水曜日(現地時間)、毎年恒例のブリット・アワードがO2アリーナで行われた。オープニングはヒュー・ジャックマンが映画『グレイテスト・ショーマン』より「 The Greatest Show」を歌って踊り、大いに盛り上げて話題に。「ヒューは本当に世界で最も偉大な(グレイテスト)なショーマンそのもの。素晴らしいパフォーマンス」、「いまヒュー・ジャックマンを見ているけれど、もうこれが今夜のハイライトって感じだね!」とファンたちがSNSで大絶賛した。最優秀アルバム賞は「The 1975」の「A Brief Inquiry into Online Relationships」。「The 1975」はブリティッシュ・グループ賞も受賞した。インターナショナル・グループ賞に選出された「ザ・カーターズ」ことビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は残念ながら出席できず、ビデオメッセージが流された。そこにまず映し出されたのは、なんと王冠とゴージャスなアクセサリー、ドレスで着飾ったメーガン妃の肖像画。カメラが引いていくと、肖像画の前にビヨンセとジェイ・Zが立っている。その後、ビヨンセはトロフィーを掲げて短い受賞スピーチを行った。ファンなら既視感があるはずだが、肖像画の前に2人が立っているという構図は、2人のシングル「APES**T」のMVのワンシーンを再現したもの。ルーブル美術館で撮影された実際の「APES**T」のMVでは、「モナ・リザ」が使われた。ビヨンセはSNSにこのビデオメッセージや画像を掲載しており、「モナ・リザ」風のメーガン妃の肖像画を使ったのは今月が黒人歴史月間であり、それを祝うためだと綴っている。(メーガン妃は白人の父親と黒人の母親を持つバイレイシャル)。また、メーガン妃に「妊娠おめでとうございます!」と祝福した。(Hiromi Kaku)
2019年02月21日昨日(現地時間)、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。このアワードは、過去12か月においてLGBT+であっても、そうでなくても、彼らの権利向上のために貢献した人を表彰する賞。受賞カテゴリーはLGBT+のセレブ、ミュージシャン、インフルエンサー、ジャーナリストなど10部門が設けられ、それぞれ10人の候補者が選出。公式サイトからの一般投票でトップが決定する。日本からも投票可能。中でも注目は、2017年にウィリアム王子が受賞したこともある「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBT+の支持者)賞。イビサ島でゲイの友人の結婚式を執り行い、LGBT+のために「死ぬまで闘う」宣言をしているベネディクト・カンバーバッチ、主演作『ボヘミアン・ラプソディ』で「ストレートがフレディを演じるなんて!」となじられても、「フレディのバイセクシャルであった面をもっと取り入れたい」と強く立ち向かったラミ・マレック、『君の名前で僕を呼んで』でゲイのティーンエイジャーを演じたティモシー・シャラメ、中国開催のコンサートでレインボーカラーの旗を振っていたファンが警察につまみ出され、涙したというエピソードがあるデュア・リパらがノミネートされている。授賞式は5月17日に開催される。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日テレビ朝日の人気音楽番組「ミュージックステーション」の超大型特番となる「ミュージックステーション ウルトラFES 2018」が9月17日(月・祝)12時から放送。この時期恒例となった本番組、今年は61組という超豪華なラインナップで10時間たっぷりお届けする。今回は東京・帝国劇場で上演されるたびに大きな話題を呼んでいるジャニーズミュージカル「JOHNNYS’ IsLAND」が番組に登場。同作はジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏自ら作・構成・演出を務めるまさに“ジャニーズの真髄”とも言える作品を、東山紀之はじめ「King&Prince」、50人超のジャニーズJr.らが舞台の魅力を凝縮し番組で再現。また劇中ではジャニー喜多川氏からの未来に向けたメッセージが東山さん、「King&Prince」から語られるという。「ジャニーさんの脳内を冒険する感覚で楽しんで」(「King&Prince」高橋海人)、「これを見ればジャニーズの歴史にタイムスリップできます!」(「King&Prince」神宮寺勇太)という「JOHNNYS’ IsLAND」は必見だ。今年でデビュー20周年を迎える宇多田ヒカルは、番組MCのタモリと共に“「Mステ」の20年を振り返る”スペシャル対談を行う。「Mステ」初登場時のVTRを見て「このとき階段でスベってしまったんですよね」と懐かしそうに当時を振り返るなど、過去の映像についてタモリさんと語り合う宇多田さんの楽しそうな姿をお見逃しなく。また宇多田さんは今年度のソロ・アーティストアルバム初週最高売上を記録した7枚目のオリジナル・アルバム『初恋』に収録されている人気ゲームソフトのテーマ曲「誓い」を披露してくれる。さらに映画『グレイテスト・ショーマン』に出演したキアラ・セトルも出演。“バブリーダンス”で昨年社会現象を巻き起こした登美丘高校とコラボ、劇中でキアラが歌った「This is me」をパフォーマンス、映画の世界観を「ウルトラFES」でも繰り広げる。全出演アーティストは以下の通り。「嵐」「E-girls」「イル・ディーヴォ」「宇多田ヒカル」「AKB48」「A.B.C-Z」「荻野目洋子」「KAT-TUN」「関ジャニ∞」「キアラ・セトル×登美丘高校ダンス部」「Kis-My-Ft2」「木村カエラ」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「Kiroro」「King&Prince」「倉木麻衣」「劇団四季ミュージカル『キャッツ』」「CHEMISTRY」「欅坂46」「郷ひろみ」「ゴールデンボンバー」「THE RAMPAGE」「三代目J Soul Brothers」「GENERATIONS」「島袋寛子+フェアリーズ」「ジャニーズWEST」“ジャニーズミュージカル「JOHNNYS’ mini IsLAND」東山紀之・King&Prince・ジャニーズJr.”「水曜のカンパネラ」「スキマスイッチ」「SEKAI NO OWARI」「Sexy Zone」「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」「高橋優」「DA PUMP」「ダン・バラン(O-Zone)」「TRF」「電気グルーヴ」「東京スカパラダイスオーケストラ feat.さかなクン&白石麻衣」「TWICE」「夏川りみ」「西野カナ」「NEWS」「乃木坂46」「野宮真貴」「Perfume」「B.B.クィーンズ」「BEGIN」「ピコ太郎」「V6」「Hey! Say! JUMP」「星野源」「松平健」「三浦大知」「宮沢和史」「ももいろクローバーZ」「ゆず」「LiSA」「Little Glee Monster」“YOSHIKI feat.HYDE(演奏曲「Red Swan」)”「RADIO FISH」「WANIMA」日本だけでなく世界からも集結したトップアーティストたち61組が豪華競演する「ミュージックステーション ウルトラFES 2018」は9月17日(月・祝)12時~テレビ朝日にて放送。(笠緒)
2018年09月17日クリエイティブユニット KIGI とOUR FAVOURITE SHOPによるデザインアワード「白金五丁目アワード」の受賞作品を展示する「白金五丁目アワード ジュエリー&クラフト展」が8月15日から9月2日までOFS Galleryで開催! 「白金五丁目アワード」とは、植原亮輔と渡邉良重によるクリエイティブユニット KIGI が審査員となり、AWRDという公募のプラットフォームを通して、3つのカテゴリーから作品を募集するというもの。今回展示されるのは、第一弾として開催されたジュエリー& クラフト部門で輝いた受賞者の作品たち。展示作品は、8月22日からスタートするクラウドファンディングを通じて作品を手に入れることもできます。 期間中の8月22日は、ジュエリー作家 薗部悦子さんと受賞者、AWRD編集長 金森香さんによるトークイベントを中華なケータリングを味わいながら楽しめるという素敵なイベントが。ぜひこの機会にお気に入りの逸品を手に入れてみて。 グランプリ:上島珠恵準グランプリ:Emika Komuro優秀賞:Yuki YoshiokaOFS賞:koichimatsumoto 【イベント情報】■「白金五丁目アワード ジュエリー& クラフト展」会期: 8月15日(水) ー 9月2日(日)時間: 12:00-19:00月・火定休(祝日を除く)最終日 9月2日は17時まで会場: OFS GalleryURL:■関連イベント「薗部悦子+ AWRD 受賞者クロストーク」出演:薗部悦子、受賞者、金森香(AWRD編集長)日時:8/22(水)19:00~定員:20 名参加費:1,800 円●申し込み詳細■クラウドファンディング※ 8/22 よりスタート
2018年08月14日次世代クリエイターの発掘イベントが開催中!(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)」をテーマに、ファッション・カルチャー・アート分野のVRコンテンツを募る「NEWVIEW AWARDS(ニュービュー アワード) 2018」が、2018年6月1日(金)~7月31日(火)の期間開催中です。ゲームやイベントなど幅広い分野で使われることが多くなり、より身近なものとなりつつあるVRを使った作品を募る本アワードは、これまでにない新しい表現やライフスタイルを追求し、“超体験”をデザインする次世代のクリエイターを発掘することを目的としています。(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)審査員には、“グリッチ”を表現に取り入れ、CGアニメーションに革命を起こしたと言われるアイルランド出身のクリエイター「David OReilly(デビッド・オライリー)」氏も参加。2018年に活動20周年を迎える「m-flo」や、イエロー・マジック・オーケストラにプログラマーとして参加し、“YMO第4の男”の異名を取る「松武秀樹」氏、映画制作者兼デザイナーとして活躍する「René Pinnell」氏らを迎え、国内外問わずクリエイターによる作品を募集中。腕に自信のある方、新しい時代を築いてみたい方などはぜひ、「NEWVIEW AWARDS 2018」に挑戦してみてください!David OReillym-flo松武秀樹René Pinnell「松武秀樹賞」「PARCO賞」「DELL賞」の3つの賞松武秀樹賞松武秀樹賞は、受賞者が音楽家、シンセサイザー・プログラマー松武秀樹氏に自身の作品のための作曲を依頼できるというコラボレーション作品制作の権利+副賞に決定。松武賞は、音楽が使われた作品(松武氏の音源でなくても可)であることを条件に、目と耳に刺さるVRコンテンツを選出します。今回の賞に合わせて、松武秀樹氏は、2曲のオリジナル音源「NEWVIEW1」「NEWVIEW2」を、クリエイターに無償で提供します。そのうちの「NEWVIEW2」は、ドラムやベースなど、音源をパーツに分解した形でも提供し、クリエイターがDAWで自由に編曲したり、VR空間に自由に音源パーツを配置したりといった実験的で自由な使用ができるように提供されます。音源はNEWVIEWのWEBよりダウンロードが可能です。PARCO賞PARCO賞は、パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利に決定。パルコは、現在エンターテインメントで普及が進むVR技術 のファッション・リテール分野での活用方法を開拓する試みとして、ファッション×VRコンテンツを開発し、米・オースティンで毎年開催されるSXSWをはじめ、様々なデモンストレーションを実施しております。受賞者はパルコとタイアップしてVRショッピングコンテンツを制作し、ファッション・カルチャー業界にアピールすることができます。DELL賞DELL賞は、インテル® Core™ i9 プロセッサーと最新のGeForceグラフィックスを搭載する新世代の ALIENWAREノートブック「ALIENWARE 15」。Cryo-tech V2.0と呼ぶ独自の冷却機構の搭載で、長時間安定したハイパフォーマンスを実現します。ゲーム用途のみならず世界中で多くのクリエイターにも愛用されている製品です。NEWVIEW AWARDS 2018 概要募集対象(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。すでに発表済みの作品も応募可能です。賞についてゴールド/Gold(1作品)賞金 20,000USDシルバー/Silver(3作品)賞金 5,000USD・PARCO賞(1作品):パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利・Kaleidoscope賞(1作品):Kaleidoscope賞の受賞証明書、1ヵ月のインターンシップ・松武秀樹賞(1作品):松武氏に作曲を依頼できる権利。応募クリエイターのために音源の無償提供も。・DELL賞(1作品):プレミアムゲーミングノートブックALIENWARE 15・CINRA賞(1作品):後日発表スケジュール・募集期間:2018年6月1日(金)~ 2018年7月31日(火)12:00(日本時間正午)・一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定):2018年8月末予定・ファイナリスト作品展示会:2018年8月末予定会場:GALLERY X BY PARCO・最終審査結果発表:2018年10月上旬予定イベント情報イベント名:NEWVIEW AWARDS 2018催行期間:2018年06月01日 〜 2018年07月31日住所:ファイナリスト作品展示会:東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル「GALLERY X BY PARCO」
2018年06月26日5月25日(金)今夜オンエアの「ミュージックステーション」に「King&Prince」が出演。“キンプリ”は今夜がCDデビュー後初のMステ出演となり、ドラマ「花のち晴れ」の主題歌として話題の「シンデレラガール」をパフォーマンスしてくれる。■「King&Prince」がドラマ主題歌「シンデレラガール」披露!平野紫耀、永瀬廉、高橋海斗、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人で構成される「King&Prince」は、いまから3年前の2015年にテレビ朝日のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」に召集されたことから誕生。平野、永瀬、高橋が「Mr.KING」として、岸、神宮寺、岩橋が「Mr.Prince」と2グループに分かれてそれぞれ活動、そして再び「King&Prince」として結集し5月23日(水)にCDデビューを果たした。念願のCDデビューに関して永瀬さんは「Princeと一緒にデビューできたので、とても安心感があります」、岸さんは「やっと一生の仲間が決められました」と、1つのグループとして活動できることに喜びのコメント。「King&Prince」として出演する初のMステに対して平野さんは「気合いは入りますね。やっと気持ちが定まったっていうか。やっと『このメンバーで行くぞ』っていう気持ちが固まったので」、高橋さんも「気合い十二分くらいです!」と意気込みをみせる。今回パフォーマンスする「シンデレラガール」は平野さんが主演を務める「花のち晴れ」の主題歌になっている。平野さんは「全部が見どころです!」、永瀬さんが「振りが歌詞とリンクしているところに、ぜひ注目してください」とそれぞれ語る6人のMステ初生ライブをお見逃しなく。■「TWICE」はCM曲「Wake Me Up」テレビ初披露!また今回は人気ガールズグループの「TWICE」も出演。メンバーも出演しているCMソング「Wake Me Up」をテレビ初披露する。同曲はサビ部分での歌詞とリンクした振りも魅力となっており、メンバーのサナは「歌詞に沿った振り付けとなっているので、応援団になったつもりでダンスしてください!」とメッセージをくれた。さらに今夜は全国大会の常連校・北九州市立高校ダンス部がTWICEの「TT」をパフォーマンスするほか、E-girls、AK-69が「AK-69 feat.Toshl」として初出演。高橋優、LiSAらも出演する。「ミュージックステーション」は5月25日(金)20時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2018年05月25日3月11日(現地時間)にロンドンで授賞式が開催される、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。この賞ではLGBTの活動家や、LGBTでなくても彼らの権利向上のために貢献した人を表彰している。今年の「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBTの支持者)賞にノミネートされたのはハリー・スタイルズ、デビッド・ベッカム、ニック・ジョナス、アリアナ・グランデら10人。ハリーは常々LGBTコミュニティーを支持すると公言しており、万人の平等を訴えている。「LGBT+ Celebrity」(LGBT+のセレブ)賞にはカーラ・デルヴィーニュ、デミ・ロヴァート、サラ・ポールソン、一昨年カミングアウトし昨年同性婚したコルトン・へインズらがノミネートされた。多くの部門の中、「Best Destination」(最高の目的地)賞にはデンマークのコペンハーゲンやスペインのマドリードなどとともに日本の東京もノミネート入りを果たしている。それぞれの部門の勝者は「ブリティッシュLGBTアワード」の公式ホームページで行われる一般投票によって決まる。「Evening Standard」によれば、授賞式の主催者はLGBTの代表的存在であるエルトン・ジョンやケイトリン・ジェンナーをVIPとして招待することを計画中だという。また、リッキー・マーティンは「インターナショナル・アイコン」賞の受賞が決定しているため、出席する可能性が高そうだとのこと。(Hiromi Kaku)
2018年02月08日2月21日にロンドンのO2アリーナで開催されるブリット・アワードのノミネーションが発表された。中でも注目すべきは、「最優秀ブリティッシュ・アーティスト・ビデオ賞」。ノミネートされた10人の中に、「ワン・ダイレクション」(「1D」)のメンバー、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、そして元メンバーのゼイン・マリクの3人の名前が…!ハリーは「Sign of the Times」、リアムはクエヴォとコラボした「Strip That Down」、ゼインは『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の主題歌でテイラー・スウィフトとデュエットした「I Don’t Wanna Live Forever」でノミネートされている。ハリーとリアムはソロアーティストとして同賞にノミネートされるのは今回が初めてで、ゼインは昨年から引き続き2回目。また、「1D」は2013年から4回連続で同賞にノミネート&受賞しており、昨年は「1D」対ゼインの戦いに注目が集まったが、「1D」が勝利を果たした。3人のほかに同賞にノミネートされているのは、「リトル・ミックス」、デュア・リパ、エド・シーラン、クリーン・バンディット、カルヴィン・ハリス、アン・マリー、ジョナス・ブルー。公式ページからツイッターを通してお気に入りのアーティストに投票できるので、試してみてはいかが?(Hiromi Kaku)
2018年01月15日創刊以来、クリエイティブな人々に注目し続けてきた雑誌『Pen』が、今年活躍したクリエイターをたたえる賞「Pen クリエイター・アワード」を新設。その受賞者が1日に発表され、俳優の高橋一生、女優の土屋太鳳ら10組が選出された。同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。第1回目となる今年は、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、高橋一生(俳優)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が選出された。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集。また、12月1日に都内で授賞式が行われる。
2017年12月01日2018年4月に上演されるミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』の製作発表会見が、東京・スウェーデン大使館で行われ、主演の大竹しのぶ、風間杜夫、蓮佛美沙子、ウエンツ瑛士が登壇した。ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』チケット情報愛を求める男女が滑稽にすれ違い、愛し合う一夜が描かれるミュージカル・ラブ・コメディ。作詞・作曲はスティーブン・ソンドハイム、脚本はヒュー・ホイラーが手がけ、初演以来トニー賞7部門、グラミー賞2部門を受賞した。日本では19年ぶりの上演となり、演出はマリア・フリードマンが初来日して手掛ける。作品の魅力を伝えるため(!?)に、大竹&風間・蓮佛&ウエンツの2組でベッドに入り開かれた会見。とはいえ関係性は、風間演じるフレデリックと蓮佛演じるアンが年の差新婚夫婦、ウエンツ演じるヘンリックはフレデリックの息子ながら義母のアンに恋する青年、そして大竹演じる主人公・デジレはフレデリックのかつての恋人という複雑なもの。大竹は「なんだか奇妙なシチュエーション」と笑いつつ、「歌はもともと好きだったのですが、本格的なミュージカルはこの作品と同じソンドハイム(作詞・作曲)の『スウィーニー・トッド』で。一つひとつの音が重なりあって、台詞があって、歌があって、ミュージカルってなんて素晴らしいんだと思った作品です。それに今回、マリア・フリードマンさんという素晴らしい演出家の方が日本で初めて演出をしてくださる。歌と芝居が分かれるのではない、『これぞミュージカルだ』と思うものができたらいいなと思っています」と語った。初めてミュージカルに挑戦する風間は「恩師のつかこうへいに『日本で一番踊ってはいけない役者』だと言われ続けてきたので。今回、ミュージカルだけど踊るシーンはないということでお引き受けしました」と笑いを誘いつつ、「しのぶちゃんとは古い間柄なんですけど、舞台で共演するのは初めてで嬉しい」と笑顔を見せた。これが舞台初挑戦となる蓮佛は、今回の挑戦を「大竹しのぶさんといつかご一緒できたらと思っていました。お芝居をつくっていく過程を含めそばで見させていただける…それだけで『やりたい』と言いました」と明かした。ウエンツは自身の役柄について「おない年といえど義理の母親に恋をする役柄で。恋敵が自分の父親というところで苦悩する部分だったりとか、いろんなものを失うかもしれなくても手に入れたい愛が、どれだけ素晴らしいものかを表現できたら」と語った。大竹が「一生のうちで“忘れられない一夜”というのがあると思うんですけど、それを舞台の上で毎日できるのがすごく嬉しい」という公演は、2018年4月8日(日)から30日(月・祝)まで東京・日生劇場にて。チケット一般発売は12月9日(土)午前10時より。取材・文:中川實穗
2017年11月22日フランスのデザインオーディオブランド「ミュージック ライフ(Music Life)」は、Bluetoothスピーカーの「Aerobull」シリーズを販売。二子玉川 蔦屋家電、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、代官山 蔦屋書店3号館2F、並びに公式オンラインサイトにて先行販売する。「ミュージック ライフ」は、最先端のテクノロジーを搭載したライフスタイル製品をデザインするブランド。現代的でシンプルなデザインが特徴的だ。今回発売する「Aerobull」シリーズはフレンチブルドッグを象ったBluetoothスピーカーの、「Aerobull XS1」「Aerobull HD1」の2型だ。色はグロッシーなホワイトやレッド、マットブラックの3色展開。「Aerobull XS1」は、サングラスをしたフレンチブルドッグが目を引くモダンなデザイン。高さ30cmほどの中型サイズでありながら、10時間の連続再生が可能な充電式バッテリーを搭載し、120ワットのパワーを出力する。高音質でのBluetooth音声ストリーミングが可能だ。また、2台の「Aerobull XS1」をTrue Wirelessで接続すれば、ステレオ再生することもできる。「Aerobull HD1」は、「Aerobull XS1」よりも大型サイズのスピーカー。「Aerobull XS1」同様に高音質でのリスニングや2台でのステレオ再生が可能。さらには、200ワット出力でより一層迫力のあるサウンドを楽しむことができる。【詳細】ミュージック ライフ「Aerobull」シリーズ発売時期:(Aerobull XS1) 2017年9月下旬、(Aerobull HD1)2017年10月中旬取扱場所:二子玉川 蔦屋家電、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、代官山 蔦屋書店3号館2F、公式オンラインカラー:グロッシーホワイト、マットブラック、グロッシーレッドサポートされるプロファイル・コーデックス: A2DP、AVRCP、SBC、AAC、APTX対応:Bluetooth 4.2アンプタイプ:2.1 channel・Aerobull XS1 Bluetooth スピーカー価格:79,000円+税周波数特性:60Hz~20kHzオーディオ・ドライバー:2x30mm&1x65mmアンプの出力数:120ワット(2x30ワット+1x60ワット)サイズ・重量:高さ30.5x幅21.0x奥行き24.5cm、1.8kg フル充電時の連続再生時間:約10時間・Aerobull HD1 Bluetooth スピーカー価格:230,000円+税周波数特性:43Hz~20kHzオーディオ・ドライバー:2x50mm&1x133mmアンプの出力数:120ワット(2x50ワット+1x100ワット)サイズ・重量:高さ64.1x幅43.5x奥行き67.0cm、10.0kg【問い合わせ先】モダニティ株式会社(正規販売輸入代理店) カスタマーサポートTEL:03-3585-4332
2017年10月02日ニューバランス(New Balance)とアースミュージック&エコロジー(earth music&ecology)によるコラボレーションスニーカー「New Balance CW420×earth」が登場。パンダ柄のシューレース&インソールベースとなったのは、クラシカルなデザインの「420」。今回はシューレースとインソールに可愛らしいパンダを描いた。さらに、アースミュージック&エコロジーのロゴデザインをモチーフにした球体ラバーチャームがアクセントで付いている。シューレースはパンダ柄とシンプルな白い紐の2種類が付属するため、その日の気分やコーディネートに合わせて付け替えることが可能。カラーは、どんな格好にも合わせやすいグレーとネイビーの2色だ。ロゴTシャツとバッグバックもシューズだけでなく、オリジナルのロゴTシャツとバックパックも登場。ロゴTシャツは、「NB」のロゴがイラストタッチで描かれており、アースミュージック&エコロジーのタグがさり気なく付いている。丈が短くゆったりしたボックスシルエットなため、全身のバランスがとりやすい一着だ。また、バックパックはフロントポケットにニューバランスのロゴを大きくあしらい、引手にスニーカー同様アースの球体ラバーチャームを取り付けた。内側部分には、様々な動物が描かれたオリジナルプリントがあしらわれており、スリットポケットや背面ポケットなども付いているため、実用性が高いアイテムだ。カラーはグレー、ネイビー、ブラックの3色展開となっている。【詳細】ニューバランス×アースミュージック&エコロジー発売中・スニーカー「CW420」価格:10,584円カラー:グレー、ネイビーサイズ:23〜24.5cm・ロゴTシャツ価格:4,212円カラー:ホワイト、グレー、カーキ、ネイビーサイズ:フリーサイズ・バックパック価格:6,372円カラー:グレー、ブラック、ネイビーサイズ:フリーサイズ【問い合わせ先】アースミュージック&エコロジー 新宿ミロードTEL:03-3349-5676
2017年09月09日国内最大級のダンスミュージックフェスティバル「WIRED MUSIC FESTIVAL」の開催が今年も決定した。5月21日(日)、三重県・ナガシマスパーランドの特設会場にて行われる。これまでスティーヴ・アオキ、ディミトリ・ベガス & ライク・マイクなど世界に名だたるDJたちをヘッドライナーとして招聘することに成功。昨年は15000人もが来場し、会場は壮大なダンスフロアとなった。3回目となる今年は、EDMファンであれば知らぬもののいないHardwellが出演。キング オブEDMの称号を持ち、世界の大型フェスのヘッドライナーを総なめしている人物で、ダンスミュージックファンが熱狂すること間違いなし。そして、ヒップホップ界の風雲児Wiz Khalifaの初来日も決定した。「SEE YOU AGAIN」のミュージックビデオ再生回数が24億回を突破、映画『ワイルド・スピード -スカイ・ミッション-』のエンディングテーマとして楽曲が起用されるなど大注目の人物だ。このふたりをWヘッドライナーとして開催する今年の「WIRED MUSIC FESTIVAL’17」。通常のチケットのほかに、専用エントランスゲート・ラウンジ・ビューイングエリアで楽しむことのできるVIPチケットも登場。チケットは好評発売中。
2017年03月01日英国最大の音楽賞「ブリット・アワード」の授賞式が行われた昨日(現地時間)、昨年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが「最優秀ブリティッシュ男性ソロアーティスト賞」と「最優秀ブリティッシュ年間アルバム賞」(「Blackstar」)を受賞した。前者は俳優のマイケル・C・ホール、後者は息子のダンカン・ジョーンズがボウイの代わりにトロフィーを受け取り、受賞スピーチを行った。ダンカンは「僕は昨年、父を亡くしたけど、僕自身も父親になったんだ」とスピーチを切り出した。7月10日に生まれた息子にステントン・デヴィッド・ジョーンズと名付け、ミドルネームに父親の名前をもらっている。「(父の死の)衝撃を乗り越えてからは、息子におじいちゃんがどんな人だったと知ってほしいかなと考えてばかりだったよ」と子育てが、前向きにさせてくれたことを明かしている。「そんなときに、思ったんだ。父は、ちょっと変わっていて、奇妙で、人と違う…そういった人たちを支えてきたし、寄り添っていた。ファンのみなさんも50年以上に渡って父のそんな部分を受け継いでいるでしょう。だから、この賞はすべての“Kooks(変人)”と、“変人”を生み出すような人々のための賞だと思うんだ」と締めくくった。“Kooks”とは、ボウイがダンカンが誕生した年に贈った、ダンカンにとって思い出の曲のタイトルであり、単語である。(Hiromi Kaku)
2017年02月23日俳優・山田孝之がフジファブリックの新曲『カンヌの休日 feat. 山田孝之』にボーカルとして参加。そのミュージックビデオが公開された。テレビ東京・テレビ大阪ほかで放送中のドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」のオープニングテーマとなっている『カンヌの休日 feat. 山田孝之』。ミュージックビデオのコンセプトは「映画祭」。タキシードに身を包みブラックのサングラスをかけ、爽快にレッドカーペットを駆け抜ける山田の姿が映されている。彼が進むその先にはフジファブリックが待ち受け、合流するやいなや無数のカメラのフラッシュを浴びながら山田が熱唱する。そこに現れた怪しげな謎の老人は、ミュージックビデオを監督、そしてドラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」も手掛ける映画監督の山下敦弘というコミカルな内容だ。フジファブリックの新曲『カンヌの休日 feat. 山田孝之』は2017年2月15日(水)より発売。ニューアルバム『STAND!!』を掲げた全国ツアーでも同曲は演奏されている。2017年2月24日(金)に中野サンプラザで行われた全国ツアーの追加公演では、タキシードに身を包んだ山田孝之がサプライズで登場し、会場を沸かせた。なお、2017年6月と7月には、4回目となる自主企画イベント「フジファブリック 2マンツアー フジフレンドパーク2017」を開催することが決定した。過去の企画では「ウルフルズ」や「キュウソネコカミ」、「Suchmos」、「クリープハイプ」、「KANA-BOON」といった話題のバンドと対バンしていることから、今年の相手が誰になるのか期待が高まる。【詳細】■『カンヌの休日 feat. 山田孝之』発売日:2017年2月15日(水)<収録曲>1.カンヌの休日 feat. 山田孝之2.Here3.カンヌの休日4.カンヌの休日(Instrumental)価格:・通常盤(CD)AICL-3261 1,500円+税・初回盤(CD+DVD)AICL-3259-60 1,700円+税 ※Music Video収録■フジファブリック 2マンツアー フジフレンドパーク2017・2017年6月26日(月) 大阪・Zepp Osaka Bayside・6月30日(金) 東京・Zepp DiverCity TOKYO・7月1日(土) 東京・Zepp DiverCity TOKYOチケット:スタンディング/2F指定席 5,400円(税込)+1Drink一般発売日:5月20日(土)FAB CHANNEL会員限定最速チケット先行受付期間:2月17日(金) 22:00~2/26(日)23:00
2017年01月24日ハワイの音楽界における優秀アーティスト、作曲家、演奏家などに各賞が授与されるハワイ随一の音楽賞「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」。2017年に記念すべき創設40周年を迎える同アワードを記念したイベントが4月16日(日)に千葉・舞浜アンフィシアターで開催される。【チケット情報はこちら】ハワイ版グラミー賞と称される同アワード。40周年を記念して歴代受賞アーティストが来日し、ハワイミュージックの真髄ともいえるライブパフォーマンスを披露するほか、これまでのアワードの歴史を振り返る。あわせて、2017年5月に行われる受賞式に向けて最終ノミネート候補が発表される。パフォーマンスを披露するアーティストは全7組。幼馴染の三人が紡ぐ息の合ったボーカルアンサンブルは日本での人気も高い「Na leo(ナレオ)」。今年ビルボードライブでも来日したハワイ発のサーフ・ロックバンド「Kalapana(カラパナ)」。全米チャート入りを果たし、グラミー賞にもノミネートされた「Amy Hanaiali‘i Gilliom(エイミー ハナイアリイ)」。そのほか、Nathan Aweau(ネイサン・アヴェアウ)、Raiatea Helm(ライアテア・ヘルム)、Kaumakaiwa Kanakaole(カウマカイヴァ・カナカオレ)、Keauhou(ケアウホウ)らハワイを代表するアーティストが出演する。「NA HOKU HANOHANO AWARDS 2017 MUSIC FESTIVAL 40TH ANNIVERSARY」のチケットは1月14日(土)午前10時より一般発売開始。なお、ハワイエンタメサイト「H1CLUB(エイチワンクラブ)」にて12月17日(土)昼12時より先行を開始。
2016年12月15日ゴッサム・アワードが発表になった。作品賞に輝いたのは、バリー・ジェンキンス監督の『Moonlight』。シングルマザーの元で育った黒人男性の辛い少年時代を描く、静かな感動のドラマだ。同作品は脚本賞も受賞。また、今作の全キャストには、特別審査員賞が与えられた。その他の情報男優賞は『Manchester by the Sea』のケイシー・アフレック。女優賞は『Elle』のイザベル・ユペールが受賞。ドキュメンタリー賞は、O.J.シンプソンについての『O.J.: Made in America』が受賞した。文:猿渡由紀
2016年11月30日H&Mデザインアワード2017の優勝者が16日に決定。イギリス出身の26歳、リチャード・クインが受賞した。同アワードには、世界有数のファッション・デザインカレッジの学生や卒業生が参加。世界中から新進気鋭のデザイナーが集結し、コレクションのデザインを競った。セントラル・セントマーチン卒のクインは、メンズデザイナーとしては15年のサイモン・リーに続く2人目の受賞となった。クインは、環境にも配慮したクリエイティブなデザインを考案した。審査メンバーであるH&Mのクリエイティブアドバイザー、アン・ソフィー・ヨハンソンは「私達みんな、すっかりリチャードが大好きになりました。自身のブランドに対してクリアビジョンを持っていて周囲をあっと驚かせる要因も持ち合わせていました。リチャードは本当にクリエイティブな人で、環境においても相互的観点を持っており、H&M Design Award 2017の優勝者として価値ある人でした」とコメント。ビジネス・オブ・ファッション編集長のイムラン・アーメドは「リチャード・クインは本当にすばらしいものを作り上げます。そこにはとても深みのあるクリエイティビティが様々なアイディアと共にあり、商業的な可能性とサステイナブルな観点が、彼のブランドを構築する上で価値を上げる元になっています」とコメントしている。クインには優勝賞品として5万ユーロ、H&Mによる1年間の指導プログラムに加え、優勝コレクションをベースにしたアイテムを17年秋にH&Mの世界中の店舗で販売できる機会が与えられた。
2016年11月20日年末恒例のテレビ朝日系大型音楽特番『ミュージックステーションスーパーライブ2016』が、12月23日(19:00~23:10)に放送されることが18日、明らかになった。今年は、クリスマスSPとして放送され、豪華アーティストが共演。出演アーティストやスペシャルメドレー、コレボレーションなどについては、今後発表される。MCはタモリと、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサー。
2016年11月18日ゴッサム・アワードのノミネーションが発表になった。最多の4部門でノミネートされたのは、ケネス・ローナガン監督の『Manchester by the Sea』。今年のサンダンス映画祭でプレミアされ、その後の映画祭でも高い評価を集めてきた作品だ。その他の情報ローナガンは脚本部門でも候補入り。ケイシー・アフレックは男優部門、子役のルーカス・ヘッジスはブレイクスルー俳優部門にノミネートされた。その他の作品部門の候補作は、リチャード・リンクレイターの『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界は僕らの手の中に』、バリー・ジェンキンスの『Moonlight』、ケリー・リチャードの『Certain Women』、ジム・ジャームッシュの『Paterson』。アフレック以外の男優賞候補は、アダム・ドライバー(『Paterson』)、ジェフ・ブリッジス(『Hell or High Water』)、ジョエル・エドガートン(『Loving』)、クレイグ・ロビンソン(『Morris from America』)。女優部門候補は、ケイト・ベッキンセール(『Love and Friendship』)、アネット・ベニング(『20th Century Women』)、イザベル・ユペール(『Elle』)、ルース・ネガ(『Loving』)、ナタリー・ポートマン(『Jackie』)。受賞発表は11月28日。文:猿渡由紀
2016年10月21日第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが閉幕し、23日にPFFアワード表彰式が行われた。映画祭期間中は、483本の応募作の中から入選を果たした20作品が東京都国立近代美術館フィルムセンターにて上映され、好評を博した。表彰式にはミュージシャン/アーティストの野田洋次郎、荻上直子監督、沖田修一監督、遠藤日登思映画プロデューサー、編集者の佐渡島庸平が最終審査員として出席。グランプリほか各賞を発表した。PFFアワード2016受賞結果グランプリに輝いたのは小松孝監督の『食卓』。遠藤プロデューサーが発表し、「すごくそっけなく、身近な題材を撮っているようでいて、実はとても緻密に丁寧に作られている映画だと感じました」と講評。各賞発表の最後に名前を呼ばれた小松監督は、驚いたといった表情で壇上にあがり、「他の方の受賞結果を聞きながら『もうダメだ~』と友達にLINEをしてて、ビックリしました(笑)。今35歳ですが、映画界にしたら若いのかなと思いつつ、これからも精進して、世界の大きな映画祭に羽ばたいていけたらと思っています」と喜びを語った(『食卓』はバンクーバー映画祭への招待が決定済み)。現在、爆発ヒット中の『君の名は。』で主題歌を務めている野田は総評を次のように述べた。「物を作る同士として関わりたいと思って参加しました。もっともっとはみ出る作品があってもよかったなと。映画の体をなしてなくても。僕も音楽を作っていて、楽器や環境、設備をよくしていけば精度はあがるけれど、本当にお客さんが感じたいのはそこじゃないんですよね。映画だったら最終的に画面に収まるわけですが、そこからどれだけのものがはみ出ているか。僕自身、思いを込めれば込めるほど、絶対にそこから何かこぼれ落ちて、届いてくれるものがあると思って作っています。みなさんのたぎる思いも、どんどんこぼれ出てほしいと思っています」。ほかの審査員もそれぞれにコメントした。「僕の時代も今は技術が伴っているんだからと言われましたが、今の監督のほうがプレッシャーに感じているかもしれません。面白い作品がたくさんあって、いろいろな思いを感じました」(沖田)、「作り切るということ自体がすごく難しいことだと思います。応募された全ての作品、作り切ったことがすごい才能だし、作り続けるモチベーションを保つことはすごく大変。それができるかどうかです」(佐渡島)、「15年前にここで賞をいただきました。本当に映画が撮りたくて撮りたくて。15年経った今も、昨日も今日も明日も毎日映画を撮りたいと思っています。続けてください」(荻上)、「会場で20作品拝見しました。席の周りに監督やスタッフがいて、そのエネルギーにすごく疲れましたが、非常に貴重な体験ができました」(遠藤)。取材・文・写真:望月ふみ
2016年09月24日28日(現地時間)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「2016 MTV Video Music Awards」(VMA)。授賞式では常に、華やかにドレスアップした出席者に注目が集まるが、各メディアが報じる今年のVMAのベスト&ワーストドレッサーとは?8部門で受賞し、貫禄を見せつけたビヨンセのドレスは“ベスト”として至るメディアで取り上げられている。胸元から襟元にあしらったフェザーが印象的なフランチェスコ・スコニャミリオ(Francesco Scognamiglio)のシアードレスに、ロレイン・シュワルツ(Lorraine Schwartz)のゴージャスなイヤリングを合わせたビヨンセ。同伴した愛娘ブルー・アイヴィーちゃんのプリンセスさながらのエレガントなチュチュの装いも話題になった。ワーストドレッサーに選ばれがちなブリトニー・スピアーズも今回は珍しくシンプルですっきりした着こなしで登場。ダイエットに成功したスリムな肢体にアシンメトリーで大胆なカットアウトが入ったヴェルサーチ(Versace)のドレスが映える。根性と努力で出産前の体形を取り戻したキム・カーダシアンも、メリハリのある砂時計ボディを最大限に活かした透け感のあるミニドレスがセクシーだと評判に。「ハロウィンは2か月先だ」と「Huffington Post」が苦言を呈した「ワンダーウーマン」のコスプレで登場したファラ・アブラハム、胸にキラキラのボディーチェーンを巻き、妊娠中の大きなお腹を丸出しでジャケットを羽織ったローラ・パーロンゴの2人は“ワースト”として取り上げられている。(Hiromi Kaku)
2016年08月30日28日(現地時間)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで「2016 MTV Video Music Awards」(VMA)が開催された。見事8冠に輝いたビヨンセ、特別賞を受賞したリアーナをはじめ、ブリトニー・スピアーズ、アリアナ・グランデ&ニッキー・ミナージュらが圧巻のパフォーマンスで魅了。アリアナはうわさの新恋人でラッパーのマック・ミラーと客席でいちゃつく様子が撮られ、特別賞のトロフィーを渡すプレゼンターだったドレイクが、スピーチで「リアーナは僕が22歳のときから大好きな人」と公開告白したり、テイラー・スウィフトが偽名で作詞をしたことが明らかになった「This Is What You Came For」で最優秀男性アーティスト・ビデオ賞を受賞したカルヴィン・ハリスが、受賞スピーチでさまざまな人へ感謝の気持ちを伝えたにもかかわらず、テイラーの名前は一切出さなかったなど、VMAでは小さなものから大きなものまで至る所で“ドラマ”があったようだ。主な受賞者リストは以下の通り。最優秀ビデオ賞ビヨンセ 「Formation」最優秀女性アーティスト・ビデオ賞ビヨンセ 「Hold Up」最優秀ヒップホップ・ビデオ賞ドレイク 「Hotline Bling」最優秀ポップ・ビデオ賞ビヨンセ 「Formation」最優秀ロック・ビデオ賞トゥエンティ・ワン・パイロッツ 「Heathens」最優秀長編ビデオ賞ビヨンセ 「Lemonade」最優秀新人アーティスト賞DNCE(Hiromi Kaku)
2016年08月30日9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが、映画配給会社ギャガが運営する動画配信サイト“青山シアター”でコンペティション部門“PFFアワード”の入選作品をオンライン配信することを発表した。本日から昨年度の入選作が配信され、映画祭表彰式翌日の9月24日(土)からは“PFFアワード2016”の入選作を配信する。その他の画像“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。本年度は入選作20作品が上映され、映画プロデューサーの遠藤日登思、映画監督の沖田修一、荻上直子、編集者の佐渡島庸平、アーティスト/ミュージシャンの野田洋次郎が最終審査を行い、各賞が決定。9月23日(金)の16時30分から表彰式とグランプリ作品上映が行われる。青山シアターは、PCやスマートフォンなど様々な機器で好きなタイミングに映画を楽しめる動画配信サイトで、最新作のオンライン試写会や、特別映像なども配信している。本年度の入選作は9月24日(土)から10月23日(日)まで期間限定で配信され、1作品500円(税別)で楽しめる。また、3作品が1200円(税別)で観賞できるセット券も、映画祭会場のロビーと、チケットぴあで販売される。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館
2016年08月30日9月に開催される第38回PFFぴあフィルムフェスティバルのメインプログラム“PFFアワード2016”の最終審査員が発表になった。本プログラムは、世界最大級の自主映画コンペで、本年度は映画プロデューサーの遠藤日登思、映画監督の沖田修一、荻上直子、編集者の佐渡島庸平、アーティスト/ミュージシャンの野田洋次郎が最終審査員を務める。その他の画像“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。期間中に、全国から集まった483本作品の中から選ばれた入選作20作品が上映され、最終審査員によって各賞が決定。9月23日(金)の16時30分から表彰式とグランプリ作品上映が行われる。毎年、PFFアワードの最終審査員は映画の作り手だけでなく、編集者、作家、音楽家など幅広いジャンルから参加し、入選作品を決定するプロセス同様、1本ずつ丁寧に作品を観賞し、議論の上で各賞が決定する。これまでの表彰式では最終審査員が作品について、じっくりとコメントする場面もあり、入選監督だけでなく、映画ファンにとっても充実したプログラムになっている。本映画祭では他にも、カンヌ映画祭のある視点部門で審査員賞を受賞した深田晃司監督の『淵に立つ』がクロージング作品として上映。さらに園子温、塚本晋也らの過去の8ミリ作品を丁寧に修復しデジタル上映する“8ミリ・マッドネス!!~自主映画パンク時代~”など、様々なプログラムが行われる。本年度から“PFFアワード”は当日券のみになり、それ以外のプログラムは全席指定で前売り券と当日券を発売。チケットはチケットぴあにて発売中。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館
2016年08月22日ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)とアメリカのスポーツウェアブランド、スターター(STARTER)のコラボ・アワードジャケットが登場。2016年8月20日(土)より、THE CONTEMPORARY FIX東京、京都、全国の取り扱いショップで発売される。今回ミスター・ジェントルマンとコラボレーションするのは、スターターブランドの中でもファッション性を重視したラインであるスターター・ブラックレーベル(Starter Black Label)。アイテムは、同ラインの象徴的アイテムであるアワードジャケットがベースとなっている。ミスター・ジェントルマンのコンセプトであるベーシックスタイルを生かした配色と、オリジナルのドットボタンが特徴的だ。【アイテム情報】STARTER AWARD JACKET発売日:2016年8月20日(土)価格:38,000円+税カラー:カーキ、ネイビーサイズ:S〜XXL取り扱い店舗:ザ・コンテンポラリー・フィックス、ザ・コンテンポラリー・フィックス キョウト、全国の取り扱いショップ
2016年08月21日ユニバーサルミュージックとサトル タナカ(SATORU TANAKA)の協業によるファッションブランド「ラストリバティ(LAST LIBERTY)」がローンチ。新作Tシャツが、2016年8月上旬よりナノ・ユニバース 東京(nano・universe TOKYO)、ローズ バッド(ROSE BUD)などで販売される。「ラストリバティ」では、ブランドテーマを“能動的に日常を生きる為、ヘッドフォンをして街を旅する”とし、より音楽が身近に感じられるワードローブを展開。Tシャツやスウェット、カットソー、スニーカーなどを、メンズ、レディースともに揃える。注目アイテムであるTシャツは、PIL、デヴィッド・ボウイ、ザ・ストーン・ローゼズ、ザ・ジャム、そしてエイミー・ワインハウスといった名だたるミュージシャンのアートワークを使用している。SからLLサイズまで展開されるので、コンパクトにもビックシルエットにも、自身のスタイルで選べるのが嬉しい。クリエイティブディレクターを務める、タナカサトルは以前より「ファッションから音楽ではなく、音楽からファッションを」と言うコンセプトを想い描いていたという。その思いが形になったのが「ラストリバティ」。ファッションと音楽の融合が、このブランドを通じて感じられるだろう。【商品詳細】ラストリバティ(LAST LIBERTY) 新作Tシャツ発売時期:2016年8月上旬※オンラインストアでは7月21日(木)より発売中だ。取り扱い店舗:ナノ・ユニバース 東京、THE SHOP TK全店舗、ローズ バッド(一部取り扱いなし)、カンナビス(CANNNABIS)、ローグ(LOUGUE)南船場店※メンズのみ価格:4,990円+税サイズ展開:0~4 ※サイズ0(レディース対応)、サイズ1(S)/2(M)/3(L)/4(LL)
2016年08月01日今秋に開催される第38回ぴあフィルムフェスティバルの自主映画を対象としたコンペティション“PFFアワード2016”の入選作品が決定。483本の応募作品の中から20作品が約4か月に及ぶ厳正な審査を経て選ばれた。その他の写真PFFは、通常の映像コンペに設けられる年齢、プロアマ、上映時間などの制限を一切排し「過去1年以内に制作された未公開作品」であれば、どんな作品も受け付ける。応募された作品は、1作品につき“最低3人以上で必ず最初から最後まで1分1秒もらさず観る”というルールで審査を実施し、一次通過作品を審査員全員で審査した後に入選作品を決定している。PFFディレクターの荒木啓子氏は「これから発表する“入選作品”とは、現在、映画がどれだけの多様性を持つ創作物なのか、をみせてくれる作品群です。そして、個人の情熱が、どれだけの可能性を持っているかを示してくれるショウケースでもあります。出来ることなら、全人類にこの自主映画のひとつのかたまりを観て欲しいと、セレクションの間じゅう、願ってやまなくなります。」とコメントしている。下記20本の入選作品は、9月10日(土)から東京国立近代美術館フィルムセンターで開催の「第38回PFF」で上映し、最終日には各賞が発表になる。その後、京都・神戸・名古屋・福岡と全国の会場を巡回する予定だ。第38回PFFぴあフィルムフェスティバル9月10日(土)から23日(金)まで東京国立近代美術館フィルムセンター(月曜休館)10月29日(土)から11月4日(金) まで京都シネマ11月3日(木・祝)から6日(日) まで神戸アートビレッジセンター11月11日(金)から13日(日) まで愛知芸術文化センター2017年4月福岡市総合図書館“PFFアワード2016”入選作品『ヴァニタス』監督:内山拓也『おーい、大石』監督:菊沢将憲『傀儡』監督:松本千晶『回転(サイクリング)』監督:山本 英『限界突破応援団』監督:渡邉 聡『シジフォスの地獄』監督:伊藤 舜『食卓』監督:小松 孝『楽しい学校生活』監督:前畑侑紀『ツケモノの子』監督:阿部 平『溶ける』監督:井樫 彩『Drill&Messy』監督:吉川鮎太『波と共に』監督:川添ビイラル『人間のために』監督:三浦 翔『バット、フロム、トゥモロー』監督:鈴木竜也『花に嵐』監督:岩切一空『福島桜紀行』監督:鉾井 喬『また一緒に寝ようね』監督:首藤 凛『もっけのさいわい』監督:中泉裕矢『山村てれび氏』監督:阿部理沙『私の窓』監督:渡邊桃子
2016年07月08日22日(現地時間)ラスベガスのT-Mobileアリーナで「ビルボード・ミュージック・アワード」(BBMA)が開催された。「トップ・ホット100・アーティスト賞」など最多8部門を受賞したのはザ・ウィークエンド。「トップ・アーティスト賞」に輝いたアデルはザ・ウィークエンドに続く5部門を受賞。授賞式には欠かせないアーティストのパフォーマンスで、BBMAではブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ビーバー、ケシャ、セリーヌ・ディオンらが観客を魅了したが、最も注目を集めたのは4月に57歳という若さで突然この世を去ってしまったプリンスの追悼パフォーマンスを行ったマドンナとスティーヴィー・ワンダーだ。会場はパープル一色の照明に包まれ、パープルのスーツに身を包んだマドンナが登場。シネイド・オコナーが歌って大ヒットしたプリンス作曲の「Nothing Compares 2 U」をパワフルに歌い上げると、観客にとってサプライズ出演となったスティーヴィーが現れ、「Purple Rain」をマドンナと共に熱唱。マドンナは80年代にプリンスと「Love Song」をデュエットし交流があったことから、このパフォーマンスにかける意気込みは相当のものだったと見られている。マドンナ本人は大満足の出来だったようだが、残念ながらSNSではプリンスのファンから「プリンスの曲を歌うには実力が伴わない」などの怒りと不満の声が噴出した。(Hiromi Kaku)
2016年05月24日歌手のマドンナが、今月22日にラスベガスで行われるビルボード・ミュージック・アワードで、先月57歳の若さでこの世を去ったプリンスさんへの追悼パフォーマンスとして、歌を捧げるそうだ。同式典ではマドンナのほかにもジャスティン・ビーバーやフィフィス・ハーモニー、デミ・ロヴァート、ショーン・メンデス、ニック・ジョナス、ブリトニー・スピアーズらがステージに立つことが決定している。さらに同イベントでアイコン賞を受賞することが決定しているセリーヌ・ディオンも歌を披露する予定だ。今回プリンスさんのための追悼パフォーマンスを行うことになったマドンナは、プリンスさんと共にツアーを行うことを熱望していたようで、マドンナのマネージャーを務めるガイ・オセアリーは以前、自身のインスタグラムでそのことについて触れていた。「僕がプリンスに出会ったのは12歳の時でした。その時僕は彼にサインをお願いしたんです。それから何年も経ってからプリンスに再会して、僕らは友達になりました。数年前には彼に電話してマドンナとプリンスの合同ツアーのアイデアを提案しました。それをマドンナに話した時にはすぐに『それはいいわね。王家ツアーって呼ぶのはどうかしら。ザ・クイーン(マドンナ)とプリンスのコンサートだからよ』って言ってくれました。彼女のその考え方がとても好きでしたね。プリンスにこのアイデアを話したときには『世界はまだそれを受け入れる準備ができていないよ。規模が大きすぎるからね』と言っていました。僕はいつも、いつかこれを実行する日が来たらと考えていましたね」プリンスさんの訃報を耳にしたマドンナは当時、自身のソーシャルメディアに「彼は世界を変えたの。本当に先見の明のある人だったわ。なんて人を亡くしたのかしら。私は悲しみに打ちひしがれているわ。これは愛の歌ではないもの」とつづっていた。(C)BANG Media International
2016年05月13日