10数年前までは全国的に無名だった昌平高校を今や全国レベルの強豪校に躍進させた藤島崇之監督。短期間での飛躍的成長の背景には何があったのでしょうか。昌平高校に選手を送る育成組織の存在、選手のケガが劇的に減った理由などをお話しいただきました。また、元日本代表を父親に持つ藤島監督に、保護者のあり方についてもお伺いしましたのでご覧ください。(取材・文:元川悦子)コロナウイルスの影響で延期されていたプリンスリーグ関東が再開。昌平高校は三菱養和SCユースと対戦し、勝利を収めた(写真:元川悦子)<<前編:日本一に相応しい言動や振る舞いができ、社会に貢献できる人間を育てる!昌平・藤島崇之監督■短期間で躍進を遂げた背景にあった「FC LAVIDA」の存在藤島崇之監督が2007年に就任してから13年で昌平高校が飛躍的成長を遂げたことは、前回の記事で書きました。短期間で右肩上がりの軌跡を描いた要因の1つになっているのが、2012年に発足した下部組織「FC LAVIDA(以下ラヴィーダ)」の存在です。藤島監督の父・信雄氏が代表を務める同クラブは、藤島監督の習志野高校時代の同期である村松明人監督、関隆倫U‐15コーチらが中心となって指導しており、2019年の日本クラブユース選手権(U‐15)初出場でベスト8を達成。知名度も一気に上昇し、近年は30名弱のセレクションに300人の小学生が殺到するほどになったといいます。「村松は茨城のFOURWINDS(フォーウインズ)というクラブから来ましたが、指導力は日本屈指。厳しい部分もありますけど、伝え方がうまくて、選手たちは確実に技術レベルが向上し、強さを身に着けます。関も大宮アルディージャでプレーしていた元Jリーガーで、tonan群馬などで指導実績を積んでウチのクラブに参加してくれました。彼らを含めて習志野の同期4人が昌平とラヴィーダに関わっているので、サッカー観が近く、言いたいことを言い合える風通しのよさが強み。ジュニアユース年代はドリブルでの仕掛け、タテに早く運ぶスタイルを重視していますが、個の力があればユース年代で羽ばたける。6年かけて長所を伸ばせる環境というのは、選手にとっても大きな魅力だと思います」と藤島監督は胸を張ります。■香川真司の個人トレーナーによる指導でケガが劇的に減った指導スタッフはフィジカルコーチ、フィジオセラピスト、医学療法士含めて総勢17人。昌平には165人、ラヴィーダには約75人の選手がいますが、全員が両チームに関わり、指導しているのも見逃せない特徴です。香川真司選手(サラゴサ)の個人トレーナーを務めていた神田泰裕氏も今年から正式にフィジカルコーチに就任し、週3~4回は練習に帯同していますが、姿勢やバランスを見直すところから徹底的に改善すると神田氏のアプローチのおかげで、動きのスムーズさ、質が上がるとともに、ケガ人が劇的に減少したそうです。有能なスタッフがいる効果は確実に表れています。香川真司選手の個人トレーナーを務めていた神田泰裕さんが今年からフィジカルコーチに就任。神田さんのアプローチでケガが劇的に減少したそうこれだけスタッフ数が多ければ、通常だと練習前にミーティングを開いて指導方針や練習メニューをすり合わせ、それを監督が選手たちに伝える形を取るのが普通でしょう。しかしながら、昌平とラヴィーダの場合は誰がどういう指導をしてもいいことになっています。この体制は「自由で風通しのいい環境がプラス効果を生み出す」という藤島監督の考えによるものなのです。「昌平の場合、集合をかける時は自分が話をしますが、コーチ陣が選手を捕まえて個別指導することも積極的にやってくれと伝えています。僕と村松、関はそれぞれ見る目が違うし、アプローチ方法も異なる。多種多様な視点で教えた方が成長を促せると思うんです。全員が言いたいことを言い合える雰囲気がウチのよさではないかと感じています」■部の一員である自覚を持つことで行動が激変藤島監督の思考やアプローチ方法に賛同する1人が、就任3年目で、監督の教え子でもある日野口廉コーチです。青森山田中学校時代から6年間指導を受けた彼は、さまざまなスタッフが6年がかりで多角的に接し、選手を育て上げる一貫指導スタイルが大きな成果を挙げていると強調します。「ラヴィーダから昌平に上がってきた高校1年生は行動が激変します。中学生まではまだ子どもで、自分のことで精一杯という印象ですが、高校生になって部の一員である自覚を持ち、先輩の行動を見て学ぶことで、規律ある行動をするようにする。部屋のゴミ箱を気づいた人が片付けるとか、そういう気配りができるようになるんです。プレー面でも『技術的にボールは持てるけど、メンタルは足りないな』と思っていた中学生が高1になった途端、体が太くなり、ぶつかり合いも厭わなくなる。逞しくなる様子がよく分かります。僕が高校生だった頃はラヴィーダとの連携はなかったので、今の体制は本当に意味あることだと感じます」自律心を高められ、選手としての成長も期待できるこの環境を、保護者も好意的に受け止め、信頼を寄せているようです。取材当日練習に参加していた昌平高校の選手たち■あえて口出しせず、意見を押し付けないスタンスで藤島監督は父・信雄氏との関係から「親は子どもに干渉しすぎず、見守ってあげるべき」という考えを持っていますが、時には保護者にもアドバイスすることがあるといいます。「父は日本代表だったので、サッカー界の人脈は広いでしょうが、僕にサッカーの話をしたことはほとんどない。元アルゼンチン代表の名選手であるマリオ・ケンペスと対戦したという話も人づてに聞きましたから(笑)。指導者の批判も聞いたことがない。親が悪口を言うと子どもも同じ価値観になりがちですから、それを避ける意味でも、父の向き合い方はよかったなと感じます。父が何かを語るのは、僕の方から尋ねた時でした。『これはどう思う?』と相談すると親身になって答えてくれました。自分がサッカー経験者だった分、言いたいことも沢山あったんでしょうが、あえて口出しせず、意見を押し付けないようにしていた。そういうスタンスはぜひ参考にしてほしいです」尊敬する信雄氏も見守る中、選手とチームのレベルアップに奔走する藤島監督。「勝負の年」と位置付ける今年は、Jリーガーになる3年生が2~3人は出る見通しです。もちろん彼らのようなプロ選手を送り出すだけでなく、社会に貢献できる人材を輩出することも念頭に置いています。これまでの卒業生には、銀行員や不動産会社、学校教員、スーツメーカーのオーナーなど多種多様な道に進んだ人間が出ており、彼らOBは昌平を力強く応援し、できる限りの協力体制を取ってくれているそうです。「そういう支援の輪を広げて、最終的には社会人チームや女子チームのある『昌平クラブ』を作れれば一貫指導体制が完成する」と理想を明かしてくれた藤島監督。大きな夢を現実にすべく、彼らは一気にギアを上げていくつもりです。<<前編:日本一に相応しい言動や振る舞いができ、社会に貢献できる人間を育てる!昌平・藤島崇之監督藤島崇之(ふじしま・たかゆき)昌平中学・高等学校サッカー部監督習志野高校時代は世代を代表する名選手として活躍。元日本代表FW玉田圭司と同期で、高校3年生時の選手権では全国大会まで勝ち進んだ。順天堂大卒業後は青森山田中学で指導者としてのキャリアをスタートさせ柴崎岳らを指導。2007年に昌平高校に着任。14年に選手権に初出場。第98回(2019年度)大会では準々決勝まで勝ち進んだ。16年には18年にはインターハイで全国ベスト4入りなど昌平高校を強豪校に成長させた。
2020年09月15日今冬の高校サッカー選手権で初の8強入りを果たした埼玉の強豪・昌平高校サッカー部。この10年ほどで一気に力をつけ、今や埼玉県内だけでなく全国でもその名を轟かせる強豪校に飛躍しました。そんな昌平高校サッカー部を躍進させた藤島崇之監督に、指導理念や選手を伸ばすための取り組みについて考えを伺いました。(取材・文:元川悦子)取材当日練習に参加していた昌平高校の選手たち■恩師、本田裕一郎氏から送られた言葉「できない理由を探さない」2020年1月の全国高校サッカー選手権大会で初のベスト8入りを果たした埼玉県の昌平高校。チームを率いる藤島崇之監督(40)は2007年の就任からわずか13年で同校を全国屈指の強豪校へと引き上げました。近年は東京五輪代表候補のボランチ・松本泰志(福岡)、彼と同期のテクニシャン・針谷岳晃(磐田)らJリーガーを続々と輩出。急激な躍進ぶりは全国からも注目を集めています。日本鋼管で活躍した元日本代表の信雄氏を父に持つ藤島監督は、習志野高校時代に玉田圭司(長崎)や吉野智行(鳥取強化部長)ら同学年のタレントとともにプレーしていました。順天堂大学卒業後は青森山田中学校で教員になり、柴崎岳(ラコルーニャ)らを指導。4年後に昌平へと赴いています。転職の際、習志野高校時代の恩師である本田裕一郎監督(国士舘高校テクニカルアドバイザー)から送られてきたハガキにしたためられていた「できない理由を探さない」という言葉が琴線に触れ、それを肝に銘じながら現チームの指導に当たっているという藤島監督。「僕が赴任して最初に掲げたのは『日本一』。当時は部員も20人程度しかいなくて、東部支部予選敗退くらいのレベルでしたが、日本一に相応しいチームになるために何ができるかを第一に考えました。学校や先生、仲間や地域に愛され、応援されるのがいいチーム。『挨拶や礼儀正しい言動や振る舞いといった基本的なことをしっかりやって、サッカーしかできない人間にならないようにしよう』と選手には伝えました」■社会に出ればすべてが自分の判断になる。高校時代はその準備期間同時に高校生の本分である学習面も重視しており、文武両道も目指す姿勢も明確にしました。「勉強とサッカーの2つをやろうとすれば、効率よく物事を進めたり、時間を管理する力が求められます。課外学習や趣味などやるべきことが3つ4つと増えていけば、自分をマネージメントする能力がより一層、問われます。そのために自分なりに工夫し、的確な判断をしていくことが非常に重要。学生時代は学校側がカリキュラムを決めてくれるし、練習メニューも監督が与えてくれますけど、社会に出れば全てが自分の判断になる。高校時代をその準備期間を捉えてもらえるように、僕はアプローチをしてきたつもりです」こういった方針の下、チーム強化に取り組み始めましたが、藤島監督は選手に口うるさく指示することはせず、できるだけ自主性や自律心に任せるスタンスを取っています。試合ではあえて戦い方を決めずに入り、選手自身の状況判断に委ね、積極的なトライやチャレンジを力強く後押ししたと教えてくれました。「ユース年代はチャレンジの場。ジュニアユース時代の所属先で『なぜパスをしないんだ』と怒られてウチに来たというドリブラーの選手がいましたが、僕は長所を生かそうとするチャレンジは大いに歓迎。むしろ『なぜ積極的に仕掛けないんだ』と言いますし、失敗しても大丈夫だと思わせる環境を作ろうと心掛けてやってきました。習志野時代に玉田のスーパーな左足のドリブル突破を見て『ファウルして止めるしかない』と思いましたけど、ああいう尖ったストロングを持つ選手の集合体がサッカー。『昌平の選手はうまい』とよく言ってもらいますが、みんなで助け合い、サポートし合うから、そう見えるんだと思います。やはり長所を伸ばしてあげる方が選手は大きく成長する。僕はそう確信しています」■考える習慣を身に着けてもらうことがピッチ上の一挙手一投足にもプラスになる遠征や大会での行動についても、起床時間・消灯時間などを事細かく定めず、自らの判断に任せているといいます。その方が選手のベストパフォーマンス発揮につながるという藤島監督の考えがあるからです。「2年前の選手権埼玉県準決勝の時、2時間半前に会場入りしたら、ミーティングが始まるまで教科書を開いて勉強をしていた選手がいましたね。それも彼のルーティン。一番いい状態になれるサイクルを自ら見つけてくれればいいと僕は思っています。寮も外出時間や門限など多少の規律は作っていますが、オフの日にモラルの範囲内でどこへ行くのも自由。ガールフレンドを作ることも規制していません。それでパフォーマンスが下がるなら苦言を呈しますが、自分の行動に責任を持ってもらえるなら問題ない。何事も判断ですから、考える習慣を身に着けてもらうことがピッチ上の一挙手一投足にもプラスに働く。それが僕の目指すところなんです」藤島監督は今回のコロナ禍でよりそういう気持ちが強くなったといいます。3月2日から全国一斉休校になってから、昌平高校は部活動を全面的に休止。6月15日の再開まで3か月以上を要することになりました。その間、オンライントレーニングなども実施したそうですが、基本的な練習は選手自身に任せざるを得なかったと振り返ります。「『自覚ある行動を取りなさい』と声掛けはしましたが、指導者としてやれることに限界がある。だからこそ、より選手たちの自律心や判断力を伸ばすように仕向けなければいけないと痛感しました」と藤島監督は語ります。■口に出すことで考えを整理する力がつく「この3か月間で選手たちは社会人になったような感覚を持ったと思います。彼らなりに勉強やサッカー、将来の進路などいろんなことに思いを巡らせて、グラウンドに戻ってきたはず。以降は通常通りの活動をしていますし、僕からは『どうだった?』『何してた?』くらいしか聞きませんけど、意識の変化は少なからず感じ取れます。こうした中で再認識したのは、選手は大人と話すことで人間的に成長するということ。口に出すことで考えを整理することもできます。選手権などの大会の際、取材に来られた記者のみなさんに『選手の考えを引き出してください』とよく声をかけていますが、短期間で彼らの自己表現力はグングン上がります。実際にそういう選手を数多く見てきました。言葉での説明は社会に出てからもつねに求められる。その重要性も踏まえながら、選手と向き合っていこうと思います。彼らをサッカー選手として、高校生としてさらに一段階飛躍させられるように頑張ります」2020年前半戦の公式戦がなくなった彼らにとって、ここからが本当の戦いです。9月から始まる高円宮杯JFA・Uー18サッカープレミアリーグ2020関東、その後の選手権に向けて、彼らのチャレンジは続いていくのです。藤島崇之(ふじしま・たかゆき)昌平中学・高等学校サッカー部監督習志野高校時代は世代を代表する名選手として活躍。元日本代表FW玉田圭司と同期で、高校3年生時の選手権では全国大会まで勝ち進んだ。順天堂大卒業後は青森山田中学で指導者としてのキャリアをスタートさせ柴崎岳らを指導。2007年に昌平高校に着任。14年に選手権に初出場。第98回(2019年度)大会では準々決勝まで勝ち進んだ。16年には18年にはインターハイで全国ベスト4入りなど昌平高校を強豪校に成長させた。
2020年09月04日歴史が長い大会今回で40回を数える「館山若潮マラソン」は、2020年1月26日(日)に開催します。安房地域で40年も続くこの大会は、県内外から支持され、参加者1万が集まる人気のイベントです。家族で楽しめる大会種目は、フルマラソン、10km、2km、フォトウォーキング(約7km)、ビーチアクティブ(約3km)になります。イベントは、種目が多いので、家族や仲間と一緒に参加や応援が楽しめます。大会前日には、豪華商品等が当たる前夜祭、ゲストランナーの金哲彦さんによるマラソンクリニックも予定されています。前夜祭も楽しいので、ぜひ参加して欲しいです。熱心な応援が力になるスタート・フィニッシュは、館山市営市民運動場になります。コースは、細かなアップダウンが多く変化があり、きれいな海を眺めながら走ることができます。沿道には、多くの声援、私設エイドなどもあり、苦しい時に心を折らずに走り切る力になるはずです。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2019年09月30日房総半島南端のシラハマ校舎に感動した後は、北へ戻って館山へ。DIYブログで大人気の漆原秀さんが、現在の本拠地にしている「ミナトバラックス」に着きました。漆原さんとは、3年程前にリノベーションのイベントで名刺交換をして以来、主にフェイスブックで交流していました。一昨年、築古の公務員宿舎を手に入れた際には興味津々(笑)!夫と愛犬と共に、ビフォアお披露目イベントにも参加しました。設計事務所による模型も用いたプランの説明会の様子ですその後の様子も拝見したいと常々思っていましたが、なかなか機会がありません。ある日筆者がフェイスブックで本当に何の気無しに「芝刈り機を買う予定」と投稿したところ、漆原さんが「ミナトバラックスで使っていない芝刈り機があるので譲ります!」と、コメントをくださり、今回の弾丸ツアー決行に至った次第です。色使いがキッチュで可愛い芝刈り機、頂戴しました!さあ、果たしてどう変わっているのでしょうか?ワクワクです!■ リノベは部分的にとどめ、各々工夫して住みこなす楽しさを提供1階の大部分は共用スペースで、ギャラリー展示やパーティールーム・作業室・倉庫として利用されてました。アーチスト服部ぼぶさん作。筆者と漆原さん共通の友人ですレトロ感がたまらないトグルスイッチをここでも発見!職人さんの心意気を感じる作り込みにグッときますね。倉庫には、集めた雑貨やインテリア素材がザクザク!みな出番を待っているお宝達です。アパートのキッチンは設計事務所のオリジナル。シンプルですが、カウンターの支えを斜めに落としたラインにデザインセンスを感じます。床は合板を現場で滑らかに加工したローコスト仕上げ。ビスが見えていても、新品のフローリングやフロアタイル等よりも、むしろ全体の雰囲気に良くマッチしています。。昭和な雰囲気の板張り壁。ここから、借りた人が塗るも良し・貼るも良しのキャンバスのような空間です。水回りは、ほぼ既存のままですが、お風呂だけはデザインの良い大きめの浴槽に取り替えられ、追焚付というのは嬉しいポイント。荒々しい部分も残っているので、やはりカスタマイズはしたくなりますね。きっと私だったら養生ゴムマットを敷いて……などアレコレ考えながら見るのも楽しいひと時です。■ 手の届く「憧れの生活」や「欲しかった住まい」がここにある!ミナトバラックスは、大家さんである漆原さんと入居者の交流も活発。食材のおすそ分け等、昔の長屋的コミュニティが形成されているので、子育てもしやすそう。「DIYしたいけど未経験……」という場合も大丈夫。漆原さんや入居者さん達にアドバイスしてもらえますし、道具も貸してもらえるそうです。しかも基本的に退去時の原状回復義務はなし!入居募集中の部屋。残りあと2部屋になっています。また、このミナトバラックスは、デュアルライフ(DUAL LIFE=二拠点生活)用としても提供したいというのが漆原さんの考えです。隣接のエアストリームも宿泊可能・ミナトバラックス内にもパーティースペース、ゲストルームがあります。建物をフルリノベしない分コストを極力抑え、デュアルライフを目指す人が一歩踏み出せるような、良心的価格設定になっているのです。■ これからも目が離せない館山、出会いに感謝物件を所有されてから、様々な難題があったと思いますし、今後の課題も山積みといった状況でしたが、必ずや年々良い方向に進化していくことでしょう。なぜなら、漆原さん自身がそれを楽しんでいるから。19世紀の美術評論家ジョン・ラスキンの言葉を思い出していました。「自分に合った仕事に就いている時、豊かな庭に色づいた花が咲くように、楽しみが仕事から生まれる」大家も入居者も、古い建物を楽しんで住むうちに五感は豊かになり、クリエイティブな交流が生まれ、いつか地域の活性にまで導かれる……そんな未来がイメージできました。娘さんが書いてくれた愛犬の絵です。早速、大事に我が家に飾りました。さて、ツアー最後の目的地、歴史ある美しい建物での様子は、次回に続きます。【取材協力】※MINATO BARRACKS(ミナトバラックス)
2018年05月07日千葉県館山市の北条海岸付近で8月8日、約1万発もの花火を打ち上げる「第52回 館山観光まつり館山湾花火大会」が開催される。○名物は8号玉の水中花火!同イベントでは、特大スターマインや名物の直径250mにもおよぶ8号玉の水中花火を見ることができるほか、海岸特設ステージでは全国学生フラメンコ連盟による、花火をバックにフラメンコを踊る「花火とフラメンコ」も行われる。観覧場所は北条海岸付近のほか、少し離れた城山公園、鷹ノ島・沖ノ島周辺、那古海岸などもおすすめとのこと。打ち上げ時間は19時30分から20時45分まで。
2015年07月28日ペナントレースは折り返し地点を回ったが、“混セ”はまだまだ続く。パ・リーグは首位・ソフトバンクから3位・西武まで5.5ゲーム差離れているのに対し、セ・リーグは首位・阪神から6位・中日まで6ゲーム差にひしめく。4位・ロッテとは10ゲーム、6位・オリックスとは17.5ゲーム差と言えば、セの混戦ぶりは顕著だろう。しかも首位に立つ阪神の貯金は3。得点、失点、打率、本塁打、盗塁、防御率すべてがリーグワーストとこのまま抜け出すとは考えにくい。東京ヤクルト対巨人 チケット情報GW前は貯金6を稼ぎ首位に立ったヤクルトだが、5月の9連敗で最多借金6まで膨らみ最下位にも甘んじた。交流戦終盤からセ公式戦再開時も5連敗を喫したが、先週は中日相手に3タテするなど、34勝37敗1分で首位に3ゲーム差の3位タイにつけている。明るい材料が揃う。四番・畠山和洋は18本塁打、54打点と2冠である。リードオフマンの山田哲人は打率.304(4位)、14本塁打(2位)、38打点(4位タイ)と打撃3部門で上位に名を連ねる。三番・川端慎吾も打率2位の.327をマークする。投手に目を移せば、絶対的な守護神・バーネットが防御率0.55の抜群の安定感を見せ付けている。ロマン、オンドルセク、秋吉亮らセットアッパー陣も磐石だ。駒不足だった先発陣も6月27日・巨人戦で新垣渚が8回1失点の好投を見せれば、翌日には館山昌平が814日ぶりの登板を果たした。ともに勝ち星はつかなかったが、両ベテランは復調ぶりをアピールし、次を期待させるに十分なピッチングを披露した。だんご状態が続くセ・リーグでは、今後ヤクルトにも十分チャンスがある。では、いつ、神宮球場へ行けばいいのか?7月10日(金)~12日(日)・DeNA戦、7月28日(火)・広島戦はネイビーとグリーンを基調にした「TOKYO燕パワーユニフォーム」来場者プレゼントが実施される(対象席種は試合日によって異なる)。選手も着用する企画ユニフォームは、ヤクルトファンに好評を博している。また、7月2日(木)・阪神戦、7月30日(木)・広島戦、8月25日(火)・巨人戦では通常価格750円の生ビールが350円となる「生ビール半額ナイター」がラインナップされている。さらにさらに7月30日(木)、8月25日(火)は5回終了後には300発の花火が打ち上がるのだ。巨人戦のチケットは7月5日(日)午前11時より一般発売。その他のチケットは発売中。
2015年06月30日