『火口のふたり』「恋はつづくよどこまでも」に出演した瀧内公美が主演、若手俳優・神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』の公開延期が発表された。6月12日(金)より公開される予定だった本作は、“SNSの裏アカウント”をテーマにした映画。SNSの裏アカウントにハマっていく30代女性を瀧内さんが、彼女が惹かれていく年下の男を神尾さんが演じ、裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出す。そんな本作が、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言の延長、これらに伴う政府および関係機関等の方針に鑑み、公開延期が決定。新たな映画公開日は日程が決まり次第、映画公式サイト、公式SNSにて発表される。なお、すでに購入済みの前売り券(ムビチケ)については、延期後の公開でも使用可能なので、そのまま保管しておくことが必要だ。『裏アカ』は新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 近日公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年05月12日映画『火口のふたり』やドラマ「恋はつづくよどこまでも」で注目度上昇中の瀧内公美が主演、「ギルティ~この恋は罪ですか?~」や「いいね!光源氏くん」など話題作がつづく神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』。今回、アパレルショップが舞台となる本作で使用された華やかな衣装に注目した。瀧内さん演じる主人公・真知子は、店長という重役を担い、一見、充実した華々しい人生を送っているかと思いきや、様々な出来事が原因で“裏アカ”の世界にのめりこんでいく。本作は人間の負の感情が入り乱れる内容になっているが、彼女たちが身につける華やかな衣装が視覚的にも、観客の心持ちとしても安心材料となっていく。そのコントラストが美しく、本作の魅力のひとつともなっている。上の写真は、真知子の仕事帰りのワンシーン。花柄の刺繍が入ったロングコートの袖を折り返し、クリアイエローの裏地を見せているのがお洒落。主張しすぎないグレーのトップスをチラ見せ、全体的にボタニカルでヘルシーな印象を受ける。コートの裾部分には斜めにフリルの加工がされており、ミニ丈だがしっかりと存在感。さらに差し色にはブルーのスラックスを取り入れ、アパレル店員ならではの大人な着こなし。だが、彼女の表情からはどこか寂しさが伺え、もしや業界の厳しさに直面しているのかも…。続いては、ゆーと(神尾楓珠)と真知子が並んで歩くシーンから。両者とも昨年から流行中のグレンチェックがあしらわれた洋服を身にまとう。ゆーとの方は一見無地に見えるが、近づいてみると小さい格子が入ったもの。反対に、真知子は大きめの格子があしらわれたブラウンのセットアップ。丈が長めのアウターからミニスカートが見え、丈感も体にフィットしている。ブラウン、セットアップ、グレンチェックという流行アイテムを全て取り入れているところは、さすがアパレル店長。また、両者ともホワイトの丸襟型のトップスを着ており、シミラールック的な要素も。表の真知子の服装が華やかでおしゃれである分、裏の世界で崩れていく真知子とのギャップ、凄まじさがさらに激しく感じられる1枚。こちらは、アパレルショップの後輩店員さやか(SUMIRE)のコーデ。馬のイラストが大胆に描かれているシャツは少し奇抜な印象を受けるが、イラストの線が細いためスタイリッシュな仕上がり。ハイウエストで袴風のプリーツスカートと組み合わせることで大人っぽさを出してバランスが取れており、オレンジの差し色が柔らかさも同時に印象づける。店長である真知子とカリスマ店員であるさやかの対比、そしてお互いの関係性が気になるところ。ここに挙げたのはほんの一部であり、劇中では家での服装や外行きの華やかな恰好まで、様々なスタイルが登場。服装は人の心情を表す、と言われるように、真知子とゆーと、表と裏でのギャップにも注目して本編をチェックしてほしい。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年04月19日瀧内公美が主演、神尾楓珠が相手役を務める映画『裏アカ』。この度、“裏アカウント”と“現実”の2つの世界で生きる瀧内さんと、“2つの顔”を持つ男を演じる神尾さんらをとらえた場面写真が一挙に9点解禁となった。アパレルショップの店長として働きながら、女性としてのプライドと寂しさを抱えた主人公・真知子が、“裏アカの世界”と“現実世界”の間で激しく揺れ動き、翻弄される姿が見どころの本作。今回解禁となったのは、真知子を演じる瀧内さんと、裏アカのフォロワー“ゆーと”と“原島努”を演じる神尾さん、市川知宏、SUMIREらキャストを映し出した、様々な心情が伺える場面写真9枚。1枚目は、華やかな服装とは裏腹に浮かない表情のまま鏡を拭く真知子。鏡に映った自分の顔を見つめ、自己嫌悪になっているような印象。だが、2枚目では、“裏アカ”を通じて出会ったゆーとと、嬉しそうに並んで歩く様子が。ゆーとのほうが年上の真知子をリードしているようにも見える。また、仕事の現場で再会した2人が“表の顔”でパーティーの場にいる様子が!原島はどこか距離を置くようにしており、同じ空間にいながらも表では交われない真知子のもどかしさが表情に表れている。さらには、険しい表情をしながらスマホを見る真知子の姿も。裏アカという存在が彼女の中で大きな存在になっているのか、はたまた彼女の身に危険が迫っているのか。常にスマホを確認したくなるほど、裏アカに振り回されているようだ。5枚目は、同僚の佐伯(市川知宏)と穏やかな表情で過ごす真知子。4枚目とは打って変わり、真知子の明るい笑顔が輝いている。6枚目は、夕暮れの1室で真知子とゆーとが見つめあっているシーン。ゆーとの眼差しは真剣で、何か真知子に訴えかけている様子。2人の心を通わせることはできるのか、想像が膨らむ1枚。7枚目は、後輩でカリスマ店員のさやか(SUMIRE)と並んで洋服を整理する様子。両者とも顔を合わせることなく黙々と仕事こなし、2人の関係性が想像できる。8枚目は、アパレルショップ社長の北村(田中要次)と真知子が会議をしているシーン。店長を務める“表”モードの真知子は、プライドや責任を感じながら懸命に仕事をしているのだ。そして最後は、髪を下ろし、まるで別人のように疲れ果てた様子で涙を拭う真知子の姿が…。果たして彼女の身に何が起こったのか、衝撃的な結末を予感させる写真となっている。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年04月11日映画『火口のふたり』やドラマ「恋はつづくよどこまでも」でも話題の瀧内公美と、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」以降も引く手あまたとなった神尾楓珠が共演する映画『裏アカ』から、本ポスタービジュアルと本予告が解禁された。日本を代表する数々の名監督の下で厚い信頼とともに助監督を務めてきた加藤卓哉がTSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015で準グランプリを受賞した本作で、ついに監督デビュー。『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』の高田亮と共同脚本も手掛けている。「僕が真知子さんのマイナス部分をカバーしてるのわかってます?」バイヤーの後輩から主人公・真知子(瀧内さん)へ、衝撃的なひと言を投げかけられるシーンから始まる予告。さらに、同じ職場の後輩である人気カリスマ店員に店のSNS用に写真を撮ろうと誘われたのがきっかけで、裏アカを作成した真知子はSNSに取りつかれていく――。映像には、鏡の前に下着姿で立つ真知子の様子から急展開、表の世界では得られなかった周囲の反応にどんどんとハマってしまう様子が伺える。そんな中、「一度だけあえませんか?」というDM。たった1通のDMからSNSという裏の世界で出会うこととなる、ゆーと(神尾さん)と真知子。しかし2人は表の世界でも会うことになり…。平静を装う“ゆーと”に対し、真知子はもう一度、あのときの“ゆーと”に会いたいと日が経つにつれて想いが募っていき…そして…。まさしく、“「本当のあなた」は、どこ?”と、表と裏、二面性に向き合い生きている人々に強く問いかける本予告。ポスタービジュアルにも、右下にはアパレルショップで働く笑顔の真知子と、一方で自らを撮影し裏アカでSNSに投稿する無表情の真知子、そして左上には、ゆーとのスーツ姿と美しい背中が。果たして、彼女たちの“本当”の顔とはどれなのか。こちらも、表の顔・裏の顔といった二面性を映し出し、緊張感漂うビジュアルとなっている。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館、池袋HUMAXシネマズ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:裏アカ 2020年6月12日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2020映画『裏アカ』製作委員会
2020年03月25日2019年 第93回「キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が11日、東京・文京シビックホールで行われ、受賞者の瀧内公美、池松壮亮、池脇千鶴、成田凌らが出席した。映画誌『キネマ旬報』が主催する「キネマ旬報ベスト・テン」は、今年で93回目の開催。その年を代表する日本映画、外国映画をそれぞれ10本挙げるほか、主演男優賞や主演女優賞、新人男優賞、新人女優賞などを、映画評論家や映画記者らが選出する。日本映画ベスト・テン第1位となった荒井晴彦監督の『火口のふたり』で柄本佑相手に激しい濡れ場を披露した瀧内公美が主演女優賞を獲得。瀧内は「この作品は、私が今までお世話になっていた事務所を退所してフリーになった時に声をかけていただいた作品です。こうれからどうしようと思っていた時にこういう作品をいただけたので、やってみようと思いました。(所属事務所の)社長に『思いっきりやるんだよ』と背中を押してもらいました」とオファー当時を振り返った。続けて、「色んな人に感謝したいんですが、この作品はほとんど(柄本佑と)2人の映画で、お相手役をしてくださった柄本さんがいたから今日があるんだと思っています」と感謝し、荒井監督についても、「こういう場所に連れて来てくれたのは荒井さんです。(撮影中は脚を)しならせるんだとよく言われました。毎日湿布を貼って首と腰が痛くなった作品ですね(笑)」と濡れ場における演出の厳しさに身体も悲鳴をあげていたそうだが、「荒井監督はお話を聞いてくださる方だったので、すごくやりやすかったです」と印象を語った。主演男優賞には、『宮本から君へ』で主演を務めた池松壮亮が選出。「僕が演じた宮本というキャラクターは、正しくないことに対して声を出し続ける男です。みんなが鼓舞されて何とかやり遂げることができたと思います。みんなで戦った日々の勲章としてこの賞をいただけたとともに、池松から宮本へこの重みの賞を捧げることができたらと思います」と受賞を喜び、「多分今日は(トロフィーを)抱きしめて寝ると思います」と喜んだ。また、日本映画脚本賞を受賞した阪本順治監督の『半世界』に出演した池脇千鶴が助演女優賞を獲得。「キネマ旬報ベスト・テン」は、第73回(1999年度)に『大阪物語』で新人女優賞を受賞して以来となる。「基本男3人の映画なんですが、阪本監督が1人の女として妻として母として人間としてきちんと描いてくださいました。それが映画に反映されての評価なのかなと思っています」と自分なりに分析しつつ、「小さめの映画で私の出番もあまり多くありませんでしたが、こうやって評価していただけて、映画の神様は見てくださっているのかなと思います」と笑顔。初めて組んだ阪本監督については「もっと怖そうな印象がありました」と本音を明かしつつ、「接するとダジャレを言ってくれますし、ものすごく愛の深い監督さんでした。すごく厳しいんだけども、キャストを見つめてくださって楽しかった思い出がいっぱいありました」と撮影を振り返っていた。○第93回「キネマ旬報ベスト・テン」受賞一覧日本映画ベスト・テン第1位『火口のふたり』(荒井晴彦監督)外国映画ベスト・テン第1位『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)文化映画ベスト・テン第1位『i-新聞記者ドキュメント-』(森達也監督)読者選出日本映画ベスト・テン第1位『半世界』(阪本順治監督)読者選出外国映画ベスト・テン第1位『ジョーカー』(トッド・フィリップス監督)日本映画監督賞:白石和彌監督『ひとよ』『凪待ち』『麻雀放浪記 2020』日本映画脚本賞:阪本順治監督『半世界』外国映画監督賞:トッド・フィリップス監督『ジョーカー』主演女優賞:瀧内公美 『火口のふたり』主演男優賞:池松壮亮 『宮本から君へ』助演女優賞:池脇千鶴『半世界』助演男優賞:成田凌『愛がなんだ』『さよならくちびる」』ほかにより新人女優賞:関水渚『町田くんの世界』新人男優賞:鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』読者選出日本映画監督賞:阪本順治『半世界』読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス『ジョーカー』読者賞:ライムスター宇多丸、三沢和子 連載『2018年の森田芳光』特別賞:和田誠(映画の素晴らしさや愉しさを広く伝え、多くの映画ファンを育てた功績に感謝をこめて)
2020年02月12日映画『火口のふたり』やドラマ「凪のお暇」「恋はつづくよどこまでも」でも注目を集める瀧内公美が、“SNSの裏アカウント”をテーマにした映画『裏アカ』に主演、ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」など、いま勢いのある若手俳優・神尾楓珠が相手役に抜擢された。木村大作、降旗康男、原田眞人、成島出ら日本を代表する数々の名監督の下で助監督を務めてきた加藤卓哉が、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で準グランプリを受賞した本作でついに監督デビュー。その題材は、現在の社会や時代が持つ二面性を象徴する“SNSの裏アカウント”。裏アカウントを通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き出し、観る者の心に突き刺さるセンセーショナルな人間ドラマへと昇華させた。主演は、柄本佑共演、荒井晴彦監督の『火口のふたり』で第44回報知映画賞や第74回毎日映画コンクールにノミネート、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞など、その確かな演技力でいま注目を集めている実力派女優・瀧内公美。思い描いていたものとは違う毎日に行き場のない気持ちを抱え、ふとしたきっかけでSNSの裏アカウントにハマっていく30代の女性・伊藤真知子をリアルに演じる。相手役の年下の男には、話題のドラマ「3年A組」や『HiGH&LOW THE WORST』などへの出演をきっかけにブレイク中の若手俳優・神尾楓珠。表の顔と裏の顔を巧みに使い分けながらも、心に深い闇を抱えて生きる複雑な青年を繊細に演じ切る。そのほか、真知子が働くアパレルショップのバイヤー・佐伯崇役に市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやか役にSUMIRE、社長の北村圭吾役は名バイプレイヤーの田中要次が務め、真知子が訪れる大衆食堂「ふじ食堂」のシーンでは神戸浩、松浦祐也、仁科貴、ふせえりといった個性豊かな俳優陣が出演している。瀧内公美「もがきながら、一生懸命生きている女性」加藤監督の初監督作品に参加することができ、無事公開されることをとても嬉しく思います。『裏アカ』は監督はじめスタッフの方々と、どんな形にしていきたいかを共有し、何度も話し合いを重ねて撮影に挑んだ、私にとって思い入れのある作品です。主人公・伊藤真知子の孤独と満たされない日常に、ひとりの女性として、脚本を初めて読ませてもらった時から共感していました。撮影中も、真知子と同じように、“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした。もがきながら、一生懸命生きている女性の姿をぜひ劇場でご覧ください。神尾楓珠「もしかしたら身近で起こってるかもしれない」今回、原島とゆーとを演じさせていただきました。自分の中でもすごく挑戦的な役柄とストーリーだったので、どう演じるべきか苦労しましたが、加藤監督のこの作品で挑戦できたことを嬉しく思います。この役を演じて、僕が演じたような人物が実際にいるかもしれないということだったり、映画の中に出てくる事柄がもしかしたら身近で起こってるかもしれないということをSNSが発達した現代だからこそ感じました。刺激的なシーンも多々ありますが、ぜひ劇場へ足を運んでいただけると嬉しいです。ストーリー青山のアパレルショップで店長を務める伊藤真知子は、どこか満たされない毎日を送っていた。自分の意見は採用されず、年下のカリスマ店員・新堂さやかに仕事を取られ、ストレスが溜まる日々。そんなある日、さやかの何気ない一言がきっかけで真知子はSNSの裏アカウントを作り、胸元の際どい写真を投稿する。表の世界では決して得られない反応に快感を覚えた真知子の投稿はどんどん過激になっていき、それに呼応するようにフォロワー数も増えていった。「リアルで会いたい」「もっと自分を解放して」そんな言葉に誘われ、フォロワーの1人と会うことになった真知子。その相手は、“ゆーと”という年下の男だった。真知子は自分と同じ心の乾きを持つ彼に惹かれていく。しかし、その関係は1度きり。それがゆーととの約束だった。ゆーとと会えないことから、真知子はほかの男と関係を持つようになるが、その心は満たされない。裏の世界でフラストレーションがたまっていくのとは裏腹に、表の世界は、店の売り上げ不振回復への施策に自身のアイディアが採用され、大手百貨店とのコラボレーション企画が決まるなど充実していく真知子。やりがいのあるプロジェクトに意気込む真知子だったが、その百貨店担当者の原島努こそが、あのゆーとだった。表の世界で再会を果たした2人。平静を装う原島に対し、心乱れ動揺を隠せない真知子。原島ではなく、ゆーとに会いたいという思いが日増しに募っていく。表と裏、愛情と憎悪、真実と嘘、理性と欲望…相反する2つが激しく交錯する中、真知子に突然訪れる結末とは…。『裏アカ』は6月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年01月24日直木賞作家・白石一文による同名小説を柄本佑、瀧内公美の共演で描く映画『火口のふたり』。この度、主人公の賢治と直子が久しぶりに身体を重ねた翌日の本編シーンが解禁となった。身体の言い分に身を委ねる男と女の不確実な愛を描いたR18+指定衝撃作は、『寝ても覚めても』『愛がなんだ』などに続いて、“鑑賞後に語りたくなる”“恋愛観・人生観によって、捉え方が異なる”など早くも話題となっており、最近では“『愛がなんだ』のオトナ版”という声も多く上がっている。今回そんな本作から解禁となる本編映像は、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子(瀧内さん)の誘いに乗り、久しぶりに身体を重ねた賢治(柄本さん)と直子が、翌日、中華料理屋で食事をしているシーン。好物のレバニラ定食を食べながら、賢治は「あの頃さ戻ってみたば、帰り道どこ見失った」と打ち明け、直子を困惑させる。「昨日一晩限りだって頼んだでしょ」と窘める直子に対し、「自分で勝手に火点けといて、あとは勝手に一人で消せって言われたって、そんたこと納得できるわけねぇべった」と、強い口調の秋田弁で言葉を返す賢治。そんな賢治に根負けしたかのような直子は「彼が出張から戻ってくるまでだからね」と、婚約者が帰ってくるまでの5日間、一緒に過ごすことを決める、という男女の駆け引きが軽妙な会話劇で描かれている。最初は直子の提案に戸惑っていた賢治だが、一度関係を持った後は、自分の欲求をストレートに吐き出し、直子にグイグイと迫っていく。そんな彼の姿からは男性の身勝手さが際立って見える一方で、どこか憎めないチャーミングさも感じられる。劇中では、直子に“気持ち悪い”と言われている賢治の秋田弁だが、荒井晴彦監督曰く、演じた柄本の秋田弁はなかなかの上手さだったそう。ほかのシーンでも度々披露される柄本の秋田弁にも、注目してみて。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月22日柄本佑と瀧内公美のW主演で贈る、男と女の不確実な愛を描いたR18+指定の『火口のふたり』。この度、2人きりの最後の夜に、エロティックさが漂うと評判の秋田・“西馬音内盆踊り”を訪れるシーンの本編映像が解禁となった。主演に『きみの鳥はうたえる』『アルキメデスの大戦』など数々の話題作に出演している柄本佑と、『彼女の人生は間違いじゃない』で大胆な演技を披露し、TBSドラマ「凪のお暇」にも出演している瀧内公美を迎えた本作。『この国の空』など日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦の監督第3作目となる。この度、本作より初めて解禁となった本編映像は、賢治(柄本さん)と直子(瀧内さん)が2人きりで過ごす最後の夜、秋田の“西馬音内盆踊り”を訪れる場面。毎年8月16日~18日に開催される西馬音内盆踊りは、踊り手が顔が隠れる頭巾を着用しており、頭巾を外すまで性別が男性か女性か分からず、何とも言えないエロティックさが漂うと評判の盆踊り。かつて、映画監督の故・相米慎二(『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』)もこの踊りに魅了され、3日間見続けたといわれており、相米監督から評判を聞いた荒井監督も2006年に初鑑賞。以来、別名亡者踊りともいわれるこの踊りの、死とエロスが匂い立ってくる様子に魅了され「男女の恋と西馬音内盆踊りを絡めた作品を撮りたいと思った」と作品に取り入れることを構想しており、そのために本作の舞台を原作の九州・福岡から秋田に変更したという。公開されたシーンでは、盆踊りを見ながら「今晩で終わりだな」と名残惜しそうに賢治がつぶやき、「約束守れる?」と直子が笑みを浮かべた顔で返すやり取りが繰り広げられ、盆踊りの隊列を横切る賢治と直子にストップモーションがかかる、印象的な場面が披露される。荒井監督が舞台を変えてまでも作品に取り入れたかった、艶めかしい西馬音内盆踊りシーンに注目してみて。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月16日映画『火口のふたり』に出演する柄本佑と瀧内公美、そして原作の白石一文が、本日発売の雑誌「anan」に登場していることが分かった。今回の「anan」は、夏の恒例企画「SEX特集」。俳優・田中圭が表紙とグラビアを飾る同号。“性”をテーマにした作品にフォーカスする「文学と性」のコーナーで、本作の特集が展開する。「18禁だしベッドシーンが多いけれど、食べて寝る場面も多い」と語るのは、主人公・賢治を演じる柄本さん。「二人はどんどん原始的な、シンプルな状態になっていく。セックスは食べることと寝ることとイーブンになっていく」と飾ることなくシンプルに描いているとコメント。また、賢治の昔の恋人でもう一人の主人公・直子を演じる瀧内さんは「演じてみて、本能のままに生きるって健康的だな、と思いました」と率直な感想を述べ、“身体の言い分”に身を委ねて生きる登場人物たちの姿に魅力を感じたという。特集内は、本作で象徴的に使われる“身体の言い分”という印象的な言葉を軸に、演者・撮影者・原作者インタビューと写真家の野村佐紀子が撮影した本作のビジュアルで構成。それぞれが本作を通して考えた“性”への向き合いを赤裸々に語っている。そして今回、特集誌面に掲載される野村氏の撮影ビジュアルが先んじて公開された。雑誌「anan」愛とSEX特集号は8月7日(水)発売。『火口のふたり』は8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年08月07日主演に柄本佑と瀧内公美を迎えた、日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が直木賞作家・白石一文による同名小説を映画化する『火口のふたり』。この度、映画公開に合わせて、モノクロームの詩的で濃密な男性ヌードを収める写真家・野村佐紀子の写真と白石氏の文章で構成されたフォトストーリーブックの発売と写真展の開催が決定した。劇中に登場する野村さんのモノクロームの写真は、ただ欲望のままに生き、一糸まとわぬ姿をあらわにする主人公の賢治と直子(柄本さん・瀧内さん)の若かりし頃を大胆にも映し出し、物語がはじまる際のキーアイテムとして登場している。今回のフォトストーリーブックでは、原作者の白石氏が書き下ろした、映画や原作では描かれない主人公の過去を描いた前日譚と、野村さんによる本編未使用カットを含む写真で構成。森山大道、佐内正史、奥山由之など数多くの写真集を手掛けてきた造本家の町口覚が造本設計を担当し、“文学”と“写真”が見事に融合した、もうひとつの「火口のふたり」が表現されている。映画を観た後や原作を読んだ後にはその世界を追体験でき、また未体験の方にも“男と女の普遍的な愛の物語”として単体でも楽しめる作品になっている。また、フォトストーリーブックの発売と合わせて、映画製作中に撮影した作品をはじめ、これまでに撮りためてきた膨大な数の写真の中から厳選した新作を公開する、「野村佐紀子 写真展 『火口のふたり』」の開催も決定した。原作・白石一文 コメント野村佐紀子さんの写真を見ると、自分の書いたものにいのちを吹き込まれたような気がする。いのちというより血や肉と言うべきだろうか?直子や賢治から遠ざかって何年も過ぎたが、私が描いたふたりは今も火口の縁でこうして生き続けているかのようだ。げに小説は生き物なのだと、今回の写真集を見て強く思い知らされたのである。造本家・町口覚 コメント一昨年の夏、映画『戦争と一人の女』の荒井晴彦さんの脚本に魅せられたぼくは、坂口安吾さんのその小説と、野村佐紀子さんの写真を、一冊の本という空間の中で拮抗させた「Sakiko Nomura: Ango」を出版した。あれから二年、荒井晴彦さんの映画『火口のふたり』にふたたび魅せられたぼくは、白石一文さんのその小説と、野村佐紀子さんがその映画のために撮り下ろした“ふたり”の写真を、一冊の本という空間の中で“交配”させることにした。この本は、ぼくから荒井晴彦さんに贈る艶書だ。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年07月12日主演に柄本佑と瀧内公美という実力派を迎え、『共喰い』『海を感じる時』などで知られる日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が自らメガホンをとった監督3作目『火口のふたり』。この度、本作の予告編とポスタービジュアルが解禁された。今回解禁となった予告編は、数枚のモノクロの写真にのせて直子(瀧内さん)が、昔の恋人・賢治(柄本さん)へ結婚式への参加を促す声から始まる。数年ぶりに再会を果たした2人だが、直子は1冊のアルバムを賢治へ差し出す。そこには、一糸まとわぬふたりの姿がモノクロームの写真に映し出されていた。「このアルバムを見ながら、私はしょっちゅう賢ちゃんの身体を思い出していたよ」と告白する直子。戸惑う賢治だったが、「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という直子のひと言をきっかけに、ただ欲望のままに生きていた青春の日々に戻っていくように、ふたりはお互いを求めあう。直子の婚約者が戻るまで、ふたりぼっちの“5日間”。お互いの身体の言い分に身を委ね、どうしても離れられないふたりの姿が、「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか?」という究極の問いを観る者に突きつけ、衝撃的な結末を予感させる映像となっている。また、ポスタービジュアルは、モノクロームの詩的で濃密な男性ヌード写真で知られる写真家・野村佐紀子による撮り下ろした写真が使用され、寒空の下で抱き合う賢治と直子が真っすぐに正面を見つめる姿が。「今夜だけ、あの頃に戻ってみない?」という、直子の本編中の重要なセリフがキャッチコピーとして使用され、まるで世界に2人だけしかいないかのような錯覚を起こさせる力強いビジュアルに仕上がっている。『火口のふたり』は8月23日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:火口のふたり 2019年8月23日より新宿武蔵野館ほかにて公開©2019「火口のふたり」製作委員会
2019年05月14日国内外の主要な美術館にコレクションされ、世界的に活躍する陶芸家・黒田泰蔵の美術館では初となる個展「黒田泰蔵 白磁」が、2019年1月12日から4月9日まで、静岡のヴァンジ彫刻庭園美術館にて開催される。《白磁 梅瓶》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto空間に溶け込むように静謐でありながら、緊張感あふれる力強さをもつ陶芸家・黒田泰蔵の白磁。1966年、20歳の若さでパリに渡り、のちの人間国宝となる陶芸家の島岡達三と運命的な出会いを果たした黒田は、カナダで陶芸を始めた。日本に帰国した後も、黒田はさまざまな技法で精力的に作陶に携わっていくが、45歳の時、「轆轤成形、うつわ、単色」という3つの条件を自身に定め、白磁のみの制作に傾注する。本展は、アメリカ・オハイオのクリーブランド美術館やニューヨークのブルックリン美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、国内外の主要な美術館にその作品がコレクションされ世界的に知られる、黒田の美術館で初となる個展。轆轤に初めて触れてから約半世紀の後に辿り着いた白磁の現在を、黒田の代名詞といえる円筒を始め、梅瓶や花入、台皿などさまざまな白磁の最新作で展観する。磁土との対話の中、個を極限まで消していくことで純化された白磁がみせる抽象の世界。轆轤の回転が生み出す柔らかで張りのあるフォルム、釉薬を用いず、焼締めの後に磨かれた表面の艶やかな陰影、宙空へと薄く挽き上げられた口縁など、その美しさの特質には枚挙にいとまがない。《白磁 花入》2018年© Taizo KurodaPhoto: Tadayuki Minamoto会期中の2月下旬頃には、展覧会カタログが刊行。美術館の展示風景や出品作品の図版だけでなく、40年近く伊豆に窯を構え制作してきた作家の貴重なアトリエ風景が収録される。また、毎週土曜日の14時15分からは、会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行うギャラリートークが開催。申込不要で、当日の観覧券を持って直接会場へ行けば参加できる。クレマチスの丘にあるケヤキの緑に囲まれた和食の店、日本料理テッセンの1階にある「うつわ茶房 KEYAKI」でも、「͏黒田泰蔵展」が同時開催。2019年1月12日から4月9日の会期中、ヴァンジ彫刻庭園美術館で展示される作品とは別の白磁作品が展示される。静岡の地でうつわの可能性を追求し続けてきた黒田の、究極の白磁を堪能してみては。【展覧会情報】黒田泰蔵 白磁会期:2019年1月12日〜4月9日会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1時間:1月10:00〜16:30、2・3月10:00〜17:00、4月10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)料金:1〜3月 大人1,000円(900円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料4月 大人1,200 円(1,100円)、高・大学生800円(700円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体割引休館日:水曜日
2018年11月27日人気男性デュオ・コブクロが4月11日、日本テレビ系『スッキリ』に生出演。この日の出演前に描いたというスッキリMC陣の似顔絵を公開したところ、黒田俊介(41)の絵が“画伯”だとネットで話題を呼んでいる。 番組では、今年で結成20周年を迎えるコブクロが新曲「ONE TIMES ONE」を生披露。その後のトークでは、「絵が得意だ」という小渕健太郎(41)が描いたイラストが公開された。毎年カレンダー化されているほどの実力にMCの加藤浩次(48)らも感嘆の声をあげた。 さらにコブクロのふたりが出演前に加藤、近藤春奈(35)、水卜麻美アナウンサー(31)の似顔絵を紹介。小渕のプロ顔負けの似顔絵に「いいですね!」「特徴捉えてますよ」と加藤も満足気。 いっぽう黒田の絵が映されると、加藤が「これは事件です」とバッサリ。キャンパスに小さく描かれた水卜アナと思われる似顔絵の頭上には横長の物体が。春奈に「これはブーメランですか?」とツッコまれた黒田は「違うんですよ!髪を結んでいる感じを出そうとしたらこうなって」と弁明。スタジオは爆笑の渦に包まれた。 黒田が「オシャレなシャツの胸元が開いていたのを表現したかった」という加藤の似顔絵は、肩がぐにゃりと曲がっており、春奈の似顔絵は腰から両腕が伸びているように見える仕上がり。ついには加藤から「黒田さんは今後一切(絵を)描かないでください」とツッコまれていた。 黒田の絵に、ネットでは「黒田さん、なかなか画伯(笑)」「アメトーークに出るのも時間の問題」「絵心ない芸人にぜひお願いします」「黒田さんの絵はちょい狂気」と話題になっている。
2018年04月11日9月下旬の昼1時ごろ、東京・渋谷区内の裏通りを1組のカップルが手をつないで歩いていた。黒いワンピースを着た美女は、トップモデルの黒田エイミ(29)。2人は関係を隠す様子もなく、幸せオーラを振りまいている。 黒田といえば、前カレが松田翔太(32)だったことでも有名だが、いったい横の男性は誰――?慌てて彼女のインスタグラムをチェックすると、驚きの報告が出ていた。 《結婚しました※これからもよろしくお願いします》 9月20日付けで、なんと結婚を報告していたのだ。 「お相手は、日本を代表するヘアメークアーティストのDai Michishitaこと道下大さん(45)です。2人は10年来の友人でしたが、1年くらい前から交際。7月ごろに入籍して、9月上旬に旦那さんの出身地・広島で親族、友人を招いて結婚式を挙げたんです」(黒田の知人) 道下といえば、日本のアーティスト以外にも、キーラ・ナイトレイ(32)やキャリー・アンダーウッド(34)、サラ・ジェシカ・パーカー(52)ら、ハリウッド・セレブとも仕事をしてきた、日本を代表するヘアメークアーティスト。ニューヨーク生活が長かったが、5年前に帰国している。 結婚はSNSで報告していた黒田だが、本誌が目撃したワンピース姿の黒田は、お腹がふっくら大きくなっていた。 「じつは彼女、発表していませんが、現在妊娠7カ月だそうです」(前出の知人) 2人がじつにゆったりとした歩調だったのは、彼女のお腹を気づかっていたのだろう。元カレの松田は、秋元梢(30)と結婚を噂されながら、なかなかゴールインしないまま。黒田は「お先に!」とばかりに、幸せのランウェイを新郎と歩き始めていた――。
2017年10月03日7月15日公開の映画『彼女の人生は間違いじゃない』の完成披露試写会舞台あいさつが12日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生、廣木隆一監督が出席した。『ヴァイブレータ』(2003年)や『さよなら歌舞伎町』(2015年)などの作品を手掛けた廣木隆一監督が、作家デビュー作となった同名小説を自らが監督した本作。主演の瀧内公美がデリヘルのアルバイトで福島から東京を往復する主人公のみゆき役を好演し、戻る場所もなく進む未来も見えない若者たちの姿を描き出す。厳しいオーディションを勝ち抜いて主演の座を射止めた瀧内は「難しい作品で自分の力を信じられずダメかと思った時に監督に選んでいただきました。廣木監督は厳しいと聞いていましたが、本当に優しくて、『ありのままでいいよ』と言われて力が抜けました」と優しい言葉をかけてくれたという監督に感謝の言葉。劇中で平日は市役所勤めの公務員、週末はデリヘル嬢という難役については、「スタッフさんが用意してくれたデリヘルさんの取材や仮設住宅でのお話を聞いて、そこから感じたものをノートに書き溜めました。初日からずっと悔しい気持ちがあってノートに『クソ!』と書きましたが、じょじょにそういう空気にさせてもらいました」とスタッフの気配りに感謝したというが、デリヘルの店員役を演じた高良は「廣木組はデリヘルに詳しい人が多いんです。なのでスタッフさんみんなに聞いて役作りをさせてもらいました。みんなで行きましたよ。嘘です(笑)」と廣木組の実情を明かして客席の笑いを誘った。平日は市役所勤め、週末はデリヘル嬢というみゆきのキャラクターにちなみ、「自身の隠れた顔は?」という質問に、瀧内は「写真だと怖くて無口という印象があるらしいんですが、色んな人に会うと『おしゃべりなんだね』とか『明るいですね』と言われます」とファーストインプレッションとは異なる点を強調。そんな瀧内について高良は「すごい闇の深い人かと思いましたが、試写会が終わった時にすごい笑顔でやつれていたのが戻っていたので良かったです」と瀧本本来の姿を目の当たりにして安堵した様子だった。映画『彼女の人生は間違いじゃない』は、7月15日より全国公開。
2017年06月13日12月初旬、都内ホテルで伊勢丹の顧客に向けたレセプションが開催された。今回、そこで舞台に立ったのは、NYを拠点に活躍するジャズトランペッターの黒田卓也氏。9月に発売されたニューアルバム「Zigzagger(ジグザガー)」の日本ツアー直前の黒田氏に、アルバムの制作秘話やクリスマスの過ごし方について話を聞いた。ジャズトランペッターの黒田卓也ーー前作「RISING SON」から、約2年半ぶりにリリースされた「Zigzagger」は、黒田氏のセルフプロデュース作となり、趣が大きく変わった印象を受けました。アルバム制作は、どのように進められたのでしょうか?黒田さん:前回と比べ、今回は時間的な余裕があったので、自分の作曲ややりたい音楽をとことん追求しようという意気込みがありました。本番のスタジオ収録前に、バンドメンバーに自分が作ったデモ音源を聴いてもらって、アルバム全体のイメージを固めていった感じです。アルバム「Zigzagger(ジグザガー)」ーー色鮮やかなジャケット写真はどのように作ったのでしょうか?黒田さん:アルバムのジャケット写真は、友人のモロッコ出身のカメラマン、ハッサン・ハジャージ(Hassan Hajjaj)に撮ってもらいました。ただトランペットを持ってクールな感じで佇んでいる、みたいなものは過去の作品でやったことがあったので、見た人が“何コレ!?”と思うようなインパクトのある写真がいいな、と思って。衣装も彼が用意してくれて、こんな奇抜なジャケットになりました。今回のアルバムは、音楽もファンキーで尖ったものに仕上がったので、ジャケットもそれと連結していると思っています。NYでは、周りにスタイリストやカメラマン、デザイナーの友達がたくさんいるので、いつも手伝ってくれるんですよね。チームにはすごく恵まれていると思います。ーークリスマスや年末はどのように過ごしますか?黒田さん:クリスマスはいつもツアーやライブが入ったりして、仕事をしていることが多いかもしれません。正月は帰省して、地元で過ごします。僕の生まれ育った神戸にジャズクラブがあって、毎年31日には、そこのカウントダウンパーティでライブをやるんです。僕は中高とジャスのビッグバンドに所属していて、その中にはプロになった人もけっこういて、みんな帰ってくるので、集まってライブをやるとけっこう豪華な顔ぶれになるんですよ(笑)。ーークリスマスの1曲といえば、何をおすすめしますか?黒田さん:ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の「This Christmas」ですね。クリスマスの曲は、季節もののネタという印象が強くて、実はあまり好きじゃないんですが…。この曲はもともと好きで、自分流にアレンジして演奏してみたらしっくりきました。「Zigzagger」では、リラックスした気持ちで自分らしい音作りが出来た、と語る黒田氏。お気に入りの1曲は、9曲目の「グッド・デイ・バッド・ハビット」だそう。12月23日、20時からは、新宿駅新南改札外の「Suicaのペンギン広場」にて、音楽イベント「Station LIVE in Shinjuku」に出演予定。クリスマスの一夜は、ステキな音楽を聴いて過ごしてみてはいかがだろうか。
2016年12月20日エディットフォールル(EDIT.FOR LULU)とヴィンテージ好きとして知られるモデル・黒田エイミ、そしてスタイリストNIMUによるコラボレーションウェアが登場。2016年5月19日(木)から発売される。70年代のロンドンヴィンテージからインスピレーションを得て、リラックス感が漂うウェアが揃う。ブラックを基調に、ピンクとホワイトの小花が咲くシックなフラワープリントは、サテンガウンとチュニックワンピースに仕上がった。他にも、カットオフデニムパンツや、艶やかな生地が特徴のサロペットが展開される。どのアイテムも、より体を美しく見せてくれるサイズ感や素材にこだわっている。【商品詳細】黒田エイミ×EDIT.FOR LULU×スタイリストNIMU発売日:2016年5月19日(木)アイテム:・フラワーサテンプリントガウン 39,000円+税・袖カットオフデニムパンツ(各2色) 22,000円+税、39,000円+税・フラワープリントチュニックワンピース 28,000円+税・サロペット(各2色) 32,000円+税取り扱い:ルミネ新宿店、名古屋店、大阪店
2016年05月15日笹野高史を相手役にした初主演作『グレイトフルデッド』(’14)で国内外から評価を受けた注目の若手女優、瀧内公美が、大阪の人気ガールズバンド「yonige」と劇団「ロ字ック」の山田佳奈による映画『夜、逃げる』のメインキャストに抜擢されたことが分かった。加奈子(菅原佳子)は、舞台に立つためチケットノルマを自ら払い、深夜の漫画喫茶でアルバイトに勤しむ、売れない女優。いままでの人生、一度も注目を浴びたこともなく、学校のスクールカーストでは上位でも下位でもなく、家族は当たり前に仲が良くて悲劇なんて無縁で、男も皆無。平凡に生き抜いてきてしまった彼女は、「何か」になりたかった。誰かに憧れられる「何か」。だから演劇をやっていた、はずだった。そんな腐った思いを抱える加奈子の前に、高校の同級生であり、かつて彼氏を横取りした“あの女”、萌乃(瀧内公美)が現れる。萌乃は、いまでは別れた元彼氏のことがいまだに忘れられない。だが、その男は萌乃の前の彼女とよりを戻したらしい。萌乃はその男への“嫌がらせ”と称して、加奈子に協力を頼むのだが…。誰かの「何か」になってみたい2人の、過去も現状もぶっ飛ばす「究極の嫌がらせ」がはじまる――。本作は、数々の名作、監督、ミュージシャンを輩出していることで知られる、音楽×映画のコラボ映画祭「MOOSIC LAB(ムージック・ラボ)2016」コンペ参加作品。何か悔しいことや悲しいことがあったとしても、歯をかみしめてでも前を向いて進もうとする女子たちの「誰かの、特別な何者か」になりたい願いを、大阪・寝屋川を拠点にするガールズバンド「yonige」の新曲「センチメンタルシスター」をモチーフに描き出し、映画では全編にわたって彼女たちの楽曲が使用される。脚本・監督を務めるのは、いま注目の若手劇作家・演出家で劇団「ロ字ック(ロジック)」を主宰する、山田佳奈。この8月には、“大人の文化祭”といわれるカルチャーミックスフェスティバル「オハラ☆ブレイク,16夏」(猪苗代湖岬)への参加も発表されたばかりだ。そして、主演の加奈子と萌乃を演じるのは、山田氏による初監督映画『ワールド・ワールド・ワールド』や舞台「退カヌコビヌカエリミヌヌ」にも参加した菅原佳子と、『グレイトフルデッド』以降も『ソレダケ/that’s it』『BAR神風』と立て続けに映画に出演、綾野剛主演・白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』も控える瀧内さん。また、加奈子に思いを寄せる演劇男子・君嶋を、『オーバー・フェンス』にも出演する松澤匠、萌乃の元彼を、モデルとしても活躍する山田ジェームス武が演じる。なお、本作ではクラウドファウンディングによる支援者も募集中。資金提供者には金額に応じて、オリジナルグッズやメイキングDVD、「ロ字ック」公演のバックステージ招待、出演者の手書き暑中見舞いが届く権利など、ユニークなリターンが用意されている。『夜、逃げる』は8月下旬より東京・K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月12日イラストレーターの黒田潔による個展「Rain」が、1月16日から31日まで代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリーにて開催される。黒田潔は東京都出身のイラストレーター。アートディレクターとして広告や雑誌のアートワークなども手掛けている。15年7月には東京・恵比寿のPOSTで展覧会「Water」を開催。グラスに注がれた水、水をかけられたポット、水面から顔を出す北極グマなど、“水”にまつわる数々の作品を発表した。今回開催される展覧会では、人物や髪、印刷物などといった、これまであまり描いてこなかったモチーフを採用した新作を披露。湿気や湿度といった目に見えないものや、それぞれのモチーフが持っている空気感や感情から連想する“水っぽさ”や“水分”が線画で表現されている。黒田は個展開催に際し、「今回の展覧会では、水分が人の感情や心理状態にも与えるイメージを、線画という手法で描きました。雨の日に、部屋の中で雨音を聞きながら本を読んでいると、いつもより作品の世界に深く入り込んだり、遠い昔の記憶や匂いを思い出してハッとする経験が良くあります、本の世界と現実の世界が、混ざるような感覚をイメージしながら、作品を制作しました」とコメントしている。【イベント情報】「Rain」会場:代官山 蔦屋書店2号館1階のギャラリー住所:東京都渋谷区 猿楽町17-5会期:1月16日~31日時間:7:00~翌2:00
2016年01月12日教科書に必ず載っている超有名画家、黒田清輝(1866~1924)。彼の代表作などを集めた大回顧展、特別展『生誕150年 黒田清輝 ─日本近代絵画の巨匠』が2016年3月23日から上野の東京国立博物館で開かれます。子爵の家で育った黒田清輝は、17歳で法律を学ぶためフランスに留学します。しかしパリ滞在中、進路に迷い、画家になると決意。法律学校をやめて絵を学びます。やがてフランスで画壇デビューを果たし、才能を認められたあと帰国。日本で画家として活躍しながら後進の指導も行い、日本美術の近代化に尽力しました。本展では、黒田の初期から晩年までの代表作をまとめて展示。さらに、師ラファエル・コランやミレーなど、黒田がフランスで影響を受けた作品もパリのオルセー美術館などから来日しています。オススメの作品は、黒田の最高傑作《湖畔》。切手にもなった有名な絵で、きっと一度は教科書で見たことがあるはず。日本でもっとも美しい肖像画ともいわれ、黒田は後に本作のモデル、照子と結婚しました。また、フランスの展覧会で初入選した記念すべき作品《読書》も見どころのひとつです。この絵のモデル、マリアはフランス留学時代の恋人。本を読む女性の姿が描かれた本作は、穏やかな雰囲気が漂う美しい作品です。本展では、黒田清輝の画業だけでなく、その人生も詳しく紹介されています。進路や恋に悩む等身大の姿を知ると、巨匠にちょっと親しみを感じるかも。ぜひ美術館に足を運んでみて。イベントデータ:特別展『生誕150年 黒田清輝 ─日本近代絵画の巨匠』会期:2016年3月23日(水)~ 5月15日(日)※休館日は月曜日(ただし、3月28日(月)、4月4日(月)、5月2日(月)は開館)時間:9:30 ~ 17:00(金曜日は20時まで、土・日曜、祝日、5月2日(月)は18時まで)※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立博物館 平成館料金:一般 1,600円/大学生 1,200円/高校生 900円/中学生以下無料
2016年01月02日その後6月16日、黒田総裁は「円安を望んでいないと言ったわけではない」と釈明をしており、やはり実質的な円高を望んだわけではなさそうです。それを受け、一旦は円高に振れた米ドル・円相場も再び円安(米ドル高)に戻しています。米国の利上げに注目が集まるなか、今後も要人の発言には要注意です。ドル・円為替レートの推移(日次、期間:2015年4月30日~2015年6月17日)●ピクテ投信投資顧問が提供する、「ボンジュール」からの転載です。
2015年06月18日LINEクリエイターズスタンプに29日、広島東洋カープの黒田博樹投手のスタンプが登場した。黒田投手本人も、クオリティの高さに驚いたという出来栄えで、価格は100円。スタンプの名称は「黒田博樹」となっている。黒田博樹投手は、今シーズンより古巣である広島東洋カープに復帰。29日には、復帰初戦を勝利で飾っている。同日発売されたスタンプは、1セット40種類で、「任せろ!」や、「君ならできる!」、「次は必ず!!」といった、“男気”溢れるものから、「ZZZ……」、「広島NOW」、「LUCKY」など、ユニークなものまで、様々な黒田投手を楽しむことができる。黒田投手は、「僕自身あまりイメージのない分野だったが、出来上がりのクオリティの高さに驚いている。日常のコミュニケーションツールとともに野球観戦のアイテムとしても使ってもらえれば」とコメントしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月30日スカパーJSATはこのほど、「スカパー! プロ野球セット」の最新TVCMとして、広島東洋カープ・黒田博樹投手が出演する「スカパー! プロ野球『黒田博樹登板篇』(15秒/30秒」を全国で放送開始した(一部地域除く)。同CMは全国放映となっているが、黒田選手は全国で放映されるCMに出演するのは初めてとのこと。スカパー! も、プロ野球のTVCMを単独の現役選手で制作したのは、今回が初めてだという。チームの垣根を越えた日本球界を象徴するプレーヤーとして、プロ野球を盛り上げてほしいという思いを込めて制作した。CMは「また日本に戻ってプレーすることがあるならば、このチームしかない。そう言い残し彼は海を渡った」というナレーションからスタート。バックヤードからグラウンドへ続く階段、そしてベンチと、登板前の黒田選手の姿を再現した映像が流れる。手に握ったボール、背番号「15」をつけた黒田選手の真っすぐな視線が、並々ならぬ覚悟を感じさせる。撮影は3月16日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島で実施。無事に撮影を終えた黒田選手は、「野球に注目してもらい、人気が高まれば、出演したかいがある」とCMに期待を寄せていたという。
2015年03月26日音楽ユニット・B’zの書き下ろし曲「RED」が、広島東洋カープ・黒田博樹投手のマツダスタジアムでの登場曲として使われることが、このほど明らかになった。黒田投手は2015年、大リーグ・ヤンキースから8年ぶりに古巣に復帰する。今回の登場曲誕生は、黒田投手が今年2月にアメリカ・ロサンゼルスでB’zの松本孝弘さんと食事をし、意気投合したことがきっかけだという。翌々日には黒田選手が直々に登場曲を依頼した。B’zはこれまで「ultra soul」(世界水泳)など、スポーツ大会の曲を書き下ろしてきたが、特定のアスリートのための曲を手掛けたのは今回が初めて。全国ツアーの合間を縫いながら、黒田投手をアメリカから帰って来たサムライにイメージを重ねて曲作りを行い、復帰を飾る「RED」を完成させた。B’zの曲を高校生くらいの頃からよく聞いていたという黒田投手は、完成した曲を聴いて「曲・歌詞とも本当にカッコいい」と大変満足した様子だった。タイトルの「RED」については、「カープのチームカラーですし、一番先にカープを連想するようなタイトルで素晴らしい」と絶賛している。また「松本さん、稲葉さん始め、曲作成に携わっていただいたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。いいピッチングをして少しでも恩返しができたらと思います」と意気込みを語った。B’zの松本孝弘さんは「開幕まであまり時間がなかった」とタイトなスケジュールの中での曲制作だったことを明かした上で、「ミュージシャンとして興味深く、よい楽曲ができそうな予感はありました」とコメントした。「カントリーミュージックの代名詞的な楽器、バンジョーのリフから始まるのは、アメリカから帰って来たサムライといった感じのイメージ」と語っている。稲葉浩志さんは詞について、「どんな試合でも粘り強く寡黙に投げるという、男なら誰でもしびれるような黒田投手のイメージがありますが、他人には見せないであろう葛藤なども想像しながら言葉を選びました」と説明した。「単なる黒田投手のテーマソングではなく、それを歌う私や聞き手も自分を投影できる、B’zの作品になったと思います」。同曲は、黒田投手のマツダ スタジアム公式戦初登板で初披露となる。この曲は、広島東洋カープファンの応援歌としても愛され続けてほしいという願いが込められているという。
2015年03月26日TCエンタテインメントはこのほど、DVD「黒田博樹のカープ愛~野球人生最後の決断~」を発売した。プロ野球の黒田博樹選手は、広島東洋カープ(以下広島カープ)入団後にメジャーデビューを果たし、ドジャースとヤンキースで活躍した。今年はメジャー球団からの巨額年棒の提示を断り、2007年以来、8年ぶりに古巣・広島カープに復帰した。同商品は、黒田選手の"野球人生最後の決断"を記念した完全保存版DVD。2月16日に行った広島カープ復帰記者会見を完全収録している。さらに、広島カープ時代の映像や通算79勝をマークしたドジャース・ヤンキース時代の活躍シーン、今年1月にロサンゼルスで公開した自主トレーニングの様子とインタビュー映像、8年ぶりに広島カープのキャンプに合流した映像なども収録している。価格は2,800円(税込)。特典グッズとして、黒田博樹オリジナルステッカーも付いている。
2015年03月17日白泉社は3月13日0時より、マンガ「誰(た)がために ~黒田博樹物語~」の配信を、無料WEBコミックマガジン「ヤングアニマルDensi」にて開始した。同作は、メジャーで活躍していた黒田博樹選手の広島東洋カープ(以下広島カープ)電撃復帰を記念して発行するもの。ヤングアニマルに掲載した2話と描き下ろしの1話の全3話を無料配信する。第1話は、2006年の出来事を基にしたストーリーとなっている。同年にFA権を獲得した黒田選手は、権利を行使して他球団へ移籍する可能性が報じられていた。しかし、同選手は2006年ペナント最終戦に、広島カープファンの思いに心を打たれ、チームへの残留を決意する。第2話は、同選手の「男気」をテーマにしたオリジナルストーリー。同選手が広島カープで投手として活躍する2007年、広島に異動してきたある1人のサラリーマン青年は、仕事がうまくいかず悩んでいた。その折、青年は偶然観戦したカープ戦で、同選手のピッチングを見て勇気をもらい、前向きに自身の人生を歩む決意をする。第3話では、メジャーリーグで79勝という成績をおさめ、20億円以上のオファーを受けたと報じられた同選手が、2015年に広島カープに復帰する「はじまりのストーリー」を描いた。2月16日に行われた復帰記者会見がベースとなっている。(C)2013HAKUSENSHA all rights reserved.
2015年03月13日TOKYO FMは3月14日、21日の2週にわたり、スポーツ×音楽プログラム「TOYOTA Athlete Beat」にて、プロ野球・黒田博樹選手のスペシャルインタビューの模様を放送する。「TOYOTA Athlete Beat」は、注目のアスリートたちの素顔に迫るラジオ番組で、野球をはじめとするスポーツを好む俳優・藤木直人さんと、毎週フットサルをしているというタレントの伊藤友里さんが進行を務める。黒田選手は広島東洋カープ入団後、2007年にFA宣言。翌年メジャーデビューを果たし、ドジャースとヤンキースで活躍した。今シーズンは、20億円とも言われているメジャーからのオファーを振り切って、8年ぶりに古巣に復帰した。番組内では、「この先の野球人生がどうなるか分からないから、最後まで悩んでいた。待ってくれているファンもいる。一方で年齢も考えての決断でした」と復帰について語っている。古巣・広島カープのユニフォームには「この年齢だから、赤のユニフォームは似合わないか……」と照れる場面も。ゲストに迎えた選手が1曲を選ぶ同番組のコーナー「Cheer up songs!」では、お気に入りの曲を紹介。その曲は、昨年たまたま広島にいたときに出向いたコンサートで聴いた曲であったという。当時はアメリカに残るか広島に帰るかで悩んでいた時期であり、その曲の内容が自分自身と重なったとのこと。同プログラムでは、黒田選手のサイン入り広島カープタオルマフラーのプレゼントも予定している。放送時間は10時~10時50分。
2015年03月13日ブラインドサッカー日本代表の黒田智成選手、元サッカー選手の北澤豪が11日、WOWOWのノンフィクションW『盲目のストライカー 世界へ~ブラインドサッカー日本代表 闘いの軌跡~』の完成披露試写会に出席した。同番組は、視聴覚障がい者が行うブラインドサッカーの日本代表として活躍する黒田選手を、約1年にわたって追ったドキュメンタリー番組。昨年11月、東京で開催されたIBSAブラインドサッカー世界選手権に挑んだ日本代表チーム、ストライカーでエースの黒田選手の戦いに密着した内容で、番組は21日13時から放送する。試写を終えた黒田選手は、「大観衆の中、日本で戦えて最高の気分でした。続けてきて良かった」と大会を振り返り、「自分が上手くなりたいと思ってプレーをしてきたけど、会場にいるみなさんを笑顔にして喜び合えるんだと感じた」とサポーターたちからも刺激を受けた様子。一方で、「同時に、悔しさもこみ上げて来ました。ベスト4以上を達成できるように頑張っていかないと」とも語ると、北澤は、「(サッカー日本代表を)ライバル視されましたからね。お互いに競い合うのは大事」と笑顔を見せた。プレー中の衝突に対して恐怖心がないという黒田選手だが、「街の中は自転車や車など危険がいっぱい。ピッチの中は安全なので、思いっ切り走ることができる」と嬉々として話すと、ブラインドサッカーを体験したことがある北澤は、「怖くて、腰が下がって手が前に出ちゃうんです。体験をすると難しさを感じる。黒田くんのように手を振って走るのはすごいこと」と感嘆。そんな黒田選手は、2016年にブラジルで開催されるパラリンピックに向けて、「まずは出場すること。可能性は限りなくあることを信じて、どこまで行けるか追求していきたい」と意気込んでいた。
2015年03月12日東京都千代田区丸の内の東京シティアイ・パフォーマンスゾーンで、黒田官兵衛にちなむイベント「官兵衛フェスタin東京」が開催される。日時は12月13日~14日の10時~20時まで。○NHK大河ドラマで使用された品も展示福岡県、大分県、岡山県、兵庫県姫路市が主催する同イベントは、黒田官兵衛とゆかりの地の魅力を来場者に伝えるため、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の最終回に合わせて行われる。期間中は、黒田官兵衛、母里太兵衛、光姫といった人物ゆかりの地のゆるキャラが集まる「官兵衛ゆかりの地ゆるキャラ大集合」や、黒田家の家臣らで結成した「武将隊」がステージに登場して演武を披露する「福岡黒田武将隊+(プラス)」を実施。また、母里太兵衛をモデルにした民謡「黒田節」に合わせてロボットが舞を披露する「黒田節ロボット」などのイベントが行われる。そのほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で実際に使われた衣装や兜などを展示する「NHK大河ドラマ関連展示」も展開。紙製の甲冑を着て記念撮影が出来る「甲冑体験」、各県・市のブースで貰えるスタンプを集めると、温泉旅館宿泊券、特産品詰め合わせなどの賞品が当たる「ゆかりの地巡りスタンプラリー」といった参加イベントも用意している。
2014年12月12日映画『グレイトフルデッド』で映画初主演を務めた瀧内公美が、11月1日(土)に行なわれた初日舞台挨拶で「映画女優になるという夢が叶った!」と感極まって涙を見せた。映画は孤独な人間を観察するのが趣味の“孤独ウォッチャー”の女と、人生に失望し見舞まさに孤独死を迎えようとする頑固一徹の老人を中心に展開する、純愛あり、エロあり、アクションありのブラックコメディで、高齢化社会の裏側をえぐり出す。舞台挨拶には瀧内さんに加え、笹野高史、木下ほうか、渡辺奈緒子、内田英治監督らが出席した。瀧内さんは最初の挨拶で、マイクを握るや我慢できずに手で顔を覆いながら「本当に嬉しいです。夢が叶ったんだと思います…」と涙ながらに語る。笹野さんはそんな瀧内さんを「泣いてらぁ!」と笑い飛ばすが、一方で低予算の中で2年もの歳月をかけてここまで辿り着いた本作の船出に、「泣いてくれてホッとしています。ここに来るまで苦労したんで感慨深いです」と語る。舞台挨拶は新宿の劇場「新宿ミラノ」で行われたが、笹野さんは「学生時代によく来た映画館にいま立っているなんて…年とるのって面白いなと思います」としみじみと語っていた。オーディションで瀧内さんを主役に抜擢した内田監督は「いまは泣いて、イイ女風になってるけど、昔は野良犬っぽい生意気な女優でそれがよかった」と瀧内さんの姿に感慨深げ。木下さんは、俳優としてだけでなくプロデューサーとして参加しているが、予算・キャスティングに、ロケ場所など様々な苦労があったようで、文字通りの手弁当で撮影に参加したこと、借りていた場所を使えなくなりそうでひと芝居打って土下座したこと、笹野さんに怒られたことなどを明かし、会場は笑いに包まれたが、公開にたどり着いてホッとした様子だった。ちなみに、笹野さんは40歳以上歳の離れた瀧内さんとのかなり激しい“濡れ場”があるが、出演について「仕事は断らない信条なので、一晩のたうち回って、家族会議をして、めったにない役だとやらせてもらった」とふり返る。劇中、下半身が使い物にならない老人のための薬も登場するが、プロデューサーの木下さんが“本物”を用意したとか…。笹野さんは、どうなることかと心配だったようで「何もないように(下半身を)ガムテープで巻いた」とのことだが「映画の現場はやはり特殊で緊張しなかったし、必死だった」と特に“問題”は起こらなかったよう。「ちょっとガッカリしました。悔しくて猿ぐつわされた状態で、乳首を舐めてやろうと思ったら俊敏によけられて、それが心残り!」とあけすけに語り、会場は再び笑いに包まれた。『グレイトフルデッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月01日