映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』が2017年6月23日(金)に公開されることが決定した。世界が熱狂した『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の第2章世界中で社会現象を巻き起こした、2015年の大ヒット映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイと、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの、特異な恋愛模様を過激な描写で描き、人気を博したEL ジェイムズの小説の実写映画だ。本作はその第2章。官能世界の過激さはもちろん、より深さを増したドラマティックな展開が繰り広げられる。ダコタ・ジョンソン×ジェイミー・ドーナン前作に引き続き、アナ役をダコタ・ジョンソン、グレイ役をジェイミー・ドーナンが演じる。また新キャストとして、グレイを特異な世界にひき込んだ女主人・エレナ役を、007シリーズ『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(83)でボンドガールを演じ、『LA.コンフィデンシャル』(97)の妖艶な演技も話題となった、キム・ベイシンガーが務める。さらに、アーティストのリタ・オラも出演。メガホンを握るのは、前作のサム・テイラー=ジョンソンから代わり『パーフェクト・ストレンジャー』(07)や人気海外ドラマ「ハウス・ オブ・カード 野望の階段 シーズン1〜2」での評価も高いジェームズ・フォーリーだ。官能性が散りばめられたゴージャスな衣装本作の豪華な衣装にも注目だ。第1章では地味な女子大生だったアナも、出版社に勤めるキャリアウーマンに。大人の女性へと成長したアナの上品な色気のあるオフィススタイルには、ドキッとさせられる。また、本作の見所でもある仮面舞踏会で、グレイがアナのために用意するディオール(Dior)やヴァレンティノ(VALENTINO)といったハイブランドのドレスで彩られた夢のようなウォークインクローゼットは、思わずため息が出るゴージャスさだ。ライバルとなる新キャラが登場公開された予告編にはよりを戻し、これまでの歪んだ愛ではなく、真実の愛を育んでいく2人の姿が。しかし、グレイの過去を知る謎の女性や、アナに迫りくる職場の上司、さらに2人の行く先々へは正体不明のストーカーが現れるという展開が繰り広げられている。公開された本編映像の一部には、アナに近づく男性上司とその姿に嫉妬の炎を燃やすグレイが映し出されている。幸せに思えたアナとグレイの関係は一体どうなっていくのか、前作からさらに進化した『フィフティ・シェイズ・ダーカー』への期待が高まる。劇中歌にテイラー・スウィフト×ゼインのコラボ曲本作の劇中歌として、テイラー・スウィフトと元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクがコラボレーションした新曲「I Don’t Wanna Live Forever」やホセ・ジェイムズの楽曲が作品を彩る。ストーリー恋愛未経験の純粋な女性・アナと、大企業のCEOである大富豪・グレイ。二人は強く惹かれあいながらも、グレイの歪んだ愛の形をアナは受け入れきれず、彼の元を去る。やがて大学を卒業し、出版社に就職し新生活を始めるアナ。一方、グレイはこれまでの女性には持つことのなかったアナへの愛情に気づき、関係を戻したいとアプローチする。秘かにグレイを思い続けていたアナは喜びを感じながらも、今度はアナの方から <新たな条件>を要求する・・・。2人の未来に新たな“刺激的な生活”と“幸福”が広がるかに見えた矢先、突如現れたのは、グレイを特異な世界へと導いた年上の女性ビジネスパートナー、亡霊のような女性ストーカー・・・また執拗にアナに迫る出版社の上司など、予期せぬ危機が2人を襲う―。そして遂に見えてきたグレイの驚愕の過去が、2人の未来を壊すかのように付きまとう・・・。2人に待ち受ける衝撃の結末とは・・・?作品詳細『フィフティ・シェイズ・ダーカー』公開時期:2017年6月23日(金)キャスト:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、リタ・オラ、キム・ベイシンガー、マーシャ・ゲイ・ハーデン監督:ジェームズ・フォーリー脚本:ナイアル・レオナルド原作:EL ジェイムズ「フィフティ・シェイズ・ダーカー」(早川書房刊)(C)2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年02月20日世界中で空前の社会現象を巻き起こし、全世界興収5億6千万ドル超えという記録を打ち立てた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。その続編にして第2章となる『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の日本公開が、6月に決定した。恋愛未経験の純粋な女性・アナと、大企業のCEOである大富豪・グレイ。2人は強く惹かれあい、求めあいながらも、グレイの歪んだ愛の形をアナは受け入れきれず、彼の元を去る。やがて大学を卒業し、出版社に就職して新生活を始めるアナ。一方、グレイは、これまでの女性には持つことのなかったアナへの愛情に気づき、アナに「戻ってきて欲しい」とアプローチする。秘かにグレイを思い続けていたアナは喜びを感じながらも、今度はアナの方から“新たな条件”を要求する。2人の未来に、新たな“刺激的な生活”と“幸福”が広がるかに見えた矢先、突如現れたのは、グレイを特異な世界へと導いた年上の女性ビジネスパートナー、そして亡霊のような女性ストーカー。また、執拗にアナに迫る出版社の上司など、予期せぬ危機がアナを襲う。さらに、グレイの驚愕の過去も、2人の未来を壊すかのように付きまとう。アナは2人の愛にどんな決断を下すのか?2人に待ち受ける衝撃の結末とは…?巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイ氏と、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの、過激で特別な恋愛模様を描き、世界中の女性を虜にしたELジェイムズのデビュー小説を映画化した前作。全世界の熱狂が日本にも伝播し、衝撃を与えた官能ラブストーリーの禁断の第2章が、いよいよ日本にも上陸する。前作同様に公開前からその熱狂ぶりは凄まじく、本作の予告編視聴回数は、あの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を抜いて、24時間で1億1,400万回を記録を打ち出したほど。また、2月10日から世界各国で公開されると、なんと世界51か国で興行収入第1位スタートを記録!2017年公開作品の中で、最高のオープニング記録を樹立している(インターナショナルオープニング興収記録)。前作に引き続き、アナことアナスタシア・スティール役を演じるのはダコタ・ジョンソン、クリスチャン・グレイ役を演じるのはジェイミー・ドーナン、新キャストとして、グレイをSMの世界にひき込み“育てた”女主人・エレナ役を、『LA.コンフィデンシャル』(’97)の妖艶な演技も話題を呼び、『ナイズガイズ!』などにも出演するキム・ベイシンガーが務め、『ネオン・デーモン』のベラ・ヒースコート、歴史医療ドラマ「The Knick/ザ・ニック」のエリック・ジョンソンも参戦。監督は、前作のサム・テイラー=ジョンソンから代わり、『パーフェクト・ストレンジャー』(’07)や人気海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シーズン1~2での評価も高いジェームズ・フォーリ-が務める。前作では、ビヨンセを始め、Sia、「ザ・ローリング・ストーンズ」など、超豪華アーティストによる楽曲提供も話題となったが、本作でも、テイラー・スウィフト、元「ワン・ダイレクション」のゼイン・マリク、ホセ・ジェイムズなど世界的ミュージシャンが集結。よりエロティックに、よりドラマティックになった本作を彩っている。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月、全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年02月17日元フィギュアスケーターで現在は振付師として活躍している村主章枝が13日、東京・護国寺の講談社で1st写真集『月光』(2月15日発売 3,500円税抜き 講談社刊)の出版記念会見を行った。フィギュアスケーターとして冬季五輪に2度(ソルトレイクシティ五輪、トリノ五輪)も出場し、2003年にはGPファイナルで優勝を飾って日本中を沸かせた村主章枝。そんな彼女が、自身にとって特別なプログラムである『月光』をテーマにした初めての写真集をリリース。68年ぶりとなるスーパームーンの昨年11月に三宅島を訪れてロケを行い、2カ月間かけて鍛え抜いたという裸体をフルヌードで披露するなど、リリース前から大きな話題を集めている。村主は「本当にこういうチャレンジができてとても良かったです。写真集のお話が来た時はもうビックリでした。オリンピックに2回出ましたが、メダルを獲った選手ではなかったので、お話をいただいて本当にありがたかったです」とオファー時を振り返り、「最初は緊張しましたね。お気に入りのシーンは前半に撮ったんですが、なかなか表情が硬くて(カメラマンの)アンディ・チャオさんも苦労されたと思います(笑)」と照れ笑い。とはいえ、「今回は動きの中で写真を撮りたいということで、静止画ですが動きを感じていただければと思います。それと頭のテッペンから足の指先まで研ぎすませた写真を撮ったので、細かいところまで見て感じていただきたいですね」とアピールした。オールヌードも披露したことについては、「最初は脱ぐという企画ではなかったんです。初めてのチャレンジなので色んなものを撮るという話から、脱いだ写真があったという感じですね。あまり抵抗はありませんでした」と明かしつつ、「すごい話題にしていただいて、こんなことになるとは思いませんでした(笑)」と多くの報道陣を前に驚いた表情。その彼女は現在36歳で恋愛や結婚も気になるところだが、「色んな番組で私が18年間彼氏がいなくてお見合いさせていただいたりしましたが、今年こそは真剣にパートナーを見つけられるように頑張りたいです」と決意を新たにしていた。
2017年02月13日シリーズ最終章を迎える『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』が、12月7日に開幕した。本作は、2013年9月からスタートした『Club SLAZY』シリーズ6作目。最終章となる本作では、Bloom(太田基裕)、Cool Beans(米原幸佑)、Deep(加藤良輔)、End(井澤勇貴)、Q(法月康平)、Odds(藤田玲)、Doo Bop(倉貫匡弘)という、これまでのシリーズに登場してきたキャスト達が勢揃い。深い悲しみを持った女性のみがたどり着ける“Club SLAZY”を舞台に、歌やダンスのパフォーマンスと、笑いあり涙ありのストーリーを繰り広げる。初日を前にした囲み取材でのコメントは以下。倉貫は「見どころは炒飯。細かい部分までこだわってるということで…(笑)」藤田は「この作品が大好きなので、Finalに関われて本当に嬉しいです。精一杯みんなで駆け抜けていこうと思っています」法月は「Final invitationと謳っておりますが、変わらずに最後まで同じことをやり抜きたいと思います。なのでみなさん、楽しみにしていてください」井澤は「初演から携わらせていただきまして、こうしてFinalを迎えられるということが光栄でもあり、寂しさもありますが。このFinal、ステージの魅力がたくさん詰まった作品ですので、最後まで全力をぶつけたいと思います」加藤は「今回はFinalですけど、いつも通りSLAZYらしく、みなさんにすみずみまで観てもらって、細かい部分まで楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。最後までみんなと一緒にがんばりたいと思います」米原は「初演からずっと同じ役をやってきて、この『Club SLAZY』自体が(役柄の)Cool Beansと一緒でおうちというか、稽古場に帰ってくるとホームに帰ってきたなと感じがいつもしていました。それがFinalというのは寂しい気持ちもありますけど、またいつか別の形でお会いできたらいいなと個人的には思っております。このFinalをぜひ最後まで楽しんでもらえたら」太田は「今回はFinalということでやっぱり見どころは炒飯じゃないかなと思っておりますけど(笑)、それがSLAZYらしさといいますか。僕も1作目からやらせていただいて、6作目まで続いて、本当にたくさんの方に愛されるような作品になりました。今回はFinalということで、SLAZYのファンの方々にたくさんの感謝と愛をこめて素敵なステージをみせれたらなと思っております。千秋楽までどうぞよろしくお願いします」公演は12月13日(火)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。
2016年12月09日映画『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が全国の映画館にて公開される。全7章あるうちの第1章は、2017年2月25日(土)より2週間限定で上映。 本作は、『宇宙戦艦ヤマト』のリメイクとして、2012年から2014年に渡り放送されたTVアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編。モチーフとなるのは、1978年に公開された映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』だ。日本SFアニメが誇る不朽の名作が、新たな解釈と装いで現代に蘇る。脚本を務めたのは、福井晴敏だ。『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーも手がけ、日本のアニメーションシーンを知り尽くした彼が作り上げる「ヤマト」の世界観に注目したい。またテレサ役は神田沙也加が務めることが決定している。さらに本作の公開に合わせ、『宇宙戦艦ヤマト 2199』の解説動画も公開。TVシリーズ26話を4分に凝縮した本動画では、劇中キャラ、岬百合亜役を務めた内田彩が、今までのストーリーをわかりやすく解説してくれる。動画を観て予習すれば、「ヤマト」初心者でも映画を楽しむことができる。■ストーリー西暦2202年。あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年―。〈コスモリバース・システム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた―。【詳細】『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第1章(全七章予定)上映期間:2017年2月25日(土)〜 2週間限定上映上映劇場:東京 新宿ピカデリー / シネマサンシャイン池袋/MOVIX亀有、神奈川 横浜ブルク13、千葉 MOVIX柏の葉、埼玉 MOVIXさいたま、栃木 MOVIX宇都宮、宮城 MOVIX仙台、北海道 札幌シネマフロンティア、大阪 大阪ステーションシティシネマ / なんばパークスシネマ、京都 MOVIX京都、愛知 ミッドランドスクエアシネマ / MOVIX 三好、福岡 T・ジョイ博多製作総指揮:西﨑彰司シリーズ構成・脚本:福井晴敏監督:羽原信義
2016年11月29日『バイオハザード』シリーズ第6弾にして最終章『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12月23日公開)の新予告が24日に公開され、日本から参戦しているローラ演じる女戦士コバルトの姿もお披露目された。日本発の人気ゲームを映画化した『バイオハザード』シリーズは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるヒロイン・アリスと、世界をアンデッド化した元凶である宿敵アンブレラ社との戦いを描いたアクション大作。今までストーリーの詳細は謎に包まれていた『バイオハザード:ザ・ファイナル』だが、今回公開された新予告ではストーリーをひもといていく重要なシーンを見ることができる。新予告は、アリスが荒廃した風景の中で倒れているシーンからスタート。地獄のような炎、水中から襲い掛かってくるアンデッド…悪夢の現実のフラッシュバックでアリスは目を覚ます。そして、「世界の終わりは近い」「全てが動き始めた」「48時間で人類は滅びる」と人類滅亡の危機を示唆する不穏なセリフの数々。その言葉を体現するかのように絶望的な数のアンデッドの軍団が地上を埋め尽くす。クレア役のアリ・ラーターなどシリーズおなじみのキャラクターのカムバックも早くから話題となったが、アリスと共にアンデッドとの熾烈な戦いを繰り広げる仲間の一人であるローラ演じる女戦士コバルトの姿も初公開。おびただしい数のアンデッドの軍団を前に、コバルトが「どうする?」と仲間たちに問いかけると、アリスは「一匹残らず殺す」と呼応する。シリーズを重ねるたびに力強さが増すアリスのアクションからも目が離せない。ミラ自身「今回のアリスはこれまでで最もパワフルだった」と語るほど、アクロバティックなアクションを披露。炎の中を駆け抜け、二丁拳銃でアンデッドを次々とたたきのめし、シリーズ一作目を彷彿とさせるレーザーを交わす華麗なアクションに加え、バイクで疾走するシーン、巨大なクリーチャーに追われるシーンが描かれ、ラストでは、アリスが無数に埋め尽くすアンデッドに炎を放つ。
2016年10月24日荒木飛呂彦による人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」が実写化。映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が、2017年8月4日(金)に公開される。主人公・東方仗助役を山﨑賢人が担当。仗助の親友となる転校生・康一を神木隆之介、仗助のライバルとなる虹村形兆・億泰兄弟を岡田将生、新田真剣佑が、最凶犯・アンジェロを山田孝之が演じる。また、仗助の高校の同級生で、唯一のヒロインとなる山岸由花子役には小松菜奈。監督は、映画『テラフォーマーズ』『クローズZERO』の三池崇史だ。予告動画はじめに「ジョジョの奇妙な冒険」とは?コミックシリーズ累計売上1億円を突破した「ジョジョの奇妙な冒険」は、連載30周年をむかえた人気シリーズだ。ファンを魅力するのは、独創的な世界観と個性豊かなキャラクターたち。アニメーション化されるとその勢いは増し、ルーブル美術館への作品展示やグッチ(GUCCI)とのコラボレーションなど、国内外問わず人気が加速。現在も、その人気は留まることを知らない。実写映画化の決まった2017年は、生誕30周年を記念する”ジョジョ・イヤー"。多くのファンが待ち望んだ「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターたちの実写映画化が、いま実現する。日本を舞台にした「ダイヤモンドは砕けない」が実写化の舞台「ジョジョの奇妙な冒険」の始まりは、19世紀末のイギリス、名門貴族の息子ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから。その後、”ジョジョ”と呼ばれる主人公が代替わりしながら、ジョースター家とそれに関わる人々の数奇な運命、そしてジョースター家の血縁と因縁を描き続け、ストーリーは、現在第8部にまで発展している。実写化されるのは、ファンの中でも人気の高い第4部「ダイヤモンドは砕けない」。日本のM県S市を舞台とした同シリーズでは、日本で育つ高校生・仗助が主人公。仗助とその友人たちとの出会いや戦いを通じて、彼らの成長する姿を描いていくサスペンス・エンターテインメントだ。原作を知らなくても間に合う!鑑賞前のチェックポイント登場キャラクターは、形ある超能力<スタンド>が使える主人公の仗助をはじめ、彼の周りに現れるライバルたちは<スタンド>と呼ばれる形ある超能力が使える。所持者のそばに現れ立つため<スタンド>と呼ばれるこの能力は、持っている者にしか見えない。仗助の<スタンド>は、クレイジー・ダイヤモンドと呼ばれ、触れるだけで他人の怪我や壊れたものを直すことができる最も優しい<スタンド>。山田孝之演じる、凶悪な殺人犯・アンジェロの<スタンド>は、あらゆる水分に溶け込み、体内に侵入して内部から攻撃する力を持っている。この<スタンド>がどう表現されるかが、実写化にあたり原作ファンが注目しているポイントの一つ。ジョジョの独特なポージング&ジョジョ名セリフ「ジョジョの奇妙な冒険」では、度々登場キャラクターたちが独特のポーズで登場する。それはファンたちの間で”ジョジョ立ち”との愛称で呼ばれ、イタリアの彫刻芸術から影響を受けているという説もある。並んで特徴的な台詞まわしもポイント。原作&アニメファンの間では、セリフ集としてまとめられているほどで、本作では仗助の「グレートだぜッ! 」を山﨑賢人がどのように表現するか、期待が寄せられている。ヒロイン山岸由花子役・小松菜奈にインタビュー主人公・仗助の親友・広瀬康一に思いを寄せる、山岸由花子役を担当する小松菜奈。映画『沈黙―サイレンス―』でハリウッドデビュー、『溺れるナイフ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で漫画・小説の実写化作品に取り組んできた小松が、由花子とどのように向き合っていったのか。衣装・ヘアメイクのエピソードを交え、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』について話を聞いた。Q.人気漫画”ジョジョ”に参加、オファーを受けた時の感想は?驚いたのは、キャスト発表があった時に「由花子役をやるの?」ってたくさん連絡が来たこと。周りにファンが多くて、みんな熱烈なのは知っていたんですけど、改めて本当に人気作品であることを実感しましたね。気合入れて頑張んなきゃなって思いました。Q.小松さんはいつから”ジョジョ”を読み始めたのでしょうか。私は、お仕事するって決まってから原作を知ることが多くて。原作ものの場合、そこから読ませてもらうことが多いんです。ただ、漫画は絵があるので、あまり深く読みすぎるとその通り動かなきゃって引っ張られてしまう。なので、深読みはせず撮影前に一度読ませていただきました。読み進めていく中で、どうやって演じようと思ったり、由花子がよくする癖って何なんだろうって考えていくので、由花子というキャラクターをどんどん好きになっていきましたね。Q.由花子のどんなところが好きですか。急に態度が変わったりする、ぶっ飛んでるところが好きです。見ていて、「こんな女の人いたらやばいな」って思うんですけど、「いつ来るかな、あっ来る来る」って、クセになっていくんです。康一くんに対しての愛が熱くて、本当に個性的で。「康一くん康一くん」とずっと言ってる姿は、純粋に考えたら一途だなって思いましたし、中身はピュアなのかな?とか、妄想しながら楽しく読んでいました。役者が演じることでキャラクターに血が入るQ.漫画の中の由花子を目指して役作りを進めていきましたか?もちろん原作は原作の良さがあるし、実写化は実写化で全然違うものだと捉えています。役者が演じることでキャラクターに血が入っていって、キャラクターとしての魅力に繋がる。それが、私はすごくいいなって思っていて。キャラクターがそこにいる、リアルに見える。こうすることで、実写版を観た人は、漫画が気になって読みたくなる。漫画を見ていた人は映画ってどうなっているんだろうなって観に来てくれる。観た後の感想は賛否両論あると思いますが、映画、漫画お互いにとって(実写化することは)プラスだなと思っているんです。Q.実写版・由花子はどんなキャラクターに仕上がっていますか。どれだけ山岸由花子を残せるかっていうことが、今回の課題でした。私の撮影は2日間、その中でどれだけインパクトを与えられるかを考えていました。この子くせ者だな、変だなっていういい違和感をどうしても残したくて。Q.気になる存在になるために、どんな演技を?康一くんをじっと見つめること。目をそらすことなく、ずっと見つめているのは、由花子っぽいなって思ったので意識していましたね。康一くんに対する執着心を出すために、話すときはすごく近づいたり。観た方に、気になる存在でいて欲しいなと思ってたんです。衣装を着てすっと役に入っていくQ.衣装やヘアメイクは、公開前ビジュアル解禁の時から話題になりましたね。今回は、特にヘアメイク・衣装に助けられた部分は大きくて、衣装を着てすっと役に入っていくような感覚がありました。メイクさんと髪の毛の長さはこれくらいの方が不気味じゃない?、肌色は今より白くした方がいいよねって話をして、作り上げていきましたね。ただ、衣装はお任せです。ワッペンがついていたり、制服の線は波打っていたり。本当に一つひとつこだわりのある衣装だったので、劇場でチェックして欲しいです。Q.<スタンド>がどう表現されているかが、みんな気になっている部分だと思うのですが。出来上がった作品を観ていかがでしたか。私もスタンドが入ったらどうなるんだろうって気になっていました。CGと人間が合体したらどうなるのかなって。作品を観たら違和感がなくて、純粋に面白いと思えたんですよ!2時間という時間の中で”ジョジョ”の世界観をぎゅっと押し込めてあって。音楽もそうですし、疾走感やスピード感っていうのが作品の中で表現されている。もちろん一人ひとりのキャラも立っています。原作を知らない人でも、女性でも楽しめる作品だなと思います。ビジュアルは激しいんですけど、内容は兄弟愛も描かれていてしっかりしていているので、すっと作品に入り込めるはず。原作ファンにも納得してもらえると願っています。同世代と演じると燃えるQ.原作は日本が舞台ですが、撮影はスペインで行われたんですよね。初めスペインで撮ると聞いて驚きました。確かに綺麗そうだけど、どうなるのかな?って思っていました。スペインに入ったときちょうど天気は曇り。曇っている空は怪しげな感じで、海も黒く波打っていて、何か出てきそうな感じ。その時確信しましたね、世界観にぴったりだなって。逆に日本で撮るならどこだったんだろう?って考えちゃうくらい、よく合っていたんです。Q.撮影現場での思い出はありますか?撮影現場では、山﨑さんと神木さんとご一緒させていただきましたが、同世代の人とやると燃えますね!楽しいです。エネルギーの感じも違いますし、”役者魂”みたいなものや演技の仕方も人によって違いますので。実際に近くで見ていると、自分も頑張んなきゃって気持ちを奮い立たせてもらいました。これまで映画を観に行くときは、暇だから行こう、この作品を観ようっていうのが多かったんですけど、この役者が気になるから観に行こうっていう気持ちが生まれてくるようになったので。単純に見ていて楽しいのもありますし、私も負けないってパワーがもらえるんです。現在は、女優としての活躍が目立つ小松だが、デビューはファッション誌『ニコ☆プチ』。現在もモデルとして、ファッション誌、TV、CMと多方面で活動している。以前、映画『溺れるナイフ』公開時のインタビューでは”シャツ”を集めていると話していた小松だが、彼女はいまどんなファッションに興味があるのだろうか。Q.いまハマっているファッションアイテムを教えてください。デニム!好きで集めちゃいますね。色や形がちょっと違うだけで見え方が違うので。似てるのあるじゃんって思うんですけど、シルエットが自分の中で違うなと思うとすぐ買っちゃって、今は50本くらい持っています。Q.どんな風にコーディネートを楽しんでいますか。バンドTと組み合わせたり、Tシャツを透かせてシャツを羽織ったり、ワンピースの下にデニムを合わせたり。シンプルに白Tにコンバース、そしてちょっと変わったカバンを持つっていうのもお気に入りです。あんまり頑張りすぎてない感じが、自分的に楽でいいなと思っていて。最近は、ピタッとしているデニムを買いました。新しいブーツに合わせようと思って買ったらサイズが本当にぴったりで。まだ履けていないのでいつ出そうかな?って考え中です。Q.ショッピングはいつもどこでしていますか。ほとんど古着屋さんですね。新品も買いますけど、古着屋さんの方が楽しくて。「これあった~!探してる感じ~」って探し出す喜びがあるので、自分にあってるなって思います。それに、古着屋さんは家族みんな好きなんですよ。家族で古着屋さんにいって、お店ではバラバラに行動して。洋服の貸し借りもよくしていて、お母さんが来ていた古着を受け取ったり、古いワンピースを自分で改造したり。メンズのものも好きなので全然お兄ちゃんのも借ります。ファッションが家族共通で好きなものなので、みんなで共有できるのがいいなって思っています。まだまだある!”ジョジョ”実写化のポイント”住んでみたい町”杜王町 を再現するためスペインロケへ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の舞台となる、杜王町 (もりおうちょう)は”住んでみたい国ランキング”上位の豊かな自然に囲まれた町。この平和な雰囲気を再現するため、ジョジョクルー一行は、スペインのシッチェスへ移動。バルセロナから南西約35kmに位置する、地中海沿いのサッシェスで映画ロケが行われた。現場で見えない<スタンド>を表現するために<スタンド>は、撮影現場では見えないが、スクリーン上でははっきりと存在している。このリアリティを出すため、三池監督はアクションスタッフを投入。彼らが<スタンド>になり代わり、役者に<スタンド>の動きを説明しながら、そばに立ったり、地べたに寝転んだり、体を張って演技始動をした。スタッフ・キャスト愛すべきキャラクターたちが、実力派キャストで蘇るのも実写版の醍醐味。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』を盛り上げる豪華キャストをキャラクターたちの特徴と共に紹介する。東方仗助(山﨑賢人)山﨑賢人が演じる、主人公の東方仗助は、普段は温厚で人当たりの良い性格で女子生徒にモテているが、自慢の髪型をけなされると激昂する一面を持つ。不良っぽい喋り方だけでなく、個性的な髪型とファッションもポイント。ビジュアルでは、原作同様個性的な髪型に、胸元と襟元にアクセサリーをつけた学ランで登場。山﨑は、1994年東京都生まれ。『四月は君の嘘』『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』など、人気アニメの実写映画に多数出演。17年10月には、映画『斉木楠雄のΨ難』の公開を控えている。広瀬康一(神木隆之介)東方仗助の同級生であり、友達思いで平和を愛する広瀬康一役には神木隆之介。仗助と行動を共にし始めたことで、怪事件に巻き込まれていく。どことなく頼りなさげだが、由花子から一方的に熱い思いを寄せられるモテ男の一面も。映画『3月のライオン』『バクマン。』『桐島、部活やめるってよ』などのヒット作が続く神木は、初のおでこ出しスタイルで爽やかな好青年役にチャレンジする。山岸由花子(小松菜奈)仗助の同級生で、転校してきた康一の世話役に使命感を抱いている女子高生・山岸由花子は、小松菜奈が担当。ウェーブの長い髪が特徴で、成績優秀かつ料理や裁縫が上手いというハイスペック女子というキャラクターだ。ビジュアルで見せる小松のミステリアスな表情が、由花子の時折見せる極端な性格を表現している。小松は、マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙―サイレンス―』で隠れキリシタンという難役を見事に演じきり、ハリウッドデビュー。『溺れるナイフ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』とラブストーリーにも、多数出演している。虹村形兆(岡田将生)岡田将生扮する虹村形兆は、杜王町で暗躍しているスタンド使い。冷静沈着で頭脳明晰、かつ冷酷無比な男。ジョジョ原作ファンを公言している岡田は、「冷酷な部分もあるけれど、信念のある役。衣装とヘアスタイルが本当に素敵。毎日準備しいく中で形兆になっていける。強味になっている」と語っている。映画『秘密 THE TOP SECRET』『何者』で見せた姿とは一変、劇中では金髪のロングヘアーという奇抜なビジュアルを披露している。虹村億泰(新田真剣佑)新田真剣佑は、虹村形兆の弟・億泰を熱演。兄とは対照的な直観型で、深く物事を考えずいつも形兆の足を引っ張ってしまう。右手につかんだあらゆるものを削り取る”サ・ハンド”と呼ばれる<スタンド>の持ち主。新田真剣佑は、「億泰は兄の形兆のことをものすごく愛している役。ちょっと抜けているところもあるので、憎めない億泰を演じたい」と意気込みを明かし、役作りのために、サイドの髪は銀色に染め上げ、剃り込みを入れて眉毛も剃って撮影に臨んだ。アンジェロ[片桐安十郎](山田孝之)血も涙もない最狂の凶悪犯、アンジェロ(片桐安十郎)を演じるのは、山田孝之。逃亡中の連続殺人犯で、犯行の邪魔をした仗助を破滅させようと狙う男。人の命を奪うことに躊躇はない。「『ジョジョ』という大きな作品は、東宝とワーナーが組んでの一大プロジェクトとなりますし、本当ならば気負いしそうなんですが、片桐安十郎は史上最低の殺人鬼で割と素に近いと思います。なので、リラックスしてやれると思います(笑)」とコメント。映画『テラフォーマーズ』や『新宿スワン』などの人気作では、”他とは違う”ユニークな役どころを担当。自身を題材にした『映画 山田孝之3D』も17年6月に公開。空条承太郎(伊勢谷友介)伊勢谷友介は、”ジョジョ”ジョセフ・ジョースターの孫・空条承太郎役を務める。承太郎は、 “ジョースター家”の人間で、山﨑賢人演じる東方仗助とは血縁上「甥」にあたるが、作品の中で仗助を導いていく存在となる。時間を止めることのできる最強の<スタンド>スタープラチナの持ち主。出演が決まる前から、原作のファンだった伊勢谷は「空条承太郎には、中学のころから恐ろしいほど憧れていました。また、承太郎と伊勢谷友介は全く別人格なのでそのギャップを埋めるのが難しかったです。」と語っている。作品紹介映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公開日:2017年8月4日(金)監督:三池崇史キャスト:山﨑賢人(東方仗助)、神木隆之介(広瀬康一)、小松菜奈(山岸由花子)、岡田将生(虹村形兆)、新田真剣佑(虹村億泰)、山田孝之(片桐安十郎)、伊勢谷友介(空条承太郎)原作:荒木飛呂彦 (集英社ジャンプ コミックス刊)配給:東宝株式会社/ワーナー・ブラザース映画(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2016年10月01日アキラナカ(AKIRA NAKA)のクリエイティブディレクター中章が追求するファッション性と、アトリエ Manoaのテクニカルニットデザイナー早川靖子の高い技術が組み合わさり、アキラナカのニットは新たなフェーズへと導かれた。それは、文字にして記せば簡単に成立してしまうが、服として提示することは至極困難な作業である、”纏うだけで女性性に磨きを掛ける”という唯一無二のアイテムを生み出すこと。この秋冬には、世界に一着しかないニットがアキラナカから販売される。中が、膨大な時間と根気が必要とされるため敬遠してきたと語る、ニット地で構築したワンピースだ。編み幅も編み柄も異なる生地を、文字通りの匠の技でリンキングさせた、パッと見で手の込みようがわかるド迫力。ファッションに興味のない人が手に取ったとしても「どうやって作ってるの」と嘆息してしまうだろう。ファッション好きであれば思わず「Wow!」だ。「生地量が多くなれば、ニットはその重みでダレてしまう。でもローゲージだからこそ、圧倒的な迫力が得られる。そこは妥協したくありませんでした」と中は振り返る。まず、彼が起こしたデザイン画を元に、早川がニットワンピースを構築するパーツを試作することとなった。ニットワンピースを構築するパーツの施策から、中は“やんちゃ”な編地を選んだと早川は笑う「この編地を中さんが選んだ段階で『これはアートだ』と思いました。普通のデザイナーは、この柄は選ばないだろうと。これ、けっこうやんちゃな編地なんですよ(笑)。ニット教本を見てカーディガンを作ろうとか思ってる人も、まず選ばない編地ですね。やっぱりデザイナーと作り手、再現する側の視点が違うっていうのは、こういうことなんですよね。デザイナーのイメージは自由で、力強いものです。私たちみたいに“できるかな…”という技術的なことが脳裏にあって、妥協することは選ばないんです」早川は、中のイメージに沿うように幾つかのパーツを作り、いかにしてそれを繋ぎ合わせるか…。物理的な重さやシルエットバランスを二人で擦り合わせ、方眼紙に編み方と細かな指示をいくつも入れた”設計図”が作られた。編み方と細かな指示を方眼紙に書き込んでいく。これがニットのいわば“設計図”だ「早川さんのチームは、それぞれの編み方の技術者、プロフェッショナルがいらっしゃいます。なので、『じゃあここはリブ編みで。リブの次はかぎ針の職人さんにバトンタッチ。途中から棒針の方が引き継ぎます』なんてことができてしまう。それをすべて、早川さんが網羅するという…。改めて、すごい技術なんですよね。普通だったら生産性が悪いとか、やめましょうとか言われるんですけど、早川さんの場合は、最初から無理とは絶対に言わないんです」そうやって生まれたワンピース。その一着には、本当に様々な人々の想いが詰まっている。世界でたった一着、圧倒的な存在感のニットワンピースが生まれた「自慢でもなんでもないんですけど、この一着に出会った人のファッションに対する気持ち、熱量って、絶対変わると思うんです。これに出会って、気に入って、買っていただいて。そして身につけて街に出たら、いつもとは違う光景が広がっているはずです。手に取っていただければ、この迫力に感動していただけると思います」これは紛れもない職人仕業の賜物だ。中は、日本のモノづくりに宿る精神性を絶やしてしまってはいけないと続ける。「日本にも、早川さんみたいに編んでは解いて、解いては編んで、一個一個丁寧に作る職人さんは存在します。誇れる部分はいっぱいあるんです。だからそういった細かな手仕事にフォーカスし、魅力を感じる若い人たちが流れ込んできたら、もっと面白くなるなと思いますね」「ハンドニットに対する興味が、世の中から徐々に薄れていっている」と早川も危惧する。だからこそ、中は早川と手を組み、若い世代を育てていく構想も視野に入れている。「僕としては、お世話になりっぱなしで、まだ早川さんに恩返しができていないんです。今後、さらに自分たちのブランドが大きくなったら、このハンドニットの文化を伝承するような仕組みを作っていきたい。自分たちのブランドがベースとなって、ニット職人への教育の仕組みを作っていきたいんです」「ハンドならではの、このズシっとするクチュール感。アキラナカとしては、こういうところにラグジュアリーを求めていきたいと思っています。早川さんと僕が出会って、イノベーションが起こった。この流れを途絶えさせるのはすごくもったいないですからね」モノづくり国家ーー。日本がそう形容されるのには、理由がある。中の発想と早川の技術が出会い、大きなエネルギーが生まれたように、異なる才能をもった人と人とが同じベクトルを目指すとき、価値観は更新される。ファッションは待っている。新たな才能が衝突し合い、未来に向かう新たなエネルギーが生まれることを。【イベント情報】タイトル:ART KNIT会期:9月14日から26日場所:伊勢丹新宿店本館3階=リ・スタイル前編に戻る。
2016年09月12日映画『ナルニア国物語』がついに帰ってくる!『第1章:ライオンと魔女』(2005)、『第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)、『第3章:アスラン王と魔法の島』(2010)と3作続いた『ナルニア国物語』シリーズ。3作目から6年経ったいま、4作目の製作に向けての動きが本格化している。今年1月にプロデューサーのマーク・ゴードンが「まもなく製作を始められるといいなと期待しているんだ。ワクワクするよ」と4作目の始動を匂わせ、「すべてがオリジナル。キャラクターもオリジナルだし、監督も違う。完全に新しいチームで作る」と語っていたが、あれから7か月、さらに具体的な話が伝わってきた。「The Hollywood Reporter」によると、ソニー傘下のトライスター・ピクチャーズ、マーク・ゴードン・カンパニー、エンターテインメント・ワンの3社が出資することになり、原作者C.S.ルイスの「ナルニア国物語」」シリーズ4作目の「銀のいす」をベースに映画化が決定。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の脚本家デヴィッド・マギーがすでに脚本を書き上げたという。「銀のいす」の物語は前作『第3章:アスラン王と魔法の島』から数十年後、アスラン王の息子リリアン王子が行方不明になってしまっているナルニア国が舞台。アスランに呼び寄せられてナルニア国にやってきた人間の子ども2人が、リリアン王子を探す旅に出るという話だ。監督やキャストなどの続報に乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年08月10日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大作映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』の予告編映像がついに公開になった。シリーズ最終章らしく、これまでのシリーズの名シーン、名バトルを思い出せる新シーンが次々に登場。映像のラストには、新作のストーリーが気になるシーンも登場する。公開された予告編本シリーズは、主人公のアリスと巨大企業アンブレラの戦いを描いたアクション大作で、6作目でいよいよ最終章を迎える。ジョヴォヴィッチが主演を、ポール・W・S・アンダーソンが監督を務め、クレア・レッドフィールド役を演じたアリ・ラーターがシリーズに復帰する。このほど公開になった予告編は、バイクに乗ったアリスが疾走するハイテンションなシーンから開始。彼女が向かう先に置かれている看板には“RACCOON CITY HOME OF UMBRELLA(ラクーン・シティ/アンブレラの街)”の文字が。これまで数々の戦いを繰り広げながら、謎に迫ってきたアリスの最後の戦いがいよいよ始まることを予感させる。さらにこれまでの名シーンを思い出せるレーザートラップや巨大なクリーチャーが次々に登場。予告編のラストでは何かを見つめて涙を流すアリスの姿が描かれる。アリスの最後の戦いはどんなものになるのか? 彼女は何を見て涙を流しているのか? すべての答えを世界で最初に知ることができるのは、バイオ生誕の地・日本の観客だ。『バイオハザード:ザ・ファイナル』12月23日(金) 世界最速公開
2016年08月10日『シュレック5』の公開が2019年に決まった。NBCユニバーサルがドリームワークス・アニメーションを買収したことを受け、『シュレック』シリーズ第5弾がエドガー・ライトとデヴィッド・ウォリアムスがタッグを組む『シャドウズ』とともに2019年に公開されることになったとザ・ハリウッド・レポーターが報じている。シリーズ最終章としてプロモーションされていた2010年作『シュレック・フォーエバー』がシリーズを締めくくる最後の作品となると思われていただけに、新作公開のニュースは驚きを持って迎えられている。ここ最近のシリーズ2作品は第1弾、第2弾と比べると批評家からの評判はよくなかったが、興行成績では成功をおさめたために、第5弾の製作にゴーサインが出たと思われる。NBCユニバーサルのスティーブ・バークCEOは先月、『怪盗グルーの月泥棒』や『ミニオンズ』を手掛けたプロデューサーのクリス・メレダンドリが本作に携わるとしたうえで、「われわれが新しいシリーズを生み出す中で、クリスはいかにシュレックを復活させるか、またドリームワークスによるたくさんの既存のシリーズ作品に新たな価値を加えることなど、創作面でわれわれをサポートしてくれています」と話していた。『シュレック』シリーズは、2007年作テレビ映画『シュレック・ザ・ホールズ』、2010年作テレビ映画『スケアード・シュレックレス』、2011年作『長ぐつをはいたネコ』とこれまでにスピンオフ作品も展開している。『シュレック』第5弾については、公開時期以外の詳細は明らかになっていない。(C)BANG Media International
2016年07月24日前田敦子主演の“深夜の昼ドラ”「毒島ゆり子のせきらら日記」が6月15日(水)今夜の放送で第9回を迎え、いよいよ物語も最終章に突入する。不倫関係だったライバル紙・共和新聞の記者・小津翔太(新井浩文)の「妻と別れた」という言葉を信じ婚姻届を提出。小津一筋に生きることを決めたゆり子だったが、弁護士の真田(バカリズム)から小津の妻がゆり子を訴えるつもりであることを電話で告げられ、小津翔太(新井浩文)を交えた話し合いの場を持つ。「小津さんと婚姻届を提出した。私たちは夫婦」と話すゆり子だが、真田が見せた小津の戸籍謄本にゆり子の名前はなく、婚姻届を深夜に提出したのもゆり子をだますための巧妙なトリックで、婚姻届は受理されていなかったことも判明。さらに小津はゆり子宛に法律事務所から届いた確認書類も燃やして証拠隠滅を図っていた。さらに小津の娘・絵美(清原果耶)が乗りこんできたことで小津の母親がすでに亡くなっていたことも発覚。「どうして裏切ったの!?」と激高するゆり子に「ゆり子も三股してたじゃん」と答える小津。その言葉に愕然とするゆり子…というのが先週までのお話。今夜放送の第9話では、どん底に落ち会社を休んでいるゆり子のもとに夏目(今藤洋子)から電話が入り、くろでん(片岡鶴太郎)が誠心党から離党することを聞かされる。ゆり子はスクープを掴むため国会へ向かい、くろでん新党の極秘会議の情報をつかむ。現場へ忍び込み中川(高木渉)を取材。翌日、いよいよくろでん新党の立ち上げの日が来る…というストーリーが展開する。小津への想いを断ちきれないでいるゆり子。しかし取材現場では小津と顔を合わせなくてはいけない。そんな精神状態のなかで大きく動き出す政治…ゆり子を取り巻く状況が怒涛のごとく動き出す最終章が幕を開ける。「毒島ゆり子のせきらら日記」は6月15日(水) 24時10分~TBS系で放送。(笠緒)
2016年06月15日俳優の竹野内豊が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00~21:54)が、きょう9日放送の第8話から最終章に突入する。同作は、企業から持ち込まれる案件を解決する弁護士軍団"ビジネスロイヤー"たちが理不尽な悪に立ち向かっていく姿を描くストーリー。先週の第7話のラストシーンは、東京地裁で1回目の口頭弁論を終えた夏目佳恵(松雪泰子)が、元夫で神宮寺法律事務所の同僚である咲坂健人(竹野内)に電話で「負けたわ…」と告げた場面だった。この裁判は、温泉旅館のくみ上げ施設爆発事故による賠償金を、施設所有者の会社社長・土井垣茂(福田転球)に対して求めたもの。完全勝利の自信があっただけに、夏目の一言で事務所全体は衝撃を受ける中、一丸となって巻き返しを図る。それでも、土井のバックにいる大物代議士・荒木田正直(清水紘治)からの圧力で、徐々に形勢は不利になっていくが、夏目の身に変化が起こったことで、物語はラストスパートに突入する。最終章を迎えるにあたり、神宮寺法律事務所のメンバーが勢ぞろいした写真も公開。咲坂と夏目、そして事務所のボス弁護士・神宮寺一彦(國村隼)を中心に、弁護士とパラリーガルたちが自信の表情を見せており、アメリカンな事務所の雰囲気も相まって、海外ドラマのようにも見えるスタイリッシュな1枚に仕上がっている。
2016年06月09日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが本日6日(水)にスタートする。第1話ではなんと声優の小野賢章が演じる17歳になったおじゃる丸が登場するとあって、ファンの間では期待する声が高まっている。“やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま”であるはずのおじゃる丸が、今回は17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。その17歳のおじゃる丸を映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役で知られる人気声優の小野さんが演じると発表された当初から、ネット上では「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」と驚きの声が噴出していた。また、小野さんが演じることで初めておじゃる丸が「男性」だったと知るファンも少なからずいたようで、NHK広報局の公式Twitterアカウントは「えっ?おじゃる丸って男だったの!?」といった反響が寄せられたことを明かしている。そして放送当日、午後6時からの放送を前にネット上では「おじゃる丸役が小野賢章さんだから見なきゃ」「おじゃる丸(CV小野賢章)は今日か…見なければ」「17歳のおじゃる丸(声は小野賢章)観たあい!」との声が多数あがっている。(花)
2016年04月06日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが4月6日(水)からスタートする。初回となる6日放送ではなんと17歳になったおじゃる丸が登場。声優の小野賢章が演じる。1998年から放送されている人気長寿アニメ。主人公のおじゃる丸といえば、やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま…のはずだが、新シリーズの初回では17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。17歳のおじゃる丸の声を演じることになった小野さんといえば、映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役でおなじみ。小野さんは同アニメ公式サイトに「まさか自分がおじゃる丸に出演できるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄です。しかもおじゃる丸なんて!!」とのコメントを寄せた。小野さんが演じる17歳のおじゃる丸が登場するとの発表に、ファンからは驚きの声が噴出。「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!!!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」といった声がネット上に多数あがっており、アイドルグループ・アンジュルムの元メンバーで作詞家に転身した福田花音もTwitterで「おじゃる丸17歳ちょーたのしみ」と期待を寄せた。可愛らしい5歳の姿から12年の年月が経過していることになるが、おじゃる丸を取り巻く少年・カズマや、おじゃる丸の秘書的存在の電ボ、子鬼トリオといったキャラクターたちもどのように登場するのかも気になるところ。「おじゃる丸」第19シリーズは4月6日(水)より毎週水曜~金曜の18時~放送。(花)
2016年03月30日2016年3月12日(土)より全国10館にて劇場上映が開始された『デジモンアドベンチャーtri. 第2章「決意」』が、ミニシアターランキング2週連続1位を獲得し、早くも興行収入が1億円を突破した。『デジモンアドベンチャーtri.』(配給:東映アニメーション・東映 / 製作:東映アニメーション)は、「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して制作された、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編として、全6章で描かれる最新作。ミニシアター系ランキング4週連続1位、興収2.3億円、動員14.6万人を突破した第1章「再会」に続いて3月12日より上映開始となった第2章「決意」は、上映初日に、観客動員数17,543人、興行収入3,000万円(対前作比125%)を突破するなど、前作を超える好スタートを切った。そして、3月21日(月)までの観客動員数は64,490人、興行収入は1億円を超え、22日(火)現在の興行収入は1億800万円を突破。さらに、上映初日から高い稼働率を記録し、ミニシアターランキングでは2週連続1位を獲得している。『デジモンアドベンチャーtri. 第2章「決意」』は3週間限定上映で4月1日(金)までの上映予定。なお、第3章「告白」は、2016年9月24日(土)より劇場上映開始予定となっている。上映館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年03月23日3月12日より公開されている劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri. 第2章「決意」』が、上映開始後2日間の観客動員数で2万7506人を記録し、ミニシアターランキングで1位を獲得した。1999年より放送された、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編となる本作は、『デジモンアドベンチャー02』でベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから3年後が舞台。高校生になった主人公・八神太一をはじめ、デジタルワールドを冒険した"選ばれし子どもたち"(八神太一、石田ヤマト、武之内空、泉光子郎、太刀川ミミ、城戸丈、高石タケル、八神ヒカリ)の8人が成長した姿が描かれている。第1章「再会」はミニシアター系ランキング4週連続1位、興収2.3億円、動員14.6万人を突破し大ヒットを記録。第2章「決意」では、上映初日に観客動員数1万7543人、興行収入3000万円(対前作比125%)となり、前作を超える成績を収めている。全国10館の上映ながら、多くの回で満席となり、劇場販売のグッズやパンフレットに購入者が長蛇の列を作るなど大きな話題となっている。『デジモンアドベンチャーtri. 第2章「決意」』は、3週間限定上映で4月1日まで上映予定。また、続く第3章「告白」は9月24日より劇場上映開始予定となっている。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年03月16日「ぴあ」調査による2016年3月11日、12日のぴあ映画初日満足度ランキングは、『デジモンアドベンチャー』シリーズの続編で全6章からなる最新作の第2章『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』がトップに輝いた。2位に山田洋次監督が20年ぶりに本格的な喜劇にチャレンジした家族ドラマ『家族はつらいよ』、3位に8大ウルトラマンが壮絶バトルを繰り広げる『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』が入った。その他の写真1位の『デジモンアドベンチャー tri.…』は、1999年に放送を開始したテレビアニメ『デジモンアドベンチャー』の6年後を舞台に、“選ばれし子どもたち”の新たなる戦いを描いたアニメーション。当時からのファンが劇場に多く足を運び「昔からアニメを見ていたので大画面で観られて感無量」「過去のデジモンがさらに進化するのを観られて嬉しい」「子供の頃を思い出した」といった感想を寄せた。新シリーズでは、当時小学生だった主人公・八神太一たちは高校生になり、新たな悩みや葛藤を抱きながらも戦いを繰り広げていく。観客は懐かしさだけでなく、彼らの成長した姿にも感動したようで「登場人物も成長と共に迷いや葛藤があって、自分も一緒に成長してきたなと感じて共感できた」「大人と子供の境界線でもがくドラマが見どころ」「少年たちの心境の変化や関係性の変化に注目」などの声が上がった。もちろん、新作でもデジモンたちは大活躍する。「ゴマモンとアグモンが可愛かった」「ゴマモンとパートナーの丈が一緒に戦うシーンが印象的」「ゴマモンの優しさが良かった」「デジモンの究極進化にテンションが上がった」など、デジモンと主人公たちの交流や、バトルも高評価を集めている。(本ランキングは、3/11(金)、12(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』公開中
2016年03月14日●ハイエンドヘッドホンのエントリー機3月10日、finalの新作ヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」が発売された。いずれもヘッドホン「SONOROUSシリーズ」のエントリーモデルという位置付けになるが、約630,000円の最高級モデル「SONOROUS X」と同じ技術を注ぎ込んでいるという。さっそく、その実力をチェックしてみた。「III」と「II」の特徴は、「X」の制作段階で開発された「フロントプレート一体型チタン振動板ドライバーユニット」を採用していることだ。パーツは「X」そのままとはいかないもの、共振を抑え明瞭な音質を実現するという。「X」のキモとなっていた技術だけに、音質への期待は否が応でも高まるものだ。「III」と「II」の外観や基本スペックはほぼ共通だが、内部の構成部品とチューニングが若干異なるという。finalは音質の傾向について、「III はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、IIは高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」と説明しており、筆者はその点を意識しつつサウンドチェックを行ってみた。プレーヤーには、Astell&Kern「AK120II」を使用。ハイレゾ音源に加え、CDから作成したFLAC(44.1kHz/16bit)ファイルを試聴した。●上質で聴き疲れしない「III」○上質で聴き疲れしない「III」「III」には、たとえば解像度が極めて高い、低域が出ている……などのわかりやすい特徴がないため、一聴しただけではその真価に気づき難い。しかしよく聴きこんでみると、音の上質さとバランスの良さに驚くはずだ。平原綾香の「威風堂々」(FLAC 88.2kHz/24bit)を聴くとその点がよくわかる。ヘッドホン選びに失敗すると低域の声がつぶれたり、高域の声が刺さったりしてしまう曲なのだが、「III」は全域にわたりバランスよく再現する上、ボーカルが絶妙な距離感で美しく鳴る。平原綾香の高い歌唱力を存分に堪能できるのがうれしいところだ。美しい音色を上質な音で楽しめるところも「III」の特徴と言える。グレン・グールドが晩年の1981年に録音した「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」(FLAC 44.1kHz/16bit)を聴くと、グールドの繊細なタッチや超絶技巧……なんてことはことはもうどうでもよく、ただただ、美しい旋律の中に引きこまれてしまう。バイオリンなど弦楽器の音も合う。千住真理子の「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」(FLAC 96kHz/24bit)では、その艶やかな音に魅了されたものだ。下手なヘッドホンでは金属的に聴こえてしまうヴァイオリンが、ふくよかな響きを持って再現されるところがよい。アコースティックギターを中心とした女性ボーカル曲もハマる。エミ・マイヤーの「LOL」(FLAC 44.1kHz/16bit)は、低音を強調するヘッドホンだと、アコーステックギターがファットに聴こえてしまうところだが、「III」では非常にまとまりのよい音となり、透明感のあるギターの音色と女性ボーカルに浸れる。このほかに交響曲、ジャズ、ロックなども聴いてみたが、あらゆるジャンルをバランスの良い音で楽しむことができた。全域のバランスがよく音傾向がマイルドなので、長時間使用しても聴き疲れない点が好印象。耳に優しい上質な音を鳴らすヘッドホンが欲しい人には、要注目の一台と言ってよいと思う。低域から高域までバランスよく再生できるので、「モニターライクな音質」という表現には納得がいった。しかし、「広大なサウンドステージ」というには音場がやや狭い気がする。個体差の問題かもしれないし、エージングによって改善される可能性もあるが、一応記しておきたい。●ロック、ポップス向きの「II」○ロック、ポップス向きの「II」音傾向は「III」と似ているが、「II」のほうが高域の伸びが良く、低域の量感が多い。そのため音に躍動感があり、「III」よりもロックやポップスのノリをうまく表現してくれる。ローリング・ストーンズ「Rocks Off」(FLAC 192kHz/24bit)を聴いてみると、「III」では少し遠くできれいに鳴っていたサウンドが、実在感を増してエネルギッシュに迫ってくる。キース・リチャーズのギターリフが前面に出てくることで、曲の持つ絶妙なドライブ感をより感じられる上、バンド全体のスリリングな演奏もよりリアルに伝わってくる。ソウルフルな女性シンガーの曲なども合う。ジャニス・ジョプリン「May Be」(FLAC 44.1kHz/16bit)を聴くと、低~中域の出や高域の伸びがよいため、切迫感のある歌声がリアルに再現される。バックの音も良い具合に暴れてくれるので、曲に迫力と疾走感が加わり、ジャニスのボーカルをより盛り上げる。クラシックでも、感情がほとばしるような(エキセントリックとも言える)演奏を楽しみたいなら、「II」の出番かもしれない。エレーヌ・グリモー「モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV 310」(FLAC 96kHz/24bit)は、「III」で聴くと美しいながらも窮屈にまとまってしまうが、「II」はグリモーのキラキラとした色彩豊かな音を上手く表現する。このほかに交響曲、管弦楽、ジャズ、J-POPなどを聴いてみたが、「高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」という言葉はまさに偽りなしだと感じた。なお、音場は「III」と同様にやや狭め。解像度は「III」と比べると低く感じるが、価格とつり合ったレベルだといえるだろう。○まとめ「III」と「II」を試聴して感じたのは、両機ともハイエンドオーディオのマナーにそって開発された機種であるということだ。いわく、全域をいかに破たんなく再現できるかということだが、その点をまっすぐに追求しているのが「III」。ハイエンド機種と比べると解像度や音の再現性で劣る点もあるが、どんなジャンルも美しく心地よい音を聴かせてくれる。まさに「聴き疲れない音」で、音楽をマイルドな美音で長時間楽しみたい人には最適な一台と言ってよいと思う。「II」は上述のとおり、躍動感が曲のノリを左右するロックなどによく合う。しかし、基本は「III」と同様に音作りが上質で、聴き疲れのないよう仕上げられている。このあたりのバランスはまさに絶妙の一言。ロックやポップスをノリよく再生しながらも、聴き疲れしないヘッドホンを求める人に向いているだろう。外観やスペックを共通としながら、それぞれの個性が光る「III」と「II」。ぜひ多くの人に聴き比べてもらいたい。
2016年03月10日タレントの中村玉緒が3月2日(水)、都内で行われた英米合作のヒューマンドラマ『マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章』のPRイベントに出席。出演者の一人であるリチャード・ギアの精巧な等身大フィギュアと対面し、思わず「かっこいい!」と声をあげていた。この日、イベントに“出席”したリチャードのフィギュアは、お台場で約60体の等身大フィギュアを展示するアトラクション「マダム・タッソー東京」からレンタルされたもの。玉緒さんはギアの劇中シーンをふり返り、「酔ってネクタイを少しずらして、一番上のボタンを外す男性に色気を感じる」とメロメロだった。世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞に輝いたジュディ・デンチをはじめ、TVシリーズ「ダウントン・アビー」で人気を博すマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイら豪華なベテラン俳優陣が宿泊客を演じ、インドの古めかしいホテルで人生の輝きを見つめ直す。シリーズ初出演のリチャードは突然、ホテルに現れた“ナゾの男”を演じている。舞台となるインドにちなみ、妖艶なサリーを身にまとって登場した玉緒さん。「まるで夢のようで、昨日はうれしくて眠れなかった。主人(亡くなった勝新太郎さん)にも見てほしい。娘にもこの姿を携帯電話で送ったばかり」とすっかり自画自賛し、「映画のPRはもちろんですが、この私の姿を1秒でも長く放送してください」と報道陣に対し、お茶目にアピールした。もちろん、「何歳になっても勇気とチャレンジを忘れない。それが素晴らしいし、生きる力をもらえる。私も見習わないと」と映画のPRも忘れず、プロの女性ボリウッドダンサーと楽しげに踊りに“チャレンジ”する場面もあった。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して制作され、全6章で展開される『デジモンアドベンチャー tri.』(配給:東映アニメーション・東映 / 製作:東映アニメーション)。その第2章「決意」が2016年3月12日(土)より、全国10館にて劇場上映されるが、その劇場入場者特典が決定した。劇場入場者特典は、週替わりで3パターン。1週目、2週目は各4種の「ステッチ風ちびキャラクリアしおり」で、3週目はアニメーションキャラクターデザイン・筱雅律氏とアニメーションディレクター・伊藤浩二氏による描きおろしミニ色紙が用意される。■1週目(3月12日~)ステッチ風ちびキャラクリアしおり(全4種)■2週目(3月19日~)ステッチ風ちびキャラクリアしおり(全4種)■3週目(3月26日~)アニメーションキャラクターデザイン筱雅律・アニメーションディレクター伊藤浩二描きおろしミニ色紙(全2種)○第1章「再会」初日舞台挨拶の映像を公開2015年11月21日(土)に新宿バルト9(東京)にて開催された、第1章「再会」初日舞台挨拶の映像が公開された。本舞台挨拶には、キャストの花江夏樹(八神太一役)、坂本千夏(アグモン役)、三森すずこ(武之内空役)、細谷佳正(石田ヤマト役)、山口眞弓(ガブモン役)、田村睦心(泉光子郎役)、吉田仁美(太刀川ミミ役)、榎木淳弥(高石タケル役)、池田純矢(城戸丈役)、M・A・O(八神ヒカリ役)ら10名が登壇しており、ファン必見の豪華映像となっている。『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』は2016年3月12日(土)より、全国10館にて3週間限定上映。上映館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年03月02日本日26日の第7話からついに「最終章・希望編」に突入する綾瀬はるか主演「わたしを離さないで」。この度、綾瀬さん演じる恭子の幼少期を演じた鈴木梨央が、来週放送の第8話で再び登場することが分かった。世間から隔離された施設・陽光学苑で「良質な」教育を与えられて育てられてきた恭子(綾瀬はるか)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)。子どもらしい生活、教育を享受し「普通の子ども」であったはずの彼らはある日、生まれながらにある氏名を与えられた「特別な子ども」であると教えられ、自分たちの「本当の運命」を知らされる…。物語は“コテージ編”へと移り、恭子たち3人の関係も徐々に変化をし始めていた。使命である「提供」が開始されるまでのわずかな期間の自由が許されている彼らは、自分たちがこの世に創り出された「意味」を求めようとしていた――。第7話からついに舞台を現代に移し、「最終章・希望編」に入る本作。再び動き始めた恭子、友彦、美和の3人の歯車、終末に向かって進む3人の先に“希望”はあるのか?結末に向けて、初のドラマ化に挑んだ本作にさらなる注目を集めている。そんな本作の第1、2話で「陽光学苑編」にて幼少期の恭子役を好演した鈴木さんが、3月4日放送の第8話に再登場する。現代の恭子役を演じているのは綾瀬さんだが、そんな2人がまさかの共演。しかも、回想としてではなくあくまで現代という時制の中での対面。なぜ自分の幼少期とそっくりの少女がいるのか、誰なのか。残りわずかとっなった本作もますます見逃せない。「わたしを離さないで」毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年02月26日4月6日(水)から16日(土)まで京都劇場にて上演される市川海老蔵特別公演『源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで』の製作発表会見が2月22日、京都市内のホテルにて行われ、市川海老蔵が出席した。市川海老蔵特別公演「源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~」のチケット情報2014年春の南座で初演された市川海老蔵特別公演『源氏物語』では、「歌舞伎」と「能」と「オペラ」、という斬新な取り合わせを「源氏物語」の世界に表現。敷居が高いとも言われる三つの伝統芸能を昇華させた舞台は大きな話題を呼び、その後全国でも上演を重ねた。今回満を持しての第二弾の上演ということで企画から本公演に携わる市川海老蔵は「光源氏を演じるうえで表現したいのは前回同様“心の闇”。そして日本四季の美しさをこの『源氏物語』で表現していきたい」と力強く意気込みを語った。また前回に続き脚本を担当する今井豊茂は「続編ではありますが一つの作品として楽しんでいただけるものに仕上がる予定。前半はオペラと歌舞伎、後半は能と歌舞伎でみせていくという構成で考えています」と、構想中の内容にふれた。また海老蔵は「京都にもぴったりの演目だと思うので、文化に触れてもらうきっかけになれば。アクセスのいい京都駅で途中下車していただいて、新しいお客様にもぜひご覧いただきたい」と公演をアピールした。今回は、「源氏物語」に登場する女性の中でも最も人気が高いと言われる朧月夜との恋から「須磨」「明石」の巻を中心に、再び、日本最古のラブストーリーを“歌舞伎×オペラ×能楽”の奇跡のコラボレーションにより、市川海老蔵が新たな魅力とともに描き出す。チケットぴあでは一般発売に先駆けて、ぴあプレミアム会員限定WEB先行抽選先行(いち早プレリザーブ)を3月1日(火)11時まで受付。WEB先行抽選先行(プレリザーブ)を2月26日(金)11時から3月3日(木)11時まで受付。
2016年02月26日S’NEXTは2月18日、finalのヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」を発表した。発売は3月10日。価格はオープンで、推定市場価格(税込)はSONOROUS IIIが43,800円前後、SONOROUS IIが37,800円前後。SONOROUS IIIとSONOROUS IIは、約63万円の最上位ヘッドホン「SONOROUS X」に採用した技術を投入しながらも、価格を抑えて開発されたヘッドホン。2015年12月開催のポタフェス2015に参考出品していたが、このたび正式発表された。両製品の外観はロゴ以外共通だが、本体内部の部品などに違いがある。同社は音質の傾向について「III はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、IIは高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」と説明している。SONOROUS Xと同じく、フロントプレートとドライバーユニットを一体化することで共振を抑制。フロントプレートはポリカーボネイトをベースとしているが、素材の約30%にガラスを採用している。振動板には解像度を高める効果があるチタンを使用。ハウジングは硬質ABS製で、シボ加工を施している。また、イヤーパッドの内側と外側に開口部を設けることで、クリアな音質を実現したという。インピーダンスは16Ω。感度は105dB。重量は410g。ケーブルは着脱式で、ロック機構を採用。3.5mmステレオミニケーブル(1.5m)が付属する。
2016年02月18日S’NEXTは2月12日、finalブランドの製品をプレゼントする「finalに愛の告白をして高級イヤホンをおねだり! バレンタインtwitterキャンペーン」を開始した。応募期間は2月12日21時まで。応募はTwitterで受け付ける。応募者の中から5名に、任意のfinalブランド製品をプレゼントするキャンペーン。推定市場価格629,000円前後の高級ヘッドホン「SONOROUS X」を含む、finalブランドのイヤホン・ヘッドホン全製品が対象となる。Twitterでfinalスタッフの公式アカウント(@final_staff)をフォローした上で、finalへの愛を込めた告白メッセージをつぶやいて応募する。応募はfinal DIRECT SHOP内の各製品詳細ページにある「ツイート」ボタンから行う。また、ツイートにはハッシュタグ「#final_audio_告白」をつける必要がある。当選者には、3月14日に届くように賞品を発送するという(交通事情などの理由で遅れる可能性もある)。
2016年02月12日「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して制作される、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編となる最新作『デジモンアドベンチャー tri.』。全6章で展開される本作の『第2章「決意」』が2016年3月12日に公開されるのに先立ち、プレミアム先行上映会が2月11日(木)に、東京・新宿の新宿バルト9で開催され、その舞台挨拶に太刀川ミミ役の吉田仁美と城戸丈役の池田純矢が登壇した。『第2章』のストーリーのカギを握る太刀川ミミと城戸丈を演じる2人が、月島総合高校の制服姿で登場すると、客席からの大きな歓声と拍手が起こる。オープニングトークから息の合ったやりとりで会場を盛り上げる2人だが、「第1章の時以上に緊張が高まって、そわそわしている」という吉田に対し、池田は「(第2章が)あまりにも面白すぎて、こんなものを世に出してしまっていもいいのか?」とその出来栄えに自信を覗かせる。第1章とは雰囲気も異なり、かなり明るい展開が多いという第2章。"温泉施設"に行ったり、"学園祭"があったりと見どころ満載の第2章だが、その中でも特に注目してほしいポイントとして、池田は「壁ドン」を挙げる。「アフレコ中、キャストがざわついた」(吉田)。また、第1章のあと、今回の舞台挨拶においてMCを務めた松澤千晶とTVシリーズで太刀川ミミを演じた前田愛と3人で食事に行ったという吉田は、前田から「真似とかしなくていいから自由に演じてね」と言われて、その言葉にすごく背中を押されたというエピソードを披露。「私たちの『決意』を、ぜひしっかりと受けとめていただきたいと思います」(吉田)と語り、舞台挨拶を締めくくった。『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』は、2016年3月12日(土)より、全国10館3週間限定上映/先行有料配信が同時スタート。上映館などの詳細は、公式サイトをチェックしてほしい。○デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」3.12劇場上映 第2弾告知PV(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年02月12日2016年3月12日(土)より劇場上映が開始する『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』だが、4月2日(土)にリリース予定のBlu-ray/DVDのパッケージイメージが公開された。『デジモンアドベンチャー tri.』は、「デジモンアドベンチャー」15周年を記念して制作された最新作で、初代「デジモンアドベンチャー」シリーズの続編として全6章で描かれる。3月12日より全国10館にて3週間限定で劇場上映される『第2章「決意」』の舞台は、『第1章「再会」』でのアルファモンの出現から時は流れ、少しずつ復興が進むお台場。今作では、太刀川ミミと城戸丈がストーリーの鍵を握る。今回公開された『第2章「決意」』Blu-ray/DVDのパッケージイラストは、『第1章「再会」』のBlu-ray/DVDに引き続き、キャラクターデザイン・宇木敦哉氏による描き下ろしとなっており、第2章の鍵を握るミミと丈、そしてそれぞれのパートナーデジモンであるパルモンとゴマモンが柔らかい陽射しの中にいる一コマが描かれている。『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』のBlu-ray/DVD(一般販売版)は、2016年4月2日の発売予定で、価格はBlu-rayが8,000円(税別)で、DVDが7,000円(税別)。初回生産分限定特典として、スペシャルブックレット(16P)などが同梱される。そのほか詳細は、『デジモンアドベンチャー tri.』公式サイトをチェックしてほしい。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年02月11日日比谷図書文化館は、「勝川春章と肉筆美人画―<みやび>の女性像」展開催に関連した江戸歴史講座「日常の中の非日常―浮世絵師・勝川春章が描こうとしたもの」を開催する。開催日時は3月3日 19:00~20:30(18:30開場)。会場は日比谷図書館地下一階 日比谷コンベンションホール(大ホール)。参加費1,000円(千代田区民500円※住所確認のできる証明書が必要/定員200名)。同講座は、2月20日より開催される、出光美術館の「勝川春章と肉筆美人画―<みやび>の女性像」展の関連講座。講師を務めるのは、日本美術史を専門とし、展覧会「土佐光吉没後 400年記念 源氏絵と伊勢―描かれた恋物語」(出光美術館、2013年)を企画した廣海伸彦氏だ。江戸時代中期の浮世絵師・勝川春章は、50歳から67歳で世を去るまで、肉筆の美人画に旺盛な筆を振るったという。同講座では、日常的・現実的なテーマをとらえながらも、優美な趣をにじませる作風の勝川が目指した女性表現の理想を考察していくとのこと。なお、申込方法は同館へ来館し、1階受付で手続きをするほか、電話やメールでも受け付ける。電話番号、およびメールアドレスは同館のWebページにて確認してほしい。
2016年02月02日「アフタヌーン」(講談社)にて連載中の人気コミックを長瀬智也主演でドラマ化する「フラジャイル」。この度、2月10日(水)放送の第5話に「関ジャニ∞」の安田章大が余命1年の保育士・小早川洋行役でゲスト出演することが明らかとなった。主人公は「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が表する偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎(長瀬さん)。手術はせず、組織や細胞を分析して患者の診断を下す医者・病理医であり、常にスーツ姿。口が非常に悪いため度々ほかの医者たちと衝突。一見人格破綻者のようにも見えるが、何より優先するべきは患者の命という信念があり、自分の診断は絶対であるというデータと論理に裏打ちされた自信と、患者の命を救いたいという思いがある。そんな岸の活躍を描く本作はこれまで3話が放送され、病理医の目線で描かれたという新しい内容に多くの絶賛の声が上がり、盛り上がりをみせている。そんな中、5話でゲスト出演することが決定した安田さんが演じるのは、末期がん患者・小早川洋行。親も彼女もおらず、すでに死ぬことを覚悟しながら保育士として働いている。岸の勤める病院に訪れた小早川は余命は1年だと宣告されるも、悲壮感も無く、ただヘラヘラと笑いながらその言葉を受け止め、緩和ケア科へ入院することに。入院後、小早川は岸のもとで働くたった一人の検査技師・森井に、ある日ばったり出会い、ひょんなことから話をすることに。泰然としているように見えながら、自分の人生に果てない諦めを抱えている小早川に森井は、そして岸は…。映像作品に出演するのは『エイトレンジャー2』以来、およそ2年ぶりとなる安田さん。今回保育士役、患者役、さらに余命に限りある役どころと、初めてづくしの“トリプルファースト”の挑戦となった安田さんは「共演者の方々のお芝居のクオリティーの高さに刺激をもらい、自分自身もどこまで小早川さんになれるか挑みました。僕なりにできる全てを出し尽くしましたので、関ジャニの安田ではなく“フラジャイルの小早川”をお楽しみください」と熱弁。また今回初共演となる長瀬さんについては「言葉の重み、身振り手振り、岸先生のひょう依…長瀬智也さんに刺激を受けた、ということよりも、長瀬さん演じる岸先生に刺激を受け、素直に演じきることができました。そして、ただただ長瀬さんのすごさを改めて知りました」とコメントした。己の人生の終わりが見えたとき、果たして医療は何ができるのか、そして何をすべきなのか。もらい泣き必至の回となりそうだ。「フラジャイル」は毎週水曜日22時よりフジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年01月29日全6章からなる『デジモンアドベンチャー tri.』の第2章「決意」が、2016年3月12日(土)より、全国10館にて劇場上映されるが、そのエンディングテーマが発表された。初代『デジモンアドベンチャー』の主題歌「Butter-Fly」、そして、第1章・第2章の主題歌「Butter-Fly~tri.Version~」を歌う和田光司が、第2章ではエンディングテーマも担当。曲のタイトルは「Seven~tri.Version~」で、初代『デジモンアドベンチャー』の挿入歌「Seven」を今作のために新たに録り下ろした楽曲となっている。本作には、第1章「再会」の挿入歌を担当した宮﨑歩とエンディングテーマを担当したAiMがコーラスとして参加。2月11日(木・祝)に開催される「プレミア先行上映会」で上映される第2章本編エンディングにて初公開される予定となっている。なお、2月11日開催のプレミア先行上映会の開催時間&チケット発売日などの詳細も決定。太刀川ミミ役の吉田仁美、城戸丈役の池田純矢に加え、デジモンフリークとして知られ、第1章でアナウンサー役としても出演した松澤千晶がMCを務めることも明らかとなっている。上映会のスケジュールやチケット販売に関する詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)本郷あきよし・東映アニメーション
2016年01月22日