サム・メンデス(『007/スカイフォール』『1917 命をかけた伝令』)とアーマンド・イアヌッチ(『スターリンの葬送協奏曲』『Veep/ヴィープ』)がドラマを共同製作することになった。タイトルは『The Franchise』。スーパーヒーロー映画が製作される舞台裏を描く、タイムリーな業界物コメディだ。メンデスは監督も務める予定だという。1話あたり30分で、『Veep〜』同様、HBOが放映する。ブラックユーモアが得意なイアヌッチだけに、辛口な笑いが期待できそうだ。キャスティング、撮影開始時期などは未定。文=猿渡由紀
2022年08月09日映画『007 スカイフォール』のシネマオーケストラ『007「スカイフォール」in コンサート』が、東京国際フォーラムで開催。なお、開催日は未定。007シリーズのヒット作「スカイフォール」『007 スカイフォール』は、映画007シリーズで最大のヒットを記録した人気作品。「007/カジノ・ロワイヤル」からつづき、ダニエル・クレイグが主人公ボンドを演じ、ジュディ・デンチが不動の“M”役をつとめ、賢いクォーターマスター“Q”役にベン・ウィショー、チャーミングで機知に富んだイヴ・マネーペニー役としてナオミ・ハリスが登場した。大スクリーン×フルオーケストラ生演奏映画007の最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を2020年4月に控え、007シリーズの盛り上がりを見せるなか、シリーズ人気作「スカイフォール」がシネマオーケストラで再びスクリーンに蘇る。フルオーケストラの生演奏の中、大スクリーンで映画全編をライブ感をもって鑑賞することができそうだ。なお、指揮を務めるのはニコラス・バック。東京フィルハーモニー交響楽団が、ブリティッシュ・アカデミー・フィルム・アワードを受賞したトーマス・ニューマンの楽曲を演奏する。【詳細】007「スカイフォール」in コンサート開催日時:未定※2020年4月28日(火)18:00開場/19:00開演で開催予定だったが、延期となった。※英語上映・日本語字幕あり会場:東京国際フォーラムホールA住所:東京都千代田区丸の内3-5-1チケット代:S席9,900円、A席7,900円、B席3,900円※すべて税込み※プレイガイド先行販売中。(先着・座席選択あり)チケット一般発売日:2020年2月14日(金)10:00〜取り扱い:キョードー東京、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、LINE チケット、楽天チケット※振替公演の詳細、払い戻しの案内は調整が整い次第告知。【問い合わせ先】キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
2020年01月09日ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド『007 スカイフォール』『007 スペクター』を大ヒットさせたサム・メンデス監督による最新作『1917』(原題)が、2020年2月に全国公開されることが決定。併せて、驚愕の撮影手法が使われている本作のフィーチャレット映像と場面写真が解禁された。本作は、第一次世界大戦の”若きイギリス兵のある1日”を壮大なスケールと深いドラマで、リアルタイムに描き出したメンデス監督の渾身作。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクが、危険待ち受ける敵の陣地をぐぐり抜け、進軍する仲間と兄弟が所属する1,600人の友軍兵士たちの命を救うべく、一刻も早く“作戦中止”の重要な伝令のために立ち向かっていく。解禁された映像では、兵士たちの動き、さらに息づかい1つ1つを観客に体感してもらい、究極の没入感へ導くために敢行された驚愕の撮影について、メンデス監督は「撮影にはこの辺をカットしよう、あのシーンをなくそうなどの編集という魔法の切り札があるが、本作ではできない」ため「長回しの撮影にすべきと考え」その苦労を語った。アカデミー賞受賞の名撮影監督ロジャー・ディーキンス、主演のジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマンらからは、驚くべきことに屋外で順撮りされたため、「天候によって撮影が左右される」ことや「カメラを俳優のアクションにぴたりと合わせるため、また長回しにより照明を置くことができないこと」、さらにリアルタイムで描くため「映像に一貫性を持たせる必要があり、天候待ち」をしたことなど秘話が次々と語られ、監督は「撮影がいかに困難だったか、その苦労と努力が映像全てに集約されている」とコメントしている。さらに、メンデス監督は現地時間10月3日(木)に実施されたN.Y.コミコンに登壇し、「完璧に途切れなく物語を描くために、全てにおいて秒単位まで計算されるなど緻密な調整をした」とコメント。そのため、特にリハーサルについて「今までの過去のどの作品よりも時間を費やした」「自身のキャリアにおいて、最もエキサイティングな仕事だった」と大きな自信を覗かせていた。2人の若きイギリス兵には、ヴィゴ・モーテンセンの息子役を演じた『はじまりへの旅』やJ・A・バヨナ製作総指揮の『マローボーン家の掟』などのジョージ・マッケイと、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのトメン・バラシオン役のディーン=チャールズ・チャップマンというフレッシュな英国俳優を起用。そして、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングらイギリスを代表する実力派俳優が脇を固める。『1917』(原題)は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンが、『007 スペクター』の監督をオファーされつつ、断っていたことがわかった。プロデューサーは、『スカイフォール』を成功させたサム・メンデスを望んでいたが、当初、メンデスは続投を断った。しかし最終的にメンデスは考えを変え、『スペクター』を監督している。その他の情報断った理由をレフンは、「シリーズ物には興味がない」と説明している。次回作の『The Avenging Science』はスパイ物で、「スペクター」の脚本家ニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが執筆したものだが、このやり方なら「自分のやりたいようにできる」と語っている。レフンは『ワンダーウーマン(原題)』の監督も断ったとのことだ。レフンの最新作は、現在北米公開中の『ザ・ネオン・デーモン(原題)』。文:猿渡由紀
2016年07月06日サム・メンデス監督が、『007』シリーズから引退することが分かった。『007 スカイフォール』『007 スペクター』の監督を務めてきたメンデス監督だが、次回作のメガホンは取らないことを明らかにした。イギリスのウェールズで行われた文学祭ヘイ・フェスティバルでメンデス監督は「(『007』シリーズの経験は)素晴らしい冒険でした。すべての瞬間を楽しむことができましたからね。でも別の人に任せるときが来たのです。僕は語り手ですからね。新しいキャラクターたちと新たなストーリーを作りたいと考えているところです」と語っている。さらにメンデス監督は、次期監督が「思いもよらぬところからやってくること」を期待していると続けた。つい先日には、今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったと報じられている。(C)BANG Media International
2016年06月01日12月4日(金)、最新作『007 スペクター』の公開を記念して、シリーズの前作『007 スカイフォール』が金曜ロードショーにて地上波初放送されることがこのほど決定した。1962年のシリーズ誕生から、今年で24作目の公開を控える『007』。50周年目にあたる2012年に公開された『007 スカイフォール』は、シリーズ最高の興行収入である全世界1,000億円以上を記録。同年に行われたロンドン・オリンピックでは、イギリスのエリザベス女王が、ダニエル・クレイグ扮する主演のジェームズ・ボンドと映像で共演し、スタジアム上空に現れたヘリコプターからユニオンジャックのパラシュートで登場し、『007』がイギリスの象徴であることを改めて世界に示した。『007 スカイフォール』は、シリーズ初のアカデミー賞監督となるサム・メンデス監督(『アメリカン・ビューティー』で受賞)を起用。グラミー賞6部門を独占したアデルが主題歌を担当し、第85回アカデミー賞の歌曲賞を受賞した。出演には、6代目ジェームズ・ボンド役のクレイグをはじめ、MI6(英国情報局秘密情報部)の上司M役でシリーズ7作目の出演となる『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のジュディ・デンチ、シリーズ史上最年少のQ(武器開発担当)役に『白鯨との闘い』の公開が控えるベン・ウィショー、情報国防委員会委員長マロリー役に『グランド・ブダペスト・ホテル』のレイフ・ファインズ、そしてMI6をとことん追い詰める敵シルヴァ役を『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが怪演。50年目の節目を迎えたボンドシリーズに新たなエネルギーを吹き込んでいる。そして、いよいよ11月27日(金)、28日(土)、 29日(日)の先行公開を経て、12月4日(金)より最新作『007 スペクター』が公開。イギリスでは映画史上最高のオープニング成績を樹立し、全米初登場No.1を記録、そして全公開国で初登場No.1を記録するなど、前作『007 スカイフォール』の記録を越す勢いを見せている。まずはこちらの本放送で、映画史上最長のシリーズ作品の最新作に備えてみては。『007 スカイフォール』は12月4日(金)21時より金曜ロードショーにて放送。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)全国にて先行公開、12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月13日『007 スカイフォール』のジュディ・デンチ、『ハリー・ポッター』シリーズのマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイといった名優たちが集結し、世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』の日本公開が、2016 年3月に決定。併せて、新たな“宿泊客”にリチャード・ギアを迎えた予告編映像が解禁となった。さまざまな事情からインドで暮らす5人の男女は、高級ホテルになる“予定”のボロホテル、マリーゴールド・ホテルをいまではすっかり気に入っていた。そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリン(ジュディ・デンチ)は才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラス(ビル・ナイ)との関係を前に進める勇気はなかった。副支配人として大活躍のミュリエル(マギー・スミス)は皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密がある。一方、若きオーナーのソニー(テヴ・パテル)は、ホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、また問題を起こしてしまう…。“神秘の国インドの高級リゾートホテルでエレガントな時を──”。そんなうたい文句に誘われて集った他人同士の男女が、新しい友情と絆を深めていく前作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編が、ついに日本上陸。ホテルの住人を演じるのは、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞に輝いた英国の大ベテラン、ジュディ・デンチ。そして、TV シリーズ「ダウントン・アビー」でも人気を博すマギー・スミス、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のビル・ナイ。ホテルの若きオーナーには、『チャッピー』『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルも続投。監督は前作に続き、アカデミー賞「作品賞」を含む7 部門を受賞した『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデンが務める。さらに今回は、前作を「素晴らしかった」と絶賛するハリウッドのトップスター、リチャード・ギアが満を持しての参戦を果たしている。届いた予告編からも分かるように、ジャイプールを始めとする色彩に溢れた街に、インドでの生活にすっかり慣れたおなじみの登場人物たち。前作でボロボロだったマリーゴールド・ホテルも現在では満室に。平均年齢が高い宿泊客のため、ホテルのオーナーであるソニーが毎朝点呼をとるなど、前作からのくすっと笑えるユーモアは健在。そこへ新たな宿泊客として、リチャード・ギア演じるガイ・チェンバーズがやってくる。出会いを求めていた女性陣は、男前な彼の登場に「卵巣がうずくわ」(!)と色めき立ち、早くも何かが起こりそうな予感。豪華俳優陣が織りなす、さらにエレガント、かつパワフルにスケールアップした新しい旅の第二章に注目していて。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は2016 年3 月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月19日『007 スカイフォール』と同作でメガホンを取ったサム・メンデスが、24日(現地時間)にロンドンにて英映画雑誌「エンパイア」の主催で開催されたジェイムソン・エンパイア・アワードで主要賞を獲得した。最近イギリス国内で歴代興行収入第1位に輝いた同作は今回最多ノミネートを受けていたが、結果的に「作品賞」を獲得し、サムも「監督賞」と「エンパイア・インスピレーション賞」をダブル受賞している。『ホビット 思いがけない冒険』のマーティン・フリーマンが「男優賞」に、そして『ハンガー・ゲーム』でカットニス・エヴァディーンを演じたジェニファー・ローレンスが「女優賞」に輝いている。ダニエル・クレイグ、ロバート・ダウニー・Jr.、ダニエル・デイ=ルイス、クリストフ・ヴァルツら強豪を抑えて一般投票で今回トップに輝いたマーティンは「僕の演技が今年度最高とは言えない可能性も否めないけど、でも受賞したからには受け取っておくよ」と控えめなコメントを残している。また『ホビット 思いがけない冒険』自体も「最優秀SF/ファンタジー作品賞」に選ばれている。さらにロンドンの高級ホテル、グローヴナー・ハウスで開催された同アワードでは、ヘレン・ミレンが「エンパイア・レジェンド賞」を獲得し、受賞スピーチで「レジェンドを越してる気がするわ。だってこれまでのキャリアの中でもっと沢山成し遂げてきたもの」と語っている。また、ダニエル・ラドクリフが「エンパイア・ヒーロー賞」を受賞した。他にも『テッド』が「最優秀コメディー賞」に選ばれ、最近ロザリオ・ドーソンと破局したばかりのダニー・ボイル監督は「エンパイア貢献賞」を獲得している。(C) Getty Images(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2013年03月26日大ヒット作『007 スカイフォール』が、中国で大幅な検閲を受けたようだ。イギリスの興行収入史上、最も稼ぎ出した同作は、上海とマカオでのシーンが多くあることから、中国当局は上海でフランス人ヒットマンが暗殺準備の一環として中国人のセキュリティー・ガードを撃ち殺すシーンを中国での封切りのために丸ごとカットしたという。さらに、劇中の複数のセリフが変更され、代わりに別の字幕があてがわれているという。セリフが変更されたシーンの中には、ボンドガールのベレニス・マーロウ扮するセヴリンが若い頃に売春をさせられたという背景が、ただ単にマフィアに強制的に入れられたことになってしまったり、ハビエル・バルデム演じるラウル・シルヴァが中国当局によって拷問を受けていたというセリフも改変されてしまっているという。中国ではこれまでにも、『メン・イン・ブラック3』が「中国人の印象を悪く描いている」という理由で劇中のシーンを複数削除されたり、『タイタニック3D』でのケイト・ウィンスレットのヌードシーンを中国当局が「映画を見ている人民が、3Dで飛び出るヌードの体に触ろうとしてしまう」だろうと懸念したことでカットするなど、ハリウッド大作に対して多くの検閲が行われている。同作を手掛けたソニー・ピクチャーズの中国支部代表は、今回の検閲についてコメントを避けている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2013年01月22日先日、公開を迎えたばかりのシリーズ生誕50周年記念作『007 スカイフォール』が公開9日間で、日本での興行収入“10億円突破”、観客動員数90万超えという驚異の数字を叩き出したことが、このほど明らかとなった。“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグを主演に迎えた、新シリーズ3作目となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァがボンド、そして大英帝国に復讐を仕掛けていく。封切りから9日目の12月9日(日)時点で興行収入10億円を突破し、公開2週目も、週末興行成績No.1を獲得した本作。さらに、世界に目を向けてもヨーロッパでは、先週、公開40日目で『アバター』の記録を抜いて歴代1位の興行成績を樹立した『007』のお膝元・イギリスを始め、公開後6週間1位をキープし続けているオランダ、スイスなど各国で記録を打ち立て、11月に公開を迎えてから5週目が経った全米でも、週末成績は1,100万ドルを稼ぎ出し、それまで3週連続で1位の座をキープしていた『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』を抑え、見事1位に返り咲くという驚異的な人気ぶりを見せており、まさに世界中で“『007』旋風”が吹き荒れているといった様相だ。現在、全米の興行成績は2億6,100万ドル、インターナショナルでは6億5,660万ドル、トータルの世界興行収入は9億1,769万ドル(約752億5,058万円)。イギリスでの公開から7週目、全米公開から5週目という短期間での興行収入としては驚異的な数字となっている。“『007』旋風”はまだまだ、その勢力を拡大し続けそうだ。『007 スカイフォール』はTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開中。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月10日『007 スカイフォール』が、『アバター』を抜いてイギリスの歴代興行収入1位をわずか公開40日目で達成した。ダニエル・クレイグ主演、サム・メンデス監督で贈る『007』シリーズ第23作目となる同作は、イギリス国内で計9,427万7,612ポンド(124億6,200万円)の大ヒットを記録し、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『アバター』が11か月かかって達成した9,402万5,632ポンド(124億3,000万円)の記録を抜き去り、イギリスでの封切りから40日目にして早くも歴代UKボックス・オフィス1位の座を獲得した。本作のプロデューサーを務めたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「イギリスで映画館に足を運んでくれたみなさんのおかげで、『007 スカイフォール』が歴代1位の座を獲得し、感謝の念と共に我々も圧倒されています。この映画を誇りに思っていますし、みなさんに感謝しています。特に主演のダニエルと監督のサムがこの映画の成功にもたらしてくれた貢献にはいくら感謝しても足りません」と喜びの声を上げている。また、製作元のMGMのゲイリー・バーバーCEOも「この映画がうなぎ登りで驚くべきヒットをし続けていることにとても誇りを感じますし、映画界の偉大なマイルストーンとなった今、この映画の関係者全員に再度、祝福の言葉を贈りたいと思います」と関係者の労をねぎらい、ソニー・ピクチャーズ・リリーシングUKのピーター・テイラー代表も「観客のみなさんが『007 スカイフォール』をこういった素晴らしい形で受け止めてくれて、とても嬉しいです」と喜びを語り、「イギリス文化の最も象徴的なキャラクターの一人であるジェームズ・ボンドが50周年を迎えた2012年に、こういった記録的な偉業を達成するのはまさに“ドンピシャ”といった感じですね」と続けた。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月07日『007』シリーズ23作目に当たる『スカイフォール』が、イギリスで史上最高の興行成績を打ち立てた。映画はまだ上映中で、数字はこれからも伸びそうだ。その他の写真全世界で大ヒット上映中の『007 スカイフォール』は、すでにシリーズ最高ヒット作となっているが、イギリスではさらに、映画史上最高のヒット作という新たな記録も打ち立てた。公開40日間に『007 スカイフォール』がイギリス国内で売り上げたチケットは、9427万7612ポンド。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、「『007 スカイフォール』を史上最高のヒット作にしてくださったイギリスの映画ファンのみなさんに心から感謝します。私たちはこの映画を誇りに思っています。この映画の成功に貢献してくれたダニエル・クレイグとサム・メンデスにも感謝します」とコメントを発表した。プロデューサーたちは、すでに次の作品に向けて動きだしている。シリーズ24作目と25作目は二部作になる予定。クレイグはあと2作品でボンドを演じる契約になっている。『007 スカイフォール』公開中文:猿渡由紀
2012年12月06日間もなく公開となる『007 スカイフォール』でメガホンを握ったサム・メンデスが、すでに『007』シリーズ24作目となる次回作のストーリーの構想があると明かした。日本でも12月1日(土)に公開予定のシリーズ23作目『007 スカイフォール』で監督を務めたサムは、ダニエル・クレイグが続投する予定の次回作で再びメガホンを取るか正式発表していないものの、『007』シリーズの過去5作品で脚本を執筆したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドは声明で今後同シリーズで脚本を担当することはないと発表し、さらにサムが次回作に取り組んでいることをほのめかした。ロバートは「僕たちは5本も『007』シリーズに参加できて嬉しいよ。なかなかの仕事ができたと思うよ。ジョン・ローガンとサム・メンデスが次回作のシナリオを構想していると思うけど、おかげで肩の荷が下りたよ。このシリーズ作品はすごく時間がかかるからね」と、その苦労と共に語った。ニールとロバートの2人は2000年公開の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』、そしてダニエルが主演を張った『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/慰めの報酬』、『007 スカイフォール』まで通算5作品の脚本を執筆しているが、ニールは4作目で同シリーズから降りるつもりだったとふり返っている。「僕たちは『007 慰めの報酬』で止めようと思ってたんだ。でも『007 スカイフォール』まで続けてよかったといまでは思っているよ」。そんな2人は、主役ジェームズ・ボンドを「殺したい衝動に駆られた」とも明かす。同シリーズの脚本を担当する上での禁止事項を尋ねられたニールは「タイムトラベルだね」と答え、さらにロバートは「あと、ボンドを殺すことかな。僕たちはいっそ殺したいって衝動に駆られていたけどね」と続けた。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月21日「コカ・コーラ ゼロ」と映画『007 スカイフォール』のコラボレーション・キャンペーンが10月からスタートし話題を集める中、19日、東京・銀座の「MY HUMBLE HOUSE TOKYO」にて「コカ・コーラ ゼロ」が主催するパーティーが行われた。その他の写真同日、23代目ボンドガールのベレニス・マローンが出席した『007 スカイフォール』ジャパンプレミアが行われ、そのアフターパーティーとして開催。会場にはアスリートやモデル、タレントら各界のセレブリティーをはじめ、抽選であたったラッキーな人たちなどが「コカ・コーラ ゼロ」のブランドカラーにちなみ、黒もしくは赤のアイテムを身に着け、駆けつけた。完全招待制で行われた一夜限りのスペシャルな空間には、カジノや知人との写真撮影が楽しめるフォトフレームが用意され、来場者は思い思いに“ボンド気分”を満喫。また、世界に7本しかないスワロフスキーエレメントが施された特製の「コカ・コーラ ゼロ」ボトルがお披露目されると、会場からはため息がもれていた。パーティーをさらに盛り上げたのは、映画コメンテーターとして活躍するLiLiCoによるトークショー。「今、私が一番狙っているのが、ボンドガールの座。ぜひ、お茶目なボンドガールを演じてみたい」と軽快なトークで会場を沸かせ、「主演のダニエル・クレイグが今回もすごいアクションを見せている。シリーズ誕生50周年の作品として、ボンドの新しいスタートを印象付けている」と作品に太鼓判。「クールでスタイリッシュな映画なので、『コカ・コーラ ゼロ』を飲みながら観るのがおすすめ。おいしく飲んで、映画も楽しんで」とアピールしていた。映画『007 スカイフォール』は誕生50周年を記念して製作されたシリーズ23作目。奪われた潜入工作員のリスト奪回に奔走するボンドの前に、上司Mに恨みを抱く元MI6工作員シルバが立ち塞がる。互いに名前に“ゼロ”を持つ「コカ・コーラ ゼロ」と『007 スカイフォール』は12月1日(土)の映画公開を前に、様々なコラボレーションを展開中。映画のシンボルである銃口とボンドのシルエットをあしらった限定デザインパッケージも、現在全国で発売されている。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年11月20日『007』シリーズ誕生50周年を飾る記念作品『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが19日に都内劇場で開催。ボンドガールのセヴェリン役を演じたフランス人女優のベレニス・マーロウが来日したほか、スペシャルゲストとして先日、国民栄誉賞を受賞したレスリングの吉田沙保里選手が来場した。その他の写真シリーズ第23作目となる本作でボンドの前に立ちはだかるのは、かつてボンドと同様にMI6のエージェントだった男・シルヴァ。任務中に消されたことで組織と国家への恨みを抱える男の復讐を阻止すべくボンドが立ち上がる。ベレニスは胸元の開いたセクシーなドレスで登場。それに負けじと(?)、吉田は背中がぱっくりと開いた赤いドレスで現れ、普段のアスリートとしての姿とは全く異なる艶やかな姿に客席からはどよめきが。「ボンドガールの仲間入りできるようにきめてきました!」と満面の笑みで語ると拍手がわき起こった。「みなさん、こんばんは」と日本語で挨拶をしたベレニスは、ボンドガールとして映画界のアイコン、ジェームズ・ボンドの相手役を務めた感想を尋ねられるとユーモアたっぷりに「ボンドとの共演のために毎朝早く起きるのはつらかったわ」とニッコリ。続けて「本当に素晴らしい経験になりました」とうなずいた。吉田は「国を愛し続けて戦う姿がカッコイイです」とほれぼれとした表情。そんなボンドのセクシーさが際立つシーンを尋ねると「シャワーでキスしているところかな(笑)」と語り笑いを誘った。50年にもわたって愛されてきた『007』シリーズと、オリンピックおよび世界選手権の13連覇という前人未到の記録を達成した吉田。積み重ねによる偉業という点で共通しているが、吉田は「私の場合はみなさんの応援があったおかげ」と謙遜。「この映画のように愛され続けるように頑張りたい」とさらなる記録の更新に向けた意気込みを口にした。最後にベレニスは、これから映画を鑑賞する観客に向けて「素晴らしい才能と美しい心を持った方々と一緒にこの作品を作ることができました。楽しんでいただければうれしいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年11月20日『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが11月19日(月)に都内で開催され、ボンドガールを務めたベレニス・マーロウ、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのレスリング女子55キロ級金メダリストで先日、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里が出席した。シリーズ誕生から50周年記念作品となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落してしまい…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァが復讐を胸にボンド、そして大英帝国に襲いかかる!舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには黒いドレスで登場したベレニスだったが、今回は胸元の開いた明るい色のドレスで登場。満員の観客を前に日本語で「みなさん、こんばんは」と挨拶した。ダニエル・クレイグ演じる“007”との共演については「ジェームズ・ボンドと共演するために毎朝早起きするのは大変だったわ(笑)」と冗談めかして答えつつも、「素晴らしい経験になりました」と充実した表情を見せた。改めて本作について「素晴らしい才能、そして美しい心を持った方々と一緒に組んで作ることができました。ぜひ楽しんでいただけたら」とこれから映画を観るファンに呼びかけた。吉田さんは、ボンドガールもかすむような鮮やかな真紅のドレスで登場。「ボンドガールの仲間入りができるようにキメて来ました」と対抗心を露わに。「こんな素晴らしい綺麗な格好をすることもないので」と照れつつ、「(ボンドガールに)なりたいなと思いました」と美しいドレスに身を包んですっかりその気になったようだ。ひと足先に映画を鑑賞したが、ボンドについて「国を愛し続けて戦う姿がカッコいいです」と絶賛する。戦う姿だけでなく「シャワーでキスしているシーンが…」とセクシーな姿にもメロメロ。「もし自分だったらと想像した?」という報道陣の問いかけに「そこまで妄想はしてないです!」と笑顔で返していた。「007」シリーズは50年で23作、吉田さんはオリンピックと世界選手権合わせて13連覇と積み重ねによる偉業は共通するところだが「私の場合はみなさんの応援のおかげ。この映画のように愛され続けるように頑張りたい」と慢心することなくさらなる継続へ向けて意気込みを語った。『007 スカイフォール』は12月1日(土)より公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日今年50周年を迎える『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』で、ボンドガールのセヴェリン役を演じたベレニス・マーロウが本作に“ボンドウォッチ”を提供するウォッチ・ブランド「オメガ」の招待で来日。11月19日(月)、都内で行われたレッドカーペットイベントに同社のクリストフ・サビオ社長と共に出席した。シリーズ23作目となる本作は全米で初登場1位を獲得し、シリーズ最高のオープニング成績を記録したのを始め、すでに56か国で1位スタート。かつては007と同じ“MI6”のエージェントであり、組織への復讐を企む男が最強の敵としてボンドの前に立ちはだかる。大胆に肩を露出した黒いセクシーなドレスで、腕にはボンドウォッチを着けて登場したベレニス。レッドカーペット脇に集まったファンの歓声を浴び、サインの求めにも笑顔で気さくに応じた。今回が初来日となるが「東京は美しい街。またぜひゆっくりと訪れたいです」と挨拶。「オメガのアンバサダーを務めさせていただくことも光栄に思っています」と語り、「私も常に進化し続け、やりたいことをどんどんやっていきたい」と本作をきっかけにさらなる飛躍を誓った。オメガにとっては、ボンドウォッチの提供は今回で7回目。サビオ社長は「ボンド映画に携われることは誇りです。ジェームズ・ボンドというキャラクターは、フィクションの世界を抜け出した本物のアイコンです」と頷いた。「ボンドガールはフェミニンでグラマラスでありつつ、男性的な行動も取るという混合した要素を持つ女性」とベレニス。ボンド映画はそういう自由を可能にしてくれるんです」と語る。特に本作について「携わる中で最も驚かされたのは、現実がとても美しく描かれているということ。光を効果的に使い、夢を見ているかのような感覚になりました。現実と夢がミックスされた素晴らしい世界が描かれています」と完成した作品の質の高さに自信を覗かせた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:12月7日(金)まで※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日全米でも週末興成績No.1を記録した、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』。ショーン・コネリーが初代ボンドを演じた第1作から今年で生誕50周年を迎える同シリーズ最新作となる本作の公開を記念して、11月19日(月)~12月7日(金)の期間限定で、阪急メンズ東京にて「007 WEEK」が開催されることが決定した。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主人公とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回、世界を駆け巡るジェットセッターのライフスタイルをコンセプトとしたメンズファッションストア・阪急メンズ東京で展開されるのは、『007』シリーズに登場する世界各地の美しい景観や、逞しくかつ洗練された大人の男“ジェームズ・ボンド”に象徴される華麗な世界観からインスパイアされたスペシャルコラボレーションの品々。期間中は、いま最も世界が注目する女優であり、最新作『007スカイフォール』でボンドガール・セヴェリン役を演じたベレニス・マーロウの来日スペシャルイベントを始め、“ボンドカー”としておなじみのアストンマーティ、前作からボンドの衣装を制作している「トム フォード」のボンドスーツの展示を予定。さらに、時計ブランド「オメガ」の“スカイフォール”限定モデルや、ボンドが劇中で着用しているモデルの販売などもあるという。そして期間中には『007スカイフォール』カフェも登場するなど、誰でも気軽に『007』シリーズの世界をとことん堪能することができる。あと1か月もすれば、もうすぐクリスマス。今年の冬は、彼が“ジェームズ・ボンド”のような理想の大人の男になれる贈り物をしてみてはいかが?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:11月19日(月)~12月7日(金)※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月13日12月に日本公開を控えている人気スパイアクションの最新作『007 スカイフォール』でボンドガールに抜擢されているベレニス・マーロウが、テレンス・マリック監督最新作の豪華キャスト陣に加わった。タイトル未定の本作にはクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴスリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンら豪華出演陣がすでにキャストに決定している。マリック監督は同時並行で進めている別の新作『To The Wonder』(原題)で『007/慰めの報酬』のボンドガール、オルガ・キュリレンコをキャストに迎えたもある。ベレニスは『007 スカイフォール』のPRツアーと並行して、今回の新作の撮影もこなす模様だ。同作は、テキサス州オースティンの生き生きとしたミュージック・シーンを背景にした、セックスと裏切りが相俟った2つの三角関係を描く作品で、現在同地にて撮影中だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月06日12月1日(土)から日本公開される最新作『007 スカイフォール』のオープニングシーンを撮影する様子を捉えたメイキング映像が公開され、物語がトルコから始まることが明らかになった。公開されたメイキング映像ジャマイカ、ロシア、日本など数々の国や地域を舞台に活躍してきたジェームズ・ボンドが今回、登場するのは西アジアに位置するトルコだ。トルコを舞台にした作品は『ロシアより愛を込めて』、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』以来3作目だが、サム・メンデス監督は、「イスタンブールは独特な情緒を持っていて、つねに発展と変化を繰り返している。最高のオープニングを撮るためにトルコを選んだ」と語る。物語の始まりは、ボンドがトルコで何者かに強奪された“極めて重要なデータ”を奪還するべく追跡を開始する場面で幕を開ける。MI6の仲間であるイヴのサポートを受けながらボンドは十数分のシークエンスの中でカーチェイス、バイクチェイス、接近戦で敵を追いつめていく。撮影はイスタンブールのグランドバザール(現地名:カパルチャルシュ)や、南東の都市アダナ、観光客で賑わうエミノニュ広場などで行われ、メイキング映像では繁華街の中で、周囲の安全を確保しながら、ド派手な銃撃戦やスタントを撮影していくボンド役のダニエル・クレイグらの姿を楽しむことができる。本作のメガホンをとったメンデス監督は、007シリーズ初のオスカー受賞監督だが『007 スカイフォール』では重厚な人間ドラマを描きながら、シリーズ最大級のアクションも次々に登場するそうで、メイキング映像では“過酷な任務に体当たりで挑むボンド”を描くべく準備を進めるキャストとスタッフの勇姿を見ることができる。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月01日『007スカイフォール』の公開が待たれる中、次2作への準備が早くも始まった。次の2作は2部作の物語になる様子。脚本家は『ヒューゴの不思議な発明』のジョン・ローガン氏だ。『007』シリーズは、今年50周年を迎える長寿ヒットシリーズ。12月に日本公開になる『スカイフォール』は、シリーズ23作目となる。同作品は先週末イギリスで公開、北米公開は11月9日だが、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、早くも次の準備に取りかかっているようだ。シリーズ24作目と25作目は二部作になるようで、イアン・フレミングの原作には基づかないオリジナルのストーリーになるらしい。ストーリーは、脚本家ローガン氏が売り込んだもの。ひとつのストーリーが2作品にわたって語られるのは、『007』シリーズでは初めての試みだという。ダニエル・クレイグは、あと2回ジェームズ・ボンド役を演じることが契約で決まっている。ローガン氏は『グラディエーター』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でオスカーにノミネートされており、『ランゴ』『ラスト・サムライ』『エニイ・ギブン・サンデー』などの脚本も手がけている。文:猿渡由紀
2012年10月29日今月23日(現地時間)、イギリスのチャールズ皇太子夫妻を招いたロンドン・プレミアが開催された『007 スカイフォール』(12月1日公開)で悪役を演じたハビエル・バルデムが、役作りのためにコンピュータの猛特訓を受けていたことを明かした。『007スカイフォール』でコンピュータを駆使する悪役ラウル・シルヴァを演じたハビエルだが、実生活ではPCは大の苦手。いまでもEメールより手書きの手紙の方を好んでいる。映画のプロモーションでイギリスのトーク番組「Lorraine」に出演したハビエルは、「僕の演じた役はコンピュータが大きな役割を占めるので、(スタッフから)たくさん説明を受けたよ」と語った。「何しろ、僕にとってEメールを書くのはロケット科学を研究するようなものだから」。「人生は短いんだから、もっと真剣に向き合わないと」と言うハビエルはテクノロジーの進化にあまり興味がないばかりか、よく思っていない様子。手書きの手紙について、「以前に比べて書く機会は減ったけど、いまも書いているよ。手書きのものって、みんなが懐かしがっているものじゃないかな?それも特別な機会に送られるものが」。(text:Yuki Tominaga)© Press Association/AFLO■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月29日英キャサリン妃が、『007』シリーズの「夢のボンドガール」投票で1位に選ばれたことが明らかとなった。新作『007スカイフォール』の公開を控えて、男性用娯楽グッズを販売するサイト、「メン・カインド」が実施した「夢のボンドガール」投票で、様々な人気女優やシンガー、モデルらを抑えて、公人のキャサリン妃が堂々の1位に輝いた。同サイトのスポークスマンを務めるポール・クラフトマン氏は「様々なガジェットを操るジェームズ・ボンドと共演して欲しいとイギリスから待望されている女性のトップを、ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が飾るとは我々としても驚きでした。とは言え、ケイトの義理の祖母(エリザベス女王)自身がオリンピックの開会式の際にボンドにエスコートされて、イギリスの皇室はスパイ・アクションの名手だということを証明していますしね。考えてみれば本来は、ボンドの諜報部は女王陛下に忠誠を尽くす組織ですから」と語っている。そんなキャサリン妃に続いて、2位にはリアーナ、3位にはビヨンセ・ノウルズ、4位にはキム・カーダシアンとビッグネームが名前を連ねている。そのほか、英皇室とも関係の深いシェリル・コールが5位、最近出産したばかりのミーガン・フォックスが6位、グラマーな妖艶さが魅力のケリー・ブルックが7位、ジェシー・Jが8位、スカーレット・ヨハンソンが9位、ケイト・モスが10位と続いた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開予定だ。「夢のボンド・ガール」トップ101位: キャサリン妃2位: リアーナ3位: ビヨンセ・ノウルズ4位: キム・カーダシアン5位: シェリル・コール6位: ミーガン・フォックス7位: ケリー・ブルック8位: ジェシー・J9位: スカーレット・ヨハンソン10位: ケイト・モス■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月22日今年のグラミー賞で最多6部門を受賞し、世界セールス2,400万枚を越える大ヒットを記録したアルバム「21」がいまなお世界中で売れ続けている歌手のアデルが、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ最新作『007スカイフォール』の主題歌を務めることがこのたび正式に発表された。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主役とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。アデルが歌うのは本映画のために書き下ろした2年ぶりの完全オリジナルの新曲で、タイトルもずばり「スカイフォール」!シリーズ生誕50周年を迎える今作では、監督を『アメリカン・ビューティー』でアカデミー作品賞、監督賞など5部門を受賞したサム・メンデスが務めており、音楽界の頂点となるグラミー賞と映画界の頂点であるアカデミー賞を極めたアーティスト同士のタッグが実現することとなった。そして主題歌「スカイフォール」をアデルと共に共作、プロデュースしたのは、グラミー賞を受賞した大ヒット・シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワースと、こちらもアデル・ファンにとっては最高の組み合わせだ。オファーを受けたときのことを「最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲と言えば、もの凄く大きな注目が集まるし、プレッシャーも大きいから」とふり返るアデルだが、脚本を読み、プロデューサーのエプワースのアイディアを聞いているうちにその考えは一変したよう。「気がついたら、これをやらない手はないって思うようになったのよ!あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、凄く面白かった。ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったときには、きっと髪を梳かしながら『私は昔、“ボンド・ガール”だったんだから』なんて言ってるはずよ!」と喜び露わにしている。総勢77名の大オーケストラと共にレコーディングされたという本楽曲。『007』シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリス公開された日にちなんで、今週10月5日(金)の「ジェームズ・ボンドの日」のイギリス時間午前0時7分(日本時間同日午前8時07分)に、アデルの公式サイトで公開されることがすでに決定。更に公開直後にはiTunesでの先行配信スタートも予定しており、本日よりプレ・オーダーがスタートしているとのこと。映画史に燦然と輝く金字塔『007』シリーズの50周年を飾るにふさわしい最強のコラボレーンが誕生しそうだ。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月02日第54回グラミー賞で最優秀楽曲など主要部門を含む6冠を制覇したアデルが、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドに扮する最新作『007 スカイフォール』のテーマソングのレコーディングをしたといううわさがあがっている。英「The Sun」紙の報道によれば、アデルは先月ロンドンのアビー・ロード・スタジオにいるところを目撃されており、それを受けて同映画のテーマ音楽のレコーディングを行っていたのではないかといううわさが渦巻いているようだ。同映画のサントラは現在、『アメリカン・ビューティー』『ロード・トゥ・パーディション』『ショーシャンクの空に』などを手掛けてきたトーマス・ニューマンによって仕上げ作業が同スタジオで行われているとも報道されている。アデルが、サム・メンデス監督がメガホンを握る『007スカイフォール』の公式ソングを手掛けるのではないかとのうわさは以前から囁かれていて、実際にファン投票では「ミューズ」を押さえてアデルが最も同映画の主題歌に適していると推薦されている。また『007/カジノ・ロワイヤルル』の作曲を手掛けたクリス・コーネルも最近、アデルが『007』の新作映画に「ぴったりだ」と発言していた。アデル自身も同作への関与を以前示唆しており、今年の年末までには新曲を出すだろうとも語っていた。『007スカイフォール』は12月1日(土)から日本で公開予定だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年09月14日大ヒットシリーズ“007”の第23作『007 スカイフォール』の最新予告編がこのほど公開され、英国諜報員ジェームズ・ボンドの新たな戦いの一端が公開された。最新予告編本作は、シリーズの50周年記念作にして、ダニエル・クレイグがボンドを演じる第3弾。ジュディ・デンチがボンドの上司である“M”を、ベン・ウィショーがボンドの特殊アイテムを発明する“Q”を、ハビエル・バルデムがボンドと対峙する男を演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード』のサム・メンデスが監督を手がける。このほど公開された予告編は、列車の上で格闘中のボンドが何者かに狙撃されて死ぬ衝撃的な場面で幕を開ける。と言っても、ボンドは実際に死んだわけではなさそうだ。本作では“M”が所持していた潜入捜査中の諜報員にリストが奪われるという極めて危険な事態が発生。素性が知られてしまったボンドは職を失い“死んだも同然”の状態に置かれてしまう。しかし、彼は“新しいMI6(Military Intelligence section 6/イギリス情報局秘密情報部)”のもとで行動を開始。“M”に怨みを抱く強敵と過酷な戦いを繰り広げることになる。クレイグが新ボンドに就任して以降の作品は、最強スパイではなく、悩み、傷つき、人を愛して苦しむ“人間”としてのボンドを描いてきた。新たな予告編でも、存在を抹消されたボンドの顔には影があり、その目にはうっすらと涙がにじんでいる。また、アクション・シーンもこれまでと同様、豪快な爆発やカー・クラッシュを交えながら、リアリティを重視した生々しい映像が登場。メンデス監督は人間ドラマで高い評価を集めてきた映画作家だけに、『スカイフォール』ではさらに進化/深化したボンド像が描かれるようだ。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年08月02日