助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、トイトレにもつながる2歳から始める「おむつなし育児」についてお話しています。おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは? どんなサポートをすればいい? など、詳しく解説! おむつの機能の向上とともに、おむつをはずす年齢が、近年遅くなってきているといわれています。年齢が進むほど、おむつの排泄に慣れている期間が長くなり、トイレトレーニングが思うように進まずに、焦ってしまったり悩んでしまったりするママもいます。 今回は、トイレトレーニングにもつながる、2歳前後の「おむつなし育児」についてお話しします。 おむつなし育児とは?おむつなし育児とは、おむつをせずにおしっこやうんちがだだ漏れというわけではなく、おむつに頼りすぎず、できるだけ自然な排泄の感覚をつけられるようにすることです。おむつをつけたままでもできます。おむつなし育児は、0歳以下の月齢が低いお子さんほど、おむつでの排泄に慣れていないのですすめやすいのですが、2歳ごろからでも始めることができます。 生まれてから2年もの間、おむつの中で排泄をすることを学習したお子さんにとって、トイレという穴のあいた開放空間で排泄をするということを学習し直すことは大人が思っている以上に大変です。トイレやおまるで排泄するという感覚はすぐには育たず、時間がかかります。お子さんに合わせて焦らずゆっくりと進めていくことが大切です。 「おしっこ、出た!」がわかるようになるコツおむつに排泄することに慣れていると、自分からおしっこが出たというのがわからなかったり、うんちが出ても不快感なく気にせずに遊んでいたりすることがあります。まずは思いきってパンツにしてみるというのも良いでしょう。 洋服の着替えや床が汚れることが心配であれば、汚れても気にならないようにシートやマットを引いた場所で過ごす、決まった時間(30分など)だけにする、パンツを○枚濡らしたらおしまいなど、ルールを決めても良いでしょう。 おむつをはずし始めたばかりの時期は、排泄感覚ができていないので頻尿状態になっていることも多いのですが、1〜2カ月程度時間が経つと排尿間隔が落ち着いてきます。出たことがわかるようになったり、出たことを教えてくれるようになったりしたら「ありがとう」「わかったんだね」などと、ほめてあげるようにしましょう。 おしっこやうんちが出るサイン・タイミングは?トイレトレーニングの相談で多いのは、おしっこが出る前に教えてくれない、まだ言葉が出ないからいつ出るのかわからないということがあります。おむつなし育児の基本は、最初はお子さんから尿意や便意を教えてくれることは期待しないことが大切です。おむつの外で排泄する経験を繰り返していくうちに、徐々に感覚をつかみ、排泄前に仕草や言葉で教えてくれるようになってきます。おしっこが出る前のサインとして2歳ごろのお子さんで多いのは、落ち着かなくなる、足を交差させてモジモジする、股間を触るなどがあります。うんちが出る前のサインとしては、おならが出る、いきむ、特定の場所に隠れる(机の下、カーテン、部屋の隅など)などがあります。 サインがわかりにくい場合は、朝や昼寝から起きたとき、ご飯食べたあと、外出から帰ってきたときなどに誘ってみましょう。この時期は、トイレが怖かったり、遊びに夢中で中断したくなかったりすることもあります。おまるにしてみたり、「今はおむつでもいいよ。次はトイレに行こうね」と話してみたりしても良いかと思います。2歳ごろは大人のマネをするのも好きな時期なので、ママがトイレに行くときに誘う、おしっこをするところを見せるなども良いでしょう。 「おしっこ、できた!」のためのコツおしっこが出るサインがみられたら、おまるやトイレに座ってみましょう。お風呂など裸になったときに、おしっこをするようにすると感覚が分かりやすいお子さんもいます。最初は出ないことも多いので、3〜5分程度座らせて様子をみて出なかったり、嫌がったりするようなら切り上げるようにしましょう。おしっこが出やすいように、膀胱の筋肉を緩ませる「シーシー」という声かけや、うんちの場合は、「うーん」という声かけをします。リラックスできるようにトイレに好きなキャラクターのシールなどを貼ったり、歌を歌ったり、絵本を見せたりしても良いでしょう。言葉が発達してくる時期なので、おむつをはずす日を親子で決める、その日におむつかパンツにするかを本人に選んでもらうのも良いかと思います。外出などでおむつにする場合は、「今日はすぐにトイレに行けないかもしれないからおむつにしてもいいかな? トイレに行けそうだったら行くようにするね」などと事情を話してあげてくださいね。 排泄機能の発達は個人差も大きいので、周りの大人が焦らずにお子さんの気持ちに寄り添うことが大切です。パンツでおしっこやうんちをしても慌てたり怒ったりせずに、トイレやおまるで排泄できたときには「スッキリしたね」「良かったね」と一緒に喜んであげましょう。 <参考>おむつなし育児研究所 「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2020年04月27日子どもを0歳から保育園に入れているママのなかには「もう保育園? 早すぎる」「子どもがかわいそう」なんて言われて落ち込んだことがある人もいるのではないでしょうか。実は私もその1人。長女は生後7カ月、長男は生後5カ月で保育園に入れました。今回は、こどもたちを0歳から保育園に入れてよかったと感じた理由を紹介します。 生活リズムが整った! 入眠もスムーズに!入園前は家庭の生活リズムに子どもを合わせてしまうことがありました。夜泣きに疲れ果てて、「子どもがまだ寝ているし、一緒に寝ちゃおう」とお昼前まで親子でぐっすり……なんてことも。しかし、保育園に入ると必然的に起床時間が決まってきます。入園後は毎日同じリズムで生活するので、それに合わせて1日の生活リズムが整いました。 さらに、入眠もスムーズに。抱っこでしか寝ることができなかった長女が、背中をトントンするだけで寝られるようになり感激! 眠たいのになかなか寝られなくて泣き続ける、ということも少なくなり、長女自身もラクになったようでした。 保育士さんと一緒に育児の悩みを乗り越えられた家で育児をしていたころは、育児書やネットの意見が頼り。長女の時代は、周りに育児中の友だちもおらず「これでいいのかな?」と不安になることもありました。 しかし、保育園に入ってからは保育士さんに直接悩みを相談することができ、一緒に悩みを乗り越えられることができました。また、保育士さんの目から見ても気になる点がある場合は、専門機関への受診を促してくれたこともありました。 保育のプロであり、毎日わが子を見てくれている第二の母的存在の保育士さん。そんな保育士さんからのアドバイスはとても説得力があり、心強いものでした。一緒に子どもの成長を見守ってくれる、育児仲間が増えたような気持ちにもなりました。 子どももママも、世界が大きく広がった!保育園に行くと、同じクラスの友だちはもちろん大きいクラスのお兄さん・お姉さんとも関わる機会があり、子どもの世界が広がります。「泣いているお友だちをなでなでしてくれたんですよ」なんてうれしいエピソードが聞けるのも保育園ならでは。友だちとの関わりのなかで子どもの成長を感じることができました。 また、ママの世界も大きく広がります! 入園前は、家族以外と話をしない日もめずらしくなかった私ですが、入園後は職場の仲間・先生・保育園のママたちなど、さまざまな人との関わりが増えました。その新たな出会いは、私にとってその後も大切な存在となりました。子どものことから、仕事のこと、愚痴まで、いろいろなことを本音で話せる友だちができたことは大きな収穫です。 周りからの「かわいそう」という言葉に悩んだ日もありましたが、0歳から保育園に入れることで、子どもにも私にもよかったと感じることがたくさんありました。保育園に入れていても入れていなくても、ママの子どもに対する愛情は同じ! 周りからの声は気にせずに、自信を持って親子ともに保育園生活を楽しむことができました。 監修/助産師REIKO 先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラスト:sawawa著者:久保田さや長女(小6)・長男(小1)・次男(2歳)の母。歯科衛生士。育児と仕事を両立しながら衛生士としてキャリアを積む。第3子出産後は、専門知識や子育て経験を中心に記事執筆をおこなう。
2020年04月15日子どもが0歳から3歳ごろまで使っていた乳幼児グッズ。できれば捨てたくないですが、そうもいっていられません。でも捨てる前にちょっと待って! まだまだ使える物もたくさんあるんですよ。 0〜1歳ごろによく使ったものまずは赤ちゃん用のフードつきタオル。出産祝いなどでもらった方も多いのではないでしょうか。このタオル、赤ちゃん用なので、ちょっと小さめだし、フードがついているので子どもが大きくなるにつれて使いづらくなり、タンスの肥やしになっていることもあると思います。実はこれ、子どもがプールや海に行くようになるころ、大活躍します。体の形に合うように作られているので、プールや海上がりで、ちょっと寒いときに子どもの肩にかけるのにとても便利なのです。 抱っこひものよだれカバーも使い道のあるグッズ。こちらはぜひ、ベビーカーの持ち手のところにつけてください。ベビーカーの持ち手部分は黒色のことが多いので、あまり気にならないかもしれませんが、毎日使っていて結構汚れています。カバーをつければ汚れても簡単に洗えます! 1~2歳ごろによく使ったもの大きめでちょっとどうしよう……と思うのが、おまる。わりとすぐに使わなくなり、あとは、おまる部分にフタをしてトイレに登る際の台にするのが一般的です。ただ、トイレに登る際の台としてもすぐ使わなくなるんですよね。 その後はぜひ、キッチンや洗面台の台として使ってください。安定感バッチリのこの台は、自分でいろいろとしたがるようになる3歳以降に大活躍します。ただし、ご使用前には必ず、商品の取扱説明書などで、ステップとして使用する場合の適用体重をチェックしてくださいね。 3歳くらいに使っていたものすぐにあげてしまったり、捨ててしまうものの1つに小さくなったショートパンツがあるのではないでしょうか。もうパンパンではけなくなったから……と思いきや、子どもの多くは3歳後半くらいから、急に細くなり始めます。縦に伸び始めるんですね。大きく出ていたおなかが引っ込み始め、入らなかったショートパンツが入るようになる、なんてことも多くあります。 やせてきたな……と思ったら、女の子のお子さんをお持ちであればスカート下にはくオーバーパンツに利用するといいですよ! 特に夏のパジャマのショートパンツはやわらかい素材なのでおすすめです。 用途をひとつに絞らないと、意外にも便利に使えるものがたくさんあります! 思い出いっぱいの品々。捨てる前に、ぜひ別の利用法を考えたいですね。 著者:ライター カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年03月01日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が保育園に入園できて喜んでいたのですが、以前、保育園のイベントで知り合ったプロの保育士さんがこう言ってたのを思い出しました。 「保育園入ったら、めっさ(めっちゃ)病気になりますよ〜」 その話が、ホンマにホンマなのか、はたまた実はウソなのかを今日ここで発表したいと思います。 だらららららららら(ドラムロール)ジャ〜ン! げっさ(めっちゃ)ホンマでした。あくまで、わが家の長女N子のお話なのですが、6月に入園して1カ月目は慣らし保育も併せて5〜6日くらいしか通えなかったイメージです。とにかく登園する度に毎回お迎えの電話がかかってきたので、当時は電話がちょっとした恐怖でした。 後に聞いた話ですが、仕事復帰は保育園入園の1カ月後とかにした方が会社に迷惑がかからないので、できる限りそうしてるお母さんたちも多いそうです。ただ、そういう訳にもいかず、結局会社に多大な迷惑をかけてひんしゅくを買うっていうお母さんあるあるをしっかり満喫した方も沢山いるみたいです。 保育園には入れたからって、お母さんは以前の自分には戻れないですよね。頑張れお母さん!負けるなお母さん!! イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週1回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2020年02月12日さまざまな育児アイテムのなかで、2歳を過ぎても使える育児アイテムがあります。育児中の私も、今だからこそ思えることなのですが、いくら期間限定とはいえ2年以上も使うアイテムです。満足のいくものを選びたいと感じました。今回は、私が実際に長く愛用している育児アイテムを厳選してご紹介します! やっぱりコレ! 「マザーズバッグ」 妊娠中にマザーズバッグをワクワクしながら選ぶママも多いのではないでしょうか? もちろんデザイン性も重視したいですが、やはり機能性も大事です。 私が使用しているルートートブランド、マミールーのマザーズバッグの使用歴は5年以上。1人目、2人目と使用していますが、破損することなく使えています。マザーズバッグの選び方は好みにもよりますが、やはり丈夫で軽量であることが第一。さらに両手が空くトートと斜めがけが可能な2WAYタイプがおすすめです。 肩腰の負担が軽い「抱っこひも」 私が買い物に失敗したアイテムが、抱っこひもでした。抱っこやおんぶなんて少しの間だと思い、安価な抱っこひもを購入したのが間違いでした。 そこでエルゴの抱っこひもを再購入。少々値段は張りますが、肩が凝りにくいので気に入っています。新生児用のパッドなどオプションも充実しているので、成長に合わせた使い方ができるのも魅力。2歳を過ぎた今でも役立っています。 長く使えるおもちゃナンバーワン「レゴブロック」 月齢に適したおもちゃを購入していくうちに、家はおもちゃだらけになっていました。せっかく買ったおもちゃも、数日使えばすぐ飽きてしまうことも。 そのなかでも、わが子が飽きずに遊んだ唯一のおもちゃが「レゴブロック」です。特にレゴデュプロシリーズがおすすめ。1歳半ごろ~5歳まで長く使うことができますよ。子どもの創造力次第で何通りものブロック遊びが楽しめるうえに、動物や食べ物などシリーズの互換性があるのも魅力です。 長く使えるアイテムだからこそ、よく吟味して買い物をしたいですね。先輩ママのアドバイスを参考に、2歳を過ぎても役立つアイテムとそうでないものを見極めるのもコツです。すると、賢いお金の使い方ができるはず!? ※掲載した商品画像はすべてイメージになります。実際に購入された商品の使用上の注意をお確かめの上ご使用ください。※ブロックで遊ぶ際は誤飲等にご注意ください。39mm以下(トイレットペーパーの芯を通るもの)は誤飲の可能性があるので赤ちゃんには渡さないようにしてください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。 監修/助産師REIKO著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年02月07日©Disney. Based on the "Winnie the Pooh" works by A.A. Milne and E.H.Shepard. 赤ちゃんが生まれると何かおもちゃを買ってあげたい! と思いますよね。でも、0歳の赤ちゃんが遊べるおもちゃは意外と少なかったり……。何か買ってあげたい! 何を買ってあげたらいいのかわからない! そんな人に向けて、0歳児でも楽しめるくまのプーさんのおもちゃを2つご紹介します。 いっしょにねんね すやすやメロディ/くまのプーさんメーカー希望小売価格 4,980円(税抜) こちらは、0カ月の赤ちゃんから遊べるおやすみトイです。ただのぬいぐるみではありません。赤ちゃんをリラックスさせて、ぐずり泣きに効果がある胎内音を搭載しています。その他、5つのメロディと2つの環境音を搭載。さらに、5つのメロディにはスローテンポの「すやすやメロディ」と、通常テンポがあり、赤ちゃんの様子に合わせて使い分けることができます。 「すやすやメロディ」とは、通常の約1/4スローにしたテンポの音楽のこと。ゆったりとしたテンポが赤ちゃんの気持ちを落ち着け、優しい眠りへと誘います。これなら、ぐずりがちな低月齢赤ちゃんでもぐっすりとねんねができそうですね。ぬいぐるみ部分は手洗いも可能なので、いつでも清潔に保つことができるのもうれしいポイントです。 ※窒息の恐れもあるため、寝かしつけに使う際は目を離さず、赤ちゃんが寝たらそばにはおかないようにしましょう。 はじめて英語絵本でおしゃべり!ゆびさき知育いっぱいできた / くまのプーさんメーカー希望小売価格7,800円(税抜) 8カ月ごろになり、しっかりとおすわりができるようになったら、こちらがおすすめ。指先の発達を促しながら楽しい遊びがいっぱいできます。 まず、上部にある「プーさんのおしゃべり絵本面」では、プーさんと一緒にいないないばあやおしゃべり、絵本遊びをすることができます。しかも、日本語だけでなく英語モードも搭載! 遊びながら22種類の英語に自然と触れることができます。 そして、6つの側面にはそれぞれ違った遊びが楽しめるしくみになっています。【1】音遊び面:メロディやキャラボイスが流れて楽しい!【2】かたち合わせ面:ブロックのかたち合わせや扉の開けしめが楽しめる!【3】ギア・ブロックはめあわせ面:ブロックのはめあわせやギアをぐるぐる回そう!【4】森の時計面:時計の針をぐるぐる回してみよう!【5】ハニーポットのラトル面:シャカシャカふって遊ぼう!【6】つまんでお野菜面:立体のお野菜をひっぱってみよう! これだけの機能が1つのおもちゃになっているので、どんな子どもでもくぎづけになること間違いなし! また、お友だちや兄弟と一緒に遊ぶこともできます。さらに、3歳ごろまで長く使えるのもママとしてはうれしいポイントです。 男の子にも女の子にも人気のくまのプーさん。寒い日が続くのでお外遊びがなかなかできないこの時期、ぜひ1つ持っておくとお家遊びが充実しそうです。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2020年02月05日先日、3歳の長男と7か月の次男を連れて、家族で結婚式に参列。パパとママ、子ども達も楽しく参加できるように、わが家が工夫して助かったことを紹介します。ママの参列コーデはセパレート&パンツスタイルがベスト!今回は授乳中の0歳児と、動きまわる可能性のある活発な3歳児を連れての参列だったため、普段だったらチョイスしているドレスワンピースは諦めました。代わりに、シワになりにくい素材のブラウスにパンツを合わせ、授乳しやすく動きやすいセパレート&パンツスタイルで参列。セパレートにしたことで授乳をパッと済ますことができ、0歳児連れでありながら、ずっと着座して披露宴を楽しむことができました。しかしながら、結婚式では様々なゲストがいて、公の場で授乳することをよしとしないゲストもいる可能性があります。そのため、結婚式の会場に授乳室があれば授乳室で授乳するようにしたり、あらかじめ後ろの方の席をリクエストするなどの気遣いは必要かもしれません。披露宴ではベビーベッドがとっても便利!次男のために、私の席の隣にベビーベッドをリクエストしておきました。これが思いのほか便利!ベビーベッド内を自由に動きまわれ、終始ご機嫌に過ごしているかと思ったら、動きまわって疲れたのかスヤスヤ…。子連れでありながら、ゆとりのひとときがあり、式の途中で感動して涙する余裕もありました。また、今回の結婚式は子連れが多かったのですが、ベッドのおかげで動きまわる他の子どもから、0歳児を守ることができたのもよかったです。子どもに役割を持たせるとお利口に?今回、次男はリングボーイ、長男はフラッグボーイをお願いされました。「途中で泣いてしまって式を台無しにしてしまったらどうしよう」「気分屋の3歳児は直前でやらないと言い出したらどうしよう」などなど不安はつきませんでしたが、事前の練習もあるとのことだったので引き受けました。結果、二人とも完璧に勤め上げ、本人たちはとても満足そうでした。やらせてみて思ったのは、ある程度責任が伴うことを任せてみると、程よい緊張感を保つことができ、いつも以上に式中の話をよく、聞いていたということ。配役を頼まれなくても、御祝儀袋を渡してもらう、おめでとうと言ってみようねなど何か役割を持たせておくとよいかもしれません。結婚式場の近くに前泊すると安心!結婚式場まで日帰りで行ける距離でしたが、念のため近くのホテルに前泊の予約をしました。結婚式前日の移動日、予想した通り、渋滞に巻き込まれ、子ども達は車内でグズグズに。結婚式当日ではなかったので急ぐ必要はなく、高速を降りてリフレッシュ!子ども達もパパママもストレスなく移動できました。これが結婚式当日の移動だったと考えると、グズグズしたまま式場に行くことに…考えただけでゾッとします。持っていって良かったアイテム基本的には、普段持ち歩いているマザーズバックと同じで不便はしないと思います。それに加え、今回は長男専用の子ども用の箸を持っていきました。結婚式場に子ども用のスプーンやフォークの用意はありましたが、いつもと違って使いにくい場合もあるので、普段使っているお箸やスプーン、フォークがあると便利だと思います。結婚式は新郎新婦にとっての一生に一度の晴れ舞台!台無しにしないように、事前に準備できることはしっかりとして、子どもも大人も楽しめるとよいですね。<文・写真:ライターかつき>
2020年01月27日こんにちは、東京衛生病院小児科の保田典子です。私生活では7歳、5歳、3歳の子育て中です。生後半年をすぎると、赤ちゃんも活発に動くようになってきます。寝返り、ずりばい、ハイハイ、つたい歩き……上手に遊んで、赤ちゃんの発達を助けてあげられるといいですよね。今回は、ハイハイ時期のポイントをお伝えできたらと思います。 ハイハイの良いところ一般的な発達の順番としては、首すわり→寝返り→ズリバイ→ハイハイ、の順番で発達していきます。ズリバイ、ハイハイの時期になると、手足を同時に使って動く、自分の体重を手足で支えるようになる、など運動能力や筋力が向上している必要があります。 ハイハイには①手で体重を支えて腕の筋力がアップする②手で地面をとらえるので手の感覚や握力の発達にも良い③両足を交互に動かすので、歩くための準備にもなる など、いろいろな良いところがあります。また、ハイハイすることを含め、さまざまな運動をすることでケガの予防にもつながります。ズリバイやハイハイをするようになったら、ぜひたくさん運動をさせてあげたいですよね。 おすすめの遊びズリバイやハイハイをするようになったら、ぜひ広いところで遊ばせてどんどん動くようにしたいものです。公園で草の感覚を味あわせてあげるのもいいですし(晴れていて地面が乾いている場合)、児童館などで自由に動きつつ、他のお友達を見せてあげるのもいいでしょう。 まだお友達に興味を持つ、お友達と遊ぶという時期ではありませんが、歩いているお友達を見ると、歩きへの刺激にもなると思いますよ。 家でも、親が見ている間はケージを取りはらって、家の中を自由に探検させてあげるといいでしょう。赤ちゃんの後ろから声をかけてあげたり、ママやパパがいるところまで障害物(クッションなど)を置いてあげて、平地だけではない場所をハイハイさせてあげるのもいいでしょう。 気をつけるべき遊びは?ハイハイをしはじめる時期に使用を考えるのが、歩行器やベビージャンパーなどの育児グッズです。歩行器やベビージャンパーは喜ぶ赤ちゃんも多いため、ちょっと親の用事をしたい時などすごく重宝するグッズです。 ただ、ハイハイの時期の赤ちゃんは、腰を曲げているのが自然な姿勢なのですが、歩行器などは赤ちゃんが立つ形になり、自然な体位よりは背骨がまっすぐになり、腰が反る形になります。そのため、この時期に無理に立った姿勢を長く続けることは、赤ちゃんの腰にも発達にも好ましくありません。使ってはいけない、のではなく、長時間の使用は気をつけたほうがいいと思います。 ハイハイしなくても焦らないでハイハイをたくさんして、今後の運動能力向上につなげたいところですが、ハイハイをしない赤ちゃんもいます(私もハイハイをしなかったそうです!)。 ハイハイをしないで歩きはじめてしまった赤ちゃんは、足腰がきちんと歩ける準備が整ったから歩けるようになった、ということなので、「歩くようになったけど、ハイハイをさせなければいけない」と思う必要はありません。 また、寝返りで動いちゃうのでハイハイしない、寝転んでばかりでハイハイしない、という子も焦らなくて大丈夫です。心配であれば健診で発達の具合をみてもらいつつ、焦らずに楽しく動ける遊びをしていけたらいいのではないかと思います。 著者:医師 医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師 保田典子 先生医療法人アドベンチスト会東京衛生病院小児科医師。株式会社メドイース代表取締役。2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。Twitter:@kanoppeInstagram:@atama4970_yasuda
2020年01月24日赤ちゃん時代を振り返ると、慣れない子育てに苦労した記憶ばかりよみがえります。しかし、大変だった日々も過ぎてみれば、あっという間。もっとかわいがってあげたらよかったと後悔することも。その一方で、しておいてよかったと思うこともあったので、お伝えしたいと思います。 赤ちゃんアルバムを作る わが子が生まれてから、たくさんの写真を撮りました。生まれた日にちをめどに、最低でも1カ月に1回は写真を撮っていくと、わが子の成長が目に見えてうれしかったです。 そして、1歳の誕生日までの成長アルバムを作りました。写真を入れるだけではなく、成長をうれしく感じたことなども記しました。7年が経過した今見返すと、一生懸命にわが子と向きあっていた自分を思い出させてくれます。 いろいろな表情を動画で残す 「赤ちゃん時代の写真はたくさんあるけれど、動画が少ない」という話をよく耳にします。そこで私は意識して動画を撮影。泣いている顔や、うんちをする前の困った表情も、バッチリ撮影しています。 手が空いたときに撮影しますが、それだと機嫌のいい動画ばかりになってしまいがち。いろいろなバリエーションの動画を残しておくと、表情豊かなわが子を見られるのでよかったですよ。 育児日記をつける 書店などで販売されている育児日記を購入。授乳やおむつ替えの回数のほか、わが子の様子を1年間日記に記録しました。読み返すと、わが子の小さな成長に感動した気持ちが記されていて懐かしかったです。 時間が経てば忘れてしまうような思いが記録して残り、初心に戻らせてくれます。また、病気をしたときに、どんな風に対処したかなど、過去の経験が参考になることもありました。 ほかにも手形や足形をとる、写真館で家族の集合写真を撮るなど、何かしら”記録”を残しておくと一生の記念になると思います。忙しい子育ての合間を縫って残した記録は、わが家にとってかけがえのない宝物になりました。著者:田中由惟一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2020年01月23日現在5歳と1歳の4学年差の姉妹を育てています。本当は2歳差で欲しいと思い家族計画をしていたのですが、なかなかできなかったり、流産を1回経験したりして、結果的には長女が3歳の誕生日を迎えたころに次女を妊娠しました。今回は、4学年差でよかったと思う点と、大変だと感じる点について述べたいと思います。 よかった点① 下の子とゆっくり過ごせる長女が年少の夏に次女が生まれました。長女が幼稚園に慣れたころに次女が誕生したということは、私にとっても長女にとっても良いタイミングだったのではないかと思います。 長女が登園している間は次女とお昼寝するなど、ゆっくり過ごすことができました。長女も幼稚園に行けば友だちと遊べて、良い気分転換になったみたいです。私の体力がまだ戻っていなくて、長女の赤ちゃん返りが大変なとき、幼稚園の存在には本当に助けられました。 よかった点② 長女は自分のことができる長女は3歳になると、食事やトイレや着替えなどの身の回りのことがある程度自分でできるようになっていました。もし、長女がもっと小さいころに妊娠していた場合、抱っこして椅子やトイレに座らせたり、かがんで着替えさせたりと大きなおなかでのお世話は大変だっただろうと思います。 もちろん、赤ちゃん返りをして、できるのにやらないということはありましたが、私が本当につらいときは状況を理解し、わがままを言うことはなかったので助かりました。 大変だった点① 赤ちゃん返りが大変長女は繊細な子だということもあり、赤ちゃん返りがとても大変でした。「きょうだいの年齢が近いより、離れているほうが赤ちゃん返りが激しい」と先輩ママたちから聞いていたので、きょうだいの育て方に関する本を読んで参考にしました。 例えば、次女を叩いてしまうというような、直接次女にあたることはなかったのですが、おっぱいをあげることを嫌がるので、授乳中は長女に話しかけるなど精神的ケアを怠らないように心がけていました。 大変だった点② 遊び方が全然違う4歳離れていると、できることも楽しいと思うことも全然違います。長女にとって楽しい遊び場は次女にとっては遊びづらく、逆に次女にちょうど良い遊び場では長女は退屈してしまうので、どこにおでかけするかは悩みます。また、家で遊ぶにしても長女のおもちゃは細かいものが多いので、最近まで次女の誤飲の心配が絶えませんでした。 わが家は最初から4歳差にしたいと思って子作りしたわけではないのですが、子どもたちの様子や自分のキャパシティを考えると、この年齢差でよかった気がします。最近では2人が会話しながら遊ぶようにもなり、その姿に癒されています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年12月26日子どもにとって、どのような環境が最適だと思いますか?いろいろな情報がある昨今ですが、私は「ママがご機嫌でいること」が子どもにとって1番だと思います。しかし、ママだって人間。毎日ご機嫌でいるのは至難の技!今回は、私自身がご機嫌に過ごすために、あえて「やめたこと」を紹介します。「手作り離乳食を準備すること」をやめました第1子である長男の育休中、何が1番大変だったかと聞かれれば、迷わず「手作り離乳食を準備すること」と答えます!離乳食の本を読みあさり、子どもが寝たら一生懸命にストックを作る。「1日にこれくらいの栄養が必要だから、これを〇〇グラム…」と準備したにも関わらず、ベーっと吐き出されたり、トレーごとひっくり返されたり…。結局、栄養が足りているのかもわからず、不安でフォローアップミルクを与えて、食事の時間は終了。そんな自分に嫌気がさし、ご機嫌ママとは程遠い日も。そんな経験もあり、次男出産の際に入院していた病院では、離乳食をいかにラクに準備するかを考えました。そんな中とても参考になったのが、小児科医のママが書いた「離乳食は作らなくてもいいんです」という本。「離乳食を始める月齢で不足しがちな栄養素は何か」「手作り離乳食に比べてベビーフードがいかに衛生的か」など、とてもわかりやすく説明されいました。おかげで、市販のベビーフードを次男の食事に取り入れるようになり、離乳食作りに費やしていた時間が、子どもと楽しく遊ぶ時間に変わり、機嫌よく過ごせる時間が増えました。「片づけること」をやめました「ごはんにするから片づけて〜」「お出かけするから片づけて〜」など、1日の中で節目ごとに片づけることをやめました。片づけるのは寝る前の5分間のみ、家族みんなで!片づけるタイミングを1日1回にしたことと、家族みんなですることで、スムーズに楽しく片づけができるようになりました。またソファの後ろにおもちゃスペースを設けたことで、片づけていなくても、ごちゃつきが気になりません。大雑把な気もしますが、0歳と3歳の息子たちと過ごす今のわが家には、1日1回の片づけがピッタリ。家族みんながご機嫌でいられる、丁度良いペースだと思っています。これから息子たちの成長とともに、心地よさは変わってくると思いますが、その都度家族にとってのベストなペースを模索していけたらと思っています。「毎日の服のコーディネート」をやめました人からの見え方を気にしすぎて、毎朝洋服を選ぶのが面倒になっていました。「この前会った時はこの服だったから、今日は雰囲気変えて行かなきゃな」とムダに気を遣ってコーディネートを考えていた私。しかし子どもが2人になり、自分にかけられる時間はほぼなくなり、洋服選びに時間をさくことがもったいなく感じるように。TPOに合う服装は大切だと思いますが、普段の毎日服を制服化することで、朝の準備が格段に早く、ラクになりました。ちなみに育休中の現在は動きやすさを重視!カットソーは授乳しやすく、洗濯機で丸洗いでき、カジュアルすぎないものを色違いで3着。パンツも色違いで2着を着まわしています。「ポイントカードを持つこと」をやめました私はお得なことが大好き!気がつけばポイントカードが財布に入りきらないほど多くなっていました。ジャマだからと自宅に保管していると、いざ使いたい時に手元になかったりしてブルーに。そんなことで気分が落ち込む自分がバカらしく感じて、思いきってほとんどのポイントカードを処分しました。ポイントカードを厳選したことで、「忘れた!」や「損した!」などマイナスの感情と疎遠になりました。バッグの大きさに合わせて、財布を変える時もスムーズです。当たり前にやってきたことを、ちょっとやめてみる。それだけで、毎日のささいなストレスが減り、ご機嫌ママでいられる時間が増えたように思います。これからもイライラが増えた時は、ちょっと立ち止まって考え、「何かやめられることは」と探していきたいです。■書籍情報工藤典子・著/時事通信出版局<文・写真:ライターかつき>
2019年12月24日2019年ともそろそろお別れ。我が家の2019年は、男女の成長の違いを楽しむ1年でした。特に、乳幼児期を過ぎ、あんよやおしゃべりなどが出来るようになる0歳から1歳への成長は目を見張るもの。今回は、我が家の長男の1年の成長まとめを振り返ります。コップやペットボトルでも飲めるようになった!長女と次女の歳の差は7歳。年齢の近い兄弟や姉妹に比べて、次女は「お姉ちゃんに影響される」ことが少なかったかも。我が家の長男(1歳)とお姉ちゃんが2歳差で、そのため長男は「お姉ちゃんと同じことがしたい!」という気持ちが強いように思います。哺乳瓶を卒業すると、まずはストローマグに移行。マグで練習したあとコップやペットボトル飲みができるようになるのが一般的な成長ステップだと思うのですが、長女&次女は3歳頃までコップやペットボトル飲みをしてきませんでした。しかし、今では当たり前のようにコップやペットボトルから飲み物を飲む姉たち。そんな姉たちを見ているからか、「自分も同じ物を欲しい!」と泣く長男。物をしっかり両手で持つこと、しかも液体が入っているのでバランス感覚も大事!コップデビューはなかなか勇気のいる決断でしたが、試しに飲ませてみたら「あれ…?まぁ上手に飲んでいる!」ビックリしたけれど我が息子ながら器用だな〜と思いました。ある時は、遊んでいた長男が「やけに静かだな…またイタズラか⁉︎」と慌てて見に行くと、次女が飲んでいたコップを上手に持ち、正座をして飲んでいたことも。可愛くて笑ってしまいました。まだまだ失敗する時もあるけれど、小さくて軽い容器なら1人でぐびぐび飲めるように!小さな成長のように思いますが、マグを卒業できると荷物も減るし、洗い物も減るんです。長男の成長に、ママとして少しずつ楽になっていくなぁと感動しました。スプーンだってお手の物! カトラリーに憧れる長男元々食べる事が大好きな長男。手掴みで顔中に塗りたくるように、黙々と食べる食べる…。こんなこと、女の子の長女&次女のときにはなかった!しかし、そんな彼に最近ちょっとした変化が。手が汚れるのが嫌なのか、気になり始めたようで、姉たちが持つカトラリーに熱い視線を送るように…。「お姉ちゃんたちが使っているあれを僕も使ってみたい♡」という感じの目つきで眺めていました。まだまだ赤ちゃん時期を過ぎたくらいなので、手掴みが良いと思っていましたが、スプーンやフォークを出してみると「そうそう、コレコレ!」と言って(食べたいと)指を差すように。私がすくって持たせてあげると満足そうに口へ運んでいました。そこで、運命的な出会いが。姉たちはエジソンのカトラリーシリーズを愛用していたのですが、息子はベビービョルンのお皿・コップ・カトラリーセットを購入。それが大正解!小さな子どもの食事中の動きを計算しつくした設計なので、食べこぼしが一気に少なくなり、また子ども自身も「すくって食べる」動作がスムーズにできて嬉しいよう。長男はいろいろおさがりの物が多く、「彼専用」のものが少なかったのですが、これは大活躍中で、今年買ってよかったものナンバーワンかも!食事時間が楽しく、本人も「自分で食べられる」ことにとっても満足気。まだまだ1人で上手には出来ないけれど、これも大きな成長です!コツを覚えると早い、階段の上り下りが上手になった!今まではハイハイかハイハイバックで階段の上り下りをしていた長男。男児だからか、動くことが好き、特に階段の上り下りが大好きなようで、隙あらば自主練に励んでいました。ある時、次女の幼稚園参観の日に、気がつくと「あれ、息子がいない⁉︎」と大慌てで探すと、年長さんのお部屋へ向かって1人で階段を登っていた…なんてことも。長い階段や高い階段はまだまハイハイかハイハイバックでの移動ですが、最近になって短い階段や低めの階段は慎重に一歩ずつ足を踏み出し、立ったまま出来るように進歩。やり終えた後は嬉しそうに何度も繰り返しています。平坦な道でも立って歩くのがやっとだったよちよち時期はもう遠い昔のことのよう。どんどんコツを覚えていくんだね!お気に入りのキャラクターが増えた!アンパンマンが1番好きだった乳児期から少しだけお兄さんになったのか、今年はお気に入りキャラクターに機関車トーマスも仲間入り。初めはアニメや絵本からスタートし、パーシーやゴー(ゴードン)と言えるように!電車や車、くるくる回るタイヤが好きなようで、早くも男児らしい趣味嗜好にシフトチェンジした感じ。最近は、憧れのプラレールもゲットしました!これからお祝いの度に乗り物が増えていくのだろうなと思っています。ついに卒ミ! 外出時の荷物が減って楽チンに乳児期は完ミ育児だった我が家にとって、外出時の荷物が母乳育児のママと比べて多かったのが日々の悩み。飲ませないわけにはいかないので、母乳ママが少し羨ましく思えていました。息子はよく食べ、よく飲む子。生後半年を過ぎ、体重もなかなかのものになった頃、乳児検診で先生と相談をして牛乳に切り替えてみることを決めました。食べる量も更に増え、よく眠ってくれるように…!夜間だけはまだまだミルクかな、なんてドキドキしていたけれど特に問題もなく牛乳へ切り替え。外出時の荷物を減らしてくれた息子の成長に感謝。まだちょっと先のことだけど、次はオムツが外れたら、ママのお出かけの用意はもっと楽&軽量になるはずです。子どもたちのめまぐるしい成長に、「あれ、気が付いたらこんなことも、あんなこともできるように!」と驚く毎日。できることが増えると荷物が減り楽になる反面で、「動けるようになると、ますます目が離せなくなる…」なんて心配も。ともあれ、子どもたちの成長はとっても嬉しく幸せなこと。せわしない毎日だけど、もうして一年を振り返ると、「すくすく大きくなってくれてありがとう」と「わたしも一年間よく頑張ったな〜」と少しだけ誇らしい気持ちに。みなさんも、お子さんの1年を振り返って、成長を感じてみてくださいね♡
2019年12月22日5歳と1歳の子どもの子育て中です。子どもが2人になってからやることが増え、以前と比べて丁寧な育児ができなくなっています。今回は1人目と2人目を比べて、こんなところが変わったということを紹介したいと思います。 おむつを替える回数が少ない1人目のねんね期はおむつかぶれが心配で、1日に15回以上していたおむつ替え。何時に替えたかがわかるよう、育児日記もしっかりつけていました。でも意外と漏れないし、かぶれないということがわかり、2人目のおむつ替えの回数は1日10回未満に。お尻の状態はきちんと確認していましたが、わが子の肌が強いのか、特にトラブルはありませんでした。 ちょっとぐらい汚くても気にならない1人目の子が生後半年を過ぎ、動き回るようになったころは菌や汚れがすごく気になり、紙せっけんや除菌グッズを持ち歩いていました。「汚いから触っちゃだめ」など注意することも多かったです。それが2人目になると、「ちょっとぐらいじゃ死にはしない!」という感じで以前よりおおらかだったため、のびのびと砂遊びや粘土遊びをさせてあげることができました。注意することが多かったからか、1人目は神経質なところがありますが、2人目は細かいことは気にしません。そして、1人目と比べて風邪をひきやすいということもなかったです。 市販のベビーフードも利用する1人目のときは「なるべく手作りのものを食べさせたい」と思い、市販のベビーフードは離乳食期間を通して数回しか食べさせませんでした。おやつも市販のものではなく、甘さ控えめのプリンやクッキーを作っていました。でも、料理する時間がなかなか取れないうえに、1人目の付き添いで外出することが多い2人目。腐ることが心配で、外出先では市販のものをあげていました。市販品を取り入れることで、バラエティーに富んだごはんやおやつを食べさせることができてよかったです。 1人目のときに比べると2人目は丁寧な育児をしていません。でもそれは愛情がないということでは決してなく、周りのママたちの様子もたくさん見て、自分でも経験を積み、「これぐらいで大丈夫」というのがわかったからです。1人目のときは頑張っていた分、私に余裕がなく、笑顔で接してあげられなかったときもあります。2人目にして「いい加減な育児」ではなく「良い加減の育児」になり、それはそれで良いことなのかなとも思っています。 著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2019年11月22日0歳の赤ちゃんに読み聞かせをするべきかどうか、ためらっている人は多いのではないでしょうか。0歳児に読み聞かせをするメリットや実践する際のポイントを知り、読み聞かせの必要性を考えるヒントにしましょう。おすすめの絵本の選び方も紹介します!0歳の赤ちゃんにも読み聞かせは必要?0歳の赤ちゃんというと、字が読めないのはもちろんのこと、多くの場合言葉や絵の意味も理解できませんよね。しかし、たとえ絵本の内容そのものは理解できなかったとしても、0歳児に絵本を読み聞かせるのは決して無意味なことではありません。まずは、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせることで期待できるメリットから確認していきましょう!見るより聞くことがポイント0歳の赤ちゃんの場合、読み聞かせは『見る』よりも『聞く』ことがポイントです。生まれて間もない0歳児は、絵本に描かれた絵や言葉の意味を理解できません。絵本そのものを見て楽しむというよりは、読み聞かせをしてくれる人の『声』を聞くことがメインになります。この時期の赤ちゃんは、まるで音楽を聞くかのように読み聞かせの声の『大きさ』『抑揚』『高さ』『速さ』を楽しんでいます。無理に絵本の内容を理解させようとするのではなく、子守歌を歌うようなスタンスで赤ちゃんと一緒に楽しめるとよいですね!親子の時間を大切にできる0歳の赤ちゃんへの読み聞かせには、『親子の時間を大切にできる』というメリットもあります。言葉や文字の意味を理解できない0歳の赤ちゃんにとって、読み聞かせは『お話を読んでもらう時間』ではありません。『好きな人の声や体温を感じながら、触れ合いを楽しむ時間』なのです。乳児から幼児にかけての時期に親との親密な関係を築いていた人は、思春期以降の共感性や社会性が高い傾向にあるといわれています。読み聞かせを通じ、親子の絆を深めていけるとよいですね!読み聞かせ方のポイント赤ちゃんに読み聞かせをする際は、どのような点に注意をすればよいのでしょうか。具体的なポイントを3つ紹介します!赤ちゃんの反応を見ながら読む赤ちゃんに読み聞かせをするにあたり、まず意識したいのが『赤ちゃんの反応を見ながら読む』という点です。0歳の赤ちゃんは、そもそも絵本がどのような物なのかを知りません。当然ながら、『前から読む』『1ページずつ順番にめくる』といった基本的なルールも理解していないのです。そんな赤ちゃんに、「お話を最初から最後までしっかり聞かせてあげよう」と考えても、残念ながらなかなかうまくいかないでしょう。正しい読み方にこだわらず、赤ちゃんが笑ったり、声をあげたりしたポイントに注目しながら「○○だね」「きれいだね」など声をかけてみましょう。たとえ順番がバラバラでも、最後まで読み切れなくても、赤ちゃんのペースに合わせてあげることが大切ですよ!読むときの姿勢も意識して赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするときは、赤ちゃんと触れ合える『姿勢』も意識するとよいでしょう。先述の通り、赤ちゃんにとって読み聞かせは『好きな人の声や体温を感じながら、触れ合いを楽しむ時間』です。より濃密な触れ合いを体感できるよう、『ねんね』の赤ちゃんなら隣で横になって、『お座り』の赤ちゃんなら膝に乗せるなど、赤ちゃんの月齢に合わせて密着できる姿勢を選ぶのがおすすめです。絵本を読み聞かせながら、同時に守られている安心感を赤ちゃんに与えてあげられるとよいですね!絵本をおもちゃにしても焦らない『絵本をおもちゃにしても焦らない』というのも、0歳の赤ちゃんに絵本を読み聞かせる際のポイントです。好奇心旺盛な赤ちゃんは、興味を引かれた物があると何でも手を出したくなるものです。それが絵本の場合、読み手にお構いなしにページをめくろうとしたり、破ってしまったりといったこともあるでしょう。親としてはつい止めたくなりますが、ここで焦る必要はありません。知らない物に興味を抱き、触れたいと感じるのは赤ちゃんの成長に必要な過程です。ある程度の汚れや破損は仕方ないと割り切って、赤ちゃんの好奇心に付き合ってあげられるとよいですね!夢中になれる絵本の選び方では、赤ちゃんが興味を持つ絵本はどのように選べばよいのでしょうか。特に覚えておきたい選び方のコツをチェックしていきましょう!カラフルな色使いとはっきりしたデザイン赤ちゃんに読み聞かせる絵本を選ぶなら、『カラフルな色使い』『はっきりしたデザイン』を重視するとよいでしょう。生まれた直後の赤ちゃんの視力は、一般的に0.01~0.02程度といわれています。その後、生後6カ月で0.1程度、1歳でようやく0.2程度になるのです。そんな赤ちゃんの視力を考慮すると、絵本はやはり目に留まりやすいカラフルなデザインが必要です。たくさんの絵本の中でも、一際目立つタイプの物を選ぶようにすると赤ちゃんにも興味を持ってもらいやすくなるでしょう。商品名: しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 0~2歳児向け 絵本価格: ¥950(税込) しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ) 詳細はこちら 音が出る物、言葉のリズム『音が出る物』『言葉のリズム』など、耳に入る刺激に注目するのも赤ちゃんへの絵本選びのポイントです。『聞く』ことを重視する時期の赤ちゃんは、音が鳴る仕掛けがされている絵本や、文章に擬音語が多く使われている絵本を好む傾向にあります。物語の内容というよりも、音の楽しさや口に出したときの文章のリズムを重視するのがおすすめですよ!商品名: 脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)価格: ¥1,674(税込) 脳科学からうまれた あなぽこえほん 詳細はこちら 布絵本など安全な物を0歳の赤ちゃんに絵本を選ぶなら、『安全性』についても忘れずにチェックしておきましょう。この時期の赤ちゃんが絵本の読み聞かせをされる際に見られがちな行動として、『舐める』『破る』『落とす』があります。これらの行動は、絵本の材質によっては重大な事故を招いてしまいかねないものです。万が一の事態を考慮して、布製の絵本など、安心して遊べる絵本を用意してあげましょう。商品名: エリック・カール はらぺこあおむし どこでもソフトブック価格: ¥2,160(税込) はらぺこあおむし どこでもソフトブック 詳細はこちら ママもカラフルな絵本の世界を楽しんで「言葉も知らない赤ちゃんに読み聞かせをしても…」そう考える人は多いでしょうが、だからといって、決して早すぎるということはありません。たとえ言葉や文字の意味が分からなかったとしても、大好きなママ・パパの体温と声に包まれる読み聞かせは、赤ちゃんにとってとても楽しい時間です。無理に物語を理解させようとするのではなく、親子の触れ合いの一種として気軽に日常に取り入れましょう。デザインや音・リズムなど、赤ちゃんが興味を持ちやすいポイントもチェックして、カラフルな絵本の世界を親子一緒に楽しめるとよいですね!
2019年09月19日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!息子は0歳の時に離乳食を全然食べなかったのでとても苦労しました…。生後5か月ごろの初期離乳食の事を描いた記事は こちら です。今回は1歳~1歳半の離乳食完了期のお話です。■1歳ごろは順調だった…1歳が過ぎた頃、食べれる食材が徐々に多くなり、とても順調に進んでいた離乳食…お肉はあまり食べてくれませんでしたが、炭水化物も野菜も魚も嫌がらずパクパク食べてくれるので、このまま順調に幼児食へと徐々に移行していけるだろうと余裕さえ感じていた頃…■突然の拒否するように…!味がわかるようになったのか? 好みがでてきたのか?急にいろいろと拒否しだした息子…!ご飯もパンも野菜も卵も魚ももちろんお肉も拒否…食べてくれるのは麺類とポテトのみ!!!バレないように柔らかく小さくした野菜を忍ばせてもすぐにバレてしまう始末…。■作ったものを捨てる苦労の日々…それでも何とか食べてもらおうと色々作って出すのですが、結局同じものしか食べず、毎回ほとんど捨てる(もしくは私が食べる(笑))しかありませんでした…1歳半になった現在は徐々にご飯や豆腐、フルーツなど食べてくれるようになってきたのですが、まだまだ野菜や魚、お肉など色々なものを食べるようになる日々は遠そうです…。他の子と比較しすぎず、焦り過ぎず進めていきたい…またしばらくしたら離乳食事情について書きたいと思います!
2019年09月02日私は、0歳6カ月で子どもを保育園に預けました。「まだいいんじゃない?」という周囲の声も多いなか、私が0歳6カ月で子どもを保育園に預けてよかったと思う理由を、保育園の状況や子どもの変化とあわせてお伝えします。 ママ以外の人と接する機会になる出産してからは家で赤ちゃんと2人きりという方も多いと思います。実際に私もその1人でした。そのため、わが子がほかの赤ちゃんや大人と接する機会はほとんどありませんでした。 保育園に預けてからは、ほかの赤ちゃんと1日を過ごしたり、先生にミルクをもらったりすることで、子どもにとっていい刺激になったと感じています。保育園で過ごすなかで、わが子はより感情豊かになり、さらに成長が感じられるようになりました。 病気への耐性がつく私の子どもは、保育園入園2週間で風邪をもらい、生まれて初めて熱・鼻水・咳などの症状が出ました。かわいそうだとも思いましたが、保育園にいる看護師さんからは「外に出ると体が強くなるのよ~」という話も。 病気は一度かかることで免疫ができるともいわれています。病気にかかることは私にとっても子どもにとってもつらいことではありましたが、結果的には、病気への耐性がつくきっかけになったと感じています。 保育士さんの心強いサポート新米ママの私にとって、初めての子育てはわからないことばかり。成長過程で不安に思うこともたくさんありました。保育園に入ってからは、保育のプロである保育士さんに子どもを見てもらい、相談したり不安を話したりすることで、私自身が安心して子育てができるようになりました。 気軽に話せる大人がいるということは、ママの負担を軽減することにもつながります。何かあったときにも相談することで安心できますよね。 私の場合、親以外の人が子育てに関わってくることは、いい経験につながりました。子育てで困ったときや誰かに相談したいと思ったときに、心強い味方になってくれる保育士さんや保育園。保育園に預けたことは、子どもにとっても私にとっても、いい意味で大きな変化となったと感じています。著者:今井さくら一児の女の子のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年09月02日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。 こんにちは、保育士の中田馨です。体を清潔にする習慣の一つに「手洗い」があります。 そもそも「手洗いっていつから取り入れるの?」とママから質問がされることもあります。 今回は、手洗いを始める時期と楽しく手洗いを取り入れるコツを話します。 「きれいで気持ちいい」を毎日の習慣にするきれいにして「気持ちいい」「スッキリした」という気持ちは、毎日繰り返すことで身についていくものです。 毎日続けていると次第に「気持ちいい」「スッキリした」という気持ちが育ちます。 習慣にすることで、トイレのあと、食事の前後は手を洗うということが分かってきます。少し手間に感じることもあるかもしれませんが、楽しい雰囲気の中で声かけをしながら進めてみましょう。 0歳の手洗いの方法0歳児の時は、なんでも手で触って舐める時期。低月齢のころは口の中に手を入れてヨダレでベトベトになります。よだれで手が汚れるときは「手をきれいにしようね」と、濡れたガーゼでこまめに拭いて「スッキリしたね」と気持ちを代弁してあげましょう。 高月齢になると離乳食を手づかみ食べするので、よだれ以外で手がベタベタになることも増えてきます。離乳食が始まると、食前食後の生活の節目も手を拭くことを取り入れます。 よつばいやつかまり立ちができるころになったら、ママが抱きかかえて手を洗えるようになってきます。0歳児のときのポイントは、手を拭くときも手を洗うときも、遊びのひとつとして楽しく取り入れることです。 1歳の手洗いの方法1歳になると、1人で立てたり歩けるようになります。外出先でも歩くようになり、公園などに遊びに行く機会も増えるので、気づくと手が汚れていることもあります。 しかし、まだ一人では洗うことができませんので、ママと一緒に手洗いをします。このとき、ママも一緒に石鹸をつけて手を洗いましょう。「手のひら~」「手の甲~」と言うようにママが見本になり、子どもはまねっこをしながら楽しく手洗いを取り入れます。踏み台があると洗面台に立たせることができるのでラクチンです。 1歳の手洗いのポイントは、生活の変わり目にママと一緒に手洗いすることを取り入れることです。 2歳の手洗いの方法2歳になると「自分でしたい!」という気持ちが芽生えてきます。といってもまだまだ一人でしっかり洗えるわけではありません。でも「自分で手を洗いたい!」という気持ちが強いということは「手を洗う」習慣が身についてきているということです。この時期に「正しい手の洗い方」を少しずつ教えていきましょう。 子どもの「やりたい!」という気持ちを大切にしながら、ママはさりげなくサポートをしてくださいね。また、なぜ手を洗うのかの意味を少しずつ伝えていきます。手洗いの絵本を読んだりしてもいいですね。 2歳の手洗いのポイントは、自分でできるように、ママはサポートすることです。 手洗いはまずは「カンタンな習慣」からスタートします。手洗いをしたがる時期、嫌がる時期など、その時々によって子どもの反応はさまざまだと思います。「絶対に習慣にしなくては!」と頑張りすぎず、嫌がるときは「じゃあ、今日はタオルで拭くよ」など、その時その時で切り替えてみましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年08月20日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本さんからメッセージです。 こんにちは。助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本です。おむつなし育児をやってみたいけど、1歳を過ぎたらできないの? というご質問がありました。 実は何歳からでもおむつなし育児は始められます。今回は1歳からの始めるポイントについてお話します。おむつなし育児によって、本格的なトイトレがラクにスムーズに進みます。 1歳からおむつなし育児を始めるのは遅い?1歳からでも始めるのは遅くはありません。 しかし、生まれてから1年間「おむつの中でおしっこをする」ことに慣れてきたお子さんにとって、トイレという穴の空いた空間におしっこをするという新たな行動を学習し直すことは大人が想像するよりも大変です。膀胱の筋肉を緩ませてトイレやおまるでおしっこをするという感覚はすぐには育たないことがあります。しかし、大人の真似をしたり、歩行などの身体機能も発達して、言葉も理解してくるのでやりやすい点もあります。また、うんちや溜まったおしっこを出すとスッキリするという快感も感じやすい時期です。 おむつの外におしっこやうんちをする感覚を覚えよう1歳過ぎの場合、まずは思いきっておむつを外して、おしっこやうんちを自分の体から出ていることを知らせてあげましょう。赤ちゃんはおしっこが出るとすぐに下を向いて確認します。その経験を何度も続けていると、おしっこをしたいという感覚と、するために膀胱の筋肉を緩めて外に出すという感覚が連動してきます。初めておむつを外したときは、この感覚ができていないので、頻尿状態になっていることが多いのですが、2〜3カ月経つと、排尿間隔もあいて落ち着いてきます。おしっこが出ている間、「シーシー」という合図を出してあげて、その合図で膀胱の筋肉を緩ませておむつの外で排泄するということを、焦らず繰り返し教えてあげましょう。 サインやタイミングは? どのように対応する?タイミングでわかりやすいのは、下記のようなとき。・寝起き・外から帰ってきてから・ご飯のあと(授乳や飲み物を飲んだあと)・寝る前・入浴前後・抱っこやおんぶから下ろされたとき・チャイルドシート、ベビーカーから降りたとき わかりやすいサインは、下記のような行動。・ある決まった音(ちっちなど)を出す・自分のお股を触る・おむつなどを触る・落ち着かなくなる(足をモゾモゾなど)・うんちの場合、いきむ、オナラが出る、動きが止まるお漏らしなどで、おうちの掃除や洗濯が大変な場合には、1日何枚までパンツを濡らしたら終わり、15〜30分ぐらいの決まった時間だけにするなどでも良いと思います。サインがみられたらおまるに座らせてあげたり、トイレに連れていってあげたりしましょう。 嫌がったら無理強いせずにおまるやトイレに連れて行って、嫌がるようであればすぐに切り上げます。遊びに夢中な時などは、難しいこともあります。2〜3分待って出なそうな場合にも切り上げるようにしましょう。その時に出なくても、おむつをしたらすぐにするという時もあります。その場合は、タイミングはあっているので、おむつをしたままで座って排泄してみても良いでしょう。おむつにしたうんちを一緒にトイレに流したり、大人がトイレでしているのを見せるのも良い方法です。もし、床でおしっこをしてしまっても、子どもがショックを受けないように、怒らずに騒がないことが大切です。トイレやおまるでできたら、「ありがとう」「上手だね」と声かけをしてあげましょう。1歳からのおむつなし育児は、おしっこやうんちをおむつの外へ出すという感覚を覚えるまで、ゆっくり時間をかけるということが大切です。それをしているうちにトイレトレーニングに自然に進めていける時期です。 保育園に行っていても、おうちにいる時だけでもできます。2歳クラスで始まる保育園でのトイレトレーニングにもスムーズに移行することができます。ゆるく楽しく、おむつなし育児をしてみてくださいね。引用・参考文献 :おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年08月12日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!今回は私が買って良かった! と思った息子が0歳児のときに「育児グッズ」をご紹介させていただきます!■1つ目は…象印ステンレスマグまず1つ目は…産後1か月過ぎた後、赤ちゃんとの外出時にとっても役立ったグッズです!ステンレスマグは種類がたくさんあるし、どれがいいのかネットの口コミなどを調べまくって選びました! 軽さや機能性が高く、使いやすくてかなり重宝しました。今は私が使ってますが、もう少し息子が成長してストロータイプを卒業したら、また息子用に活躍しそうです。商品名: 象印 ステンレスマグ 象印 ステンレスマグ(Amazon) 象印 ステンレスマグ (楽天) ■2つ目は…アクリア コップでマグ ストロータイプ2つ目は離乳食が始まった頃、麦茶などを飲ませるようになった時にとっても役立ったグッズです!どうやったストローで飲んでくれるようになるんだろう…と悩んでいた時にお友達に教えてもらったアイテムで、ほんとにこのコップでマグを使用したら1回ででストローが使えるように! とっても助かりました~。今は使用していませんが、そろそろコップで直接飲む練習もしたいので、フタを外して普通のコップとして使用しようと思っています。商品名: リッチェル アクリア コップでマグ ストロータイプ リッチェル アクリア コップでマグ ストロータイプ(Amazon) リッチェル アクリア コップでマグ ストロータイプ (楽天) 今回は私が実際に使って役に立ったな~と思った「育児グッズ」を2つ紹介させていただきました。またそのうちオススメの育児グッズをご紹介できたらと思います!
2019年07月27日現在、9歳・8歳・6歳・2歳の4人の子どもがいます。ようやく子育てが落ち着きましたが、過去を振り返ったとき、あまりの大変さに記憶が飛んでいた時期があります。それは3歳・2歳・0歳の三兄妹を育てていた過酷な時期。どのような状況だったのかをご紹介します。 見ず知らずの方にも励まされる日々「過酷な時期」だった当時、3歳の長男、2歳の次男、0歳の長女の3人を連れて歩いていると、見ず知らずの方々に「大変ね!一気に大きくなるから頑張って!」と、たくさん声をかけてもらっていました。 自分自身あれよあれよと3人の母になり、「子育てはこれが普通だ」と思っていたのですが、幼い3人を連れて歩いている姿は、地域柄や時代も相まってめずらしいものだったのかもしれないと今になって思います。 3人の子育てで配慮していたこと毎日、3人の同時または交互の欲求にひたすら答え、あっという間に日が暮れる生活でした。1人に時間がかかるとほかのことができなくなってしまうため、子どもたちを泣かないように、兄妹間の感染を防ぐために1人も風邪を引かせないように、と神経を尖らせていました。 また、わが家は2階のある戸建てなのですが、私が目を離したすきに、子どもたちが階段を使うと危険だと感じ、夜も布団を1階に持ってきて、ほとんど1階だけで生活をしていました。 つらかったことが夜泣きとお風呂!また、わが家の長男は3歳までほとんど言葉が出ませんでした。周りの人が言っていることはわかり、自分の意思もあるのに、うまく伝えられないもどかしさ。その影響か、ひどい夜泣きが3歳まで続きました。毎晩1時間から2時間ほど泣きわめくのです。 2歳の次男もその泣き声で目を覚まし、0歳の長女は授乳時間に夜泣きが被ると一緒に泣き、忍耐の日々……。お風呂も私がひとりで入れており、長男もひとりでお着替えができないので、冬は私が湯冷めをしながら3人の着替えをしていました。 4人目の子どもたちをを育てていて思うことは、「3歳はまだまだ赤ちゃんの延長」ということ。2人の兄役でたくさん我慢させた長男のことをかわいそうに思うこともあります。でも、過ぎてみれば本当にあっという間で、3人とも一気に大きく頼もしくなりました。私自身も頑張って育ててきてよかった! と思っています。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月17日歳の離れた3人目の子どもが、この春から保育園へ通い出しました。0歳で入園させることに最初は罪悪感でいっぱいでしたが、いざ通い出すと積極的に園生活を楽しむ姿が! 実際に通わせることで、保育園の良さを知ることができ、「かわいそう」から「よかった」へ気持ちが変わっていったエピソードを紹介します。 3人目にして初めての保育園生活歳の離れた3人目の次女が、保育園の0歳児クラスに入園。上の子たちは3年保育の幼稚園だったため、保育園生活も0歳での入園も初めての経験でした。 保育園という場所をよく知らなかったことと、0歳で入園させるということが重なり、入園前は「小さいうちから保育園に入れるなんて、かわいそうな選択をしてしまった」と罪悪感でいっぱいでした。 保育園で見せた次女の新たな一面そんな罪悪感を持ったままスタートした保育園生活でしたが、親の心配をよそに次女本人はのびのびと集団生活を楽しんでいました。家ではとても甘えん坊な次女ですが、集団生活では泣いているお友だちををグイグイ引っ張るお姉さんタイプで、控えめな上の子たちとの性格の違いに大変驚きました。 保育園に入園させなければ見ることがなかっただろう、そんな次女の新たな一面に感動するのと同時に「保育園ってすごい!」という感情が芽生えました。 「かわいそう」から「よかった」へこれまで幼稚園しか知らなかったため、漠然と「小さいうちから保育園に通わせることはかわいそうなことだ」と思っていました。でも、全力で集団生活を楽しむ次女の姿を見て、「保育園に入園させてよかった」と心から思えるようになりました。 さみしくて泣いてしまうこともありますが、いい先生やお友だちに囲まれて、これから素敵な保育園生活を送れるのではないかと思っています。 初めて保育園に入園させるときは、罪悪感や不安でいっぱいの方も多いかと思います。でも、「入園したら想像していたものと全然違った!」なんてことも、大いにあるのではないかと感じています。 イラスト:sawawa著者:戸塚麻心発達障害のある長男、長女、年の離れた次女の三児の母。保育園・アパレルなど幅広い業種を経験し、結婚・出産。子育て中に2級FP技能士を取得し、コンサル会社に勤務。現在は不定期でアシスタント業務をしながら記事を執筆中。
2019年07月13日こんにちは、保育士の中田馨です。1歳が近づいてくると、そろそろトイレトレーニングが必要なのかもと思う時期に入ってきます。よく聞くのは「夏の間にトイレでできるようになっていたほうがいい」ということ。幼児期に向けて、スムーズにトイレに行けるように、0歳児からできるトイレトレーニングについてお話しします。 0歳児からトイレトレーニングしてもいい?赤ちゃんが嫌がらず、ひとりでおすわりができるようになっていれば、0歳児からトイレトレーニングをしてもOKです。まずは生活の一部に「トイレ(おまる)に座ってみる」ということを取り入れて、毎日の習慣にしてみましょう。 おすわりできる前にできることはある?おむつをこまめに替え、おむつを替えたあとは「スッキリする」ということを、ママが言葉と表情で伝えることが大切です。「〇〇ちゃん、おむつを替えようね」「新しいおむつになって気持ちがいいね」など、楽しく会話をしてみましょう。 まだねんねの時期でも、おむつ替えのときにこうした声かけをすることで、トイレトレーニングの下地をつくることができます。 ママも赤ちゃんも心に余裕のあるときにスタートトイレトレーニングを始める時期は、ママも赤ちゃんも心の余裕があるときにしましょう。赤ちゃんが不安がるような時期に、あえて始めなくてもいいですね。 夏にスタートするのがいいからといって、体調が悪いときや、イヤイヤ期のまっただ中のときには、少し落ち着くのを待ってもいいと思います。 トイレトレーニングのステップ・トイレに座る時間を決める1日の生活の中で、トイレに座る時間を決めてみましょう。起きたあと、寝る前、食事の前後、外出の前など、ママと赤ちゃんのタイミングで決めるといいですね。「いつもこのタイミングで出ているな」という赤ちゃんの排泄のリズムがあれば、それに合わせてみてもいいですね。 ・まずはおまるや便座に座ることトイレに行って、出なくても大丈夫です。まずはトイレという空間で、便座に座ることに慣れるところから始めます。トイレに慣れるためにも、1日1回から始めてみましょう。 途中で嫌がるようになったら?最初はすんなり座っていたのに、途中で嫌がるようになる子もいます。そういった場合、無理強いはおすすめしません。トイレに行かない日があっても大丈夫。赤ちゃんの機嫌のいいときやタイミングを見計らって、トイレトレーニングを再開しましょう。 ママも「トイレトレーニングしなければいけない」とは思わずに、「トイレに遊びに行こう」くらいの気持ちで取り組んでみましょうね! 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年06月24日2児の母、モチコです。子どもは5歳の娘と2歳の息子。ほぼ毎日ガミガミ言ってしまいますが、基本的に子どもはかわいいし、「子育てもう嫌だ!」となることはありません。…が、先日「もうしんどい!」となったときがありました。■娘は病気、息子は遊びたい…そんななか救急病院へそれは先日、5歳の娘イチコがおなかの風邪をひいたときのこと。そんなこんなで疲れ果てて1日が終わりました。やっと寝られる! はずが…深夜1時ごろにまたイチコが連続で嘔吐!「#8000」に相談したら「救急にかかってください」という指示!そんなに重い病状なの!?■子どもたちのイライラ欲求わかるけど、母も限界……ということで、車を運転して救急病院へ。結局重体でも重い病気でもありませんでした。水分の摂取方法の指示だけ受けて帰宅。あー良かった!そして翌朝…結局2時間半+2時間半の睡眠(しかも途切れ途切れ)で二太郎に起こされ起床。おはよ。ただこの日は休日。旦那がいる!「ちょっと休めるかも!」と思ったのですが…。前日外に出られなかった二太郎は朝からイヤイヤ&ワガママが1.5倍。そして「お母さんじゃなきゃダメ!」状態。回復してきたイチコは「おなかへった!」と泣き叫びますが、もちろんいきなり食べ物はNGなので、飲み物を少しずつ与えなだめます…。そしてイチコももちろん「お母さんそばにいて!」状態。チチオも子どもたちをあやそうとしますが、2人が競うように「お母さん!」となっているともう逆効果…。二太郎のイヤイヤの理由はとてもわかる。そりゃストレスもたまるわ。イチコもおなかが空いてつらいんやんね。回復してきた兆しやから喜ばしいこと。わかってる。イチコも二太郎の怒りも理不尽なものではないことはわかってる。でも…■子どもたちの気持ちを受け止めると、母の気持ちは…二太郎に「姉ちゃんが体調悪いからおうちで遊ぼうね」といくら説得しても怒り暴れられ、イチコに「少しずつじゃないとまたゲーしちゃうから我慢しようね」といくら説明しても泣き叫ばれ、「お父さんと遊んどいで」「お父さんにしてもらったら?」もすべて却下。四六時中2人にギャーギャー言われている状態。とはいえ2人の気持ちもつらさもわかるから「もうワガママ言わないで」とも言えないし、2人の気持ちを受け止めるしかない。となると、私の気持ちの持っていきどころはない…。そしてできることは、ただただ子どもたちをなだめるだけ。昨晩しっかり寝られなかったこともあり疲れはピーク!そんななか、イチコがたまたまお昼寝。そのタイミングで二太郎がたまたまお絵かきをし始め、私はやっと誰からも何も言われない時間!となったときに…子どもから離れ、布団で大泣きしました。もう限界でした。■「育児しんどい!」って言いづらいけれど…心にたまったイライラやストレスや疲れが爆発して、涙や叫び声になって私から噴き出した感じ。こんなに大泣きしたのは、二太郎妊娠中に情緒不安定になったとき以来。もう本当につらかったです。ただ、ここで大泣きしたおかげで、少し気持ちは楽になり、その日1日耐えられました。私の様子を見て「これはヤバい」と悟ったチチオが、二太郎のイヤイヤが少し落ち着いたタイミングで二太郎を外遊びに連れ出してくれたので、異常なイヤイヤを繰り出す二太郎と離れる時間を持てたのも、耐えられた理由なのかもしれません。その後、イチコは食べられるようになったら普段どおりに戻り、二太郎も数日後、異常なイヤイヤは落ち着きました。そして2人が普段通りに戻っていく間に、私もいつも通りの親バカに戻りました。笑それにしても、本当にこのときはつらかった!「育児しんどい!」と心から思いました。でも「育児しんどい!」って、とても言いづらいんですよね。「母親失格なんじゃ…」って思ってしまいますし…。それに今回だと「病気でつらいイチコの方が、私よりつらい!」「外に出られない二太郎だってかわいそう!」と、子どもを気にかけて自分の気持ちをないがしろにしがち。ただ限界を感じた私としては、「子ども優先とはいえ、自分優先の時間も作らないと、結局みんなもっとつらくなる」ということを強く感じました。これからも育児を楽しみたい!そのためにも、子ども優先の時間と自分優先の時間、両方を確保していこうと思いました。\モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2019年06月24日こんにちは、保育士の中田 馨です。雨の日に赤ちゃんと過ごす1日。いつもならお外に出て遊ぶこともあると思いますが、雨の日はお外に行けないので時間が進むのが何となく遅いのではないでしょうか? 保育所でも同じです。雨の日は「何をしようか?」と先生も考えます。そこで、0歳の赤ちゃんとお家でできる遊びを紹介します。 絵本雨の日は、ゆったりと絵本を読む時間が取れる日でもあります。いろいろな絵本を読んでもいいですし、ママと赤ちゃんが好きな絵本を繰り返し読むのもOK。 文章が長くて「まだ赤ちゃんには早いかな?」という絵本も、文章を読まなくても絵を楽しみながらページをめくっていってもOKですよ。 ふれあい遊び赤ちゃんが大好きな遊びはママとのふれあい遊び。マッサージやコチョコチョをして、いっぱい肌を触れ合って遊ぶといいですね。歌に合わせたふれあい遊びはたくさんありますが、私は自分で作った歌や替え歌でもよく遊んでいます。子どもの名前も入れ込んで歌うと、赤ちゃんも大よろこびです。 また、「いないいないばあ!」遊びも定番のふれあい遊び。手で顔を隠して「ばあ!」と出すだけの単純な遊びですが、ママの顔が隠れているときのドキドキ感と「ばあ!」と出てきたときのワクワク感。何度もすることで、赤ちゃんは身震いするくらい喜んでくれます! 手遊び歌に合わせてする手遊びは、赤ちゃんが好きな遊び。たくさんの手遊びを知っていなくても大丈夫。ママが知っている手遊びを何度も何度も繰り返して遊んでみましょう。 繰り返しすることで、赤ちゃんも簡単な振り付けをできるようになってきます。赤ちゃんと向い合わせになってするのもいいですし、膝に抱っこして、赤ちゃんの手を持って一緒にするのもいいですね。 風船遊び風船も赤ちゃんの好きな遊びの1つです。カラフルな風船を何個も膨らませて、ポーンと投げて遊んでみましょう! 段ボールでトンネル遊びハイハイができるようになったら、段ボールでトンネルを作って遊んでみましょう。ママも一緒にハイハイしてトンネルをくぐってみましょうね。 雨の日だからこそ、赤ちゃんと一緒に楽しめるお部屋遊びはたくさんあります。このような遊びは、赤ちゃんの五感を刺激して感情や身体能力の発達も促してくれます。遊びに「こうしなければいけない」というルールはありません。ママも赤ちゃん目線で楽しんでみましょうね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年06月17日1人目が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝た後に趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話しをすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。寝かしつけた後にもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年06月09日私は仕事復帰のために、子どもを0歳で保育園に預けることになりました。保育園では季節ごとにいろいろな行事があると入園のしおりに書いてありましたが、0歳児はどのように参加するのか疑問に思っていました。そこで、私の子どもが通った保育園の行事を紹介したいと思います。 夏はプールの代わりに沐浴7月に入ると保育園の0歳児クラスでは沐浴がありました。保育士さんがぬるま湯を入れた大型のタブに、子どもを1人ずつ入れてくれます。沐浴は子どもの汗を流してあせもを防ぐ効果もある、と保育士さんが教えてくれました。 私の子どもは汗をたくさんかく子だったので、保育園で沐浴の時間があってありがたかったです。子どもも沐浴を嫌がらず、保育ノートにはお湯を手でかきわまして遊んでいたと書かれていました。 毎日沐浴の時間があったので、持ち物のバスタオルを洗濯して乾かすのが少し大変でした。 全員参加の運動会運動会では0歳児の参加は1種目だけで、かけっこがありました。歩ける子は歩行器を使って、歩けない子は親に抱っこされて10m先のゴールを目指します。 プログラムは1番目に組んであるので、出番が終われば参加賞のおもちゃをもらってお帰りです。そのあとは他の園児の種目やお遊戯を見たりと自由参加になっていました。 全員参加の行事では、お迎えの時間が違ったりして普段会わないママさんたちと話をすることができる、いい機会になりました。 冬の発表会・クリスマス会 0歳児クラスは歌や踊りの出演はなく、他の園児の発表時にステージに一緒に並ぶという形での出演でした。頭に星やサンタの帽子などのクリスマス飾りをつけて、ソリに見立てたバギーに乗ってステージに華を添えます。歌が始まると手をたたいたり、体を揺らしてかわいい様子を見せてくれる子もいました。 発表のあとはサンタに変装した保育士さんからプレゼントを受け取ります。そしてクリスマスツリーの前で記念撮影をして、会は終了です。お遊戯はまだできなくても、クリスマス飾りをつけた子どもたちが並ぶ様子を見られたのはうれしいものでした。 0歳児は参加できる行事が少ないです。しかし私の子どもの通った保育園では行事のときに記念撮影があり、他の園児が作った飾りや工作のプレゼントがありました。子どもが行事に直接は参加できなくても、思い出を残せる取り組みをしてくれている保育園に感謝しています。著者:大崎かよ2017年に長男を出産。仕事復帰のため子どもが4カ月の時に保育園に預ける。育児と仕事の両立、家事をこなす方法を日々考えて生活している。
2019年06月07日多くの女性がエリート男性との結婚に憧れるのではないでしょうか。一般的にエリートとは、社会の中で優秀な存在とされ、大手企業に勤め、高学歴・高収入・高資産。そんな彼らが求める生涯のパートナーとなる女性像はどのようなものなのでしょうか?社会性やマナー・教養がある女性社会的地位が高い男性はそれだけ交友関係が広い可能性があります。そんな男性が女性に求める事は、自分の友人知人に紹介しても恥ずかしくない立ち振る舞いが出来る女性かどうか、ということです。何故ならば、彼がエリートとして地位を確立するには多くの人間の助けが必要となるからです。彼に感心してしまうと忘れがちですが、彼だけではエリートにはなれないです。そんな周囲を考えて行動できないとエリートの妻を務めることは難しいでしょう。なので、エリート男性の妻になろうと考えると『社会性』や『マナー・教養』を磨いていくことが大切になります。ポジティブな女性社会的地位が高い男性は、その地位により高い給与を得ています。それは、魅力的かもしれませんが、それに伴い『責任』や『プレッシャー』も大きく背負うことになります。高給取りとなると、仕事が忙しく息つく暇がないかもしれません。その為、女性の『ネガティブな気持ち(かまってちゃん)』に配慮することが難しい傾向があります。「仕事と私のどっちが大事なの!?」なんて聞いてしまうなんてもっての他です。そんなものは比べようが無いからです。そんな日々戦っているエリート男性は『ポジティブ』な女性に魅力を感じる傾向があります。エリート男性を支えたいならば、明るく自立した女性になる必要があります。苦境や苦難を共に乗り越えようとする女性社会的地位が高い男性と言うのは、安定している様に見えて安定していない場合があります。そんな時に共に苦難を乗り越えようとする気概がある女性でなければ、エリート男性と生きていく事は難しく、それは男性側も熟知しています。その為、女性が『お金』以外に自分の何に惹かれているのかを知りたがるでしょう。あなたがもしもエリート男性と結ばれたいのならば、その男性が『エリート男性』ではなくなったとしても愛する事が出来るのかをしっかり考える必要があります。婚活中のエリート男性に「結婚したい・・・」と思ってもらうならば、上記の様な事に気を付けて、自分の個性を潰さない程度に周囲から憧れられる女性を目指しましょう。
2019年05月25日2歳でイヤイヤ期、3歳で第一次反抗期、そして4歳になれば4歳の壁…。育児っていつのシーンもとても大変なことばかりで、ママも疲れてしまうことが多いかもしれません。基本的にいつ終わるとか、いつ楽になるということがないのが幼児期の育児です。そんな、焦りの多い子どもの幼児期育児を、音楽の力を活用してちょっぴりラクにしてみませんか?今回は、3歳から大人になるまでヴァイオリンを弾き続け、現在もアマチュアボランティアとして福祉施設などで演奏を続けている筆者が、実際に育児に活かせる音楽のアイデアを紹介します。朝は明るい曲で始める気持ちよく活動を始めたい朝ですが、現実には眠気がさしてグズってしまうことも多く、小学生でもなかなか、スムーズには動き出せないのが現実。わが家では朝に、元気のよい、美しい、明るい曲をかけることにしています。例えばリズミカルな「ラデツキー行進曲」や、運動会のような「天国と地獄」、情熱的な「カルメン」といったクラシック、ビッグバンドの名曲「シング・シング・シング」などはいかがでしょう。とっておきはテーマパークで朝に演奏される、アニメ映画の名曲などのバンド演奏で、朝からテーマパークへ行ったような気分になることも手伝って、気分ものりやすいようです。動画サイトなどでも気軽に見ることができますよ。片付けの曲を決めて同じ曲順で掛け流す片付けをする、させるというのは、たいていの家庭において、子育て苦行のひとつとなっていることでしょう。そんなときは、片付けの曲を決めてみてはいかがでしょうか。手元に取り寄せている教材や、気に入った動画などで、「片付けをしよう!」という趣旨の曲があれば最適です。小さい子どもほど、すぐにのってきます。年長さんから小学生にかけては、よく見るアニメの主題歌など、耳慣れたリズミカルな曲をほどほどの音量でかけてあげましょう。ポイントは毎回、同じ曲順で掛け流すことです。そうすることで、子どものほうにも「この曲が流れたら片付け」という意識が芽生えます。さらに、片付けの途中に出てきた漫画を読んでしまったり、片付けているもので遊び始めるという事態も、意識の半分が音楽に持って行かれることで、極力減らすことができます。夜はリラックスできる曲をかける陽が沈んでも、まだまだテンションが高いのが子どもというもの。かたや大人はそろそろ疲れている上に、やることもたくさん…イライラしちゃう!夕刻以降はそんなことも増えがちです。暗くなったら、子ども好みではないとしても、リラックスできるゆったりとした曲をかけるのがおすすめです。たとえば、モーツァルトやバッハといった定番、王道のクラシックも良いですし、アニメ映画の曲をピアノ演奏やオーケストラ演奏したアルバムなどは子どもにもウケがよくてイチオシ!ゆったりとした曲調は、子どもの気持ちを落ち着けるとともに、大人の気持ちも優しくなだめてくれます。すると、子どもに対してイライラする気持ちが抑えられます。大人が子どもにイライラしていると、子どももそれに影響されて、反発したくなったり、騒ぎたくなったりしがち。大人が落ち着いていれば、子どもにも安心感を与えます。音楽育児は「情操教育+条件反射」音楽を使う育児とは「情操教育+条件反射」の総合力です。音楽はよく言われるように、情操教育に一定の効果をもたらします。具体的に言えば、激しい曲には気性を奮い立たせ、いわば人を頑張らせる効果がありますが、反対に緩やかな曲には気持ちを落ち着かせて、ゆったりさせる効果があります。これは情操教育、つまり音楽が共感力を育てるためです。子どもは音楽を通して、周囲の雰囲気を察知し、それに共感して対応する能力を学びます。このことに加えて、「こんな音楽が鳴ったときは、何をする時だ」という条件反射で覚えていくことで、例えばママが「片付けなさい!」と言わなくても、片付けの曲が流れたら部屋をきれいにしたくなる…そんなサイクルを作っていくことができます。音楽は、もちろん大人の気持ちにも影響を与えます。子どもと一緒に音楽を聴くことで、気持ちが明るくなったり、落ち着いたりすると、あなた自身も思わぬ心の開放感を感じられるようになるかもしれません。<文・写真:フリーランス記者あん茉莉安>
2019年05月05日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本さんからメッセージです。 こんにちは。助産師・おむつなし育児アドバイザーの榎本です。今回はおむつなし育児について3回にわたってお話ししていきます。おむつなし育児をしているとトイレトレーニングがスムーズに進みやすいといわれています。 今トイレトレーニングを始めようとしている方も何かのヒントになるかもしれません。 おむつなし育児とは?おむつなし育児と聞くと、下半身すっぽんぽんで床や布団におしっこがダダ漏れでは? と思われる方もいます。 おむつなし育児とは、おむつをしながら、おしっこやうんちが出そうなタイミングや赤ちゃんのサインを周りの大人が受け取って、できるだけおむつの外(おまるやトイレなど)に排泄することを手助けすることです。 実はおむつの外におしっこをしたい?新生児のころに、おむつを開けるとおしっこをすることがあったと思います。赤ちゃんは生まれたときから、おむつの外の解放空間におしっこをすることの心地よさを知っています。それがだんだん、おしっこやうんちはおむつの中にするものだとトレーニングされます。 そして2歳ごろになると突然、「おしっこやうんちはトイレでするものなんだよ」と宣言されます。大人が突然おむつの中で排泄をするよういわれても難しいように、子どもが最初に戸惑うのは仕方のないことだと思います。 昔の育児雑誌によると、1965年ではおむつは2歳ごろには外れていたのですが、2009年の紙おむつ会社の調査では平均3歳4カ月となっています。現在はもっと遅くなっていることが予想されます。 おむつなし育児は早期トイトレではないおむつなし育児は、トイレトレーニングと思われがちですが違うものです。 トイレトレーニングは、子どもが自分でトイレやおまるに行ける、うんちやおしっこをしたいときに、周囲の大人に伝えるようになるという排泄の社会的な自立を目指し、おむつがいらなくなることです。 おむつなし育児は、元々身体的に備わっている自然な排泄ができるように、大人がおむつを外してあげるものです。 おむつなし育児はいつから始められるの?答えは、ズバリ「いつでも始められます」です。 新生児から始められますが、お母さんや赤ちゃんの体調が落ち着いてくる生後2〜3カ月からのほうがやりやすいといわれています。生後1年以上ですと、おむつの中で排泄をするということを強く学習してしまっている可能性があり、最初は難しいかもしれません。反対に生後6カ月未満の場合は、おむつの中で排泄することにまだ十分慣れていない場合があり、やりやすいかもしれません。 1歳半〜2歳ごろはイヤイヤ期に入り、トイレ・おまるイヤイヤ期になることもあります。一旦お休みしてイヤイヤが落ち着いてきたら再開される方もいます。2〜3歳すぎてトイレトレーニングを始める場合にも、おむつなし育児の進め方は参考になると思います。 排泄が自立する本来の年齢は1歳半〜2歳前半ごろといわれています。おむつなし育児は、まだまだ認知度は低いですが、トイレトレーニングを特別にしなくても、自然におむつをとってあげることができます。 親子のコミュニケーションのひとつとして、楽しんでいただけたら幸いです。次回は、おむつなし育児をするためのポイントについてお話していきます。※参考・「おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト」(おむつなし育児研究所)・「日経新聞」2009年9月2日 「40ヶ月 おむつ外れの平均月齢」(日本経済新聞社) 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。HP:「みき母乳相談室」
2019年05月03日「子どもがほしい」と思ったきっかけは人それぞれだと思いますが、私の場合あまりいい動機ではありませんでした。ちょうど妊娠が発覚したのが30歳目前に迫った頃。■30歳手前、仕事は大好きだったけど…私の働いていた広告系の会社は社長も含め6人という少人数で、その中で私が社員の中で勤務年数が一番長かったんです(と言っても8年)。今は「30歳でバリバリ働く」のは当たり前の時代だけど、やっぱり仕事をしているといろいろなことを言われるわけです。たとえば、取引先との打ち合わせでは…仕事は大好きだったし、いつまでも続けたいとは思っていたけど、「古株」だの「ベテラン」だの言われるのがすごくイヤでした。職業柄なのか、周りの人も30過ぎると辞めたり独立していく人が多く、気が付けば自分より年下の人のほうが多くなっていました。さらにそんなモヤモヤしているときに、こんなことが…■「このままでいいの?」焦って悩んで…妊娠発覚!?歳が近く、いろいろ話し相手になってくれていた同業者の友人が「東京でもっと腕を磨く」と言い出し、それが私の目にはものすごくキラキラして見えました。それとともにますます自分がひとりぼっちになったような気がしてすごく寂しかったです。何度考えても答えは出てこない。友人のように東京で自分の腕を試す度胸もないし、かと言って辞める勇気もなければ辞めたって何も変わらない…。ちょうどそのころ愛読していたブログが育児日記だったこともあり、子育ての憧れもふくらんでいました。「ああ…これで、仕事が辞められる理由ができた…自分も次に進めるんだ」って思ったんです。ヒドイですよね。■まさかの双子? 頭が真っ白のプチパニックその後産科を受診し、正式に妊娠したことを告げられました。そして、2回目の検査のとき…まさかの双子!そのときは、何がなんだかわからなくて頭が真っ白になりました。「双子って…あの双子…?」みたいな言葉しか出てこないんですね。■不安顔の私に看護師さんがかけてくれた言葉は…涙腺崩壊!ちょっとここからは頭の中が真っ白で記憶があやふやなのですが、別室にて双子妊娠について看護師さんから説明を受けたんです(ほとんど覚えてないのですが)。私が不安そうな顔をしていたので励ましてくれたんだと思うんですけど、「双子」という奇跡を前にして妊娠を理由に「仕事が辞められる」だなんだと思っていた自分に腹が立ち、次に「ごめんなさい」という気持ちに変わり…とにかくこみあげてくる涙をこらえるのに必死でした。こんな私のところに来てくれてありがとう…しかも2人も…。■診察帰りにすぐ報告! 社長もプチパニック…(笑)会社への報告は安定期に入ってから…とかも言いますが、双子妊娠はリスクも大きいし、通院する大きな病院は土曜日診察をやっていなかったので、平日に遅刻や早退をさせてもらうためにもすぐ連絡しました。私の場合、このあとすぐつわりも始まったので早めに報告してよかったです。「この人なら大丈夫」と思って来てくれたかどうかはわからないけど、今はいつか娘たちに「お母さんの元にうまれてきてよかった」と思ってもらえるような母になりたいと思っています。
2019年04月18日