複数社からの借り入れで借金苦に陥っている場合は、おまとめローンを活用しましょう。おまとめローンは借金の一元化ができ、返済負担が軽くなる方法です。この記事では、アコムおまとめローンについて、条件や注意点など詳しく解説します。アコムおまとめローンのスペック!限度額などの条件大手消費者金融のアコムは、複数社の借り入れがまとめられる「おまとめローン」 を提供しています。厳密には「貸金業法に基づく借換え専用ローン」という名称ですが、この記事では、一般的に馴染みのある「おまとめローン」という表現で解説していきます。まずはアコムおまとめローンの基本スペックを見て行きましょう。アコムおまとめローンの借り入れ限度額アコムおまとめローンの限度額は300万円です。新規申し込みの借り入れ限度額が800万円ですから、それと比べると物足りなさを感じるかもしれません。しかし、個人が無担保無保証人で300万円まで借りれるわけですから、ゆとりある限度額だと言えます。もちろん、申込者個別の限度額は審査結果によって異なります。返済期間は最長13年7か月、返済回数は1回~162回ですので、合わせて把握しておきましょう。アコムおまとめローンの金利手数料アコムおまとめローンの金利手数料は、実質年率7.7%~実質年率18.0%です。新規申し込みの場合は実質年率3.0%~実質年率18.0%となっていますが、借り入れ金額が低い程、金利は高くなるため、3.0%と7.7%の差は、限度額800万円と300万円の差によるものです。ただし、万一遅延をしてしまった場合には、実質年率20.0%の遅延損害金がかかりますので注意が必要です。アコムおまとめローンの申込条件アコムおまとめローンの申し込み料金としては、20歳以上という年齢条件とともに、安定した収入と返済能力が必要です。安定収入と返済能力がなければ、借金が焦げ付くリスクが極めて高くなるため、これら条件が前提となります。そのため、無職の人や専業主婦は借り入れできません。申込条件に関してはおまとめローン特有のものではなく、アコムの新規申し込みでも同じ条件となります。他社借入は一括返済が必要おまとめローンは他社借入を一元化するサービスですが、他社借入れを残したまま、おまとめローンの活用はできません。他社借入は全額を一括返済する必要があります。ちなみに、おまとめローンを利用した場合、他社からの追加融資はできないことが原則となります。アコムおまとめローンは総量規制の例外アコムおまとめローンは、総量規制の例外が適用となります。そのため、ゆとりある借り入れがしやすくなります。では、アコムおまとめローンと総量規制との関係について見ていきましょう。消費者金融の総量規制とは総量規制というのは、改正貸金業法に定められており、貸金業者は年収の3分の1を超える融資をしてはいけないというルールがあるのです。総量規制がなければ、貸金業者による過剰融資によって多重債務者が増えてしまいます。多重債務による借金苦で自殺者が増えたこともあり、総量規制によって過剰融資を防止しているのです。おまとめローンなら年収の3分の1以上も可能しかし、おまとめローンの場合は、総量規制の特例として年収の3分の1を超える金額でも借りられます。利用者が一方的に有利となる場合には、総量規制の対象外となるのです。利用者が一方的に有利になる場合とは、金利や返済額が下がる場合です。これにより、アルバイトやパートなど低年収者でも利用できる可能性が高くなります。銀行カードローンも総量規制対象外銀行カードローンも総量規制の対象外です。なぜなら銀行は貸金業法の範疇ではなく、銀行法の定めに従って運営しているからです。そのため銀行カードローンの場合には、年収の3分の1を超える借り入れが可能です。ただし、貸金業法改正前に、消費者金融が行った過剰融資と同じ状況であるとの批判が相次ぎ、自主規制する銀行が増えています。アコムおまとめローンの3大メリットアコムのおまとめローンを利用すると「金利が低くなる」「毎月の返済額が下がる」「返済日がまとまる」という3つのメリットがあります。それぞれのメリットについて具体的に解説します。[adsense_middle]1.金利が低くなるアコムおまとめローンを利用すると、金利が低くなりやすいです。上記で軽く触れた通り、消費者金融からの借り入れは借金額が高いほど金利が下がります。他社からバラバラに借り入れをしている場合、1社ごとの借り入れ額は低くなり、金利が高い傾向があるのです。しかし、バラバラの借金をまとめることで借入額が高くなり、金利を下げることが可能となります。具体例としては以下のとおりです。2.毎月の返済額が下がる借金の返済は元本と利息の合計を返済するため、金利が下がるということは返済額が下がるということです。返済額の合計はもちろんのこと、毎月の返済額も下がる可能性が高いので、借金の負担を軽減することができます。3.返済日がまとまる返済日がまとまるというメリットもあります。おまとめローンを利用する前は、借金している会社ごとの返済日に返さなければなりませんでした。返済日が複数あると、うっかりミスなどで返済遅延をお越し兼ねません。しかし、返済日がまとまると管理が楽になるため、遅延リスクも下がります。もちろん通常のアコムカードローンと同様に、ネットや店舗、コンビニATM、振替などで返済可能です。アコムおまとめローンのデメリットアコムおまとめローンはメリットばかりではありません。「新規申し込みより審査が厳しい」「限度額が低い」「他社より金利が高い」というデメリットもあります。おまとめローンに申し込んでから後悔しないために、あらかじめデメリットも把握しておきましょう。新規申し込みより審査が厳しいアコムおまとめローンは、新規でアコムのカードローンに申し込むよりも審査難易度が高いです。おまとめローンは他社借り入れ分を一元化するという特性上、借入れ金額が高い傾向があります。そのため、借金が焦げ付くリスク回避のため、しっかりと審査が行われます。消費者金融のカードローンやキャッシングは審査難易度が低いと言われていますが、同じ感覚で申し込むと、敢えなく落されてしまう場合があります。限度額が低い限度額が低いこともデメリットです。先述のとおり、アコムの新規申し込みでは最大800万円が限度額ですが、おまとめローンの場合は300万円が限度です。他社借入の合計が300万円以下であれば問題ありませんが、300万円を超えている場合にはまとめられません。他社より金利が高いアコムおまとめローンは、他社のおまとめローンよりも金利が高めに設定されています。そのため、他社おまとめローンを利用した方がお得となる可能性があります。ただし、金利が低いほど審査難易度が高くなるため、他社おまとめローンはより審査が厳しいと考えられます。他社おまとめローンの金利は以下のとおりです。アコムおまとめローンの申し込み方法アコムのおまとめローンの申し込みはとてもカンタンです。気軽に申し込み可能である上、迷わずに手続きを進められるでしょう。具体的な手順を紹介いたします。[adsense_middle]ステップ1:アコムに電話相談アコムおまとめローンに申し込みたい場合には、フリーコール(0120-07-1000)に電話しましょう。オペレーターが親切丁寧に対応してくれますので、安心して電話が可能です。電話をした際に、必要書類や事前手続の説明をしてくれますので、メモを用意して電話すると良いでしょう。ステップ2:店頭窓口や無人契約機に来店電話が終われば、必要書類を準備した上で、店頭窓口か無人契約機に行く必要があります。人と対面で手続きをしたい場合には店頭窓口へ、誰とも会わずに手続きをしたい場合は無人契約機に行きましょう。ちなみに、無人契約機の利用中はドアにロックがかかるため、他の人と鉢合わせせずプライバシーを守れます。必要書類を提出必要書類として運転免許証が求められますが、持っていない場合は個人番号カードでも構いません。これらがない場合には、健康保険証+(住民票か公共料金の領収書か納税証明書)の提示が求められます。また、収入証明書の提出が求められた場合には、源泉徴収票、確定申告書、税類通知書・所得(課税)証明書、給与明細書のいずれか1点が必要です。収入証明書は直近で発行されているものが必要となります。ステップ3:審査の上で融資必要書類の提出が終われば、審査が行われます。審査結果はその場で回答してくれますので急ぎの場合にも安心です。無事に審査通過となれば、そのまま契約に進みます。契約が完了するとそのまま融資となるため、即日融資対応となっています。他社への振込は原則アコムが行いますが、自分で清算となった場合には、他社を清算したことが分かる書類提出が求められます。アコムおまとめローンの注意点アコムおまとめローンを利用する場合には、「銀行カードローンは一元化できない」「審査落ちしやすいケースがある」「申し込み受付は電話のみ」など、いくつかの注意点があります。それぞれの内容を見ていきましょう。銀行カードローンは一元化できない他社借入が銀行カードローンである場合には、アコムおまとめローンで一元化はできません。他社借入の主体が銀行なのか消費者金融なのかを確認しましょう。クレジットカードのリボ払いをまとめたい人も多いようですが、クレジットカードのリボ払いも一元化できません。あくまでも、消費者金融からの借金をまとめるサービスだと考えておきましょう。こんな人は審査落ちしやすいアコムおまとめローンでは、申込者の社会的ステータスである「属性」をチェックした上で、個人の金融取引内容が記録されている「信用情報機関」への照会が行われます。しかし、これらの審査に落ちやすい人がいらっしゃいます。どのような人が審査落ちしやすいのか、把握しておきましょう。年収の半分以上の希望額希望額が年収の半分以上であれば、審査落ちの可能性が高いでしょう。おまとめローンが総量規制の対象外だからといって、借り入れ額が多すぎると審査落ちしてしまいます。属性や信用情報の実績が良かったとしても、年収の半分以上の希望は控えましょう。他者借り入れが5社以上他社借入が5社以上の場合も審査落ちしやすい人の特徴です。多重債務になると、借金が焦げ付くリスクが高くなります。そのため、金融業者は他社借入を嫌います。他社借入が多いほど審査で不利となりますが、その数が5社以上の場合には審査通過は厳しくなるでしょう。金融事故を起こした人過去に金融取引で事故を起こした場合にも、審査通過は難しくなります。信用情報に繰り返しの遅延や長期滞納の履歴があると、審査通過は困難です。日頃から健全な金融取引を心がけ、万一延滞をしそうな場合には事前に借り入れ元に相談しましょう。申し込み受付は電話のみ新規申し込みの場合には、インターネットや店頭・無人契約機から行うことができますが、アコムおまとめローンの申し込みは、電話受付のみとなっています。新規申し込みの時と同じ感覚で申し込もうとすると不便を感じるケースもありますので、あらかじめ想定しておく必要があります。アコムおまとめローンの条件(一括返済etc.)に関するまとめアコムおまとめローンは、他社借入れを一元化し、金利や返済額の負担を軽くできるサービスです。消費者金融に科せられている総量規制の例外であるため、年収の3分の1以上でも借りれます。しかし、他社借入は一括返済の必要があることや、銀行カードローンは一元化できないなど注意すべきことがありますので、事前に把握した上で利用しましょう。
2019年09月28日サンローラン(Saint Laurent)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月24日(火)に、フランス・パリにて発表された。空模様までも味方にサンローランがコレクション発表のために屋外ステージを用意した場所は、今季もエッフェル塔を望むトロカデロ庭園。パリの空はあいにくの雨模様にも関わらず、今シーズンも待っていましたとばかりに、パリ市民がショーを一目見ようと集まっている。ファッションショーを目前に雨風がより一層勢いを増していたが、開始のアナウンスが流れる頃には、サンローランが魔法をかけたかのように、雨がぴたりと止んでいた。直前までどしゃぶりだったことを教えてくれる水の溜まったランウェイや会場に立ち込める霧さえもが、ショー演出の一部であるかのようだ。ショーは、ステージ上に設置された無数の回転式のスポットライトが光の柱を生み出し、重低音が鳴り響くとともにスタート。モデルたちはこの光線が作り出した幻想的なアーチの下をくぐって、キャットウォークを闊歩していく。マニッシュなジャケット&パンツスタイルショー序盤は、ダブルブレストのノーカラージャケットにシャツやパンツを組み合わせたルックなどがメインで、ややマニッシュな印象。しかしながらスーパーショート丈のパンツや胸元を深く開けたシャツなどをスタイリングしているため、アンソニー・ヴァカレロが得意とするセンシュアルな女性らしさも感じさせる。輝きを纏ったエレガンス突然ロングボトムスのルックが現れると様子は一変。煌めく刺繍をあしらったシースルードレスや、細やかなプリーツを入れたゴールドカラーのスカートなどによって、ランウェイが輝きで満たされる。ランウェイを照らす力強いスポットライトにも引けを取らない、眩いばかりの煌めきだ。中盤特に存在感を放っていたシースルーのドレスやブラウスには、メゾンのコードであるブラックだけでなく、ネイビーやボルドー、ダークグリーンなど深みのある上品なパレットを採用。アイテム自体もひざ下丈のドレスやフレアシルエットのスカートなど優美なものに変わり、エレガントなフェミニティが加速していく。漆黒の世界に煌めきをもたらすフィナーレに近づくにつれランウェイを席巻したのは、真っ黒に染まったテーラードジャケットやうねるようなカッティングを施したリトルブラックドレスなど、漆黒のピース。ただしそれらはシークインやラメなどの装飾を施したテキスタイルで仕立てられており、ステージのバックにそびえ立つエッフェル塔と連動するように、きらきらと眩い輝きを放つのである。
2019年09月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)の2020年春夏コレクションが、2019年9月24日(火)に、フランス・パリにて発表された。テーマは「アングル」デザイナー森永邦彦は、2019-20年秋冬コレクションから「服」そのものにフォーカスした新しい実験をスタートした。「ディテール」をテーマに服の細部をデフォルメした前シーズンに対して、今シーズンは「アングル(ANGLE)」をコンセプトに据えている。森永が注目したのは、画像化したデジタルな洋服のイメージが、カメラアングルによってその形を変容させる点。立体的な3Dの洋服を、平面的な2Dの画像イメージに変え、それをハイアングル、ローアングル、サイドアングルといった視点から見つめ直すことで、新しい洋服の構造を模索している。定番服を3つの視点から見つめ直すステージに登場するのは、オックスフォードシャツやカレッジTシャツなど誰もが目にしたことのあるベーシックウェア。ただし、様々なアングルで捉えたその洋服たちは、斬新なシルエットに再構築されている。エンブレム付きのブレザーを例にとると、ハイアングルから見たピースは、肩幅やアームホールをオーバーサイズに、ウエストや袖口をスリムに仕立てることで、逆三角形のフォルムへと導いている。サイドアングルから捉えたものは、右袖が前身頃に、左袖が後ろ身頃に移動したかのようなアシンメトリーなシルエットが印象的。ローアングルから再構築したピースは、首回りを極端に小さく設計し、裾に向けて緩やかに広がっていくAラインシルエットに仕上げた。襟やボタンといった細部にいたるディテールまでデフォルメされている。立体?平面?だまし絵のような服また、身に纏うと立体的な“洋服”であることに間違いはないのだが、平面的なイメージからパターンを起こしているため、折り畳むとフラットな“和服”のようになる点も面白い。トレンチコートのショルダー部分に注目すると、本来ならば肩に沿うようなパターンが用いられるはずが、森永が仕立てた服は平置きした時に真っ平らになる設計が施されている。バッグなどの小物においてもそれは顕著で、キャンバストートやキルトレザーのハンドバッグなど通常厚みのあるバッグが、薄いフラットなバッグに姿を変えて登場。遠近法を巧みに使った“だまし絵”のようなビジュアルとなっており、ウェアに負けないほどの存在感を放っていた。演出にもこだわりショーの演出にも、アンリアレイジらしい感性が光る。1つのベーシックウェアをベースとした3体のルックを同時にランウェイに登場させることで、それぞれの違いを浮き彫りにしたのだ。また前シーズンに引き続き、ショー前にインスタグラムでコレクションピースを公開するという斬新な手法を取った。通常“ネタバレ”となってしまうような行為だが、アンリアレイジにとっては、これもゲストを楽しませるための1つの仕掛け。インスタグラムで公開されたトロンプルイユのような画像を目にした人は、これは立体なのか、果たして平面なのか…疑問を拭えぬままショーに向かったはずだ。なおショーミュージックは、以前より森永と親交の深いサカナクションの山口一郎と、山口が代表を務めるNFの青山翔太郎が担当。世界最古の電子楽器テルミンなどを用いて今シーズンの世界観を表現した。
2019年09月28日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の2020年春夏「デフィレ」コレクションが、フランス・パリで発表された。メンズ・ウィメンズの新作を合同で披露。現代社会の“記憶”に注目今シーズン、クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノが注目したのは、情報が溢れるデジタル時代に生きる私たち中にある“記憶”。無数の情報が飛び交う現代社会において、記憶は歪められ、改ざんされ、そして次第に薄れていく。そんな状態に警鐘を鳴らし、歴史や、歴史が私たちに教えてくれる物事の“本質”に目を向けるべきだというメッセージが込められたのが、今季のコレクションだ。先に発表したオートクチュールにあたる「アーティザナル」コレクションのアイデアから生まれたものでもある。本質とは何かを問う服本質とは何かを問う必要性を教えてくれるのは、たとえばヘリンボーンのテーラードジャケットに隠されたある仕掛け。このジャケットには、プリント機がハッキングされてしまったかのような“ハック・プリント”という白いグラフィックが施されているのだが、ヘリンボーンとこのプリントを見比べると、実際にはヘリンボーンはトロンプルイユであり、コットンで仕立てられているという真実に気づかされる。無数の丸いハンドカッティングも、今シーズンを象徴するディテール。トラウザーを再解釈したドレスの上には、洋服を淡いベールで包み込むようなオーガンザがレイヤードされているが、そこには無数のホールが開いている。人は無意識に穴の中を覗こうとし、本質とは何かを意識するのだ。ユニフォームを進化させるベースとなっているのは、セーラーカラーの学生服や、メンズのテーラリングなどある種のユニフォームとされるもの。誰もが袖を通したことのある制服を再解釈することにより、人々の記憶や心地よさにつながる感覚を呼び起こす。また同時に、オーセンティックなウェアを再構築し、従来の洋服よりもより良いものを生み出していくという“アップサイクリング”の概念を体現したものでもある。
2019年09月28日プラダ(PRADA)の2020年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで発表された。“服を着る”ことへの原点回帰、プラダの考える新しい女性らしさ2020年春夏シーズンのプラダは、人が服を着るという、本質への原点回帰を行った。ただ古いものをそのまま現代に蘇らせるわけではなく、モダンな解釈を加えて“今の女性像”にあった新しいものへと作り変えている。今を作る時代のハイブリッド服の起源を辿る上で、自然へと回帰するプリミティブな素材を主役に立てた。ワンピースやスカートのガーゼ素材、帽子やバッグに用いられたラフィアなどがそうだ。それとは対照的とも思えるヘリンボーン柄の肉厚なベルベットなども印象的で、プラダらしい時代のハイブリッドが垣間見える。かつてのシルエットを参考にしたジャケットスタイルは、ポケットのフラップをビッグサイズにして、配置は低めに設定。ステンカラージャケットとスカートのセットアップは、ツイードやレザーなどの素材で組み合わせて、レトロシックなムードに捻りを効かせた。ディテールでほんのり味付けしたルックは、今の新しいスタイルへと直結している。装飾が生む、現代的エレガンスもともと服は1枚の布が始まりだ。だからこそ、トップスはレザーをそのまま肩紐で吊るしたようなものだし、スカートはラップ式がほとんど。一見単純な服には、技巧的な刺繍を施すことで過去にはない気品を纏わせている。自然をデザインへと昇華する試みも多々あり、ボタニカルな柄は精緻な手刺繍で意気揚々とゴートレザーのスカートや、シルクドレスにあしらわれた。自然に由来するバッグやシューズ小物は、過去に由来する素材使いと、時を感じさせるデザインから完成している。今季のシューズは、レザーの編み込みがアッパーやサイドに施され、まるで履き古したようなヴィンテージタッチのカラーがのせられた。フラットサンダルのアッパーもレザーの編み込みで涼やかに演出し、カラーバリエーション豊富に提案している。プラダの真骨頂であるサフィアーノレザーのバッグにも、編み込みでひと工夫を加えた。さらにラフィア素材をはじめ、原始的なムードを漂わせるバケツ型バッグが豊富に揃っているのも特徴的。言わずもがなアイコニックなナイロンバッグは、半月型のハンドバッグとして登場している。
2019年09月27日プラン シー(Plan C)の2020年春夏コレクションが、イタリア・ミラノにてプレゼンテーション形式で発表された。デザイナーのカロリーナ・カスティリオーニ自身が考える“自分の着たい服”プラン シーの提案するワードローブは、デザイナーのカロリーナ・カスティリオーニが目指すのは、“自分が着たい服”。今季は、ワークウェア、スポーツウェア、アーバンウェア、イブニングウェアといったあらゆる境界線を取っ払って、新しいジャンルのアプローチを試みた。それらは“自分の着たい服”なのだから、どんなエッジィなハイブリッドであっても、快適さを保っている。楽しいテキスタイルとコンフォータブルな魅力キーテキスタイルとして登場するチェック柄は、様々な表現でスタイリングに取り込んだ。フォーマルなグレンチェックのスーツから、グリーンとブルーがクロスするグラフィカルなギンガムチェックまで、クラシックにもポップにも表情を変える。そして今季のキーカラーであるジェイドグリーンの爽やかな色彩は、ボックスシルエットのマニッシュなスーツやトレンチコート、あるいはフェミニンなプリーツスカートなどで楽しんでいる。フローラルプリントも、境界線のないプレイフルなコレクションに一役買っている。ライトなカラーリングで描く花柄はまるでフェミニンの象徴のよう。ハイパーロングのスカートにあわせたり、ドローコードでシルエットを遊べるスポーティなロングベストにあわせたりと、表情豊かに組み合わるスタイリングは日常感たっぷりでエフォートレスだ。“イイトコどり”なハイブリッド境界線のないハイブリッドな要素を言及するなら、ヴィンテージスポーツから着想を得た、ポロドレスやニットポロシャツなどカラーブロッキングのカーディガンを挙げたい。スポーティでありながら、エレガントなテクスチャーのスカートとのコンビネーションを楽しむのも今季らしい特徴だろう。また、ナイトシーンを想起させるドレスに、あえてポップなポルカドットを配しているのも面白い。アイコン的存在、カロリーナの娘が描く絵すっかりブランドを代表するモチーフとなったカロリーナの娘が描く、遊び心たっぷりの絵も、これらのウィットに富んだワードローブにあしらわれる。シャツやプルオーバーのほか、片手に持ったバッグにも登場させ、“自分の着たい服”の中でお気に入りのアイテムを増やしている。
2019年09月27日モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)がロンドンで2020年春夏コレクションを発表した。
2019年09月27日クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)がロンドンで2020年春夏コレクションを発表した。
2019年09月27日シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)がロンドンで2020年春夏コレクションを発表した。
2019年09月27日マメ(Mame Kurogouchi)の2020春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日の2019年9月23日(月)に発表された。トップバッターとして公式スケジュール初参戦マメがパリコレのトップバッターを飾った。東京都と繊維ファッション産学協議会によるファッション プライズ オブ トウキョウの支援を受け、2018-19年秋冬コレクションで初めてパリコレに参戦して以来4シーズン目を迎えるが、公式スケジュールでコレクションを披露するのは今回が初めてとなる。コンセプトは“包む”という概念今季、黒河内真衣子のインスピレーション源になったのは、自身を繭で覆った蚕虫が、世界を淡いフィルター越しに覗く様子。繭に“包まれた”蚕虫は、ディテールの消失した本質のみが映る世界を見ているのではないか...そんな想いを巡らせつつ、日本語で包容の意味を持つ「EMBRACE」をシーズンテーマに据えた。この“包む”というコンセプトを中心に据え、春の芽吹きや日常に溢れる命の気配に耳を傾けつつ、身体を守り“包む”役割を持つ洋服を作り込んでいる。また、アート・ディレクターの岡秀行が1972年に出版した『包』にもオマージュを捧げた。モチーフは日常的なオブジェクト“包む”という概念をコレクションピースに落とし込むにあたりモチーフとなったのは、和菓子を納める外箱やカラス除けのネットなど、誰もが日常的に目にしていながら見過ごしてしまうようなものたち。たとえば、草木を守るために広げられたネットや、無造作に放置された漁網が、ルーズに編み込んだノースリーブのメッシュトップスや、バックスタイルをリボンで結んだロングドレスへと姿を変えている。曇りガラス越しに見る夏の風景は、モデルが歩くたびに袖から流れ落ちるようにして揺れ動くフィルム素材のフリンジを施した、シアー素材のレイヤードドレスによって表現された。当たり前のように存在する身近なオブジェクトや旅先で見つけた日本の風景を再構築し、新たな命を吹き込むというクリエーションの姿勢は、これまでにも黒河内が大切にしてきたことだが、今季も健在のようだ。透け感のあるピースをレイヤードスタイリングで目を惹いたのも、メッシュトップスやシアーなワンピースといったベールで衣服を“包み込む”という手法。レーシーな羽織を軽やかなドレスに重ねたり、ネットトップスを光沢感を纏ったノーカラーコートの上に被せたりと、様々な素材で仕立てた洋服に透け感のあるピースをレイヤードすることで、力強くも柔らかなムードを演出している。マメを愛するファンの心を掴んで離さないPVCバッグも、モデルたちがあえてネットワンピースで覆うようにして携えている点も印象に残った。キーカラーはグリーン&ホワイトキーカラーは、春になると私たちを取り囲み、新しい季節の訪れを教えてくれる新緑のようなグリーン。そして、眩い日差しを彷彿とさせるホワイト。メインとなるカラーを潔く2色に絞っているが、刺繍、プリント、染め、織りなど幅広い表現が入り交じった服地は、リズミカルな表情を湛えている。トッズとのコラボパンプスが登場視線を足元まで落とすと、マメのアイコニックなドレスを思わせるエレガントなカッティングのパンプスが目に入るが、これはトッズ(TOD’S)とのコラボレーションによるもの。イタリアのクラフツマンシップとマメの感性が融合したスリングバックシューズが、コーディネートをより品格ある佇まいへと導いている。
2019年09月27日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで発表された。大地から空へ、羽ばたく妖精のように失恋の末、声のみを残して消え、木霊となってしまった森の妖精エコー。“女性らしさとは何か”を例えにしたこのギリシャ神話とともに、今季のジョルジオアルマーニは「フェミニティ」を様々な自然界の要素を用いて表現した。大地のカラーでマニッシュ×フェミニンな序盤ランウェイの序盤には大地の色をメインに、ブラウンやグレーなどアースカラーのルックが揃った。自然の動きにも着目しており、パンツには、ジッパーを走らせることで、波打つ水面のような予想できない動きをもたらしている。さらに、2019年5月に日本を訪れたアルマーニが、和の文化に魅せられたことから、ジャケットに着物の帯のようなデザインも見て取れる。深い青は、雄大な大地と海の世界を表現するために欠かせないカラー。洗練された印象とともに、より広い世界をみせてくれる。ベルベッドのジャケットやシルクのワイドパンツなど、上品な光沢をもつこれら表現はきっと、次に続く壮大なフェミニンな世界への序章だ。徐々に見えてくる壮大なフェミニンの世界次に続いた爽やかなアイスブルーは、シースルーのレイヤードと相まって単色でも立体的。ドレスルックもパンツルックも、透明感あるファブリックの重なりでフェアリーなムードを漂わせた。足元は、先ほどから登場していたイントレチャートのマニッシュなレースアップシューズから一転、PVCを織り交ぜたボタニカル柄のポインテッドトゥパンプスをあわせている。さらに天空には、ドラマティックな花の世界が広がっている。先ほどと同じくレイヤードのテクニックは変わらないが、ビジューや刺繍による煌めきが加わった。まるでオートクチュールのように精緻で立体的な刺繍は、花や葉、花の甘い香りに引き寄せられた蝶たちなどを表現し、エレガントなドレスに物語を描いている。手法は様々で、長いフリンジ状にビジューを胸元からストンと落としたオールインワン、ビジューをあえてオーガンザのベールで覆ったワイドパンツなど。最後に登場したドレスは、ピンクとブルーの淡いカラーのボタニカル柄に、小さなスワロフスキー・クリスタルを配したメッシュをレイヤードして、ゴージャスに、そして堂々と「フェミニティ」を表した。
2019年09月27日グッチ(GUCCI)の2020年春夏コレクションが、2019年9月22日(日)にイタリア・ミラノで発表された。ミケーレ手掛けるグッチからのサプライズ毎シーズン、あっと驚くような招待状でショーの前から観客たちをワクワクさせていたグッチ。今回届いた招待状は、10センチ四方もない小さな封筒。このシンプルな便りは、どんな奇抜な招待状よりサプライズで、何かグッチに変化が……?と、そう思わずにいられなかった。会場には、動く歩道が4レーン。ショーがはじまると、真っ白なワークウェアのようなものを纏ったモデルたちが、その歩道の上でマネキンのように全く動かずただ流されていった。そして突然の暗転。かと思えば、モデルたちは駆け出しシャッター裏へと消えていった。ライトが再び点灯すると、白い彼女たちの姿はなく、今季のワードローブを纏ったモデルたちが、動く歩道を足早に歩きだした。新たなステップへ、進化するミケーレワールドウィーン……という動く歩道の機械音とアップテンポな音楽とともに、遂にはじまった“ミケーレワールド”。今季のショーは、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが、グッチを手掛けて4年経った今、新たなフェーズに上がっていくことを示唆する「GUCCI ORGASMIQUE」をキーワードに掲げた。セクシュアルな意味である「オーガズム」から導いた造語には、新たなステップに上がるため、これまで自らが積み重ねてきたグッチでの歩みから、大きなエネルギーを生み出し、爆発させようという意図が見える。モデルたちが衝動的に動き出したのは、きっとそのエネルギーを纏ったからだ。グッチの伝統と、新たなフェミニニティの模索ミケーレは、“バックトゥルーツ”つまりはこれまでのグッチのルーツにこだわり、新解釈を加え新しい表現を追い求め続けてきた。それは今季も同様。GGパターンやホースビット、グッチウェブなどアイコニックなモチーフは健在だ。しかし、これまでのような折衷主義を感じさせるパッチワークやエンブロイダリーは少ない。とにかく今季はミニマルだ。そんなワードローブの中で、ウィメンズとメンズの区別を明確にせず、フェミニニティのモダンな表現を模索している。肌を見せるということには、非常に寛大で、それは過剰なミニマリズムの表現にも思える。花の模様にカットオフしたワンピースや、大胆なスリットを施したタイトスート、女性でも胸をあらわにして着こなすシースルーのドレスなど、きっとこれまでならもっと装飾的に表現されていた箇所が、すべてそぎ落とされシンプル化している。レースとレザー、クラシックチェックとスパンコールなどマテリアルのコントラストは、センシュアルとタフの両立へと導く。ジャケットなどのスーツは50年代風のボックスシルエットで、あえてマスキュリンに仕立てることで、逆説的に着る者のフェミニニティを引き出す。ミケーレらしさとグッチらしさの先に大きな変化の中でも、ミケーレらしいグラフィックや遊び心はそのままで、チェック柄に“G”を混ぜたり、シェルモチーフを採用したり、メゾンを語るに欠かせない乗馬の物語を表すためムチをスタイリングに取り入れたり……歴史をプレイフルに表現するのもミケーレらしさだろう。4年目となり、自分らしさとグッチらしさを掛け合わせることへの答えが見えてきた現在。今季の表現は、グッチを愛するミケーレが、ともにグッチを愛し袖を通す人に投げかけた新たなメッセージのようだ。
2019年09月27日MSGM(エムエスジーエム)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月21日(土)に発表された。ネオンイエローのラインウェイで魅せたファッション愛快晴の青空と、照り付ける太陽。ネオンイエローのランウェイは、その光が反射して、まるで自ずと光っているようにも見えた。始まったランウェイもまた、負けじとパンチのあるカラーリングのオンパレード。クリエイティブ・ディレクターのマッシモ・ジョルジェッティのファッションに対する愛と、ファッションが発するエネルギーに満ちたコレクションがスタートした。ファッション史に欠かせないアイテムをベースにベースは極めてクラシック。中世ヨーロッパの貴族が愛したであろうスタイルだ。大きなリボンタイや、フリルの重なる大きな襟、たてに流れる自由なラッフル、そして強調されるパフスリーブなど。シュミーズのように繊細なドレスルックから、男性的なジャケットスタイルまで、ファッションの歴史に欠かせないアイテムが続々と登場する。ウィットに富んだマッシモ流ハイブリッドそれをモダンに調理するマッシモのテクニックが、前述したカラーパレットを筆頭に、素材使いやシルエットにも表れている。オーガンジーのドレスやボリューミーなドレスには、まるで躍動感溢れる空想世界の庭園のようなフローラル・プリントを施した。そんなフェミニンなファブリックとともに、ジューシーカラーのサマーツイードやタイダイデニム、大胆な配色のタフタなど全く異なるテイストが交差する。マッシモお得意のハイブリッドも面白く、ボックスシルエットの男性的なジャケットは、敢えて強調しすぎるほどのボリュームスリーブで展開。通常ならエレガントなスタイルに起用されるツイードは、裾をフリンジのようにしてアヴァンギャルドにシフトした。意外性のあるアイテムに、さらに意外性をプラスするためスタイリングにもマッシモの機転が感じられ、インパクトあるラッフルが踊るトップスにタイダイのデニムパンツをあわせたり、ロマンティックな花柄のワンピースやスカートにラフィアのサンダルをあわせたりしている。これら斬新な組み合わせは、マッシモが大切にするファッションを楽しむひとつのカタチなのだろう。
2019年09月26日アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)の2020年春夏コレクションが、2019年9月22日(日)にイタリア・ミラノで発表された。今回もまた、ショーミュージックは堂本剛/エンドリケリー(ENDRECHERI)が手掛けた。「透視」をテーマにした“僕にしかできない”コレクションテーマに「CLAIRVOYANCE(透視)」を掲げたアツシ ナカシマの2020年春夏シーズン。コレクションを俯瞰して見れば一目瞭然で、そのテーマと向き合える。特に今回は、デザイナーの中島篤が「僕にしかできないことを」と、自身の得意なパターン技術だけでなく、ドローイングやプリントに注力したという。着ることで人体を強調する矛盾前シーズンは、堂本剛のドローイングをワードローブにのせたが、今季は絵の得意な中島自らが筆をとった。テーマを如実に表すシースルーの素材には、トロンプルイユのように人体を描いて、着る人の“中身”を浮き彫りにする。あるいは、ジャケットを着ることで、むしろインナーのシャツがメインとなるレイヤードなど、今回は“服を着る”その行為に矛盾が生じる。透明感のあるテキスタイルは、必ずしも繊細な印象や儚い印象だけを魅力とするわけではない。例えば、オリジナルUSAバンダナの柄は、トレンチコートへのドッキングでマニッシュへ解釈されることもあれば、フリルをあしらったクラシックワンピースとのアシンメトリーなドッキングでフェミニンなムードに変容する。光をあえて可視化した、プリズムを想起させるマルチカラーの幾何学的グラフィックは、シースルー素材への反映によって、また再び光の繊細さに帰来する。ランウェイでは敢えてパンチのあるグラフィックとともにあわせているのが印象的だ。本質への問いかけか――表裏をつくらない服もうひとつテーマに通ずる部分として、裏を外に出すデザインも特徴だ。アウターは、ライニングの構造を表に出したような素材感やシルエットで展開した。レイヤードで魅せる透視とはまた異なり、服の本質的部分への問いかけにも感じられる。
2019年09月26日2020年1月はじまりの卓上カレンダーは〔セリア〕でチェックしませんか?かわいいアニマルたちのほっこりする絵柄に癒やされること間違いなし♪お買い物部スタッフが一目見た瞬間に即決購入した3種類をご紹介します!2020年のカレンダーは今から要チェック!あっという間に秋になり、1年の終わりもそろそろ見えはじめることにびっくりですね……。「気がつけばバタバタと年が明けてしまった」となる前に、来年のカレンダーは今から準備しちゃいましょう!〔セリア〕で見つけた卓上カレンダー3種類がとってもかわいかったのでご紹介します。アニマル好きさんは必見ですよ♪各100円(税別)どれも絶妙な表情の動物たちが描かれていて、毎月めくるのが楽しみになりそうなデザインです。さっそくそれぞれを見ていきましょう!動物たちの後ろ姿に夢中♪おしりがかわいい《2020カレンダーアニマルヒップ》《卓上カレンダー アニマルヒップ》サイズ:約166×146×マチ80mm(組み立て時・リング含まず)まずはおしり越しにこちらを振り向く動物たちの姿がたまらない、《卓上カレンダーアニマルヒップ》♪おしゃれなマスキングテープやリボンなどで人気の〔amifa〕が手がける商品です。お魚や木の実をくわえていたり、愛くるしい表情をしていたり。いろいろな動物たちの姿に心癒やされちゃいますね。イラストなのはわかっていてもモフモフしたくなります!(笑)わんにゃんズの一言に思わずクスッ♪《卓上カレンダー ゆるかわアニマル》《卓上カレンダー ゆるかわアニマル》サイズ:約155×185×マチ80mm(組み立て時・リング含まず)こちらも先ほどと同じく〔amifa〕シリーズの商品。やさしいタッチのキュートなイラストと、添えられた一言がなんとも言えず笑いを誘う《卓上カレンダーゆるかわアニマル》です♪まさに“ゆるかわ”なわんことにゃんこが毎月交互に描かれていて、見るたびにほっこりした気分にさせてくれますよ。愛おしくて抱きしめたくなっちゃうかも!?ゆる~い仕草がたまらない♪《カレンダー 2020 卓上 プレイングあにまる》《カレンダー 2020 卓上 プレイングあにまる》サイズ:H150×W185×D80mm(組み立て時・リング含まず)最後は、まるで海外の絵本のようなタッチで2~3匹ずつ描かれたアニマルたちがかわいい《カレンダー2020卓上プレイングあにまる》。色使いも絶妙におしゃれです!どうやらこちらに描かれたアニマルたち、なにやら運動をしてみたり踊ってみたりと、思い思いに毎日を楽しんでいる様子。「私も肩の力を抜いてエンジョイしよう♪」なんて思わせてくれるような、忙しい日々にホッと一息つけるカレンダーですね。〔セリア〕でゆるかわなカレンダーを手に入れよう!今回は、〔セリア〕で見つけたアニマルカレンダー3種類をご紹介しました。卓上タイプで手軽に飾れるので、デスクやおうちに置いて癒やされてみてはいかがでしょうか?ほっこりゆるかわな動物たちと一緒に、2020年もステキな1年を過ごしたいですね♪▼〔セリア〕のおすすめ商品をもっと見る【セリア】シンプルで使いやすい♪10月始まりのスケジュール帳で2020年を迎える準備を!【セリア】おでかけで大活躍!容量もバッチリなかわいすぎるビニールナップサック♪【セリア】100円ショップで手に入る!ペットのことを考えたフードボウルと給水器がすごい
2019年09月25日フェンディ(FENDI)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月22日(日)にイタリア・ミラノで発表された。フェンディが贈る、夢のようなフェミニニティと超現実巨匠カール・ラガーフェルドなき後、初のコレクションとなるフェンディ。今季は、まるでおとぎ話を見ているようにメルヘンでフェミニンな物語を描いた。フラワーモチーフがもたらす愛らしさ夢見心地な雰囲気とシュールさを兼ね備えるこの独特の世界のもととなったひとつは、カラフルなフラワーモチーフ。エネルギッシュなグリーンで描く花は、コーティングレザーのセットアップで、温かみあるハチミツカラーは透明感のあるコートで、そしてピンク×グリーン×ブルーのコントラストで描く花の世界は、シースルーのリゾートワンピースやラフなセットアップに落とし込んだ。フェンディのアイコニックな「バケット」バッグをはじめ、小物に咲く花もまた愛おしい。フェンディの真骨頂であるファーやレザーとの相性も楽しく、ラグジュアリーなコートには、パイピングや裏地にフラワーモチーフが覗くだけで、一気に春夏らしい爽やかなエッセンスが加わる。バッグにはまるでパズルのように色とりどりのファーを当てはめて立体的に花のモチーフを施した。包み込むギンガムチェックのベールそして、このフェミニンな世界に深みを持たせたギンガムチェックや、そこから派生するダイヤキルティングも今季のフェンディを語る上で欠かせない。あどけなさの残るギンガムチェックのイメージをクラシックに変えるため、ブラウンやベージュなどヌーディーなカラーを採用。さらにシースルー素材でセンシュアルな印象をプラスし、幻想的なベールを纏うようにワンピースやトップスは表現されている。通常なら実用的なファブリックとして用いられるダイヤキルトは、淡いピンクや無垢なホワイトで、ふっくら柔らかな女性像を想起させた。軽やかさと丈夫さを兼ね備えつつ、体を優しく包み込、キルティングならではの丸いシルエットは、フェミニニティにも直結する。ハイウエストのミニスカートとジャケットのセットアップや、マニッシュなロングコートとワイドパンツとのコーディネートなど、フォーマリティなアイテムへ適応したそれは、愛らしさもカッコよさも全部兼ね備えた理想の女性像へと導いてくれる。
2019年09月25日ミッソーニ(Missoni)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2020年9月21日(土)にイタリア・ミラノで発表された。可憐な花とともに、深化するニットの世界今季のミッソーニは、いつになくハッピーなムード。なぜならミッソーニのニットの色彩に負けず劣らず鮮やかな花たちが、軽やかなファブリックの上で満開に咲いたから。ドレスルックからスウィムウェアまで散りばめられた可憐な花プリントは、時に煌めきを添えてシフォンドレスやスカート、ワイドパンツ、ブラウスなどに登場している。花柄を筆頭に、その他のグラフィックパターンも多彩で、今季はミッソーニの色彩やパターンの世界に深化が見える。ドット柄、スカーフ柄、幾何学模様、それからチェック……。すべてがドッキングされ、ミッソーニの色彩の世界はよりイキイキとしている。ストライプ柄のワンピースは、折り紙のように重ねるようなデザインで、1枚1枚がランダムに重なることで身体に連動して動くチェック柄を生み出した。もちろん、ミッソーニならではのニットの世界は健在。ラメヤーンで作られたベストやトップス、グラデーションのメッシュニットで編む立体感あるワンピースなど、まるでレースのような繊細さをニットで表現している。アイコニックなミッソーニの模様は、モダン昇華され、モノトーンのジャケットに落とし込まれた。
2019年09月25日スポーツマックス(SPORTMAX)の2020年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで発表された。軽やかに躍動する、強く美しい海の女戦士たちミラノの真ん中で、潮風が感じられそうなほどの爽やかなムードを漂わせた会場。そこに登場するのは、ネオロマンティックな女性らしさと精緻な仕立てを融合させたワードローブの数々だ。特に今回は、軽やかさ、動き、そして女性らしさに対する考えをアップデートするコレクションでもある。スポーツマックスの描く海辺の女性たちは、強くたくましく、そして美しい。セーラーカラーのチュニックや航海士の正装にも似たダブルのコートなどからも分かるように、海の戦士たちの面影を留めている。繊細なドレスやシャツルックには、首元や袖口にレザーをあしらい、グラフィカルな格子縞のセットアップは、レザーの編み込みで表現して、強さと洗練を両立させた。セーリングの帆を想わせるドレスのアシンメトリーなシルエットやロープのディテールは、今季スポーツマックスが注目した“動き”を発展させるもの。その2つの手段で、シルエットに緩急をつけ、美しさを見出していく。一方“軽やかさ”の演出のため加えた透明感のあるファブリックは、強さや逞しさとは対照的な儚さを匂わせた。解体と再構築による複雑なテーラリングは、フェミニンな色使いと柔らかいファブリックも相まって重厚感ではなく、むしろソフトな印象へと導かれた。ジャケットで言えば、ウエストラインを敢えて切り替え、スリットを入れることでより自由なシルエットを可能にしている。
2019年09月25日エトロ(ETRO)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2020年9月20日(金)にイタリア・ミラノで発表された。可能性は無限大、世界を旅するエトロウーマン冒険の旅を描くエトロの2020年春夏ウィメンズコレクション。その上でイメージしたのは、カリブ海で活動した自由なワイルドな精神をもつパイレーツと、世界から注目を浴びるアイコニックな存在、アリストグルーピーだ。2つの対照的なものをブレンドさせることで、旅は“無限大”の楽しさと希望に包まれた。世界への旅は、多くの刺激を与えたようだ。特にムヘレス島やイビサなどの島を中心に、世界各国様々な文化や思想に触れた、その名残が、あらゆる場所に反映されている。特にその象徴となったのが、蝶々のモチーフで、今季はエトロのアイコニックなペイズリー柄にも蝶々が羽ばたいている。そもそも再生、飛躍、美、変容などを含む幸運の意味をもつ蝶々の存在は、この旅をハッピーなオーラに導いた。旅のイメージからは、チマヨ風のセットアップや着物スリーブのアウター、フリンジがなびくベストなどが登場し、トライバルやボヘミアンなムードが濃厚に混ざり合う。そんな中顔を出す、パイレーツの面影は、豪快な立体的な刺繍からなるベストや、フェミニンなスカート風のシフォンパンツなどから読み取れる。ペイズリーと並んで登場したレオパードパターンはセンシュアルでありながら野性的な魅力を放つ。シューズにはパイレーツブーツをあわせて、足元から気風のよいスタイリングを提案している。一方で、ワイルドグルービーたちのセレブリティなイメージは、フェミニンなドレスルックを筆頭に表現されている。幾度と登場するシフォンスカートは、フリルやアシンメトリーなデザインが、優雅に靡く様子が印象的だ。視線を落とせば、スカーフやビジューのストラップをまるでアクセサリーのように足首に巻き付ける、華奢なヒールサンダルが合わせられている。後半に登場するペイズリーのジャカードやベルベットは、また異なる一面をもち艶やかさを引き出した。色柄に溢れるエトロならではのテキスタイルに、ナイトシーンを想起させるゴールドやシルバーの刺繍を施して、旅とおなじ“無限大”の女性の魅力を感じさせた。
2019年09月25日ヴェルサーチェ(VERSACE)は、2020年春夏ウィメンズコレクションを2019年9月22日(日)にイタリア・ミラノで発表した。ジェニファー・ロペスが纏った1着のドレスを起点に今シーズンのヴェルサーチェは、2000年度グラミー賞授賞式でジェニファー・ロペスが纏ったドレスを着想源としている。トロピカルでゴージャスなそのドレスは、たちまち世界からの注目を浴び、皆がインターネットで検索したことで、当時Googleで最も検索件数の高いトピックのひとつとなった。しかし、検索してもジェニファーのドレスは表示されることがなく、それがきっかけでGoogleチームが画像ページを生み出したという。テクノロジーの発展に寄与したドレスに捧げるオマージュファッションがテクノロジーの発展に寄与した、その1着のドレスにオマージュを捧げ制作する今回のコレクションは、とびきりゴージャスでトロピカル。特に、彼女のドレスが、ジャングルや自然の柄を取り入れていたことから、その表現が多用され、現代的かつより豪華絢爛に昇華されている。タイトなカクテルドレスからデニムジャケットまで、グリーンのトロピカル柄が配され、花のビジューによって煌びやかを纏う。今回はクラシカルなチェック柄でさえ、柔らかなグリーンのプリントが派生した。ストライプのシャツには自然を描く精緻な刺繍が施され、マニッシュなトレンチコートにはグリーンのグラデーションが染み渡っている。これらのデイリーなスタイルに加えて、ジェニファーさながらの煌びやかなドレスがランウェイを飾った。全身がビジューで構成されたドレスはまるでミラーボールのような輝き。PVCのスケルトンコートは、その印象的な柄が浮きだち、3Dで常夏のムードを楽しむようだ。リゾート感たっぷりのテキスタイルと並列して、グリーンやピンクのマーブル模様が、ストリート感も加味しながら取り入れられているのも面白い。ジェニファーのドレスの大胆な肌の見せ方も今季のルックに反映され、は大きなV字の胸元を採用したカクテルドレスや、スラッシュ状に切り込みが施されたトップスなども登場している。そういった女性らしいセクシーな表現とは対照的に、女性の強さを表現するパワーショルダーを加えたことも今季の特徴的なところだ。ワードローブと同じく煌びやかな小物類には、ドナテラ・ヴェルサーチェの遊び心をたっぷり込めた。使いかけのマッチや、本物さながらの工具、そして錠剤の代わりにメドゥーサを収めたケースなどを、すべてゴールドで表現し、アクセサリーに転換している。さらに、“V”が輝く新たなバッグ「ヴィルトゥス」バッグは、最小様々な大きさとシルエットで、片手に携えられている。
2019年09月25日アーティスティック ディレクター マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による、ディオール(DIOR)が、2020年春夏プレタポルテ コレクション ショーをパリで開催した。コレクションのインスピレーション源となったのは、 庭園で花々に囲まれたクリスチャン・ディオールのカトリーヌ・ディオールの写真。© Inès Manai© Inès Manai© Inès Manai今回もショーには世界中から様々なゲストが招かれた。日本からは女優の中村アンや桐谷美玲を始め、emma、松井愛莉、高橋ララ、AMIAYAなどが訪れた。Photo : Dior
2019年09月25日アニオナ(AGNONA)の2020年春夏ウィメンズコレクションが、2019年9月21日(土)にイタリア・ミラノで発表された。かつてのミラネーゼが愛したスタイルを今クリエイティブディレクターのサイモン・ホロウェイは、このコレクションを製作するため、80年代初期のミラノとその特徴的なスタイルを回顧した。そして完成したのは、彼がアニオナで探求し続けている快適な着心地の良さを保ちつつ、イタリアのレディトゥウェアを讃えるワードローブ。今回は、ミラネーゼの美しい着こなしの提案であると同時に、アニオナの新しい物語でもある。テーラリングは、ごく軽いファブリックとレイヤードによって、新しいスタイルを構築する。1枚1枚が軽やかだから、ジャケットをレイヤードしてもライトな印象は全く崩れない。かつてのミラノで愛されたボックスシルエットのジャケットは、ある意味この軽快なスタイルには最適で、大きくはみ出した肩からストンと落ちるそのテクスチャーが、女性の華奢な体のラインをむしろ強調している。特に今季目立ったのは、ハイウエストボトムスにトップスをタックインする着こなしか、あるいはロングレングスのワンピースにウエストマークをあわせる着こなしに、レングスの長いアウターを遊ばせるスタイリングだ。時折混ざるシースルーのワンピースやボトムスなどは、ジャケットスタイルの中に透明感を差し込む。カラーパレットは、ヌーディーなベージュ、マニッシュなカーキやグレー、そしてピンクやグリーンのペールトーン。淡い水彩画のようなファブリックと、極めてクラシックなチェック柄、そしてほんの少しのレザーが、今回のエフォートレスなコレクションにグッと力を加える。
2019年09月25日GCDS(ジーシーディーエス)の2020年春夏メンズコレクションが、イタリア・ミラノで発表された。なお、ランウェイにはモデル・タレントのkemioが登場している。ストリートに落とし込む東京の“かわいい”文化GCDSは常夏の楽園の中で、日本の“かわいい”を意味する“K-Hawaii”をキーワードに掲げた。それを体現するために用いたのはマンガやアニメの文化。ヒロインの登場する“愛”をコンセプトとしたファンタジーを描いた。ウィメンズでは、カワイイを表現するため、ケアベアやハローキティなどのポップなシンボルが多用されているが、メンズではジュラシックパークのモチーフが目を引いた。また、ソーシャルメディアの日常生活におけるユビキタスな存在は、文化的美学を語る上で今や欠かせないという考えのもと、フィルタリングされたエロ漫画もデザインに取り込んでいる。アニメと並ぶのが、ネオンカラーのサイケディックなグラフィックを筆頭に、MA-1やブロークン加工のプルオーバーに用いられたミリタリーカーキなど。さらに、リッチなパイソン柄やデニムのタイダイ柄、トライバルなマルチストライプなど、ハイブリッドな東京の今を映し出すかのように多彩なファブリックが登場している。ワードローブのベースは“東京”を彷彿させるストリートシーン。デニムやオーバーサイズのロゴ入りプルオーバーなど、原宿・渋谷の若者カルチャーが浸透している。
2019年09月25日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)が9月19日、ミラノで2020年スプリングコレクションを発表した。
2019年09月24日マルニ(MARNI)の2020年春夏ウィメンズコレクションが2019年9月20日(金)にイタリア・ミラノで発表された。2020年春夏メンズの続編、マルニの陽気なジャングルへようこそ2020年春夏メンズコレクションのストーリーの続編を描いたマルニ。メンズコレクションの際、天井は水面に見立てられて、フィッシュネットの上に海から収集したペットボトルやプラスチック製品をちりばめた。迫りくる環境問題への警鐘を鳴らした、そんなストーリーから続く第2章となる今回、プラスチックは一切の姿を消し、生い茂るジャングルの緑へと変貌した。ウィメンズコレクションでは、そのジャングルを舞台に陽気なワードローブを繰り広げる。大胆な手書き風のフラワーまたはボタニカルモチーフが、今シーズンをトロピカルなムードで満たしていく。ビタミンたっぷりのオレンジから、ヴィヴィッドなピンク、爽快なグリーン、そして鮮烈なブルーまで、ウキウキするカラーパレットが、レザーやシルクなどテクスチャーを違いをものともせず続々と現れる。時にチェックやストライプなど、直線的グラフィックをハイブリッドして、変わらぬマルニの十八番も共存する。漁網を想起させるメッシュ状のドレス、レイヤードしたフリルが躍るマーメイドシルエット、そしてフラダンサーのようなエプロン型のスカート……。海の傍を連想させる風景は今季のマルニの味方らしい。前述したカラフルな花のテキスタイルはビーチスタイルに倣い、ウエストで大きなリボン結びをしてラップスカートのように着こなしている。クラフト感溢れるマルニらしいディテールは、この夢のようなジャングルを思う存分楽しむ秘訣。それは、立体的なニッティングや、風に踊るランダムなニットのパターン、スカートをふわりと浮かせるギャザーの寄せ集めなど様々だ。必需品を納めるための大きなバッグ、砂浜をかけたくなるフラットサンダルといった小物使いもまた、この第2章のストーリーに相応しい。
2019年09月24日ブルマリン(Blumarine)の2020年春夏コレクションが、イタリア・ミラノで2019年9月20日(金)に発表された。花が咲き乱れるハートフルなフラワーストーリーとびきりスイートなブルマリンのランウェイに花が咲き乱れた。今季は最初から最後まで、フラワーモチーフがメインとして用いられている。ミラーボールのようにキラキラと輝くメッシュから透けて見える花のカクテルドレス、ヴィヴィッドピンクの大きなフラワーモチーフをあしらったキャミソールとローズが咲くタイトスカートのコンビネーション、モノトーンのクールなパンツスタイルなど。シフォンドレスに乗せた花は、風を孕んでまるで3Dのように咲いている。そのフェミニンな装いに拍車をかけるレースや刺繍、そしてフリルの表現も見逃せない。胸元やヘムで遊ぶフリルは甘い服の動きに余韻を残す。ライトなカラーパレットも相まって、ハートフルなドレスルックが完成している。“タフさ”も重要、甘いだけが女性じゃない女性らしさは、甘いだけでなく、“タフさ”も重要。ヒョウ柄やスパンコールは、フラワーモチーフでは表現できない艶っぽさや芯の強さの演出している。サファリテイストのシャツやデニムを織り交ぜて、マスキュリンにも手を伸ばした。ランジェリーのようなシルクとレースのキャミソールは、グッと力強くもセンシュアルな一面を連想させるルックだ。大半を占めるドレスルックのシルエットは、タイトなものがほとんど。シフォン素材は立ち止まれば身体のラインを隠すが、歩けば身体のラインにぴたっと添って、女性性を強調する。大胆な肌の見せ方も今季のポイントで、ベアトップやキャミソールのワンピースで思い切りセクシーに着こなすのが主流となった。
2019年09月23日