高倉大輔による関西初の個展が、大阪テヅカヤマ ギャラリー(TEZUKAYAMA GALLERY)にて、2016年9月2日(金)から9月24日(土)まで開催。東京・銀座ソニービルでの展覧会「モノドラマチック/ルーズポリヘドロン(monodramatic / loose polyhedron)」(2016年7月-8月開催)で発表した作品が新たな展示形式で披露される。演劇やデザインなど高倉大輔のバックボーンとも言える要素を盛り込み、“一人芝居”をモチーフとした作品シリーズを展示。人の持つ多面性や可能性、“多次元の自分”を物語とともに描いた。主に俳優などパフォーマーを被写体に、彼らの想像力や演劇的な表現力を引き出し、一人の人物の様々な動きや表情をデジタル的に画像合成し1枚の写真にした。タイトルの”monodramatic”とは、monodrama(一人芝居)+ dramatic(ドラマティック、劇的な)を繋ぎ合わせた造語で、”loose polyhedron(緩やかな多面体)”とは、新シリーズ「感情のタイポロジー(類型学)」をイメージして作られた作品群。「ルーズポリヘドロン」では、喜怒哀楽が日常どんなバランスで自分の中に存在するか、モデルにバランスチャートを撮影の前に書いてもらい、それをベースに画像合成。作品の中央は、フラットな感情の状態の被写体。ピントはそこに合わせ、その背後に、喜怒哀楽の感情を出してもらい撮影していった。普段、表に出すことが少ない感情ほど遠くに映っている。高倉は、立教大学在学中より、俳優、グラフィックデザイナー、そして写真家として活動。その独特な世界観で、今、最も注目されているアーティストの一人。2015年にはルーヴル美術館にて開催されたフォトフェア「fotofever」(世界各国からギャラリーと作家が集めた)では、作品がメインビジュアルとしてポスター、カタログの表紙などに使われている。【概要】高倉大輔作品展モノドラマチック/ルーズポリヘドロン(monodramatic / loose polyhedron)会期:2016年9月2日(金)~9月24日(土)営業時間:火 - 土 | 12:00 - 19:00※休館日:月・日祝会場:TEZUKAYAMA GALLERY住所:大阪府大阪市西区南堀江1–19–27 山崎ビル2Ftel: 06-6534-3993アクセス:地下鉄四つ橋線「なんば駅」(26C番出口)より北へ徒歩約8分「四ツ橋駅」(5・6番出口)より南西へ徒歩約8分料金:無料レセプションパーティー 2016年9月2日(金)18:00~※予約不要。一般の方も気軽に参加可能
2016年07月26日フリーアナウンサーの高島彩が、きょう26日(20:00~21:54 ※一部地域を除く)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(レギュラーは毎週火曜21:00~21:54)の2時間スペシャルに、産休明けで登場する。今回の放送では、MCの高島、生瀬勝久、チュートリアル・徳井義実に加え、ゲストとしてTake2・東貴博、クワバタオハラ・くわばたりえ、つるの剛士、長谷川博己らが出演。高島は産後1カ月で収録に復帰したが、生瀬が「早い! 女性はすごいなぁ!」と感嘆しながら、自身が実際に立ち会った出産エピソードを披露すると、つるのも5児の父ならではの驚きの経験を語る。これを受けて、スピード出産だった高島も、立ち会い出産時のエピソードを明かす。「ちょっと怖いので…」と立ち会い出産に尻込みする長谷川には、くわばたから「横におっても何もしなさそう!」と厳しいツッコミが。実際に立ち会い出産の現場をのぞき見したVTRを見た東は、「妻に感謝しかない」と出産当時のことを思い出して思わず涙し、高島は「また産みたい!」と3人目出産の意欲を見せる。スペシャルでのテーマの1つは、今年5月の放送で話題を呼んだ「東大生の育て方」。1歳になる娘を「お金で東大に入れようと思ってた(笑)」という東、前回も出演した3児の母・くわばた、最近育休を取得したつるのが、それぞれの育児のこだわりを語る。もう1つのテーマ「オンナの怒り」には、千秋、松嶋尚美、カンニング竹山、陣内智則らが登場。男性の70%が「女性がなぜ怒っているのか分からない」というデータをもとに、男が気付かない女の怒りを特集し、VTRで「気を遣って言っただけなのに…」など夫が妻に言いそうなシチュエーションを紹介する。怒る理由が全く分からない男性陣に対し女性陣はあきれ返るが、それに対しカンニング竹山が「どうせ怒るんでしょ!?」と逆ギレして見せる。
2016年07月26日フリーアナウンサーの高島彩が8日、26日(20:00~)に放送される関西テレビ・フジテレビ系バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎夏の2時間スペシャル』(レギュラーは毎週火曜21:00~21:54)の収録に参加し、6月1日の第2子誕生から、わずか1カ月で仕事復帰した。高島は、病院に着いてから2時間、分娩台に上がってから30分という"スピード出産"だったことを明かし、「1人目のときは(出産から仕事復帰まで)8カ月かかったんですけど、今回は体の負担も楽で、産んで3日後に『あ、仕事したいな」と思ったので」と早期の仕事復帰が実現した背景を話した。ここまでのスピード復帰のため、産休の実感はそれほどわいていないと思いきや、「家では1カ月間ほぼ裸族みたいな感じで過ごしていたので、きちっとお化粧して仕事場に来て、身が引き締まりました」と感想。MCを務める生瀬勝久は「余計にきれいになりましたよね。働く女性はこうあるべきだというみんなのあこがれに、またなるんじゃないでしょうかね」とほれぼれし、レギュラーの徳井義実も「何事もなかったかのように帰ってきたので、高島彩は強いなと感じました」と感心していた。2歳の長女は、オムツ替えを察知してオムツを取りに行くなど、早速お姉ちゃんらしさを発揮しているそうだが、一方で、ミルクをあげているのを見ると、哺乳びんで自分もミルクを飲もうとするなど"赤ちゃん返り"することがあるそうで、「そのはざまで一生懸命頑張ってるな」と応援。夫のゆず・北川悠仁は、そんな長女の相手を担当しているそうで、「2人でのお出かけをすごくしてくれるので、その間私も家でリラックスできて、とても助かっています」と、2児の父親ぶりを伝えた。出産前後で体形はほとんど変化がないように見えたが、高島は「全身変わってますよ。まだまだ締めたいところ・上げたいところがあるので、頑張ろうと思います」と、一層の体形維持に意欲。「もし体力があってラッキーに恵まれたら、3人目・4人目も行ってみたいなという気持ちはあります」と、大家族へのあこがれを見せた。同番組は、全国1万5,000人規模のアンケートをもとに、日本人の生態をあぶり出していくというもの。今回の放送は、高島の第2子出産を記念して「立ち会い出産の実情」も特集するが、収録で高島は、夫・北川がどうしても出産に立ち会いたいという希望があったことから、すぐにでも出産できる状況だったにも関わらず、渋滞にハマった北川のために、5分程度耐えて到着を待ったというエピソードを明かしている。
2016年07月09日元俳優・高知東生容疑者(51)が2016年6月24日に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたことを受け、妻で女優の高島礼子さん(51)が30日に会見を行いました。夫の逮捕について公の場でコメントするのは初めてのことで、ときおり涙ぐむ場面もあった高島さん。会見前には事情聴取に加え尿検査まで受けたということですが、夫の逮捕については『冗談かと思うくらい実感がわきませんでした』と思いもよらないことであったと強調しました。現在、連続ドラマの撮影中でもある高島さんですが、今後は離婚も視野に入れているということで、まだまだ落ち着くことのできない日々を過ごすことになりそうです。●高知容疑者とは離婚しない考え?離婚に対して「そういう判断も考えなければ」と答えるにとどめた高島さんに対しネット上では、『高島さんやつれてるなー。当然と言えば当然なんだけど』『覚せい剤に不倫までされてるのに、まだ離婚しないってすごいよな。いまだに更生させたいって感じだったし』『尿検査の結果はまだだから、高島さんも安心はできない』『知らなかったら知らなかったで、それこそ夫婦関係に問題アリな気もするんだけど』『高知って結局介護で引退したんじゃないんだ?まだまだ探りがいがありそう』『気の毒な気もするけど自分で選んだ人なわけだし、本人もそのことが分かってるから簡単には離婚しないんだろうね』『芸能人はイメージ大事だから、自分はやってなくても離婚せざるを得ないでしょ』『別居でもしてない限り何も知らないとかありえないと思うんだけど』『ヒモでクズな旦那なんてかばう必要なし!さっさと離婚するのが正解!』『責任感強そうだし、書類上で離婚したとしても最後まで高知のこと見捨てなさそう』など、早期の離婚を求める声が多いようです。芸能界の第一線で活躍しながら父の介護も行ってきた高島さん。最愛の夫からの裏切りに、どのような決断をくだすのでしょうか。【画像出典元リンク】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年07月01日女優・真矢ミキ(52)が、1日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、女優・高島礼子(51)の会見についてコメントした。元俳優の高知東生容疑者(51)が覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことを受け、妻の高島は6月30日、ドラマ撮影中の京都市内で会見を行った。高島は取り調べで尿検査を受けたことを明かし、夫の行為を謝罪。気づかなかったことに歯がゆさをにじませ、「私は元気です」と妻として気丈に振る舞いながらも、時折大粒の涙を流した。番組の冒頭、司会・国分太一(41)の「どんな精神状態であの会見を開いたのか。僕は見ていてすごく複雑になる。高島さんは本当は関係ないような気もしますけど『妻として責任はある』という言葉が出てきました」に続いて、真矢は会見映像を思い出し「今、涙が出てきそうになっちゃった…」と吐露。高島のドラマと同枠での撮影経験があることから、「朝から晩まで寝る時間もなく本当に忙しい。最後に『私は元気です』とおっしゃったけどそんなことないと思います」と心配した。さらに、「ご自分の感情を後回しにして、妻という立場で主演を張っている女優が、(会見に)出てこられた。そして記者の方に敬意を払っていらっしゃる。礼子さんらしいなと思います」と称賛。「言葉を大切に吐かれている礼子さん」と一呼吸置いてため息をつき、「いつも『高島のために』『高島の一ファン』と言い切ってきた高知さんの今回の行為は本当に……あらためて悔しく思います。一番悲しませてるじゃない、と思って……」と涙ぐみながら高知容疑者への怒りをあらわにした。
2016年07月01日お笑い芸人の宮川大輔とオリエンタルラジオの藤森慎吾が、映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』の日本語吹き替え版で、タートルズの宿敵の声を演じることが29日、明らかになった。2人が演じるのは、イノシシとサイのミュータントで、タートルズたちの新たな強敵であるパワフル最狂コンビ、ビーバップとロックステディ。ロックステディ役を、今回が声優初挑戦となる宮川大輔、ビーバップ役を藤森慎吾が務める。宮川は「とてもうれしいです。フィギュアを持ってるくらいなのでうれしかった」と感激。「(藤森が)リズムネタをやっているから、いいテンポでできたらと思います。期待しています。関西弁でできるので、藤森とええコンビでできたらいいと思う」と意気込んでいる。藤森も「好きな作品なので光栄です。小学生の時からミケランジェロファンでした!」と喜び、宮川について「お笑いはもちろんですが、お芝居などでも尊敬するすごい先輩なので、胸を借りたい。でも、僕の方が印象に残れっ!とは思ってます」と冗談交じりに語った。配給する東和ピクチャーズは、起用理由について、「ロックステディとビーバップは、敵でありながらもどこか憎めない、パワフルさとマヌケさを持ったキャラクター」と説明した上で、「宮川大輔さんのお祭り感のある元気なイメージと、藤森慎吾さんのリズミカルでハイテンションな芸風は、ノリノリのタートルズたちに対抗するにはふさわしい、日本最強の組み合わせであると考えました」と明かしている。全世界で4億9,000万ドルを記録した前作に引き続き、製作はマイケル・ベイが務め、ヒロインはミーガン・フォックスが続投する本作。影の軍団ニンジャ・タートルズが、世界を救うため、ニューヨークの街を飛び出し、今度は世界を舞台に暴れ回る。このたび、7月1日より全国の劇場でお目見えとなる本予告映像と本ポスタービジュアルも公開。影の軍団であるタートルズが、本作では外に飛び出し活躍することが期待できるビジュアルに。また、本映像では、タートルズたちとビーバップ&ロックステディとの激しい死闘も一部明かされている。(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2016年06月30日2016年6月24日に覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕された、元俳優の高知東生容疑者(51)。女優・高島礼子さん(51)と結婚していながら、逮捕時にはホテルで別の女性・五十川敦子容疑者(33)と一緒だったことも分かっており、 いまだ批判の声はやみません。そんな中、五十川容疑者の過去について、顔写真とともに『週刊文春WEB』が報じています。高知容疑者は女性について「愛人ではなく知人」と供述しているようですが、五十川容疑者は遅くとも2009年の春には高知容疑者の愛人となっていたということです。五十川容疑者は20代からレースクイーンをしており、有名芸能人と交際していた過去もあるということから、さらなる注目を集めると思われます。●7年以上続く愛人関係だった?高知容疑者と五十川容疑者の関係が7年以上に及ぶものだったとの報道にネット上では、『2人とも完全にクスリ漬けってことじゃん』『よく7年も隠し通せたな。そういうところだけはきっちりしてるんだね』『おいおい、知人じゃなかったのかよ。やっぱり愛人じゃねーか!』『文春さすがです』『というかこの人ブスすぎじゃない?なんでこんな女と不倫なんかするの?』『女優の妻がいながら、わざわざブスな女と危ないことやる意味がわからない』『完全な整形顔。33歳で覚せい剤やって逮捕か。人生終わったな』『もう高島さんとは離婚でしょ。さすがにこれ許したら神経疑う』『そもそも7年も愛人がいて、奥さんが何も気付かないとかある?全部知ってたとしか思えないんだけど』『高島礼子の美しさがより際立つことになった』『高知が売人かと思ったら、女も芸能人と交際かよ。両方から芋づる式に逮捕できるってことじゃん』など、逮捕された2人はもちろん、高知容疑者の妻である高島さんへの批判も強くなっている様子。長期間に及ぶ愛人関係が事実であれば、身近にいたはずの妻が何も知らないということは考えづらくなるのは仕方ないかもしれません。3人の行方に注目が集まります。【画像出典元リンク】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月29日女優の高島礼子さん(51)が、夫で元俳優の高知東生容疑者(51)の逮捕を受け、自身が出演する『花王』のCMを降板したと、6月28日に『スポーツ報知』が伝えました。『スポーツ報知』の取材によると、花王の担当者は、『イメージを考えて終了させていただくことになりました』とCMの打ち切りを認めているといいます。夫の薬物所持・不倫という大きなスキャンダルがあった以上、高島さんのイメージダウンも避けられないということで、花王は主婦層が主な顧客であることもあり、今回の対応に至ったそう。●「主婦は高島さんの味方」「高島さんに罪はない」とネット上にはエールが多数高島さんのCM降板について、ネット上では……『高島さんの場合、被害者という感じで同情するし、応援したくなる』『主婦層は高島さんの味方だと思う』『高島さん、頑張れ!』『頑張れ高島!みんな応援してる』『高島さんが関与しているわけじゃないんだから、イメージなんて下がらないけど』『イメージ回復のためにもさっさと離婚した方がいい。頑張って!ここが踏ん張り時』『高島さんの人格を尊重して降板させない企業があったら企業イメージが良くなると思う』『夫のせいでこんな事態になるなんて本当に気の毒』『私も主婦ですが、高島さん好きです。イメージ下がってません』『高島さんをここで下ろしたら、企業イメージの方が下がる気がする』『高島のイメージは落ちない。旦那は旦那、別人格』『高島さんには何の罪もないのに…』『奥さんのCM降板は意味がわからない』『主婦です。高島さんがやったわけじゃないんだから、降板させる必要ないと思います』『降板までさせなくても、一時休止くらいで良かったのでは?』『高島さんが出てても買う気なくすとかならないでしょ。CM降板で企業イメージの方がダウン』など、高島さんへの同情の声や応援の声が多数あがっていました。夫が逮捕されたからといって、高島さん自身のイメージは下がらないという主婦の声が多いのも印象的です。夫の裏切りによって傷ついた高島さんに、これ以上追い打ちをかけるようなことが起きなければいいのですが……。【画像出典元】・noboru絆(@noboru.t)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年06月28日お笑い芸人の宮川大輔と元相方である星田英利(旧芸名ほっしゃん。)が、6日深夜に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『これ、もう時効だよね?~今だから聞いちゃいますけど…~』(24:12~25:00)で、コンビ解散当時の心境を明かした。宮川と星田は1991年にチュパチャップスという名前でコンビを結成し、1999年に解散。以降、それぞれピン芸人として活躍してきた。宮川は「『解散したいと思っている』と伝えた時、ほっしゃん。も食い気味で『僕もそう思ってた』と言ってきた。あの時ほんまはどう思っていたか聞きたい」と思い、解散から17年たった今、星田に聞くことを決意した。今回、かつて週4日、コンビで同じ部屋に泊まっていた銀座のホテルで、久しぶりに2人きりで対面。解散の話をした時のことを思い出しながら、星田は「雪降る名古屋駅…名古屋のロケの終わりやね」としみじみ話し、宮川も「電車で東京に帰る時、あと何分で来るっていう時に、ここしかないと思って」と言い、「あの時、実際はどう思っていたのか」と質問をぶつけた。星田は「解散を望んでるわけじゃないけど、オッケーしないとその後のバランスがおかしくなる。『待ってよ、頑張ろうよ』と説得するにもそれなりの材料がいるし、自分もしんどなる。俺のためにやってくれることになったら大輔にも迷惑かける。そういうところやったと思う」と当時の心境を説明。「コンビ解散か…つらいというのもありながら、もう嫌われんでええし、嫌いにならんでええ。肩の荷が下りるというか」との思いも明かした。また、「別れたいと思ったことはない」と言うも、別れようと言われた時は「俺もそうやった」と言うことに決めていたという。星田はさらに、「電車を逃した後、ぼーっとしてた。2本くらい逃して、最終これ乗らなあかんみたいになって」とついこの前のことのように話し、宮川も「ほんまにずっと何もないところを見てたよね」と回顧。そして2人は、「よかったような気がする。分かれて」「ずるずるいけなかったと思うし、大嫌いになってコンビ解散して、この世界も嫌いになってってなったかもしれないと思ったら」と振り返った。宮川はまた、「最近ガリガリになったやん。ゴムチューブで痩せたって言ってたけど、なんかあったら言うてくれよ。お互いなんかあった時は(弔辞)読まなあかんというのはある。なかなか書けないから時間ちょうだい」と冗談交じりに心配し、星田が「赤塚(不二夫)さんの時のタモリさんみたいに白紙で思ったこと言ってほしい」と希望すると、「そんなん言われへんわ」と宮川。星田が「死ぬとわかったら他人なら一番に言うよ」と言うと、宮川は「一番はええわ。そんなん重いし」と返し、星田が「最初の重さくらい相方として受け止めや!」と突っ込んだ。最後に、星田が体調は「大丈夫」と伝えた後、お互い「ありがとう」と言葉をかけた。解散から17年。今だから話せる2人の本音トークに、ツイッター上では「宮川大輔さんとほっしゃん。のコンビ解散話泣ける」「愛にあふれててなんか泣きそうだった」「ええ話やった」「切ない、いい話で…」「宮川大輔ほっしゃんのマンツートーク見て泣いてる」「いちいちエピソードが泣きそう」と感動の声が上がった。
2016年06月07日女優の高島礼子が、7月スタートのテレビ朝日系ドラマ『女たちの特捜最前線』(毎週木曜20:00~20:54)で主演を務めること決定。このほど取材に応じ、宮崎美子・高畑淳子との女子会シーンなどの魅力を語った。このドラマは、高島演じる京都中央警察署・総務課の室町京子、宮崎演じる広報課の一条弥生、高畑演じる食堂調理員の八坂美鈴が、"井戸端捜査会議"を繰り広げながら犯人を暴いていくというもの。昨年12月に『土曜ワイド劇場』枠で放送され、好評を受けて連ドラ化されることになった。今作の見どころは、高島・宮崎・高畑が食堂で繰り広げる"井戸端捜査会議"と称される女子会シーン。第1弾の撮影の際、台本通りだとセリフの掛け合いにとどまってしまうことに「女子会ってこういうもんじゃないわよ!」と悩んでいた高畑の発案で、スタジオの食堂でミーティングを行ったところ、会話がどんどん脱線していくものの、最終的には結論に近づくという、まさに女子トークの面白さに気づき、その後の井戸端会議シーンに生かされたそうだ。プライベートでも女子会にハマっているという高島は「年上の方と女子会をすると勉強にもなるし、新しい情報も聞ける」と自らの糧にしているそう。ただ、宮崎と高畑の前で「この中で私が一番年下です」と言っただけで、「今年下って言ったわね!」「50過ぎたらみんな一緒よ!」と激しく突っ込まれてしまったそうだが、「びっくりしたんだけど、これは面白い!と思いました」と、手応えを実感したことを振り返った。また、今回は総務課員の役だが、自身がかつて3年間OLとして勤務していた時も、総務部総務課所属だったという。洗剤の補充が間に合わなかったり、備品の計算が合わなかったりで怒られたそうで、お局的な先輩もいたそうだが、「せっかくだから過去の経験を生かしたいなと思います」と意気込んだ。これまで、ハードボイルドな役柄のイメージが強かった高島だが、今作は打って変わって裏方目線でストーリーが進行。「見ている方にも親近感があるような作品になっていくと思うので、楽に謎解きをしてもらえるようになれば」と狙いを語っている。コメントを寄せた宮崎は「言いたいことを言いあって、"おばさんたちだけど活きのいいドラマ"になれば」、高畑は「"オンナって元気だなぁ"と、うらやましがられるようなお芝居をしていきたいですね」と抱負。ほかにも、渡辺いっけい、相島一之、飯田基祐、冨家規政、増澤ノゾム、近野成美、杉浦琴乃、泉川実穂らが脇を固める。
2016年06月07日フリーアナウンサー・高島彩(37)の夫で人気デュオ・ゆずの北川悠仁(39)が1日、公式サイトを更新し、第2子となる次女が誕生したことを報告した。北川は「ファンの皆様へ」と書き出し、「先日、我が家に新しい家族が誕生しました。3065グラムの元気な女の子です」と報告した。続けて、「感謝の気持ちをまた音楽に変えて、ゆず20周年に向けてさらに精進します。これからもよろしくお願いします」と決意。「二児の親父、頑張ります!!」と力強く宣言した。2人は、2011年10月に結婚し、2014年2月に第1子女児が誕生。今年2月に第2子妊娠を報告していた。
2016年06月01日声優・浪川大輔が「萩原さんは、馴染みやすさが凄い!これまでずっと一緒に収録してきたんじゃないかと思うくらい」と、その信頼の程を明かせば、「僕は、声の仕事をしょっちゅうできる環境では無いのですが、浪川さんとは、なんか縁があるんですよね」とこれまでの共演をふり返り、繋がりの強さを感じさせる俳優・萩原聖人。声優と俳優という、普段活躍するフィールドこそ異なれど、根っこには同じ“役者”としての熱量を抱え、認め合う2人の男たちが、同じ“守りし者”でありながら、守る者の違い故に交差する男たちを演じたのが『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』だ。日本を代表するクリエイター・雨宮慶太が生み出したヒーロー「牙狼<GARO>」。2005年の誕生から10周年を迎える記念作品として誕生した本作は、シリーズ初のアニメ作品として2014年秋から放送された「牙狼<GARO>-炎の刻印-」から4年後の物語が描かれる。主人公は、黄金騎士ガロの称号を受け継いだレオン。彼は、ヴァリアンテ王国王子アルフォンソと共に、父・ヘルマンがヒメナとの間に残した子ども・ロベルトを次代の騎士として育てていた。そんな折、レオンたちに隣国バゼリアに巣食う“最も美しい”と言われているホラーの討伐指令が下る。時を同じくしてロベルトが何者かに誘拐されてしまう。必死に追走するレオン。だが、敵に阻まれ窮地に陥ってしまい――。本シリーズ初参加の荻原さんは、「もともと僕は、ヒーロー作品や変身ものが大好きで、ずっと子どもの頃から憧れていたんです。男の子はやっぱり変身願望があって、何かを守りたいみたいな気持ちは、幼心に思い続けていた。でも、変身しようと思ってもできませんし(苦笑)。ですから、あくまで役ですけど、“守りし者”を表現させていただけるというのは非常に光栄に思います」と出演を喜ぶ。主人公のレオンを演じる浪川さんは、アニメ収録時から劇場版の話を聞いていたそうで、「スタッフさんから『本作は気合いが入っている』ということも、ずっとプレッシャーのように聞いていた」という。制作陣の“気合い”の表れは収録スタイルからも感じたそう。アニメ収録では、声優陣が全員揃った状態ではなく、個別で収録する“抜き”と言われる手法が存在する。今作では、萩原さんをはじめ声優陣一堂で収録ができたそうで、「バトルシーンがあり、人間味溢れる話でもあるので、掛け合いが一緒にできたのは良かった」と心境を語った。萩原さんも「一緒にいるから生まれるニュアンスは絶対にある」と話し「確かに、全員が常に揃うのは難しいことですけど、今回は極力そういう形が取れた。だからこそ生まれたコミュニケーションもあって、僕はすごく楽しかった」「でもそれぞれがプロなので、(一緒に収録しないからと言って)何か大きな変化が出るかと言われれば、比べられないので分からないですが…やはり生身の声を聴くのは大事なことだと思う。その意味は、本作にちゃんと出てるんじゃないかな」。収録の仕上がりに自信を覗かせる萩原さんが演じるのは、新キャラクターであるダリオ・モントーヤ/黒曜騎士ゼム。物語の舞台となるバゼリア国の姫・サラを守る者で、レオンの窮地を救いに突如現れる。しかし、彼は敵か?味方か?その正体は謎のままだ。ただ、守りたい者や強い愛情を持った人物であり、その想いが発端で物語は大きな展開を見せるのだが…。「ダリオは激情型です!」と考察する浪川さん。劇中で、ダリオが姫・サラを守るためにとった行動の数々を挙げ「重いです!絶対重い!『お前やりすぎじゃないか』って、友だちだったら確実に止めます」と正直な感想を告白。すると、萩原さんは「僕は理解できますよ。理屈じゃないです」と一刀両断。「人が唯一コントロールできない感情が、“好きになること”と“嫌いになること”なんです。好きになるのも、嫌いになるのにも、理由なんかない!それを、世の中は理屈や間違った偽善、正義感とかでとやかく言いますが…そんなの、どうだって良いんですよ!」「でも(登場人物)全員がそうだと思う。大切なモノを守るのは、理屈じゃないんじゃないかな。理屈があるものは、その理由がなくなれば守れなくなりますから」と、ダリオへの“男”としての熱き共感をほとばしらせた。逆に、萩原さんは、浪川さん演じるレオンにどんな思いを抱くのか?「一度、大切な人を守れなかった経験がある。それを受け入れたレオンは、とても大人だし、とても前向き」。それ受けた浪川さんも「レオンの“変化”って凄く分かりづらいんです。とても。表面に出ないタイプなので。でも、諦めたり苦い経験を積んで、確実に変わってる」と、アニメシリーズを経てきたからこそ味わえる、彼の“変化”に言及した。さらに、その“変化”について、劇場版でこだわったことがあるという。「表には出ないけど、にじみ出る変化した部分を、出し過ぎないようにしようと。パッと見、伝わらないけども、実は愛情深いなって想ってもらえるようにしたいなって」「ただクールで、カッコつけで、強くて…だけではない。優しさや本当に守りたいという気持ちが、にじみ出るように伝わってくる。そういうニュアンスを出したかった。女性にも『敢えて言わずに我慢している』男のカッコ良さを感じてもらえたら嬉しい」。表現は違えど、根っこには同じく熱く、純粋な愛情を抱えた“守りし者”たち――。彼らが戦う理由、そして彼らを奮い立たせるのは、いつもそこに守りたい相手がいるからだろう。本シリーズは、特撮・アクション作品としての人気が高く、“守る側”に注目が集まりがちだが、本作ではドラマチックなストーリーの中に、“守られる側”の物語や女性キャラクターたちの心情が綴られ、観客は様々な目線から感情移入することができる。萩原さんは「そういう意味では、今回は『守られる者』たちが見たら、いろいろ感じるものがある作品になってるんじゃないでしょうか。ただのアクションバトル作品ではない。いろんな感情に投げかけてくるものがある」と見どころを述懐。さらに「劇中に登場する女性キャラクターや、『守られる者』たちの立ち位置に、もし、ご自身がなったとき…守ってくれる人に何をされたら嬉しいのか?」と、女性が見ても楽しめる目線を提案した。また浪川さんも、本作にはこれまでのイメージとは違う魅力が込められていることに触れ「レオンが、スタイリッシュに格好良く守るのではなく、生身のまま、がむしゃらに守るシーンがあるんです。本当に守りたい者が目の前にあるとき、必至になって何が何でも守ろうとする。守り方は下手くそなんですけど、這いつくばってでも守るという覚悟で戦う。それが心を打つなって思いますし、声を入れたときもそれくらいの覚悟でやりました。それが伝わるといいなと思います。ぜひ『守られて下さい』」と胸熱メッセージを送った。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日人気シリーズの劇場版アニメ『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』の完成披露試写会が5月16日(月)に開催。声優の浪川大輔、ゲスト声優を務めた萩原聖人、林祐一郎監督が舞台挨拶に登壇した。人気特撮シリーズとして誕生10周年を迎えた『牙狼<GARO>』のシリーズ初のアニメーション作品『劇場版『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の4年後をオリジナルストーリーで描き出す。浪川さんは今回の完全新作について「(制作が決まり)嬉しかったですが、TVシリーズの『炎の刻印』が熱い作品だったので、そこからどうなるのか?どう1本の映画にまとめるのか?期待して待ってました」とふり返る。完成作に関しては「すごいです!」と誇らしげ。特にバトルシーンに関し「30年、この仕事をやってて、こんな大変なバトルシーンは初めて!」と言うほど!「いままでにないスピード感のある映像が見られると思います」とファンの期待をあおる。萩原さんは実は「もともと、(『牙狼<GARO>シリーズの)ファンで、とにかく、何でもいいので出たかった」と明かす。謎に包まれた新キャラクターのダリオを演じているが「己の愛と正義を貫く哀しい戦士」と説明。だが、主人公のレオン役の浪川さんからは「愛が…重いっす!」と苦情が…!?萩原さんは「上映前なので喋れない…」と言葉を濁すが、浪川さんは「男ならダリオの気持ちが分かるかな?でも僕が女性なら、彼氏にはちょっと…(苦笑)」と思わせぶりに語り、これには萩原さんも「こっちからお断りです!」と返し、会場は笑いに包まれていた。元々、旧知の仲の2人とあって、萩原さんは収録にリラックスして臨めたのかと思いきや「よく知っている人たちが集まっていて、だからこその緊張感があって最高にやりづらかった!」と苦笑。それでも「楽しんでやれました」と笑顔を見せる。浪川さんは「萩原さんはストイックで、突き詰めていく姿はさすがだと思いました」とたたえつつ「ボールペンを貸したら2~3日でなくしちゃって…」と暴露!萩原さんは謝りつつも「小さい男でしょ(笑)」と語り、2人の壇上での掛け合いに会場は再び笑いに包まれた。浪川さんは改めて、完成した映画について「最高傑作と言われるように頑張りました」と力強く語り会場は大きな拍手に包まれた。劇場版『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』は5月21日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日●53年の歴史で日本人初のレッドカーペット女優の高島礼子がこのほど、ドラマやアニメなど世界中の映像コンテンツが取引される、フランス・カンヌの見本市「MIPTV」(ミップティービー)で、レッドカーペット唯一の日本人ゲストとして登場した。重要な役どころで出演する、綾瀬はるか主演のNHKドラマ『精霊の守り人』を世界に売り出そうと企画された「4Kワールドプレミアスクリーニング」イベントに出席したためだ。アメリカやイギリスなど、世界的に注目度の高い新作ドラマが並ぶ中、日本のドラマもカンヌで行われたPR合戦に加わった。○"MORIBITO(モリビト)"コールで着物姿の高島礼子が登場映画祭で知られるフランス・カンヌでは、毎年春の時期に映像コンテンツ見本市「MIPTV」が行われ、今年は4月4日から7日まで開催されたところだ。参加国数は97カ国にまで及び、ドラマやアニメ、バラエティ、ドキュメンタリーを売り買いするために、世界中の放送局や制作スタジオが参加し、総勢1万人以上が集まった。映像コンテンツマーケットとしては世界最大規模になる。今年は、各国の新作ドラマを、放送に先駆けて集中上映する「ドラマ・スクリーニング」イベントが初めて企画されたこともあり、例年以上にドラマバイヤーやジャーナリストが集結。そんな中、多くのMIPTV参加者が集まる初日のオープニングパーティーで『NHK放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」』が、アジア初の公式プレミア上映企画を実現した。上映会場はフランス語で「コート・ダ・ジュール(=紺碧の海岸)」と呼ばれる海岸沿いにある一流ホテルやブティックが立ち並ぶ一角、「グランド・ハイアット・カンヌホテル・マルティネス」内。入口にはレッドカーペットが敷かれ、各国の報道陣がそろう中、海外向けタイトルの『MORIBITO(モリビト) : Guardian Of The Spirit(ガーディアン・オブ・ザ・スピリット)』というコールで紹介されると、着物姿の高島が、NHKエンタープライズの海辺潔プロデューサー、同社の片岡敬司監督と共に、トップバッターで登場した。MIPTVはカンヌで53年続く老舗のマーケットだ。日本もNHKや民放キー局が古くから出展し、海外に向けて番組を売り買いしているが、ドラマのセールスPRのために日本の俳優や女優、タレントが来場し、レッドカーペットを歩いたのは、今回の高島が初めて。5年ほど前に、秋元康氏が日本のアイドルフォーマットを世界に売り出すという目的でAKB48を引き連れ、開催中にステージを披露したこともあったが、これまで日本人がレッドカーペットで紹介されることはなかった。インタビューに応じた高島は「カンヌに来られたことを大変光栄に思っています。日本のドラマで初めての試みだということは、それだけこのドラマに関わる方たちの思いがあるということです」と実感。また、会場の印象について尋ねると「日本と違い、段取りが変わってしまうなど、カンヌっぽいのかなと思うところも多く、楽しんでいます。海外でこういう機会に参加できることに、とてもワクワクします」と興奮を語った。上映会前は集まった参加者を前に英語であいさつし、盛り上げている様子も見られた。●4Kでも「アップは怖くありませんでした」○テレビの技術トレンド「4K」で世界に売り出す『精霊の守り人』は今回、ワールドプレミアとして上映された。しかし、カンヌでのこのイベント時には既にシーズン1の放送が始まっており、最終話である第4話もイベント直後に放送されたところである。ディーン・フジオカら新キャストが加わるシーズン2は来年1月から放送がスタートするが、制作はこれからだ。にもかかわらず、シーズン1の上映がワールドプレミアだった訳は、既存の放送では披露されていない「4K」映像だからだ。『精霊の守り人』はテレビの最新技術トレンド「4K」で制作されている。海辺プロデューサーは「始めから4Kありきの中で制作した作品になります。"4K"、"放送90年"、"世界に売れるドラマ"がキーワードにありました。テレビマーケットで普及しつつある4Kで、ジャポニズムを持ち合わせながら、アジアから世界に広がる可能性がある作品になるよう意識し、放送90年に相応しい超大作ドラマを制作しました」と説明する。片岡監督も確固たる構想があった。「イメージにあったのは"もうひとつのアジア"です。見たことのない野性味とスケール感、どこか懐かしいシルクロードの街並みを求めて、撮影のために日本や中国、ネパールの奥地を訪ね、オリジナルな文化を再構築していきました。その作業は、大河ドラマで得たテクニックの応用そのもの。実際にある景色を組み合わせながら、CG合成によって新しい映像を作り出す大河のやり方を『精霊の守り人』で生かすことによって、"もうひとつのアジア"を作り出すことができ、全世界に売れると思いました」。また、役者の立場から高島は「4Kは正直なところ、普通の化粧では困るものもありますが、今回の呪術師・トロガイ役はフル特殊メイクでしたから、アップが来ても怖くはありませんでした」と気さくに話しながら、「どの状況でも演じる側は変わりませんが、4Kで撮られているというプレッシャーはありました。緊張感たるものは無意識のうちに表現されていると思います。こうした役者の空気感は国を越えて伝わるはずです」と海外上映の効果に期待を込めている。○世界のドラマ・ジャーナリストは英国ドラマに集中か上映会は用意していた席数を上回り、海外バイヤーなど200人が集まった。世界展開を計画する『精霊の守り人』の売れ行きを、上映後にNHKの担当者に聞くと、「各国の放送局から引き合いがあり、手応え十分」とのこと。しかし、手放しで喜べない。競合相手は強者(つわもの)ばかりだからだ。『精霊の守り人』とほぼ同時間帯に、かつて爆発的な人気を収めた、黒人奴隷を描く『ルーツ』のリメイク版がワールドプレミア上映されており、「ハリウッド・リポーター」や「VARIETY」など、世界的に知名度のあるエンターテイメント専門雑誌のドラマ・ジャーナリストたちは、こぞってこちらを取り上げていた。レッドカーペットでも、英アマゾン初のオリジナルドラマ『ザ・コレクション』のPRで来場したメリル・ストリープを母に持つメイミー・ガマーや、ユーチューバーから起業して成功したミシェル・ファン、元サッカーブラジル代表のロナウドなどに話題が集中していた。日本のドラマはこうした世界のメジャー級ドラマの中ではどうしてもニッチな存在であることは否めない。しかし、韓国の新作ドラマ『太陽の末裔』(韓国KBS)が現地で世界のドラマ・トレンドとして取り上げられる場面もあり、アジアのドラマに可能性が全くないわけではない。世界のテレビマーケットで日本の可能性を見た場面は、ほかにもあった。後編では、日本のバラエティ番組の世界展開の様子をレポートする。
2016年04月18日フリーアナウンサーの高島彩が31日、都内のスタジオで行われた関西テレビ・フジテレビ系新バラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(4月26日スタート、毎週火曜21:00~21:54)の初回収録後に取材に応じ、「お風呂から自分の部屋まで裸で移動していました」と謎の習慣を告白した。この番組は日常生活におけるさまざまな行動パターンについて、全国で実施したアンケート調査(15,000人規模を想定)の結果を見ながら、リアルな日本人の生態をあぶり出していくというもの。スタジオの出演者たちがこの結果を予想し、芸能人の意外なプライベートが垣間見られるのも、見どころの1つだ。これを踏まえ、自分の中で当たり前なのに、世間では少数派だったことを聞かれた高島は「実家だった時に、お風呂を上がって自分の部屋まで、裸でババッと移動していました」と大胆告白。その後は、「ベッドにバスタオルを敷いて、バーンってダイビングするのが大好きでした」と風呂上がりの楽しみな習慣だったことを明かし、「『あ、みんなそうじゃないんだ!』って結婚してから知りました」と、自分の少数派ぶりを5年前にようやく認識したそうだ。高島は、バスタオルに思い入れがあるようで、今年2月の同番組の単発特番で取り上げられた、バスタオルを洗うタイミングについて、世間の傾向が参考になったことから、今度は「バスタオルの"捨てる"時期」を知りたいと要望。「使えば使うほど吸水性も良くなって、なかなか捨てられないんですけど、でもさすがにゴワゴワだなと思って…。そこでいつも葛藤しているんです」と、主婦ならではの悩みを吐露し、「皆さんどの時期が多数なのか少数なのか、聞いてみたいですね」と興味を示した。初回は、田中美佐子、勝俣州和、カンニング竹山、佐々木希をゲストに迎え、「日本人が一番好きな麺…ラーメンをのぞき見!」をテーマに、好きなスープの味や、最もラーメンの行列に並ぶ県などを調査。ほかにも、都道府県ランキングでビリになった県を応援する「ビリ県さん」コーナーなどを放送する。単発特番の放送が、ママ友間で評判だったという高島は「細かい話で結構盛り上がったので、番組を見た翌日にお子さんは学校で、ママたちはママ会で、話す種にしてもらえれば」と呼びかけた。
2016年04月01日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』。今回は、本日よりTOKYO MXを皮切りに放送される第23話「野に咲く花に鎮魂の歌を ベイビーマグナム破壊戦 I」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』第23話のあらすじと場面カット■#23「野に咲く花に鎮魂の歌を ベイビーマグナム破壊戦 I」『情報同盟』との人質交換会にかり出されたクウェンサーたち。国際的に大きな影響力を持つ宗教家・クロンダイク導師の絡む案件ということで、四大勢力のオブジェクトがそろい踏みとなったその地では、またも再会を果たしてしまったお姫様とおほほの、『殿方』をめぐるいつものやり取りが繰り広げられていた。そこで突然、途切れてしまうお姫様からの通信。何者かが、ベイビーマグナムのデータリンクに干渉していることが判明し、クウェンサーたちはその発信源へと急行することに。そんな彼らのもとに、督戦から意外な人物がこの事件に関与しているとの情報がもたらされる――。(脚本:吉野弘幸、絵コンテ:渡部高志、演出:高島大輔/渡部高志、作画監督:徳田賢朗/鶴元慎子/芝田千紗/藤部生馬/上田みねこ/山口杏奈/坂本哲也/冷水由紀絵)TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C) 2015 鎌池和馬/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO
2016年03月18日「世界フィギュアスケート選手権2016」にゲスト出演することも決まった五輪銅メダリストの高橋大輔が、先日発表された芥川賞作家・又吉直樹に続き、「NEWS ZERO」の月一キャスターを務めることが分かった。昨今のフィギュアスケート人気を第一線で牽引してきた高橋さん。2010年、バンクーバー五輪で銅メダルを獲得し、同年のトリノ世界選手権では日本人初の世界チャンピオンとなった。また、2012年のグランプリファイナルでは日本人初の金メダリストに。2014年のソチオリンピックでは6位入賞を果たし、五輪3大会連続入賞という日本人選手初の快挙を成し遂げた。そして、この4月からはZEROキャスターとして、又吉さんと同様、月に1回程度のペースで定期的に「NEWS ZERO」に出演する。高橋さんが取材をするのは、ずばり「一流エンターテイメント」の裏側。広い世界を舞台に、華麗なるスケーティングとジャンプ、そして“世界一”と称されたステップで人々を魅了してきた高橋さんだからこそ感じることのできる、様々な分野のアーティストたちのこだわりやその凄さを伝えていく。初回出演は4月14日(木)を予定。今回の起用に高橋さんは、「不安も沢山ありますが、精一杯頑張ります。エンターテインメントの世界を勉強させていただき、感じたことや経験したこと、そしてエンターテイナーの様々な想いを皆様にお伝えできれば幸いです」とコメントを寄せている。頂点を極めながら、その苦悩や挫折をも知る高橋さんだからこそレポートできる「一流エンターテイメント」の裏側に、期待していて。「NEWSZERO」は毎週月~木曜23時~放送、毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』。今回は、本日よりTOKYO MXを皮切りに放送される第19話「札束の散らばる炭鉱カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦 III」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』第19話のあらすじと場面カット■#19「札束の散らばる炭鉱カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦 III」雪上での戦いを有利に進めるウイングバランサーに、徐々に追い込まれていくベイビーマグナム。海上で囮として待機しているはずの第24機動整備大隊との連絡はつかず、インディゴプラズマの救援は望めないまま、戦局は厳しさを増していく。一方、炭鉱内のクウェンサーたちは、今回の作戦の裏側にある目論見に気付き、行動を開始しようとする。そこに襲い掛かったのは、スパイとしてもぐりこんでいたナッツレイのパワードスーツ。逃げながら反撃のすきをうかがっていたクウェンサーは、ついに炭鉱の奥に目的のものを探し当て、鋼の巨人に立ち向かう――!(脚本:大河内一楼、絵コンテ:櫻井親良/橘秀樹、演出:高島大輔/則座誠、作画監督:徳田賢朗/林あすか/山口杏奈/芝田千紗/浅川翔/木本茂樹)TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C) 2015 鎌池和馬/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO
2016年02月19日ポニーキャニオンは8月19日、ブルーレイ&DVD「高橋大輔 The Real Athlete」を発売する。フィギュアスケーター・高橋大輔さんは、バンクーバー五輪で、日本男子フィギュアスケート界初めてとなるメダルを獲得した。その後もソチ五輪に日本代表として出場。世界選手権や全日本選手権などでも数々の実績を残す中、2014年に惜しまれつつも現役引退を表明した。同商品には、高橋さんの20年に及ぶ軌跡を記録したドキュメンタリーと、数々の名演技を収めた。本編には、2001Season~2014Seasonの世界選手権や全日本選手権、五輪での演技を含む全16演目をノーカットで収納。ファンからの要望も高い「2010年バンクーバーオリンピック FS 映画『道』より by N.ロータ」や、「2013年世界選手権 SP『月光』」、「2012年世界選手権 FS Blues For Klook by E.ルイス」も含まれている。ドキュメンタリーは、膨大な資料映像とインタビュー映像の中から、高橋さんのスケート人生の始まりや、初の日本王者となりその後ソチ五輪に出場するまでの覚悟や努力、ケガと戦う様子なども収めた。特典として、全日本選手権エキシビジョン集やメイキングの映像、オリジナルフォトブックの封入も予定している。価格は8,000円(税別)。※「高橋大輔」の「高」の字ははしご高
2015年07月24日6月6日、Apple Store, Omotesandoにおいて、「旅するように生きる、モバイルボヘミアン」と題して、実業家の本田直之氏と、執筆家の四角大輔氏のトークショーが開催された。海外と日本を行き来して自由に生きるお二人のライフスタイルと、それを支えるテクノロジーとの活用法など、21世紀流のライフスタイルを示唆する内容の濃い1時間となった。○「ノマド」はワークスタイルではなくライフスタイルだった四角大輔氏はレコード会社で約15年、アーティストのプロデュースを手掛けた後、2010年にニュージーランドに移住。以来、ニュージーランドの湖畔に住まいを設け、ほぼ自給自足の生活を送りながら、ニュージーランドに9カ月、日本に3カ月程度と、移動しながらの生活を送っている。本田直之氏も同様に約16年のサラリーマン生活の後、2007年にハワイに移住して趣味のサーフィンを楽しみつつ、東京とハワイに拠点を持つ「デュアルライフ」を実践している。お二人とも、海外と日本を飛び回りながら、執筆業やコンサルタント、企業のアドバイザーなどとして八面六臂の活躍をされている。2009年から四角氏はご自分の会社を「レイクエッジノマド」と名付け、本田氏は著書に「ノマドライフ」があるなど、いわゆるノマドとよばれるワークスタイルに精通しているように見えるが、実は現在のノマドという言葉の使われ方には不満があるという。もともと、両氏は仕事をするためにノマドスタイルを取ったのではなく、世界中を飛び回り、自分のやりたいことだけをやりたい場所でやるライフスタイルとして「ノマド」という言葉を使い始めたという。それが、いつの間にか、喫茶店で仕事をするワークスタイルを表す言葉になってしまったというのだ。本田氏は、ノマドライフの次にくるライフスタイルを表す言葉として今回のトークショーのタイトルにもなっている「モバイルボヘミアン」という単語を挙げ、「ノマドはどこでも仕事ができる人だとすれば、モバイルボヘミアンは、仕事と遊びの垣根がなくなっていて、食べるためだけにする仕事がなくなっている状態」だと説明する。そのふたつの最大の違いは、「仕事をしているときは真面目な顔をしているが、仕事と遊びの境がなくなって好きなことをやっているから、ニコニコしながら仕事をしている」ことだという。仕事をどうするかといった働き方を軸にするのではなく、どういう生活を行うか、どう生きるかというライフスタイルを軸に考えた末に、夢を叶えるために日本を飛び出して、趣味と仕事を楽しみながら両立させる本田氏や四角氏のライフスタイルは、まさにモバイルボヘミアンというに相応しいだろう。○アップル製品はライフスタイルデバイス四角氏はもともと大のアップル好きだったが、2008年に日本でiPhone 3GとMacBook Airと「運命的な出会い」をしたという。軽く、どこにでも持ち歩けるMacBook AirやiPhoneの存在のおかげで、机に縛られることなくどこでも仕事ができる自由が得られたのだ。そんな四角氏はアップル製品を「ライフスタイルデバイス」と定義づけた。四角氏は、「アップル製品は単に効率を高めることを追求するのではなく、iTunesなどに代表されるように、使う人のライフスタイルを向上させるところがいい」という。本田氏はもともとザウルスやPalmなどの電子手帳やPDAといったデジタルガジェットを使ってきたが、当時は不十分だったとのこと。それが2007年に移住先のハワイでiPhoneと出会い、大きく変わる。「今はMacBookやiPhoneがあれば、世界中どこでも仕事ができる。世界中を移動して活躍している人は、みんなMacBookやiPhoneを使いこなしている」と、世界中にMacBookやiPhoneを活用しているモバイルボヘミアンがいることを紹介した。四角氏は2008年当時はMacとiPhoneでの仕事の割合は8:2程度だったものが、2015年の現在は5:5程度までiPhoneへの依存度が高まっており、これは今後さらに上がっていくだろうと予想する。本田氏も、「2005年当時にはiPhoneがなかったが、当時10年後の2015年がこのような社会になるとは誰も想像していなかった」と指摘。5年後、10年後がどうなっているかは誰にも予想が付かず、Apple Watchなどのウェアラブル端末も大きな役割を果たすだろうと予想した。○テクノロジーを活用して可能性を広げるお二人とも、自分らしいライフスタイルを追求した上でのノマドスタイル、モバイルボヘミアンとなったわけだが、その実現にはテクノロジーが大きな役割を担っているという。たとえば本田氏も四角氏も、請求書の起票などの事務作業が大の苦手。本田氏はあまりに請求書を溜め込んだ挙句、請求書の代筆業を見つけて、そこにアウトソーシングすることに決めたという。こうしたアウトソーシングは、そういう仕組みを知っているかどうかが分かれ目ではあるが、今はインターネットで簡単に見つけられる。そうやって残った時間を、自分にしかできないことに集中するべきだというのだ。四角氏は「その人にしかできないことに集中していることがアーティスト状態」と表現し、それこそが人間のあるべき姿だと力説する。四角氏はレコード会社勤務時代を例に挙げて、デビュー前のアーティストはライブの準備から物販までなんでも自分でやるが、デビューが決まったと同時に細々した雑務をレコード会社が引き受けてあげると、とたんに創造性が急速に伸びることを紹介。「アーティストに請求書を書かせるわけがない」と、余計な雑務を排除することでクリエイティビティを伸ばすことが大事であることを説明した。また両氏とも、今はiPhoneやMacのようなデジタルガジェットや、インターネットのサービスを駆使することで、以前であれば大きな会社でのプロジェクトでなければできなかったような仕事も、個人がこなせる時代になってきたと指摘。テクノロジーの力を最大限に生かすことで、自分がやりたいことに専念することが大切だと語った。○人生は旅と同じ四角氏は最近、80kmの山道を走破する冒険をおこなってきたばかりだという。この行程では自分であらゆる荷物を持って歩かねばならないため、準備するときにはグラム単位で荷物を厳選し、「あったら便利なもの」を捨て、本当にギリギリ最小限の荷物にまで削ることが重要なのだという。これはお二人のライフスタイルにも共通することで、シンプルに生きるためには物を増やさないことが大事だとする。本田氏は会社を設立するとき、機能を削ることを第一に考え、営業をせず、人を雇わないことを第一に考えたという。これは人を雇うことで上下関係になることを嫌い、人間関係は横のネットワークで、パートナーとして構築したいと考えたからだという。四角氏は「モノも人脈も、本当にこれは必要なのか?と厳選していく。東京に来ている時も時間がないから、本当に会いたい人、本当に会わなきゃいけない人だけに会うよう、厳しく考える」と、絞り込むこと、削ることで身軽なライフスタイルにすることが、生活のモビリティを高めるうえで大切だと説いた。また、本田氏は「人生にはフェイズ(段階)がある」と指摘。お二人とも、15年以上の会社勤めを経て、学生時代から「いつか海外に移住したい」という夢を叶えており、「会社員として頑張るフェイズだってある」と、一足飛びに焦る必要がないことを説明。一方で、「個人の能力も大事だけど、テクノロジーをどう活かすかも大切。若い人のチャンスはとても大きい」と、自分らしさを追求したい若者たちへのエールも忘れなかった。***お二人が実践するモバイルボヘミアンは、必ずしもすべての人が真似できる生き方ではないとは思うが、クリエイティブな仕事をする人にとって、苦手をアウトトーシングしてでも自分の得意分野に専念するというのは、大いに参考になる話だろう。また、たとえば田舎に移住して活動したいと考えている人にとっても、ゼロからその生活を目指すのではなく、人生のある程度までを準備段階とし、その先を自由に生きるというのは、現実に実行可能であり、かつ魅力的な生き方だ。今回のトークショーは、こうした人々にとっても大きなヒントになったと思う。そして、何よりこうした生活を支えるため、デジタルデバイスやテクノロジーを活用するというのが、なんとも現実的であり、説得力のある話だった。テクノロジーによって人間の可能性を広げ、人間らしさや創造性を高めるというのは、まさにアップル製品が目指すところに合致する。MacやiPhoneといったアップル製品の魅力や可能性の新たな一面を見せられたトークショーだった。
2015年06月16日俳優の哀川翔とお笑い芸人の宮川大輔が8日、東京ドームで開催された北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦で始球式を行った。この企画は、哀川の芸能活動30周年記念として制作された品川ヒロシ監督映画『Zアイランド』が5月16日に公開されることを記念して行われたもの。イベントのために、"翔"と書かれた私物ミットを持参し、芸能生活30周年にちなんで"30"の背番号を携えたユニフォームを着用した哀川。「マウンド立ったら、キャッチャーのミットしか見てないから。そこ目指して、まっすぐストレートにいきます!」と意気揚々とマウンドに向かった。東京ドームのバックスクリーンに、映画『Zアイランド』の予告映像が流れると、バッターボックスに、絶対死なないスーパー人間=Z役の宮川大輔がZ軍団を率いて登場。哀川が「覚悟しろよ!」と闘争心をみなぎらせると、宮川も「シャー!」と威嚇。哀川が投じたボールが宮川の体に直撃すると、怒りを隠せないZ軍団も巻き込んだ乱闘騒ぎに発展し、会場は大興奮に包まれた。イベント終了後、報道陣の取材に応じた哀川は、「いや~真ん中に入れてやろうと思ったのに、当たっちゃったよ! 100キロくらいスピード出てたと思うんだよね! (宮川に向かって)大丈夫だった!?」と宮川を気遣った。一方、デッドボールをまともにくらった宮川は「全然大丈夫です! でも痛かった~…今日は軟球でしたけど、これ硬球だったら僕死んでましたよ!」と焦りつつも、「あそこで当てるのがスター哀川ですよね」と会場を盛り上げた哀川をたたえた。映画『Zアイランド』は、絶海の孤島・Zアイランドで、元ヤクザの組長・宗形(哀川)たちが、"Z"ことゾンビ化した感染者とサバイバルゲームを繰り広げる。共演者には宮川をはじめ、女優の鈴木砂羽、お笑い芸人の木村祐一、湘南乃風のRED RICE、俳優の風間俊介、窪塚洋介、鶴見辰吾、歌手のシシド・カフカらが名を連ねる。(C)2015「Zアイランド」製作委員会
2015年04月09日昨年10月に現役を引退したフィギュアスケーター・高橋大輔さんがこのほど、映画「思い出のマーニー」のブルーレイ&DVD発売を記念したトークショーに参加。米林宏昌監督とのスペシャルトークを行った。○「実はネガティブ」で作品に共感同作品はスタジオジブリが制作。ぜんそくの療養を目的として、親戚が生活しているある村にやってきた心を閉ざしがちな少女・杏奈と、杏奈がその町で知り合ったブロンドの少女・マーニーとの友情の日々を描いている。ブルーレイやDVDをコレクションしているというほど、スタジオジブリの作品が大好きだという高橋さん。トークショー冒頭で好きなジブリ作品を聞かれると、矢継ぎ早にたくさんの作品名を挙げた上で、結局「全部、お気に入りですね! 」と笑顔を見せた。今回の「思い出のマーニー」の主人公・杏奈は、「もらいっ子」であることに悩みを抱え、心を閉ざしてしまっているというキャラクター。米林監督は「最初、『マーニーを映画にしよう』と聞いたときは、『こんな暗い子を主人公にしていいのか』と思った」と、戸惑いがあったと語る。だが、高橋さんは「そういう部分が共感できる」とした上で、「もともと自分も、オープンじゃなくてどっちかというとネガティブなほう。小さいころは団体行動が苦手で、学校に行くのが毎日、つらいときもあった」と、自身と重なる部分を主人公に感じたという。「寄り添ってくれるような感覚で、すっと映画の中に入っていけた」と、同作品の魅力を語った。米林監督は「(自分を)不器用に思っているような人は、世の中にいっぱいいるんじゃないかと思う。そういう人たちにとって、少し背中を支えてあげられるような……。(作品を見ることで)少し元気になって、一歩前に進んでもらえるようになったら」と、高橋さんの感想を受けてコメントした。師匠ともいえる宮崎駿監督からの感想は「直接は聞いていない」としながらも、「『すぐそこに水があるような感じがした』と言っていたそう」と第三者を通じて聞いたという。「宮崎さんもアニメーターなので、水の表現の難しさは分かっている。だから、うれしかったですね」と、米林監督はほおをほころばせる。制作時、宮崎氏から「杏奈にはマーニーがいたから変われたけれど、多くの人にとってマーニーは存在しない。そのことはどう説明するのか」と問われたことがあったという。米林監督は、「杏奈はマーニーがいたから変われたんじゃない。変わろうと潜在的に思っていたから、マーニーが現れた。変わろうと思っている人は、変われる」と返答したと述懐した。「崖の上のポニョ」で原画を担当し、波の表現で宮崎監督をうならせたという米林監督のテクニックは、本作でも発揮されている。「今回の作品は『水』の作品にしようと思った。湿った地面の感覚、雨にぬれたときの感覚などが感じられるように」と、こだわりの部分を話した。それを聞いた高橋さんは「それを聞いたら、そういうところも気にしながらもう一度、見たくなりますね」と興奮。ブルーレイやDVDで「また違う見方ができると楽しいですよね」とコメントした。○高橋さんは「CMをかっこよく作ってもらえてうれしい」今回高橋さんは、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDのテレビCMでフィギュアスケートの演技を披露し、同作とのコラボレーションを実現。米林監督が同作に込めた「変わろうと願う人だけが変われる」というコンセプトを表現し、スクリーン上に投影された映像の上で高橋さんがオリジナルの振り付けで華麗な滑りを見せた。さまざまな大会やショーを経験した高橋さんだが、今回の演技は「難しかった」という。「普段は自分を表現するけれど、今回はどうやって『思い出のマーニー』を邪魔せずに表現するか」苦心したそう。「自分で言うのは恥ずかしいけれど、すごくかっこよく作ってもらえてうれしい」と照れ笑いを浮かべた。高橋さんの撮影現場にも足を運んだという監督は、「本当に美しく滑っていただいて感謝しています。途中の息が白くなるところは色気があった」と絶賛。午前2時から6時までという過酷なスケジュールで、すごく寒い現場だったそうだが、高橋さんは「寒かったからこそあの息を表現できたので、むしろ寒くてよかった」。その出来栄えに満足気だった。また、米林監督は「実は昨年末にスタジオジブリを退社している」と発表。高橋さんをはじめ、会場も驚きに包まれる中、「こういうタイミングで、新しい一歩を踏み出したばかりの高橋さんとコラボレーションできてよかった」と話した。○声優? いやいや、向いていないです!今後について聞かれた米林監督は、「まだ何も決まっていない」としながらも「プロデューサーと『何かしたいね』とは話している。希望としては、快活なファンタジーのような動きのある作品を」と、次回作の制作に意欲を見せる。そして「声優、どうですか? 」と振ると、「いやいや、向いてないです! 見る方で! 」と高橋さんは全力? で固辞。「悪役とか、いいじゃないですか」と米林監督がもう一押しすると「やるとなったら、全力でやりますけど……。もしやるなら、暗い子。テンションの高くないような」と話し、「人生、何があるか分からないですからね」と含みを持たせた。イベントのラストには、3月16日に誕生日を迎える高橋さんに米林監督から「サプライズ」な仕掛けが。米林監督が直筆でマーニーを描きこんだ特製のブルーレイ&DVDを贈ると、高橋さんは「うわー! めっちゃうれしい!」と、この日一番の「大ちゃんスマイル」を見せていた。なお、「思い出のマーニー」ブルーレイ&DVDは3月18日に発売され、高橋さんが出演するテレビCMは3月中旬から放映される。
2015年03月18日ポニーキャニオンは4月29日、「『高橋大輔 Anthology』Blu-ray BOX」を発売する。同商品は、フィギュアスケートの高橋大輔さんの魅力に迫る貴重なDVDシリーズ「高橋大輔」「高橋大輔 Plus」「高橋大輔 D1SK」をブルーレイ化したもの。新たな映像も加えた3枚組ブルーレイボックスとして発売する。Disk1の「高橋大輔」は、2008年から始まった密着撮影プロジェクトで、貴重な映像の数々を収録している。高橋さんの素顔や本音、不安、歓喜の数々や、振付師にマイクを装着して撮影した振り付け練習など、アメリカ合宿の未公開映像も収めた。2年分のインタビュー映像や日本でのプライベート映像も公開している。Disk2の「高橋大輔 Plus」では、2010年2月にバンクーバーオリンピックで銅メダル、その直後の3月にトリノで開催したフィギュアスケート世界選手権では金メダル獲得した高橋さんの姿を収めた。Disc3の「高橋大輔 D1SK」では、ソチオリンピックに向けて基本のスケーティングから見直し、新たな思いで始動する高橋さんの姿を収録している。また、「世界一」と称されるステップを、撮り下ろした"ステップ集"も公開。今までの試合の演目の中から、自ら選んだ6つのステップを披露している。そのほかにも、現役引退後の思いや展望を語ったインタビューに加え、特典映像として「クリスマスオンアイス2014」でサプライズとして行われた、coba生演奏による「eye」フルバージョンと「プリンスアイスワールド2008福岡公演」でのみ披露された幻の演目「OCEAN WAVES」も収録している。価格は1万4,100円(税別)。※高橋大輔さんの「高」は、正しくははしご高(C)2015 PONYCANYON INC./ HORIPRO INC.
2015年03月18日フィギュアスケーター・高橋大輔さんの記念切手が発売されることに伴いこのほど、エンスカイは購入者限定プレゼントキャンペーンの一環として、高橋さんの競技人生ラストを飾った衣装の原寸レプリカを、キャンペーンの追加商品にしたことを明らかにした。同キャンペーンは、同社が「高橋大輔 ~栄光の軌跡~ プレミアムフレーム切手セット」を発売することに合わせ、実施されているもの。同切手セットは、「シールタイプの52円切手×10枚」「3D・チェンジング写真シート収納」「自筆メッセージ(印刷)付き特製箔押しホルダー」「6種類の特製箔押しポストカード」「24種類の特製ポストカード」がセットになっている。2月26日より、全国の郵便局(一部簡易郵便局は除く)にて申し込み受付を開始している。今回、新たに賞品として追加されたのは「高橋大輔直筆サイン色紙付き原寸レプリカ衣装(上半身のみ)」。高橋さんが競技人生のラストを飾った、ソチ五輪でのフリースケーティング時衣装の原寸レプリカを、直筆サイン色紙とともにオリジナル豪華箔押し化粧箱に収めて3人にプレゼントする。このプレゼント追加は、高橋さん本人の意向によるもので、「今までも、そしてこれからも支えてくれてるたくさんのファンへの想いに応えたい」という気持ちのもとに実現したという。そのほか、日付・当選者名・直筆サインが入った「高橋大輔直筆サイン入りプレミアムホルダー」も30人にプレゼントされるとのこと。5月27日までに郵便局(店頭窓口・web)および「Fスケーティングネット」から申し込んだ人を対象に、抽選で賞品が当たる。価格は送料込みの税込5,300円で、2月26日~3月31日までの申し込み分は4月30日から、4月1日~5月27日までの申し込み分は6月30日から順次発送される予定。
2015年03月10日フィギュアスケーターの高橋大輔が、スタジオジブリ制作のアニメーション映画『思い出のマーニー』のコラボレーションが実現し、主題歌に乗せた約3分の演技がスペシャル動画として3月12日に公開されることが明らかになった。の主題歌にのせて3分間の演技を披露している動画が12日12:00より公式サイトで公開されることが4日、明らかになった。現在、米林宏昌監督とのインタビュー動画が先行公開されている。『思い出のマーニー』は、ぜんそくの療養のため海辺の村に訪れた主人公・杏奈が、金髪の少女・マーニーとの出会いを通じて、不思議な出来事に次々と遭遇する物語が描かれている。今回のコラボは、本作のBlu-ray&DVDが3月18日に発売されることを記念して実現し、「一歩を踏み出す勇気」というテーマから、昨年秋に現役を引退し新たな一歩を踏み出した高橋が選ばれた。本作について「スーッと心の中に入ってくるような、寄り添ってくれてるような、そんな映画でした。終わりに近づいてきた時は自然と涙が出てきてしまいました」と語る高橋は、主題歌「Fine On The Outside」(作詞・作曲・歌:プリシラ・アーン)にのせた約3分の演技を披露。オリジナル振り付けによる演技を振付師・宮本賢二氏とともに完成させたという。この演技は、3月12日に公式サイトにて公開される。また、公式サイトでは本作の米林宏昌監督と高橋の対談インタビュー動画も公開。高橋が「自分のことをもう少し好きになってあげたいなって、そっと背中を押してくれた気がしました」と伝えると、米林監督は「多くの人に支えられながら一歩を踏み出した杏奈の物語を、今まであらゆる局面で一歩ずつ前に進んできた高橋さんに演じていただけてうれしいです」と喜びをあらわに。高橋は、米林監督が作品に込めた思いを直接聞くことで「いろんなことを感じていただけるような演技ができたら」と決意を新たにしていた。(C)2014 GNDHDDTK
2015年03月04日フリーキャスターのジョン・カビラと高島彩がこのほど、都内で行われた、WOWOWの特別番組『見せます!第87回アカデミー賞のすべて~カビラ・高島・斎藤・町山が見たハリウッド最大の祭典~』の収録後、報道陣の取材に応じた。日本時間23日に、米・ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われた第87回アカデミー賞授賞式。3月1日14時45分から無料放送される同番組では、当日生放送の案内役を務めたカビラ、高島、レッドカーペット・ナビゲーターを務めた斎藤工、映画評論家の町山智浩が、授賞式を振り返りながらトークを繰り広げる。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が作品賞をはじめ、最多4部門を受賞した今年のアカデミー賞。「社会的な課題をえぐる作品が以前よりも多い気がした」と感想を語ったカビラは、今年の結果に、「ハリウッドらしい。"映画の映画"は強い」と一言。「興行収入でも人気投票でもなく、ハリウッドの仲間が評価する。どういうメッセージをハリウッドが発信するのか、体現しているのがアカデミー賞。投票するのは俳優のみなさんが多いので、自分のあり方に近い作品が評価されたのかな」と受賞結果を分析した。一方、『6才のボクが、大人になるまで。』を押していたという高島は、「予想を裏切る結果だった。評価してもらえたらうれしかったな」と残念そうな表情を浮かべつつ、2年ぶりとなったナビゲーター役復帰に、「今回は事前に映画をしっかり見られたので、作品ごとに思い入れがありました。ドキドキしながら最後まで楽しみました」とにっこり。また、印象に残った事については、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞したシーンを挙げ、「ステージ上で、素の喜びと驚きが見れた。もともと素敵だなと思っていたので、はしゃぎようが愛おしくて。さらにファンになりました」と笑顔を見せていた。『見せます! 第87回アカデミー賞のすべて~カビラ・高島・斎藤・町山が見たハリウッド最大の祭典~』は3月1日(14:45~)WOWOWプライムにて放送される(無料放送)。また、同日には『第87回アカデミー賞授賞式ダイジェスト』(15:30~)もWOWOWシネマで放送される。
2015年02月27日フィギュアスケーター・高橋大輔さんが1月6日、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン オープニングナイトイベント『Light up Rink』」にスペシャルゲストとして参加した。期間限定の屋外アイススケートリンク「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は、毎日22時まで営業しており、仕事終わりでもナイトスケートを楽しむことが可能。周囲には美しいイルミネーションが施されているため、東京の夜景と相まった幻想的な空間の中でスケートができる点が特徴だ。そんな美しい光が輝くリンクで、バンクーバー五輪でのショートプログラムをアレンジした演技を披露した高橋さん。2015年の初滑りを終えると、「いつもは練習なども(照明が)明るい中でやっているので、こういった夜景を見ながらスケートを楽しむのにはすごくいい場所なのではないかな」とニッコリ。「ちょっと正月をはさんでいたので100%(の滑り)ではなかったけれど、想像以上によかった」と晴れやかに話した。昨年10月に現役引退を発表してから初めてとなる年末年始。「いつもは(1月)2日から練習していた」そうだが、今年は気の合う友人たちと一緒にわいわい過ごし、リラックスしていたという。そんな高橋さんは、この日までに一部メディアで恋人がいると報じられたが、本人は「事実はまったくない」と完全に否定。「僕も報道で聞かされてびっくりしている」と苦笑いをした上で、恋人と報じられた女性はアイスショーのスタッフで、打ち上げの際にたまたま隣にいたところを撮影されてしまったと説明した。さらに、自身の好みのタイプの女性についても告白。「元気な方」「サバサバしている」「顔が独特」「前髪パッツン」など、細かな好みも正直に明かした。ただ、恋愛に関しては「今はあまりそういったことは求めていない」として、結婚も3~4年は考えていないと話した。「2015年は、地道にゆっくりといろいろと考えたい」と、今年は第2の人生をどう歩むかをしっかりと決めたい方針を明かしてくれた高橋さん。それでも、やはり日本フィギュアスケート陣のことは気になる様子で、男子では昨年末の全日本選手権で2位になった宇野昌磨選手の今後の成長ぶりに注目しているという。「全日本選手権でもジュニアから(多くの選手が)出てきて、これから楽しみ」と語り、自身がけん引してきた日本フィギュアスケート界に、多くの才能がまた芽生えてきていることを喜んでいた。なお、「ダイナースクラブ アイスリンク in 東京ミッドタウン」は1月7日から3月8日まで開催。営業時間は11時から22時(受付は21時まで)で、イルミネーションがライトアップされるナイトスケートは17時より。滑走料金は高校生以上が税込1,500円、中学生以下が税込1,000円。共に貸し靴料込みとなっている。
2015年01月07日フィギュアスケーターの高橋大輔が11月25日(火)、人形アニメーション映画『くるみ割り人形』の女性限定試写会に登場。バレエでもおなじみの「くるみ割り人形」の曲に合わせてのステップを披露したほか、観客の前で“王子”役のセリフの朗読まで行い会場をわかせた。35年前に人形アニメーションとして製作された作品を、最新のデジタル技術を駆使して製作した新たな映像や3D映像を加えるなどして甦らせた本作。ヒロインのクララが大切な人形を取り戻すために冒険を繰り広げる。この日は増田セバスチャン監督と声優を務めた藤井隆が先に舞台挨拶に登壇したが、高橋さんの来場は完全サプライズ。高橋さんが、クララの着ぐるみをエスコートして客席の間を通って壇上に上がると、会場は騒然となり、歓声と拍手に包まれた。「くるみ割り人形」と言えば、チャイコフスキーのバレエの名作として名高く、フィギュアスケートでも楽曲を演目に取り入れる選手も多い。高橋さんは「僕自身は『くるみ割り人形』で踊ったことはありませんが、たくさんの特に女子選手が使っていて、古くから親しまれた思い入れを多く持たれている曲です」と語る。舞台挨拶に先立ち、すでに映画を鑑賞した高橋さんだが、ここで使われている楽曲の数々に強く惹かれたようで「アレンジが加わっており、女性だけでなく男性でも(フィギュアで)使えるなと感じました。これから、(この曲の)思い出を作りたいです。カッコいい曲がいっぱいあったので挑戦してみたい」と笑顔で語った。この日は、特別に「くるみ割り人形」の曲を使ってのステップを生で披露!氷上ならぬ壇上のカーペットの上だったが、藤井さんが口ずさむ楽曲に合わせて華麗なスピンとポーズを見せて観客を魅了した。さらに、高橋さんはリクエストに応えて、劇中のフランツ王子のセリフをクララに向かって生で披露。低く響かせた甘い声でクララに語りかける高橋さんに女性で埋め尽くされた客席からはため息が漏れた。この日は、特に20代、30代の女性の「子宮頸がん」への予防啓発を推進する「Hellosmile PROJECT」との協力で試写会が開催され、500名の女性が招待されたが、高橋さんは「女性がいつまでも、心の中からキレイでいていただければ、僕ら男性も嬉しいです」と女性たちにエールを送り、会場は温かい拍手に包まれたイベント後に報道陣の取材に応じた高橋さんは「こっち(=舞台挨拶出席)の方が緊張します。氷上の方が楽です」と苦笑交じりに述懐した。また先日、練習中にほかの選手と衝突して負傷を負ったフィギュアスケートの羽生結弦選手が、11月28日(金)に開幕するNHK杯に出場する予定で、練習を再開しているが、これについてコメントを求められると「無理であるならばやめた方がいいと思いますが…」と羽生選手の状態を気遣った上で「ちゃんとした状態で出られるのであれば、応援したいです」と語った。『くるみ割り人形』は11月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月26日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日先頃、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が通販サイトを解禁した。その裏には、デザイナー・尾花大輔のいかなる思いがあったのか。デジタルの進化がファッションに、そしてマネジメントにも影響を与えている現代。同ブランドを取り扱っているという立場にあるだけでなく、尾花にとって朋友とも呼べるほどの間柄にある、「ステュディオス(STUDIOUS)」代表取締役CEO・谷正人と共に、ウェブとファッションの関係性について語ってもらった。谷(以下T):ちょうど今年の東コレが幕を閉じたばかりですが、最近の東コレってそれぞれの店の顧客が観覧してて賛否両論ありますけど、個人的にはすごくいいと思ってるんです。何でかっていうと、そのブランドの洋服が好きで買ってて、一番感動してくれる人達だと思うから。尾花(以下O):うん。そもそもファッションショーの目的自体が変わってきてるよね。コレクション経験者からしてみたら、ロケーションも選ばずにずっと同じライティングでやるってどうなの?とかあるけどそれは置いといて、日本はそこまでインフルエンサーは成長してはいないけど、多かれ少なかれ人気ブロガーがいて、そういう人達が支持したことによって市場につながるっていう、全く違うシステムに変わってきてるってのはあるからね。T:ですね。そういえば、こないだの東コレでびっくりしたんですけど、フロントローに座ってるブロガー達の中に中学1年生の女の子がいたんですよ。時代は本当に変わってきたなって感じましたね。O:海外だとそのブロガー達にスポンサーがついてて、ブロガー1人ひとりにお金が落ちてくる仕組みができあがってて、誌面にも登場させてお金に換えていくんだけど、日本ってそういうことがビジネスにまで昇華されてないよね。できればその中学生にも高校に入った時点で起業してほしいくらい。オフラインがオフラインのままで終わっちゃってるもんね。T:オフライン・オンラインでいうなら、最近ファッション業界もフェイスブック、ツイッター、タンブラーなどオンラインに力入れてるイメージはありますよね。O:やっぱり情報の見やすさとか速さとかに気を配ることは大切なことで、それは僕らコレクションブランドにもできることかなって思ってる。日本人もスマホ持つようになってきたからそんなに気にしなくていいとはいえ、地方に行ったら未だにガラケー率がすごく高くて、その人たちとの差を埋めるにはどうすればいいかってことを考えるよね。一昔前だと、NIGO(R)さんがやってた頃のベイプ(ア ベイシング エイプ)のホームページなんてすごかったんだよ。クリックするとメニューの表示なんかも全部ベイプのキャラクターに変わって、あっという間に画面全体がキャラクターに埋め尽くされちゃうみたいな。ウェブの専門家が見ても驚くような仕掛けがあった。反面、Macが「Performer」のころくらいのフォントで書かれたメニューをクリックして、ただ内容を見るだけっていう、マルタンマルジェラの(当時の)ホームページみたいなのもあって、それはそれでそういうスタイルだったんだけど。でも今って、「いかに速くて便利か」ってことが最も重要で、情報も生っぽいものが速く伝わるほどいいじゃない?多分あともう1年くらいしたら、ウェブ制作会社とか存続が危うくなると思うんだよね。俺とか谷君でも、「これとこれコピペしてここ書き換えたらたらこうなる」って感じで簡単にホームページ作れちゃうと思うし、コーディングの知識なんて必要ない時代がくるんじゃないかって。既に海外のアグレッシブなブランドなんかだと自分達でタンブラーレベルで情報出してるけど、それで十分かっこいいんだし。エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント--2/2【対談】に続く。
2014年10月31日