日テックは10日、Appleが認定するMFi(Made for iPod/iPhone/iPad)認証を取得したLightningケーブル「TLGNG10CM」を発売した。店頭予想価格は1,280円。ケーブル部分にコットンとナイロンを編み込んだ素材を採用し、剛性に優れ、断線を防ぐという。ケーブルの長さは10cmと短く、カバンの中に入れても絡まずにすっきりと取り出せる。また、コネクタ部分は9mmのスリムコネクタで、iPhone用ケースに干渉しにくい設計となっている。対応機種はLightningコネクタを搭載した、iPhone 6 / 6 Plus、iPhone5 / 5S / 5C、iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 3、iPad mini、第5世代iPod touch。重量は約7g。
2014年11月11日NECは、人間の目では判別が困難な、製品ごとの紋様(物体指紋)をスマートフォンやタブレット端末のカメラで認識し、製品の個体を瞬時・高精度に識別する「物体指紋認証技術」を開発した。製品の真贋判定や流通トレーサビリティへの適用が期待されている。「物体指紋認証技術」は、工業製品・部品の表面に自然発生する微細な物体指紋を読み取り、個体識別する技術。物体指紋を読み取るには、スマートフォンやタブレット端末のカメラ部分に専用アタッチメントを装着し製品を撮影する。これにより、製品の製造時に自然発生する微細な物体指紋を画像認識し、クラウドを介して事前に登録したデータベースと照合される。同技術が適用されれば、識別用タグの取り付けや特殊加工などを用いずに、低コストかつセキュアに製品の個体識別が可能となる。適用が期待される用途は、以下の通り。流通トレーサビリティバッグや財布などの服飾製品の部品の物体指紋を登録・認識し個体を識別。これにより、いつ、誰が、どこで購入したかなど、製品のトレーサビリティが向上し、販売店・製造ルートの特定による製品保証の信頼性向上につながる。真贋判定工業用機械に付与されるエンブレムやロゴマークの物体指紋を登録・認証し個体を識別。これにより、識別用タグやシリアルナンバーがなくても、製品の真贋判定が可能となり、低コストかつ効率的な模造品対策、ブランド保護を実現する。部品管理・保守作業管理ネジやボルトなど、識別用タグやシリアルナンバーを付けることが困難な少部品の物体指紋を登録し認識。これにより、部品管理をIT化し、部品の形状・大きさなどの確認が、部品を取り付けた後でも、外すことなく可能となる。保守・点検作業の効率化や付け間違えによる事故の防止に貢献する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月11日アプリックスIPホールディングス(以下、アプリックス)は11月10日、同社の「MyBeaconシリーズ」が国内外50カ国を超える電波法認証を取得したと発表した。近距離無線技術「BLE(Bluetooth Low Energy)」を搭載した位置情報機器やそれを用いたシステムであるBeaconは昨今、飲食業界やアパレル業界、流通業界などのさまざまな業界において、O2Oや位置情報向け新ソリューションとして注目されているが、国内をはじめ、海外でBeaconを展開する際には、無線通信の混信・妨害を防ぎ、電波を効率よく使えるよう、サービスを展開する地域ごとの電波法の認証が必要となる。アプリックスでは、同社が開発する無線機器を国内外へ提供する上で必要な各国・各地域での電波法認証取得を推進。今回、日本や米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリアなどの欧州36カ国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、中国、およびカンボジアなどの東南アジア諸国など50カ国を超える電波法の認証を取得した。同社のBeacon製品は、グローバルなビジネス展開の実現を支援する製品として使えるとしている。
2014年11月10日Maxim Integratedは11月4日(現地時間)、セキュアNFC/RFIDタグ認証用IC「MAX66242」を発表した。同製品は、ワイヤレスNFC/RFIDインタフェースとI2Cインタフェースを組み合わせたもので、マスター側機器の主電源が機能していない場合でも、ポータブル機器から重要なシステムデータを収集できる。ワイヤレスNFC/RFIDインタフェースとI2Cインタフェースによって、広範なアプリケーションに対応する高い柔軟性とスケーラビリティを実現するという。さらに、追加の外部機能が必要であるにも関わらず、コネクタを設置するスペースがないアプリケーションにおいても役立つという。最適なアプリケーションとして、医療データのセキュアなワイヤレス転送や資産トラッキングなどが挙げられるとしている。具体的には、ホスト/スレーブ機器間でのワイヤレス、非接触でのデータ収集が可能な他、内蔵する実証済みSHA-256暗号エンジンにより、データダウンロード用の秘密鍵に基づく対称チャレンジ/レスポンス認証を提供する。また、同製品のI2Cインタフェースポートは、データ書き込み用に個別のコントローラを必要とせず、セキュアなデータ交換用のマスターポート、またはスレーブポートとして動作することができる。そして、複数のメモリ設定が可能なオプションを備えており、セキュアなマスター/スレーブシステムを構成して、EEPROMエミュレーションモードを使ってリセット不可のカウンタを作成することにより、使用回数制限を設定できる。この他、ペアリングコードを安全に保存するための手段としてWi-FiまたはBluetooth接続をセットアップすることもできる。これにより、アクセス制御、資産トラッキング、システムアラート/ウェイクアップ、および医療用センサの認証のためのセキュリティが提供され、個人データのセキュアな転送が可能になる。なお、同製品は外部電源を必要としない代わりに、I2Cインタフェースを介して接続される温度センサなどの周囲のICへの給電に使用可能なエナジーハーベスティング機能を内蔵している。この生成された電力を使用して、スレーブデバイスに電源を提供し、スレーブデバイスからデータを収集する。エナジーハーベスティング機能は、バッテリ駆動の機器において既存の電源を補完する役割も果たし、全体的なバッテリ寿命を延長するとしている。
2014年11月06日Texas Instruments(TI)は11月4日、自社のPLC(電力線通信)リファレンスデザインがG3-PLCアライアンスの認証を取得したと発表した。同社は、G3-PLCAアライアンスの執行メンバーであり、スマートグリッド向けG3-PLC技術の向上と普及促進に注力してきた。今回の認証取得により、スマートグリッド技術のプロバイダが、同社のG3-PLCソリューションを選択した場合、同標準規格への準拠と相互動作性を確保した上で自社製品を開発できるという。具体的には、TI DesignsライブラリのPEER(サービスノード)、ならびにPANC(コーディネータ)向けリファレンスデザインが、ARIB(電波産業会)とCENELEC(欧州電気標準化委員会)のA周波数帯の両周波数帯で、G3-PLC Allianceのプラットフォーム認証を取得したとしている。認証を取得したPLCソリューションは、PLCに必要な回路を搭載した同社のSOM(システムオンモジュール)ハードウェアデザインと、SOMをAC電源に接続するための回路を含むPLCドッキングステーションを組み合わせた評価キットで提供される。この小型なSOMのリファレンス設計を元にしたPLCモジュールで、PLCネットワークの試作を素早く実現できる。また、これらのモジュールは個別に購入可能なことから、PLCシステムをスマートグリッドの個別要件に適合するようカスタマイズできる。同ソリューションのうち、「TMDSPLCKITV4-CEN」キットは、C2000マイコン「TMS320F28PLC84」とPLC AFE(アナログフロントエンド)「AFE031」を搭載し、欧州地域のCENELEC A(35kHz~91kHz)、またはCENELEC B(98kHz~122kHz)の各周波数帯をサポートする。「TMDSPLCKITV4-ARIB」キットは、C2000マイコン「F28M35H52」とPLC AFE「AFE032」を搭載し、日本のARIB周波数帯(154kHz~403kHz)をサポートする。データコンセントレータEVM(評価モジュール)「TMDSDC3359」は、標準構成でCENELECのA周波数帯をサポートし、アップグレードによりARIB周波数帯もサポートする。なお、価格は「TMDSPLCKITV4」キットが499ドル、「TMDSDC3359」キットが699ドル。すでに販売を開始している。
2014年11月05日電通と電通テックは10月31日、NECの顔認証技術「NeoFace」を応用した顔認証コミュニケーション開発プラットフォーム「Face_in」の提供を開始すると発表した。同プラットフォームは、デジタルテクノロジーを基点としたコミュニケーションプランニングやサービス開発を行う電通グループの横断チーム「_(アンダーバー)」と、「NeoFace」を保有するNECとのコラボレーションから開発されたものである。導入の容易さと高精度を両立させたもので、さまざまな顔認証コミュニケーションの展開が実現できる。具体的には、人の顔の特徴量データを登録・管理できるデータベースと顔認証用APIによって構成されており、ウェブやアプリケーションにAPIを実装するだけで、容易に顔認証の仕組みを導入することができる。「Face_in」が導入されたサービスは、ユーザー自身がキャンペーンサイトなどから顔写真の事前登録を行うことで、店頭や屋外広告、イベント会場などに設置されたカメラの前に立つだけで、ユーザーの顔のデータと管理データベース内のデータが照合され、特定個人に向けたメッセージなどのインタラクションが起きる仕組みになっている。活用方法としては、イベントで、事前に顔写真を登録した参加者の顔のデータを入場パス代わりに使用したり、屋外広告に実装し、個人を認証した上で、当該個人向けにカスタマイズされた情報発信を行ったり、店舗で上得意客の情報を顔のみで店員が把握し特別な接客をするといったことなどが考えられるという。なお、同プラットフォームは、イベントや屋外広告での実証実験にすでに成功しており、体験者の反応も良好だったことから、多様な活用機会を獲得できるものと判断したとコメントしている。
2014年10月31日カドーは28日、「cado」ブランドから、空気清浄機「AP-C700S」と「AP-C700D」を発売した。空気清浄機の世界基準「CADR(クリーンエア供給率)」の世界最高値を獲得している。価格は「AP-C700S」が税別111,000円、「AP-C700D」が税別92,407円となっている。AP-C700SとAP-C700Dは、光触媒でフィルターをセルフクリーニングする「フォトクレアシステム」を採用した空気清浄機。「光ブルー活性炭フィルター」「銀イオン抗菌HEPAフィルター」「特殊活性炭フィルター」の3種からなる高性能3層フィルターによって空気をろ過する。AHAM(米国家電製品協会)による空気清浄機の集じん性能を測定する世界基準「CADR(クリーンエア供給率)」において、世界最高値を獲得。CADRは、空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す指標で、数値が高いほどより速く空気をキレイにする。いずれも、サイズと重量がW423×D297×H714mm/18kg、適用畳数が62畳。AP-C700Sは、PM2.5の濃度をモニタリングする「PM2.5 インジケーター」を搭載する。カラーは、AP-C700Sがヘアライン加工を施したステンレスブラック、AP-C700Dはブラックとホワイトをラインナップする。
2014年10月30日Dropboxは10月28日、ユーザーデータと企業データの安全性を保護する対策として、ビジネス向けDropboxで提供されるISO27001認証と新しいSOC1/ISAE3402レポートのコンプライアンスマイルストーンについて発表した。また、これまで以上の保証を提供するため、SOC2/SOC3レポートも拡張した。ISO27001は、世界中で情報セキュリティの最高基準として認識されており、SOC保証報告書は「Security and Confidentiality Trust Service Principles」を対象にしている。その他、Dropboxが受けている認定は、Cloud Security Alliance(CSA)で、ビジネス向けDropbox のセキュリティ自己査定はSecurity,Trust & Assurance Registry(STAR)でも利用できる。ビジネス向けDropboxをすでに利用している顧客および同サービスの利用を検討されている方は、ここから認証書を確認できる。
2014年10月29日リンクスインターナショナルは27日、80PLUS BRONZE認証を取得したAntec製静音電源ユニット「NE650C」と「NE550C」を発表した。11月1日より発売し、店頭予想価格は「NE650C」が8,080円前後、「NE550C」が7,000円前後。電源ユニット内部にアルミニウム製のヒートシンクを採用するほか、冷却用の120mファンは電源内部の温度変化に応じて、回転数を変化させるファンコントロール機能とサーマルマネージャー機能を搭載する。「NE650C」の定格出力は650W、各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが17A、+12Vが50A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×5、FDD電源コネクタ×1。「NE550C」の定格出力は550W、各DC出力は、+3.3Vが18A、+5Vが16A、+12Vが42A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、メイン24ピン電源コネクタ×1、4+4ピン12V電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×6、ペリフェラル電源コネクタ×5、FDD電源コネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。重量は「NE650C」が約1.7kg、重量は「NE550C」が約1.6kg。
2014年10月27日サイオステクノロジー(以下、サイオス)は10月22日、学術認証フェデレーションで使用されているシングルサインオン認証方法Shibboleth用のワンタイムパスワード認証システムを開発したと発表した。同システムは11月1日より提供開始し、慶應義塾で2014年11月より利用開始となる「Google Apps」の認証基盤に採用されている。学術認証フェデレーションとは、学術e-リソースを利用する大学、学術e-リソースを提供する機関・出版社等から構成される連合体のこと。各機関はフェデレーションが定めた規程(ポリシー)を信頼しあうことで、相互に認証連携を実現することが可能となる。慶應義塾は、以前よりGoogle Appsの導入にあたり、認証基盤にShibbolethによるフェデレーション認証を採用としており、Google Appsをはじめ、学内の30あまりのWebサービス間におけるシングルサインオンの実現を目指していた。また、これらのシステムの中には健康診断や学業成績など機密性の高い個人情報を含むシステムがあるため、学内サイトへのログイン時に使用するIDとパスワード認証にワンタイムパスワードなどを組み合わせたよりセキュリティの高い多要素認証を用いたユーザー認証の導入も検討していた。こういったニーズに応えるため、Google Apps導入のためのシステム構築をサポートすると同時に、Google Appsの認証基盤でワンタイムパスワードを利用できるようにするため、Shibboleth認証用ワンタイムパスワードモジュールとワンタイムパスワード用秘密鍵発行システムを開発し、提供した。同モジュールをShibboleth認証サーバーに組み込むことにより、学内サイトへのログイン時にIDとパスワード認証に加え、ワンタイムパスワード認証が使用できるようになる。また、同システムは、個人が所有するiPad, iPhone, Android phoneなどのスマートデバイスをトークン(パスワード生成機)として利用でき、ワンタイムパスワード専用のハードウェアトークンを全ユーザーに配布する必要がない。そのため、大幅に導入コストを抑えることができ、今回の採用に至った。同社は、今後も様々な認証方法と組み合わせた多要素認証を実現するよりセキュアなシステムの構築サービスを提供していくとしている。
2014年10月23日サテライトオフィスは、Google Apps向けに、英語と数字の組み合わせをランダムに発行する事で、ワンタイムパスワード認証機能を開発し、無償公開したと発表した。トークンなどハードウェアは必要ない。同社は、Google Apps導入支援の中で、Google Appsで利用可能な、組織カレンダー、組織アドレス帳、ワークフロー機能、掲示板/回覧板機能、行先予定/伝言メモ機能等を無償提供しているが、今回は、Google Apps導入企業で、特にニーズの多かったパスワード強化機能を公開した。同社が新たに開発したワンタイムパスワード認証機能は、英語と数字をランダムに発行し、ログイン毎にワンタイムなパスワードを入力する事で、セキュアなログイン制御を実施する。ブラウザにパスワードが保存されている場合や、不用意なパスワード漏洩、ウィルスによるパスワード遠隔取得等の対策に効果がある。利用条件は、Google Apps for Work、Google Apps for Educationを利用している企業。
2014年10月22日京都産業大学と日立システムズは、10月から、京都産業大学の情報システムにおいて、生体情報を鍵としてPKIと同等の認証を行う新技術「テンプレート公開型生体認証基盤(PBI)」を活用したクラウド型の指静脈認証サービスの実証実験を共同で開始したと発表した。京都産業大学では従来、IDとパスワードなどによるログイン認証や、ICカードなどに格納した鍵情報を用いてPKIによる認証を行っていたが、同校は、学術認証フェデレーション「学認」に参加しており、「学認」を通じて複数のサービス事業者や大学、研究機関のサービスをシングルサインオンで利用している。2014年4月現在で130の大学や研究機関が「学認」に参加しており、約95万人のユーザーがいるが、「学認」の運営メンバーの一人でもある京都産業大学の秋山豊和准教授は、「学認における大学の認証サービスの信頼性を考慮し、ユーザー認証の強度を今後より担保する必要性を感じていました」と話す。従来のPKIによる認証システムでは、ICカードなどに鍵情報を格納していたため、これを厳重に管理する必要があったが、PBIを用いたシステムでは、指静脈情報に対して不可逆な暗号処理をした情報を認証時に生成して鍵情報として使うため、鍵情報の管理が必要がないという。また、認証システムに登録された情報から指静脈情報を復元できないことが、数学的に保証されているという。さらに、本認証方式においては、電子証明書や電子証明書を格納するデバイスのコストなどが不要になることから、コストや運用管理負荷低減につながると見込んでいる。京都産業大学は、本実証実験の結果を踏まえ、「学認」に参加している複数の大学や研究機関間における認証連携への適用方法の確立をめざす。
2014年10月22日米Googleは10月21日(現地時間)、Chromeブラウザで同社のサービスまたはアカウントにログインする際の2段階認証にUSB対応のSecurity Keyを使用できるようにした。FIDO AllianceのUniversal 2nd Factor (U2F)プロトコルをサポートする。2段階認証は、ユーザーが登録した携帯電話にログイン用の一時的な認証コードを送信してログインの安全を高めている。乗っ取りや不正アクセス対策として効果的だが、ログイン画面を装って認証コードを盗み取ろうとする巧みな攻撃も確認されている。Security Keyを用いた認証では、USBドライブのような形をしたFIDO U2F対応のSecurity KeyをUSBポートに差し込む。暗号化された署名のやり取りになり、認証コードを盗み取るようなフィッシングも通用しない。現時点で使用できるのは、バージョン38以上のPC用ChromeブラウザでGoogleへのログインに限られる。将来FIDO U2FをサポートするWebサイトやWebブラウザが拡大すれば、ユーザーは1つのSecurity Keyを幅広く安全なログインに用いられるようになる。
2014年10月22日マスタードシードは20日、ヨーロッパのPC周辺機器ブランド「Cyonic」と正規代理店契約を締結したと発表した。また、第1弾製品として80PLUS GOLD認証を取得した電源ユニット3モデルを25日より販売する。750Wモデル「CY-AR750GM」、650Wモデル「CY-AR650GM」、550Wモデル「CY-AR550GM」の3モデルを用意する。店頭予想価格は「CY-AR750GM」が14,800円前後、「CY-AR650GM」が13,900円前後、「CY-AR550GM」が11,980円前後。奥行き140mmのコンパクト筐体を採用。負荷に応じてファンの回転速度を制御する、インテリジェントファンコントロールに対応した120mmデュアルボールベアリングファンを搭載する。ハイエンドクラスのグラフィックスカードやマルチグラフィックス構成向けに8ピン(6+2ピン)の電源コネクタを750W/650Wモデルで4個、550Wモデルで2個備える。メイン電源と+12Vコネクタ、PCI-Eコネクタには金メッキ加工を施し、電力の損失を抑える。また、ケーブルにはフラットタイプを採用する。750Wモデル「CY-AR750GM」の各DC出力は、+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が62A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。650Wモデル「CY-AR650GM」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が54A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。550Wモデル「CY-AR550GM」の各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12が45A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。「CY-AR750GM」と「CY-AR650GM」のコネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、8ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×4、SATA電源コネクタ×10、ペリフェラルコネクタ×4、FDDコネクタ×1。「CY-AR550GM」のコネクタ数は、メイン20+4ピン電源コネクタ×1、4+4ピン電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×8、ペリフェラルコネクタ×3、FDDコネクタ×1。本体サイズはW150×D140×H86mm。
2014年10月20日米MasterCardとノルウェーのZwipeは17日(英国時間)、世界初の指紋認証センサー内蔵クレジットカードを共同で開発したことを発表した。Zwipeが持つ生体認証技術を用いて、PINコードに代わる指紋認証決済の実現を目指す。今回、開発発表された指紋認証センサー内蔵クレジットカードは、ノルウェーでの試験運用を経て正式にリリースされる。カード保有者の指紋データは外部のデータベースに蓄積されることなく、クレジットカード上に直接記録されるため、アクティベーションや決済を簡単に行えるという。Zwipeではすでに次世代の指紋認証センサー内蔵クレジットカードの開発を進めている。2015年のリリースを予定している次世代カードでは、決済ターミナル端末から電力供給を受けるため、カード自体にバッテリーを搭載する必要がなくなる。
2014年10月20日