DMM.com(DMM)、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)、Sansanの3社は2月23日、スマートロボットとクラウド名刺管理を組み合わせたコミュニケーション改革支援サービスの提供を開始すると発表した。同サービスでは法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」と人工知能を搭載したロボットを連携させ、ロボットがユーザーインターフェースとなり音声会話やメールなどによる情報の伝達に加え、職場のコミュニケーションを活性化させる役割を担う。さらに、顔認識機能により担当顧客に関連する情報や訪問時に役立つ知識など、利用者のニーズに合わせた情報発信をロボット側から行うことも可能で、データが蓄積されるほどSansanの顧客データベース管理、情報共有機能をより効果的に活用できる環境が整うという。また、同ソリューションの基盤にはマイクロソフトのパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」、統合型CRMアプリケーションサービス「Microsoft Dynamics CRM Online」、統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」を活用し、日々の企業活動における情報利活用、業務効率化の促進が可能になるとする。同サービスは2016年3月1日より予約の受付を開始し、トライアル実施などの要望にも随時対応する。3社は今回の協業に関して「企業が抱えるコミュニケーションの課題を解決に導き、テクノロジーを活用した次世代の働き方を企業に浸透させることを目指します。」とコメントしている。
2016年02月23日DMM.com(DMM)は2月22日、同社の「DMM. com いろいろレンタル」サービスでユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO」の取り扱いを開始したと発表した。「DMM. com いろいろレンタル」はドレス・高級バッグなどのファッションアイテム、家電やベビー用品、スーツケースなど多種多様な商品をレンタルすることができるサービス。同サービスでの取り扱いがスタートした「BOCCO」は家に設置することで、外出先から伝言もしくはテキストの送信を可能とするロボット。例えば子供が帰宅した時に、ドアに設置したセンサが反応し「玄関センサが反応しました」などのメッセージを親のスマートフォンに通知することができる。また、スマートフォンから音声メッセージをBOCCOへ送り再生できるほか、メール読み上げ機能により文字が読めない子どもやスマートフォンの操作になれない高齢者ともコミュニケーションを図ることができる。レンタル価格は7日間5000円から。同ロボットはDMM.make ROBOTSで販売もしており、価格は3万1320円。もし「BOCCO」の購入を迷っている人がいれば、お試しとして「DMM. com いろいろレンタル」を利用してみるのもいいかもしれない。
2016年02月22日仕事帰りの1時間でも気軽に参加できると話題の「カフェ英会話」。街中の英会話スクールの約半額の値段で、外国人の講師と会話ができます。「英語を勉強中だけど、実践の場がなかなかない!」という方にオススメです。「カフェ英会話」とはどんなものなのでしょうか。実体験をもとにレポートします。■講師の選び方まずは、英会話カフェ・スクールをリサーチ。近ごろは、さまざまなスクールがあります。自宅からアクセスしやすいカフェでレッスンを行っているか? 講師の数は多いか? などを見て絞っていくとよいでしょう。講師には、アメリカ人やイギリス人のネイティブもいますし、ネイティブではないけれど英語を話せる外国人もいます。発音にこだわる方はネイティブの講師がよいかもしれません。しかし、国籍だけで選ぶのでなく、プロフィールを読んで「趣味が合いそう」「家が近い」などもポイントにするのがいいでしょう。筆者は“自宅から近いカフェ”を優先順位として探し、スクールの担当の方とメールでやりとりしながら、最寄り駅のカフェまでこられる女性の講師にお願いしました。■早速予約! 講師とカフェで対面体験レッスンの日時、講師の詳細などはスクールの担当の方が連絡をくれます。その後は、直接講師とやりとりをすることになります。早速、講師と対面です。講師は日本在住歴の長いバングラデシュ出身の女性。筆者と同じく30代で落ちついた雰囲気の方だったので、すぐに緊張も解けました。■カフェ英会話を実践!まずは自己紹介。そして、互いの趣味や仕事の話をしました。ふたりともアートが好きだということがわかってからは、とても話しやすかったです。趣味が同じだと、会話を続けやすくなるものです。話を広げていける会話力、スピーキング力に自信があるのならよいのですが、筆者はカフェ英会話初心者。前半は話題を探すのに苦労しました。事前に「こんな話をしたい」「こんなことを聞きたい」など、ある程度は準備しておくことをオススメします。バングラデシュ出身ということもあり、講師の英語には多少のなまりがありました。けれど、さほど気になりませんでした。筆者は発音よりスピーキング力を強化したかったので、国籍はどこでもよいと考えていたからです。「発音を強化したいのか?」「スピーキング力をアップしたいのか?」など、目的を明確にした上で講師を選ぶと、より効率的に英語を学べると思います。次回も同じ先生のレッスンを行いたいなら、その場で直接講師とレッスン日を決めます。一方、講師をチェンジしたい場合は、スクールに申しでて、ちがう先生を探してもらいましょう。■海外で外国人とおしゃべりしているような感覚に実際、受講してみて感じたメリットは、こちら。リーズナブルに受講できる。マンツーマンで講師と話せる。日常に近い環境で会話ができる。自分の好きな場所、時間、曜日を選べる。一番のメリットは、好きなときに、好きなカフェで気楽に話せることです。テキストは使いませんし、基本話題は何でもよいので、自分の経験や興味のあることなど、好きなことを話せます。日本にいながら、まるで海外で外国人とおしゃべりしているような感覚です。英会話を始めたいけど、「レッスン費用が高そう」「毎回通学できるか不安」という方は、ぜひ一度カフェ英会話を体験してください。
2016年02月12日英会話のGabaは、小学生または中学生の子どもを持つ20代~50代の男女1,000人を対象に実施した「子どもの受験と英語教育に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2015年12月9日~13日。○英語教育改革をどう思う?英語教育改革として、「小学校3年生から外国語教育が開始となり、従来、外国語教育が始まる学年であった小学校5年生からは英語を正式な教科として扱うように変更する」といった計画が進められている。この教育改革について尋ねたところ、90.9%が「賛成」と回答した。また88.7%が「英語教育改革で英語の4技能を習得できたら、子どもの将来の選択肢が広がる」と答えている。外国語教育の早期化については、91.0%が「幼いころから英語に慣れ親しむのは、良いことだと思う」と回答した。もしも、子どもの英語教師を選べるとしたら、どのような能力や経験に秀でた先生を選びたいか聞くと、53.9%が「英会話力を伸ばす、コミュニケーション重視の授業を行うことができる先生」と回答した。次いで「ネイティブの発音で話すことのできる先生」(52.3%)、「留学などで、海外で過ごした経験のある先生」(40.1%)となっている。英会話を楽しく教えてくれそうな"理想の英語教師"(芸能人)はだれか聞いたところ、トップは「関根麻里さん」(40.1%)だった。2位は「パックン(パトリック・ハーラン)さん」(32.5%)、3位は「厚切りジェイソンさん」(31.9%)という結果になった。○95.3%の親が「受験期は子どもの感じるストレスが増す」受験期の不安について聞いたところ、受験期は「子どもの感じるストレスが増す」と思う保護者は95.3%だった。68.6%は「受験期の子どもとの接し方に不安」と回答している。受験期における金銭面の不安では、「受験期は金銭的な負担が増える」と思う保護者は93.0%だった。受験期の子どものサポートについての考えを聞くと、94.6%が「受験期の子どもをなるべくサポートしたい」と回答した。子どもが難関校への進学を目指したいと希望したら、どのようなサポートをしてあげたいと思うか尋ねると「学習塾に通わせる」(67.2%)が最も高く、「勉強を促す声かけをする(25.2%)」や「直接勉強をみる・教える(22.3%)」が続いた。子どもが現在行っている習い事について聞いたところ、「算数・数学」(22.7%)が最も高く、次いで「国語」(17.0%)や「英語」(16.2%)が続き、「英会話」(7.5%)は全体で7位となった。現在行っている習い事のうち、入試の教科に関係しなくとも受験期に続けさせたい習い事は何か聞くと「英会話」が64.0%で最も高かった。次いで「音楽・楽器」(62.4%)や、「国語」(57.6%)、「ダンス・バレエ」(56.1%)となった。
2016年01月28日DMM.comとプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は1月14日、ロボティクス産業の成長を加速させるための協業を開始すると発表した。DMM.comは、ロボティクス部門である「DMM.make ROBOTS」で培ったロボット開発のノウハウと販売プラットフォームを活用し、ロボット仕様検討ならびに量産販売を支援。PwCは、ロボット事業への参入を検討する企業に対し、運営・事業成長支援を実施する。また、ロボット活用を検討する企業に対しては、導入およびソフトウェア開発をサポートする。ロボット事業でのIPOも含め成長段階に応じた支援を一貫して提供していく。PwCは、2015年11月より、ロボットを活用したイノベーションを目指す企業に対し、企画検討から導入・運用までトータルにサポートするコンサルティングサービスの提供を開始している。また、DMM.make ROBOTSは、コミュニケーションロボットの市場浸透を目指し、2015年4月からロボットキャリア事業を開始。ロボット筐体を自社Webサイトなどで販売するほか、ハードウェア開発をサポートする総合型モノづくり施設「DMM.make AKIBA」と連携させることでロボット開発ベンダーのサポートも行っている。両社は、ロボット開発ベンダーの支援を共同で推進し、法人・企業分野において今後活用が期待されるロボットを安定的に市場に提供していくことで、ロボット産業の育成に貢献していくという。
2016年01月15日DMM.com(DMM)とプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は1月14日、ロボティクス分野における協業を発表した。DMMはロボティクス部門である「DMM.make ROBOTS」にて昨年4月からロボットキャリア事業を開始しロボットの販売を行っているほか、ロボット開発ベンダーのサポートを行っている。また、PwCも昨年11月より、ロボットを活用したイノベーションを目指す企業に対するコンサルティングサービスなどロボット分野に対して積極的な姿勢を打ち出している。同協業では、DMMが「DMM.make ROBOTS」で培ったロボット開発のノウハウと販売プラットフォームを活用し、ロボット仕様検討ならびに量産販売を支援する。一方PwCは、ロボット事業への参入を検討する企業に対する運営・事業成長支援を実施するほか、ロボットの活用を検討する企業に対しては、導入およびソフトウェア開発をサポートし、ロボット事業でのIPOも含め成長段階に応じた支援を一貫して提供するとしている。両社は「ロボット開発ベンダーの支援を共同で推進し、法人・企業分野において今後活用が期待されるロボットを安定的に市場に提供していくことで、ロボット産業の育成に貢献していきます。」とコメントしている。
2016年01月14日DMM.comは11月26日、DMM.make 3Dプリントサービスにてアルミ素材の造形代行サービスを開始した。航空部品や車部品などにも使用されているアルミ素材だが、同サービスでは試作品の枠を超えた最終製品までの制作が可能だという。主に、小ロットでのプロダクションを検討しているユーザーを想定している。
2015年11月27日DMM.comは26日、「DMM.make レアモノ」ブランドの新製品として、バッテリを内蔵した手のひらサイズの「超小型DLPプロジェクター」を販売開始した。価格は30,232円。手のひらサイズのコンパクトなDLPプロジェクタ。バッテリを内蔵しており、持ち運んで使える。連続使用時間は約90分。ランプにはLEDを採用し、明るさは50ルーメン。本体は小型ながら、14~150インチまでの画面を投影可能。投影可能距離は35cm~4.3mとなっており、狭い室内などでも使用できる。本体にはHDMI端子のほか、microSDメモリーカードスロットとUSBポートを1基ずつ搭載。メディアに保存したファイルの再生も可能。対応ファイル形式は、音声がMP3 / WMA / ASF / OFF / AAC / WAV。画像がJPEG / BMP / PNG。動画が3GP(H.263、MPEG-4) / AVI(XVID、DIVX、H.264) / MKV(XVID、H.264、DIVX) / FLV(FLV1) / MOV(H.264) / MP4(MPEG-4、AVC) / MPEG(MPEG-1) / VOB(MPEG-2) / RMVB(RV40)など。主な仕様は、投影方式がDLP、解像度が854×480ドット、輝度が50ルーメン、コントラスト比が1,000:1、アスペクト比が4:3 / 16:9。映像入力インタフェースはHDMI×1。充電用にmicroUSBコネクタも備える。本体サイズはW80×D73×H25mm。
2015年11月26日DMM.comは2日、同社提供の「いろいろレンタルサービス」にて、Samsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」に対応するVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR Innovator Edition for S6」のレンタルサービスを提供開始した。レンタル料金は3日で5,000円。Gear VR Innovator Edition for S6と一緒にGalaxy S6も貸し出されるが、レンタル申し込みページでは「VRを楽しむためだけに利用し、スマホとして使用しないでください」と記されている。現在、送料無料のキャンペーンを実施中だ(終了日未定)。同社によれば、男性向けの未公開4K動画4本(各3分)をプリインストールした状態で貸し出すとのこと。決済はクレジットカードで行うことで、同時に年齢も確認されるので、18歳未満の希望者の貸し出しには応じない。
2015年11月02日DMM.com(DMM)は10月14日、同社のロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」において、卓上ロボットアイドル「プリメイドAI」の予約販売を10月29日から開始すると発表した。「プリメイドAI」にはロボットゆうえんちがデザインするベースモデルのほか、有坂あこ氏のデザインによる「プリメイドAI"ゆかり"」と佐久間結衣氏のデザインによる「プリメイドAI"マリ"」という3体がラインアップされている。同社は今後、エンターテインメント市場の新規開拓を目指し、アイドル・アニメコンテンツや声優とのタイアップを行っていくとしており、その第1弾として「アイドリング!!!」「Cupitron」「アキシブ project」とコラボレーションを行うことが決定している。さらに、衣類や頭部などをカスタマイズできる環境をユーザーに提供することでイベントコンパニオンとしての利用サポートするほか、ダンスデータを作成できる環境を提供するクリエイター奨励プログラムを実施する。海外での販売も視野に入れており、海外におけるクリエイターの活動をサポートするとしている。価格は「プリメイドAIベースモデル」が13万8000円(11月下旬販売予定)、「プリメイドAI"ゆかり"」が14万5000円(11月下旬販売予定、初回限定版300体)、「プリメイドAI"マリ"」が14万5000円(12月販売予定、初回限定版300体)となっている。価格はいずれも税抜。
2015年10月14日DMM.com提供のMVNOサービス「DMM mobile」が9月30日より、データSIM 1GB/5GB/10GBの3プランの値下げを実施する。現在の契約者は10月分の請求から新料金が適用される。料金改定により、1GBデータSIMプランは月額630円から同590円に、5GBプランは同1,270円から1,210円に、10GBプランは2,250円から2,190円に変更される。DMM mobileは他社が同等のプランで料金の安いプランを提供する場合、他社よりもさらに安い料金でサービス提供をすることに挑戦すると表明しており、今回も一部プランの値下げを実行する。
2015年09月25日DMM.comは9月17日、10月下旬よりデベロッパー向けにコミュニケーションロボット「Palmi」の開発環境を公開すると発表。また公開に先駆け、同日より開発者登録を開始した。今回公開となる開発環境は富士ソフトが提供。マイクロソフトの統合開発環境「Visual Studio」でのPalmiアプリ開発が可能となる。またDMM.comは今後、日本マイクロソフトと、Microsoft Azure上で提供するMachine Learning(機械学習機能)を活用したクラウド型のロボット開発における協業を予定しているという。なおDMM.comでは、開発環境公開にあたり、デベロッパー向けに、プログラミング研修や、Palmi短期レンタル提供、ワークプレイス(Palmiの開発を体験できる場所)提供、導入コンサルティングサービス、アプリ開発コンテストなどの支援プログラムを順次実施していくという。また、デベロッパーが作成したアプリをPalmiユーザーへ販売できるよう、10月下旬より「アプリストアマーケット」を提供する予定。開発者登録は、こちらのWebサイトから行うことができる。
2015年09月17日DMM.comは9月1日より、MVNOサービス「DMM mobile」における3GB 通話SIMプランを現行の税別1,550円から同1,500円に値下げする。同プランの契約者には9月分の請求から新価格を適用する。同社では、他社が同等のプランでDMM mobileよりも安値でサービスを提供する場合、他社よりも安い価格でサービスを提供することを目指しており、今回もその方針に基づいたものとなる。これにより、同社が提供する全20プラン(200kbpsのプラン、下り225Mbpsまたは150Mbpsの固定容量プラン)で業界最安でのサービス提供を達成したという。
2015年08月25日DMM.comはこのほど、「DMMいろいろレンタル」において、SIMフリースマートフォンのレンタルを開始した。レンタル料金は1カ月3,540円から。レンタル可能なデバイスはAndroidスマートフォン7機種。以下、該当機種と1カ月あたりのレンタル料金(カッコ内)。ASUS ZenFone 5(3,540円)Ascend G620S(3,540円)Ascend Mate 7(4,540円)SHARP AQUOS SH-M01(4,540円)HUAWEI P8 Lite(4,040円)ASUS ZenFone 2(4,040円)LG G2 mini(4,040円)タブレットは、ASUS MeMO Pad 7(4,040円)がレンタルできる。
2015年08月17日DMM.comは8月13日、子供服のレンタルを「DMM.com いろいろレンタル」にて開始した。いろいろレンタルは、家電やベビー用品、スーツケースなど、多種多様な商品をレンタルできるサービス。子供服のレンタル料金は1カ月各800円で、「まとめ借り用レンタルBOX」(950円~)と一緒に借りると、60%オフの各320円になる(価格は全て税込)。詳細は、公式サイトにて公開している。現在は女児用のみの取り扱いで、男児用は今後入荷していく予定とのこと。
2015年08月14日DMM.comは、同社提供のMVNOサービス「DMM mobile」より5インチAndroidスマートフォン「ZenFone 2 Laser(ZE500KL)」(ASUS製)を6日から発売する。本体価格は税込み30,024円、24回の分割払いであれば月額税込み1,251円×24回。「ZenFone 2 Laser(ZE500KL)」は、「ZenFone 5(A500KL)」の後継機種に相当する5インチサイズのAndroidスマートフォン。CPUにQualcomm Snapdragon 410、1300万画素のメインカメラ、500万画素のインカメラなど、各種スペックが向上している。そのほか、子ども向けの「キッズモード」、2つのパスワードを使い分けることで、所有者と別の領域を作成して使用できる「SnapView」などの機能を搭載している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0.2。CPUはQualcomm Snapdragon 410。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。サイズ/重量は、高さ約143.7mm×幅約71.5mm×厚さ約3.5mmから10.5mm/約145g。ディスプレイ解像度は1,280×720ピクセル。通信面では、LTE(2100MHz(B1)/1800MHz(B3)/850MHz(B5)/800MHz(B6)/900MHz(B8)/1700MHz(B9)/800MHz(B18)/800MHz(B19)/700MHz(B28))、W-CDMA(2100MHz(B1)/1900MHz(B2)/850MHz(B5)/800MHz(B6)/900MHz(B8)/800MHz(B19))、GSM/EDGE(850MHz/900MHz/1900MHz)をサポートする。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、レッドの3色。
2015年08月05日カシオ計算機は30日、英会話学習用ツール「joy study」を発表した。価格は発売は9月11日。価格はオープンで、推定市場価格は税別10,000円前後。2.2型のバックライト付きモノクロ液晶画面を備えた学習ツール。『デイビット・セインのデイリースピーキング』シリーズ4冊(三修社)と、英単語帳『キクタン』シリーズ2冊(アルク)の内容を収録しており、ユーザーは英文を繰り返し聴くこと、読みながら聴いて理解すること、声に出して定着させることの3ステップで学習する。本体にUSB-ACアダプタ接続コネクタと、φ3.5mmステレオミニジャックを用意。電源が単4形乾電池(アルカリ)×1の場合で約10時間、単4形充電池(eneloopまたは充電式EVOLTA)×1の場合で約8時間動作する。本体サイズはW68.5×H68.0×D16.1mm、重量は約75g(電池含む)。
2015年07月30日DMMはMVNOサービス「DMM mobile」の7GBプランの値下げを28日に実施した。7GBのデータSIMプランは月額2,040円から同1,880円に、通話SIMプランは同2,740円から同2,580円に値下げした。7GBプランの価格変更により、DMM mobile全14プランにおいて業界最安値での展開になるという。他社が同等のプランでDMM mobileよりも安値で提供する場合、一時的なキャンペーン価格と原価を下回る場合を除いて、さらに安い値段での提供を目指すとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月28日DMM.comはApple Watchのレンタルサービスを開始した。レンタル期間は最短2日から最長30日まで。レンタル料金は3,540円から。レンタル対象モデルは、Apple Watch Sport 38mmスペースグレイアルミニウムケース/ブラックスポーツバンド。同社では家電やベビー用品など様々なものをレンタルできる「いろいろレンタルサービス」を展開しており、このほどApple Watchも貸出対象品に加わった。レンタル期間は最短2日から1日単位で期間を設定できる。目安として2日で3,540円、10日で7,520円、30日で10,180円。延滞の場合は1日あたり1,770円かかる。レンタル予約は「Apple Watchレンタル商品ページ」より可能。
2015年05月12日DMM.comは23日、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」向けに、動画配信サイト「DMM.com」で購入した動画作品をブラビアから視聴できるサービスを開始した。このサービスは、購入済みのPCやスマートフォン向けの動画コンテンツをブラビアで視聴できるサービス。視聴できる動画は一部のテレビ対応コンテンツに限られるが、購入したものであれば追加料金はかからない。動画のジャンルは映画・ドラマ、アニメ、バラエティ、アイドルなどがある。利用方法は、ブラビアのリモコンで「ホーム」ボタンを押し、アプリケーション一覧から「DMM.com」を選択。その後、DMM.comのログインIDとパスワードを入力し、購入済みの作品リストから視聴したい作品を選ぶと再生される。サービス開始時の対応機種は、「X9500B / X9200B / X8500B / X9200A / X8500A / X9000」、「W920A / W900B / W800B / W700B / W600B / W500A / W900A / W802A / W650A / W600A」、「HX950 / HX850 / HX750 / HX920 / HX820 / HX720」、「EX750 / EX550 / EX540 / EX720 / EX72S / EX420 / EX52H / EX42H / NX720 / CX400」。
2015年04月28日DMM.com証券は22日、同社で展開している店頭FX取引(店頭外国為替証拠金取引)において、顧客からの預かり資産が4月時点で1000億円を突破したと発表した。同社は、「低スプレッド」による取引環境を顧客へ提供することを使命と捉え、2009年7月にDMMFXをリリースして以降、一貫した事業展開に取り組んできたという。あわせて口座開設や取引に応じた各種キャンペーン、取引毎にポイントが貯まり、換金が可能な「取引応援ポイント」など、魅力的な付加サービスを継続的に開催、提供しているという。また、顧客への一方的なサービス提供に偏ることなく、顧客の意見、要望を反映したシステム改善を実施し、その成果を特設サイト「お客様の声を反映しました」に公開するなど、双方向型のサービス改善を行っているとしている。これらのサービス提供に加え、昨年はシステムの全面リニューアルによる多様なチャネルの取引環境の改善を図ったことなど、これらの取り組みが顧客に総合的に評価されてきた結果として、DMMFXリリースから約5年9カ月という短期間で預かり資産1000億円達成できたものと考えているとしている。
2015年04月23日DMM.com(DMM)は4月1日、同社のロボットキャリア事業で販売するロボットの予約販売を同日より開始すると発表した。予約販売がスタートしたロボットは、人との会話を通じて成長しいていく「Palmi」、外出先と家との間で簡単に伝言を送ることができる見守りロボット「BOCCO」、ユーザー自身で組み立てる運動能力に優れた「PLEN.D」、デアゴスティーニとの特別タイアップ企画である「Robi組立代行バージョン」の計4体。8月以降にはメイド型ダンシングロボット「プリメイドAI」の予約販売を開始する予定だ。また、今回の予約販売開始を記念して、4月5日にららぽーとTOKYO-BAYで一般コンシューマ向けのタッチアンドトライイベントも開催される。
2015年04月01日DMM.comは4月1日、ロボット「世界の亀山モデル(KAMEYAMA)」を発売すると発表した。販売価格はプライスレス(送料も無料)。KAMEYAMAは、ユーザーが頼れる存在として、ニーズに寄り添った機能を特徴としている。必要のない時にはおとなしく待機しつつ、オーナーの問題を感知すればすぐに駆けつけるエコ機能を採用。ユーザーの意思を瞬時に読み取れるため、内容を伝え終える前に答えてくれるウザ…臨機応変かつ柔軟な対応ができる機能も搭載している。また、KAMEYAMAのもう1つの特徴として、ユーザーの好みに声やテンション、カラーをカスタマイズできるオーダーメイドである点が挙げられる。ユーザー自身のテンションに比例してテンションを上げたり、与える飲食物によってカラーが変更できるなど、世界に一つだけの亀山モデルを実現した。DMM.comが秋葉原に昨年開設した「DMM.make AKIBA」との事業連携を想定しており、「場所と技術の共有」によるロボット産業の脱ガラパゴス化に貢献するとしている。なお、ロボットの燃料はガソリンで、当日購入者を対象にガソリンが特別にプレゼントされる予定だ。なお、ご想像通りかと思いますが、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!エイプリルフール 2015 ネット企業まとめ - ECナビ、グルーポン…etc純金で作られた「GOLDEN Pepper」、販売価格は198億円マイクロソフト、"かわいいクラウド"を採用した「Bing Cute Cloud」バイドゥ、スマホから愛を伝えるメッセージを送信できるツール開発
2015年04月01日DMM.comは26日より、同社が提供するMVNOサービス「DMM mobile」において、全14プランの月額利用料金を値下げし、業界最安値(同社調べ)を目指し展開すると発表した。これにより月額1,280円だった「3GBプラン」のデータ専用SIMは月額850円で利用可能となる。今後、他社がDMM mobileより安価でサービスを提供する場合、それよりも安い価格で提供するという。加えて、同日より「2GBプラン」も新設する。改定後の月額料金は、データ専用SIMの場合「3GBプラン」が850円(旧料金1,280円)に、「5GBプラン」が1,270円(旧料金1,780円)、「7GBプラン」が2,040円(旧料金2,280円)などに値下げされる。音声通話付きSIMも同様で、「3GBプラン」が1,550円(旧料金1,980円)に、「5GBプラン」が1,970円(旧料金2,380円)に、「7GBプラン」が2,740円(旧料金2,880円)などに値下げする。新設される「2GBプラン」の月額利用料金は、データ専用SIMが770円、音声通話付きSIMが1,470円となる。これら新料金は3月利用分から適用されるという。同社は、「業界最安」に挑戦するとし、他社が同等のプランにてDMM mobileより安価で提供する場合、さらに安い価格で提供するという。ユーザーには常に最新の料金が適用される。なお、割引きの対象となるのは月額の基本料金で、通話料・SMS送信料・オプション料金・各種手数料・端末料金は対象外となる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月27日DMM.comは4日、2015年2月12日より開始した「DMMふるさと納税」の寄附金額の合計が、同年2月28日時点で5,300万円を突破したと発表した。同社は2015年2月、発祥地である石川県加賀市へのふるさと納税の申し込みが、インターネットから行える「DMMふるさと納税」サービスを開始。同サービスを通じて加賀市に寄附した人に、特典として寄附額の50%分のDMMマネーを還元している。寄附の決済はクレジットカードの利用も可能となっており、自宅から気軽にふるさと納税に参加することができるという。サービス開始後、DMM.com会員を中心に話題を集め、2月の寄附申し込み数、寄附金額ともに大幅に伸長。1件あたりの寄附金額分布は、1万1円~5万円の寄附申込件数が65%、5万1円~10万円の寄附申し込み件数が15%となっている。詳細を見ると、「刀剣乱舞」や「艦隊これくしょん」といった人気タイトルを展開するDMM.comオンラインゲーム利用ユーザの寄附金申し込みが多く、贈呈されたDMMマネーはオンラインゲームやアニメ動画、電子書籍といったコンテンツに利用されているという。
2015年03月04日DMM.comは12日、同社創業の地である石川県加賀市へのふるさと納税の申し込みがインターネットから行える「DMMふるさと納税」を開始した。「DMMふるさと納税」を通じて石川県加賀市に寄附した人には、特典として寄附額の50%分のDMMマネーが還元される。DMMマネーは、DMM.com内の動画や電子書籍、英会話、3Dプリントといった様々なサービスの代金を支払うことができるプリペイド式の支払方法。なお、50%分のDMMマネー還元は、2015年3月31日申込分までとなる。利用する場合は、同社公式サイトから「申し込みページ」へ遷移して、寄附の申し込みを行う。寄附の決済はクレジットカードの利用も可能で、気軽にふるさと納税に参加することができるという。ふるさと納税は、任意の自治体への寄附額に応じて、特産品や旅行券などの特典を受けられる制度。2,000円以上の寄附を行った場合、寄附金のうち2,000円を超える部分について、一定限度額まで、原則として所得税・個人住民税から控除される。なお、所得税・個人住民税から寄附金控除の適用を受けるには、確定申告を行う必要がある。同社は、加賀市発祥企業として、同市と協力し、DMM.comの特徴を活かしたふるさと納税を開始することで自治体発展に貢献していきたいとしている。
2015年02月13日●日本のロボット産業を"ビジネス"に1月27日に新事業「DMM.make ROBOTS」の立ち上げを発表したDMM.comが同日、都内で記者発表会を開催した。発表会では、新事業の概要説明をはじめ、アライアンス企業の代表者らが出席し、国内でロボット市場の普及・拡大を目指す意気込みなどが語られた。新事業は、ロボットがネットワークにつながったことにより、ロボットどうしの連携や、データの共有などにより、成長していく"スマートロボット"を世の中に普及、拡大していくためのプラットフォームを構築していくというもの。携帯電話業界でいうキャリア的存在として、ロボット関連ベンダーの知財を集約・集積し、DMM.comが保持する販売・プロモーションチャネルやクラウド事業などを活用し、日本のロボット市場を有機的に発展させるのが狙い。1991年に設立され、動画配信や通販、レンタル事業でスタートしたDMM.comは、2012年にソーラー事業を開始、2012年にオンラインゲーム事業、2013年7月には3Dプリントサービス事業を立ち上げるなど、近年、多角的な事業展開が目立つ。記者発表会に登壇した、DMM.com代表取締役社長の松栄立也氏によると、今回の新事業は「人との出会いがあってビジネスを展開してきたため、(ひとつひとつの事業に)脈絡はない。2014年末にスタートアップ支援施設"DMM.com AKIBA"を東京・秋葉原の富士ソフトのビル内に設立した際、富士ソフトさんがロボットを開発していることを知り、面白いと思ってロボット事業を実施することにした」と今回の新規事業参入の経緯を説明した。また、同社ロボット事業部長の岡本康広氏は「日本はロボット大国と言われながら、新しいものが世に出てはすぐに消えてしまい、なかなかその後の発展に結びつかない」と日本のロボット産業の問題点を指摘。その課題として、「日本のロボット産業は、今までそれを事業化していくビジネス視点がなかった。昔はものをつくれば売れる時代だったが、そういう意味ではロボットは製品訴求力が弱く、顧客目線が不足している。さらに、日本は独自に技術開発しておのおのは優れたものを作っているのに、技術連携がなく、国際競争力が低下してしまっている」と述べ、日本のロボット産業の課題を、(1)事業化意識の欠如、(2)産業技術のガラパゴス化の2点と認識し、これらをクリアにしていくためのプラットフォーム作りに今回DMM.comが名乗りを上げたことを表明した。今回の新事業に初期アプライアンスメンバーとして参画するのは、富士ソフト、ユカイ工業、プレンプロジェクト、ロボットゆうえんちの4社。いずれの企業も人型のスマートロボットを開発している。さらに、"ロビ"の企画・販売を行ったデアゴスティーニ・ジャパンも特別タイアップで参加し、DMM.make ROBOTSを通じ、組み立て完成品としてのロビの販売を5月から予定している。●次世代のデバイスとしての人間型ロボット発表会には、人型コミュニケーションロボット"ロビ"の開発を担当したロボットクリエイターの高橋智隆氏がエンドーサーも出席。現在の産業界から見たロボット業界の位置づけや、今回の新規事業の立ち上げの意義を次のように語った。「iPhoneの躍進にも言えるように、ロボットもベンチャーが活躍できると思われながら、なかなかその先に進まなかった。というのは、ハードウェアの開発にはそれなりの投資とリスクが必要。そこで『どこかがリスクを背負ってくれないかな』と思いつつも、お見合いをしていたのがロボット業界の状況だった。しかし、世界ではシリコンバレーを筆頭にビジネスマインドを持った人たちがロボットの開発をし始めている。そうした中で日本のロボット業界が危機感を持っている中で、DMMが参入してくれた」さらに、「世の中の流れとして重要なのは、スマートフォンの伸びが鈍化してきた点。そこで、世界中の技術者がスマートフォンの次を血眼になって探している。しかし、眼鏡型、時計型といったウェアラブル端末も登場したが、なかなか普及していかない。スマートフォンがヒットした理由は直感的に操作できるインタフェースに改良したことが大きかった。次の機能として期待されていたのが音声認識だが、いまや精度は十分高まったのに普及していかない。これは、人々が四角い箱に話しかけるのに抵抗を感じているからではないか」と疑問を呈し、それをカバーする次世代のデバイスとしての人間型ロボットへの期待感を語った。なお、発表会の終わりには、DMM.comの松栄社長、岡本事業部長、初期アプライアンスメンバー企業の代表者に加わり、"人に優しいパートナーロボット"の研究で知られる首都大学東京の久保田直行教授と、IT業界のご意見番ともいえる堀江貴文氏が登場。スマートロボットのこれまでと未来を語るパネルディスカッションも行われ、ロボットの未来やIoTについて、堀江氏を中心に各人が展望を語った。○DMM.make ROBOTSで販売されるロボット同事業の初期に販売が開始されるロボットは以下の通り。9月発売予定の「プリメイドAI」を除いた4台は、予約を4月1日より受け付け、5月1日より販売を開始する。
2015年01月28日DMM.comは27日、スマートロボットの市場普及に向け、ロボットキャリア事業「DMM.make ROBOTS」の開始を発表した。コミュニケーションロボットやホビーロボットを中心に、ロボット販売プラットフォームを構築し、Web上で販売。また、スマートロボットから行動解析データの蓄積や分析、AIシステムの構築などを行なうことで、継続的な技術革新を目指す。合わせて、DMM.comが2014年に秋葉原に開設したものづくり施設「DMM.make AKIBA」との連携も図る。ビジネスフローとしては、ロボット関連ベンダが設計や開発、製造量産を担当し、DMM.make ROBOTSがプロモーションやEC販売を担当。製品企画はDMM.make ROBOTSとロボット関連ベンダの両方で行なう。ロボット販売プラットフォームの初期アライアンスメンバーには、富士ソフト、ユカイ工学、プレンプロジェクト、ロボットゆうえんちの4社に加え、特別タイアップとしてデアゴスティーニ・ジャパンが参画。今後、各社がロボット頭脳のビッグデータを構築することで革新的なロボット発明につなげる。各社が開発するスマートロボット製品は下記の通り。
2015年01月27日動画配信事業などを手掛けるDMM.comは1月27日、新事業「DMM.make ROBOTS」を開始すると発表した。同社の販売・プロモーションチャネルやクラウド事業などを活かし、ロボット関連ベンダーと連携して、国内のロボット市場の普及・拡大を目指す。新事業は"世界初のロボットキャリア事業"と銘打ち、ネットワークを通じてロボット同士がつながり、データ連携することで成長していく"スマートロボット"を普及・拡大していくためのプラットフォームを築く。ロボット製造メーカーやロボット技術企業、ロボット開発ベンチャーなどの関連企業の知財を集約する場として展開していく。携帯電話業界で言うところの"キャリア"的立ち位置から、ロボットキャリア事業と称している。○「DMM.make ROBOTS」製品ラインナップまた、初期アプライアンスメンバーには、フジソフト、ユカイ工業、プレンプロジェクト、ロボットゆえんちの4社と、デアゴスティーニ・ジャパンが特別アイアップで参画。いずれの企業もスマートロボットを開発しており、自社で手がけたロボットを「DMM.make ROBOTS」にて販売。デアゴスティーニ・ジャパンに関しては、同社が展開する「週刊ロビ」の組み立て代行品を提供する。なお、DMM.comによると、同事業による2015年の年間売上目標は30億円。その後は、2017年に100億円の年間売上目標を掲げている。
2015年01月27日ケースレーインスツルメンツは1月22日、デジタル・マルチメーター(DMM)と超高分解能デジタル・オシロスコープ(超高分解能デジタルオシロ)の両方の機能を備えた計測器「DMM7510型 7.5桁グラフィカル・サンプリング・マルチメータ」(以下は「DMM7510型」と表記)を販売すると発表した。7.5桁のDMMと1Mサンプリング/秒の18ビット・デジタルオシロを内蔵しており、DMMによる静的な信号測定と、デジタルオシロによる動的な波形観測を同時に実行できる。価格(税別)は47万8000円である。DMM7510型の主な特長は、以下の3点でまとめられる。測定レンジの拡張入力信号波形の表示(超高分解能デジタルオシロ)スマートフォンに近い操作性である。(1)の測定レンジの拡張は、確度の向上が背景に存在する。直流電圧測定による基本確度(最小基本確度、1年間)は14ppmと高い。これまでの7.5桁DMMの最小基本確度は18ppm、8.5桁DMMの最小基本確度は10ppmであった。DMM7510型では、8桁クラスの確度を実現していることが分かる。そして測定レンジは、電圧測定が最小100mV(従来は200mV)、電流測定が最小10μA(従来は10mA)、抵抗測定が最長1Ω(従来は100Ω)であり、より微小な信号の測定が可能になっている。(2)の入力信号波形の表示(超高分解能デジタルオシロ)では、サンプリング速度が1Mサンプル/秒で分解能が18ビットのデジタルオシロを内蔵した。サンプリング速度はそれほど高くないが、分解能がずば抜けて高い。通常のデジタルオシロは、分解能が8ビットである。言い換えると、デジタルオシロでは波形観測に高い精度をあまり求めていない。これに対し、DMM7510型の波形表示は高精度であることが前提になっている。その意味では「デジタルオシロ」と呼んで良いものかどうか、ややためらう。なおケースレーでは「デジタルオシロ」ではなく、「デジタイザ」と呼んでいる。(3)のスマートフォンに近い操作性では、ディスプレイに静電容量式のタッチパネルを搭載した。指でディスプレイに触れることで、スマートフォンのように、様々な操作を実行できる。アイコンやボタンなどのグラフィカルなインタフェースにより、DMMの操作に熟練していないエンジニアでも、簡単に操作できるようにした。また従来のDMMに慣れているエンジニアに配慮し、フロントには回転式のノブを残している。なおケースレーインスツルメンツでは、DMM7510型を新しい製品シリーズの第1弾と位置づけている。今後は同じ製品設計に基づく派生品が登場する予定である。
2015年01月22日