結婚は人生のなかでも1位2位を争う重大なイベントです。どんな相手と結婚するかによって、その後の人生が大きく変わってしまうからです。特に女性の場合は妊娠・出産・子育てといったことや、今の仕事を結婚後も続けられるかどうかなど、男性よりも結婚の影響が大きくなります。高望みをしたり、慎重になってしまうのも仕方ないことかもしれません。しかし、実際のところ、そのような慎重な判断は幸せな結婚に結びついているのでしょうか。日本の離婚率とその中身ここで注目したいのが、離婚率です。3組に1組の割合で離婚しているというデータがありますが、この数字は結婚して間もないカップルに限定されたものではありません。20年以上結婚生活を続けてきたカップルの離婚の割合が多くなっているのが現状です。その20年以上前となる時期を振り返ってみると、バブルの絶頂期からバブル崩壊の時期に重なります。そのことから、20年を超えて離婚している人の多くは景気の良いバブル期に結婚したと言えるでしょう。この時期は「アッシー」や「メッシー」といった言葉が流行するほどに女性の売り手市場だった時代です。より見栄えが良く金銭的余裕のある条件の良い男性を、女性が選び結婚していたのです。「条件の良い結婚=幸せな結婚」ではないところが、20年が経ち、我慢の限界とばかりに次々と離婚してしまっています。つまり、どんなに良い条件で好きだと思った相手でも、結婚して幸せになれるとは限らないということです。背景にはバブル崩壊で不景気になったなど、経済的な要因もあるかもしれません。しかし20年も経てば、経済や社会情勢が変化するのは当然のことです。今、結婚を考えている人と条件は同じです。もちろん、結婚当時は満足だったのだから良い結婚だったのだろうという結論に至ることもできません。長い結婚生活を最終的に「良い結婚だった」と思えなければ、それは失敗なのです。これまでのことでわかるのは、吟味して良い条件だと思う相手と結婚することと、幸福な結婚生活とは全く別物であるということです。結婚はゴールではないとよく言いますが、まさにその通りだということがわかります。私達の人を見る目は案外当てにならないものなのかもしれません。運命の人は「とりあえず」の先にいるのかも?ならば運命の人はいないのかというと、そんなことはありません。それぞれがどのように行動するかによって運命の人が決まるのです。そう考えると、付き合う前から条件ばかり気にしたり、慎重になったりしているのは時間の無駄かもしれません。「とりあえず付き合ってみる」そして「悪い人ではないから」と、なんとなく結婚に踏み切ったとしても、互いが互いのために努力できる関係ならば、2人の生活は時間の経過と共により良いものになっていくはずです。条件を気にして慎重に相手を選び、その結果として離婚が待っているならば、「とりあえず付き合う」から始まる関係が運命の相手で、その人と幸せになれる可能性も十分に高いのです。
2018年01月09日「池井戸作品は、最後に跳ねるんです。今回も池井戸マジックが炸裂して視聴率20%超えを達成するのではないかと、期待の声があがっています」(テレビ局関係者) 12月24日、池井戸潤原作のドラマ「陸王」(TBS系)が最終回を迎える。主演の役所広司(61)や竹内涼真(24)の熱演が話題を生んでいるこの作品、第9話までの平均視聴率は15.44%。第9話の視聴率は15.7%だが、その前の第8話では17.5%を記録している。 これまで池井戸作品のドラマ化は、いずれも最終回で視聴率を大きく上げてきた。13年7月期に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)は第9話が35.9%だったのに対して、最終話は42.2%!6.3%も数字を伸ばし、社会現象となった。 翌14年4月期に放送された『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)も14.1%から17.6%と3.5%増。15年10月期の『下町ロケット』(TBS系)も18.2%から22.3%と4.1%のジャンプアップを果たしている。いったいなぜこうした池井戸マジックは生まれるのか。前出のテレビ局関係者はこう語る。 「池井戸さんの作品は、最後に大逆転があります。主人公は理不尽な扱いを受けて窮地に追いやられる。それでもめげることなく耐え続け、最後に悪を討つのです。ドラマ化に際しては『半沢直樹』に代表されるように、わかりやすい盛り上がりを作っています。勢いをためてためて、最後に決め台詞。そして見栄を張ったところで顔をアップする。まるで歌舞伎のような展開が、クライマックスを盛り上げてくれるのです」 つまりため続けた力を最後に爆発させているのだ。さらにTBSも、そうした最後の盛り上がりを徹底サポート。『陸王』の最終回は、14時からダイジェスト版を放送。19時からもダイジェスト版を入れ、これまで見逃していた視聴者を取り込んでいる。またドラマ自体も25分拡大版にするなど、異例の『陸王』シフトで望んでいるのだ。 果たして、池井戸マジックは今夜も炸裂するのか。ドラマの内容とともに、その数字にも注目したい。
2017年12月24日11月20日に放送され、平均視聴率19.9%を記録した「『ヒロミ、自宅を作る。』完成披露SP~八王子リホーム6か月完全密着~」(日本テレビ系)。 「有吉ゼミ」人気コーナーの特別編として放送された同番組では、ヒロミ(52)が妻・松本伊代(52)のために半年かけて自力でリフォームする様子が紹介された。 高級ホテル・グランドハイアット東京をモチーフにリフォームするだけでなく、それに見合うインテリアや高級家電を買い込んだという入れ込み具合。また“ママ”と呼ぶほど仲のいい妻・松本のため、「女優ミラー」なる鏡を取り付けたドレッサーまで製作!視聴者はその愛妻家っぷりにすっかり魅了されたようだ。 Twitterでは《フツーにうらやましい》《伊代ちゃんに答えるヒロミさんの声がほんと優しい》《一貫して『ママのために』って言っててかっこいい》《ひがんでしまう笑》と大評判。《なんだかんだで松本伊代がかわいすぎた》などの声も上がっている。 実は、本誌は今年6月にこのリフォーム計画を報じていた。約20年前に中古で購入した一戸建てで、3億円はくだらない物件。プロダクション関係者は「今回の自宅リフォームも、ほとんど伊代さんのためにやるようなものなんですよ」と語っており、ヒロミは夫妻で仮住まい用の月額50万円マンスリーマンションで暮らしていた。 「俳優デビューした長男の小園凌央(22)さんも成人したことで、広すぎる一戸建ての使い勝手が悪くなった。そこでヒロミさんが『夫婦2人で暮らしやすいように』とリフォームをしたそうです。いまは別に暮らしているヒロミさんの両親もよく来ているそうで、将来的には二世帯住宅にする選択肢もあるかもしれません」(ヒロミの知人) 愛につつまれた新居で、夫婦の夢も膨らんでいるようだ。
2017年11月23日「いつも撮影では、ミニスカ・生足の米倉涼子さん(42)ですが、最近はさらに美脚に磨きがかかったようです。また今回のシリーズでは、表情のクローズアップなども多いのですが、肌もとてもキレイに見えます」と語るのは、ドラマの制作スタッフ。 シリーズ第5弾となる、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)。11月16日放映の第6話も平均視聴率が20.7%と、今期3度目の“大台越え”を果たしている。相変わらず“失敗しない未知子”だが、ドラマ好調の陰には米倉の苦闘があったという。 「実は、米倉さんは最近、苦手だった鶏肉が食べられるようになったんです。自宅マンションからもほど近い、高級焼き鳥店にも頻繁に通っているのです。多くの有名人もひいきにしている名店で、店内には『ドクターX』のサイン入りポスターも飾られています」(芸能関係者) 確かに本誌も2年前の’15年7月に、米倉が女性の友人といっしょに、この名店を訪れる姿を目撃している。ほろ酔いのゴキゲンな様子で店から出てきた米倉だったが、この時はなんと「私、鶏肉食べられないので!」状態だったのだ。 「米倉さんの“鶏肉嫌い”が知られるようになったのは、’15年12月放送のラジオ番組『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に米倉さんがゲスト出演したことがきっかけでした。テーマが焼き鳥特集だったにも関わらず、『私、鶏肉食べられません』とキッパリ発言し、伊集院を驚かせたのです」(前出・芸能関係者) 何が彼女の鶏肉嫌いを克服させたのか? 「もちろん、いま通い詰めているような名店に出合ったということもあるでしょう。さらにいえば彼女の“プロ意識の高さ”によるものだと思います」 彼女は健康雑誌で《休みの日には何をしている?》という質問に対して、《体のメンテナンスに100%パーセント使っています》と、答えている。 体磨きに余念がない米倉にとって美容に良いと言われる鶏肉、特にコラーゲンが豊富な鳥皮は苦手を克服する価値があったのに違いない。日ごとに増えているという米倉の焼き鳥店訪問スケジュール。未知子のセクシー強化の陰には、この「鳥皮の手帖」があったのだ。
2017年11月23日連ドラ『陸王』(TBS系)の視聴率がジワジワと上がっている。11月5日放送の第3話では、平均視聴率15%を記録した。 「人気を牽引しているのは役所広司さん(61)の熱い演技です。ネット上でも『役所さんの男泣きにグッとくる』といった感想が、しばしば見受けられます」(テレビ局関係者) いまや日本を代表する俳優となった役所。だが、そんな彼も妻・さえ子さん(66)と結婚した35年前は、“稼げない無名俳優”の1人に過ぎなかった。さえ子さんは当時、俳優座の中堅女優として活躍しており、役所が所属していた「無名塾」でも稽古していた。八畳一間家賃3万円のアパートからスタートした2人だったが、結婚直後から役所の俳優人生も激変する。 「結婚から1週間後、NHK大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役に決まったのです。大抜擢でしたが、役所自身も『結婚祝いで役をもらったようなもの』と、語っていました。その演技力と存在感で一躍脚光を浴びた役所は、次々に当たり役をモノにしていったのです」(映画関係者) 役所が所属しているのは’84年に夫妻で設立した事務所。夫人のさえ子さんは、その社長を務めている。結婚後も女優業を続けていたさえ子さんは、いつしか一線から身を引き、夫のプロデュースに徹するようになった。役所夫妻の知人は言う。 「1日のスケジュール管理から、どんな仕事を受けるかの最終判断まで、さえ子さんが行っているのです。はっきり言って、役所さんはものすごい恐妻家です(笑)。特にさえ子さんは、仕事となると妥協を許さず、とても怖くなるそうです。役所さんも奥さんの評価にいつも戦々恐々としています」 そんな凄腕社長であるさえ子さんのおかげで、事務所の経営も好調だ。役所の資産といえば都内の高級住宅地にある3階建ての自宅と渋谷区にある4階建てビル。いずれも事務所名義だ。 「鑑定したところ、自宅は土地(約130坪)が2億8千万円で、建物が7億7千万円。建物は大きいうえに鉄骨造りで、かなり高額です。ビルは土地(約55坪)が3億3千万円で建物が2億円弱でした」(不動産関係者) 不動産だけで約16億円!実は役所夫妻には大きな夢があるという。 「あまり知られていませんが、“名優”役所広司の最終目標は映画監督になることなのです。俳優は年を取ってくると役柄も限られてきますからね。’09年には『ガマの油』という映画の監督を務めましたが、あまり話題にならず、残念がっていました。資産形成は将来の映画製作のためでもあるのです。役所さんはクリント・イーストウッドのような、主演俳優も監督もできる存在を目指しています。それを理解し、後押ししているのが、さえ子さん。常に役所さんのスペックを広げるために、大御所監督から若い監督まで、幅広く仕事をさせるようにしているのです」(前出・知人)
2017年11月14日全20作品がそろった2017年の夏ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(夏ドラマ、男優主演が増えた理由は? 「定番と奇策」両極に迷い - 傾向をドラマ解説者・木村隆志が徹底分析)において、夏ドラマの主な傾向を[1]定番と奇策の両極に各局の迷い[2]主演ドラマが急増!クールな男たちの夏[3]社会風刺と業の深さの3つと分析。おすすめドラマとして、『僕たちがやりました』(フジテレビ系火曜21時)、『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系金曜23時15分)、『黒革の手帖』(テレビ朝日系木曜21時)、『下北沢ダイハード』(テレビ東京系金曜24時12分)、『ハロー張りネズミ』(TBS系金曜22時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』月曜21時~フジテレビ系出演者:山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香ほか寸評:7年ぶりの続編と脚本家の変更が不安視されたが問題なし。救命のスリリングさと患者を取り巻く人間ドラマがきっちり踏襲されていた。ステレオタイプなフェローの描写は気になるが、成長を見込んでのものであり許容範囲。今後はキャリアとプライベートをどう見せるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『僕たちがやりました』火曜21時~フジテレビ系出演者:窪田正孝、永野芽郁、新田真剣佑ほか寸評:まずエロと暴力で叩かれることを承知で挑んだスタッフの気合いが素晴らしい。二転三転する連ドラとしての奥行きはもちろん、今後の主演クラスをそろえた若手キャストのみずみずしい演技にも期待が集まる。学園モノなき今、高校生の物語を描くだけでも価値値は高い。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『カンナさーん!』火曜22時~TBS系出演者:渡辺直美、要潤、斉藤由貴ほか寸評:渡辺のカメラ映りは圧巻で演技派俳優を凌駕。ネット上の影響力も含め、文句なしの主演と言える。反面、シングルマザーの奮闘物語は昼ドラ『愛の劇場』シリーズを思わせる平たんさで、特筆すべき点はなし。ヒロインのポジティブ語録と子役のかわいさで引っ張りたい。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『刑事7人』水曜21時~テレビ朝日系出演者:東山紀之、高嶋政宏、北大路欣也ほか寸評:第3弾で視聴率は安定しているが、コンセプトなき脚本の不安定さは変わらず。前シリーズ同様7人を使いこなしていないのも気になる。シリアスで救いのない展開は前期の『CRISIS』を思わせるが、一貫性がないため消化不良に。視聴者のモヤモヤを解消できるか。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『過保護のカホコ』水曜22時~日本テレビ系出演者:高畑充希、黒木瞳、竹内涼真ほか寸評:遊川和彦らしい特異なキャラと社会への皮肉をベースにしているが、世界観はほのぼの。視聴者を“過保護あるある”で楽しませているほか、中盤以降に大きな展開でアッと言わせてくれそう。やはり高畑の演技は素晴らしいが、佐藤二朗のアドリブが見られないのは残念。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『わにとかげぎす』水曜23時56分~TBS系出演者:有田哲平、本田翼、光石研ほか寸評:孤独な中年の有田、感情の欠如した美女の本田、ヤバイ香りしかしないコムアイ……今期最もキャストがフィットしている作品かもしれない。人生が狂わされる主人公の行く末を無責任に楽しめるほか、セクシーショットも多く、深夜ドラマとしてのパッケージ性は十分。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『遺留捜査』木曜20時~テレビ朝日系出演者:上川隆也、栗山千明、段田安則ほか寸評:枠移動とともに、作品内の場所も人も変更。しかし、新鮮味はなく、むしろ味を薄めていくような展開に。20時台だからか、説明セリフが多く、ミステリーとしての楽しみは減った。残念ながら、まだ「斉藤由貴がいないから……」という視聴者の不満を解消できていない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『黒革の手帖』木曜21時~テレビ朝日系出演者:武井咲、江口洋介、伊東四朗ほか寸評:「若すぎる」「貫録がない」なんて声をはね飛ばす武井の役作りは圧巻。1話で米倉涼子とは異なる悪女像を打ち出して、今後に期待を持たせた。江口と伊東、仲里依紗と高畑淳子、奥田瑛二と真矢ミキが対峙するシーンの見応えも十分。過去作を上回る可能性を見せている。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『セシルのもくろみ』木曜22時~フジテレビ系出演者:真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩ほか寸評:ネット全盛の時代に、ファッション誌を頂点とするストーリーのセレクトは疑問。編集やライターなどの描写も粗く、リアリティは放棄されている。せめて『ファーストクラス』のような新奇性がほしかったが、真木のツイッターPRも含め、方向性を間違えている感が。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『脳にスマホが埋められた!』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:伊藤淳史、新川優愛、岸谷五朗ほか寸評:鈴木おさむの企画らしい「もしも」ベースの物語だが、脚本はしっかり。読売テレビ制作の同枠らしく、最後はほっこりさせてくれる。さえない男を演じる伊藤、不思議な存在感の新川と安藤なつなど、キャストもピッタリ。スマホがモチーフだけに10代にも見てほしい作品。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『警視庁ゼロ係 生活安全課なんでも相談室』金曜20時~ テレビ東京系出演者:小泉孝太郎、松下由樹、大杉漣ほか寸評:隠れファンの多い同作。小泉演じる超マイペースな主人公を筆頭に、周囲のキャラがバラエティ豊かで楽しい。第2弾も松下のツッコミと、安達祐実の皮肉が効いている。スタートを2週に分けた物語にしたのも、事件解決を見応えあるものにするためで、好感が持てた。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『ハロー張りネズミ』金曜22時~TBS系出演者:瑛太、深田恭子、森田剛ほか寸評:プライム帯の作品で、全話の脚本・演出を1人で手がけることはほぼないだけに、大根仁の意気込みは凄まじい。1シーン1カットに、試行錯誤と選択の跡が見えるが、脚本の重厚さは感じず。今後、超常現象や歴史ミステリーなどの変化球テーマがあるようなので楽しみ。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『あいの結婚相談所』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:山崎育三郎、高梨臨、鹿賀丈史ほか寸評:発声、歌、踊り、昆虫マニア……すべてが育三郎の一人舞台。「成婚率100%」という明快さもあわせて、夏らしくスカッとした仕上がりに。ミュージカルそのままの歌って踊るシーンは好き嫌いがあって当然だが、ネット上でバズるのは間違いなく、やったもの勝ち。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『下北沢ダイハード』金曜24時12分~テレビ東京系出演者:古田新太、小池栄子ほか寸評:当企画を実現できた時点でテレビ東京の勝ち。そう言い切れるほど、斬新かつ画期的であり、週替わりの脚本家と俳優が他の回に負けじとしのぎを削っている。関和亮らが手がける映像もスタイリッシュで遊び心十分。懸念は小劇場にありがちな全裸ネタが多いことくらい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『悦ちゃん』土曜18時5分~NHK出演者:ユースケ・サンタマリア、平尾菜々花ほか寸評:昭和初期が舞台でもユースケの役作りは変わらず。しかし難なくフィットしてしまうのが凄い。おかっぱ頭の悦ちゃんが愛らしく、タイプの異なる美女をそろえた女優陣も華を添えている。人情モノの上手い櫻井剛の脚本も巧みで、土曜夕方の作品として最適なさじ加減。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ウチの夫は仕事ができない』土曜22時~日本テレビ系出演者:錦戸亮、松岡茉優、佐藤隆太ほか寸評:テーマは面白いが、「仕事ができない」=「いい人すぎるから」に特化した筋書きは疑問。健気にサポートする妻が熱血ではなく、どこか能天気なところが現代らしさか。イモトアヤコ、壇蜜、江口のりこにふだんと異なる役を与えているが、今のところフィットしていない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『居酒屋ふじ』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:永山絢斗、飯豊まりえ、大森南朋ほか寸評:演技から脚本、セット、音楽、鉄拳のイラストまで、丁寧に作り込まれていた大人のドラマ。余白と余韻に思いをはせられる人であれば、画面には映らない「おやじ」の存在も含め、楽しむことができる。大森のほか、本人役で登場するゲストもノリノリなのがほほ笑ましい。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ごめん、愛してる』日曜21時~TBS系出演者:長瀬智也、吉岡里帆、大竹しのぶほか寸評:存在感あふれる長瀬と大竹、伸び盛りの吉岡と坂口健太郎とキャストの魅力は十分。演出陣の技術も申し分ない。しかし、肝心の物語が「韓流純度100%」では見る人を限定してしまう。荒唐無稽な展開を好む人にはたまらないが、『日曜劇場』ファンとのかい離は否めない。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆】○『警視庁いきもの係』日曜21時~フジテレビ系出演者:渡部篤郎、橋本環奈、浅野温子ほか寸評:『マルモのおきて』の成功を思い出したかのような「動物+アイドル」の癒し路線で、安心して家族で見られる作品に。渡部と橋本のかけ合いは脱力感であふれ、随所に映り込む動物たちとも調和。豆知識に加え、事件解決の手がかりにもなるなど、動物好きにはたまらない。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『愛してたって、秘密はある。』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:福士蒼汰、川口春奈、遠藤憲一ほか寸評:弁護士と検事、医者と看護師、刑事など、命と事件を取り巻く職業を集めて、「タイトな人間関係を描こう」という手法は、いかにも秋元康の企画らしい。主人公を見守るタイプのサスペンス作だが、1話から追い詰められていただけに、最後まで興味を引きつけられるか。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技84』など。
2017年08月01日30日にフジテレビ系のゴールデンタイムで放送された格闘技イベント「RIZIN2017‐夏の陣‐」の平均視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ゴールデンでは物足りない数字だった。 大会前から話題になったのは、かつてバラエティー番組で活躍したタレントの野沢直子(54)の長女、真珠・野沢オークライヤー(23)の総合格闘技デビュー戦。真珠はアマチュア経験豊富な対戦相手にもかかわらず終始自分のペースで試合を進め、1ラウンドに腕十字固めでギブアップを奪って勝利。リングサイドの母を号泣させた。 リングサイドの絶叫応援でおなじみのタレント・あびる優(31)のイケメン夫・才賀紀左衛門(28)も出場。しかし、相手は「神童」と呼ばれる那須川天心(18)。あびるが叫ぶ間もなく秒殺KO負けした。 リングサイドには、なんと同局の主演ドラマ「セシルのもくろみ」の視聴率が低迷する真木よう子(34)も来場。カメラに向かってドラマをPRしていた。 「今や大みそかも中継している同イベント。フジはかつて自局で中継K-1やPRIDEで巻き起こした格闘技ブームを再燃させたいと考えています。ところが中継では”核”になる人気選手がいないため、女子格闘技を全面に押し出すことに。真木にPRさせたことにしてもそうですが、これではコアな格闘技ファンが離れてしまいかねません」(テレビ関係者) かつてはK-1やPRIDEが2ケタを連発し、トップクラスの選手たちは“ジャパニーズドリーム”をつかみスターとなった。だが昨年おおみそかの同イベント中継は、最高が午後7時から9時の第2部で7.1%。4月のイベント中継は5.4%とふるっていない。ブーム再燃とならないのは、いったいなぜなのか。 「K-1といえば故アンディ・フグさん(享年35)、PRIDEといえばアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(41)のように、日本の格闘技ファンも感情移入して応援できるスター選手がいました。またヘビー級中心で格闘技ファンでなくても試合を楽しめた。ところが『RIZIN』は軽量級の選手が中心で全体的に選手が小粒。そのため、ブームになる要素がないといわれています」(格闘技業界関係者) 10月大会には日本格闘技界のレジェンド・桜庭和志(48)の参戦が発表されたが“起爆剤”となるか。
2017年07月31日月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」が、7月17日(月)に30分拡大で放送スタートし、平均視聴率が16.3%の高視聴率を記録したことが分かった。(関東地区)また早くも22日(土)には、この第1話が再放送されることも決定。加えて「FOD」、「+7」では第1話が無料配信中となっており、見逃してしまった人も視聴することができるようだ。山下智久を始め、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介らが再集結し、7年ぶりの新シーズンとなる本作。新シーズンでは、1st、2ndシーズンでフライトドクター候補生(フェロー)だった4人が、キャリアを積んで仕事でもプライベートでも自分の人生と向き合い始める年代に達し、それぞれの道を歩みだしていた5人の“新たな局面”が描かれる。前2作が人気シリーズだったため、今作も放送前からその注目度は高かったが、注目の初回放送では、救命救急センターを離れ産婦人科医となった緋山(戸田さん)、脳外科医となった藍沢(山下さん)が再び救命救急センターに復帰するまでのストーリーが描かれた。また、本作では新たにフェローとして、「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、成田凌、新木優子、フライトナース役で馬場ふみかが登場し、新人フェローのダメダメぶり、そして各登場人物たちの苦悩も映し出された。そんな大注目の第1話とあって、関東地区の平均視聴率は16.3%の高視聴率でスタート。また、札幌地区では23.0%、名古屋地区では22.0%、静岡地区で20.8%とFNS系列各局でも高視聴率を記録している(いずれもビデオリサーチ調べ)。中でも、七夕祭りの山車が民家に激突し、多数の負傷者が出た悲惨な事故現場にて、藍沢が事故現場で救った子どもをドクターヘリで搬送し病院に運び込み、子どもの父と語る、迫力と感動にあふれたシーンは、瞬間最高視聴率18.5%を獲得した。そして気になる次週の第2話は15分拡大で放送。月9初出演となる若手女優・古畑星夏が、自身初の“ワケあり”妊婦役で出演する。白石恵(新垣さん)と藍沢のフェローへの指導方針などを巡るぶつかり合いが展開される中、開放骨折で救急搬送されてくる患者・宮本望海役で登場する。実は17歳の望海は妊娠しており、父の勉(平山祐介)からは大反対されるも望海は「産みたい」という思いを強めていて…という役どころだ。『人狼ゲーム ラヴァーズ』で映画初主演を飾り、『銀魂』『東京喰種トーキョーグール』など話題作に続々出演し、ティーンを中心に熱い支持を得ている古畑さん。今回の役を演じ終えた彼女は、「望海はなかなかファンキーな子かな?とも思うのですが、父親に似て不器用で強がりだけど、本当はとても芯のある子だと思います」と役柄についてコメント。また、自分自身では経験したことのない“妊婦役”ということで、「実際に経験したことのある方に話を聞いたりしました。そういったことから知った感情を大切にしながら演じました」と役作りについても明かした。そしてこの親子のほかにも“妊娠”で悩んでいる人が…。第1話で、冴島はるか(比嘉さん)の懐妊を知った藤川(浅利さん)。しかし、本人から話してくれないため聞くこともできずに思い悩んでいた。そして藤川は、そのことをうっかり白石や緋山に話してしまう。そこには藍沢もいた…。一方、藍沢は人体模型を使って胸腔ドレーンの練習をする横峯(新木さん)を見つけ、ICUに連れていく。意識がない患者を最高の練習台と語り練習を促す藍沢の考え方についていけず、横峯はついに泣き出してしまう。傍では灰谷俊平(成田さん)が震える腕を必死で押さえているなど白石は救命センターの現状に頭を抱えてしまう。ギスギスした師弟関係のまま、ドクターヘリ要請を受けた藍沢と横峯は現場へ。マリーナでクレーンによって吊られた船が落下して、親子3人が怪我をしたらしい。機内で緊張する横峯に、藍沢は3人全員の処置を任せると言い放ち…という展開に。前シーズン以上に臨場感、スピード感、迫力に溢れる「コード・ブルー」。今後のストーリー展開にも期待したい。「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年07月18日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。第10位:失われた名作たち 作中でたびたび出てくるテレビ局への恨み節。かつてドラマの撮影などに使われていたテープは非常に高価な上に保存が難しかったため、放送が終わると上書き録画されたり廃棄されたりすることが多かった。ある年代以前のテレビドラマはほとんどが失われたという。もちろん倉本作品も例外ではない。石坂浩二演じる脚本家の菊村栄がそれを嘆いて言う。 「我々の著作物は昭和48~49年以前のものは、全部ないんです!これは一種の、大きな犯罪です!まったく許せないテレビ界の所業です」(第40話より) どう見ても、倉本さんの心の叫びです。 第9位:枕営業は当たり前!? 第8話で、作中ですでに死亡している女優・栗山たか子について「プロダクションから時代劇のスター俳優に貢がれた過去がある」という話になる。一同が驚いていると、浅丘ルリ子が演じる大女優・白川冴子が一言。 「今だってあるわよ」 第8位:石坂浩二の微妙な過去 「だって、テレビでなんとか鑑定教室でゲストに出てらしたでしょ」「いや、あれは知ったかぶりしてただけですから」(第10話より)「水戸黄門て、本当にいた人なんですか?」(第12話より) プロデューサーとの確執で降板したと報じられた『開運!なんでも鑑定団』。ひげがないのに違和感がある批判され、短命に終わった石坂浩二版『水戸黄門』など……。本人にとって触れられたくない微妙な過去が次々とネタにされていくのだった。 第7位:嫌煙批判 息子に喫煙を咎められると、お前よりもタバコとの付き合いが長いと無茶を言う主人公の菊村栄。第6話で菊村は健康診断を受けるが、医師はとんでもないことを言う。 「無理して止めてストレスが溜まるより、好きにやるほうが健康にいい。もっとも副流煙を嫌う人もいるが、そういう人とは付き合わなきゃいい」「先生は名医だ!」 もちろん倉本さんは愛煙者。喫煙規制が進む現状を皮肉っている。 第6位:高倉健さんをネタに 藤竜也(75)が演じる俳優・高井秀次。実は高倉健さん(享年83)がモデルであると、倉本さんが明かしている。 死亡説が流れたことがある、寡黙すぎてコミュニケ―ションが取りづらいなどは、健さんからのエピソードだ。だが劇中の高井は絵のモデルに女優を誘っては自分のものにしてしまう好色なところがあるうえ、作中ではぎっくり腰になり紙おむつまで履かされる。老いの悲しみを象徴するキャラクターにしているのだ。
2017年06月04日お昼12時半からの放送にも関わらず、高視聴率を記録している『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)。4月3日の初回の視聴率は8.7%、その後も6%以上を推移していて、同時間帯でトップを走っている。 石阪浩二(75)、浅丘ルリ子(76)、加賀まりこ(73)など豪華出演者の共演が話題となっているが、いちばんの見どころは脚本家の倉本聰さん(82)が編んだストーリー。過去の蒸し返しや芸能界とテレビ業界のタブーや風刺など、数々の爆弾がぶち込まれている。5月が終わった時点で見つけた爆弾をランキング形式で紹介しよう。 第5位:倉本聰の自虐ネタ 「センセイ、紫綬褒章までお取りになってんのに、それ位の想像力がわかないの?」(第7話より) 主人公の菊村が紫綬褒章を取っていることを理由にして無理難題を押し付けられたり、バカにされたりするシーンがたびたび登場する。倉本さんは、紫綬褒章の受章者だ。 第4位:元嫁、元カノをキャスティング 「倉本さんの作品なら」と、多くの名優が出演しているが、過去に縁の深い組み合わせも。 石坂浩二演じる主人公が、浅岡ルリ子と加賀まりこが演じる往年の大女優たちと再会するシーン。浅岡が再会を喜んで石坂に抱きつくと、加賀があきれたと天を仰ぐ。浅岡は石坂の元妻。加賀は石坂と交際していたことがある。他にも市川崑監督(享年92)との不倫関係にあったとされる有馬稲子(85)が市川チルドレンの石坂と浅岡と共演するなど、かつてなら考えられない共演が実現。時間の流れはすべてを洗い流すようだ。 第3位:フジテレビを小ばかに 「ここ(湾岸テレビ)の月九枠はさんざんで、起死回生を狙っているんでしょう。福原秀忠、キヨノブ、岡ケン。人気タレントをずらりと並べて」(第14話より) 月9にドラマ枠を持つ湾岸テレビとは、どうみてもフジテレビのこと。倉本さんは『やすらぎの郷』の脚本を当初フジテレビに持ち込んだが、ほとんど検討されずボツにされた経緯がある。劇中では逆に菊村のもとに湾岸テレビから脚本の依頼があるが、興味がないと即断っている。テレビ朝日で実現した『やすらぎの郷』は高視聴率を記録。フジの亀山千広社長(60)退任の一因になったともいわれている。第2位:スターたちの哀しい末路 「大道洋子、思い出してみろ。一時はあんなに売れてたのに、自分の部屋で死体見つかったのは死後1週間経ってからだぜ」(第2話) 川越美和さんが9年前に35歳で孤独死したことが報じられたばかりだが、大道洋子のモデルは’09年に孤独死した大原麗子さん。見つかった時、死後3日経っていた。一世を風靡したスターたちの哀しい末路を見て、倉本さんは『やすらぎの郷』の着想を得た。第1位:テレビ批判 「テレビを今のようなくだらないものにしたのはテレビ局そのものだからさ」(第2話より) 作品を貫徹するテーマのひとつがテレビ局への批判。『やすらぎの郷』はテレビ界に貢献したもののみが入居できるが、テレビ局員にはいっさい資格がない。テレビ局がテレビ界をダメにした元凶だからだ。作中ではスターを作ってはポイ捨てしていく、テレビ業界への批判がたびたび登場する。 作品は全130話。6月に入った時点では、まだ半分も放送されていない。年を取って怖いものがなくなった倉本さんの爆弾はまだまだ仕込まれているはず。
2017年06月04日マッチングサイトや婚活パーティーなど新しい出会いのツールが生まれる一方、消えることなく今も行われている正統派の"お見合い"。新しいツールに比べ面倒で時代錯誤なイメージなのに…なぜ、無くならないのか?!今日はそのヒミツを教えちゃいます!相手の身元や素性がしっかりしているお見合いサイトと正統派お見合いの1番の違いは"仲介者"と呼ばれる間をとり持つ人物がいることです。世話好きのご近所さんや上司、親や親族など"知っている人"が間に入り話が進んで行きます。また直接会う前には、手書きの身上書(履歴書のようなもの)としっかりと顔のわかる写真がそれぞれの手に渡ります。これらから真剣さや性格を垣間見ることも出来ますよね。この相手をしっかり知ることの出来る仕組みのおかげで、結婚する前と言ってることが違う!嘘を付かれてた!なんて揉め事が少ないのです。結婚ありきで話が進むお見合いは、する前から結婚に対して覚悟が必要なものです。それは仲介者や両親など、お見合いする時点ですでに自分達だけではなく周りを巻き込んでいるから。また、話を進めるか辞めるか、決められた期間内に仲介者へ返事をしなくてはいけません。ゆえに、なんとなく付き合ってみる…?なんてことはまずありません。直接本人に言うわけではないのでお断りもしやすいのも特徴ですよね。身上書を作ったり写真を撮りに行ったりと面倒なことも多いという点でも"本気"でないと出来ないのです。親同士が揉めない"結婚ありき"の特徴として、正統派お見合いは基本的に両家の両親、仲介者も同席をします。出会いのときから家同士のお付き合いということです。このことは、双方の真剣度を高めるだけでなく親同士が揉めることを避ける効果もあるのです。親、家同士が揉めることで結婚話が消えてしまった…結婚はしたものの気まずくなり結局別れてしまった…これらは意外とよくある話。2人の気持ちだけではなかなか上手くいかないのが結婚です。両家の関係は夫婦関係にも影響します。良好にこしたことはないですね。お見合いをする男性は家柄の良い人が多いのも特徴です!玉の輿のチャンスかも!?
2017年05月16日全20作品がそろった2017年の春ドラマ。今回もドラマ解説者の木村隆志が、全作品の初回放送をウォッチ。俳優名や視聴率など「業界のしがらみを無視!」したガチンコでオススメ作品を探っていく。別記事(「なぜ事件解決モノ乱発、相反するコメディ演出加速?」)において、春ドラマの主な傾向を[1]事件解決ドラマが乱発[2]助演俳優に豪華ラインナップ[3]ますます加速するコミカル演出の3つと分析。おすすめドラマとして、『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』(NHK金曜22時)、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系火曜21時)、『母になる』(日本テレビ系水曜22時)、『小さな巨人』(TBS系日曜21時)、『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系木曜22時)の5本を選んだ。本記事では、それらの作品を含む、今クール全作品のひと言コメントと採点(3点満点)を紹介していく。○『貴族探偵』月曜21時~フジテレビ系出演者:相葉雅紀、武井咲、松重豊ほか寸評:「推理をしない探偵」「青年貴族」という類を見ない変化球だけに、賛否を呼び、視聴率の苦戦は必然か。変わり者+事件解決は『HERO』『ガリレオ』の黄金パターンだが、今回はニッチさが否めず。豪華キャストのさばき方や笑いの手数など、早期の交通整理が求められる。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆期待度☆】○『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』火曜21時~フジテレビ系出演者:小栗旬、西島秀俊、田中哲司ほか寸評:武術カリ・シラットを生かしたアクションへのこだわりは、敵役の動きを見れば一目瞭然。本格派のアクション俳優に負けない役作りに挑む小栗と西島の姿勢は称賛に価する。金城一紀ならもう一歩踏み込んだ事件背景や犯人心理が描けるはずであり、今後に期待したい。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『あなたのことはそれほど』火曜22時~TBS系出演者:波瑠、東出昌大、仲里依紗ほか寸評:ホテルへ向かいながら「こんなの間違っている。だけど今どうしようもなく幸せ」とつぶやくヒロイン・三都をのぞき見するような作品。夫・涼太の粘着質な暴走がクローズアップされがちだが、鍵を握るのは「ピュアだからこそ」という前提を視聴者にどう感じさせるか。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『母になる』水曜22時~日本テレビ系出演者:沢尻エリカ、藤木直人、小池栄子ほか寸評:1話で上京前、独身時代、結婚と出産、子を誘拐される、絶望からの再会までのさまざまな時期を違和感なく演じ切った沢尻に脱帽。2話以降では小池の存在感が作品をグイグイ引っ張っている。「近くて遠い」母子の微妙な距離感を一歩ずつ丁寧に描く、脚本・演出に好感。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『3人のパパ』水曜11時56分~TBS系出演者:堀井新太、山田裕貴、三津谷亮ほか寸評:出演作は多いが決して有名ではない若手3人を抜てき。しかも赤ちゃんとの共演はハードルが高く、序盤は役がつかめないのも仕方なし。往年の昼ドラ『愛の劇場』で見たような設定は深夜にフィットするのか疑問だが、それらを差し引いても赤ちゃんはかわいらしい。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆期待度☆】○『警視庁・捜査一課長』木曜20時~テレビ朝日系出演者:内藤剛志、田中圭、斉藤由貴ほか寸評:第2弾も内藤が昔ながらの刑事像を熱演。管理官から新人刑事までが一丸となって事件解決に奔走する展開は地味だがファンは多く、警察内部の対立を扱う作品が多いだけに価値がある。とりわけ同枠の視聴者は叩き上げの刑事が大好きなだけに視聴率の不安はない。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『緊急取調室』木曜21時~テレビ朝日系出演者:天海祐希、田中哲司、小日向文世ほか寸評:シリーズ第2弾でグッと落ち着いた印象。1話では三田佳子、2話では福士誠治など、主演級のゲストを敵役に起用する『ドクターX』方式で、勧善懲悪の構図をシンプルかつ鮮明に見せている。取り調べの攻防や1つ1つのフレーズに、物足りなさを感じるのは酷な話か。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『人は見た目が100パーセント』木曜22時~フジテレビ系出演者:桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみほか寸評:ネットには酷評記事も目立つが、熱量の高い作品であることは間違いない。原作に足りないドラマ性や心の機微を加えるなど、先入観を捨てて見れば楽しさであふれている。演出の自由度は出色で、体当たりの演技を見せる桐谷はトップのコメディエンヌであることを実証。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『恋がヘタでも生きてます』木曜23時59分~日本テレビ系出演者:高梨臨、田中圭、土村芳ほか寸評:「全員恋がヘタ」という切り口が面白い反面、肝心のヒロインにかわいげがないのは気がかり。その分、土村演じる「マグロ」のお嬢さまキャラが際立って見える。2008~2009年に連載された原作漫画を現在版にアップデートするような思い切ったアレンジが見たいところ。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『釣りバカ日誌 season2新米社員 浜崎伝助』金曜20時~ テレビ東京系出演者:濱田岳、広瀬アリス、西田敏行ほか寸評:もはや「浜ちゃんは濱田岳しかいない」と思えるほどのハマリ役で、「素では?」と思ってしまうほど自然体かつ縦横無尽。ぞんざいに扱われ、空回りを続けるスーさんと佐々木課長のヘタレっぷりも微笑ましい。広瀬ときたろう、伊武雅刀と名高達郎などの脇役もフィット。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~』金曜22時~ NHK系出演者:多部未華子、高橋克典、倍賞美津子ほか寸評:ここまで美しい映像が見られるドラマはめったにない。そう言い切れるほど、黛りんたろう監督のつむぐ映像に魅了される。いまだ手あかのつかない印象の多部は世界観にピタッとハマり、倍賞や江波杏子らのベテランの技もキラリ。NHKの存在意義とも言える作品。採点:【脚本☆☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆☆】○『リバース』金曜22時~TBS系出演者:藤原竜也、戸田恵梨香、市原隼人ほか寸評:湊かなえ原作らしく、ミステリーとサスペンスの割合がほどよく、連ドラとして見させるだけの耐久力は十分。藤原演じる主人公の成長と、若手俳優たちの共演によるみずみずしいムードも魅力の1つ。視聴率はふるわなくても、ファンが多く、熱の高さを感じる。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『女囚セブン』金曜23時15分~テレビ朝日系出演者:剛力彩芽、山口紗弥加、安達祐実ほか寸評:女囚同士のおバカな口ゲンカ、写真のモザイクがズレるなどの小ネタ、ポップなBGM……想像以上のコメディ路線に驚かされた。今期も“コスプレ”の剛力は、もはや疑いなき安定感。クールな演技で笑いを生み出すほか、まくしたてるシーンでは先輩女優をも圧倒する。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『4号警備』土曜20時15分~NHK出演者:窪田正孝、北村一輝、阿部純子ほか寸評:警察ではなく民間警備だから拳銃も手錠もなく、体を張って普通の人々を守る。だからアクションは映えるし、ヒーローとしてもカッコイイ。ストーカーや逆恨みなど事件が身近な分だけ怖さはリアルだが、いかんせん30分ドラマのため、心理描写が乏しくあわただしい。採点:【脚本☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『ボク、運命の人です。』土曜22時~日本テレビ系出演者:亀梨和也、木村文乃、山下智久ほか寸評:「さすがラブコメの金子茂樹」と思わせるテクニックが随所に見られるが、神の設定は『プロポーズ大作戦』のセルフカバーか。亀梨と木村の恋と、亀梨と山下のパートがカットバックでテンポよく描くスタイルも見やすい。今のところ「運命」と連呼する割にネタが弱め。採点:【脚本☆☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『犯罪症候群』土曜23時40分~フジテレビ系出演者:玉山鉄二、谷原章介、渡部篤郎ほか寸評:シリアス路線に徹する潔さは希少価値大。WOWOWとの共同制作らしく、演技派の熱演も映像もワンサイズスケールの大きさを感じる。原作の古さもあってか、事件の内容と解決方法に目新しさを感じないのが惜しいところ。最注目は圧倒的な悪のムードを醸し出す渡部。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『マッサージ探偵ジョー』土曜0時20分~テレビ東京系出演者:中丸雄一、小芝風花、和田正人ほか寸評:他の事件解決モノをあざ笑うオープニングは爽快。ジョーは存在自体がテレ東のようなゆるさで、肩が凝ることなく見られる。事件や謎解きの質うんぬんを問う作品ではないだけに、脇役の多彩なキャラが楽しい。ひと皮むけたハジケぶりを見せる小芝にブレイクの予感。採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆期待度☆☆】○『小さな巨人』日曜21時~TBS系出演者:長谷川博己、岡田将生、香川照之ほか寸評:熱い男を描く『日曜劇場』のファンは多いだけに、視聴者サービスのような作品。「刑事版『半沢直樹』」なんて声も聞かれるが、今作は簡単に倍返しできそうもなく、終盤までは我慢を強いられるかも。所轄vs警視庁より、主人公の生き様をカッコよく描ければ人気爆発か。採点:【脚本☆☆演出☆☆☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】○『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』日曜21時~フジテレビ系出演者:観月ありさ、藤ヶ谷太輔、上川隆也ほか寸評:「骨が好きな標本士」という奇抜なヒロインだけに万人向けは難しく、むしろ話題になるくらいディープな世界に落とし込んだほうが盛り上がりそう。変わり者の観月と上川、振り回される藤ヶ谷、空回りする高嶋政宏。いずれもイメージ通りで自然だが、化学反応はない。採点:【脚本☆演出☆キャスト☆期待度☆】○『フランケンシュタインの恋』日曜22時30分~日本テレビ系出演者:綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥ほか寸評:『妖怪人間ベム』『Q10』『ど根性ガエル』らを手がけた河野英裕プロデュース作品だけに、荒唐無稽な設定も問題なし。怪物を通して人間とその生活を映し出し、さまざまな気づきを与えてくれそう。より陰陽のコントラストを鮮明にしたほうが、共感を呼び込めるのでは。採点:【脚本☆☆演出☆キャスト☆☆☆期待度☆☆】■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技84』など。
2017年05月01日「たとえば『東京ラブストーリー』だと、人通りの多い表参道でのロケも平気でやっていました。当時は私もプロデューサーも脚本家もみんな若かったから、そんなむちゃなことも『やっちゃおう』で実現できたんですよ。そんな現場の熱気がそのままドラマに表れていたと思います」 そう語るのは、永山耕三さん(60・役員待遇エグゼクティブディレクター)。’17年4月に30周年を迎えるフジテレビのドラマ枠「月9」。永山さんはフジテレビ入社後、’86年に編成制作局へ。’90年代を代表する月9の『東京ラブストーリー』『ひとつ屋根の下』『ロングバケーション』などの演出を担当してきた。とくに思い入れが深いのはやはり’91年の『東ラブ』だとか。 「『東ラブ』は柴門ふみさん原作コミックのドラマ化です。原作を読めば、カンチ(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)が最終的には別れるってことはわかるわけですが、撮影中に女性スタッフの1人から『別れさせないで』って直訴されました(笑)。あんな経験は演出家として最初で最後ですね」(永山さん・以下同) じつは永山さん自身も別れさせないことを考えたという。 「最後から3回くらい前を撮っているときかな、プロデューサーの大多亮に『このまま2人をいっしょにしたらどうか』と提案しました。でも大多は最初から『別れさせる』と決めていたようで、覆りませんでした(笑)」 『ロンバケ』(’96年)で瀬名(木村拓哉)と南(山口智子)が住んでいた隅田川沿いの古いビル。そのロケ場所を見つけてきたのは永山さんだった。 「撮影をしていることが周囲に知れわたってしまい、隅田川の対岸まで人だかりが。あんな騒動になるとは想像もしていませんでした。ちなみに『ロンバケ』のラストシーンはボストンという設定なんですが、実際の撮影地はロンドン。SMAPがロンドンでプロモーションビデオを撮ると聞き、便乗して風景の似ているロンドンで撮影することに(笑)。いまではいい思い出ですね」 この最終回の視聴率は36.7%(「月9」歴代3位)を記録した。 「すでにビデオ録画は普及していましたが、それでもドラマはリアルタイムで見る人が多かったんですよ。作っている側も、一度放送されれば消えてしまうものと感じていました。ドラマとの“一期一会”という思いが、あの視聴率を生んだ気がしますね」
2017年04月02日西内まりや(23)の主演ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)が“月9”史上最低視聴率を更新している。初回視聴率8.5%でスタートし、第2話で6%台に。そして2月27日放送の第6話では、5.0%にまで落ち込んでしまったのだ。 くしくも放送開始時刻だった27日午後9時、本誌は都内のマンション前で行われたロケを目撃していた。気温5度の寒空のなか、西内はマンション前の通りを共演者たちと肩をすぼめて歩くシーンに臨んでいた。監督は何度もテイクを繰り返していたが、彼女はイヤな顔ひとつせずOKが出るまで何度も真摯に取り組み続けていた。 「西内さんはアメリカに留学するつもりでスケジュールを空けていたんです。そこに月9オファーが飛び込んで来たことで、留学先延ばしを決意したのです。西内さんが快く主演を引き受けてくれたことで制作サイドの士気も上がったそうですが……」(芸能関係者) にもかかわらず、蓋を開けてみると視聴率は初回から超低空飛行。当初は彼女もTwitterで“視聴率は気にしない”と主張していたが、ブログは1月を最後に更新されていない。そんな西内はいま、こんな“傷心計画”を立てているのだという。 「西内さんはドラマで延期になったアメリカ留学を諦めていません。撮影が終わったらすぐ“海外逃避”できるよう、今から準備をしているそうです」(前出・芸能関係者) 冒頭の極寒ロケのなか、マンションの住民と思しき10代の女性数人が立ち止まった。ここでドラマの撮影をしていることに気づいたらしく、興奮気味に声を掛け合っている。 「ちょっとあれ、『タラレバ娘』の撮影じゃない!?」「えー、やばくない?見に行こうよ」 初回から2桁視聴率と好調な、吉高由里子(28)の主演ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)と勘違いしているようだ。だがしばらくして『突然ですが~』の撮影だと気づくと「なんだ、全然違うじゃん!」と言い残し去っていった。 そんな“残念すぎる現場”にもかかわらず、この日は午後11過ぎまで熱演を続けていた西内。せめて晴れやかに渡米できるよう、視聴率が上向いてくれるといいのだが――。
2017年03月09日2017年2月10日に放送された、福原愛さん(28)を追ったドキュメンタリー番組『だから君を見つめてきた』の平均視聴率が7.5%だったことを、『スポーツ報知』が報じています。この番組は、福原さんに24年間にわたって密着した膨大な映像を公開したものですが、 低調な結果に終わりました。昨年9月に結婚し、今年に入ってから台湾と日本でそれぞれ披露宴を開いた福原さん。これに対し幸せの押し売りをしているなどの批判もありましたが、番組の不調はその影響もあったのでしょうか。福原さんの幸せオーラは、好意的に受け止められているとは言いがたいようです。●番組の低視聴率は当然の結果?福原さんを追ったドキュメンタリー番組が7.5%という低視聴率に終わったことに対してネット上では、『まぁ、誰が見るの?って感じはあるよね』『別に嫌いというわけじゃないけど、もう見飽きてる感はある』『7.5%って低すぎだろ(笑)。露出が増えたタイミングで放送したかったのかもしれないけど、完全に裏目に出たな』『だんだん嫌われキャラっぽくなってない?立て続けに披露宴やってたのとか誰得?って感じだし』『スポーツ選手なんだから本業の卓球で結果を出さなきゃダメでしょ。愛ちゃんは恋愛でダメになるタイプに思える…』『お腹いっぱいです!しばらく見たくない!』『谷亮子とキャラがかぶってきてない?』『今さら過去の映像見せられても…。かといって最近の修正しまくった写真も見たくないけど』『番組見てたけど、放送時間が長いだけで内容は薄くてつまらないものだったよ。愛ちゃんの「私を見て!」っていう感じも鼻に付いた』『錦織と結婚してたら国民みんなが祝福してたはず』など、幸せアピールに嫌悪感を持っている人も多いようです。東京オリンピックの前に、まずは家庭を優先させたいという思いもあるようですが、今後選手として活躍する姿を見ることはできるのか。少なくとも、結婚の話題に関してはほどほどにした方が良いのかもしれません。【画像出典元リンク】・福原愛オフィシャルブログ Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月14日西内まりやさんが主演を務めるフジテレビ系の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』の視聴率の低さが話題になっています。『日刊スポーツ』によると、1月30日放送の第2話は、初回視聴率8.5%からさらに急降下し、平均視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ)だったとのこと。同ドラマでは、結婚したいOLを演じる西内さんの相手役に、俳優初挑戦となるバンド『flumpool』のボーカル・山村隆太さんが抜擢されるなど話題性もありましたが、視聴率では苦戦が続いているようです。●視聴率が低いのは当然!? ネット上では「古臭い」「リアリティーがない」の声月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』の低視聴率についてネット上では、『扱う題材が古くさくて見る気になれない』『タイトルからしてまず惹かれない』『古臭さがどうしても…』『展開が早すぎた。心理描写が雑で女性ウケしないんじゃない?』『視聴率、もっと下がると思う。2話まで見てしんどかった』『リアリティーがなさすぎて見る気になれなくなった』『何か古いんだよね。時代に合ってない気がする』『共感性もないしリアリティーもないし斬新さもなかった』『結婚、専業主婦にこだわり過ぎてて嫌味にしか見えない』『今の時代、最初から専業主婦になりたい!なんて人、少なくない?』『まあ、モデルと歌手が演技してるって時点で微妙』『ターゲットが若い層なのかな?30代が見てもおもしろくなかった』『内容が古い!バブル時代みたい』『展開が読めちゃうし、現実味がないし、冷める』『たいした理由じゃないのに「専業主婦になりたいから結婚したい」って言ってる時点で時代に合ってない』など、ドラマを視聴した人からも「古い」「リアリティーがない」という声が多くあがっていました。視聴率がふるわない理由はさまざまありそうですが、ドラマの視聴者として重要なターゲットになる女性を取り込めなかったことは大きそうですね。今後、巻き返しがあるのか、注目したいところです。【画像出典元リンク】・西内まりや(Mariya)(@Ma_realife)(Twitter)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月01日いつも“だめんず”と付き合っている女性の多くが“長女”だという可能性が出てきました。長女がだめんずに引っかかりやすいのはなぜでしょう。長女の特徴や恋愛傾向から紐解きます。長女の特徴長女にこんなイメージをもつ人は多いのではないでしょうか。・甘え下手・つい我慢してしまう・お節介・頼まれると断れない・真面目兄がいる人はまた別ですが、第一子として生まれてきた長女はこんな性格の人が多いようです。長女は「しっかりしなさい」と言われますよね。すると、それに応えるために「しっかりしなきゃ」「お姉ちゃんなんだからやってあげなきゃ」という考えになることが多いようです。つまり「本当はやりたくなくても自分がやるしかない!」と頑張ったり、出来ない人がいると「助けなきゃいけない」と思ってしまう人が多いということ。さらに、甘え下手に育ってしまった長女は「出来ないからやって欲しい」という言葉を口に出せない人が多いのではないでしょうか。だめんずと長女そんな長女の恋愛傾向には独特の共通点があるります。「出来ないなんて口が裂けても言えない」という女性は、周りから見ると“強い女性”ですよね。すると、「頼られたい」という男性よりも「頼りたい」という男性から人気が集まります。ただの甘えん坊タイプなら良いのですが、それが “だめんず” だったら厄介です。実際、あるアンケートで100人の長女に「だめ男に引っかかったことがあるか」と質問したところ、「はい」と答えた人は62人もいました。また、頼られると断れないだけでなく、困ることを予想して先に手助けしてしまう面倒見の良さが災いして、ただの甘えん坊タイプの男性をだめんずに変身させてしまうことも多いでしょう。一度ならまだしも、何度もだめんずと付き合ってしまうことは絶対に避けたいですよね。甘えん坊タイプの男性と相性が良いのは確かですので、必要以上に世話を焼かないように気を付けることで、だめんずへの変身を防ぐことができるかもしれません。
2017年01月30日2017年1月20日にジブリの名作『千と千尋の神隠し』が放送されて話題を呼びましたね。同作は8回目の放送にも関わらず18.5%の高視聴率を取るなど、いまだに人気が衰えない素晴らしい作品です。(動画はこちらから→)『千と千尋の神隠し』の中でも何気に人気があるのが“カオナシ”ですが、Twitterではそのカオナシに果敢に立ち向かうハムスターの姿が人気を集めています。動画はゆたこさん(@yutako55)が投稿したものです。今回の主人公はこちらのハムスター。ココちゃんという名前だそうです。ココちゃんは果敢にも口を大きく開けた“カオナシ”に向かっていきます。顔なしの口の中を覗くココちゃん。そんなことしてたら食べられちゃうよ!!と思いきや、自分から口の中に入っていきました!なんともシュールな一幕です。ココちゃんのお尻が丸くて癒やされます笑。カオナシの口の中でしばらくじっとしていたココちゃんですが、姿勢が窮屈だったのか体を反転させます。カオナシの口から顔をのぞかせるココちゃん。やりたい放題です。そして、満足したのかカオナシの口から脱出し……カオナシに反撃(?)をしまくるココちゃん。そしてそのまま……逃げていきました笑!千尋顔負けの度胸を見せつけたココちゃんの姿は多くの人を魅了し、この投稿はなんと11万リツイートもされています!ココちゃんの可愛らしい姿は関連記事の『【かわいいハムスター動画】カオナシを弄ぶハムスターが可愛すぎる』からもご覧いただけます♪なんでハムスターってこんなにかわいいんでしょうか。●文/パピマミ編集部
2017年01月29日SMAP解散後、木村拓哉さんにとってソロ初作品となる主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS)が1月15日に放送され、平均視聴率が14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったと、『スポニチアネックス』が報じています。『スポニチアネックス』によると、草なぎ剛さんのソロ初となる主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ)の初回視聴率が11.8%だったことから、元SMAPの主演ドラマ視聴率対決は、木村さんに軍配が上がったということです。初回から好発進を見せた木村さんの主演ドラマですが、ネット上では疑問の声が多くあがっています。●ネット上では「日曜9時なのに低い」「番宣しまくったのに低い」の声『あれだけ主役級のキャストを揃えておいて視聴率15%にも届かないって、苦しいね』『そもそも草なぎのドラマは火曜日、木村のドラマは日曜日で条件が違うんだから比べてもしょうがない』『あんなに番宣しまくってたのに14.2%しか取れなかったんだ』『キムタクのドラマ、番宣がハンパなかったけどこの数字って、現実は厳しいね』『思ったより低い。内容としては草なぎくんのドラマのほうがスリルがあって楽しめたから、これから上がっていくと思う』『日曜日の9時で、あれほどの番宣して、この数字はちょっと低いんじゃない?』『すごいキャストの割に低い気がする』『あれだけのキャストと番宣の力の入れ具合なら、もっといくと思ってた』『草なぎのドラマとは、キャストの豪華さも宣伝量も違うから比べるのはどうかと思う』『日曜日のほうがテレビ見てる人多いから有利でしょ。火曜は平日だから残業で見れない人も多いだろうし、草なぎと比べても仕方ない』『想像以上に低い!ドクターXなんて木曜9時で視聴率平均20%だよ?日曜9時でこれは低い』『あれだけの番宣をやってこの視聴率とは、微妙』『15%もいかなかったんだね。キムタクって、できる男の役ばっかりでつまらない。何の役やってもキムタクだし』『思ったより低いね。日曜9時のTBSの高視聴率枠で、番宣しまくってたのに』など、ネット上では日曜日の21時に放送されるドラマで、しかも番宣の量が多かったにも関わらず14.2%という視聴率は低いのではないかという声が多くあがりました。とはいえ、1月クールのドラマはまだ始まったばかり。これからの視聴率こそ気にかけたいところです。果たして木村さんのドラマは今後さらに視聴率を伸ばしていくのか、それともさらに下がっていってしまうのか、注目したいですね。●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年01月16日TBSの昼の情報番組『ひるおび!』午後の部(毎週月~金曜11:55~13:54)が、2016年の年間平均視聴率6.9%を記録し、2012年以来5年連続で同時間帯トップに輝いたことが4日、わかった。午前の部(11:00~11:54)と午後の部を合わせた全体でも6.0%を記録し、こちらも5年連続で同時間帯トップとなった。松添美徳制作プロデューサーは「何より5年連続の年間視聴率同時間帯トップの結果に安堵しています。昨年は秋以降の他局の追い上げも厳しく、まさに"逃げ切り"勝ちでした」とコメント。「今年は放送2,000回を迎える節目の年になりますが、原点とも言える"最大関心事"にこだわる姿勢を忘れずに、さらに密度の濃い内容をお茶の間に届けるべく、スタッフ一同切磋琢磨して参ります」と気を引き締めている。なお、1月11日の放送で午後の部が放送2000回を迎える。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ・関東地区。対象期間は2016年1月4日~12月29日。(C)TBS
2017年01月04日女優の新垣結衣が主演を務めたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』最終回(12月20日放送)の総合視聴率が、33.1%を記録したことが4日、分かった。同週の総合視聴率でトップの数字だった。従来のリアルタイム視聴率では、初回10.2%でスタートしてから、2話で早くも同局火曜ドラマ枠の歴代最高を更新してグングン伸び、一度も数字を下げることなく、最終回で20.8%を獲得。この最終回のタイムシフト(録画)視聴率も16.9%という高い数値だったことが判明し、2つを合算して重複分を除いた総合視聴率では、33.1%という記録となった。これは、同じ12月19週に放送されたすべての番組の中でトップの数字で、こちらも最終回だったテレビ朝日『ドクターX~外科医・大門未知子~』(リアルタイム視聴率22.8%)の総合視聴率も上回る結果となった。『逃げ恥』の愛称でブームを巻き起こした同作は、彼氏なしの森山みくり(新垣)と、恋愛経験なしの津崎平匡(星野源)が、妻=従業員・夫=雇用主となる"就職"という意味での結婚生活を描いたラブコメディ。大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』では、星野が主題歌「恋」を披露し、ゲスト審査員を務める新垣が、審査員席で恥ずかしがりながら"恋ダンス"の手振りを見せたことも話題となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2017年01月04日日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』の2016年・年間(1~12月)平均視聴率が9.0%となり、番組開始以来初の同時間帯民放トップとなった。総合演出の柴崎朋樹氏は「番組開始当初、ほとんど知名度のなかった桝アナウンサーとともに船出した時には"夢"でしかなかったことが、実現しました」と喜びをコメント。また、「スタッフが街で取材をしていると、番組ロゴを見つけた方が『毎朝、見ているよ』と笑顔で声をかけてくれることがよくあります。子供たちが駆け寄ってきてくれることも多いです。だから、多少図々しいかもしれませんが、『視聴者』ではなく、『ZIP!ファンのみなさん』に愛していただいている番組、と思っています」と続け、「そんなZIP!ファンのみなさんにこれからも愛していただけるよう、出演者、スタッフ一同、2017年も日本の朝にHAPPYをお届けしていくつもりです」と意気込みを語っている。
2017年01月04日ビデオリサーチ調べによる正月三が日(1月1日~3日)の視聴率データが4日、発表され、テレビ朝日がゴールデン・プライムの2冠となった。○正月三が日・民放各局時間帯別視聴率テレ朝は、元日の『芸能人格付けチェック』が18.7%、『相棒』が17.3%、2日の『とんねるずのスポーツ王』が15.3%と、恒例のラインナップで盤石の横綱相撲を見せ、三が日の平均でゴールデン(19:00~22:00)15.8%、プライム(19:00~23:00)15.5%を獲得。今年も幸先の良いスタートを切った。また、年間視聴率3年連続三冠王を達成した日本テレビが、全日(6:00~24:00)で13.8%となり、トップに。恒例の箱根駅伝は、2日(7:50~14:05)の往路が27.2%(前年28.0%)、3日(7:50~14:18)の復路が28.4%(同27.8%)と、長時間にわたって高視聴率を獲得し、ゴールデン・プライムも好調に推移した。このほか、三が日プライムタイムの主な高視聴率番組は以下の通り。○正月三が日プライムタイム番組視聴率ランキング(ビデオリサーチ調べ・関東地区)1位:『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2017お正月SP』(テレ朝、1日18:00~)18.7%2位:『相棒season15 元日スペシャル』(テレ朝、1日21:00~)17.3%3位:『夢対決2017とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャル』(テレ朝、2日19:00~)15.3%4位:『ウルトラマンDASH・第2部』(日テレ、1日19:00~)14.3%5位:『VS嵐 2017賀正新春豪華3時間スペシャル』(フジ、3日19:00~)13.6%6位:『嵐にしやがれ元日SP』(日テレ、1日21:00~)13.2%7位:『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない科学博士未公開シーン一挙大公開SP』(日テレ、3日20:54~)13.1%
2017年01月04日日本テレビは2日、2016年・年間の視聴率三冠王を達成したと発表した。これで、2014年から3年連続の達成となる。対象期間は、2016年1月4日から2017年1月1日まで。全日(6:00~24:00)8.4%、プライム(19:00~23:00)12.0%、ゴールデン(19:00~22:00)12.3%の3つの時間帯で1位を獲得した。今年は4月に発生した熊本地震で、非常時に強いNHKの視聴率が上昇し、一時はゴールデンでNHKがトップに立ったが、50周年を迎えた『笑点』や、今年10周年を迎える『世界の果てまでイッテQ!』が20%を超える高視聴率をたびたび記録するなど、レギュラー番組が好調に推移し、年間三冠王を堅持した。同局の大久保好男社長は「2017年も皆様に愛され親しまれるコンテンツ制作を目指します。地上波はもとよりHuluをはじめとしたインターネット配信、海外放送などによるコンテンツの総合展開にも積極的に取り組んでいく所存です」とコメントしている。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2017年01月02日大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』の視聴率(NHK総合)は、全国的に前年から上昇する結果となった。関東地区は、第1部(19:15~20:55)35.1%、第2部(21:00~23:45)40.2%で、それぞれ前年比0.3ポイント、1.0ポイント上昇。前年の第2部は、8年ぶりとなる40%割れで過去最低だったが、再び大台に乗せた(2部制は1989年から)。2部の視聴率は、全国11地区中7地区で40%超を記録。関西地区と新潟地区を除く9地区で前年から上昇した。1部は前年2地区で30%を割り込んだが、今回は全地区で30%を超え、そのうち3地区で40%を超えた。地区別に見ると、広島での上昇が顕著で、1部は前年の25.7%から32.2%(+6.5)、2部は33.3%から40.5%(+7.2)と高数値に。関西は、1部が34.0%(前年比-2.8)、2部が39.5%(-3.5)で、唯一いずれも前年比減の地区となった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。○『第67回NHK紅白歌合戦』全国主要地区視聴率(ビデオリサーチ調べ)関東:1部=35.1%(34.8%)、2部=40.2%(39.2%)関西:1部=34.0%(36.8%)、2部=39.5%(43.0%)名古屋:1部=37.6%(38.8%)、2部=44.1%(42.5%)北部九州:1部=30.1%(28.6%)、2部=36.3%(35.8%)札幌:1部=31.2%(31.4%)、2部=39.4%(36.2%)仙台:1部=33.9%(35.1%)、2部=41.2%(39.9%)広島:1部=32.2%(25.7%)、2部=40.5%(33.3%)静岡:1部=42.6%(35.5%)、2部=46.8%(40.7%)福島:1部=42.4%(41.1%)、2部=47.4%(44.8%)新潟:1部=43.3%(39.1%)、2部=45.6%(46.5%)岡山・香川:1部=32.5%(32.1%)、2部=39.3%(39.1%)※()は前年の視聴率
2017年01月02日『紅白歌合戦』の裏で放送された、各局の大みそか特番の視聴率は、今回も日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の「笑ってはいけないシリーズ」が、7年連続のトップとなった。11回目の恒例企画となっている同番組だが、今回は『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』と題して放送。ダウンタウン、月亭方正、ココリコというおなじみのメンバーが、笑いの刺客に負けてお尻をたたかれ続け、視聴率は(18:30~)17.7%、(21:00~24:30)16.1%だった。前年の『絶対に笑ってはいけない名探偵24時』が(18:30~)17.6%、(21:00~24:30)15.3%だったため、上昇している。ちなみに、2014年『絶対に笑ってはいけない大脱獄24時』は18.7%・16.0%。2013年『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』は19.8%・17.2%で、この年が歴代最高となっている。ほかの局はチャンネル順に見ると、テレビ朝日は3年連続となった『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2016』で、(18:00~)7.1%、(19:00~)5.8%、(21:00~)5.0%、(23:45~25:00)6.9%。TBSは、恒例のスポーツバラエティ『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016』(18:00~)6.5%、(21:50~)6.3%、(21:35~)5.5%、(22:35~23:35)4.2%テレビ東京は、『ウソのような本当の瞬間! 30秒後に絶対見られるTVスペシャル』(19:00~21:30)2.5%、『ボクシング THE BEST OF BEST 大晦日2大世界戦』(21:30~23:30)3.9%。フジテレビは、前年比引き続き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント2nd ROUND&FINAL ROUND』で、(18:00~)5.6%、(19:00~)7.1%、(21:00~)5.7%、(22:50~23:45)3.6%だった。なお、『第67回NHK紅白歌合戦』は、第1部(19:15~20:55)が35.1%、第2部(21:00~23:45)が40.2%だった。
2017年01月02日大みそかに放送された『第67回NHK紅白歌合戦』視聴率(NHK総合)が2日、ビデオリサーチから発表され、第1部(19:15~20:55)は35.1%、第2部(21:00~23:45)は40.2%だった。前年は第1部34.8%、第2部39.2%だったため、それぞれ0.3ポイント、1.0ポイント上昇。前年の第2部は8年ぶりとなる40%割れで過去最低だったが、再び大台に乗せた(2部制は1989年から)。「夢を歌おう」をテーマに掲げた今回の『紅白歌合戦』は、紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会を武田真一アナウンサーが担当。有村と武田アナは初司会で、相葉はグループでの司会経験はあったものの、単独では初めてだった。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。初出場は紅組が市川由紀乃、宇多田ヒカル、大竹しのぶ、欅坂46、PUFFY、白組が桐谷健太、KinKi Kids、THE YELLOW MONKEY、RADWIMPS、RADIO FISHの計10組となり、細川たかしの卒業、和田アキ子の落選など、世代交代を印象づけた。本番では、関ジャニ∞が全体のトップバッターを務め、紅組のトリは石川さゆり、大トリを嵐が担当。同日で解散となったSMAPの出場を取り付けることができなかったものの、ピコ太郎や渡辺直美が登場する「紅白HALFTIME SHOW」、映画『シン・ゴジラ』とのコラボ、タモリとマツコ・デラックスによる寸劇、AKB48の紅白選抜といった新企画、そして初の2階ステージを導入するなど、新機軸を打ち出した。しかし、本筋ではないパートでハプニング的に展開される企画で、ただでさえ進行に慣れない司会陣が、演出面を超えて振り回される格好に。勝敗を決める審査でも、視聴者・会場の客席投票で白組が大きくリードしたにもかかわらず、審査員投票で逆転したことに、勝利したはずの紅組司会・有村が戸惑う姿もあった。なお、裏番組のトップは、日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけない科学博士24時!』で、(18:30~)17.7%、(21:00~24:30)16.1%だった。世帯視聴率の数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。○『NHK紅白歌合戦』ここ10年の視聴率(NHK総合)2016年:(1部)35.1%、(2部)40.2% / (紅組司会)有村架純・(白組司会)相葉雅紀・(総合司会)武田真一アナ2015年:(1部)34.8%、(2部)39.2% / (紅組)綾瀬はるか・(白組)井ノ原快彦・(総合)黒柳徹子、有働由美子アナ2014年:(1部)35.1%、(2部)42.2% / (紅組)吉高由里子・(白組)嵐・(総合)有働由美子アナ2013年:(1部)36.9%、(2部)44.5% / (紅組)綾瀬はるか・(白組)嵐・(総合)有働由美子アナ2012年:(1部)33.2%、(2部)42.5% / (紅組)堀北真希・(白組)嵐・(総合)有働由美子アナ2011年:(1部)35.2%、(2部)41.6% / (紅組)井上真央・(白組)嵐・(総合会)阿部渉アナ2010年:(1部)35.7%、(2部)41.7% / (紅組)松下奈緒・(白組)嵐・(総合)阿部渉アナ2009年:(1部)37.1%、(2部)40.8% / (紅組)仲間由紀恵・(白組)中居正広・(総合)阿部渉アナ2008年:(1部)35.7%、(2部)42.1% / (紅組)仲間由紀恵・(白組)中居正広・(総合)松本和也アナ、小野文惠アナ2007年:(1部)32.8%、(2部)39.5% / (紅組)中居正広・(白組)笑福亭鶴瓶・(総合)松本和也アナ、住吉美紀アナ
2017年01月02日テレビ局の2016年・年間(2016年1月4日~2017年1月1日)視聴率争いは、残り1週間を切った。4月からの16年度上半期で、ゴールデンタイム1位をNHKに譲った日本テレビだが、1月からの「年間」ではトップを堅持し、昨年に引き続き3年連続の「三冠王」を達成するのが確実な情勢だ。○在京キー局2016年・年間視聴率動向(12月25日までの集計)今年は4月に発生した熊本地震で、非常時に強いNHKの視聴率が上昇。これにより、4月を起点に集計する「年度」視聴率では、9月までの上半期でNHKがゴールデンタイム(19~22時)でトップに立った。だが、1月起点の「年間」は、12月4週時点で日テレが0.9ポイント差をつけてトップを守っている。これで日テレは、プライム(19~23時)・全日(6~24時)とあわせ、2014年から3年連続の「年間三冠王」を達成する見込み。また、「年度」で見ても、12月4週時点のゴールデンは、日テレが12.0%で、NHK(11.4%)を逆転しており、「年度三冠王」の継続も見えている。他の局では、TBSとテレビ朝日が、全日で上昇の見込み。いずれの局も平日デイタイムの情報・報道番組が数字を上げてきていることが、この結果につながっている。フジテレビは、引き続きは厳しい状況が続いており、前年の年間通期と比較して、12月4週時点でゴールデン・プライムそれぞれ1.1ポイントの大幅減となっている。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年12月27日今月18日に終了したNHK大河ドラマ『真田丸』最終回の総合視聴率が21.3%を記録したことが27日、明らかになった。従来のリアルタイム視聴率は14.7%だったが、タイムシフト(録画)視聴率は7.2%となり、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率は21.3%だった。タイムシフト・総合視聴率は、ビデオリサーチが今年10月3日から計測を開始しており、最初の対象となった10月9日放送分は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。同番組は、BSプレミアムで地上波より2時間早い18時から放送されており、こちらの視聴率は毎回4~5%で推移していたことから、こちらも合算するとさらに高い数字となっていることが推測される。なお、地上波リアルタイムの50話全平均視聴率は16.6%で、前年の『花燃ゆ』の12.0%を大きく上回った。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。○過去10年のNHK大河ドラマ視聴率2016年『真田丸』(主演:堺雅人)初回19.9/最高20.1/平均16.62015年『花燃ゆ』(井上真央)初回16.7/最高16.7/平均12.02014年『軍師官兵衛』(岡田准一)初回18.9/最高19.4/平均15.82013年『八重の桜』(綾瀬はるか)初回21.4/最高21.4/平均14.62012年『平清盛』(松山ケンイチ)初回17.3/最高/17.8/平均12.02011年『江・姫たちの戦国』(上野樹里)初回21.7/最高22.6/平均17.72010年『龍馬伝』(福山雅治)初回23.2/最高24.4/平均18.72009年『天地人』(妻夫木聡)初回24.7/最高26.0/平均21.22008年『篤姫』(宮崎あおい)初回20.3/最高29.2/平均24.52007年『風林火山』(内野聖陽)初回21.0/最高22.9/平均18.7※単位は%
2016年12月27日アイドルグループ・SMAPのラストステージとなった、フジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』の最終回スペシャル(26日18:30~23:18)の番組視聴率は、SMAPが最後の「世界に一つだけの花」を披露した22時以降の時間帯で23.1%を記録し、有終の美を飾った。この日は、約5時間にわたる放送となったが、18時30分~19時が14.1%。19時~22時が17.4%。そして5人として最後のステージで「世界に一つだけの花」を披露した時間帯を含む22時~23時18分で23.1%という高視聴率となった。また、瞬間最高は5人が歌い終わった後の23時7分に27.4%に達した。同番組の放送回数は、先週の12月19日分までで計919回、この全平均視聴率は18.1%となっている。なお、直後に放送された『ユアタイム』(23:30~23:55)も9.4%と、高い数字をマークした。約5時間にわたった『スマスマ』の最終回は、1996年4月15日の番組開始から年代を追って名場面を放送。「ビストロSMAP」のゲストに大原麗子を迎えた第1回放送を皮切りに、元メンバー・森且行の脱退、稲垣吾郎と草なぎ剛の不祥事からの復帰、東日本大震災後の生放送、『27時間テレビ』でのノンストップライブ、中居正広が号泣した「はじめての5人旅」などを振り返った。また、放送中に視聴者から寄せられたSMAPへの"ありがとう"のFAXメッセージも紹介。それを読み上げてきた西山喜久恵アナウンサーが「SMAPの皆さんが5人そろって歌う姿、これがラストとなります。グループ結成から28年と9カ月、たくさんの幸せをくださったSMAPの皆さん。本当に、本当に、ありがとうございました」と紹介し、最後に5人最後のステージとなる、事前収録した「世界に一つだけの花」が披露された。歌い終わった5人は深々と頭を下げたが、リーダーの中居は、涙がこらえきれなくなってなかなか頭を上げることができない。しばらくして後ろに下がり、スタッフに背中を見せて泣き顔を隠そうとする姿が、最終回を象徴するシーンとなった。ほかにも、番組内で流れたソフトバンクによる特別バージョンの1分CMにも大きな反響が。「これまで あんなことや こんなこと いろいろしていただきました。今まで 本当に ありがとう。」とSMAPへの感謝を込めたメッセージを流し、最後にお父さん犬が「さよならじゃ、ないよな?」と呼びかけた。SMAPの解散は12月31日だが、同日生放送される『NHK紅白歌合戦』への出演を辞退しているため、「SMAP」そろっての番組出演は、この『スマスマ』最終回が最後。「SMAPメンバー」としてのテレビ番組は、中居が出演する『中居正広のプロ野球魂』(テレビ朝日系、27日24:20~)、『ナカイの窓 関東6県ガチンコ対決SP』(日テレ系、28日23:30~)、『World Baseballエンタテイメント たまッチ!』(フジ系、30日8:30~)の3本を残すのみとなる。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年12月27日