アラサーママたちは、セカンドクリーナーとして実際にどんな掃除機を使っているのでしょうか? 3人の読者ママと、ウーマンエキサイト編集部のママに「どうして買ったのか」、「実際にどうだったか」などを調査してみました!ほかのママが気になる方は、記事下の関連リンクからどうぞ!■仕事も掃除も細部までしっかりと! 編集部Mプロフィール現住所:神奈川県横浜市職 業:会社員年 齢:30代前半身 長:152cm家のタイプ/間取り:一戸建て/4LDK子ども:男の子/1歳9ヶ月■スティック掃除機 ダイソン「Digital Slim DC35」<商品名>ダイソン「Digital Slim DC35」 公式サイト <購入価格>※参考価格結婚祝いでいただきました<使用歴>約3年<使用用途>▼通常の状態で…普段の家全体の掃除▼ロングパイプを外して…子どもがお菓子などをこぼしたときや、車の中の掃除お風呂場の髪の毛など、気になったら都度掃除たまに布団や、ソファのダニ対策として(布団用のヘッドがほしい…!)<メインの掃除機>この掃除機がメインです■この掃除機に決めたポイントポイント1…省スペースで片付けられる結婚祝いということで同僚の方々にいただきました。結婚当初は1DKのせまい賃貸に住んでいたため、掃除の範囲もせまく、省スペースで片付けられることが条件でした。ポイント2…吸引力他商品と比べても、吸引力の強さがダントツだったので。ポイント3…汎用性が高いロングパイプが取り外せるので、普段の掃除から、細かいちょっとした掃除まで幅広く使えます。■使いごこちほこりは驚くほど取れます! ただ、本体自体は少し重たく感じるので、片手で掃除を続けると疲れてきます。音は大きいですが、気になったのは最初だけで今では気になりません。コードレスなので、以前は充電のタイミングに悩んでいましたが、今は家の収納内に充電器を取り付けて収納しながら充電をしているので快適です。
2016年06月06日バッファローは6日、IEEE802.11ac(2×2)に対応した無線LANルータ「WCR-1166DS」を発表した。5月上旬から発売する。価格は5,500円(税別)。本体は手のひらに乗るコンパクトサイズで、5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応。転送速度は最大866Mbps(理論値)となっている。iPhone 6やiPhone 6 Plusなどで利用できる「ビームフォーミング」に対応し、移動する端末を自動追尾して通信を安定化させる。アンテナ数は5GHz帯、2.4GHz帯とも、2本ずつ(送信2本、受信2本)。10BASE-T/100BASE-TX対応の有線LANポートは、LAN側とWAN側で1ポートずつ。そのほか、最新のファームウェアに自動更新する「自動アップデート機能」を備え、無線LANの接続機能はAOSSとWPSをサポートする。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(AES)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能だ。本体サイズはW50×D109×H110mm、重量は約139g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2016年04月06日太陽誘電は4月5日、IEEE802.11acに対応した無線モジュール「WYSBHVGXG」を商品化すると発表した。同モジュールは、ロボット制御などのM2M、バーコードを読み取るハンディターミナルや読み取ったデータを印刷するモバイルプリンタなどの産業機器市場や防犯カメラなどでの利用が想定されており、最大433Mbpsの高速通信に対応。2.4GHz帯を使用するIEEE802.11b/g/nと5GHz帯を使用するIEEE802.11a/n/ac、Bluetooth v4.2のいずれも利用することができる。サイズは12.6x8.9x1.9mmで、同社販売サンプル価格は4000円(税別)。
2016年04月05日NECプラットフォームズは4日、IEEE802.11acに準拠しアンテナ4本を利用する4ストリーム対応の無線LANルータ「Aterm WG2200HP」および、1ストリーム対応の「Aterm WG800HP」を発表した。発売日は4月14日。価格はオープンで、店頭予想価格はAterm WG2200HPが税別17,000円前後、Aterm WG800HPが税別6,000円前後。○Aterm WG2200HP5GHz帯が4ストリーム、2.4GHz帯が3ストリームに対応し、最大1733Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。独自のμSRアンテナ搭載により、11acの4ストリーム対応無線LANルータとして国内最小サイズを実現した(4月4日時点、同社調べ)。ルータに接続中のWi-Fi機器と、機器ごとの接続周波数帯や電波強度などの状態を、PCやスマートフォンで確認できる新機能「見えて安心ネット」を搭載。接続機器ごとに許可/制限対象/拒否といった接続管理を設定でき、例えばWi-Fi機器の不正アクセスを検出し接続を拒否したり、子どものWi-Fiゲーム機からの接続を検知して保護者に通知したりする使い方が可能。ほか、接続機器ごとにインターネット接続時間を管理できる「こども安心ネットタイマー」機能や、省エネ機能「オートECO」も備えている。無線LAN簡易接続システムは、QRコードを使う「らくらくQRスタート2」、NFCを使う「らくらくかざしてスタート」、本体ボタンを使う「らくらく無線スタート」、WPSなど。セキュリティ機能は、マルチSSID、ネットワーク分離、MACアドレスフィルタ、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)などを用意。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×4基。本体サイズはW35×D130×H181mm(突起部除く)、重量は約0.4kg。イーサネットコンバータセットも同時発売し、価格はオープン。セットモデルの店頭予想価格は33,000円前後。○Aterm WG800HP5GHz帯で1ストリーム、2.4GHz帯で2ストリームに対応し、最大433Mbps(規格値)で通信できる無線LANルータ。機能を絞ったエントリーモデルながら、有線LANはギガビットに対応した。機能面ではこども安心ネットタイマーやオートECOを搭載。無線LAN簡易接続システムは、らくらくQRスタート2、らくらくかざしてスタート、らくらく無線スタート、WPSなどを用意する。有線LANインタフェースは、WAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×1基、LAN側が10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANポート×3基。本体サイズはW35×D97×H146mm(突起部除く)、重量は約0.2kg。
2016年04月04日サンワダイレクトは28日、複数のACコンセントと充電用USBポートを備える電源タップ(3モデル)を発売した。「サンワダイレクト」直販価格はいずれも3,685円(税別)。○700-TAP018「700-TAP018」は、ACコンセント×2口と、充電用USBポート×4基を搭載する電源タップ。スマートフォンを立てかけられるスタンド機能を設けている。USBポートは合計4.8A出力に対応。1ポートの最大出力は2.4Aまで対応する。プラグ側はスイング式を採用し、根元には絶縁カバーが付属。漏電を防ぎトラッキング火災を予防する。雷ガードも内蔵しており、雷サージ現象が発生した場合に自動で通電を解除。接続機器を保護する。電源ケーブル長は約1.8m。本体サイズはW132×D132×H36mm、重量は476g。○700-TAP019「700-TAP019」は、ACコンセントを4個口と、充電用USBポートを4基搭載するモデル。形状は細長い長方形で、機器のすき間などに設置しておける。接続機器を自動検知し、最適な充電を行う「Smart USB System」を2ポート搭載。電源ケーブル長は約1.8m。本体サイズはW157×D48×H34mm、重量は356g。そのほかの仕様は「700-TAP018」とほぼ共通。○700-TAP020「700-TAP020」は、ACコンセントを6個口と、充電用USBポートを2基搭載するモデル。コンセント部は180度回転するので、ケーブルやACアダプタの大きさに関係なく柔軟な接続が可能。USBポートは接続機器を自動検知し最適な充電を行う「Smart USB System」に対応する。接続した機器の電源を一括でオンオフできる集中スイッチを搭載し、使用しないコンセント口は45度回しておくことでシャッターが降り、ホコリなどが侵入しない設計。電源ケーブル長は約1.8m。本体サイズはW330×D51×H52mm、重量は621g。そのほかの仕様は「700-TAP018」とほぼ共通。
2016年03月29日ミック経済研究所は3月22日、国内のデータセンター(DC)市場と消費電力量に関する調査「データセンタ市場と消費電力・省エネ対策の実態調査」を発刊したと発表した。調査期間は2015年12月~2016年2月。今回の調査は、日本国内のDC市場の売上高やDCの消費電力量、延床面積、省エネ対策などについて、主要DC事業者31社の面接取材による個別実態調査とデスクワーク調査14社のデータにより全体を推計したという。同調査において、「DC市場」とは「ハウジング、ホスティング、クラウド(SaaS・ASP、PaaS、IaaS)サービス関連売上」としている。また、「DCの消費電力量」は、「IT機器系消費電力量」としてDC内のサーバ、ストレージ、ネットワーク機器などの消費電力量、「ファシリティ系消費電力量」としてDC内の空調機、電源設備(UPSほか)、照明、そのほか設備の消費電力量となっている。同調査によると、2015年度の国内DC市場規模は2014年度に対して8.0%増の1兆8,394億円、国内商用DCの消費電力量は同7.6%増の150.8億kWhとなる見込みであり、市場規模の成長率と比較すると消費電力量の伸びは0.4ポイント低くなるという。DCの市場規模は、今後もユーザ企業のIT環境においてクラウドと物理サーバを統合したシステム構築により利用が拡張することで、年平均成長率4.4%増で成長すると見込んでおり、2020年度には2兆2,807億円になると同社は予測する。消費電力量については、IT機器はクラウドや仮想化技術により集約化が進んでおり、ラックあたりの実効消費電力はわずかだが上昇傾向にあるという。DCの利用が増えると共に稼働ラック数も増えるため、売上に準じてIT機器系の消費電力量はアップする。ファシリティはラック稼働増加に対応するため、空調や電源系の消費電力量もアップする。ただし、継続的に行ってきた省エネ対策の効果や省エネ効率が高い新型DCの稼働率が上がったことにより、ファシリティ系消費電力量のアップを抑えることができていると同社は見ている。消費電力量は年平均2.7%増と売上高の成長性を下回りつつも増えていき、2020年度には171.9億kWhになると同社は予測する。ここ数年間で新設されたDCでは、消費電力の大きな削減効果を期待した対策として、外気冷却の導入が進んでいるという。調査対象事業者が保有する主要DC110拠点のうち、36%にあたる40拠点が外気冷却を利用し、さらに19%にあたる21拠点が外気を直接的にサーバルームに採り入れる方式を採用しているという。直接外気冷却システムを利用するDCでは、部分的であるが、一定の省エネ効果が得られているとのことだ。ただし、年間の温湿度の差が激しい日本では、直接外気冷却は温度や湿度のコントロールに一定のノウハウが必要となること、また外気取入の設備設置には通常のDC建築に追加投資が必要なことなどが課題になるという。今後の新設DCにおいては、現在までにノウハウを蓄積したDC事業者の空調方式の一選択肢となることも想定されるとのこと。
2016年03月23日DCコミックスの悪役が集結するアンチ・ヒーロー大作『スーサイド・スクワッド』(9月10日公開)の第1弾となる予告編が15日、公開された。本作の主人公は、バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となったヴィラン(悪役)たち。彼らは、政府の秘密機関によって、減刑と引き換えに自殺に等しい任務を強制された部隊スーサイド・スクワッドへの入隊を余儀なくされ、狂気の道化師、復讐心に駆られた女侍、地獄の炎を操る男、そしてバットマンの最大のライバル・ジョーカーも加わった最狂チームが誕生する。予告編では、全編にわたってイギリスのロックバンド・クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」(75年)を使用。壮大な曲調に合わせて、悪党たちの派手なアクションシーンが展開していく。冒頭では、バットマンに投獄された刑務所で拷問されるウィル・スミスの姿が描かれる。『アフター・アース』(13年)や『幸せのちから』(07年)での親子共演で、近年は"よきお父さん"像を形成しているウィルだが、本作ではそのイメージを覆すような全身武器の"暗殺者"デッドショットに。「絶対ハズさない男」とも称される敏腕スナイパーで、スーサイド・スクワッドの鍵を握っている悪党の姿を見せている。映像には、『バットマン』シリーズで主役に負けない存在感を見せてきたジョーカーの姿も。かつてはジャック・ニコルソンや故ヒース・レジャー氏が怪演してきたジョーカーだが、本作では『ダラス・バイヤーズクラブ』(14年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したオスカー俳優ジャレッド・レトが新たにキャスティングされおり、全身タトゥーの新たなジョーカー像を作り上げている。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年03月15日アライドテレシスは3月14日、マルチレイヤー・モジュラー・スイッチであるAT-SBx8100シリーズ用のACシステム電源モジュール「AT-SBxPWRSYS2-70」と、文教ユーザー向けのアカデミック製品「AT-SBxPWRSYS2-70-T5アカデミック」の出荷を3月22日より開始すると発表した。AT-SBxPWRSYS2-70は現行品のAT-SBxPWRSYS1-70(0031R)の後継となる、SBx8100シリーズ用のACシステム電源モジュール。SBxPWRSYS1-70と同様に、ホットスワップに対応しているためシャーシ内で二重化することにより、ネットワークを停止することなく、システムの運用・保守対応を行うことを可能としている。これにより、SBx8100シリーズはコア・スイッチとして求められる機能に加え、SBx8100の特長であるAMF(Allied Telesis Management Framework)コントローラ、AMFマスタ、ワイヤレスマネージャなどの統合管理機能の可用性を保つことができるという。価格は、いずれも税別でAT-SBxPWRSYS2-70が39万3400円、T-SBxPWRSYS2-70-T5アカデミックが29万5100円。
2016年03月15日ロームは3月15日、スマートフォンやタブレットなど1セルのリチウムイオンバッテリー駆動で、USB端子やHDMI端子を搭載するモバイル機器に適した昇圧DC/DCコンバータ「BD1865GWL」を開発したと発表した。スマートフォンなどに使用されているリチウムイオンバッテリーは満充電時の出力電圧が4.2V前後だが、USBやHDMI、オーディオ用スピーカーは5Vで動作するため、動作させるには、バッテリーの出力を5Vに持ち上げる昇圧型のDC/DCコンバータが必要となる。また、モバイル機器は小型化およびバッテリーの長寿命化が求められるため、部品レベルでもさらなる小型化、高効率化が求められる。BD1865GWLは、小型化・バッテリーの長寿命化が求められるモバイル機器に対して、アナログ設計技術を駆使することで、バッテリー放電時に下限2.5Vまで低電圧動作ができるため、一般の下限2.7V品よりバッテリー駆動時間を長くすることが可能。また、PFM/PWMモードとロームの独自のMixing PWMモードの2つの動作モードを搭載しており、PFM/PWMモード選択時には全負荷領域において90%クラスの高効率を実現している。また、Mixing PWMモード選択時には、オーディオアプリケーションで気になるスイッチングノイズによる音鳴りを防止する。さらに、1.6x1.6mmの小型ICひとつで最大2Aの出力電流に対応できるため、アプリケーションの小型化にも貢献するとしている。同製品は2015年12月より月産50万個の体制で量産を開始している(サンプル価格 200円/個:税抜き)。
2016年03月15日バッファローは10日、100台のタブレットを同時接続できる11ac対応無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を発表した。10日から予約開始しており、5月中旬に出荷開始。直販価格は税込86,184円。100台同時接続が可能な無線LANアクセスポイントで、文教利用を意識した法人向け製品だが、家電量販店や直販サイトで個人も購入可能。各タブレットの通信状況を整える公平通信制御機能を備え、同社調査で45台の富士通製タブレット「ARROWS Tab Q506/ME」を11acで同時接続し動画再生した際、動画停止したタブレットはゼロだったという。他のWi-Fi機器や電子レンジなどから発生する干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」も搭載する。準拠する無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/n/acで、データ転送速度は最大1,300Mbps(規格値)。インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×2基、USB 2.0ポート1基で、USBフラッシュメモリを接続し簡易NASとして使用できる。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセスフィルタリングなども設定可能。本体サイズはW200×D66×H230mm、重量は約1,360g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。
2016年03月11日バッファローは3月9日、IEEE 802.11ac(11ac)準拠の2ストリームに対応したWi-Fi(無線LAN)中継機「WEX-1166DHP」を発売すると発表した。価格は税別で8900円で同月下旬より、全国の家電量販店および同社直販サイト「バッファローダイレクト」から購入可能となる。新製品は、中継先でパソコン、スマートフォン・タブレットなどの子機を複数接続する際に安定した高速通信を実現するほか、5GHz(11ac/n/a)と2.4GHz(11n/g/b)のデュアルバンド対応により、Wi-Fi機器に対応。さらに、親機と子機それぞれ異なる帯域で同時に接続できるデュアルバンド同時接続に対応し、1つの帯域のみを中継するタイプの中継機で見られる通信速度が半減する現象が発生しないという。中継先で自分専用のネットワークを構築することができる「パーソナルモード機能」を搭載し、親機に接続されたほかの端末からのアクセスを防ぎ、プライバシーを守る。また、中継機専用SSIDの使用が可能で、接続が切り替わらない際に任意で接続先を選択できる。そのほか、可動式アンテナを搭載し、部屋の間取りなど環境に合わせて電波の向きを調整できることに加え、iPhone6、iPhone6 Plusなど対応機器の通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」に対応しており、室内を移動する端末を自動追尾。加えて、有線LAN対応機器を高速無線化できるGiga対応LAN端子を搭載しているほか、「ひかりTV」の無線化に対応しており、テレビ・レコーダーの無線化に使用できる。また、親機、子機との通信状況がスマホで確認できる「中継機設置ガイド」に対応し、スマートフォン用アプリ「StationRadar」(無料)から最適な設置場所を視覚的に簡単に見つけられるようになるという。
2016年03月10日バッファローは9日、IEEE802.11ac 2×2に対応したコンセント直挿しタイプの無線LAN中継器「WEX-1166DHP」を発表した。3月下旬から発売する。価格は8,900円(税別)。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、親機と子機が異なる帯域で同時に接続できるデュアルバンド同時接続をサポート。これにより、通信速度の低下を抑えられる。本体には2本の大型可動式アンテナを装備し、室内を移動する端末を自動追尾する「ビームフォーミング」も利用できるので、同じくビームフォーミング対応機器での通信が安定する。壁のコンセントに直挿しで設置できるほか、付属のスタンドとAC電源延長コードを使用することで、据え置きでの利用も可能。本体のコンセント位置も工夫されており、電源口が縦に並ぶ一般的なコンセントにおいて、下段の電源口に本機をつないだときに、上段の電源口を塞がない。Gigabit Ethernet有線LANポート×1基も備え、ネットワーク対応TVやレコーダーの無線化に利用できる。また、無線LAN子機として利用する場合は「ひかりTV」の無線化も可能だ。無線LANの接続機能はWPSに対応。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIPおよびAES)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限のほか、中継先で自分専用のネットワークを作る「パーソナルモード機能」なども利用可能。本体サイズはW160×D28×H80mm、重量は約253g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2016年03月09日ASUSTeK Computerは7日、IEEE802.11ac対応のゲーマー向けトライバンド無線LANルータ「RT-AC88U」を発表した。11日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税込35,500円前後。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LANルータ。5GHz帯が2バンド、2.4GHz帯が1バンドのトライバンド仕様により、5GHz帯を使うデバイスを2台同時に接続しても速度低下を引き起こさない「MU-MIMO技術」に対応するほか、ネットワークゲームの通信優先度を高める「Adaptive QoS」機能が利用できる。また、ネットワークゲームのタイムラグを軽減する「WTFast」機能を搭載。WTFastのGamers Private Network(GPN)を利用することで、ルーターと接続先の通信経路を最適化し、ネットワークゲームプレイ時のタイムラグ(ping値)とパケットロスを抑えることが可能だという。ASUSによると、WTFast機能を利用することでping値を30%~60%低くすることができるとしている。アンテナ数は外付け4本で、BroadcomのNitroQAM(1024QAM)をサポートし、通信速度は5GHz帯が最大2,167Mbps(理論値)×1 + :1,734Mbps(理論値)×1。2.4GHz帯がIEEE802.11nで1,000Mbps(理論値)での転送が行える。ルーターに接続しているデバイスの位置を検出して電波を飛ばすビームフォーミング機能をさらに強化した「Ai Radar」機能を備える。このほか、トレンドマイクロの「Trend Micro Smart Home Network」技術を使用する「AiProtection」機能や、トラフィックの可視化も可能な管理機能「ASUSWRT」、スマートフォンからルーターの機能を利用できる「ASUS Router」アプリに対応する。搭載プロセッサは1.4GHz駆動のデュアルコアCPU「Broadcom BCM4709C0」、メモリは512MB DDR3。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LANポート×8基、WANポート×1基、USB 3.0×1基、USB 2.0×1基。LANポートのうち2ポートはチーミングに対応する。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK / WPA-PSK / WPA2-Enterprise / WPA-Enterprise、WEP(128bit / 64bit) / WPS。本体サイズはW300×D188×H60.5mm、重量は約950g。
2016年03月07日バッファローは2日、IEEE802.11acに対応したUSB無線LAN子機「WI-U2-433DHP」を発表した。3月下旬より発売する。価格は税別4,000円。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応する無線LAN子機。3軸で回転可能な可動式高感度アンテナを採用し、最高通信速度を得られるよう角度や位置を調整できる。最大通信速度は433Mbps(理論値)で、従来モデル「WI-U2-433DM」と比較して最大約2倍の高速通信が可能。「ビームフォーミング」にも対応しており、障害物が多い環境でも電波感度や通信速度を維持・安定できるという。無線LAN簡易設定システムはAOSSとWPSに対応。インタフェースはUSB 2.0。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES/TKIP)、WPA-PSK(AES/TKIP)、WEP(64/128bit)。本体サイズはW19×D15×H186mm、重量は約20g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10、OS X 10.8~10.11。
2016年03月02日日本マイクロソフトは2月23日、パートナー企業4社と連携し、Microsoft Dynamics CRM Onlineと顧客のデータセンター(DC)を専用線やVPNなどの閉域網で直接接続する「ExpressRoute for Dynamics CRM Online」を、同日より順次提供すると発表した。「ExpressRoute for Dynamics CRM Online」は、顧客のデータセンターや社内システムとマイクロソフトのデータセンターを直接接続することで、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスの中核となる Azure、Office 365およびDynamics CRM Onlineの3サービスが、日本国内のデータセンターから閉域網での直接接続に対応する。今回、インターネットイニシアティブ、エクイニクス・ジャパン、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクのパートナー企業4社と連携し「ExpressRoute for Dynamics CRM Online」の提供を開始することで、営業情報やサポート情報などの重要な業務データのやり取りを、インターネットを介さず行うことが可能になる。
2016年02月23日DCコミックスの悪役が集結するアンチ・ヒーロー大作『スーサイド・スクワッド』の日本公開が9月10日に決定し、劇中写真が5日、公開された。本作の主人公は、バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となったヴィラン(悪役)たち。彼らは、政府の秘密機関によって、減刑と引き換えに自殺に等しい任務を強制された部隊スーサイド・スクワッドへの入隊を余儀なくされ、狂気の道化師、ブーメラン使い、必殺縄師、地獄の炎を操る男など、強烈な個性を持つ最狂チームが誕生する。そしてこのたび、獄中で苦渋を舐めたヴィランたちが主人公ということで、日本公開日が苦汁の日、9月10日に決定した。公開された劇中写真に登場するヴィランは左上から、うろこに覆われた怪力人間キラークロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)、司令官を務める軍人のリック・フラッグ(ジョエル・キナマン)、銃の達人で凄腕の暗殺者デッドショット(ウィル・スミス)、左下はキュートでセクシーなハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、右下はブーメランで戦うキャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)。センターで異様な存在感を放つカタナは、その名の通り日本刀を使いこなすこのヴィランで、日本人の女優・福原かれんが演じている。写真の6人以外にもメンバーは存在。さらに、バットマンの最大のライバルである最悪のスーパー・ヴィラン、ジョーカーも登場することが決定している。(c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.,RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年02月05日ケースレーインスツルメンツ(ケースレー)は1月27日、パワー・テスト/測定ソリューション「2380シリーズ・プログラマブルDC電子負荷」を発表した。2380シリーズは、200W、250W、750Wの機種を揃え、優れた性能、手頃な価格、汎用性により、DC電源、パワー・エレクトロニクスのコンポーネント/バッテリ、LED照明、バッテリ研究、自動車、代替エネルギーの性能検証、ストレス・テスト、環境試験など、広範囲なアプリケーションに対応している。また、1台でさまざまな動作モードにおいてデバイスをテストすることが可能で、動作モードとしては定電流(CC)、定電圧(CV)、定抵抗(CR)、定電力(CW)があります。0.1mV/0.01mAの電圧/電流リード・バック分解能と0.025%/0.05%の電圧/電流リード・バック確度を実現している。発表された「2380シリーズDC電子負荷」は、複数の動作モードと最高25kHzのダイナミック負荷サイクル・モードによる多様な自動テスト・モード、優れた電圧/電流分解能、リード・バック確度、複数のインタフェースを備えており、ケースレーは「このDC電子負荷ファミリの開発において、エンジニアは購入しやすい価格で確度と性能を求めていることがわかりました。2380シリーズはDC電子負荷における業界トップクラスのベスト・バリューを持っており、当社のパワーアナライザ、電源、SMU、DMM、オシロスコープと共に、すべてのタイプのパワー変換デバイス・テストにおける総合的でコスト効果に優れたベンチ・テスト・ソリューションとなります」とコメントしている。発表された製品および価格(税抜)は以下の通り:2380-500-15型プログラマブルDC電子負荷 500V、15A、200W 24万8千円(税抜)2380-120-60型プログラマブルDC電子負荷 120V、60A、250W 23万8千円(税抜)2380-500-30型プログラマブルDC電子負荷 500V、30A、750W 41万7千円(税抜)
2016年01月27日日本マイクロソフトは22日、「Surface Pro」と「Surface Pro 2」、および特定の「Surface Pro 3」デバイスを対象とした、AC電源コード自主交換プログラムを開始した。同社の公式ブログやTwitterアカウントで告知した。同プログラムは、対象となる「Surface Pro」製品のAC電源コードを無償交換するもの。対象のAC電源コードは、長期間繰り返し折り曲げたり、きつく巻いた状態にしたりすると、コードが裂けるなど破損する恐れがある。この破損したAC電源コードを使い続けると、加熱や発火、感電の恐れがあるという。同社は、「現在までに深刻な被害が発生したという報告はない」としているが、少数のユーザーから報告があったため、対象となる全AC電源コードの無償交換に踏み切った。対象製品は、「Surface Pro」と「Surface Pro 2」全製品のAC電源コード、および古いタイプのAC電源コードが同梱された「Surface Pro 3」のAC電源コード。プログラムでは、交換対象の「Surface Pro」デバイス1台につき、1本のAC電源コードを無償交換する。複数台を所有するユーザーは、デバイスごとに交換注文を作成する必要がある。同社は、対象の「Surface Pro」を所有するユーザーは、電源コードに破損がみられなくとも、AC電源コードの無償交換を行ってほしいとしている。無償交換プログラムの手続きは、同社Webページに詳しい。
2016年01月22日リンクスインターナショナルは12日、一般的なACコンセント出力×1基とUSB出力×2基を備えた容量24,000mAhのモバイルバッテリ「enerpad AC-24K」を発表した。1月30日から発売し、税別価格は29,800円。AC出力は最大85Wで、継続出力65Wにて1時間~1.5時間の連続稼働に対応する。USB出力×2基は、1ポート使用時で2.4A出力、2ポート使用時で合計2.4A出力となり、スマートフォンやタブレットの急速充電が可能。AC出力とUSB出力の同時出力もでき、AC出力には物理的なオンオフスイッチを設けている。本体にある4つのLEDでは、25%刻みでバッテリ残量を示す。充電と放電のサイクル寿命は約500回。充電しながらの出力はできない。保護機能として、過充電保護、過負荷保護、過電圧保護、過電流保護、過熱保護、短絡保護、無負荷時、自動電源OFFを備える。本体サイズはW180mm×D29mm×H144mm、重量は約700g。持ち運び用のポーチ、本体充電用のACアダプタ、3P仕様のACコード、マニュアルが付属する。
2016年01月12日IDC Japanは1月6日、国内のデータセンター(DC)の保守運用コストに関する調査結果を発表した。この調査では、データセンターの規模や設備仕様の違いが、保守運用コストにどのような影響を与えているのかを分析している。調査対象としたコストの範囲は、データセンター設備の保守や運用管理にかかる人件費、データセンター内に設置するIT機器監視のための人件費、およびデータセンターで使用する電気代。IT機器上で稼働するソフトウェアの運用人件費や土地、建物の賃料/管理費は含まれていない。また、分析はコスト総額の比較ではなく、サーバラック1台あたりのコストの比較によって分析を行っている。今回の調査結果によると、データセンターが大きくなるほど、サーバラックあたりの保守運用コストは減少することが判明した。これはデータセンターの規模が大きいほど、大量のIT機器、空調設備、非常用電源設備などの運用を集中して行うことができるようになるためという。現在、国内において大規模なデータセンターが次々と新設され、小規模なセンターが統廃合されているのは、こうした理由によるものとしている。しかし、ある一定の規模よりもデータセンターが大きくなると、スケールメリットによるコスト削減効果は次第に小さくなることも判明した。具体的には、サーバラックの収容可能台数ベースで1,000台を超えるような規模に達すると、規模をさらに大きくしてもサーバラックあたりの保守運用コストの削減効果は限定的になる。こうした大規模なデータセンターにおいては、運用効率を改善するため、さらなるスケールメリットを追求することはあまり意味がない、ということになるという。国内データセンターサービス市場は競争が激しくなっており、データセンター事業者間での事業統合や買収なども目立つ。2015年12月にはエクイニクスがビットアイルの買収を完了したほか、電力コスト値上がりの懸念、建設コストの高止まりなどの要因により、データセンター投資は次第に投資効果を厳しく問われるようになっている。結果として、データセンター事業者が生き残るためには大規模データセンターにおける運用効率の改善の取り組みが必須になっているという。IDC Japan ITサービスリサーチマネージャーの伊藤未明氏は「大規模データセンターにおいて保守運用コストを削減するためには、電力コストの圧縮が重要である。電力管理システムの整備、電気設備や空調設備の省エネ運転システムの導入などが進むだろう」と指摘している。
2016年01月06日○1.スペアナ測定の基礎スペアナは、AC電力を測定する高感度な測定機なので、DC電圧を加えると壊れてしまったり、冬場の人体の静電気でも壊れたりしますし、たとえAC電圧でも限度を超えた過大入力でスペアナ自身の入力回路が歪み、測定信号に実際には含まれていない周波数成分があたかもあるように表示されてしまいます。このような目的外の不要な周波数成分をスプリアスと言います。また、測定条件のRBWやVBW(ビデオ帯域幅)の設定値を変更すると測定結果の電力値が変わることもあり、何が本当の値かよくわからない、壊れやすくて面倒な測定機、というイメージを持っているエンジニアが少なからずいます。また、スペアナはデシベル表示なので苦手というエンジニアもいるようなので、ここで、スペアナの機種選定や測定作業を正しく正確に行うための最低限の基礎知識を確認しておきましょう。(1)スペアナの表示画面スペアナはdB(デシベル)のログ(対数)単位で測定結果を表示します。理由は、キャリア信号のような大きな信号とノイズのように微小な信号を同時に表示して測定する広いダイナミックレンジが必要だからです。一般的なスペアナの表示画面は、初期設定では縦軸が -100dBm ~0dBmの電力値を表示しますが、スペアナは50Ω系なのでこれをリニアな電圧に換算すると2.24μV ~224mVを測定表示していることになります。この電圧値の最大/最小の比率は100,000倍=100dB(デシベル)です。電圧は20logで計算します。無線組込み機器で携帯型のものは、バッテリの消耗を減らすために送信電力制御(TPC)機能があるものもありますが、TPCは必要ないときには送信電力を極力抑え、必要な時だけ大きな電力を使うことによって電力消費をコントロールする機能です。たとえば携帯電話では80dBのダイナミックレンジでTPC制御している製品がありますので、スペアナのような測定機にはそれ以上に広いダイナミックレンジでの測定表示能力が必要になります。(2)dBm、dBc、dBμV、dBμV/m とは?dBはデシベルで比率(相対値)ですが、dBmのmはmW(ミリワット)のmで、0dBm=1mWなので、dBmは比率ではなく、絶対値の電力値を表します。スペアナは50Ω系の測定機なので、オームの法則から、W=V2 ÷ R で、0dBm=1mW=224mVになります。ただし、通信関連の測定機器はすべて50Ω系とは限りません。TV放送機器の測定系は75Ω系ですし、オーディオ信号の測定機器は600Ω系なので、1mW=224mVではなくなるので注意が必要です。dBcはダイナミックレンジの単位で比率になります。cはキャリア周波数を意味します。たとえば -60dBcは、キャリア周波数の電力値から、60dB小さい信号を認識できることを意味します。-60dB=10-6 =百万分の1の電力です。電力は10logで計算します。dBμVは、dBmと同様の絶対値の電圧値で、0dBμV=1μVです。50Ω終端では、0dBm=224mV=107dBμV、と計算できるので、dBmの値に107を足すとdBμVに換算できます。dBμV/mは、電界強度の単位で、EMI/EMC認証試験の規格限度値で使用されます。スペアナは電圧を測定して電力値を表示しますが、アンテナ係数の周波数特性値をスペアナに補正設定することで電界強度に換算して測定表示することができます。(3)電力は10*log, 電圧は20*log の意味は?電力は10*logで計算するので、30dBm=103mW=1Wという計算になりますが、スペアナに、外付けのx10のアッテネータ(減衰器)を接続すると、何dB減衰して表示されるでしょうか?と質問すると、電力が十分の1になるから、-10dBと答える人がいますが間違いです。正解は-20dB減衰して10dBmと測定表示されます。スペアナの入力インピーダンスは50Ωで固定なので、電圧が1/10になると、電流も1/10になり、電力は1/100になります。スペアナは電力を測定しているのではなく、電圧を測定して50Ω系の電力値に換算しています。電力は10*logで計算するので、-20dBの減衰は1/100ですが、電圧は20*logなので、-20dBの減衰は1/10という計算になります。(4)RBW(分解能帯域幅)の設定次第で測定結果が変わる?RBWの設定はスペアナの測定では大変重要です。EMI/EMCの規格認証試験でも、電波法の技適認証試験でも、最大電力の測定はRBWを10kHzにして測定しなさいといったような測定条件の記述があります。たとえば2.4GHzの無線LANの最大電力値をスペアナで測定する時に、RBWが10kHzと、RBWが100kHzでは最大電力値の測定結果は大きく異なりますし、ノイズフロアのレベルも変わります。では、信号発生器から2.4GHzのサイン波を出力して、同じ測定をしたら結果はどうなるでしょうか? 結果は、RBWが10kHzでも100kHzでも最大電力値は同じ値になります。何故でしょう?無線組込み機器設計で使用される電波は、周波数成分が一つしかない単純なサイン波ではなく、アナログ無線でもデジタル無線でも変調信号なので、周波数成分は横軸方向に広がって(拡散して)います。スペアナはIFフィルタ=RBWフィルタを通過した電力のみを測定表示しますが、RBWフィルタの帯域幅の中に2つ以上の周波数成分があれば、電力値は足されて積分した値が表示されます。FFTって何?無線組込み機器設計では、広帯域なデジタル通信の復調評価もできるFFT方式のスペアナが重宝されるようになってきましたが、最近はFFT方式のUSBスペアナでも、DANL(表示平均ノイズ・レベル)が -163dBm/Hzという製品が市販されています。FFT方式のスペアナはIF帯域幅が広いのに、なぜ、ノイズフロアを下げることができるのでしょうか? FFTの原理を知ることでその理由がわかります。たとえば1MHzの矩形波をスペアナで観測すると、1MHz,3MHz,5MHz,7MHz,9MHz,………….と、奇数の高調波の周波数成分が表示されます。この矩形波の立上り/立下り時間がより高速になり、ゼロ(0)時間に近づくほど、高調波の周波数が大きな値(∞)まで延びていきます。これを検証する為に1MHzと3MHzのサイン波を合成してみましょう。すると、少し矩形波に近づきます、これに5MHzのサイン波を合成すると、さらに矩形波に近くなります。計算上、このまま∞(無限大)の周波数まで合成していけば、立上り/立下り時間が0(ゼロ)の理想矩形波ができあがります。フーリエ変換はその逆の手順で、矩形波の時間軸のサンプリング電圧値から、サイン波の周波数成分と電圧値を計算しますが、矩形波に限らずどんな複雑な形状の時間軸信号でも、異なる周波数のサイン波の足し合わせとして計算してくれます。ところがフーリエ変換は∞(無限数)を扱うのでコンピュータでは計算できません。そこで、有限数の離散フーリエ変換(DFT)にして、計算ポイント数を2nの数に制約して高速計算するのがFFT(高速フーリエ変換)です。FFTはN個のサンプリング数があれば、N個の周波数成分を計算しますが、ナイキストの定理からサンプリング周波数の半分の位置で折り返すので、たとえば210=1024ポイントを電圧サンプリングした場合、半分の512の周波数成分をスペアナのように表示することができます。このようにFFT方式のスペアナは、計算するサンプリングのポイント数が多ければ多いほど、周波数分解能(RBW)を小さくできます。ただ、カタログにDANLが-163dBm/Hzと書いてあるスペアナがノイズフロアを-163dBmまで下げられるわけではないので注意が必要です。たとえば、カタログに最小RBW値が10Hzと書いてあれば、ノイズフロアは-153dBmまでしか下げることはできません。著者紹介中塚修司(なかつか・しゅうじ)元テクトロニクス社 アプリケーション・エンジニア
2015年12月24日エレコムは15日、法人向けの無線LAN製品として、セキュリティ機能を強化したIEEE802.11ac対応USB無線LAN子機「WDB-433SU2M2」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。1月中旬から発売し、価格はオープン。5GHz帯のIEEE802.11acに対応した無線LAN子機。最大通信速度は433Mbps(理論値)で、法人向けとして「IEEE802.1X認証」をサポート。Radius(認証)サーバーと組み合わせることで、許可されたユーザーのみがアクセス可能なセキュリティ環境を構築できる。本体はPC接続時の出っ張りが10mmしかないコンパクト仕様。インタフェースはUSB 2.0で、無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(TKIP)、WEPなど。WPSによる無線LAN接続も可能。本体サイズはW15×D19×H8mm、重量は約2g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1 / 10。
2015年12月16日富士通研究所は9日、世界最小・最高効率をうたう、最大出力12WのACアダプタを開発したと発表した。スマートフォンなどへの高効率な急速充電が可能となり、一般的な従来品と同サイズのACアダプタと比べ、接続先への充電時間が3分の1になるという。現在普及しているACアダプタは、スイッチ素子がオンとオフを繰り返して電圧を変換することで電力を制御する「スイッチング方式」を採用する。ACアダプタを小型化、高効率化するためには、スイッチ素子のオンオフ動作を高速にすることが有効だったが、現状の制御ICはスイッチング動作が遅い上、タイミング遅延により逆方向電流が流れ、電流の損失が大きくなる問題があった。同社が今回開発したACアダプタでは、周辺回路を工夫し、スイッチ素子に動作抵抗の小さなGaN-HEMT(窒化ガリウム高電子移動度トランジスタ)を採用。GaN-HEMTは、現在のスイッチ素子に利用されているシリコン半導体の10倍の周波数で動作し、抵抗も10分の1以下となる。また、スイッチングのタイミングを正確に制御する回路を新たに導入し、損失電流の発生を抑制することで、12W出力のACアダプタで世界最小という15.6ccの本体容積と、世界最高をうたう87%の電力効率を実現した。これにより、モバイル機器充電時のACアダプタの消費電力を5割削減でき、従来比3分の1の時間で急速充電が可能になったという。実用化は2017年めど。より高出力な回路の実現も検討し、ノートPCなどへの展開も予定する。
2015年12月10日ラトックシステムは3日、5GHz帯のIEEE802.11acに対応したWi-Fi SDメモリーリーダ「REX-WIFISD2」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。12月中旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は9,800円(税込)。専用アプリ「WiDrawer2」を使用することで、ワイヤレスでSDメモリーカードなどにアクセスできる。転送速度は433MHz(理論値)と高速で、2.4GHz帯の無線LAN(Wi-Fi)にも対応する。MIMO対応スマートフォンであれば、従来の2.4GHz帯の転送よりも高速なデータ転送が可能。転送速度の実測値は5GHz帯で最大11.59MB/s、2.4GHz帯で最大10.22MB/s。NFC対応スマートフォンなら、タッチするだけでWi-Fiの設定とアプリのインストールが完了する。5GHzと2.4GHzはセットアップ時に選択可能。容量2,600mAhのモバイルバッテリとして利用できるほか、ポケットルータ機能も搭載。100BASE-TX対応有線LANポート×1基を備え、外出先の有線LAN環境と接続することで無線LAN環境を構築できる。電源をオフにした状態でPC接続すれば、USB 3.0対応のSDメモリーカードリーダとして機能する。使用できるSDメモリーカードの容量は256GBまで確認済み。USBポート×1基も搭載し、USBメモリやUSB HDDなどを接続可能。USB HDDは2TBモデルまでを利用できる。内蔵バッテリへの充電時間は約3時間で、バッテリ駆動時間は約3.5時間。最大5台までの同時接続に対応する。無線LANセキュリティはWPA2 / WPA / WPA&WPA2に対応。電波範囲は50m(見通し)まで。本体サイズはW88×D76×H22mm、重量は約121g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.6以降、Android 4.0以降、iOS 7以降。
2015年12月03日ルネサス エレクトロニクスは12月3日、直流(DC)電力を用いる機器向けにUSB Power Delivery(USB PD)の最新規格に対応したコントローラLSI「μPD720251」を発表した。USB PDは、USBケーブルを介して、従来のUSB規格で実現していた最大7.5WのDC供給電力を13倍強となる100W(20V/5A)まで高める規格。これにより、電力供給にUSBケーブルを利用する機器においては、ケーブル1本でデータ通信と電力給電を同時に行うことが可能となる。CPUとして独自の低消費電力コア「RL78」を採用しているほか、フラッシュROM、オシレータ、パワーオンリセット回路なども内蔵しているため、外付け部品の削減が可能。さらに、受電側、給電側などニーズに合わせた各種リファレンスボードも用意しており、カスタマの開発効率を実現する。なお、同製品は、12月よりサンプル価格1000円(税別)でサンプル出荷を開始し、2016年5月より月産100万個で量産を開始することを計画している。また、同製品を搭載した各種リファレンスボードも2016年2月より順次提供が開始される予定だという。
2015年12月03日バッファローは2日、大型の可動式高感度アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ「WXR-1900DHP2」を発表した。12月下旬から発売し、価格は22,100円(税別)。3本の大型可動式アンテナを搭載するIEEE802.11ac対応の無線LANルータ。5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、転送速度(理論値)は5GHz帯のIEEE802.11acで最大1,300Mbps、2.4GHz帯で最大600Mbps。1GHzで動作するデュアルコアCPUのほか、5GHz用と2.4GHz用に補助チップを搭載。2種類の電波を同時に処理することで、スループットを高めている。他のWi-Fi機器や電子レンジなどから発生する干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」と、通信の混雑を解消する「バンドステアリング」にも対応。ルータに接続されている端末を5GHz帯と2.4GHz帯の混雑していないほうへと自動で切り替え、空いている帯域を利用して通信を快適にする。端末を自動追尾して接続を安定化させる「ビームフォーミング」や「ビームフォーミングEX」といった機能も搭載する。「動画」「音声」「ゲーム」など、使用者の用途によってコンテンツの通信優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。無線LAN接続機能はAOSS2 / AOSS / WPSをサポート。スマートフォン用アプリ「StationRadar」をインストールすることで、スマートフォンからルータ設定が行える「Wi-Fiリモコン」などを利用できる。インタフェースはGigabit Ethernet有線LAN×4基とWAN×1基を搭載。USB 3.0ポートも1基装備しており、USB HDDを接続して簡易NASとしてつかったり、プリンタをつなげて無線化したりできる。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2 mixed PSK(TKIP / AES Mixed)、WEP(128bit / 64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も設定可能。本体サイズはW41×D185×H185mm、重量は約560g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.5~10.11、Android 2.2以降、iOS 5以降。
2015年12月02日シャープは11月27日、AC(交流)変換せずに室外機へDC(直流)給電できる「DCハイブリッドエアコン」を発表した。発売は12月中旬で、希望小売価格(税別)は冷房定格能力が7.1kWの「JH-D716J2」が690,000円、5.6kWの「JH-D566J2」が590,000円、4.0kWの「JH-D406J2」が520,000円。シャープ製クラウド蓄電池と組み合わせることで、DCとACどちらでも動作するエアコン(室外機)。家庭で利用する電気は一般的にACだが、今回発表されたDCハイブリッドエアコンの室外機はACとDCのどちらにも対応する。エアコンの消費電力のうち、約9割を占める室外機は一般的にDCで動作する。これまで、家庭用蓄電池にDCで蓄えられた電力でエアコンを運転する場合には、DCからACへ変換後、さらにDCへ変換する必要があり、その際に電力ロスが発生していた。しかし、DCハイブリッドエアコンでは、クラウド蓄電池にDCで蓄えられた電力をそのまま室外機へ供給できるようになった。蓄電池からAC変換したうえで給電する場合に比べて、電力の変換ロスを最大約5%低減する。クラウドHEMSが蓄電池とエアコンと連携し、電気料金が上下する時間帯や太陽光発電の状況、蓄電池の残量などをモニタリング。これに応じてDCとACを自動で切り替え、最適な運転を行う。なお、設置時にはDCブレーカーと収納用の接続盤が別途必要となる。稼働中のエアコンが「蓄電池の電気による運転(DC)」あるいは「太陽光発電の電気による運転(AC)」の場合は、エアコン本体の表示ランプや音声で知らせる機能も搭載。「高濃度プラズマクラスター25000」や「風クリーンシステム」など、エアコン内部や吹き出す風を清潔に保つシャープ独自の機能も持つ。サイズは3モデル共通で、室内機がW798×D325×H295mm、室外機がW800×D300×H778mm。
2015年11月27日グリーンハウスは、スマートフォンなどのデバイスを充電できるUSBポート付きAC充電器「GH-ACU1D」シリーズを12月上旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別1,380円。「GH-ACU1D」シリーズは、出力2.4Aで急速充電をサポートするキューブ型のAC充電器。入力は240Vまでサポートしており、変圧器不要で海外でも利用できるという。サイズ/重量は、幅約35mm×奥行き約35mm×高さ約35mm/約40g。コネクタの形状はUSB TypeA(メス)。充電可能機種は、同社ホームページより確認可能。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ブルー、グレー、ブラウンの5色。
2015年11月25日グリーンハウスは、スマートフォンなどのデバイスを同時に2台まで接続できるUSBポート付きAC充電器「GH-ACU2D」シリーズを12月上旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別1,620円。「GH-ACU2D」シリーズは、USBポートを2基搭載し、ケーブルを接続することで、各種デバイスを2台同時に充電できる。出力は2.4Aで急速充電に対応。入力は240Vまでサポートしており、変圧器不要で海外でも利用できるという。サイズ/重量は、幅約36mm×奥行き約35mm×高さ約32mm/約38g。コネクタの形状はUSB TypeA(メス)。充電可能機種は、同社ホームページより確認可能。
2015年11月25日エレコムは17日、モバイルバッテリとAC充電器の機能を合わせた2-in-1モデル「DE-MB1L-3220」シリーズを発表した。ブラック / グリーン / ホワイトの3色を用意。11月下旬より発売する。価格はオープン。AC充電器としても利用可能な2-in-1モバイルバッテリ。本体にAC電源プラグを搭載しており、家庭用コンセントに挿すことでバッテリの充電が可能。バッテリ容量は3,200mAhで、充電時間は約2.5時間。プラグ部分は折りたたんで収納しておける。本体には充電用USBポートを1基搭載し、モバイルバッテリ時は最大1.5Aの出力に、AC充電器としては最大2Aの出力に対応。家庭用コンセントに挿したままでも、USBポートに接続したスマートフォンなどの充電が行える。「まとめてチャージ!」機能により、AC充電器として接続機器の充電が完了したあと、そのままバッテリの充電も行える。バッテリの寿命が過ぎると、自動的に充電を停止する「過充電防止カウント機能」を搭載。保護回路は、過充電 / 過放電 / 過電圧 / 過電流 / 短絡保護機能など。本体サイズはW69×D74×H25mm、重量は130g。
2015年11月17日