ロエベ(LOEWE)の世界観を堪能できるポッアップストア「ロエベ展」が、2月15日より日本橋三越本店にオープンする。同ストアのコンセプトは“Flower”。今回最も見どころとなるのは、クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソンのディレクションのもと2016年秋、スペインへオープンした旗艦店「カサ ロエベ マドリード」に隣接するフラワーショップを、世界に先駆けて再現した空間。その空間のなかで、新作となる2017年春夏コレクションよりローズプリントシリーズのアイテムが先行発売される。日本橋三越本店先行発売アイテムには、フェミニンなローズプリントをブラックとのカラーコントラストでモダンな印象にグレードアップしたバッグ「バルセロナ ローズ スモール バッグ」(24万5,160円)と、ファスナー部分とボディのバイカラーが美しいスモールレザーグッズを用意。他にも、パステルトーンのマルチカラーの「パズル バッグ スモール」(28万6,200円)や、プリーツレザーを使用した「フラメンコ ノット バッグ」(32万760円)などの新作もラインアップする。その他、空間には写真家のスティーヴン・マイゼルが、イギリスのフローリスト、コンスタンス・スプライにインスパイアされ撮影した、ロエベ2017年春夏シーズンの広告キャンペーンヴィジュアル「Flowers」の展示、同ヴィジュアルを用いたカレンダーの販売、またスペイン本社から熟練の職人が来日し、人気のアニマルコレクションの「エレファント ミニ バッグ」と、ロエベのアイコンバッグ「ハンモック バッグ」製作のデモンストレーションも行われる。
2017年02月15日バレンタインイベント「スウィーツコレクション 2017」が、日本橋三越本店にて2017年2月1日(水)から14日(火)まで開催される。都内三越グループの中でも最大の売り場面積を誇り、老舗ブランドが多く参加する日本橋三越本店のバレンタインイベント。2017年は、日本初上陸ブランド、カカオ豆からチョコレートを作る工程を一貫して手がける「ビーン・トゥ・バー」ブランドなど、新規店も含め、約110ブランドが集結する。2017年のテーマ「カカオ ジャーニー~カカオを旅する・カカオと旅する~」に合わせ、国内ではなかなか出会えない海外ブランドも参戦。実は“チョコレート大国”であるフィンランドから“何時間船に乗ってでも買いに行く価値がある”と口コミで広がったと言われる「メルセデス ショコラトリー」がやって来る。また、近年注目が高まるニューヨーク・ブルックリンの「Raaka」からは、温度を抑えて作り出す“ローチョコレート”が、フィジーの「フィジーチョコレート」からはブラウンシュガーを使った健康志向なチョコレートが初登場となる。「スウィーツコレクション 2017」のフロアには、100を越えるブランドから選りすぐりのチョコレートが展開。中には、日本橋三越本店でしか購入できない限定品も。オススメチョコレートをピックアップして紹介するので、訪れる前にチェックしてみて。和チョコレート - 神坂雪佳≪燕子花図屏風≫がスイーツに日本橋三越本店周辺は、徳川の時代からこの町を支えている国の重要文化財日本橋や水天宮-弁財天など、日本文化が溢れている。この土地柄にぴったりな和スイーツが「スウィーツコレクション 2017」にも登場。「燕子花図屏風」モチーフのボンボンショコラ金地の屏風に咲く燕子花の群生を描いた「雪佳燕子花図屏風チョコレート」は、「岡田美術館チョコレート」から。琳派の伝統美を受け継ぐ和風チョコレートは、アートピースと呼ぶにふさわしい優美な佇まいだ。木苺とイチジクを合わせたフルーティーなものや、ゴルゴンゾーラにオレンジピールのアクセントを加えたものなど、見た目だけでなく味わいにもこだわりが詰まっている。辻利の濃厚抹茶チョコレート&山椒が香るショコラ宇治抹茶の老舗辻利は、抹茶を使った香り豊かなチョコレートを完成させた。石臼挽きの一番茶を使った濃厚な「濃い茶」、そして抹茶との相性を考えて生まれた山椒が香るショコラなど、スペシャリテが揃う。アクセントに添えたごまや金粉が、さりげなく和の心を演出。パリで完売、鎌倉発「ca ca o」の芋焼酎アロマ生チョコ鎌倉・小町通りに店を構える「ca ca o」からは、パリのサロン・デュ・ショコラ 2016で完売となった芋焼酎アロマ生チョコレート「小町通りの石畳 天使の誘惑」が発売。長期熟成された芋焼酎がカカオと出会い、豊かな香りへ。口どけはなめらかで、これまで体感したことのないほど、とろりととろける。惑星もチョコレートに!おもちゃ箱を開けたときのような、ワクワク感を与えてくれるチョコレートも存在する。宇宙に広がる惑星もスイーツになって、あっと驚かせてくれる。惑星チョコレートで宇宙をイメージリーガロイヤルホテル「ショコラブティック レクラ」の真っ黒なボックスに並んだチョコレートは惑星をイメージ。鮮やかなブルーやオレンジ、淡いホワイトなどの色彩を混ぜ合わせて、太陽系の惑星を再現した。口の中に入れると、フルーツピューレや紅茶などの風味が顔を出す。宝石のように輝くチョコレート「ショコラティン」からダイヤモンドをイメージしたチョコレートは「ショコラティン」のスペシャリテ。アカデミー賞・グラミー賞などのギフトとしても採用されるセレブ御用達ブランドのショコラは、キラキラと輝くジュエルカラーがポイントだ。シルバーカラーのチョコレートの中には、シャンパンガナッシュを包み込み大人な味わいに。ギフトにもぴったりなボックスには、ダイヤモンドに加え、アメジスト、サファイア、ルビーの4点を埋め合わせた。ローズウォーターがポイント、ハート型の「タンタシオンローズ」ハート型のチョコレート「タンタシオンローズ」は、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」から生まれた。アロマテラピーアドバイザーでもあるパティシエ德永純司のもと、チョコレートと相性の良い素材を厳選。ライチやフランボワーズなどのフルーツを合わせている。ベースに忍ばせたローズウォーターは、バラの豊かな香りを運んでくれる。動植物のパッケージ、友チョコにぴったりな「ゴンチャロフ クッカ」フィンランド語で花を意味する「クッカ」からは、小さなボックスチョコレートが仲間入り。動植物を描いたカラフルな箱の、自分好みのチョコレートをセレクト。多彩なパッケージは全12種類も揃うので、仲のいい友人へ揃いのボックスを“友チョコ”として贈るのも喜ばれそう。ライバルと差がつく!?“ブルー”チョコレート様々なカラー・形で出てくる新作チョコレートの中でも目を引く、“ブルー”チョコレートシリーズ。赤やピンクが溢れるバレンタインシーズン、あえて“ブルー”のチョコレートを贈ればきっと注目の的。仏・アンジェから日本へ、青い屋根瓦をイメージした「ラ・プティット・マキーズ」フランス西部の町・アンジェで1950年に創業したショコラトリー「ラ・プティット・マキーズ」は、地方の名産品「ケルノン・ダルドワーズ」を出品する。青い屋根柄が並んだ現地の雰囲気を想起させる、鮮やかブルーカラーは見る物の心をハッと掴む。中は、アーモンドとヘーゼルナッツを飴がけしたヌガティンが入っているので、さくっとした食感と香ばしい香りが楽しめる。スプーンで食べる新感覚チョコ、トロ~っととろける「ヴェストリ」日本橋三越本店限定となる、ゴマの香りと風味を閉じ込めたジャンドゥーヤに岩塩を効かせた“セザモ(ゴマ)”と定番のジャンドゥーヤの2種類を楽しめる「AG 日本橋リミテッド」。ブランドカラーの「ヴェストリブルー」のミニ缶の中には、スプーンですくって食べる滑らかな口どけのチョコレート。温めてチョコレート フォンデュのようにフルーツなどをディップして食べるのもオススメだ。蛇口からチョコレート&ツモリチサトコラボもまた、テイクアウトスペースには“蛇口からチョコレートが出る”夢のような空間が登場。福岡県のカカオ研究所が提案する「ホットカカオ」は、なんとその場で蛇口からチョコレートを注いでくれる。出来立てのカカオドリンクは温かく、心までぽかぽかに。日本橋三越本館7階を飛び出し、別フロアへ。「スウィーツコレクション 2017」以外にも、館内には様々なバレンタイン企画が用意されている。本館地下1階では「バビ(BABBI)」と「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」とのコラボレーションギフトを販売。猫やクマをモチーフにしたポーチには、「バビ」自慢のチョコレートウエハースをセット。そのほか、ハートラベルのワインや感謝の気持ちを伝えるソックスまで、館内には甘い物が苦手な男性へのプレゼント選びに最適な小物も揃っている。さらに、「スウィーツコレクション2017」の開催に先駆けて、1月25日(水)から31日(火)まで本館1階中央ホールで「ショコラセレクション」を開催。厳選した15ブランドが集結する。「green bean to bar CHOCOLATE」は「ショコラセレクション」のみの期間限定出店。爽やかなフルーティーさが特徴のタンザニア産カカオ豆を使い、つぶつぶ食感が楽しいフリーズドライラズベリーをトッピングした、日本橋三越本店限定のチョコレートバー「NIHOMBASHI」も並ぶ。【イベント詳細】■「スウィーツコレクション 2017」会場:日本橋三越本店本館7階催物会場住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1開催期間:2017年2月1日(水)~14日(火)展開ブランド:約110ブランドイヴァン ヴァレンティ/ヴァンテンダー/ヴェストソ/岡田美術館チョコレート/Ca Ca o/カカオ研究所/ゴンチャロフ クッカ/ショコラティエ パレ ド オール/ショコラティン/ショコラブティック レクラ/シルスマリア/辻利/デメル/ドゥバイヨル/パティシエ エス コヤマ/ピエール マルコリーニ/プレスタ/ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ/メゾン ショーダン/メルセデス ショコラトリー/ラ・プティット・マーキーズ/ローラン・デュシェーヌ他■「ショコラセレクション」会場:日本橋三越本店 本館1階中央ホール住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1開催期間:2017年1月25日(水)~31日(火)展開ブランド:15ブランドgreen bean to bar CHOCOLATE/ジャン=ポール・エヴァン/ブルガリ イル・チョコラート/プレスタ/ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ他三越のバレンタイン スペシャルサイト
2017年01月22日「フラワーズバイネイキッド(FLOWERS by NAKED) 2017 —立春—」が、2017年2月2日(木)から3月20日(月)まで、東京・日本橋三井ホールで開催される。「フラワーズバイネイキッド」は、クリエイティブ集団のネイキッドが手掛ける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展。2016年度には、1月から2月にかけて開催され、計70,000人超を動員した「フラワーズバイネイキッド 秘密の花園」、同年7月にテーマを変えて開催された「フラワーズバイネイキッド 魅惑の楽園」と、通算15万人の動員を達成した人気のアートイベントだ。今回は「立春」をテーマに、「日本で一番早くお花見が楽しめる空間」にバージョンアップ。春一番が吹くと桜吹雪が舞い上がるという春らしい空間のなかで、プロジェクションマッピング、生花、オブジェ、香り、人物、音楽、飲食、ファッションといった様々な演出や技術で生み出される花の新体験を提供する。ファッションプレスでは、中でも見どころをピックアップして紹介。桜のアート空間「桜彩」丸山敬太のドレスが登場前回の2倍規模で展開した、桜をモチーフとしたアート空間「桜彩(おうさい)」。ここでは、丸山敬太(KEITA MARUYAMA)が手がけるドレスと映像演出を組み合わせたインスタレーションによる、幻想的な春の空間が広がる。本物の桜と特殊な和紙を桜の花に型抜きした巨大な桜のオブジェが頭上一面に。シフォンをふんだんに使用したフェミニンなドレスには、桜の花びらが散りばめられ、腰にはコルセットのように和風な帯びが。和×洋のドリーミーなデザインに仕上がっている。日本を代表するデザイナーの作品を見られる貴重な機会であり、おすすめのフォトスポットだ。さらに、ここではバーカウンターも併設され、日本酒や桜にちなんだカクテルやスイーツを楽しむことも可能。紀州梅のソーダや桜のワインクーラー、ハーバルスプモーニ、甘酒宇治抹茶のほか、サクラやショコラフレーバーのマカロンも販売されるので、都会風のお花見を楽しむ絶好スポットとなっている。「竹」130本で春を表現、ダイナミックな空間今回のテーマでもある「立春」と名付けられたコーナーは、いけばな草月流第四代家元・勅使河原茜とのコラボーレションによる空間。竹を130本を使用した大胆な作品は、力強さの中にも繊細なしなやかさを感じさせる。歩いていると、どこからか温かな風が吹いて来て、少し早い春の訪れを感じさせてくれる空間となっている。腰掛けられる場所もいくつか用意されているので、じっくり鑑賞してみるのも良さそうだ。たんぽぽの綿毛が舞う「ダンデライオン クロックス」&花占い「モザイクフラワーズ」子供の頃に、たんぽぽの綿毛を吹いた遊びをした人も多いのでは。そんな幼少期の思い出をアートに昇華させた「ダンデライオン クロックス」は、約6mにも及ぶ筒状のオブジェの中にあるたんぽぽに息を吹きかけると、美しいプロジェクションマッピングによって舞い上がる仕掛けが施されている。「モザイクフラワーズ」は花占いを現代的に解釈したアートだ。壁の前に立つと、バラ・パンジー・カーネーションなど全27種類の花の中から、自分の花が一輪咲き、花言葉を教えてくれる。今回は、ピアジェとのコラボレーションによる「ピアジェローズ」も仲間入り。あなたの花は一体どれか、ぜひ試してみて。花やスイーツがモチーフの可愛いグッズイベントを楽しんだあとは、花やスイーツをモチーフにした可愛いグッズが並ぶショッピングエリアにも足を運んでみて。会場で実際に使われているアイテムを買うことができるのが面白い点。花のインテリア「フラワリウム」は、会場の最後に表れる実験室で置かれているアイテムだ。生花を特殊な保存液と共に、裸電球型のガラスに閉じ込めた作品で、長時間に渡って色鮮やかなみずみずしい花を楽しめるもの。ガラスの中で揺れ動く草木たちは、光に照らされてまるで宝石のようにキラキラと輝き、幻想的な空間を演出してくれる。記念にお部屋に飾ってみてはいかがだろう。さらに、会場内で使われているアロマ3種類も販売。静かさと穏やかさを持つ透明感溢れるローズや、新緑が芽吹く暖かな春の息吹の香りのオイル・ミスト・ディフューザーが展開される。他にもおすすめしたいのが、ドイツ発のカップケーキデザインの新感覚入浴剤「バスクリーマー」だ。この入浴剤は、“浸かるボディクリーム”と言われており、カカオバターやシアバターといった保湿成分を配合することで、まるで美容液に浸かっているかのような贅沢な使い心地を実現している。美味しそうなスイーツを象ったデザインも可愛いので、お土産におすすめ。【開催概要】「フラワーズバイネイキッド(FLOWERS by NAKED) 2017 —立春—」開催期間:2017年2月2日(木)〜3月20日(月)会場:日本橋三井ホール COREDO室町1 5F(エントランスは4F)住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1時間:10:00~20:00※入場は閉場の30分前まで。※会期中無休。入場料:・大人(高校生以上) 早割 1,200円、当日 1,400円・小人(小・中学生) 早割 700円、当日 900円※未就学児は無料。【メニュー】・桜のワインクーラー 1,200円・ハーバルスプモーニ 1,200円・甘酒宇治抹茶 900円・紀州梅のソーダ〈スターアニスとローズヒップ〉 900円・花酔酒造“桜彩” グラス一杯1,000円・サクラマカロン/ショコラマカロン 1個450円※ドリンクとマカロンのセットで購入すると、マカロンがセット価格の300円になる。
2016年12月16日2017年のバレンタイン商戦に向けての発表が相次ぐなか、銀座三越と日本橋三越本店では、それぞれ独自のテーマを掲げ、限定商品を含めた商品構成で新たなバレンタイン需要に対応するという。銀座三越の2017年バレンタイン「ギンザ スイーツ コレクション(GINZA Sweets Collection)」のテーマは「tressaillir de joie!」。直訳すると「ワクワクする」を意味する。恋人だけでなく友達や家族など、誰かと一緒にチョコレートを楽しんだり、お気に入りの味を見つけるなど、バレンタインを新たな経験で記憶に残るものにしてほしいという意味が込められている。今回日本初上陸で銀座三越のみの限定販売となるのが「リリアン・ボンヌフォア(Lilian Bonnefoi)」。南フランスの高級リゾートホテル「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(Hotel du Cap Eden-Roc)」で腕をふるうリリアン・ボンヌフォアが2015年10月にフランス・アンティーブに開いたブティックだ。これまでにホテルのショコラティエとしての味は日本にも届いていたが、今回は産地別のクーベルチュールを使用したボンボンショコラのアソートやタブレットなどがモダンなパッケージのオリジナルブランドの味わいに注目したい。例年会期の早い段階で完売してしまうのが、ベルギーの8ブランドを代表する味わいを揃えた「ベルギーセレクションボックス」(税込3,501円/800点限定)だ。2017年度は「メモリー」をテーマに、「セントー(Centho)」「ブノワ・ニアン(BENOIT NIHANT)」「ヴィタメール(WITTAMER)」「デルレイ(DelRey)」「ドゥバイヨル(DEBAILLEUL)」「プラリベル(Pralibel)」「ブリュイエール(Bruyerre)」「デジレー(Desiree)」が、それぞれ思い入れのあるショコラで競演する。銀座三越のバレンタイン向けの特設販売は17年1月25日から2月14日まで、銀座三越7階の催物会場と9階銀座テラス/テラスコートにて実施する。約70ブランドが登場する予定だ。一方、日本橋三越本店の2017年バレンタイン「ニホンバシ スイーツ コレクション(NIHOMBASHI Sweets Collection)」のテーマは「cacao journey ~カカオを旅する・カカオと旅する~」。16世紀に南米から世界中へ広がったカカオだが、昨今はその産地や製法、伝統などの背景にも注目が集まっている。そこで、日本橋から様々なカカオに出会う旅に出てほしいというのが今回の意図だ。会期は17年2月1日から14日までの2週間、本館7階催物会場にて約90ブランドを予定。ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの徳永純司によるショコラは、バレンタイン限定のものが登場する。なかでもバラとフルーツを使った4種類のショコラは、華やかなピンクや赤のハートの形にダマスクスローズのローズウォーターを使用。食べると口のなかでバラの香りが広がる優雅な体験ができる。徳永氏によると、香りのバランスには配慮したという。このほか、日本橋三越本店で先行販売される「岡田美術館チョコレート」の神坂雪佳「燕子花図屏風」をモチーフにしたボンボンショコラや「ショコラトリー・ドゥ・モナコ(Chocolaterie de Monaco)」の陶磁器のトレイがついたショコラなど、バレンタイン以外の贈り物にも使いたくなる商品も並ぶ。さらに、日本橋三越本店ではスイーツ コレクションの開始に先駆けて、17年1月25日から31日まで約12ブランドを集めたコーナーを設置する。なかでも注目なのが、中目黒の「グリーン ビーン トゥ バーチョコレート(green bean to bar chocolate)」。カカオ豆と砂糖のみを使い、約45日かけて作られるチョコレートの販売のほか、産地別チョコレートの食べ比べワークショップなど、チョコレートの学び体験も提供する。担当者によると、バレンタインの男性への贈り物としての需要に加え、昨今は男女問わず自分のために購入する人が多く、むしろ贈る場合よりも購入単価は上がっているという。旧来の女性が男性に愛を告白するためのツールとしてではなく、「目移りするほどのチョコレートに出会えるイベント」としての位置づけがさらに強まっているようだ。インターネットでの販売はいずれの店舗も17年1月9日の午前10時から、2月3日の午前10時までとなっている。
2016年11月25日デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が、日本橋茅場町の「特設会場」で開催されます。期間は2017年1月28日(土)から5月21日(日)までです。世界で最も美しいと称される浮世絵をデジタルアート化した展覧会で、和の文化を堪能してみてはいかがでしょうか。デジタルアート展「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」が開催浮世絵は食、慣習、ファッション、風俗、恋愛、ゴシップなど江戸の生活や文化を色彩豊かに映し出した大衆メディアであり、江戸時代のありさまや時代背景を知る貴重な資料です。展覧会ではこの浮世絵に隠されたコード=「江戸の秘密」を浮き彫りにする事で、“江戸とは何だったか?”を紐解きます。ガイド役には江戸時代の旅行マニュアル「旅行用心集」の著者である八隅蘆菴(やすみ・ろあん)が登場し、ボイスキャストは歌舞伎俳優の六代目片岡愛之助さんが務めます。また、応援団として、ゆうたろうさんをはじめとする人気モデルと外国人が“スーパー浮世絵フレンズ”となり、若者と海外に向けて展覧会の魅力がSNSで発信されます。最新の映像技術で、江戸世界を観光しよう浮世絵を「見る」ではなく「没入する」をコンセプトに、浮世絵を最新の映像技術を駆使して動かし、巨大化し、さらに立体の空間デザインと組み合わせる事で、まるで艶やかな浮世絵の中に紛れ込んだような江戸世界が再現されます。また、一日で江戸を見てまわる観光形式のデジタル展となっている事も大きな特長です。「名所」「街並み」「エンタメ」「グルメ」「あやかし」「花街」などのゾーンに分かれたコンテンツに(予定)、それぞれに関連する浮世絵のデジタルアートを製作。来場者は「名所」をスタートして「街並み」や「エンタメ」を見学し、お昼には「グルメ」へといった観光感覚で江戸への理解を深めていく事ができます。各ゾーンの詳細や見所は随時発表されるので、いまから楽しみです。今回の展覧会で見る事ができる浮世絵は、ボストン美術館が所蔵する浮世絵を撮影し、デジタルデータ化したものです。なかでも門外不出の浮世絵コレクション「スポルディング・コレクション」は保存状態の良さから世界で最も美しい浮世絵と称されており、描かれた当時の色に近い世界を体感できます。見て食べる体験型デジタルアート展も同時開催!日本橋で和の文化を堪能本アート展は日本橋兜町を文化で活性化するプロジェクト「日本橋 兜町・茅場町アートプロジェクト」の一環として開催されます。開催会場では同じくデジタルアート展の「見て食べる体験型デジタルアート『食神さまの不思議なレストラン』展」が同時開催される予定で、世界屈指の金融街である日本橋 兜町・茅場町を和の文化をテーマにアートで盛り上げていきます。【開催概要】「スーパー浮世絵『江戸の秘密』展」開催日程:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)開催場所:日本橋茅場町「特設会場」入場料:<通常チケット>前売料金:大人(高校生以上):1,300円、子ども(3歳以上~中学生以下):800円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:大人(高校生以上):1,600円、子ども(3歳以上~中学生以下):1,000円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)<「江戸の秘密展」×「食神さまの不思議なレストラン展」セット券>前売料金:2,900円販売期間:2016年10月29日(土)~2017年1月27日(金)当日料金:3,400円販売期間:2017年1月28日(土)~2017年5月21日(日)※セット券は「子ども」券種はございません。
2016年11月01日朝から晩までビア、食事、コーヒー、パン、本、レコードを満喫「15℃」は、朝7時から23時まで、焼きたてパンのイートインはもちろんのこと、食事も、またクラフトビールをはじめビオワインや日本酒、焼酎、サワーまで楽しめます。「夜勤明けの人にとって朝はディナー」という考えから、多くの人に食べる幸せを楽しんでもらいたいという思いが込められています。店頭で売られている「365日」のパンを合わせても、もちろんOK。プレーンなパン、チーズ味、クロックムッシュなどだけでなく、ビールにブリオッシュやクロワッサンを合わせる外国人の方もいて、それぞれのおいしいビアタイムが楽しまれています。飲んだ後は特製コーヒーをシメは“カフェラテ”583円をぜひ。コーヒー豆を直輸入して自家焙煎し、ベストコンディションのこの豆を、これまたハンドクラフトで世界に43台しかないエスプレッソマシンの最高峰、米国スレイヤー製のマシンで高速抽出し、サービスしてくれる、カップ一杯のしあわせです。コーヒーは他にスロースタイルのハンドドリップもあり、直輸入のオーガニックコーヒー豆は全6タイプから選べます。たとえば“タイプ15℃”はエチオピアのグジとイルガチェフェの豆を使った酸味とフローラルな香りの女性らしい柔らかいブレンド。また“タイプ365日”は、イルガチェフェと東ティモールのマウベシの豆を使った男性的な味わいのブレンド。それぞれにキャラクターが違い、気分に合わせてチョイスが楽しめます。お店ではこれらのコーヒー豆も購入OK。また食品だけでなく、ディスプレイされているセレクトされた本や古いレコードも購入可能です。取材・文/武位教子スポット情報スポット名:15℃住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-2-8電話番号:03-6407-0942
2016年10月22日来年2017年は「ジャズレコード100周年」のアニバーサリーイヤー。そこで日本橋三越本店本館・新館各階では「~JAZZのある暮らし~Jazz WEEK」を9月28日から10月11日まで開催する。ジャズをテーマにした漫画『BLUE GIANT』の原画展をはじめ、ジャズにちなんだイベントやアイテムを展開する。同じ期間、ジャズを五感で楽しんでもらおうと、同店本館1階=中央ホールでは様々なイベントを用意する。28日にはジャズバイオリニストの寺井尚子、10月1日には日本人で初のブルーノート・レーベルと契約したトランぺッターの黒田卓也によるジャズライブを12時30分からで行う(無料)。中央ホールでは、期間限定でウイスキーが提供されるとあって、大人の味覚と共に生演奏に耳を傾けることができる。また2016年漫画大賞第3位を受賞したジャズをテーマにした『BLUE GIANT』の原画展(本館7階はじまりのカフェ)に加え、10月2日の12時半から作者である石塚真一によるトークショーが行われる。また、同企画では初心者に向けたプラスチック製の管楽器や、子ども向けのミニピアノなどに加え、ジャズのスコアなども用意。自ら奏でるのではなく、視覚からもジャズの持つ雰囲気を味わいたい方には、リヤドロが表情豊かに表現したジャズミュージシャンと楽器が繊細なオーナメント「レッツ・スウィング」(29万円)も展開する。さらに、今回の企画のためにジャズを愛する宮越屋珈琲の宮越社長がクールジャズとモダンジャズをイメージしてブレンドした日本橋三越伊勢丹限定ブレンドコーヒーが販売される。その他にも、ジャズを聴きに行く時の装いとして、ジャケットスタイルやドレスアップスタイル、そして和×洋の要素を象徴するデニム素材の着物などを提案する。【イベント詳細】寺田尚子ライブ:9月28日12時30分から黒田卓也ライブ:10月1日12時30分から場所はいずれも日本橋三越本館1階=中央ホール/無料
2016年09月28日「三越 英国展」が、日本橋三越本店で2016年9月14日(水)から19日(月・祝)まで開催される。イギリスで世代を超えて愛されているティータイムの愉しみ。今回はこの紅茶の文化に着目し、英国王室御用達ブランドなど、品と格が感じられるアイテムを厳選して紹介する。本館7階 催物会場には、ロンドンのプリムローズ・ヒルに誕生したカップケーキ専門店「ローラーズ カップケーキ」が出店。エリザベス女王生誕90周年を記念して、ロイヤルクラウンのチョコレートをあしらった限定メニューを発売する。また、イギリスを代表するティールーム「ジュリス ティールーム」は、イートインスペースを設け、スコーンとこだわりの紅茶を共に提供。英国ぬいぐるみメーカー「メリーソート」の世界限定ベアも販売される予定だ。また、本館地下1階では、バナナとトフィーを使った英国定番の「バノフィー」など3種類のケーキを「プレスタ」が展開する。【イベント詳細】三越 英国展開催期間:2016年9月14日(水)~19日(月・祝)会場:日本橋三越本店住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1■ローラーズ カップケーキ・ロイヤルクラウンカップケーキセット(2個入) ※各日20セット限り 1,251円■ジュリス ティールーム・クリームティー1人前(各日200セット限り) 1,801円スコーン×2(クロテッドクリーム&ジャム)+紅茶(ポットにて提供)■プレスタ・ブラックフォレストケーキ 881円・レッドベルベットケーキ 881円・バノフィーケーキ 881円
2016年09月15日浅草の茶卸売店「壽々喜園」で販売している「抹茶ジェラート」が、日本橋三越本店にて2016年9月7日(水)から13日(火)までの期間限定で販売される。2016年1月にオープンして以来、行列までできている「抹茶ジェラート」は、抹茶の濃さが7段階に分かれた独特の品ぞろえが話題のスイーツ。今までにない味わい方が魅力となっている。1番濃い抹茶ジェラートには、農林水産大臣賞を三年連続で受賞した茶園の抹茶が使用されており、その味は抹茶の塊を食べているほど濃厚。今回オープンする日本橋三越本店の限定ショップでは、スペシャルトッピング付きカップでの販売となる。抹茶の風味がバランスよいジェラートから、超濃厚レベルまで全種類試してみたい。【詳細】販売期間:2016年9月7日(水)~13日(火)時間:10:30~19:30販売場所:日本橋三越本店 本館一階 天女像・中央ホール住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1【問い合わせ先】日本橋三越本店 TEL:03-3241-3311(大代表)
2016年09月05日夏休み本番!どこかに旅に出るのも楽しいけれど、東京の街中に佇む、好奇心を満たしてくれる場所も気になるところ。東京駅、銀座からも歩ける距離にある日本橋。古くから栄える日本橋の街に、この夏注目を集めること間違いなしのスポットが。今夏、重要文化財に指定された「日本橋三越本店」。歴史と趣きに満ちた日本橋三越本店の見所をお届け。今に残る西洋建築は、日本橋という街の矜持江戸の城下町であった日本橋、明治期以降は日本経済の中心地として発展してきた。明治、大正と移りかわる時代の中、次々と近代的な商業ビルが建ち街を変貌させてきた。日本建築界の重鎮・辰野金吾による「日本銀行本店」、アメリカンルネッサンス仕様の「三井本館」、古今東西の美を集めた「日本橋高島屋」、そして日本一有名な橋「日本橋」など、徒歩10分ほどの圏内に、重要文化財に指定されている名建築が建ち並ぶ日本橋。そんな中、新たに「日本橋三越本店」が国の重要文化財として指定されることに。そこで日本の百貨店建築のパイオニアともいえる「日本橋三越本店」の見どころをご案内しよう。現在(2016年)の日本橋三越本店日本の百貨店建築の礎となった日本橋三越本店日本橋三越本店の歴史を紐解くと、延宝元年(1673年)創業の“現金掛け値なし”を掲げて、現金販売をいち早く実現して江戸庶民に喝采をあびた呉服店「三井越後屋」が出発点。明治37年(1904年)に呉服商としての商いからさらなる発展を、とロンドンの老舗百貨店ハロッズにならい“デパートメントストア宣言”を発表、日本最初の百貨店として名乗りを上げた。大正3年(1914年)に誕生した5階建て鉄筋コンクリート造りの日本橋三越本店は、ルネサンス様式の外観、採光天井の中央ホール、エレベーターなど、美しい装飾と最新設備がそなえられ日本の百貨店建築の礎となる。その後、関東大震災で被害を受けながらも、修復・増改築を行いながら新たな魅力をたずさえて日本橋三越本店は復活してきたのだ。大正3年(1914年)当時の日本橋三越本店昭和10年(1935年)当時の日本橋三越本店商業神マーキュリーとライオンが迎える本館ライオン口そんな歴史のある日本橋三越本店。まずはライオン像が鎮座する本館正面入口側の外観をじっくり観察。増改築を繰り返したとは思えぬ統一感ある意匠は、大正時代より一貫して同じ会社(現・横河建築設計事務所)が施工していることが大きな理由の一つであろう。装飾が施された壁面を輝かせる金色の像は、イタリアの商業神・マーキュリーだ。その下には、通称ライオン口と呼ばれる本館の正面入口があり、2頭のライオン像が鎮座する。明治時代にイギリス視察に出向いた当時の支配人・日比翁助が、トラファルガー広場のライオン像に感動。すぐに製作依頼をして大正3年(1914年)から三越でお客様をお出迎えする存在になった。合格祈願などの都市伝説を持つライオン像には、詩人・谷川俊太郎さんが像をモチーフに詠んだ詩が飾られているので注目して欲しい。本館正面入口に鎮座するライオン像下からも上からも眺めて欲しい天女像。ホールの壁にはアンモナイトそして本館にある五層吹き抜けの中央ホールへ。大理石張りの柱や梁、ステンドグラスを配したエキゾチックな装飾の天井、手摺や回廊のガラスへのアールデコ装飾、パイプオルガンなど見どころが満載。またホールの中央には、10年もの歳月をかけて手がけられた「まごころ像」と呼ばれる天女像が置かれている。柔らかな微笑みをたたえる天女像はその前面だけではなく、かわらしい鳥たちやサイケデリックな球体など背面の細やかな彫刻装飾もじっくり鑑賞してほしい。ちなみに1階と3階が天女像を見るベストビューポイントだ。そしてホールの壁のあちらこちらにアンモナイトの化石が「こんにちは」と顔をのぞかせているので、こちらもお見逃しなく。いたるところに発見のある中央ホールは、何度訪れても楽しい場所かも。毎週水・金・土・日の10時半、正午、15時の1日3回パイプオルガンの音色を聴くことができる。中央ホールには圧巻の「まごころ像」が出迎える屋上で金字塔を見終えたら大人もOKなお子様ランチでひと息大正時代を思わせるレトロモダンな意匠のエレベーターに乗り屋上ガーデンへ。青空にそびえたつような建築物は、大正10年(1921年)に作られた金字塔だ。日本橋三越本店の象徴でもあるので、ここは必ず押さえておきたい。また屋上には向島の三囲神社があるので、楽しい一日を祈念してお参りを。ほかにも豪華絢爛な装飾に圧倒される三越劇場などへも足を運びたい。さて館内の重要文化財スポットをぐるりと巡った後は、名物メニューをいただきにカフェ&レストラン「ランドマーク」へ。昭和5年(1930年)の登場以来、子どもたちがこぞっておねだりする「お子様ランチ」(800円)はランドマークの目玉メニュー。シュシュと煙を出しながら供される蒸気機関車の器には、チキンライス、エビフライ、スパゲティなど、お子様ランチといえど本格的な洋食プレート。大人の注文もOKなのでビールのお供にどうぞ。またライオン像よりずいぶんとかわいい「ライオンパンケーキ」(600円)は、子どものみならず大人女子から人気だとか。昭和5年(1930年)の登場以来人気の「お子様ランチ」(800円)さて日本橋三越本店では、その同店の歴史や館内の名物スポットを詳しく知りたい人に向けて「日本橋三越本店 店内ツアー」を開催中。お買い物ついでに、名建築を学ぶ知的ホリデーなんていいかもしれない。【日本橋三越本店 店内ツアー詳細】毎月第2土曜日:第1部11:30~ 第2部14:30~所要時間:約70分定員:各回15名参加費無料※申し込みは本館1階ライオン口案内カウンターにて受け付ける※小・中・高生生を対象とした「日本橋三越本店 歴史ツアー」もHPにて受付中
2016年08月08日三越日本橋本店が7月25日付けで重要文化財に指定された。同店は1914(大正3)年に本館を竣工、1921(大正10)年に増改修工事を終えたが、1923(大正12)年に関東大震災による火災で被害を受け、駆体の鉄骨、床スラブを生かしつつ1927(昭和2)年に7階建ての建物として完成。6階の三越劇場もオープンさせた。「西洋古典様式を基調とした重厚な外観をもち、内部では格調ある色調で彩られた三越劇場、五層吹抜けの中央大ホールなどを中心に、各時代の先駆的な意匠を用いて華やかに装飾している。様々な集客のための仕組みを取り入れながら増改築が重ねられており、我が国における百貨店建築の発展を象徴するものとして価値が高い」と文化庁は選考理由をあげている。設計は戦前の商業建築を多数手掛けた横河工務所(現:横河建築設計事務所)によるもので、新館から後の増床まで一貫して同社が担当した。アーチを用いない水平、垂直を強調した構成、高塔(金字塔)や中央ホールの手すりグリルやガラスなどのアールデコ風装飾は、フランスの室内装飾家ルネ・ブルーの手による特別食堂とともに、外観と内装部に統一感を持たせ、古典様式と当時の新しい潮流を取り入れた濃密な空間として、今日に受け継がれている。今回の文化庁の審議会で重要文化財指定を受けたのは、愛媛県大洲市・臥龍山荘、宮城県仙台市・東北学院旧宣教師館、福島県伊達市・旧亀岡家住宅、群馬県太田市・旧中島家住宅、東京都豊島区・雑司ヶ谷鬼子母神堂、石川県輪島市・旧角海家住宅、三重県松阪市・旧長谷川家住宅、滋賀県大津市・延暦寺など12件の建造物。Text: 野田達哉
2016年08月08日ロエベ(LOEWE)がブランド誕生170周年を記念して26日まで、「シグニチャー コレクション - 至高のモダンクラフツマシップ -」を日本橋三越本館1階の中央ホールにて開催している。同イベントでは、クリエイティブディレクターであるジョナサン・アンダーソンがモダナイズしたコレクションの中からふたつのシリーズをフォーカス。そのうちのひとつは、170周年を記念して誕生した「シグニチャー コレクション」。王室御用達の称号を受けたブランドらしく王冠を配したロゴマークから、ジョナサン・アンダーソンがアップデートした最新のアナグラムまで、ロエベの歴代ブランドマークが全面に封印されたレザーコレクションとなっている。会場では、同コレクションの中から「ショッパー バッグ シグニチャー」(18万4,000円)が先行発売されている。もうひとつの新作は、レザーの持つ可能性に挑んだ「マルケトリー イン レザー」のコレクション。“マルケトリー”とは、ロエベの尽きることのない技術への挑戦と探求心を意味しており、最新のレザー技術によってカッティングされたレザーピースをロエベのクラフツマンシップの技で精巧にはめ込み、まるで一枚のアートピースのように仕上げるというロエベならではの高度な技術を用いたアイテムが展開される。なお、会場で販売される「ペッシュ T ポーチ」(12万円)の納期は、8月以降を予定している。その他、変幻自在の6WAYで使用できる話題の「ハンモック スモール バッグ」(24万円)や、アナグラムがボディ全体に施された「アベニュー バッグ」(12万9,000円)などのアイテムも登場。また、ブランドのロゴをあしらったスペシャルカフェラテなどを提供する「ロエベラウンジ」も併設されている。
2016年07月23日民間による月面探査チーム・HAKUTOが7月13日から26日まで、月面探査ロボット「ローバー」の展示を日本橋三越本店本館7階 はじまりのカフェGATE-Aにて行う。HAKUTOは、月面ロボット探査を競うGoogleがスポンサーの国際賞金レース「Google Lunar XPRIZE」に日本から唯一参加している民間による月面探査チーム。チームリーダーである袴田武史が代表を務めるベンチャー企業のispaceと東北大学吉田研究室、プロボノと呼ばれるボランティアメンバーの三本柱からなり、大学の研究技術を基盤に、民間宇宙業界の他、宇宙関連以外の業界からのプロフェッショナルもチームに迎え入れ、月面を走行できるローバーの開発や資金調達、プロモーションに取り組んでいる。今回は、そんなHAKUTOの月面探査ロボット「ローバー」を展示。7月16日から24日までの土日祝日には、月面に見立てたエリアでローバーのタブレットによる操縦体験もできる。また、会期中にはHAKUTOの応援グッズ販売やサポーター会員の募集も行なう予定だ。動画引用元(TEAM HAKUTOオフィシャルYouTube:
2016年07月22日人の“手”にフォーカスし、手作りの素晴らしさを紹介する「マルっと、手作り。〇て、(まるててん)」が、7月27日から8月1日まで日本橋三越本店本館7階の催物会場にて開催される。デジタル社会と呼ばれるようになり、あらゆることに機械化の影響がすすみ、人の手が次々と不要になっていく昨今。同展では、そんな中で人の“手”にフォーカスし、スペシャルゲストによるワークショップや、多彩な手作りアイテム、手作りをサポートするグッズなどを紹介していく。参加者のラインアップは、Q-TA、coromoza、3min.、KINARI、EO、ENFANT、On-travelling Designs、文化屋雑貨店、備前焼作家など。ワークショップでは、7月30日の13時、16時、31日の11時、14時より、Q-TAによるコラージュワークショップを実施。Q-TAが三越のアーカイブ資料よりセレクトした素材を使った、いつもとちょっと違う世界観のワークショップが体験できる。また、7月30日の15時からは、フリースタイリストの相澤樹と文化屋雑貨店の長谷川義太郎を講師として迎えたワークショップを実施。文化屋雑貨店のオリジナルモチーフやリボンなどを用いてオリジナルポーチをアレンジする。7月30日、31日の13時、15時からは、ドライフラワーやドライフルーツと、EOのエッセンシャルオイルを使ったアロマサシェ作りのワークショップを開催。冒頭にはスーパーフードコンシェルジュの江口崇行によるアロマについてのトークも行われる。なお、一部のワークショップの申し込みは7月13日から25日までウェブサイトにて、26日以降は電話(03-3241-3311/大代表)にて受け付けている。
2016年07月13日「ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」が、2016年7月8日(金)から9月25日(日)まで、日本橋地区で開催される。江戸時代に日本橋で育まれた、“涼”をとる生活の知恵や工夫を現代流にアレンジしたイベントを街中で開催する「ECO EDO 日本橋」。見て感じる金魚や提灯、着て感じる浴衣、聞いて感じる風鈴など、日本情緒あふれる催しで、納涼気分を盛り上げる。今回初めて実施される「金魚スイーツさんぽ」では、日本橋・人形町エリアの商業施設や老舗など約55店舗が、金魚をモチーフにしたメニューを提供。羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリーや織地あるのエクレアなど、和洋様々な甘味が楽しめる。また、福徳神社に続く参道「仲通り」と「コレド日本橋」のエントランスには、金魚柄の巨大な提灯が登場。総合プロデューサーの木村英智がデザインを監修し、温かみのある光が、粋な金魚街道を作り出す。これらの他に、アートアクアリウムや、納涼金魚ちょうちん船、「第4回日本橋金魚すくいグランプリ」など、様々なイベントが多数展開される予定。限定グッズも発売されるので、イベントに合わせてチェックしてみてはいかがだろう。【概要】ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~期間:2016年7月8日(金)〜9月25日(日)イベント情報(一部):■金魚スイーツさんぽ参加店舗:約55店舗 (5月31日時点) メニュー例:・箔座日本橋「金魚型の食べる金箔と珈琲ゼリー」・日本橋 舟寿し「羊羹でつくった金魚が泳ぐ梅ゼリー」・グルメショップ by マンダリン オリエンタル 東京「金魚が可愛いグレープフルーツゼリーとパッションフルーツ味のエクレアなど」■金魚大提灯期間:仲通り 2016年7月8日(金)〜9月15日(木)、コレド日本橋 7月8日(金)〜9月25日(日)※予定提灯サイズ:高さ約1.8m×幅約1.6mなど【問い合わせ先】日本橋案内所TEL:03-3242-0010(開催期間中 10:00~21:00)
2016年06月04日書籍『一日一氷 365日のかき氷』が、2016年4月28日(木)に発売される。山形から沖縄まで、日本全国の名店・人気店が誇る365皿のかき氷を写真で紹介。‟シズル感”のある美味しそうなかき氷の画と、情緒あふれる風景を合わせて、日本の四季をめぐる。紹介されているのは、一風変わった品々。「バナナ」や「すもも」、「ラズベリー」といった珍しい果物を使用したものから、「ヨーグルトチーズケーキ」や「黒蜜きなこ」などのデザートのようなもの、さらに「マンゴーに紫芋」といった新感覚スイーツまで、バリエーション豊かに揃える。本書を手掛けるのは、昨年書籍『にっぽん氷の図鑑 かき氷ジャーニー』を発行し、かき氷ブームを起こした原田泉。フジテレビ系「世にも奇妙な物語」でプロデューサーとしてスタートし、映画、CM・PVなどを手掛けた、異色のキャリアの持ち主だ。【アイテム詳細】『一日一氷 365日のかき氷』 1,296円(税込)発売日:2016年4月28日(木)著者:原田泉発行・発売:ぴあ株式会社
2016年04月24日「三越イタリア展」が2017年4月12日(水)から日本橋三越本店にて開催される。本展では、世界的シェフが受け継ぐ、それぞれの地域が誇る郷土の味、「カンパリニズモ・郷土愛」に満ちた自慢の美味しさや、人生を楽しくするイタリアのデザインを存分に味わえるアイテムを用意。各地域の文化に触れて、イタリア気分を満喫できそう。展開日程の異なるものや、数量限定の商品も多数ラインナップするので、気になるアイテムは早めにチェックして。ピエモンテ州セッラルンガ・ダルバにある、ミシュラン1つ星の名店「グイドリストランテ」。この地を故郷とし、90%をピエモンテ産の食材で作るという郷土愛溢れるシェフは、白金台の話題の店「センソ」の近藤シェフとタッグを組んでこだわりのメニューを用意する。また、ヴェネト州ヴェネチア・エラクレアにある「バール ピッツェリア ブリアン」のオーナーが来日。さまざまな素材を使い自由な発想で作るグルメピッツアや、生地を自由に変形させるパフォーマンスが好評だという。見るのも食べるのも楽しい、出来立てのピッツァが味わえそう。また、インテリア雑貨なども豊富にラインナップ。カプリ島からやってきたウニをモチーフとした「リッチョカプレーゼ」のフレグランスや、姉妹によるアトリエブランド「マリア ラ ローザ」の一つ一つ丁寧にアトリエで作られたバッグなど、イタリアに訪れたような気分になれる”美と技”に溢れたアイテムが勢ぞろいする。【開催概要】「三越イタリア展」・日本橋三越本店 本館7階 催物会場会期:2017年4月12日(水)~4月20日(木)※最終日は18:00終了。・日本橋三越本店 新館7階 催物会場会期:2017年4月12日(水)~4月17日(月)※最終日は18:00終了。・日本橋三越本店 本館・新館 各階会期:2017年4月12日(水)~4月25日(火)住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
2016年04月15日日本橋三越本店の屋上に4月13日から5月8日まで、“手ぶらで楽しめる”バーベキューテラス「日本橋」がオープンする。会場には食材や機材が用意され、手ぶらでバーベキューを楽しむことが可能。2人から利用することができるという「レギュラーBBQセット」は、生ビール、サワー、ワイン、ハイボールなどが飲み放題(2時間制)で、レンタル機材代を含め、大人1人税込3,901円、小学生以下はハーフサイズとなり1人税込2,001円となっている。また、日本橋三越本店地下食品フロアで購入した商品の会場への持ち込みも可能で(精肉、魚介類、チーズやジェラート、フルーツ、ケーキ、シャンパーニュやワイン、和酒など)、大人一人(中学生以上)税込1,620円、子供一人(4歳から小学生まで)税込810円で楽しむことができる。このほか、アラカルトメニューも用意される。牛カルビ(200g 税込1,001円)、牛リブロース(200g 税込2,401円)、たらばがに(1本 1,001円)、金目鯛干物(1尾 税込801円から)、フランクフルト(1本 税込301円から)、焼きおにぎり(2個 税込201円)など。「飲み放題プラン」(2時間制)では、生ビール(アサヒ)、サワー、ワイン、ハイボールなどのアルコール飲み放題(税込1,296円、プラス税込601円で30分延長可能)があるほか、ソフトドリンク飲み放題(税込540円)も用意される。
2016年04月09日クオリティアは4月5日、「Office 365のメールセキュリティ支援キャンペーン」を12月30日まで延長すると発表した。同キャンペーンは、Office 365対応のメール誤送信防止サービス「Active! gate SS」とメールアーカイブサービス「Active! vault SS」を特別価格で提供するというもの。「Active! gate SS」では通常5万円の初期費用を無料、1メールアドレスあたり月額300円を200円に、「Active! vault SS」では通常10万円の初期費用を無料、1メールアドレス当たり月額200円を150円で提供する。対象はOffice 365を導入済みもしくは導入予定の事業者で、「Active! gate SS」が「オリジナル運用プラン(上司承認付き、あるいは共用タイプ)」の新規契約、「Active! vault SS」が「保存期間1年プラン」の新規契約を行う必要がある。また、キャンペーン適用条件は、導入実績としてクオリティアWebサイトやカタログなどに法人名とロゴの開示・掲載などとなっている。
2016年04月06日ギフトブック『DAYS Book 365』のポップアップショップ「DAYS Book 365 STORE」が、4月1日から14日まで渋谷ヒカリエ8階にオープンする。『DAYS Book 365』は、100年以上に渡る365日のそれぞれの出来事を1日あたり1冊ずつにまとめた、大切な日に“その日に起きた出来事を贈る”ためのギフトブック。編集ディレクターを『VOGUE Japan』『GQ Japan』『BRUTUS』『Casa BRUTUS』の編集長等を歴任してきた斎藤和弘が務め、これらの雑誌のほかルイ・ヴィトンなどのファッション広告のディレクション&デザインを手がける藤本やすしがアートディレクターを務めた。2から3ページ目は空白になっており、新たにその日にちなんだ言葉やイラストなどを自由に添えることができる。スマートフォンサイトから購入すると表紙に贈る相手の名前を入れることも可能。20代から30代の女性を中心に誕生日・結婚・出産・門出などの様々なシーンでギフトやメッセージカードとして利用されている。今回オープンするポップアップショップでは、全366種類の商品を販売する他、オリジナルフォトブースも設置。同アイテムの購入者に向けて、動画メッセージサービスなども行われる。
2016年04月01日システム・テクノロジー・アイは3月29日、マイクロソフトが提供するクラウド版グループウェア・サービス「Office 365」とシステム・テクノロジー・アイの学習管理システム「iStudy Enterprise Server」をクラウドにより連携させるサービスを2016年5月より順次提供すると発表した。。「iStudy Enterprise Server」は集合研修管理やeラーニングの実践、学習結果管理、受講案内など、人材育成に必要な機能をすべてパッケージ化されている。大規模ユーザーへの対応として複雑な組織管理ができることに加え、システム・テクノロジー・アイが持つ200以上の学習コンテンツを利用することが可能。独自のコンテンツを作成することもでき、柔軟な社内教育や研修環境の実現に貢献するという。連携の第1弾となるサービスとして、Excel Online上で学習コース情報の「iStudy Enterprise Server」への一括登録を可能とするモジュールをOffice ストアにて提供する。Office 365ユーザーは同モジュールを無償で利用することができ、教育計画を設計後に個別入力するといった煩雑な作業の軽減を見込める。今後は、マイクロソフトのクラウド型認証基盤 「Azure Active Directory」を利用した、「Office 365」から「iStudy Enterprise Server」へのシングルサインオンによる研修の受講、テストの開催などの予約情報の「Outlook Online」スケジュールへの登録といった連係機能を順次開発していくという。また、「iStudy Enterprise Server」のインフラを、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」へ移行する計画。
2016年03月29日日本マイクロソフトはこのほど、一般ユーザー向けOffice 365 SoloやOffice 365サービスの購入者を対象としたキャッシュバックキャンペーンの開催を発表した。キャンペーンの対象期間は2016年2月26日~2016年4月24日。キャンペーン期間中に一般ユーザー向けのOffice 365 Solo、またはOffice 365サービスを購入し、申し込みを行うことで、Office 365 Solo購入の場合は3,000円、Office 365サービスの場合は2,000円がキャッシュバックされる。対象となるのは、POSAカード版、 ダウンロード版、パッケージ版で、1製品購入に付き1回申し込みできる。製品を購入後、キャンペーン特設サイトに用意された応募用紙に必要事項を記入し、購入の証明となるレシートや領収書などと一緒にキャンペーン事務局に郵送することで申し込みが完了する。申し込みからおよそ2カ月で、キャッシュバック金額が指定した口座に振り込まれる。応募締め切りは2016年5月13日まで(当日消印有効)。
2016年03月04日365日心地良く使えるシリーズへ佐藤製薬は3月1日、エイジングケアブランド「EXCELLULA(エクセルーラ)薬用美白シリーズ」を2016年3月にリニューアル発売することを発表した。同社は、美白化粧品が、夏だけでなく通年使用されていることに着目。美白力を強化するとともに、365日心地良く使えるテクスチャーに改良。さらに「小じわを目立たなくする効果」も加わり、紫外線や加齢による肌変化に悩む女性に嬉しい薬用美白シリーズとなっている。植物と皮膚科学が年齢肌の悩みに効果を発揮同シリーズは、美白化粧品を使用する人は「シミ」や「くすみ」以外に「ほうれい線や目元のしわ」「弾力の低下」「肌の乾燥」など多数の悩みを抱えていることに着目して開発された。より肌に染みこむ「高浸透」のテクスチャーに改良するとともに、皮膚科学や、保湿効果の高い植物に対する長年の研究効果を活用し、「小じわを目立たなくする効果」を取り入れた。複合保湿成分「パワーコンプレックスW」に「エイジツエキス」と「ワレモコウエキス」を配合。さらに「セラミド2」や「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」も配合し、乾燥による肌変化へ効果を発揮する。さらに美白成分として、ローション、エマルジョンにはビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体を配合。クリームにはビタミンC誘導体、アルブチンの「W美白有効成分」を配合し美白力も強化した。リニューアル発売は「エクセルーラホワイトニングローション EX(薬用美白化粧水)」、「エクセルーラホワイトニングエマルジョンEX(薬用美白乳液)」、「エクセルーラホワイトニングクリームEX(薬用保湿美白クリーム)」の3種類。(画像はプレスリリースより)【参考】・佐藤製薬株式会社プレスリリース(PR TIMES)・エクセルーラHP
2016年03月03日ネクストセットは3月2日、Office 365にシングルサインオンが可能で、ダウンロード禁止や利用者ログ収集、ログアウト時のキャッシュクリア等のセキュリティを強化したセキュアブラウザ「ネクストセット・セキュリティブラウザ for Office 365」を発表した。現在ベータ版を公開中で、近日中に正式リリースするという。同社は、Office 365導入支援の中で、Office 365で利用可能なシングルサインオン機能、組織カレンダー、組織アドレス帳、組織ワークフロー等を提供中だが、今回は、Office 365とシームレスに動くセキュアブラウザを、無償で提供する。これにより、ダウンロード禁止やキャッシュ自動クリア、MACアドレス等での利用端末制御、ユーザーのブラウザ操作ログ、管理者によるブックマーク管理、利用コンテンツ制限など、数々のセキュリティ強化が可能になるという。「ネクストセット・セキュリティブラウザ for Office 365」の主な機能は下記の通り。・Office 365 とのシングルサインオン・セキュリティポリシーを個人単位/組織単位で設定可能・Office 365 を、セキュリティブラウザでのみ利用制限可能・iOS/Android での稼働・自動ログインの許可/禁止・IP アドレスでの利用制限(社内/社外制限)・利用端末 ID 制限:MAC アドレス/UUID 等で判断Android/iOS・URLフィルター機能:利用/閲覧可能な URL を指定可能例:業務以外のサイトを閲覧禁止例:社内システムを、指定のブラウザでのみ利用可能とする・添付ファイルのダウンロード禁止(閲覧は可能)・文字のコピー & ペーストの禁止・クリップボードの自動破棄・ブラウザ終了時にキャッシュ & Cookie クリア・印刷禁止(クラウドプリントの禁止)・アドレスバー表示の、ON/OFF 機能・共有ブックマーク(管理者がユーザーのブックマークを管理可能)・個人ブックマーク(ユーザー自身がブックマークを利用でき、管理者で利用禁止に可能)・自動ログアウト機能(管理者の指定時間で未使用時自動ログアウト)・アクセスログ取得(ユーザーがどのURLを利用したかのログ取得)・4桁ロックコードでのログイン機能:4桁の数字でのログイン・新着通知(メール、カレンダーなどの新着情報をスマートフォンに通知)・サテライトオフィス・シングルサインオン機能との連携による、パスワード強化、IP 制限、端末ごとの制限、キャリア制限、ブラウザ制限、組織単位、ユーザー単位に設定、他システムとのシングルサインオン、ログイン後の指定 URL へのジャンプ
2016年03月02日三越伊勢丹は2月17日、同社オリジナルの“ジャパンプレミアムブランド”として、セキトワ(SEKItoWA)ショップを日本橋三越本店本館1階紳士ゾーンにオープンした。また同日、同店5階リビングフロアには、“日本の暮らし美・日本の暮らし文化”を発信するショップ、ギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)もオープンした。今回、新たにデビューしたセキトワ(=積と和)の由来は、「セキ(積、掛け算の答え)」、と「ワ(和、足し算の答え)」であり、ショップでは、作り手たちの技術や美意識の掛け合いが生み出す“新鮮な美意識と優れた使い心地”が生活に彩りを与える商品を提案していく。展開される商品は「(京の)雅」と「(江戸の)粋」の2軸で構成される。16年度の「雅」の象徴テーマは“金箔”とし、箔工芸作家である裕人礫翔(ひろとらくしょう)と、伝統工芸やウェア、ライフスタイル雑貨とを掛け合わせ、朝日焼のマグカップ(2万3,000円)、中川木工芸のシャンパンクーラー(30万円)、酒杯(4万9,000円)などのアイテム提案を行う。一方、「粋」の象徴テーマは“藍染”で、スクモレザーという藍染の革を用いたスニーカー(16万円)、カードケース(1万6,000円)、デニムパンツ(3万9,000円)などを発売する。三越日本橋本店長の中陽次氏は、「(このセキトワに表現されるように)何事も深く掘り下げていく百貨店を目指していきたい。全てが揃う百貨店ではなく、あるものはとても深いところまである。そんな百貨店をつくっていきたいと思う。その一つがセキトワです。日本のモノは、世界では十分にラグジュアリーなレベル、若しくはそれ以上です。そのようなモノをここから発信していきたい」とコメントしている。5階にオープンしたギャラリー ライフ マイニング(Gallery LIFE MINING)は、「おもてなし庵」、「ジャパンラグジュアリー」、「ピグマリオン ショップ」、「遊び嗜みの拘り店」の4つのテーマで構成され、日々の暮らしの道具や工芸品、スタイルやシーンをテーマに合わせて提案していく。「おもてなし庵」ゾーンでは、郷土文化をテーマに、土地の風土によって培われてきた食と器、室礼、インテリアなど“おもてなし”に必要な商品を、季節や歳時記に纏わるしきたり、慣例を交えて提案する。「ジャパンラグジュアリー」ゾーンでは、日本独自の暮らし、文化や季節、歳時、風土に育まれ、職人により丁寧に作られた暮らしの工芸品を、世界に誇れる日本発のラグジュアリーブランドに昇華させるアイテムを展開。「ピグマリオン ショップ」は、日本国内で活動する次世代の職人や、技術は優れているが知名度が低い産地やメーカーを発掘し、伝統文化の保護・継承とともに、新たな可能性を応援するゾーンとなっている。「遊び嗜みの拘り店」は、遊びや嗜みのテーマを設定し、アマチュアからプロまでが納得できる幅広い品揃えが特徴。同ゾーンでは、2月17日から3月15日まで「花を飾る 華を活ける」と題し、家に花を飾り華を活けるための花器や器を、ガラスや陶磁器、木工や金工など素材、形、大きさを問わず集積し、作家による1点物など希少性の高い作品も合わせ約300点ほどを紹介する。瀬沼健太郎の杯形ガラス花入(5万円)、水湧(5万円)、ツヴィーゼルのベース(税込1万9,400円)など。なお、3月30日には、ギャラリー ライフ マイニング内に、東京の伝統工芸品を国内外に発信し、公益財団法人東京都中小企業振興公社が手掛けているプロジェクト、東京手仕事 「TOKYO Teshigoto」の常設コーナーがオープン。江戸切子や、東京銀器の酒器、東京七宝のリング、江戸更紗のチーフ、てぬぐい、東京手植ブラシの洋服ブラシなどが販売される。
2016年02月20日日本ユニシスとユニアデックスの日本ユニシスグループは2月16日、日本マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス「Microsoft Office 365」を活用する企業を対象に提供している「Office 365エンタープライズサービス」に、「運用支援サービス」「保守サービス」を追加し、提供開始した。2015年7月に提供開始した「アセスメントサービス」「導入・構築支援サービス」「展開支援サービス」に、「運用支援サービス」「保守サービス」を合わせることにより、Office 365活用のアセスメントから運用支援・保守までの総合的なサービスが提供可能になる。運用支援サービスの提供範囲は、Office 365テナント、Office 365 ProPlus、Office 365 テナントと連携するオンプレミスのサーバ群。これらについて、「エンドユーザーやシステム管理者からの問い合わせ対応(電話による受け付け、電話・電子メールによる回答)」「システム運用(Office 365テナントやサーバーの監視、月次報告、証明書更新、日本マイクロソフト発行のOffice 365更新情報の提供など)」「業務運用(Office 365の各オンラインサービスの管理など、お客さま企業ごとに個別対応、オプション)」を提供する。保守サービスでは、管理者向けにOffice 365から顧客環境までの障害発生ポイントの切り分け、Office 365テナントの状況調査など、復旧作業を支援する。また、Office 365の技術質問、障害対応の技術支援を日本マイクロソフトと連携して対応する。Windows Serverの保守サポートを契約している企業については、Office 365テナントとオンプレミス環境の連携機能もワンストップで対応可能。
2016年02月16日バラクーダネットワークスジャパンは2月4日、Office 365環境におけるセキュリティなどを強化する「Barracuda Essentials for Office 365」を発表した。Barracuda Essentials for Office 365は、Barracuda Email Security Service、Barracuda Cloud Archiving Service、Barracuda Cloud Backupの3製品で構成されており、セキュリティとデータ保護機能を強化する。メールに起因する脅威のマルチレイヤセキュリティや暗号化、情報漏えい対策を行うほか、オンプレミス・クラウド・ハイブリッド環境のすべてで、アーカイブ機能を提供する。また、Office 365で偶発的に削除してしまったメールやファイルなどを簡単にリカバリできるリアルタイムバックアップ機能も用意した。日本における提供時期は未定だという。
2016年02月09日ディスカバリーズは1月4日、マイクロソフトが提供する「Office 365(O365)」の共同作業ソフトウェア「SharePoint Online」のログ分析・レポートサービスであるクラウドサービス「インテリレポート」を、SharePointアドインに対応しアプリ化したことを発表した。インテリレポートは、Office 365の標準機能では提供されていないSharePoint Onlineのアクセスログを収集・分析・レポート化するクラウドサービス。「誰が」どんな情報にアクセスしたかまでを把握できるため、ポータル運営では欠かせないPDCA(Plan、Do、Check、Action)のサイクルを回すことができる。これにより、エンドユーザーにとって付加価値の高い社内ポータルへと改善していくことが可能となるという。今回リリースする新バージョンでは、SharePointアドインモデルを採用して、効率よくSharePointサイトに設置できようになったほか、レポートの拡張性にも対応可能になった。また今回、SharePoint Onlineで検索されたキーワードをレポートする新機能を追加しており、社内でのキーワードトレンドから市場や顧客のニーズを把握することができるようになった。このアクセスログ管理と分析を支えるプラットフォームとして、Microsoft AzureやSQL Azure DatabaseなどのさまざまなAzureサービスと連動して、スケーラビリティの高いサービスを提供することを実現している。今回のバージョンアップのタイミングで期間限定のディスカウントキャンペーンを実施。2016年1月までに、3カ月以上12カ月未満の契約をした場合、10%の割引を適用する。なお初月1カ月間は、無料トライアル期間となる。
2016年01月05日NTTデータは12月21日、「NTTデータ地銀共同センター」に参加銀行で、法人向けインターネットバンキングの同一金融機関の本支店間振り込み「24時間365日対応サービス」を2016年1月18日より開始することを発表した。NTT地銀共同センターは、NTTデータの最新鋭機能を有する次世代バンキングアプリケーションであるBeSTAを使用した地銀・第二地銀向け共同利用型センター。2004年1月のサービスを提供開始から、現在14銀行に採用されており、サービス提供当初より24時間365日稼働を実現している。NTTデータでは、2015年5月より地銀共同センター参加銀行における個人向けインターネットバンキング、自行ATMによる本支店間振り込みの24時間365日対応を実施してきたが、このたび法人における即時振り込みの時間延長ニーズに対応すべく、原則24時間365日いつでも法人向けインターネットバンキング同一金融機関での本支店間における即時振り込みが可能となるサービスを行うことを決定した。NTTデータは、地銀共同センターの参加銀行に対し本サービスの提供を推進するほか、今後も金融機関におけるさまざまなニーズに迅速に対応することで、地銀共同センター参加銀行のビジネスを支援していくという。
2015年12月22日ソフトバンクは12月17日、専用線接続サービス「ダイレクトアクセス for Microsoft Azure」が、2016年1月中に「Office 365」への接続に対応すると発表した。日本マイクロソフトが、「Office 365」と顧客のデータセンターや社内システムを専用線でつなぐ「ExpressRoute for Office 365」を開始するのに合わせたもの。「ダイレクトアクセス for Microsoft Azure」は、「Microsoft Azure」の閉域網接続サービス「ExpressRoute」に対して、ソフトバンクの閉域網サービス「SmartVPN」「IP-VPN」から簡易な導入とコストを抑えた価格で提供する専用線接続サービス。「Office 365」への接続で、顧客は従来の「Microsoft Azure」各種サービスへの接続に加えて、「Office 365」でも閉域網環境下で利用できる。また、「SmartVPN」などのソフトバンクの閉域網サービスを通じて、オンプレミスやさまざまなクラウドサービスを組み合わせた環境をワンストップで構築できる。また、2015年度中には東京と大阪に新規アクセスポイントを設置し、「ExpressRoute」の「無制限データプラン」「従量制課金データプラン」の両方に対応した2つのアクセスポイントを提供する。これにより、ネットワークを含めた東西DR(Disaster Recovery)環境の構築を含めて、顧客の希望に沿った構成を実現する。料金例は、回線基本料金(月額)6万4000円~(10Mbps)、「Office 365」接続オプション料金が20万円~、新規工事費が1万円、各種変更工事費が1500円~3000円(いずれも税別)となる。
2015年12月18日