DIYの達人からプロにまで愛される《BRIWAX(ブライワックス)》。アンティークなインテリア好きなら、ぜひ欲しいアイテムですよね。でも、必要な道具は多めですし、DIY初心者にはちょっと敷居が高いように感じてしまうかも……そこで、LIMIAスタッフがブライワックスに初挑戦してみました!果たしてその結果は……選んだのは人気のトルエンフリー・ジャコビアンです♪はじめての《ブライワックス》に選んだカラーは、男前インテリア派に人気の「ジャコビアン」です。《ブライワックス》には、「オリジナル」と「トルエンフリー」があり、そのどちらにもジャコビアン色はあります。ニオイが少ない、という点を考えてトルエンフリーをチョイスしました。価格は、Amazonで2,420円(送料別・2018年12月4日現在)でした。《ブライワックス》を塗るのは、〔セリア〕のティッシュケース。素材は天然木で、このままでも100円とは思えない素敵な感じです。まずは下準備をします♪ブライワックスを仕上げるのに必要な材料をそろえました。下地を作る180番・240番・400番のサンドペーパー、ワックスを塗るスポンジ、磨き用の亀の子タワシとウエス(布)です。近所の道具屋さんで1枚40円で購入したサンドペーパーには、裏面に番手が書いてありました。100均でもサンドペーパーは売っていますよ♪まずは目の荒い180番のサンドペーパーで磨きます。一見、表面がつるつるに見えるティッシュケースですが、磨いてみるとザラザラとしているのがわかります。次は240番のサンドペーパーで、木の表面をさらに滑らかにします。仕上げには400番のサンドペーパーを使いました。人によっては、240番まででも十分、という考えもあるようです。でも初体験ですから、基本に忠実にやってみました♪指でなぞっても、表面がツルツルに感じるくらいまでになれば大丈夫だと思います。いよいよ《ブライワックス》を塗ってみます!ブライワックスは20℃で液体になります。このときの部屋の温度がちょうど20℃くらいでした。トルエンフリーを選んだのでニオイは少ないはずですが、自動車のオイルのようなニオイはします。窓を開けて、換気しながら作業しましょうね。スポンジ(100均のもので十分だと思います)にブライワックスを少量付けます。木目に沿って塗り広げていきます。ブライワックスが一般的な油性塗料と違うのは、スーッと素材になじんでいくことです。想像以上の塗りやすさに、ファンが多いのも頷けました。サイド部分も塗り広げます。「ちょっと塗りすぎたな」と思った部分は、スポンジの使っていない部分で引き伸ばしました。ペイントとは違い、そういったフォローができるのもブライワックスのいいところですね。また、多少ムラになってしまっても後で磨きの工程がありますし、「味」にもなると思います。本当に簡単に塗れました。油性のペイントよりよほど楽です。ティッシュケースの底の板は見えない部分ですが、サイドの一部分が見えるため、そこだけにブライワックスを塗っておきました。この状態で、30分ほど乾燥させます。表面を磨きます!30分後、亀の子タワシでゴシゴシと磨きました。「表面にツヤが出る」とのことですが、「本当かな?」と半信半疑になりながら……。でも、磨き終えると、本当に艶が出てきました!ちなみに、《ブライワックス》磨きに亀の子タワシは定番のようですが、結構タワシがバラバラと散りました。個人的には、次にやるなら靴磨きに使うブラシを使おうかな……と思いました。最後にウエスで磨き込みを入れます。《ブライワックス》はその性質上、完全に乾燥しても強く摩擦がかかると(椅子のような使い方ですね)色移りします。この工程には、色移りの防止の効果もありそうです。ウエスで磨くと、このように《ブライワックス》が付着しました。この作業の後に手で触ってみましたが、色移りはしませんでした。そして、完成しました♪はじめての《ブライワックス》体験としては、満足の行く男前な仕上がりになりました!アンティークな雰囲気を醸し出しつつ、ほんのわずかに光沢を帯びています。右のティッシュケースは、《ブライワックス》を塗る前の状態です。まるで違う商品に見えます。今回は、《ブライワックス》の体験レポートをお届けしました。感想としては、初心者でも問題なく使える「スグレモノ」です。道具は多少必要ですが、《ブライワックス》はたっぷり入っています(ティッシュケースを塗るのに缶の20分の1も使いませんでした)から残った道具も使いまわしができます。男前インテリア好きなら、一家にひと缶、《ブライワックス》があっても損はないと思いますよ♪
2019年02月05日