皆さんは、子どもがスマートフォンを使うことに関して賛成ですか?反対ですか?昨今、幼い子どもにスマートフォンを使わせる「スマホ育児」や「スマ放置」が問題になるなど、子どもにスマートフォンを与えることに関しては悪いイメージが先行していますよね。しかし、スマートフォンは必ずしも諸悪の根源というわけではありません。スマートフォンならではの特徴を生かして上手に付き合えば、子どもたちの学ぶ意欲をより高めるツールにもなります。では、日常生活において、最適な方法でスマートフォンを使うにはどうしたらいいのでしょうか。スマートフォンとの上手な付き合い方を考えてみましょう。「スマホ使うほど学力下がる」って本当?ニンテンドーDSソフト「脳トレ」シリーズの監修者であり、脳トレブームの立役者とも言える東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授は、平成25年度仙台市標準学力検査および仙台市生活・学習状況調査とスマホの利用状況から、スマホの利用時間と学力に下記のような相関関係があることを警告しています。(画像引用元:仙台市|「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」作成リーフレット 平成25年度版)このグラフから、携帯やスマホを使う時間が長ければ長いほど、数学の平均点が下がっていることは明らかですね。また、驚くべきことに「2時間以上勉強していながらスマホを4時間以上使っている子」の平均点が「30分未満しか勉強していないけれどスマホを使わない子」の平均点よりも低いという結果も出ています。せっかく勉強しても、スマホを使う時間が長ければ、勉強した時間がムダになってしまうといっても過言ではありません。この傾向は、数学のみならず理科、社会といった他の教科でも見られたのだそう。学力低下の原因は、スマホ利用で奪われる「あの時間」?実際のところ、スマホの利用と学力低下についての直接的な因果関係は明らかになっていません。しかし、学力低下の要因として大いに考えられるのは、スマホ利用によって生じる「睡眠不足」です。睡眠改善インストラクターで昭和西川専務取締役の西川ユカコ氏は、睡眠不足と学力低下の関連性について次のように指摘しています。学力の観点では、寝不足だと大脳の前頭連合野が打撃を受け、勉強する意欲や集中力が薄れ、論理的な思考もしにくくなるほか、記憶にも障害が出てきます。たとえば10時間の睡眠が必要な子どもが8時間しか眠らなかった場合、足りない睡眠時間は2時間です。「2時間の睡眠不足」は、お酒を飲んでほろ酔いの時と同じくらいの脳の働き(働かなさ)になるといわれています。(引用元:東洋経済ONLINE|「成績のよい子」は、だいたい何時に寝るのか)スマホで動画を観たり、ゲームをしている時間が長くなると、睡眠をとるべき時間が削られます。その結果、勉強への意欲や集中力の欠如のほか、論理的な思考ができなくなったり記憶にも支障が出るという弊害が起こるのです。スマホをどれだけ使うかではなく、どう使うか電車やバスといった公共の乗り物に乗っているときや待ち時間などには、騒いで周囲に迷惑をかけたりしないようスマホで静かにさせたいというのも本音ではないでしょうか。それでも、スマホによって何か悪影響があるかもしれないと思うと不安ですよね。子どもの脳の発達や学力向上は、スマホの使用時間がどれくらいかではなく、人とのやり取りがあるかどうかに関係があるという意見もあります。小児科医でお茶の水女子大学副学長の榊原洋一氏は以下のように話しています。「かつてテレビの視聴時間が長い子どもは、言葉の数が少ないという研究結果がありましたが、さらに詳しく研究すると、視聴時間が長くても家族の会話が多ければ言葉も多いという結果が出てきました。子どもの発育に重要なのは、テレビやスマホなどの視聴時間の長短よりも、生身の人間とのやり取りがあるかどうかです」(引用元:NHK生活情報ブログ|「スマホ育児」発育に影響は?)やむを得ずスマホを利用するときにも、使い方さえ気をつければ影響を少なくできるということです。スマホの動画やゲームで待ち時間を過ごすときなどは、子どもに与えっぱなしにすることなく、一緒に視聴したり話しかけたりしてみてはいかがでしょうか。また、学力低下と併せて気にしたいのは、スマホによる「視力低下」。国立成育医療研究センターで小児眼科を専門とする仁科幸子先生は、スマホを見る距離はテレビよりも近く、目にはその分の緊張が強いられるため疲れやすくなると指摘します。子どもの視力が低下しないよう、スマホを見せる際には以下のことに注意しましょう。・画面から30cm以上離れ、明るい場所で視聴する・連続で視聴する場合は30分を限度としタイマーで時間を計る・ベビーカーや車などの揺れている場所では見せない・親子できちんとルールを決め節度を持って使用させる***「スマホを長時間使っているから学力が低下する」という説を裏づける科学的な根拠は現在のところ明らかではありません。しかし、学習のための時間がスマホに奪われたり、ゲームや動画が気になって学習に集中できなかったりということが、学力低下につながる可能性は否定できません。目にも負担をかけすぎないようにお家でルールを決めて、上手な活用をサポートしてあげられるといいですね。(参考)毎日新聞|スマホ警告ポスター「使うほど学力下がります」日医作製日本小児科医会|スマホの時間 私は何を失うかPRESIDENT Online|“スマホが学力を破壊する”これだけの根拠東洋経済ONLINE|「成績のよい子」は、だいたい何時に寝るのかNHK生活情報ブログ|「スマホ育児」発育に影響は?子どもたちのインターネット利用について考える研究会|乳幼児とスマホ 保護者のためのセルフチェック
2019年04月23日映画『スマホを落としただけなのに』の続編、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が、2020年2月21日(金)に公開される。『スマホを落としただけなのに』の続編2018年11月公開の映画『スマホを落としただけなのに』は、主演に北川景子、共演に千葉雄大、成田凌、田中圭らを迎え、興行収入19.6億円を超えるヒットを飛ばした人気作。恋人が落としたスマホをきっかけにやがて命を狙われることになるヒロインの恐怖を描き、隠された過去が暴かれるSNSミステリーとして多くの"スマホ"ユーザーから共感を集めた。警察組織を巻き込んだサイバー犯罪を描く続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の原作は、『スマホを落としただけなのに』で作家デビューを飾った志駕晃によるシリーズ第2弾の同名作品。些細なことで日常が崩れていくネット社会の恐怖に加え、続編では警察組織を巻き込んだサイバー犯罪が前作以上のスケールで展開される。主演は刑事役・千葉雄大主演は、前作で“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷を演じた千葉雄大が務める。物語は、加賀谷が解決したはずの連続殺人事件から数か月後、同じ現場から新たな死体が発見されるという衝撃の内容からスタート。真相を探るため、加賀谷は彼が逮捕した獄中の連続殺人鬼・浦野と再び対面することに。浦野によって明かされる新たなネット上の闇の存在。そこには驚愕の事実が隠されていた―。浦野役は、『愛がなんだ』『さよならくちびる』『窮鼠はチーズの夢を見る』など、出演作が多数公開を控える成田凌が続投する。ヒロインに白石麻衣また千葉雄大演じる加賀谷の恋人で、新たな事件に巻き込まれていく本作のヒロイン役には、乃木坂46のメンバー・白石麻衣が抜擢。ドラマや映画に多数出演する白石だが、ミステリー映画のヒロインを演じるの自身初となる出来事。“ひょんなこと”から始まる恐怖の連続にどのように立ち向かっていくのか?その迫真の演技にも注目だ。その他キャストメインキャラクターの脇を固める、個性派キャストたちにも注目。『映画刀剣乱舞』の主演を務めた鈴木拡樹や朝ドラ「なつぞら」に出演した井浦新、メディアに引っ張りだこの今田美桜をはじめ、田中哲司、音尾琢真、江口のりこ、奈緒、アキラ100%といった面々が揃う。なお監督は、前作に引き続き、『リング』『クロユリ団地』『貞子』の中田秀夫が担当する。ストーリー長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数か月。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見される。真相を探るため刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへ。「お前が殺したのか・・・?」尋ねる加賀谷に対して、獄中の浦野が明かしたのは彼が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物の存在だった―。一方同じころ、加賀谷の恋人・美乃里を狙う謎の男の姿が。加賀谷は、苦渋の選択で浦野に事件の捜査協力を依頼することを決断するが・・・【詳細】映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』公開時期:2020年2月21日(金)出演:千葉雄大、白石麻衣、成田凌原作:志駕晃「スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼」(宝島社文庫)※2018年11月発売企画プロデュース:平野隆監督:中田秀夫脚本:大石哲也制作プロダクション:ツインズジャパン配給:東宝
2019年04月06日どんな仲よしカップルでも、ときにはささいなことが原因で喧嘩をしてしまうもの。なかでも現代のケンカの原因は「スマホ」のゲームやネット、「LINE」などのSNSに関するものが多いのではないでしょうか。今回は、スマホが原因となるケンカを防ぐために、スマホやLINEなどのSNSに関するマナーとルールについて考えてみたいと思います。まずはじめに、スマホと彼氏に関する悩みには、どんなことがあるのかを見ていきましょう。■ケース1:彼氏がスマホばかりでかまってくれない「彼がスマホ依存気味で、しょっちゅう喧嘩になります。彼がスマホのオンラインゲームにはまってしまって、いつもそればかりです。この間もせっかく記念日デートだったのに、レストランに入って料理を注文したら、彼がさっさとスマホを取り出してゲームを始めてしまったんです。私が思わず怒ると、彼は『仕事中はゲームできないんだから、自分の時間ぐらいゲームしたい』なんて言うので・・・さすがにむなしくなって泣きました。」(24歳女性/公務員)せっかくのデートなのに、彼がスマホばかりだと悲しくなりますよね。しかしスマホゲームやアプリにはまってしまう男性は、意外と多いもの。ちょっとしたストレス解消のつもりが、だんだんのめり込んでしまって、仕事以外はほぼゲームばっかり、なんて人も。それ以外にもSNSや趣味のサイト、投資、仕事の連絡などでいつもスマホを気にする生活の男性もいます。■ケース2:彼氏がスマホを放置気味でLINEの返信をしてくれない「私の彼氏は、スマホを持っている意味がないくらい、いつも放置しています。仕事では業務用の携帯を使うので、自分のスマホは使わないからでしょうか、すぐ家に忘れて外出したりするんです。休みの日も、夜まで全く見ていなかったなんてこともしょっちゅう。LINEはなかなか既読にならないし、なっても返信してくれないことが多いので、最近はもっぱら電話するようになりました。でも、友だちが彼氏と楽しそうにLINEのやり取りをしているのを見ると、うらやましいなぁと思います。」(26歳女性/美容関係)スマホ依存気味も困りますが、スマホを放置し過ぎてなかなか連絡がつかないのも大変です。百歩譲っていつもはあきらめるとしても、体調不良や相談したいことがあるときなど、大事なときに連絡がつかないかもしれないというのは、こちらにとって大きなストレスになります。■ケース3:男性は、彼女の「SNS」がちょっと嫌?「男はスマホばっかりって言われることも多いですけど、女性も割とそういうところがありますよね?僕がついイライラしてしまうのは、SNSに載せるための写真撮影タイム。おいしそうな料理やかわいいデザートを記念に残したいのは分かります。でも、なんでもかんでも写真に撮ってSNSにアップしないといけないんでしょうか・・・?もっとデートに集中してほしいと思っちゃいますね。」(30歳男性/建設関係)女性は男性より、人とのコミュニケーションを重んじる傾向があります。そんな私たちにとって、さまざまな方法で人とつながることができるSNSは、もはやなくてはならないものになっています。自分の思い出に残すためにも、つい写真を撮ったりしたくなる・・・けれども、そんな行動が男性をイライラさせてしまうこともあるようです。「SNSのタイムラインに、2人のことを何でも公開してしまうのは、ちょっと困ります。だって彼女とデートをするために、職場の人の誘いを断ったりして時間を作っているようなときもあるじゃないですか。そんなときにSNSに楽しいデートの様子をアップしてしまったら、白い目で見られるかもしれませんよね。知り合い全員に行動がバレるSNSは、ちょっと困りものだなぁと思います。」(28歳男性/金融)男性から女性へのスマホにまつわる不満は、SNS絡みのものが大多数でした。男性は相対的に、SNSの世界観や、他人に自分の行動が筒抜けになってしまう状況を苦手と感じる人が多いのかもしれません。でも確かに、SNSにアップしたばかりにデートがしづらくなるとしたら、それは困りものですね・・・。■恋愛を上手に進めるスマホやSNSのマナーこのように、スマホやLINEなどのSNSが原因の揉めごとは日常にあふれています。では、スマホが原因のトラブルを少しでも減らし、仲よしカップルでいるためには、私たちはどのような点に気を付けたり、話し合ったりすればいいのでしょうか?デート中はスマホをなるべく触らない第一として、やっと会えたデートのときは、一緒にいられる一瞬一瞬に集中するようにしてみましょう。彼がスマホ依存気味のときは、一緒にいる間はスマホのことは極力忘れてほしいとお願いしてみましょう。もしそれで怒りだしたり、どうしてもスマホを使うのをやめられないときは、精神的な問題が隠れていることもあります。あまりにひどくなったときは、彼との交際自体について考えるべきかもしれません。SNS用の写真撮影はほどほどにすてきな瞬間を写真に残すのは楽しいですが、時間をかけて“撮影会”状態になってしまうことは控えたほうがよさそうです。写真撮影のために男性を待たせると、「自分より写真が大切なのかな・・・」と寂しく感じさせてしまうことになりかねないのです。もし彼に指摘されたら、「あなたのことが好きだから、一緒にいる時間を思い出に残したくてつい写真を撮ってしまっていた」と自分の気持ちや理由をきちんと説明したうえで、すなおに謝るようにしてみましょう。彼のプライベートをSNSに公開するのは控え目にSNSに彼とのプライベートなことを公開するのは楽しく、恋愛のだいご味でもありますが、彼との関係を考えるとほどほどにしておく方がいいでしょう。一番確実なのは、何かSNSに投稿したくなったとき、彼に一度了解を取ることです。そのときに彼から「今回はやめておいて」と言われることもあるかもしれませんが、そこは彼のプライバシーを尊重してあげましょう。気になるときは理由を聞いてもいいですが、決して無理強いしないことが、仲よしカップルでいる秘訣です。勝手にお互いのスマホに触らない無断でのスマホチェックは百害あって一利なし、ほぼ確実に喧嘩の原因になってしまうので、気をつけましょう。たとえ後ろ暗いことがなかったとしても、勝手に自分の持ち物を探られるというのは、男女どちらもいい気持ちがするものではないですよね。気になることがあるときは、お互いにまず相手に聞くことが基本です。また、誤解されることを避けるためにも、日常からお互いのスマホにはむやみに触らないようにしておくといいでしょう。理想のLINEの連絡頻度をお互いに把握しておく連絡を取り合う頻度には、個人差が大きいもの。トラブルを避けるためには、付き合いはじめにお互いの理想の連絡の取りあい方を確認し、妥協点を見つけておくことが肝心です。たとえば、あなたはLINEを読んだらスタンプくらいは返してほしい、既読スルーは寂しいと思っているかもしれません。そして彼は、なかなかLINEは見ないので、用事があるときは電話してほしいというタイプかもしれません。最初に相手の傾向を把握しておくことで、なにかあったとしても悪気があってのことではないと理解してあげられます。お互いに譲り合いながら、2人にとって無理なくできる、ベストな連絡方法や頻度を見つけていきましょう。■スマホを「ケンカの原因」ではなく「愛を深めるツール」にスマホがあると、いろいろなことができて便利になる反面、コミュニケーションの面で問題が増えてしまいます。スマホは生活を豊かにするツールです。逆に道具に使われて、大好きな彼との喧嘩してしまっては、元も子もありません。スマホがケンカの原因ではなく、愛を育む手段になるように、2人でじっくりスマホの使い方について話し合ってみてはいかがでしょうか。現代の生活に無くてはならないスマホやSNSを、2人でうまく使いこなしていきましょう。(恵理世/コラムニスト)(ハウコレ編集部)(チダカナ/モデル)
2019年02月10日専門家・プロ:渡邉純子(コドモット)トラブルにあった子どもは16.2%で増加中今回も、東京都の「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」(平成29年度)※1を読み解きます。この調査では、携帯・スマホのトラブルの有無と内容について聞いています。「お子さんが携帯電話・スマートフォンを利用する中で、どのようなトラブルに遭ったことがありますか。(いくつでも)」という設問に対して、最も多かったのは「トラブルに遭ったことはない」の70.1%です。<<トラブルの有無・内容>>お子さんが携帯電話・スマートフォンを利用する中で、どのようなトラブルに遭ったことがありますか。(いくつでも)東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)」よりなんらかのトラブルがあったとした回答の合計は16.2%で、前回調査(平成28年度)より6.5ポイント増えています。東京都の子どもは、約6人に1人が携帯・スマホでトラブルを経験しており、増加傾向にあるということがわかりました。トラブルの内容を見てみると、友だちとのトラブル、チェーンメール、歩きスマホといった従来型のもの、高額請求、個人情報を盗まれた、自画撮りのような深刻なものまでさまざまです。子どもが慎重なネットの使い方をしていても、トラブルに巻き込まれたり、周囲の悪意にさらされるケースはないとはいえません。もしも子どもがトラブルにあったときには、保護者などの大人に相談したり、行政のネットトラブルの相談窓口や場合によっては警察に相談することが大前提です。絶対に子どもだけで解決しようと思わないことが大事だと、お子さんによく伝え、理解してもらい、親に話しにくいときのために、相談窓口の連絡先などの情報を共有しておいてください。保護者としての課題は、知識・コミュニケーション・興味関心さて、この調査では保護者自身の課題意識についても聞いています。「携帯電話・スマートフォン・インターネットを、お子さんが正しく使用するために、保護者として必要な課題は何だと思いますか。(2つまで)」という質問についてみていきます。<<保護者として必要な課題>>携帯電話・スマートフォン・インターネットを、お子さんが正しく使用するために、保護者として必要な課題は何だと思いますか。(2つまで)東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)」より保護者が考える課題の上位3つは次の回答です。インターネットや携帯電話等について、子供に教育できる 十分な知識を身につけること43.5%親子のコミュニケーションを緊密にすること37.4%子供の使用状況について、保護者がもっと関心を払うこ と30.9%保護者に、知識不足や子どもとのコミュニケーション不足、子どもの使い方についての関心不足について自覚があることがわかります。もっと興味をさて、今回あげた2つの調査結果で、非常に気になっていることがあります。それは、子どもの携帯・スマホの使い方に関して、保護者の興味関心が薄くなっている傾向が見られることです。子どものネットトラブルの有無についての質問で2番目に多かったのは、「わからない(13.7%)」という回答でした。子どもの携帯・スマホの使い方が放任気味になっているのではないかと危惧します。また、保護者として必要な課題についての質問でも、2位は親子のコミュニケーション不足、3位は子どもの使用状況への関心不足で、関心の薄さを感じさせる回答が上位に入っています。さらによく見てみると、「今のままで問題ない」という回答が前回より2.7ポイント増えています。一方、課題としてあげられている項目では、ほとんどが昨年よりも数値を減らしています。「うちの子は携帯・スマホをうまく使っている、いまのままでOK」と感じる保護者がじわりと増えているのです。しかしながら、子どものネットトラブルは前回調査よりも6.5ポイント増えているわけで、保護者のこの傾向はよろしくありません。子どもがどんなふうにスマホを使っているのか、愛情をもって注意深く見守ることは、保護者にしかできない応援のしかたです。思春期のお子さんにいやがられたとしても、見守りは保護者の仕事と腹をくくって、わが子がどんなふうに携帯・スマホを使っているのか、関心をもち続けてほしいと思います。※1 東京都「家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」 (平成29年度)渡邉純子(コドモット)(わたなべじゅんこ)株式会社コドモット代表取締役社長。NTT在籍時代の2001年、子ども向けポータルサイト「キッズgoo」を立ち上げ、同サイトでデジタルコンテンツグランプリ・エデュテイメント賞受賞。独立後は小学生向けのコンテンツを中心に、企業の子ども向けWebサイトや公共団体の子ども向けツールなどの企画制作を数多く手がける。一男一女の母。
2018年10月09日専門家・プロ:渡邉純子(コドモット)内閣府の定点観測調査から、子どもが家庭でネットをする際のルールづくりの現状を読み解きます。保護者の取り組みは変わらず平成30年発表の「青少年のインターネット利用環境実態調査」(内閣府)※1から、子どもが家庭でネットをする際の保護者の取り組みについてみていきます。小学生・中学生の保護者は、子どもがスマホを利用するときにどのような配慮をしているのでしょうか。子どもがスマホを利用している保護者の84.4%は、なんらかの方法でネット利用に関する取り組みをしていると回答しています。この割合は、平成26年度から現在までほぼ同じような値で推移しています。どんな取り組みを行なっているのでしょうか。もっとも多いのは「フィルタリングを使っている」(44.0%)、次いで「子供のネット利用状況を把握している」(36.1%)です。この数値も、この4年間あまり変化していません。スマホを使ったネット利用に関して、保護者の取り組み状況があまり変わっていないようすが見えてきます。内閣府「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(概要)」よりスマホ・ノールール、小中学生は約6割そんななかスマホについて「利用時間等のルールを決めている」との回答は、平成26年度比で10.6ポイント増えています。しかし、その割合はまだまだ低いのです。利用時間等のルールを決めている保護者の割合は、直近の30年度調査でも、小学生の保護者41.5%、中学生の保護者39.6%、高校生の保護者18.5%にとどまっています。小学生と中学生の保護者の約6割、高校生の保護者の8割以上は、子どもにスマホをノールールで使わせているのが現状です。子ども、とくに小学生・中学生のスマホ利用率が上がっているなか(第55回参照)、ルール作りをして子どもにスマホを使わせる保護者の割合は大きく変化していない。このことが示すのは、ルールなしでスマホを使う小学生・中学生の絶対数が増えているということです。スマホの使い始めの時期にあたることからも、家庭での保護者の取り組みがさらに広がることを期待したいところです。 ルールについての認識ギャップが親子間で広がるしかしここで、保護者と子どもの間にある意識ギャップが課題となります。スマホにかぎらず、いずれかの機器※2でネットを使っている子どもと保護者を対象とした設問をみてみます。インターネットを利用するときの家庭のルールについて「ルールを決めている(計)」と回答した保護者は83.5%なのに対して、子どもは65.1%。18.4ポイントの差があります。保護者は「ルールを決めている」と認識しているのに、子どもはそうは思っていないということです。内閣府「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(概要)」より作成とくに気になるのは小学生の保護者と子どもの認識ギャップの広がりです。「ルールを決めている」とした小学生の保護者は91.5%(前年度比+0.9ポイント)なのに対して、小学生は72.7%(同-5.2ポイント)。保護者と子どもの認識ギャップは18.8ポイントで、前年度より7.1ポイント拡大しています。保護者のネットルールへの関心の高さが、小学生には伝わっていないことが見えてきます。小学生はネットの使い始めの時期ですから、無鉄砲な利用に走らないよう、子どもの個性に合わせた保護者のきめ細かな対応がいります。家庭で確実にネットの使い方のルールを身につけていけるよう、根気づよく子どもと話し合っていきましょう。※1 内閣府青少年のインターネット利用環境実態調査※2スマートフォン、いわゆる格安スマートフォン、機能限定スマートフォンや子供向けスマートフォン、携帯電話の契約が切れたスマートフォン、携帯電話、機能限定携帯電話や子供向け携帯電話、ノートパソコン、デスクトッパソコン、タブレット、学習用タブレット、子供向け娯楽用タブレット、携帯音楽プレイヤー、携帯ゲーム機、据置型ゲーム機、インターネット接続テレビの15機器渡邉純子(コドモット)(わたなべじゅんこ)株式会社コドモット代表取締役社長。NTT在籍時代の2001年、子ども向けポータルサイト「キッズgoo」を立ち上げ、同サイトでデジタルコンテンツグランプリ・エデュテイメント賞受賞。独立後は小学生向けのコンテンツを中心に、企業の子ども向けWebサイトや公共団体の子ども向けツールなどの企画制作を数多く手がける。一男一女の母。
2018年08月23日ライターの山田 芽依です。せっかくのデートなのに、彼がスマホばかり見ている。彼氏がスマホでゲームをしていて、彼女である自分はほったらかし・・・・・・そういった悩みをよく見聞きします。スマホよりも自分のことを見てもらいたい、それが彼女としては本音だと思います。スマホばかり見ている彼氏には、どうすればそれを控えてもらえるのか。そもそも、なぜ彼氏はスマホばかり見てしまうのか?筆者が受けた恋愛相談から紐解いていきたいと思います。■彼氏がデート中でもスマホを触ることに悩む女性A子さんは、デートをしても、彼氏がスマホばかり見ているということで悩んでいる女性でした。何度もそのことで彼氏と喧嘩になり「スマホと私、どっちが大事なの!?」と言ったことさえあるそうです。「仕事と私、どっちが大事なの!?」ならまだしも、スマホと自分を比較しないといけないとは、なんとも涙ぐましい話です。何度も喧嘩をしても、彼氏がスマホばかり見てしまうことは変わらず、A子さんは、別れを考えている、とのことでした。そこで筆者は「そもそもなぜ、彼氏さんはスマホばかり見てしまうのか、考えたことはありますか?」とA子さんに聞いてみました。するとA子さんは「それは考えたことはなかったです。デート中なら、スマホを見ないことは常識だと思っているので」と。そう、そもそもこの「常識」が問題だったのです。■人それぞれ、恋愛に対する常識は違うA子さんのように、「恋人と会っているとき、なるべくスマホを見ないようにすべき」という考え方をすることは、ごく自然ですし、一般的に常識とされるのかもしれません。しかし、人それぞれ、恋愛に対する常識は違います。一般常識であれば持っておいてほしいところですが、恋愛の常識となると、本当に人によってバラバラ。「もしかしたら、彼氏さんはデート中はスマホを見ないということが常識だと思っていないかもしれないので、確認してみては?」と、筆者はA子さんにアドバイスしてみました。後日「もしかして、私と○○君の考え方って違う? 私としては、デート中にスマホばかり見られると、私と一緒にいるのが退屈なのかな、って寂しくなっちゃうんだけれど」と彼氏に冷静に切り出したA子さん。そこで彼氏は「A子が一緒にいて落ち着く相手だからこそ、好きなことをしたくて、スマホをいじってしまっていた。仕事中とかは、当たり前だけど我慢しないといけないから。実は、今ハマってるオンラインゲームとかも一緒にやりたいんだけれど、A子はそういうことに興味がないのかと思って・・・・・・」と、本音を言ったのです。そういうことならと、A子さんは「じゃあ、私も○○君と一緒に楽しめることは楽しみたい。だから、一人だけでスマホをいじっているのはやめてほしい」とこれもあくまで冷静に伝えて、円満に話し合いが終わったそうです。その後、A子さんは「一緒にスマホでゲームをしたり、共通の話題が増えていくうちに、彼氏との会話も増えました」とうれしそうに報告してくれました。■おわりに「彼氏にどうにかしてスマホを見ることを控えさせたい」と頑固になるよりも「なぜ彼氏はスマホばかりを見てしまうのか?」ということを冷静に考え、話し合う必要があるのかもしれません。彼女と一緒にいるときこそ、落ち着いて好きなことをしてしまうそんな男性も中にはいるのです。もちろん、その「触ってしまう理由」に納得がいかない場合もあるかもしれませんが、お互いに「なぜやめてほしいのか」「なぜ触ってしまうのか」がわかれば、改善の余地はあるかもしれません。どんなに冷静に話し合おうとしても、その最中にすらスマホをいじっているような彼氏だったら、交際自体をどうするか考えたほうがいいかもしれません。ただ、まずは一度、冷静に話し合い、スマホばかり見てしまう彼氏の考えを知ることが大切だといえるでしょう。(山田 芽依/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年07月30日フリーキャスターでタレントの岡副麻希が18日、東京・渋谷MODIのHMV&BOOKS TOKYOで写真集『Maki Mermaid』(発売中 3,240円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。写真集『Maki Mermaid』発売記念イベントを行った岡副麻希健康的に日焼けした肌で朝の情報番組『めざましどようび』(フジテレビ系)やバラエティー番組などで活躍中の岡副麻希。そんな彼女の初めてとなる同写真集は、常夏の島・ハワイで撮影された。ハワイの大自然をバックに、いつものあどけない表情からちょっぴり背伸びをした"オトナモード"の姿も披露するなど、彼女の魅力が詰まった一冊となっている。撮影地のハワイを意識したトロピカルな衣装で登場した岡副は「今まで写真がとにかく苦手で、七五三や成人式の前撮りの写真もなくて、いきなりいっぱい自分の写真が出てきたので驚きました(笑)」と当初は戸惑いもあったようだが、「コンセプトは"自由"です。それに私は元々競泳をやっていたので、競泳水着を着て出来るだけ太陽の下で伸び伸びと撮らせてもらいました」と写真集を紹介。お気に入りを「プールで撮った競泳水着の写真」とあげて「本当に筋を伸ばしたくなって、筋を伸ばしたら自然に撮ってもらいました。オフ感満載の1ページです」と説明し、貴重な水着姿のカットは「フィッティングの時は恥ずかしかったんですが、いざハワイへ行ったら開放的なところで出来るということで全然恥ずかしくなかったですね。むしろ爽快感があって最高でした。それもハワイという場所のお陰だと思います」と胸を張った。そんな彼女は、高校野球で強豪の大阪桐蔭高校出身。後輩にあたる藤浪晋太郎投手の話題となり、「ちょうど今はキャンプ中で大変だと思うので、ぜひこの写真集を見ていただいてトロピカルな気分で頑張ってもらいたいと思います」とエール。藤浪投手にも見て欲しいという同写真集は「本当にありのままを撮っていただいたので、(所属事務所が)セントフォースだし1010点(笑)」と満足げだった。
2018年02月19日フリーアナウンサーの岡副麻希(25)が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に、伊藤弘美、阿部華也子と共に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、今年を振り返ると共に来年の抱負を語った。岡副は「今年は仕事面では周りの人に助けてもらってばっかり。普通に会話するのでも一人で完結したことがない。本当に助けてもらった25歳」と2017年を振り返り、「26歳は、自分がもてなされてきた分、少しでももてなす側にもなりたい。助けてもらった分、フォローを入れる側にもなれたら」と話した。また、「2018年は26歳になる。母が私を25歳で産んでいるので、中身も外見もアダルトというか大人になりたい。そのために一生懸命生きたい」と大人の女性を目指すと宣言。そのために、「引っ越したい。まず行動範囲を広げたくて。引っ越して、自転車を勝手、自分の趣味を見つけたい」と自由な発言で笑いを誘い、「あと、お酒いろいろ挑戦したい。少しずつでも飲めるようになりたい」と加えた。今年は、フジテレビ系『痛快TVスカッとジャパン』で演技にも初挑戦。新たに挑戦したいことを聞かれると、「高校生の役をやりたいです。制服が着たい。そのために黒髪にもします。部活に励む人の役をやりたい」と高校生役に興味。また、「高校野球が好きなので、いつか高校野球のお仕事に携われたらいいなと思っています」と話した。そして、制服は何歳までOKだと思うかと聞かれると、「いまだに年齢確認されるくらい幼く見られてしまう」と打ち明け、伊藤から「違和感ないと思う」と言われると、「着せて確かめてください」と要望。サッカーの三浦知良選手が50歳を迎えたときにインタビューしたことを明かし、「50歳だけど年齢を感じさせない。年齢は関係ないんだということを教わったので、それを私も制服を着て証明したい」と意気込みを語った。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。
2017年12月09日フリーアナウンサーの岡副麻希が9日、都内で行われた「セント・フォースカレンダー2018」(12月1日発売)の発売記念握手会に登場。イベント前に報道陣の取材に応じ、親知らずを抜いたエピソードを語った。岡副麻希岡副は今年印象に残っていることとして「親知らずを抜いたこと」を挙げ、「親知らずを抜いた日に永島(優美)アナと三上(真奈)アナとご飯食べに行く約束をしていて、お店でティッシュの入れ替えをしてお店の人にも気を遣ってもらって…」と抜いた当日の様子を説明。「その日は寝たんですけど、次の日枕が血だらけで。でも、唾液の分泌が多いから心配いらないと言われて」と仰天エピソードをさらりと披露した。もう一つ、「TSUTAYAカードを作ってTSUTAYAデビューしたこと」も印象に残っていることとして挙げ、「おすすめの映画を教えてもらって映画を見始めました。その時間がすごく幸せな2017年でした。借り放題入っちゃって」とうれしそうに話した。「セント・フォースカレンダー2018」は、各局で活躍する美人キャスター12人が一同に集結する卓上カレンダー。新井恵理那、皆藤愛子、川田裕美、阿部華也子、小菅晴香、高見侑里、小林麻耶、岡副麻希、柴田阿弥、伊藤弘美、長野美郷、望月理恵が月代わりで登場する。この日の取材には、岡副のほか、伊藤、阿部が出席した。
2017年12月09日「スマホへの依存度がどんどん高まっていくと、スマホを片時も手放せなくなります。現実的にやるべきことのほぼすべてを放置してしまう状態になり、社会生活・家族関係に支障をきたすようになりますので、“スマホ廃人”と表現しました。中高生にも増えていますが、私が取材したなかには、主婦たちの例も多かったのです。日中ひとりで過ごす時間の長い主婦だけに、スマホに依存しやすいのだと思います」 そう話すのはジャーナリストの石川結貴さん。石川さんはこの春に『スマホ廃人』(文春新書)という著書を出版している。スマホに依存するあまり、夫や子どもたちからも愛想をつかされて……。そんな状態の主婦が増えているという。石川さんが取材した“スマホ廃人”主婦たちの驚きの肉声とは−−。 ■“お小遣いサイト”での過熱競争の果てに…… 「スマホで1日500円か600円くらい稼げたらいいな。最初はそんな軽い気持ちだったのですが、熱中しすぎて家事も手につかなくなり、子どもたちのこともほったらかしに……。夫からは叱られるやら、軽蔑されるやらで、夫婦関係も危機的な状態です」 こう語るのは、東海地方に住む秋葉紀子さん(40代・仮名・以下同)。秋葉さんは小学生の子ども2人を持つ専業主婦。秋葉さんは、なんと2年半もの間、起床から就寝直前までほぼスマホ漬け。家事も育児もすべて放棄してしまう状態に陥ってしまったという。 秋葉さんが、家事の合間の在宅ワークにできればと始めたのがポイントサイト(別名「お小遣いサイト」)だった。人気のものは数百万人のユーザー登録者数を誇っている。サイトによって違いはあるが、「広告を見る」「資料請求する」「アンケートに答える」などのメニューがある。たとえば「広告を見る」というメニューを選び、CM動画を視聴したら10ポイント。初日はお手軽にスマホをいじっているだけで、数百ポイントためることができた。 「ためたポイントによって、ショッピングサイトのギフト券がもらえたり、電子マネーに交換したりできます。『今月は20万円稼いだ』なんて書き込みもあって、私も頑張ろうと思ったのです」(秋葉さん) いつしか秋葉さんの生活はポイント獲得を中心に回っていくようになり、かなりの収入があった月もあった。 「サービスの1つに商品お試しキャンペーンがあります。たとえばサプリメントを1カ月分購入すると、その金額が丸々ポイントになるというものです」(秋葉さん) ポイントを換金すれば、実質無料で商品を入手することができる。いいことずくめのようだったが、落とし穴があった。“無料でお試し”したつもりが、実際には“定期購入”に申し込んでしまっていたのだ。つまり最初の1カ月は無料だが、その後は料金が発生するという契約だったのだが秋葉さんは気づかなかった。 その損失を取り戻そうと、秋葉さんが手を出したのが、「ワーク」というメニューだったという。単価は安いが、指定された文字や文章を正しく入力したり、商品レビューを書き込めば、ポイントを得られるというシステムだ。利用者の入力の正確性を競うランキングもあり、上位者ほど多くのポイントを獲得できる。 「ほかの利用者たちに負けたくないと必死になって、朝起きると、すぐにスマホをつかみ取るようになりました」(秋葉さん) その結果、家事もおろそかになり、スーパーのお総菜ばかりが食卓に並ぶようになった。さすがに夫も気づき、厳しく叱られたが、それにも上の空だったという。そんな秋葉さんがふと我に返ったのは、娘が高熱を出しているにもかかわらず、ワークが気になって仕方がないという異常事態に気づいたからだった。 「2年半で獲得したポイントをすべて換金したら30万円ほどでした。無駄に買ってしまった商品の金額などを引くと、もうかったのは10万円程度で……」(秋葉さん) 試みに、費やした合計時間で時給を計算したらわずか25円にすぎなかったーー。 ■“位置ゲー”の交通費で家計が崩壊寸前に! 「私、君臨しているんです」。そう嬉々として石川さんにスマホ画面を見せてくれたのは、東京都内に住む主婦の、溝口陽子さん(40代)。溝口さんも客観的には“スマホ廃人”だが、いまだ自覚はしていない。彼女がハマったのは、いわゆる“位置ゲー”。 GPS機能を利用しており、移動距離に応じてゲーム内の通貨がもらえ、ゲームに利用することができる。遠くに行くほど、多くの通貨を獲得できるため、まず溝口さんは、日帰りで行ける範囲でバスを利用していた。しかし、あっという間に新幹線、飛行機まで使って全国を巡り歩くように。通貨をためたり、特定の土地に行くともらえるレアアイテムを集めたりするのが楽しくて仕方がなくなったのだ。 「同じゲーム内の仲間から《すごいね!》とか称賛のメッセージをもらえるのも快感でした」(溝口さん) だが、この優越感の陰で犠牲になっていたのは子どもたちだった。話しかけられても、煩わしいばかりで、ぞんざいな受け答えばかりするように……。そんな彼女に対し、夫は激怒。「いつも出歩いてばかりで何をやってんだ!」と、怒鳴られたとき溝口さんは、こう啖呵をきった。 「このゲームのポイントは換金もできるの。家計の足しになるんだから!私は家族のために頑張ってんのよ!」 もちろん夫は納得するはずもなく、家計のみならず家庭崩壊状態に。最近、溝口さんは交通費を稼ぐため、早朝にデリバリーヘルス(風俗の一種)で働くようになった。「今朝もおじいさんの相手をしてきましたよ」と、石川さんにあっけらかんと語ったという。
2017年06月14日基本、カレや好きな男子の前ではスマホを触らないというのは鉄則です。たいていの場合、「ああ、俺といて退屈なのね・・・・・・」と思われてしまって減点ですから。でも、ここから次の行動次第では、一気に大幅加点も可能。いわゆる、下げてから上げるってやつですね。間違っていつもの癖でスマホをイジってしまったとき、次に取るべき行動について、20代男子30人と一緒に考えてみましたよ。■「ねぇ、ここ行きたい」「なんだよー、またスマホかよーと思ってたら、画面見せてきて、『このお店、次のデートで行かない?』だって。かわいいとこあるよね。そういう目的なら、スマホ触ってどうぞ」(大学生/21歳)おー、「ふたりのために、スマホ見てたんだよ」って優しさをアピールしつつ、次のデートのプランまで提案しちゃうなんてやりますな。■「パシャっ」「スマホ触ってると思ってたら、急にパシャって俺の写真を撮ってきた彼女。実は、油断させて不意打ちで写真撮ろうとしてたらしい。かわいいじゃんか」(通信/26歳)これは、ついついスマホを触ってしまっていて、カレから「ちょっと、またスマホ触ってる」って怒られた瞬間にカメラモードにして撮るだけで、瞬発的に自分のうっかりミスをフォローできるナイスアイデアですね。んで、「怒ってる顔の写真が撮りたかったの」なんて言えたら、カレは七福神のようなご満悦なご様子を見せてくださることでしょう。そしたらその七福神もパシャっ、です。こんなコンボを決めたら、その場でプロポーズされちゃいますね。いやん。■「これロック画面にしていい?」「写真つながりで言えば、デート中に、『この前一緒に取ったこの写真、素敵だから待ち受けにしてもいい?』って言われて嬉しかったことがある。なんだー、彼女、待ち受けにする写真を選んでたのかー」(アパレル/25歳)これだと、うっかりカレの前でスマホをイジってしまうたびに待ち受けが変わることになっちゃいますが、それはそれで、よきかな。■「嬉しかったんだ〜」「俺からもらって嬉しかったLINEメッセージを彼女がデートのたびに見せてきて、かわいい」(大学生/21歳)ひょっとしたら、彼女さんはそれをやる前に、スマホでまったく別のことをしているかもしれないのに、LINE見せるおかげで、そんなの全然気にならなくなっちゃってるわけですよね。それがこれのトリック。結局、カレをきちんと喜ばせさえすれば、自分にもやりたいことをやれる自由も来るってこと。ギブアンドテイクですね。■おわりにどうでしたか?みなさんも、カレにスマホをイジりすぎで怒られて面倒な思いをした事がある人もいるかも。もうそんな些細なことで怒られないように、今後は、スマホをイジったときにどう対処するか、考えておきましょうね。(遣水あかり/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年03月26日「スマホ離婚」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?配偶者のスマホ利用を原因とする離婚が、スマホ利用者の増加と共に社会問題化しつつあるそうです。スマホを利用するという行為自体は違法ではありませんが、スマホ利用が離婚事由として法的に認められることはあるのでしょうか? Q.スマホいじりは離婚事由として認められる?(1)認められる(2)認められない*画像はイメージです:(2)認められない民法770条第1項では、裁判によって離婚が認められる法定離婚事由が5つ定められています。 (1)不貞行為(2)悪意の遺棄(3)3年以上の生死不明(4)強度の精神病に罹り、回復の見込みがないこと(5)その他婚姻を継続し難い重大な事由があること スマホ利用自体が(1)~(4)に該当することはありえません。該当するとしたら「(5)その他婚姻を継続し難い重大な事由があること」でしょう。しかし、通常の利用ではこれに当たるとは考えられません。ただし、スマホいじりに夢中になり夫婦のコミュニケーションがまったくなく、相手にそれを改善する意思がない場合は、婚姻を継続し難い状態と判断されるかもしれません。また、生活費や共有財産を脅かすほどソーシャルゲームなどへ課金した場合も、同項目に該当する可能性があります。稼いだお金を全部ゲームにつぎ込んでしまい、生活費を一切入れなくなったなどの事情があれば、(2)悪意の遺棄に当たることも考えられます。 スマホをいじるという行為は、直接は離婚事由として認められませんが、その利用方法によっては婚姻関係を破綻させる原因になります。配偶者がスマホ依存になっていないか気になる方は、家庭での利用方法について夫婦間でよく話し合ってみてはいかがでしょうか? *取材協力弁護士:伊東亜矢子(三宅坂総合法律事務所所属。 医療機関からの相談や、 人事労務問題を中心とした企業からの相談、離婚・ 男女間のトラブルに関する相談、 子どもの人権にかかわる相談を中心に扱う。)*取材・文:フリーライター 岡本まーこ(大学卒業後、様々なアルバイトを経てフリーライターに。裁判傍聴にハマり裁判所に通っていた経験がある。「法廷ライターまーこと裁判所へ行こう!」(エンターブレイン)、「法廷ライターまーこは見た!漫画裁判傍聴記」(かもがわ出版)。【画像】イメージです*Ushico / PIXTA(ピクスタ)
2016年12月10日●防犯に不安はある、でも何すればいい?パナソニックは11月30日、「スマ@ホーム システム」のセミナーを実施した。スマ@ホーム システムとは、設置が簡単で手軽に使えるホームセーフティー製品として、また、子どもやペットなどの見守りニーズに応える製品として、8月に発表、10月に発売されたもの。ラインナップは全部で5機種ある。今回のセミナーでは、「防犯」「ペットの見守り/しつけ」をテーマに、セキュアプランナー 京師美佳氏、ドッグトレーナー 遠藤和博氏を招いて、具体的な活用法を紹介した。○7割以上の人がセキュリティに不安パナソニックの調べによると、一般家庭では7割以上の人がセキュリティに関して何らかの不安を感じているが、ホームセキュリティおよび防犯機器の設置状況をみると、約7割が防犯機器などを何も設置していないという。その理由として「設置費用が高そうだから」「ランニングコストが高そうだから」「集合住宅には導入できなさそうだから」といった回答が多く、コストや設置の難しさが大きなハードルになっていることがうかがえる。その反面、留守宅の子どもがどうしているか気がかりな親は多く、ペットや高齢者の見守りといった需要も年々高まっているとのことだ。そこでパナソニックは、自宅に無線LAN環境があれば手軽に導入できるスマ@ホーム システムを開発。警備会社が提供するサービスのように月額料金はかからず、導入のハードルを下げた。スマ@ホーム システムでホームセキュリティ市場を拡大するねらいだ。10月に発売されたスマ@ホーム システムの各製品は、屋内・屋外の様子をスマートフォンで確認して侵入者から自宅を守る「セーフティー」と、子どもやペットなどとコミュニケーションを取れる「見守り」を目的としたシステム。システムの要となるホームユニットのほか、屋外カメラ、屋内カメラ、開閉センサー、人感センサーというラインナップ(各製品の詳細については「パナソニック、自宅の様子をスマホで確認できる「スマ@ホーム システム」を参照のこと)。ホームユニットと屋外カメラがセットになった「屋外カメラキット」、ホームユニットと屋内カメラがセットになった「屋内カメラキット」も用意されている。スマートフォンに専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールすることで、屋内・屋外カメラに映った映像をスマートフォンから確認できる。また、映像を見るだけではなく、スマートフォンから映像の向こう側へ話しかけることも可能だ。開閉センサーと人感センサーは、窓・ドアが開いたことや人の動きをスマートフォンに通知するとともにアラームが鳴る。ホームユニットには、屋外・屋内カメラ合わせて最大4台、開閉・人感センサーは合わせて最大50台まで接続可能だ。●空き巣や侵入ストーカー対策に○スマートフォン、SNS、GPS……犯罪手口は巧妙化セキュアプランナー 京師美佳氏は、防犯対策についてレクチャーした。「ライフスタイルが変化し、スマートフォンやSNSなどで便利になった反面、犯罪手口も進化している。手料理の写真に付された位置情報から自宅を特定され、侵入された例も。犯罪がより身近になっているため、本来であれば、何らかの対策を講じる必要があるが、半数以上はしていない」と近年の傾向を紹介した。また、ストーカーによる被害も深刻で、従来のように家の外で待ち構えたり、後をつけたりするだけでなく、室内に侵入して盗聴器を設置するなど、手口がエスカレートした侵入型ストーカーも増えているという。京師氏は、特に女性は防犯意識を高め、自衛しなければならない時代になったとしている。スマ@ホーム システムの具体的な活用例として、もっとも警戒すべきリビングや玄関に屋内カメラを設置したうえで、ベランダやガレージにも屋外カメラを設置、窓の開閉を検知して警報で威嚇できる開閉センサーも設置しておくとさらに安心だという。特に侵入型ストーカー対策には、玄関への設置が効果的だと説明した。今回、セミナールームとは別の部屋に侵入者が入ったという設定のデモが行われたが、手もとのスマートフォンに不審者の姿がハッキリと映っていた。スマートフォンから「通報するぞ!」と威嚇したところ、カメラのスピーカーから伝わり、不審者はその声にビックリして逃げて行った。カメラの視野角は広く、不審者の全身がハッキリ見えている。夜間など、暗い場所では白黒映像で確認できるという。最大64GBまでのmicroSD/microSDHCカード(別売)をホームユニットに挿入することで、動画と音声を保存することも可能だ。○お家のペットとコミュニケーション次にドッグトレーナー 遠藤和博氏が、飼い主が外出している間のペットを見守り、体調管理、コミュニケーションをすることの重要性について語った。留守中にペットを頻繁に観察し、様子がいつもとちがったら注意が必要とのこと。特に室温を管理することが重要で、子犬や老犬がいる場合は室温を25℃前後にしなければならない。屋内カメラに搭載された温度センサーで感知した室温の異常を、すぐにスマートフォンへ通知。自宅にいる家族へ連絡したり、遠隔でエアコンを操作したり、といった対策をすぐに取れる。デモでは、外出先から自宅で留守番中の犬とコミュニケーションを取るという設定で、別室で待機しているビーグル犬に、遠藤氏がスマ@ホームを通じて「おすわり」を指示。すると、最初は戸惑っているようだったが、2~3回声をかけたところ、きちんと遠藤氏の声だと理解して従っていた。犬が飼い主の声を判別でき、コミュニケーションを取れるスピーカーの音質にも注目したい。ペットにとって飼い主は数少ないコミュニケーション相手であり、飼い主と会えない留守番の時間、ペットは不安やストレスを抱えてしまう。外出先で留守中のペットの様子を確認し、たまに声をかけることで寂しさをやわらげる効果も期待できるとのことだ。○子ども、高齢になった両親の見守りにも我が家にも小学校低学年と高学年の子どもがいるが、ランドセルに付ける防犯ブザーなどは利用しているものの、家のセキュリティはまだ何も対策していない。導入時の高額な初期投資と毎月かかる定額料金といった価格面でのハードルが高く、踏み切ることができなかった。スマ@ホーム システムの屋内カメラキットであれば26,000円前後で導入可能であり、人感センサーや屋外カメラなどを単品で追加しても、それぞれ4,000円~18,000円と"手が届く"価格設定となっている。定額料金もかかることなく、簡単に自分で設置、設定できる点も評価できる。必要に応じてカスタマイズできるのも強みといえそうだ。留守中に子どもの様子を確認できたり、簡単な会話をしたり、そういったことが手持ちのスマートフォンで簡単にできるのはうれしい。離れて暮らす親についても気がかりだったが、スマ@ホーム システムを導入すれば、大切な家族をいつでもスマートフォンで見守れるため、さまざまなシーンで活用できそうだ。
2015年12月01日TOCOLは18日、スマートフォンに取り付けられる天体望遠鏡「スマホ天体望遠鏡PANDA」を発売した。価格は税別5,000円。「スマホ天体望遠鏡PANDA」は、紙製の組み立て式天体望遠鏡。スマートフォンに取り付け、端末のカメラアプリを使うことで観察できる。口径40mm・光学倍率約35倍だが端末のデジタルズームを併用すれば最大140倍までの拡大が可能だという。パッケージには、「太陽投影板」が付属しているため、太陽の黒点や日食の観測も可能となっている。また、接眼レンズを単体でスマートフォンに取り付けることで、25倍顕微鏡としても使うことができる。サイズは高さ約236mm×幅約180mm×奥行き約32mm。対応するスマートフォンのサイズに制限はない。
2015年11月18日サンコーは4日、「スマホ置くだけ爆音スピーカー」を販売開始した。スマートフォンから流れる音声を増幅できるスピーカーだ。直販価格は税込3,280円。スマホ置くだけ爆音スピーカーは、スマートフォン本体のスピーカーから流れるデジタル信号に反応し、音声を増幅させるスピーカー。本体上部にスマートフォンを設置して使用する。なお、入力用の3.5mmジャックも装備している。バッテリー駆動時間は約10時間。サイズはW100×H125×D103mm、重量は206g。microUSB充電ケーブルが付属する。
2015年11月06日パナソニックは、スマートフォンと連携するホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」シリーズ5製品を10月中旬に発売する。対応製品を使うことで、ホームセキュリティ、子供・ペットの見守りがスマートフォンから行える。「スマ@ホーム システム」は、屋内カメラ、屋外カメラ、開閉センサー、人感センサー、ホームユニットからなるネットワークシステム。Android 4.0、iOS 7.0以降のAndroid、iOSデバイスに対応し、いずれも専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンと、Wi-Fi環境が必要になる。屋外カメラは、赤外線LEDを搭載し、昼夜を問わず、自宅前の様子を確認できる。また、内蔵スピーカーやマイクを通じて、カメラに写った人物へスマートフォンを通じて声をかけることも可能。屋内カメラは屋外カメラの特徴に加えて、温度センサー、音センサーを搭載し、これらが反応するとスマートフォンに通知し、映像を送ることができる。開閉センサーは、窓/ドアに取り付け、窓/ドアが開くと、開閉センサーから警戒音が鳴り、近くの人に通知するほか、スマートフォンに通知することもできる。人感センサーは、人や動物の動きを赤外線による温度変化を検知、離れて暮らす両親や子供の安否確認として活用できる。スマートフォンには、センサー反応時、無反応時のいずれの場合も通知設定をすることが可能。ホームユニットは、シリーズ製品の全機器を制御する。屋外カメラ、屋内カメラ利用時の映像、音声の録画が可能になるほか、開閉センサー、人感センサーの利用開始に必要なものとなり、また各機器の登録などに用いる。
2015年08月27日パナソニックは8月26日、ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」として、屋外カメラや屋内カメラなど全5機種を発表した。発売は10月15日で、価格はオープンだ。単品販売のほか、パッケージ販売も行う。スマ@ホーム システムとは、外出先からスマートフォンなどを通じて自宅の様子をモニタリングできるシステムのこと。このたび日本国内向け第1弾の製品として、「ホームユニット KX-HJB1000」「屋外カメラ KX-HJC100」「屋内カメラ KX-HJC200」「開閉センサー KX-HJS100」「人感センサー KX-HJS200」の5製品を発売する。ホームユニットを自宅の無線LAN環境を通じてインターネット接続し、無料の専用アプリ「ホームネットワーク」をインストールしたスマートフォンから、自宅に設置した屋外・屋内カメラに映った映像などを確認できる。ホームユニットとカメラ、センサーはDECT準拠方式で接続。映像を確認できるだけでなく、会話も可能だ。○ホームユニット KX-HJB1000ホームユニット KX-HJB1000は、自宅の無線LAN環境を経由してインターネットに接続し、カメラやセンサーなど自宅に設置された機器のセンサー反応を、ユーザーのスマートフォンへ通知する。カメラやセンサー各機器とはDECT準拠方式で接続。1.9GHz帯を使用するため、電波干渉しにくく、安定した通信を実現できる。屋外・屋内カメラを合計4台まで、開閉センサー・人感センサーを合計50台まで登録できる。通知を送るスマートフォンは最大8台まで登録可能だ。サイズはW130×D130×H42mm、重量は220g。電源コードの長さは約1.8m。屋外・屋内カメラで撮影した動画などを保存するためにmicroSDカードスロットを備え、64MB~32GBまでのmicroSD/SDHCカードに対応。動画の記録フォーマットはMPEG-4(H.264/AAC)。推定市場価格は税別12,000円前後だ。○屋外カメラ KX-HJC100屋外カメラ KX-HJC100は、自宅の庭やガレージなど屋外での使用を想定したカメラ。動作検知、人感(熱)センサーを備える。センサーの動作検知範囲は32分割された領域から設定可能だ。サイズはW75×D173×H75mm、撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約53度。重量は460g。電源コードの長さは1.8m。IP54相当の防塵・防水性能を持つ。推定市場価格は税別18,000円前後だ。○屋内カメラ KX-HJC200屋内カメラ KX-HJC200は、屋内での使用を想定したカメラユニット。動作検知、温度センサー、音センサーを備える。温度センサーを搭載しているため、室内が一定温度を超えた際にスマートフォンへ通知する機能も持つ。音センサーによって、一定以上の音が鳴った際にも通知できる。自宅の防犯対策のほか、離れて暮らす家族の見守り用途も想定されている。サイズはW75×D75×H102mm、重量は160g。撮像素子は30万画素のCMOSセンサー。画角は水平約70度、垂直約50度。電源コードの長さは約1.8m。推定市場価格は税別17,000円前後。○開閉センサー KX-HJS100開閉センサー KX-HJS100は、窓やドアなどに設置して使用する。窓・ドアが開いたことを検知すると、報知音が鳴るとともにスマートフォンへ通知する。開閉センサーと前述の屋外・屋内カメラは連携も可能で、開閉センサーの反応をきっかけとして、屋外・屋内カメラで録画を開始する機能も持つ。本体サイズはW28×D23×H126mm、電池を除く重量は約60g。電源はコイン形リチウム電池(CR2)×1個で、窓・ドアを1日10回開閉した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,500円前後。2個入りのKX-HJS100Wが税別8,500円前後だ。○人感センサー KX-HJS200人感センサー KX-HJS200が赤外線による温度変化を検知すると、ホームユニットから報知音が鳴る。報知音はオフにも設定可能だ。サイズはW73×D39×H72mm、重量は約70g。電源は単3形アルカリ乾電池×2本を使用。1日に50回センサー検知した場合、約1年の使用が可能だ。推定市場価格は税別4,000円前後。また、単品販売のほか、パッケージ販売も行う。ホームユニットと屋外カメラがセットになった「屋外カメラキット KX-HJC100K」と、ホームユニットと屋内カメラがセットになった「屋内カメラキット KX-HJC200K」を用意。推定市場価格はKX-HJC100Kが27,000円前後、KX-HJC200Kが26,000円前後(いずれも税別)。
2015年08月26日ブックオフコーポレーションは27日、モバイルサービスの新ブランド「スマOFF」の展開を開始した。第1弾としてSIMフリーAndroidスマートフォン「Liquid Z200」(Acer製)とSIMカードのセットを、全国の一部ブックオフ店舗で28日より販売する。価格は税別10,000円。また、ブックオフで中古の携帯電話を売却すると同端末が無料でプレゼントされる。「スマOFF」は、同社が携帯電話のリユースを身近にすることを目的として開始する新ブランド。第1弾としてSIMフリーAndroidスマートフォン「Liquid Z200」を販売する。パッケージされるSIMカードは「ブックオフオリジナルプラン」として提供される、データ専用SIMカード。NTTドコモの回線を利用したもので、データ通信容量が1日70MB、利用料金は月額税別980円となっている。なお、初期費用として税別3,000円が別途必要となる。そのほか、ブックオフにて2007年以降に発売された携帯電話を売却すると、2年間の継続利用を条件として「Liquid Z200」が無料でプレゼントされる。「Liquid Z200」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4.2。CPUはMediaTek MT6572M(デュアルコア、1.0GHz)。内蔵メモリは512MB。ストレージは4GB。外部ストレージはmicroSD(32GB)。サイズ/重量は、高さ約126mm×幅約65mm×厚さ約10.3mm(最厚部約10.7mm)/約130g。バッテリー容量は、1,300mAh。最大連続待受時間は約200時間。最大連続通話時間は約3時間。SIMカードスロットは、標準SIM×1、microSIM×1。カラーバリエーションはブラック1色。通信面では、3G(900MHz/2100MHz)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほかIEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0+EDRに対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月28日今や日常生活の中で欠かせない存在となっているスマホですが、その使い方次第で彼との仲を悪化させてしまうことも。そこで今日は「一緒にいる時に彼女がスマホをいじっていて嫌な想いをした」という経験をお持ちの男性に気をつけるべき点を伺って来ました。何気なく使うものだからこそ、要注意ですよ!■1.スマホに夢中にならない「彼女とドライブ中に行き先について彼女が調べてくれて最初はその情報を読んでくれていたんですが、しばらく黙っているなと思ったら全然関係ないページを見ながらネットサーフィンしていました。俺は一生懸命運転しているのに『それって今することか?』と正直むかつきました。」(27歳/公務員)特にやりがちなのが、会話をしている途中で気になって調べものをするところから始まり、ついいつものように他のこともチェックし始めてしまうこと。また、友達から連絡が来た時に「これだけ返信してもイイ?」と聞いて始めたやりとりがいつまで経っても終わらず、彼をないがしろにしてしまうこと。どうしても使う必要がある時は彼に断りを入れて、手短にささっと済ませましょう。■2.スマホを鳴らさない「彼女とごはんを食べている時に、彼女のスマホがずっと鳴りっぱなしでした。『出れば?』と言っても、彼女は『友達からのメールだから気にしないで』と言ってそのまま放置。でもその後もちょくちょく鳴っていて、鳴る度に気が散るのでどうせ出ないならマナーにしておいて欲しいと思いました。」(24歳/アパレル)メールや電話に対応しないとしても、着信音が鳴っていると彼も気になります。すぐに返さなければならない用事がない時にはマナーモードにしておく方が、彼としっかり向き合うことができます。■3.スマホの盗み見はしない、させない「一緒にいる時に彼女のスマホにメールが来たんですが彼女が俺に隠すような素振りを一瞬見せたんです。だからちょっと気になって彼女がトイレに行った時に机の上に置きっぱなしだったので見てみたんです。見た俺も悪いんですが、パスワードもかかってなくてすぐに見ることができて、浮気していたことがわかりました。パスワードをかけるとかトイレに持って行くとか、見られて困ることがあるなら隠して欲しいです。」(21歳/学生)そこにやましいことがなくともトラブルになることは必須なので、「スマホの盗み見は厳禁」が基本。ですが、やましいこと、勘違いされるようなことがあるのなら、「見られないようにすること」も大切です。パスワードをかけたり、スマホを置く時は画面を下にして置いたりと、ちょっとした工夫でいらぬトラブルは防げます。ただし、いつもはパスワードをかけていない人が急にパスワードをかけ始めた時には怪しまれてしまうので、そんな時は「会社でスマホにパスワードをかけることが決まりになった」などと彼を納得させる理由を考えてからにした方が良さそう。■4.ベッドの中まで持って行かない「寝る直前までスマホをいじっていると睡眠の質が下がると聞いて俺はスマホを寝室に持って行かないんです。でも彼女が家に泊まりに来た時に寝室に携帯を持ち込んでいて、イイ雰囲気になった時に携帯の着信が鳴り出したんです。それが3回くらい続いた時に、マナーモードにもしておかなかった彼女にムカついてケンカになったことがあります。」(26歳/飲食)大事な時に着信音がなり出すと一気にムードを壊してしまいます。他にも、スマホの明るい光はリラックスムードを遠ざけてしまうため、彼とイイ雰囲気になったとしても自分があまり乗り気にならないなんてことも起こりがち。寝る直前までスマホを触るのは辞めた方が良さそうです。■おわりにそんなつもりはなくとも、使い方によってはトラブルのもとになりかねないスマホ。彼に退屈な想いや嫌な想いをさせないように、彼といる時にはスマホはないものとして考えるくらいが良さそうですね。(栢原 陽子/ハウコレ)
2014年12月14日東芝ライフスタイル(東芝LS)は12月4日、小売店などの店頭向けデジタルサイネージ「スマホでサイネージ」の提供を開始した。スマホでサイネージは、インターネット接続環境やパソコンがなくても、スマートフォンやタブレット上の専用アプリを使用し、表示させるコンテンツを簡単に制作できるもの。表示コンテンツは、セットとして提供する無線LAN機能搭載SDHCメモリカード「FlashAir」にて送信し、大画面42/47型液晶ディスプレイに表示することが可能だ。また、あらかじめUSBメモリーに保存した画像を表示する機能のみに対応した「お手軽サイネージディスプレイ」も用意。両製品とも標準セットとして、簡便な組み立てや設置が可能なイーゼルスタンドを付属するほか、万一の不具合発生時も安心できる1年間オンサイト保守サービスを提供する。同製品の専用アプリは、Android Ver4.4/4.2.2に対応し、Google Playからダウンロード後に使用可能。iPhone対応アプリは、2015年2月に提供される予定だ。提供は、「スマホでサイネージ」と「お手軽サイネージディスプレイ」共に、42型ディスプレイと47型ディスプレイにて用意され、価格はオープンとなる。販売は、東芝グループと販売パートナー各社営業窓口、オンライン直販サイト「Toshiba Direct」を通じて実施する。
2014年12月05日CONNECTITはこのほど、スマホ年賀状アプリ「スマホで年賀状 2015」をリリースした。「スマホで年賀状」は年賀状の作成・印刷・投かん代行までをスマホで手軽にできるスマートフォン用アプリケーション。好みのテンプレートを選んでデザインし、配送方法・支払い方法を選ぶと、印刷された年賀状が自宅や送り先に届くというもの。同アプリはiOS版およびAndroid版が用意されており、App Store/Google Playから無料でダウンロードできる。○宛名スキャンと翌日発送サービスも2015年版では、今までに届いた年賀状やはがきをスマホで撮影するだけで、差出人情報を宛名としてデータ化する「宛名スキャン」の機能を追加した。オペレーター手作業入力のためデータは正確、撮影された写真も暗号化されるため安全だ。宛名スキャンの料金は無料で枚数制限もなく来年の年賀状でも活用できるため、毎年の負担も軽減されるという。「翌日発送」サービスでは、当日15時までの注文で翌日に発送に対応。年賀状に手書きコメントを入れたい人のための自宅発送や、元旦に届くか心配な年末の投かん代行も受け付けている。なお、日本郵便が定める年賀状投かん締め切りの前日までの受注分は、元日に宛先に届くとのこと。はがきは通常の年賀はがき、喪中・寒中用の「胡蝶蘭」柄のはがきにくわえ、ミッキー・ミニーマウスやくまのプーさんなどのディズニーキャラクターの年賀はがきからも選ぶことができる。デザインのテンプレートは500種類以上を無料で提供中。プライベート用と仕事用など、複数デザインを一度にまとめて注文が可能だ。価格は1枚78円~(税込/別途はがき代が必要)。サービス期間は2015年1月15日まで。
2014年11月21日スペックコンピュータは、スマホからタブレットまで挟める三脚マウント「スマタブまうんと」の販売を開始した。価格は税別900円。「スマタブまうんと」は、スマートフォンからタブレット端末まで、簡単に固定できるマウントアタッチメント。ベルト部分には、各機種の固定位置の目安が記載されており、機種に合わせて最適な強さで固定できる。固定部分には硬さのあるABSと耐久性のあるTPE素材を採用。2重構造で端末を傷つけることがない。「スマタブまうんと」のサイズ/重量は、全長約14.5cm/約27g。固定可能範囲は約17cmまで。対応幅は、厚さ約11mm未満の端末。カラーバリエーションはブラックとグレー×ホワイトの2色展開。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月02日