日本×香港×新作ミュージカル プロジェクト始動から約二年ついに本公演が決定香港スケッチ実行委員会主催、ミュージカル『香港スケッチ』が2022年7月6日(水)~7月10日(日)に座・高円寺1(東京都杉並区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月30日(土)10:00より発売開始です。カンフェティにて4月30日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ Twitter(@HKSketches) 香港×日本×新作ミュージカル今を「なぜ」生きるのか、「どう」生きるのか。3人の香港の若者の姿を通じて描かれる完全オリジナル作品。香港と日本在住の舞台人がコロナ禍に言葉や文化の違いを乗り越えながら協創。この作品を待っているであろう人に届けたい、という願いから始まった自主公演作品です。今しか観られない『香港スケッチ』にどうぞご期待ください。【あらすじ】2022年、香港 ―――。香港で生まれ育った三人の若者。貧しい若者、叉焼仔(チャーシューザイ)は毎日をひたすら生きている。幼なじみの女性に恋心を抱きつつも、素直になれず、合えば口喧嘩ばかり。そんな折、イギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは二人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は―――。世界的に自分たちのコントロールが及ばない状況の中、若者たちは今を「なぜ」生きるのか、「どう」生きるのか。手を伸ばしもがきつづける。あの日の夕焼けを探して……。曲:「遠くで雨が煙る町」「8はラッキーナンバー」「Trees」「わたしの好きなまち」等コメント演出:坂口阿紀(さかぐちあき)あなたのまちの夕焼けは何色ですか?日本人に夕焼けの色を聞くと大抵の人が同じ答えでしょう。「オレンジ」「橙」なんせ「夕焼け色」なんて言い方もするくらい、同じ色を想像しています。けれど、香港では、ぜんぜん色が違う。もっと黄色の夕焼けもあれば、紫、ブルー、ピンクの日もある。この物語は香港だけの話ではなく、私たちの話でもあると思っています。たくさんの人に観ていただき、この作品が化物のように成長することを願っています。【略歴】北陸学院短期大学保育科卒業後、いずみたく記念イズミ・ミュージカルアカデミーを経て、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズに所属。2011年に退団まで、劇団内の多くのミュージカル作品に出演。退団後、株式会社オールスタッフ所属。作・音楽:緒方桃子外国人としてともすれば傍観者になってしまいがちですが、香港を第二の「home」と呼ぶものとして、香港で暮らす人々が、何を見て、何を感じ、今、どう暮らすのかを、演劇というフィクションを通じて記録したいと思いました。『スケッチ』の名のとおり、人々と話し、ふれあい、音楽を作り、舞台の空間に色をのせて、役を生きて、そうして編み上げる私的ともいえる営みを、香港×日本在住の精鋭の舞台人たちが力を合わせてリモートで行ってきました。それぞれが持ち寄った世界は演劇を超えていき、現在もまだ作品が進化しています。本作品を必要としている方に届けたいと願っており、メディアの皆さまのお力を頂戴できれば幸いです。【略歴】香港在住。早稲田大学法学部卒。日本劇作家協会会員。香港スケッチが自身初のミュージカル作品となる。美術:トクマスヒロミこの作品と関わってから知り得た情報で驚いたことが二つあって一つはガジュマル。香港では街のあちこちに生えてるそうです。育つための気候がぴったり合うそうだが、例えば銀座とか表参道とかみたいな街並みとガジュマルが共存してるわけでしょ?風景としてなんか凄いなぁ〜と思った。二つ目は建築現場の足場が全部“竹“で組まれてるってこと。高層ビルとかも?単管パイプではなくあの竹?どういうこと?と検索してみてあまりの異形さに驚いた。まるで生き物みたい。コストが安いからってことらしいが、頑丈さとしなやかさ両方を併せ持つ素材を今も使用してるところに香港たるなにかがある気がした。香港在住10年の脚本家、緒方さんが描く『香港スケッチ』。今まさに激動な中、自我に目覚める者、外的、内的要因からの転機などなど、ドラスティックな部分を主軸に普遍的なテーマも織り交ぜながらどう生きていくべきかを決断していく若者達の今を、その事象を肌で感じに来ませんか?風の時代、変化の時。私達も今までとは同じではいられないから、きっと。【略歴】舞台美術家。1995年の美術家デビュー以来、演劇、ミュージカル、オペラなど多岐にわたり舞台美術、衣装を手掛ける。代表作:DRASTIC DANCE “O”地下鉄(前田清実)、見上げてごらん夜の星を(北澤秀人)、真夏の夜の夢(河田園子) 新作Opera桜の記憶(伊香修吾)、ソレイユ(藤倉梓)、等岑君宜(ファニー・サム)日本の舞台人とお仕事をするのが初めてで、とてもエキサイティングですが、緊張もしています。言葉の壁やコミュニケーションがきちんとできるのか。上質な作品をお客様に届けられるだろうか?リモートでリーディングをしたときに、演技へのアプローチが香港と日本の舞台俳優とでは大きく違うことに驚き、それがとても新鮮です。香港スケッチの世界を生きて、日本の<同僚たち>とその一瞬一瞬を輝かせ、ものにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。【略歴】香港在住の女優。香港演芸学院(HKAPA)芸術学士表現専攻。香港話劇団、劇場工作室、同流等、香港有数の劇団の作品に出演。釈人(おくと)2019年12月から世界は大きく変わりました。映画やテレビドラマで観ていただけの世界が現実のものとなり、沢山の人、物、時間、経験が犠牲となりました。我々、俳優人も多大な影響を受け、苦渋の決断を強いられました。コロナは沢山のことを変化させました。医師としても働いている私は、東京の医療の現場でよりコロナを近くに感じ、悔しい経験もしました。逆に、この時だからこそ出来た貴重な経験や、感じた思いももちろんあります。幸せとは何か普通とはなにか、、、日本に生まれ育ち、日本しか知らない私ですら様々な変化に戸惑い、順応する努力をしました。これが外国だったら?旅行や観光で訪れた香港は、全てが暖かく穏やかな思い出でいっぱいです。歴史的な変化の時代を迎えた香港、日本、いや世界を“演劇”という形で表現し、次の時代の人々に残していくお手伝いができたら、嬉しいです。【略歴】兵庫医科大学卒業。医師として働きながら、俳優としてミュージカルを中心に数々の舞台に出演。「にんじん」「舞妓はレディ」「デスノート」等。仁木祥太郎「香港スケッチ」を始めて読んだ時、「変わるもの」と「変わらないもの」という言葉が浮かびました。周りの環境が目まぐるしく変わるとき、その人のアイデンティティや、主義主張はどう変わるのか、変わらないものが有るとすれば、それは何か。何故か。この物語の主人公3人はそれぞれが異なった出自ですが、幼い頃の絆で結ばれている。世の中が猛スピードで変化する中、3人はどのような答えを導き出すのか。日本と香港、同じ志を持つスタッフ、キャスト、そして素晴らしい音楽にのせて、ぜひ劇場でお客さまに体感して欲しいです。【略歴】テアトル・エコー放送映画部所属。「テンペスト~はじめて海を泳ぐには~」(あうるすぽっと)、音楽劇「ミルクマンの朝は早い」(オールスタッフ/日本劇団協議会主催)等に出演。新国立劇場演劇研修所(14期生)。公演概要ミュージカル『香港スケッチ Hong Kong Sketches the Musical』公演期間:2022年7月6日(水)~7月10日(日)会場:座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)■出演者岑君宜ファニーサム釈人藤森裕美(イッツフォーリーズ)明羽美姫(イッツフォーリーズ)仁木祥太郎(テアトル・エコー放送映画部)三枝宏次渡邉春菜あかまつひでのぶ梅沢鮎実柳内佑介半澤昇(イッツフォーリーズ)近藤萌音(イッツフォーリーズ)岡山玲奈(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)羅文賢ラブンケン■スタッフ作・音楽・プロデューサー:緒方桃子演出:坂口阿紀(株式会社オールスタッフ)音楽監督:羅健邦ポン・ロー美術:トクマスヒロミ振付:三枝宏次、今宮多力香衣裳:藤村陽子照明:根橋生江(有限会社ライティングユニオン)音響:マツダトモコ(株式会社キャンビット)舞台監督:岩戸堅一(株式会社アートシーン)演出助手:本藤起久子英語作詞:P.Kingsley題字:劉銘鏗スチール写真:阮漢威インターネット広報:IndiChan(文学座)、星初音(ミッシングピース)、日沼りゆ(ミッシングピース)、飯嶋佳保(文学座)制作・票券:片桐愛、有賀美幸、ほか協力:株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ、コルト株式会社、劇団スーパー・エキセントリック・シアター、テアトル・エコー放送映画部、トーン音楽教室、陳志樺提携:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺、香港藝術發展局主催:香港スケッチ実行委員会■公演スケジュール7月6日 (水) 19:007月7日 (木) 19:007月8日 (金) 14:00★〇7月8日 (金) 19:007月9日 (土) 14:00★〇7月9日 (土) 19:007月10日(日)14:00★=アフタートークあり〇=託児あり※受付・開場ともに開演の30分前■チケット料金一般(全席指定 前売/予約/当日共):5,000円U35:3,500円 (当日要年齢確認)(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月02日赤城乳業の「ガリガリ君」と映画『シン・ウルトラマン』がコラボレーションした新作アイスキャンディー「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」が登場。2022年5月3日(火)より数量限定で全国発売される。「ガリガリ君」史上初の“板チョコ”入りウルトラチョコミント味5月13日(金)に公開となる、庵野秀明の映画『シン・ウルトラマン』とのコラボレーション「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」は、チョコチップ入りのミントかき氷を、ミントアイスで包み込んだアイスキャンディー。アイスの先端には「ガリガリ君」史上初となる“板チョコ”を入れており、従来の「ガリガリ君リッチチョコミント」と比較するとチョコ量が300%に。チョコの“圧倒的”な存在感と、爽やかなミント風味を堪能することができる。映画『シン・ウルトラマン』コラボパッケージ&スティックパッケージも、映画『シン・ウルトラマン』とのコラボレーションならでは。ウルトラマンを配したコラボレーションパッケージ3種を展開する。アイスのスティックは、通常の無地スティックに、劇中アイテム、ウルトラマン、ガリガリ君などをデザインしたオリジナルスティック5種を加えた計6種類。オリジナルスティックはランダムに入っており、「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」だけの数量限定レアアイテムとなっている。【詳細】「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」発売日:2022年5月3日(火)~数量限定発売エリア:全国希望小売価格:151円■タンブラーのプレゼントキャンペーン応募期間:5月3日(火)~9月30日(金)応募締切:【第1回抽選分】7月31日(日)、【第2回抽選分】9月30日(金)※各回とも当日消印有効対象商品:「シン・ガリガリ君ウルトラチョコミント」映画『シン・ウルトラマン』キャンペーンパッケージ応募方法:はがき(HPダウンロードはがきや市販のはがき他)に、応募券(1枚)をセロハンテープで貼り、必要事項を記入の上、所定の郵便料金の切手を貼って応募。応募券はキャンペーンパッケージの裏面にある。当選人数:合計1,000名賞品:オリジナルデザインのタンブラー※応募時に希望賞品カラーの記号を明記。
2022年04月29日東京・銀座のオーダーメイド専門花屋「KT.Flower(ケイティフラワー)」は、母の日の贈りものにシャボンフラワーをブーケにした「ドリームシャボンフラワー」を、2022年5月6日(金)~2022年5月8日(日)の3日間、合計15セット限定で販売し、ご購入いただいた方に、「ドリームジャンボ宝くじ※」1枚(300円相当)をプレゼントします。メインカット「夢かなう」の花言葉を持つ青いバラのシャボンフラワーをブーケにした「ドリームシャボンフラワー」。2022年5月6日(金)発売のドリームジャンボ宝くじ※も1枚プレゼント。母の日のフラワーギフトはカーネーションがよく知られていますが、当店では「夢かなう」の花ことばを持つ青いバラをセレクトしました。本物のバラと見間違えるほどリアルなシャボンフラワーは石けんに近い素材を原料としており、生花にくらべて手入れが容易で鑑賞期間が長いことはもちろん、清潔感のあるやさしい香りを楽しめるほか、数枚の花びらを浴槽のお湯に入れバスフレグランスとして使用することもできるなど、コロナ禍でステイホームの時間が続き、身体や心が疲れている相手を思いやる気持ちが伝わる贈りものです。「夢かなう青いバラの“ドリームシャボンフラワー”」にちなみ、購入特典としてプレゼントする「ドリームジャンボ宝くじ※」は、高額当選が多いことで知られる西銀座チャンスセンターで買い方にもこだわり、バラに肖った“バラ”で購入。「ドリームシャボンフラワー」と宝くじは“バラ・バラ”にせず、一緒に飾り運気をアップさせ、高額当選の夢をかなえてみてはいかがでしょうか。※プレゼントは2022年5月6日(金)発売の「ドリームジャンボ宝くじ」を予定していますが、事情により変更となる場合もあります。【母の日ギフト「ドリームシャボンフラワー」について】■見た目よし、香りよし、用途も広く長持ちでコスパも抜群「ドリームシャボンフラワー」最大の特徴は、生花のバラと見間違えてしまうほどリアルで繊細なビジュアルです。ブーケに使用するシャボンフラワーのバラは、ブルー系の3色を6輪ずつ、計18輪とボリュームもたっぷり。銀座エリアでバラ(生花)の販売価格が1輪あたり約500円であることを考えると、5,000円(税込)の「ドリームシャボンフラワー」はお得で、鑑賞期間の長さやバスフレグランスなどに使える用途の広さも含めればコスパの高さは抜群といえます。価格 :5,000円(税込)販売期間:2022年5月6日(金)~2022年5月8日(日)販売数 :1日5セット合計15セット限定(要予約)購入特典:ドリームジャンボ宝くじ1枚付き(300円相当)受け渡し:店頭にてお渡し(地方発送可・送料別途)ブーケ(1)■「不可能」から「夢かなう」に変わった青いバラの花言葉かつて青いバラは“存在しないもの”の象徴として描かれ、花言葉も「不可能」でしたが、技術の進化や品種改良によって青く美しいバラが誕生したことで、花言葉は「夢かなう」に変わりました。また、青色は心を落ち着かせる作用があるので、コロナ疲れを少しでも癒やし、気持ちを落ち着かせていただきたいと思います。ブーケ(2)<KT.Flowerからのメッセージ:フラワープロデューサー 横井 康司>自分の夢の実現、宝くじの当せん経験から着想を得た「ドリームシャボンフラワー」「花を扱う企業で10年間修業した後、独立して銀座に出店する夢をかなえることができました。私は年末ジャンボ宝くじで過去に当選した経験から、今回、ドリームシャボンフラワーを販売する際、偶然にも名前が似ている『ドリームジャンボ宝くじ』をプレゼントしたら面白いのではと思いました。“バラ”効果で夢がかなうよう宝くじも“バラ”で購入し、コロナ禍でもこのプレゼントで家族や友達が絆を深め“バラ・バラ”にならないことを望んでいます。」KT.Flower【店舗情報】KT.Flower所在地 : 東京都中央区銀座3-11-2 ダイセンビル1F電話 : 03-5550-9295営業時間 : 12:00~24:00定休日 : 不定休ホームページ: フラワーギフトを専門に扱っております、JFTD認定フローリストの経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。店舗写真(1)店舗写真(2) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月26日先週末に封切りされたユニバーサル・スタジオとドリームワークスのアニメ映画『バッドガイズ』が、サプライズ・ヒットになったことがわかった。「Box Office Mojo」の調べによれば、北米4009館で公開開始となった同作のオープニング興行収入は2400万ドルでトップ。公開2週目の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を3位に陥落させた。2位は公開3週目の『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』。『バッドガイズ』と同日公開のアレクサンダー・スカルスガルド主演『The Notrhman』(原題)は4位、ニコラス・ケイジが本人役“ニック・ケイジ”を演じる『The Unbearable Weight of Massive Talent』は5位の結果に。『バッドガイズ』は、ドリームワークス製作の他の大ヒット作品『ボス・ベイビー』(5000万ドル)や『トロールズ』(4650万ドル)とオープニング興収の数字だけを比較すれば遠く及ばない。しかし、製作費も『ボス・ベイビー』『トロールズ』が1億2500万ドルのところ、『バッドガイズ』は7000万ドルほどと大きな差がある。『バッドガイズ』の世界興行収入は約8710万ドルで、すでに製作費は回収。ここに今年中に公開される日本の興行収入も加わることになる。『バッドガイズ』は、スネーク、タランチュラ、ピラニア、シャーク、リーダーのミスター・ウルフによる「アニメ史上最強の怪盗ドリームチーム」のコメディ。英語版ではサム・ロックウェルやオークワフィナらが声優を務めている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 2022年4月8日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.バッドガイズ 2022年、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年04月25日ジブラルタ生命保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:添田 毅司)は、「ドリーム・スクール・キャラバン2022」に協賛します。走力up!教室体操教室バスケットボール教室2022年のドリーム・スクール・キャラバンは、昨年に引き続き「走力up!教室」、「バスケットボール教室」、「体操教室」の3種目を実施します。各教室では、現役プロ選手、元日本代表選手、アスリートやコーチなど、その道のプロの皆さんが講師を務め、素晴らしい技術の披露や、実践的な指導を通じて、“未来を担う子どもたち”を応援します。参加する子どもたちが教室を通じて、少しでもスポーツを好きになったり、プロの凄さに驚き感動したり、走るタイムが速くなることを体感し喜んだりと、さまざまな学びや夢のきっかけを提供します。また、特別授業実施時は、子どもたちに楽しく体験してもらえるよう、各地域の当社社員が運営をサポートいたします。当社は、今後も本活動のサポートを通じて“未来を担う子どもたち”を応援してまいります。■各教室の募集要項等について■種目 :「走力up!教室」「体操教室」参加対象:小学校3~6年生の児童対象人数:1校あたり 60名程度※クラスの人数等に応じて相談実施期間:2022年9月~12月下旬※詳細な実施日程は当選校と協議のうえ決定種目 :「バスケットボール教室」参加対象:小学校1~6年生の児童対象人数:1校あたり 80名程度※クラスの人数等に応じて相談実施期間:2022年7月~12月下旬※詳細な実施日程は当選校と協議のうえ決定<開催地域>教室ごとの開催予定地域は下記「■各教室の概要■」を参照<応募締切>2022年5月31日(火)<応募方法>専用応募用紙によるFAX応募<授業概要>各教室で行われる授業の内容をわかりやすくお伝えするため、講師が授業を通じて伝えたい想いや、実際に授業を受けた児童や先生方のご感想を、インタビュー形式でまとめた動画を当社ホームページでご紹介しています。<応募における備考>(1) 当社ライフプラン・コンサルタント(LC)が開催対象地域の各小学校に、専用応募用紙を配布しています。(2) 各教室の概要・開催にご興味をお持ちの方は、各小学校担当のLCまでお問い合わせください。(3) 当プログラムは、小学校の特別授業として開催される内容となっています。(4) ご応募の際は、専用応募用紙に必要事項記入し、各学校長承認の上、FAXでお申し込みください。(5) 個人(児童もしくは保護者等)からの申し込みは受け付けていません。■各教室の概要■●ドリーム・スクール・キャラバン「走力up!教室」一流スポーツ選手やプロサッカー選手、そして全国の子どもたち50,000人以上を指導してきた実績をもつプロスプリントコーチが“速く走れるコツ”を伝授します。2021年は、同教室に1,973名の子どもたちが参加し、走力upに挑戦しました。走力up!教室_動画(イメージ画像)2022年実施予定地域:(32県)青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、山梨県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県●ドリーム・スクール・キャラバン「バスケットボール教室」現役のプロバスケットボールチームの選手やコーチが一緒に試合をしたり、プロの技術を披露したり、子どもたちにスポーツの楽しさや喜びを伝える授業です。2021年は、同教室に1,095名の子どもたちが参加しました。バスケットボール教室_動画(イメージ画像)2022年実施予定地域:(12府県)茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、長野県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県●ドリーム・スクール・キャラバン「体操教室」日本代表として数々の大会でメダルを獲得してきたプロならではの指導法で、体操が得意ではない子どもたちにも「できた!」が体験できるサポートをします。2021年は、同教室に1,088名の子どもたちが参加しました。体操教室_動画(イメージ画像)2022年実施予定地域:(3都道県)北海道、東京都、神奈川県(ご参考) ジブラルタ生命の社会貢献活動に対する考え当社の親会社である米国プルデンシャル・ファイナンシャルは、本業を通じて「経済的な保障と心の平和」を社会に提供すると同時に、「会社が地域とともに成長し、社員一人ひとりが地域コミュニティに貢献し支援すること」を大切にしています。当社は、このプルデンシャル・ファイナンシャルが大切にする“想い”と、当社企業理念に沿った社会貢献活動に積極的に取り組んでいくことで、企業の社会的責任を果たしていきたいと考えおり、なかでも「子ども」と「地域」をテーマにした活動を行っています。会社ロゴ●「子どもたちを応援するための活動」当社は「Magic of the Dream」という名称のもと、未来を担う子どもたちの夢や希望を応援する活動に積極的に取り組んでいます。その根底には、子どもたちの「夢を叶える力」を育む、感動や驚きの体験をプレゼントし、「希望にあふれる未来」への架け橋になりたい、との想いが込められています。ドリーム・スクール・キャラバンをはじめとする各活動には、全国各地の社員がボランティアスタッフとして積極的に関わりながら、子どもたちにエールをおくっています。社会貢献ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月15日“アジアのマドンナ”とも言われ、いまなお愛され続ける香港のトップスター、アニタ・ムイの波乱に満ちた人生を映像化した「アニタ:ディレクターズカット」が、「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」にて4月6日(水)16時より独占配信。日本版ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、昨年末に香港をはじめアジアを中心に劇場公開され、大反響を巻き起こした伝記映画『アニタ』のディレクターズカット特別版。劇場公開された映画に1時間以上もの本編映像が追加され、1話45分の全5話で構成されるシリーズ作品となっている。2003年12月に子宮頸がんのため40歳の若さで他界した香港の大スター、アニタ・ムイ。本作では、彼女の幼少期の歌手活動から始まり、歌手としての成功やマフィアとのトラブル、家族や恋人への愛情、そして社会貢献活動など、短くも情熱と波乱に満ちた生涯が数々のヒット曲とともに描かれていく。今回配信となる5話のシリーズでは、追加映像が加えられたことで4歳から始まったというアニタの歌手としてのキャリア、そして音楽とともに歩んだ人生が、より一層丁寧に描かれる。また、香港のスーパースター、レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫っていく。監督は『コールド・ウォー』シリーズなどで知られるリョン・ロクマン(梁楽民)が務め、アニタ役を香港出身のモデル、ルイーズ・ウォンが演じている。俳優レスリー・チャン役にはテレンス・ラウ、ラストコンサートで舞台衣装を手掛けた有名デザイナー、エディー・ラウをルイス・クーが、そして日本人青年の後藤夕輝役に中島歩、レコード会社・華星唱片の元社長ソー・ハウリョンをラム・カートンといった豪華キャストが出演している。1980年代から90年代のバブル期の日本との交流も活発化し、文化的、商業的にも大きく発展していく香港とともにスターダムに上り詰めながらも病に倒れたアニタの波乱に満ちた人生。当時日本でヒットしていた歌謡曲も織り交ぜながらアニタ・ムイという1人の女性の生き様を描く。「アニタ:ディレクターズカット」はディズニープラススターにて4月6日(水)16時より日本最速独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年04月05日「第94回アカデミー賞」授賞式が28日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ドリームプラン』のウィル・スミスが主演男優賞を初受賞した。主演男優賞をはじめ、助演女優賞(アーンジャニュー・エリス)、歌曲賞(ビヨンセ)、脚本賞、編集賞の主要6部門にノミネートされた本作。オープニングアクトとしてエンディングテーマを手掛けたビヨンセが登場。製作を務めたビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の紹介でコンプトンのテニスコートから“Be Alive”を熱唱し、圧巻のパフォーマンスで授賞式を盛り上げた。ウィル・スミスは『ALI アリ』(01)、『幸せのちから』(06)に続くノミネートとなった『ドリームプラン』の演技で見事オスカー像を手にした。壇上に上がり、「リチャード・ウィリアムズは本当に強く家族を守った男です」、「ビーナスとセリーナ、ウィリアムズ一家が自分たちのストーリーを私に任せてくれたことに感謝を申し上げます。彼らの愛情のための大使のような存在になれたらと思います」と続けた。そして瞳に溢れる大粒の涙について、「受賞したから涙を流しているわけではありません。私の受賞でアーンジャニュー、サナイヤ、デミらキャスト全員、そしてスタッフ、ビーナス、セリーナ、ウィリアムズ一家全員に光が射すことができたことを心から嬉しく思います」と語った。本作は、世界最強のテニスプレイヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話を映像化。テニス未経験のリチャード(ウィル・スミス)が、独学で生み出した「計画書=ドリームプラン」にもとづき、2人の娘を世界チャンピオンに育て上げる様を描く。(C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年03月28日『シュレック』『ボス・ベイビー』のドリームワークス・アニメーションによる『The Bad Guys』が、邦題『バッドガイズ』として全国公開されることが決定し、ティザーポスターと特報予告が解禁された。本作は、“皆に恐れられている怪物ながら、実はキュートで優しい”『シュレック』や、全世界で600億円超の興行収入をあげ、日本でも興行収入34億円超の大ヒットを収めた“見た目は赤ちゃん、中身はおっさん”の『ボス・ベイビー』など、数々の大ヒットキャラクターたちを生み出してきたユニバーサル・スタジオ×ドリームワークス・アニメーションが、新たに手掛ける新シリーズ。今回の主人公は、世界中で指名手配されている伝説のワルい奴ら“バッドガイズ”。泣く子も黙る天才的“スリ”のミスター・ウルフをリーダーとする怪盗集団だ。ウルフが率いるのは、皮肉屋の“金庫破り”スネーク、冷酷な“変装の達人”シャーク、短気な“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカー”の毒舌ガール・タランチュラ。解禁された特報予告では、“バッドガイズ”の5人のキャラクターたちの個性が明らかとなる。スタイリッシュでチャーミングな5人のバッドガイズたち。その活躍に期待が高まる特報となっている。同じく解禁となったティザーポスタービジュアルでは、「華麗に、ワルく行くぜ」のコピーとともに、バッドガイズの5人のキャラクターたちの姿が。ギリギリ顔の見えないアングルで期待を煽る1枚となっている。一体彼らはどんなメンバーなのか?さらに、豪華ハリウッドスターたちが大集結した、あの11人の泥棒たちの大ヒット映画を彷彿とさせる雰囲気も…?あらゆる世界を騒がせてきたお尋ね者5人組が、いよいよ日本上陸する。『バッドガイズ』は2022年、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バッドガイズ 2022年、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年03月04日本日2月23日(水・祝)公開となった、ウィル・スミス主演の心を揺さぶる映画『ドリームプラン』より、最強姉妹を育てた父リチャード役のウィルに迫る特別映像が到着した。世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な父リチャードの驚きの実話を描く本作。第94回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(ウィル・スミス)、助演女優賞(アーンジャニュー・エリス)、楽曲賞、脚色賞、編集賞の主要6部門にノミネートしており、ゴールデングローブ賞ではウィル・スミスが主演男優賞(ドラマ部門)を獲得と、賞レースを席巻。今回到着した映像では、リチャードに見事に変貌した主演・製作のウィルの役作りに迫っている。テニス経験ゼロにも関わらず、独学で78ページにもわたる「計画書」=“ドリームプラン”を娘が生まれる前に作った破天荒な父親・リチャード。製作のトレバー・ホワイトは「ウィルは最初からリチャードを理解していた」と明かし、監督のレイナルド・マーカス・グリーンも「彼が演じるリチャードは特別だよ。これまでの彼のキャリアで最高の演技だ」と断言。一方、ウィルは「実在の人物を演じるのは奇妙な経験だ。何がきっかけで、その人物を理解できるか分からない」と言い、自身との共通点は「娘への愛」だったとコメント。さらに「実在の人物を演じて気づいたのは、観客はたった一人だということ。それは僕が演じる人物の家族だ」とウィリアムズの家族が観て納得してもらえる演技を追求。そのため、強力なスタッフとしてビーナスとセリーナの実の姉であるイシャ・プライスが製作総指揮に加わった。「ウィルは本当に誠実な人。私たち家族が納得しない限り、出演しないつもりだった。ありのままの物語を伝える重要性を理解していたから」と明かしている。さらに、娘ビーナス・ウィリアムズ役のサナイヤ・シドニーは「ウィルは本物のパパみたいに相談に乗ってくれるし、最高に面白い」とウィルとの撮影をふり返っている。そして最後に、本作についてウィルは「中心にあるのは、逆境を乗り越える強さだ。勇気を与える作品」とメッセージを寄せている。『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年02月23日庵野秀明が参加する4作品によるコラボレーションプロジェクト「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」が始動。庵野秀明『シン・』4作品による夢のコラボプロジェクト全てのはじまりとなる2016年の『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)、続く2021年の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)、そして2022年5月13日公開予定の『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)と、2023年3月公開予定の『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)。東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が会社の垣根を超えて立ち上げた「シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」は、稀代のクリエイター・庵野秀明による『シン・』を冠した4作品による夢のコラボレーションプロジェクトだ。プロジェクトの始動とともにお披露目となったのは、庵野との関係性も深いアニメーション監督・前田真宏によるメインビジュアルと、前田と共に『シン・仮面ライダー』にも参加しているメカニック・キャラクターデザイナーの出渕裕によるエンブレム。イベントや商品化など、多岐に渡る企画の詳細は逐次発表していくという。『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』©︎TTITk『シン・ゴジラ』©︎TOHO CO., LTD.『シン・エヴァンゲリオン劇場版』©︎カラー『シン・ウルトラマン』©︎2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©︎円谷プロ『シン・仮面ライダー』©︎石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
2022年02月17日『シン・ゴジラ』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』の4作品がコラボレーションするプロジェクト『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』の始動が発表された。これは日本を代表するクリエイター・庵野秀明が参加する『シン・』を冠とした作品、という繋がりから東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が会社の垣根を超え、立ち上げたプロジェクト。ゴジラ、エヴァンゲリオン、ウルトラマン、仮面ライダーという日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションが実現する。庵野が関わる『シン』作品としては、2016年の『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)を皮切りに、2021年に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)が公開され、2022年5月13日に『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)、2023年3月に『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)の公開が控えている。この度、本プロジェクトのメインビジュアル・エンブレムが完成。メインビジュアルを『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の監督を務め、『シン・仮面ライダー』のデザインを担当している前田真宏、エンブレムを同じく『シン・仮面ライダー』のデザインを担当している出渕裕が手がけた。各シリーズへの関わりが深い2人が、この大型プロジェクトの船出を彩った。今後、コラボイベントやコラボ商品など多岐にわたる展開をみせる予定の『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』。詳細は、公式HPにて逐次発表される。各作品の公開とともに目が離せないプロジェクトとなりそうだ。『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』プロジェクト公式サイト: sjhu.jp()『シン・ウルトラマン』2022年5月13日(金)公開出演:斎藤工長澤まさみ有岡大貴早見あかり田中哲司 / 西島秀俊メインスタッフ:企画・脚本:庵野秀明監督:樋口真嗣音楽:鷺巣詩郎『シン・仮面ライダー』2023年3月公開出演:池松壮亮浜辺美波柄本佑メインスタッフ:原作:石ノ森章太郎脚本・監督:庵野秀明デザイン:山下いくと、前田真宏、出渕裕『庵野秀明展庵野秀明をつくったもの庵野秀明がつくったものそして、これからつくるもの』2月14日(月)〜4月3日(日):大分県立美術館4月16日(土)〜6月19日(日):あべのハルカス美術館
2022年02月14日『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の4作品がコラボレーションする奇跡のプロジェクト『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』が始動することが分かった。これは、東宝・カラー・円谷プロダクション・東映の4社が立ち上げたプロジェクト。稀代のクリエイター・庵野秀明氏が参加する『シン・』を冠とした作品という繋がりから、会社の垣根を超え、日本を代表する“ヒーロー”4作品による夢のコラボレーションが実現する。2016年に社会現象化した『シン・ゴジラ』(脚本・総監督)を皮切りに、2021年に公開され最終興行収入102.8億円、観客動員673万人を記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(企画・原作・脚本・総監督)、待機作として2022年5月13日に『シン・ウルトラマン』(企画・脚本)、2023年3月に『シン・仮面ライダー』(脚本・監督)が公開を控えている。まずは、メインビジュアル・エンブレムが完成。ビジュアルを手掛けたのは前田真宏、エンブレムは出渕裕と、各シリーズへの関わりが深い2人がこの大型プロジェクトの船出を担当。今後の施策についてはイベント・商品化など多岐にわたる内容を計画中という。『シン・ゴジラ』はAmazon Prime Video、Netflixほか各配信サービスにて配信中。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はAmazon Prime Videoにて見放題独占配信中。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。『シン・仮面ライダー』は2023年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会シン・仮面ライダー 2023年3月、全国にて公開予定(c)石森プロ・東映
2022年02月14日Hey! Say! JUMP 薮宏太が主演を務めるミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』のメインビジュアルが公開された。本作は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などを生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生だった頃に初めてタッグを組んで生み出した、両巨匠の原点ともいえる作品。1982年のトニー賞で7部門にノミネートされ、世界中で長きにわたり愛され続ける名作ミュージカルが、4月に日本版として初上演される。旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生を全編楽曲で描き、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリー……と、数奇な運命を辿るジョセフの人生を多彩なジャンルで彩る。主人公・ジョセフ役を薮が演じるほか、物語の進行を歌で導くナレーター役を平野綾とシルビア・グラブのWキャスト、エジプトに辿り着いたジョセフが仕えるファラオ役を小西遼生、エジプトの富豪ポティファー役を小浦一優(芋洗坂係長)、ジョセフの兄弟・ジュダ役に日野真一郎(LE VELVETS)、12人兄弟の末っ子・ベンジャミン役に元木湧(少年忍者 / ジャニーズJr.)、そして、兄弟の中でジョセフを一番に贔屓する父・ジェイコブ役に村井國夫と、実力派キャストが集結した。演出を手がけるのは、これまで『ミス・サイゴン』演出補、『ゴースト』演出などを務めてきた演出家、ダレン・ヤップ。数多の翻訳ミュージカルの訳詞、脚本で珠玉の言葉を紡ぎ出し、21年には第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞にも輝いた高橋亜子が翻訳・訳詞を手掛ける。公開されたメインビジュアルには、ジョセフ役の薮を中心に、劇中衣装に身を包んだキャスト陣の姿が写し出されている。なお、2月20日(日)からチケットの一般発売がスタートされる。■ミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー作詞:ティム・ライス演出:ダレン・ヤップ翻訳・訳詞:高橋亜子出演:薮宏太(Hey! Say! JUMP)平野綾 / シルビア・グラブ(Wキャスト)小西遼生小浦一優(芋洗坂係長)村井國夫日野真一郎(LE VELVETS)元木湧(少年忍者 / ジャニーズJr.)ほか東京公演:4月7日(木)~29日(金・祝)日生劇場愛知公演:5月5日(木・祝)~7日(土)刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール大阪公演:5月12日(木)~16日(月)オリックス劇場公式サイト: 製作:松竹 シーエイティプロデュース
2022年02月08日映画『ドリームプラン』が2月23日(水)に日本公開となる。この度、リアルを目指した製作陣のコメントと新たな場面写真が解禁された。本作は、世界最強のテニスプレーヤーとも称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を、ゼロからテニスのワールドチャンピオンに育て上げたテニス未経験の父リチャードが独学で作り上げた「計画書=ドリームプラン」にまつわる“驚きの実話”。ウィル・スミスが主演とプロデューサーを務め、『Monsters and Men(原題)』『Joe Bell(原題)』のレイナルド・マーカス・グリーンが監督、共演には『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』のアーンジャニュー・エリス、『フェンス』のサナイヤ・シドニー、『Godfather of Harlem(原題)』のデミ・シングルトン、『ダイバージェント』シリーズのトニー・ゴールドウィン、『モンタナの目撃者』のジョン・バーンサルらが名を連ねる。ある日、優勝したテニスプレーヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をTVで見たリチャードは、子供が生まれる前から「世界王者にする78ページの計画書」を独学で作成。お金もコネもなく練習するのも劣悪な環境下、途方もない問題に直面しながらも、ビーナス&セリーナと共に“ドリームプラン”を実行し続けた。その常識破りのプランでいかにしてふたりの娘が世界の頂点へ上りつめるのか。どんなに無謀だと言われても揺るがぬ信念を持ち、子供の可能性に人生のすべてを捧げ、リチャードは不可能をぶち壊し突き進んでいく。世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セレーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話を描いた本作は、往年の名プレーヤーであるジミー・コナーズやジョン・マッケンロー、ジェニファー・カプリアティ、名コーチであるポール・コーエンやリック・メイシー等も続々登場とし、テニスファンが唸る内容だ。ノンフィクション作品にリアリティを持たせるために、製作陣は部門ごとに優秀なスタッフを集めた。製作陣は、レイナルド・マーカス・グリーン監督の意向について、「レイは、この映画をつまらないものにしたくないと強く思っていた。彼女たちをハリウッドのアスリートに仕立て上げるのではなく、リアルな姿を描くことをめざした」と語り、コートの上ではキャストたちに汗をかかせて、息づかいを荒くさせるところまでリアリティにこだわっていたという。続けて「俳優を実在の人物に合わせる際、レイ(監督)は、本人に認めてもらって心に刻まれるぐらいに、その人物にできるだけ近づけてほしいと考えていた。でも、俳優がおかしく見えるほどにしてほしくはなかった」と解説し、ウィル・スミスのメイクアップアーティストは、特殊メイクを検討していたが、あえて細かい部分だけ作業にしたそうだ。また「彼を見ても、本物に真似たとは思わないだろうね。そこにはリチャードのエッセンスだけが見て取れて、まさにそれがウィル自身によって表現されているんだ」とあえて役者の演技力の高さに委ねたという。『Ray/レイ』(2004年)、『ドリームガールズ』(2006年)でアカデミー賞衣装デザイン賞に2度ノミネートされているシャレン・デイビスは、インターネットで当時の情報は簡単に手に入ったが、その時代の服はそれほど簡単に入手できなかったと明かした。「1980年代後半から90年代にかけてのファッション界は、数年ごとに大きく変化して、衣服は長持ちするようなものではなかった。本物のテニスウェアを実際に手に入れて、自分たちで生地を調達し、そのウェアから同じシルエットを保ったままデザインした」と誰もが当時のファッションを知っているからこそ、細部までこだわって90年代にタイムスリップしたかのように見せたのだ。さらに映画の中のテニスの試合をリアルに見せるため、製作陣はビーナスを演じたサナイヤ・シドニー、セリーナを演じたデミ・シングルトンらを厳しいトレーニングプログラムに参加させた。製作総指揮を務めたビーナスとセリーナの実の姉であるイシャ・プライスは「私の妹たちが変革をもたらした。私の父はユニークで、誰が何と思ったり言ったりしようと、時代の流れに逆らうことを選び、ビーナスとセリーナが変革をもたらした。その結果、彼女たちは、それまでの女子テニスに存在しなかったパワーと技巧を取り入れた。それをスクリーンで見ることが重要」と、レジェンド姉妹を描くためにリアルを徹底した。そして「私の妹たちのレベルに達するには、何年も練習する必要がある。だからこそ、本物のテニスプレーヤーを代役に起用することが必須だった」と、リアルなテニスシーン再現するためにプロ志望の選手達の力も借りたことを明かす。「誰もがビーナスやセリーナに影響を受けていた」とレイナルド・マーカス・グリーン監督が続ける。「一方で、サナイヤとデミが自分自身の力で上手になっていく姿には驚いたね」と、決して努力を怠ることなく、トレーニングに励んだ若きふたりの女優の成長が、この映画の原動力になったという。ウィル・スミスは「私を驚かせたのは、サナイヤが左利きだということなんだ。彼女は史上最高のテニスプレーヤーのようにプレーする方法を学んだだけでなく、それを利き手ではない手でおこなう方法も学んだ。これは素晴らしいことだと純粋に思う」と利き腕を変えてビーナスのプレイを再現した新星の努力を讃えた。公開された場面写真2点は、ビーナスが、プロとして初めて出場したWTAツアーのうちのひとつでもあるバンク・オブ・ウェスト・クラシックに“勝負ヘア”で登場するカット。白のビーズで髪を飾った彼女は自信に溢れた表情でコートに立つ。そして、真剣な眼差しで相手コートにテニスボールを打ち込もうとする直前の凛々しい姿がとらえられている。「すべての始まりの地である現地で撮影する必要があると感じた」と製作のティム・ホワイトが語る通り、『ドリームプラン』は、ビーナスとセリーナが父リチャードと実際に練習したアメリカ郊外で撮影し、壮大なスケールや広さを感じさせるロケーションで細かいところまでテニス大会を再現、観客を白熱の会場へと誘ってくれる。『ドリームプラン』2月23日(水)公開
2022年02月02日『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』が2022年3月5日(土)にAPIA40(東京都目黒区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて会場チケット・配信チケットともに発売中です。カンフェティにてチケット発売中【会場公演】 【配信公演】 公式ホームページ 公式Twitter(@HKSketches) 香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ香港×日本×新作ミュージカル本公演オリジナルキャストによる、ワールドプレミア・トライアウト公演!香港と日本在住の舞台人がコロナ渦中にリモートで協創したオリジナルミュージカル『香港スケッチ』の本公演東京キャストが、7月本公演前に有観客・配信音楽ライブを行います。文化の違いや言葉の壁を乗り越えて今もなお成長中のミュージカルの創作過程や、リモートでの国際交流、またコロナ禍における演劇活動の一つの方法として、今の『香港スケッチ』の姿を音楽を通して皆さまにお届けします。たった一度の特別な公演です。ぜひお見逃しなく!『音楽劇・香港スケッチ』プロジェクトについて香港スケッチは演劇作品です。香港と日本在住の舞台人がコロナ渦で行動に制限がある中リモートで協創してきました。広い視野を持ちながら芸術活動を行うため、また新作の世界観を広げるために、様々なバックグラウンドをもつ舞台人を香港と日本から募り創作を行ってきました。演劇にとって非常に大事な「お客様に観ていただく」場を作ることがコロナ禍で厳しい状況が続いておりますが、ダンスインプロ公演(2021年12月)、ミュージックビデオの作成、「Afternoon tea」配信ライブ(2021年12月)等、できることを行いながら作品の成長に努めています。【あらすじ】2022年、香港 ―――。香港で生まれ育った三人の若者。貧しい若者、叉焼仔(チャーシューザイ)は毎日をひたすら生きている。幼なじみの移民の女性に恋心を抱きつつも、素直になれず、合えば口喧嘩ばかり。そんな折、父親の事業を継承したイギリスからオーウェンが香港に戻って来る。オーウェンは二人にとって幼なじみだが、香港で有名なホ一家の跡取りでもある。彼が戻って来た理由は―――。世界的に自分たちのコントロールが及ばない状況の中、若者たちは「今」をなぜ、生きるのか、どう、生きるのか。手を伸ばしもがきつづける。あの日の夕焼けを探して……。本作品は杉並区とパートナーシップ協定を結ぶ日本劇作家協会が、会員応募作品より座・高円寺に推薦する「日本劇作家協会プログラム」に選出されました。《本公演概要》『音楽劇・香港スケッチ』公演期間:2022年7月6日(水)~7月10日(土)会場:座・高円寺(東京都杉並区高円寺北2-1-2)チケット発売は4月予定主催香港スケッチ実行委員会詳細は、作品だけでなく香港の文化や広東語まで学べるホームページから⇒ 上左:藤森裕美、右:釈人、中左:岡山玲奈、右:明羽美姫、下左:仁木祥太郎、右:梅沢鮎実コメント演出 坂口阿紀(さかぐちあき)あなたのまちの夕焼けは何色ですか?日本人に夕焼けの色を聞くと大抵の人が同じ答えでしょう。「オレンジ」「橙」なんせ「夕焼け色」なんて言い方もするくらい、同じ色を想像しています。けれど、香港では、ぜんぜん色が違う。もっと黄色の夕焼けもあれば、紫、ブルー、ピンクの日もある。この物語は香港だけの話ではなく、私たちの話でもあると思っています。たくさんの人に観ていただき、この作品が化物のように成長することを願っています。【略歴】北陸学院短期大学保育科卒業後、いずみたく記念イズミ・ミュージカルアカデミーを経て、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズに所属。2011年に退団まで、劇団内の多くのミュージカル作品に出演。退団後、株式会社オールスタッフ所属。音楽監督羅健邦(ポン・ロー)香港と日本の舞台人でリモートでミュージカルを作るという試みは、テクノロジーのおかげで驚くほどきちんとできています。演出家の阿紀ともリモートで創作や楽曲についての議論を重ねているのに、まだ実際に一度も会ったことがない、というのが信じられません。コロナが終わり、早く日本のスタッフとキャストに会えるよう願っています。【略歴】香港在住の作曲・編曲家/キーボード奏者。幅広い音楽のジャンルに精通しており、数多くのオーケストラやミュージカル作品に曲やアレンジを提供してきた。近年の作品:『ロビーとおばあちゃんのターミナルNo.5』(編曲 / 演戲家族劇団)。人気歌手の陳柏宇や林奕匡の共作者でもある。香港演芸学院(HKAPA)修士号。藤森裕美藤森裕美(ふじもりゆうび)作品を創造する時、たくさんの能力が集まった方が、より深いものになる…。何度も、何年も、試行錯誤とワークショップを繰り返し、トライアウトし、本番に向かう。そんな贅沢な創造現場は、日本ではなかなかありません…。今回は香港在住のプロデューサー。台本を本役キャストでリーディングしてから、書き直し、またリーディングして、台本も音楽を推敲を重ねてきている。香港と日本、リモートで!世の中は変わりました。これからは創造者のブレーンが集結した作品が多くなることを期待しています。香港スケッチは、ブレーンの集結!どうぞご期待ください。【略歴】イッツフォーリーズ所属。抜群の歌唱力を生かし「青空の休暇」「BRAVE HEART」「死神」「てだのふあ」等、数多くのミュージカル作品に出演。東京芸術劇場ミュージカル月間にて「小田島雄志賞」受賞。明羽美姫明羽美姫(あきはみき)香港にはどんなイメージがあるでしょうか。私にとっては、子どもの頃大好きだったアクション映画、それくらい。声をかけてくださった緒方さんの「香港と日本の俳優で作品を創りたい」という熱意に、「すごい!面白そう!やりたい!」と即答しました。同時に、私は香港のことを知らなさすぎるのではないかと不安を感じたことも事実です。持っている背景が違う私たちのコミュニケーションそのものが大切な時間だ、というリーディングでの緒方さんの言葉に、自然体でいて良いんだと感じ、スーッと力が抜けていきました。私たち俳優が、本音でぶつかる、熱くエネルギッシュな空間を楽しみにしていてください。【略歴】イッツフォーリーズ所属。数多くのミュージカル作品に出演。劇団では「小さい“つ”が消えた日」「ゲゲゲの鬼太郎」で主演をつとめる。また、NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の振付を担当するなど、マルチな才能を発揮している。公演概要『香港スケッチ・ワールドプレミア音楽ライブ』公演期間:2022年3月5日(土)13:30 開場/14:00 開演会場:APIA40(東京都目黒区碑文谷5丁目6-9 サンワホームズ碑文谷ビル)■出演者釈人藤森裕美(イッツフォーリーズ)明羽美姫(イッツフォーリーズ)梅沢鮎実岡山玲奈(劇団SET)仁木祥太郎(テアトル・エコー放送映画部)司会:坂口阿紀ピアノ演奏:小澤時史■スタッフ構成・演出: 坂口阿紀演出助手: 本藤起久子編曲: 羅健邦、小澤時史音響: マツダトモコ(キャンビット)インターネット広報: インディー・チャン(文学座)プロデューサー・音楽: 緒方桃子主催: 香港スケッチ実行委員会■チケット料金全席自由:5,000円(税込)※ワンドリンク付 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日ウィル・スミス主演、世界最強のテニスプレーヤー姉妹を育てた父親を主軸に描く『ドリームプラン』。その“ドリームプラン”実現には、テニスを独学で学び、娘たちへの指導も行い、常に全力で家族を信じ支え続ける母の姿があった!今回は母オラシーンを演じ、ゴールデン・グローブ賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞ほかで助演女優賞を獲得しているアーンジャニュー・エリスに迫った。世界最強のテニスプレーヤー姉妹誕生の秘密を描く本作は、原題『King Richard(キング・リチャード)』のとおり計画書を作った父リチャードが主人公ではあるものの、世界最強姉妹誕生の裏には、姉妹の母オラシーンの家族への献身的な愛と、夫を叱咤激励する強い決意があった。母オラシーンを演じた『ビール・ストリートの恋人たち』やHBOドラマ「ラヴクラフトカントリー恐怖の旅路」、Netflix「ボクらを見る目」などで知られるアーンジャニュー・エリスは、すでにナショナル・ボード・オブ・レビュー助演女優賞、パームスプリングス国際映画祭アンサンブルパフォーマンス賞、ブラック映画批評家協会賞助演女優賞、ネバタ映画批評家協会賞助演女優賞、ワシントンD.C.映画批評家協会賞助演女優賞を受賞したほか、数々の賞にノミネートされ注目を集めている。「原題は『King Richard』だけど、『Queen Oracene』とも言える」初めは、オラシーンは母として子どもたちを応援しているチアリーダーのような存在だと思っていたと話すアーンジャニューは、実際は全く違ったと明かす。「オラシーンさんという女性は、リチャードさんと同じぐらい成功に貢献した存在だったことを知って、私はわくわくしました。この映画の原題は『King Richard(キング・リチャード)』だけど、『Queen Oracene(クイーン・オラシーン)』とも言えます」と、母の支えがあってこそ、世界最強のテニスプレーヤー姉妹ビーナス&セリーナ・ウィリアムズが誕生したのだと断言する。併せて解禁された場面写真の1枚は、コーチと練習を続けるビーナスに対して、テニスクラブにも同行できないセリーナと母がコートで練習する場面だ。「オラシーンは、テニスのコーチになるために独自のトレーニングをしながら、同時に仕事もしていました。リチャードは少し現実離れしていて、自分の考えや夢をもっていました。オラシーンは、このプロジェクトのなかではどちらかというと地に足がついた理知的なタイプでした」と語るように、オラシーンは独学でテニスを学んで娘たちとトレーニングに励んだ。別の場面写真は、手を握りしめる母の視点の先で、ビーナスが試合をしているシーンで、常に家族を信じる彼女の熱い想いがあふれ出ている1枚になっている。また、破天荒なリチャードも時に迷い、弱音を吐くこともあった。アーンジャニューは「大きな困難が立ちはだかったときはいつも、リチャードに諦めさせなかった。それは『夢を諦めるわけにはいかない』というよりも、『娘たちへの責任を諦めるわけにはいかない』という思いだったのです」と続ける。場面写真でも、リチャードに毅然とした姿で向き合うオラシーンの強い眼差しがとらえられている。リチャード役を演じるウィル・スミスは、「アーンジャニューにはスキルがある。シーンや人間関係に対する彼女の考え方にそれを感じます。僕らはオラシーンについて話し合い、計画書のことやこの家族の核心に迫ろうとしました」と、アーンジャニューの確かな演技力でオラシーンの姿を固めていったことを明かす。レイナルド・マーカス・グリーン監督も、「アーンジャニューは本当にすばらしく、無からものを生み出すことができる。そして、間違いなく魅力的なのが、時折見せてくれる彼女の最も静かなシーンです。彼女は思慮深く力強いすばらしい女優で、仕事に対する倫理観や提案してくるアイデアもすてきです。彼女には本当に嘘偽りがありません。カメラというのは嘘をついていることを見抜くが、彼女は常に見事に演じてくれます」と、常に誠実に役柄に寄り添う女優として、彼女の仕事への向き合い方を讃えている。アーンジャニューは、「世界中の人々が、実は彼女がビーナスとセリーナのコーチを務め、コートで一緒に練習をおこない、戦略を考えだし、娘たちをトレーニングし、さらにテニス界の歴史の流れを変えてしまう対戦方法を考案していたと知ることになるなんて、胸が熱くなります。彼女はこれだけのことをしていたのに、これまでその功績が認められていませんでした。今、人々にこの事実が知れ渡ることがとても嬉しい」と、世界最強姉妹を支え続けたオラシーンが世界中の人々に認められることに感慨を明かしている。『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年01月25日ウィル・スミスが主演、製作も手掛け、テニス界最強の姉妹を育てた父親の驚きの実話を描く『ドリームプラン』。この度、大坂なおみも憧れる大スター、ウィリアムズ姉妹が撮影現場を訪問した特別映像が解禁となった。全豪オープン開幕を受け、今回到着したのは、グランドスラム(テニスの国際4大大会)で30回優勝、オリンピックでは、5つの金メダル獲得という輝かしい戦績をおさめる世界最強の女子テニスプレーヤー、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズが撮影現場をサプライズ訪問した特別映像。冒頭、ビーナス役のサナイヤ・シドニーとセリーナ役のデミ・シングルトンが登場、「セリーナとビーナスに会った」「彼女が帰った後、部屋に行って泣いたの」と突然の憧れの大スター訪問に興奮冷めやらぬ様子。撮影現場を案内するウィル・スミスには、セリーナ本人が「パパ元気?」と声をかけてハグ。姉妹の父になりきったウィルの演技はセリーナから見ても「父のアクセントが完璧」と大絶賛。姉妹の母オラシーンを演じ、姉妹の大ファンでもあるアーンジャニュー・エリスは、セリーナを目にした途端に目を瞬かせると心を込めて抱擁する。続いて、ウィルが「彼女は左利きだから、右手でボールを打つ練習をしたんだ。それだけ努力をして、撮影に挑んでいる。テニスの特訓も」と、ビーナス本人に彼女を演じたサナイヤの努力を伝えると、「知っている。動画を見た」と大きく頷く。「家族にとっては大切な物語だから、演じるのは責任重大だよ」と語るウィル。続けて、「実話だから家族にとって嫌な要素も描かれる。でも、それを省いたら本物じゃなくなるんだ。当然すべてを完璧には描けない。ただ家族が満足してくれることを願うだけ」と、本作はウィリアムズの家族に敬意を持って挑んだことを明かした。姉妹によるサプライズ訪問で、5人姉妹を演じたキャストたちも大喜び、撮影現場はホットな熱気に包まれた。さらにウィルがビーナス&セリーナとスタッフ全員に向かって、「ある家族のサクセスストーリーだ。あなたたちは僕たちに自分自身を信じる大切さと、家族で団結し、あらゆる困難を乗り越える強さを教えてくれた」と感謝を述べる。ウィルの言葉に感極まった製作総指揮を務めたイシャ・プライスが思わず駆けよってハグする姿も収められている。LAプレミアより『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年01月17日Disney+(ディズニープラス)が、チェ・ミンシク主演の韓国の新ドラマ「キング・オブ・サヴィー」(原題)や香港ポップスの女王、アニタ・ムイのスーパースターへの軌跡を描いた「アニタ(ディレクターズ・カット)」 (原題)など、28作の新しいアジアコンテンツを配信開始することを発表した。2022年に配信開始となるアジアから発信されるコンテンツの一部として、「アニタ(ディレクターズ・カット)」(原題)、「キング・オブ・サヴィー」(原題)、「タイワン・クライム・ストーリーズ」(原題)および「ライフロング・ジャーニー」(原題)の詳細を公開した。「ライフロング・ジャーニー」(C)Disney春節(※1)にあわせて配信される「アニタ(ディレクターズ・カット)」(原題)は、香港ポップス界のスター、アニタ・ムイがスーパースターへと上り詰めた伝説を記録した映画の特別版であり、1話45分の全5話で構成されたシリーズ。「アジアのマドンナ」と称されたアニタ・ムイは、アジア地域を代表する偉大な香港女性アーティストの1人であり、歌手として、俳優として数々の賞に輝き、香港ポップス界に新しい風を吹かせ、アジア全域のファンを魅了した。この特別版ディレクターズ・カットでは、数多くの代表曲と共に今は亡き香港のスーパースター、レスリー・チャンとの友情、恋模様など、あまり知られていない彼女の私生活にも迫る。監督はリョン・ロクマン、プロデューサーは受賞歴を誇るウィリアム・コンが務め、 ルイス・クーおよびルイーズ・ウォンなど、香港を代表するキャストが出演する。「アニタ(ディレクターズ・カット)」(C)Disney韓国からは、新コンテンツブランド「スター」が提供するオリジナル作品として、カジノ王を描いた、 犯罪とアクションが満載の魅力的なドラマシリーズ「キング・オブ・サヴィー」(原題)の新たな制作が決定。受賞歴のあるネオ・ノワールアクションスリラー映画『オールド・ボーイ』の主役を演じるなど、高い評価を得る映画俳優チェ・ミンシクと、韓国のアクションスリラー映画 『犯罪都市』の監督を務めたカン・ユンソンが共に手がける。リスクを冒しながら、ゲームに復活するサバイバルストーリーとなっている。中華圏(グレーター・チャイナ)からは、「ライフロング・ジャーニー」(原題)の配信が決定。中国文学最高峰の文学賞の一つである茅盾文学賞を2019年に受賞した同名の小説をドラマ化した中国語のドラマシリーズで、中国人のブルーカラー労働者とその家族が、世代を超えて遭遇する社会の変化について描かる。 主演はライ・チァインとソン・ジアが務める。さらに昨年11月から撮影が開始された「タイワン・クライム・ストーリーズ」(原題)は、中国語で提 供するオリジナルクライム・サスペンスシリーズ。実際に起きた4件の犯罪事件からヒントを得た作品 で、恐怖に包まれた一家大量殺人事件、レイプ事件、殺人事件、詐欺事件、不正事件を題材に掘り下げていく。全12話からなるシリーズで、台湾のカルフィルム社、香港のシックスティー・パーセント・プロダクションズ社、受賞歴を持つハリウッドの映画監督ロン・ハワードとプロデューサーのブライアン・グレイザーが設立した「イマジン・エンターテインメント社」など、世界の制作会社が共同で手がける。本シリーズ作品には、リディアン・ヴォーン、パトリック・シー、サイモン・シュシエ、アリソン・リン、フレデリック・リー、ワン・ポーチエなど、豪華なキャストが勢揃いする。「タイワン・クライム・ストーリーズ」(C)Disney「アジアでつくられた最高品質のコンテンツやオリジナルストーリーには文化的な奥深さがあり、世界中の観客が待ち望んでいます。これからも最高峰のコンテンツ制作に投資を続け、アジアで最も評価の高いコンテンツ・クリエイターやストーリーテラーたちと協力して、彼らが世界を舞台に輝くことを目指します」と、ディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者のジェシカ・カム-エングルは語る。新しいAPACコンテンツは、各地域の状況に応じて、今年から来年にかけて配信開始。これらのプロジェクトでは、ローカルの言語のコンテンツと、2023年までに50作を超えるAPACオリジナル作品を制作。すでに日本をはじめAPAC(アジア太平洋地域)の一部のマーケットでは『BLACKPINK THE MOVIE』「スノードロップ」「ランニングマン・プラス」「TOKYO MER~走る緊急救命室~」などのが昨年より配信開始。また、インドネシアでは、Disney+ Hotstarにて配信開始となった「スサー・シンヤル(バッド・シグナル)」(原題)がシリーズ作品として第1位を獲得するなど、各国で制作された作品が人気を博している。※1:日本での配信日は決定次第発表(text:cinemacafe.net)
2022年01月09日世界最強のテニスプレーヤー姉妹の破天荒な父リチャードの驚きの実話を描く、ウィル・スミス主演最新作『ドリームプラン』。この度、そんな破天荒な父親を演じたウィルが、作品の魅力を熱く語る特別映像が公開された。ゴールデングローブ賞では作品賞を始め4部門でノミネートされ、早くもアカデミー賞最有力として注目が高まっている本作は、テニス未経験のリチャードが、2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書=ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた父、娘、家族の絆、2人の世界チャンピオン誕生の知られざる秘密が描かれる。主演だけでなく、製作も務めたウィルは、「製作を決める前に最も驚いたのは、リチャードがすべてを予言していたことだった。姉妹が生まれる2年前に、2人を世界チャンピオンにする計画書を書いたんだ。彼が妻のオラシーンに見せたそのプランは、彼にとって予言であり夢でもあった」とふり返り、リチャードが妻に「子供を2人つくり、世界1番と2番のテニス選手にする」と伝えたことについては、「ありえない!」と思ったという。しかし、自らリサーチを続けたウィルは、「親が子供を信じる心と家族愛の物語」だと確信し、製作に至ったのだという。本作は、タイトルが表すように、夢を描く物語。「実現不可能な夢というのは、誰もが一度は抱いたことがあるはずだ。実現可能だと思えたり、心から信じることができれば、人はそれに向かって努力できる。リチャードの物語とウィリアムズ一家の物語は、アメリカンドリームの大きな一部」と話し、「物語の核は、最もいい自分になりたいと願う僕たちの思いだ。でも、状況がそれを許さないこともある。だが、彼らにはそれを乗り越える強さがあった。そうした精神的な強さこそが、僕たちの夢をかなえる鍵なんだ」と熱く語る。本作は、夢を信じるすべての人に熱いエールを贈る、様々な心に響く映画となっている。『ドリームプラン』特別映像『ドリームプラン』は2月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年01月03日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第9話です。清廉潔白な日本人アピールをしてその場を逃れようとする3人でしたが…?【#9】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramそして便乗…。出典:instagram必死に訴えますが…?出典:instagramマッハで退散。出典:instagram十数分後…。出典:instagram必死に清廉潔白な日本人アピールをして逃れようとしますが、ダメだった3人。異国の地で、異国の警官にそこまで出来るメンタルはすごいですね…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月30日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第6話です。前回、トイレを借りるため次なるお店を探しはじめた一行でしたが…?大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第6話です。【#6】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramここでは珍しく扉の前にSPが。出典:instagramなんか開けてくれた!?出典:instagram中を覗くと…?
2021年12月27日ぶつかり合う肉体、飛び交う銃弾、手に汗握るカーチェイス。香港映画といえば、やっぱりアクション。中でも、仲間との絆や裏切り、警察内部の腹の探り合いにハラハラするポリスアクションは人気のジャンルだ。そんなファンが見たい要素てんこ盛りの『レイジング・ファイア』は、香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン監督が放つ快作。主演は、今や世界的アクションスターのドニー・イェン。対するは、その端正なマスクでファンの多いニコラス・ツェー。正義感の強い警官と、復讐心に燃える元警官。陽と陰のエネルギーが激突する。チョン警部(ドニー)は、長年追い続けていた凶悪犯ウォンの薬物取引の現場に踏み込もうというその日に、上層部から嫌がらせを受けて作戦を外される。しかし、現場に向かった同僚の警官たちとウォンは、警察側の動きを知り尽くした何者かによって惨殺され、薬物も奪われてしまう。薬物の流れを追ううちに、容疑者としてンゴウ(ニコラス)の名が浮かび上がる。ンゴウはチョンを慕っていた元エリート警官。4年前のある事件のせいで部下たちと服役していた。チョンへの復讐心を燃やすンゴウと対峙するチョン。2人の戦いの行方は……。魅力的な悪役と、キャラを際立たせるアクション分かりやすい善悪の対立構造だが、両者ともにキャラクターを決定づけるドラマがある。警官側と犯人側、それぞれの仲間たちが濃い絆で結ばれているのもお約束。香港の民主化デモなどを経て、すっかり印象が悪くなってしまった香港警察。本作でも上層部の不正が描かれるが、大ベテランのサイモン・ヤム演じる上官の粋な差配にニヤリとする人は多いはず。何と言っても復讐の鬼と化したンゴウの造形にしびれる。19歳でベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ』(99)に出演し、アクション開眼したニコラス。未来の香港映画の担い手として注目された彼が、約20年の月日を経て、同監督の作品に成熟した魅力を焼き付けた。エリート警官から、ジョーカーを思わせる悪への変貌ぶりに、収監されていた日々の苦痛がにじむ。バタフライナイフを使ったミニマムな動きの戦い方が彼の閉ざされた監獄での日々を思わせ、暗い狂気を表現する。主演のドニーがアクション監督も兼任。谷垣健治氏がスタント・コーディネーターを務めているクライマックスのドニーとニコラスの一騎打ちは見逃し厳禁だ。アクション俳優ではないニコラスが世界のドニーの好敵手に見えるよう、見せ方や編集に工夫を凝らしたそうだが、この映画は全編を通してアクションも演技だと改めて認識させてくれる。今の香港映画の精一杯を攻めたベニー・チャン映画の製作本数が減っているうえ、中国との合作が増え、かつての「らしい」アクション映画の根が絶えたように見えた香港。中国市場に活路を見いだし、軸足を移した監督も多い中、香港映画らしさを失わないアクションを撮り続けたのがベニー・チャンだ。久しぶりに登場した「らしい」香港映画『レイジング・ファイア』に中国の観客も歓喜。興行収入約13.3億元(約240億円)をたたき出す大ヒットを記録した。「らしい」と敢えて書いたのは、そこにはやはり、中国と合作することで生じる制約と、潤沢な資金やCG技術によってもたらされた変様を感じるから。市街地での激しい銃撃戦は特別に作ったセットで撮影された。セットゆえに可能だった苛烈な銃撃戦と爆破の威力はインパクト十分で、ビジュアルは最高。ドニーとニコラスの熱い闘いに高揚して映画館を出れば、冬の帰り道もホックホクなのは保証する。だけど、そこで描かれた混沌は計算され尽くしたものであり、リアルな人の“匂い”が足りないと感じてしまう。それは近年の中国映画が物足りないのと同じ理由であり、ここが中国を無視できない今の香港アクション映画の精一杯なのかもしれない。とはいえ、『レイジング・ファイア』が久々の快作であるのは間違いない。ベニー・チャン監督は、本作を完成させたあと、2020年8月に死去。後進を鼓舞するかのように、香港アクション映画の意地を見せつけて世を去った。(text:Rie Nitta)■関連作品:レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月24日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第3話です。旅程にちょうどハロウィンが重なり、香港の蘭桂坊へ行く事に。そこでは日本のハロウィンと違って…?【#3】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramいざ!蘭桂坊へ!出典:instagram渋谷とはまるで違う様子…。出典:instagram旅程にちょうどハロウィンが重なり、香港の蘭桂坊へ…。渋谷のハロウィンと違って独特な雰囲気がある中、とりあえず飲んでパーティーすることに!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月24日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第2話です。無事香港に到着し、ノープランで楽しむあばれちちさん達。ちょうど日程にハロウィンが重なり…?【#2】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagramノープランで楽しむことに。出典:instagram「今日はハロウィンです。」
2021年12月23日世界チャンピオンの姉妹を育てたテニス未経験の破天荒な父親の<驚きの実話>『ドリームプラン』より、コメントとメイキング写真が解禁された。これまで『幸せのちから』やボクシング界のレジェンドを演じた『ALI アリ』など、人々の心を震わせる実話に挑んできた世界的名俳優ウィル・スミス(以下ウィル)が今回演じたのは、ふたりの娘を世界チャンピオンに育てあげた破天荒な父親リチャード・ウィリアムズ。今回ウィルは実在する人物であるリチャードの役作りのために、単に本人を真似るのではなく彼が歩んだ道筋を辿り、「ビーナスが生まれる前の2年間、彼と妻のオラシーンはテニスについて独学で学び、一緒にそのスポーツを習得したんだ。家族で学んでいて、その一歩一歩が新しいことばかりだった」と、テニス経験ゼロで挑戦した父と母の奮闘を心に刻んでいる。またウィルはリチャードの教育方針に感銘を受けており「ビーナス本人から聞いたすばらしい逸話がある。彼女たちが子どもの頃に問題を起こしたとき、その罰はテニスができないということだったそうだ。そこでリチャードは、押し付けるのではなく、家族として選んだ夢に向かう彼女たちに従っていくという、すばらしい考え方を見つけたんだ」と、リチャードのユニークな教育法を演技に取り入れている。この度解禁されたメイキング写真では、ピンクのシャツに赤い短パン、ハイソックスを着用するウィルの姿がとらえられている。ウィルの役作りについてレイナルド・マーカス・グリーン監督は、「役にふさわしい老け方を見せてくれた。それはウィルだと見てわかるが、今までとは違った感じに見える。外見上の変化は信じられないほど微かなのに、ウィルは完全に役に没入していた」と俳優としての姿勢を讃えた。最後にウィルはリチャードになりきる秘訣として「ショートパンツは、リチャードについて僕がピンと来たことなんだ。なぜかはわからないけど、ショートパンツはいつもぴっちりしていて、それが彼のテニスのスタイルだ。タイトなショートパンツとハイソックスが、僕をリチャードの考え方に導いてくれた」と話している。『ドリームプラン』は2022年2月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年12月23日大人気マンガシリーズ、今回はあばれちち(@abarechichi)さんの連載をご紹介!「香港バーで警察に包囲された話」第1話です。今回も格安航空のキャンペーンで友達2人を引き連れ香港に行くことになったあばれちちさんですが…こと【#1】<香港バーで警察に包囲された話>出典:instagram香港に片道10円で行ける!?出典:instagram友人・馬さんは…?出典:instagram友人・チェンさんは興奮気味だったけど…出典:instagram前回同様格安航空のキャンペーンで10円で今度は香港に!今回チェンさんは不参加ですが2人の友達と共にいざ香港へ!毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@abarechichi)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年12月22日ハリウッド映画への出演を通して、香港映画のスターが世界に“再発見”されている。今年、多くの映画ファンを虜にしたのが『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で魅力的なヴィランを演じたトニー・レオンだ。悪の組織を率いるカリスマ性と、亡き妻への愛に囚われた悲しみ、複雑な感情をたたえた憂いあるその表情に堕ちた人が世界中で続出。若い頃からその色気でファンを魅了してきたトニーなので、年季が入ったファンからは「30年遅いよ!」との声が聞こえてきそうだが、メイクの効果や役柄の魅力を抜きにしても、衰えないスターのオーラと、あふれる現役感に驚かされた。『シャン・チー/ テン・リングスの伝説』(C)2021 MARVELハリウッド映画で実績のある香港のスターといえば、同じく『シャン・チー』で主人公の伯母を演じたミシェル・ヨーがその筆頭だろう。ミス・マレーシアから女優の道に入り、香港に渡ってアクション女優として活躍。『ポリス・ストーリー3』(92)や『宋家の三姉妹』(97)など幅広い作品に出演。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』(97)ではボンド・ガールに抜擢された。アジア系のスタッフ・キャストがメインの作品として異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』(18)ではヒロインの恋人の母親を好演。来年公開予定の主演作『Everything Everywhere All at Once(原題)』はA24の製作で、移民の女性が大暴れするSFコメディ。『アバター2』にも出演しており、快進撃が止まらない。ミシェル・ヨー Photo by Mike Coppola/Getty Images for Turnerブルース・リーやジャッキー・チェンのような世界的スターを生んだ香港のスターに求められるのは、やはりアクション。ミシェルは前述したようにアクション女優として頭角を現し、トニーもアクションの経験は豊富だ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)で“宇宙最強”の称号を手に入れたのはドニー・イェンだ。計算され尽くされた華麗で力強いアクションに世界が瞠目。今年は人気シリーズ『ジョン・ウィック4』を撮影しており、公開が待たれる。香港アクション映画界を牽引してきたベニー・チャン監督の遺作『レイジング・ファイア』でもド派手な戦いを繰り広げるドニー。12月24日の日本公開に期待してほしい。香港映画全盛期のスターがいまでも第一線にそんなドニーを相手に、『レイジング・ファイア』で悪役を好演しているのがニコラス・ツェーだ。1980年生まれ。同作と同じベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ』(99)などで注目され、次世代のアクションスターとして期待されたが、近年は中国の料理バラエティ番組で料理の腕前を披露したり、スイーツ店をプロデュースしたりと、すっかり料理上手なタレントのイメージが定着していた。しかし、『レイジング・ファイア』では善から悪へと墜ちていく男を凄みのある演技で表現。アクションシーンもキレのある動きでこなした。香港や中国で大ヒットした理由の1つは、間違いなく、ニコラスが進化し、久しぶりにスクリーンで輝いていたからだと思う。ニコラスももう41歳。その下の世代のスターは?と聞かれると、正直なところ答えに困る。香港映画界で言われ続けている問題が、若手スターの不在だ。そもそも年間30本程度しか公開作がない香港映画。全盛期にスターだった世代がまだ第一線でギラギラしており、自ら映画製作会社を創立したルイス・クーのように製作から関わるケースも多いため、なかなか上が空かない。『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(18)では還暦超えのチョウ・ユンファと、香港四天王の1人でいまではすっかり実力派俳優としての地位を確立したアーロン・クォックが組み、『男たちの挽歌』ばりのアクションをこなして健在ぶりを見せつけた。若手人気俳優が主役の映画が量産され、ベテランになると助演にまわるパターンが多い日本と比べると、凄いことではある。中国市場の影響もある。ユンファやアンディ・ラウなど、香港のスターは中国の老若男女にも愛されているため、中国・香港合作の大作ともなれば彼らが主役の企画となり、主人公の妻や恋人のポジションには大陸の女優がキャスティングされるパターンが多いのだ。スターは生まれなくても、いい俳優は育っているでは、香港に期待できる若手俳優はいないのかというと、そんなことは決してない。かつてのようなスターは生まれていなくても、しっかり演技で見せられる若手俳優は育っている。たとえば、『時代革命』のキウィ・チョウ監督による昨年のヒット作『夢の向こうに』(香港映画祭2021で上映)で注目され、現在、香港や中国で大ヒット中のアニタ・ムイの伝記映画『梅艷芳』でレスリー・チャンを演じているテレンス・ラウは、芸術大学で演技を学び、舞台で経験を積んだ実力派。『夢の向こうに』で相手役を演じたセシリア・チョイも演技力を高く評価されている注目の女優。台湾の大ヒットホラー映画『返校 言葉が消えた日』(19)の教師役で注目された“逆輸入”パターンで、今年の台湾金馬奨で最多ノミネートされた香港映画『濁水漂流』にも出演している。『夢の向こうに』のテレンス・ラウとセシリア・チョイ(提供=香港映画祭実行委員会)『梅艷芳』でアニタを演じて映画デビューしたルイーズ・ウォン、日本・香港合作映画『二人小町』にも出演しているハンナ・チャンのようにモデル出身で雰囲気のある新世代にも期待がかかる。香港映画のDNAは、確実に受け継がれている。(text:Rie Nitta)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月17日2度のアカデミー賞ノミネート、人気・実力共にハリウッドのトップを極めたウィル・スミスの最新作『ドリームプラン』より、場面写真が解禁された。本作は世界最強のテニスプレーヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの驚きの実話。テニス未経験のリチャードが2人の娘が生まれる前から独学で作った唯一無二の「計画書=ドリームプラン」と、その計画を信じ続けた家族の絆、そして2人の世界チャンピオン誕生の知られざる秘密を描いている。ウィル・スミスが演じるのは、女子テニス界史上最高のチャンピオン、ビーナス&セリーナを育て上げた父親リチャード・ウィリアムズ。その熱い演技が絶賛され、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは主演男優賞を受賞している。また母親オラシーンを演じたアーンジャニュー・エリスも助演女優賞を獲得し、両者はパームスプリングス国際映画祭でもアンサンブルパフォーマンス賞を受賞した。そして本作はアメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が選んだ今年の映画部門10作品にも選出。さらにアカデミー賞の“前哨戦”と位置付けられているゴールデングローブ賞では、ドラマ部門の作品賞、主演男優賞、助演女優賞、主題歌賞(「Be Alive」ビヨンセ)主要4部門でノミネートされ、来年1月9日の授賞への期待もヒートアップ、第94回アカデミー賞最有力として更なる注目を集めている。今回解禁された場面写真は、父リチャードを演じたウィル・スミスが、彼のトレードマークである短パンに髭を生やした姿でコートから娘を見守る姿が印象的だ。テニスコートで練習に励むビーナスとセリーナに真剣にアドバイスをおくる姿や、高級テニスクラブのゲートを歩く場面、テニスボールを満載したカートを押す父と娘の微笑ましいシーンに心が和む。そして、母オラシーンと姉妹の時間も切り取られ、家族の絆を感じさせるカットとなっている。『ドリームプラン』は、2022年2月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリームプラン 2022年2月23日より全国にて公開© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2021年12月16日調整中となっていた樋口真嗣監督作『シン・ウルトラマン』の公開日が、来年5月13日(金)に決定した。『シン・ゴジラ』を大ヒットに導いた企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣が再びタッグを組んだ本作。斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、田中哲司、山本耕史らの出演が明らかになっている。また今回、光線を放つ新たな特報映像も公開された。『シン・ウルトラマン』特報2『シン・ウルトラマン』は2022年5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
2021年12月14日根強いファンがいる香港映画。ド派手なアクション映画やナンセンスギャク満載のどたばたコメディを思い浮かべるかもしれないが、実はラブストーリーや社会派ドラマなど、東京都の約半分という小さな土地から、バラエティ豊かな作品が生み出されてきた。香港の映画産業が大きく様相を変えたのは、1997年の中国返還。中国市場を意識した大味な中国との合作映画が増えてかつての輝きを失った。さらに、近年の民主化運動やそれに対する中国政府の締め付け強化に、香港映画の将来を不安視する声が高まっている。「水になれ」というのは、ブルース・リーの有名な言葉だ。時代のうねりの中で、香港映画は再び、水のように柔軟に形を変えていく。大ヒットしたアクション大作からインディペンデント作品、さらには過去の名作まで、多様な香港映画の上映が続くこの冬の日本。香港映画に何が起きているのか、今までとこれからを考えながら、その魅力を探る。香港映画が世界に輝いていた時代かつては一大娯楽産業基地として栄え、東南アジアなど世界に映画を輸出していた香港。たとえ映画を見たことはなくても、世界中の少年がブルース・リーの真似をしていた。1970年代半ばになると、アン・ホイやツイ・ハークなど「香港ニューウェーブ」と称される新しい波の旗手たちが現れ、それまでの大衆的な路線に対して革新的な映画作りを試みた。題材も、『男たちの挽歌』シリーズのようなギャング映画、時代劇アクションの武侠映画、社会問題を扱ったものや家族ドラマなど、さまざまなジャンルに広がっていく。もちろん王道の娯楽映画も大人気。日本でも、ジャッキー・チェンなら老若男女が知っている大スターだった。『ポリス・ストーリー 香港国際警察』香港映画の最盛期は1990年代前半。年間200本以上が製作されたが、90年代後半に入ると、不況による資金繰りの問題や観客の減少によって陰りが見え始める。ちなみに、公開ベースであるが、2020年に現地で上映された香港映画はわずか34本だった。そんな1990年代に注目された監督が、ウォン・カーウァイだ。それまでの香港映画にはないスタイリッシュな作風で世界の映画ファンを魅了。日本でも90年代、香港映画を入り口に、香港に魅せられて足繁く現地に訪れる女性たちが現れた。『恋する惑星』(94)『天使の涙』(95)などで切り取られた街並みを見ると、その頃の熱狂と共に、香港の香りや人々の活気を思い出す映画ファンも多いのではないだろうか。香港映画のイメージをすっかりお洒落にしたのが『花様年華』(00)だろう。トニー・レオンとマギー・チャンが織りなす大人の恋と、禁欲的でありながら色香漂うチャイナドレスなど洗練された衣装に目を奪われた。『花様年華』(C) APOLLOそんなウォン・カーウァイ作品のインパクトは絶大で、アカデミー賞で作品賞などを受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督、『ノマドランド』でやはりアカデミー賞に輝いたクロエ・ジャオ監督など、多くの映画監督に影響を与えている。世界の映画ファンを魅了した一方、分かりやすい娯楽作に慣れた当時の香港の観客には不人気で、香港映画市場を盛り上げる起爆剤にはならなかった。1997年に迫った中国返還に対する不安が香港社会に蔓延していたこの頃、世の中の漠然とした不安を色濃く反映させた作品も登場する。大陸から香港に渡った男女の愛と孤独を描いた『ラヴソング』(96)や、若者の過酷な日常を描いた『メイド・イン・ホンコン』(97)といった作品がそれで、中国返還と前後して公開されて支持を集めた。中国との合作が増える一方、市井の人を描く秀作も中国返還後は、中国・香港の合作映画が急増。ツイ・ハークやピーター・チャン、チャウ・シンチーなど、活動の拠点を大陸に移した映画人も多く、巨大な中国市場を意識した時代劇大作や大味なアクション大作へとジャンルが偏り、香港映画の人気低迷に拍車がかかる。久々の大ヒットとなったのが2002年の『インファナル・アフェア』だ。マフィアや警察を扱った作品は数多く作られてきたが、緻密な脚本と繊細な人間ドラマはそれまでの香港映画とは一線を画すものだった。本作は後にハリウッドで『ディパーテッド』(06)のタイトルでリメイクされ、マーティン・スコセッシ監督にアカデミー賞をもたらす。長年ベテランの撮影現場で経験を積んだ監督のデビュー作がヒットした『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』(12)のようなケースもあった。ちなみに本作のリョン・ロクマン監督は今年、香港の大スター、アニタ・ムイの伝記映画を監督し、現地で大ヒット公開中だ。日本で見られる日を待ちたい。香港に残って撮り続けた監督たちもいる。ジョニー・トーは『ザ・ミッション 非常の掟』(99)や『エグザイル/絆』(06)などで独自の香港ノワールの世界を築き、現在、日本公開中の『花椒(ホアジャオ)の味』(19)で製作を務めたアン・ホイ監督も香港で映画を作り続けている。『花椒(ホアジャオ)の味』 ©2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved.『花椒(ホアジャオ)の味』は、アン・ホイが才能を見込んだ女性監督ヘイワード・マックの作品で、支え合う異母姉妹の姿に心温まる秀作。このように、市井の人々を描いた低予算の作品や、女性が主人公の良作の充実も近年の流れだろう。年老いた家政婦と雇い主の血のつながりを越えた関係を描く『桃(タオ)さんのしあわせ』(11)や、30歳を前に生き方を模索するヒロインが共感を呼んだ『29歳問題』(17)が代表的。『誰がための日々』(16)も介護やうつ病という難しい問題を世に問うた作品で、かつてのような派手さはないが、多様で身近なテーマの作品が作られるようになっている。香港人のアイデンティティを見つめる動き中国政府による表現の自由に対する圧力は日増しに強まっており、香港映画の未来を憂う声が後を絶たない。普通選挙の実施を求めて若者がデモを行った2014年の「雨傘運動」以降、香港では自分たちのアイデンティティを見つめる動きか強まっている。雨傘運動を記録した『乱世備忘ー僕らの雨傘運動』(16)や、2019年に香港理工大学で学生のデモ隊と警察の間で繰り広げられた攻防戦の様子を間近でとらえた『理大囲城』(20)などのドキュメンタリー映画が作られ、海外の映画祭で受賞するなど注目された。今年のカンヌ国際映画祭では2019年の民主化デモの様子を生々しくとらえたドキュメンタリー映画『時代革命』が、中国当局の妨害を懸念してサプライズ上映され、話題を呼んだ。11月に開催された第22回東京フィルメックスでも、前日に急きょ特別上映が発表されてニュースになっている。『時代革命』昨年、中国による香港国家安全維持法(国安法)が施行され、体制批判的な内容を含む映画は取り締まりの対象に。さらに今年、過去の作品まで検閲の対象になるとのニュースが駆け巡って映画関係者を戦りつさせた。『時代革命』のキウィ・チョウ監督が手掛けた劇映画も上映する「香港映画祭2021」(開催中)キュレーターのリム・カーワイ監督は、香港映画の未来について「悲観的に捕らえる必要はない」と言う。コロナ禍の影響などもあり、国安法の施行以降、まだ映画の製作が本格的に始まっていない状況だとしたうえで、「必ず中国当局の規制がかかるという事実を受け止めて、企画を開発して撮っていくしかない」と語る。「香港の映画監督たちは創造性を磨いて、新しい映画の可能性を開いていくのではないかと期待している」多様な文化を内包し、豊かな映画を生み出してきた香港。逆境に負けず、香港映画は新たな進化を遂げようとしている。香港映画界の変遷がよく分かるアン・ホイ監督の人生を追ったドキュメンタリー映画『我が心の香港~映画監督アン・ホイ』が全国順次公開中。また、来年1月4日から1月30日にかけて、国立映画アーカイブ(東京・中央区京橋)で香港映画の歴史をたどる特集上映「香港映画発展史探求」が開催されるので、併せて紹介しておきたい。武侠映画の巨匠キン・フー監督の『忠烈図』やツイ・ハーク監督の冒険活劇『北京オペラブルース』、ジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』、日本でもヒットした『ポリス・ストーリー 香港国際警察』や『霊幻道士』など計21本が上映される。(text:Rie Nitta)
2021年12月13日