歴史が長い大会今回で40回を数える「館山若潮マラソン」は、2020年1月26日(日)に開催します。安房地域で40年も続くこの大会は、県内外から支持され、参加者1万が集まる人気のイベントです。家族で楽しめる大会種目は、フルマラソン、10km、2km、フォトウォーキング(約7km)、ビーチアクティブ(約3km)になります。イベントは、種目が多いので、家族や仲間と一緒に参加や応援が楽しめます。大会前日には、豪華商品等が当たる前夜祭、ゲストランナーの金哲彦さんによるマラソンクリニックも予定されています。前夜祭も楽しいので、ぜひ参加して欲しいです。熱心な応援が力になるスタート・フィニッシュは、館山市営市民運動場になります。コースは、細かなアップダウンが多く変化があり、きれいな海を眺めながら走ることができます。沿道には、多くの声援、私設エイドなどもあり、苦しい時に心を折らずに走り切る力になるはずです。(画像は公式サイトより)【参考】※大会公式サイト
2019年09月30日ひょんなきっかけから、ステキな場所を巡る日帰りツアーを満喫した筆者夫婦。前々回は千葉県最南端にある白浜町に誕生した新型の多目的施設「シラハマ校舎」を、前回はDIYブログで大人気の漆原秀さんが現在の本拠地にしている千葉・館山の「ミナトバラックス」をご紹介しました。今回は、最終目的地の「TRAYCLE Market&Coffee(トレイクル マーケット&コーヒー)」をご紹介します。■ いよいよ南房総ツアー最後の目的地へ千葉・館山の海沿いに建つ築100年超の小さな洋館、「TRAYCLE Market&Coffee(トレイクルマーケット&コーヒー)」に到着しました。左はオーナーのCさん。建物はお祖父様が残した財産です実はこの美しい建物をカフェにしようと、オーナーご夫妻が館山移住を決意し、探して入居したアパートが他でもないミナトバラックスだったそうです。一昨年、ミナトバラックスと同日にリノベ前を見せて頂いたので、アフターを拝見しつつ、カフェでフェアトレード・コーヒーを頂く機会をずっと待ち望んでいました。リノベ前なので愛犬も入れてもらったビフォア見学会の様子■ いくつものハードルを乗り越えてのカフェ開業以前は事務所として使われていた建物をカフェにコンバージョンするにあたり、かかる工事費は手持ち予算を超える額になってしまいました。100年前のスイッチや木枠の窓にうっとりオーナーご夫妻は、その資金調達をクラウドファンディングで行いましたが……立ち上げた当初は目標額に遠く及ばず、不安な時期が続いたそうです。地道な活動で少しづつ賛同者が増えていき、終盤で一気に盛り上がって見事達成した時は、わずかながら支援していた筆者も夫と喜び合ったものです。しかし……その後はコスト削減のための過酷なセルフリノベが待っていました。壁の塗装や床のタイル貼り等々、寝ずの作業で必死に仕上げたそうです。筆者も経験がありますので、首や膝の痛み・気力の維持……さぞかし大変だっただろうと思います。そんな苦労を経て、ついに2016年12月にオープン。以来、着実にファンを増やして館山の人気店になっています。■ 海風と陽光が心地よい和洋折衷のリノベ空間1階はキッチンと、様々なフェアトレード品が並ぶお店コーナー。壁の右手、古い金庫ですこの味のあるカウンター天板は、勾配が急で取り外した階段の板を再利用したものだそうです。ビフォア写真がありました2階は、和室だった2部屋と板の間を繋げて広いダイニングに。白い床はセルフで貼った六角形のモザイクタイル家具や調度品がゆったりと置かれているので、コーヒーを飲みながら思い思いの時を過ごせます。ビフォア同じ方向からのアフター壁にはクラウドファンディング支援者の記名。そして存在感を放つスイッチがここにも。シラハマ校舎・ミナトバラックスでも見つけたトグルスイッチ、きっと同じ電気職人さんだろうと思ったら、やはりそうでした。地元にこんな電気屋さんがいるなんて羨ましい!ちなみ下の写真は、以前にこちらの記事でもご紹介した12年前にリノベした筆者宅のトグルスイッチ。■ 簡単ではないカフェ経営。二人三脚で常に笑顔を忘れずに!愛犬同伴のため、コーヒーと手作りマフィンは外に運んでもらいました。青空の下で伺ったお話からは、仕込み・接客・販売・イベント企画と……なかなかハードな日々がうかがい知れました。どんなに好きで始めた事でも、やはり楽しいだけとはいかないものですよね。オーナーのCさん夫妻と筆者&愛犬それでも続けていくことが、後に得られる多くの有形無形の大切なものへと繋がっていくのではないでしょうか?その証拠に、昨年11月には日経電子版による何でもランキング「訪ねたい文化財カフェ12選」で、東日本の5位に選ばれました!由緒ある老舗がランキングに多く名を連ねる中での快挙です。東日本1位自由学園明日館(東京都豊島区)2位富士屋ホテルオーキッド(神奈川県箱根町)3位タチカワカフェ(北海道函館市)4位大正ロマン喫茶室(青森県弘前市)5位トレイクルマーケット&コーヒー(千葉県館山市)6位スターバックス弘前公園店(青森県弘前市)また最近では、お二人のライフスタイルが書籍で紹介されたりもしています。以上で南房総シリーズは終わりますが、ご紹介した3か所はすべて、使われなくなった古い建物を見事に生まれ変わらせていました。これからも長く愛されていくはず……再訪が楽しみです。皆さんも気になる場所があったら、ぜひ訪れてみてくださいね!
2018年05月21日房総半島南端のシラハマ校舎に感動した後は、北へ戻って館山へ。DIYブログで大人気の漆原秀さんが、現在の本拠地にしている「ミナトバラックス」に着きました。漆原さんとは、3年程前にリノベーションのイベントで名刺交換をして以来、主にフェイスブックで交流していました。一昨年、築古の公務員宿舎を手に入れた際には興味津々(笑)!夫と愛犬と共に、ビフォアお披露目イベントにも参加しました。設計事務所による模型も用いたプランの説明会の様子ですその後の様子も拝見したいと常々思っていましたが、なかなか機会がありません。ある日筆者がフェイスブックで本当に何の気無しに「芝刈り機を買う予定」と投稿したところ、漆原さんが「ミナトバラックスで使っていない芝刈り機があるので譲ります!」と、コメントをくださり、今回の弾丸ツアー決行に至った次第です。色使いがキッチュで可愛い芝刈り機、頂戴しました!さあ、果たしてどう変わっているのでしょうか?ワクワクです!■ リノベは部分的にとどめ、各々工夫して住みこなす楽しさを提供1階の大部分は共用スペースで、ギャラリー展示やパーティールーム・作業室・倉庫として利用されてました。アーチスト服部ぼぶさん作。筆者と漆原さん共通の友人ですレトロ感がたまらないトグルスイッチをここでも発見!職人さんの心意気を感じる作り込みにグッときますね。倉庫には、集めた雑貨やインテリア素材がザクザク!みな出番を待っているお宝達です。アパートのキッチンは設計事務所のオリジナル。シンプルですが、カウンターの支えを斜めに落としたラインにデザインセンスを感じます。床は合板を現場で滑らかに加工したローコスト仕上げ。ビスが見えていても、新品のフローリングやフロアタイル等よりも、むしろ全体の雰囲気に良くマッチしています。。昭和な雰囲気の板張り壁。ここから、借りた人が塗るも良し・貼るも良しのキャンバスのような空間です。水回りは、ほぼ既存のままですが、お風呂だけはデザインの良い大きめの浴槽に取り替えられ、追焚付というのは嬉しいポイント。荒々しい部分も残っているので、やはりカスタマイズはしたくなりますね。きっと私だったら養生ゴムマットを敷いて……などアレコレ考えながら見るのも楽しいひと時です。■ 手の届く「憧れの生活」や「欲しかった住まい」がここにある!ミナトバラックスは、大家さんである漆原さんと入居者の交流も活発。食材のおすそ分け等、昔の長屋的コミュニティが形成されているので、子育てもしやすそう。「DIYしたいけど未経験……」という場合も大丈夫。漆原さんや入居者さん達にアドバイスしてもらえますし、道具も貸してもらえるそうです。しかも基本的に退去時の原状回復義務はなし!入居募集中の部屋。残りあと2部屋になっています。また、このミナトバラックスは、デュアルライフ(DUAL LIFE=二拠点生活)用としても提供したいというのが漆原さんの考えです。隣接のエアストリームも宿泊可能・ミナトバラックス内にもパーティースペース、ゲストルームがあります。建物をフルリノベしない分コストを極力抑え、デュアルライフを目指す人が一歩踏み出せるような、良心的価格設定になっているのです。■ これからも目が離せない館山、出会いに感謝物件を所有されてから、様々な難題があったと思いますし、今後の課題も山積みといった状況でしたが、必ずや年々良い方向に進化していくことでしょう。なぜなら、漆原さん自身がそれを楽しんでいるから。19世紀の美術評論家ジョン・ラスキンの言葉を思い出していました。「自分に合った仕事に就いている時、豊かな庭に色づいた花が咲くように、楽しみが仕事から生まれる」大家も入居者も、古い建物を楽しんで住むうちに五感は豊かになり、クリエイティブな交流が生まれ、いつか地域の活性にまで導かれる……そんな未来がイメージできました。娘さんが書いてくれた愛犬の絵です。早速、大事に我が家に飾りました。さて、ツアー最後の目的地、歴史ある美しい建物での様子は、次回に続きます。【取材協力】※MINATO BARRACKS(ミナトバラックス)
2018年05月07日千葉県館山市の北条海岸付近で8月8日、約1万発もの花火を打ち上げる「第52回 館山観光まつり館山湾花火大会」が開催される。○名物は8号玉の水中花火!同イベントでは、特大スターマインや名物の直径250mにもおよぶ8号玉の水中花火を見ることができるほか、海岸特設ステージでは全国学生フラメンコ連盟による、花火をバックにフラメンコを踊る「花火とフラメンコ」も行われる。観覧場所は北条海岸付近のほか、少し離れた城山公園、鷹ノ島・沖ノ島周辺、那古海岸などもおすすめとのこと。打ち上げ時間は19時30分から20時45分まで。
2015年07月28日