2016春夏シーズンのパリメンズコレクションでは、依然としてショーを開催するブランドが趨勢を占めていたが、客席を設けないプレゼンテーション形式でコレクションを発表するブランドが徐々にではあるが増えてきている。ブランド側にとっては、客席を設営する必要が無く、それに伴って大きな会場を借りる必要も無く、それらに掛かる警備費など、様々な経費を抑えることが出来、支出を削減できることが大きな利点だ。今季を見渡してみると、日本の2ブランドがプレゼンテーション形式で見せて強い印象を残した。パリではコレクション発表が2回目となる、相澤陽介が手がける、ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)は、パリ中心にあるイベントスペース「アトリウム」を使用。ここは多くの若手デザイナーがショーやプレゼンテーションを行い、巣立っていった場所だ。パリでは新人扱いとなり、未来を嘱望される「ホワイトマウンテニアリング」には相応しい場所といえる。所々に植物を配したブロックを積み重ねたランウェイをモデル達が闊歩。色調を抑えたグレーイッシュでグラフィカルなアディダスとのコラボレーションアイテム10体と、ステンドグラスのようなプリントを使用したオリジナルラインのアイテムの対比が興味深かった。森川マサノリのクリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)は、マレ地区のガレージを舞台に映画のセットのようなプレゼンテーションを行った。それもそのはず。暴走族を描いてスキャンダルとなった1953年の映画『乱暴者』から着想を得ているのだった。バイクにまたがっているモデル達が、1人ずつ前方に出てポーズを決め、元の場所に戻る、というシンプルな演出。ラメのアーガイルチェックやタイガー、イーグルなどのモチーフをあしらいながら、何となくワルそうな雰囲気を見事に表現。天晴れと思わされた。フランスのイーチ × アザー(EACH × OTHER)とスウェーデンのアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、それぞれマレ地区のギャラリーを使用してアーティなプレゼンテーションを開催。イラン・ドゥルイとジェニー・マナーハイムによるイーチ × アザーは、サン・クロード通り沿いのギャラリーを借り切り、ブレア・シバース、ロバート・モンゴメリー、ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャックという3人のアーティスト、デザイナーを招いて、3名の個別の作品を展示しながらコラボレーションアイテムを交えたコレクションを発表。イーチ × アザーが掲げるファッションとアートの融合を見事に表現して見せていた。ジョニー・ジョンソンによるアクネ ストゥディオズはギャラリー街であるトンプル通りのギャラリーを使用。アーティスティックなオブジェの周りを、ハイヒールを履いたフェミニンなルックのモデル達が歩き、その対比が非常にシュールレアリスティックだった。プレゼンテーション形式のコレクション発表では、服を着たモデル達が並び、その周りをジャーナリストやバイヤーが自由に行き交うことができる。あるいは、ほんの数10cm程の距離でモデルが目の前を通り過ぎるため、ディテールまで凝視することが可能。つまりは、後日ショールームを訪れる手間が省け、時間を稼ぐことができるのだ。短い期間で多くのことをこなさなければならないジャーナリストにとってはとても有り難いことである。パリコレクション全てがプレゼンテーション形式の発表になってしまったら無味乾燥なものとなり、ジャーナリストもバイヤーも来なくなってしまうのだろう。しかし、会場選びや演出などで多くのことを表現可能にすることが実証されているのだから、現在のファッションを取り巻く経済状況に鑑みても、もう少し割合が多くなって良いのかもしれない。
2015年08月12日トーガ ヴィリリース(TOGA VIRILIS)が2016春夏コレクションを発表した。今回のコレクションは、大正・昭和時代の日本で学生などを中心に一斉を風靡した「蛮カラ」 のエッセンスや、日本駐在の米兵のお土産としてうみだされた「スカジャン」の刺繍などの象徴的なジャポニズムが着想源。また、マリンとモロッカンアフリカンスタイルを組み合わせたミックススタイルを絶妙なバランスでまとめた。特徴的なのは、テープやフリンジなどのクラフト的装飾や赤や緑などのカラフルなプリント。バンカラの定番である腰の手ぬぐいを思わせるスカーフや、トーガのアイコンであるメタルアクセサリーを組み合わせたスタイリングも欠かせない。透ける素材を重ね着したようなニットや、刺繍シャツも一枚オブラートに包んだようにうっすらと肌が透ける透け感が繊細さを加える。マリンルックに代表されるアウトポケットのジャケットとバギーパンツのスーツ、変形のセーラージャケットやパネルプリント柄で構成されたアイテムが新しい提案となる。
2015年08月10日2016春夏シーズンのメンズパリコレクションでも、特にビッグブランドのショーで目に付いたのがアメリカンカジュアルスタイルだった。そして、キーアイテムとなっていたのがスタジアムジャンパーだ。スタジアムジャンパーを祖とする日本のスカジャンからインスパイアされた刺繍入りシルク製ブルゾンを多数発表した「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」、同じくスカジャン風パッチワークレザーブルゾンを提案した「ヴァレンティノ(VALENTINO)」など、フォーマルではない、気軽に着ることのできるアイテムを前面に押し出したブランドが目立つ結果となっていた。多くにマリリン・モンローの写真をあしらった「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のコレクションでも、スタジアムジャンパーの要素が見られた。そして同時に散見されたのが、ハワイアンやカルフォルニアをイメージさせるアメリカンカジュアルの意匠。ヴァレンティノはパイナップルを、ドリス ヴァン ノッテンはエルヴィス・プレスリーから着想したハワイアンモチーフを、「サンローラン(Saint Laurent)」はカルフォリニアのサーフミュージックからインスパイアされたコレクションの中で、パームツリーモチーフで飾ったスタジアムジャンパーを発表。その他にも、先述のルイ・ヴィトンは鶴や龍などのアジアンモチーフを多用しながらも、アイビー・リーグやバスケットボールのユニフォームの要素を加え、アメリカのイメージを強烈に印象付けた。ウェアラブルなハイファッションを目指し、シンプルなアイテムを追究する結果、イメージを作りやすいアメリカンカジュアルに行き着いた、ということなのだろうか。先進的なデザインというものが出尽くした感のある現在、人々は定番商品や永遠のクラシックを志向し、脱トレンドの流れの中で登場したのがアメリカンカジュアルだった、と言えるのかもしれない。
2015年07月28日エルメスが2016春夏メンズコレクションを発表した。コレクションのテーマは、都会の街歩き。カラーパレットはブロンズ、ネイビー、ブラックなど都会的なダークトーンのカラーに、セラドン、ディープライラックなどのアクセントカラーを加え、明るい色彩のハーモニーが軽やかで洗練された印象に仕上がっている。ダブルや2ボタンのスーツにはカシミアのマフラーを一巻きして動きをつけたり、しなやかなジャケットにはジョギングパンツを合わせたりと、都会的でありながらスポーティーな雰囲気。 プルオーバーにはスウェット風のディテールが施され、ストレートなパンツには異素材や異なるカラーのラインがひねりを加える。 スリムなテーパードパンツはすっきりとした印象で、グラフィカルなプリントを施したジャケットとも好相性。しなやかで構築的なシルエットに用いた素材は、滑らかなダブルカシミ ア、カシミアフランネル、レザーなど。“そぞろ歩き”のパートナーにもってこいの、軽くて暖かいコートも揃う。
2015年07月22日パリ7区にあるケ・ブランリ美術館を会場に2016春夏コレクションのショーを発表したイッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)。デザイナーの高橋悠介は、写真家の水谷吉法の作品を取り込みながら、イッセイ ミヤケ メンらしいアーティスティックな世界観を描き出した。東京に生息する野生のインコを撮影した水谷吉法による「TOKYO PARROTS」をモチーフにしたシリーズでは、色鮮やかなプリントコットンシャツや、写真を緻密に表現したジャカードのジャケットが登場。写真をプリントした不織布でスリット糸を作り、その糸を織り込んだ軽量のツイードやニットも、このブランドらしい革新性を感じさせるアイテムだ。メキシコの建築家、ルイス・バラガンやメキシコの街並みからインスパイアされたヴィヴィッドなカラーブロックのシリーズでは、ヘンプやコットンリネンのアイテムを組み合わせ、春夏らしい色鮮やかさも加わって強い印象を残した。東京の街を断片的に撮影した水谷吉法の「COLORS」を引用したシリーズでは、コットン素材にインクジェットでプリントし、グラフィカルなストリートスタイルを提案。アート写真とファッションのミクスチャーを巧みに表現して見せていた。
2015年07月16日コム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)の2016春夏コレクションショーが、パリのヴァンドーム広場にあるコム デ ギャルソンの自社ショールームで行われた。“BOY”の文字を織り込んだニットプルオーバーで幕開け。ストライプのシリーズでは、パッチワークでストライプを表現した袖のシャツや、ボーダーのロングスリーブシャツなどがバミューダパンツとコーディネートされて登場。襟やパイピングにストライプを用いたジャケットも見られた。山の風景をモチーフにしたニットやプリントシャツには、所々穴が開き、その穴のアイデアはカットアップのホワイトシャツのシリーズに連なり、ややパンキッシュな印象を与えた。数種類のファブリックをパッチワークしたシャツのシリーズは、グラフィカルでクリーンな仕上がり。今シーズンのトレンドであるハワイアンモチーフのシャツも登場。そこにも無数の穴が開けられていた。”free”や“live”の文字が踊るロングスリーブシャツ、ベルトでデコレーションしたロック的なシャツが続き、最後は再びストライプのジャケットやダッフルで爽やかに幕を閉じた。
2015年07月15日コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME des GARCONS JUNYA WATANABE MAN)は、移民史博物館を舞台に16SSコレクションを発表。元々は1931年の万国博の植民地パヴィリオンとして建立され、後にアフリカ・オセアニア美術館として利用されていた代表的なアール・デコ様式の歴史的建造物が会場となった。アフリカの太鼓がとどろく中に登場したのは、ネックレスやヘッドギア、盾や槍など、アフリカのマサイ族等の民族的な装飾を身につけたモデル達。しかしテーマはアフリカではなく、デザイナー・渡辺淳弥が得意とする繊細なパッチワークがメイン。シャツやショーツ、ジャケットやパンツには、アフリカ人が好むバティック地を始め、ハウンドトゥースやプリンス・オブ・ウェールズチェック、フローラルなどのプリントを巧みにパッチワークし、一見無国籍な雰囲気。全面パッチワークになっている、手の込んだリバーシブルのジャケットも多数登場。定番となっている「リーバイス(Levi’s)」とのコラボレーションでは、パッチワークを施したGジャンやデニムが登場。スニッカーズとのコラボレーションシューズは、多くはレースアップタイプで、クラシカルな雰囲気がそれぞれのルックを引き締めていた。
2015年07月14日川久保玲によるコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)は、オペラ座に程近いイベントスペースを借り切って2016春夏コレクションのショーを行った。テーラリングの価値を再認識するために、敢えて逆説的にそれを壊すという同メゾンらしい自由な発想に基づいたクリエーションを披露。美しく仕立てられたテーラリングのジャケットには、ハサミで袖に切り込みを入れ、ヘムをジグザグにカット。しかし、全てはバランスを計算してのことで、新鮮なシルエットは美しく目に映る。インナーに合わせられているシャツ用のファブリックを用いたトレンチ風のシュミーズやブルゾン風のシュミーズなどは、挑発的なジャケットに反して優しい印象を与え、硬軟の対比を見せた。今シーズン、一見して目に付くようなデザインは省き、シンプルなシルエットを目指すメゾンが多い中、パリコレクションらしいクリエーションを見せ、独自の方向性を堅持する貴重な存在となっていた。
2015年07月14日パリの下町、11区にある大きな倉庫を借り切って2016春夏メンズコレクションのショーを行ったドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)。コレクションのタイトルは「ダダ ダンディ」。シュールレアリストのサルヴァドール・ダリと、女優のマリリン・モンローとの架空の対話をイメージ。エルザ・スキャパレリ、エルヴィス・プレスリー、ジョン・ライドンなどのアーティストたちを象徴するエレメントも散りばめている。クチュリエール、エルザ・スキャパレリの記号ともいえるロブスターの刺繍はジャケットの見頃を彩り、エルヴィス・プレスリーをイメージさせるハワイアンモチーフはパンツやシャツとなり、セックス・ピストルズのヴォーカリストだったジョン・ライドンを思わせるタータンチェックがパンツやジャケットを飾る。それらのモチーフに呼応するがごとく、B-52’Sの「Rock lobster」やプレスリーの「Love me tender」、ジョン・ライドンの後年のバンド、P.I.Lの曲がBGMとして使用された。アメリカンカジュアルなアイテムはマリリン・モンローのダークサイドとミックスされて独特の美しさを見せ、希代のアイコンたちの新しい側面を引き出しながら、ドリスらしいエレガンスを表現し切っていた。
2015年07月09日6月27日、ケンゾー(KENZO)がパリのメンズファッションウィークにてショーを行った。大きな岩の間を縫うランウェイには砂や小石が敷き詰められ、荒涼とした未開の地を思わせる。砂漠に不時着したパイロットさながら、まだ見ぬ景色に出会う未知なる放浪の旅が始まった。ボックス型のシルエットに落とし込んだのは、デザイン性を兼ねた機能的な素材。テントやパラシュートに似た布地や、風通しの良いレザーメッシュ、紙のごとく超軽量なナイロンや、防水加工、シワ加工を施したコットンなどを、周囲に溶け込むカモフラージュ調のカラーパレットに落とし込んだ。ベージュや日焼けしたイエロー、石のようなグレーにブラウン。サボテンとその花を彷彿とさせるグリーンやフューシャピンクを散りばめた。一際目を引くのは、月面図や砂の波形、誇張されたサボテンなどのオリジナルプリント。立体的なフォルムとボリューム感のサボテンニットや大きく『Pull』と書かれたニットやTシャツも異彩を放つ。細やかなこだわりは、Xマークのステッチや、Dカンを多用したディテールなど随所に感じられる。形の変わるパラシュートバッグ、ボリュームのあるソールが強度を表現するクロスストラップのサンダルやデザートブーツ、地球のように丸いフレームのサングラスなど、アクセサリーの雰囲気もコレクションを一層引き立てている。
2015年07月07日阿部潤一によるカラー(kolor)が、フランスの公共ラジオ局、ラジオ・フランスの回廊を使用して2016春夏コレクションのショーを発表。コレクション全体にミリタリーの要素を濃厚に漂わせるも、薄くて軽いテクノ素材を用いたり、肩に縫い付けた細いベルトやステッチなどのディテールを配すことで、このブランドらしいエレガントなカジュアルウェアに転換させていた。抽象的にアレンジしたカモフラージュや、カモフラージュを思わせる色合いのボーダー、拡大したハウンドトゥースなどのファブリックを要所要所に組み合わせて軽やかな印象。ゴールドのスパンコールを縫い付けたショールをアクセサリーに合わせる、あるいはツイード素材のアイテムを登場させることでフェミニンな要素も加えている。パンツはルーズフィットのワークタイプが趨勢を占め、バミューダパンツにはヘムにトランスペアレント素材が重ねられて涼しげ。今までに見られなかった“洗練されたミリタリーウェア”という新解釈を提示していた。
2015年07月06日Y-3(ワイスリー)は、パリメンズファッションウィーク中の6月28日、リセ・カルノー(Lycee Carnot) にてメンズ及びウィメンズの2016春夏コレクションのランウェイショーを行った。コンセプトは、『シアー(透ける)』『フルイド(流れるように滑らか)』『ウルトラライト(軽量)』。表現したのは、運動する人体が纏うスリーストライプスの美しさで、その名も『3 Stripes in Motion(スリーストライプス・イン ・モーション) 』。インスピレーション源は、デザイナー山本耀司が即興で描いたというスケッチで、彼自身が運動をしている自画像などもグラフィックとして採用。キーワードは、前述のフルイド、カラー、プリント、ライト(軽量、光) の4つで、人体工学に基づいて計算されたリラックスしたシンプルなフォルムが特徴となっている。カラーは、黒と白というY-3定番のカラーパレットに加え、メンズではエレクトリックブルー、ウィメンズではキャンディレッドをアクセントカラーとし、ヴィヴィッドな雰囲気を加えた。素材は、エアメッシュと繊細なジャージー素材で軽量化を図り、デザインと素材の両方を進化させることでスポーツウエアの可能性をますます広げていく。
2015年07月02日ヴァレンティノ(VALENTINO)が6月24日、パリで2016春夏メンズコレクションを発表した。“旅人”をテーマにした今シーズン。控え目なアースカラーをベースに、ハワイアン、サファリ、エスニック、パンクロックなど多国籍文化を重ね合わせ、モダンな男性像を作り上げた。パイナップルやヤシの葉をモチーフにしたアロハシャツや、ハイビスカスモチーフの刺繍を施したブルゾンなど、トロピカルな要素を散りばめたトップには、ベージュ、サファリカラーなど落ち着いた色味のスーツ、スリムパンツなどを合わせて上品な印象に。今シーズンのキーとなるハッピーなフラワーモチーフは、アクセサリーにも登場。大胆に全面にあしらったり、半分だけ用いたりとアレンジは様々に、バックパックやクラッチバッグのほか、今シーズン多様されるマチなしの平らなボディバッグ、ナップサックへ展開された。また、ヴァレンティノが得意とするスタッズディテールはターコイズとミックスされ、エキゾチックにバッグをデコレーション。スニーカーにも、エスニックかつクラフト感漂う細やかなビーズ刺しゅうが施されている。ショー当日は、元サッカー選手の中田英寿、ファッションアイコンのジャンヌ・ダマス、ファッションブロガーのブライアン・ボーイなどを始めとする数多くのセレブリティーがヴァレンティノのアイテムに身を包み会場を訪れた。
2015年07月01日ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)が、6月20日ミラノで2016春夏メンズコレクションを発表した。今シーズンのインスピレーション源となったのは、イタリア・シチリア島のパレルモにある18世紀後半に設計された宮殿、パラッツオ チネーゼ。17世紀後半から流行していた美術様式シノワズリに影響を受けた独特の装飾とエキゾチシズムがコレクションに反映された。ファーストルックのダブルブレストスーツに始まり、カンフー仕様のジャケット、コート、ブルゾン、オーバーサイズのスウェットやガウンまでが、ドラゴン、クジャク、花、ランタン、サボテンなどのモチーフ、そしてオリエンタルな色調のプリント、刺繍により妖艶に彩られる。ショー中盤から後半に掛けては、デザイナー、ドメニコ・ドルチェ故郷でもあるシシリアのスピリットが散りばめられた。生き生きとしたオレンジやレモンのプリントで表される陽気な西洋文化が東洋文化とうまく融合し、新しいエスニックアイデンティティを確立させた。フィナーレは、102人のモ デル達がそれぞれデザインの異なるポロシャツをまとい行進、圧巻のパフォーマンスを見せつけた。
2015年06月30日2016年春夏メンズファッションウィークのシーズンスタートとなる総合展示会第88回ピッティ・イマージネ・ウオモが16日から19日、フィレンツェで開催された。今回の総合テーマは「THAT’S PITTICOLOUR!」。色をテーマにした会場のフォルテッサ・ダ・バッソに約1150ブランド(内海外ブランドが約40%)が参加した。ロック、ピンポン、ウォーキングとこの数回趣向を凝らしたテーマで会場を演出し、盛り上げてきたピッティ・ウオモだが、今回はカラーをテーマにメインパビリオン前に、カラフルなカラーコーンが置かれ、カラースモークが空になびくが、会場内は比較的落ち着いた印象。天候に恵まれ気候も穏やかだったことから、メインパビリオン前はこの“ピッティカラー”のテーマに合わせ、自らのスタイリングを競う新しいピッティピープルが各国から連日ギャザリング。開催期間中、カメラマン、ブロガーらで賑わいを見せるものの、加熱するスナップブームがコスプレイベント化しつつあるのを、スナップブームのきっかけを作ったサルトリアリストたちは回避しているのも最近の傾向。クラシコの重鎮たちは会場ブース内から出て来ないという状況は、回を重ねるごとに顕著になっている。しかしながら、来場バイヤー数は前年6月と比べ5%増の2万人と夏のピッティ・ウオモでは過去最高、総来場者は3万人超となった。日本人バイヤー数はドイツに次いで全体の中で2位の819人と前年より2.5%増加した。ピッティ・ウオモ全体では今シーズン共通しているのは“アーカイブ”への回帰。歴史のあるブランドやメーカーほど、自社のアーカイブからアイコンアイテムを大きく取り上げるケースが目立った。この数シーズン軽量高機能ダウンで好調な「ヘルノ」は創業の礎を築いたレインコートを復活。40年代のラベルで復活させ「ヘルノレイン コレクション」としてコットン撥水加工素材と軽量ポリエステル素材の2素材で約10型を発表し、シーズントピックスのアイテムとして打ち出した。「アルテア」は同社が専業メーカーとしてスタートした原点回帰から、ネクタイの柄をニットのジャケットで展開。小紋、ストライプなどのニットジャケットは、トータルブランドをして順調に拡大を続ける同ブランドのコンセプトをアーカイブとして提案されることで、ブランドの深みが増している。シューズの「モレスキー(MORESCHI)」は70年代にデザインされた自社のブランドロゴをフューチャーしたニューラインを発表。「ウールリッチ(WOOLRICH)はブランド創立185周年記念としてマウンテンジャケットと鉄道員ベストをテフロンコーティングの撥水コットンナイロンで復刻。また現在、同ブランドを展開しているWP社が、ボローニャにWPストアがオープンして30周年となることを記念し、ブルーブラック・コレクションを発表するなど、アーカイブ、アニバーサリーとしてのスペシャルアイテムでのニュースMDが目立った。--次回、ピッティウオモ2016春夏の2/4では、C.P.カンパニー、ニノ・セルッティなどのオフィシャルイベントをレポート。■text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉■ピッティウオモ2016春夏レポート--伊ファッションの歴史を紐解くC.P.カンパニー、ニノ・チェルッティのアーカイブ展2/4--ピッティが期待するアフリカ&次世代デザイナー3/4--注目の若手デザイナー、アーサー・アーべッサーとカサマードレ4/4
2015年06月29日マルニ(MARNI)が6月20日、ミラノで2016春夏メンズコレクションを発表した。同ブランドがランウェイショーを行ったのは6年振りのことだ。今シーズンは「Vitality(活力)」というワードをテーマに、テーラリング、サイケデリック、スポーツなど異なる時代のアイコンをミックスさせ、マルニ特有の折衷主義の真髄を余すことなく発揮した。構築的なストレートフォルムのジャケットには、部屋着のようなボリュームのパンツ、ショーツを合わせ、フォーマルとエフォートレスなムードが共存し合うニュールックが完成。ラペルの上部やニットトップスのクルーネックからは、拡大された鋭いカットのシャツ衿が覗き、従来のクラシックスタイルを打ち破る。様々なトーンのブラウン、軽やかなブルーや深いブルー、バーガンディ、チャコールグレーといった落ち着いたベースのカラーにアクセントとなるのは、フレンチスリーブのトップスやシャツに用いられるサイケデリックなフラワーモチーフと、幻想的なドットのプリント。足元は2015春夏コレクションに登場し人気を博したスポーティーなルックの進化形スニーカーに、メランジニットのソックスを合わせたスタイルが新鮮。
2015年06月29日ニールバレット(NEIL BARRETT)の2016春夏コレクションが6月20日、ミラノで発表された。会場のフロア、壁面が黒と白のさまざまなパターンのカモフラージュで包まれ、ファーストルックも同柄のチェスターフィールドコートでスタートした。ストライプとチェック、レオパード、さらには日本の着物からインスピレーションを得た柄など、東洋と西洋のさまざまなエッセンスを取り入れることで、さまざまな文化が入り乱れるメンズファッションの新しい流れを、モノトーンのアイコンパターンをベースに構築した。カラーは白、黒、ネイビーに統一。アイテムはハリントンジャケット、デニムジャケットなど、クラシカルなワークウェアとテーラード、レザージャケット、半袖クルーネックニットとVネックのノースリーブと、ニールバレットの定番とも言えるアイテムを、袖、裾のロールアップすることでコンテンポラリーにバランスを調整。スタッズやメタルのアクセントを施したシューズでシグネチャーなラインを表現するテクニックもお手の物だ。■text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉
2015年06月29日20日、ミラノで発表されたヴェルサーチ(VERSACE)の2016春夏メンズコレクションは前シーズンテーマのキューバから一転して、砂漠のノマドを思わせるアーシーでサファリな世界が展開された。ティナリエンを思わせるようなスカーフが会場全体に吊され、そのスカーフが風に揺らぐなかスタートしたショーは、ビッグなショルダーにトップスはコンパクトにウエストをシェイプ。ロング丈のニットでレイヤードするスタイルは15-16AWから新たに提案されているニューシルエット。ロングシャツにブルゾン、ショートパンツなどとあらゆるアイテムでレイヤードスタイルが提案され、すべてのアイテムがシルクやファインウール、ナイロンなど薄く、軽やかな素材。ゴールドのジップブルゾンはキーアイテムで、ギリシア文様のシルクのフードブルゾンなどプリントをアクセントに。太陽で褪せたタイダイ風の処理も。ヴェルサーチホームのインテリアファブリックからの引用など、トータルブランドとしてのヴェルサーチの方向性がシンプルにまとめられている。キーアイコンのメデューサモチーフはバッグやアクサセリー、これも前秋冬から登場したトラックジャケットで控えめに使用されているものの、あまり強調はされず、“砂漠の中でも光る男達が着る”ヴェルサーチらしさが守られたコレクションとなった。text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉
2015年06月26日ファセッタズム(FACETASM)が22日、ミラノのアルマーニテアトロで2016春夏メンズコレクションを発表した。2年前からスタートし、今回が9回目となるジョルジオ・アルマーニの若手支援デザイナーのプログラムとして招待されたもので、これまでアンドレア・ポンピリオ、ステラ・ジーンなどがこのステージでコレクションを発表。ミラノ在住のデザイナー以外では始めての海外在住デザイナー。ファセッタズムとしても初めての海外でのショーとなった。客席のすぐ近くを歩くことで、ストリート感を出したというランウェイは一切装飾なく、アルマーニテアトロのラグジュアリーな会場を生かし、フラットな黒のフロアをライティングだけで、モデルが次々と歩くと潔い演出。同ブランドの特徴でもあるレイヤードスタイルはシンプルに抑え気味。MA1やペースボールジャケット、ライダースのベスト、プルオーバーのトレンチコート、トレーナーなどのアイテムを、同ブランドのキーアイテムでもあるキルトパンツと合わせ、ハイソックスとスニーカー、サンダルでキャンパス風に。フリルやストリングスレースのディテールもファセッタズムらしいジェンダーレスな提案。色数や柄は抑えられ、極力押さえ込まれた表現で、ファセッタズムのコアな部分をピュアに表現した。「これまで東京で見せてきたストリート視点でのモードをそのまま見せたかった、東京で見せるのとは気候も人種も持ち違うので、あえて、色やスタイリングもシンプルにした。レイヤードに関しては自分たちは小学生の頃からTシャツは2枚重ねの方がカッコイイと思ってきていたし、自然な思いをデザインしているだけ。春にパリで合同展示会に参加し、今回が初めてのショーで果たしてこれが海外どう評価されるのか楽しみ」とデザイナーの落合宏理。text:ファッションヘッドライン編集顧問 野田達哉
2015年06月25日ヴァレンティノ(VALENTINO)が、6月24日17時半(日本時間25日0時半)にパリで開催する2016春夏メンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。会場はロスチャイルド家所縁のシャトーホテル。
2015年06月24日1975年、靴職人アンドレア・サントーニによりイタリアで創業された「サントーニ(Santoni)」が6月21日、ミラノのパラッツォ・ボッコー二で2016春夏コレクションのプレゼンテーションを行った。今シーズンは、“過去と未来”、“伝統と革新”の関係性を追求することにフォーカス。その世界感を表現するにあたり、映像作家デュオのパトリック・キンモンスとアントニオ・モンフレーダが映像インスタレーションを制作した。インスタレーションの主役となる映像は、幾重にも切り絵のようなコラージュを重ね合わせて構成。まるで魔法のような世界にシューズが迷い込んだような、夢幻的なストーリーが繰り広げられる。触覚的、職人技、タイムレスでコンテンポラリーなど、「サントーニ」に欠かせないエッセンスを明確に表現したもので、感覚に干渉するセンセーショナルな作品となっている。
2015年06月22日グッチ(GUCCI)が、6月22日12時半(日本時間同日19時半)にミラノで開催する2016春夏メンズコレクションをライブストリーミングで配信する。同コレクションは、2015年2月にクリエイティブ・ディレクターへ就任したアレッサンドロ・ミケーレにとって初のメンズコレクションとなる。ショーの模様は公式ツイッターでもバックステージの様子などリアルタイムの最新情報が配信される予定。※会場の状況により開始が遅れる場合あり。中継はこちらからもご覧いただけます。
2015年06月20日ジェレミー・スコットによる「モスキーノ(MOSCHINO)」の2016春夏メンズコレクションが6月18日ピッティ・イマージネ・ウオモで発表された。王冠を被ったレーシングスーツで始まったコレクションは、一目でイタリア人オートバイレーサーのバレンティーノ・ロッシがモデルなのでは、と思わせるジェレミーらしいお遊びでスタート。お遊びと思いきや、コレクションはまさにイブニングウェア&スポーツをテーマにした、時代を早回しした超絶スラップスティック。次々に登場するテールコート、バイカージャケット、スペンサージャケットなどは、サテンシルクのプロケードや、レース刺繍、ラッフルなどをふんだんに使い、ピーコック革命の再来のよう。それはジェンダー、時代を飛び越えた“イッちゃってる”スタイル。ヴァンティーノ・ロッシとフレッド・アステアが、『2001年宇宙の旅』と『ステインアライブ』が一緒になった映画で出会って、ジミ・ヘンドリックスとプリンスとルイ16世の香りを少しプラスというストーリーが見事に組み立てられ、クラシコメンズの聖地と言われたピッティ・ウオモのランウェイに。それはモスキーノとジェレミー・スコットという組み合わせでしか生み出せない、2016年の世界観であることは確か。
2015年06月19日ヴィヴィアン・ウエストウッド マン(Vivienne Westwood MAN)が6月21日22時(現地時間21日15時)、2016春夏 ミラノファッションウィークで開催するランウエイショーを公式サイトなどでライブ配信する。※会場の都合で遅れる場合あり。
2015年06月19日バーバリー(BURBERRY)がロンドンファッションウィーク期間中の6月15日、「バーバリー プローサム(Burberry Prorsum)」の2016春夏メンズコレクションショーをロイヤル・パーク・オブ・ケンジントン・ガーデンで行った。ショーでは、バーバリー心斎橋のオープニングイベントにも登場したイギリス人歌手・ローズらによるライブパフォーマンスとともに、最新コレクションを披露。フォーマルなテーラリングをベースに、相反する要素としてポエティックなレースを組み合わせたスタイルが数多く登場した。また、ブランドの代名詞である「ヘリテージ・トレンチコート」からも、新作としてスリムフィットな「チェルシー」が発表された。会場には俳優の本木雅弘やサミュエル・L・ジャクソン、モデルで女優のスキ・ウォーターハウスを始めとした多くの著名人が訪れた。公式サイトでは6月22日まで限定で、オンラインショップ「Runway Made To Order」を開設し、ランウェイに登場したアウターウェア、バッグ、スカーフを予約販売する。予約されたアイテムは特注品としてネームやイニシャルの刻印サービスを行い、店頭展開の約2カ月以上前に手元に届くこととなる。なお、公式サイトではファッションショーの模様を納めた映像も公開されている。
2015年06月19日アーバンリサーチのブランド春夏イメージビジュアルに登場する『宮沢りえ』さん株式会社アーバンリサーチの運営する、ファストファッションのブランドSENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH“春夏イメージビジュアル”の第2弾に、人気女優の宮沢りえさんが登場する。6月16日から公開されるビジュアルについて、ワールドな流行を大事にしながらも【質】にこだわることで、同社のクオリティを具体化するイメージに仕上げられている。2種類あるビジュアル宮沢さんが登場しているビジュアルは2タイプあり、一つ目は鮮明な印象のイラストと、魅力的で艶やかな表情とともに色鮮やかな生け花のバックグラウンドが調和された華麗な1枚。もう一つは印象に残るピンクカラーの直線的なバックに、涼しげな表情を演出しているグラフィック的な1枚だ。宮沢りえさんについて1973年生まれで東京都出身。女優またファッションモデル。10代のころからモデルとして活動し、映画やテレビ、歌手、舞台およびCMなど幅広く活躍している。また数々の賞を受賞しており、2014年には映画「紙の月」で主演を務め、第27回:東京国際映画祭 最優秀女優賞を獲得した。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社アーバンリサーチ プレスリリース (PR TIMES)・株式会社アーバンリサーチ
2015年06月19日コーチ(COACH)がロンドンメンズファッションウィークにて2016春夏コレクションを発表した。2013年、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターにスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)を迎え、作シーズンの2015-16秋冬コレクションよりメンズフルコレクションの本格展開をスタート。今シーズンは、サブカルチャーの視点からファッションアイコンを再解釈し、リミックス。アメリカンドリームとNYに息づく個性を表現した。パープル、ネオンイエロー、ビビットピンクなどサイケデリックなムード漂うカラーパレットは、60年代サンフランシスコでムーブメントとなったウェストコーストサイケからインスパイアされたもの。アイテムには、アメリカの代表格とされる、同じく60年代に活躍したロックバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」を想起させる爽やかなサーフパンツから、90年代NYのヒップホップカルチャーを思わせる革のジャケットやスポーツテイストのパーカー、ど派手なアニマル柄を用いたシャツやコートなどが登場。アメリカ人を象徴するような男らしい風格とカウンターカルチャーが掛け合わせ、実用的かつオーセンティックな現代のスタイルへと導いた。
2015年06月15日バーバリー(Burberry)が、ロンドンで行われる「バーバリー プローサム(Burberry Prorsum)」の2016春夏メンズコレクションショーをライブストリーミングで配信する。6月15日21時(現地時間13時)より。ショーの模様は、公式サイトや公式フェイスブックアカウント、LINE公式アカウント(@burberry_jp)でも観覧出来る他、ショー終了後には、オンデマンドで閲覧可能。公式ツイッターアカウントでも、ランウェイルックやバックステージショットなどが随時配信される予定。また、ショー終了後には、ランウェイで発表されたアウターウエアとバッグを予約・購入出来る eコマースサービス「Runway Made To Order」を公式サイトで1週間限定で実施。オーダーしたアイテムは、約9週間以内に配送される。また、期間中に予約・購入したアイテムに名前を刻印できるサービスも用意されている。
2015年06月14日■アクアガール(AQUAGIRL)大人の女性に大人気の「アクアガール(AQUAGIRL ORIGINAL)」から、女らしくモードを提案する春夏コレクションが到着。大人女子を可愛く演出するカラーやディティールが盛り込まれたプルオーバー、カーディガン、スカートなど、今すぐワードローブに加えたいアパレルの他、フェミニンな小物も登場。トレンドを意識しつつ甘さを大切にしたアイテムが多数入荷予定。上品レディなコーデや大人カジュアルなコーデに加えたい一着が見つかるセール。■ビームス(BEAMS)夏ファッションにプラスしたい小物が集合!人気セレクトショップ「ビームス(BEAMS SUMMER ACCESSORY)」から、適度に"旬"を取り入れた鮮度の高いベーシックスタイルの小物が多数入荷。梅雨に活躍するバリエーション豊かなストールや夏先取りのかごバッグ、オフィスもOKなパンプスやカジュアルなサンダルなど、シューズからバッグ、アクセサリーまで豊富なラインナップが全て会員限定価格に。新規登録後24h以内有効の3000円分クーポンは購入5000円以上で使えるので、まとめ買いすればさらにお得になるチャンス!■セヴン・トゥエルブ・サーティ(SEVEN TWELVE THIRTY)「セヴン・トゥエルブ・サーティ(SEVEN TWELVE THIRTY)」より、毎回人気のシューズセールを開催!今回は夏に向けて履きたいクールでセクシーなシューズが登場。女性らしいヌーディーカラーのサンダルから夏素材を使用したオープントゥパンプス、鮮やかフラワープリントのスリッポンなど、テイストに合わせて選べる充実のラインナップ。選び抜かれた素材、機能を重視した木型を使用しているので、履きやすいのも人気のヒミツ。■イッサ(ISSA LONDON)キャサリン妃も愛用するラッキードレスで有名な「イッサ(ISSA LONDON)」がグラムール セールスに初登場!人気のプリントドレスをはじめ、トップスやパンツが数量限定で入荷。今回注目すべきアイテムはやはりドレス。海外セレブにも支持されるドレスは、グラマラスで着心地がよく、女性を美しく見せるシルエット。ロイヤルドレスに選ばれるだけあって、オフィスからお呼ばれまで活躍してくれる上品さも兼ね備えた万能ドレスを、お得なこの機会にぜひお手元に。【セール日時】■アクアガール(AQUAGIRL)2015年6月12日(金)19:59~ 6月20日(土)09:00セール内容をチェックする≫ ■ビームス(BEAMS)2015年6月8日(月)19:59~ 6月16日(火)09:00セール内容をチェックする≫■セヴン・トゥエルブ・サーティ(SEVEN TWELVE THIRTY)2015年6月13日(土)19:59~ 6月21日(日)09:00セール内容をチェックする≫■イッサ(ISSA LONDON)2015年6月8日(月)19:59~ 6月16日(火)09:00セール内容をチェックする≫=====================その他の開催セールを見る>>=====================元の記事を読む
2015年06月05日ファセッタズム(FACETASM)がジョルジオ・アルマーニから若手デザイナー支援ブランドに選出され、2016春夏ミラノメンズファッションウィーク中、コレクションショーを開催することを発表した。ランウェイで披露するのはメンズのみ。同ブランドのデザイナー、落合宏理は「私たちFACETASM を高く評価していただきましたことを、大変光栄に思います。インディペンデントな私達が、世界に挑戦していく意思を持って活動している中で、このような機会を頂けたことは最高の栄誉であり、大きなチャンスです。ミラノで発表する自分達のコレクションがオリジナルと評価され、センセーショナルな結果になるよう最大限の準備を東京でしています。ミラノでの公式スケジュールによる単独ショー、私たち自身も楽しみでなりません」と開催の喜びをコメントしている。会場はアルマーニ・テアトロで、ショースタートは6月22日の10時30分を予定。続いて、パリで展示会を開催する。
2015年06月05日