TBSにて放送中の新垣結衣×星野源共演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。先日、第6話が放送されたが、その平均視聴率が13.6%を獲得したことが分かった。毎回のストーリーはもちろん、エンディングテーマである“恋ダンス”などがいま話題となっている本ドラマ。火曜ドラマとしては初の初回平均視聴率10.2%を記録してからというもの、徐々に更新し、先週の第5話では13.6%を獲得。また今回で、初回から6話まで毎週視聴率アップと人気を博している。そんな本ドラマの人気の背景にあるのは、度々本ドラマの公式Twitterなどで発信される「ムズキュン」というキーワード。これは新垣さん演じる森山みくりと、星野さん演じる津崎平匡の2人の恋愛がなかなか進展しない、じれったいムズムズするところに胸キュンすることを指す造語。2人の日常のぎこちない食事風景や、恥ずかしくてパンツを洗濯してもらえない津崎、2人で制定した「火曜日はハグの日」ルール、旅行先での緊迫のダブルベッドなど、“ムズムズ”&“キュンキュン”するシーンが満載となっており、そんな2人の距離感、心情、ストーリーの描き方も視聴者を惹きつける要因となっているようだ。みくりと津崎が、百合(石田ゆり子)から旅行券をプレゼントされ、温泉旅行に行くことになった最新話の第6話。訪れた温泉旅館は、露店風呂付き部屋で夫婦やカップルで寝るのに最良なダブルベッドが設置されており、女性と同じ部屋で寝たことがないという津崎が大慌て。そんな中、同じ旅館でみくりはかつて交際していた元カレを発見。波乱の旅行となった帰り道、突然津崎がみくりの手を握り、まさかのキスをする…という展開だった。そして、来週放送の第7話は、突然みくりにキスをした津崎であったが、その後の帰りの車内でも、家に帰ってきてからも一切そのことに触れず、完全にスルー状態。せっかく訪れた“ハグの日”も、仕方なさそうにことを済ませる津崎の態度に不満が募っていた。そんな中、みくりの誕生日が1か月も過ぎていることに気づいた津崎は、すでにプレゼントを渡したという風見に動揺しつつ、初めての女性へのプレゼント選びに奮闘する姿が描かれる。 また新たな壁が作られてしまった2人。無事プレゼントを渡して壁を壊すことはできるのか?「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月16日2016年10月から放送されているドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が大きな話題を呼んでいますね。1回目の放送から視聴率は常に10%を越え、回を増すごとに視聴率は右肩上がり。さらにエンディングでキャストたちが踊る“恋ダンス”が人気となり、YouTubeでは公式のダンス動画が再生回数600万回を超えています。さらに主演の星野源さんに魅了される女性が続出。連日ネット上では“星野源中毒”になった女性たちが星野さんの魅力について語り合っています。最近、星野さんのような顔の男性って結構人気がありますよね。巷では“魚顔”と呼ばれているそうですが、他にも魚顔っぽい男性芸能人はたくさんいますよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『好きな“魚顔”の男性芸能人』について聞いてみました!●あなたの好きな“魚顔”の男性芸能人は誰ですか?・1位:菅田将暉……23%(219人)・2位:生田斗真……20%(193人)・3位:星野源……17%(168人)・4位:窪田正孝……13%(125人)・5位:玉森裕太(Kis-My-Ft2)……8%(79人)・6位:さかなクン……7%(71人)・7位:草なぎ剛……5%(50人)・8位:知念侑李(Hey! Say! JUMP)……2%(24人)・9位:永野(お笑い芸人)……1%(14人)・10位:中山優馬……1%(10人)※11位以下は省略※有効回答者数:961人/集計期間:2016年11月11日〜2016年11月14日(パピマミ調べ)●1位:菅田将暉『鬼ちゃん役でCMに出てたときに知ったけど、めちゃめちゃカッコいい!最近はドラマを見返してスダマサキッスに酔いしれてます笑』(34歳女性/主婦)『王道のイケメンではないけど、味があって好き。演技も幅があってすごい と思う』(41歳女性/販売)第1位に輝いたのは『菅田将暉』さんで23%(219人)となりました。菅田さんといえば、auのCM『三太郎シリーズ』の“鬼ちゃん”役として出演し、一躍ブレイクした俳優ですね。実際にそのCMで菅田さんを初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。しかし、菅田さんは2008年に第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリストに選ばれたり、2009年にはいきなり『仮面ライダーW』の主役に抜擢されるなど、以前から注目されていました。俳優としての評価も高く、これまで受賞した演技関連の賞は10を超えています。そんな菅田さんですが、最近女性たちの間で人気となっているのが“スダマサキッス ”。菅田さんのキスシーンだけを集めた動画がSNS上で拡散され、「美しすぎる」と話題になりました。菅田さんはまだ23歳。これからも私たちにその魅力を届け続けてほしいですね。●2位:生田斗真『普通のジャニーズにはない魅力がある 。花ざかりの君たちへのときにやられて、それからファンです』(32歳女性/広告)『生田くんの出てるドラマとか映画はほとんど観たぐらい好き!ジャニーズとは思えない演技力だから安心して観られる』(38歳女性/飲食)第2位にランクインしたのは、『生田斗真』さんで20%(193人)となりました。生田さんは“ジャニーズっぽくないジャニーズ”として有名ですよね。なんでも、ジャニーズ初の俳優部門アイドルなんだとか。そのため、ジャニーズの中でも演技力は群を抜いており、50年に1人の俳優とまで言われているそうです。同期の嵐が1999年にデビューして早々にブレイクしたのを横目に、生田さんは2007年放送の『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』でようやく注目を集めます。ジャニーズとしては遅咲き の印象ですね。しかし、それから怒濤の快進撃を見せ、以降はドラマや映画に引っ張りだこの状態です。2011年にはジャニーズ初となるブルーリボン賞受賞を果たしています。30歳を超えてもまだまだ魅力を増し続ける生田さんですが、これからの活躍に要注目ですね!●3位:星野源『あれだけ才能があるのに自然体なところが好き。逃げ恥も毎週欠かさず観てます』(35歳女性/主婦)『はじめは音楽から入ったけど、今は俳優としての星野源も好き!なんでもできちゃうところがカッコいい です笑』(27歳女性/通信)第3位は『星野源』さんで17%(168人)となりました。最近だとドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で主演を務めて人気を集めていますが、星野さんは俳優業のほかにもミュージシャンや文筆家としても活躍している多才なマルチタレントとして知られていますね。とくに音楽の分野では10万人規模のライブチケットが即完売するなど、もはや日本を代表するアーティスト です。そんな星野さんですが、過去にはパニック障害や不安神経症を患ったこともあるようで、暗い少年時代を過ごしたそうです。しかし、演劇や音楽などに救われたことをきっかけに、自分でもやるようになったとのこと。それが今の大ブレイクに繋がっていることを考えると、感慨深いものがありますね。これからも星野さんの今後の活躍に期待したいですね。----------いかがでしたか?これからもまだまだ人気が続きそうな“魚顔”の男性。次は誰がブレイクするのか楽しみに待っていたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】あなたの好きな“魚顔”の男性芸能人は誰ですか?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/ゆみ
2016年11月16日●テレ東プロデューサーも驚く世界展開の兆しお笑い芸人のビビる大木と、おぎやはぎの矢作兼がメインを務めるバラエティ番組『家、ついて行ってイイですか?』(テレビ東京)が、イギリスの敏腕プロデューサーに見初められ、世界展開バージョンとして本格的に売り出された。そして、関西発の長寿番組『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)と『鳥人間コンテスト』(読売テレビ)も、世界ヒットを狙ってセールスされたのが、10月にフランス・カンヌで開催された世界最大級の映像コンテンツ見本市「MIPCOM」(ミプコム)だ。現地では、往年の『夕焼けニャンニャン』を彷彿(ほうふつ)とさせるアイドル番組を、フジテレビが中国と共同制作し、高視聴率を獲得しているという情報も入手。「MIPCOM」レポート後編では、日本のバラエティ番組のセールス動向を紹介する。○英語版タイトルは『Can I follow you home?』『家、ついて行ってイイですか?』は、終電を逃した人に声をかけ、タクシー代を払う代わりに家の中を覗かせてもらうと、その人の人生ドラマが見えてくるという内容で人気を集めるドキュメントバラエティ。海外では素人さんが出演する「リアリティーショー」と呼ぶガチドキュメンタリーの人気が高く、『家、ついて行ってイイですか?』も世界ヒットを狙った番組のひとつとして、MIPCOMで2年前から売り出された。世界のバイヤーを前に行われた公開プレゼンテーションイベントでは、番組映像が流れた時から会場の反応は高く、「家について行った先で、人生ドラマを垣間見ることができるシンプルな展開が、リアリティショーとして面白い」と、好印象ぶりを話すバイヤーが多かったのが印象的だった。その後、早くも中国版が制作。この思わぬ運びに、番組を企画したテレビ東京の高橋弘樹プロデューサーが驚いている様子もあったが、同番組の海外進出の勢いは、これだけに収まらない気配がある。というのも、『\マネーの虎』(日本テレビ)を英・BBCで成功させ、アメリカを含む世界27の国と地域で長期にわたって制作・放送するまでに仕掛けた、イギリスのスモール・ワールド社代表、ティム・クレセンティ氏(元ソニー・ピクチャーズ)が、『家、ついて行ってイイですか?』の世界展開をプロデュースすることが決まったからだ。ヒットメーカーの手によって、先月開催のMIPCOMで本格的に世界展開のセールス活動が開始されたところだ。現地でティム氏に直接会う機会が作れたので、『家、ついて行ってイイですか?』を選んだ理由を聞くと、「この番組は、わかりやすい3つのステップがある。はじめは声をかけたタイミング、次にタクシーの中、最後に家という段階を追うプロセスに、まずはひかれた。それから家を覗くと、そこにはリアル感ある生活があり、決してそれがパーフェクトな人生でないところがいい。ソーシャルメディア全盛の時代は番組に求められるのはリアルライフを見せることだ」と答えてくれた。『\マネーの虎』が『ドラゴンズ・デン』というタイトルでヒットさせたように、こちらもタイトル付けにこだわったという。『家、ついて行ってイイですか?』の英語版は『Can I follow you home?』。ビジュアルポスターも、まるで映画のワンシーンのような印象を持たせる。今後の展開に注目である。●中国版『夕ニャン』は週末ゴールデンタイムに○『ナイトスクープ』『鳥人間』を世界に販売今回のMIPCOMでも、NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、朝日放送、読売テレビの8社が共同でバラエティ番組を売り込む恒例となったプロジェクト「トレジャー・ボックス・ジャパン」(以下TBJ)による公開プレゼンテーションが行われた。各局が世界に売り出したい番組を開発し、NHKが『昔話法廷』、日テレが『究極の○×クイズSHOW!! 超問!真実か?ウソか?』、テレ朝が『キスマイGAME! 無人飛行型ロボット"ドローン"とかくれんぼ!』、TBSが『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』、 テレ東が『世界!ニッポン行きたい人応援団』、フジが『ホールインザロード』などを紹介する中、関西の2局はそれぞれの局を代表する長寿番組を新たに海外に向けて売り出した。朝日放送は、西田敏行が局長役を務める『探偵!ナイトスクープ』、読売テレビは夏の風物詩『鳥人間コンテスト』である。どちらも海外では受け入れやすい素人さんを主役にした番組。日本で長年にわたって高視聴率実績を積み上げてきたことを強みに、会場では早速商談が進められていた。往年のスタイルの番組が実際に海外でヒットするケースも多い。フジテレビが中国の湖南テレビと共同制作した『夏日甜心』がまさにそれ。女性アイドル候補生31人が、毎週いろいろな企画にチャレンジし、その結果によって数名が脱落、最終的に残った3人がデビューするという内容は、中国版『夕やけニャンニャン』と言っていい。中国好みに合わせて、大規模なセットとSNS連動で人気を集め、今年の夏に湖南テレビの週末のゴールデンタイムで11回放送されると、高視聴率を獲得した。○『鶴瓶大新年会』のアイデアを活用フジはその番組のゲームコーナーのゲーム案を作り、同局の美術チームとも連携しながら設計図を日本側が提供し、中国側が実際にセットを製作したという。番組を企画し、現地では制作指導にあたったフジテレビ国際開発局企画担当部長の藤沼聡氏は「以前、元旦の特番で担当した『新春 鶴瓶大新年会』という番組用に考えたゲームアイデアのストックと、その改良版などを、今回の中国の番組『夏日甜心』で活用しています。また、今の日本では「ちょっと危険かも」と自主規制しそうな、それでいて面白い展開が期待できる「フィジカルゲーム」をメインにしました」と話す。そんな中で、藤沼氏は日本との違いも発見。「中国は、安全性に対してちょっと無頓着なところがあり、現場で逆に我々が気をつかってしまう場面もあります。日本では通常、ゲームセットなどはコスト面や作業のしやすさなどから木材を選びますが、中国ではほとんどが鉄骨で製作されていることにもびっくりしました。重いことは重いのですが、丈夫なので安全性には問題なかったです」と教えてくれた。フジテレビは、上記の中国とのケースのような、相手国に合わせて番組を"カスタムメイド"する番組フォーマット販売を進めている。中国とはこの番組の成功により、タッグを組んだ湖南テレビから、別番組で同様のプロジェクトのオファーが来ているところだ。他国にもこの動きを広げようとカンヌで発表したところ、中国の別のテレビ局や制作会社数社、韓国・タイ・アメリカの制作会社数社が興味を持ち、現在交渉を重ねている。藤沼氏は「番組を"カスタムメイド"するこのビジネスは、アイデアさえ湧けば、そのチャンスは地域を問わず無限にある。もちろんいいアイデアであることがマストですが、ゲームに限らず、いろいろなジャンルの企画に対応していこうと計画しています」と意気込む。日本のバラエティがふとしたきっかけで世界でヒットするケースは、まだまだ出てきそうだ。
2016年11月16日女優の新垣結衣が主演を務めるTBSのドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~22:54)が、10月のタイムシフト視聴率トップだったことが14日、明らかになった。同日、調査を行うビデオリサーチが発表した。○10月月間タイムシフト視聴率トップ10タイムシフト視聴率は、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、7日内(168時間内)に再生した世帯を計測したもの。今回は、900世帯のタイムシフト視聴の測定を開始した、10月3日から30日までの1カ月間の調査結果が発表された。それによると、10月25日放送の『逃げ恥』が、タイムシフト視聴率13.7%でトップ。従来のリアルタイム視聴率は12.5%で、それを上回った。タイムシフトとリアルタイム視聴の重複を除いた総合視聴率は、23.4%となっている。2位は、石原さとみ主演の日本テレビ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(10月26日)で10.8%。3位は、米倉涼子主演のテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子』(10月13日)で9.5%。以下、13位までドラマがランクインし、14位にバラエティからテレ朝『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(10月20日・木曜版)が4.9%で入った。ビデオリサーチは、総合視聴率の上位番組も発表し、こちらのトップは『ドクターX~外科医・大門未知子』(10月13日)で28.3%(リアル20.4%、タイムシフト9.5%)。2位は、NHK総合『べっぴんさん』(10月3日)で27.0%(リアル21.6%、タイムシフト)7.1%だった。そして3位は、『2016プロ野球日本シリーズ・広島×日本ハム・第6戦』(日テレ、10月29日)の25.2%だったが、こちらはリアルタイムが25.1%、タイムシフトが0.1%と、ほとんどがリアルタイム視聴だった。○10月月間総合視聴率トップ10視聴率の数字は、関東地区調べ。
2016年11月15日高視聴率で話題のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。「私、失敗しないので」の名セリフでもお馴染み、孤高の“天才”フリーランス外科医・大門未知子のほかにも、今クールは“天才”という異名を持つ主人公が多く登場しています。今日は、そんな“天才”主人公達の知られざる葛藤を徹底追跡!一見恵まれた才のように思われがちですが…本当のところ、どうなのでしょうか。物語の裏に秘められた、彼らの苦悩に迫っていきましょう。■才あるがゆえに、警戒される沙羅駆彼が唯一「人間らしさ」を取り戻す瞬間とは?“天才”と聞いてまず先に浮かぶのが、このドラマ!「IQ246~華麗なる事件簿~」です。番組のPRで、主演の織田裕二さんが「IQ246の超遺伝頭脳を持つ人間って、一体どんななのか。演じる上で懸命に考えた」と仰っていましたが、今回の主人公・法門寺沙羅駆は、“天才”の時限がスゴ過ぎて…最早理解の域を超えています(笑)。「あ~、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する事件はないものか」を口癖に、自らが解くに値する美しい事件を求め、日々街を練り歩く沙羅駆。犯人が現場に残した僅かな痕跡(音や香りなど細部に渡り検証)をヒントに見事警察を出し抜き、痛快に事件を解決へと導いていく様が、見ていて非常にスカッとします!まさに、日曜の夜に最適な作品と言えますよね~。しかしながら一方で、その才は世の脅威としても捉えられ、法門寺家は代々国の警護の下、鎌倉から出ることを封じられてきました。生まれ持った知性を「不必要なものである」と制され育ってきた沙羅駆の苦悩。それは、彼が時折見せる…まるで赤子のような表情から見てとることができるでしょう。ザ・凡人の代表として登場する、法門寺家の警護を任された警察官・和藤奏子(土屋太鳳)。彼女は毎話、沙羅駆の単純明快なイタズラに騙され眠らされてしまいます。「どうしてこう、バカなのか…」ため息をつく沙羅駆ですが、彼女の安らかな寝顔を眺める瞬間こそ、彼が唯一人間らしく笑っているような気がしてなりません。迫りくる黒幕の魔の手――“天才”VS“天才”の勝負の行方は、きっとこの人間らしさが鍵になるのではないでしょうか。■“天才”脳神経外科医が見る幻覚の正体周りの期待と比例して、苦悩は高まっていく…同じく、“天才”の葛藤が描かれている作品がもう一つ…「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」です。吉田羊さん演じる主人公・橘志帆は、どんな難しい手術も成功させるゴッドハンドの持ち主で、海外でも名高い“天才”脳神経外科医。ある日、オペ中に幻覚を見たことから医師を辞めようと決意するのですが…恩師の説得により、解析診断部の診断医として医療に携わり続けることになります。普段は「手術はしません」の一点張り。飄々と毎日を過ごしていますが、「患者さんを救いたい」という正義感が強く、時に型破りな方法で診断を推し進めることも。ほかの人には決してマネできない“天才”的な技術があるだけに…オペ台に立てないことを、本当は誰よりも悔んでいるだろう志帆の苦悩が、視聴していてとても切なくなりますね。ドラマの後半戦ではいよいよ、志帆が度々目撃している幻覚の正体が明らかに!多くの人の命を救えるはずの才。にも関わらず、彼女がメスを置かなくてはならない衝撃の理由とは?“天才”といえど一人の人間です。周りから期待されればされるほど、幻覚を見る回数が増えてしまう志帆の心の裏側に着目してご覧くださいませ。■“努力”の上にこそ成り立つ三ツ星有無を言わさぬ“天才”の迫力がココにある!そして最後がこちら!「ハマり役だなぁ…」と、しみじみ楽しませて頂いている「Chef~三ツ星の給食~」です。これまでにも同枠にて、刑事やミュージカル女優など幅広い“天才”役をこなしてきた天海祐希さん。完全オリジナル脚本ということで、アドリブなのかわからなくなるノリノリな感じが溜まりませんね(笑)。主人公となるのは、三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子。男性社会ともいわれる厳しい料理の世界で勝ち抜いてきた彼女は、自分の料理に絶対の自信を持ち、「自分の料理を残す客など世界に存在しない」と思っています。しかしある日、店のオーナーとトラブルを起こしクビになった光子は、オーナーの徹底した邪魔に合い、給食作りという場でしか料理の腕を振るえない状況に。ほかの二作品と違い、「私は“天才”なのよ!文句ある?」という徹底したスタンスの主人公。最初は周りから疎まれていたのですが…面白いのは、彼女がその台詞を言うに値する“努力”を惜しまないという点です。普通なら高飛車な態度についイラッとしてしまいがちなのに、光子は料理に関して一切「手を抜く」ということをしないから、見ていて清々しい気持ちになるんです!生まれ持った才ではなく、“努力”で勝ち取った“天才”。であれば、彼女のように鼻高々になる権利はあるだろうと腑に落ちてしまう三ツ星マジックを、とくとお楽しみあれ~。以上、いかがでしたか?様々な形の“天才”像。是非、お気に入りの一作を見つけてみてくださいね!(text:Yuki Watanabe)
2016年11月14日11月8日に第5話が放送された新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、第5話の視聴率が13.3%を獲得し、TBS火曜ドラマ枠歴代最高記録をまたまた更新したことが分かった。本番組は、初回放送では火曜ドラマとしては初の初回2桁10.2%を記録。第2話では12.1%、第3話12.5%、第4話13.0%、そして今回は第5話13.3%を記録し、毎週視聴率をアップさせるという異例の事態となっている。昨夜放送された第5話では、森山みくり(新垣結衣)が、契約結婚をした津崎平匡(星野源)に対し「恋人」になろうと奮闘する中、周囲が2人の結婚に疑いを持ち始める。そんな周囲の疑いを晴らすため、2人は新婚感と親密感を醸し出そうと、火曜日を“ハグの日”を制定。なかなか自然に"ハグ"ができない2人だったが、契約結婚に対して罪悪感を感じつつあったみくりが、津崎の優しさに触れたことで「ハグの前借り」をリクエストし、「恋人」さながらの自然なハグをする…といった展開に。来週放送の第6話は、「ハグの日」の制定により、恋人っぽい空気をかもし出すことに慣れてきたみくりと津崎が、みくりの叔母の百合(石田ゆり子)が2人のために手に入れたというペアの宿泊旅行券を2人にプレゼントすることにより、“新婚旅行”と言う名の“社員旅行”へ出かけることに。しかし、訪れた温泉旅館にはなんと夫婦やカップルで寝るのに最良なダブルベッド。女性と同じ部屋で寝たことがないという津崎が大慌てする中、みくりはかつて交際していた元カレを発見して…というまたひと波きそうな予感。第6話の予告には2人のドキドキの温泉旅行の様子に加え、新垣さんが女子高生の制服に身を包んだシーンが盛り込まれており、早くもSNS上では話題に。すでに次回を待ちわびる声が多く上がっているようだ。「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月09日モデルの市川紗椰さん(29)がメインキャスターを務めるニュース番組『ユアタイム~あなたの時間~』(フジテレビ系)。この番組の平均視聴率がついに2パーセント台にまで落ち込んだことがわかり、話題になっています。実はこの番組、もともとはタレントのショーンKさん(48)がメインキャスターを担当する予定でした。しかし番組スタートの直前に経歴詐称が判明し降板が決定したため、市川さんが単独MCとして原稿を読むことになったとのこと。キャスター未経験だった市川さんは急きょレッスンに取り組んだものの、なかなか厳しいものがあるようで、放送開始当初から現在に至るまで原稿を噛みまくっています。別番組では、隣りに座る野島卓アナから『死ねば』の目で睨まれたことがあると告白したほどのたどたどしさなのです。一連の報道をうけ、ネット上には市川さんの実力不足を指摘する多くの声がよせられました。●「声が聞きとりにくい」「なんでキャスターやってるの?」ネット上の市川さんへのコメント『一日働いて、あー疲れたって帰ってきて、このレベルの子を見たいって誰が思う?何もかもがキツいよ』『声がすごく聞きとりにくい。自分なりの意見を言えるわけでもないし、この子にキャスターはムリ』『市川って自分の興味あることだけは嬉しそうに話すけど、興味のない内容についてはホントにやる気なくてつまらなさそう。感じ悪いから最近は見てない』『可愛くない、知識もない、そのうえトロい。なんでキャスターやってるのか分かんない。視聴率低迷は自明の理』『この方、表情が暗いし、声が小さい。ホントはこの仕事が嫌なんだろうなっていう気持ちが伝わってくる。視聴者は敏感なんだよ』『市川って人よく知らないけど、脇役として輝くタイプなんじゃないの?死ねばの目で睨まれたってネタっぽくしてるけど、実際の現場は険悪なんだろうなとしか思えない』『視聴率2パーセントって、“たまたまそのチャンネルがついてただけ”っていう程度でしょ。もはやこの番組を狙って観ている視聴者はほぼいないのでは』『ニュース番組なんだから、プロに読ませるべきなんだよ。ショーンが降板した段階で市川もおろして、本物のアナウンサーを登用したほうがよかった。市川さんじゃ、悪いけど見る気も失せる』といったように、視聴率の低迷は市川さんの力不足も一因なのではという声が多くあげられました。●「ショーンKのほうがまだまし」と感じる視聴者もまた中には、降板することになったショーンさんに対するこんな意見も。『こんなんだったら、もうショーン連れてこいよ。詐称の件はもう詫びたんだから許してやるよ』『こんなアマチュアの読む、噛みまくりのニュース見たくない。ショーンKが出てたほうがまだ数字取れるんじゃね?』『ショーンが出るなら見るんだけどな……経歴はどうあれ、コメンテーターとしての実力はあったもんね』といったように、ショーンさんの復活を望むようなコメントも見られました。さて、今後の市川さんによる巻き返し、そして番組視聴率の復活はあるのでしょうか。これからが気になるところですね。【画像出典元】・DJ PROFILE | ショーンK | サンディSUNDAY/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月08日フリーアナウンサーの古舘伊知郎がMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『フルタチさん』(毎週日曜19:00~20:54)が6日に初回を迎え、番組平均視聴率は8.2%だった。この時間帯は、日本テレビが視聴率トップを独走中で、この日も『ザ!鉄腕!DASH!!』(19:00~19:58)は19.4%、『世界の果てまでイッテQ!』(19:58~20:54)は22.0%をマーク。引き続き、圧倒的な強さを見せている。他の各局も打倒日テレに向けて10月から新番組を投入しており、テレビ朝日『日曜もアメトーーク!』(18:57~19:58)は、この日が初のレギュラー回で8.0%。TBSでスタートした『クイズ☆スター名鑑』は休止だったが、この日放送された『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』の2時間スペシャル(19:00~20:54)は7.6%だった。また、テレビ東京の『モヤモヤさまぁ~ず2』は、(18:30~19:00)が6.1%、(19:00~19:54)が7.1%となっている。日曜の19時台は、日テレ『ザ!鉄腕!DASH!!』がトップを走る中、テレ朝・TBS・フジが新番組を投入するというバラエティの"日7戦争"が繰り広げられている。なお、NHK大河ドラマ『真田丸』(20:00~20:45)は15.3%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年11月07日新垣結衣主演で贈る、現在放送中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、11月1日(火)放送された第4話の平均視聴率が、13.0%を記録したことが分かった。現在連載中の海野つなみの同名漫画を原作に描く本作は、「雇用主=夫」「従業員=妻」の“契約結婚”をテーマにした物語。妻を新垣さんが、夫を星野源が演じ、笑って泣いてキュンとする新感覚のラブコメディーとなっている。初回放送では、火曜ドラマとしては初の初回2桁10.2%を記録し、第2話では12.1%、第3話12.5%と記録を更新し続ける本作。そんな今回の記録は、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を3週連続で更新。 これで初回から第4話まで異例の4週連続視聴率アップとなった。昨夜放送の第4話では、みくり(新垣結衣)と津崎平匡(星野源)の、雇用主・従業員としての契約結婚が、津崎の後輩である風見(大谷亮平)にばれてしまい、風見は「みくりをシェアさせてほしい」という「シェア婚」を大胆提案!これを機に三角関係が始まると、みくりと津崎に徐々にすれ違いが。家の中のギクシャクをなくすための解決策として、みくりは津崎に「恋人同士になろう」という突拍子もない提案を…という展開だった。そして、来週放送の第5話は、そんな「恋人同士になろう」というみくりの提案に驚きを津崎が動揺する中、みくりの叔母・百合(石田ゆり子)が、偶然風見を笑顔で送り出すみくりの姿を目撃し、不倫を疑ってしまう。 その状況を知った津崎は、沼田(古田新太)に疑われたのも、風見にバレたのも全て“恋人っぽい雰囲気”が無いことが原因だと気づく。“プロの独身”である津崎にとってはハードルが高いことだが、みくりに説得され“夫婦”で話し合った結果、新婚の空気を醸し出すために“ハグの日”を制定することに。さらに、百合が抱いている不倫疑惑を払拭するべく、目の前でハグを見せつけようと試みるも失敗続き。 そんな中、恋人っぽさの練習を必死にしてきたこともあり、みくりに心を開きはじめ、ぐっと距離が近づいたように思えた2人。しかし、そんな2人に新たな試練が襲いかかる…!?果たして、2人はハグをして関係をより深めることができるのか。エンディングで流れるダンスも大きな話題となっている中、この先もまだまだ“逃げ恥フィーバー”は続きそうだ。「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月02日女優の新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第4話が1日に放送され、平均視聴率13.0%を記録し、初回から4週連続で右肩上がりとなった。初回の第1話は、TBS火曜ドラマ枠で過去最高の初回視聴率となる10.2%を獲得し、第2話は12.1%と同枠の歴代最高記録を打ち立て、先週の第3話は12.5%と歴代最高を更新。そして、昨日放送された第4話は13.0%となり、またも記録を更新した。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。第4話では、みくりと津崎の"契約結婚"が、津崎の後輩である風見(大谷亮平)にばれてしまい、風見が「みくりをシェアさせてほしい」という「シェア婚」を大胆提案。これを機に、三角関係が始まると、みくりと津崎に徐々にすれ違いが生じてくる。家の中のギクシャクをなくすための解決策として、みくりは津崎に「恋人同士になろう」という突拍子もない提案をするという展開だった。(C)TBS
2016年11月02日北海道日本ハムファイターズが日本一を決めた、プロ野球・日本シリーズ「広島×北海道日本ハム」第6戦中継(30日18:30~日本テレビ系)の平均視聴率は、広島地区で54.9%、札幌地区で50.8%の高視聴率となった。今シリーズで、札幌地区の視聴率が50%を超えたのは初めて。関東地区も、25.1%という高い視聴率をマークした。全6戦の視聴率の数字は下記の通り。日本一は日本ハムになったものの、視聴率では、広島が"6戦全勝"となった。なお、25日の第3戦、27日の第5戦を中継したテレビ朝日系列の広島ホームテレビは、10月第4週(10月24~30日)のゴールデン(19~22時)が22.3%、プライム()19~23時)が21.3%となり、いずれも同局歴代2位となった(1989年1月2日以降調べ)。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。○2016年プロ野球・日本シリーズ 中継番組視聴率第1戦(TBS系、22日18:35~):関東18.5%・広島53.8%・札幌40.4%第2戦(フジ系、23日18:30~):関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%第3戦(テレ朝系、25日18:33~):関東17.5%・広島59.6%・札幌37.7%第4戦(TBS系、26日18:30~):関東15.9%・広島48.6%・札幌35.1%第5戦(テレ朝系、27日18:03~):関東17.4%・広島44.4%・札幌34.8%第6戦(日テレ系、30日18:30~):関東25.1%・広島54.9%・札幌50.8%
2016年10月31日広島カープと北海道日本ハムファイターズが対戦しているプロ野球・日本シリーズは、25~27日に北海道・札幌ドームで第3~5戦の3連戦が行われ、各チームの地元である広島地区・札幌地区では、引き続き中継番組が高視聴率を記録している。広島地区は、地元広島でのホームゲームの第1・2戦(22・23日)の中継番組が、いずれも平均視聴率53.8%と驚異的な数字を記録したが、札幌ドームに移っての第3戦(25日18:33~、テレビ朝日系列)は、それを上回る59.8%をマーク。今シーズン限りでの引退を表明している黒田博樹投手の先発とあって、注目を集めたようだ。その後も広島地区は、第4戦(26日18:30~、TBS系列)48.6%、第5戦(27日18:03~)44.4%を記録。この3連戦は、日本ハムが3連勝となったが、地元・札幌地区は第3戦37.7%、第4戦35.1%、第5戦34.8%と高視聴率であるものの、こちらを上回る熱気が、25年ぶり日本シリーズ出場の広島を覆っているようだ。これまでの日本シリーズ中継の関東・広島・札幌地区の視聴率は以下の通り。日本ハムが王手となって臨む第6戦は広島に戻って開催され、29日18時30分から日本テレビ系列で中継される。第1戦(TBS系、22日18:35~):関東18.5%・広島53.8%・札幌40.4%第2戦(フジ系、23日18:30~):関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%第3戦(テレ朝系、25日18:33~):関東17.5%・広島59.6%・札幌37.7%第4戦(TBS系、26日18:30~):関東15.9%・広島48.6%・札幌35.1%第5戦(テレ朝系、27日18:03~):関東17.4%・広島44.4%・札幌34.8%視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年10月28日全22作品がそろった2016年の秋ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(秋ドラマ22作、傾向分析&オススメ5作発表! 「各局の戦略丸かぶり」の中で光る"幸福なファンタジー")において、秋ドラマの主な傾向を [1]各局の戦略が丸かぶり[2]リアリティ無視のお仕事ドラマ[3]シリアスの中で輝く幸福感の3つと分析。おすすめドラマとして、『黒い十人の女』(日本テレビ系読売テレビ 木曜23時59分)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系 火曜22時)、『運命に、似た恋』(NHK 金曜22時)、『スニッファー 嗅覚捜査官』(NHK 土曜22時)、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系 21時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『カインとアベル』月曜21時~フジテレビ系出演者:山田涼介、桐谷健太、倉科カナほか寸評:恋愛より主人公の内面に焦点を当てた展開に意外性はあるが、テンポよく進むビジネスシーンの展開にご都合主義が見られる。脚本も演出も山田の魅力を引き出すべく逆算されているため、ファン以外の視聴者は苦しいか。年上女性に恋する姿は月9らしい初々しさも。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁 ナシゴレン課』月曜24時15分~テレビ朝日系出演者:島崎遥香、古田新太、勝村政信ほか寸評:「会議室で事件解決」「25歳の女デカ長」というコンセプトは、「深夜だからこれくらいやろう」という前向きさ。ただ、ワンシチュエーションも、現役アイドルのヒロインも、「ハマるかハマらないか」極論となる。個性的な脇役と島崎が噛み合えばいいが、空回りの感も。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』火曜21時~フジテレビ系出演者:吉田羊、相武紗季、吉岡里帆、伊藤蘭ほか寸評:『救命病棟24時』『ナースのお仕事』らを輩出した火曜21時に戻ってきた医療モノ。ポイントは、絶体絶命からの生還劇が盛り上がるかどうか。『ドクターX』との比較上、手術シーンが少ないなどの不利があるのも含め、演出の力量が問われる。女医たちの役作りにも注目。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『逃げるは恥だが役に立つ』火曜22時~TBS系出演者:新垣結衣、星野源、石田ゆり子ほか寸評:“契約結婚”というテーマそのものは平凡だが、全編を通して流れる穏やかなムードは特筆に値する。キャスティングも、恋のスピードも、無理せず過剰にならず、ほどよいさじ加減で、もどかしさの漂う関係性は恋愛ドラマの王道。石田、古田新太ら、助演の貢献度も高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』水曜21時~日本テレビ系出演者:石原さとみ、菅田将暉、岸谷五朗ほか寸評:『重版出来!』のように下積みから描かず、校閲の醍醐味を切り取ったシーンもないため、仕事面での感動やカタルシスは少なく、「あくまで石原を愛でるドラマ」という印象。ただ、静止画を多く取り入れた演出は新鮮で、バラエティーとアニメからの影響を感じさせる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『コック警部の晩餐会』水曜0時10分~TBS系出演者:柄本佑、小島瑠璃子、えなりかずきほか寸評:コンセプトから、キャスト、クライマックスまで、すべてに渡っていい意味でのB級感が漂い、視聴者の間口は広い。刑事が犯人逮捕のために、晩餐会を開くシーンはドラマというより喜劇舞台のよう。小島はここでいい演技を見せて、次の出演作につなげたいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆期待度☆】○『ドクターX~外科医・大門未知子~』木曜21時~テレビ朝日系出演者:米倉涼子、岸部一徳、西田敏行ほか寸評:プライムの連ドラで唯一視聴率20%を獲れるシリーズだけに、「定番を見せることが重要」であり、変更点はほぼなし。「巨大医療組織vsフリーランスの女医」という図式も薄くなり、患者の時事性と大門の華麗な手術シーン、ベテラン俳優の追加で、豪快に乗り切っている。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『Chef~三ツ星の給食~』木曜22時~フジテレビ系出演者:天海祐希、小泉孝太郎、遠藤憲一ほか寸評:三ツ星シェフの食中毒騒動や、給食の仕事に就くまでのプロットが苦しく、演出家とキャストに負担がかかっている。なかでも天海のヒロイン像はいつも通りで、10数年前から変わらないのは、制作サイドの偏見かもしれない。給食室の芸達者なメンバーには大いに期待。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒い十人の女』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:船越英一郎、成海璃子、水野美紀ほか寸評:人間の悪意とかわいらしさを切り取るバカリズムの脚本が絶妙。連ドラ2作目にして、著しい進化を見せている。「十人の女」を描き分ける演出も明快で、飲食物をかけ合うシーンを含め、見せ場もたっぷり。終盤に向けて、どこまで壊れていくのか、楽しみは尽きない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『石川五右衛門』金曜20時~ テレビ東京系出演者:市川海老蔵、國村隼、比嘉愛未ほか寸評:“海老蔵歌舞伎”の世界観そのままに、存在感やセリフ回しなどで、さすがの座長ぶりを見せている。殺陣や美術などでNHKの時代劇より劣るのは仕方ないが、視聴者を楽しませるサービス精神はたっぷり。茶々役の比嘉は、『真田丸』の同役とは異なる美しさを放つ。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『運命に、似た恋』金曜22時~ NHK系出演者:原田知世、斎藤工、奥田瑛二ほか寸評:『ドラマ10』らしい大人の恋物語で、脚本の北川悦吏子も、同枠で実績のある原田と斎藤もフィット。「運命」「境遇の差」などのキーワードが恋心を加速させつつも、スローな展開で引きつける。回を追うごとに女の顔を見せる原田と、山口紗弥加の悪女ぶりが作品の象徴。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『砂の塔~知りすぎた隣人』金曜22時~TBS系出演者:菅野美穂、岩田剛典、松嶋菜々子ほか寸評:オリジナルだが、そのムードは『金曜ドラマ』の湊かなえ作品と酷似。監視カメラや体操教室、合コンや不倫シーンなどのツッコミどころが多いのは、制作側がネットでの盛り上がりを狙っているためか。「タワマンあるある」はそれなりにリアルな反面、目新しさはない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『家政婦のミタゾノ』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:松岡昌宏、清水富美加、余貴美子ほか寸評:松岡の女装以上に、『半沢直樹』『下町ロケット』などを手がけた八津弘幸の脚本は要注目。家事のテクニックを絡めた演出などの抜け感も心地いい。今後も『家族ゲーム』のノリでいくのか、別の一面を見せるのか。「『ミタ』のパクリ」なんて声もあるが、本家はテレ朝。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『勇者ヨシヒコと導かれし七人』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:山田孝之、木南晴夏、宅麻伸ほか寸評:4年ぶりでもヨシヒコの世界観は良くも悪くも健在。アンチメジャーのコンセプトで、失笑を誘う流れは変わらないが、時代の流れは早い。脚本・演出の福田雄一自身も進化しているだけに、さらなる変化を期待したいところ。この人ならシリーズの予定調和をぶっ壊すかも。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』土曜18時10分~NHK出演者:武井咲、福士誠治、三田佳子ほか寸評:『土曜時代劇』の実質的な第一弾だけあって全20回放送の大作。大河ドラマが技巧派で、コミカルさを交えている分、当作の凛とした気配が際立つ。淡い恋模様から一転、討ち入りの激しい展開は目を見張るものがあり、その後の描き方も楽しみ。武井の代表作になるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『THE LAST COP/ラストコップ』土曜21時~日本テレビ系出演者:唐沢寿明、窪田正孝、和久井映見ほか寸評:単純明快&説明不要の老若男女が楽しめるドタバタ痛快作。唐沢と窪田だからこそ成立するかけ合いやアクションは、それだけで貴重と言える。「突き抜けるならここまでやり切る」のお手本であり、土曜21時の放送に最適。鑑識役の伊藤沙莉がまたも怪演を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『スニッファー 嗅覚捜査官』土曜22時~NHK出演者:阿部寛、香川照之、井川遥ほか寸評:原作は世界的ヒット作だが、それに負けない演出の技量が光る。重さの中に繊細さや美しさを感じさせる映像はNHKならでは。『ロンググッドバイ』よりテンポとトーンを抑えるなど、視聴者ニーズを嗅ぎ取った感もある。阿部と香川のコンビに何か言うのは野暮だろう。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中村蒼、大東駿介、野間口徹ほか寸評:「テレビ番組や芸能界の小ネタを集めて、サブカル的な角度から笑い飛ばす」コンセプトは、いかにもテレビ東京風味。脱力してクスクス笑えるところはあるが、前時代的な感も否めない。今後はアイドルイジリを徹底し、風刺にまで落とし込めたら面白くなりそう。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:田辺誠一、西田尚美、鹿賀丈史ほか寸評:主人公がひたすら理不尽な仕打ちを受け続けるストレスフルな展開は異例……と思いきや、同枠は昼ドラを手がけた東海テレビの制作。とかく視聴者ニーズを“爽快感”のみで決めつける現在のドラマ界では貴重と言える。ただし、その分カタルシスがもっとほしいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『IQ246 ~華麗なる事件簿~』日曜21時~TBS系出演者:織田裕二、ディーン・フジオカ、土屋太鳳、中谷美紀ほか寸評:織田の演技に難色を示す声も多いが、好き嫌いを除けば完成度は標準仕様。視聴率を獲るための工夫が随所に施され、木村監督の小ネタが好きな人はたまらないだろう。ただ倒叙型の作品だけに、IQ246を生かす難解な謎解きと、『古畑任三郎』と同等の大物ゲストが必要。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『キャリア ~掟破りの警察署長~』日曜21時~フジテレビ系出演者:玉木宏、高嶋政宏、瀧本美織ほか寸評:「平成版、遠山の金さん」というコンセプトから、中高年向けであることがハッキリ。「身分を隠して街をふらふらして、逮捕シーンで警察手帳をかざす」という展開は既視感が強く、「なぜ謎が解けたのか?」の理由も説得力に欠ける。玉木のさわやかな演技が救いに。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『レンタル救世主』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:沢村一樹、藤井流星、志田未来ほか寸評:沢村が主演と思いきや、目立つのは、藤井の“ルチャ”風アクション、志田のつぶやきラップと泣き顔ブス、稲葉友の女装など、脇役のキャラ。レンタル救世主としての依頼も平凡だが、それ以上に沢村が単なるお人好しなのと、「ハズレなし」の勝地涼が輝かないのが残念。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。
2016年10月27日NHKは24日、今月3~9日の主な番組のタイムシフト視聴率を発表。朝ドラ『べっぴんさん』は3~8日の平均で6.3%、9日の大河ドラマ『真田丸』は6.7%に達した。視聴率調査を行うビデオリサーチでは3日分から、従来のリアルタイム視聴率と、録画した番組を再生したタイムシフト視聴率、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率を発表。それによると、同週の『べっぴんさん』(3~8日8:00~)は、リアルタイム20.0%、タイムシフト6.3%で、総合視聴率は25.2%。『真田丸』(9日20:00~)は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。このほか、主な番組の数値は、『ドラマ10・運命に、似た恋』(7日22:00~)は、リアルタイム5.2%・タイムシフト4.0%・総合9.0%。『土曜ドラマ・夏目漱石の妻』(8日21:00~)は、リアルタイム8.5%・タイムシフト2.9%・総合11.2%。『NHKスペシャル・血糖値スパイクが危ない』(8日19:30~)は、リアルタイム10.4%・タイムシフト2.1%・総合12.2%。『ガッテン!』(5日19:30~)は、リアルタイム11.8%・タイムシフト1.1%・総合12.9%となっている。同日会見を行った、NHKの木田幸紀放送総局長は「比較的若い人の方が年配の方よりもタイムシフトで見ているようだが、もっと細かい分析が必要だ」と述べた上で、「データが増えれば傾向も分析も、より確かなものになってくると思うので、効果的な編成などについて研究を重ね、よりよい番組をよりたくさんの人に見ていただけるようにしたい」との考えを示している。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月25日22・23日に放送されたプロ野球の日本シリーズ「広島×北海道日本ハム」は、広島地区で2戦とも平均視聴率53.8%を記録するという注目の高さを見せた。両試合も5-1でホームの広島が勝利。第1戦を中継したTBS系列の視聴率は、関東・広島・札幌地区の順に(18:00~18:35)の時間帯が13.8%・35.5%・29.8%、(18:35~22:20)の時間帯が18.5%・53.8%・40.4%だった。第2戦を中継したフジテレビ系列の視聴率(18:30~22:04)は、関東13.8%・広島53.8%・札幌33.2%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。
2016年10月24日女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~)の初回放送(13日21:00~22:09)の総合視聴率が28.3%を記録したことが24日、同局から発表された。総合視聴率は、リアルタイムの視聴率と、録画したタイムシフトの視聴率を合算し、重複視聴分を差し引いた数値。リアルタイムは20.4%で、タイムシフトは9.5%という高視聴率だった。なお、同ドラマは20日放送の第2話も、リアルタイムの視聴率が19.7%をマークし、今クールのドラマで首位を走っている。数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月24日新垣結衣と星野源が共演するドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。この度、昨日10月18日(火)に放送された第2話が、視聴率12.1%を獲得。初回の10.2%を大きく上回る結果となり、TBS火曜ドラマ枠歴代最高の記録を叩き出した。主人公・森山みくり(25歳)は、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切り、そしてただいま休職中。「誰からも必要とされない辛さ」を日々感じている。そんなみくりを見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の家事代行として働き始めることに。かゆいところに手が届く働きぶりで津崎の信頼を勝ち取ったみくり。しかし、あるきかっけでその仕事も失いそうになる。そんなとき、将来に不安を抱え追いつめられたみくりは、ひょんな会話の流れから津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と言ってしまう。“超”真面目な津崎は、検討した結果、事実婚としての契約結婚を提案。2人は周囲には秘密にして、「雇用主=夫」「従業員=妻」として結婚することに。果たして、2人は周囲にばれずに新婚生活を過ごせるのか!?恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男。契約結婚の行方は――?原作は、「Kiss」(講談社)にて連載中の海野つなみの同名漫画。新しい「結婚」の形、そして「仕事」について考えさせられると共に、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする新感覚のラブコメディーとなっている。2014年4月に新設された火曜ドラマ。過去10作品はすべて初回視聴率2桁を獲得することができない中、本ドラマでは火曜ドラマとしては初の平均視聴率10.2%という好スタートを切ることに成功したことでも注目を集めていたが、第2話ではさらにそれを1.9%上回る記録を打ち出した。また、第1話放送当日の公式ホームページの閲覧数が1日で100万ページビュー超えや、第1話の無料見逃し配信の合計再生回数が史上初めてミリオンを達成。 さらに、1週間期間限定で公開されたドラマエンディングの「恋ダンス」フルバージョンは500万回再生超えなど、次々と記録を打ち立てている。次週放送の第3話は、雇用として結婚したみくりと津崎に、風見涼太(大谷亮平)を加えた三角関係への発展も匂わせており、今後の展開からも目が離せない!「逃げるは恥だが役に立つ」は毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月19日18日に放送された女優・新垣結衣が主演を務めるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の第2話の平均視聴率が12・1%となり、同局の火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を記録したことが19日、わかった。次々と記録を打ち立てている『逃げ恥』。先週放送された第1話は、2014年4月に始まった火曜ドラマ枠として初の平均視聴率10.2%という2ケタを記録したが、第2話はそれをさらに1.9%も上回る結果となった。第1話放送当日の公式ホームページの閲覧数は1日で100万ページビュー超えを記録し、第1話の無料見逃し配信の合計再生回数は史上初めてミリオンを達成。また、TBSの公式YouTubeチャンネルに1週間期間限定でアップされた、ドラマエンディングの"恋ダンス"フルバージョンが500万回再生を突破した。同ドラマは、職なし彼氏なしの主人公・森山みくり(新垣)と、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)が、"契約結婚"という夫=雇用主、妻=従業員となる結婚生活を繰り広げるラブコメディ。次週放送の第3話は、みくりと津崎に、風見涼太(大谷亮平)を加えた三角関係への発展も匂わせている。(C)TBS
2016年10月19日先週放送された第1話の視聴率が、平均視聴率13.1%(関東を含む8地区)と好調な滑り出しでスタートした「メディカルチームレディ・ダ・ヴィンチの診断」。今夜10月18日(火)放送の第2話では、吉岡里帆が初披露となる“スポーツ水着”に身を包み、体当たりで撮影に臨んだシーンが登場するという。本ドラマは、民放連続ドラマ初主演の吉田羊演じる天才外科医・橘志帆を中心に、“解析診断部”の女医7人によるメディカルチーム「レディ・ダ・ヴィンチ」が原因不明の病に立ち向かう爽快な医療ミステリー。吉田さんのほかにも、解析診断部の医師として、相武紗季、吉岡さん、「たんぽぽ」白鳥久美子、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭らが出演する。1話完結型で描かれる本作だが、今夜放送の2話の患者は、世界大会でメダルを目指す有名水泳選手・南野和己(浅香航大)。全身の倦怠感と筋力低下を訴えALS(筋萎縮性側索硬化症)の疑いが。セカンドオピニオンとして依頼された「解析診断部」が原因解明に乗り出すが…というストーリー。そこで今回の見どころのひとつとなっているのが、血液検査など正攻法で攻める解析診断部長の岩倉葉子(伊藤蘭)に対し、志帆はプールで綾香(吉岡里帆)にスポーツ水着を着用させ、なぜか「50メートルクロール10本」を命じるというシーン。本番では、飛び込みから泳ぎまで全て吹き替えなしで臨んだ吉岡さんは、この撮影のためスタント指導のスタッフから猛特訓。本番前には「イケそうな気がする!」と自信を見せていたものの、試しに一度やってみると、腹打ちならぬ“額打ち”状態に。すかさずスタント指導のスタッフが細やかにアドバイス。すると見事テイク2で飛び込みを成功させていた。その後も泳ぎのシーンを、プールサイドから水中カメラからと、様々なアングルで撮り進め、どのテイクも全力で泳ぐ吉岡さんに加え、審判台の上に座り“スパルタ”感満載でむちゃぶりする吉田さんの姿も必見のシーンとなっている。プールの飛び込み台から飛び込むのは初めてで、スポーツ用の水着をドラマで着たのも初めてだったという吉岡さん。「インストラクターの方が動画を撮ってくださっていたのですが、大笑いしながらそれを見せてくれて…お腹から落ちてたみたいです(笑)。さらに、空中では足を伸ばさないといけないのにバタバタしていたみたいで、それも大笑いされました。自分では真剣にやっていたんですけど、空中でバタ足をしてたんですね、簡単に言うと」と笑顔を見せる。さらに第2話ゲストとして、世界大会でメダルを期待される水泳選手役で出演した浅香航大と吉岡さんの対談も実現!役での関係性で感じたものは?という質問に吉岡さんは「実際に同い年で、劇中でも歳が近くて親を亡くしている共通点が2人にはありました。そうした個人的な設定で感情移入がしやすいから、綾香もシンパシーを感じながら患者さんに接することができましたと」語る。浅香さんは「田丸先生のきっかけで心が動く場面が多かった。心情的にすごく寄り添ってもらいました」と話し、「研修医としてがんばっている姿にも影響されたし、橘先生たち病院内の先生同士の関係性にも心を打たれるものがあって。アスリートと、ドクター。違う環境にいる人々の心をつなぐのはなんなのか、そこに僕自身も心を動かされました」とコメント。もともと水泳の経験があったという浅香さんは「3回個別指導を受けて撮影に臨みました。その設備がまた立派で、上からも横からも録画できるし、指導の先生もすごいんです。自分でいうのもなんですけど、自分の目で見ても違いがわかるほどに技術的に進歩でき、自信が持てました。やりがいもあったし、すごく楽しかったです!」と興奮気味に語り、一方吉岡さんは、「私はぶっつけ本番。スタッフの方々に『気合い入れろ!』とか言われて(笑)」と浅香さんの撮影とは対照的だったと明かした。また、今回初共演となる同い年の2人は今後の目標についても語らう。「10代で小劇場に出会ってから、やりたいことはずっと変わっていない」と話す吉岡さんは「本当に面白いものを、そのときに出会った人たちと作りたいというシンプルな思いでずっと来ているし、これからも同じだと思います。何も変わらず、ただ、何か作ろうとしている人たち一緒に、よりいいものを残せる役者になりたい。作品の一部になれる人になりたい」と思いを明かし、浅香さんは「僕はもともと、刺激が欲しくて役者を始めたので、人のために生きたい、と思います。人のために生きたいし、信じられるものはなんなのか、ということを伝えていければ」とコメントした。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月18日女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~)が13日に初回を迎え、番組平均視聴率20.4%を記録した。また、瞬間最高視聴率は、大門未知子が蛭間病院長の回診の前で「いたしません」コールをし、回診の列の間を縫って進んでいった場面の22時7分25.0%に達した。シェアは29.6%で、同時間帯トップ。系列局でも、テレビ朝日以外に4局が20%を超える高視聴率となった。米倉は「やったぁー!とったどぉー!!」と喜びのコメント。「視聴率がでた時はちょうどスタジオにいたので、みんなでハイタッチできてすごくうれしかったです!」と現場の様子を報告しながら、「これからも頑張ります!」と意気込んでいる。同ドラマは、フリーランスの天才女性外科医・大門未知子(米倉)の活躍を描いた人気医療作品で、今回が第4シリーズ。20日放送の第2話では、日本で一番貧しい村長と、日本で一番黒い疑惑を持つ国会議員という両極端の患者が「東帝大学病院」来院。未知子は、無断で貧しい村長の手術を開始するも、なぜか切除可能な腫瘍を一部残したまま、オペを終了してしまう。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月14日タレントのベッキーさん(32)が2016年10月9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したことが話題となりましたが、それは視聴率にも大きく反映されたようです。『スポネチアネックス』によると、ベッキーさんが出演した回の平均視聴率は10.4%だったとのこと。2014年4月に日曜日の午前10時枠へ移動して以来、裏番組の人気ニュースバラエティ『サンデー・ジャポン』(TBS)に視聴率で初勝利しました。ネットでは「ベッキーが出るなら絶対見ない」という声も多く聞かれましたが、ふたを開けてみれば世間から多くの注目を集めていたことが分かる結果に。その影響はベッキーさんのInstagramにも見られ、10月11日に投稿された画像にはベッキーさんの地上波復帰を祝福する声が殺到しています。また、その他ネット上においても、ベッキーさんの地上波復帰を喜んでいる人は少なくないようです。●ベッキー、ワイドナショー出演に祝福の声が殺到!『ベッキーをありがとう。またテレビでベッキーたくさん見られるのを楽しみにしてます』『ベッキーさんの笑顔が、大好きです』『ベッキーおかえりなさい!』『相変わらず美人だった。戻ってきてくれてありがとう』『今の髪型めっちゃ似合ってる!』『ベッキー!ワイドナショー見たよ〜!スッゴクよかったです』『もう十分罰は受けた。これからはベッキーに幸せが訪れるといいな』『やっぱりベッキーには華がある。いるだけで空気が明るくなるよね』『ベッキーの復帰、意外と違和感なく見れたの俺だけ?これから普通にテレビ出てても見れるわ』などなど、SNSやネット掲示板では149日ぶりに地上波へ復帰したベッキーさんを祝福する声が多く上がっています。今はまだ地上波へのレギュラー復帰は決まっていませんが、いずれまたテレビの最前線で活躍する日も近いかも!?【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年10月12日全米で高視聴率を記録する痛快犯罪捜査ドラマ「SCORPION/スコーピオン シーズン2」が、現在、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて独占日本放送中。本作の日本語吹き替えには杉田智和、小林沙苗ら人気声優らが起用され話題を呼ぶが、この度、ゲスト声優として潘めぐみ、羽多野渉が出演することが分かった。本作は、ハッキングだけに留まらない、IQ197のコンピューターの天才ウォルターをはじめ、天才行動心理学者のトビー、メカの天才ハッピー、人間計算機的な知能を持つ天才数学者シルヴェスターの「トータルIQ700」の天才4人組と、シングル・マザーのペイジとその息子で天才児のラルフ、そして堅物ながら男気では誰にも負けない国土安全保障省の捜査官ガロ…彼らチーム“スコーピオン”が、政府や民間からの依頼を受けて、盗難や誘拐事件から、墜落した軍用機からソフトウェアを回収、テロや諸外国の戦争阻止まで、様々な難事件の解決に挑む痛快犯罪捜査エンターテイメントドラマ。個性的なチーム“スコーピオン”の面々の日本語吹き替え版キャストには、「銀魂」坂田銀時役などで知られる人気声優・杉田さんや、ペイジ役を海外ドラマや映画で吹き替えで活躍する小林さんほか演技派声優が集結。シーズン1のゲストには草尾毅、中村悠一、森川智之ら超豪華声優陣も登場し、注目を集める。そしてこの度、シーズン2のゲスト出演声優が決定。10月11日(火)放送予定の第12話にドリー役の吹き替えで出演するのは、アニメ「HUNTER×HUNTER」の主人公・ゴン=フリークスの3代目で声優デビューを果たし、その後「ハピネスチャージプリキュア!」白雪ひめ/キュアプリンセス役や、アニメ「俺物語!!」大和凛子役などで人気を博す潘さん。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ミュータント・タートルズ』『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』など、数々の洋画吹き替えでも活躍しているが、「収録は諸先輩方の中で緊張していたのですが、その緊張感を現場でのやりとりやセリフの掛け合いの中で解いて下さって、とても有難かったです」と今回の出演をふり返る。さらに、「スコーピオンの面々のドラマチックな展開にもご注目ください。ドキリとする瞬間や、ハッとさせられる出来事、思わず声を出して驚きたくなる展開が、事件の中だけでなく、ロマンスの中にも沢山詰まっています」と出演エピソードの見どころを語った。そして、10月25日(火)放送予定の14話にて、とある極秘任務中に危機に陥り、チーム・スコーピオンに助けを求める特殊部隊を率いる大尉コーディ・デッカー役の吹き替えで出演するのは、「黒子のバスケ」実渕玲央役、「ダイヤのA」増子透役ほか数々のアニメ作品に出演し、アーティスト活動も精力的に行う羽多野さん。「『SCORPION/スコーピオン』はタイトルは知っていましたが、今回出演させて頂いて初めて内容に触れました。ゲスト出演させて頂きまして光栄に思います!」と出演を喜んだ。また、本作で主人公を演じる杉田さんとは共演作も多いが「吹き替えの現場で初めてお会いできたのも嬉しかったです!」とコメントを寄せた。「SCORPION/スコーピオン シーズン2」は海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて毎週火曜22時より独占日本初放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月10日お笑いタレントのバカリズムが脚本を担当する読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『黒い十人の女』(現在放送中 毎週木曜 23:59~)の初回平均視聴率が関西地区で7.0%(ビデオリサーチ調べ)をマークした。主演の俳優・船越英一郎が、妻のほかに9人の愛人がいるドラマプロデューサー・風松吉を演じる不倫ドラマ。"10股"のプレイボーイ・風をめぐる女性たちの愛憎劇がコメディータッチで描かれる。読売テレビ制作の「プラチナイト木曜ドラマ」枠の15作目で、同局によれば、視聴率7%超えは2014年の『慰謝料弁護士』以来11作ぶり。特に女性からの支持が高く、男女別・世代別のデータでは50~60歳代女性の平均視聴率が歴代最高、20~30歳代女性が歴代2位を記録した。初回は、風と半年前から不倫関係にあるテレビ局の受付嬢・神田久未(成海璃子)が、8年越しの愛人で舞台女優の如月佳代(水野美紀)に呼び出され、同じく愛人のドラマAP・弥上美羽(佐藤仁美)と佳代のバトルに巻き込まれるというストーリー。バカリズムが声を担当するマペットと久未が子ども向け番組風に不倫を解説してみせるシーンや、LINEのタイムラインを画面に再現する演出、コントのようなセリフの応酬などバカリズムらしいコミカルな仕掛けも見られた。本日放送の2話では、風に9人の愛人がいると知り、新しい恋を見つけようとする未久。若手女優の愛人・相葉志乃(トリンドル玲奈)も別の男性と関係し、美羽は風と佳代を別れさせようと画策する。そんななか、4人以外の新たな愛人の存在が発覚するなど、さらなる混乱へと突入するドタバタの不倫劇は話題を呼びそうだ。
2016年10月06日データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」では、7月スタートの夏ドラマの"継続視聴率"を集計。1位は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演したフジテレビ系『HOPE~期待ゼロの新入社員~』だった。○夏ドラマ"継続視聴率"ランキングこの調査は、同一のサンプルの視聴動向を追ったもの。総サンプル1,200人を対象に、夏ドラマの初回を視聴した人数を分母として、最終回まで1話も見逃さずに全話視聴し続けた、いわば"ハマった"人の割合を算出した(録画視聴を含む)。この結果、囲碁棋士の夢破れた中島演じる主人公が、畑違いの商社で奮闘していく姿を描いた『HOPE』は、初回で48人が接触し、このうちそのまま最終話まで全話視聴したのが12人となって、"継続視聴率"は25.0%だった。51歳女性の継続視聴者の感想を追うと、初回で「主人公を見てるといらっとする」と記述していたが、最終話では「新しい会社で頑張れ」とすっかり感情移入。別の59歳女性は初回で「少しぼーっとしている主人公がこの先どんな成長を遂げ周りを見返してゆくのか、見届けてゆきたい」という感想だったのが、最終話で「このような素晴らしい作品に出会えたことに感謝の気持ちでいっぱい、心からお礼を言いたい」と、強い感激になっている。ビデオリサーチ調べの全話平均視聴率1位だった北川景子主演『家売るオンナ』(日本テレビ系)、2位の寺尾聰主演『仰げば尊し』(TBS系)は、それぞれ4位・8位となったが、初回から最終前話のいずれかを視聴した人が、最終話を再び視聴する割合が高かった。この"最終話復帰率"は、『仰げば尊し』が1位で75.9%、『家売るオンナ』が2位で75.8%と迫った。なお、データニュース社が調査している番組の「満足度」調査では、日曜21時台で『HOPE』の裏で放送されたTBS系『仰げば尊し』が、夏ドラマトップだった。●テレビウォッチャー"継続視聴率"調査概要・調査の対象:関東1都6県の男女・アンケート総回答者:1,200人(M1~M3層、F1~F3層の各200人) ※日によって回収数に変動あり・集計方法:初回の視聴者数を分母とし、初回から最終回まで、1回も見逃すことなく視聴し続けた視聴者数の割合を算出(録画視聴も含む)
2016年10月04日10月から勢力図が塗り変わった日曜午前帯番組。2日の視聴率は、TBS『サンデー・ジャポン』(毎週10:00~)が10.8%でトップとなり、大きなリニューアルを行わずに"横綱相撲"を見せた。この10月から日曜午前帯は、各局で新番組の投入や放送時間の拡大を実施。『サンジャポ』と時事ネタニュース対決を繰り広げるフジテレビ『ワイドナショー』は、10時から11時15分まで20分拡大したが、この日の視聴率は8.9%だった。また、こちらも時間枠を9時55分から11時25分までに30分拡大した、日本テレビ『誰だって波瀾爆笑』は8.6%を記録。一方、新番組としてスタートした、テレビ朝日『帰れまサンデー』(10:00~11:15)は2.1%、続く『帰れまサンデー プラス』(11:15~11:45)は3.2%と、厳しい船出となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月03日日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』の今年度上期(4~9月)の平均視聴率が9.0%となり、番組開始以来初の上期平均視聴率民放トップとなった。総合演出の柴崎朋樹氏は「『ZIP!』をスタートさせたとき考えたことは、『テレビの前のみなさんと、テレビのなかの出演者が、いっしょに朝の食卓を囲んでいるような番組にしたい』ということでした」とあらためてコンセプトを振り返り、今回の上期トップを受け、「『いっしょの食卓を囲む』ことが少しずつできてきたのかなと大変うれしく思っています」と喜びをコメントしている。同番組は、きょう3日の放送から、総合司会に川島海荷が加入し、早速「RED CARPED」といったコーナーを担当。6日からは、ココリコの田中直樹が木曜レギュラーとして出演する。
2016年10月03日今年度上期(2016年4月4日~10月2日)の視聴率データが3日、まとまった。NHKがゴールデンタイム(G帯/19~22時)で前年同期比1.6ポイント増の11.8%となり、日本テレビを4月クールに引き続き抜いて、トップを堅持した。この上期では、4月に発生した熊本地震で、非常時に強いNHKの視聴率が上昇。4月から、毎日19時から放送されている『ニュース7』に続けて娯楽番組を編成したことも奏功して、高い視聴率を維持することになった。さらに、8月にはメダルラッシュとなったリオ五輪もあり、日本勢の活躍する競技の多くがNHKで中継されたことなどもあって、こちらも視聴率上昇に寄与した。この結果、NHKのG帯は、前年同期比で1.6ポイントと大幅に上昇。プライム帯(P帯/19~23時)は1.4ポイント上昇して10.4%、全日(6~24時)も0.7ポイント上昇の7.3%となり、いずれもテレ朝を抜いて2位に躍進した。2015年度"3冠"の日テレは、G帯とP帯でそれぞれ0.8ポイント減となり、P帯・全日の2冠に。テレビ朝日は、G・P帯で数字を落としたものの、『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』といった平日朝の情報番組の好調で、全日は0.3ポイント増の7.1%となった。TBSは、G帯が民放唯一上昇となる0.2ポイント増で、4月クールに引き続き、テレ朝と同率。この両局は、先週(9月26日~10月2日)のG帯も、テレ朝9.7%・TBS9.6%と、デッドヒートを繰り広げている。フジは厳しい状況が続いており、G帯・P帯それぞれ1.2ポイントの大幅減となっている。
2016年10月03日新たに誕生した男子プロバスケットボール・Bリーグ開幕戦「アルバルク東京×琉球ゴールデンキングス」を生中継したフジテレビの番組平均視聴率(22日18:30~20:54)は、5.3%となった。Bリーグは、分裂した2リーグが統合して誕生した、新たなプロリーグで、開幕戦チケットは完売。フジはこの試合を"歴史的開幕"と銘打ち、番組MCにジョン・カビラと加藤綾子を起用。応援キャラクターに広瀬アリス・すず姉妹が起用され、試合前にはE-girlsの藤井萩花・夏恋による姉妹ユニット・ShuuKaRenが、公式テーマソング「Take-A-Shot! feat. PKCZ(R)」を、史上初の全面床面LEDコートでショウアップされた光のパフォーマンスの中で披露した。また同局は、情報・バラエティなどの垣根を超えて、さまざまな番組で特集を組んだり、若者層向けに3夜連続ドラマ『バスケも恋も、していたい』(19~21日23:00~)を編成したりと盛り上げを図ったが、視聴率面でロケットスタートとはならなかった。なお、同時間帯では、18年間続いたテレビ朝日『いきなり!黄金伝説』(19:00~21:48)の最終回スペシャルが放送され、こちらは番組平均14.9%と、有終の美を迎えた。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。撮影:田中栄治
2016年09月23日女優の桐谷美玲が主演を務めたフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』の最終話(19日21:00~21:54)視聴率が8.4%だったことが20日、明らかになった。同ドラマは、初回は10.1%でスタートし、2話で10.4%に上昇したものの、その後は1ケタ台を推移。前週の9話で9.4%まで盛り返したが、最終話は8.4%にとどまり、全10話平均視聴率は8.9%となった。前クールで、月9史上ワーストの全話平均視聴率8.4%だった福山雅治主演『ラブソング』は上回ったものの、月9は、1月クールの『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(全話平均9.7%)から3クール連続で全話平均1ケタという状態が続いている。一方で、フジテレビの宮道治朗編成局次長は、今月行われた同局10月改編発表会で、放送後7日間の無料配信サービス「+7(プラスセブン)」での『好きな人がいること』の再生回数が驚異的な数値を記録していることを説明。その上で、「取り巻く環境がこれだけ変わってきている中で、配信再生数というものも本当に重要な指標の1つとして捉えていきたい。世帯視聴率が1ケタだからといって、その番組が失敗かどうかというのは一言では絶対に言えない時代になっている」との考えを示している。なお、19日はテレビ朝日で正午から10時間にわたって『30周年記念特別番組 MUSIC STATION ウルトラFES 2016』が放送。福山雅治が大トリを務め、月9の裏にあたる19時から21時48分の時間帯の視聴率は、13.9%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年09月20日プロ野球・広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた10日の「巨人×広島」戦中継の番組平均視聴率(NHK総合、19:30~22:05)が、広島地区で60.3%となったことが12日、ビデオリサーチの調べで明らかになった。さらに、瞬間最高視聴率は、21時44分と21時48分の2回に、71.0%を記録。地元・広島での非常に高い関心が浮き彫りとなった。なお、関東地区での同時間平均視聴率は、16.8%となっている。
2016年09月12日